【キレたら】　GONIN　Vol.3　【止まらない】

いまだったらぜったいＲ１５だね。「２」は当時から制限付きだったけど。

基本コンセプトが“衆道”だもんなぁ…

鶴見慎吾のブログいいなぁ〜

すごく充実してそう。

奥さん初めてみた。

確かにかわいらしくてラムちゃん似かも…

昨日はちょうど１４年前のクランク・インの日なんだよね。
地下鉄事件と同じ日という恐ろしさ・・・
それと、３月２８日は横浜BayHall(ディスコバーズ)
での製作発表とＤＶＤ発売日が同じ日という奇遇さ・・。

２の緒形拳カッコイイなあ〜

最後に鶴見しんごのｱﾀﾏを刀でぶっ叩くﾄｺは俺的に1、2通して三本の指に入る名場面。

いまＢＳで放送してて、久しぶりにみたんだけど！
最高だ

2はＯＰタイトルに入る場面が最高にカッコイイ
あの空撮と音楽と斜体文字（縦）に「緒形拳」とか出るの凄いカッコイイわ

2は冒頭、多岐川由美のrapeがなぁ・・
いや、アレがあるから緒形の復讐譚に真実味と深みが増すし、
欠かせないシーンだと云うことは重々承知。
それでも「目の前でやくざに女房を輪姦」てシチュにとても耐えられないﾍﾀﾚです。
ガキの時にデ・シーカの「ふたりの女」なんてもんを見ちまったのが主因なんですが・・

>>108
エディションのコメンタリー見ながら見れば多少気が紛れるかも…しれないｗ
多岐川さんの冒頭場面。
まあ確かに…あれは酷いし辛い悲しい場面なんだよね。仲のいい本当にほほえましい夫婦だった伏線があるから。
緒形拳の「きーめた！」とかほほえましくてもうね…

デシーカというのはどんな話なの？？

久々に見た。
やっぱ紅い花のシーンは凄いな…。

あのときの氷頭さんのスーツかっこいい。
どこのブランドなんだろ

初めて2観たけど情緒なさすぎｗ
でも2も好き。女の逞しい美しさ。

京谷たまんねーな。怖すぎ。

椎名は実際ボクシングやってたのかな なんか暴れるシーンの時 パンチが上手い気がする

やってないと思うけど…
あの人サッカー一筋でしょ

椎名はボクシング習ってたって何かで見たな
好きだった選手は大場政夫だとか

保険効かねえからよぉ、俺らみたいな商売。
プラスしてくんねえとな、ダメだよ…

だーめだ、このテッポウ。

大場政夫？
年齢的に合わないが本当だとしたらやはり濃ゆい部分を持った人なんだろうね。
あのシャドーはボクシングって感じはしないけど。

カズマァーっ！
カズマァーっ！

てっぽう、タマねぇよ、それ貸せ

至近距離から45口径の直撃を脚に喰らってのたうち回ってる手下に
「バカこの」・・・・初見時はここで震えが来た。
>>120　に至っては（ビニール傘にジャージ！）失禁しそうになった。

武がラストバスの中で撃つ銃って木村一八から貰った銃だっけ？
本木が撃った銃は佐藤浩市の銃だっけ？　それならそれぞれやられた
者同士の銃で復讐を遂げてるんだな・・。いつか見直そう。

>>122
意識してなかったわぁ！
週末見てみる！

ＤＶＤ見直してみた。最初京谷はＳ＆Ｗミリポリ５インチだったんだけど、
事務所の前で一馬から借りたベレッタＭ９２Ｆでバスを使って撃ってるね。
ただ、三屋の銃は万代のかわかんないけど・・。三屋も万代のなら、
お互いの仇の銃、同士ってことになるな。
京谷が一馬の銃で復讐を果たすことはＧＯＮＩＮ特集のある「ＧＵＮ９５年１１月号」
にも記載されていた。

