【初代】 ウルトラマン PART2【空想特撮シリーズ】

このエントリーをはてなブックマークに追加
70ウルトラマンコスモス ◆EMCMZI/dsA
「ウルトラシリーズは年少者を対象とした番組である」という基本的な事実を無視した
かのようなレスが多過ぎである。
「ウルトラQ」が持つ怪奇性(ミステリ性やSF性も同様だが)は、セブンや平成のティガ
にも継承されているし、より直接的に継承したのは、「怪奇大作戦」だと言い得る。
その内容面は置くとしても、怪獣という異形の者、ある種のオブラートに包まれることに
よりソフト。化されていた部分が、「怪獣」とは人間の歪んだ姿のメタファーであったことが、あからさまにされた番組である。
いずれしろ、旧マンに代表されるウルトラシリーズが、後の校内暴力やいじめに理論的
な妥当性・正当性を与え得たと解釈され、「怪奇…」により、怪獣に対する排除の理論が
人間にも適用可能であると解されてしまったという経緯は否定しきれないものがあると
言えよう。
つまり、「アイツ、狂鬼人間っぽいから(別に大村千吉に似ているわけでもないのにもかかわらずである)、放課後に裏山でヤキ入れようぜ!」と気軽に言える雰囲気を醸成してしま
ったわけである。