>>615 集団就職の上京列車のシーンが激しく不安なんだよ、当時の国鉄の雰囲気を、というだけで
「市販の模型の蒸気機関車と客車」
で撮影してる、関沢新一脚本の東宝特撮の悪夢の再現にならなきゃいいんだけど…
>>617 >集団就職の上京列車のシーンが激しく不安なんだよ
現在、公に流れているのは特報と予告。公式サイトで鑑賞可能なので見てみて。今のところ、列車は鉄橋
(この鉄橋はわざわざ北九州まで素材を撮りに行った)を渡る場面しか出てこないが。
ま、あれらはあくまで予告なのでいちばんいい所を使ってるわけだが。
>関沢新一脚本の東宝特撮の悪夢
うーん、それどの作品? 結講有名な話?
GFWでもミニチュア自動車+吹っ飛ぶ人間+炎+実景で作った爆発シーンがあったが、残念ながらクオリティは今ひとつだった
メイキングみて思ったのだが、ミニチュア自動車の壊れ方が甘く、吹っ飛び方が不自然
炎に力が足りない。物が炎を突き破ってくる様にも、半透明処理やズームアップを使ってる
といったところが原因だと思った
他の場面で実写ぶっ飛ばしてる分、目立っちゃったなあ(NYロケってのもあったんだろうけど
>618
鉄橋を素材にする場合って、やっぱり線路の上や向こう側にブルーバック張ったりするんだろうか
>>618 「鉄」しか分からないけどね(w
「宇宙大戦争」冒頭の「当時は未電化の御殿場線」を走って谷底に転落する「特急電車」
「キングコング対ゴジラ」の「当時は未電化の東北本線」を走る「特急電車」の急行「津軽」
「電送人間」の中央線を走る「C60型旅客用蒸気機関車」の引く「貨物列車」
「鉄」なら( ゚д゚)ポカーン な名場面の連続。
>>620 そんな大きなブルーバックはないだろw ご覧になれば分かるが、予告を見た限りでは、実景の鉄橋の上から
切って走る蒸気機関車(CGかミニチュア)を合成している?
これが鉄橋の柵の向こうを蒸気機関車が走っているので(柵のミニチュアの向こうを走らせた? CGで柵も描いた?)、
一見すると本当に実際の鉄橋の上を走っているように見える。煙もリアル。あれはCGかな?
アメリカ映画では(一部の邦画やCMでも?)あの程度の合成は80年代から普通にやっているのだろうが・・・。
上野駅内外のカットもほんの少しだけ出てくるがこれもなかなかの出来。
>>621 どうだろう? 蒸気機関車の車種まで考証したかどうかは不明だなあ。ちなみに今回
のスタッフは美術も含めて山崎さん絡みのCM系の人が多いみたいなんだよね。
今までの邦画でこの手の大きな美術となると木村先生・西岡先生・内藤先生あたりとなった所だが、さてどこまでやれたか・・・。
邦画で列車といえば、マキノ雅弘の「悪名一番勝負」で、長屋の上の高架を蒸気機関車が走るごく短い
カットが凄かった。恐らくは合成だが、本当に走っているようにしか見えない。
>>615 具体名憶えてるほどサスペンスマニアじゃないよw
たまたま見ただけだけどそういつもあるわけではないだろうね。
まあバレないことが至上の特撮だからだろうだけど、結構なクオリティだったよ。
ハリウッドのアクション映画なんかのワンポイント特撮みたいで
「何だ、日本でも(しかも二時間サスペンス)やれば出来るじゃないか」
と感心した覚えがある、タイトルまで具体的に憶えていれば、と今になって後悔してる。
この前も大河でお堂が燃えてたよ、これははっきりと憶えてる、平清盛が死んでその遺言に従って火を付けて・・・・・
って所の話だ。
NHKと言えば「核戦争後の地球」の特撮は凄いぞ。
>>622 多分「本物」の煙に見えるよう合成している筈、撮影に使ったのは
「本当に蒸気で動く模型の機関車」だから、
煙を吐くといってもそのサイズなりの「煙」しか出ない、到底実物の黒煙濛々は表現出来ない。
>>623 本編系・特撮系いずれの仕事であれ、そういった「バレない(広義の)特撮」なら、昔からたまにあったし、
80年代には日本でも既にCMではかなりの達成をしていた(CMは予算があるし、さらに基本はTV画面で見るので
多少の粗が誤魔化せる。やはり劇場のスクリーンは大きいので、創り手に取っては怖いもの)
「白組」のVFXでも、「どっちにするの。」のスペースシャトルはいい出来だった。高くついただろうけど。
「核戦争後の地球」(84)は凄かったですね。あれを撮った人たちってNHK
や関連技術会社の人だったのかな、外注の人たちだったのかな?
何でも、ガラスに写真を貼り付けてそれを爆破した(!?)とか何とか。これ、相当に危険だよな。
ジオラマセットや照明・機材をかなり大きな箱の中に組み、スタッフは遠隔操作か。
>>624 そこまでこだわりますか・・・。
煙と水しぶきのCGは難しいんだろうか
ただの白や灰色の塊りにしか見えないりってのが多いキガス
627 :
624:2005/09/03(土) 04:13:15 ID:PYoUCjH6
模型といっても実物の30分の1位のサイズだから、そこそこ迫力は出るとは思うけど肝心の模型の出来が…orz
「動力模型」としての機能最優先だからね、実物の忠実な縮尺に則ったスケールモデルとは
言えない所が多々有るんだよ。鉄道模型専門誌にスタジオで撮った写真が掲載されてたんだが
あの「東京タワー」のクオリティの高さを見てしまうと、ちょっと…
まあ、「鉄」しかこだわらない瑣末な部分ではあるけど。
628 :
念仏の鉄:2005/09/03(土) 04:21:57 ID:dW176sTc
あーあ、鉄ちゃんは特ヲタ以上にイタイ人が多いねえw。
629 :
624:2005/09/03(土) 04:34:04 ID:PYoUCjH6
>>628 スマソ、だけど「みえてしまう」んだよね、こういった瑣細な部分が(w
普通の映画で鉄道が舞台な作品でも「みえてしまう」んだな、これが。
上り列車が次のカットで下り列車になったり、全く別の列車になったりするのが(w
車が好きな人は、それこそシルエットでも車種がわかるんだろうけど、
俺みたいに「走って曲がって停まればいい」程度の人間には見分けがつかない。
さすがに乗用車とバスほど違えば分かるけどさ。
それと同じようなもんだろ、鉄道に詳しいのって。
ま、重箱の隅をつつきまくるのは無粋ってことで……。
話はまたちょっと違うんだけど、「ハワイ・マレー沖海戦」では、帝国の軍艦の図面を
軍に提供してもらえず、記録フィルムから米海軍の甲板の図面を起こしたのを参考に
セットを作ったら、試写会で天皇家の人間が激怒したとか。
こういうのって、いきさつを知らなければただの手抜きに見えるかもしれないね。
全て事実に則ったハードウェアが揃わなきゃ見てられないわけか。
映画って、君のどうしようもない欲望を
満足させるために作ってるんじゃないんだよ。
映像の価値は、出てくるミニチュアの質だけで
決まるのかい?
枝葉に拘って全体が見えてないんじゃないのかい。
ミッドウェイでは当時の予備役対潜空母を赤城や加賀に見立ててたが
俺は気にならなかったよ。
気になったのは編集の不味さだったよ。
最後に「思わずツッコミたくなる映画をあげよ」で検索してみ。
みっともないスレがヒットするからさ。
633 :
釈迦厨:2005/09/03(土) 22:20:05 ID:ld81grxL
>>632 まあまあ言いたい事はわかりますが鉄ちゃん諸君も自分達がイタイのは充分自覚している上で
発言してるんだから大目に見てあげてやりなさいよ。
>>621 特撮に限らず、映像設計でもっとも重要な要素は美術のリアリティよりも
画作りや編集。いくら完成度の高いミニチュアを使用してたって肝心要の
画面が悪けりゃ元も功もないよ。
「青島要塞」の機関車は正確には間違ってるとか耳に挟んだが、映像は大迫力
だったよね。反面「連合艦隊」「日本海大海戦・海ゆかば」の軍艦は模型として
素晴らしい完成度らしいが、映画の中では悲惨な状況だったろう?
木を見て森を見ずな発想は、映画制作においてははっきり言って「逃げ」だよ。
成田亨が書いていたが、脚本家や監督でも8割強は美術考証は他人任せ。
特撮という「チャカチャカモノ」には目もくれないというのが実情だそうで
「最後の特攻隊」(1970)で佐藤純爾、直居欽哉らと打ち合せても、特撮に
使う軍艦や戦闘機の種別にはまったく興味を示さず、シナリオから
時代を想定して専門家に取材を繰り返して、やっと種類を特定するに至った。
何度もガイシュツだけど、このへん特撮美術監督も本編の美術監督も
求められる要素はさほど変わらない。
円谷英二が「青島要塞」の複葉機再現のため新聞広告を出して、当時のパイロット
や技術者をアドバイザーに招いた話、「ラドン」の歩幅で計測した福岡の話など有名だね。
>>532 しかし、70年以降の美術はどれだけ予算を注ぎ込んでも撮影所時代のクオリティに
及ばんよね。なぜかというと撮影所では同時に数本の作品が進行していたので
常に大小のセット、小道具がプールされており、与えられた予算配分以上の
美術が楽しめたわけ。そういう場がなくなってからは1から作り出さなきゃならないので
当時のスタッフを起用できても、かつての美術セットを再現することは難しい。
とはいえ、勝プロがみろくの里に作った「座頭市」(1989)のオープンセットのお蔭で
「御法度」などは贅をつくせたそうだよ。
>>590 「トラ!トラ!トラ!」は好き嫌いは別として、アメリカの渡辺邦男らしい凡庸な
一本だと思うがね。完成に至らせたプロデューサーたちの苦闘は、後々まで語られるだろうが。
>>606 >>613 カークラッシュといえば「ど根性物語 銭の踊り」(1964)で、勝新が標的の車を
高架橋から落下させるシーン、編集と照明の巧みさで非常に完成度が高い。
同様のシチュエーションは「紅の流れ星」(1967)でも見られるが、明らかにこちらが上。
「トラック野郎」シリーズの一編に、デコトラが崖から転落するカットがあったが
相当大きなミニチュアを使用したらしく、シリーズ中でも出色の出来だった。
「地球防衛軍」と日本映画技術賞を争った「夜の蝶」(1957)にも凄い自動車特撮が
あるらしいが未見。
>>607 だな。特撮オタクなら「動脈列島」よりも「新幹線大爆破」に、
「戦場にかける橋」よりも「カサンドラ・クロス」に魅力を感じるよなw
>>609 本編監督が特撮を指揮することはそう珍しくも無い。大規模な特撮映画を経験
していない大映東京で、湯浅憲明が活躍したのは周知の通り。
(元々は大作「バルゴン」を新人ひとりに任せるのは不安だと、特撮に追いやられたのだがね。)
ほか東映の倉田準二(「ワタリ」「怪竜大決戦」)が有名か。
以下、本編スタッフの特撮演出例を羅列すると
本田達男・・・・・「あゝ決戦航空隊」
山際永三・・・・・・ウルトラマンタロウ「東京ニュータウン沈没」「びっくり!タロウの首が吹っ飛んだ!」
東條昭平・・・・・「ウルトラマンタロウ」「ウルトラマンレオ」
鈴木秀雄・・・・・・「伊賀忍法帖」
崎山 周・・・・・・「君よ憤怒の河を渉れ」
>>615 特撮の精度もピンからキリまで。北大路欣也の明智小五郎シリーズ
「日時計の美女」は小さなミニチュアを通常スピードで撮影したしょぼいものだったよ。
中野良子主演のメロドラマ「吉井川」は車転落から崖崩れ、ダム崩壊の特撮まであったように記憶してるな。
連投すいません
> 特撮の精度もピンからキリまで。
それは ある意味 予算の配分の問題だよね。
予算も無いのに特撮が必要なシナリオを作ったり、特撮を外部に発注したけど
出来上がりが悪かったり・・・
イメージとしての特撮カットもあれば、状況説明の特撮カットもあるのが実情なん
だけど、日本の特撮はある時期、イメージよりも状況説明的なカットを求められる
ことが多かったように思うよ。
>>635 >「トラ!トラ!トラ!」は好き嫌いは別として、アメリカの渡辺邦男らしい凡庸な一本
「トラ!トラ!トラ!」は撮り上げるだけで精一杯だったしな。監督としてのフライシャーは
渡辺邦男よりは巧いんじゃないの? 異色作も多い。
>>637 もともと、東映京都では本編の人間が特撮を手掛ける。昔の東映時代劇を見ても、背景の山河や
城などの画合成はよく見られる。
大映京都(映像京都)作品だと、「木枯し紋次郎」の三隅研次監督作品(「和田峠に地獄火を見た」
だったか)でも、ごく短いカットだが、終盤で屋敷が炎上する遠景は本当に燃えているようにしか見えない。
640 :
624:2005/09/05(月) 00:31:16 ID:IWQMX71y
>>635 「青島要塞」の機関車は正確には間違ってるとか耳に挟んだが
間違ってるどころじゃ無いんだが、もう書かない(w
>>640 そうか、聴きたかったがこの流れじゃしょうがないな。
それとこれとは別w
門外漢として単純に興味があるから、知ってる範囲で教えて下さいな。
「透明人間と蠅男」「ラドン」「ゴラス」「怪獣総進撃」「幽霊列車」
「王将一代」「てんやわんや」「悪名一番勝負」「戦争と人間」「新幹線大爆破」・・・
TVも含めればまだまだある。
644 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/09/08(木) 22:52:50 ID:+C3ApsfW
>>453 459 518 606
古今東西のあらゆる特撮をみて初めて、円谷の天才っぷりが分かるんだよね。
>>639 渡辺邦男・田中重雄などみて初めて、梅次の天才っぷりが分かるんだよね。
>>644 別にあらゆる特撮を見なくても同程度の予算、時間で作られた他作品と比較すりゃいいだけ。
>>621 >「キングコング対ゴジラ」の「当時は未電化の東北本線」を走る「特急電車」の急行「津軽」
これは有名な話だけど、こういうのを「話を面白くするための映画のウソ」ってやつだね。
>>624 レイモンド・フィールディングの「映画の特殊効果撮影技術」に、
「市販の鉄道模型は、精巧にできていても、
動輪が実際よりも厚すぎて、リアルに見えない」ってなことが書いてあったよ。
電車の台車というのは実は車体にくっついているわけではないってことだから、
電車が怪獣に持ち上げられたら、台車は下に残っていなければならないそうだね。
そういえば70年代の例のラウレンティスコングが地下鉄を持ち上げたとき、
台車が下に残ってたので不思議に思ってたけど、あれが正しかったんだね。
でも、台車が下に残るのは絵としてなんだかなあってとこがあるから、
映画のウソで一緒に持ち上げられるほうがいいね。
>>646 怪獣が実在してビル壊したとしても映画の様には壊れないのと一緒だね。
元建築屋の親父が言うにはコンクリの部分は崩れるが鉄筋の部分はむき出しになるだけで崩れないだろうと言ってた。
でもそれじゃ絵的に面白くならないしね。
648 :
624:2005/09/09(金) 23:55:53 ID:Zf512SsM
>>646 平成「ガメラ」のギャオスが中央線を襲うシーン
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
_, ._
(;゚ Д゚) …?!