ガンオタ（嫌味じゃなく）はそういった角度で映画を見られるんだよなあ。
>>122の考察とかもオタでなくては分からない部分だろう。面白い。

すべてが緻密なんだよな。この映画。そういうところが今も人気の秘密。

石井隆はもうこの路線は撮らないのか・・・
「ヌードの夜２」観た後、見直したが、やはり面白かった・・

新作ヌードの夜はどうでした？

だめぽ・・

俺は凄く良かったけどね。＜ヌードの夜

>>129
悪いけど>>130の意見を信じるわ。
全く具体性や現実味を欠いた「だめ」ってコメントほど信用できないモノはないからな。
悪しからず。

椎名ってそんな老けないよな

休憩、ﾍﾍｯ…

万札の万に代金の代！


二人並びで…

なんで北野は本木が佐藤の故郷に行くってわかったんだ？
ヤクザなら簡単に調べられるのか？

ずっと尾行してたんじゃない？

なんでモックンは万代の骨壷をもってるんだ？引き取るんなら
身元分かるだろ・・

竹中の家族って竹中自身が手にかけたの？

そうだよ。
でも竹中はそういった「魔」的な部分を演じられないからちょっと無理があるんよ。
いかにもな「狂気でーす」みたいな。

大地康雄なら良かったのに…

始まった。

実際に見た目は一見真面目そうでも
チンピラと同じくらいタチ悪いリーマンいるよね。

2/11から銀座シネパトスで「GONIN」が上映される！

しかも、な、何と某俳優さんの舞台挨拶ありとの情報が！！！

銀座シネパトスのtwitterから↓

2/5〜3/4「エロス/バイオレンス石井隆」レイトショー決定！
トークショーは石井監督を愛する男たち！2/5(土)津田寛治さん（「人人」上映）、
2/11(金)竹中直人さん2/12(土)佐藤浩市さん（いずれも「ＧＯＮＩＮ」上映）
そして石井隆監督と樋口尚文さん。この五人凶暴につき！

パトス佐藤浩市トークショウ、レポお願いします

■特集　石井隆　エロス/バイオレンス
[『GONIN』]
「GONIN」 (c) 1995松竹株式会社
昨年大好評だった「名美という名の女」につづく、石井隆監督特集第２弾！
「ヌードの夜　愛は惜しみなく奪う」ディレクターズカット版で新たなファンを増やした石井隆監督。男女問わず多くの俳優から愛されつづけている石井隆。今回は４人の俳優のトークショーを開催！その魅力に迫る！！
■上映期間：2/5(土)〜3/4（金）　28日間　
夜21時より１回上映
2/5(土) 〜 2/10(木)
「人が人を愛することのどうしようもなさ」（2007年）
2/11(祝金) 〜 2/16(水)
「ＧＯＮＩＮ」（1995年）
2/17(木) 〜2/22(火)
「ＧＯＮＩＮ２」（1996年）
2/23(水) 〜2/25(金)
「黒の天使VOL.1」（1998年）
2/26(土)〜2/28(月)
「黒の天使VOL.2」（1999年）
3/1(火)〜3/4(金)
「フリーズ・ミー」（2000年）

【トークイベント情報】
「〜石井隆を愛した俳優たち〜」
各日20：45〜30分程度　その後上映
石井隆監督×樋口尚文氏(映画批評家）＆ゲスト

《ゲスト》
・2/5(土)
津田寛治さん
・2/11(金)
竹中直人さん
・2/12(土)
佐藤浩市さん
・2/18(金)
片岡礼子さん

京谷さんが怖杉て昨夜もトイレに行けずまたおねしょしてしまいました…

お妾さんの子供と言われてキレるたけし最高

タケシの眼帯が生々しいな。

男女混合の 3 まだぁ〜？

かずまぁ〜

パワーあるぅ！？だったらなんだってんでぃっ！！脱げ！！

萩原健一and桃井かおり主演の「ＧＯＮＩＮ３」が観たい！

１２月に１＆２の廉価版ＤＶＤが出るらしいけど、「２」には監督の
新コメンタリが入るらしいが、間違いじゃないのかな？
廉価だし、新しくコメンタリ入れるなら、選択メニューとかも作り
直さないといけない。それと、松竹公式によると、１＆２ともに、
モノラル音声になるらしいが・・。

昨日の下北でのトークショー、監督は「ＧＯＮＩＮ」について何か語ったのかな？
「３」はあるのかな・・？

3は金出す人次第

来年こそはブルーレイ化されますように・・・

gonin3は無いのかな
ブルーレイ出てくれ

なんでGONINスレ同じ板に二つあるねや

GONIN part2
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1174833880/

何時でも永遠に楽しい気持ちですの!?♪。

男女が腕を組んで歩くとき、男は女を守るために右腕（利き腕）を自由にしておく必要がある。
だから男の左腕と女の右腕が組まれる。
女からみれば、自分の利き腕（右腕）を男に委ね、男に守ってもらうという格好になる。

