1 :
この子の名無しのお祝いに:
2 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/29(金) 07:49:29 ID:79kL1Su3
おとうちゃんおとうちゃん。
ぼくあそこでオシッコしたよ。
二度目は私から求めました。
5 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/29(金) 14:37:42 ID:rmt0Rb7p
他人の子に身代金を出してやる女はいない。
この映画の一番おかしなところだ。
テレビでは許されるかもしれないね。
6 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/29(金) 15:36:13 ID:f/qZsZSw
↑下賎な女しか知らない奴のたわごとだよ。
>他人の子に身代金を出してやる女はいない。
毎日顔見てる、ほぼ同居状態の子供だぜ。
あかの他人じゃないんだぜ。
8 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/29(金) 18:19:18 ID:aVN7ebA8
>>1 様
戸倉ですが、この度はどうも、いろいろ。
9 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/29(金) 23:24:58 ID:rpZwvYT1
小津スレと間違えた
しかし、よろこぶのは早いぞ
スレが何であろうとこっちは関係ない。東京物語、お前が見るんだ。
--そんな、バカな・・
そう、まさにバカな話さ。スレを間違えたのは怪我の功名でね、いいかい?ちゃねらーさん。
東京物語は笠智衆または原節子のだらだらとした眠くなる演技が無ければ成り立たない。
つまり私は東京物語なんか好きじゃないってことだ。
それでもあなたは東京物語を見なきゃいけない。見たら全くの阿呆だ。だけど、見なきゃいけない。
--そんな映画は見ない。絶対に見ないぞ。
見るね。あなたに東京物語を見ないでおく度胸はない。きっと見るよ、ちゃねらーさん。
これが黒澤の本当の傑作だと思うんだけどな
この完成度は否定しようがないと思う
トシ坊が可愛い。
俺は東京物語などぜったい見ん! 俺は断言する!!
今、初めて観たけどこの映画、神すぎる。
14 :
ごんどう:2007/07/04(水) 20:50:35 ID:APJZCMEJ
このスレに誰も悪い香具師はおらん!基地外(
>>9)が一人いるだけだっw
15 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/04(水) 22:33:43 ID:70FtlHbj
俺より小津映画を見ていない奴はたくさんいる
どうして俺なんだ。しかもこんなときに
そうかい、したのかい、オシッコ。
やっぱりねぇ・・・したんだにィ・・・。
17 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/05(木) 09:26:55 ID:x06g/qhi
>>10 これを推理サスペンス物で括ってしまうと、大ドンデンガエシとか
ハラハラ感とかではヒッチコックが独壇場だからねぇ。
本当は社会派の映画なんだけどね。
19 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/06(金) 15:48:53 ID:GmOyDHd3
あたしもね、どうも怪しいって思ってたのよ。あのインターン。
手にへんな包帯なんかしちゃってさ。
ちょっと兄さん、聞いてるの? やんなっちゃうわねえ、もう。
20 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/06(金) 19:01:57 ID:r5zlqei4
「おい青木、おまえんとこの進ちゃん、もうそろそろ結婚してもいい歳だろ」
「うん? いやぁ、まだ早いよ、あいつは。権藤さんに面倒みてもらっているし・・・」
「そりゃいけないよ。おまえが便利に使いすぎてるんだよ。もう結婚させなきゃ」
「そうかい、いけないかい。ふーむ、あいつももう、そんな歳なんだにィ」
21 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/06(金) 19:46:59 ID:a7pyGhY8
夏は暑くて眠れない・・冬は寒くて眠れない・・・
昔のオレの実家か!
今の俺の二階の部屋のことか
あなた・・・進ちゃんのことはもう忘れましょう・・・
やっぱりできませんわ。いまさら貧乏な生活なんて・・・
わたくし・・・ずるい女ですの・・・
権藤には内緒ですが、進一も純も青木の子なんです。
権藤は会社人間で家族のことは無頓着で気がつかなかったのです。
犯人が子どもを取り違えるのも無理ありません。
私が必死になって進一を助けて欲しいと権藤に頼んだ理由も
皆様お分かりになったでしょう。
↑どういうこっちゃ
27 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 04:31:01 ID:2w3hWHJT
今度テレ朝でやるリメイク版の竹内役って妻夫木聡なの?
28 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/09(月) 05:07:15 ID:ceJkn1o+
>>21 よく眠れない=「悪い奴」ではない=最後に権藤が同情的なのかな
>>28
「同情」とまではいかないが、竹内に対して訝しい気持ちを抱いている。
「なぜ憎みあう両極端と考えるんだ?」と言って。
その辺が次回作の「赤ひげ」につながるんだと思う。
つまり、グレかかった医者の卵が周囲の感化によって正しい道を歩くようになる話を今度は作るんだな。
黒澤は、怒りにまかせて地獄に突き落とした竹内を、保本を造形することで救ったんだな。
>>29 青白い青年が成長する話は黒澤のメインテーマ。
赤ひげの関連なぞ考える必要もない。
>>23 青木「奥様はほんまに正直な、ええ人じゃのう。
もう・・・進一のことは考えんでつかあさい。
ありゃなかなかすばしこい奴ですけ、きっと
隙を見て逃げ出してきますわい・・・うっ、ううう・・・」
犯人には東京物語を観ると言って下さい。いや、観ると言うだけで結構なんです。
33 :
竹内:2007/07/10(火) 07:45:59 ID:8qlNXWD0
お袋も去年亡くなりましてね・・・
親孝行したいときには親は無し
さればとて墓に布団も着せられず・・・
ですよ、権藤さん
34 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/10(火) 22:36:24 ID:mn2zVuO4
父ちゃん、僕、あそこで東京物語観たよ
権藤 : 向かって左側の洗面所の窓から東京物語を見ろというんだ。
ボースン田口 : でも特急の窓は開きませんよ
権藤 : ところが2等車の洗面所の窓が7cm開くというんだ。
戸倉 : チキショウ!考えやがったな・・・正真正銘の畜生だ。
仲代達矢最高
東京物語をくれ 東京物語を早くよこせ もうおまえのことは信用できない
香川「どうかしなさった?」
三船「うーむ」
香川「ゆうべよう寝られなんだけえでしょう」
三船「うーむ、お前はよう寝とったよ」
香川「うそ言いなしゃあ、わたしも寝られんで」
三船「うそ言え、いびきかいとったよ」
香川「そうですか」
三船「身代金をはろうたもんか、ゆうべ一晩考えとったんじゃ」
香川「お父さん、ほんとは払いたいんじゃないですか」
三船「いやぁお前じゃよ、お前が払いたいんじゃろ」
香川「そうですなぁ、払いますか」
三船「・・・」
木村:ボースン、子供がおりゃあせんよ
石山:おらんことないが。ようさがしてみい
島津:(ぷう〜)
石山:おお、おったおった
木村:おりゃあしたか
石山:うん、おった
両方出ている香川京子は神
41 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/18(水) 18:26:28 ID:+sTsHifD
東野英治郎と中村伸郎も両方に出てるお!
この映画の香川京子にしろ用心棒の司葉子にしろなんでアップを撮らんのかね。
黒澤の女嫌いは異常やな。
それは凸が...
44 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/19(木) 12:55:58 ID:FcaZSdhd
この映画以降現実や映画やドラマで列車や車から身代金を投げ落とすというのが始まったのかな?
グリコ事件のとき真っ先にこの映画を思い出しました。
46 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/20(金) 02:27:05 ID:cKNIWL6L
「東京物語」は観ていませんが
観なくてはいけないような気がしてきました
47 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/20(金) 08:23:01 ID:Y2vQIUK5
進一「妙なもんじゃ。自分が育てられた親より、いわば他人の権藤さんのほうが
よっぽどわしにようしてくれた。いやあ、ありがと」
黒澤「あの台詞変ですよね。他人行儀って言葉があるでしょ。
他人だからこそ気を使って親切に振舞う。身内だからこそっけない。
それは、親に対する甘えもあるんですが。」
井上ひさし「そう。そうです。」
黒澤「小津さんもわかってますよ。でも映画だから、この台詞で感動させてやろうと
欲が出たんでしょう。『東京物語』は評判の良い映画なんですけど私はあまりいいとは思わない。
小津さんのそういう計算が鼻に付くところがあって。この映画の原君なんて、正直いって・・・うーん・・・
僕・・・気持ち悪いなあ(爆笑)」
井上「(爆笑)ええ、ええ。非常にわかりますよ。でも黒澤さん。本当はあまり好きじゃないというよりは
大嫌いと言いたかったのでは?(笑)」
黒澤「(爆笑)」
井上「僕も小津さんの映画ははっきりいって、嫌いです。
原節子なんて黒澤さんの方がずっと魅力的ですから。」
俺の友人で原節子のファンがいて、そいつはやっぱり小津ファンだった。
黒澤作品にも原節子出てるよと教えてあげると、すぐさま「わが青春に〜」を観たらしい。
感想を尋ねると、
「原節子の美しさを充分に引き出せてないことから、
黒澤の監督としての力量への疑念を禁じ得ない。
オズ作品での原節子を観てみよ!」とのことだった。
早速俺は「東京物語」を見てみたが、
特段に原が綺麗に撮られてたとも思えなかったし、
作品自体が全然面白くもなかった。
人それぞれなんでしょうかね。
>>48 これはどこからの引用?
面白そうだから全部読みたい。
>>49 小津の描く「女性」と黒澤の描く「女」は全く別物だからね。
それと原節子に対する想いも小津と黒澤では全然違う。
見る側にはあまり関係のないことかもしれんが。
東京物語は寅さん映画みたいだね。
源流はここにある。
小津映画を理解できたものだけが、寅さんを作れる。
52 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/21(土) 17:32:11 ID:n1EOSb7J
『天国と地獄』出演時の山崎努って全くの新人ではないよね?
『大学の山賊たち』や『その場所に女ありて』で主要キャラクターで出てるから。
偶に全くの新人みたいな書き方されるときがあるが厳密には違う、
『天国と地獄』のインパクトが強いのは間違いないと思うが。
犯人が医者の卵というところがイマイチだな
リメイクするなら、グッドウィルのモバイト君が折口の子供を誘拐するストーリーにして欲しい
>医者の卵
インターンは医者です。
医学生なら医者の卵でいいけど。
55 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/04(土) 01:24:34 ID:JQntYOY7
DVDを持ってる方に聞きたいんですが、
紙幣の聞き込みの場面(1時間16分35秒)のところに、
街で鳴っている音楽(SE)が入っていないんですが、どうしてなんでしょう・・・?
東宝のDVDサイトに
説明があるよ。
「あいにく、東京物語を見るようなツラは一人もいません!」
58 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/04(土) 12:13:29 ID:JQntYOY7
>56
ありがとうございました。
あのSEが無いのは残念です・・・
DVDで久しぶりに観たので記念カキコ。
この作品当時の役者たちの齢を調べてびっくり。特に山崎努、27歳って……
27歳であんなに気持ち悪くなるような生々しさが出せるなんてなぁ……
>>56 >>58 >製作当時、4チャンネル音声を先に完成させ、磁気多元式立体音響を再生できない映画館のために、
>モノラル音声を別作業で作っていました。そのため『天国と地獄』はこれまで発売されていたVHS、
>LD(モノラル音声をベースにステレオ化したもの)と今回のDVDでは、一部の効果音が異なります。
なるほろ〜。
61 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/11(土) 11:51:55 ID:E41k5LPb
山崎勉は昔から良かった。名優って、だんだんと名優に育っていくんじゃなくて
素質みたいのがかなり重要ジャマイカ。二コールキッドマンみたく、大根が
名優に育っていった例もあることはあるが。
野上照代の影武者の時のダビングのエピソード。
黒澤はステレオ版の作業にしか立ちあっておらず
モノラル版はスタッフにまかせて帰ってしまった。
そのため、黒澤がいないせいで緊張せず仕事ができた
モノラル版の方が出来がいいと冗談をいう者もいた。
多分、「天国と地獄」も同じような状況だったのではと
推測。
「ああ、ここ効果音入れといた方がいいか」
てな感じ。
63 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/12(日) 00:08:24 ID:yT3NiEj3
黒澤さんについて最も理解しているであろうドナルド・リチー氏が著書「黒澤
明の映画」の中で、権藤とは知らずに竹内が煙草の火を借りるハラハラするシ
ーンと書いているんだが、あれは竹内が偶然見かけた権藤にワザと火を借りて
いますよね?誤訳なんでしょうか。
なんとなく野上照代の話は半分に聞いてしまう俺がいる
>>63 知ってて借りているから、クルマの中で見張っている
仲代達矢が竹内の事を「鬼畜のような奴」と言ったんだろう?
あなたが引用している文章をみるかぎり誤訳の余地はないな。
本気でそう思っているんだろう。
>>63 本当だ。いま確認したら、確かにそう書いているね。
「誘拐犯が彼とは知らず火を貸してくれと頼み、それからほんのしばらくの間、
いぶかしげに彼を眺めるという、実にハラハラするシーン」
・・・と書いてある。
しかし、ビデオもなかった時代に書かれた文章だから、劇場で数回見た記憶だけが頼りだったわけで、
そう強く批判する気にもなれないな。
(いまだに訂正されていないのはマズイと思うけど)
渡辺武信の「日活アクションの華麗な世界」も、単行本になっているのを読むと、下段注で、
「初出(キネ旬連載)の文章では記憶違いのままに書いたが、後に読者からの指摘があったので書き改めた」
と記されている部分がいくつもある。
67 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/12(日) 13:28:41 ID:yT3NiEj3
>>65>>66 犯人の竹内が、わざわざ権藤氏の事を、さん付けで呼んでいる理由を明解に
書き記している同じ著書で「権藤と知らずに火を借りた」と見ていたのが意外
で、大変気に掛かっていたものですから。竹内が伊勢佐木町で権藤氏を見掛け、ギョッとしてサングラスを上げ、裸眼で
再確認し瞬間、悪魔的思考のあとにワザと火を借りに近づく、もらったあとに
も権藤を眺め冷たく観察する。その一部始終を警察が監視している。また、そ
れらのすべてを我々観客の前に黒澤が提示するという。鳥肌モノのシークエン
スでした。そして、全部を見た後の戸倉警部のセリフが効いています。
「正真正銘の畜生だ!」ここまで、言ってるのに。多分、リチー氏が見た版は
何かの理由でカットがされていたのでしょう。それほどに、氏の著書「黒澤明
の映画」は黒澤映画についての解説が完璧に近いと思います。
68 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/12(日) 18:07:42 ID:dvPShHBn
いいか。この東京物語おろそかに見ないぞ。
70 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/14(火) 04:04:45 ID:Ylr7hGo/
この映画が地上波でやらないのは
「キチガイ」というセリフがあるからですか?
ちがいます。
実在する潟iショナルシューズから抗議されるからです。
しかし豪邸といっても今から見ると結構しょぼい。
外国人が見たらどういう感想を持つのか気になる。
73 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/14(火) 19:40:49 ID:Ylr7hGo/
74 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/14(火) 20:12:22 ID:BE4LIOI7
この豪邸ってまだあるの?
>>72 きっと君の考えてる外国人は欧米人だけなんだろうな。
リメイクされるらしいけど、竹内が禁断症状の女をモルモットにする麻薬街のくだりはどうするんだろうな?
オリジナルのシーンも今見ると到底信じられない光景だから、設定を変えないって事は無いと思うんだが…。
…ってか、あんな麻薬街なんて中毒者がたむろしてる一画が本当に横浜にあったのかな?
77 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/14(火) 21:56:51 ID:PK5yiyoX
>>76 麻薬街や麻薬中毒患者があんなにたむろしてるなんてのは現代日本じゃ非現実的だし、そのヘンはカットじゃないかな。
あえて言えば山谷とか西成地区とか浮浪者街を使うとか…。
いや、でも浮浪者は麻薬なんか買わんだろうからそれもダメだな。
クラブで若者が中国人とか東南アジア系の不良外人を通して売り買いしてるらしいじゃんか。そのヘンかな。
知り合いが黄金町の近くに住んでるので聞いたことがあるんだが「あまりに怖くて近づけない場所」ってのはあったらしいよ。
だからたむろしてる麻薬中毒患者まではわからないが、連れ込み旅館街やらチョンの間街は間違いなくあったらしい。
まあオリジナルをまるっきりなぞるのは無理があるだろうから、テレ朝がどういうエピソードに変換して見せてくれるか楽しみではある。
>>72 シャワー・ルームから居間に戻るのに玄関ホールを通過する必要がある構造というのは、
どういう意味があるんだろうと初見の時から気になっていた。
(物語進行の必要上そうなったんだろうけど、あの家には他に風呂場はないんだろうか?)
あと、玄関口から庭が直ぐ見えてしまうというのがショボイ。
捜査経過報告に来た刑事たちが帰る時、権藤邸の玄関を出たところで、庭で草刈機を動かす権藤を目にするカット。
庭の狭さが一目でわかってしまう。
>>76 あの描写は当時から、いくら何でも誇張し過ぎだと地元では評判が悪かったらしい。
舞台は小樽に変更って既出だよな?
82 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/15(水) 10:59:33 ID:MQ/bvbVQ
小樽に変更か…知らんかった。
じゃあ、竹内のアパート近くの川は小樽運河か?
確かに今の横浜よりは、小樽の方が当時の横浜の雰囲気に近いかもな。
でも、そうなると更に麻薬街のくだりをどうするのかが気になるな。
83 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/15(水) 11:10:02 ID:m2Kn6VyU
当時はシャワーなんぞ珍しかったんだよな。
湯は風呂やヤカンで沸かすしかなかった。
捻ると湯が出る給湯システムは一般化してなかった。
しょぼいというか、あれはアメリカでは一般家庭だろうな。
アメリカ 何やってんねーん!
子連れの住み込み運転手がいて、家政婦も何人もいる家が、「アメリカでは一般家庭」のレベルのわけがない。
映画の中ではダイニングもキッチンも書斎もベッドルームも一切描かれないから、
>>84のような勘違いをする人が時々いる。
東京物語は燃えねえってんだよ!!
88 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/16(木) 19:49:09 ID:ahHQU40P
>>79 >まあオリジナルをまるっきりなぞるのは無理があるだろうから、テレ朝がどういうエピソードに変換して見せてくれるか楽しみではある。
多分、あのくだりはやらないと思う。漏れ伝わってくる情報から類推すると、
今回は単独犯ではなく2〜3人の犯行グループが存在する模様。
そちらの方のドラマも入るようなので、今回のドラマの下敷きは黒澤映画ではな
くむしろ原作の「キングの身代金」の方だと思われる。
>>88 だったら「天国と地獄」というタイトルを付けるべきじゃないな。
>>89 恐らくクレジットには、
原作=エド・マクべイン『キングの身代金』
脚本=黒澤明監督『天国と地獄』より 黒澤明・菊島隆三・久坂栄二郎・小国英雄
脚色=××××(今回の脚本家)
と出ると思う。テレビ朝日としては黒澤映画のタイトルと設定・イメージが欲し
いので、『天国と地獄』は絶対に外せない。そんなこと分かりきったことでしょうに。
>今回は単独犯ではなく2〜3人の犯行グループが存在する模様。
「天国と地獄」見たことないでしょw
92 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/17(金) 15:00:42 ID:5+Uhj5lV
>>91 おまえが言っているのは、竹内(山崎)が殺した二人の共犯者のことだろ。あの二人は映画内では
ほとんど描写されていないが、今回はちゃんと出てくるらしいという話。
つまり原作の方にむしろ近づくんだよ。
自分の思い違い指摘されてそうムキにならなくてもw
「天国と地獄」は単独犯だ
と書いたのはあんただぜ。
それから影がうすいが、ほとんど描写されてないというのも
言いすぎだな。
>つまり原作の方にむしろ近づくんだよ。
シナリオ読んだのか?
見ればわかるよ権藤さん
>>93-94 >自分の思い違い指摘されてそうムキにならなくてもw
>「天国と地獄」は単独犯だと書いたのはあんただぜ。
「思い違い」ってのも揚げ足取りだな。ほとんどの観客は竹内(山崎)しか印象に残っていないだろうに。
>シナリオ読んだのか?
>見ればわかるよ権藤さん
分かった分かった、「犯人グループの描写においては原作に近いものになると
思われる」これでいいんだろ?
まあ、こんなところでモメないでくれよ、権藤さん
「天国と地獄」って過大評価されてると思うんだけど。
特に海外で。白黒だから「フィルムノワール」に分類されて、
得してるのかな。
犯人が山崎努だと、判明してからがダラダラしすぎ。
もう一波乱あるのかと思いきや、あっさりつかまってしまう。
仲代達也が「これでおまえは死刑だ!」と言うあたりは
もう香港のB級映画のノリだよ。
偽の手紙を警察がつくるなんて違法捜査もいいとこ。
日本の裁判所はあんな証拠を採用しないでしょう。
とはいえ、特急列車からかばんを投げ落とす場面や
紫の煙、根岸屋の喧噪、黄金町の麻薬街などの
映像、カメラワークははっとさせられる。
みなさん、
>>97は見なかったことにしておきましょう。
相手にしてはいけません。誤りだらけだけど、それを指摘するのもダメ。
>>98 ホント、これはヒドいな。って、これだけでも相手にしたことになるのかな。
>>97 ∩___∩ /
| ノ ヽ /
/ > < |/ そんな餌パクッ
| //// ( _●_)/ミ
彡、 l⌒l ノ
/ __ \ \ヽ
. (___) \__)
. O| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\,,_)
>>97 >犯人が山崎努だと、判明してからがダラダラしすぎ。
もう一波乱あるのかと思いきや、あっさりつかまってしまう。
仲代達也が「これでおまえは死刑だ!」と言うあたりは
もう香港のB級映画のノリだよ。
起承転結ちゃんと出来ているよ、この映画。
>偽の手紙を警察がつくるなんて違法捜査もいいとこ。
日本の裁判所はあんな証拠を採用しないでしょう。
それは一理ある。
>日本の裁判所はあんな証拠を採用しないでしょう
証拠として提出されたの?
権藤が身代金を払うと決めた決定的要因は何だろう?
やっぱり三橋達也に裏切られたことかなあ
104 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/20(月) 02:50:20 ID:M0bzZ+ev
子供がまたいなくなったとき、なんかあるのかと期待したが、なかったのは残念だったな
>>97 >香港のB級映画
だとしたら
香港のB級映画がパクたってことだな。
香港のほうが後だもの。
パッツパ パッパー
>>107 どうやら忠実なリメイクみたいだけど、セリフの喋り方が違うだけでこんなにも印象が変わってしまうものなのか。
あと、犯人役が中盤からこんなにはっきりと顔を出しているという点が、「何か違う!」という感じがするな。
110 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/29(水) 17:33:04 ID:SgoqhnJl
予告編見た。
阿部寛の戸倉警部、伊武雅刀のボースン、平田満の青木の
三人はリメイクとしてはかなりいい雰囲気だな。
特に青木がいい
肝心の権藤金吾、竹内銀次郎はどうなんだろう・・・
しょせんリメークはリメークですよ、権藤さん
窓開きすぎw
伶子
-大丈夫よ、あなたなら小津作品を楽しく見ることができるわ。
権藤
-お前には小津作品がどういうものか分からんのだ。
生まれた時から「生きる」「赤ひげ」などの日本映画史上最高のヒューマンドラマ、
「これを見れば映画とは何かが分かる」「世界中のすべての映画の中で頂点に立つ作品」とまで賞賛された「七人の侍」、
息つく暇のないサスペンスで圧倒する「天国と地獄」「野良犬」、
痛快娯楽時代劇の金字塔である「用心棒」「椿三十郎」「隠し砦の三悪人」、
そういった画の強い黒澤作品ばかり見せられて生きてきた。
あたしには見ることができるとしても、お前に小津作品は無理だよ。
伶子
-できます。私、黒澤作品なんかちっとも好きじゃありません。
権藤
-黒澤作品しか知らないからそんなことが言えるんだ。
今の私に「東京物語」を、ついでに「お茶漬の味」まで見てやってくれというのも、そのせいだ。
わがままだよ。自分の気持ちを甘やかしているんだ。
伶子
-そんなんじゃありません。あなた、あの小津ファンたちの様子を見て何とも思わないんですか?
権藤
-馬鹿を言え!俺はああいう奴らには弱い。膝間づいたりしやがって。
面白い作品ならすぐにも見ただろう。でもな、俺は奴らのことばかり考えてるわけにもいかんのだ。
お前もいればジュンもいる。いや、俺のことだって考えて悪いわけあるまい。
馬鹿げてるよ、まったく。
俺なんかより小津作品を見てない奴は世間にいくらでもいる。
何故俺が。それもこんな時に。それを見たら自殺するも同然な、そんな作品を、
どうして俺が…
その後「マルサの女」で山崎努が権藤さんになるわけだがあれは
伊丹カントクのシャレ?
