62 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/28(日) 00:33:12.64 ID:1SlpWP1+
テレビのバラエティ番組ではミフネの娘であることを自慢している
三船美佳が、松田の取材要請には父と同居してたのは昔のことであまり覚え
てない、と言って断ったって書いてある。
63 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/28(日) 12:36:24.92 ID:DEL5NsX2
早川雪洲も戦前の大スターだったが
戦前戦後は 別けて見た方が判り易い。
戦前の日本は二流の後発先進国で「日本にしか無い最新技術」は殆ど無かった。
日本製≒粗悪品 と言うのが当時の世界の常識だった。
雪州は その時代のスター だから色悪でもあった。
戦後日本は超近代化し
日本にしか出来ない最新技術だらけ。
日本製≒最高品質 と言うイメージを獲得。
侍に加え三船はその「日本ってスゲーんでねえかい」途上にシンクロして世界的スターになった。
(例。グラン・プリのヤムラ社長 )
64 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/29(月) 17:13:16.28 ID:JZ+DmnS6
美佳がどんな美化した三船との思い出語ろうと
「最期ヴォケたら母娘で創価マニュアル通りに
財産引っ剥がして放り出したじゃないか」
つー事だから。
「サムライ」は良書だった。
取材の緻密さに脱帽する。
>>65 著者の松田美智子よくぞ書いてくれたと思う。
ただあとがきの記述にもあるが
三船の人となりを知る人物をリストアップしたらその全員が亡くなられていた・・
この手の評伝が三船の死後数年以内に発表されていたらとも思う。
まぁ、逆にこれだけ時間が経っているからこそ出た証言もあるんだろうとは思う
>>67 あったとしても三船を裏切った田中寿一(三船プロ所属俳優引き抜きからの独立)
くらいではなかろうか。
取材で三船の悪口を話す人物は一人もおらず、みな三船への愛情と感謝気持ちがあった
というくらいの人柄だから、時間経った今だからこそというのは少ないと思う。
今回の評伝の内容も過去の文献からの抜粋が多かったのも事実(これはしょうがない)
三船が生きていたら94歳。生存でも高齢で記憶に問題があり取材を受けられない関係者もいた
というからその点本当に残念だね。
>>50のドキュメンタリーの撮影が東京でロケが開始されたようだ。
69 :
この子の名無しのお祝いに:2014/10/08(水) 08:59:45.37 ID:UBB+tUBk
中国の抗日活動家?の若い頃の写真が 美男だ!美男だ!
とアッチで騒がれていて ソレ学生時代の三船の写真なんだよ。
もう中国の戦前戦中の写真なんて全部ネタだと思って良い。
それってかなり皮肉な結果だよね
事実知ったらどう手のひら返すんだろう
>>56 そういえば昔離婚裁判の時三船は意外に小心で
神経質な男だとか見たような気がする。
その後石原慎太郎が裕次郎の「黒部の太陽」の映画の時
口約束しながら五社協定の圧力で迷ったようなこと書いて
あいつは画面のイメージと違うとか書いていたような気がするが、
自分は別に三船を嫌いにもならなかったな。
芸術関係なら神経質で繊細な面もあるだろうぐらいに思ってた。
豪放磊落だけでは演技が本当に棒になるんじゃないかな(笑)
後にNHKの番組で三船が映画の映像関係の技師をめざしていて
その頃のノートを写していたがコンパスと定規できちんと書かれた
図や丁寧な字を見て本当は繊細な神経の人かもしれないと思ったのを
憶えてる。反って好感を持った。そういう複雑な人格のほうが内に
いろんな引き出しがあっていいような気がする。
>>71 最近三船ファンになって
10年程前の過去スレを昨夜たまたま見てたんだが
五社協定に関してはこんな意見があった
以下過去スレから抜粋
○ 「五社協定」強行突破するという強引な石原プロの一部が
両プロだけでは無理と判断した三船が地道に各社に交渉に
まわっている姿を及び腰になったと誤解したらしい
監督の熊井啓が語っている。
慎太郎の脳内ではそのままの三船像で止まっているんじゃないのか?