つまり、男の左腕と女の右腕がセットになっていて、
耳でいうと、男の左耳と女の右耳がセットになってるということになる。
だから男の左耳のピアスは女を守る強い男の象徴となり、
男で右耳にだけピアスをつけるということは、女のように男に守られる人＝ゲイ　っていう理屈になるわけだ。
もちろんこんな考えはナンセンスだとして、自由に好きなようにピアスをつけてる人の方が多いのだが。

さて、一馬は右耳にだけピアスをつけている。
そして、京谷の左側にいることが多い。
もちろん腕は組んでないが、京谷が男で、一馬が女という立ち位置になっているわけだ。
ということは一馬は京谷の女、
いや、京谷の年齢からすると女房という言葉の方がなんとなくふさわしいかな。
つまり、京谷は恋女房を殺されて復讐に行った男ということになる。
京谷は、というより京谷も、と言うべきかな。ほかのキャラたちもそうだからな。
女房の仇討に行く男たち。なんとも演歌の似合う、古風というか古典的な話ではないかと改めて思う。
それぞれ大事な人を失うが、その失った人がそれぞれの紅い花なんだろう。男同士の場合でも。

……とかなんとかいって、まあ、人の脳ってのは左視野を重視するので、
京谷と一馬が並んでる場合、
より重要なキャラである京谷が画面の向って左側にいるってだけのことかもしれんがｗ
いや、多分そうだろうｗ

突然すみません、宣伝活動です♪
週刊スレで何匹かコテが生息してますが、こいつらに成績表つけたい。
悪口でもなんでもいいから書き込んでください♪
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1322381364/
http://ikura.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1328194052/

…で、三屋ってのは左耳にだけピアスしてるだろ。
左耳のピアスってのは「男のしるし」だから。
だからああ見えて三屋ってのは「男」なんだよ。

万代はどうかって言ったら、
まあ、ねえ、京谷に弾丸でケツを掘られまくっちゃったわけだから、「女」なんじゃねえの。
と、まあ、そう思うわけです。
死ぬときに三屋が左側、万代が右側だったわけだし。

まあ、左側にいる、右側にいるってのは深読みのしすぎだとしても、
三屋と一馬がしてるピアスの左、右ってのに関しては間違ってないと思う。
ちゃんと意味があって、どっちか一方につけてるんだと思う。
三屋と一馬が一緒にダンスしてたけど、
あれは男と女が踊ってたってことなんだろうよ。
三屋が男で、一馬が女ね。

京谷と一馬は父子みたいな感じが強かった気がする（濡れ場以外）
一馬がおもちゃで遊んでるのに合わせて京谷がリズムをとったり
一馬の怪我の治療費のために賃金アップ交渉してるのに、
隣で一馬は音楽ガンガン聞いてて、んで京谷がウォークマン止めちゃって、
一馬が怒るとこも
みんな父と子みたいだ
一馬が足を撃たれて京谷が「馬鹿」ってのも、ヘマした息子に父親が言ったって感じだと思った

そのへんは木村一八はこう言っとるね

＞（一馬にとって）京谷というのは、だから父親であり、母親であり、お兄ちゃんであり、
＞弟であり、彼氏であり彼女でもある。男とか女とかではない、人間なんですよ。


ついでに木村一八が語る一馬についてもっと書いとこう
木村のインタビューはコンプリートボックスのブックレットには載らなかったから

＞一馬の場合は、おそらく転校、転校でしょう。転校を繰り返してきて、
＞落ち着いたかなと思った所で、話し合える友だちがようやく一人できたけど、
＞そいつに思いっきり裏切られたりして、それからも色々あって世の中に頼れるヤツ、
＞信じられるヤツは一人もいないと思ったときに、
＞出会ったのが京谷というオッサンなんでしょう。
＞親兄弟はいないか、いたとしても捨てられたかで、関係は切れてしまっている。
＞京谷とは、お互いに弱さをそのまま見せられるような出会いをして、
＞深い信頼関係ができて、それが肉体的な関係になっていったんでしょうね。

＞おそらく、京谷には年老いてきたというコンプレックスがあって、（略）
＞それで「まだまだ、あなたは若いんだ。大丈夫、若いやつには負けないよ」
＞だとか言いながら自分の肉体を征服させることで彼に満足を与えていたんでしょう。

ついでのついでにやはりコンプリートボックスのブックレットに載らなかった、
永島敏行と鶴見辰吾のインタビューも書いておこう
長いので丸写しはしない。それぞれ要約です