115 :
この子の名無しのお祝いに:2007/08/30(木) 12:23:41 ID:8paF5RZ8
>114
それを追っかけるのが戸倉に読みが近い板倉。
板倉は・・・
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>>117 こっちに来るなよ。無名評論家スレで自分自身相手に勝手に議論してろって。
>>103 権藤が身代金を払う気になったのは黒澤に説得されたから。
じゃあ志村喬が公園作る気になったのも黒沢の説得?
121 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/01(土) 23:52:40 ID:CzGikpJP
昼間の予告番組観たんだけど…吹石一恵の『謎の女』って何だよ?
あと、渡辺謙の娘も刑事役で出るらしいが…何か、リメイク版は余計な事し過ぎみたいだな。
ただでさえ妻夫木聡の竹内にウンザリなのに。
観終わった後で、ガッカリする可能性大。
>>121 確か共犯の女に新一君がちょっと恋するとか、そんなんじゃなかったっけな。
リメイクが報じられた記事にそんなことが書いてあったような。
これが本当だとしたら、相当イタい内容になってそうですね。
3000万が3億って、もっと高いだろ、貨幣価値。
124 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/02(日) 02:46:00 ID:1JGH5l89
>>122 マジで?最悪だ。
何で、そんな余計なエピソードを付け加える必要があるんだろうか?
この分だと、リメイクは全く別物になりそうだ。
125 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/02(日) 06:40:21 ID:z7KVhJLF
あそこでおしっこしたよ が あの人で夢精したよ になるのだなw
126 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/02(日) 11:43:53 ID:MHn2n+UO
まあいいのは阿部寛、伊部正刀だけで、あと全員ダメの予感。
>>81 小樽となると、冬は寒いのは分かるけど、「夏は暑くて…」は
どうするんだろう?
どうでもいいけど、今日酒匂川の鉄橋に行ってきました
>>127 そういや、そうだった。
しかし、それを削ぎ落としたから、黒澤らしい傑作になっていたんだよ。
あのエピソードを入れたら、「天国と地獄」ではなくて「キングの身代金」になってしまう。
ダグラス・キング(だぐらすきんぐ:)
エド・マクベイン作「87分署シリーズ キングの身代金」の登場人物。グレンジャー製靴会社の重役
三船敏郎『天国と地獄』映画・昭和38年〈権藤金吾〉
高橋幸治『太陽にほえろ!』テレビシリーズ・昭和58年〈松尾〉
三國連太郎『87分署シリーズより 裸の街』テレビシリーズ・昭和55年〈金田〉
綿引勝彦『火曜サスペンス劇場 わが町V』テレビ単発・平成6年
佐藤浩市『天国と地獄』テレビ単発・平成19年〈権藤金吾〉
三國連太郎『87分署シリーズより 裸の街』テレビシリーズ・昭和55年〈金田〉
これの舞台も横浜だったらしいんだけど、誰か見たことある人いる?
132 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/03(月) 06:55:27 ID:F+gkz/+d
>>127 >>129に同意
期待してるのは『天国と地獄』のリメイクであって『キングの身代金』のドラマ化じゃない。
133 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/03(月) 11:10:48 ID:DCp8oXVQ
>>126 平田満の青木も入れてやってくれ。
予告編の情けない土下座は正に青木だw
戸倉とボースンが良い感じなのは同意。
「おとうちゃんおとうちゃん!」はどうなるんだろうな
135 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/03(月) 12:34:13 ID:F+gkz/+d
>>133 確かに、平田満の青木ははまり役だね。
今の役者で、他に青木役を出来る人が思い浮かばない。
136 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/03(月) 17:21:39 ID:5izTzAJ4
竹内がなぁ・・・ツカモトタカシの方がイメージに合う
女イラネ
138 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/03(月) 18:03:45 ID:5m/ym9yd
>>135 いやいや。
ここはひとつ日本一の運転手俳優、佐田豊に再登場願おう。
139 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/03(月) 19:27:39 ID:quch73tw
日本一の運転手俳優はいき雄だよ!
青木役→小坂一也、Mr.オクレ
ボースン役→島木譲二、安部譲二
141 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/04(火) 01:21:16 ID:u5yGBLWJ
また真似して誘拐事件とかおきそうね。
142 :
138:2007/09/04(火) 02:02:37 ID:z9F1TvOA
>>139 じつは俺もそう思う。でもいき雄はもう亡くなっちゃったし。
佐田さんはまだご健在みたい。
日本一のタクシー運転手俳優 沢村いき雄
日本一のおかかえ運転手俳優 佐田豊
144 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/04(火) 08:33:50 ID:YSSDNxYq
きのう辞任した大臣もボースン系だったな
このスレではツルッパゲはみんなボースン系か?
松山千春もか?
平田満はこのドラマの中では
唯一の黒澤組経験者だからね。
平田満は黒澤の何に出てたの?
148 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/04(火) 16:03:07 ID:Nob3UxP7
七人の侍。
里で、稲葉義男とからむ子供。
149 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/04(火) 19:32:40 ID:+PzK4W7Y
まあだだよの生徒役。
150 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/04(火) 20:19:29 ID:N1oDT40i
生徒っていうか教え子(同窓生)役だね。
日本一の新聞記者俳優 三井弘次
三井弘次はカルメン故郷に帰るに出てた時は上手い役者だと思ったが
天国と地獄ではセリフが棒読みだったな。
日本一の新聞記者俳優と言えば、田島義文だろうが。
とにかく背広で出てくると新聞記者にしか見えないので
それ以外では軍人か警官とかの制服のある役しか出来ないw
>>148~149
そうだったんですか!ありがとうございます。
「悪い奴ほどよく眠る」での三井弘次は素晴らしかったですね。
「天国と地獄」ではちょっと滑舌が悪くなってるというか、口が回らなくなってる感じがしました。
三井弘次といえば、やっぱり「どん底」なのでは?
「お前たちゃモグラだ!」
田島義文は取材記者というより、デスクだな。
157 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/05(水) 16:17:29 ID:fDAYFwkW
「西部新聞の井関です」
ほんとに不安なら、時計の針なんかまわしている暇は
ないだろう
>>157 森
永
ミ
ル
ク
キ
ャ
ラ
メ
ル
>>130 権藤さんの名前は金吾っていうのか。
キングをもじったんだね、今まで知らなかった。
黒澤なのか橋本忍なのかシャレが効いてるね。
>>154 拝啓天皇陛下様の中で昭和十年代の無声映画がチラッと出てきて
そこに映ってる青年時代の三井弘次がかなりハンサム
163 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/07(金) 16:17:37 ID:VJaQ/1t8
橋本忍は関わってない
山崎は竹内銀次郎
「金と銀」
もっとしゃれてるぜ
166 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/07(金) 19:55:44 ID:kRFKib04
だめだこりゃw
167 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/07(金) 19:58:50 ID:P66sLmoE
>>161 原作の主人公の名前は
ゴードン・キング
で
権藤金吾
白痴の
ナスターシャが
那須妙子
バスター・キートンが増田喜頓
ダニー・ケイが谷敬
クリスティが久里子亭
カラミティー・ジェーンが辛味亭事苑
(都筑道夫 in キネ旬)
>>162 拝啓天皇陛下様は見たことありましたが、全然気付きませんでした。
レンタルし直して確認したところ、確かに無声映画で出てますね!
ちゃんと講談師が「三井弘次にご注目!」と言ってるのに見逃してたなんて…。
ちなみに、三井弘次が出る前くらいのシーンに出てた俳優が、渡辺篤っぽかったです。
173 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 13:55:05 ID:h/8j81zW
ロゴーディンが赤間伝吉、ムイシキンが亀田欽司、アグラーヤが綾子。
174 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 21:44:38 ID:PC2JQpVC
今テレビつけたら何かテレ朝でやってますが。
175 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 21:45:44 ID:oybI15Xp
176 :
↑雲・甲園:2007/09/08(土) 21:46:43 ID:P0dEpyAM
やっぱテレビだとだめだな ひどいわ。
177 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 21:48:26 ID:Wv1aoEjN
権藤妻役の鈴木京香は、映画の香川京子より良いな。
178 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 21:51:17 ID:PC2JQpVC
確かに意外と鈴木悪くないね。しかし佐藤があんまり調子良くないみたい。
179 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 21:55:54 ID:DLoanwej
いやーひどいね
180 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 22:01:29 ID:INyq5pMI
TV版はテンポが良くないな。
「キングの身代金」は未読だけど、権藤が会社の方でカネが入用だという設定は原作にもあったのかな?
181 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 22:03:34 ID:Wv1aoEjN
京香、子役、平田は良いけど、ほかが弱い。
あと決定的な違いは横浜と小樽。
昔の横浜のまさに「天国と地獄」の空気感が出そうにない。
182 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 22:12:53 ID:INyq5pMI
権藤がカバンに薬を仕込むシーンは秀逸だ。
こんなシーン良く思いついたものだな。
黒澤版ではカバンの紋様が複雑で、列車の中のシーンを引き締めたが、TV版はそうはならないようだな。
それにしても3億って、一人で運べる量じゃないぞw
183 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 22:14:37 ID:PC2JQpVC
オリジナルが良すぎる
マスターベーションしてるだけのドラマだわ
鈴木京香だけを観ることにしました。
185 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 22:17:09 ID:fosBQe7f
オリジナルのレイプ進行中
役者陣は結構がんばっているかも(30過ぎの人たちと子役)
187 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 22:41:08 ID:PC2JQpVC
ただ、どうしても情の方へ行こうとするんだな。平成のスタッフ。
オリジナルはあくまでもハードボイルドなのに。
ポスト・プロダクションが酷すぎる
189 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 22:53:54 ID:+VEMEKxW
酷い出来だったので飛んできますた
190 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 22:55:13 ID:fosBQe7f
191 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 22:58:46 ID:JpJMJ6Md
安部ちゃんが出ると画面が引き締まるな。
192 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:03:14 ID:J8KVuCnS
演出といいキャストといい台詞といい・・・
完璧に原作を超えたな。
193 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:03:29 ID:Wv1aoEjN
佐藤、阿部も頑張ってるんだけど、三船、仲代と比べると見劣りしちゃうね。
まあ、テレビと黒澤映画では撮影期間とかが全然違うから比べても気の毒だけど。
194 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:06:35 ID:INyq5pMI
TV版は、逆光をチラつかせたり、やたら反射光で照らすのが特徴なのかな。
光で変化を付けようとするのはいいのだけど、ちょっとウルサイかなw
風景をダブらせるシーンが何回も出てくるけど、ちょっと違和感あり。
それとナンと言っても、クラシックの劇判というかBGMが合わない。
安っぽいサスペンスになっちゃったなぁ。
196 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:13:04 ID:Wv1aoEjN
小樽の街がさびれすぎてて、刑事が目立ちまくり・・・
笑っちゃうなこれは
このスーツ姿はありえんw
199 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:35:21 ID:dB7RdoZW
面会室で妻夫木を羽交い絞めにした本田博太郎の「静かにしなさい」という囁きが印象的だ。
なんか凄いキャスティングだな、これw
黒パンさんには悪いけど・・・ ゴメン orz
201 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:37:54 ID:Akt3NClM
今回のドラマは何がテーマだったのかもよくわからず、
グダグダだったのですが、映画は全然違うのですか?
明日観ない人が続出する悪寒…
凄く・・・二時間ドラマでした・・・
そして山崎努は偉大でした
203 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:40:02 ID:fosBQe7f
謝れ!黒澤に謝れ!
204 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:40:08 ID:2WroSrOX
権藤戸倉犯人は偉大だな
ここがガチガチすぎるから生半可な役者じゃ務まらない
205 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:40:21 ID:w2fCClPa
最後はシャッターで閉めるんだけどね
206 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:42:11 ID:fPODOSSi
途中ウトウト寝てしまいました。最後のイチャイチャはいらんでしょう!!
改めて黒澤監督・山崎努は凄いと再認識しました。
糞すぎて面白かった。実況してて。
ジャンキー達のくだりがカットで妻武器のディープキスなんて見せられても
>>201 オリジナルを数えきれない回数見てきた俺も、ドラマはグタグタでテーマが見えにくいと思ったが、
オリジナルを見てない初めての人もやっぱりそうだったのね。
オリジナルは本当に秀逸です。今回のドラマなんて遠く足下にも及ばない。
勿論、オリジナルはテーマが見え辛いことなどありません。物凄く丁寧に描かれてます。
一番違うと思ったのは、権藤金吾(佐藤浩市)の葛藤の演出ですかね。全体のリズムとメリハリも素晴らしい。
是非是非、オリジナルをレンタルして見てみて下さい。
ここは黒澤明の映画を語るスレじゃないの?
ウンコの話なんかしたってしょうがないだろ
あのね、せっかく予算たくさんもらったから
景色がよくて食べ物のおいしい所でロケしたかったの
横浜も食べ物はおいしいけど近すぎるでしょ
ホテルとってくれないし、日帰りだし
近いからいつでも行けるし
だから小樽なの
ただ、それだけ
犯人が最後に笑っちゃダメでしょ。
罪人を追い込む地獄の執念が震撼させる肝なのに!
でも佐藤浩市は庶民的で新鮮味があったな。
脚本が良いとやっぱ見れるな。
213 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:50:22 ID:odH4KgkE
>>201 オリジナル見りゃすむこと
馬鹿かおまえ
最後の妻夫木の笑み
製作側は犯人に同情的なのか
そうじゃねえのかどっちだよ。
佐藤の権藤はオリジナルとはやや違った良さが、
阿部の戸倉はオリジナルになるべく忠実に、
両者頑張っていたように思う。平田も勿論。
妻夫木はウンコ。
あまりにひどすぎたのでこれからオリジナルを見ます。
217 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/08(土) 23:57:23 ID:wOctpbXu
女房に靴はかせて、権藤さんは最後まで天国でした。
手作り職人の店、ワロスwwwwwwwwwwwww
218 :
TON:2007/09/08(土) 23:59:50 ID:lkvKYsnk
黒澤映画をテレビドラマ化するのはナンセンス。このような企画は今後やめてもらいたい。
ハードボイルド度を追及するしかなかったのに、何故それをしない?
警察のちょっとやりすぎの怒りを描けば恐ろしいドラマになったのにな。
220 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:04:03 ID:/rEKnXZZ
現在、オリジナルを鑑賞中
香川京子の着物姿が良い!
なんであんなにBGM流し続けるかねぇ緊張感もなにもありゃしない
夏は暑くて眠れないって言われても小樽はずいぶん涼しそうだったし
面会のシチュエーションは、もうちっとアレンジしないとどうにもならんでしょ
222 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:07:36 ID:btvtLUQH
流すのは100歩譲っていいとして、全く合ってないのが最悪
センス無いにもほどがあるだろと
223 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:10:55 ID:jH3id93M
犯人 松田JR
権藤 大森南朋
ボースン 麿赤児
権藤妻 檀れい
が観たいね。
ハゲタカヲタ丸出しww
225 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:14:47 ID:jH3id93M
というか、あの乾いたタッチが一番あってる。
鶴橋は情緒過多。
226 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:15:26 ID:BlTkSp9v
あまりの酷さに耐えきれず、最初の20分で脱落。
こんなのに黒澤の名を冠するなど、最高級松阪牛を食べた人のウンコを皿に盛って、「これが最高級松阪牛です」と言って客に出すようなもの。
227 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:18:21 ID:WL/BaNNa
2分で脱落(観覧車)
誘拐編終了で脱落
最後まで見てしまった
大体この3パターンに分けられそう
228 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:25:57 ID:/EbhAg6g
ドラマ版を見てしまって、
黒澤さん、三船さん、仲代さん、山崎さんが偉大でした、という意見が
噴出しています。もちろん賛同しますが
藤原さんも偉大でした、というに私の意見にどなたか賛同
していただけますでしょうか?
後半しか見られなかったんだけど、
身代金の受け渡し方法はどんな手を使ったか、教えて!
231 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:35:05 ID:OxLACbH5
『ブリキは燃えねーってんだよ!』
232 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:36:16 ID:jH3id93M
あはは、釜足じいさん。カーッ、ペッ!(痰吐く音)
途中でオリジナルの方を見たくなって辛かったが最後まで見た。
「ブリキは燃えねえってんだよ」が無くて寂しかった。今は焼却炉って
使えないから仕方ないよね。東野英治郎の役の出番もなかったなあ。
吹石一恵は案外悪くなかったと思う。
津川雅彦は何のために出てきたのかよくわからなかった。
234 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:41:11 ID:XriMLe5C
権藤が自分の子供が誘拐されたんじゃないと知ったときの「オイ、電話しろ」で上映会
が爆笑になるんだよね。このシーンで権藤の人間臭さに観客は感情移入してるから犯人
側でなく権堂側に観客がつくように計算されている。あのシーンをあんなふうに扱って
いた時点で観るのをやめて前に日本映画専門チャンネルで撮っておいた黒澤オリジナル
を見直ししたよ。ホント完璧な映画だよなぁ。全てが考え抜かれてる。
普通に黒澤オリジナルをテレビ放送した方がいいと思うけど。
阿部 寛の車の中の「あいつは正真正銘の獣だ!」のシーンは映画になっていたな。
さっきほど黒澤・三船・山崎・仲代の凄さを痛感した秋はないね
237 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:45:50 ID:XriMLe5C
>>192 一瞬、あのクソドラマが黒澤オリジナルを超えたなんて思ってる人がホントにいるの
かと思った。「原作」ね。エド・マクベインの原作はほとんど姿を残していないんだ
よね。
238 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:47:18 ID:jH3id93M
いるんだよ、そういうバカが。
無知の悲劇。
239 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:48:18 ID:RX8imk5o
>>236 明日は、黒澤・志村の偉大さを痛感する日になるだろうな。
240 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:54:18 ID:/EbhAg6g
232>
228です。カーッ、ペッ!は
賛同いただけたものと理解しました。
明日、京浜急行南太田駅の裏山を仰ぎ見て
オリジナルの偉大さを改めてかみしめようと思います。
話はそれますが、鎌倉高校前駅から腰越方面に向かって2つ目の
踏切を偶然、車で通ったとき、何十年も前に、同じ場所に
黒澤明が立っていたんだ、と分かったときは、とても興奮しました。
今もさほど変わってないですよね。南太田の方は全然変わってしまって
「天国」に見えません。
241 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:56:15 ID:OxLACbH5
>>192って、オリジナル観てないんだろうな。
可哀想に…あんなグダグダのリメイクで満足しちゃうなんて…
242 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 00:57:22 ID:su5gBLHf
>>233 >今は焼却炉って
使えないから仕方ないよね。
だからといって海岸であんなでかいスクラップを燃やして良いものか。
243 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 01:02:20 ID:NZ2hZuVE
オルゴールの曲名、
ラストのバックにも流れていた曲名が思い出せない。誰か教えてください。
ドラマの進一(だっけ?)のシャツがよかったじゃん、トレンドの先端で。
「お父ちゃん、僕、おじちゃんと温泉行ったよ。もうつるつる。つるつる。
それからね、帰りに虹も見たよ」
怒っとるね〜
246 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 01:04:44 ID:hOcl0A0t
権藤さんが六本木ヒルズに住んでいて、黄金町が歌舞伎町で試しに殺されるのが外国人なら納得
>>240 南太田が、何の関係があるの?
いや、俺はついさっき、保土ヶ谷から、藤棚の丘を越えて、南太田を経由して帰ってきたところなんだけどね。
ドラマは見なくて正解だったようだな。
249 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 01:15:13 ID:/EbhAg6g
横浜市に在住する者ですが、初めて「天国と地獄」を見たとき
横浜の浅間台、江ノ電、鎌倉高校駅前、腰越、黄金町、伊勢佐木町と
この周辺の土地勘がないと、わかりにくい映画なのでは?と
妙に心配したことがありました。
250 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 01:17:26 ID:OxLACbH5
麻薬街のくだりを、今の時代ではどうアレンジするものか?
…と期待してたんだけど…あの緊迫感のあるシーンを、あんなダラダラのくだらない演出で誤魔化しやがって!
演出家は死刑確定
>>金持ちを妬む動機としては説得力ないな
宅間が小学生を殺した動機に説得力感じるか?
現実の犯罪は2時間サスペンスドラマみたいに
わかりやすくないぞ。
郵政民営化で忙しくて下半身露出した男もいるぐらいだw
252 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 01:22:44 ID:NZ2hZuVE
オルゴールの曲名、
ラストのバックにも流れていた曲名が思い出せない。誰か教えてください。
253 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 01:34:57 ID:DLKZe2pZ
こういう劣化リメイクをする事に意味はあるのか?
黒澤ファンへの嫌がらせか?
>>249 土地勘があればより楽しめるとは思うけど、なくてもさほど気にならないはずだよ。
今回のドラマはキャスト的に悪くなかったように思う。
妻夫木も別段悪かったとも思わなかった。鈴木京香も別段良くはなかったけど。
ただ演出が全くダメだったし、カメラワークも悪過ぎる。
権藤邸のシーンはしょっちゅう外からガラス越しに撮ってたが、
外の風景の映り込みがかなり邪魔で見辛かった。
そういえば警察が権藤邸に来てインターホーンが鳴ったとき、
権藤を含む全員がドタドタと階段を降りて玄関に走っていったシーンがあったけど、
あのシーンで決定的に引いた。なんだあの糞演出は。
あんだけ良い家なら、画面付きのドアホンくらい設置してあるだろ。
誘拐事件が起こっているときに、誰が来たかも確認せずに不用心に突然ドア開けるか?
警察が来たはずだと思ったのは分かるけど。
何で権藤、妻、川西、運転手の4人が全員でドタドタ玄関まで行くんだ。妻だけで充分。
というか、あの階段がやたらと邪魔に感じられたな。
255 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 03:04:07 ID:AIxWq/pj
>>249 繁華街、ドヤ街、色街、スラム、高級住宅地って全国共通のセットだから
別に横浜オリジナルじゃないよ。
256 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 03:06:51 ID:RX8imk5o
テレビの権藤さんの家、場所的にへんぴだし、「家屋敷を抵当」に入れたところで1000万も
借りれないでしょう。
妻夫木太りすぎ
証明にもよるが、最後のシーン二重あごのように見える。
258 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 03:33:05 ID:zvkVMkoj
リメイクするならオリジナルを超えるんだ! 監督ははやっつけるか
やっつけられるかだ! オリジナルも負けるな。
数年前、監督ジョン・ウー、主演チョウ・ユンファで「キングの身代金」
映画化って記事を見かけたが実現しなかったなぁ。
「面会室でくっちゃべった後、至近距離で撃ち合うゴードンと犯人」
なんて期待してたのにw
260 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 07:35:26 ID:tPJ/xf3X
ハリウッドでリメイクという噂があったが、その後聞かないよね。
ハリウッドのことだから、関係者が黒澤版「天国と地獄」を詳細に検討したと思うんだが。
企画が流れたのかなー。
伊武さんの尾行が危なっかしくてヒヤヒヤしたのは
オレだけではない筈・・。
序盤、佐藤と妻夫木の芝居が微妙だったけど
中盤〜後半でまぁ少しは盛り返したかな?と・・。
鈴木京香も同じ様な役ばっかだな。
最後・・。
著名な俳優女優を集めて作っても
著名な俳優が少ししか出ない作品と大して差はないね。
泉谷しげると津川雅彦が出ると
どうも安っぽくなるので出さないで欲しい・・・・
テレ朝ドラマオールスターズワロタwwww
265 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 09:36:32 ID:XriMLe5C
あのドラマで旧作を観てみようという人が出るならそれでもいいじゃんという人が
いるけどやっぱりミステリーだから内容を知っちゃうと確実に面白さが減少しちゃう
んだよなぁ。何年か前「東京物語」がドラマになったとき、映画なんか生涯で10本も観
たことないけどドラマを年中観てるおふくろが「つまんないドラマだね」などと言って
たので「いや、オリジナルは本当に名作だから」と言って映画のDVD借りてみせたら最後
オイオイないてたなぁ。あれはありだと思うけど今回はなしだよなぁ。
266 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 10:19:15 ID:/EbhAg6g
255>
249です。
土地勘がないとわかりにくい、というより
土地勘があると、よりあの映画のおもしろさを実感できるのだと
思います。
同じ横浜が舞台の「あぶない刑事」では、横浜中心街で犯人をおいかけて
いて次のシーンでは横須賀の倉庫街にいる、なんていう場面が多々あり
地元に住んでいる者としては、不自然さを感じていました。
普通の映画やドラマではまぁ当然のことなのですが、天国と地獄に
関してはそういうことがほとんどなかった。
1点だけ、黄金町から吉田橋まで、あんなに早く歩いていけない、と
思ったくらいです。
知能犯かと思ったけど
意外とバカなんじゃないか?と最後思った。
佐藤浩一と阿部寛は役柄逆の方がよかった気がする。
268 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 10:35:11 ID:LF0Elqid
犯人はバカだと私も思いました。
269 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 11:11:18 ID:RX8imk5o
映画の山崎努の病院には、貧乏そうな病人がたくさんいて、生活環境の悪さ→病気
ということで医者としての格差への義憤の側面もあるのではと解釈する余地があ
ったが、テレビの小樽の病院は小奇麗すぎで、犯人はただの変なキチガイにしか見えんね。
やっぱ時代を今にするんなら犯人をフリーターとかバイトとかにしないと根本的に?だな。
鞄の煙だって小型発信機とかあるだろうし金受け渡し後も携帯で非常線はれるだろうし
時代だけ変化させてなんとかしようってのは無理ありすぎ
271 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 11:34:11 ID:RX8imk5o
放射能被爆に脅える原発労働者にすれば良かったのに。
それで「あそこの家はこれみよがしに電気をこうこうとつけやがって」というの
を最後のセリフで。
電力会社が怒鳴り込んでくるから、テレビじゃ絶対にできないが。
272 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 11:36:25 ID:zvkVMkoj
>>267 >佐藤浩一と阿部寛は役柄逆の方がよかった気がする。
あの2人いつも良い演技するのに昨日はどうしちゃったんだよ、と思った。
>>272 禿げ同。
妻夫木にレベルを合わせたのではとかんぐっちゃったよ。
>>266 小中和哉の映画「くまちゃん」では、山下埠頭の倉庫の角を曲がったら、
いきなり金沢八景の工場地帯になる場面があってビックリした。
「天国と地獄」の場合は途中に根岸屋の場面もあるし、黄金町→吉田橋の間の時間経過に関しては矛盾はないと思うけどね。
しかし、歩くにしては長すぎる距離であることは確か。ほぼ二駅分。
犯人は貧乏すぎて自転車も買えなかったのか?