○ でかいことを言っているようで火の粉が降りかかって
こない状態を確認してから放言してるからね、あの
顔面チックの都知事は。三船が亡くなって三船サイドで
誰も反論してきそうな人間がいないことを見極めて書いた
感じが確かに嫌だね
○ これ1968年だから、三船自身は五社協定を恐れるような状況じゃないよ。
大物じゃなくて、新人さんや脇役の人が大変なのね。
それを見過ごしたまま製作を強攻できない性格なのが三船。
世間では離婚騒動でイメージダウンはあったようだが
実直でお人好し、不器用な人だなと感じた
僕も三船に関してネガティブな感情はまったくないな
俳優の役所広司が19日、京都市内で開催された『第1回 京都国際映画祭』で新設された国際的な活躍を期待される俳優を表彰する「三船敏郎賞」を受賞し、よしもと祇園花月で行われた授賞式に出席。
「自分がもらっていいのだろうか、皆さんから反感を買うだろうなと思いましたが、映画俳優として三船敏郎さんの賞をもらったほうが得だと思いました」と笑わせ、
「尊敬する三船さんの賞をいただけて光栄です」と喜びを噛み締めていた。
三船さんとは2回会ったことがあると振り返り、「1回目は紅白歌合戦で審査員をしたときに初めてお会いした。
2回目は東映の撮影所にいらっしゃって、撮影が終わってかつらを取ったときに頭をゴシゴシかいているのを見て、三船敏郎だなと思った」と当時を懐かしんだ。
役所にとって三船さんは「俳優のオリンピックがあったら金メダルをいくつも貰っているような人」と最大級に讃え、「もっと頑張れと言われているような受賞です。
賞に恥じない俳優人生を送っていきたい」と姿勢を正していた。
74 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/11(火) 12:19:20.56 ID:6v1k2ZjT
三船敏郎はなんでオビ・ワン・ケノービ役断ったかなあ。非常に残念。
ま、しかし考えてみると、普通断るわなあ。 猿人とかロボットとか出てくる映画の、
怪しげな超能力を扱う、落ちぶれた爺役とか。 監督ルーカス。誰? ああアメグラ。なんだっけそれ、みたいな。
しかしそのあと、ベイダーの中の人役オファーの時は、SWの世界を揺るがす大ヒットを知っていた筈だが、、?
よっぽどSF嫌いだったのかな。
仕方なくルーカスは、ミフネに似たセバスチャン・ショウを起用。。
結局セバスチャンの映像は再編集時にほとんど消される。 うーん残念だ。
75 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/11(火) 13:31:21.86 ID:bIgW4JCJ
三船を表敬訪問したキャンディス・バーゲンが「トイレ何処?」
と言うので撮影所の共用トイレじゃマズイだろう、
とスタッフが三船のトレーラーハウスのトイレ貸したら
後で知った三船が「何で表敬に来た奴の下の後始末までせねばならんのか!」
と怒ったらしい。
掃除魔の三船は自分で始末してたんだな。
三船らしい話だ。
慎太郎さんが三船さんを見下したような物言いをするのはおかしいね。
小説家は偉いんだっていう意識がまだ強い時代だったのかな。
>>76 世界の映画史つまり世界の歴史に残るのは確実に三船敏郎、
そして今も影響を与え続けてる、気にしなくていいんじゃないの。
78 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/15(土) 12:25:42.49 ID:tE17pMtM
ところで三船の相手役をした女優はどんなのがいる?
