株式会社大栄総合教育システム

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6.
ダイエックス経営破綻時のいきさつはこちら(帝国データバンク倒産速報より転載)

(株)エヌ・ティ・エデュケーション  (旧・ダイエックス)
平成17年4月6日、東京地裁に破産手続開始を申し立て
負債は約34億4700万円

(株)エヌ・ティ・エデュケーション(旧・ダイエックス(株)、豊島区上池袋4−11−16、設立昭和53年5月、資本金4億797万円、石川峰雄社長)は
平成17年4月6日、東京地裁に破産手続開始を申し立て4月8日開始決定を受けた。
破産管財人は相羽利昭弁護士(新宿区新宿2−8−1、電話03−3356−5251)。
負債は約34億4700万円(金融債務、労務費が中心で生徒からの受講料は含まない)。
同社は昭和52年大栄経理学院池袋校として創業、53年(株)関東大栄経理学院として法人化、
同60年大栄教育システム(株)に商号変更、平成12年ダイエックス(株)に商号変更した。
業歴25年余を有する各種資格取得者向け教育事業会社。
経理・税理士・ワープロ・コンピューター・宅建・行政書士などの教育事業のほか
出版事業、企業研修及び通信教育事業を1都3県で展開。平成13年12月期には年商53億5200万円をあげていた。
しかし、平成5年の本社物件、7年町田校舎物件、10年船橋校舎物件と相次いで不動産を購入したことから
借入過多となり金利負担が経営を圧迫。さらに、少子化や同業他社との競合激化などから受講者が減少、
15年12月期年商は年商48億7200万円に落ち込み2億3700万円の赤字に転落した。
経営建て直しのため、17年3月25日別会社に教育事業をロイヤル商事(株)に営業譲渡して社名を現商号に変更したが、
3月末に資金ショートを表面化したことから破産を申し立てることになった。
債権届出期間は17年5月9日まで、債権者集会は同7月11日午前10時より。