自分の中の「鉄」を呪った…
因果なもんですね
ゴジラ第一作で、ミニチュアの縮尺上肉眼で確認不可能なはずの
電線をあえて張り巡らせた、「太平洋の嵐」で、オアフの山並みをあえて
変更した、などのエピソードも有名だね。
「炎上」では、リアル感を出すべく、本物の金箔を用意して燃やしたそうだが
フィルムで確認すると、どうも金粉が舞っているようには見えない。
そこでおがくずを金粉に見立てたところ大成功。
高林陽一「金閣寺」(1976)の特撮も、同じ手法が用いられているんじゃないかと思われ。
651 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/09/10(土) 14:02:36 ID:aKuQPnWH
特撮はそういうところが面白いんだね
ガメラ3で、雨の表現に水ではなくパウダー(だっけ?)を降らせたりとかね。
絵としての面白さに説得力を持たせるにはリアリティが不可分だと思う。
特にネットや雑誌で多くの情報(マニアな突込みとか)が得られる現在では、嘘がつきにくいと思う。
成人映画のスペルマは何種類かの油を調合して作る
さっき、NHK-BS2で「成瀬巳喜男 記憶の現場」を観ていたんだが、いまさらだが
美術の故中古智さんの仕事は規模も大きく手間暇の掛かったものだったようだの〜。
「窓の外」の空間の拡がりまで再現する仕事は、まさに「本編の中の特撮」そのもの!
昔の映画はオープンもスタジオセットもロケも凝りまくっていて本当に凄い。
>>650 ちなみに「ゴジラ」の本編は「美術監督=北猛夫 美術=中古智 撮影=玉井正夫
照明=石井長四郎」というメンバー。有名な話だが、ほとんど成瀬組。中古たちはこの54年、他に
「山の音」「晩菊」を担当。「ゴジラ」の後には名作「浮雲」を手掛けている。凄まじい質量の仕事ぶり!
「ゴジラ」でも本編の空間の拡がりに着目して見直すと面白いかもしれない。
655 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 05:48:51 ID:JM9PQ4ns
おいおい、三丁目の夕日は、実動するC62にこだわるあまり、梅小路機関区にわざわざ駅のセット造って撮影したらしぞ。
”鉄”の魂を感じる。
656 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2005/09/11(日) 23:26:51 ID:dQNKwzzQ
下町人情喜劇のルネ・クレールなんかも、モンマルトルの街並みを
アパートの3階くらいまで込みで全部スタジオに作ったりしてた。
657 :
624:2005/09/12(月) 00:18:48 ID:KiN++22j
>>655 > おいおい、三丁目の夕日は、実動するC62にこだわるあまり、梅小路機関区にわざわざ駅のセット造って撮影したらしぞ。
> ”鉄”の魂を感じる。
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
⊂⌒~⊃。Д。)⊃
モウ ヌルポイチバンオソレテイタコトヲヤッチャッタ
658 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/09/12(月) 21:54:23 ID:JSUmDCkc
成瀬は合成の使い方巧い。
「浮雲」「流れる」「妻として女として」……自然すぎて気付かん。
篠田正浩は特撮を特撮として使うよね。
660 :
624:2005/09/13(火) 03:34:46 ID:2suPVK2i
>>659 機関車の装備が昭和40年代と30年代では全く異なる。
全部ミニチュア&CGで処理して欲しかった…
日本の特撮って、見ててちゃちい感じがする。
専門的なこと知らないから、素人目に見た感想。
没落とかいうより、センスがないんじゃない?
>>661 ハイハイ、手を変え品を変えご苦労な事ですw。
鉄道のクラッシュシーンというと、セシル・B・デミル監督の、
「大平原」と「地上最大のショウ」を思い出すよね。
両方とも特撮は、「宇宙戦争」のゴードン・ジェニングス。
そう思うとマーシャンウォーマシンが
驀進する列車を攻撃するシーンとか攻撃するシーンとか見たかったな。
でも、「地上最大のショウ」のサーカス列車のクラッシュシーンは、
DVDの評なんかではちゃちといわれているけど。
>>661 確かに日本の特撮はひと目でそれとわかるものが多いから
そういう感想を抱く人が多いのはわかるけど、
そうでない日本の特撮も多いし、ちゃちな海外特撮も少なくないから、
公平に見て偏見の類だね。
665 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/09/14(水) 23:21:12 ID:Q53sNYPN
>>663 〇デコレートした自衛隊の戦車
〇当時の戦車をミニチュアで再現
軍事マニアの友人(特撮に興味無し)に訊いたら
後者の方がよかったと答えた...。
篠田正浩・・・・梟の城? ありゃ最低だった。わけわからん。
667 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/09/15(木) 08:04:36 ID:WJdFeXQl
「太陽に吠えろ」でも爆発カットをミニチュアで撮ったりしていたぞ。
印象に残っているのは「テキサス登場編・第1話」の交番爆破。
カットが短いので実物大かと勘ぐってしまった。
>>665 じゃあ米軍の戦車をキングタイガーに見立てた「バルジ大作戦」も
彼の軍オタさんは否定するわけだね。
669 :
日本特撮はいかにしてボツリヌス菌:2005/09/15(木) 14:31:18 ID:DcfosdyC
>>667 初期、何話か不明だが、崖から落ちる黒塗りの車、ってのもあった。
670 :
合掌:2005/09/15(木) 20:30:09 ID:3I4yzgBd
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050915i504.htm 「日生のおばちゃん」女優の中北千枝子さん死去
中北千枝子さん(なかきた・ちえこ、本名・田中千枝子=たなか・ちえこ=女優、田中友幸・東宝元会長の妻)13日、急性心筋こうそくで死去。79歳。
告別式は18日午前10時、東京都品川区西五反田5の32の20桐ヶ谷斎場。喪主は養女、田中実枝子(みえこ)さん。
1944年にデビュー。黒沢明監督「素晴らしき日曜日」で主演。ほかに黒沢監督の「酔いどれ天使」「静かなる決闘」や、
成瀬巳喜男監督の「めし」「浮雲」などに出演した。日本生命のテレビCM「日生のおばちゃん」役でも親しまれた。
>>654 >>658 このさい特撮(特撮的手法)の使い方がうまい監督をこのスレッドで選定してしまうのもおもしろいかと。
私はとりあえず木下恵介を推したい。篠田正浩は論外。
672 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/09/16(金) 02:10:32 ID:8QwZvHI5
最近の篠田映画はちょっとどうかと思うが、少ない映画の予算から特撮を使う企画を
考えて完成させてしまうのはいい。でも技術的な話題だけなのが難。
「夜叉ヶ池」は特撮が急にでてきて映画館全体がすごい迫力で驚いた記憶がある。
まだ高校生だったせいか?
昭和30年代を再現するのなら、三丁目の夕日でなくて「菊次郎とさき」だったとしてもよかったかも
とドラマ見て思った
アルフレッド・ヒッチコックも特撮が好きで、
自分の作品でうまく使ってる人だったね。
トリック撮影に懐疑的……谷口千吉 岡本喜八
特撮嫌い……恩地日出夫
「特撮カット」って状況説明的な意味合いしかもたせられなかったり、ドラマと乖離しがちだからね。
うまく使わないと どうしてもドラマの流れを断ち切っちゃうから なかなか難しいと思うよ。
特に最近のように合成が簡単にできる時代になる前はね。
ジェームス三木のデビュー作となる予定だった、シナリオコンクール受賞作の映画化
「アダムの星」(製作:田中、監督:恩地、特技:円谷)。本来は松竹で
映画化されるところを「賞金を出したのは弊社です」と、東宝が企画ごとぶん取った
のだけど、いろいろな事情が重なっておくら入り。
ただ監督の恩地自身、リアリティに限界のある特撮には否定的な立場であり、
制作していても凡作に終わっていたことは間違い無い・・・ようだ。
故・岡崎宏三の述懐によれば「アナタハン」(1953)のカメラマンには
特殊撮影を極めた男、円谷英二が予定されていた。
しかし監督のJ・F・スタンバーグは大規模なトリック撮影導入を由とせず、
円谷を外して岡崎を指名したのだそうな。オタク的には残念な話。
上手い下手は別として、ミニチュア特撮を多用する監督の一人として松田定次が
挙げられる。「弥太郎笠」「乞食大将」「三つ首塔」「水戸黄門」(1960)・・・など、
バレバレであることを承知の上で(?)、堂々とミニチュアセットを長写しする姿勢に好感触w
一般人は白けるだろうがね。
>>674 ヒッチコックといえば「映画術」で自作品の特撮について詳細に解説しているね。
渡辺武信の「山羊座のもとに」特撮評。氏は日活特撮についてはどうお考えなのであろうか?
ttp://www.arcmedia.co.jp/rasen/watanabe/tw9907.htm
今、007日曜洋画劇場でやってるけど…
面白いし特撮もよくできてるわい。
そう? 火災を起こしている密室でケンカしているけど役者に煙が全くかぶってないよ。
なんとも緊迫感に欠けるビジュアルだこと・・・
だって、役者に煙をかぶせちゃったら、役者がきれいに写らなくなっちゃうじゃんw
それとも、煙がもうもうとしている中で誰かが喧嘩しているらしい音が聞こえるだけ
の画面で我慢しろと?
いや、日本人は想像力が豊かな人が多いから、それでも良いのよ。
でもね、欧米人の多くは、そんなに想像力が豊かでは無いから、そんな画面だと
映画館の中がブーイングの嵐になっちゃうw
連中には、そこで何が行われているか目で見てすぐに分るようにしなきゃダメなのw
そーゆーリアリズムはNGなんですな。
なんとも勝手な話だこと。
煙で掻き消えて顔が見えなくなるほどのカットはNGにゃなるよ。
でもね、明らかに煙じゃなくて湯気程度のが顔の前に立ってる程度じゃ なんともお寒いビジュアルだったよ。
もっとも寒いシーンでも口から白い息すら出てないハリウッド映画もゴマンとございますがね。
>>677 「アダムの星」は何世代にも渡って旅をしている恒星間宇宙船の話だったらしいが、それを知った上でジェームス
三木脚本の「コント55号 宇宙大冒険」を見ると複雑な気分になってくる。
この映画は、幕末の武士(コント55号)が宇宙船にさらわれて・・・という話。
若き氏の熱意溢れるプロットが、結果的にこんなコント映画にしかならなかったのかと・・・。
(「コント55号 宇宙大冒険」自体は好きですが)
ヒッチコックは人工的な作り込みを大胆に見せるのが好きなので、ミニチュアやマット画
にも抵抗はなかったでしょう。本編も特撮もすべてが凝りに凝って作らせた世界。
むしろ逆に「いっそ作り物がそのまま分かるぐらいが面白い」ということで許容することもあったでしょう。
イギリス時代の小品「第十七番」などは、後半はほぼ列車とクルマが追いかけっこするミニチュア特撮に終始する。
683 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/09/19(月) 22:41:51 ID:uCShFM54
>>446 >そもそも昔から、本編スタッフの仕事自体が、
>実は「特撮」的領域に足を踏み込んでいるケースも少なくなかった
「樽山節考」「笛吹川」の異常な美術なんざ、
今じゃ本編美術オンリーじゃ不可能でしょうね。
亀レススマン
684 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/09/20(火) 12:51:39 ID:cPdajJOy
>>677 渡辺武信は「鷲と鷹」の暴風雨のシーンを、「大規模な特殊撮影効果によって増幅されたアクション性の徹底」として
日活映画における歴史的意義を認めている。2シーンで「明らかにミニチュアとわかって興ざめだが」としながらも、
ここで見られたスクリーンプロセスの技術が「紅の翼」「天と地を駈ける男」「零戦黒雲一家」などの
航空映画で生かされた、と。
日活映画といえば、「殺しの烙印」のタイトルバック。真っ暗な夜の空をライトを明滅させながら
ゆっくりとよ降下してくる旅客機の超ロングショット。実景みたいに見えるが、
タイトル終わりでフッといきなり、画面のこちらに向かって鼻先が突っ込んでくるかのような機首に意表を突かれる。
ミニチュアの使い方がうまい。
「ビスマルク号を撃沈せよ」とかを見ると、
海外の特撮は流石によくできてるって感じがするよね。
技術的には東宝円谷特撮とは大差ないんだろうけど、見せ方がうまいからなんだろうね。
大抵、ミニチュア製の艦船はロングショットで捉えられて、
画面の手前のほとんど北海の海面。その波立ちのうねりのリアルなこと!
