要は最後の市のセリフ「いくら目ん玉ひんむいても、見えねえもんは見えねえんだけどなぁ」を、どう解釈するかだな
一つはホントに目が見えないんだから、いくら目を開けたって見えるわけがない
もう一つは例え目が見えてても、目に入らない物や見えにくい物、死角や盲点にあるものは見えない
まったく似たような展開のが勝新の座頭市でもあるんだよ。
あまりにもメクラと言われて腹が立って、目を見開いて
ホントは見えてるんだぞ、って見えてるフリして
相手に「見えてたのか!」と驚かせる展開。
で斬り捨てたあと、映画の最後は転んで、やっぱりメクラでしたってオチ。
たけし版は、それを真似ただけ。