第3のビール総合  2

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67呑んべぇさん
>>66
基礎からおさらいしておくと、ビールと発泡酒の酒税は
麦芽の使用比率ごとに現在以下のようになっている。

麦芽比率50%以上 - 222円
50%未満 25%以上 - 178.125円
25%未満 - 134.25円
(いずれも1リットル当たり)

現在、主に売られている「発泡酒」はいずれも25%未満。
で、発泡酒よりさらに低価格の商品として「全く麦芽を
使用していないビール風飲料」として開発されたのが、
いわゆる「第3のビール」と呼ばれる商品。
麦芽の代わりに、エンドウ豆やらトウモロコシを使っているのがこれ。
酒税は80円/L

で、最近人気の「第4のビール」(クリアサ、金麦、麦ホなど)は
じつは麦芽を50%未満まで使うことができる。
俺もなんでそんなことができるのか最初は不思議だったのだが、
発泡酒にスピリッツを混ぜると「第3」と同じ「その他発泡性酒類」
に該当するんだよね。なので、酒税も80円/Lとなる。

そんなわけで、「第4のビール」は発泡酒よりも多くの麦芽が
使われているのだ。酒税の関係で発泡酒の方が高いから
ビール>発泡酒>新ジャンル(第3・4)に思えるんだけどね。
味と麦芽の使用比率に正の相関があると仮定するならば
ビール>第4>発泡酒>第3ということになる。

そんなわけで「発泡酒よりクリアサや金麦や麦ホのがうまくね?」
と思ったとしても、それはある意味当然なのだ。