11 :
ジハード ◆d6L5ag3yFQ :
「天国からのラブレター」39〜41ページより
私は18歳の時に弥生と出会いました。私の住まいも、当時通っていた
北九州高専も小倉南区内でしたが、弥生が通う福岡工業短大は福岡市
郊外にありました。しかも、同じ北九州市でも門司に自宅がある彼女
は、いつも電車で小倉駅を素通りし、その先の福岡市内まで約1時間
半も掛けて通学していたのです。そんな2人は平成6年10月中旬、小
倉の居酒屋で開かれた”合コン”の席ではじめて会いました。弥生が女
友達に誘われて、そのコンパに参加していたのです。男女5対5で、
男性陣は高専のクラスメイト。女性陣は代理高校の同窓生つながりです。
しかも、その合コンに来ていた弥生の親友(中原さん=なか)と私は、
しばらく前からの顔なじみでしたので、コンパで座った私の席は2人
の隣になりました。蓋を開けてみれば、私と中原さんは、その合コ
ンをきっかけに交際を始めてしまったのです。コンパであった時の第
一印象では、断然、弥生のほうが私の好みのタイプだったのですが、
彼女にはその当時、親しく付き合っている男性がいると思いこんでし
まって、私は弥生を諦め、中原さんと付き合うようになったわけです。
高校時代からの親友だった弥生と中原さんでしたが、それ以来、弥生
ともすっかり意気投合してしまった私は、何かあると2人の仲間に入
れてもらうようになり……結局は3人で酒を飲んだり、ゲームに興じ
たりすることも度々となりました。
女同士とはいえ、2人はまるで漫才コンビのように面白い友達でした。
そこに、私が新たに加わっても遠慮はありません。中原さんがボケて、
弥生がツッこむといったパターンがしっかりできていました。それは
実に楽しい一時で、私達はいつも明るくキャーッ、キャーッとはしゃ
ぎあっていました。
12 :
ジハード ◆d6L5ag3yFQ :03/05/04 13:56 HOST:YahooBB219031116240.bbtec.net
思えば3人ともまだ18歳で、本当に他愛のない恋愛ごっこをしていた
のです。当時の私なんかいっぱしの大人ぶって、彼女達の前でカクテ
ルなど飲んでみせてはいましたが、本当は、酒の味なんか全然分か
っていなかったのです。
しかし、男女三人のこんな楽しい友人関係が崩れたのは、平成6年の
11月27日のことでした。その夜は、近くのコンビニでしこたま酒やツ
マミを買い込んで近所の弥生の家に押しかけ、3人で飲み会をやった
のです。ところが、しばらくすると中原さんが酔いつぶれて眠ってし
まい、いつの間にか弥生と私は面と向かい合って酒を飲み、話に興じ
ていたのです。そのうち、私は酒の勢いもあって、
「実は最初に会った時から、弥生が好きだった」
と、自分の気持ちを正直に告白してしまいました。すると弥生も、
「私も、ずっと好意を持っていたんだけど……」
と応じてくれたのです。これはショックでした。弥生に好きな男性が
いるものと思い込んでいた私は、勝手に弥生との距離を置き、その空
白を中原さんで埋めていたことになるわけです。
しかし、弥生の本心を知ったその時は、喜びで胸が一杯になりました。
高ぶる感情を抑えられなくなり、思わず弥生を抱き寄せて、キスをし
てしまいました。それまで私の交際相手であった中原さんは、すぐ横で
寝入っています。しかも、彼女は、弥生のとっては一番の親友です。私
も弥生も罪の意識を感じなかったわけではありませんが、その時は夢
中で、何度も甘いキスを交わしました。今、思い返しても実にスリリ
ングな夜でした。そして私と弥生にとっては、それこそ運命的な一刻
だったのです。
13 :
ジハード ◆d6L5ag3yFQ :03/05/04 13:56 HOST:YahooBB219031116240.bbtec.net
その日から、私は中原さんと距離を置くようになりました。異
変に気づいた彼女は、私の変わりようを弥生に相談しました。弥生は
答えようがなかったと思いますが、何とかその場を取り繕っていた
ようです。しかし、そんなアイマイな態度をとりつづけるわけに
はいきません。1週間後、私と弥生は勇気を奮って、中原さんに正直
な気持ちを打ち明け、謝りました。そして、私達2人はオープンな交
際を始めたのです。それは平成6年12月3日のことで、今でもよく記
憶しています。
弥生の私宛の手紙は、その3日後から始まりました。
14 :
ジハード ◆d6L5ag3yFQ :03/05/04 13:57 HOST:YahooBB219031116240.bbtec.net
>>11-13についての私の見解
本村洋と中原氏との恋愛関係は、この時点では何の問題も
ない。また、本村洋のこの時点での本村弥生の人格に対する気持ちと、
中原氏の人格に対する気持ちはほとんど同じである。
にもかかわらず、本村洋は中原氏との恋愛関係を破棄してまで、
本村洋は本村弥生との恋愛関係を選んだ。
これは、本村洋が本村弥生との恋愛を望んだ理由が
「本村弥生の容貌オンリー」であることの明白な根拠である。
確かに、この件で「本村洋が本村弥生の人格を気に入らなかった」と