79 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/15(土) 14:31:47.72 ID:I64mmKlu
三船は身長155cm。
円谷特撮で身長175cmに拡大合成していたw
合成のアラが目立たぬように、黒澤は白黒で撮り続けなければならなかった
>>78 思いつくままに…
原節子、香川京子、上原美佐、高峰秀子、浅丘ルリ子、司葉子、淡路恵子
81 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/18(火) 19:37:26.35 ID:OcsVuck8
なぜ山田五十鈴がいないのか
82 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/22(土) 08:29:30.92 ID:jrTZx9zy
若山セツ子
83 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/22(土) 10:40:34.61 ID:3Y7nbdxl
ネコ、まり子、寿子、ミキ。
84 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/24(月) 10:48:41.77 ID:H63hCxlz
>>75 「三船を表敬訪問したキャンディス・バーゲン」にはこういうエピソードもある。
当時、三船プロのセットではテレビ時代劇「江戸の牙」の撮影の真っ最中。
若林豪が悪人をバッタバッタと斬っていた。
そこへキャンディス・バーゲンを案内してきた我らが三船敏郎、若林豪を紹介して
「こちらが日本の有名な俳優のカトウゴウです」
キャンディス・バーゲンが気づくはずもなく、若林やスタッフが唖然とする中を、
二人はにこやかに笑いながら、セットを出て行きました。
映画雑誌「キネマ旬報」の創刊95周年を記念し、 キネマ旬報社は11日、
評論家や映画人ら181人のアンケートで選出した日本映画の男優、女優ベスト10を発表した。
男優トップは三船敏郎さん、先月死去した高倉健さんは4位だった。 女優トップは高峰秀子さん。ランキングは以下の通り。
【男優】
〈1〉三船敏郎
〈2〉森雅之
〈3〉市川雷蔵
〈4〉勝新太郎
〈4〉高倉健
〈6〉原田芳雄
〈6〉松田優作
〈8〉役所広司
〈9〉三国連太郎
〈10〉志村喬
【女優】
〈1〉高峰秀子
〈2〉若尾文子
〈3〉富司純子
〈4〉浅丘ルリ子
〈4〉原節子
〈4〉山田五十鈴
〈7〉岸恵子
〈8〉安藤サクラ
〈8〉田中絹代
〈8〉夏目雅子
87 :
この子の名無しのお祝いに:2015/01/03(土) 01:51:05.73 ID:bTyh36DJ
ランキングにも入ってる三船さんと原節子が主演の
「東京の恋人」や「愛情の計算」
1位同志の共演の「妻の心」なんかも早くDVD化して欲しい!
三船さん初期作品も見たいのにDVD化されてない物ばかり…
石中先生もぜひ見てみたい
出たら絶対買います!東宝の方じゃんじゃん出して下さい!よろしくお願いします
三船の身長はビールジョッキから換算して168センチ
「う〜ん、寝てみたい」
>>91 身長185cmの黒澤より20cmは低いから、それは無い。
>>92 いやいや黒澤明は普段20cmのシークレットブーツを履いていたんだよ。
つまり普段の黒澤明は205cmでそれより20cm低い
三船は186cmあったという理論だ。
今は証言する人もいなくなったから反証もできないだろうが
これが映画界の真実だ。映画界と言っても映画の中の世界と言う意味だ。
円谷特撮のトリックで巨大化させていたが、実際の黒澤の身長は
50cmで三船は30cmということだねw
>>95 黒澤や三船はインファント島からやってきたのかw
いつまでも映画という子供(インファント)じみた世界に住んでいたという点では
映画ヲタも含めて、みな永遠の(老化した)子供でもあるがね。
結局終わってしまった世界だから、現実としてはショボい気もしてくるなあ。
釣られるなよ、例のアイツじゃねぇか
>>97 >結局終わってしまった世界だから、現実としてはショボい気もしてくるなあ。
又、或る考えが突然浮び、たまたま傍にいた川端康成さんにこんなふうに
喋ったのを思い出す。彼笑って答えなかったが。
