447 :
呑んべぇさん:
スコットランドはハイランドを彷彿とさせる日本の北の大地のウイスキー造りの理想郷余市の厳しい自然の中で熟成された「余市」や、
広大な樹林帯に抱かれた野鳥のサンクチュアリ白州の森で、自然の恵みをふんだんに享受し育くまれた「白州」
といったシングルモルトはメーカーは関係なく、各々の個性が際立ち掛け値なしに美味しいと思います。
誰もがご存知の通り、モルトは熟成樽の中で呼吸をし、周囲の花の甘い香りや木々のみずみずしさ、海岸近くにあっては、礒の潮気等を吸収しながら、自らの個性に磨きを掛けていきます。
翻って山崎に目を向けてみましょう。
「木津川、宇治川、桂川が合流して霧を発生させる湿潤な気候。本邦初の本格国産ウイスキーを造るために選ばれたこの地こそ〜、」
というのが、そのウリと云うか宣伝文句ですが、実は山崎のモルトは、ここで蒸留されるだけで熟成は生活排水で汚染された琵琶湖の高台にある近江エージングセラーという貯蔵庫で、琵琶湖の周囲に立ち込める汚れた空気の中で熟成されているそうです。
だから、同じメーカーの白州と比べても、アロマやフレーバーにあれほどの違いが生まれるのでしょう。
生産に手間がかかる白州よりも、手も掛かからず、近江エージングセラーで大量生産できる山崎に多少の宣伝広告費を掛けて大量販売する方がよっぽど採算がいいんです。
なんせナニワのあきんどやさかい。
どないですサントリーはん、儲かってはりまっか?
【言論の自由は憲法で保証された権利なので、不用意に妨げると、法的処罰を受けますよ。管理人さん暮々も注意しましょうね。ところでどの辺に規制が発令されてんの?】