日本酒イコール純米酒Part16

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76呑んべぇさん
純米酒にハズレが散見するのと、
アル添酒がある程度品質が一定であるのは認める

それは当たり前なんだよ
アル添酒は、主に増量目的で醸造アルコールをかなり添加する
これではアルコール度数が高すぎるので、水で薄める
そうすると味も当然薄まるので、いろんな添加物で味を整えるんだよ

もちろん、純米酒にもいくつか添加物は入る
だけど、アル添酒みたいに大量のアルコールを加えるわけでないので、当然ながらアルコール度数調整のための加水は少なくてすむ

結果、アル添酒は純米酒に比べて原料由来の成分が少なくなり、その分クセがおだやかな「薄い」酒が出来る
また、アル添という行為には発酵を止める働きもあるので、それにより管理がし易くなり、一定の品質の酒を大量に作る事が出来る

一方純米酒の方は、アル添による発酵停止ができないので管理が難しくい
また、原料由来の成分を色濃く残すため、米を高精白しないと雑味が強く出過ぎてしまう
だからハズレはどうしても出て来てしまう
ただし、原料由来の成分が多いという事は、うまく醸せばとびきりの酒を造る事も可能であるという事

まとめると、アル添酒は品質にバラつきが無い代わりに、アタリもハズレも無い
純米酒にはアタリからハズレまで幅広くある
どちらが良い悪いという事はなくて、一定の品質を求めたいならアル添酒を、より旨い酒を求めたいなら純米酒に挑戦すればいいのではないか
77呑んべぇさん:2012/07/22(日) 07:23:59.78
>>76
全く、同意

つまり言い換えれば、造る人や技術の違いによって

・純米酒は 95点〜5点 の酒が出来る可能性がある
一方、
・アル添酒は 65点〜35点 の酒が出来る可能性がある

ということだろう

だから、アル添酒は品質の差が小さくて、大きく外れる危険性も少ないけれど、
その代わり、とびきり旨い酒も存在しない

一方、純米酒は品質の差が激しく、中には大きく外れる酒もあるけれど、
その代わり、とびきり旨い酒は純米酒でしか味わうことが出来ない