狐眼だと分かりづらいようなので、こちらのHNで書きます。
差別用語と蔑視的思想発言との関係について以下のように考えればいいのではないでしょうか?
1.マスコミなどで差別用語とされている用語などが対象
2.その用語の使用方法を3つに分類する。
A.用語そのものの考察のための使用
用語の語源の考察、政治的変遷による影響の考察、用語の言い換え問題など、学術的考察などの
真面目なやり取りをする際に必要となる使用法。
B.差別用語を「差別用語の対象者」に対して使用
差別用語の対象者=差別の意図を向けられている人、の場合。
C.差別用語を「差別用語の対象者で無い人」を貶めるために使用
差別用語の対象者≠差別の意図を向けられている人、の場合
私は以下のように考えます。皆さんのご意見はどうでしょうか?
A.については、差別的思想発言とするのは「言葉狩り」に当たるので反対です。
B.については、差別対象者に差別用語を使うことは差別の意図があることは明白であるので
これは差別的思想発言ではないかと思います。
C.これが問題です。相手は差別用語の対象者ではないが、相手を罵倒・揶揄・愚弄するなどの
目的で差別用語を使う場合です。
直接的に差別用語の対象者につかっているわけではないですが、これはその用語が差別用語
であり、その差別用語を使うことで相手を罵倒・揶揄・愚弄などをするために使っているなら、差別用語
を使うことに差別の意図がある、と思います。
差別の意図がないなら、その用語自体使ったところでなんら罵倒・揶揄・愚弄などの効果がない
わけですから。なのでこれは差別的思想発言に該当するのではないかと思います。