で、その後、腰越に行っているだけど、当然、電車を乗り継いで行ったんだろう。
ということは、深夜0時前。
(あの当時はラジオは深夜0時までだったはずだけど、まだ放送しているし)
真夏の出来事のはずなのに、夜が長すぎるという感じは確かにある。
>>269 映画版の権藤は、もし病気になっても、あの大学病院には入院しないだろうな。
275 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 13:33:27 ID:BMv4EvT2
テレビ版再放送かDVDはないかな?
276 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 13:50:25 ID:NW/422Yg
オリジナル映画は1963年という。松本清張の作品同様、時代背景が反映されているように思うので
現代にアレンジしてもとても違和感があった。
「夏は暑く冬は寒い」ぼろアパートに住んでいる26歳の若者(地獄)が、高台に見える豪邸の生活(天国)がうらやましく
次第に憎悪を募らせ3億円誘拐事件を引き起こすほどの強い動機を持てるのだろうか?
1963年当時は今より貧富差が強いだろうしあり得るかもしれないが…
26歳の若者がぼろアパートに住んでいるからなんだってんだ!
医療系にすすむんだからきちんと働けばまともな賃貸マンションにだって住めるだろう。
オリジナルの犯人は30歳くらいの設定でなかったか?
26歳の設定は豪邸を見て恨みを持つには若すぎる。
277 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 13:59:27 ID:jh9ZJfbK
近所のツタヤに行ったら、この作品のDVD,ビデオとも全て
貸し出し中だった。やっぱりドラマ効果ってあるんだな。
278 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 14:12:16 ID:s0suZuNG
>>276 逆恨みの動機なんてそんなもんだろ
今も昔も変わらないよ
そこに難癖つけるのはおかしい
>>270 グッドウィルのモバイト君が、田園調布の長嶋茂雄さんちの裏にある折口の家の子供を誘拐する
ドラマにでもすればよかったのかな?
>>272 今見終わったけど、
佐藤は良かったんじゃね?
阿部ちゃんは仲代の演技に捉われ過ぎか。目の開け方とか。らしくなかった。
>>260 ハリウッドの連中が何度も見て、こんな動機がはっきりしない犯罪は
描けないと、断念したんだろうね。
>>276 犯人は研修医ってことは、もうすでに医師免許を持っている医者ってことなんだよ?
医者として稼ごうと思えばいくらでも方法はある
283 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 15:46:30 ID:NW4VhFhe
犯人がインターンというのがネックになっている人は多いようだ。
医者=高収入というイメージは、国民皆保険制度が実施されてからじゃないの?
国民皆保険制度が実施されたのは昭和36年。
国民皆保険制度の恩恵が医者に行き渡って医者が高収入を得るようになったのは
それから何年か後だろう。
この「天国と地獄」が公開されたのは昭和38年3月だから、
制作者には、医者=高収入 というイメージはなかった気がする。
それと当時のインターンって、無給か薄給だったんじゃ?
「東京物語」の笠智衆演じる夫の息子は東京で開業医しているが
金持ちのようには描かれていなかったな。
284 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 15:53:26 ID:/EbhAg6g
274>
266ですが、やっぱりおかしいですよ。
「ホシは黄金町から出てきました」と戸倉に無線が入る。
その直後に「ホシは吉田橋を渡って伊勢佐木町の方へ行きます」という
無線と、女がショック死している報告が無線で入ります。
矛盾は時間的と地理的な矛盾です。
まず時間的な矛盾として、「ホシは黄金町から出てきました」という
報告があるくらいですから、歩いているのは間違いないです。
犯人がドヤを立ち去った直後に、戸倉に女がどうなったか報告が
入ったとすると、そんなに早く伊勢佐木町にはつかないでしょう。
この時間的な矛盾は、そう大きな問題ではないのですが、決定的なのは
「ホシは吉田橋を渡って伊勢佐木町の方へ行きます」という部分。
戸倉は「なに?ここは伊勢佐木町だがホシはどっちの歩道をくるんだ?」
と答えています。
黄金町から伊勢佐木町まで行くには、吉田橋を通りません。
黄金町から吉田橋まで行くには伊勢佐木町を通るけど、その逆は
ありえないでしょう。
どうしても吉田橋を通って伊勢佐木町に行くのであれば、それこそ
京急黄金町→京急横浜駅→国鉄根岸線に乗り換え→関内北口下車→
吉田橋通過→伊勢佐木町となります。
無線の報告からでは、電車に乗ったルートをほうふつさせますが
状況から考えてどうしても矛盾がでてしまいます。
「だからこの映画はダメなんだ」とは全く思いません。
まさに神業の映画です。
285 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 15:54:06 ID:z18FMRDU
黒沢映画「天国と地獄」
三船の豪邸は浅間台、山崎の住むスラムは浅間町の川沿い
ヘロイン窟は日ノ出町〜黄金町 全部実写です
特にヘロイン窟は昭和40年代まで実在した悪名高いところです。
食堂とダンスホールが合体したような不思議な店は「根岸屋」といって
昭和50年代に火事で消失するまで伊勢佐木町に実在した店です
付近は正真正銘の暗黒街でした。今はガラの悪い飲み屋街です。
昭和38年の夏に深刻なヘロイン供給不足が起こりまして
日本中の中毒者が黄金町に集まったそうです。
天国と地獄はそのときに写した映像も使っています。
真夏の暑い夜に大勢のヘロイン中毒者が亡霊のようにさまよい歩くシーン
は圧巻です。
286 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 15:56:12 ID:Uc38O3o8
>>264 thanks
10年ぐらい前、何の予備知識もなくロケ地を求めて横浜鎌倉を歩き回ったことがある俺にとって
神のようなサイトだね
>>283 東京物語の息子は明らかに当時の中流より上だよ
黄金町のヘロイン窟は
チョンの間のあたりか?
>>281 ガイシュツだけど、「天国と地獄」のオマージュとしてはロン・ハワードの「身代金」やリー・タマホリの
「スパイダー」がある。これらの犯人の動機もはっきりしない(強いて言えば地位も高くない収入も良くない者の成功者への嫉妬だけ)
リメイクがまとまらないのは、ケータイもネットも簡単に履歴が割れるし、街中は監視カメラ
だらけだし、現代の先進国にはこうした犯罪が成立する要件がないためでは?
そこをどう誤魔化すかのプロットで難航するんでしょう。
>>283 そりゃ「東京物語」の息子は町医者だもん。インターンは無給で宿直バイトなどで稼ぐしか
なかったけど、一人前の医者になれればいい暮らしは出来た。だから動機そのものは当時から弱かったんだよ。
実は医療政策が切り捨て的になっている今の方が医者の先行きは不安だよ。
290 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 16:01:34 ID:Uc38O3o8
>>285 ドヤ街は撮影所内に造ったセットだと何かで読んだことがあるが
>>281 動機はいつも話題になるけど、黒澤が描きたかったのは頭脳明晰で今は辛くても
将来の成功は約束されているのにそれでも世間を恨んでいる、というロシア文学的な
人物でしょう? それに貧困から成り上がった善の塊のような成功者が対峙する。
ここを大真面目に語っても結論は出ないよ。
292 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 16:09:20 ID:JJ7Nh8KQ
罪と罰のラスコリーニコフはマジ貧乏で
学費も無かったらしいけどな
なのでロシア文学的人物ってのも違うような気はするけど
まあ、細かいことは抜きってことで
>>292 ロシア文学というか、当時は今よりも犯罪が多かったはずなので、「今は辛くても将
来はいいことがあるかもしれないのに、世間の人間はなんで真面目に生きられないのか?」
と黒澤さんは大マジメに悩んだんじゃないですかねえ?
やってることは「野良犬」と同じというか、ここでは「赤ひげ」(はまだ撮っ
てないけど)になれる者がなぜ人生を自ら捨てるのかと。
>善の塊のような成功者
いや、それは違う。
映画の冒頭で
保安官ごっこやってる子供にまで
「待ち伏せ意してやっつけろ」なんてけしかけ
運転手の子供だとわかったら
「警察に電話だ」
と豹変する。
「雨あがる」の三沢伊兵衛と大違いの
他人を押しのけてまで自分の目的を達成しようとする。
確かに自分の仕事への愛着と誇りは
人一倍でミートーホープの社長みたいなのとは
大違いだけど、けして「善の塊」なんかじゃない。
権藤も竹内と同様道を踏み外しかねない
危うさを持った生臭い人物だよ。
>やってることは「野良犬」と同じというか
「天国と地獄」は「野良犬」とは違うことを、やろうとしてる。
>>動機
「野良犬」では遊佐の部屋を訪れた刑事は
「人間の住む所じゃない」
姉は「戦争から帰ってきた時全財産入ったリュックを盗まれた」
恋人は「あの人は自分には君に洋服もプレゼントできないと
悲しそうに笑った」
このように第三者の視点から動機の説明に余念のなかった黒澤が
「天国と地獄」ではこういう手法を放棄してるのは何故か?
「天国と地獄」のラストの動機告白は犯人の主観からのものだ。
逆に「野良犬」では犯人が自分の動機を語ったりはしない。
(第三者が説明してくれてるから、その必要もない。)
そして、一番肝心な「犯人の不幸」については一切説明をしない。
権藤が金で竹内が銀なのは
両者が野良犬の村上刑事と遊佐と同様
ペア(対)になる存在だからだ
(村上が黒澤の理想を代弁するかのような青臭い正義漢なのに
権藤はもっと現実感がある。野良犬の黒澤は
明らかに「天国と地獄」よりはガキだよ)
二人は対極に位置するように見えて
実はよく似てる。
最後の対面シーンなんて象徴的じゃないか。
最初の脚本の完成稿は
今回のドラマ同様
権藤が幸せな生活を取り戻すという
ハッピーエンド。(権藤は天国の住人になれた)
それが、面会の後
地下の通路から地上に戻る
(地獄からの生還のイメージを意図したものだろう)
権藤と戸倉の会話で締めくくるというものに
変更されたが
(撮影もされて予告編でその映像も見ることが出来る)
結局は面会でのシャッターがらがらでエンドマークという
形になった。(権藤もまた地獄の住人)
297 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 17:31:51 ID:Sk5TzcP+
面白かった
映画のほうもみたい
当日はSWATを見てさっき録画を見終えた俺が来ましたよ。
言いたいことは全部他の方が指摘してますが・・・
画面を分割したり風景をオーバーラップさせたりガラスの映り込みがあったり
画面がうるさい上に工夫がなかったですね。
オリジナルの緻密に計算されたカメラワークをもうちょっと
踏襲してほしかったです。はっきりいって冒涜です。
あとカラスやカモメの鳴き声があざとかったです。
津川とふっきーは好きですがいらないと思いました。
あと売人の女もいらないと思いました。
関係ないけど津川さん老けましたね。
そいから畜生は今NGワードなんですか?
「畜生!やつは正真正銘の畜生だ!!」が大好きなんですが。
「獣」はちょっとなじまなかったなぁ。
個人的には阿部戸倉イイと思いました。
あと子供がボーイスカウト?の服装なのもアイデアだなと思いました。
ツマブキが面会の後笑みを見せるのは絶ッッ対にナシです!
総括しますと見てる間ずっとオリジナルがみたくてこそばゆかったです。
299 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 18:05:20 ID:dan2rbK3
ラストの方で、妻夫木にキスして薬を渡した水野真紀似の美人は一体だれ?
名前知りたいです。どなたか知りませんか?
21世紀になっても犯罪者の原産地は北海道とか
東北出身者というムードの設定なのな
302 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 18:18:05 ID:dAZlva4N
何度も出ているが、妻夫木の役作りの無さに
どん引き。
面会所での髪型・・・。
逮捕から8年は立っているだろ・・・。
しょせん大手事務所のお人形さん。まぁ一生安泰だろうけど、
いいのかな本人も。
303 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 18:47:11 ID:dan2rbK3
>>301さん 早速のアンサーありがとうございました。m(__)m
テレ朝の番組ググっても主なキャストしか載ってなかった
ので困ってました。
6月のスポニチの記事。
鶴橋監督は、格差社会と言われる現代にこそリメークするべき作品と強調。
「お互い上を見たり下を見たりしているが、結局みんな一緒。財産を失った重役も
逮捕された犯人も本当は同じ場所に立っていたんだと思う」と主張
鶴橋もこんな事言ってたんだ。
それなら、なぜあんなラストで締めくくった?
>>302 服装や髪型など外見上の問題は監督の分野だろうな。
いずれにせよ事務所のいいなりなのかそこに口だしできないようじゃな。
脚色も監督がしてるようだが、いろんな意味でこの監督ダメだろ。
妻夫木は役作り以前に、こんなに演技下手だったのか?ってのが感想だな。
人物の背景を感じさせないのも駄目だが、特に最後の面会のシーンの台詞まわし
などは何年も役者やってきたようには思えない下手っぷり。
オリジナルと比べてどうのという問題じゃないな。
ま、テレビドラマだからな
黒澤は絵が気に食わなかったら木を切れとか
山を崩せとか言うんだろ そら取り組み方が全然違うだろ
俺は黒澤作品そんな観ていないが羅生門に出てくる
セットの羅生門見て、すげーなあと思ったよ
やっぱり映画とテレビじゃ気合の入れ方違うわ
308 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 20:24:16 ID:/EbhAg6g
307>
284です。
ビデオを見てセリフを確認しました。
念のため、黒澤全集ひっぱりだして、天国と地獄の脚本でも
確認してみたのですが、やはり「ホシは吉田橋を渡って
伊勢佐木町の方へ行きます」と書いてありました。
正確には「伊勢崎町」と書かれていましたが。
あと、伊勢佐木モール入口の角、オデオンビルの対面には
偶然なのか、靴屋さんがあります。
>>306 羅生門の山門は、府中市の東郷寺で撮影されたんじゃないか?
310 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 20:45:33 ID:AG5bfsdh
黙々とパソコンいじくってた刑事が渡辺謙の娘か。
311 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 20:55:45 ID:ygWSOSd9
312 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 21:02:16 ID:v0fa6ZGk
ドラマ後、猛烈に映画の方を観たくなったので今日ツタヤ行って借りてきました。
映画で竹内が麻薬を受け取るダンスホールへ入ったときにかかっている曲を知ってる方いらっしゃいませんかー
313 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 21:02:48 ID:xp+RFbAW
最後の面会シーンはいらないし
「天国と地獄」のタイトルでなくても良いのでは…
身の代金は戻ったけれど間に合わず屋敷が差し押さえられる所で終わるのがベスト
314 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 21:19:46 ID:WBykkUJr
あの尾行シーンには笑い転げたw。特に伊武ちゃん。(プッ)
あんな目立つオッサンが着いてきたらアホでも気づく。あんなヘタな尾行シーンはじめて見たわ。
リアリティ無さすぎー。あれで一層安っぽく見えたわ。
315 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 21:22:33 ID:axp9AKpx
>>260 確かに、もう何年も前だけど、マーチン・スコセッシ監督で「天国と地獄」をリメイクする話、
あったね。
いま、「生きる」を見てるんだけど、何なんだコリャ。
映画「天国と地獄」の舞台になった場所の直ぐ近くでロケ撮影してるじゃないか。
317 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 22:22:01 ID:Ym5SmtvK
薬中二人、「関節的」に殺して死刑になるのかな?
いき雄が出てこなかったのが残念
「ああ、これはイカ釣り船の音ですよ、ニシン漁の船はこんな音しないすよ」
黄門様の職人も欲しかった。
電車の中の「慰安旅行じゃないんだぜ」が無いのも残念
あの高慢そうな女刑事が居眠りしていて恥ずかしそうに起きあがるなんていいんじゃないの
「ぼくあそこでおしっこしたよ」
そこを吹石に見られて顔を赤らめる進一君。「おしっこじゃないものもでちゃったよ」
ボースンの説明が無かったのも悲しいが、阿部ちゃんがイブのことを
「田口さん」と言っていたのは好感。仲代は年長の相手を君づけしていたのに
違和感があった。
鈴木京香はよかった。あんなカミさんがいたらなにもいらないけどね
言われるほど酷いドラマではなかったけれど、やはりオリジナルは超えられんな
現代の方が不条理な犯罪がおきやすいのに。
竹内をニートにして、動機は自分の欲しいものを大人買いしたから。
ネットで紹介してもらった、不法入国者夫婦に誘拐させる。
小田急快速急行に乗せて、都側のグラウンドで子供確認。携帯で入金。犯人は多摩川ロードを自転車で逃げる。
319 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/09(日) 23:41:53 ID:rXY4Xt3i
320 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 00:07:13 ID:UdOCLhyX
このリメイクは、演出家が映画『天国と地獄』をオカズにマスターベーションしたってだけ。それ以外の何物でも無い。
見終わった後、不快感しか残らない。
321 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 00:45:49 ID:uh6bVSRt
>>315 トムハンクスで「生きる」リメイクの話もある
322 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 01:40:10 ID:4EP5c/ib
>>321 アメリカなら「暴走公務員」は、たちまち叩き出されるのではないかw
少なくとも、カウセリング室おくりは決定じゃね?
>>309 今はもう無い
京都の大映太秦撮影所の
オープンセット。
324 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 08:15:04 ID:RmEYE5vL
黄金町が麻薬地帯として描かれていたが実際はどうなのか
気になって検索してみた。
昭和37年7月13日
<厚生省薬務局長 牛丸 義留>
一方、国内の麻薬濃厚地域というものは大体大都市でございまして、
関東におきましては、東京、神奈川県の横浜、
それから愛知県におきましては名古屋地域、
それから近畿におきましては大阪、兵庫、神戸地域でございます。
それから九州におきましては北九州、小倉を中心とする北九州、
そういうようなところが麻薬の私ども濃厚地区というふうに
呼んでいるわけでございます。
それで、横浜の日出町なり黄金町周辺に、
そういういわば麻薬の最終的な中毒患者が注射をしますように
できている一包の包みがございますが、
これが大体六百円ないし千円ぐらいの相場で
売られておるのでございますが、
そういうものを日出町なり黄金町なりに、
大体夕方くらいに――私も一、二回ぐらい
そこに見に行ったことがございますが、
密売をしているようでございます。
なかなか現認できませんが、見に行きますと、
あれがそうだというようなのが右往左往しておるわけでございます。
これは今に始まったわけではなくて、
ここ両三年来、もっと前からそういうような者が集まり、
だんだんそういうような地区がいわば一種のやみの
マーケットのようになっているわけでございます。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/040/0188/main.html
325 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 09:42:53 ID:f/b+VMLm
妻武器の下手さが物凄く気になった。特にラストなんか酷い。
山崎努の足元にも及ばん。
326 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 10:06:18 ID:DaHo9ZIN
みんな比較して文句ばっかりいってるけど、オリジナルを超えられっこないことぐらい
最初からわかってるじゃないか
327 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 10:24:50 ID:KJJKnHtu
「ブラック・レイン」を見るたびに山崎努の不気味さと繁華街のネオンを思い出す
>>326 それなら作らなければいいわけだ。
作るからにはオリジナルを超えられるとか、違う切り口で見せられるという
自信があったわけだろ。
そこを叩いているわけだ。
黒澤プロダクションがリメイクしませんか
と営業してたんだろ
テレビと映画じゃ差があって当然
文句言うな
それでも20.3%だったわけだが。
映画版を観ていない人間であるなら、比較などできないのだが、
オリジナル版を観ている者としては、それは比較せざるを得ないし、
製作者側としても比較されるのを覚悟の上で作っているわけで。
それを「比較するな」「文句言うな」とは、アホの言うことだ。
ま、40年以上経ったものを、セリフも殆ど同じで作り直したという労力は
買っていいし、骨格はそのまま残しているから無難な出来ではあった。
佐藤、阿部、鈴木も好演してたしね。
ただ妻夫木のラストの演技が酷いというのは同意。
やはり「天国と地獄」オリジナルとリメイクで一番比較されるのは竹内銀次郎。
あの程度の演技じゃオリジナルに追いつくのは無理。
332 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 11:27:24 ID:oEr1pw9i
しかし何故、爽やか兄ちゃん妻夫木を選んだんたろう?不思議‥
アレンジのラストは本当にたまらん
333 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 11:40:19 ID:UdOCLhyX
視聴率狙いだろ。
あとは、演出家が妻夫木を気に入ってたって話を聞いた。
334 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 12:28:20 ID:Nlb/NLZB
黒澤プロはこれからもリメイクで食っていくんだろうな。
今までオリジナルが面白いと思っていた人もドラマ版を見て
新たにアラが発見できたということもありうる。
つまりドラマによって脚本の欠点とかストーリーそのものの欠陥が
露呈してしまった。
ドラマを見て口直しにオリジナルのDVDを見るつもりがどうしても決定的な
欠陥を拭うことができない、そういう人も出てくると思う。
>>335 俺はオリジナルが凄く面白いと思ったわけでもないので
テレビドラマも見なかった。よってオリジナルを見返すこともない。
>黒澤プロダクションがリメイクしませんか
と営業してたんだろ
TV朝日が「椿」のリメイクに噛んでる。
そのキャンペーンのひとつ。
>>317 > 仲代は年長の相手を君づけしていたのに
> 違和感があった。
戸倉は警部(軍隊なら大尉あたりか)でボースンは巡査部長(軍曹)
なんだけどな・・
そもそも昭和38年だ、悪しき平等主義なんかに日本が洗脳されて
ない時代だ。
思うにそもそも現代劇をリメイクするのは無理がある。
昭和38年の話として作るならまだしも。
生活様式も経済状況も大きく変わっているのに
40年前と同じ話を現代に置き換えるなど不可能なはず。
どうしても現在の話としてリメイクするなら
今の社会を反映できなくては演出家とは言えない。
実況でも身代金を入れるカバンにGPSつけろとか書かれてたけど
ネットで振り込みが簡単にできる今、現金を受け渡しすること自体ナンセンス。
言い古されたことだが格差社会とかニートとか
「天国と地獄」をリメイクするには現在はぴったりの社会状況だったはずなのに
そういうものは一切出てこない。
これじゃ鶴橋のオナニーでしかない。
そしてオナニー見ても面白いわけない。
340 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 18:30:35 ID:pTQI4eUh
だから椿三十郎リメイクの前フリなんだろ
そんなに真剣になんなや
それにネットで振り込んだら
身元バレるじゃねーか
341 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 18:40:35 ID:1qoXfNnp
ネット上でカネを動かして海外で引き出せばOK。
田舎の信用金庫のATMで監視カメラを壊してから引き出してもいい。
操作は、身元がバレないように監視カメラに気をつけて人の出入りが多い箇所にあるPCですればいい。
オリジナルにあったサスペンスは跡形もなくなるがw
342 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 19:13:51 ID:R35o9Jsf
妻夫木や佐藤をキャスティングした理由はCMとのタイアップで
きめたとしか思えないな、代理店やTV屋の汚い大人の理由w
344 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/10(月) 22:38:11 ID:lUwM0gvQ
阿部寛の片腕として一緒に仕事をしていた刑事さん(眼鏡をかけている人)の
役者は誰だか分りますか?
>>312 あれは佐藤勝が書き下ろしたオリジナル。
天国と地獄の音楽の中では、タイトル曲とともに一番苦労した曲
と佐藤勝が書いている。
>>345 その曲、確かゴジラ映画で使い回ししてなかったっけ?
