1 :
どこの誰かは知らないけれど:
語ろう
2 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/01(月) 18:51:32 ID:VC4wn7ad
華麗に2GET!
そして、終了
3 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/01(月) 19:38:49 ID:cWW7m82E
ガイガンの回転ノコギリで斬られ、ヘドラに腕を溶かされ、メカゴジラのミサイルで蜂の巣にされる等、傷だらけのゴジラの演出は優れもの。
4 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/01(月) 20:33:57 ID:BM1YQe56
なんとなくサヨ臭がするんだよね。この人。某ゴジラ番組で「日本は
歴史上かつてとんでもないことをしてきた」とか、「円谷さんは、どっか
の総理大臣みたいに答えを濁さずにはっきりと決断した」とかコメントしてるし。
5 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/01(月) 23:01:45 ID:SBMLwmeW
爆発だ
6 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/01(月) 23:02:42 ID:SBMLwmeW
7 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/01(月) 23:21:46 ID:6TWlD0i+
ロメロスペシャル
8 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/01(月) 23:25:15 ID:fNY/0ZCI
厳しい時代に特技監督になったからというので、同情から近年再評価されてるが、センスのなさは絶望的。
円谷全盛時代並みの予算と時間とスタッフを使えても、大して変りのない下手さを発揮していたと思う。
どのインタヴューでも自分なりのこだわりを披露しているが、出来栄えにさっぱり反映されていない。
何時も同じ画づくり。
再評価の必要なし。
たしかに連合艦隊は、最近映画板では評価高いけど、戦艦がちっとも巨大に見えなかった。円谷監督なら他の建造物と比較させて巨大感を演出するだろうになぁ・・・と、見た当時は思ったな。
特撮はッ、爆発だぁ〜ッ!!
ってか?
「怪獣プロレスみたいな非現実的な事はやりたくない。」などと言いながらも、
結局は光線の撃ちあいと金粉ショーの印象しか残らない平成シリーズを作ってた
弟分の方が、ある意味性質が悪いよ。
12 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/01(月) 23:46:53 ID:fNY/0ZCI
弟分は「VSビオランテ」一本の特撮だけで、中野の総てのゴジラを遥かに超えた。
「VSキングギドラ」から直ぐに堕落したけど…
13 :
釈迦厨:2006/05/02(火) 00:08:17 ID:kqdMt8sJ
有川さんが東宝に残ってたらね......。
「リアリズムではなく特撮ならではの表現を」とか、とにかく能書きが多かった印象がある。
インタビューを読む分には面白いんだけど、出来上がったものは散々だったような。
特撮監督がリアリズムを頭から否定してはマズいんではないの?
憶測だけど、円谷時代の「質」を求める事を許されない時代にデビューしたので
「言い訳」としてこういう事を言い続けるしかなかったのではないか。
尤も、最初は言い訳だったにしても、後には本気で言ってたような感じもするが(w
1984年の『ゴジラ』の冒頭の嵐に翻弄される漁船のカットと
『竹取物語』の金色に輝く海を進む帆船のカットが一番印象に残っている。
>>9 あれね、特に「大和」の初登場シーンが痛いね。
あの大和は確か1/20スケールだったと思うので、実はかなり大きなミニチュアなんだよね。
(まぁ数種類のミニチュアを使っているだろうから、あのシーンの大和のサイズは違うかもしれないのだが)
しかし1/20モデルを使っているとすると、あれはツライものがあるな。
(もっと小さなミニチュアにしか見えない)
Aさん>腕は確かだが蟹の口とか常人に理解しがたい部分に予算をかけたがる
Kくん>TVシリーズと言ったにもかかわらず後先考えずに予算を使いまくる
Nさん>なにしろ現実的な予算の枠内で細々と色々工夫してくれる
某流星人間と海鮮怪獣映画および草加映画を観ての感想
東宝も当たり前に人選しただけって事がよく判る
中野監督に足りなかったのはセンスではなく「時の運」だけだよ
17 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/02(火) 14:45:27 ID:GnopKmvk
当時の2ちゃんには「中野はダメぽ」と書き込みをしたが
自分がそれなりの年齢となった今では
ガイガンやメガロなどの怪獣プロレスをで観て郷愁を感じている。
時代の悪さもあったろう。センスを磨くことに作品をつかえる時代ではなかったし。
そもそも円谷と比べるのは酷だ。しかし現在につながるゴジラを作り続けた功績もある。
老齢になった姿を見るとさ、多少のことには目をつむって
「ありがとう、観てましたよ」と言ってあげたい気持ちなんだ。
>> GnopKmvk
> 「ありがとう、観てましたよ」と言ってあげたい気持ちなんだ。
同感、そしてパニックものでのダークでシャープな破滅特撮は
やはり中野さん以外では考えられない崩壊のイメージだとも申し添えたい
19 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/02(火) 15:35:20 ID:oLqHe9B6
>中野監督に足りなかったのはセンスではなく「時の運」だけだよ
>老齢になった姿を見るとさ、多少のことには目をつむって「ありがとう、観てましたよ」と言ってあげたい気持ちなんだ。
>パニックものでのダークでシャープな破滅特撮はやはり中野さん以外では考えられない崩壊のイメージだとも申し添えたい
みんな優しいんだな。厳しい時代に特技監督だったからって、そこまで同情的になって目を瞑るのか。
中野に功績があるとすれば、他に人がいなくて何となく特技監督を任せられて、東宝特撮の根を絶やさなかったという、その一点のみではないか。
それはそれで大変な功績だとは思うが、だからどんなチャチな映像を撮っても赦されるという訳ではあるまいに。
あの、本編と合わせようという意思が全く見えない、セット撮影丸出しの薄暗い映像や、ミニチュアがミニチュアにしか見えないお粗末さは、低予算、短期間、スタッフ不足を理由にする以前の、センスの欠如だと思うが。
ホイよw つ【大特撮】
21 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/02(火) 16:38:51 ID:5crLGNMS
宇宙家族カールビンソンのショウちゃんのモデルになった人か。
ショウちゃんは火と爆発が大好きで知ったかぶりのアブナイ奴だが。
キンゴジ埋没シーンは特撮セットに役者を入れた斬新なシーンだが、
同じことをゴジラ対メカゴジラでもやってたとは気づかなかった。
23 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/03(水) 00:16:13 ID:+I2V8qsZ
しょ〜ちゃんに必要なのは再評価ではなく火薬だ(笑)
24 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/03(水) 00:50:52 ID:VNkNLOBT
不謹慎を覚悟での書き込みだが
中野昭慶の火の使い方に懐疑的だったのだが
阪神大震災が発生当夜の火災のヘリショットを観てたら
まんま中野特撮なんだよね
手のつけられない火災は火のスケールが死んで建物に対してすさまじい大きさになる
むろん偶然なんだろうけど、なにやらゾッとした
あれ以来、中野特撮が怖くて仕方がない
おそらくこの逆に「空襲→ゴジラ」が円谷特撮なんだろうな
25 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/03(水) 01:32:48 ID:VsEdQgx6
中野や川北は映画やTVをやっていない時期は何で食ってるの? CMや
博覧会映像などの仕事が多いみたいだが。
このスレのオタがバカにしているような目立つ仕事は、実は彼らの日常の
仕事のごく一部だろ? 特殊効果マンは普段は地味に色んな現場をやってるわけで。
川北氏はまだ東宝のTVシリーズをやっているようだが、中野氏は第一線
の仕事からはほぼ退いて久しい。普段は何やってるんだろ?
27 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/03(水) 19:05:29 ID:nxHFxSD/
だから展覧会とかの映像の仕事だろ。
それと年金もらえるし
中野氏は専門学校の講師してるんじゃなかったかな
29 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/03(水) 23:55:13 ID:bYftUCmL
スレ違いだけど、川北って映画になると どーしてあんなに仕事がワンパターンになるの?
「何か新しい事をやってやろう」と考えている暇もないほどカット数が多いから。
青木利郎は過大評価
32 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/04(木) 12:41:14 ID:FCKe0z/w
>>29 一度、客が入るとパターンを変えなくするのは特撮のみならず映画全体のセオリーだから
川北特撮も一緒なのでは?
中野監督も「日本沈没」のヒットの後、パニック特撮が続いたし。
個人的には「首都喪失」が……いや、文句言いたいのは判るけどさ……好きな俺なのだ。
33 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/04(木) 13:18:16 ID:ZCX1qZmc
>>32 「首都喪失」
最近DVDで18年ぶりに再見したな。
これの特撮って、雲の描写と、その雲の中をピアノ線釣りで飛ぶ偵察機のシーンと、崩壊するマンションとか、何故か何時ものように爆発するガスタンクとか、あと実景とスタジオで作った雲の合成とか、他にあったっけ?
