1 :
この子の名無しのお祝いに:
2 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/20(土) 17:10:31 ID:TdzEhn96
3 :
2:2006/05/20(土) 17:13:20 ID:TdzEhn96
パート5は「望郷篇」だった・・・
保守がてら、いろはカルタでも。
い
ロッポウドウという本屋さんが
はやいわね、一年て
に
ほとけほっとけ
へのことを英語で
とらさんがこの味いいねと言ったから
ち
リンドウの花が咲いていてね
ぬ
る
を
わたくし生まれも育ちも葛飾柴又です
か
よつや赤坂麹町
たいしたもんだよ蛙の小便
れ
それを言っちゃぁおしまいよ
つ
ね
なつになったら鳴きながら
ら
む
う
ゐ
の
おもいかえせば恥ずかしきことの数々
くにの始まりが大和の国
やけのやんぱち日焼けのナスビ
まくら、桜とってくれ
けっこう毛だらけネコ灰だらけ
ふ
こ
え
でも退屈だよ、大人の人に子供の運動会なんて
あさの内匠頭じゃないけれど
サンで死んだか三島のお仙
き
ゆ
め
み
シカク四面は豆腐屋の娘
ゑ
ひとはなぜ死ぬんでしょうね
も
せ
スパゲッチーよ
12 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/20(土) 19:18:02 ID:YXyGZAZA
>>5 チンチロリンのポーリポリ
>>6 レントゲンだって笑って写すと綺麗に撮れる。
>>9 困った、困った
いきなねーちゃん立ちションベン
ちゃらちゃら流れるお茶の水
誰かの誕生日を祝うシーンってあったっけか?
わきで話になって、ないと断言したんだが、自信がなくなった。
あさ野内匠頭じゃないけど、もう〜ハラ切ったつもりで。
さんで死んだが三島のおせん。おせんばかりが女子じゃないよ。
きょうもばかか?
ゆうめい百貨店、赤木屋白木屋黒木屋の紅塗ったおねえちゃん達が
めんてい、おみしりおきのうえ、強硬万端ひきたってよろしくおたのうもうします。
みあげたもんだよ、屋根やのふんどし。
しかくしめんは豆腐屋の娘。色は白いが水臭い。
ゑきまで送るわ、おにいちゃん。
ひーって出るから、「屁」っていうんでしょうかねぇ。
もう一本、お銚子持って来てくれないかなー。そこのきれいなおねえさんょ。
せーする業をしております。
すまん、すまん、さくらさん。
ん、というわけで、今夜はそろそろお開きと。
いょっ、そこのおねえさん達、若い頃、男をさんざん泣かせた顔だね。
にいさん、寄ってらっしゃいよは、吉原のカブ
ちょっと上野迄来たんで、せっかくだからよ。
ぬ
る
をあ兄さん、をあ姉さんがたに迷惑ご厄介掛けがちなる若造です。
かつしか柴又です。
れ
つばめも、ぽっくりと、来なくなる事だって
ねこ灰だらけ
らーめん屋じゃありません。ウチは。
むずかしいことを考えたら、頭痛くなってきちゃった。
うた子ちゃん、きれいだね。
ゐ
のボル!お前はとっとと国に帰れ。
ふーテンの寅と申します。
こんにちわ〜あっかちゃんっとくらぁ。
えジソン発明の・・・
18 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/21(日) 08:35:16 ID:X1Qn1bCD
いくら可愛くったって妹じゃなぁ
ロウドウシャ諸君!
はやいわね、一年て
にいさん寄ってらっしゃいは吉原のカブ
ほとけほっとけ
へのことを英語で
とらさんがこの味いいねと言ったから
19 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/21(日) 08:47:43 ID:X1Qn1bCD
わたくし生まれも育ちも葛飾柴又です
かがみお好きどすか?
よつや赤坂麹町
たいしたもんだよ蛙の小便
レントゲンだって笑って写すと綺麗に撮れる
それを言っちゃぁおしまいよ
20 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/21(日) 09:18:30 ID:X1Qn1bCD
けっこう毛だらけネコ灰だらけ
ふるさとってやつはよ
こまった、困った
えきまで送るわ、お兄ちゃん
でも退屈だよ、大人の人に子供の運動会なんて
21 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/21(日) 09:27:19 ID:X1Qn1bCD
>>16 いろはカルタの最後は「京」で。
あつかったなぁ、あの時は
さんで死んだが三島のおせん。おせんばかりが女子じゃないよ。
きょうもばかか?
