【ビートたけし】   座頭市   【北野武】

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778この子の名無しのお祝いに
>>768
勝新太郎の座頭市はヒットしたからこそ劇場版26作、テレビ100話も作られました。

いっぽう北野武の企画作品は座頭市以外、ほとんどヒットしていません。
そんな中で勝新太郎の座頭市というキャラを借りてヒットできたのは
勝新が作り上げた座頭市というキャラが客を呼べるシロモノだったからです。

たけしが、わざわざヨーロッパの映画祭に出品し賞を取る戦略に出たのは
北野武が監督としてそもそも素人で、序列の厳しい日本の映画会で監督としても
作品も認められるには、そのやり方が必要だったからです。
昔のほとんどの日本映画は海外で賞を取りに行く必要性がありませんでした、そうしなくてもヒットし採算が合ってたからです。
ちなみに黒澤明の「羅生門」も日本の映画会社の社長からさえ
売れない映画だと思われたので海外の賞を取りにいったわけです。
たけし映画も売れそうにない映画だからこそ、受賞した映画だと宣伝しハクをつけるしかありませんでした。
残念ながら、それでもヒットしません。
くりかえしますが、勝新が作り上げた座頭市をリメイクしてやっとヒットできたというところです。