板全体が荒れているときにどう対応するべきか

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28迷ったら名乗らない
荒らしとの接し方

掲示板に荒らしが来ることがあります。
彼らの発言や書き込みには、不愉快を感じることがあるかもしれません。
しかし、荒らしに反論をしたり、攻撃的な書き込みをしてはいけません。
よけいに場は荒れます。

荒らしは場を荒らした後、再び現場に必ず訪れます。
これは経験則上、絶対に来ます。

その時に反論などの何らかの反応があった場合、荒らしを喜ばす結果になります。
つまり、あなたが普段、掲示板に投稿してもらってうれしいのと同じです。
ですので、絶対に返答はしないようにしましょう。


荒らされた場合には

荒らしに荒らされた場合によくやるのが、訪問者や常連同士で「荒らしを無視しよう」と荒らされている掲示板で呼びかけることです。
実はこれもあまりよくありません。
なぜなら、この発言を見た荒らしがさらに荒らしてやろうという気になるからです。
そうなると、次の標的はあなたかもしれません。

荒らされた時は、荒らしの存在には気にせず普通に振舞い、掲示板をさらりと使いましょう。
利用者はあくまで荒らしに対して敏感にならず、普段どおり使うことが最良なのです。


荒らし対策

掲示板が荒らされている時に、よく他の掲示板で荒らし撃退方法を相談する人がいます。
相談するのはかまいませんが、「助けてください」と言われても具体的にどうしたいのかを発言しなければ手の打ちようがありません。
また、基本的に相談には乗っても、対応するのは掲示板の管理者本人だということを認識しておいてください。

さらに、「懲らしめてください」や「やっつけてください」などの依頼は、荒らしと同じ行為を促しているだけになります。
なぜなら、荒らされている掲示板で荒らしと正義の味方? が激論を交わすことになるからです。
これでは、どちらが荒らしかわからなくなることは予想できてしまいます。


荒らし対策相談

荒らしに対する相談をする時に、荒らされている掲示板のURLを他の掲示板に書き込むことがあります。
これもあまりよくありません。
なぜなら、野次馬や他の荒らしを呼ぶきっかけになるかもしれないからです。

つまり、あなたは別の掲示板で「こんなに荒らされている掲示板があるのです。ぜひ見に来てください」と宣伝していることになるからです。
そして、見込み客、つまり荒らしに興味のある人たちがぞくぞくと集まってしまうのです。
相談をする場合、メールで相談するのならURLを書いた方が、現状をみてもらえますので、具体的に相談できます。

しかし、掲示板などの誰の目にも触れる場所では、URLを書かずに相談をしましょう。
もちろん、相談内容は相手が答えやすいように「どうなっているから、どうするためには、どうしたらいいか」というように質問しましょう。
くれぐれも「やっつけてください」「懲らしめてください」「個人情報をさらしてください」などの相談はご法度です。
29迷ったら名乗らない:2007/10/20(土) 16:07:22 ID:DbjP3vpI0
荒らしを喜ばせない

荒らしが喜ぶことがあります。それが何がわかりますか?
荒らしは、荒らしたことによって、管理者や利用者が過敏に反応することが一番うれしいのです。
たとえば、ホームページには「荒らされたので掲示板を閉鎖します」と書いて、掲示板を削除したとします。
荒らしはどう感じるでしょうか。

おそらく、達成感で気持ちがいっぱいになることでしょう。
なぜなら、掲示板を封鎖することが荒らしの目的のひとつだからです。
次に、ホームページに「ただいま防戦中です」と書いて、荒らし対策用のページを作り、抗議文を載せたとしたらどうでしょう。
荒らしは、そのページを読み、さらにワクワクするか逆恨みして荒らし行為を続けるでしょう。

また、掲示板に「荒らされたのでログを削除しました」と書いた場合はどうでしょうか。
この場合も、荒らしたことによって反応があったわけですから、さらに荒らされる可能性が出てきます。
つまり、ポイントは荒らしの立場に立って、荒らしを喜ばすような書き込みはしないようにすることがポイントです。

30迷ったら名乗らない:2007/10/20(土) 16:12:58 ID:DbjP3vpI0
議論と論争の違いとは?

掲示板において、活発な議論や意見、情報交換はとてもよいことです。
しかし、場を荒らすための論争と議論はまったく違います。
まず、なぜ議論をするのかを以下にまとめます。

■問題、疑問点の解決
誰かの疑問に答えたり、自分の疑問を解決する場合です。
■知識の向上
情報の交換や取得したい場合です。
■議論を楽しむ
結論を出すためではなく、議論そのものを楽しむ場合です。
■自己主張
意見や主張を述べることによって、自己主張や存在アピールをする場合です。
■ストレス解消
ストレス発散の場合です(あくまでも議論の範囲)。

相手と喧嘩したり、罵り合うことは議論ではありません。議論が論争に変わり始めたら注意しなければなりません。