波の先端がとがっていて真っ黒くていかにも冷たく深そうだった。
艦船の特撮は大抵手前の海面がぼけたりして
ミニチュアっぽくなってリアルさを殺いでいるのに
「ビスマルク…」のは、シャープにピントが合っている。
これは、二次大戦中に実際に撮影されたフィルムと交互に見せることを期して
ミニチュアシーン撮影用に粒子の粗いトライXを使ったからじゃないかな?
トライXは粒子が粗い、つまり感度が高いフィルムだから被写界深度が深く、
手前の海面までピントを合わせられたんだと思う。
でも、漏れ的には海戦シーンは「ビスマルク…」より
「日本海大海戦」の方が燃えるんだけどね。
海外の特撮は見せ方がうまいというより、粗を目立たせないようにあざといんであって、
ミニチュアシーンを思いっきり楽しませてくれる東宝円谷特撮の方が好きだな。やっぱ。
686 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/09/20(火) 22:26:52 ID:Vjt5P/OG
>>685 という以前に「ビスマルク号を撃沈せよ」は白黒だからね。
「ナバロンの要塞」の方が「日本海大海戦」辺りと比較した方がいいような。
688 :
合掌:2005/09/24(土) 01:02:07 ID:ip8An11k
有川さんの特撮って面白かったんだけどな・・・
有川さんみたいなポジションの人にもっとインタビューして欲しかったんだよね。
合掌
>>689 有川氏の代表作は何になるのかなあ、「北京原人の逆襲」だったら嫌すぎる…
691 :
677:2005/09/24(土) 15:41:10 ID:ZjDS2JSN
>>684 レスどうも。渡辺氏は決してトリック撮影の効果を蔑ろにしてはいないのですね。
新生日活は大映・東宝との交流を疎かにしなかったのが偉いところで、
両社の良い部分を積極的に取り入れ、ハード・ソフト両面で著しい発展を遂げた。
(助監督はもとより、技術スタッフも大半が寄せ集めだから
草の根単位の交流もスムーズに進行したのだろうが。)
スレ違いだけど、技術面で互いに交流を図り、刺激を与え合っていたのが
東宝と大映。「羅生門」で大映京都美術に感激した黒澤が、大映の技術を
東宝に持ちこんだ頃から付き合いが深くなる。
東映は昔から相変わらずのお山の大将、松竹はちょっと分からん。
>>690 個人的には「決戦!南海の大怪獣」かなあ。
低予算の地味な作品と侮る無かれ、有川さんの類まれなる才能が一気に開花した豪華な作品。
南海の怪獣の頭にたかる蝙蝠はアニメ?左右対称な動きしてたね
693 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/09/26(月) 22:54:19 ID:DuJOOT+U
俺、特撮の魅力って、技術やイマジネーション、
そしてそれを生み出したスタッフについて語ることだと思っているから、
このスレができてうれしいよ。
キャラクター中心に語る風潮はどうも好きじゃない。
>>693 でも、此処の板は年齢層が凄く高いですよ。
60年代以前の作品の話題が沢山w。
TV特撮世代には、語りにくいです。
695 :
釈迦厨:2005/09/27(火) 07:37:42 ID:OWQENvud
だなw。
>>694 TV特撮…というとほとんどの場合「外注」で「フィルム作品(TV映画)」なのでしょうが
生放送のスタジオドラマが主流だった頃、演出の必要上、独自に発達し、やがて消えていった
バージェスモンスター的なTV特撮もありますよ。スレ違いでしょうけど…
作品が消えモノ(生放送)の上、先人の研究があまり現在に引き継がれていないのが残念。
スタジオドラマが少なくなったのは セット関係の美術費に予算を割かなくなったのと
ビデオカメラが軽量化されてロケに対応できるようになったからだよ。
もう昔には戻らないよ。
>>もう昔には戻らないよ。
全く残念な限りですが、テレビ美術装置に関しては「テレビ日本美術家協会」が後世に引き継いでいってくれるでしょうね。
スタジオ収録・スタジオ中継でのテレビ特撮という分野は、研究・保存ともほとんど手がついていないような気がします。
オンエア時のCG加工を売りにしていたコメディ・ドラマは「ウッチャンウリウリ!ナンチャンナリナリ!」が最後でしょうか?
(あれも不人気ですぐ路線変更してしまいましたし…)
>>697 見るからにチャチなものもあったけど、80年代までのスタジオドラマの美術は
独特なつくりもので味がありましたけどね。
90年代以降はやたら見掛けだけが派手なセットが多くなってきて興醒め。なんで
たかが学生やリーマンがこんないい部屋に住んでるんだよw
>>698 >テレビ日本美術家協会
サイトを見たけど、あの世界も独特なんだよな。TVの人は、ドラマ以外の番組まで何でもやるし。
妹尾河童も元々はフジにいた人、というのは知らなかったですね。
まあ本編系の人はTVみたいな余りにも忙し過ぎる世界は嫌うけどね。本編も大変だけど、
TVの世界の忙しさは尋常じゃない、まさしく作っては壊しの連続だからね。
701 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/09/29(木) 14:25:31 ID:yuXN/YXW
スタジオ生ドラマの特撮といえば、のちのTBS、KRテレビが
「猿飛佐助旅日記」(1955)で、早くもカットアウトを用いた簡易なトリック撮影を
試みているんだよね。
翌56年の「誰か見ている」では、フィルムで別撮影したミニチュア特撮が登場、
57年、映画界から的場徹を招いた「惑星への招待」で、生放送での合成技術、
特にマスキング技術で飛躍的な進歩を遂げた。
その後KRは特殊効果課を新設し、日立劇場の一編「汚名」(61)においては
ミニチュアを使用した海戦特撮に挑むなど、独自の発展を見せる。
「NTV劇場」(53〜)で、一部場面にスクリーンプロセスを取り入れた日本テレビは
「宇宙船エンゼル号の冒険」(57)でプールに宇宙都市?らしきミニチュアセットを
設けて特撮シーンを別撮影し、「ピロンの秘密」(60)を自社制作したのが
印象に残る程度で、スタジオドラマの特撮は主に外注に頼る。
NHKはフィルム撮影による特撮シーンを盛り込んだ「宇宙船シリカ」、
ディレクター時代の辻真先が、生合成に四苦八苦した「ふしぎな少年」が有名か。
これらスタジオ収録の特撮ドラマも、輸入テレビ映画の洪水とフィルム撮影による
国産テレビ映画の成功により、昭和40年ごろまでに軒並み姿を消すことに。
>>702 「猿飛佐助旅日記」では上下逆さに映して「天井にへばりつく佐助」などの特撮を行ったが
フィルム撮影でない生放送スタジオ中継、そのうえカメラを逆さにできるような重量でもないため
受像の電気操作(当時の紹介文では「走査線というやつを逆転させて…」などと書かれている)
で行った。また2台のカメラを使い、スーパー(紹介文を読む限り、オーバーラップらしい)で
雨天や幽霊を表現したり、ワイプも特撮に使ったらしい。
「要は、人間の心理の期待を錯覚を如何に巧みに利用するか、またその意表をつくかによって、
簡単なギミックでも、また深刻な印象が残るというわけなのである。」(渋沢均ディレクター)
また登場キャラ「魔人ガラジャード」の扮装には、演じる高木新平みずからの発案で特殊メイクが
行われている。(スチルを見た限り、オコゼルゲとミイラルゲを足して2で割った感じ…)
「誰か見ている」では円盤にガラスワークによる合成、屋外シーンにスクリーンプロセスが
使われていたが、「遊星人M」ではマットアートをマスキングしてのハメコミ合成(資料に作品名が
ないため筆者推測)、「惑星への招待」ではマジック・シーンの原型(クロマ・キーの一種)が
ミニチュア遠景+人物近景などに使われている。
KRテレビが行った特撮研究はスタジオ生中継の制約から発展していったもので、特撮自体は
開局当時の「半七捕物帳」武家屋敷爆破シーンなど一般ドラマでも用いられている。
実景の代わりとしてのミニチュア放送で最も早い時期のものはNHK「ペロー博士の贈物」(S28)
レバノン原爆投下シーンではないかと思う。
>>「宇宙船エンゼル号の冒険」(57)でプールに宇宙都市?らしきミニチュアセット
第一話のロケット発射基地だそうです。
>(スチルを見た限り、オコゼルゲとミイラルゲを足して2で割った感じ…)
み、見たい・・・
いやいや、けっこうトラウマものだと思うわコレ
>>703 あれはロケット基地だったのですね。長年の疑問が氷解しました。
ご親切にどうも。
29〜32話の「魔人」がガラシャードなのかな?
のちの怪獣コングに繋がるメイクですね。
>>707 >あれはロケット基地だったのですね。長年の疑問が氷解しました。
一応ソースを紹介しますと、徳間書店「SF JAPAN vol.9」(2004.春季号)の記事です。
池田憲章氏が「宇宙船エンゼル号の冒険」の特集を組んでらっしゃいます。
同時期の朝日ソノラマ刊「宇宙船」掲載記事とは異なるスチル写真もありますよ。
>29〜32話の「魔人」がガラシャードなのかな?