スタジオでスモーク炊いて撮りました、の特撮ショットが本編から見事に浮いている、何時も通りの出来でしたな。
本編が酷いので、あまり特撮を叩こうという気にはなれないが。
【劇場用映画】
●60年代
マタンゴ(1963) 特技助監督
大盗賊(1963) 特技監督助手
青島要塞爆撃命令(1963) 特技監督助手
海底軍艦(1963) 特技助監督
士魂魔道 大龍巻(1964) 特技監督助手
モスラ対ゴジラ(1964) 特技監督助手
宇宙大怪獣ドゴラ(1964) 特技監督助手
三大怪獣 地球最大の決戦(1964) 特技監督助手
太平洋奇跡の作戦 キスカ(1965) 特技監督助手
フランケンシュタイン対地底怪獣(1965) 特技監督助手
大冒険(1965) 特技監督助手
怪獣大戦争(1965) 特技監督助手
ゼロ・ファイター 大空戦(1966) 特技監督助手
フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966) 特技監督助手
ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘(1966) 特技監督助手
キングコングの逆襲(1967) 特技監督助手
怪獣島の決戦 ゴジラの息子(1967) 特技監督助手
怪獣総進撃(1968) 特技監督助手
連合艦隊指令長官 山本五十六(1968) 特技監督助手
クレージーの大爆発(1969) 特技監督
緯度0大作戦(1969) 特技監督助手
日本海大海戦(1969) 特技監督助手
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃(1969) 特技監督助手
●70年代
ゴジラ対ヘドラ(1971) 特殊技術
決戦!南海の大怪獣(1970) 特技監督助手
激動の昭和史 沖縄決戦(1971) 特殊技術
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン(1972) 特殊技術
人間革命(1973) 特技監督/特殊技術
日本沈没(1973) 特技監督
ゴジラ対メガロ(1973) 特技監督
ノストラダムスの大予言(1974) 特技監督
ゴジラ対メカゴジラ(1974) 特技監督
エスパイ(1974) 特技監督
メカゴジラの逆襲(1975) 特技監督
東京湾炎上(1975) 特技監督
続 人間革命(1976) 特技監督
惑星大戦争(1977) 特技監督
火の鳥(1978) 特技監督
●80年代
二百三高地(東映・1980) 特殊撮影
地震列島(1980) 特技監督
連合艦隊(1981) 特技監督
大日本帝国(1982) 特技監督
幻の湖(橋本プロ・1982) 特撮監督
日本海大海戦 海ゆかば(東映・1983) 特技監督
ゴジラ(1984) 特技監督
プルガサリ 伝説の大怪獣(朝鮮民主主義人民共和国・1985) 特撮
竹取物語(1987) 特技監督
首都消失(徳間大映・1987) 特技監督
【TVシリーズ】
流星人間ゾーン(1973) 特殊技術
西遊記(国際放映・1978) 特撮監督
STARBOWS スターぼうず(円谷映像・2000) 監修
間違ってたら修整よろ
38 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/04(木) 16:14:02 ID:WomKzjNH
日本沈没は海溝とかはまぅ良かったけど、東京地震
の時のチャチさにガックリしたな。
地震列島は比較的良い仕事してると思ったけど
旅客機が地割れに挟まれるシーンは、チャチかったな。
あれは空を本編と合わせて青空にするだけで、もう少し
マシになったろうに、
なんか連合艦隊といい書き割りみたいな空ばかりして
本編とあってないという印象が強い。
39 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/04(木) 17:01:53 ID:ZCX1qZmc
>>38 >あれは空を本編と合わせて青空にするだけで、もう少し
>マシになったろうに、
>なんか連合艦隊といい書き割りみたいな空ばかりして
>本編とあってないという印象が強い。
まさにこのこと。
センスの欠如。
>>38 東京地震のシーンの特撮自体のお粗末な仕上がりは同意。
だけど、今じゃあまりお目に掛からない「漢らしい」特撮にちと感心。
ミニチュアのビルに直に火をつけるなんて、これ以降はあまりお目にかかりませんぜ(w
「そうした方が迫力あるのか?」っていうのは別の話だけど。
あと、人物との絡みでのスクリーン・プロセスの使い方は上手いと思った。
この辺、本編絡みなので特撮班の手柄なのか本編班の手柄なのかはわからないけど。
崩れる歩道橋へ突っ込む車の主観カットとか、短いカットで効果的に使われていたと思う。
ただ、崩壊する長屋をバックにしたブルーバック合成なんかは
どうもミニチュアと人物の比率が何となくおかしくて
「やはり中野特撮」ってかんじ。
ゴジラ対ガイガンでも、メーサー車に油をかけて直接燃やしてたね。 思いきりよすぎ・・・
42 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/05(金) 16:06:16 ID:yws+F2lH
「日本沈没」のマンション倒壊シーンなどは円谷師匠とは
一味違うリアルさで良い出来だと思うんだけどなあ。
あれ、劇場の大スクリーンで観るとすごくいい。
別のスレで
円谷=絵画 中野=漫画 矢島=版画 川北=動画 と例えられていた。
44 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/05(金) 16:31:35 ID:PYnrNYl/
つまり派手だって事?
4人4様で中野特撮には勢い任せの魅力があるね
特撮シーンだけ抜いて編集すると一番オモシロイ
全編から「これでいいのだ〜」って声が聞こえる感じ
46 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/05(金) 17:51:23 ID:HxFOyyvY
円谷=絵画 ってゆーより 絵巻物って感じだよ。
物理的キャパシティーを計算できない川北は論外。
日本沈没を佐川和夫や有川貞正が撮ってたら違う物になってたんかな
48 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/06(土) 00:21:18 ID:eW2XAqaM
多分、あんなどんよりとした空の色にはしなかった筈。
「日本沈没」の東京大地震のシーンを見直してみた。
震災直後の一連の描写は、オープンやら実物大セットを使った本編のショットがかなり多くて、純粋な特撮ショットはそんなにない。
編集や、本編班の成果が迫力に大きく貢献していると見た。
そういう意味では、邦画には珍しい、正しい特撮の使い方だと言える。
ミニカーが転がっている橋の崩壊シーンは何度見ても酷い。
民家が潰れた後、爆発が起きるのはガス爆発の積りなのだろうが、派手すぎ。
ビル群の火災炎上シーンでも、意味もなく地面が爆発している。
この辺り、ジョエル・シルバーやブラッカイマーの20年は先を行っている。
夜間になり、スクリーン一面に燃える街並が拡がるショットは、まずまずの出来。
ヘリのパイロットと炎上するショットとの編集が巧く、後半のシーンはいい。
それにしても、地震が起きたのは日中の筈なのに、本編、特撮とも、夜間シーンのように撮っているのは何故だろう。
本編の方が特撮に会わせたような気がしないでもない。
49 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/06(土) 06:51:12 ID:gxdP/bFP
そもそもコンビナートが揺れたくらいで爆発しまくるのが変w
50 :
四葉:2006/05/06(土) 07:51:17 ID:2LzDVS6D
>>48 >地震が起きたのは日中の筈なのに
たしか原作では、大地震が夕飯時に発生したから火災などの被害が拡大したという
設定じゃなかったでしたっけ?
>>49 それは“映画のうそ”というやつですね。
神戸の大地震のときは、ガソリンスタンドから出火した例はなかったそうで、
むしろ焼け野が原に、ガソリンスタンドがぽつんと残っている
光景もあったそうですぅ。
51 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/06(土) 08:15:09 ID:bpTaePY0
ただ、神戸の時はガスタンクの周辺でガスの臭いがずーっとしてたよ。
火の気があれば間違いなく爆発していただろうね。
52 :
四葉:2006/05/06(土) 08:43:05 ID:2LzDVS6D
>>51 おっかない話ですねぇ。
でも専門家さんの話だと今のガスホルダーはめったなことでは爆発しないそうですね。
ガスのにおいがしたからといって、空気中の可燃物の密度が一定量以上でも以下でも
爆発しないとのことですぅ。
だから、怪獣に倒壊させられた建物の中でガス爆発が起こるということは、
実はまずないと言っていいそうです。
そこはそれ映画的にはガスタンクとかは派手に爆発したほうが良いですね。
でも、「ゴジラの逆襲」でタンクローリーの事故が元で、
石油コンビナートが爆発するのはまあ良いとして、
同じ小田基義監督の「透明人間」で高田稔チャマの撃ったピストルの流れ弾が
当たったぐらいで石油コンビナートが爆発するのはさすがに無茶ですね。
このシーンの元ネタはジェームズ・キャグニーの「白熱」だと思うですけど、
こっちはバルブに直接発砲して点火してましたから無茶さ加減が減殺されてますが…。
53 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/06(土) 11:09:00 ID:JhsAvTn+
ガソリンとか灯油って意外と火がつきにくいんですよね。
ある程度気化してないと。
第二次大戦中の飛行機同士の戦闘でも、ただの弾丸では燃料タンクに
当たっただけではそう簡単に爆発したりせず、破れ目から噴き出した
燃料に引火して、やっと燃え上がったとか。
だから口径の大きな機関砲の弾丸には炸薬が仕込んでありました。
穴を開ける力を増す他に、漏れたガソリンに火をつける為。
しょ〜ちゃんの戦争映画ではどんな感じでしたっけ?
当たった瞬間ドッカ〜ン!ではさすがに無かったと思いますけど。確か。
コンビナートとかの石油タンクも一緒で、あらかじめ油が漏れて気化
してないとなかなか火はつかないんですよね。
かといってふつ〜のピストルに炸裂弾やら焼夷弾は使いませんよね。
そもそもタンク撃ち抜くには徹甲弾でないと(笑)
54 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/06(土) 11:18:38 ID:JhsAvTn+
ちょっと言葉が足んなかったですね。
気化して、空気との混合比が一定の割合に達しないと、ですか。
ガソリンとか揮発油の臭いって結構強烈ですし、都市ガスとかは
ガス漏れに気づきやすい様にわざわざ臭いつけてるそうですから、
臭いがする、だけではどの程度の混合比かわかりませんよね。
つ〜か、ガソリンとかが爆発しそうなほどの濃度だったら、臭い
がする程度では済まないんではないかと。
きっとぶっ倒れてしまいます(笑)
55 :
四葉:2006/05/06(土) 11:51:34 ID:HgXXp3A+
機関銃とかには曳光弾がありますね。
これで燃料に点火できると聞いたことがあるですぅ。
でも拳銃弾の曳光弾なんて聞いたことなんかないですから、
ピストルで自動車のタンクを狙って爆発させるなんてできないでしょうね。
兆弾で火花が散って、火が付くなんてことはあるかも知れませんが…。
ですから、ピストルでタンクが爆発したりするのは映画のお約束ということで
ニッコリ笑って見てやってください。ってことですね。
56 :
四葉:2006/05/06(土) 12:07:09 ID:HgXXp3A+
>>53 >しょ〜ちゃんの戦争映画ではどんな感じでしたっけ?
中野昭慶特技監督の携わった映画で、空中戦中に航空機が敵機の攻撃で被弾し、
ダメージを受けるシーンはちょっと思い出せないですね。
そもそも中野昭慶特技監督の携わった戦記映画、戦争映画は、「連合艦隊」、
「二百三高地」、「海ゆかば 日本海大海戦」ぐらいしか見たことがありません。
ほかにありましたっけ?
「連合艦隊」で地上においてある零戦が敵機の機銃掃射で爆発炎上する
大変よくできたミニチュア特撮ショットがありましたけど、
それって「大空のサムライ」のライブかもしれません。
小学生の時に、日本沈没、ゴジラ対メカゴジラを原体験した俺にとって
嘘だろうがなんだろうが中野のコンビナート爆発のカタルシスは最高なんだよ。
リアルさの追求もいいが、映画的な嘘も必要だと思う。
樋口の映画でそれが無かったら、悲しいな。
>>55 そりゃピストルに曳光弾はありませんやね(笑)
あれは弾道補正の為に弾丸の軌道を見やすくする為のものですから、
連射式の重火器でないと意味ありませんから。
しかも火を噴きながら飛ぶ、つ〜事は発火剤を内臓させとかないと
いかんので命中時の貫徹力はガタ落ち。
確かに穴が開いて燃料が漏れていれば、そこに火はつくでしょうが。
もっとも、ピストルはともかくライフルとかには焼夷徹甲弾もある
でしょうから、それで撃ったらドカ〜ンといく……のかな?