永島敏行
大越は田舎から上京して、ヤクザの世界で這い上がって、経済舎弟と呼ばれるように。
でも生い立ちの上では社会の底辺。幼いころから差別されてきた。日本社会の中で非常に虐げられてきた。
だからコンプレックスを心に抱えていて、それを逆にパワーにしてやっとここまでのし上がってきた。
やるからにはそういう大越の影、哀しみをちょっとでも見せたかった。
氷頭に撃たれて狂うシーン、たかしちゃんというのは、大越が昔みんなからいじめられてたときに、
ひとりだけ仲良く遊んでくれた子のこと。
本当は「ハトポッポ」の童謡を歌うんでもよかったんだけど著作権の問題で駄目、
それで冗談で「たかしちゃん」と言ったら監督が「それでいいです」と。
だからあれは僕の中では石井さんの「隆ちゃん」。

土砂降りのシーンでは半裸に。五月とはいえ寒かった。
でも役者ってのはどっかにマゾっ気がある。やる前は「いやだなあ」とは思うが、
やってるうちに充実感というか、面白くなっていく。



鶴見辰吾
当初、監督が考えてた久松と、僕の抱いていた久松のイメージとがまったく食い違っていた。
僕は久松をもう少しユーモラスな一面を持ってる男だと。
しかし監督から「僕の作風は暗くて。久松はアメリカマフィアみたいなタイプではなくて、もっとねちっこいんです」と。
台本を読んで自分なりに準備して入ったものだから、修正するのに時間がかかり、芝居が固まらなかった。
無力感に襲われて悩んだ。逆にその落ち込みが怒りに変わりテンションが高まっていき、
さらにもう一度怒りを抑えていった。それがよかった。気づいたときには監督が意図してた方向に。

監督には「それじゃあ怖く見えないんですよ」と何度も言われた。
怒る場面で、声を荒くして怒鳴り散らしてたら、「それだと下っ端の組員と同じレベルに見えます」と。
だから相手をたしなめるような口調で静かに言うように変えた。その方が凄味が増してくる。
人と話すときには相手と目を合わせない。合わしたときには「殺す」と決めてるときだとか。
ドアを開ける動作ひとつにしても、ノブをガッと乱暴に掴んで開けるとか。
石井さんが求めてたのは、まずその人間になりきるということ。そのためには心の奥底からなりきらないとダメ。
映画の仕事でこれだけ監督からじっくり絞られたのは本当に久しぶり。

age

これ「キレたら止まらない」っていうキャッチコピーと予告編が駄目なんだよ
なんか、キチガイどもが無意味に暴力ふるいまくってるだけの映画みたいじゃないか

じゃあどんなキャッチコピーがいいんだ？教えてくれ。

「地獄に走れリア獣ファイブ」

「出てるのは5人だけじゃ無いですから！」

当時のビデオパッケージ裏のキャッチコピーは「血まみれの絆、死への逃避行」だったな

「ゲンナマン参上！」

「・・福利厚生なき野郎共・・」

「芸能人目撃しました」スレより

42 名前：可愛い奥様[] 投稿日：2012/07/13(金) 13:32:18.91 ID:yzRRpyO90
昨日の夕方、渋谷道玄坂で木村一八
黒いポロシャツ・黒ジーンズ・太ってる

やさぐれた雰囲気だった
スーツ着た素人さんじゃない感じのチビ親父と二人でたたずんでいた



京谷と一馬が道玄坂にいるのを想像してしまったw

観るまではキャストだけみて勝手に
マイケルマンのヒートみたいな豪華キャスト
共演のクライムサスペンスだと想像してたけど
実際にみたら濃厚BLと心理ホラー満載で
ショックだったけど楽しかった

たけし目当てで見たけど根津 甚八が圧倒的にかっこよかった

東スポ映画大賞で知って、完全にたけし目当てで見た。
眼帯姿で舎弟と並んで銃を構えるシーンがかっこいい！
中年時代のたけし最高ー。

東スポのアートネイチャー主催の試写会で見たぞ。＠新宿松竹

音響が悪くてセリフが聞き取り難かった。

今から１７年も前・・新宿松竹はないね。

GONIN2についてもここでいい？観たので感想

前回が男5人で今回が女5人ってことだけど、女5人じゃなくて6人じゃないの？
それと緒方拳も主役なので、観終わった後タイトルに首をかしげる。
それはさておき、とにかくGONIN２というタイトルにしない方がよかったとのにとか思ってしまった。
はっきり言っちゃうとタイトル負けしてる。2匹目のドジョウはいなかった。