ユウシって、寅さんみたいな人ね
めんてい、おみしりおきのうえ、恐惶万端ひきたってよろしくおたのうもうします。
ミズノよ。
しかくしめんは豆腐屋の娘。色は白いが水臭い。
ヱジソン発明の電子バンド
ひとはなぜ死ぬんでしょうねぇ
もう一本、お銚子持って来てくれないかなー。そこのきれいなおねえさんょ。
セールス業をしております。
すいかの名産地
京はるみじゃろ?
つりしのぶ買ってきちゃった
ねこ灰だらけ
なつになったら鳴きながら
ラーメン屋じゃありません、うちは
むかしむかし毛が生えた
25 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/23(火) 07:32:41 ID:OEkBAyxb
新スレあったのか。 age
26 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/23(火) 10:34:26 ID:ms7udLAp
チンチロリンのポーリポリ (京マチ子の回)
リンドウの花が咲いていてね(池内淳子の回)
ぬれたら風邪ひくじゃない (浅丘ルリ子の回)
るすばんするって (岸恵子の回)
をしまれているうちが花よ (複数)
前スレ997の言いたいのはスレ汚連の中に某の海外管理人がいるってことか
自画自賛の根拠は??????????
二行あけって何だ???????
いろいろとおかけしたご迷惑の数々を思い返せば
ろっぽうどうの
ハチのあたまもアリの◯◯タマも
にっ光ケッコウ東照宮
ほンシュウよ、今日もさっぱりだなぁ
へちまもあったもんじゃねぇや
とら次郎拝
わかった。わかった。しかしのぉ、寅よ。
かんぜんに惚れてる感じだな。兄さん。今度もまた。
よ剰人員がうちにも一人おりまして。
たコ!勝手に人んちに上がり込んで来んな、テメー。
れントゲンだって笑って写すと綺麗に撮れる
そろそろおれたちも所帯もつかぁ。リリーょ。
30 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/23(火) 18:34:12 ID:ms7udLAp
31 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/24(水) 17:42:59 ID:VdpckmKn
つづいた数字が2、
ねじりはちまき
なっとうには刻みネギも入れといてくれよ。__アイよ。
らくな暮らしっぷりには見えなかったがよ
むかし、むかし、あるところに、
いくら可愛くったって妹じゃなぁ (新珠三千代の回)
ロウドウシャ諸君! (複数)
はやいわね、一年て (秋吉久美子の回)
にいさん寄ってらっしゃいは吉原のカブ (複数)
ほとけほっとけ (大原麗子の回)
へのことを英語で (樫山文枝の回)
とらさんがこの味いいねと言ったから (三田佳子の回)
チンチロリンのポーリポリ (京マチ子の回)
リンドウの花が咲いていてね(池内淳子の回)
ぬれたら風邪ひくじゃない (浅丘ルリ子の回)
るすばんするって (岸恵子の回)
をしまれているうちが花よ (複数)
わたくし生まれも育ちも葛飾柴又です(多数)
かがみお好きどすか? (佐藤オリエの回)
よつや赤坂麹町 (多数)
たいしたもんだよ蛙の小便 (多数)
レントゲンだって笑って写すと綺麗に撮れる(竹下景子の回?)
それを言っちゃぁおしまいよ (多数)
つりしのぶ買ってきちゃった (吉永小百合の回)
ねこ灰だらけ (多数)
なつになったら鳴きながら(多数)
ラーメン屋じゃありません、うちは
むかしむかし毛が生えた (八千草薫の回)
うた子ちゃん、きれいだねえ(吉永小百合の回)
ゐ
の
おもいかえせば恥ずかしきことの数々(多数)
くにの始まりが大和の国 (多数)
やけのやんぱち日焼けのナスビ (多数)
まくら、桜とってくれ (多数)
けっこう毛だらけネコ灰だらけ (多数)
ふるさとってやつはよ (若尾文子の回)
こまった、困った (多数)
えきまで送るわ、お兄ちゃん
テンに軌道のあるごとく (多数)
あつかったなぁ、あの時は (浅丘ルリ子の回)
さんで死んだが三島のおせん。おせんばかりが女子じゃないよ。(多数)
きょうもばかか?
ユウシって、寅さんみたいな人ね (三田佳子の回)
めんてい、おみしりおきのうえ、恐惶万端ひきたってよろしくおたのうもうします。
みどりは異なるもの
しかくしめんは豆腐屋の娘。色は白いが水臭い。(多数)
ゑんだかの影響かな (かたせ梨乃の回?)
ひとはなぜ死ぬんでしょうねぇ (京マチ子の回)
もう一本、お銚子持って来てくれないかなー。そこのきれいなおねえさんょ。(後藤久美子の回?)
