音楽を「聞く」と書こうが、映画を「見る」と書こうが、それはその人の勝手。
と書いた後に、手近にあったユリイカ平成6年9月号「フェリーニの世界」特集号を開いた。
p.56 大林宣彦「ぼくが昔見て、その魅力に心底捉えられていた『青春群像』」
p.62 スコセッシ(小林雅明・訳)「初めて『道』を見た時のことを覚えています」
p.170 串田和美「留守番らしい髭もじゃの若い男が、みんなは仮面劇を見に行っていると言う」
このように、「見る」の用例はゾロゾロと出てくる。
「観る」と書いている人もいるにはいるが、少なくともこの本では圧倒的少数派のようだ。
>>714が、それでも俺は「観る」と書き続ける!というのなら、それはそれで勝手。
誰もイケナイとは言っていない。