緒形拳の奥さんの多岐川裕美がヤクザどもにレイプされちゃうという重要シーン。
何やってんの？あ、レイプされてんのね。でもあっという間に終わっちゃったからもしかして未遂？
あ、本当にされちゃったのか。あのヤクザってすごい早漏なんだね、とか変なことまで考えちゃった。
言っとくけどレイプシーンをじっくり見せろってんじゃないですよ、私レイプシーンとか大嫌いだし。
ただ、緒方拳の奥さんのレイプシーンに関しては、物凄く重要なシーンだから、
あんな何やってんのかよく判んない描き方でいいのかな？と。

一方で喜多嶋舞のあの全裸拘束＆シャワーシーンには物凄く力を入れてる。
あのシーンなんて私には必要とは思えないんだけど。
つかああいうの理解できない。
喜多嶋舞の役は啖呵を切ったりしてなかなか印象的なキャラのはずなんだけど、
なんかまったく魅力を感じない。熱演が上滑りしてるという感じ。

大竹しのぶはなんだったのもよく解からない。そういえばこの人はなんで宝石店に入ったんだっけ？
主婦の人は（女優名も役名も忘れた）影が薄すぎてメインキャラとは思えない。
この主婦の人と夏川結衣と片岡礼子は見分けがつきにくい。（余貴美子も加えていいかも）
日本人の私でさえそうなんだから、この映画を観た外国人は絶望的に見分けがつかないだろう。

重傷を負った片岡礼子がいきなりプールで泳ぎだす。
石井作品は他に何作か観てて、水ってものに意味があるってことはなんとなくは解かってて、
殺されて海に沈められるんじゃなく、怪我をしても自力で泳ぐってことに意味があるのは解かるけど、
なんかね…だって片岡礼子のおっぱいが見えちゃってるんだもん。
おっぱい見せるために泳がせただけなんじゃないかって受けとられても仕方ない。

鶴見辰吾の殺し屋はキチガイなんだが、本当にただのキチガイで、前回のたけしのような深みや味は全然ない。
まあ、殺し屋が単なるキチガイってのもそれでいいのかもしれないけど、
なんか、とりあえずキチガイを出しとけばお客さんにすげーって言ってもらえる、みたいなものを感じる。

緒方拳以外の男は、女をいじめ、苦しめるためだけの存在って感じ。
ヤクザなんてどいつもステレオタイプで、こういう役を演じてて男優さんたちは楽しいのかなと思ってしまった。
男によって苦しみを味わわせられてきた女たちが、男ども（ヤクザ。暴力的な男の象徴）に復讐するって話だから、
緒方拳以外の男は極端に言っちゃえばどうでもいいんだろうけど。
前作のGONINは男を描いた映画だから、敵となる男たちにも厚みがあって背景みたいなものも感じられたし、すごく魅力あったな。

女性陣のアクションが全然ダメ。普通の女に銃を持たせたってろくに撃てないのは当たり前で、
だからこの映画のアクションシーンはそれなりリアルなんだよって言われるかもしれないけど、
でもとにかくかっこ悪い。せっかく女たちが銃を撃ちまくるシーンがあるのにひたすらかっこ悪くてうんざり。
そういえば「夜がまた来る」の夏川結衣が拳銃を構えるシーンにも笑っちゃったっけ。

そんな中、余貴美子だけはかっこよかった。
拳銃の構え方からして喜多嶋舞や夏川結衣とは明らかに違うもん。というより比べ物にならない。
というか雰囲気や佇まいからして様になってた。
余さんにもっとアクションしてほしかったな。
夏川結衣が余さんに懐いちゃうのも解るんだけど、
でも「男が変わるたびに趣味が変わる。自分でありつづけられる強い女でいたかった」
とかいう陳腐なセリフは萎える。よくある台詞だけど、実際そういうアラフォーキャリア女はいないよ。

緒方拳は必殺仕掛人って感じ。でも仕掛人ほどアクションが冴えてない。
この緒方拳と宝石強盗女たち、まったく別の話を都合によりくっつけちゃいましたって感じがする。
視聴者に、色いろ事情があったんだろうなと同情させる映画。

不満ばっか書いてきちゃったけど、要するにこれはB級映画で、B級映画として観れば素晴らしい作品だと思う。
女たちがエネルギッシュで生き生きしてしぶといし、エンタメとして楽しいのはGONINよりこの２の方だと思う。