ですね。ちなみに29〜32話のサブタイトルは
S31.5/13 #29「魔人ガラジャードの誕生」
S31.5/20 #30「魔人ガラジャードの戦慄」
S31.5/27 #31「魔人ガラジャードの挑戦」
S31.6/ 3 #32「魔人ガラジャードの永眠」
うわ…駆け抜けるような人生…
709 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/04(火) 01:07:58 ID:wDpkDMXe
ミニュチュアにしか見えない特撮のどこが最高だったのだろう・・・
贔屓の引き倒しじゃねえのか?マジで。
>>709 何度もループしてる話だが円谷と同時代の洋画特撮もミニチュアにしか見えないものばかりだったんだよ。
一部の超大作を除いては。
ハリーハウゼンの映画なんか後年の作品で人形のリアルさが増したらかえってファンからは不評の声が
上がった。人形が動いてるとこが観たいんだよな、彼らは。
あ、他人とコミュニケーションが取れないキティに何を言っても無駄か?w
544 :どこの誰かは知らないけれど :2005/08/24(水) 17:30:11 ID:oeQoF/mJ
今月はじめにタイロン・パワー主演の「潜航決戦隊」のDVDがリリースされたけど、
ミニチュア然としたフレッド・サーセンの特撮が小気味よいよね。
ハンフリー・ボガードの「北大西洋」とかもDVDでないかな。
545 :釈迦厨:2005/08/24(水) 19:57:42 ID:FMd/aWvh
>>542 胴衣。確かにナバロンの要塞の特撮カットなんかミニチュアモロバレのが結構あるが
カットが凄く短いのでわかりにくい。
547 :どこの誰かは知らないけれど :2005/08/25(木) 04:20:01 ID:hdMbsZLL
>>545 とは言え、冒頭の爆撃機が不時着するカットで
バックの空中でホバリングしている爆撃機はやはり頂けない(w
558 :どこの誰かは知らないけれど :2005/08/26(金) 12:42:03 ID:iZqo0Hh+
>>550 >大菩薩峠の完結編のラストとか
>野獣死すべしの研究室炎上のシーンとか見てないの?w
「自由学校」(松竹版)の高峰三枝子と清水将夫が、
十朱久雄と高橋とよの丘の上にある屋敷に
車で乗りつけるシーンや、
「絵島生島」の冒頭の淡路恵子が小田原を遠望するシーンとかの
ミニチュアワークも本物と見紛うものだったよね
568 :釈迦厨:2005/08/27(土) 10:04:50 ID:ztYrUvBW
>>567 確かにイーグルの発進シーンは凄いが大気圏内のシーンなんかウルトラと大して変わらんよ。
「謎の円盤UFO」をルナキャリアのシーンとかは凄いがスカイダイバーや地上の戦闘シーン
はしょせんTV特撮の域出てないしね。
592 :どこの誰かは知らないけれど :2005/08/29(月) 23:41:26 ID:9/klj1ay
>>591 その通り。一般人はマットアート丸わかりのSW2の雲の惑星を云々言う事もしないし
ミニチュアバレバレのバートン版一作目のバットウィングをあげつらう事もしない。
北京原人の逆襲以下のラウレンテイウス版コングのSFXをあーだこーだ言う事もしないし。
593 :どこの誰かは知らないけれど :2005/08/29(月) 23:42:39 ID:9/klj1ay
SW2→SW5に訂正w。どうも旧作版の感覚が抜けない。
594 :どこの誰かは知らないけれど :2005/08/29(月) 23:49:56 ID:s7ML+4jU
なんだかなぁ。
いくら匿名で書きたい放題でも、何かを批判するには、すくなくとも、その対象の全体的な輪郭くらいは把握しておくべきだろう。
わが国の特撮のレベルが低かったとと言いたいのなら、同条件の海外作品を具体的に提示して、
分かりやすく比較してくれと何度も頼んでいるのに、壊れたレコードみたいにちゃちい・ちゃちいの繰り返し。
こんな論法、ディベートの世界で通用するわけないだろう。 あまりに素養が低すぎる。
大体新聞レベルの世論やら、批評やらに左右されてるような無知無思考の人間は
ここに限らず映画マニア系の板を読む意味も、わざわざその主張を書き込む意味も無いんじゃないか。
606 :どこの誰かは知らないけれど :2005/09/02(金) 13:25:53 ID:XmIcfS/1
昔は自動車のクラッシュシーンは、本物が高価で使えないから、
邦画も洋画もミニチュアを多用していたよね。
当時ワーナーブラザースの特殊効果部長だったバイロン・ハスキンが手がけた
「ハイシエラ」の自動車転覆シーンとか、
ジョージ・ラフトとハンフリー・ボガードが兄弟役で出ていた
「夜までドライブ」の長距離トラックががけから落ちるシーンなんかは、
今見ても結構良くできているよ。
でも、それらと比較しても、
「空の大怪獣ラドン」のジープのクラッシュシーンは、
抜きん出て迫力があるね。
やっぱ円谷特撮は一味違ったよ。
東宝特殊技術部が手がけた「暗黒街の顔役」のラストの
河津清三郎と田中春男の乗った車が転覆するシーンも、
単に本物が使えないからミニチュアを使ったという以上のものだったな。
>>532 しかし、70年以降の美術はどれだけ予算を注ぎ込んでも撮影所時代のクオリティに
及ばんよね。なぜかというと撮影所では同時に数本の作品が進行していたので
常に大小のセット、小道具がプールされており、与えられた予算配分以上の
美術が楽しめたわけ。そういう場がなくなってからは1から作り出さなきゃならないので
当時のスタッフを起用できても、かつての美術セットを再現することは難しい。
とはいえ、勝プロがみろくの里に作った「座頭市」(1989)のオープンセットのお蔭で
「御法度」などは贅をつくせたそうだよ。
>>637 もともと、東映京都では本編の人間が特撮を手掛ける。昔の東映時代劇を見ても、背景の山河や
城などの画合成はよく見られる。
大映京都(映像京都)作品だと、「木枯し紋次郎」の三隅研次監督作品(「和田峠に地獄火を見た」
だったか)でも、ごく短いカットだが、終盤で屋敷が炎上する遠景は本当に燃えているようにしか見えない。
>>661 確かに日本の特撮はひと目でそれとわかるものが多いから
そういう感想を抱く人が多いのはわかるけど、
そうでない日本の特撮も多いし、ちゃちな海外特撮も少なくないから、
公平に見て偏見の類だね。
ヒッチコックは人工的な作り込みを大胆に見せるのが好きなので、ミニチュアやマット画
にも抵抗はなかったでしょう。本編も特撮もすべてが凝りに凝って作らせた世界。
むしろ逆に「いっそ作り物がそのまま分かるぐらいが面白い」ということで許容することもあったでしょう。
イギリス時代の小品「第十七番」などは、後半はほぼ列車とクルマが追いかけっこするミニチュア特撮に終始する。
こぴぺ荒し乙。お前も同類だ。
今、サンテレビでガメラ’65やってるけど、巨大感凄いね。白黒なのもあるかもしれんけど。
ちょっと見てて、オッ!? と思った
>>721 冒頭の氷原をはしるジープがなかなかリアルで好い!
普通の人はロケーションによる実写と思うかもしれないね。
デルタダガーだかデルタダートだか漏れには区別かつかないけど、
三角翼の戦闘機のミニチュアワークが出てくるのも
この「大怪獣ガメラ」くらいかなぁ…。
翼下から空対空ミサイルを発射する効果は、
東宝円谷特撮にはないものだったね。
アラスカの米軍基地とか、その後の同シリーズでは、
あえて特撮にはしないようなところで、
ミニチュアワークを見せてくれるところもいいね。
724 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/04(火) 22:10:30 ID:jzs6qwwW
>>716 >勝プロがみろくの里に作った「座頭市」(1989)のオープンセットのお蔭で
>「御法度」などは贅をつくせたそうだよ。
「御法度」ではみろくの里オープンは使ってたかな。
美術監督の西岡善信は当時、「御法度」や「どら平太」など時代劇がたまたま何本か続いたので、
プロップやセットの流用ができて助かった、とは言っていたけれど。
みろくの里の宿場町オープンは
勝新「座頭市」→岡本喜八「助太刀屋助六」→北野武「座頭市」→北村隆平「あずみ」
と使われてきた。バブルと勝新が残したいい土産だね。
「あずみ」で北村組が使った直後に入ったたけしは、
「わ、誰だ? こんなにメチャクチャにしやがったのは」とコボしていたというw
>>724 一番わかりやすい例はウルトラマンのバラージの青い石のバラージの町並みのセットだろう。
ありゃ奇厳城の冒険の撮影を同時期に東宝がやってたおかげで拝借できた。
落ち目とは言えまだ邦画界が今に比べりゃ元気だった頃だからな。
>>724は
北村「あずみ」→武「座頭市」の順だった。スマヌ。
>>725 そうだね。桜ヶ丘オープンだったかな。
ウルトラマンの主人公が、片方では下っ端の悪役というギャップ。
急遽セットの流用を思いついたのか、
この回の金城脚本は若干練り方が甘いような気がする。
岡本喜八の「吶喊」なんかも、美術の植田寛のおかげで
三船プロはオープンセットを借りることができた。
三宅島噴火で急遽撮影班を急行させた「ゴジラvsビオランテ」とは正反対の話だよな・・・
「これで特撮の手間が省けた」ってホントに言ってたからな
>>725 >>東宝がやってたおかげで拝借できた。
たとえ子会社とはいえ契約もせず無料で使えるはずないのにと思ってたら
野長瀬監督が「あ、いいからいいから。」と顔パスで入って撮っちゃったらしいね
>>727 >>三宅島噴火で急遽撮影班を急行させた「ゴジラvsビオランテ」とは正反対の話だよな・・・
TV版の「日本沈没」はたまたま大地震があって道路が陥没したのをこれ幸いと撮りに行ったそうだよ
大体バラゴン→パゴス他だってちゃんと許可とってたかも怪しいw。
円谷英二にいたっては大映の築地米三郎にこっそり東宝のミニチュア貸してやってたらしいからなw。
>>729 地元の人からは顰蹙買ったらしいねw。>TV版の「日本沈没」
でもよお、どう見ても日本の特撮はチャチにしか見えなかったんだよな、子供の頃からよ。
>>732 はいはい、まずは人との話し方を学んでからこういうとこに来ましょうね、ボクちゃん。
714 どこの誰かは知らないけれど sage 2005/10/04(火) 07:51:27 ID:KenWMkP4
594 :どこの誰かは知らないけれど :2005/08/29(月) 23:49:56 ID:s7ML+4jU
なんだかなぁ。
いくら匿名で書きたい放題でも、何かを批判するには、すくなくとも、その対象の全体的な輪郭くらいは把握しておくべきだろう。
わが国の特撮のレベルが低かったとと言いたいのなら、同条件の海外作品を具体的に提示して、
分かりやすく比較してくれと何度も頼んでいるのに、壊れたレコードみたいにちゃちい・ちゃちいの繰り返し。
こんな論法、ディベートの世界で通用するわけないだろう。 あまりに素養が低すぎる。
大体新聞レベルの世論やら、批評やらに左右されてるような無知無思考の人間は
ここに限らず映画マニア系の板を読む意味も、わざわざその主張を書き込む意味も無いんじゃないか。
特撮マンはやっぱりテレビの災害映像とか分析しながら見てるんだろうか
首都消失のパンフで中野さんが言ってたけど
>>735 そりゃ資料映像ぐらいは見るでしょ? 実際にどれくらい再現できるかは別として。
見るよ。
ってゆーより 資料集めたりはするよ。
友幸さんなんて わざわざ「オーロラ」を表現した別作品の小説まで切り取ってきて
照慶さんに差し入れたりするぐらいだもんね。
トーシローの私だって災害の映像を録画しては
ジオラマの参考にしているよ。近くで地滑り
があったときも写真を撮ったし。
>>737 「切り取って」じゃなくて、バリっとそのページを「破って」じゃなかったっけ?
資料映像というよりプライベートの時間でのことね
うちで見てたテレビで911とか新潟仙台とか脱線とか見た時、「特撮でどう撮ろうか」と真っ先に自然に考えてるのか
「やってはいけない」系の番組とかマジックの番組みて「これ特撮に使えないか」とか
俺は考えてる・・・
でもなんで海外作品に比べておもちゃ臭く見えるのだろう?マジでさ。
日本人の視覚は、アングロサクソンより細やかで優れてるからだよ。
能力的なものだから仕方が無い。
>>741 向こうじゃ こう言ってるよ「日本のは どうしてあの予算でここまでのクオリティーになるんだろう?」
現実と違うんだろうなと思うことはあるけど、玩具臭いと感じたことは無いな
>741
だからどれとどれを見てそう感じたのか
比較対象を具体的に言ってみてよ
今のままでは抽象的過ぎて話題を広げにくいよ
・・・なんで妙な舌足らずなガキが話に混じってるんだ?
人とのコミュニケーションが取れない池沼は相手にしない様に。
748 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/08(土) 04:01:50 ID:fME7xjbo
以前スカパーで釈迦を見たけど・・・・・・チャチな特撮だった。どう見ても。
恐怖の報酬のラスト、トラック転落シーンってあれ特撮?
こないだチャンネルNECOで「生きている画像」(1948)を見たんだけど、
ラストで主人公の画家が亡き妻の絵を眺めているシーンで
今はカラになったモデル用の椅子に“亡き妻”がオーバーラップされてた。
こういう心象風景な演出もまた特撮の役割ではあったのだろうと思う。
…終戦後3年目の時点ですでに特撮使ってるのか!
じゃ「戦後」初の特撮を使用した邦画は何なんだろう。
>>748 はいはい、平成ガメヲタ君、ごくろうさんw。
>>708 多謝。「SF JAPAN vol.9」捜してみます。
宇宙船は「ゴジラvsデストロイア」あたりから立ち読みすらしなくなったのですが、
このご時世に「エンゼル号」の記事を載せたとは寡聞にして知りませんでした。
腐っても鯛、ということでしょうか。
「猿飛佐助旅日記」のサブタイトルですが、個人的に調べた資料の#29〜32は
「魔人の誕生」「〜の戦慄」・・・と、"ガラシャード"が略されていたようで、
彼に固有名詞があったとは露知らずです。ということは#12〜14の
「透明魔」にも名前が付いているのでしょうか?
CSのおかげで、資料でしか知り得なかった作品の現物を目にする機会が増え、
闇の領域に灯がともりつつある昨今ですけど、放送分と当時の資料とを
照らし合わせると、サブタイトル、放送回数、放映順などで大きな食い違いのある
場合がザラですね。かつての大伴氏の記事で、一貫してSF仕立てのドラマを
送り出したかのように紹介されていた「天体劇場(東急プラネタリウム劇場)」のワクも、
SF性の強さは初期の数話分に留まるのみで、2クール目辺りからは
物語に天体のエピソードが絡まる程度の回が増え、57/12/19からは
より一般的な内容のアンソロジーへと方向転換されているのが真相でして、
(前週で「天体劇場」が終了した可能性あり) 残された資料の曖昧さを思い知った次第。
>>750 復員列車の疾走、台風に伴う洪水で水浸しになる東京や、家が流されるクライマックスに
ミニチュア特撮が駆使されている「東京五人男」(1945/12/27)が初では?
見ていない映画も多いので、断定はできませんが。
>>752 私が把握している分でも「透明魔の恐怖」「透明魔の秘密」「透明魔の末路」でした。
プラネタリウム劇場についてですが、以前、渋谷の五島プラネタリウムに開設当初から
勤めてらっしゃる方にお尋ねしてみたら「当時、TVの中継に使ったことはありません」と言われまして、
よくよく調べて見たら第一話「火星を買った男(1)」のとき東急ビルの屋上から夜の渋谷を映して
ドラマの背景に使った(要するに二元中継)ということで、このときプラネタリウムはまだ完成しておらず、
「完成したら番組に使ってみたい」という程度だったようです。
東急の広報チラシ「東急 第21号」(S32.4.1)にはこんな新番組紹介が書かれています。
「宇宙の神秘、星の伝説、星座の神話等を主題にしてドラマ化した、大人にも子供にも興味があり、
知らず知らずのうちに天体、宇宙の勉強が出来る、一家そろって楽しめる、新番組でございます。
ご期待ください。」
当初からSFというよりファンタジー路線を狙っていたようです。
>>57/12/19からはより一般的な内容のアンソロジーへと方向転換されているのが真相でして
それでも一応、58/1/2「座談会・宇宙の初夢」、58/1/9「織女異聞」、58/1/30「誰も知らない星の話」…と
その後も宇宙ネタは続けてるみたいですね。最終回は58/2/27「わが町(4)」じゃないでしょうか。
ちなみに57/11/7放送の「座談会・1957年アルファー星」の“1957アルファー”というのは
(このスレでは釈迦に説法?でしょうが)スプートニク1号のことですね。
釈迦厨に説法
釈迦に説法
釈迦厨に節分
厨は外
昔は様々な特撮本を読んで、本気で日本の特撮技術が世界一だと信じていたあのころ・・。
しかし家庭用ビデオが普及して、絶対に見ることが出来ないであろうと思えた伝説の作品ら
を見ることができる時代が到来。その時の思いを忘れはしない。
「だまされた」
ブラウン管から流れて来るのは、自分の夢描いた映像とはかけ離れた、チャチな代物であった。
本を読んで夢想にふけっていた時の方が幸せだったあの頃にかえりたい・・・・。
>>756 だから具体的な作品名と同時期の同程度のスペックで制作された海外作品名を挙げてわかりやすく比較して
くれと何度も言ってるのがわからんかな?