347 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 01:02:09 ID:vPi48sLJ
しかしリメイクはひどかったなー
生きるはそこそこ見てられただけに鶴橋の無能が際だつ結果に
ドラマの映像って安っぽすぎ
349 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 03:23:12 ID:gXy31+Yh
テレビドラマなんて所詮その程度。
映画と比べれば価値なんかない。
でも刑事コロンボは面白いな
351 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 08:03:14 ID:SopbGaYH
このテレビ版の制作費って幾らぐらいなの?
7000万〜1億の範囲かな?
映画でリメイクするとすれば10億ぐらい?
制作費の差がもろに出たっということじゃないの?
準備期間、小道具大道具の質、脚本の練り具合、スタッフの質、スタッフの意気込み、
俳優の拘束期間、俳優の意気込み、全てテレビと映画では違ってくるでしょう。
いつもの2時間ドラマをちょっと丁寧に撮ったサスペンスドラマだったということでしょう。
「天国と地獄」をテレビでリメイクということ自体が間違っていた。
352 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 08:20:18 ID:qcFkZy6A
最近のテレビドラマはフィルム使わないから安っぽく見えるんだよ。
水戸黄門のことかw
355 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 10:59:16 ID:JMPvQ+I8
黒澤作品をリメークなんて監督俳優勇気いるよ
自信過剰のバカかも
コーエン監督も天国と地獄を撮りたいと言ってたが
「あんな完璧な映画、恐れ多くて撮れないよ」
トム・ハンクス版「生きる」は何時になったら観れるんだろう
トム・ハンクスは志村に対抗して自分がもっと老けるまで待ってるのか
それは久米宏のあとを継いだ古館のこと言ってるのか。
浜でゴミを燃やすワケない。
ヘロインの純度を確認する為のジャンキーを拾う、
阿片窟もない。
で、まんまアジトに行く銀次郎。
突っ込みどころが満載。。何故に手紙がカタカナ?w
358 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 18:20:24 ID:ZQzRlzUa
2年前に中古ビデオを買って昨日久々に観たが、劇中「キチガイ」「精神異常者」など、今じゃ放送禁止用語の連発なのに驚いた
>>350 黒澤にはコロンボを越えられなかったが、
「暴走機関車」で無名のピーターフォークを抜擢したのだから
やはり只者ではないな。
360 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 20:03:00 ID:VSl5/LU0
しかし、この内容でなんで題が「天国と地獄」なんだろう。
>>360 「格差社会:金持ちと貧乏」という題名なら満足するのか?
362 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/11(火) 23:56:44 ID:BFod6tV9
・映画では刑事がデパートの配送員の格好で権藤邸に来たのに、背広でゾロゾロやっつてきた。
・スピードが命の列車のシーンでカットバック、スローモーションまで入れて流れをとめた。
・「夏は暑くて眠れない」って小樽の夏はそんなに暑いのか。
・仲代は東大法科卒のエリート且つ切れ者に見えたけど、阿部ちゃんは二流か三流出にしか見えませんでした。
363 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 00:26:02 ID:0kbfI9b5
284です。
地元のフィルムコミッションの協力が必要、という状況下では
不可能かもしれないが、リメイクの舞台を小樽でなくても
横浜で十分ではなかったかと。
天国はもちろん山手。地獄は山手の崖(地元ではブラフともいう)の
下の寿町。山手の超高級住宅地である地蔵坂を下ると、そこは寿町。
寿町から見るブラフに構える高級住宅は、まさにお高くとまって見えますよ。
横浜市としては、黄金町、寿町を表に出したくないとは思うけど
町には光があたる場所があれば、必ず陰になる場所が出てくる。
レンブラントの絵も陰影があるから引き立つのだと思う。
黄金町は浄化されつつあるけど、これでまた町の陰影が平坦になって
しまった。でも根岸屋がかつてあった若葉町や福富町は、まだまだ
オリジナルに出てくる「国際都市横浜」のハードボイルドさが残っていると
思う。
364 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 00:41:18 ID:PWa6dPDu
>>359 無名って・・・黒澤信者は「ポケット一杯の幸福」も知らんのかね?
「暴走機関車」の企画当時はアメリカでは映画出演の傍らでTVスター
として成功を収めていたので、向こうのプロデューサーの推薦リストの中に
入っていても何の不思議もないでしょうに。
365 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 03:54:09 ID:CCPC7zwU
原作の犯人も研修医なの?
しかし、リメイク版撮ろうとするときに、まっさきに考えることは、
犯人役を誰にやらせようかってことだよな。
その時に妻夫木が思い浮かぶ感性ってw
その辺のセンスから疑われているんじゃないのか。
作る前に頭の中でイメージするということはないのか。
キャストって重要なファクターだし。
ま、ギャルにも見てもらうには、このような妥協は必要だったのかな。
>>367 ('A`)あと青年犯罪者って、なんでみんなヘラ笑い芝居になっちゃうんだろう?
そこいらの演出センスも古くさいなぁと
妻武器の役は医学生で金の都合で医学部やめることになって、数年たった状況くらいすればよかったのに
現代に合わせないから恵まれた中二病にしかみえない
370 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 09:01:23 ID:aMaIALmS
カラスの声がうるさかった。
妻ぶきの手のあざはなんで?
佐藤浩一の髪が気になってしょうがない。
あのお乳は、不必要なのでは。本格サスペンスにはいらない。
371 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 09:57:03 ID:AgHkrobS
妻夫木はエアコンもないような部屋に住んでいるほど貧乏してるくせに、いい服着てたね。
>>370 カラスの声はうるさいし、BGMは合ってない上にうるさいし、台詞は小さいし…。
褒めれる箇所が何ら思い浮かばない。
妻夫木の手のアザができた理由はとくにないよ。
竹内銀次郎はもともと手にアザがある男、なのでしょう。
372 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 13:01:10 ID:nR/kaQvh
撮ってあるのようやく観た。
・始終BGMがなきゃ感情操作できないほど、観る側の読解力は堕ちたのか。
・揺れる心理を二重露出や反射光で表現するわかりやすい画面効果を執拗に繰り返す
演出がしつこい。
・場所説明の為か執拗な鳥の鳴き声等の音声演出。
・冒頭、ゴンドラからの反射光が権藤まで届く嘘っぽさや、警察内部で色照明(赤)を部分的に入れる
雰囲気出すだけの非現実的な安っぽさ。
・同じく冒頭で窓越しの画面に専務が相撲技で被ってくる笑いをとる無意味さ。
・妻夫木のムショでの髪型で、製作側・役者のおっつけ仕事が丸出し。
・専業主婦が普段着で胸をあけたワンピースを着ていたり、他人(刑事達)の前でも胸を強調した服装。
・ひねって出そうとした「今時感」にしては、現実味の乏しいありえない薬の受け渡し法。
・最初からトっぽい犯人を出すから、犯人像を「畜生」(今回「獣」)と言わしめる冷徹さが緩む。
・なにより犯人が出て来るまでの引っ張る緊張感が最初から消される事によって、徐々に犯人が
割り出されていく観る側の楽しさを奪う。
・さんざん既出だが、オサレでイケメンな犯人の動機が伝わらない。
冒頭30分は観るに堪えなかった。演出でこうも変わるものか、と改めて実感。
共犯のジャンキー夫婦とガキの新規エピソードはまぁよかったが、子は京香に代わりの
母親像を見ていたはずなので、あの女は、京香と同年齢くらいがよかったかも。
以上、大衆テレビの説明的な安っぽさは仕方ないとして、リメイクはオリジナルを越えられない、
という事を改めて再認識しました。
373 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 13:53:20 ID:qKlSxkiG
「とうちゃん、僕アソコでおしっこしたよ」が無いのが致命的w
374 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 15:18:26 ID:BZWPch65
車から見えるようなところで放尿しちゃまずいだろ、いまどきw
>・場所説明の為か執拗な鳥の鳴き声等の音声演出。
黒澤はこの映画で効果音を非常に「効果的」に使ってる
子供のおもちゃのライフルの音
麻薬患者が爪で壁をかきむしる音
権藤が床に道具をぶちまける音
鶴橋は黒澤から何も学んでいない。
>>375 あの爪の音は今まで見た映画の中では最高の爪の音だな
鶴橋のホルモン焼きは絶品だね
378 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 17:24:36 ID:NME+1/A7
オリジナル、テレビ共通してつっこめるのは
誘拐した子供に目隠しをしない間抜けな犯人。
共犯者を純度の高い麻薬で殺したり列車から金を投げさせ
テレビ版は声を変える機械を使うほど狡猾な性格のはずなのにな
>狡猾な性格
狡猾な性格=
手落ちが無い
というわけではない。
こういう自信たっぷりな奴は
案外つまらん所で失敗をする。
本当に頭がよかったら
誘拐など最初からやらない。
つまり、自分では天才と思い込んでる
ちょっと頭の切れる奴程度。
380 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 19:08:20 ID:NME+1/A7
>>379 なるほど。
しかし映画の中でも話がでたがあの時代の誘拐は罪が軽すぎるんでいいのでは。
それにしても目隠しなしは酷すぎるとこだわってみる!
381 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/12(水) 22:20:57 ID:WDjIiAmm
382 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/13(木) 00:03:35 ID:OV3tocMp
>>369 そうだよね、研修医っていうのがどうもね〜
今や医学部というと国立でも、経済的にも頭脳的にも
勝ち組だからね・・・
悲壮さが現れないよね。
じゃあ、現在に会うようにネカフェじゃ人権問題でやばいしね
親の経済力で医学部を断念の方が面白かったのにね。
あれじゃあ ミスマッチ!
ところで、原作は何の職業だったの?
383 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/13(木) 00:24:51 ID:wc+4WLGz
>>382 歯医者の息子の医大生が妹を木刀で殴り殺してバラバラにするくらいだから、
ぼろアパートに住んでるインターンがそれぐらいやってもありなんじゃないでしょうか。
385 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/13(木) 01:07:34 ID:wc+4WLGz
あ、失礼。
>>383 あの歯医者の息子は何度も試験落ちてなかったっけ?
インターンが何かするんでも中々医師になれないとか過酷な状況が
どこかで描写されていればまだ分かる。
今回駄目だった奴
権藤さん・嫁・権藤邸・重役・側近・運転手・ガキ・警部・その部下・犯人・小樽
よかったのは泉谷だけかよ
test
390 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/13(木) 14:03:28 ID:2UhGapfy
>>259 録画しておいたTV版「天国と地獄」を見てココにきたわけだが・・
ここでウー&ユンファの名前がでてくるとは思わなんだぞw
そういや、そんな話しがあったな。ユンファが三船の役では
ちょっと軽い気もするが、「キングの身代金」を改編して
コメディ仕立てにする、という話しもあった。どちらかというと
ユンファならそっちが見たいw
ウーも黒澤を尊敬してたし、ハードボイルドな男の世界を描くには
うってつけだったかも。ただし、美学に酔いすぎるキライはあるが。
黒澤と三船、ウーとユンファ、やっぱり黄金の組み合せってのはあるんだよな
もともとがハードボイルドな話しだから、女はあんまり必要ない
だから、鈴木京香は誰がやってもOKなわけで。
出演者で合ってたのは、平田満くらい。
子供(平田の子供)も、阿片中毒女へ感情を入れすぎ。
母親がいない設定だから、母への思慕を入れたんだろうけど
あんなもの脚本上は必要なし。
どうしても比較しちまうが、佐藤には三船の叩き上げの頑固職人だった、
という過去があるようには思えないし、阿部ちゃんはカツゼツ悪すぎ・・ orz
何度TVに「ハァ??」ってツッコンだと思うよ?
やっぱりあの時代の混濁した怪しい雰囲気がひとつの背景にあったからこそ
気迫迫る「画」になったんだな、と思った。
いくら夕陽の綺麗さをみせつけられても、火サスを見せられてる2時間、
という感想が否めなかった。やっぱ原作映画は、ネ申 だな
392 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/13(木) 14:29:38 ID:i9S9fZog
昨日、黒沢版「天国と地獄」を見たが、三船がうまかった。
身代金は絶対払わない、3,000万円払ったら身の破滅だ。
それくらい、お前らだって分かるだろう。犯人は子供を殺さないよ。
だから、大阪までもっていくぞ。という強引さから、一転
三橋に裏切られ、そこから態度が急変し、身代金を払う展開になる。
黒沢は屋敷内のシーンをロングワンカットを多用したらしいけど
その緊張感がいい具合に演技に栄えている。
黒沢監督、三船主演の現代劇をもっとたくさん作ってくれてれば良かったのに。
393 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/13(木) 20:37:48 ID:tglN3wAw
阿倍は滑舌が悪いんじゃなく、仲代の物まねをしていたから聞き取りにくかったのさ。
あそこまで意識して似せてくるとは思わなかった
阿部は役作りで欠点をごまかすのが上手い俳優なのに
今回は仲代に影響されたのか選択を誤ったな。
395 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/15(土) 00:25:22 ID:c/S8uedq
天国と地獄のテレビ版などまったくもってつまらなかった。
もともと天国と地獄は脚本ではなく、
演技と演出とカット割りが面白さに占めた割合が大きい。
ストーリーをただ追っただけのテレビの2時間ドラマの映像を見せられても
何の意味もない。
久雄も久雄だ。いいかげん遺産で食うのはやめろ。
著作権を放棄して、廉価版DVD普及に努力せよ。
396 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/15(土) 11:00:16 ID:/v5L/IFV
オリジナル見た時、犯人憎い〜権藤カワイソ〜ってのが自然に感じられて
警察が「今逮捕しても罪が軽いから、死刑になる様な証拠を・・」ってのに
心底同意できたw
誘拐その物もそうだけど、あっけなく共犯を抹殺。その後に警察のワナにはまって
殺人を犯す仮定で、麻薬の効果を確認する為だけに行きずりの女に注射して
人体実験。
オリジナルで刑事が「よし。これで死刑だ!」ってセリフがなかったっけ?
あれに引き込まれるぐらいの演出が良かったんだけどなぁ。
オリジナルを見直して黒澤三船コンビがいかにすごかったのかを改めて再確認したよ
あのさわやかボーイなつまぶきをこの犯人役に起用したつるはしの神経が分からないね、おれは
398 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/15(土) 12:35:29 ID:SR5K5t81
妻夫木の権藤に対する憎悪が伝わらなくて、半端な誘拐劇になったね
なぜつまぶき。顔丸過ぎ。
お前はユウノスケに乗られた馬かよ。
>久雄も久雄だ。いいかげん遺産で食うのはやめろ。
借金>>遺産
401 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/15(土) 23:33:49 ID:CPjCligT
映画での身代金用のカバン2つは
ポーターで有名な吉田カバン特注品。
本革に型押しの凝ったデザイン。
さすがディテールにも拘る黒澤組。
TV版は無かった事にするしかねぇな↓↓↓
鈴木京香がデビューしたてのころテレ朝の深夜番組に水着で出演した時の
ビデオに録って持ってる。
もっちりした太腿、くびれ方が微妙な腰。
もっこり丘の脇から毛が!!
404 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 14:34:01 ID:WQgAkMiz
ドラマで使われたカバンはキャンパス地だったよね部分的に皮使用の。
贅沢な暮らししてるゴージャス妻がエンドでいち靴店のおかみになれる
のか疑問点も多かった。あと篠井英介のセリフが無くて残念。
とにかく妻夫木くんじゃまだ無理、どうしても山崎努がチラつくよ。
405 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 17:51:32 ID:7KzxZoSk
>>396 「竹内、これで貴様は死刑だ!」と戸倉警部が別荘で竹内と対峙したときに
言った台詞かな?
406 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 19:47:03 ID:rMOynNM5
ドラマ見てないけど、映画とドラマをくらべるのは無理あるんじゃない。
つかこの映画はめちゃめちゃ金かけてるわけだし。
がいしゅつだろうけど、例の「こだま号」のシーンはカメラ7台とかで撮ったらしいね。
車内放送でゴーサインを出し、いっせいに一発撮りで回したみたい。
しかもその7台のカメラは中井朝一とか玉井正夫とか東宝の看板カメラマンが撮ってる。
(なので、撮影当日は東宝の他の撮影はすべてストップしたらしい)。
↓興味ある方はこれを読むよろし。
ttp://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/1970138/s/ あと、佐藤勝はあいかわらずいい仕事。
407 :
406:2007/09/16(日) 19:51:31 ID:rMOynNM5
あ、失礼、中井朝一は「天国と地獄」のカメラなんで
こだま号に乗り込むのはあたりまえだね。
>>406 がいしゅつと言うより基本でしょ。
その程度の話は。
409 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/16(日) 20:38:22 ID:t2CyyJ/t
>>404 そう、革製品繋がりの、靴と鞄の意味がわかっていない。
スタッフ&監督
無駄に嵩張るカネの量が
総てを台無しにしてしまったね。←TV
これ観たせいで「生きる」を観る気が失せた
三船敏郎の自信と精力に溢れた肉体の説得力に圧倒される
413 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/17(月) 07:07:29 ID:UL1wxiBo
記者会見の席に北村和夫と共に、クレジットに名のない大滝秀治が出ている
革製品の会社に勤める職人上がりの権藤は、被差別部落の出身で
苦労して叩き上げたという裏ムードが仕掛けてあるのに、TVじゃそこら
辺の怨念系の設定は何も考慮してないみたいだ。
そこまで裏読みしなくてもいいだろ
417 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/17(月) 12:14:12 ID:P5kWgH53
>>414 皮を扱う職業の権藤がB出身者というのは封切り当時の庶民ならピンと
きて当たり前だよね、成り上がりの金持ち。
でも私は逆に妻夫木のほうが出自にコンプレックスがありそうな気がする。
なぜ貧乏人がインターンになれたのかは奨学金かなんかかな?
419 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/17(月) 20:09:32 ID:P5kWgH53
関東でも知ってる人いますよ、皮革業者はB出身者が多い件
深読みすると佐藤浩市は三國連太郎の息子、三國は出自がBだとCOした
俳優。鶴橋が皮のカバンがBを連想するからキャンパス地に変えたとか。
真相はどうなんでしょうね。
>>419 江戸の周りは幕府の直轄地でそんなものはなかったんだよ。
421 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/17(月) 20:56:35 ID:P5kWgH53
ハイハイ承知しました関東には存在しないんですね。
422 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/17(月) 20:58:35 ID:M80Df7IA
権藤がエタだって説は昔からあったよ。熊井啓も言ってた。
>>421 関東ではBに落とすような奴は佐渡金山に送って始末したからな。
>>422 映画ができた時代もBが作っている靴はケミカルシューズ(産地を探してみろ)で
革靴なんか関係ない。
熊井みたいに口だけ赤い奴に何がわかる。
424 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/17(月) 21:31:16 ID:P5kWgH53
歴史に詳しいみたいですねw佐渡金山って明治まで操業してたのかしら・・
ただ私が聞いた話しでは、動物をと殺し、皮剥いだり肉を切り分けたりする
仕事は忌み嫌われてたから人間以下の○タ、非○が扱ってたって。で、その
流れで皮革業者はだいたいBの専業分野ってことで。
ケミカルシューズ以外の皮シューズは関係ないって断言できるのが凄いわ。
産地は神戸でしょうね。
やっぱりこの天国と地獄はトーキー以降の映画における真の傑作だな
何度観てもいろいろな発見がある
皮革に限らないよ。ゴム、プラスティック、民芸品、下駄、畳屋、
表具店、メッキ工場など
問題は竹内がなぜ権藤の出自に気づかなかったかということ。
黒澤自身の出自だって怪しいと思う。まあこれを言っちゃあお終いだが。
428 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/18(火) 01:31:41 ID:WthNYg4M
原作の犯人の職業は何?
429 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/18(火) 01:33:56 ID:HL7GVfek
>>424 フィクションにB地区なんぞ、
斜に構えて観て楽しいか?
突っ込めるところはそこだけか?
乏しいな。あんた。
430 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/18(火) 01:57:12 ID:HL7GVfek
ちなみに靴職人は革なめしまでやるのか?
そういう事情に詳しいってのはある意味凄いね。
テーマは暗いが黒澤版は妙にポップな感じがありそんな重苦しい感じはなかったが、
妻武器版は単に悲壮感しか感じなくて詰まらなかった
山崎がつかまるところのラジオから流れるミッドナイトミュージックをバックに
花に囲まれて朝焼け?に照らされて煙草を柱に押し付けるシーンなんかほんと天国って感じ
虫のように顔を出すところとか地獄からようやく天国に這い上がった安堵感がよく出ている
三船が椅子に腰掛けるときの窓の向こうに広がる壮観な街の景色も天国って感じ
鶴橋版にはそういう目で見せるアクセントが効いた描写がまったくなかったな
433 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/18(火) 07:29:55 ID:R5KJ3mSy
テレビ版.なんで逮捕されるシーンなどで、ワーグナーの音楽なのか
怪訝だったが、歌劇マイスタージンガーの主役ハンス・ザックスは
靴職人という、安直な判じ物ということに気付いた
434 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/18(火) 18:57:39 ID:+XK6EaB1
安直だなんて・・謙遜することないのに。
ほとんどの人はワグナーのオペラなんて詳しくないんだから。
気づくだけインテリです
>>433
435 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/18(火) 21:42:03 ID:nSJwsIYx
>安直な判じ物ということに気付いた
鶴橋を馬鹿にした言葉なんだけど
どこかの板で妻武器がアレだって、見た希ガス
437 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 03:10:40 ID:LkQp4ryV
ビデオに撮ってないから確認できないのだけど、
妻夫木銀次郎は権藤に車掌室のドアから金を外に投げろと指示したんだったよね?
車掌室って、一般人が入れるところだっけ?まず無理だよね。
事情を説明すれば入れそうな気がするが、それでも一般人の権藤が突然車掌に直接掛け合っても取り合って貰えるのか?
事情説明なんかしてたら鉄橋過ぎてしまうだろう。スムーズに車掌室に入るには、警察の力が必要でしょ。
で、やっぱり警察が一緒にいたから無理矢理車掌室に入ってバッグを窓外に放れた。
ここが一番違和感を感じたところ。
妻夫木はあくまで権藤が警察に連絡せずに一人で列車に乗ってると思っているわけで、
警察を連れていない丸腰の一般人・権藤に、警察なんかの力を借りないとスムーズに行えないようなことを指示するだろうか?
警察に連絡したことを妻夫木銀次郎が知ってたら、新一は確実に殺されていたはず。
リメイク版でも竹内銀次郎のキャラはそういうことになってた。アベ警部が言ってたよね、こういう犯人は必ず自分の計画を守る、みたいなことを。
だから、この部分のストーリーとしては、妻夫木は警察の存在に一切気付いてないという体にしないと筋が通らない。
でも食堂車の洗面所の窓から車掌室の窓に変更されただけで、そのストーリーの筋が丸っきり通らなくなってしまう。
リメイクした人たちって、銀次郎が警察の存在に全く気付いていないという設定を、すっかり忘れてしまってたのか?
438 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 05:01:35 ID:GsRODfpc
忘れてるよ
439 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 12:51:13 ID:5C86FjJa
リメイク見なかったんだけど、「カーテン開けろ」のくだりはあったの?
>銀次郎が警察の存在に全く気付いていないという設定を
あのカーテンを開けて室内を確認させたシーンを見て
そういう設定だと本当に思う?
「信じよう」と竹内は言ってたけど
あれは本心かな?
金引渡しの前に子供を確認させろという要求に対し
「くさいな」ともいってるけどね。
竹内は本当に警察は動いてないと信じてたと思う?
441 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 15:00:25 ID:qX0HpPaq
警察がいると思ってるから、ああいう身代金受け渡し方法になったわけで
窓が開くとわかったので誘拐を思いついたんだろ。
443 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 16:47:37 ID:+MuixsfZ
原作は翻訳ミステリーでしょう?ドラマ版はかなり変更したのか?
オリジナルの脚本の菊島?さんが車掌室に一般人が入れ
るか入れないか知らないで書いたとも思えないよ〜
竹内が警察関与の事実知ってるのに子ども解放するとは!
ただ時代背景変えたし携帯使い脅迫電話してるのが・・・
444 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 16:50:42 ID:+MuixsfZ
オリジナルじゃ山崎努は知らない感じだよね
もう一回ビデオ(ジジィのお下がり)見直すわ
>>443 原作は自動車電話で誘導したのだ。
黒沢版は洗面所の窓だ。
知らないくせに適当なことを書くな。
446 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 18:25:40 ID:gUkYnRg3
どう考えても警察幹部(仲代他)が極刑にするため殺人を再現させるのは
ありえないだろ
それ以外はサスペンス映画の最高傑作に異論は無い
TVは論外、見なくても分かる程度
447 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 22:44:48 ID:mWaoWHpd
>どう考えても警察幹部(仲代他)が極刑にするため殺人を再現させるのは
ありえないだろ
そこが、黒澤のエンターテイメント(娯楽!)作品って事でしょ?