>>56 >34>35>36の作品リストの中にいくつか戦争映画はありますが……。
あ、「ゼロ・ファイター大空戦」ってそれっぽいです。未見ですが。
もっとも、空戦でなく機銃掃射でも、当たってすぐに爆発するのは
厳密には変なんじゃないかな、という気はするのですが。
米軍機の主兵装はコルト・ブローニング12.7mmで、命中率は
抜群でも焼夷効果はそれ程でもなかったみたいですし。
もっとも、日本機の装甲はペラペラの紙ですし、簡単に穴が開いて
漏れたガソリンに曳光弾の火とかが引火したのでしょうね。
一式陸攻を「ワンショット・ライター」つってたくらいですから、
当たれば火はついたんでしょう。
でも山本長官機だって墜落はしましたが爆発はしませんでしたよ。
どんどん違う話に(笑)失礼!
要は当たって即ドカ〜ン!は変だ、という事が言いたいのですが。
漏れの場合、中野特撮は車田漫画のようなものと考えてるので気にならないな
60 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/06(土) 14:42:58 ID:eW2XAqaM
>>58 「ゼロ・ファイター大空戦」の特撮は中野ではなく円谷師匠です。
監督は「日本沈没」の人で、主演は若大将、モノクロ映画です。
実話を基にした話ではなくて、「零戦黒雲一家」みたいなノリです。
空戦映画なら、弟弟子の川北が「大空のサムライ」「零戦燃ゆ」と、2本手がけていて、中野よりも経験豊富です。
「零戦燃ゆ」でいいカットだな、と思う箇所は「大空のサムライ」のバンクだったりします。
B29と零戦の一騎打ちは、ミニチュアもろバレですが、日本人としては実に溜飲が下がる名シーンです。
中野センセの戦記特撮は「激動の昭和史 沖縄決戦」もあるよ。
62 :
四葉:2006/05/06(土) 16:40:31 ID:qQFyCnLS
>>58 「007は二度死ぬ」に出てきたジャイロジェット銃なら点火はできるですかねぇ?
>ライフルとかには焼夷徹甲弾もある
松本零士チャマのマンガで見たことあるですね。
それって、MATシュートみたく当たるとポンッと炸裂して火を吹くんですかね?
小銃から発射される弾丸でそんなのがあるんでしょうか?
ペンシルバニューム弾は当たるとポンッと核爆発しますが(w
>要は当たって即ドカ〜ン!は変だ、という事が言いたいのですが。
「太平洋の翼」では結構やってましたよ。
コルセアやらムスタングが紫電改の弾に当たって即ドカ〜ン!でした。
>でも山本長官機だって墜落はしましたが爆発はしませんでしたよ。
あっ、そーだったんですか。
山本長官機撃墜シーンは、「太平洋の鷲」、「ゼロ・ファイター大空戦」、
「山本五十六」、「ああ海軍」で描かれていますが、
「…鷲」以外はみんな墜落して爆発してましたね。
でも長官機撃墜後、ブイン基地の捜索隊が山本長官の遺体を完全な形で
収容したと聞いたことがありますから、やっぱ爆発はしなかったんですね。
でも、飛行機が落ちたら映画的には爆発しないと観客はおやっ?思いますよね。
川北ビオランテのとき、中野は裏番組の「公園通りの猫たち」で特撮を担当していたと聞いた。
見てないけど、どんな思いで仕事してたんだろ。
64 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/06(土) 21:27:09 ID:AdAMhVds
イナカモノの俺はゴジラ84の新宿決戦を見て
「こんな場所にガスタンクあるかよ、これだから中野は……」と思ったが
上京しておどろいた。
あるんだねー、高層ビルの近くに、ガスタンク
>>62 >「007は二度死ぬ」に出てきたジャイロジェット銃なら点火はできるですかねぇ?
ジャイロジェット銃って、要するに火薬の力で飛ばすんでなく、弾丸が
自力で推進する超小型ロケット砲なんですよね、確か。
曳光弾と同じ理屈で火はつくかも知れませんけど、結局弾頭次第って事
になるんではないでしょうか。
>松本零士チャマのマンガで見たことあるですね。
こちらもマンガですが(笑)「エリア88」の原作で、ライフル用の焼夷
徹甲弾が出てきました。エラー君がタンクローリーを狙撃して燃やして
ましたっけ。ガンッと当たって穴が開いて、油が漏れ出して、ちょっと
間があってからドッカ〜ン、でした。
あの作者さんわりと軍事マニアですから、結構正確な描写なんじゃない
かな〜、と。松本零士の弟子ですし(笑)
MATシュートは……あれはカプセル状で色んな弾丸があるんですよね、
確か。焼夷弾やらHEAT弾も多分あるでしょうね。
>コルセアやらムスタングが紫電改の弾に当たって即ドカ〜ン!でした。
それは……ど〜なんでしょ?いくら20mm弾の威力が大きいつっても、
米軍機はなにより頑丈さがウリなのに。
まあどんくらい大爆発かにもよりますけど。20mmは一応当たれば
炸裂するよ〜にはなってますし。でも機体全部が即座にドッカ〜ン、は
やっぱガソリンに引火して誘爆とかしないと、じゃないのかなあ。
>でも長官機撃墜後、ブイン基地の捜索隊が山本長官の遺体を完全な形で
>収容したと聞いたことがありますから、やっぱ爆発はしなかったんですね。
という話です。なにより一式陸攻は空飛ぶガソリンタンクですから、爆発
なんかした日にゃぜ〜ったいタダでは済まないと思います。
意外と綺麗に落っこちたんでしょうね、多分。
山本長官は機上戦死、と言われてますから、弾丸か弾片が当たったんでは
ないでしょ〜か。
>でも、飛行機が落ちたら映画的には爆発しないと観客はおやっ?思いますよね。
やっぱそうですよね。観客のニーズに応えるのが特撮ですか。
やっぱし特撮は、爆発だぁ〜!! ってか(爆)
66 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/06(土) 22:13:42 ID:bpTaePY0
まぁ、「映画のウソ」があるから映画なワケでね。
67 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/06(土) 22:19:32 ID:JhsAvTn+
>>66 それをいっちゃあおしまいよ、と(笑)
いや確かにそ〜なんですけどね。
飛行機とか石油タンクとかにタマが当たれば火がついて爆発する、つ〜のは
要するに「お約束」という事なんですよね。
しょ〜ちゃんはその辺が上手いのやら下手なのやら。
まあ、爆発は派手な方が見栄えがするのは確かですね。
>>63 「公園通りの猫たち」は、現在、確認できる資料に中野の名はない。映画本編だと
クレジットされていたのかもしれない。自分は未見だが、動物を動かさないといけない
し合成などのVFXはあるし大変な現場だったと聞く。しかも大コケ。
「スラップスティック映画を撮るのが夢」と語られていたが、夢と終わりそうですね。
70 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/07(日) 08:55:10 ID:upLZNi5b
撮りたい映画を撮れる演出家なんてほんの一握りだよ
71 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/07(日) 09:43:49 ID:c6a5qRSB
72 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/07(日) 10:00:22 ID:RIi08nzz
バーボロバーボロバーボロバーボロ バーさん
>>34-37 【TV】
西遊記U(1979国際放映)#11,13特撮監督
猿飛佐助(1980国際放映)#16特撮監督
12時間ワイドドラマ 海にかける虹-山本五十六と日本海軍-(1983東映)特撮監督
【その他】
三菱未来館「日本の自然」・・・追加撮影
「狼の紋章」雪山ロケに同行したらしい
>>19 >他に人がいなくて何となく特技監督を任せられて、東宝特撮の根を絶やさなかったという、その一点のみではないか。
特に昭和50年以降は真野田陽一と田淵吉男の異動もあり、
特撮の現場を仕切れるスタッフは中野・川北の二名だけになってしまったんだって。
>低予算、短期間、スタッフ不足を理由にする以前の、センスの欠如だと思うが。
映画のウソ、すなわち視覚・感覚的なリアルさとは何かを理解してないのが
中野昭慶の最大の欠点かと。
>>56 中野昭慶唯一の空中戦が
>>73の12時間ドラマ「海にかける虹」で
カメラワークなどから、名演出の誉れ高い「連合艦隊司令長官山本五十六」
山本機墜落シーンを再現しようとしたのが伺えるが、TV特撮の域を出るものではなかった。
>>62 山本長官機撃墜の特撮が行われた作品はほかに
「軍神山本五十六と連合艦隊」(上村)があるくらいで、意外に少ないです。
「太平洋の鷲」はジャングルのセットを組んで「ゼロ・ファイター」「山本五十六」と
同様の場面を撮影したものの本編では未使用に終わった。
>>60 空戦とはいえないが、川北は「ドン松五郎の大冒険」でハングライダーとヘリの
追跡戦をやってました。出来は芳しくない。
「ゼロ・ファイター大空戦」はむしろ空飛ぶ独立愚連隊では?
75 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/08(月) 00:02:57 ID:2AJnMzHv
>>74 「海にかける虹」!
デュークエイセスの「そして大和」のヤツですね。
そ〜いやアレでも山本長官機は原型留めて落ちてた気が。撃墜シーンはよく覚えてませんが。
あれのストーリーはとても良かったのですけど、しょ〜ちゃんとはあまり関係ないですね(笑)
「歩はやがて金になる」 忘れ難いセリフです。
「綿と、ドライアイス…」
「雲だよ、雲に見えるじゃないかっ!」
わだつみの海底探査シーンは素晴らしいのに
首都を覆った雲が微妙に見えるのは何故?
やはり、作品に対する思い入れの違いか?
>>76 >わだつみの海底探査シーンは素晴らしいのに
>首都を覆った雲が微妙に見えるのは何故?
どっちも微妙。
海底に「どこから見てもドライアイス」が流れていて
素晴らしいとか言う気にはならない。
78 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/08(月) 01:33:53 ID:RyDVguwo
「日本沈没」の海底乱泥流の場面と、
「首都消失」の"雲"が同じということについて・・・w。
ツマンネ ('A`)
爆発だー
東映の「大日本帝国」でも特撮を担当された・・・という記憶がある。
もっとも、自分が覚えているのは、
真珠湾攻撃に備えて、夜間、空母に着艦訓練する艦上爆撃機(零戦のようにも見えた)
→着艦に失敗して海面に落下・・・。
という一連のシーンだけだが。
「連合艦隊」でも珊瑚海海戦がらみの空中戦シーンがあった。『多分、過去作品の
ライブだろうな』と思っていたが、違うようだし。
話は変わるが〈雲〉を特撮で再現しよう・・・としても、当時の技術では
1:マットアート 2:グラスワーク 3:綿 4:ドライアイス または
スモーク 5:水槽に絵の具
ぐらいが限界だったのでは?