CommingSoonって50〜60年代の海外SF特撮作品の予告編を集めたビデオが発売されててその中に
ラドンとキンゴジの海外版の予告編も入ってるけど円谷特撮の映像のインパクトはその中でダンチ
のできだよ、映像の持ってるパワーが違うからな。丁度スペック的に同程度の作品ばかり集まってるから
よく違いがわかる。
>>757 ハッキリ言おう、ちゃちいと言う人は殆どが
スターウォーズ以降、及びジュラシックパーク以降の世代である。
昔の作品を勧めても、しょうがない。
今現在、世界に誇れる新作が観たいんだよ。
>>758 無理。技術とか予算とか言う以前に今の日本の映画会社は実質的に映画
会社じゃなくなってるから。単に社内に映画制作部門があるだけの会社。
世界に誇っていいと思うが
特に近年のは
> 今現在、世界に誇れる新作が観たいんだよ。
アホか。
つまんないハリウッドのアホ映画だっていくらでもあるんだよ。
技術という意味では昔のほうが遥かに不自由な機材で不自由な環境で作ってるんだからね。
参考までに、朝日新聞 昭和31年1月11日号5面掲載の曽野綾子先生のコラム「どこを見ても貧しい日本」より抜粋。
「貧しいといえば、木曜のラジオ東京テレビでは、米国映画「スーパーマン」と日本の「誰か見ている」を続けて放送しているが、
このどちらもちょっと似たような話が、日本発の方は大分お粗末である。もちろん、製作費その他で思いのままにならぬことが
多いのだろうが、空飛ぶ円盤の基地と思われる場所の状景も、何か子供だましみたいだし、リアルな感じを出そうとしているの
だろうが、「近藤日出造や徳川夢声に聞いてこい」などという登場人物のギャグもわずらわしい。第一宇宙物語とはいいながら、
地上物語、いやそれ以上に日本的で、部屋の中の場面ばかり多すぎてがっかりする。」
50年前からこういう声自体はありましたので、チャチ論議自体は今に始まった話でもないんですよね…
まぁ曽野先生に限らず、アメリカ作品と比べる人には多少バイアスが掛かってしまうのかもしれませんが、
「スーパーマン」はフィルム作品、「誰か見ている」は生放送のスタジオドラマだから、比べるのはどうかなぁと思いました。
(アメリカ生放送時代のSF番組を見てみたい人には「SPACE PATROL(1953)」とか「TALES OF TOMORROW(1951)」が
奇跡的にビデオソフト化されていますが…初心者にはあまりお勧めしないです。
そういや10月18日には「スーパーマン」第一シーズンのDVD-BOXが出ます。アメリカはいろいろ残ってていいなぁ。)
>>758 「世界に誇れる新作」ねぇ…北野武の「座頭市」はどう?
「世界的な映画賞」もらってるし、「世界中に信奉者がいる」し、特撮(CG)も効果的に使ってるよ。
それでも勝新の座頭市や七人の侍と比べながら「ありゃダメだ、最低、北野作品らしくない」と酷評する人がいっぱいいる。
観客の評価って難しいですね。
曽野綾子先生はまだ公営賭博の競艇理事やってんの? 独裁者フジモリ匿ってんの?
>757
おめーが説明しろ屋!しつこいなボケ!
チャチに見えるんだからしょーがねえだろううが。
>>752 別々の作品を比較対照するのはバカも利口もやるんだけど、わざわざ出してくる作品の
土俵が根本的に違うと 「結論が先にあるだけ感」が強くて 白けてしまうよね。
でも 過去の作品の技術開発や失敗の上に現在の技術や表現があるコトは紛れも無い
事実で、単純な比較ってのは やってる本人が「アホさ加減」を露呈しているだけなんだ
よな。
もうスルーでいいんじゃない?
特に議論するわけでなく、一度いえばわかることを
何度もしつこく繰り返しているだけだし
荒らしたいだけなんじゃないかな?
>>764 先に言い出した方に説明する義務があると思うんだが......。
まあガイシュツだけど「原子怪獣現る」や「最後の海底巨獣」あたりと比較すればどう見たって
東宝円谷の怪獣映画の方が特撮がよく出来てる。
これまたガイシュツだけど「ナバロンの要塞」の特撮カットなんか東宝の円谷特撮と同程度の出来。
>チャチに見えるんだからしょーがねえだろううが。
じゃあ同時期の邦画特撮と同スペックの海外特撮で”現在の目で見てもチャチに見えない”作品と
その具体的理由を述べて下さい。
いい加減 もう勘弁してやれよ。
不勉強なヤツに無理強いしたところで 判りきった結果しか出ないんだからさ。
誰か良い眼科を紹介してやれよ
770 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/10(月) 13:17:21 ID:pA2QUdFQ
同スペックってw
お前はその映画にかかった特撮パートの費用や時間・機材を細かく知ってるんかいw
とにかくハリウッドの大作に比べりゃチャチ。これ真実。
なんか一人がIP変えて二役やってるような気がしてきた
>>770 そんな細かい内訳までは発表されんけど全体の制作費の発表からおおよそ類推できる。
>とにかくハリウッドの大作に比べりゃチャチ。これ真実。
ハリウッドの大作はボクシングに例えりゃヘビー級の制作費、期間。
日本のは大映京都の大作等を除けばせいぜいミドル級がやっと。
同程度のスペックならなら同時代の海外特撮作品と東宝円谷特作品を比較すれば
後者の方がやや上か同程度と過去に何回も具体的な例えが出ているが?
774 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/10(月) 15:00:58 ID:ufEbnp5Y
日本の特撮チャチィ!!
\\ 日本の特撮チャチィ!!//
+ + \\ 日本の特撮チャチィ!!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
( ゚∀゚ ∩( ゚∀゚ ∩)( ゚∀゚ )
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
さぁ皆さん ご一緒に!
日本の特撮チャチィ!
日本の特撮チャチィ!
775 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/10(月) 15:06:22 ID:ufEbnp5Y
日本の特撮は全て幼児番組。
釈迦もキスカも夜叉ヶ池も全て幼児番組。
黒澤映画でも蜘蛛巣城や影武者は幼児番組だ。
特撮使ってるからな。
ただし夢は特撮使っていても幼児番組では無い。
特撮部分を海外(ILM)が担当してるからな。
この辺の見極めが難しい。
>>775 きみ、そのコピペにまだ飽きてなかったの?
バカは結論が先にあるから なんら新しい展開がないよな。
勉強しない上に他人の話を受け入れられないから新しい発見もなければ 視点が変わることもない。
いつまでも堂々巡り。
>>755 ←こんなヤツに何を言ってもムダだよ。
バカは結論が先にあるから なんら新しい展開がないよな。
勉強しない上に他人の話を受け入れられないから新しい発見もなければ 視点が変わることもない。
いつまでも堂々巡り。
>>775 ←こんなヤツに何を言ってもムダだよ。
昭和特撮さんと対決させてみたい
以降、完全スルーしましょう。
ハウゼンの方が英二より上
十戒のほうが釈迦より上
783 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/10(月) 18:57:05 ID:5W3CwkrI
日本の特撮チャチィ!!
\\ 日本の特撮チャチィ!!//
+ + \\ 日本の特撮チャチィ!!/+
+
. + /■\ /■\ /■\ +
( ゚∀゚ ∩( ゚∀゚ ∩)( ゚∀゚ )
+ (( (つ ノ(つ 丿(つ つ )) +
ヽ ( ノ ( ヽノ ) ) )
(_)し' し(_) (_)_)
さぁ皆さん ご一緒に!
日本の特撮チャチィ!
日本の特撮チャチィ!
784 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/10(月) 23:44:47 ID:kkfh0zEr
日本の特撮は全て幼児番組。
釈迦もキスカも夜叉ヶ池も全て幼児番組。
黒澤映画でも蜘蛛巣城や影武者は幼児番組だ。
特撮使ってるからな。
ただし夢は特撮使っていても幼児番組では無い。
特撮部分を海外(ILM)が担当してるからな。
この辺の見極めが難しい。
幼稚な理屈
786 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/11(火) 00:01:32 ID:kkfh0zEr
ハウゼンの方が英二より上
787 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/11(火) 00:02:19 ID:kkfh0zEr
十戒のほうが釈迦より上
1000まで一人でがんばれ ば〜か
コピペじゃん
790 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/11(火) 06:55:06 ID:TPKFe+fX
ここは日本特撮関係者が必死に自己保全を図ってるスレみたいだけど、素人の
おれが見ても日本の特撮はおもちゃくさいのが多いと思う。
最近ひどいと思ったのはテレビだけどデカレンジャー第1話のデカレッドの車が暴走
するシーン。
あれどうみてもCMでバンダイが宣伝してるおもちゃと区別がつかない。
完全におもちゃ。
まあテレビ特撮のあらは数えるときりがないのでやめとく。
特撮映画ならガメラギロンが最悪。
ガメラが鉄棒の大車輪みたいなことをするシーンは手さえ握ってない。
完全におもちゃ。
さすが世界のワースト映画(だったかな)に選ばれた事はある。
なんつーか外国の特撮は物を忠実再現というより絵画に近い雰囲気がある。
それに対して日本の特撮は歌舞伎。
つくりものとわかっていても観衆が想像力を働かせて本物のように感じるのを
強要されるというか。
あとイタリアの特撮の雰囲気が日本に似てる。
バロンとかフラッシュゴードンとか。
>>790 あのー、出してる例が完全にピントがボケてるよ。
邦画特撮の全盛期は1950〜60年代前半の話。
その頃は世界レベルだったのに何故ここまで凋落したかを語ってるスレなんだが......。
ギロンが世界最悪に選ばれたって話を詳しく教えていただきたいが
>>791 そうかいでも1にはそう出てなかったから書いたんだよ。
>>792 ギロンかどうか知らないけど旧ガメラシリーズのなかの1作。
多分ギロン以降の作品。
アメリカのとある団体による選考だったと思う。
鉄棒はギロンだね。百歩譲って際編集版の「宇宙怪獣ガメラ」。
しかしそんな賞をもらった(!)なんて聞いたことがない。
鉄棒はギロンだよ。
そうだね選ばれたのは「宇宙怪獣ガメラ」かもしれない。
とにかく最悪の映画に選ばれたことは覚えてるよ。
ジャンル関係なしでな。w
最近になって地元でギロンをを上映したんだろ。
インドかベトナムの山奥あたりからアクセスしているんだね。
>>753 詳報ありがとうございます。「東急プラネタリウム劇場」は「科学劇場」に連なる
系譜というより、「東芝日曜劇場」を筆頭とする1時間の単発ドラマ枠の一種として、
もしくは後年の安部公房監修「お気に召すまま」などの、ファンタスティックな題材を扱ったオムニバスドラマの先駆け的存在として捉えるべき作品なのでしょうね。
(なおNTVには前年「愉快なシグナル」というSFドラマ枠?が存在していたようですね)
>知らず知らずのうちに天体、宇宙の勉強が出来る
「座談会・1957年アルファー星」には村山定男も出席していますけど、
当初から教養番組的側面をウリにしよう、というような思惑でもあったのでしょうかね。
教養といえばNHKの「宇宙少年」。「子供の科学」など少年向け科学雑誌の
編集で有名な原田三夫が、毎回の冒頭でスライドなどを使い、
番組で取り上げられた人工衛星、宇宙ステーションなどの当時のトレンドを
科学的に説明するコーナーが設けられていたとのこと。
NHKでは標準的なスタイルだったのかもしれませんが。
10年以上も前だがテレビで地球防衛軍とか海底軍艦みたけどあれは単に
技術が優れてるというよりうまい具合にフィルムが劣化して特撮の不利な点を
カバーしてるように感じたよ。
最近でも平成ウルトラなんかコマ落としで撮影してたりするから特撮には
あまり鮮やかな撮影は向いてないんじゃないの。
当時のフィルムの感度や粒子のことなんて知らないんだろうね。
それを理解してれば 逆算してゆくとどれぐらいとんでもないコトをやっているかわかるハズなんだがな。
無知とは恐いもんだね。
>>797 私は「愉快なシグナル」は単なる喜劇番組なんじゃないかなぁと思ってます。レギュラーが江戸家猫八なので。
「宇宙恋愛戦」(S31.9.24)「地球人火星に現れる」(S31.9.17)とかいうサブタイトルが目を引きますけど…
流行りものに引っ掛けただけじゃないかなぁ。
三木のり平の「のり平喜劇教室」では「のり平の人造人間」(S31.5.31)とかもありますし。
「轟先生」では「宇宙旅行の巻」(S31.2.29)なんてのもありますが、「轟先生」はホームコメディですから。
ストーリーがわからないとSFや特撮番組といっていいかどうか悩みますね。
「お気に召すまま」は新潮社「安部公房全集」第16巻に第1話「あなたがもう一人」と第18話「羊腸人間」が採録されています。
>>教養といえばNHKの「宇宙少年」。
朝日新聞S33.2.9夕刊4面「出を待つ」にもその旨が書かれていますね。
この↓66番目で尋ねられてる番組って「宇宙少年」のことだと思うんですが、そうだとしたら、けっこう面白そうですね。
http://natto.2ch.net/sf/kako/988/988055557.html あと、なんだかスレ違いっぽくなってきたので、どこか適切なスレがあれば誘導していただく…
801 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/11(火) 23:17:50 ID:tLa0/H2r
キンゴジを封切りで見たおじさんだが、
、これはすごいと、おさな心に思いました。
でも、人類SOS、あのトリフィドの日を映画化
したものを、後日鑑賞して、欧米の特撮
は、本当にすごいと正直思った。
>>801 おじさん、久々に登場ですか?w
>>799 胴衣。太平洋の翼で戦闘機の編隊に照明をあてるだけで1週間かかったとか。
わずかなシーンでも当時は凄い手間と苦労がかかったんだよね。
>>800 漏れは楽しく読んでいるので続けて欲しいよ
>>803 同意。
変身ヒーロー物しか知らないのですっごくためになる。
>>801 あの映画、ポスターの構図は凄かったね。
肝心のトリフィドはワイアール星人以下だったけど(w
806 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/12(水) 00:40:12 ID:It6mLmxh
1954のゴジラもすごいでっせ。
手に女を抱えているもんね。
そんなシーンは本編ではないのに。
同じ構図で電車に変わったのかな。
808 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/12(水) 04:59:43 ID:mlh8Gsus
>790
あ〜、こいつらに何を言っても無駄だよw
15 名前: 釈迦厨 [sage] 投稿日: 2005/06/11(土) 01:13:13 ID:5N1FVYO2
>>13 阿呆、大映京都をみとらんのか?釈迦のバラモン神殿崩壊がミニチュアまるわかりか?