西部劇然り、時代劇然り。
観客は勧善懲悪を基本的に求めてる。あそこに至るまでの流れがシリアスなので
引き込まれ、『犯人はゼッテー許せねぇ!』の演出でカタルシスがって事では?
448 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/19(水) 22:56:38 ID:vHel+rQR
>>445に勝手に補足。
原作の犯人たちは、「警察無線を盗聴」しているので、
もちろん87分署の動きは承知している。
ただし、ロシア文学に傾倒するようなインテリ青年は
グループにはいない。
ある事情で、犯人グループは自壊する。
449 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/20(木) 04:18:23 ID:nlPPvz93
>>447 俺は二十歳くらいの時に映画見た時には、警察やりすぎなんじゃ
ないのって思ったな。確かに映画自体は面白く観たが後半
の犯行を再現させるくだりには釈然としない感じがした。
自分が若かったから自分と年が近い山崎努の方が共感しやす
かったというのもあると思うが。
大体犯行の再現って警察が暴走してやってるしね。
黒澤が犯人憎しとテンションが上がりすぎて無理な
シチュエーションをごり押しした一例ではないかと。
>>447 あの後味の悪さはカタルシスではなく黒澤の警察批判なのでは? 仲代はヒーロー
であると同時に自分の正義を全く疑わない薄気味の悪い人物でもある。
451 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/20(木) 06:23:52 ID:BIP1IRiM
>>447 同意します
ドラマ版の阿部寛にはその薄気味悪さが欠けてました
オレは小学生の頃のTV放送で見た。
権藤氏の苦悩(今見りゃ当たり前だけど)が三船の何時ものヒーロー像とは
違って驚いた。それこそ豪快に金払ったり、犯人を追いかけたりするんじゃ?と
思ってたよ。
途中はやっぱ子供には難解すぎて記憶に残らなかったけど、犯人の異常性と憎らしさ
は感じられたよ。
警察のおとり捜査みたいなところは、やっぱり警察も人間だから尺定規じゃなく
犯人を憎らしく思うんだろうなあ、なんて思った。
今風じゃ織田の様な感じが流行りなんだろうけど、根源は仲代の行動も同じで
犯罪を憎む、法律だけじゃ解決出来ない事に悩む、って事なんじゃないか?
おとり捜査が悪いようなことを言う奴がいるが、
それを非難したんじゃ、犯人に殺された手下二人は浮かばれまい。
454 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/20(木) 13:25:34 ID:5r4JVWJD
結果的にはジャンキー女がおとり捜査で死んだけどいちかばちかの
勝負だからね。仲代は犯人を誘拐罪だけであげても自供しないと
踏んだのか。
当時の誘拐罪だとかなり刑罰が軽かった。映画の中でもその軽さが
『ここで逮捕しても・・』
という警察の心理に影響してるはず。
だから殺人の方で裁判に勝てないと、誘拐罪だけでは殺された共犯の二人と
仕事を失った権藤の無念を晴らすことが出来ない、と。
そもそも黒澤監督が、誘拐罪の量刑の軽さに文句アリって感じだったし。
456 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/20(木) 17:31:16 ID:zFWkit+F
>>453 それも分かるけど、おとり捜査で殺された売春婦の立場は?
売春婦だから、社会の底辺に居てろくな人生を送っていなかった
かもしれんが、だからって殺されてもいいって事にはならない。
手下二人は少なくとも誘拐には加担していた、勿論これも殺され
なければいけない程の罪であるとは思わないが…
しかし三人目の売春婦はどんな悪い事をした? 何で警察の
おとり捜査で命まで落とさねばならんのだ。
457 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/20(木) 18:24:23 ID:3hpc7FIL
>>456 仲代から見れば売春婦などゴミも同然。
かえって害悪がひとつ減ったと喜んだかもな。
458 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/20(木) 18:48:29 ID:zFWkit+F
なるほど、あの仲代の刑事ならそういう発想しそうだな。
正義って突き詰めると怖ろしいものになってしまうと
感じたよ。
>>456 売春婦は不可抗力だろ。
それを責めてどうする。
おいおい。久しぶりにと思って、DVD引っ張り出してきちゃったよ。
あの麻薬禁断症状の女のシーンだけど、戸倉警部達警察も後手に廻った状態だったぞ。
犯人が薬を受け取ったとの報告を受けて、さあ、犯人を待ち伏せるぞ、と戸倉達が車で
共犯者の別荘に向かう。その直後
『いや。犯人は別な方へ向かってます。女を拾って旅館に入る』との報告で「何ィ!」となり
あんな場所や、禁断症状の女から純度の高いヘロインは入手出来ないぞ・・・。
と混乱するシーンが続く。さっきのあの受け取りは違ってたのか??
その後に「しまった!犯人は女をモルモット代わりにする気だ!」となる。
ここら辺の流れを見る限り、“警察は女を殺させて”的な策謀は感じられないよ。
後に、囮捜査が無ければ女は死ななかった、と追求はされる可能性大だけどね。
警察も「幾ら何でも、そこまで犯人が非道な事をするとは想像も出来なかった」
というのが、妥当な見方では?
461 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/20(木) 20:53:54 ID:zFWkit+F
>>459 売春婦は不可抗力という点に同意できても、
おとり捜査はやりすぎだったと思いますわ。
ただそこまで描写したからこそエンターテイメント
として面白くなった部分はあると思う。
同じような題材を今井正あたりがやったとしたら、
「さっさと犯人を捕まえたけど量刑が軽い、これが社会の矛盾か!」
みたいな終わり方になったかも。
社会派の生真面目な作品にしたいならそれでも良いと
思うが面白みにはやや欠けるかと…
この頃の黒沢は気力体力共に充実してたから映画として面白く
する事が第一だったのかな。
>>461 犯人の目星も着いてなかったんだから、
あの時点でおとり捜査というほどのものではなかっただろ。
手下が生きていると思わせたことで犯人は焦って
尻尾をだしたわけだ。
あの手紙なしでどうやって犯人に迫れるのか。
できるというのならプロット書いてみな。
463 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/20(木) 22:26:38 ID:zFWkit+F
>>462 Kn4gの方ですけど、感情的になられてないですか?
ただ僕は警察の捜査シーンで一部、釈然としない
部分があったという率直な感想を述べただけです。
ちなみに釈然としなかったのは手紙を使って追い詰めるという
手法ではなく売春婦が死んでしまった事に対してです。
ただそのシーンに対して何の疑問を抱かなかった観客がいても
いいと思います。
人の受け止め方は人それぞれですし、色々な感じ方をする人
が居ていいと思います。
それと僕は作中の一部キャラクター達の行動に対して疑問を
感じただけで、「天国と地獄」という作品そのものや黒澤に
対しての批判、非難、中傷は一言もしていません。
それなのにもっといい案があるなら書けと言われると困惑する
しかないですね。
エンターテイメントは言い過ぎなんじゃないの。
竹内が女をドヤの木賃宿に連れ込んで死なした。(殺した)
この時点でヘロインの純度が高ければ死に至らしめることを竹内は確認できた
わけだよね。
だとしたら共犯の2人も実は死んでいるんじゃないか?いや死んでいるはずだ
と気が付くのが自然じゃないのか?
最初は共犯の2人を今度こそ殺そうと思ってヘロインを入手するために
下手なツイストまで踊って(ここは面白い)しかもそれを試す気持ちで
女をドヤに連れ込んだ。その後、腰越に行って共犯2人に会うつもりだった
んだろうが。
純度の高いヘロインは死なせることが分かった以上2人がメモで脅迫してきたこと
自体、変だと疑問を持つのが道理。わざわざ腰越に行ったのはあまりにも
無防備というか不自然だと思う。
それまで言うと、俗にいう『裏の裏は表に』なっちゃうよ。
そもそも共犯を今度こそ殺そうと思うからこその、一連の行動でしょ?
前回はもしかして?失敗したのかも。
だから今度は人体実験してまで確実を期した。
普通はそこまででしょ?
>>465 前回のヘロインの純度90パーセントじゃなかったっけ?
467 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/21(金) 01:10:24 ID:y6q0jXpO
竹内が人体実験するというのは警察の想定外なんですよ。
それを予想してたら、いくら警察でもあの
ニセ手紙で竹内釣るようなことはしないの。
わかる?
あれは不慮の事故。
なぜ人体実験したかというと
前回は高純度を偽った偽物をつかまされたと
思った。(共犯者は生きてるわけだからね)
だから、今回は念のため人体実験してみた。
わかる?
こんな基本的なことすら理解できないとは。
468 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/21(金) 01:40:19 ID:t6gvFndJ
>>467 病院で竹内に偽手紙渡して、竹内が激しく動揺するシーンが
あるけど、あの辺りで重要参考人として調べるという手法は
考えられませんか?
共犯二人を診察していた、腕の包帯を子供に見られてるなど
それなりの証拠が上がってきている。
時間をかけて取り調べて自白させるとか、より強固な証拠を
発見するとか、そういう方法は警察の選択肢になかったのかな?
469 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/21(金) 02:16:41 ID:s3jjGqNg
>468
自然か不自然かというと、そちらのほうが自然だと思います。
しかし、面白いか詰まらないかというと、そちらのほうが詰まらないと思います。
>>468 殺人の証拠がない
自白は証拠にならない
471 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/21(金) 13:57:01 ID:t6gvFndJ
>>470 殺人の証拠は確かになかったが、取り調べるには充分な
根拠はあった。
竹内の主な罪は誘拐である事を忘れてはならない、
誘拐罪でなら充分逮捕、起訴できるのにそれでは罪が軽い
からと泳がせた。極刑に値すべしと現場の捜査官が自己判断
した。刑罰を決めるのは司法であり裁判官である、刑事達では
無い。それなのに極刑を与えたいからとすぐ逮捕しなかった。
それがあの映画の肝では?
そもそも日本の警察の捜査手法はこいつはクロだという
根拠が揃ったら物証に乏しくてもとりあえず引っ張って
自白させるという方法が多い。その為には別件逮捕なども
厭わない。
映画にあったような大胆にホシを泳がしていく手法はアメリカ
ならともかく官僚的な日本の警察では考えられにくい手法。
だからあの映画はダメと言いたいのではない。
あの犯人を泳がす手法は映画としては面白い。だが作品設定
のあの状況下で警察に残された唯一の選択肢ではないという
事を言いたいのだが。
「生きる」でガン告知を本人にしないのは
ともかく身内に知らせようともしないのはありえない。
と指摘されても
それがどうかしましたか。
と答えるしかない。
>>471 竹内の主な罪は殺人罪だよ。
三人も殺したんだぜ。
映画見てないの?
474 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/21(金) 16:33:20 ID:gDgyXVRC
>>463 あなたこそ釣られてはいけませんよ。
なんせオレ流解釈からちょっとでも違う意見を書くとやっつけずには
いられない方のようですから。
天国と地獄が鶴橋ドラマで再注目されたのに、自分と違う解釈するのが
面白くないんでしょうね。
475 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/21(金) 17:03:31 ID:t6gvFndJ
>>474 あなたの言う通りですわ。
敬愛する黒澤のスレが罵りあいの場になるのは
耐えられないので私はもう消えます。
この映画の価値はシナリオの細かいディティールじゃないんだよ
映画を想定した撮影と演技とセットと演出の効果
黒澤ヲタって案外ゆとり世代かもな。
かもしくは自宅警備員。
479 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/22(土) 21:58:51 ID:J5zi8Nuh
この映画今回見直して見て計4回くらい見たことになるけど
脚本もよくできてるしカメラも凄いのはもちろんだ。
でも三船と仲代と山崎のガチな演技とキャラで傑作
ロクに映画見てないくせにおとり捜査とかテキトーなことをいう奴がいるな
スレ全然読んでないけど
>>478が糞尿だということは分かる。
スレをざっと読んだが
>>481 が一番バカだと思う。
いちいちそういうレスする奴もな
486 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/23(日) 03:57:24 ID:EatlI9kf
流れを読まずに申し訳ありません。
劇中に使われてたクラシック音楽ってなんて曲ですか?
教えてください。お願いします。
487 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/23(日) 07:42:12 ID:bW3U/xTg
シューベルトの鱒でググッてみな
ググッて調べたのは自分だろうが、バカじじいが
489 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/23(日) 12:01:39 ID:cyrn8BaL
ググッてみたら、運動会ソングばかりな件w
>>488 お前何なの?親切に教えてやったのに。
鱒ぐらいググらなくても本来ジョーシキだろ。
お前は自分の無知を晒したな、ヴォケ!
491 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/23(日) 21:14:02 ID:yYt5FZfO
糸 冬 了
とにかくだな、糞尿は自分が立てたスレの中で独り言するだけにしてろよ。
そうすれば、みんなは平和でいられる。
と、糞尿が自作自演で独り言しています w
494 :
487:2007/09/23(日) 23:55:10 ID:Q5xMqftU
>>490 私は488は書いていませんよ。ありがとうございました。
しかし、ここは人間として少しおかしな方が多いようですな。
バーカ、糞尿に失礼だろw
この映画でおかしいなと思う点は、酒匂川で身代金を
落とせという指示が特急こだまの車内電話に入った
直後に、何で戸倉警部はその車内電話使って酒匂川
周辺の緊急配備を依頼する連絡を入れなかったのか?
という点。
497 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/24(月) 15:17:27 ID:1xsKuI3v
おそらく電話をしても、緊急配備までに時間がかかったのでは。
映画の中でも言ってるけど、通話可能区域は東京都区内、名古屋、大阪の
3エリア。警視庁を経由してもそのタイムラグは大きかったと思われます。
498 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/24(月) 15:35:52 ID:MqsS0HpN
それに当時は、市外通話はいったん電電公社の交換台に申し込みが必要だったはず
誘拐ものとして考えると1959年の原作では自動車電話によるやり取りが画期的な
アイデアだった
当時、日本には自動車電話が存在しなかったので、特急電車の電話が使われた
被害者が叩き上げの靴職人からのし上がって来た、質実剛健の売れない靴を製造し続ける無能な社長
粗悪品の靴を売ろうとする幹部、丘の上の豪邸に住んでいる設定
運転手の子供が間違って誘拐される、一味の女性が子供に親切、腹心が裏切るのは
原作通りの設定
なんかオヤジギャグクラスの駄洒落っぽいけど、権藤金吾って名前も
原作のゴードン・キングをもじった物でしょ?
>>417 映画公開当事なら、「営利誘拐」という罪は存在しなかったんで
子供を誘拐して金を要求しても、たいした罪にはならなかったんだよな
トニー谷の子供が誘拐されたのが昭和29年ごろで
吉展ちゃん事件がその数年後。
>>503 原作でも誘拐事件に対しての処罰が軽すぎると考える人物が登場する
ところで、ネタバレ
原作の主人公、刑事スティーブ・キャレラは情けない
自動車電話の重要性を無視して、犯人から自動車電話に掛かってきて大慌て
結末はキャレラが拳銃で主犯の乗用車のタイヤをパンクさせた後
何とキング氏が素手で立ち向かい、拳銃を発砲したりやナイフを振り回す主犯を
ボコボコにして身柄確保!
(キャレラは、戦意喪失の主犯に手錠を掛けるだけ)
主犯は服役するが電気椅子には座らない
共犯二名は子供を放置してメキシコへ逃亡→警察は無視の結末
87分署シリーズであるにも関わらず、警察抜きでも事件は解決したのでは?
そのおかげで、この作品だけドラマ化や映画化の買い手が付かなかったらしい
映画版では誘拐犯全員に悲惨な罰を与えている
ヒッチコックファンからすると、
「野良犬」は純粋に楽しめるが「天国と地獄」はストーリー展開に、
物足りなさを感じるところも・・・・・
ヒッチコックが何ぼのモンなの?
誘拐犯の動機が弱い
十分じゃないか
510 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/01(月) 16:07:59 ID:XrKTqlMt
511 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/03(水) 14:29:32 ID:Y5ZvpHq9
512 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/04(木) 02:22:51 ID:pYx7pIpm
>506
そもそも黒澤明にヒッチコック的なものを求めるのが、間違いではないかと
ヒッチコックは二人要らない。
黒澤も二人要らない。
ヒッチコックは二人要らない。 ×
黒澤も二人要らない。 ×
ヒッチコックのような監督は一人しか居ない。 ○
黒澤のような監督も一人しか居ない。 ○
>>514 ○○は二人要らない
ってのは芸能界で新人言う決まり言葉だよ。
その程度知らないのかw。
ヒッチコックはハリウッドの中では断トツでサスペンススリラーを撮らせたら天才的だと思うけど
黒澤の天国と地獄はまた違ったタイプだけどそれに並ぶほどの出来だと思うな。隙がないよ。
>隙がないよ
隙だらけだろーが
あんたの脳味噌がね
ヒッチコックとは方向性が全然違う
天国はヒッチみたいな小道具を通しての心理描写とか細部からのアプローチ方面じゃない
サスペンスそのものじゃなく媒介として葛藤とか機運とかの人間劇を描いてる
>>508 同感。
それが弱いから全編がこじ付けに見えてくる。
実際の事件でもどうきがある誘拐犯なんていないよ。
>>520 斧で自分の父親殺した少女の動機は納得いきましたか?
523 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/07(日) 17:35:18 ID:7hvAteO2
竹内が犯人と判ってから、逮捕までの道のりに波乱がなさ過ぎる。
せいぜい泳がせて第2の殺人をやらかすくらいだが、
警察の失態であるのを騒ぎ立てもしないから全然盛り上がらない。
勘違い乙。
>>508 >>520 今の裕福な時代からは想像もつかないかもしれないが、映画製作当時(1963年)には
日本にもそういう感覚があったんじゃないかな。
手元に暇つぶしで再読しているC.ウィルソンの「発端への旅」という本があるんだけど
1961年当時アメリカに滞在した著者によるこんな記述がある。
(著者は当時講師として近隣にまずしい黒人居住区のある大学に勤めていた。
そこは静かな街だったが、ラジオではいつも近隣に強盗が入ったとか殺人事件などの
物騒な地元のニュースが流れていたそうな。)
「ぼくは自分が子供のころ、そして十代のころ、ストーニーゲイトの大邸宅――玄関前の
芝生に魚を飼う池のある家々――に住んでいる人を羨み、彼らに憎しみすらいだいていた
ことを思い出した。そして突然、アメリカの犯罪発生率がなぜ大きいかを悟った。」
大ドンデン返しが無い、というのも寂しい。
527 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/09(火) 11:46:59 ID:/yGy05o1
動機なき殺人って意外と多い
カフカだっけ?太陽がまぶしかったから・・とか
この先経済二極化が進み、天国と地獄のような犯人はいくらでも
出てきそうだ。
また例の馬鹿なんだろうが、ここまで馬鹿だと間違いを指摘してあげる気にもならん
529 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/09(火) 22:13:55 ID:nNuISgub
妻夫木は役柄の幅が限られている
IWGPのときも長瀬、窪塚、坂口は良かったけど妻夫木だけはダメだった
あのさ、竹内って名前は高貴な出自と差別されるものと二通りあるんだが
まあ・・・・やめとく。
531 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/09(火) 23:28:22 ID:yTyIQnh4
「どこまで行くんだ」「乗ればわかるよ。権藤さん」
きっぷ買うとき困るだろうが。権藤たちは結局大阪まで買ったんだろうか?
しかし当時特急は安くないうえに熱海から先はムダだから相当損したな。
532 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/10(水) 10:36:25 ID:uN/TnxDc
庶民の10〜30倍くらい収入はあるだろうから、大した出費ではないよ
533 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/10(水) 21:36:14 ID:QY3pdwDQ
しかし1円でも惜しいときに痛い出費だったと思う。
534 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/10(水) 21:54:57 ID:uN/TnxDc
切符は警察側が買ったのかも
何たって一等車だからな。確か、二等の倍以上したんでしょ?
カミュ 異邦人 ムルソー
一番近い駅まで買ってあとはなりゆきで降りた駅で精算すればイインジャネ?
指定席はどうなったのでしょう?
>>537は特急券というのを知らないんだろうか。
しかも、権藤さんが乗っていたのは一等車だったんだし。
二等車がリクライニングしないこと、指定券発売駅がごく限られていること(割り当て)、
中でもこだまの特急券はプラチナチケットだったこと、改札口はハサミの音で賑やかだったことetc・・・
まずそのあたりから説明するとなると、こりゃ骨だぞ・・・
極端な話、切符を入手するのに、地元出身の代議士秘書にわざわざ都合を頼みに行ったという事まであったそうな。
541 :
537:2007/10/16(火) 01:32:34 ID:f+rqg01X
542 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/18(木) 21:26:22 ID:eaDu4Fyb
撮影のために1編成丸ごと貸し切ったらしいけど、これって定期のこだま号なのか、
それとも臨時に走らせたこだま号なのかな?
>>540 当時は限られたキップを買うのも困難だった
今で言うなら、人気歌手のコンサートのチケットみたいな
切符のことを「札(ふだ)」といい、これを買い占めて転売して儲けるのが「ダフ屋」
「ふだ」→「ダフ」とひっくり返したのだ
わざわざ二等車の洗面所へ移動を指示する件など、竹内の
「あんたなら苦もなくこだまに乗れるだろう。しかも一等車で。・・・・ね、権藤さん。」という声が聞こえてきそうだな。
545 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 12:32:05 ID:Kv8QKun5
>542
車両を借りて実際に走らせるために
特別にダイヤに組み込んだ。
そのため取り直し不可能の1発撮りで行われたと
雑誌とかに書かれているが、スタッフの対談で
取り直しがあったと言うのをtoutubeで見た記憶がある。
546 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 12:33:07 ID:Kv8QKun5
>545
×=toutube
○=youtube
548 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 15:01:53 ID:wX84zFP5
着物で列車座席に正座してた婆さん写ってた記憶。
昔は偶に見かけたよねw
549 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 15:46:28 ID:zkuqRUAK
>548
三芳栄子さん。
黒澤の、たっての頼みで出たらしい。
550 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/19(金) 21:08:01 ID:/8bWhdY9
赤い煙を出す鞄なんて、まどろしい事はやめて、天然痘ウィルスとか仕込んどけば
すぐに犯人を捕まえられっるだろ
551 :
542:2007/10/20(土) 00:17:40 ID:y7JuOtYh
>545
ありがとうございます。この作品に関しては国鉄も協力的だったんですね。
この時代、医者って負け組だったのか?
卵は負け組み。
今でもそうだけど。
554 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/20(土) 20:14:17 ID:hWqZSBaT
>>549 三好榮子出ていたか?
あの特徴ある顔を見逃すはずないと思うんだが
何度観てもわからないんだが…
555 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/20(土) 20:28:38 ID:hh9BwC5A
>>553 でも研修医って1〜2年で医者になれるんだろ?
医者になったら最初の年から年収700万円以上って聞いたけど
それが本当なら勝ち組なんじゃないの?
東大紛争が何で起こったか知ってるか?
557 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/20(土) 20:49:16 ID:hh9BwC5A
知らない
昔の友人が、阪大医学部卒で医者になったが
何年かは過酷な条件で働いていたみたいだ。
322 :ナナシマさん:2007/10/20(土) 22:06:07 ID:jNVI4PHS0
古城は悪くない。
空調係のミス。
ホリンズの打球は空調係さえしっかりしていれば、フェンス直撃かHRだった。
古城は当然それを予想していたので、突っ走った。
ウォン監督が呆然としていたのは古城の走塁ミスではなく、空調係のミスに対してである。
323 :ナナシマさん:2007/10/20(土) 22:37:22 ID:???0
CSがあること自体悪かった
したがって来年からは
巨人一位→CSなし
巨人二位もしくは三位→CS開催
巨人四位以下→全チーム含めてプレイオフ
560 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/21(日) 14:55:22 ID:leAC3nEx
>>558 それが研修医というものだよ
それに耐えたら後は40年間勝ち組だよ
561 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 18:29:03 ID:xmHDjKcg
仲代達也が下手過ぎ
三船も台詞回しが用心棒などの時代劇と同じ。
役者の芝居が欠点の作品だな
仲代達也ってだれのこと?
564 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/26(金) 05:09:37 ID:n2KXi+DQ
>>561 506 :この子の名無しのお祝いに:2007/10/24(水) 01:22:44 ID:xmHDjKcg
七人の侍は冗長だしなぁ
俺が好きなのは生きものの記録と、天国と地獄だな
xmHDjKcgはこんなこと言ってるわけだが、文句があっても好きってことか。
566 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/26(金) 11:23:29 ID:n2KXi+DQ
>>565 お前がxmHDjKcgか?
だったらうざいから二度と黒澤のスレに書き込まないでくれ。
藤原釜足のジイサンが不自然だな。
最初は分からない風であいまいだったのに、医師じゃない研修医だとか
たぶん内科だとか、分析しすぎ。
医者ならオジサンなんて言わない、なんて一丁前の探偵もどきの発言。
そんなら初めからそういう演技すりゃいいじゃねえか。小賢しいんだよ。
569 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 22:02:47 ID:aW8Yf8sM
>>555 >でも研修医って1〜2年で医者になれるんだろ?