樋口が手掛けた平成ガメラ第1作ですら
雲海を抜けるシーンの雲は綿菓子にしか見えんもんな
マテリアルから変えないと難しいのだろう
雲の表現なら「引き裂かれたカーテン」が巧い。
別に中野監督を擁護するわけではないが、この人が批判され続ける
大きな要因として「天下の東宝特技課(東宝映像)三代目特技監督」だった
ことがあげられないだろうか。他社で地味な特殊効果やってる分には
何の話題にも上らない、群小の特技スタッフの一人に過ぎないだろう。
84 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/09(火) 23:11:21 ID:SyAgHShx
>>83 擁護どころか、これまで目にした中で最も痛烈な皮肉に充ちている。
>>82 青空や雲の色を上手く出すのも光量や絞りの関係で難しいみたいね。日本の特撮
で宇宙の色が上手く出ない(いつも青み掛かっている)のもその関係だったみたいだし。
このあたりも近年のポスプロやCGの進化で相当に変わってきたのだろうが。
>>81 地味な合成の場面とかやったんじゃないの?
>>83 特撮といっても、派手なミニチュアワークよりも合成などの人目に付かない地味な仕
事の方が多い。中野さんや川北さんも普段はCMや博覧会映像のそういう仕事しかしてないだろう。
中野氏の悲劇は、ミニチュアなどの派手な場面で計算が狂っては(もしくは予算・スケジュール
不足で何も出来ず)オタに目を付けられやすかったことだろう。
86 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/10(水) 18:58:08 ID:lbzgGmZC
まぁヲタは「気付いた部分」は大声で騒ぎ立てるけど、気付かないでスルーしているカツトもあるからね。
87 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/12(金) 14:42:03 ID:43+6U/iE
まだ東宝に籍はあるの?
88 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/17(水) 09:45:19 ID:DklLb1zr
なんつーか、
プロの特撮職人は、手早く仕事をして、やり直しなどしない。
と言いつつ、その実、時間も、金もない。
リテイクでやり直す暇などない。
うまく爆発して火がキレイに回ればしめたもの。
ダメでも使える部分だけで、映画にしてしまう。
一発勝負、運任せ、そんな感じがするね。
特技監督デビューが「大爆発」だからね
90 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/17(水) 15:41:14 ID:PGv+zz1v
まんまじゃねえかよ
大爆笑
91 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/17(水) 17:22:42 ID:eWJco0vG
宇宙家族カールビンソンの「復活の日の巻」より
神楽の話だが、神楽を特撮にすると分かりやすい。
以前は名人とうたわれたおやじさん(円谷英二)がいたんだ。今でも思い出すおやじさんの
見事な舞台!。ぼくらのあこがれの的だった!でもおやじさんが死んでしょーちゃんが後を
つぐとあっという間にすたれちゃったんだ。
うりゃー花火でショーアップ!、ドカーン!、ドカーン!
ヘドラとか、スタッフ集めた時点で予算尽きたと聞いたが。
円谷時代と予算の桁という前提がまず違うのだから、執拗に比べるのも酷だと思う。
>>92 「ゴジラ対へドラ」は、本編も特撮も一斑編成で、普段は特撮班にいる
人たちが本編も撮影している。
94 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/17(水) 21:35:03 ID:DklLb1zr
円谷特撮でも、「妖星ゴラス」の南極 核融合推進の噴射に
プロパンガスを使うことになったんだよね。
で、本番で噴射してみて、あまりにフニャフニャな炎で力がないので
「こりゃアカン」でも、しょうがない。
ってな感じで、そのまま使っちゃってるんだよね。
長時間の噴射はプロパンしか選択肢がなかった、という意見も判るけど、
せめて事前に、1つモデルを作って噴射テストして確認すべきだと思うよ。
ぶっつけ本番でやってみたら、アカン・・・じゃお話にならない。
95 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/17(水) 21:55:11 ID:fQmDRsiH
>>92 しかし皮肉なことに、中野最高の特撮ショットは低予算ゴジラ時代の「対メガロ」のダム崩壊だったりする。
あれほどスモーク炊きまくって、薄暗いシーンにこだわり続けた男の最高の仕事が、自然光を使ったオープンセットの特撮だという皮肉。
やりたいことと得意なことが別だということに、どうして中野は気づかなかったのだろう。
96 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/17(水) 23:16:14 ID:WP12IpDQ
>>94 '62年の時点で特撮は既にテストやる時間も予算もないくらい圧迫されてたのだろうか。
いつの時代もその時点での限界をやっているわけだな……。
>>95 いや、得意じゃないものに挑戦してこそじゃないのかね、人間ってのは……。
こういう人たちにはいつの時代も結果が伴わなくても挑戦し続けてほしいよ。
98 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/17(水) 23:45:11 ID:fQmDRsiH
>>96 皆様私なんぞよりも遥かに博学なので、酔ってなきゃ書き込めませんよ。
で、酔いが醒めて見直すと自己嫌悪…
>>97 >'62年の時点で特撮は既にテストやる時間も予算もないくらい圧迫されてたのだろうか。
もちろん、事前にプロパンを燃やしてみて実験はしていたが、その時点では行けると
思ったんでしょ? それでいざやってみると駄目で、でも単純にプロパンの仕掛けにお
金が掛かり過ぎて直せなかったんだと思う。
100 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/18(木) 07:15:21 ID:waUcU5uQ
>>97 >>99 まぁ、そんなカンジなんでしょうね。
いずれにしても時間とお金の余裕はなさそうだなぁ。
あと、ゴラスでは、南極の噴射口から種火の花火が
コロッと転がり出ちゃう所なんかが映っていて、
ホント興ざめだった。ああゆうのなんでNGにしないんだろうなぁ・・・。
コンビナート爆発だと、平成ガメラ1のラスト、
ギャオスがコンビナートに墜落して誘爆するシーンが、かっちょいいね。
手前に破片とか落ちてきてスケール感があって、
まるで、英国Gアンダーソンの爆発みたいだ。
101 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/18(木) 07:50:55 ID:dcdTb8Hp
DVDどころかビデオも復旧してなかった当時は
映画は公開時に一度観るものだから気付く客は少なかった……のかな。
いずれにせよ、画面内に映っている失敗よりも優先される何かがあってのカットなのだろう。
カット自体のクオリティもむろん大切だがモンタージュも重要な要素なわけで。
中野監督に話題をもどせば、メガロのダム破壊がベストという意見があったが
それに近いクオリティが「ゴジラ84」の冒頭の漁船シーン。あれもなかなかリアル……
…と書いてて、その場面もオープンで自然光だということに気付いた。
もしかすると中野特撮における最大のネックって
しょぼいミニチュアとか恒例花火大会じゃなくて『照明』か?
102 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/18(木) 12:42:01 ID:c1YaUrA/
>>101 >もしかすると中野特撮における最大のネックってしょぼいミニチュアとか恒例花火大会じゃなくて『照明』か?
もしかしなくても、そうだと思うけど。
103 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/18(木) 12:52:39 ID:x6eFh7HV
>DVDどころかビデオも復旧してなかった当時は
当時のビデオは一時故障中だったんだよねぇ。
104 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/18(木) 18:04:08 ID:9P4yEjs3
連合艦隊の大和もオープン撮りなんですけど。
なんか見た目はすごくかっこいいお方ですね。総白の長髪にきりりとした黒い眉。
でもコメンタリーのお話は、なんかグダグダ・・・
106 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/19(金) 01:43:56 ID:Ew6X8dhS
中野氏は、SF映画の特技監督なのに、理科系に弱いというか、
物理工作に長けた感じがしないのがアカンね。
円谷のようにセンスオブワンダーつーか、SF的なイメージを描くことも大事なんだけど、
当時のTVのSFクオリティや、劇画調の演出に毒されている気がする。
構造的な問題で、
スタッフ全体が土建屋マンネリで新しい発想が出来なかったんだろうな。
107 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/19(金) 05:27:21 ID:iptPLqxZ
ラドンでカキワリに影が!神様のミスは見てみぬフリ?
>なんか見た目はすごくかっこいいお方ですね。
ああ、確かに一度役者でもやったら?って気はしますね。
なんだかんだ言っても本業関係で結構お忙しいんでしょうけど。
個人的に「惜しい・・・」と思ったのは『東京湾炎上』
モノクロの宣伝用スチールや撮影スナップでは本物そっくりだった。
しかし映画中では
*メインタイトルが本物のタンカーの空撮。(後でミニチュアを見せても勝ち目はない)
*タンカーの爆発カットは一瞬。しかも「想像上の出来事」
*石油備蓄基地・喜山CTSの炎上は、劇中でも「特撮映画で再現」という設定。
虚実取り混ぜて観客をごまかす・・・というより、「これって作りもんだよね?」という
感覚が先に来てしまう。
まあ、日中の火力発電所やコンビナートの爆発シーンが、後に『ゴジラVSキングギドラ』
『ゴジラxメカゴジラ』に流用されるくらいの出来映えだが。
110 :
四葉:2006/05/22(月) 19:08:27 ID:U7Uc8wQy
>>109 >*メインタイトルが本物のタンカーの空撮。(後でミニチュアを見せても勝ち目はない)
あの本物のタンカーの空撮ショットは、2倍速のスローモーションになってるですから、
ちょっと特撮ぽかったですよね。
だから俯瞰のミニチュアシーンを見てもそれほど違和感を感じなかったですぅ。
それにしても「東京湾炎上」は、アンドリュー・V・マクラグレン監督の
「北海ハイジャック」に先んずること5年で、その後のスペクタクルなテロリズム映画の
先駆をなしているところを見ると70年代の邦画もなかなかやるですね(その前に
「ブラックサンデー」とかがありましたけど…)。
「日本沈没」は「大地震」より先でしたし、「エスパイ」は「フューリー」や
「スキャナーズ」よりも早かったですね。特に人体をボカスカ粉砕するスプラッタな映像を
「エスパイ」の破壊銃でのシーンで見せているのはすごいですね。
ロルフ・ジェザップちゃまが粉微塵になるですぅ。飛葉ちゃんの兄チャマを殺した報いですね。
「メカゴジラの逆襲」のDVDを見た。 やっぱりこの監督の撮る特撮カットは、
それぞれは迫力はあっても、全体のイメージがちっとも膨らんでいかないな。
自衛隊車両がミニチュアの街を走り、その先で怪獣が暴れ、ビルが壊れ・・・
といった有機的な繋がりが全くない。
112 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/26(金) 06:08:59 ID:qYiFCEts
>>111 >それぞれは迫力はあっても、全体のイメージがちっとも膨らんでいかない
>有機的な繋がりが全くない
「大特撮」で全く同じ指摘を受けていた。
結局、カットとしてのその場凌ぎで、シーンとしての計算が出来ない人なんでしょうな。
監督としての仕事が出来ない人なんだ。
113 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/26(金) 13:24:40 ID:KuMxA9tY
↑で、どれぐらい演出のことが判ってるんだか?
