サスペンス大傑作 黒澤明「天国と地獄」5

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932この子の名無しのお祝いに:2013/08/16(金) 10:06:00.18 ID:CLJalXqA
>>921
当時の量刑の軽さに対する風刺的な意味を込めた映画だからね。
933この子の名無しのお祝いに:2013/08/18(日) 17:57:10.64 ID:gnT6xJC0
仲代がボースンへ列車内で「ものすごい人だなあの人は」という直前、
(dvdの5502秒)、背景に「朝日スレート」の看板。
これは横浜市鶴見区鶴見中央付近と思われる。
934この子の名無しのお祝いに:2013/08/19(月) 11:29:54.44 ID:EDuNizWl
あげ
935この子の名無しのお祝いに:2013/08/19(月) 17:33:05.08 ID:4npoykOK
面白い前半 と、いまいちな後半
936この子の名無しのお祝いに:2013/08/19(月) 19:33:00.35 ID:g8xRJYzx
こんなものは傑作でも何でもない。
映画館で初めて観た時はいいなと思ったが、ビデオ化されてテレビ画面で観たら
とてもつまらなかった。
この映画がヒットしたのはこれを観た小原保が吉展ちゃん誘拐殺人事件を犯し
世間の注目を浴びたからに他ならない。
937この子の名無しのお祝いに:2013/08/19(月) 20:08:14.36 ID:Jo4QeHFF
はい、はい
938この子の名無しのお祝いに:2013/08/21(水) 19:56:26.49 ID:Adf9+u/B
↑何がはいはいじゃボケ!
おのれ映画館のワイドスクリーンで見晒した事あるんけ?
たかの知れたテレビ画面で観とるだけやろカス。
939この子の名無しのお祝いに:2013/08/24(土) 11:29:49.00 ID:z/bnhpT1
>>936
映画館で観たときはいいと思ったがテレビで観たらつまらなかった
だからこの映画は傑作でもなんでもない

・・・つまり、テレビ画面で観て面白くなければ映画としては傑作じゃないってことですね?
940この子の名無しのお祝いに:2013/08/24(土) 13:03:04.64 ID:toYosqB+
その通り!
941この子の名無しのお祝いに:2013/08/25(日) 03:47:01.40 ID:oCKF23Mc
自演でスレ伸ばすのやめろよ。 不要なんだよこのスレもお前も。
942この子の名無しのお祝いに:2013/08/25(日) 06:08:02.93 ID:JyfWHWvM
>>940
なるほどバカなんですね よくわかりました
943この子の名無しのお祝いに:2013/08/25(日) 08:53:49.32 ID:NJ81NE1y
30年前は14型のブラウン管でフジテレビのエアチェックテープをシネスコアスペ(天皇指定)でみても十分楽しんでた
944この子の名無しのお祝いに:2013/08/25(日) 11:45:40.08 ID:whZtCljA
>>942
まあバカとか書かずに冷静に聞け。
映画っていうものは映画館のスクリーンで観てこそ初めてその良さが解るんだ。
例えば、ディズニーの古いアニメーションもスクリーンに映写してこそその影の美しさが味わえる。
テレビ画面ではあの色の美しさは表現できない。

君がもしテレビ画面でしか黒澤の映画を観たことが無いんなら是非、
自主上映でもいいからちゃんとした映画館で観て欲しい。
この作品とは異なるが「用心棒」を初めてテレビで観た時何とショボイ白黒で
「荒野の用心棒」と同じこっちゃないかと思って途中で観るのやめた。
その数年後「乱」公開記念である東宝系の映画館が黒澤の特集で上映会やって
そこで「用心棒」を観たらでっかいワイドスクリーンに三船が入ってきて肩を一揺すり
するだけでも大きな動きになってすっかり魅了されたよ。
他の「赤ひげ」なんかも自分で調べて映画館じゃなくて自主上映の小ホールのワイドスクリーンで観た。
多分今でも調べてみたら自主上映会ってあると思うよ。
是非そこで味わってほしい。
945この子の名無しのお祝いに:2013/08/25(日) 12:14:43.56 ID:JyfWHWvM
>>944
おや? 何か勘違いなさってますね
私が>>942で「バカ」って言ったのは>>940>>936に対してです。
つまり映画館のスクリーンでなくテレビ画面での視聴をもとに
映画を云々する人に対して「バカ」と言ってるんです
あなたと私は同意見ですよ
946この子の名無しのお祝いに:2013/08/25(日) 12:40:56.18 ID:JyfWHWvM
>そこで「用心棒」を観たらでっかいワイドスクリーンに三船が入ってきて肩を一揺すり
するだけでも大きな動きになってすっかり魅了されたよ

