ノンアルコール飲料開発 福光屋
【石川県】福光屋(金沢市)はノンアルコールで日本酒風味の新しいタイプの清涼飲料水を開発した。「のんある代吟醸〜宴会気分〜」(二〇〇ミリリットル・二百五十円)の商品名で、十二月中旬から発売する。
業界初の“ノンアルコール清酒”で、同社は「お酒が苦手だったり、体の都合で飲めない方にお勧め。宴会でウーロン茶やジュースではもの足りないという時にも良いのでは」とPRしている。
精米歩合60%に磨き上げた、高級酒米の山田錦を100%使用。アルコールを使わず、特殊な微生物で発酵させる独自の製法で完成させた。さわやかな甘みと酸味が特徴で、カロリーは通常の日本酒の約三分の一。
道路交通法の改正で飲酒運転の罰則が強化される中、気軽に日本酒の味わいを楽しめる新感覚の飲料として注目を集めそうで「反響が大きく注文が相次いでいる。すでに生産体制が追いつかない状態」と話している。(中日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20021128-00000011-cnc-l17