>>66
まあ「GONIN2」は掛け値なしのB級映画だろうよ。
強奪した宝石がどれも一個500円から1000円ぐらいの、
いっかにも安物ってとこからもB級映画臭プンプンｗ　あるいはVシネ。

「GONIN」は思いっきりキャラと役者に頼った映画だった。
5人が集まる経緯とか結構ムチャっぽいとこあるけど、
キャラと役者の存在感でストーリーの粗は帳消しだった。
「GONIN2」はそれが出来なかったという感じはあるな。
大物役者も出てるけど、個性の薄いキャラや役者をいくら揃えても濃くはならない。
この作品を男に虐げられてきた女たちが男と戦うという話として見てもさ、
結局、女も男（ヤクザ）と同じように銃（＝男の象徴だろう。要するにチンコ）をぶっ放して対抗するっていう結末。
女が男化する、自分たちを苦しめてきた乱暴な男と同じになるっていう、
この手のフェミものにありがちな、なんだかな〜って話でしかない。

五誠会会長役の室田日出男さん
彼は若いころ自衛隊にいて、そこで男の味を覚えたそうな
東映時代、小林捻持、黒沢年男、片桐竜次、三上真一郎らのカマを掘っている
川谷拓三なんかは、室田さんが麻雀やってる最中に雀卓の下でしゃぶらされたりしていたそうな
「影武者」撮影時はホテルで、ハッパ決めたショーケンと６９していたところを、何人もの人に目撃されている

冒頭、三屋はほとんど快楽殺人者のように楽しそうに怪鳥のような笑い声をあげながら、
なんの恨みもない男の頭を金属バットで思い切り殴りまくる
ほとんど快楽殺人者のように…といっても、もちろん三屋の目的はカネだし殺す意志はない
しかしあんなに楽しそうに、あんなに酷く殴りつける必要はないのだ
あれじゃ相手の男は死んでもおかしくない
舐めたら勃つぞと三屋は言ってたが、男を殴ってるうちに三屋は勃起ぐらいしてそうだ
あの金属バットはチンコの暗喩だろうから、あのシーンは三屋がチンコでゲイの男を痛めつけてるということなわけだし

あの三屋を見てると思い出す事件がある
2000年に日本で少年が母親を金属バットで殴り殺すという事件があった
少年は母親を殺す際に射精したそうだ
彼はその際に感じた興奮と快楽を忘れられず、数年後、今度は赤の他人の女性たちをナイフで刺し殺した
こういうことは古今東西よくあるらしい
殺人や人を痛めつけることは非常な興奮と快楽（性的な意味の）を生むことがあるということ
性的サディズムというやつだ
少年の金属バットやナイフはチンコの代わりだったということだろう
三屋は殺人はしていないし、ゲイの男を襲うのもカネが目的だが、なにか同じものを感じる

前半、三屋はほとんどマジキチのようにエキセントリックな男に見える
それが後半になるとだいぶまともになるから、
三屋というキャラは前半と後半では別人のようだという印象を持つが、
でも多分そういうわけではない
前半の変な三屋ってのは…要するに三屋は明らかにそっちのケのある男で、
さらに性的サディズムの傾向にある男で、
男を痛めつけることで性的な興奮と快楽を感じたりする男なんだと
三屋は複雑な男だが、複雑な三屋のそうした一面を描写したということなんだろう

そのケがあって性的サディストといえば京谷の方だろうと言われるかもしれないが、
実は京谷を性的サディストと呼ぶには疑問がある
京谷は、人を殺しても何も感じない人間だ
人に暴力を振るっても何も感じないだろう
京谷はむしろあらゆることに不感症なのだ
自分も他人も、この世のあらゆることがどうでもいいのだ
しかし京谷もやはり人の子で、例外がある。それが一馬
一馬に暴力をふるって犯すのも、別にそうすることが気持ちいいからではなく、単に無知で不器用だからだろう
あれは愛し方も愛情表現の仕方も分からないだけなのだ

三屋は冒頭のカツラかぶって化粧して
舐めてえか？舐めたら立つぞ！アヒャヒャヒャヒャ！金属バットで男の頭をスイカのようにぶっ叩く
下着の換え用意しとけよ！ヒャヒャヒャヒャヒャ！全裸でカーテンから足をヌゥー
ってキャラのままずーっと行ったらサブイボもんの気持ち悪さだったろうねぇ
あのマジキチカマキャラのまま京谷＆一馬と対決したら凄かっただろうね
万代がついていけないか