東宝特撮だって日本海大海戦とか大坂城物語の大坂城とか見てないのか?
こんなこと平気で思っている連中だぜ?
日本海大海戦?思いっきりミニュチュアまるわかりだっちゅーのwww
>>799 そんなことしらんでも特撮ではない場面みると明らかに画質が劣化してるじゃん。w
劣化って経年劣化か?
いかに当時とんでもないことやってたと言おうが、チャチに見えるから仕方ない。
フィルムの経年劣化に特撮技術は関係ないじゃないのさ
815 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/12(水) 23:15:01 ID:bbvFxONN
まあ日本特撮を駄目にしたのは昔のチャチな特撮を美化したがるジジイ達も悪いが平成ガメラみたいなチャチな子供騙しをあれで一般に通用するとか世界に誇れるとか言ってる香具師も罪が重いな。
812
キンゴジを封切でみたおじさんですが。
人形浄瑠璃の世界は、まさに、日本特撮の本質を言い当ててると
思うんですが。
本編と特撮の乖離なんて映像的にはどうでもいいのよ。
観客に、本邦の文化的展開を求めているし、観客もそれに素直に
順応してくれる。それが、日本的特撮の神髄ではないか、とこのごろ
おもいはじめています。
分かるかなー、子供には理解できないでしょうけれど。
いや。あおってはいませんよ。決して・・・・。
>>812 技術の歴史的側面に興味が無いんならしようがないよな。
いつまでもそのままの視点で語ってればいいよ。
思考停止のままでね。
まあ「放射能X」のアリさん相手なら、我がメガヌロンは圧勝だと思うですよ。
819 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/13(木) 00:00:29 ID:5O+71I/s
820 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/13(木) 00:01:32 ID:5O+71I/s
日本の特撮=進歩停止(ゲラ。
821 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/13(木) 00:02:20 ID:bbvFxONN
そうだよな。平成ガメラ1って国内でのヲタ共の持ち上げ方に勘違いしたスタッフがヨーロッパの
映画祭に出品して相手にされなかったそうだし。
アメリカじゃビデオ発売のみで劇場公開もされなかった。
日本の特撮がいかに稚拙なものであるかのいい証明だな。
話が一歩も前に進まないね
劫を経た特撮オタクからみれば、大抵の特撮は見破れるので、
特撮なんてちゃちで当たり前。
それは洋の東西を問わずにいえる。
でもSW以前の洋物特撮は技術的には日本のものを凌駕しているとはいえ、
はっきりいって物足りなかった。
円谷は技術者である以前に活動屋だったんだね。
平成セブンはビデオ撮りで画面鮮やかすぎて全く迫力なし。
まあ低予算なのもあるけど。
ティガなどはコマ落としで少しはまし。
827 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/13(木) 15:45:14 ID:lMc+oggX
リターナーは全米で劇場公開されたうえ、いまでもdvdショップでふつうにみるぞ。
828 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/13(木) 17:56:47 ID:AxG07eqC
自作自演の多いスレだな
>>825 >>劫を経た特撮オタクからみれば、大抵の特撮は見破れるので、
目が肥えていると、現実にある物体は大抵見破れると思います。無意識に、自分の経験則に照らし合わせてみますから。
(ミニチュアを写したらこんな感じだったとか、あの大きさでこの動きは不自然だ…etc.)
だから、CG…それも風景などあまり動かないもの、機械的な動きをするものなら、違和感をあまり感じないから実物のように感じられます。
逆に、CGでも複雑な動きをするもの、微妙な色合いのもの…たとえば人間の動作や衣服のシワの動き、物体の質感とか…は、
かなり高度なプログラミングでもしていなければ違和感を感じると思います。よく「CG臭い」といわれる特撮がこれなのでは…。
日本作品では特撮を売りにした映画より、ちょっとした演出にたまたま特撮を使っている映画のほうが違和感なかったりします。
「プライド」では冒頭の焼け野原の東京(CG+道路の実景)からオープンセットへのつなぎ(トマトの植木を挟む)の誤魔化し方が上手かったです。
一方、テロで片足を失っている重光葵の表現には、フォレスト・ガンプのようにCG処理で消したのではなく、常に片足を隠して撮影
(椅子のシーンでは椅子に穴をあけて片足を突っ込んでいた)というお金をかけない特撮(笑)でクリアしていました。
CGの焼け野原+実景の道路、は基本中の基本ワザらしく、平成ウルトラマンの劇場版でも使われてましたね。
ヘンな話ですが、「日本沈没」(劇場だったかTVだったか…)で大地震に見舞われた島がフラッシュ光を放ちながら沈んでいくシーンでは
昔の特撮ファンは大いに失笑したものですが(ふしぎの海のナディアでもネタにされてましたが)、何年か前の台風のとき、
暴風雨に見舞われた山村が同じようにフラッシュ光を放っているのを見て、「えええーっ!?」っと驚いたのを思い出しました。
送電線が切れてスパークしていたのです。また、不謹慎な話ですが、雲仙普賢岳の火砕流のニュースを当時見ていた人は
「ちょっ…これ…特撮??」と思ったようで、当時のチャットでもその旨で盛り上がっていた記憶があります。
チャチい特撮と思っていたら実物もそうだったってことも、たまにはあるようですね。 たまには、ですけど…。
あと、日本で最も特撮の技術が進んでいるのは「コマーシャル」だとも言われていますね。
>>829 地震の際に海面が発光するというのは自然現象で実際に観測されてます。
問題は怪獣が出てくる前だろうがなんだろうが同じフラッシュをたく中野先生の姿勢で…
831 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/13(木) 23:35:53 ID:c6KlamHw
オタクに評判のよろしくない監督はそこらへんがうやむやなんですよね。
あとはスケール感の統一に気を配っていなかったり…(特に矢〇さん)
日本の特撮にスケール感なんか元より皆無だろ。
チャチイチャチイと騒ぐのは別にかまわないけど、そっから先ぜんぜん話が進まないのは
何故なのかね?
あまりにもワンパターンすぎるよ。
見たまんまの感想を脊髄反射しかできないのは個人の資質の問題だからしようがないけどさ
他人の話についてゆけないんなら いいかげん黙って眺めていれば?
どーしても話の中心にいたいの?
啓蒙しているつもりなら 申し訳ないけど あんたの話はなんの役にもたってないよ。
スレっていうか板違いだな
837 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/14(金) 04:41:48 ID:bcf8KjJR
チャチなもんをチャチと言って何が悪い?
問題なのはおまえらみたいなジジイの脳内美化なんだよwww
自分の趣味が高尚なもんじゃないと気がすまないのかい?w
838 :
↑:2005/10/14(金) 06:34:05 ID:qUldbl4V
頭悪いな。
お前はワンパターンでつまんないよって言ってるんだよ。
まあ日本映画最高の特撮とか言われてるのがG3じゃチャチイと言われても仕方ないな.......。
ジジイの脳内美化もいいかげんにしてくれって感じだよな。
>G3じゃ
それ平成だから
このスレ的に言うと没落した日本特撮に当たるんだよ
G3は技術だけに走ってしまって内容が無いですから、映画としては駄作かと。
G3ヲタが脳内美化していると思われ、その点では「爺の脳内美化」批判と同じかと。
>>839 脳内美化と言われている爺(漏れもそうだが)は、G3は最高の特撮とか思ってません。
なんというか「チャチな物でも、それなりに見せよう」とする努力が大切で、
それを見ているほうは感じ取るんじゃないでしょうかね。その熱意・工夫と、
映像がマッチしたときにハッとした映像になるんだと思う。メガヌロンが炭鉱夫
や警官を襲うシーンは今見ても怖い。洋物で悪いが「事件記者コルチャック」は
特撮は殆ど無いけど、怖い・特撮っぽいテイストがある。これはやはり、見せ方や
作り手の熱意だと思う。「〜をやりたい? だったらCGでやればいいじゃん」では
だめなんだと思う。
もう一つ、我ら爺を脳内美化と嘲る人の中には、昨今のバラエティ番組の影響で
「何でも茶化してみる」という悪い癖がついているせいもあるのじゃないかと思う。
巨人の星の、目に炎が宿るシーン・目の幅で涙を流すシーン・相手が巨大に見える
シーンなんかを見て「ありえねー!!」とか言って笑い転げる世代がある。
様々な制約の中で、制作者が苦労して作り上げた表現方法を笑い飛ばすだけの
輩の存在は少々寂しく思えるね。その表現が何を意図しているのかを感じ取る
事を放棄してしまっては作品の味は落ちる。(最近の作品は、その表現の方法が
奇異なものすぎたり、演者が下手すぎたりするから評価が低いのかも)
特撮に関しても、最初から作品を味わおうとするのではなく、
最初から冷めた態度で視聴に臨む人には、結局は「たいしたことない」
としか思えないのではなかろうか。
それを漏れたちが「あのなぁ、当時は〜だったんだぞ」っていって、説明しても
「お笑い作品」としか取れないんじゃなかろうか。「爺ども必死だな。お笑いだぜ」
と笑うだけで、本当の作品のおいしい所を味わえない。逆に言えば刺激のある映像しか
受け付けない・最初から作品に真面目に作品を見ようとしない人は不幸な人だと思う。、
それに、考え方や感じ方・見方が違うから平行線になるのは当たり前なのかも。
テレビ探偵団の第一回って森田健作がゲストだったのよ。
で、定番の「青春もの」流したら観客が爆笑するわけだ。
そこで森田が言ったのは、
「こうして抜き出すと笑えるけど、全体を見ると納得できるシーンなんだ」
ということだった。
至言だなと思った。
>>841を読んで、ふとそんなことを思い出した。
>>841 “映画のうそ”“おはなしのうそ”ってものだけじゃなくて、
ひろく“演出”ってことの意味もわからない野暮天が
増えてきたってことだな。
“チャチだ”の一言で片付けるのはその典型。
そういう特撮あざ笑い番組で
バトルケニアが死ぬシーン、かき氷食いてえなあ
とか言い残して死ぬとこも笑われてたな
つコサック
一応な
ああいうバラエティの視点も必要だとは思うけど、そればっかになっては行けんよな
847 :
844:2005/10/14(金) 18:32:08 ID:2kC5SSnL
>>845 酷い間違いしちまった
パイナップル食ってくる
夕陽丘の総理大臣で昔の青春物をクサイとか言って笑ってるところがあったよ。
今からみたらほとんどおんなじノリだし時代もそれほど変わらないのに。
それでなんとなくかっこつけてるような雰囲気はするんだろうが。
でも特撮技術の巧拙とはあまり関係ないよ。
チャチなカットはぎついて喜ぶくせに巧みな特撮カットには気づかずにスルーしていることに気づかないアホ。
ピンからキリまで見ているわけではもないのにイッパシのクチをきくアホ。
他人の意見を受け入れられずに思考停止しているアホ。
それをユーモアも交えずにすとれーとに再放送し続けるアホ。
いるよね、こんなヤツ。
「怪獣学・入門!」70頁より抜粋
〜『ウルトラQ』以来、子ども番組だけを二十年間書き続けてきた作家・上原正三は、
インタビューでこう語る。
「円谷英二さんはぬいぐるみから顔を出した写真を嫌がった。子どもの夢をこわすってね。
俳優たちが馴れてきて、怪獣を見ても驚かなくなっても、「もっと驚け」と怒ったものです。
だから「ウルトラマン研究序説」や「テレビ探偵団」なんかに共通する若い学者やテレビ
人の視点には、一種の傲慢さを感じますね。昔の映画で役者が力演しているとこだけ
バラエティの会場で再生したら、笑いが起こるに決まってます。でもそれは、過去と現在の
時間の流れや、その時代を生きてきた人間の情念とか幻想を一切取り去ったところから
生じる無機質な笑いでしょ。そうまでしなければお互いに笑い合えないのか、という
悲しさすら感じます。金城哲夫や僕、そして市川森一といった作家たちがウルトラ・シリーズ
に込めた、"闇"を感じる心のヒダみたいなものが、どんどんすり減っているんだな」
おれも笑いたくないけど今見たらどうしても笑ってしまうやつがある。
>ミラーマンのゴールドサタンがSGMに追われてるところ。
>>851 それならシルバー仮面のキルギス星人の走るとこの方が........。
853 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/14(金) 23:31:17 ID:E3DhOnYx
29 :名無シネマ@上映中 :04/02/10 22:38 ID:hCMSKVtX
っていうかガメラ3より凄い特撮モノがあったら逆に教えてもらいたいんだけど・・・・
あれ見てからもう全ての特撮モノが駄目になった
ミニチュアを楽しむなら昔の円谷作品でも十分なんだけど
>842
ちと外れるがトリビアの劇画オバQの取り上げ方もそんな感じでひどかった
作品に対する(というか作者に対する)敬意ってものがまるでない
しかし、同時に作者が受け手に対して持つべき敬意というのもあるわけで