もう、おっしゃるとおり! スクリーンじゃなきゃ伝わらないものってのが
確実にありますよね

勘違いはおいといて、いいもん読ましてもらったと思ってますよ
947この子の名無しのお祝いに:2013/08/27(火) 08:19:55.82 ID:MLNoeZEq
第2こだま号がスクリーンの左から右へ走り抜けて
7cmしか開かないトイレの窓、先頭車両、後尾車両、木村功のカメラ
計4台のカメラで撮ってるところはスリリングでいいね。

最後の山崎努と三船の対決シーンもいい。
竹内:やあ権藤さん、どうもわざわざ。
(権藤竹内共に腰をかける)
竹内:お元気そうですね。今は何をなさっているんです?
権藤:相変わらず靴を作ってるよ。
(竹内意外な顔で相手を見つめる)
権藤:小さな会社だかそれを私に任せてくれという人が居てね。
   私はそれをナショナルシューズに負けない会社にしようと頑張っている。
(権藤、竹内を見つめる)
竹内;・・・どうしてそんな顔で私を見るんです。私はこれから殺されるでもそれを恐れてはいない。
   だからそんな憐れむ様な目つきで私を見るのは止めて下さい。
   それだから私は教戒師も断ったんです。悔い改めたり神に縋ったりどうしてそんな事をしなければならないんですか?
(しばし沈黙)
竹内:ところで権藤さん私が死刑になって嬉しいでしょ。嬉しくないんですか?
権藤:どうしてそんな事を言うんだ?何故君は私と君を憎み合う両極端として考えるんだ?
竹内:どうしてだか解りませんね。私には自己分析の趣味なんかありませんからね。ただ私の部屋は
   冬は寒くて寝られない、夏は暑くて寝られない、その3畳の間から見ると貴方の家はまるで天国のように
   感じられましたよ。それがいつの間にかそれが憎悪になってきた。終いにはその憎悪が生甲斐となってきた。

この金網を通した遣り取りいいですね。
948この子の名無しのお祝いに:2013/08/27(火) 10:33:45.65 ID:/4eSKTvT
>>947
全盛期のタモリとたけしで再現して欲しかった
949この子の名無しのお祝いに:2013/08/27(火) 15:08:38.16 ID:pHpvM/Gq
>>947
今ふと思ったが終戦の時点での日本とアメリカみたいだな
もちろん日本が竹内で権藤がアメリカ
950この子の名無しのお祝いに:2013/08/27(火) 17:23:30.03 ID:rhV79CDp
> 映画っていうものは映画館のスクリーンで観てこそ初めてその良さが解るんだ

映画オタはなんだかんだうるせえな
DVD持ってるんだから家で好きな時に観てなにが悪いんだよ
951この子の名無しのお祝いに:2013/08/28(水) 02:07:22.70 ID:4MraDweF
>>947
カメラは先頭から最後尾まで八台。
952この子の名無しのお祝いに:2013/08/28(水) 02:16:19.58 ID:4MraDweF
身代金受け渡しシーンが終わった後、三船が黒澤監督たちを呼びに来た。
「食堂車にお支度が出来ています。」
953この子の名無しのお祝いに:2013/08/28(水) 02:46:44.17 ID:4MraDweF
食堂車に集まってみんなで撮影の話をしていると
チーフ助監督の森谷司郎が困った顔をして入ってきた。
ボースンが緊張のあまり酒匂川の鉄橋にかかる前に
芝居をやってしまったらしい。
しかし編集が得意な黒澤は
「とにかくラッシュプリントを見てみよう。」と言った。
ラッシュを見てみると激怒してボースンの尻を思い切り蹴飛ばす
森谷の姿が写っていた。
954この子の名無しのお祝いに:2013/08/28(水) 03:03:04.18 ID:4MraDweF
私の一生から「天国と地獄」をとってしまったら何も残りません。
あの作品があったから私も子供達に何かを残したような気がします。
本当に他には何もないのですから。