>医者になったら最初の年から年収700万円以上って聞いたけど
漫画版でもドラマ版でもいいから「ブラックジャックによろしく」を鑑賞しろ。
この作品が引き金となって、研修医の給与待遇が多少なりとも改善されたのは、ここ3年あまりの事だ。
570 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/28(日) 23:15:35 ID:k2rjKjRb
藤原釜足のシーン、面白いよな。あのうるさいくらいのガラスの音。
音にこだわりあるよね、あの映画って。ほかにも江ノ電の音とか。
藤原釜足のおっさん…。ありゃやばいよな。完全に○○じゃん。よくあの団体から
クレームつかなかったな。
靴製造業・・・○○
出自の怪しい研修医・・・○○
ゴミ焼却炉のオジサン・・・○○
ヘロイン中毒の共犯者・・・○○
ドヤで殺される女・・・○○
妻夫木・・・○○
佐藤・・・○○
黒澤明・・・○○
どうせなら権藤は三國連太郎がやりゃあ良かった。
572 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 00:21:35 ID:aFQx2d0Q
たしかに、○○と関係ありそうな人、あの映画に多いな。
そもそも権藤も靴だしな…。
573 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 02:11:57 ID:EoeNusDA
574 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 15:47:29 ID:BWSd2RXD
575 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/29(月) 19:09:54 ID:EoeNusDA
江ノ電の音は映画にもあるようにポールの音だ。
集電ポールといってトロリーバスにも使われている。
>>576 トロリーバスは2本必要ですが、電車は1本で済みますものね。
根岸線がまだ開通していない時代かぁ・・・ちょっと想像付きません。
黒澤って名前が○○っぽい。
昔マリリン・モンローのそっくりさんがCMやってたな。
○○、極楽ーッ!って。
リメイク「天国と地獄」が酷評だったが、
黒澤ファンは普通、2時間枠のTVサスペンスは
不満だらけで見れないのだろうか。
俺はいつも楽しく観ているんだけど。
>>579 俺はそもそも日本のドラマなんて観ないしな。
視聴者をナメ切ったストーリー展開、演出、役者の演技…。すべてが腹立たしい。
2時間サスペンスに至っては、単なる「旬を過ぎた俳優の救済プログラム」だ。
ただし俺は黒澤信者じゃないから「黒澤映画なら全てが素晴らしい」とか言うつもりなんかさらさらないがな。
>黒澤信者じゃないから「黒澤映画なら全てが素晴らしい」とか言うつもりなんかさらさらないがな。
馬鹿だなあ、お前。
信者は欠点や短所も含めて愛してるんだよ。
わかるか?
別に、黒澤が完全無欠だなんて思ってるわけじゃないから。
荻昌弘が黒澤はセンチメンタルにすぎるところがあるといった。
それは欠点だが、俺はその欠点も好きだよ。
582 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/02(金) 02:26:33 ID:3Fm8aJjt
>580
俺は黒澤信者だけど>580に賛成。
繰り返し繰り返し観続けている作品がある一方で
一度しか観ていない作品、いまだに観ていない作品もある。
>>581 センチメンタルというと聞こえはいいが、人間の魂をゆさぶるような
作品が無いってことじゃ?
リアルさに欠けてるところをドヤ街撮ったりして補ってるつもり?
>>579 最初から二時間ドラマとして見させてもらったけど全く駄目だったな、ほんとの屑
平成初期の「上高地に消えた女」なんかのほうが圧倒的に雰囲気があって面白い
>センチメンタルというと聞こえはいいが、人間の魂をゆさぶるような
作品が無いってことじゃ?
君にとってはそうだったかも知れないけど
そうじゃない人もいるよ。
586 :
579:2007/11/03(土) 13:27:09 ID:kdANCe/L
>>580>>584 黒澤さんの作品は正座して観なければと思うんだけど、
二時間ドラマは食事しながら観れるとかいった
”軽さ”が売りのような気もするんだよね。
先日、幸運なことにこの映画をスクリーンで見ることができました。
家でDVDで見るのとは迫力も感動も全然違いますね!とにかく凄かった。
見終わった後も興奮冷めやらずという感じでしたよ。実に素晴らしかった。
この時代の映画はやはり本来はスクリーンで見てこそ作品世界を満喫できるのかもしれません。
そして背景に映り込む当時の現代劇としての昭和30年代は、今の「三丁目の夕日」などの
後から美化して作り上げたニセモノには太刀打ちできない、本物の持つ凄みを感じました。
去年の今頃かなあ、町田映画館の閉館記念でオレも「天国と地獄」をみた。
スクリーンで見ると迫力はすごいんだが、やっぱりフィルムと音の劣化が大きかったな。
古くて年代モノの本物のフィルム使ってるんだから仕方ないけどね。
>やっぱりフィルムと音の劣化が大きかったな。
古くて年代モノの本物のフィルム使ってるんだから仕方ないけどね。
プリントという言葉知ってる?
どうせ使い古したモノラルのプリントでしょ。
本当はステレオなんだけど。
>>586 軽いから駄目なんて俺は一言も言ってないよ?
軽い中で比較しても全く駄目だって俺は言ってるの
二時間ドラマですごく印象に残っているのは
レズの二人を中心に据えた推理物。
印象に残っているのにタイトルは覚えていない。
原作は元裁判官だった人(作家)のものだった記憶がある。
乱歩賞かなんか取ってるやつかもしれない。
有名なんだろうけど。(フィルムからビデオに起こしているかも)
そういう作品を見ると、フィルムを使って映画らしく作った「天国と地獄」
はひどく下手くそな映像作品にみえる。
>>589 しらんがな
映画館には楽しみで行ってきた。
画質や音が悪かろうが、映画見終わったあとでマチエイの人にいちいち問いただしたりせんわ。
DVD借りて見た
仲代達矢は演技はうまいかもしれないけど滑舌よくないよね
何言ってるかわからなくて何回もリプレイしたけどわかんなくて('A`) と
思ってたら設定で字幕が出ることがわかって解決した(・∀・)
ボースンが進一が助け出された時に泣き出した場面でもらい泣き・゚・(つД`)・゚・
高級なスピーカーセットを使うとクリアに聞こえるよ。
俺は列車がもうすぐ鉄橋にさしかかるというところで、
仲代が
「もうすぐ鉄橋です、いいですか権藤さん、子供の顔をしっかりと確認してください。私は写真でしか知りません。代役を立ててる可能性もある」
というようなことを言ったときの
権藤のセリフ
「大丈夫だっ。この金は俺の命と引き換えなんだ。間違うもんか!」
に、何度見ても泣きそうになる。
バッグを投げ落とすシーンもワァッとくる。
あのシーン、やっぱり凄いなぁ。
先日CSのHDで初めて見たけど、姿三四郎役の人セリフひとことだった。カワイソ
597 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/14(水) 15:14:55 ID:ngUAKBLh
電話で3,000万円用意しろ、と言っても、
当時の貨幣価値では、そう簡単には用意できないのではないだろうか?
家を担保に用意するにしても時間が掛かるということは、
犯人にもその辺は理解可能で、待ってもらえたのではないか。
株の買収費を回したとはいえ、その事情を犯人は知らないのだから
直ぐに金策が出来たことを寧ろ犯人は怪しんで当然だろう。
598 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/14(水) 20:31:21 ID:+nRy+Xmd
>>595 そうそう。思い出して泣きました。
あと、権藤さんが、昔は靴屋は鞄も作らされたもんでね、
とかいって、鞄に薬品仕込むところ。
あれだけで苦労人、権藤さんの歴史がわかって泣ける……
身代金落とした後で
洗面台で顔を洗うシーンは何故か印象的だな。
ひょっとしたら
権藤さん、泣いてたのかな・・・・
>>595 そんなとこで泣いちゃだめだ。
も少し後、
戸倉警部曰く
「おい、これから手加減はいらん。
まっすぐホシを追え。
あの人のためにも、それこそ犬になってもホシを追うんだ。
(ファンファーレ)」
ここで泣かなくてどうする。
そこで一句
狂犬の 目にまっすぐの 道ばかり
妻武器リメイク版昨日見たんですが、
ラストの面会後、震えが治まっり笑みをみせたのが良くわかりませんね?
当初は妻武器の表現力の欠如かと思ったのですが
実は、死刑に対する恐怖心は無く、
恐怖して見せることにより、佐藤の処罰感情を満たさせる目的で
震えた演技をしたと解釈したのですがどうでしょう?
リメイク版
はわからないけど
ラストシーンの竹内が震えだすシーンは自分はこう解釈した
死刑になる竹内の心のよりどころは、
天国にいた権藤を地獄に叩き落とした事だった
その事実を確認するため権藤を呼び出したが、
以外にも財産を無くし、
小さな会社に移って、不幸になってはずの権藤が
逆に職人として生き甲斐を持ってる姿を見て
自分が死刑になってまでした事が、まるで無意味だったとわかったから。
と思う。
>>600 そこも泣ける。というか、泣かす意図が多少あるんだろうけどね。
でもね、そこよりも遥かに感動したのですよ。感動ってのはおかしいかな。圧倒されたというか。
権藤のそれまでの葛藤が物凄く強く伝わってきた。
あのシーンは三船が本当に身を投げる覚悟で演じたんだと、俺は確信してる。知らんけど。
>平成初期の「上高地に消えた女」なんかのほうが圧倒的に雰囲気があって面白い
あはは見る目なしw
606 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/23(金) 06:08:24 ID:qS6QoWO2
というか皮肉のつもりなのにそのセンスの無さが問題だろう
607 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/28(水) 05:16:45 ID:NW/gRLoJ
医者が金持ちを恨むというのはおかしな
な設定と感じた
608 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/28(水) 15:25:02 ID:IGgBJjxO
そうそう、研修医にしても靴屋のオヤジを恨む理由が明確でない。
609 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/28(水) 16:59:49 ID:oxVMrDVu
当時の(金持ちのボンボンでない)研修医の悲惨さを知るべし。
たとえ貧乏でなくても、自分よりも良い環境を意味もなく
怨む人間がどれ程多いかは、2チャンネラーなら分かるはず。
そして、それを実行に移すのが偏執狂。
目をこらしてみれば、現代でも(形こそ違うが)この手の事件は少なくない。
こないだ久々にDVDで観たんだけど、麻薬街で女がトタン板を
引っかきながらうめいてるシーン、脳みそが破裂しそうになった。
ギギィー・・ガギ・・ギギ、キィィィィイイイ
今思い出しても鳥肌が立ちそう、以前観たときは何でもなかった
はずなのに、ヘッドホンで視聴してたせいだろうか
映画館で見たことある人、このシーン平気でした?
>>607>>608 用心棒を見に行くシーンのあるケビンコスナー主演の「ボディーガード」。
少なくともこの脚本家はお前らより
「天国と地獄」を良く理解してるよ。
人気歌手の妹のマネージャーで
金にも困っておらず表面上は仲のよい姉。
その姉が妹に嫌がらせの脅迫を仕組む。
姉もかつては歌手を目指していたが
妹との才能の差であきらめてマネジャーに。
そのねたみが原因だったという。
歌手をあきらめて妹のマネージャーになる事を
選択したのは自分なのにね。
脅迫状には
「おまえはすべてを持っている。私には何もない。」と
この脚本家は竹内の犯行動機を十分説得力ありと
思っていたのだろうね。
>>607 70年代の学生運動の発端になった東大の無給研修医制度って知ってるかい?
まあ、この映画はそのあたりを全然描けてないということで。
>>613 ヒント
この映画は今年撮影されたわけではありません。
今の時代、意味不明で悲惨な事件が多すぎる
子どもを生かして返してくれる竹内がそんなに悪いヤツじゃなくね?と錯覚してしまうぜ
なぜ犯人の部屋の窓から権藤邸が見えるのか
なぜ豪邸がわざわざ丘の上に立っているのか
なぜ居間の中が下から見えるのか
なぜ犯人が双眼鏡を持っているのか
彼はそれで何を見てどう感じたのか
617 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/29(木) 18:09:09 ID:MORG2662
618 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/01(土) 18:38:14 ID:sHxbOGo7
死刑になるのはドヤ街でヤクの効果を試したときだ。最後に別荘へ行ったとしても、
罪には関係ないよな。もう死んでるんだしさ。。
620 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/10(月) 14:51:26 ID:mdZ/TNSk
>>617 地獄行きだったわい。
ところで昼間から仕事もせず、裕福とはいわぬが適当に金があり、悲しいことに友達も
恋人もいず、ヒマでしかたなく2chにカキコするオレは今、天国にいるのか?地獄にいるのか?
自作自演してる限り誰にも相手にされず
2chはおまえにとって地獄だよ
622 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/10(月) 18:03:43 ID:SUWyFYXx
>>621 とか言いながら相手してやってるところが可愛いなW
>>621 馬鹿をからかうのはからかい専用スレ(馬鹿自身が立てたスレ)でやってくれ。
その他のスレではスルーで。
オマイ、天国だよ。何にも言うことなし。天国うんこ。
天国うんこと地獄うんこは、どう違うんだろう?3時間考えたけど答えが出ない。
この映画は特急こだまからカバン投げるところと、
ドヤ街を見せたかっただけの遣っ付け映画だってこと。
628 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/16(日) 18:47:20 ID:mwlGcbuK
リメイク版の天国と地獄を見たんですが、比較的最後の方のシーンで、
大勢の捜査員が竹内をマークして尾行しているシーンで、竹内が買ったオルゴールをある女の子にあげたシーンありましたよね?
熱いキスをしながら、口の中で薬物を受け渡しているシーンのことです。
あの相手役の女の子の名前(本名)とか詳細教えて下さい。
微妙に星野真里にそっくりだったので、気になってます。
ググれ
630 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/18(火) 19:50:29 ID:mavaXN9c
おもしろかった。昭和三十年代後半に作られた映画の力作の一本。
カガキョン かわええ
フォーリーブスの江木とかでてたな
ひき逃げを見た俺は もう佐田豊はおかかえ運転手にしか見えない
632 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/21(金) 18:53:32 ID:fT/q6Xdd
佐田豊か。用心棒にも悪い奴ほどよく眠るにもいろいろ出てたな。
ひき逃げは天国と地獄そっくりで俺もびっくりしたけどあれにも
運転手役で出てたっけかな。いい時代だったんだな。
何がよかったのかよく分からないんだが。この映画は面白いよ。
黒澤の肩に力が入っていなかったような気がするな。
それでいて頑張っているのは分かった。
633 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/21(金) 20:34:41 ID:d1ZzCbtQ
634 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 20:20:59 ID:IVztWK88
元旦に日本映画専門チャンネルでやるね
635 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 20:27:02 ID:0dkzkzAG
天童よしみは何処に出ているの?
636 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 23:05:09 ID:rEzQQOL/
637 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/28(金) 23:15:37 ID:UO9CSQZC
638 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/29(土) 00:25:03 ID:j2tV9iHs
639 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/29(土) 00:50:45 ID:kLMJPfOr
天童よしみは麻薬の売人役ですか。
流石に踊りは上手いですね。
音感が好いのでしょう。
640 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/29(土) 20:44:17 ID:gtEeeS2a
641 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/29(土) 23:51:25 ID:qMU5FlJ8
相手にするからだよ。
642 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 00:06:32 ID:/NcVUk3I
邦画の現代劇の最高傑作だね何度もみてしまう。特に黄金町のシーンが好きだ。
643 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 00:46:31 ID:jXpvlHw/
さんざんガイシュツだが、根岸屋にゃボビーオロゴンも紛れてたぞ
644 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 11:46:59 ID:SxQsFrFT
だって、ママが泣いてるんだもん!
。・゚・(つД`)・゚・。ウエ〜ンウエ〜ンウエ〜ン…
645 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 20:22:23 ID:VRqGlAx3
>>643 ボビーオロゴン?出てねぇよ。太めの黒人さんか?天童よしみに腹を
つねられるよね。
646 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 20:42:00 ID:t5Ayd1lb
>645
天童よしみは、どの辺に出てくるのですか?
真夏の事件。
前半は刑事たちは汗びっしょり。
権藤氏もシャツの色が変わるほど、
汗をかいて芝の手入れ。
腰越漁港のシーンからは、
富士山に雪が積もっていたり、
刑事たちが上着を着て、汗をかいていなかったり。
もしかして、後半の撮影は冬に行ったの?
648 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 22:14:44 ID:s9L/doaJ
自殺、売春、虐待、大量殺戮、女性差別、ホームレスは農耕社会になってから始まりました
天皇はA型で朝鮮の出身です。A型は2000年前に日本に来たから帰ればいいのに。
A型は100%農耕民族とはいえないがO型かB型にぜんぜん好かれないA型は
農耕民度が高すぎるから2000年前に日本の先住民族を大量に殺してきた
遺伝子、多そうだね。
遊牧民族は厳しい自然の中を小さい家族で移動しながら生活してきたので家族と他人の線引きをはっきりさせたと思う。
これをクールと感じる。だから、そのぶん身内にはあつくなるのか。
B型は遊牧民族、O型は狩猟採取民族。
A型は農耕民族。農耕民族は2千年前(つい最近)に、中国から日本に来た。A型は2万5千年ごろ誕生して農耕社会を
作ってきた。農耕民族社会になってから狩猟採取民族が大量に殺され滅び吸収され、ホームレス、虐待、売春、
女性差別 が始まり、強制的に横並び結婚し横並び子作りしないと女が生きていけない社会になる。
横並びの群れ社会(農耕民族社会)は無理やり敵を作り差別しないと作れない。これが、いじめ。
ブサイクで、もてない農耕民族はとくに性欲として横並びの群れ社会を作りたがる。
農耕民族社会はA型女も不幸になります。
649 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 22:27:37 ID:t5Ayd1lb
それで、天童よしみの件はどうなりましたでしょうか?
650 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/30(日) 22:28:39 ID:VRqGlAx3
>>645 根岸屋でツイスト踊って、竹内と現金とヤクの交換をしてるでしょッ。
どうやってID変えてるの?
まさか携帯から?
独り言を一字づつ打ち込む人なんてもしいたらTVとかでも話題になりそう
652 :
この子の名無しのお祝いに:2007/12/31(月) 08:38:13 ID:AeFozrQZ
>651
もいっかいPCのお勉強してね。
>>645 「出てねぇよ」って、ボビー本人の声を想像してワロタw
朝8時から日本映画専門チャンネル見れよ!
新年早々こんな映画見るなんて縁起糞悪い。
見た(゚Д゚)
657 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/03(木) 20:35:20 ID:1gGjMd66
>>647 実際の撮影は冬。
息が白くならんよう役者は氷を口に含んだ。
あと、こだま号内のエキストラは上品さを出すため
成城で募集された。豆知識な
658 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/04(金) 05:20:55 ID:QcScbVXS
山崎努の演技上手すぎるだろう・・・・
しかし話には無理があるね。仲代達矢があそこまで権藤に
肩入れする気持ちが分からん。誘拐の時点では人が
殺されたわけでもないんだし、金なんて保険で戻ってくるだろうし。
特急こだまの権藤の席の後ろにいる人
田中友幸Pじゃないかな。DVDのパッケージだと良く解るんだよな。
>>658 分からなくていいんじゃないかい?
660 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/04(金) 15:09:59 ID:NF4sjEyz
木村功がテープの音を聞いて何処に聞きに行ったのでしょうか?
何回聞いても分からなくて・・・。
横浜駅?
>山崎努の演技上手すぎるだろう・・・・
本人は三船さんはうまいのに
自分は下手糞。
といってるし
黒澤も、「うん。下手だね」と。
>>661 何故ですか?時代劇は良いけどこの映画の三船はちょっとなぁと
思いましたよ。「生き物の記録」とかいいのもありますけどね。
山崎さんは新人と思えなかった。
663 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/09(水) 11:29:16 ID:dT06YS7p
>>660 黒澤明と「天国と地獄」(都築政昭)によると
設定は横浜駅。
ロケかどうかは知らんが。いき雄の味が(・∀・)イイ!!
665 :
この子の名無しのお祝いに:2008/01/14(月) 14:49:13 ID:6DB/nOmb
wikiより
>キャスト
>小沢経子(近藤家女中)[ノンクレジット、*公開時のパンフレットに記載]
>清水美記(近藤家女中)[ノンクレジット、*公開時のパンフレットに記載]
誰か直してくれよ。権藤家の間違いだろwwww
>>665 細かい事を気にしちゃ駄目ですよ。コンドウさん
戸倉警部は黒澤監督のこの映画における分身みたいな存在か
関係ない
関係ない
671 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/04(月) 18:07:22 ID:x2qEyk/8
やっぱり最初の重役連中とのやり取りが好きだな。
一気に映画に引き込まれる。
前半部は、ほとんど一つの部屋の中の撮影なのに
ぜんぜん退屈にならない
そして緊張感がある
本当にすごい
最高のテクニシャンだよ
こういうのを映画監督っていうんだよなあ
こんな監督、日本にいる?
分かったから
そんなに
改行に
懸命になる
んじゃない
質問
テレビ版 終わりのほうのレストランでのオルゴールの曲、
聞いたことあるような気がするんだけど何ていう曲でしたっけ?
板違い
香川京子は理想的な妻像じゃった。言うべき事はきちんと言うが出すぎず夫を尊重する。
使用人の子が解放されたとき三船がまっ先に抱きしめたのは実の子ではないので違和感がした。
いまや大御所の仲代と違って、
山崎努はわざと外したポジションにいる気がする。
仕掛人梅安とか、早春スケッチの変なオヤジとか、
野島ドラマとかジャニドラの脇役とか。
わざと外してるんでしょって感じ。
でももう30年も好きです。
>>676 あそこで抱き締めなかったらボースンの涙も無いし、
戸倉のあの名台詞も無かったかも知れんよ
↑ソレダ!!
竹内と刑事たちにスポットを当ててる街中のシーンで
人ごみの中、権藤さんを発見した人います?
僕は最初発見したとき、おお、犯人とニアミスしてるよ!
と黒澤さんのセンスに思わずニヤリとしてしまった。
684 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/19(火) 17:42:17 ID:sI/A9Kmk
トリビア
竹内役には当初ミッキー・カーチスが予定されていた。
山崎努に変更になった理由は「ミッキー・カーチスが天国と地獄の犯人役に決定」と新聞にネタバレされたから。
>>662 三船は用心棒や赤ひげのように、自分の何倍も凄い人間像を演じられるが、
菊千代や権藤はわりと等身大の人間像を演じていると思う。
686 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/19(火) 21:44:09 ID:VWI5ALRE
>>684 犯人捜しミステリーでもないのに「ネタバレ」はないだろう。
>>681といい本当に「天国と地獄」を見たことあるのかね。
「天国と地獄」も好きだけど
「悪い奴ほどよく眠る」のほうがもっと好きです
みなさんは強いて言えばどちらが好きですか?
難しい勝負だが、天国地獄かな
>>687 「金環蝕」を見たときに、「悪い奴ほどよく眠る」が軽くみえたね。宇野重吉が演じる金貸し
や仲代達也が演じる官房長官が良かった。直球で言えば、汚職を扱う映画としては「悪い奴」
は「金環蝕」に劣る。
対して誘拐事件を扱う映画としては「天国と地獄」を超える作品は知らない。
そういうわけで「天国と地獄」が好きだな。
691 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/20(水) 17:39:24 ID:Y4rc+f7+
今まで色んな映画やドラマの捜査会議シーン見てきたけど
天国と地獄のが一番良く出来てる。
692 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/20(水) 17:59:05 ID:c+/041Bo
黒澤が
「前半が閉塞感で苦痛だった」 と書いた評論家がいて呆れた。
わざと狙ってるのに・・・
と言ってた気がするが 誰だろう?
693 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/20(水) 19:01:44 ID:UbglbOwz
天道よしみさんわ何処に出ていますか?
