【元祖ウルトラ】ウルトラマン 空想特撮シリーズ

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903ウルトラマンコスモス ◆EMCMZI/dsA
あれほどの高度なテクノロジーを持つバルタンゆえ、地球連合との話し合いという展開
があっても良いはずなのだが、戦いはバルタン側にも、当面さほどのメリットが感じ
られない。
前述したガイア「銀色の眼のイサク」では、ガイア=我夢は、最後に「俺は生きる」
というイサクの心の声を聞くが、(実は我夢自身の心の声である)、
旧マンには、怪獣ばかりか、交渉相手足り得る星人の場合にも敵側に立った
視点が皆無なのが、今見ると違和感大なものがある。
問答無用に真っ二つというのは、あまりにやり過ぎである。
なぜ、マンは降伏の勧告さえしないのか?
特に動物のイメージが強い怪獣よりも、人間に近いフォルムである星人の場合は問題
であって、
この辺の思想性が、「怪獣も星人も同じようなもの、だから、ガマクジラに似た奴はしばい
てもいいし、スカイドンに似た腐女子は侮辱しても理論的な妥当性を有する」という
子供たちの短絡的な思考を助長してしまったかに思う。
夏休みゆえ、懸念されるところだ。
今日も日本のどこかで、アメリカザリガニ獲りへの誘いを口実に、ガマクジラ似の男の子が裏山に誘い出されているのではないかと…