114 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/26(金) 20:29:44 ID:jMdyHJ6T
>自衛隊車両がミニチュアの街を走り、その先で怪獣が暴れ、ビルが壊>れ・・・
> といった有機的な繋がりが全くない。
自衛隊シーンはバンク使い回しなんだから、それを望むのは
酷かとw
メカゴジラの逆襲は見せ方も悪い。 メカゴジラが街を瓦礫にして、チタノが尻尾で
吹き飛ばす。 が、吹き飛ばされるのはすでに残骸になったかけらばかり。
いつも見る街が見る見る強風で吹き飛ばされていくプロセス、
あのラドンや宇宙大戦争の快感が無い・・・
>115
ソレをやるとなるとバンクだろうね。(笑)
117 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/05/28(日) 07:59:32 ID:eDtEKfhT
元祖「モスラ」の東京タワー決戦みたいに、
短いカットで、全方向から、たたみ掛けるように描写する
ワクワクするシークエンスが見たいです。
いま 何歳?
119 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/06/13(火) 02:57:26 ID:XiJ/b5UI
71じゃなかったけ?
>>110 『東京湾炎上』で、政府が〈作り物の映像〉を〈現実〉と偽って、国民を騙す・・・
というのは、「アポロ月面着陸はなかった説」が元ネタでしょう。
(原作:田中光二 『爆発の臨界』)
これも『カプリコン1』より早かったわけで。
話は変わりますが、『日本沈没』『地震列島』とも、東京という街そのものが
石油コンビナート・高速道路・飛行場・住宅地と、何でも集まっている場所
なので、破壊の見せ場には事欠かない・・・はずなのに、「いかにも東京」と
いうランドマークの崩壊シーンが無い。
そのせいで、どこぞの地方都市のような(『地震列島』のメインは三軒茶屋の
マンション)感じがしないでもない。
(『ノストラダムスの大予言』でも、昼間の地震シーンがあった。
‘84年版ゴジラに一部流用されているのでは?)
121 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/06/17(土) 00:45:55 ID:AIdrKKA7
CS日本映画専門チャンネルで「東宝パニック映画の世界」。
「日本沈没」と「東京湾炎上」、
「地震列島」もラインナップに入ってます。
何気に「特技監督 中野昭慶の世界」w。
現場復帰してほしい
123 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/07/17(月) 19:18:54 ID:bcAP6ziK
今、復帰しても何が撮れるのだろうか?
ハイテクに弱そうだから苦しいかもねぇ。
1984ゴジラの制作時のインタビューで
石坂浩二とゴジラの合成→「一種のモーションコントロールですよ」
サイボットゴジラ→「流行のゴー・モーションみたいなものだね」
と、両技法のキモを何も理解してなさそうな発言をしていて
「この人ってこういうのに本当に弱いんだなぁ」と思った記憶がある。
単純に「素人向けトーク」って事なのかも知れないけどね。
でも同じゴジラで「ミニチュアにリアプロで人物を投射すると、なぜリアル感が出るか」
という事を全く考えていないような失敗をしているので、案外本気じゃないかと思ったり。
まぁ、基本的に何が何でも一発撮りな人なので、今のように複数の素材を組み合わせて
絵を作っていくという手法にはなかなか馴染めないかも知れない。
125 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/07/18(火) 07:56:46 ID:U+FUu47x
「東京湾炎上」の石油コンビナート破壊は、実況中継している設定だったよね。
当然、VTRの画でなければらない。
しかし、たまたま撮っていたパニック映画のシーンを拝借して、実景と組み合わせて中継している。
政府はVTRとフィルムの画質の違いがテロリストにバレないと思っていたのだろうか?
(原作にはその部分に言及があるが、プロには判るが素人には見分けがつかないとか書いてある。んな阿保な)
「東京湾炎上」って、アイディアやストーリーは抜群なのに、
今ひとつ盛り上がらん映画だなw。
退屈はしないんだけど・・・
水谷豊の死に様は凄かったけど・・・w。
127 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/07/18(火) 22:15:24 ID:T/yjG3AD
イベントの映像とかに関わっているからデジタルも
やってるんじゃない。
それはそうと、最近矢島信男の方が中野より炎が綺麗だと
思うんだけどどうかしら?
>>127 確かに、矢島監督は『キャプテンウルトラ』『ジャイアントロボ』の時代から
(中野監督が円谷組の監督助手だった頃)ナパーム系の火球爆発をかまして
いましたが・・・。
129 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/07/25(火) 21:43:27 ID:EBhdERLF
どうも。現在15の厨です。僕は川北ゴジラと樋口ガメラで育ったはずなのに、
完全に中野特撮に魅了されてしまいました。
今だからこそ中野特撮がみたい
131 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/07/25(火) 22:15:49 ID:5+q87b+/
竹取物語が今の所最後の作品?
132 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/07/25(火) 23:28:41 ID:TAZoktlB
>>125 漏れの家はその石油基地の近くでつ(実際の名称は喜入石油基地)
本当にこの石油基地が炎上したら漏れの家も巻き添えを喰いますねw
ところで特技監督と特撮監督ってなんか違うの?
134 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/07/31(月) 11:58:33 ID:lz8/tfIS
意味合いとして同じなのでは?
135 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/07/31(月) 23:50:15 ID:RNcV/fbZ
日沈73を見直してるわけだけど、特撮は荒っぽいが、たたみかけ方が凄い。
圧倒されます。
樋口版は余裕ありすぎじゃないか?
その辺はさすが円谷英二の弟子と言った所かな?
137 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/08/02(水) 18:14:51 ID:bQAM/RkI
>>135 確かにたたみかけは凄い。
東京大震災のシーンでは、何が爆発しているのか知らないが、ビル群の足元が連続で大爆発して、派手にナパーム炎上している。
始めの2〜3回では勢いに呑まれて気にならない。
ブラッカイマーはきっと中野特撮を参考にしているに違いない。
ところで、熱風に煽られてヘリが揺れるショット。
あまりにグラグラ揺れ過ぎて嫌でもミニチュアを意識させられる。
こういうところが雑で下手。
138 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/08/02(水) 20:16:49 ID:3IMQulWS
中野のベスト仕事
日本沈没の日本海海溝の底の映っているシーン
ゴジラ84の冒頭の嵐の漁船
メガロのダム破壊
139 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/08/17(木) 17:29:03 ID:kQkxGrKK
新宿を歩くゴジラは能をイメージしたんだっけ?
>>133 特技監督は円谷英二とその系譜を受け継ぐ者に与えられる称号
特殊技術から特技監督に昇進ってパターン
過去の有川、中野、川北がそう
円谷プロでは特技監督と名乗るのはタブーだった。最近は使ってるけど
東宝以外の会社は特撮監督って言ってるね。
だから矢島信男は特撮監督
141 :
ヤーレン:2006/08/25(金) 00:52:07 ID:PpbX3WLm
中野監督その他大勢と飲んだことあります。
気さくないいかたでした。
お酒はメチャクチャ強いです。
142 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/09/03(日) 18:49:24 ID:F0xuCmIf
裏山アゲ。何かのインタビューで「年寄りの言う事聞けよ」と言っておられたのを
読んだが、そう言うこと言う人って逆に気さくっぽいと思う。
143 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/09/03(日) 20:14:54 ID:Qey0ngWy
「日本沈没」の富士山噴火のシーンで、空爆のように爆発するのはまずいとオモタ。
でも、小野寺が玲子を探しに行くシーンの後の、噴煙のシーンはよく出来てた。
それに、津波のシーンは凄い。
まさに「水の壁」が迫って来る感じがする。
そこらへんはさすが円谷監督の弟子って感じだね。
>>143 >それに、津波のシーンは凄い。
>まさに「水の壁」が迫って来る感じがする。
そこがなんちゃって津波の「ナバロンの要塞」や
本物の波をクローズアップにしただけの「ポセイドンアドベンチャー」とは
違うところですね。
まあ両作とも良くできてはいたし迫力もありましたが…。
145 :
ヤーレン:2006/09/03(日) 20:41:52 ID:EjwLIOu2
中野監督って身長180cm以上あるんですね。
間近で見て高いのにビックリしました。
でもあの津波、ちょっと唐突過ぎるんだよな。舟で逃げてるやつらのバストショットの後、
いきなり迫る水の壁だもんな。 もうワンカットくらい引きの画が欲しかった。
どうしたら会える?
148 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/09/05(火) 14:57:39 ID:cHnMCds4
>>146 そうだよね。
進んでる船団を引いて撮って、そこに水の壁が!でも良かったかなとは思う。
でも港に押し寄せる津波は凄い出来だとは思う。
結構粗は多いけど、俺は中野特撮ベスト1は日本沈没だね。
まぁどっちかといえばあの映画は本編で災害シーンが盛り上がってる所もあるが。
149 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/09/27(水) 11:52:26 ID:tDu/m09P
きのう、NHKの「私のこだわり人物伝」に出演してたね。
見逃した人は再放送でチェックだ!
150 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/09/27(水) 12:38:23 ID:eUKDVTc6
>108
オールウェイズの駄菓子屋の店主(原作版)に一番近いイメージなんだけど>老化中野
151 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/09/27(水) 19:26:07 ID:2KgZExm2
>>149 まじめそうな川北監督より話は面白そうだね。昔からジーンズ派なのか?