「生きている人間などというものは、どうも仕方のない代物だな。何を考えているのやら、
何を言い出すのやら、仕出かすのやら、自分の事にせよ、解った例しがあったのか。
鑑賞にも観察にも堪えない。其処に行くと死んでしまった人間というのは大したものだ。
何故、ああはっきりとしっかりとして来るんだろう。まさに人間の形をしているよ。
してみると、生きている人間とは、人間になりつつある一種の動物かな」
この一種の動物という考えは、かなり僕の気に入ったが、考えの糸は切れたままでいた。
歴史には死人だけしか現れて来ない。従ってのっ引きならぬ人間の相しか現れぬし、動じない美しい形しか現れぬ。
小林秀雄 「無常という事」
> 其処に行くと死んでしまった人間というのは大したものだ。
> 何故、ああはっきりとしっかりとして来るんだろう。まさに人間の形をしているよ。
小林秀雄も当時としては卓見だったのかも知れないが、「終わってしまった過去」や
個人は活動の全貌がつかみやすいだけなんだよな。
だから、生きてる人でも活動歴がしっかりまとめられてる人は、それなりに他人に
理解や浸透されやすいよ。
ただし終わってしまったものや人は、当人が今後新しい活動することは永遠にない
わけだから、生きてる連中や現象と比べてちょっと寂しい感じを言っただけ。
変換ミス。
「個人」は「故人」。
102 :
ミフネキチ?:2015/01/18(日) 00:12:26.79 ID:J764R1Uj
103 :
この子の名無しのお祝いに:2015/01/26(月) 22:18:22.04 ID:hnDzvDDb
私は心底、三船敏郎に心酔していただけなのですよ
だからその三船敏郎を悪く言う人間が許せなかった
身長であれ宗教であれ家庭のことであれ、許せなかった
1センチ刻みの身長に何の意味があるのか
同時代の人間や、外国人と比べても、その武者のごとき体つきは明らかです
宗教が何だというのか
三船さんが自ら選んだ宗教です まさか悪いものではあるまい
離婚裁判が何だというのか
ただの派手な夫婦喧嘩です
三船敏郎の身長関連で、大きな騒動を起こしたことをここに深くお詫びいたしします。
だれ?
西部邁と佐高信の思想的映画論
西部 邁:著, 佐高 信:著
定価:1,800円+税/発行年月:2015年1月
思想的には真反対だといわれている西部さんと私が、嗜好的にはよく似ているのだなと思ったのは、黒澤明について話していた時だった。
『世界』で、亡くなった人のことを書く「追悼譜」を連載していて、黒澤については書く気にならなかったけれども、木下恵介は迷いなく追悼しようと思ったと言ったら、西部さんはすぐに、
「わかりますよ、それ」と応じてくれたのである。
「ある程度大人になると、黒澤のあの映画はっていう風に、身を乗り出してしゃべる気は起こらない」
と続けた西部さんと私の遣り取りは二人の共著の『思想放談』(朝日新聞出版)に載っている。
「それは黒澤映画と切っても切れない三船敏郎の演技について論じようという気にはなれないのと同じですよね」
そこで私がさらにこう同意を求めると、西部さんは、
「あの人はひたすら吠えたててる感じだ」と受け、
「言っちゃ悪いけど、奥行きはあまりないですね」
という私の断定にも、「陰影がない」と共鳴してくれた。
あるいは黒澤ファンからは総スカンを食う二人の発言だろう。
しかし、この対談は極めて二人の好みが出ている応酬である。黒澤よりは木下や小津安二郎に惹かれる点で西部さんと私は共通している。それは黒澤の『生きる』を論じた第3章と、
小津の『東京物語』について語った第4章、そして木下の『喜びも悲しみも幾歳月』に言及した第7章を読み比べてもらえば明らかだろう。
「ひたすら吠えたて」るだけで画面をもたせてしまえるというのがどれだけ偉大な能力である事か
三船は174cm
蜘蛛の巣城の撮影スナップで浪花千栄子と大差なかった
用心棒で三船敏郎が仲代達矢に言った言葉で
仲代達矢が最後倒れてる時に三船敏郎が人間の四季はどうのこうのって台詞が気になったけど何て言ってたか分かるかたいますか
春が来て最後は冬だみたいな
仲代「いけねえ、暗くなってきやがった これ(拳銃)をもたせてくれ
これがねえと裸ん坊みたいな気分になっちまう (一瞬 三船に銃口を向ける)(ニヤっと笑ってバタンキュー)」
三船「おめえは俺そっくりだ」(みたいなことを言っていたような気もする)