「GONIN」が良かったから石井隆さんの映画を色いろ観たんだけどさ〜
どれもそれなりに面白かったけど、あんまり好きなタイプの監督さんじゃないなというのが結論。
悪口みたいでごめんなさいｗ
この人の描く女や、女と男の物語が嫌いなんだな。
石井ファンはそれこそが好きなんだろうけど。
この石井隆って人は多分フェミニストで、女を心から敬愛してる人なんだと思う。
だからやたらと女が性的な意味で虐待されて、女としての地獄へ落とされるってのも、
「男というのは本当に酷いですね、女性をこんなにいたぶって！」
みたいなことを言いたいんだろうなとは思うけどさ。
でも石井映画を観た男性の感想を読むと、
単に女優の裸やエロシーンが目当てという人もかなりいるみたいで。
監督はレイプシーンを撮りまくって、「男って本当に酷いです！」と言いたいのかもしれないけど、
そのレイプシーンに喜び、ポルノとして消費してる男がそれなりにいるというｗ

まあ、個人的には、男は男を描いてほしいです。
女は女が描くから。
女からしてみれば、男が描く、女の地獄や業や苦しみや欲望や愛なんてもんは、
なんかピンと来ないというか、白けちゃうというか、時には絵空事みたいにしか感じられないというか…
（いや、そういうのにピンときまくる女性もいるでしょうけどね）

フランス映画「ピア・ノレッスン」が公開してたころ、故・馬場当が
「男の監督や作家はなんとか女を描こうとしてジタバタしたり苦悩したりするのに、
女の監督や作家は男を描こうとしない！女は男なんてどーでもいいんだよ！」
とか言ってたけど、
まあ、そうかもね。
つか、男の描く女は、女から見れば「解ってないね」と失笑しちゃうようなのが多く、
女の描く男は、男から「女は本当に男が描けねーな」と馬鹿にされちゃうものですし。
別に無理して描かなくてもいいんじゃないの〜なんて思っちゃう。
そして今は女性漫画家原作の「ヘルタースケルター」が女性の監督・脚本家によって映画化される時代ですし。
あんなのを観ちゃうとね、男が描く古典的な女の物語なんて誰が見たいねんというのが私の本音です。

まあ、石井隆の女と男の物語は、基本的に男に向けて作られた映画だろうから、
女にはそれほど受けなくてもいいんだろうけどし、
今は作家性のある監督が希少になっちゃってるから、
石井監督にはぜひ石井監督ならではの女と男を撮りつづけてほしいという気持ちもあるんだけど、
反面、石井監督せっかくいい男が描けるんだから、男の物語も作ってくださいと思ってしまうのでした。

しかし…日本男児愛好家の私としては、石井隆映画を観た外国人が、
「日本の男って本当に変態」「日本の男は女性を虐待しすぎ」「日本って男尊女卑すぎる」
みたいなこと言うのがつらい。
ネットで探すとそういう感想を述べてる外国人が結構いるんだよ！（主にアジアの国々）

佐藤浩市　30年関係断絶していた認知症の母を自宅で介護中 　だってさ
万代の田舎の母さんも認知症で、万代は田舎に帰ったら介護しようとしてたっけ

アメリカで2006年に出たGONIN１と２がセットになったDVD買っちゃった
2000円しなかったな
２には英吾吹き替え版がついてる。１にはついてない
１は英語吹き替え版というものが存在しないのかな？

ブートじゃないの？

英語の字幕だとこうなる

Take off your clothes. Take it off! Take it off!

You're a great guy. You stabbed the mayor when you were thirteen.

So what?

Your mom is great. She became a prostitute to raise you.

So whai?! Take it off!

・・・・・・・・

Am I that great?

Yes,you are.

Tell me once more. Just how great am I?

You're powerful.

I'm powerful? So what?! How great am I?! Just tell me.

GONIN2最近観たばかりだよ。
気分悪い。
女が勝つのだけはダメ。
映画で女が勝ってストレスをため、現実で女に復讐できるという境遇にある視聴者なら、
嗜虐心増幅剤として利用できるかもしれんが、
あいにく俺の周りにはか弱い女がいないので、負けっぱなしで終わる。
だから少なくとも俺はエロ物で女が勝つ話は絶対に許せん。映画であれ漫画であれ小説であれ。
石井隆の映画は全部観てないけど、俺が観てきたのでは女がさんざん男にやられまくる。
んで反撃らしいことして女が男を倒すんだけど、結果的には女も相撃ちというか、
決して幸せになれずに女もダメになるのが多いじゃん。だからそういうのはまだいい。
でもGONIN2みたいに明白に女が勝つってのだけは許せん。ああ