円谷英二が「足が水虫で撮影所では絶えずスリッパだった。」というのは
初めて聞いた。
152 :
ヤーレン:2006/10/03(火) 23:33:25 ID:d44xsy5w
>>149 NHK見ました。岸田九一郎さんや渡辺明さんのことも
話に出ていましたね。確かにジーンズを良くはいて
おられるようです。
153 :
たかぼー:2006/10/13(金) 20:02:01 ID:aFFm+CNy
何を隠そう、私が中野昭慶と心中することも厭わない当世随一の中野特撮ヲタです。
「日本沈没」の東京大地震での石油コンビナート炎上シーン、あれだけで私の特撮ヲタとしての運命は決定付けられました。
でっかいセットを今は亡き東宝特撮大プールに作り込んで、派手にドンパチしたのでしょうなぁ。
「監督!こんなにガソリン詰込んだら危険です!」と特殊効果・渡辺忠昭チーフが助言し、
「おれにヤケドしろというのか!」と撮影・富岡素敬チーフにはイヤミを言われ、
「そんなことをしたら近所の住民から騒音の苦情が殺到するぞ!」と製作担当・篠田啓介チーフに苦言を呈され、
その全てをものともせず、
「俺は特撮馬鹿・火薬馬鹿・ガソリン馬鹿一代として名を上げるんだ!予定通りいくぞ!」
と現場を颯爽と取り仕切った新任特技監督・中野昭慶の雄姿が目に浮かぶような名シーンでした。
今は、こんな危険なシーンは誰もやらないし、やれないし、新作映画では質感もクソもないCG映像でしかお目にかかれないですね。残念な限りです。
東京湾炎上のDVDでは、大炎上の質感は、有鉛ガソリンの使えた昔は素晴らしかったが、無鉛ガソリンになると弱弱しくなったらしいですな。ホンマかいな?
でも、同じ大炎上でも、日本沈没とゴジラ84では明らかに違うもんなー。
さすがは爆発馬鹿。目のつけどころが違いますね。
やはり中野が仕切っていた時代の東宝特撮が、私にとっては最後の徒花です。
川北ゴジラは、重量感ゼロでパカパカ動き回るばかりで、大嫌いです。
ゴジラシリーズが打ち止めになった今となっては、もう東宝内には円谷英二の遺産の「名残」さえ、完全に消滅したんですよね?
川北の率いるドリームプラネットがその辺を引き継いでるの?
>>153 >中野が仕切っていた時代の東宝特撮が、私にとっては最後の徒花です。
中野特撮が「実を結ばないムダ花」だったという事ですか
徒花の意味をご存知ですか?
中野さんが亡くなられた時の火葬は
凄いことになりそうですね
どきどきしています
157 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/10/15(日) 07:08:06 ID:c8rkVspc
「サンダ対ガイラ」の羽田空港のシーンを観たんだけど、円谷には珍しく、誰かさんの好きな曇天のシーンなんだよね。
だけど画面はちゃんとクリアーなんだよね。
このシーンで上空を旋回しているジャンボのカットがあって、何てことはないただの当たり前の躁演なんだよね。
だけど「エスパイ」やら「地震列島」と比べると、出来が違うんだよね。
特技監督は爆発だけ撮ってりゃ好いってもんじゃないと思うんだよね。
円谷時代のライトの量はとにかくハンパじゃなかったからね。
曇天の書割をバックに8ミリでミニチュア撮ったことがあるけど、それだけで画面が暗くなるもんな。
ガイラの空は、ちゃんと日中の曇天ってことを計算してるわけか。
159 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/10/21(土) 17:38:14 ID:9BJj/ff7
そりゃまあ、ガイラはお天道様が嫌いという設定だからねえ。
160 :
ヤーレン:2006/10/23(月) 00:20:31 ID:aEseLKrD
161 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/10/23(月) 00:27:17 ID:EluBrH2k
隣のグラサン掛けた白シャツか。身長高いねぇ。
元は何の映像?
>>161 1966年、TBSの『現代の主役』というドキュメント番組があった。
その中の一編「ウルトラQのおやじ〜円谷英二」だね。
演出は実相寺昭雄。
しょうちゃん
164 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/11/07(火) 04:51:41 ID:oPZP1tQG
しょうちゃんがダメな特技監督なら、ミレニアムシリーズの
「怪獣の感情表現以外、マジで一切興味無し」の鈴木
「樋口の劣化猿真似以外マジで一切撮れない」神谷
「ゴジラの予算でもウルトラの画しか撮れない、つうか撮る気のない」菊地
「スカスカの空気感の画面と軽〜いペラペラの破壊しか撮れない」浅田はどうなる!?
(ちょっと浅田だけこれと言った特徴ないから、無理やりっぽいけど。長くやってるだけに、それなりに手堅い人だしな。)
しょうちゃん、こうちゃんの特撮って、最近の連中の小さくまとまった特撮と違って、問答無用のパワーっつうか、力強さがあったぞ。
雑だけど。
こうちゃんはそうでもないような
こうちゃんは VSシリーズ以前の方が いい仕事してた
こうちゃんはビオランテ以外のVSシリーズ以外でいい仕事をしている
超星神シリーズではちょっと持ち直してた。
中野さん 今回の沈没モドキについて 何か発言してるのかな?
阪神大震災とか911を
ヨダレ流しながら狂喜乱舞して見てそうだよね
911にはコメントしてた、WTCが「爆破したように」崩れ去ったのを指して、
「地震と火事の違いはあるけど、高層ビルはああやって壊れるんだよ」みたいなこと言ってた。
「地震なのにビルが爆破したように壊れるw」と言われ続けた事に対する怨念を感じたよ…
語り口は穏やかなんだけど。
きっと阪神の時のコメントもあるはず。
173 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/11/29(水) 22:59:04 ID:I8gEg8li
しょうちゃんの新作映画熱望!
174 :
どこの誰かは知らないけれど:2006/12/07(木) 14:58:04 ID:n5URzwaN
監修でもいいからなんかやってくれないかなあ
役者開眼!
昭ちゃん
177 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/01/23(火) 16:21:21 ID:bbMEqi3P
意外と評価が低いのでは?
彼の70年代、孤軍奮闘の頑張りがあったから、今の日本映画があるのだ
178 :
どこの誰かは知らないけれど :2007/01/23(火) 17:25:13 ID:NdOawg6Z
今見ると、あの連鎖爆発もソウルをカンジさせるぜ!
最近何してるんだろう? 誰か知ってる?
昨日惑星大戦争見た 特典の中野節聞けただけで満足した
181 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/03/05(月) 11:36:31 ID:kUP855BV
ネタ
182 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/03/23(金) 21:29:33 ID:lK20wAhC
だれか近況しらない?
183 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/04/01(日) 22:11:22 ID:L7mHsdwq
中野監督のベスト1は「ゴジラ対メカゴジラ」
184 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/04/02(月) 13:23:40 ID:5kpCijMq
>>177 特撮スレでは評価はあまり高くないけど黄金時代の抜け殻を押し付けられて
再建に奔走したのは"野球のV9・川上⇒長島"に良く似ている。
185 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/04/04(水) 04:50:57 ID:fJvW75fe
今、「ゴジラ対ガイガン」を観ているのだが、
偵察に来たアンギラス撃退シーンは
スモーク炊きすぎてアンギラスが見えなくなるぞ。
ダメじゃん。
186 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/04/04(水) 05:15:48 ID:fJvW75fe
ようやくギドラとガイガンが地球に到着(ここまでがやたら長い)、
ギドラが暴れるカットと自衛隊がやられるカットは流用ばかりだな。
またガイガンがビルを壊すカットにギドラの引力光線を合成したり、
あまりセンスの感じられないカットも多い。
187 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/04/04(水) 10:11:03 ID:5QECqoOq
アンギラスの迎撃シーンは、アンギラスの着ぐるみの汚れ具合から察するに、
クライマックスのバトル後に撮ったことがわかるね。
「一週間くらいで撮ってくれ」って状況だからなあ。
189 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/04/04(水) 13:42:02 ID:O+9C9CaS
ゴジラに命令されてアンギラスが偵察に行き自衛隊に迎撃される件はなくてもいいよなぁ。
ガキを飽きさせないための配慮か。
>>188 だから尺が足りなくて「三大怪獣」「総進撃」のフィルムが混じっているのか。
190 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/04/04(水) 18:29:27 ID:RFBvOUIu
>>188 尺が足りないんじゃなくて、予算がないからバンク使いまくったんだよ。
192 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/04/04(水) 20:17:16 ID:4ZTN9x0o
>>189 避難シーンは「モスラ対ゴジラ」の流用。
バンクした自衛隊のカットはそのままの編集で翌年の「対メガロ」にそっくり流用。
メガロのときは「一週間で撮ってくれ」って状況だったからなあ。
194 :
ヤーレン:2007/06/12(火) 00:14:12 ID:W1FKGof4
195 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/12(火) 01:17:56 ID:aUAhwIfj
「メガロ」は冒頭のダム破壊シーンだけはネ申だったな・・・・
東京湾炎上
東宝スタジオ炎上
>>195 冒頭? 冒頭にそんなシーンあったかね。
198 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/19(火) 22:14:05 ID:c5T8UILP
はじめまして。特撮にはまってうん十年になりますが、私は中野特技監督による特撮映像の虜になってます。
かつては「爆破の中野」の異名を持ち、ミニチュア爆破によるカタルシスな映像、スモークによる奥行きのある画づくりで、圧倒されました。
199 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/06/19(火) 22:39:03 ID:IDLT7iGv
>>195 冒頭の を除けばその通り。
あのシーンは中野の最高傑作。
「ラドン」の西海橋破壊シーンに匹敵する、って誉めすぎか?
200 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/07/27(金) 01:20:41 ID:5rN7yQCE
クレイジーの大爆発見た人いる?
