http://www.yomiuri.co.jp/04/20010905ic05.htm 女児拉致で「ヒロイン欲しかった」と藤田容疑者
栃木県黒磯市の女児拉致(らち)事件で、逮捕された同市埼玉(さきたま)、藤田竜一容疑者(22)が捜査本部の調べに対し、「アニメの主人公になりたかった。ヒロインが欲しかった」と拉致の動機を供述していたことが4日、わかった。
共犯として逮捕された同市上厚崎、田中邦彦容疑者(21)も美少女アニメの大ファンで、捜査本部では2人がアニメの世界に没頭し、架空の世界を描いて、女児の拉致を計画したとみて、捜査を進めている。
捜査本部の調べによると、2人は美少女アニメに出てくるような少女を連れ去ることを以前から考えていた。計画を立てたのは犯行の1、2日前で、「小さな子をナンパしよう」と相談、犯行に使う粘着テープやひもを購入したという。
女児を対象にしたことについて、藤田容疑者は「大人じゃ(犯行が)わかってしまうが、小さな子ならわからないだろうと思った」と供述しているという。
2人の自宅からは、多数の美少女アニメ本が見つかっている。
(9月5日10:41)