俳優としての私は黒澤学校の落第生です。
ただ「天国と地獄」という作品だけが、私の人生の記念なのです。


                            佐田豊
955この子の名無しのお祝いに:2013/08/28(水) 10:15:45.82 ID:h7cwvK4/
まるで青木そのもののような言い草だな
956この子の名無しのお祝いに:2013/08/28(水) 12:53:43.00 ID:FV05R96K
>>954
佐田さんは沖縄決戦の名演技があるじゃないか
957この子の名無しのお祝いに:2013/08/28(水) 13:52:03.20 ID:3jcYGTVn
かっこいい役もむずかしいんだろうけど、あの息子を心配する演技もあれは
あれで感心する
958この子の名無しのお祝いに:2013/08/28(水) 22:14:35.51 ID:+OUli+Rw
>>952
自分が支度させたんだろうに、何で「お支度」などと敬語になってるんだ。
959この子の名無しのお祝いに:2013/08/29(木) 07:43:38.47 ID:E4sUMYP/
>>950
おい勘違いすんなや。DVDで楽しむのは大いに結構。
俺もVHSで観てるからそれは其々の自由。
ただ映画って映画館の巨大スクリーンで楽しんだ方がいいよって言いたかっただけだ。
そういう風にお勧めしたかっただけで他意は無い。

そう書いてる俺もここ10年位映画館なんか一度も行ってない。
「ラスト・サムライ」を観たのが最後だったがあれも家帰ってパソコンの小画面で観たら
がっくりっしたよ。
960この子の名無しのお祝いに:2013/08/29(木) 09:34:42.84 ID:R+z6MQcJ
映画は映画館で見るものってのが一番つまらん話題
961この子の名無しのお祝いに:2013/08/29(木) 09:48:17.14 ID:+3h6S11F
まったくだ
962この子の名無しのお祝いに:2013/08/29(木) 21:21:51.19 ID:9M035K8L
なんの話題も提供しないで他人のレスにケチつけて
スレの流れをぶった切るだけの人よりまし。
私もたまにはネタを提供してます。
963この子の名無しのお祝いに:2013/08/29(木) 22:45:05.45 ID:9M035K8L
書き込んだついでに、この映画のことを検索してたら
このスレで天童よしみと言われているヤクの受け渡し役の
女優さんのことが分かりました。
彼女は少なくとも最近までお元気なようです。
結構有名な人のようで若い時の遊び人仲間は
デビュー前の有名芸能人だらけです。
面倒なので気が向いたら書くかも。
964この子の名無しのお祝いに:2013/08/29(木) 23:07:53.62 ID:kwlHq7zw
しょうがねえ、盛大に叩くか!
965この子の名無しのお祝いに:2013/08/30(金) 03:46:43.86 ID:mBRE5YmX
966この子の名無しのお祝いに:2013/08/30(金) 06:08:40.46 ID:wL2zwvh5
この映画では「天国は丘の上の権藤の豪邸、地獄は竹内のボロアパート」みたいな設定だけど
劇中に出て来た「黄金町」こそ地獄の様相だったよねえ…。あれはショックだった。
967この子の名無しのお祝いに:2013/08/30(金) 06:55:56.26 ID:uPm7W8T5
>>960-961
お前がそうやって自演するのは結構だが
結局は映画館で観た事がない単なる負け惜しみに過ぎん。


>>965
しょーまない毛唐のリンク貼んなやカス!
968この子の名無しのお祝いに:2013/08/30(金) 08:01:23.21 ID:wL2zwvh5
映画館で映画観た事ないやつなんてこのスレにはいないだろw 負け惜しみってなんだよw 1800円払えば映画館くらい誰でも入れるだろw
良い作品は映画館だろうが家庭のTVだろうが良さはわかるよ。「映画館じゃなきゃ」なんて言ってる映画関係者や映画オタクの戯れ言には惑わされないよ。

あ、>>961はオレ>>966だよ。「そんな論争はつまらない」と賛同しただけだ。そんな事で自演なんかするかよ。
969この子の名無しのお祝いに:2013/08/30(金) 11:49:01.41 ID:ICoicQd7
私はこう言ってやりたい。今やブルーレイが映画館を笑う番だ!
970この子の名無しのお祝いに:2013/08/30(金) 14:44:03.39 ID:IGyglJLp
駄作、というより失敗作
971この子の名無しのお祝いに:2013/08/30(金) 15:14:16.05 ID:VgR33phf
この作品を失敗作と言ってしまったら
大概の映画は失敗作になってしまうぞ
972この子の名無しのお祝いに:2013/08/30(金) 16:33:22.50 ID:maVzkMDG
「悪口、批判、弁解の名人に伸びた人はいない」 〜船井幸雄〜  
973この子の名無しのお祝いに:2013/08/31(土) 12:19:33.42 ID:7vR9WeCa
主な受賞歴