特撮分はそれほど多くないけど、面白い映画だったよ
DVD買って損はないと思うよ
202 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/12(日) 09:32:38 ID:3SJH6gyr
「クレージーの大爆発」のオーコメ、良かったよ。
昭ちゃんが語る古澤憲吾の思い出話は楽しかったな。
10月にレンタル解禁されるらしいから、金ないのならそれまで待ちなさい。
203 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/14(火) 20:28:48 ID:dwlbW7Bu
BS2で「クレイジーの大爆発」見たよ。昭ちゃんは一貫しているねえ。
松岡きっこがあっけなく死んで驚いていたら、その後の展開がさらにびっくり仰天。
205 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/20(月) 14:32:10 ID:DW2yIwYA
http://8222.teacup.com/nittosinbun/bbs?BD=17&CH=5&M=ORM&CID=327 このたび、ワイズ出版より我らが中野昭慶監督の、これまでの仕事を網羅した新刊本(構成・染谷勝樹)がが発売されることとなりました。
これを記念して、以下の日程で出版記念パーティーが開催する事となったとのことです。
日時:9月8日(土曜日)午後3時〜5時 ※2次会あり
場所:パセラリゾート銀座(銀座松屋裏手)
会費:1万円
当日は各方面の多数の方々が詰め掛けられ、是非とも盛大なパーティーにさせていただき、中野監督のこれまでの業績を皆で讃えたいと思っております。皆様、お誘い合わせの上、御参加いただきますよう何とぞお願い申し上げます。
参加のお申し込みに関しては8月24日までに、中村哲氏までご連絡お願いいたします(もしくはお〜いまで23日までに)。なを、当日は中野監督の新刊本と特製記念フィギアをお持ち帰りいただきます。
中村哲氏より情報提供。お〜い代記
とのことで、日東関係者の皆さんもふるって御参加ください。
206 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/20(月) 18:47:48 ID:OfD74clA
207 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/20(月) 22:34:43 ID:EeSywQkK
この本はぜひ欲しい。
たしかに中野演出はやたらスモークを炊き過ぎ、
肝心の怪獣や戦艦が見えなくなってしまうこともしょっちゅうあるが、
いいところもあるんだ(多分)。
良いか悪いかなんて見方一つでいくらでも変わるんだ!
買うぞ、おれは!
文字や写真がかすれて殆ど読めない本だったらどーすんだ。
無茶な爆発をする本よりマシ。
210 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/22(水) 17:05:52 ID:L5JEd+Sb
文字や写真がページの端に集中していて
ページの真ん中が広く空白になっている本。
一作品ごとに、中野監督が「予算がなくてねぇ…」とコメントしてる本。
213 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/24(金) 23:02:08 ID:lpMgSI0T
やっぱこの人、大雑把だと思うよ
もうちょっとカメラワークとか工夫すればもっといいものは撮れたと思う
庵野秀明が低予算で撮ったDAICON版「帰ってきたウルトラマン」見ると、
「中野昭慶よ見習え」とつくづく思う。
庵野秀明は中野昭慶の影響も受けているのだろうが、
センスは中野より庵野の方がはるかにある。
214 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/24(金) 23:04:44 ID:8PsBZ+hR
バカか、お前は?
台車積んだら、客の荷物が積めなくなるだろうが。
お前の乗っているタクシーはそんなにトランクが広いのか?
バカか、お前は?
カットに時間かけたら、予算とスケジュールを超過しちまうだろうが。
当時の東宝にそんなに余裕があったのか?
そのためにコンテをきるんだよ ぼけすけ
218 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/25(土) 01:01:21 ID:mOZOGPAp
>>213 >>217 DAICON とかあの辺が作っていた自主映画は、お金もないしプロの人材もいないけど時
間だけは掛かっているんだよ。本編の監督や手持ちのスタッフとの折衝の中で
スケジュールと睨めっこで作っていた中野さんと比べるのは酷。
ガメラで同時期のゴジラ以上の仕事をした樋口氏は確かに偉いけど、あれも予算がないので手
作りで好きなようにやって、という条件の中での怪我の功名みたいなものでしょう?
219 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/25(土) 01:37:34 ID:M8Ds2GdX
>>218 予算と時間があってもあのセンスのなさは致命的だろう。
「連合艦隊」の大和は10メートルのミニチュアを作ったわりに大きめのプラモにしか見えないし(プラスチック製が判るような照明は酷いだろう)。
「日本沈没」以上の日数をかけ、こだわりぬいて撮った筈の「ゴジラ」があの程度。
、「竹取物語」の切り絵を動かしているような母船の飛行シーンは笑止だし、あれは予算や日数や条件では言い訳できない。
いわゆる三点セットだな
>>219 確かに東宝の古参スタッフが時代遅れだったとはよく言われるけど、かと言ってオタ
が思っているほどセンスだけでどうにかなるもんじゃないって・・・。
>>221 古参スタッフなんてもうその頃はいない。
『日本誕生』の円谷組で初めて映画撮影の仕事についた斉藤薫氏は
近作『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』でも照明を担当している。
東宝特撮で初めて「円谷時代を知らない子供たち」だけで特撮をやったのは
実は『ゴジラ FINAL WARS』なんではないか?あ、でも特効の久米攻氏は微妙だな。
とにかく『連合艦隊』の頃なら、中堅以上のスタッフは殆どが円谷時代の生き残りのはず。
スタッフが円谷以来の人なのに円谷時代より下のものしかできないってことは、
監督がダメなのでは?
>>224 東宝撮影所が施設拡充を図っていた頃と、資材人材共にどんどん流出している頃と
製作条件が全く同じであるならそうでしょうね。
てか、「原因」じゃなく最初から「犯人」を探そうという思考方法は何とかならんか。
>>223 社員・契約・フリーの区分は不明だけど、その頃はまだ東宝スタジオの周囲にも
50〜60年代からの古い人たちが沢山いたはず。これは東宝だけではなく他の撮影所もみんなそう。
>>225 自分も某サイト(割と業界に近い人)で「東宝特撮はまだ関わってくる古参のスタッフが癌」
と読んだことはある。古参スタッフが時代遅れだったのは事実かもしれないが、70〜80年代の日本特撮は限
られた制作条件の中でどこまで作れるか、という睨めっこを強いられていた時代でもある。そ
の頃、アメリカではVFXが飛躍的に進歩してしまい、ここで水を開けられてしまった。
ただし向こうの映画人も、低予算でもとりあえずそれらしく作ってしまう日本特撮は面白いと思っていた面もあるようだが。
この時期はCMの人の方が野心的だったけど、あれはワンカットあたりの時間があるので試行錯誤できるわけだしね。
>てか、「原因」じゃなく最初から「犯人」を探そうという思考方法は何とかならんか。
オタクは犯人探しが好きだからな。なんでそんなに中野が憎いの?
227 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/25(土) 20:10:56 ID:M8Ds2GdX
>>226 単純に中野の撮った特撮場面が酷いから。
粗雑で、センス次第でもう少しなんとかなるショットが多く、惜しいから。
あんた、中野の撮った特撮にそう感じたことはないのか?
>>227 >センス
はいはい、センスさえあれば予算もスケジュールも何もなくても何でも
出来るんだよね、良かったね。
>>227 俺はむしろ、あの無駄な派手さが好きだけど。
まさに「どっかーん!」って感じで。
231 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/08/25(土) 21:30:21 ID:M8Ds2GdX
>>228 >センスさえあれば予算もスケジュールも何もなくても何でも出来るんだよね、良かったね。
円谷時代とは比すべくもないとしても、「連合艦隊」「ゴジラ」「竹取物語」はそれなりに予算もスケジュールもある大作だったろうが。
俺が一言でも「センスさえあれば予算もスケジュールも何もなくても何でも出来る」と言ってるか?
よく読めボケ。
中野はそれなりに予算とスケジュールがあっても駄目なんだよ。センスがないから。
予算とスケジュールによゆうがあるっていうのはフィルムの出来が悪かったらリテイクできる環境があるってことだよ。
明らかに無いじゃん。
>>230 そういうスタッフは恐らくは大半は東宝映像美術の人だと思う。ただあそこは
色んな雑多な仕事の合間に本編の特撮もやるはず。古い人もそういうスタッフとして抱えてもらっていた。
「恵まれた状況」かどうかは何とも・・・。
川北さんなどが古い人に悩まされた噂はあるけど、一方でそういう職人さんがいないと
出来ないことってのも現場には沢山あるのも事実だし。
>>232 >>231はセンスさえあれば何でも出来るというオタクによくいる厨。「竹取物語」は
市川崑に駄目出しを食らいまくったけど、ただし当時の日本の特撮マンとしては出来る
限りのことはやっている。あれ以上の仕事をどうやれと?
中野はスタジオでなくオープンセットだとわりかし良い仕事をする
>>226 >オタクは犯人探しが好きだからな。
って言うより日本人全体に言える傾向だけどね。
日本では大事故が起きると原因究明よりも
刑事事件としての立件が優先されたりする。
だから関係者は後難を恐れて口を閉ざし原因究明は遅れる、と。
まぁ、実際のところ一人や二人の「センス」で何とかなるものなら
とっくの昔に低迷期は終わってると思うけどねぇ(w
こういう幻想は円谷英二が日本映画の衰退に
合わせるように逝去しちゃったから起こるのかも知れないね。
確かに雑なところもあるけど、メカゴジラとか東京大震災とか
他の特撮監督(円谷英二を除く)にはない絶対に忘れられないシーンがいくつもあるので
オレはこの人を評価する。
竹取物語も船絡みの部分は良かった。
黄昏の大海原をゆく帆船のカットの美しさを覚えている。
水面を金色にするために物凄い枚数の金レフを作ったらしいが。
この人って小型船舶では良いイメージがあるな。
84ゴジラも冒頭の漁船のカットだけは少しも文句の付けどころがない。
>>237 意外と波(水)の表現は上手い。 >中野特撮
連合艦隊もミニチュアの出来はともかく波の立て方は良かった。
239 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/09/02(日) 14:08:58 ID:3knG0l3H
昭慶本は9月のいつ発売なんだ?
240 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/09/04(火) 13:04:45 ID:/2hyEfV7
問い合わせたら書店に並ぶのは13日頃だってさ
241 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/09/12(水) 07:06:38 ID:8HYYypaU
いよいよ明日だな
早いとこならj今日並んでいるかも?
242 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/09/12(水) 13:05:38 ID:L67/RWb3
14日正式発売だって
243 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/09/14(金) 19:11:45 ID:v5Zo7mug
買ってきたぜ!
中野監督のインタビューのみなのにボリュームある一冊。
著者の愛情がビシバし伝わってくるぜ!
まちがいなく買いだ!
でも、さすがにこれ以上ページは増やせなかったのだろうが、
出来れば関係者やライター陣にも中野監督の人柄や思い出、特撮の評価を語ってほしかった!
なおスモークを焚きすぎたり、突然意味不明の爆発が起こることについては言及されていなかったのは残念。
(まだざっと一気に読んだだけなので、読み落としているだけかもしれないが)
244 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/09/19(水) 23:42:08 ID:1aHJrb0/
本が出たのに、ぜんぜん盛り上がってねえw
中野監督のファンなら満足できると思うが、テレビ作品にも触れてほしかったな。
245 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/09/21(金) 12:51:21 ID:HXBKglgw
みんな、本当は中野が大嫌いなんだよ
246 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/09/30(日) 09:44:38 ID:Te4T6uXk
初めてといってもいい中野監督本。すごくおもしろかった。
あの「キング・コング」のくだりには驚いた。実現して欲しかったな・・・
247 :
どこの誰かは知らないけれど:2007/11/04(日) 17:09:37 ID:oNxf8ksc
DVDで『幻の湖』初観賞。
ラストの中野特撮がこの作品のトンデモ感を増すのに一役買ってるのは間違いないな…
84ゴジはこの作品のわずか3年後だが、宇宙空間の特撮は格段に良くなってるね。
248 :
どこの誰かは知らないけれど:2008/02/09(土) 22:49:53 ID:OLGMlsRG
昭慶本巻末のお仕事リスト、一部ここのスレから引用かね?