855 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/15(土) 05:32:56 ID:W2tymfJs
俺は日向灘地震の時、海面上が光ったのをはっきりみたぞ。
何年か前にNHK教育でやってたポーランドの特撮ドラマ(奇妙なよろいを着て
中国みたいな国にタイムスリップするやつ)、日本なら着ぐるみでやりそうな
ところを人間がロボットのふりするだけで味気無いなと思ったな。
着ぐるみ文化もたまには必要だと思った。
859 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/15(土) 15:57:51 ID:+m/M3Kdi
だってチャチなもんはチャチ。
860 :
800:2005/10/15(土) 16:29:58 ID:jYLeCyMs
861 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/15(土) 19:58:26 ID:Rc+Oa8NO
853みたいなのが沸いてくるから「宇宙船」が廃刊になるんだろうかね
862 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/16(日) 06:07:03 ID:TmJx+TGp
未だにサンダ−バード系の特撮はすごいと思う。
ミニチュアにみえても迫力がある。
ウルトラ系であれができないのが残念。せいぜいグレートくらいかな。
グレートは洋画だけあってセットデザインからして現実感ありまくりだったな
グレートや、部分的には酷いパワードで共通して良かったのがオープンセットでのミニチュア撮影だと思う。
陰影がはっきりすると出来の良くないミニチュアでもそれなりに見栄えは良くなるよ。
ゴッドマンやグリーンマンですら、ミニチュアだけはそれなりにではあるがリアルに見える。
かつて本多監督が高速度撮影下での照明の問題に言及し、ミニチュア撮影用の照明機材の開発が望まれる旨の発言をしていたと思う。
フィルムの高感度化やビデオ撮影によって画面がいっそうフラットに見えるようになったのに、
工夫はほとんど感じられないね。
オープンセットで撮影するのって大変なんだよ。
仕込みの複雑な撮影になるほど 撮影前の準備に時間がかかるから
太陽光線の具合が良くなる時間を逆算して準備するとなると、深夜か
らの準備が余儀なくされちゃう。
しかも風雨の影響も受けるし、準備はしたものの太陽光線が必ずしも
狙っている加減になるかどうかも不確実。
東映戦隊シリーズのオープン撮影は比較的単純なものだからかろう
じて出来ているに過ぎないのよ。
「ガメラ」の時のオープン撮影の多用にしても あれを製作した年は
記録的な少雨で晴天続きだったことと、製作会社が特撮映画製作の
リスクに疎くて 撮影期間をめちゃくちゃ押せたことが良い方向に
作用したんだよ。
「ガメラ2」以降は明らかにオープン撮影を予め減らすシナリオ作り
をしているし、日本の特撮映画であの分量のオープン撮影はほぼ
不可能だろうね。
撮影機材の感度が良くなっても 基本は太陽光線(平行光線)の再現
になるから、撮影機材でカバーできる話じゃないしね。
866 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/16(日) 11:39:01 ID:/96gHuu4
まあね、連合艦隊の大和沈没のとこなんかオープンなのに室内照明に見えた。
まあ背景をグレーの曇天にしちゃったセンスの悪さも大きいが。
あんなシーンを絶賛しちゃう香具師が多いから困るんだよな......。
あの時期に大和の爆発を世田谷のど真ん中でやっているのが何より凄いよ。
最初つから曇天狙いの撮影なんだけど、照明が悪いね。
水面がギラギラして室内プールみたいだからね。
中野監督は円谷式「ピーカンホリゾント」がお嫌いだったようで、自身の作品では
できるだけリアルな?空を表現したのだと。(「ゴジラ対メカゴジラ」は生誕20周年
記念作ということであえて円谷特撮っぽさを狙ったらしい)
でも、実際の夜空はたとえ曇天であろうとも、あそこまで真っ暗ではない。
特撮先進三カ国=英・米・日なのでしょうが他国の作品も興味深いですよ。
特にソ連は、サイレント時代の「アエリータ」「宇宙基地モスクワ」「神秘島」から
怪獣ファン必見の「火を噴く惑星」「妖婆死棺の呪い」
ミニチュアショー「原子潜水艦」「ハンティング・ザ・ドラゴン」
ファンタジー「千夜二夜物語」「チョイス」、宇宙活劇「ピルクスの諮問」、
SF「エバンス博士の沈黙」「山岳ホテル」「死者からの手紙」などなど
面白そうな映画でひしめいていますよ。
「ポチョムキン」「ヨーロッパの解放」「ソラリス」といったメジャー作に飽きた人には
これらをお勧めします。
あ、連合艦隊は夜空じゃなかった(汗)
確かにあのシーンは不思議と室内に見えるけど、多分そこが貴重なんだと思う。
本当に室内だったらああは映らなかったんじゃないか
オープンでありながらそれを主張することなく、曇天の緊張感を作り出したスタッフの決断に
てな具合で絶賛されてるのか
夜空の色って肉眼で見るのとカメラを通して映像で見るのとで全然違うからねえ
真っ暗になるときもあれば明るい時もある
まあ沖縄決戦の大和出撃がその真っ暗の夜空の最たるものですがw。
まあ確かにあれならミニチュアとはバレんですむがw。
>>868 >>怪獣ファン必見の「火を噴く惑星」
マテ(笑)
いや、DVDが発売された時はいい時代になったものだなぁと思いましたけど。
怪獣は出さないほうがよかったんじゃないかなぁと。
宇宙の勇者スターウルフのニポポ思い出した…
>特撮先進国、米、英、日
日本はネタじゃないの?
日本の特撮はイタリアと同じくらいならわかるけど。
もういいよ。 お前のつまんねぇ再放送は飽きたから。
>>872 まあ言わばあれが”洋画式のミニチュアとはバレない特撮”なのかもしれんなw。
> 『火を噴く惑星』
なんつってもタコが小っさかったのがガッカリだな、ロボット同志はわりと面白かった
ソ連特撮なら『大宇宙基地』と『水棲人間』も面白い
前者は大規模なミニチュア、後者もミニチュアと独特な造型の水棲スーツが楽しい
ソ連なら「巨竜と魔王征服」=「イリヤ・ムウロメツ」なんかもスゴイ。
キングギドラの元ネタとなった(?)3つ首竜ギヌチが出てくるのが有名だが
この映画はそれ以外の部分が面白い。
ロシアの怪獣ファンは「キングギドラはギヌチのパクリ」とかいって
毛嫌いしているのだろうか?
ロシアの怪獣ファンは > めちゃくちゃ大雑把なくくりだね。
ロシアって広くて雑多でしょう
辺境民族は読み書きも出来ないくらいに
>>878 》『大宇宙基地』
コッポラ『BATTLE BEYOND THE SUN』で知っている人が多いかも?
『エバンス博士の沈黙』は『戦争と平和』『ワーテルロー』のボンダルチュック主演作品。
883 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/20(木) 23:40:39 ID:tqx0nSrR
僕は「ソラリス」でタルコフスキーに開眼しますた
自分は『ストーカー』で派手な特撮を駆使しなくてもSFが作れる事を知りますた。
ずいぶん漠然とした話だね。
「SF」なんてワクでくくれば なんだって入るよ。
>>885 うん、その通りだけどね。
それはともかく、特撮の向上は劇場作品レベルでは
もはや望めないのでしょうかね?
現場のスタッフに向上心が全く無いとでも思っているの?
ずいぶんバカにした言い草だね。
最近の作品見てないんだろ
886じゃないけど向上心があっても
映像に出なきゃ意味はない
>>893 「火を噴く惑星」はあまり脈絡無く出てくる怪獣を見るだけで満足っすw
「巨竜と魔王征服」「石の花」のプトゥシコ作品「魔法の水車サンポ」(62)は
東宝が配給し、新聞広告には“監修・本多猪四郎”の名が。
本多監督は当時すでに「SF怪獣映画の大家」扱いされていたと解釈すべきか?
>>877 私も地方在住なので、個人的な遊興のためだけに首都まで出向くのは不可能です。
「モダン怪談100,000,000円」だけでも拝みたいのだけれど。
ttp://www.filmpres.org/project/1okuen.html 東京は名画座・古本屋・図書館などオタクのレジャーランドが充実してて良いなあ。
>>889 で、お前は年間どれほどの日本映画を見ているんだ?
3ケタとはゆかなくても2ケタの後半は見て言ってるんだろうな?
893 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/22(土) 22:36:36 ID:CQsWhRrE
テレシコワ女史のドキュメンタリー「私はかもめ」に特撮があった
894 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/23(日) 00:56:53 ID:xBFepG4D
「映画秘宝」で円谷英二の幻の日米合作映画「大津波」の特集を掲載。
そんな雑誌手に取るのも嫌です
896 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/24(月) 00:41:08 ID:TUGkqoW2
秘宝であらかじめ偏向した知識押し付けられない方が
すべからく映画がオモロいからね
「すべからく」の使い方も知らん奴に言われても説得力はないけどな
898 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/24(月) 14:52:25 ID:scLVqAYJ
1960年あたりは
円谷と草津が世界で快進撃していた時代だわな
・・・グレート草津かとオモタヨ
草津温泉
ソ連映画の特撮といえば「エアポート大パニック」を思い出すね。
まるで中野昭慶氏がむこうに招聘されて特撮を担当したんじゃないかってくらい
ミニチュアワークで紅蓮の炎が逆巻く中野爆発をしていたよ。
ところでこの映画、栗原小巻がいきなり出てきてびっくりしたな。
>>899 グレート草津・・・なつかしいなぁw
得意技は「足四の字固め」だっけ。
ラッシャー木村とタッグを組んでいたんだよねぇ。
オレが見ていた頃の国際プロレスのタッグコンビというと、
「豊登&サンダー杉山」コンビ
「グレート草津&ラッシャー木村」コンビ
だったなぁw
「豊登&ビル・ロビンソン」っていうタッグもあったっけw
あの頃の日本のプロレス界では珍しく、ビル・ロビンソンは外人レスラーの中でも
反則をしないレスラーだったなぁ。
(国際プロレスのマットでのみね。後に日本プロレスに引き抜かれた時には
反則技もやらされていた。本人はかなり嫌がったらしいけど。)
903 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/26(水) 01:20:21 ID:cmlt2Bpi
<検証> 日本プロレスはいかにして没落していったか
力道山の没後、猪木に次ぎ馬場が独立 以上
・・・さて『チャンピオン太』でも観るかな
クイーンコングやってたけどあれなら日本特撮とどっこいのレベルだな。
着ぐるみだけはちょっと日本が勝ってるけどな。
906 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/27(木) 19:33:50 ID:IWUISr/x
そんなこといってると
演出や編集、構図の妙をわかる能力がまるでないことが
ばれるぞ。
907 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/27(木) 20:10:42 ID:BKkI1Iuf
わたし、マリンコングが好きでした。
太田博之くん、きみは、どうしているのやら。
908 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/27(木) 20:54:47 ID:EHM2wK+j
909 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/10/27(木) 22:05:11 ID:IWUISr/x
ところで
マリンコングのDVD化はまだあ?
TV時代劇の再放送で
寺燃やしてるのあるけど
考えたら火付けてる訳じゃないんだよね
ありゃ巧い
911 :
ニセ昭和特撮:2005/10/29(土) 23:22:30 ID:unQTICvt
C G の 多 用 化 が 特 撮 を ダ メ に し た
912 :
釈迦厨:2005/10/29(土) 23:58:45 ID:I1CP7tYO
んな事ない。
913 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/11/01(火) 10:24:23 ID:8sWew4Ja
俺、昭和45年生まれの特撮ヒーロー大好き世代!
単に昭和の作品というだけで見もせずに駄作と言い張るアホがいたっ
けな。
俺なんか昭和の作品でないと見る気が起きないけどなあ…
たしかにしょぼいんだけど、現在の作品にはない魂を感じるよ。
中年ヲタのひいき目かな。
でも日本の特撮技術あまり進歩しないね。テレビも映画も。
別に昭和だ平成だとか言わなくても。
アメリカにくらべるといつまでもおもちゃぽい。
917 :
↑:2005/11/02(水) 07:35:09 ID:0yAp3/aQ
またですか?