694 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/20(水) 21:38:00 ID:jFhp2AXX
>>687 俺もどちらかと言えば悪い奴のほうが好きだね。
天国と地獄は前半は楽しめたけど、後半がいまいちだった。
その点悪い奴は最初から最後まで楽しめた。
695 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/20(水) 21:49:25 ID:+yu2/YRz
>>693 根岸屋での麻薬受け渡しのシーンですよ。
「悪い奴」は後味悪いですよね
ハッピーエンドじゃないから米国人には受けないかもしれない
一番好きな映画
天国と地獄は今でも良く見るよ。
ホント、世界のどこに出しても恥ずかしくない日本映画だと思うね。
けど日本の豪邸の狭さはチト恥ずかしいね。
米国の中流クラスじゃないかな。
誰だったか有名人が米国人を客に迎えて
もてなしたら、
「運転手の家はもういいから、そろそろあなたの家に行きましょう」
と言われたとか。
アメリカンジョークだねw
うかがいたいことがあります。
映画で,身代金を引き渡す時,電車で鉄橋にさしかかりますよね。
なぜ犯人がいるその場所に警察は配置されていなかったのでしょうか。
701 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/24(日) 16:03:34 ID:cJy3uUrs
特急の走る線路沿いのすべてに警官を並べることは物理的に不可能
702 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/24(日) 17:16:17 ID:HSOnb80Q
黒澤が来日したフェリーニを老舗天麩羅屋で接待したら
コース食い終わって
「日本は凄いな、前菜専門の店がある 次いこ」と。
どんだけ健啖なんだよ。
703 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/24(日) 22:45:12 ID:DGVH0mst
キャンディスバーゲンが、世界の三船を表敬訪問したときのこと。
三船プロでは、テレビの連続時代劇を撮っている最中。
三船が、キャンディスバーゲンをセットに案内して、
立ち回りを終わった若林豪を紹介した。
三船「こちらが、日本の有名な加藤豪です」
若林豪は苦笑いしたものの、世界の三船は少しも気付かずニコニコしてキャンディスバーゲンと笑っていた。
これ、実話。(当時のスタッフより)
加藤剛、な
>700
警察は特急は窓が開かない。
なので列車内での受け渡しだと思っていた。
が、しかし・・・。
という展開だろ。
列車に犯人一味の誰かが乗って権藤を監視してる、とは警察は思わなかったのか。
途中までは上手くやってたけど電話掛かってきてからのバタバタっぷりは
犯人に警察の存在を知らせてるようなものだと思うんだけども
>>706 映画を見てる時に
そんなこと気になった?
ハスミが列車の窓が開いても風吹き込まないのは
おかしい、音も変化しないし。
とかケチつけてたのと同じじゃねえ。
あの場面をそんな冷静にあら捜しして
見てられるのは、逆の意味ですごい人だと思う。
映画と現実の違いだね。
当然、現実の警察はより完璧であるべきだし、
列車に犯人を想定していないのは失態に繋がる。
まぁ、しかしストーリーの設定上は問題ないので
あえて(わかっていて)そうしたこともあるんだろう。
709 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/26(火) 21:40:23 ID:fdj9wZrT
リアリティにばっかりこだわって映画がつまんなくなっちゃったら
本末転倒だからね。
事実、この映画が犯行の一因になった吉展ちゃん事件の際
警察の動き、捜査は失態とミスの連続だった。
平塚刑事の執念が無ければお蔵入りの可能性も高かった。
要するに営利誘拐事件なんてまだ珍しかったわけで、
とくに量刑の問題は篇中で問題になってますよね。
こういう当時の背景は、やはり念頭にして観た方が良いと思うんです。
「このくらいのバタバタぶりでは、未だリアリティが足らない」が、正解かも。
あんな場所にあんな家建ててたら妬まれるでしょうよ
横浜の麻薬のどや街の幻想的な雰囲気がすごいねえ。
デフォルメだろうけど、まるで本当にあったかのような映像美
懸命に真剣勝負で撮る映画づくりの姿勢がすごいし観ているものに圧倒的な強い印象を残す
713 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/27(水) 18:24:05 ID:2Q3Kk/nq
おいおいおい、まだ平塚なんておっさんに
執念があったなんて思ってるのかい。
長生きするよ、あんたは。
まあ、後段の意見には賛成だがね。
ゴミ焼却屋さんがリアルすぎる。
あの俳優さんなんてゆう人ですか?
>>714 おぬし・・・・黒澤さんの他の作品まだ見たことないな・・・?
ってか、これって新手の釣りかw
いや、別に1、2本しか黒澤映画観てないって人だっていてもおかしくないでしょ。
時代劇とか苦手な人もいるし
出演者の中で一番ふざけた名前のヤツって言えばわかるかも
719 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/04(火) 21:05:53 ID:fqwP7B38
>>717 そういう問題じゃなくて、調べればすぐわかるってことだろ。
馬鹿な野郎だな全く。
おだやかな雑談の場なのに荒れるような言い方やめようよ。
かまあしさん、一時ギューちゃんの義兄だったそうだが、何年くらい続いたんだろ?
釜足さんホントうまいよね、赤ひげの蒔絵師もそうだけど
ワンポイントで出てきて強烈なインパクトを残してるな
ところで重役のひとりを演ってた伊藤雄之助って三船と一つしか違わないんだね
若い刑事役の木村功が三船と3つ違い
見た目のギャップがありすぎww
723 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/09(日) 10:41:23 ID:Eu7+jhDJ
捜査本部の会議シーンは観てるほうも一旦情報を整理できるから便利。
724 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/09(日) 22:36:59 ID:Eu7+jhDJ
「幸せの黄色いハンカチ」で掲げられたハンカチが映されるシーンと
「天国と地獄」で色のついた煙が映されるシーン。
僕にとっては同じ感動。バックのファンファーレも似てる。
725 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/09(日) 23:45:49 ID:e553K4Ej
天国と地獄はたしかに比類ないくらい凄いところまで
到達している邦画だと確信するが(再映で銀座並木座で立ち見で
観て、一度も立ち観で観ているのだと気づかず2時間半観ていた)、
ドラマツルギーの秀逸さはともあれ、黒澤作品特有のワザとらしい
台詞がイマイチ引くよな。
自分の息子に
「おとうちゃんおとうちゃん!」
と言われて、
「どうした進一?」
なんて答えないよな普通
728 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/11(火) 03:12:39 ID:X2eqMwEs
>「天国と地獄」で色のついた煙が映されるシーン。
アメリカで上映されたとき、この場面で客が総立ちして拍手喝采をした。
729 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/11(火) 03:15:47 ID:X2eqMwEs
>>726 「どうした進一?」は別におかしくないが
「僕あそこでオシッコしたよ」の意味がよく分からない。
「この道は確かに通ったよ」という意味もあるんだから、意味のあるセリフだよ。
日本語の分からん奴が多いな
説明口調はあの時代多かったからね。
「あッあれは昨日東京湾に現われたゴジラだっ」みたいな。
734 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/19(水) 00:07:56 ID:EcaRdkqn
くろさわって最高ですよね
最高っす。
くろさわ。
天国と地獄って凄いタイトルっす。
英語ではハイアンドローってあんさん
日曜日のクイズ番組かい!
736 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/24(月) 21:27:25 ID:iSAqwgfi
権藤邸居間での場面が緻密で、人の出入りと会話だけで画面がもってしまう、その造形力に驚く。
画面の奥行きが深く、厚いのである。その中で「(こんな悪質な誘拐をやって)たった15年云々」という台詞が有り、
後段犯人が殺人を犯すのをまって「これで貴様は死刑だ」というあたり、実にリアルで恐ろしいものがある。
そういう警察の描き方はおかしい、という意見もあったようだが、汚職も冤罪もデッチ上げもやる警察の内部は
案外そんなものではないのか、という気がするのだから黒澤の演出力は、凄いものがある。
凡庸すぎるレスがイタタタタタタタタタタ
738 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/24(月) 22:32:33 ID:iSAqwgfi
仲代以下の刑事たちは正義感からそういう発言をし、そう振舞うわけで、そうすることによる罪の意識など全くないように見える。
黒澤も、それをあからさまに非難しているわけではない。しかし、非難はしていないが無条件に持ち上げるのではなく、
警察にはそういう恐ろしい部分もある(犯人逮捕のためとはいえ新聞に嘘の情報を書かせたりもしているのである)と思わせるところに黒澤の複眼的思考が読み取れるはずである。
そのあたりが弟子を任じる幼児思考のスピルバーグとは違うところなのである。
要するに、そういう映画は二度、三度と見ても新しい発見があっておもしろいのであり、これも広い意味でのサービスと言えないこともない。
ゴミレス
740 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/24(月) 23:28:01 ID:iSAqwgfi
権藤邸の静的なシーンの後に突然、特急こだまが、ぐわーんと走り出すのだからその効果たるや計り知れないものがある。
警部の仲代に加藤武が「子供は乗っていない」という紙切れを渡すシーンにしろ、
犯人から電話があってからの狭い通路を使っての移動にしろ、
列車の先頭と最後尾で犯人に見られないように8ミリを回す場面にしろ、その緊迫感は他に例を見ない。
一発勝負の撮影だから、スタッフの張り詰めた精神状態まで伝わってくるような迫力がある。
普通ならスクリーンプロセスでごまかしてしまいそうなところを、わざわざ列車を1編成走らせてのこの撮影こそ「天国と地獄」最大のサービスと言える。
当たり前田の凡レス
凡人ほど天才的な存在に対して言葉を多量に消費する
それが賛辞であれ文句であれ
743 :
この子の名無しのお祝いに:2008/03/24(月) 23:55:13 ID:iSAqwgfi
当たり前田って・・・古いなぁw
上の絶賛レスはコピペでしたwww
無断盗用は犯罪なので注意
iSAqwgfiうぜー
いやコピペでもこのスレを盛り上げようとしてくれたので偉い。
むしろ82m7jTo6のほうがうざいし邪魔。
>凡人ほど天才的な存在に対して言葉を多量に消費する
黒澤を天才的な存在と評しているね。
信者だったんだ。ごめんよ。
権藤の家の中でみんな靴履いてるのがフシギ。画面には映ってないけど、
スチールを見ると香川京子は家の中でハイヒール履いてるし。
靴屋だから、とにかくみんな靴を履けってことなのか?
権藤の世代だと間違いなく戦争行ってるから、海外留学して欧米カブレし
てるなんて設定も有り得ないし。
いや、普通に靴屋の重役で上流階級だからだろ?
違うよ、あそこが玄関なんだよ
751 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/02(金) 02:50:42 ID:cmW6X40R
映画を外国人に観てもらっても豪邸に見えるように欧米風に
土足可の居住空間にしたのだろ。
753 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/06(火) 08:24:17 ID:H8oic270
昨日の草薙の番組で「あの家が邪魔だな」のエピが出てきたね
754 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/06(火) 09:27:49 ID:uZ3qZc1G
まだ若い天童よしみも出ているし、配役陣が豪華だね。
>>754 >若い天童よしみも出ているし、配役陣が豪華
うーーん......
756 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/07(水) 12:58:49 ID:WeGRcT3g
天童よしみはどの辺で出ているのですか?
757 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/07(水) 14:08:38 ID:akykNYET
よくわからんのだけど犯人は重役達に情報もらってたの?
金請求するタイミングいいから情報はいってたのかも知れないが、犯人と重役共の接点がわからん
見逃しただけかな
758 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/07(水) 14:49:16 ID:+1YHFs5R
>>757 無茶な推理をするな。
重役と犯人は 利害は一致していたがつながりは無いよ。
760 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/07(水) 15:52:34 ID:akykNYET
わかったこれからもういっかい見てみる
いやーなんかタイミングが良すぎるから、しかも秘書から情報が漏れたわけだから
関係あるのかとおもっちゃったんだなぁ
761 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/07(水) 19:47:51 ID:Q39uARFk
ドフトエフスキーってそんなにいいの?
763 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/09(金) 03:24:28 ID:bR6oWKjf
46年前の映画か。ガキを演じた子役はいま、なにしてるの?
去年の二時間ドラマ、ここやミクシでは批判的意見ばかりだったけど
普通にイイ出来だったと思う。
むしろ気になったのは『生きる』の方でね。
いまでも録画したやつをたまに見直してるけど佐藤、京香、阿倍、平田、
みなはまっている。
もちろん映画には到底かなわないが、今時のテレビドラマとしては充分なレベル。
妻夫木だけは弁解の余地もない酷さだけどね。
ほんとそれ以外は気にならなかったよ。
んでも権藤がちいさい靴屋で幸せそうな映像はいらない。
尾行のわざとらしさもいらない。
今の隠し砦と比べたら配役も良心的だった。妻夫木以外はね。
三國の息子は貫禄不足だったな
そうかね?今風になるとあんなものでしょ。
昭和と平成の貫禄の違いと置き換えてもいいかな。
>>769 役員達が貫禄ありすぎたのかもしれん。
三國jrは若社長にしか見えなかった。
悪いが、あのドラマじゃそもそも事件の発端が成立しないよ。
「地獄みたいなアパートから天国のようなお屋敷を見上げてた」事が権藤家を選んだ理由なのに、
肝心の権藤邸が天国どころか周囲の住宅と殆ど変わらず、ちょっと大きい普通の家でしかないんだから。
北海道に舞台を移した意味もわかんなかったね。
それは映画を何べんも観て漠然と見てなかったからでしょ。
土ワイ枠としてはそこまでみんな考えない。
横浜の小高い丘にある瀟洒な邸宅で黄金町だから面白い話なのに...
たしかに権藤の家がある所より、ダンスホールと黄金町の方が、魅力あるね。
テレビで現代だったら、権藤邸は六本木ヒルズとその近辺、受け渡しは新大久保がよかったのに。
だけど、第三の男と同じく、
あの日あのときしか撮れなかった作品だと思っています。
776 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/20(火) 22:20:43 ID:6htFt3GZ
所詮テレビドラマだよ。
比べること自体が間違い。
>>772 プロデューサーが北海道に行きたかったんでしょ?
「そんなばかな」と言わないように。旅行をしたいから遠方ロケを組むのはTV界じゃ珍しくもない事。
>>777 横浜中華街でチンジャオロースー食べたいとか思って欲しかったなあ。
テレビドラマ、芝居的にみなはまっていた。
伊武、京香、平田、小沢をはじめ、平田なんて特に良くオリジナル以上。
佐藤は賛否もあるようだが別の良さがあって気にならなかった。
それだけでも楽しく観させてもらった。
演出に関してはいろんな否定的意見が出てて、それらはもっともだと思う。
が、俺は役に俳優がはまっていたので怒りがこみ上げるほど気にはならなかった。
ついでに言えば2chで多数は意見となってる『嫌われ松子の一生』の
映画>>>>>>>>>ドラマというの、俺はドラマの方が良かった。
映画版は奇を衒い過ぎて筋が分かりにくく、何でパンクがシーンつなぎに使われるのか
はなはだ疑問だし成功してると思えない。
テレビのリメイク版けなす人って、普段から二時間推理ドラマとか
見てないのと違う。
気軽に見るものなんだが。
俺は映画をきちんと自分なりに深読みして丁寧に見る派だけど
リメイクドラマをけなすためにけなして高い位置から自分の奥深さを
ひけらかす人がいるとしたら片腹痛いって感じ。
明らかなやっつけ仕事や奇を衒った物を「これも表現だ」とぬかすアーチストは嫌いだけど
「天国と地獄」のドラマ版は2時間サスペンスの表現として及第点だったよ。
783 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/21(水) 21:58:13 ID:V9PHUWxu
まだあんな糞ドラマと比較してる奴らがいるな。
スレ違いだから消えろ。
784 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/21(水) 23:41:00 ID:HuZMPZ0z
所詮ドラマのくせに生意気なんだよ。
何言ってるのか分からん
黒澤アンチスレで独り言喋ってろ
>「天国と地獄」のドラマ版は2時間サスペンスの表現として及第点
阿呆か、あれは2時間ドラマとしては失格だ、
「何の必然性もなく突然出てくる女優のヌード」がなければ2時間ドラマとは呼べない。
788 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/22(木) 01:54:09 ID:2D0S6Buq
>>786 糞ドラマ絶賛してるお前が糞だろうがw
とっと失せろよこの糞野郎。
阿呆か、がなければクスッと笑えて良かったのに。言葉のセンスってのは出るものだね。
790 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/22(木) 05:08:20 ID:kNrRIg0r
犯人が犯行に及んだ背景設定ってあるの?
インターン時代は貧乏だろうけど、何年かすりゃ金持も地位も得られて
どちらかと言えば見上げられる身分になれるだろうに。
>790
未だに医者=金持ちと思っているヤツがいるんだな!!
>>790 きっと竹内は名画座で「静かなる決闘」や「酔いどれ天使」を見て、
「自分の将来もこんなものか」と絶望したんだよ。
しかし、黒澤は他にも「赤ひげ」があるし、医師という仕事に何か思い入れがあったのかね?
「生きものの記録」にも精神科医師が出てくる。
そして、以上のどれも「ヨゴレ」の仕事として描かれている。
そういや、「生きる」にも医者が出てくるが、あそこの医院も小汚かったな。
黒澤映画に出てくる病院・医院は、どれも、黄金町スラム街と同じ描かれ方だ。
「天国と地獄」の大学病院も、まるでスラム。窓越しに見える待合室の様子は、黄金町の場面と同じトーンだし。
藤原釜足に至っては、黄金町の場面に再登場しても違和感がなかった。
最後の一行、変な書き方をしてしまった。
「藤原釜足に至っては、黄金町の場面に再登場したとしても違和感がないキャラクターだった。」
に訂正。
>何年かすりゃ金持も地位も得られて
どちらかと言えば見上げられる身分になれるだろうに。
それが我慢できない人もいる。
そんな事を言い出すと
大抵の犯罪は割に合わないものだ。
合理的に考えれば
そんなことしなくても
というのが大半。
酔いどれ天使の
真田医師の説教が身にしみるだろ。
現在でも病院勤務医の月給は30万程度だと聞いた事がある。
>>790 当時は医者はあまりもうからなかったんだよ。
酔いどれの進藤英太郎は金持ちそうでしたが?
>799
そりゃ、開業医だったらそれなりにお金貯まる方法があるだろうが
病院勤務だとまじめにやってちゃお金は貯まらないよ。
>>797 将来給料30万だとしても靴屋のおっさんを恨めしく思うんだろうか?
見習い医者は今でも結構ハードだそうだ。
昔はそれに、
窓型クーラーもセラミックファンヒーターもなかったからなあ。
あんな阿片窟みたいな場所、日本にもあったんですか?
医者は儲からないから子どもを誘拐したのか。
ずいぶん説得力のない映画だね。
もし権藤の子供、純ちゃんが誘拐されていたら、
笛を三回吹けば良い
マグマタイシー! ピロロロー ピロロロー ピロロロー
将来勝ち組になれるとか関係なく、
生まれてから今までの育ちの貧しさからくる苦難や屈辱やコンプレックスの闇があまりにも深かった
やがて心が歪み、三船への理不尽な憎悪に…
と解釈してましたが
貧しさが原因で、よほど辛い目にあって来たのかなと
とにかく暑くてムシムシして鬱陶しくて
外を見たら小高い丘の上に偉そうにでかい家構えやがって
どうせ裕福にのんびり暮らしてやがるんだろうとか思ったら
なにもかもぶっ壊したくなりました。
...的なアプレな犯罪でしょう?
「今の若い子の気持ちはわからない」という。
812 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 14:08:33 ID:uB5m1/rc
『続白い巨塔(S44年刊)」に、登場人物の発言として
「・・・日本医師会、府医師会、区医師会などの年額一万二、三千円の会費さえ
払えずにいる低収入の医者が大阪府医師会の一二、三%もいるということやから・・・」
という記述がある。
この映画が製作された昭和37年ごろの医者の収入はどうだったんだろう。
その当時、この犯人が貧乏のインターンで金持ちを怨んで誘拐したという設定は
映画観客に違和感を感じさせたのだろうか?
その当時は、インターンは無給でインターンを終えた研修医も無給だったから、
貧乏のインターンという設定はあるとおもう。
あと何年か辛抱したらある程度の収入を得られるようになると思うんだが、
犯人は辛抱が足りなかったのかな?
江木俊男が若い頃、歌手のダニエル・ビダルと仲が良かったのは有名みたいだが、
江木のチソチソが抜けなくなって救急車騒ぎになったらしい。
814 :
この子の名無しのお祝いに:2008/05/30(金) 17:09:15 ID:AkI92HsJ
>>811 格差否定の共産主義的な思想映画にリメイクできそうだな。
818 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/05(木) 03:43:26 ID:JsYp2J+p
6月5日 20:00〜21:30 文化放送
武田鉄矢今朝の三枚おろし特別編〜鉄矢節で聴く映画『天国と地獄』
人を憎んでいると、だんだんそれが楽しくなってきたりする。
そういうのわかるやついる?
変質者が共鳴する映画=「天国と地獄」w
黒澤さんがこの映画で描きたかったことは、
権藤の葛藤につきる。
犯人が木村功だったら良かったのではないか?
インターンと言っても十分通じる。
屈折した若者を演じたら右に出るものなし。
権藤が三国連太郎ならな。
あ、それと監督は
木村功ってよくみると老け顔だぜ
でもながーーいこと学生服着てた覚えがある。
あ、それは山本学かも。
>でもながーーいこと学生服着てた覚えがある。
石濱朗かも。
>権藤が三国連太郎ならな。
激しく同意。
砂糖だと、どう見ても
職人から這い上がってきた
苦労人には見えないし
スマートすぎる。
演技がどうのというレベルの話じゃない。
砂糖はむしろ秘書役がよかったのでは?
>>828 ああ、秘書役だったらいいね。三國JR。
おまいら勿論、浅間台いったんだろうな。
832 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/08(日) 17:51:17 ID:RB5Q2EqZ
行くなら腰越だろ
浅間台はうちの近所だけど、映画の面影は殆ど無いよ。
腰越は今もほぼ映画のまま。あの坂道は思ったより狭かった。映画に出てくる
車、あれどれだけ小型車なんだよって感じ。
稲荷坂
今だったら、犯人はリストラされた派遣社員になるだろうな。
豪邸の被害者はは親会社の社長の家。
それくらいの変更はすべきだったな、あのリメイク
県の全警察&権藤氏を見事に欺いて身代金獲得にまんまと成功するのだから「恐ろしく
頭のきれる奴」という設定が必要だな。
黒澤版ではだからこそインターン(恐ろしく頭がきれる&金持ちに怨みを持ちうる)が選ばれた
のだろう。当時は各県1医大ではなかったので、今より遥かに医学部が難しかったからね。
今なら、まあ
>>837をヒントに考えると「就職氷河期世代の東大卒で派遣社員」かなぁ。
ただ現代では受験産業が発達したので東大卒といっても「へ〜頭いいんだね」という程度で
「恐ろしく頭のきれる奴」って程のインパクトないけど、他に候補が思いうかなばい。
強いて言えば「東大医学部卒」だろうけど、金持ちに怨みを持つような貧しい境遇の奴は
いない罠。
2週ほど前の「科捜研の女」が
「天国と地獄」のオマージュやってたのに
誰も話題にしないのね。
>>837 親会社じゃなくて無関係な社長の方がいい。
>>837 で、金払わないとホコ天に突っ込んで人刺しまくると脅すわけだ
>841
TVで紹介されてた、とかそれだけの理由でな。
で、実はその社長、派遣を手厚く保護している人物だった事が後でわかる、とか。
浅間台に行ったけど、年よりはタクシーで買い物とか行ってた。
坂の下でタクシーが、年寄りが来るのを待っている。
あの丘の上の家は風光明媚だけど住みづらいわな。
845 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/21(土) 00:44:22 ID:esJBf6UL
この映画が公開された時は吉展ちゃん誘拐殺人事件が起きたし
1980年にテレビで放映されたあとも名古屋女子大生誘拐殺人事件が起こった。
どちらもこの映画を見て犯行を思いたった。
名古屋女子大生誘拐殺人事件は身代金を高速の上から木曽川の堤防に落とせと
この映画からヒントを得たものだった。
それ以来地上波ではこの映画は放映されてない。
>>844 ロケ地は浅間台だけど、舞台(権藤邸の場所の設定)は根岸台だよ。
権藤邸から出た刑事たちの車が
>>834の坂を下っていたのが、その証拠。
ただし、根岸台も住みにくいことは変わりがない。
スーパーもコンビニも本屋もレンタルビデオ屋もない。
メニュに載ってる品目すべてが高い喫茶店、一軒があるだけ。
近所の人は「ちょっとお菓子が食べたい」という時は仕方なく、近くの根岸森林公園の売店に行く。
近所とか書いてしまった。
俺んチの近所、という意味ね。
俺んチも、その辺りだから。
横浜は何気に田舎だからな。
>>844 権藤さんみたいにお抱え運転手がいないと無理だね
>>846 タイトルバックは横浜の市街地で、仲代達也の右奥に高島屋が見える。
あれは西区浅間台からの光景だよ。南区の根岸台からは見えないよ w
車が下っていったのは稲荷坂で正解だがね。
>>836によると
根岸台は地獄から撮影するためのセット。
権藤氏の家の設定は浅間台。
神奈川県警のでっかい地図でも浅間台と書いてあるし、
言っている。
横浜住人だが、南区に根岸台なんてところはない。
根岸台があるのは中区で根岸競馬場のあったところ。
映画とは何の関係もない。
山崎務が見上げるセットは南区の南太田駅の常照寺の丘に建てられた。
丘と言いたければ清水丘。
映画の設定は西区浅間町でセットも作られた。
芝刈りをするところなどね。
ああそうか。根岸ってあっち方だね。
854 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/21(土) 19:44:55 ID:esJBf6UL
誘拐した子供は殺していない。(キズひとつつけていない)
身代金はほとんど戻ってきている。
3人殺したが、うち1人は警察の失態。
今だったらこんなので死刑になるかな〜
無期どころか懲役15年が妥当な線だと思うが。
黒澤の力わざで「おまえは死刑だ!」が違和感なく感じるが
実際は末期ヘロイン中毒ゴミを3人消しただけ。
855 :
この子の名無しのお祝い:2008/06/21(土) 19:49:57 ID:qbOq2JVQ
仮に途中から、黄金町の魔窟のシーンだけ観ても、
この映画が超1流映画だって伝わってくる。
ビジュアル、音楽、雰囲気、印象、演出、演技、
1流とは何か、が伝わってくる
>>855 あのシーンいいよな〜
でもモノクロで良かったよ
同じシーンをカラーで撮ったらイヤ〜な感じでリアルで、けっこう精神的グロな映像になったりするかもしれないね
ドラマ板天国と地獄のスレってどこかにありますか?