本に「青島要塞爆撃命令」で最初にクレジットされた、とあったけど、「青島〜」にはクレジットされてなかったね。
ショウちゃんの記憶違いかな。
最初のクレジットは「大盗賊」だと思う。たぶん。
250 :
どこの誰かは知らないけれど:2008/08/20(水) 18:20:15 ID:PlGGgjz+
爆発age
251 :
どこの誰かは知らないけれど:2008/08/24(日) 17:11:53 ID:VqzA/EME
特撮ニュータイプで、樋口真嗣と対談してる
252 :
ヤーレン:2008/10/12(日) 14:02:51 ID:C8KP/2Q1
ようやく本買いました。インタビューで構成
されてるのはいいとしても、もう少し写真や
関係者の話などもあれば良かったなぁ...。
「特技監督中野昭慶」の帯に言葉寄せてる田中文雄氏が亡くなったそうです。
ご冥福をお祈りいたします。
254 :
ヤーレン:2009/09/06(日) 22:44:30 ID:PuQN23Rl
本によると中野監督は最初から特撮志望
だったわけではないのね。
結構意外でした。
>>252 また不満の感想か!写真の分量は丁度いいだろうに。
256 :
どこの誰かは知らないけれど:2009/09/16(水) 10:07:50 ID:ELTJcL52
>>254 >中野監督は最初から特撮志望
>だったわけではないのね。
復活ゴジラのときに
「特撮ってのは汚れるし、何やってるのかわかんないわで助監がつきたがらないんだ(w
で、勢い新人がまわされることになる・・・」と語ってましたな。
257 :
どこの誰かは知らないけれど:2009/09/25(金) 10:58:50 ID:Aq/5LN4v
192 :日曜8時の名無しさん:2009/09/24(木) 01:00:09 ID:3VWsSzTz
「ゴジラファイナルウォーズ」に対しましての
ご視聴およびご質問、まことにありがとうございます。
お問い合わせ頂きました、ジェットジャガーやメガロについては、
登場させることは不可能ではございません。
しかし、決められた時間と予算のなかで、
展開させるストーリーには限りがあります。
ジェットジャガーやメガロは、強烈な個性を持つ、
大変魅力的なキャラクターの持ち主ではありますが、
その人となりや、主人公ゴジラとの対決を十分に描くことは
この度はできかねると判断し、
中途半端な出方を避けた結果であるとご理解のほど願います。
轟天号は、ご指摘のように昭和ゴジラシリーズではゴジラとの接点は少ないのですが、
伝説の珍作惑星大戦争を語るうえで欠くことのできない存在です。
またミニラも、ゴジラのそばを離れることなく、
孤独な彼を支え受け止める役目を持っています。
人気ありきではなく、福田純(通称:人間バトルの純ちゃん)・中野昭慶(通称:爆発の昭ちゃん)
両氏へのオマージュとして出すか出さないかの判断であるとお考え頂ければと存じます。
>>245 中野さんというより俺はあの節操の無い火薬の使い方がいやだ
℃が死にますように
260 :
どこの誰かは知らないけれど:2010/02/16(火) 00:34:56 ID:Z34wXx0q
/ / | l| | ヘ \
. | / / } │{ リ | l |ハ ヽ
. | / / | ,′ ハ ' / ,.-┼-い、 ヽ
│ / / // | .′ .′',∨/ |_|ノ |八} ' }ヽ ',
│ // { /ィ''"「 / / 乂ハ /'ィぅ‐-ミ、 ハ } ││ }
| // l | /| / __|厶/ / ノ /{_):::ハ j! リ /ヽリ | /
j/イ { |/ ./|l,.ィf「ム`ヽ {:::::::リ /// ,ハ /
/ |八 いV レ' {_,)。::::} ゙ー'′ / // │
/ \ V{ lト( 弋::::::リ .:.::::.: イ |
,′{ \ ヽ、 ` `¨´ :i ' |
. { 八 `'ー-\ .:.:::.:.: 人 |
V| /\_」L,_ \\ '⌒ /| ヽl } / ageます・・・
|{ ´ `丶、 \>.、 `ー' イ| │ 从/
/ \. } `'‐ .._ / j.| jハ /
/ jノ /フ7¬チー-lノ、| ,' |/
. / \ / ∨
/ } ヽ、 . -‐ |
金10流れて発狂を続ける℃担と糞がとっとと死にますように
℃に轢き逃げで逮捕されるような更なる災いがもたらされますように
先日、あれ見ました。赤西の舞台。ライブか。コンサートに行ってきました。
うるせーんだもん、アイツ
「いつ来んすか?」「いつ来んすか?」って言われたんで、見てきました。おもしろかったです。
赤西くんらしい感じでした。
何曲かは、CDだったり、ライブだったりで歌ってる曲はあるんだけど、
あとは『BANDAGE』の曲、2曲ぐらいかな?やって。
他は全部新曲だって言ってました。8割方、英語だった。
で、錦戸がなんか、一緒に作った曲がある、つって言ってて、
その日、一緒に赤西と錦戸とメシ食いに行くかって話をしてて、
錦戸が仕事、早く終わったって言うから、
「じゃー来い」つって、呼んで、あいつは出てたけど、ステージ。
そんなことをしてました。
えー、特にオチもないです、この話には。はい。
その後3人でメシ食いに行って、
ボロクソ、なんか、
後輩になんか、いろんなこと言われてた、って感じです。
以上です。
263 :
どこの誰かは知らないけれど:2010/03/04(木) 09:37:07 ID:zpjEt4LR
>>256 でも撮影に付き始めて特撮に触れると「これはこれから監督業をするのに
全てにおいて身になる技術がある・・・・」と考えたらしい。
オーコメで語ってました。
542 :名無し戦隊ナノレンジャー!:2010/03/25(木) 05:56:51
西担→前回みたいに出所不退がわからないでもなくソロ米公演決定→安堵
他担→西抜き公演は経験済み→足担ウザー
こりが本音れしょsage
266 :
どこの誰かは知らないけれど:2010/09/05(日) 23:38:25 ID:4OBhsvD3
先日中島春雄さんの出版記念パーティに出席したところ
中野監督もいらしてました。
ひし美ゆり子さんもいらしてて感動しました。
日本海大海戦海ゆかば、連合艦隊より特撮の出来がいいじゃねーか
268 :
どこの誰かは知らないけれど:2010/09/08(水) 22:46:42 ID:t/lyiEEF
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|┃ ガラッ |マ● / ィ●フ ⌒) <たかいさんなら引っ越しましたよ。
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|┃三 | |ヾ___ソ
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270 :
どこの誰かは知らないけれど:2011/03/05(土) 04:16:12.97 ID:uIaNFajY
271 :
どこの誰かは知らないけれど:2011/03/10(木) 04:32:30.35 ID:JCsD3ec+
NZで発生したM8.2の巨大地震と人々のサバイバルを描いた邦題『M8.2』を見たんだが、何とも物足りなかった。
何が足りないと感じたのか。答えはすぐに出た。
爆発しなかったんだ。何も。
自分の中じゃ巨大地震の映画と言えば『日本沈没』(昭和)や『地震列島』だもんでなあ。
リアルでコンビナート炎上…。
リアルにM8.8だからな。虚構の『M8.2』をはるかに超えている。
274 :
どこの誰かは知らないけれど:2011/03/31(木) 00:01:42.78 ID:WxZshkUx
on
276 :
どこの誰かは知らないけれど:2012/01/11(水) 20:30:11.50 ID:EqDs10LI
中野監督は昨年喜寿を迎えられました。
変わらずお元気で何よりです。
277 :
どこの誰かは知らないけれど:2012/01/21(土) 00:37:14.90 ID:a7onwodS
殺せ!爆発キチガイを皆殺しにしろ!断じて奴等をのさばらせては為らん!
278 :
どこの誰かは知らないけれど:2012/09/11(火) 09:11:39.09 ID:u9Brtm3X
懐かし邦画板で三船敏郎狂信者のミフネキチってヤツがショウちゃんの事をバカにしてて腹が立った
279 :
どこの誰かは知らないけれど:2013/01/28(月) 23:54:13.50 ID:5pRhuv6l
1977年、日本公開前にアメリカでスターウォーズEP4を観てきたしょーちゃん、
帰国して一言
「特撮は日本が本場。スターウォーズから学ぶものは何も無い」
こうして作られたのは惑星大戦争。
明らかにミニチュアとわかる旧態依然とした特撮。
宇宙の背景の前にピアノ線で吊られた轟天。
スケールの感じられない、ちまちまとした画面。
…なるほど。何も学んでなかったんだね、しょーちゃんw
「ウルトラマン80」のときに、高野宏一さんも同じようなこと言ってる
金のかけ方が100倍違う、永久に狭まらな日米の現場の差が厳然とあって、
技術者一人じゃどうにもならないというある種の諦観じゃないかと。もしくは開き直り
281 :
どこの誰かは知らないけれど:2013/09/08(日) 02:34:35.67 ID:x4gIr95e
『COOL JAPAN YAMANASHI 2013』
ゲスト最新情報!:<11月3日>中野昭慶 富山省吾 原口智生 桜井浩子 白石涼子 進藤尚美 小橋建太
もし中野さんがウルトラシリーズの特撮監督を手掛けてたら迫力ある爆破シーンを見せてたろうね
テレビに出てたね。あいかららず口は達者
文庫版の方が格段に読みやすくなって良かった
286 :
どこの誰かは知らないけれど:2014/10/23(木) 23:09:56.19 ID:240SnJeJ
死ぬ前に昭ちゃんの大特撮が見たい
30年前に新宿で握手してもらったのが忘れられない
自分の中では木村大作とかぶってる
289 :
どこの誰かは知らないけれど:2014/11/06(木) 00:44:09.35 ID:USxdpKyk
たしかに大作さん似てる
撮影所で顔合わすこともあったろうけど
290 :
どこの誰かは知らないけれど:
川北監督への弔辞 なんて言ったの?