>>80
で、上からそう呼び掛ける女性の声で、根津甚八がまだその場に居たことに気付くんだよね？
あのシーンいいわあ。

今日は「ＧＯＮＩＮ」公開１７年目でぇ〜ござい〜ますっ

石井隆のファンだが「GONIN」はそれほど好きじゃない
「GONIN」大好きだけど石井隆のファンではない
そういう人ってたくさんいるだろうね
かく言う私は後者ですが

>>193
俺はどっちも好きなんだよなあ
石井の世界が好きなんだわ

俺も「GONIN」見て面白かったからこの監督の作品見まくろうと思い、
まず「GONIN２」見たらなんかイマイチで、「ヌードの夜」とかも
チェックしてたけど、なんか見る気が起きないんだよね。

人気アイドルグループ「光GENJI」の中心メンバーだった大沢樹生（43）と女優・喜多嶋舞（40）の長男（15）が、
両親から虐待を受けていたことを週刊文春に語った。

長男によれば、喜多嶋にビンタされたり、後頭部の髪をつかんで風呂に沈められるなどの虐待を日常的に受けていたが、
小学3年生の時、ハイヒールで殴られ出血したことで、大沢と喜多嶋は殴り合いのケンカになり、喜多嶋は家を出たという。

2005年に両親は離婚し、長男は大沢に引き取られた。
だが、長男は大沢からも殴られたり、「お前がいると家族が壊れる」と暴言を浴びせられるなどの虐待を受けるようになった。
今年9月16日、日本刀を喉に突きつけられ 「これを引いたら死ぬぞ」と脅されたことをきっかけに家出したという。

長男は、「家に戻ったら、僕がパパに殺されるか、今はかないませんが、僕がパパを殺すのか。
このままでは僕も自分の子供ができた時に虐待してしまいそうで、それが怖いです。
パパには、理由もなく人を殴ったり脅かしたりしたらいけないんだということを分かって欲しい」と話している。

大沢は「模造刀の日本刀を突きつけたのは事実で行き過ぎだったと反省しています。
ただ、それ以外の虐待は事実ではありません」と回答した。喜多嶋も「虐待の事実はない」と否定している。

http://shukan.bunshun.jp/articles/-/1845

石井監督というより奥山さんが制作総指揮している作品がもれなく好きだということに気づいた

>>185
あなたと同じ事（なのかどうか）をヌードの夜の時に余さんが言っていた。
私には石井監督の描く女は分からない、とね。
例えば自分を蹂躙してきた根津を殺した、でもまだ好きだったんだよね、という部分だったか。
石井監督は確かにスーパーフェミニストなんでしょう。
こう、踏みにじられる女性に過剰に同化してしまいたいというような。
そこを女性は「気色わる〜」と感じるのかもしれない。
でもそういった一種の倒錯も映画表現の一つじゃないすかね。
この倒錯をロマンと読んでもらってもいい。ちとこそばゆいですが。

･･女性は現実を直視できる、というか現実そのものだから、そして
男にはそれが耐えられないからこそオブラートに包んで安息できる訳です。
ポルノが代表するようにこれ、大衆娯楽文化として立派な一ジャンルですよ。
石井監督は漫画家時代からそういった湿度をひたすら抽出する事に専念してきた訳です。
ロマンが無ければ男は走れん、と猟奇王も言っています。

醜悪であろうが踏ん張って世界と対峙するヘルタースケルターとは真逆ですよね。仰ってる事はよく分かります。
石井隆の漫画「魔楽」は面白いすよ。機会があったらどうぞ。

土砂降りの中、大越ビルへ復讐に行くシーン、
忍竜が殺されるのを待ってるのが…ｗ
さっさとドアを開けて逃げ出せばいいのに、
氷頭の車が突っ込んできて、氷頭が自分に射撃してくるのをドアにへばりついてじっと待ってる
んでわざとらしくドアを開けようとしてるところを撃たれるｗ
そんな忍竜が好きです

葉巻を吸うのが大越
煙草じゃなく葉巻。やくざの組長らしく？

煙草を吸うのが久松と氷頭
氷頭は妻子が殺された後に煙草を変えていた
同じマルボロだがメンソール
こういうとこが細かい

京谷はたぶん煙草を吸わない
一馬が灰皿を使って遊びだしたということは、
一馬はもちろん京谷も吸わないんだろう