毎日映画コンクール - 日本映画大賞・脚本賞(小国英雄・菊島隆三・久板栄二郎・黒澤明)
東京労映ミリオンパール - 作品賞
川崎市民映画コンクール - 最優秀作品賞
「週間サンケイ」シルバースター - 作品賞・監督賞
シナリオ作家協会 - シナリオ賞
NHK映画祭 - 最優秀作品賞・監督賞
第17回日本映画技術賞 - 録音賞(矢野口文雄・東宝録音スタッフ)
第3回日本映画映画記者会賞 - 第2位
福岡映画記者会 - 作品賞・監督賞
九州フクニチ映画祭 - 作品賞
函館名画鑑賞会・グレートベア - 作品賞・監督賞
ゴールデンローレル賞
  キネマ旬報 ベスト・テン 第二位

アメリカ探偵作家クラブ・エドガー賞 - 外国語映画賞候補(1964年)


1969年2月1日 再公開(同時上映「椿三十郎」)

1977年10月1日 再公開 特別料金800円(当時は大人1300円)
974この子の名無しのお祝いに:2013/08/31(土) 17:38:29.04 ID:XcG037LY
最初観たとき、ヤク中の女が実は竹内のお母さんで、カーネーション渡すのかと思た
975この子の名無しのお祝いに:2013/08/31(土) 20:47:33.84 ID:/eFog9X5
菅井きんか?
976この子の名無しのお祝いに:2013/09/01(日) 01:57:54.49 ID:VRuR0Viq
面白いなこの映画。最近の映画の話にならんこと。
977この子の名無しのお祝いに:2013/09/01(日) 21:15:23.75 ID:huXfG7ht
ドストエフスキーとかカフカの原作ならいざ知らず、サスペンスで
誘拐の動機が曖昧な映画なんて作る時点で失敗だと気づくべきだw
978この子の名無しのお祝いに:2013/09/02(月) 03:27:36.08 ID:dk58XTbM
院長の回診シーンで竹内はいたのだろうか?
竹内は病院で浮いていた。
もう、先は見えていた。
だから身代金は開業医になるための資金。
今でも病院勤めから開業医になる医者は多い。
竹内は母親のことは話したが父親のことは言わなかった。
早くに亡くなったのか、未婚だったのか、ひどい父親だったのかは分からない。
権藤邸の居間を双眼鏡で覗いた時に、竹内は見てはいけないものを見てしまった。
苦労のかけらも知らなそうな優しい母親。幸せな子供。
その二人の夫であり父親である、自信と野心満々で下の街を見下ろす権藤。
それらを見てしまった竹内の心の何かのスイッチが入ってしまった。
お金は随分と雑に扱ってたから、それほど執着がなかったのかもしれない。
竹内が権藤と話すときは、すねた子供が父親を困らせようとしてるようにも見える。
もしも権藤のように金も地位もあり子供にも優しい父親が自分にいたら
自分も母親もどんなに幸せだったろうと竹内は思ったのかもしれない。
インターンにはなったものの詰んでしまった竹内には権藤の存在は
怒りのはけ口に最適だったのだろう。


こんな夢をみたお
また寝るお
979この子の名無しのお祝いに:2013/09/02(月) 11:02:32.28 ID:PQYSPdFk
>>977
誘拐の動機が曖昧だからこそ、単純なサスペンスにとどまらない深さを持った
映画であることを、見終わった時点で気づくべきだw
980この子の名無しのお祝いに:2013/09/03(火) 20:31:07.72 ID:rT6AZZX4
阿片窟のごとき黄金町のシーンはいくらなんでもオーバーだろう?と思ってwiki見たら

1962年(昭和37年)7月6日で、警察の取締で供給源を立たれた200人あまりの中毒者が路上に飛び出し、禁断症状を起こした。

実際にあったのか。こえーな
981この子の名無しのお祝いに
^^