セールス業をしております。
すいかの名産地 (光本幸子の回)
京はるみじゃろ? (都はるみの回)
欲をいえば、48作ひとつずつでカルタが出来たら良かったw
37 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/27(土) 13:07:36 ID:n7xTIhZR
age
38 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/27(土) 13:10:29 ID:Nqs2vh0y
>>15 私も思い出せません。 <br> ないんじゃないの。
>>38 サンクス! 「ない」というのを証明するのは難しくて。
40 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/29(月) 13:11:56 ID:5nKx2Qvf
「いろは〜」に終始するようになって
レスのペースが落ちたな
良いんじゃね。
脳内データの検索力でその人のファン度が一目瞭然で。
雑誌からの引用はすぐバレるが。
最高のセリフに限って、雑誌には載っていないし。
何より、ああ、そう言えばそうだと思って、
寅さんが超リアルに甦って来るしな W
>>42 < こいいういやらしい書き方する奴がいるから
ファンが居つかないんだよ。
早く48連発始まらんかな
NHKのサイトによると7月31日(月)にBS2で「息子」を放送。
去年と同じパターンで山田監督作品特集を一週間放送して、48連発再開かな?
>>45 だね。
でも、最初からもう一回お願いしますって感じ
48 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/02(金) 13:37:13 ID:l/ldp7wd
48
49 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/02(金) 17:57:11 ID:hJoNoLA5
新スレになってからこのスレは伸びないな。
「長過ぎる48連発中断」と「一部の自己満いろは歌留多」が原因かと
51 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/02(金) 18:17:11 ID:xxTpDn0X
ラストシーンで特に好きなのってあります?
俺は、7作目の、寅とさくらがバスの中で会うシーンが好きです。
自分でも子供っぽいとは分かっているが
「続〜」「夕焼け」とか「ハイビスカス」みたいに
ラストが誰かと一緒ってのは幸せな気分がして好きだ。
その為にも、川又登にもっと出続けて欲しかった。
53 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/03(土) 09:07:59 ID:GGW1McZV
「こんないい女をお世話した覚えはありませんが」
博サンは サントリー黄角 好きだよねェー
撮影後、監督とスタッフ一同 そいつでワイワイやることが多いからなのかな
吉岡満男シリーズは、このスレ見ても人気ないけど
おいらは、寅と満男の会話好きだな。
56 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/04(日) 11:05:26 ID:mlsalneV
>>52 第五作の「徐々に変わるんだよ」も悪くないかと。
第8作目のラストが好き。
>>52と理由は同じ。誰かと一緒でいて欲しいんだよね。
「夕焼け小焼け」のラストやっぱりいいよね。
作品自体好きなせいかもしれないけど。
>>56 第五作の再会はいいよね。
登に関しては第一作の〈結局一緒にいる状態〉も好きだ。
二人の絆というか、我々の知らないドラマを想像させる。
その点は第二作の血縁者も同様。
ヒロイン関係では、俺は「夕焼け小焼け」より「ハイビスカス」のラスト。
作品自体は「夕焼け小焼け」の方が好きだけど。
それに大空小百合の第八作も好き。
ここらがMyベスト5だな。
62 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/05(月) 15:13:02 ID:wFRaFNjq
寅さんのカバンのサイズ分かる方いませんか?
>>61 旅芸人一座との再会パターンでは第20作「頑張れ!」の方が好きだな。
「これに乗せててってもらおう」なんて気楽に言える寅さんが羨ましい。
この20作はエピローグが大竹しのぶのナレーションを軸にして
正月の平戸から雪降る柴又、そしてどこかの田舎を旅する寅さんへと
まるで流れるように場面展開してゆくのがみていて心地よい。
64 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/05(月) 20:24:01 ID:7g+IrNQ0
バターーーーーーーーー
俺も「頑張れ・・」は好きだな。観る時に大して期待しないで(どころか、寅の恋愛話
だけじゃもたなくなって、つなぎに若者の恋愛話混ぜたんだろう。苦しそうだな。)なんて
思って観たせいか以外に楽しめたし、今では結構お気に入りだね。
最近観直したら今の目で見ても中村って意外にいい感じだったんだな、なんて思ったよ。
若者に恋愛指南する寅さんも案外よかったし。
某テレビ版サイトがやった上映会行った香具師いる?