判断するのは不可能である。
しかし、「コンパであった時の第一印象では、断然、弥生のほうが私の
好みのタイプ」、「弥生を諦め、中原さんと付き合うようになった」、
「男女三人のこんな楽しい友人関係」と本村洋が当時を表現している以上、
本村洋が「本村弥生と中原氏の人間性にはあまり差を感じていないが、
本村弥生と中原氏の容貌は本村弥生の方が断然上である」と
評したことになる。
よって、この場合の「容貌オンリー」は「容貌が良ければ人間性はどうでも良い」
とまではいかなくとも、「相手の気持ちにあまり差を感じていなければ
相手の容貌が選択の基準のほとんど全てを決めることになる」ことを意味する。
15 :
ジハード ◆d6L5ag3yFQ :03/05/04 14:16 HOST:YahooBB219031116240.bbtec.net
「天国からのラブレター」107〜108ページより
きのう由佳里よりスゴイことを聞いた。去年の7月頃、なかが
けいchanとまきchanと、しほchanと一緒にのみに言った時の
ことらしいんだけど、私と洋の文句を言いながら飲んでたらしく
て、メチャクチャ酒を飲んで、だんだん目がすわってきて、様子
がおかしくなってきたんで、けいchan達は「もう飲ませんほう
がいいね」とか言っていたら、店員さんが「救急車、呼びましょう
か?」って言って、なかは救急車で運ばれていたらしい。なかの方は
と言えば、記憶ナシの状態で、目が覚めたら、朝、病院にいたら
しい。
7月っていったら、もう洋と付き合って、ずいぶんたった時のことな
ので、改めて怖いなと思う。きっと、けいchan達や、ゆか、雅美
ちゃんには、自分の非は言わずに、私と洋の文句ばかり言って
るんだろうね。
「彼を取られたほうにも悪いとこはあるのにね。それに高原くんの
話はするのに、モッチンの話になるとイヤな顔して、自己中よ。
時々文句言いたくなる時ある。でもなかちゃんは自分の悪いと
こ認めんよね」と由佳里が言ってた。由佳里は本当に第三者の目
から、あのことを見てくれているので、すごく嬉しく思った。
16 :
ジハード ◆d6L5ag3yFQ :03/05/04 14:59 HOST:YahooBB219031116240.bbtec.net
>>15についての私の見解
由佳里氏は本村洋と中原氏の恋愛関係について、本村弥生ほどには
よく状況を把握していない。
よって、由佳里氏は一般論で中原氏を「彼を取られたほうにも悪いとこは
あるのにね」と評したに過ぎない。
しかし、本村弥生は、本村洋と中原氏の恋愛関係の内容について、
ある程度知っていて、問題が無いことを知っているにもかかわらず、
中原氏のことを「自分の非は言わずに、私と洋の文句ばかり
言ってるんだろうね」と評した。
その上、本村弥生は「由佳里は本当に第三者の目から、あのことを
見てくれているので、すごく嬉しく思った。」とほざいた。
本村洋自身、自分が本村弥生との恋愛を望んだ理由は
「本村弥生の容貌オンリー」(
>>11-14を参照)だと認めていることである。
しかし、本村弥生はそれを理解せず、中原氏を愚弄したことを
このことは示す。
言わば、本村弥生は「中原はブスだから彼氏を取られて当然だ」と
いう傲慢な態度をとったも同然である。
本村洋は単に、「本村弥生の容貌が中原氏よりも断然良かった」とは
評価しているが、中原氏の容貌を「ブス」とまでは評価していない。
しかし、本村弥生は自分の容貌を鼻にかけるナルシズムさが極めて強く、
さらに本村弥生が本村洋の感情の自由を犯すような言動が随所に見られることを
考慮すれば、本村弥生が「中原はブスだ」と思っていることは明白である。
自分の親友に対して「ブスだから彼氏を取られて当然」という
態度を取る人間は酌量の余地が無いほど傲慢である。
17 :
ジハード ◆d6L5ag3yFQ :03/05/04 15:16 HOST:YahooBB219031116240.bbtec.net
>>11-16で述べたように、本村弥生は親友を裏切って本村洋と
恋愛関係になり、さらに、その親友に対して「ブスは彼氏を取られて当然だ」と
いう問題ある態度を取った。
にもかかわらず、
>>8-9で提示された人物はそのような重大な問題ある態度を
取った人物に対して、「涙なしでは読めない」と感動した。
これは問題ある言動が不当に美化されていることの現れである。
よって、本村弥生は個人第二類「外部になんらかの被害を与えた事象の当事者」
も該当する。
なお、
http://qb.2ch.net/sakud/kako/1030/10305/1030584246.htmlで 挙げられている
「また、仮に悪影響だったとして、影響を受けた人たちがそれを「害になった」と
認識しない限り、「被害を与えた」ことにはなりません。 」
という意見は以下のような問題が生ずる。
その意見が成立するなら、「社会的重大な問題を引き起こしているカルト団体に
所属する人物はその団体の主催者に惑わされている被害者である」という視点が
成立できなくなるという問題を引き起こす。