探しても見つかりません。
もう忘れ去られたのかなぁ。早っ”!
さっきDVDで初めて見てムチャクチャ文句が言いたくなったのですが
ここに書いていいですか?
859 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/21(土) 22:34:24 ID:I/ERVVP6
この映画って例の煙突のシーンが話題にあがるけど
あれ自体そんなに凄い事なんでしょうか?
そもそも木下恵介が数年前に笛吹川あれよりももっと露骨に色つけやってるわけだし
そもそも木下の二番煎じと思ってしまうんですが
あと椿三十郎でも椿のシーンの椿だけピンクにしたかったけど
無理だったっていう話だけど
そんなに難しいことではないのでは?
860 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/21(土) 22:58:47 ID:7fBM4TNv
この写真で一番好きなのは、
三船が三橋に「お前はまだ、大人になってない」的なことを
言うところ。
>>854 同意だが、子供がいるいないで感想が変わるようだ。
欲を言えば、後半の権力側の策謀をブニュエルやラングのように
ゆがんだ形で描いてほしかった。
862 :
846:2008/06/21(土) 23:33:24 ID:lW7rO0PX
>>850 >>852 恥ずかしいことだが、ずっと勘違いしていたよ。
>>834の坂のイメージばかりが頭にこびり付いてたんで。
そのサイトもろくに読まずにいた。
この映画は、地理に関しては矛盾だらけだというのは、ここでも度々指摘されていたが、
あの根岸台から降りる坂の場面は、風景だけ借りて継ぎ接ぎしたということか。
浅間台から降りる坂は、周囲に家々があって、あれほど景色が良くはないからな。
>>857 ところが実は、あの場面は「リアル」ではないんだよ。
当時のあの町を知る人によると「あそこまで陰惨な雰囲気ではなかった」という。
普通に考えて、普段からあんな雰囲気だったら、誰も寄り付かないだろうから、
売春街としては商売が成り立たないだろう。
つまりは、黒澤のイメージ作りが巧みだったということだね。
>そんなに難しいことではないのでは?
女の着物には赤い色が必ず使われてるから
それで無理だということらしい。
さよならジュピターで
宇宙ステーションの窓の外の宇宙船と木星を
最初はブルーバック合成するつもりだったが
その場面で登場するレイチェル・ヒューゲットが
青い洋服着てたから無理で、模型の木星と宇宙船
使って合成無しの撮影になったということだ。
関係ないな。
パートカラーは別に黒澤や木下が開発した手法じゃないけど。
戦艦ポチョムキン(白黒)に後年になってから
赤旗にだけ着色したり、そういう前例があるよ。
正直言って煙のカラーはなんともなかった。
無理して色つけている感じ。
真贋はそこにはない。
>>862 あの坂は山谷から中村橋に下る稲荷坂で、そもそも根岸台とは関係ない。
地理に関して矛盾って記録映画じゃないんだからさ。
この映画。黒澤映画に必ず出て来る雨の描写がないね。
鎌倉高校に通ってたのに、つい先日までこの映画の存在を知らなんだ。
ロケ地の腰越界隈は名残が残っていて面白いよ。
テレジア裏の分譲地の坂や腰越漁港、満福寺裏の富士山と江ノ島の見える丘とか。
山谷から中村橋への坂の途中に白山神社が有る。
中村は在日の街だし、権藤の仕事は皮革産業だ。
天国と地獄の題名の由来が分るね。
>>854 たとえヤク中のダメ人間だろうと、
自分の犯行のために複数の人間を利用して使い棄てる=殺すってのは残忍だと思うよ
「人を人とも思わない」を地で行く感じ。しかもそのうえ医者の卵。ありえない
>>866 あー、ごめん。坂の直ぐ上は山谷という町名だったか。知らなかった。
>>869 皮革産業と被差別階級との関係は言わずもがなだけど、在日韓国人は関係ないよ。
それに、権藤氏と中村町も関係ない。
関係ないけど、岸恵子は中村町の出身だそうな。意外。
>皮革産業と被差別階級との関係は言わずもがなだけど、在日韓国人は関係ないよ。
横レスすると、
他は知らないけど震災のあった神戸市長田区では
在日の人々が靴産業を築いてきたようです。
ケミカルシューズの名付け親も在日のかた。
>>873 岸はお嬢様育ち。
>>874 ナショナルシューズの経営者(オヤジ)は軍隊靴が理想の靴なので
朝鮮人とも思えない。部落でもなく、近代的な靴産業だったのでは。
あんな奴、とっ捕まえて焼き殺してやればいいんだ!
おっと、加藤の悪口はそこまでだ
以前より「この作品が面白いのは脚本の力で黒澤の力ではない」という意見が根強くあった。
しかし、2007年に放送されたほとんど同一脚本によるテレビドラマのリメイクにより
その意見が完全に間違いである事が実証された。ほとんど同じ脚本なのにテレビドラマの
退屈さはどうだ。全く別の作品を見ているようだった。それも陳腐な三流ドラマ。
今ではテレビドラマ「天国と地獄」の話題さえ出ない。同じ脚本を使ってだ。
それに比べこの映画は時間が経つのも忘れる面白さ。45年を経過しても今だ語り継がれる
作品の持つ生命力。
ここに私は黒澤明という映像作家の天才性を強く感じる。
>>878 >この作品が面白いのは脚本の力で黒澤の力ではない
黒澤は脚本家の一人ですが。
>>875 一般的には靴産業は部○だが上にもあるように在日の人もいる。
権藤という名前は日本人らしくない。不動産屋とか土建業にもいそうな
名前。どちらかを想定しているはず。
リアルな話昔住んでたところの近所の靴屋さんの奥さんが語ってくれたが、
「うちは部○じゃないのよ、れっきとした朝鮮なの、そう、うちの父さん(夫)が
だけど戦争行ったわよ、昭和3年生まれだけど志願で行ったの」
って。夫がトイレに立ったときにそっと教えてくれた。
>>880 地域によっては同和地域住民と在日朝鮮人はかなり仲が悪いらしいな。
同和、民族問題ではなくて、あの当時は高度経済成長の勝ち組と負け組の
対立が論点だったはずだ。
>>880 >権藤という名前は日本人らしくない。
「キングの身代金」
ゴードン・キング→権藤金吾
>>880,883
金後の身代金に出て来るのは
製靴会社重役のダグラス・キング
名前をパクッたんじゃなくて、製靴会社をパクった。
したがって日本で皮革製品の業者にどういう出自が多いか
などということは、この映画とは無関係。
学生運動の失敗を予告していると言えなくもない。
>>884 無関係というより皮革製造業関係の出自に配慮しなかったのは、
インターンの犯行動機を弱めてしまう格好になり、この映画のウィークポイントだ。
インターンの犯行動機は十分語られている。
動機が希薄だということがね
動機以前にお前の頭が弱い
>>889 いいのか?
みーんな寝たふりしてんのに。お前だけ傷口開けちゃって。
墓穴掘ることになるよ。
製靴会社が原作のパクリってみんな知らなかったのか。
部落とか在日とか熱く語ってたヤツ涙目だな。
単に言葉の問題なんだが、字幕に<エド・マクベイン「キングの身代金」より>て、明記してるのを
「パクった」って云うのはオカシイんじゃないのかなぁ。
ま、そりゃ別として、原作はホント、つまらんねぇ。
87分署シリーズでもかなり下位な印象。
ま、「サルでもわかる」犯行動機なんて映画としてはつまらんわな。
当時のインターンって、将来的に希望を持てなかったのかな。
といって大金を手にして辞めるでもなし・・・。
>>884 迂闊だったのは黒澤だけじゃないね、周りは何も言わなかったんだろうか?
つまり製靴業者でない方がいいと。
896 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/29(日) 21:41:16 ID:jUwJCmO+
>>894 インターンは時給0円だ。今の派遣労働者でも時給800円はもらえるだろ。
映画撮影当時の状況は・・・
一県一医大でなかったので医学部は今の医学部より遥かに難関(入試倍率50〜100倍)
↓
医学部6年間を卒業しても医師国家試験の受験資格はない
↓
インターン(要は奴隷)2年間を卒業して合計8年をこなして初めて医師国家試験を受験できる
↓
医師国家試験に合格したら貧乏研修医として主に3年(マイナー科の眼科などは2年)勤める
↓
合計11年を経て晴れて医者となれる。
※なお学生運動はインターン廃止運動を東大医学部生が起こしたことが発端。
898 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/29(日) 23:10:42 ID:CVZ6R7v/
なんのかんの云って、○殊○落の話に持って行こうとする方、
止めて下さい。
899 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/29(日) 23:28:09 ID:CVZ6R7v/
原作では警部の奥さんが、オシだったりするね。
テレビではグロリアのジーナローランズがやってた。
根底には差別問題があるのかなあ、という感じ。
>>898 それを最初に指摘したのは2ちゃんねるではなく、熊井啓だよ。
>>899 それは87分署シリーズ通してのことで、「キングの身代金」とは関係ない。
>>897 話をはぐらかすのは、
お前も動機を説明できないってことになる。
伊勢崎町のロケでは野次馬が大勢でたので、交通整理員(つまりヤクザ)が
お金をあげたり色々したりして静かにさせた。
たけしの対談で本人がいっている。
>>902 >伊勢崎町のロケで
伊勢佐木町は全部東宝のオープンセットだよ。
銀座のセットを作り変えた。
>>900 熊井は原作読んでないのモロバレだなw
妄想批評乙ってところだね。
905 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/30(月) 06:00:12 ID:j/8v+4S9
やはり権藤は朝鮮人で正解じゃないか。本名は権(ゴン)。部下が
川西、青木、犯人は山口で、全て左右対称の名前なので同胞同士
である事がよく判る。
社長のオヤジなる人物は兵隊靴を造る、という事は東日本最大の
コリアンタウンの東京都荒川区三河島の某企業を思わせる。
昭和の初め、その人物は韓国済州島からやって来てこの地で軍靴、
鞄の会社を起こし成功して、その販路の関係から警察軍隊に顔が
利くので、韓国の故郷から大勢が経済的チャンスを求めて渡来した。
権藤の屋敷が横浜港に近いのもそのためであろう。
>>905 妄想乙。
部下の秘書は川西じゃなくて河西だ。
犯人は山口じゃなくて竹内だ。
>>902 903が言うように、砧撮影所にあった出来合いの繁華街オープンセットだよ。
「若大将」シリーズ、岡本喜八の「暗黒街」シリーズでも御馴染み。
映画によって、銀座になったり伊勢佐木町になったり、あるいは地方の商店街になったり。
靴屋のショウウィンドウを覗いている権藤に竹内が煙草の火を借りる場面の場所は、実際の伊勢佐木町では、
靴屋ではなく、昔から松坂屋(ゆずが店先でストリートライブをやっていた)がある。
>>904 皮革産業はどうか知らないけど、屠殺関係はアメリカでも被差別対象だよね。
「悪魔のいけにえ」を見ると、そういうニュアンスで描かれている。
黒澤が原作を読んだ時に、革靴→屠殺→被差別という連想を働かせた可能性はあると思う。
909 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/30(月) 11:36:57 ID:0KtOceUH
>>907 河西のカワは、皮を暗示しているのではないか?
竹内も左右対称じゃねえか。これはやっぱりあれだなw
皮革産業で「権」とくれば、設定として在日がある、というのは肯ける。
四人の脚本家がそれ抜きに物語を考えたとは思えない。
しかしまあ、それはあくまで設定であって、映画の中で直接的な描写はないし、
黒澤たちもあえてその方向にもっていこうとしているわけではない。
>>910 >皮革産業で「権」とくれば
同和地域を想像するのでは?
912 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/30(月) 14:25:58 ID:i+Q7RTwe
権藤在日説。
根岸屋、黄金町のシーンでハングルがたくさん出てくるところを見ると
決して無理な発想とは思えない。
>904
他の要素は沢山切り捨ててるのに、主人公の業種に関しては、
特に必然性があるわけでもないのにわざわざ拾ってるんだぞ?
その取捨選択に意味がないと考える方がどうかしてる。
>>913 何を捨てて何を拾ったか書いてみな。
お前も原作読んだ事ないだろ。
915 :
この子の名無しのお祝いに:2008/06/30(月) 16:35:45 ID:PTNBBgUb
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.i:::| i つ |/ /丿/ ̄ヽ i ト/ ,r―-、\i i、
ヾ;:! Y ,i i | ○/ | i /r´ ̄ヽi |.i .i
ヾ、二) i \`ー‐'// iヽ ヽ ○// |i 丿
Y_i 、\_二二/ i \二_/ /ト'´
/ .i 、 、 /- ヾ、 _/i
/ i 、 /( ィっ )\ ̄ ,i
/ .i /、 " ノっ/、 ,i
./ `、、、 /、 /`ー--┐ i ,i
/ `、 | /人Jフフi .i | ./ 僕は茨木と仲がよくってね〜
ヽ、 // ヽ ̄ ̄! i / ./
\ \\ i ノノ / / グフフフフ・・・・。
>>889>>897の低脳ぶりがよく分かる。
>>896から始まって夜通し結構多くのレスが続いてきた。
客観的な事情を追及することで権藤と竹内の背景を探ろうと
しているわけだ。
動機が社会的背景にあるとすればサルにも分かるはずだ。
>>915が言うような商業主義、もしくは表現上特急こだまの場面はいいとして、
ドヤ街の場面などに力点を置きすぎて社会的背景と犯人の動機を十分
描ききれなかった。
したがってサルはおろか人間が見ても理解しがたい映画になっている。
>>897がドストエフスキーやカフカを論じたいと言うならぜひとも拝聴するが、
お前も動機が希薄だと感じていて脊髄反射したのならホントにバカとしかいいようがない。
>>917 >ドヤ街
そんなもの出てこないぞ。
どこ見てんだぁ。
>>917 動機は
他人から見て
「ああなるほど」というものでないと
ダメな映画ということですか?
もやもやしたままだとダメなんですかね。
>>917を構っちゃ駄目!
黒澤スレにも現れてる(IDは違う)けど構ってる人がいるから困る
>>919 もやもやしていても別にいい。逆にもやもや感をもっと表現すればよかった
んじゃないのか。
中途半端なんだよ。
>>920 黒澤スレってアンチの方か?チラッと見ただけでレスする気にならん。
お前みたいなバカが足ひっぱってるんだな。
動機: 竹内がさんざん暑い暑いと言ってるがな
>>922 暑いのは分かる。昭和38年当時冷房はあまり普及していなかった。
扇風機を回す程度だ。デパートに行ったってデカい扇風機が天井で
回っていた。暑いなんてみんな当たり前だったよ。
寒くたって炬燵とか火鉢ぐらいでたぶんアパートだとストーブは禁止
されてたと思う。だが寒いのもみんな当たり前だ。
竹内の暮らしだけが厳しかったんじゃない。
ああ言えばこう言う
意 味・・・他人の意見や見解に対して何かと理屈(屁理屈)を言って従わないこと。
類義語・・・西と言えば東と言う / 右と言えば左 / 山と言えば川
まったくリアリティがありすぎる映画というのは困ったものですよ。
現実とフィクションを区別できなくなる頭の悪い輩が続出するんですよねぇ。
普通の映画ならフィクションとして楽しめるが、出来すぎた映画は
観てる側がまるでドキュメンタリーを観ているかのように錯覚しちゃうんです。
その観点からあれこれ批判を浴びせるんですよ。困ったものです。
928 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/04(金) 16:00:21 ID:payP/FcS
よほど面白いんだろう。
前半の狭い室内でのカメラワークもすごかった
背景が単調なのに全く飽きがこない
稲荷坂を下っていった戸倉警部が乗った車は何気に左ハンドルのアメ車w
よく覚えてないけど、日本車が外車にとってかわる時代で両方が入り乱れていたんだよな
それまでの日本車は外車に劣っていて、ダメだったというか。それがちょうど追いついたような時代。
伊勢佐木町で犯人を尾行するときも外車だったよ。
権藤邸に来たときは高島屋の配送トラックだったし、
犯人に気づかれたら困るわけだから、当然といえば当然。
まさかパトカーは使わないよ。
933 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/29(火) 14:58:25 ID:rRxGta1F
高島屋のトラックで来るって江戸川乱歩の小説みたいだなw
でもどんなに高島屋で来ても家具などを権藤邸に入れたり、あるいは出したりしなければ意味ない気もする。
犯人は見張っている可能性が大なんだから。
子供が誘拐されたって非常事態に、のんきに家具を搬入してるわけがない
その日が予定の日だったとしても玄関先で断るだろ
935 :
↑:2008/07/29(火) 16:39:08 ID:P25MJQCL
でも、断っている場面が無いじゃないか
夏休みは来訪者の年齢が(ry
まあそこがリアルとアートの違いなんだろうな。
でも権藤が窓際で話しかけてきた刑事の話を聞く時にそっちを向かないで
自然な視線で聞いてたあたり抜かりがないと思った。
ほんと細かい事なんだけどね。
>>937 演出ミスなんじゃなくて不要な場面だから省いてるだけだろう。
お前程度が思いつく程度の事は優秀な黒澤脚本チームが気付かないわけないだろw
940 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/29(火) 22:43:36 ID:ztsS1pXP
今の中国だったらありそうな設定だなー。
でも、こんな映画を作るのを政府が許すわけがない。wwww
941 :
↑:2008/07/29(火) 23:08:33 ID:P25MJQCL
wwwwと、笑うほど面白いだろうか?
>>939 >お前程度が思いつく程度
程度が繰り返されてるw焦るな
俺程度って。俺程度に論破されただろ、竹内の動機が納得いかないって。
まだ懲りないのか?よほどのバカだな。
上の方見てみろよ、お前らのアホさ加減が記録されてる。
糞映画って決まったんだよ。
普通程度の頭さえあればショボーンとなるのが当たり前。
竹内は金が欲しいんでもないのに犯罪を犯した。
>>942は「天国と地獄」が糞映画だと思ってるわけでもないのに因縁を付けている。
>>942のような人間が存在するということが「天国と地獄」のリアリティの確かさを証明している。
「(俺が)納得できないと(みんなは俺に)論破された」と言っているように読めるな。
何なんだろう。わけわかんないよ。
945 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/30(水) 00:49:51 ID:mNzrEFlY
最後の金網つかむシーン、ライトの熱で山崎努さん手を火傷したと、
「私と黒澤明」で語られておられました。ライトも強力だったとか。
でもないとガラスに三船権藤があんなにキレイに映らないのかな。
>論破された
>論破された
>論破された
>論破された
>論破された
>論破された
>論破された
>>943 君なかなかいいね。そう来なくっちゃねぇw
>>944>>946 お前ら上の方読んでないようだな。
まあ不用意に上げるな、目障りでしょうがない。
まあまあ田口くん
〜(一同爆笑)〜
950 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/30(水) 12:15:58 ID:PCcbGgtL
>>947 上げる上げないをいう2chネラーって個人的に大嫌いだ
江ノ電のポール音や第二こだまの構造、電話敷設、酒匂川鉄橋、
鉄ヲタ・地図ヲタが観ても面白いだろうね。
どですかでんもそうだけど黒澤さんは鉄道が好きなのかなw
暴走機関車も思い出してあげてください。
953 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/31(木) 12:02:19 ID:kTTgK6xt
黄金町では危ないからと警察がスタッフを護衛してくれたんだってね
あれはセット
あんな所はさすがに黄金町にもありません
違うでしょ。本物を下見に行ったときでしょ。黒澤の本に載ってた。
はははは、これは一本とられたな
こいつァたいした知恵モンだぜ
あの麻薬窟で発作で苦しんでいた女、草笛光子さんの妹なんだっけ?
けっこうイイ女だよね。
960 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/06(水) 18:25:57 ID:RjYKvMfP
961 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/06(水) 18:36:59 ID:RjYKvMfP
http://maps.google.co.jp/maps?f=d&hl=ja&geocode=&saddr=35.44252,139.626129&daddr=&mra=mi&mrsp =0&sz=19&sll=35.442638,139.625998&sspn=0.001007,0.001891&ie=UTF8&ll=35.442867,139.625633&spn=0.001007,0.001891&z=19&layer=c&cbll=35.442363,139.625541&panoid=eW3EIXXl2NMMN2nqdvWW-A&cbp=1,88.24608036904618,,0,6.081298327574273&start=0
こっちでした
962 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 03:04:41 ID:sOXK/UwA
>>959 草笛さんの妹は別の役だよ。
ヒントは、髪型が同じ。
天童よしみ、も同じ。
963 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 10:02:17 ID:jxFxG55h
37
964 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 10:05:13 ID:jxFxG55h
36
965 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 10:08:19 ID:jxFxG55h
35
966 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 10:11:41 ID:jxFxG55h
34
967 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 10:12:47 ID:jxFxG55h
33
968 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 10:14:11 ID:jxFxG55h
32
969 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 10:16:50 ID:jxFxG55h
31
970 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 10:18:33 ID:jxFxG55h
30
971 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 10:19:58 ID:jxFxG55h
29
972 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/09(土) 10:21:05 ID:jxFxG55h
28
氏ね
立派な荒氏だぞ
報告対象だし
974 :
「用心棒」の仲代:2008/09/06(土) 09:25:07 ID:fIN4NVkG
あんまり、こっち(スレ)に来るんじゃねぇ!
山崎が黒澤に「何で夏の場面を冬に撮るんですか?」と聞いたら
「冬のほうがみんな夏の暑さを出す工夫をするから」と答えたらしい。
現像の名人は冬に撮った絵でも薬の調合で夏の絵柄にしてしまうそうだ。
監督や俳優だけで夏に出来るわけじゃない。
975の話はウソっぽい。
蝦蟇の油に黒澤本人が書いた話じゃなかったっけ?
ンで、酔いどれ天使でも冬に撮影したら志村喬の息が白いのがバッチリうつってて、反省
してその後の映画では息に気をつけるようにしたとか
撮影なんて数か月で終わるんだから
季節はずれのシーンが出てくるのはごく当たり前。
真昼に夜のシーンを撮るなんてのも常識。
監督が俳優に言うほどのことじゃない。
思い出した。
冬に夏のシーンを撮るようにしたのは黒澤本人が冬のほうが夏の演出を考えやすいからと書いてあった。
んで、酔いどれ天使で志村喬の吐く息が白いことに反省した黒澤は、俳優に氷を口に含ませて
白くならないように対策したとのことだった。
若い頃に黒澤関係の本、雑誌を読みまくったのでソースがどの本だったか明確には記憶
してないが、たぶん「蝦蟇の油」か「黒澤明の映画」(リチー著)に書いてあったことだと思う。
特に「冬に撮影して、俳優に氷を口に含ませて息が白くなるのを防いだ」という記述を読んだ
ときは、酷いなと思ったので印象強く今でも記憶に残っている。
980 :
この子の名無しのお祝いに:2008/09/27(土) 18:42:11 ID:qWs9D8wn
氷を口に含ませるのは今井正も吉村公三郎(実際は仕切ってた宮島天皇)もやっている。
意外にポピュラーな方法なのかな。
西田敏行が駆け出し時代の「襤褸の旗」の回想を、物凄く怨めしそうに語っていた。
先日BS番組のイソタビューで山崎本人がそう話してた、ってだけだろ。
982 :
この子の名無しのお祝いに:2008/09/27(土) 22:02:32 ID:ND9JdQUF
若い頃の、天童よしみは何処に出ているのですか?
983 :
この子の名無しのお祝いに:2008/09/27(土) 23:24:15 ID:fvUiMfBm
権藤さん 一からやり直しですわ、、格好いい!
>酔いどれ天使で志村喬の吐く息が白いことに反省した黒澤は
氷でごまかそうとしたけど
無理だったので、蚊をたたくアクションとかいれて
何とか観客の意識をそらそうとした。
という話だったと思う。
「乱」でも白い息はっきり写ってるしw
本当に寒いと
氷ぐらいじゃどうにもならないよ。
酷いって
伝統的な手法で黒澤が考え出したわけじゃないよ。