大蔵映画 ミリオンフィルム 新東宝

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267この子の名無しのお祝いに
自由が丘劇場のオールナイト特集では、若松孝二作品を10本以上見たはず。
「残忍連続強漢魔」は、あそこで見たのが最後。
http://www.jmdb.ne.jp/1978/db003720.htm
恐らく、90年代以降は一回も上映されていないんじゃないか。
右翼の男たちが軍艦マーチを大音量で鳴らしながら次々と女を拉致して強姦するというだけのハチャメチャな内容で、
思想もヘッタクレもなく、ただ右翼を馬鹿にして描いだけ。
こんな映画、いま公開したら、「ミンボーの女」の時どころじゃないトラブルを巻き起こすだろう。

「十三人連続暴行魔」のラスト、いきなりマシンガンが乱射されて主人公の暴行魔が殺される場面は、
実はこの作品のファースト・シーンにつながっていて、
あの暴行魔は「残忍連続強漢魔」の右翼たちに殺されたという設定なんだけど、
「十三人連続暴行魔」しか見てない人は、あのラストの意味がさっぱりわからないだろう。
この二本は、本当は連続上映されないと、意味が通じない。