12 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
ヘトヘトになるまで仕事をして、浅草へ。
あいかわらずこの街は、視線がどこかに飛んでいるオッサンが多いなあ。
どうせ映画を観るなら、まだ観ていない『ラスト・サムライ』とか
『ファインディング・ニモ』にすればいいものを、よりによって浅草東宝
のオールナイト「ピンからキリまで 東宝SF大会」を観てしまうところ
がなんともはや(オールナイト、とは言っても明日も朝から仕事なので最
初の2本だけをレイトショー気分で観て、そのまま浅草のホテルにチェッ
クイン。)。まあ、まともな世間の人々から見れば、私の視線もどこかに
飛んでいるのかも。
それにしても今夜の浅草東宝は、客が多かった。1本目の終了時点で、
すでに200人近くは入っていたんじゃないかな?
もちろんホームレスも多かったが。
1本目は『円盤戦争バンキッド』。
1976年の秋から半年間放送されていたTVシリーズ「円盤戦争バンキッド」
(製作は東宝)の第4話「バラウナ型誘拐事件の謎」を、そのまま1977年
春の「東宝チャンピオンまつり」で上映したときのバージョン。つまり、
25分の短編。
地球侵略を企むブキミ星人は、地球人の優秀な子供たちを拉致誘拐し、
その頭脳に改造手術を施し、改造手術の記憶を消した上で開放していた。
子供たちはいざという時には、ブキミ星人の命令に従うスパイにされて
しまったのだ。だが、最後に手術を受けた少女だけはなぜか改造手術に
失敗し、記憶の消去も出来なかった。5人の少年少女たちバンキッド
(リーダーは奥田英二)はその少女を守って戦う。監督は日高武治。
脚本は長坂秀佳。
なんだ、ブキミ星人というのは、金正日か?ま、確かにあのオバサンパーマのチ
ビには、「不気味」というしかないのだが。
【続く!】
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。:05/01/05 23:13:22 ID:4228JNFQ
【続き!】
北朝鮮と言えば、北朝鮮外務省の報道官は30日、日本の衆院本会議で北朝鮮へ
の経済制裁を可能にする外為法改正案が可決されたことを批判して、「(外為法
改正案の可決は)国際法を順守し、互いの安全を脅かす行動を行わないことを確
約した朝日平壌宣言(筆者注:日本は元宗主国なので、ここは「日朝」と書くの
が礼儀。)への乱暴な違反だ」と非難し、「必要な対抗措置を取る」とほざいた。
「必要な対抗措置」?
1 テポドンが日本に飛んでくる。→
たちまちアメリカに空爆されてTHE END。
2 在日北朝鮮人の経営するパチンコ屋、焼肉屋、クズ屋が消える。→
むしろ、戦後のどさくさに紛れて、奴らが不法占拠した土地がようやく再開
発できるから、大歓迎。『…バンキッド』の奥田英二みたいに言うと、
「君の住んでいる街の繁華街、特に駅前に、なぜか古い建物ばかりで
ごみごみしたスラムみたいな土地はないかい?もしかしたらそこは、ブキミ
星人の仲間が不法占拠している土地かもしれないぞ。」ってところ。
3 北朝鮮のバカTV番組を無断で笑いのネタにしている日本のTV局に対し
て、著作権料を請求する。→
…ちょっとだけ効く。
脱線しすぎましたな。
ブキミ星人がバンキッドたちに倒された後、(博士役の)下条正巳とバンキッド
たちの会話が凄い!
バン「どうしてXXちゃんは、手術を受けても平気だったの?」
下条「それはXXちゃんが強い意志の持ち主だったからだよ。」
バン「強い意志?」
下条「XXちゃんは、お父さんから強い意志を持つように訓練されていたんだ。」
(筆者注:そんな伏線は全くなし!)
バン「へぇー。」
下条「おそらく、普通の子供の3倍は強い意志をもっているに違いない。」
(筆者注:どうやって、測定したんだよ!)
バン「改造された他の子供たちはどうなるんだろう?」
下条「さあ、どうしようもないんじゃないかな。」
おい!普通の子供番組なら、「怪人が死んだら、それまで操られていた人たちも
直っちゃう!」ってのが、お約束じゃないのかよ!「無敵超人ザンボット3」の
人間爆弾と同じで、どうしようもないのかよ!
許せん!長坂秀佳は許せん!
許せん!ブキミ星人は許せん!
許せん!金正日は許せん!