懲りもせず、飽きずにいつまでも同じこと言ってますな。
918 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/11/02(水) 07:47:43 ID:p+AFHOuP
>>916 まあ平成ガメラなんか観ると確かにそれは言える罠w。
なかなか面白いとは思うが平成ガメラがそんなにいいかね…
あれは意外にいいもんですよ。1はともかく2と3がよい。
当時「怪獣映画」に飢えていたのでそれなりに満足した。
それを持ち上げて他作品を叩く連中にはついていけないが。
平成ガメラはCGがチカチカしてて最後の方何やってんのかよくわからんかった。
平成ガメラ1はちょっとクサかったが比較的オーソドックスな展開で印象は悪くなかった。
でも2や3になると話に考えすぎたような重苦しさが出てきてしまい、
怪獣物のカタルシスがなくなってきたのが個人的には凄く気になるな。
それにレギオンやイリスといった敵怪獣のデザインが悪すぎる。
アニメ世代には受けるかもしれんがあんなゴチャゴチャしたデザインでは
アクションに不向きで怪獣物の原点たる肉弾戦が描けないではないか。
それにあんな難しい怪獣、子供が似顔絵を描けないじゃないか。
怪獣図鑑に心ときめいた世代としてはああいうのは許せないんだよ。
最近の怪獣や怪人はどれもゴチャゴチャしてて
子供が似顔絵描けるようなものはないと思う。
むしろレギオンでシンプルなほうじゃないか。
レギオンは肉弾戦は想定外だと思うし
もちろん映画的カタルシスとは別問題だけどね。
平成ガメラの話題になると何故かチャチイ君は黙っちゃうねw。
とりあえず、ネガドンの公開に期待しようじゃないか。
でもチャチなもんは仕方ないじゃんw
オモチャにしか見えんのは今も昔も変わらん。
927 :
↑:2005/11/03(木) 08:24:41 ID:hDFu27ZV
またですか?
懲りもせず、飽きずにいつまでも同じこと言ってますな。
煽りのコピペもそれに対する定型レスももうやめようよ
話題が無ければ落ちてもいいじゃん
>>925 でもオールCGって、特撮といえるのかな
作る側が実景の代用としてCGを使うなら
それは特撮と呼んでもいい、呼ばれてもしょうがないとは思う
つまりオール・パペットの作品を特撮作品と呼び「人形劇」とは言わないようなもの
特撮人形劇って言い方もあるけど、冠で特撮だしね
CGといっても実写やミニチュアを素材にしてるものもあるから複雑ですな
>>932 CGの素材については考えなくて良いんじゃないかな
例えば木造建築のミニチュアを木材で作っても、あるいは木材以外で作っても
その判断が効果を上げてさえいれば特に言及もされないし実際構わないわけだしさ
それでそうである以上、撮影する方がどういう意識で手法を選んだか しか
>>930の疑問に対して解答を出すために必要な判断の基準がないと思うんだがって事だわ
(´-`).。oO(今日は我等が怪獣王の生誕51周年記念日・・・・)
オールCGなんか着ぐるみやミニチュア製作技術がないチョンが使う手法。
ヤンガリーは特撮部分ハリウッドに丸投げだっけ?
937 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/11/05(土) 07:13:21 ID:YBJj4fZD
没落っていうけど・・・
昔のおもちゃ丸わかり特撮に比べりゃ、少しはリアルになったんじゃねえのか?
938 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/11/05(土) 19:56:54 ID:APVHr8NS
>>937 実写では扱いにくい空気感や火や水が
コンピュータでうまく扱えるようになったからね。
要するにチャチイ君は必死に過去の日本特撮を貶めて平成Gを持ち上げてたというオチでした。
戦闘機とかの空気感のCGって蛇足に思えるんだが。
あんなものが無くても昔の作品は十分飛んでる雰囲気出せてたし。
>>939 「パラサイト・イヴ」は人体発火がけっこう自然に描けてたと思った
「クロスファイヤー」は見てない
明日あたりCG見に「ALWAYS」でも鑑賞してこようと思う
>>941 素人考えだけど、昔の特撮ってフィルムの感度悪かったのか照明強く当ててたんだっけ
メカも銀色だったから若干ハイコントラストになって自然光っぽく撮れたんじゃないかな
平成セブンでキングジョーの円盤が逆光の中飛んでいくシーンがあったけど
CGと着ぐるみのつなぎも全然不自然じゃなかったし、かなり上出来だったよ
>941
確かに浮遊感はあるけど、おもちゃにしか見えんのはどうしようもないじゃん。
なんつーか、昔の特撮はマニアのみが楽しむことが出来る伝統芸能で、一般的には
チャチなものとしか見られてないのは間違いないね。
本物に見えない=玩具にしか見えない という感性はヤバイ
つまり一般の日本人の感性は年々確実にやばくなってる。そこだけは同意
945 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/11/06(日) 10:37:56 ID:etrB/fDV
>>943 日本の特撮は全てそう。平成ガメラの特撮なんか一般人には嘲笑の対象でしかないよw。
946 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/11/06(日) 10:55:20 ID:3kNSYONc
やっぱり模型のみの特撮だと限界が有るからね。
当時は画期的だったスターウォーズEp4-6(特別編じゃない奴)でも、
今の眼で観るとかなり玩具っぽい。
やっぱりミニチュア(CG用素材含む)とCGの上手い組合せが現状では最良。
>>943-945 実は日本のミニチュア特撮は
日本古来の伝統である見做し表現の文化を受け継いでいるんだよ
……などと大袈裟なことを言ってみるw
>>946 そのとおりなんだ。だから誇ればいいんだ
特撮だと見破って「チャチだ」なんて騒いでるヤツに限って
見破れていない特撮カットがあるんだよね。
生意気な中学生が「もう子供じゃない」ことを主張したがって
世間を判った風なクチをきくのと同じだよ。
で・・・あんたら歳はいくつになったのヨ?
>>947 そこまで開き直られると、さすがにイタイぞ。
>>948 >あんたら歳はいくつになったのヨ?
聞くな。場所柄、若くても年寄りでもそれぞれの意味で恥しいだろw
> 場所柄、若くても年寄りでもそれぞれの意味で恥しいだろw
んなこと言ってるからお前らダメなんだよ。
好きなものは好きでいいんだよ。
スターウォーズの最初の奴なんか
今見るとびっくりするくらいミニチュアくさいし
マットアートがもろに「画」だもんな。
技術の進歩はすげーよ。
一方、東宝のフラバラのクライマックスなんてアップの時に合成のバレが多いけど
ロングで戦っているシーンなんか、どこでマスクしてるのかわかんねーからな
昔はアップだけ別撮りで、基本的にはほんとにステージに火をつけてその前に立たせて撮ってたのかと思ってたぞ
952 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/11/06(日) 13:55:03 ID:QNvM17Tn
大映のようなリアルな特撮の道を叩き潰し、ミニチュアまる分かりの
チャチな特撮を主流にし没落させる原因を作った
円谷英二の罪は計り知れない
ハイハイ ワロスワロス
>>949 自国の文化伝統が生きていることを誇るのに痛いところがあって?
955 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/11/06(日) 14:19:06 ID:QNvM17Tn
まぁ 円谷英二の仕事は「功罪相半ば」だよ。
東宝がもう少し理解のある会社だったら良かったのにね。
957 :
釈迦厨:2005/11/06(日) 15:08:47 ID:j+SGZ/uP
>>952 今度はおいらの騙りでつか?w
でも大映潰れちゃったしね。
会社の経営方針が根本的に違うから大映と東宝を単純比較するのは無理だよ。
東宝は円谷英二にあんなに粗製濫造させずに
もっと人を増やして丁寧な画作りをさせるべきだった。
そうすれば技術の伝承も上手く行って
円谷こけたらみなこけたなんていうことにはならなかった
959 :
釈迦厨:2005/11/06(日) 15:28:01 ID:j+SGZ/uP
>>958 東宝も昭和30年代半ばまではそんなに粗製濫造じゃないよ。
昭和30年代終盤からだろ、予算や制作期間を絞り冒険的な企画が出なくなったのは。
登場人物が平板だから没落したと思う。
イケメンとデブは必ずいるような・・・・・・・・
妙に軽いヤシばかりのような気がする。
962 :
キングアナル:2005/11/06(日) 20:54:18 ID:hDxhhU4v
今更だけど円谷さん一人持ち上げても、叩いても何の検証にもならんよなw
だな。
でも、邦画特撮が没落したっていうんなら、
それはやっぱ円谷英二監督の死が大きな原因なんじゃないかと思う。
ところで、特撮ミニチュアをおもちゃと表現するのは一般的な感覚。
洋の東西を問わずミニチュア特撮って、結局それとわかるもんなんだよ。
でも円谷特撮って特撮とわかっても魅力があるんだよね。
古い親父世代だけじゃなく、作品を見れば今の子供たちだって
円谷特撮のファンになってってるよ。
965 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/11/07(月) 20:28:51 ID:+Su7hLFf
円谷英二 の存在が原因。
さらに突き詰めればゴジラを企画した田中とか森が元凶
勃興がなきゃ没落もなしですか
そりゃいいですね
967 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/11/07(月) 21:13:36 ID:bHCORaAK
特撮とFSXの違いを教えてくれ。
どうして特撮が「TOKUSATU」
として世界標準語にならなかったんだろうか?
968 :
どこの誰かは知らないけれど:2005/11/07(月) 21:26:55 ID:pzPIybM1
FSXは次期支援戦闘機のことだが
>>967 FSXではなくてSFXでしょ?
SFX = Special Effects
(SFXのSはSpecialの頭文字。FXはeffectsに似た音ということでFXになった。)
special effect の意味は(映画などの)特殊効果。
SFXは1970年代の後半に、アメリカで使われるようになった言葉。
STAR WARS のヒットに伴って一般にも知られるようになったんじゃなかったかな。
ちなみに、音響の特殊効果のこともSFXという。(Sound Effects の略)
アメリカでは1980年代に入って、映像の特殊効果と音響の特殊効果との
区別を付ける為に、音響の特殊効果のことはSFXのままで、
映像の特殊効果の方をSpFXと言うようになった。
(しかし、この区別はあまり浸透しなかったようで、
現在では映像の特殊効果の方もSFXと書くように戻ってしまったようだ。)
で、特撮が「TOKUSATU」として世界標準語にならなかった理由は、
このSFXの方が世界的に浸透してしまった為でしょ。
>>970 ビンラディンもゴジラファンだって書いてある。
>>965 はっきり言えば?
1954年の「ゴジラ」が特撮没落の原因と言いたいんだろ?
>>971 それは作品としてじゃなくて「ゴジラそのもの」のファンなんだろうなぁ・・・。
ちゃちいから世界標準にならなかったんだろ。
グレンダイザ−はヨーロッパまで行ったけどウルトラはアジア止まりってこと。
「ってこと」ですか?
>>973 フランスで放送されたウルトラマンの主題歌持ってるよ。
日本からカラオケも輸出したらしく、おんなじメロディだ。
「胸に着けてる」の部分を「ウルータマーン、ウルータマーン」って歌ってる。
自分の知識のなさを露呈しないようにね。
イギリスに行った時にビデオショップに寄ったら、サンダーバードの隣にウルトラマンが
並んで売っていたんだけど・・・
オレが見たのはなんだったのかねぇ?
イタリアにもあったな、ウルトラのビデオ。
>>978 つーか、ドイツじゃ怪奇大作戦のビデオまで出たからな。
なんでかジャケが幻の死神なんだが…
今の時代あるだけならどこでもあるんだろ。
それでウルトラはサンダ−バードなどと同格の扱いされてるのかい。
日本のアニメと同格に思われてるんかい。
日本でも2流3流の洋画ビデオ売ってる。
でもよく売りこんだものだ。
急にトーンダウンしたなw
じゃあ、グレンダイザーとサンダーバードは同格扱いなのかい?
少なくとも、イギリスではグレンダイザーのビデオすら並んでなかったゾ。
大体日本のアニメはキャラ名を向こうの名前に変えられて日本作品である事は
隠して放映されるケースが多いんだけど。
>>980 んなわけねーだろ。
じゃあ、「スターロスト宇宙船アーク」のDVD買って来てくれよ。
マイナーなものはやっぱ待てど暮らせど出ないんだよ(泣
どっかの板でみたけれどアメリカでティガ放送されてたけど裏番組の子供番組
にすら特撮で負けていたと言ってたよ。
もちろん視聴率なんかryだったとさ(w
アメリカで自国製オリジナルの子供向き特撮番組ってあるの?
>>985 裏の特撮って本編班がロボ戦撮ってたころのパワーレンジャーだぞw
パワーレンジャー、ビデオでみたけどミニチュアシーン思いっきり短く
されてたな。w
なんだ、結局日本製のが席巻していたんじゃねぇか
ティガの話がアメリカ人に理解できるのか?
それと素面部分撮り直しってのはお国柄なんだろうか
日本もアメリカもどっちが寛容でどっちが閉鎖的なのかわからんな
という以前に向こうじゃ暴力シーンの規制の関係でウルトラ程度でもそのままじゃ子供向けには放映できんと思うのだが。
>>990 聞くところによると米国向けティガは無茶苦茶だそうだよ。
良い所がほとんど改悪されてるってさw
らしいのう
ゴジラ1985見たときも話削られすぎであやふやになってたモンなあ(特撮シーンだけは編集でテンポアップしてたけど
994 :
どこの誰かは知らないけれど:
> ゴジラ1985
日本版では核ミサイルを発射させまいとしながらもあえなく死んでしまったカシリン大佐だが、
米国版ではちゃっかりミサイル発射ボタンを押すカットが追加されていて呆れた。