内容おしえてyo
おら吉岡君は大いにかってるんだけど、寅さんの満男は中村はやと君までが好きだ。
自意識皆無の赤ん坊、幼児、自意識あっても希薄な子供の頃までね。
思春期とか青年期の満男が出てくるとなあ、なんか妙に生々しくなってね、
ファンタジー性がうすくなるような気がする。
ほかの映画の吉岡はけっこう好きなんだけど。ああ久しぶりに酩酊酩酊。また明日から素面で真面目に仕事しよう。
中村はやと君は自然な感じがいいですね
吉岡満男もいいんですが
純君とだぶってしまう
69 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/08(木) 11:30:02 ID:XAQcLC4f
寅さん記念館に行ったときにポスターを買った。
でも売り切れのものが たくさんあるんだね。
一番 好きなデザインは28作目『寅次郎 紙風船』で、
これが買えたのは うれしかったけど、
32作目『口笛を吹く寅次郎』のポスターは売り切れで買えなかった。
増刷してほしい。
70 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/09(金) 02:07:37 ID:pI0cc283
中村はやともいいけど、二代目満男こそが自分には満男だな。
3月になんとなくテレビで見た日アカで胸が熱くなったよ。
「渥美清さんにお礼を言いたいです」って泣かせるなよコラ。
吉岡秀隆はいつまでも寅さんこと渥美清を胸に抱いているんだね〜
寅さんの大いなる遺産だなあ。
「キネマ旬報」読んだぞ、満男。
成長するにつれ出番が多くなることが辛かったなんて、こんにゃろめ。
それがいまや主演男優だもんなあ。
満男、いつか寅さんを越えろよ。松竹を背負って立つ男になれよ。
松竹映画の舞台で主演の挨拶をする日を待ってるぞ。
きっと劇場の片隅で寅さんも見てくれてるからな。
なんて、こちとらも酩酊しながら書き込んでる次第でござる。
「恋歌」を見た
最後の場面で池内淳子と寅が語り合う場面を
誰かうまく解釈してくれないかな
オレあまり頭よくないから
直感的にはなんとなく理解できた気にはなるんだけれど
論理的に言葉に変換できないんだよね
寅の心が突然冷めてゆくのをさ
旅暮らしに対する見解の相違への失望
との解釈がやっと
山田監督は、ここで何を言わんとしてるのか
エロイ人、教えて
だれかエロい人おらんのかいな。
ド素人の俺は
>>71の「直感的理解」に基本的に同意だす。
だけんど「失望」って心理はどうかな?とは思うけど。
寅は惚れた女あるいは女との関係について、どこまでいっても「失望」することはないんじゃないかと思うけど、
エロい人じゃないから正確なことはわからない。
連投すまん。
>>72 やっぱりエロくなかった。最後に失恋したときは、失望てか「絶望」か・・
俺もエロい人じゃないが、そういえば確かに「恋歌」のあの部分って
「なんとなくダメっぽい」空気は感じるたたずまい&会話だが
他の作品みたいにライバルにされわれてしまった、とか
「ハッキリとダメ」っていう決定的なものもないような気がするよね。
あの会話で「生きる世界が違っている」とか、
「この人はどうしても自分(寅)を必要、と思っているわけではない」
=この人は自分(寅)がいなくてもやっていけそう=身を引こう
とか思っちゃったんだろうか?
だれかエロい人お願いします。
75 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/10(土) 23:35:29 ID:C9swDJ3F
理屈じゃね〜んだよ
それ言っちゃオシマイよ!
77 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/11(日) 05:54:12 ID:ZC3507V1
2作目の佐藤オリエってあんまり話題にならんけど、
寅が惚れる女では、この人と八千草薫、32作目の竹下景子が特に好き。
オリエちゃんかあ。渋いねえ。なんて言ったら失礼か。
あの散歩先生の娘さんは美人でしかもよくできた人だと思うた。
理解力包容力もあるしよ。なかなかおらんぜよ。
79 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/11(日) 11:42:02 ID:ZC3507V1
散歩先生の家の玄関で寅が、先生と夏子に再会するシーンはテレビドラマのリメークだけど、
映画のほうがずっと雰囲気がいい。
>>72 >>74 レス アリガト
>>71デス。
もう少し、ない頭をひねってみました。
「恋歌」の主題は、「『日常』にこそが幸せがあり、
人はなかなかそれに気づかないものだ」
という人生感である、とすると、
『旅』は『日常』の対の関係にある(但し、『旅』=不幸とは云ってない)。
当然、借金苦の池内も同じ思いを持っていると寅は考えていが、
『旅』(=人生感)に対しての池内の思いを聞くうちに、
やはり自分とは、住んでいる世界が違うことに気づく。
所帯(=『日常』)に幸福を覚える自分は、
所詮ふさわしい男ではなかった、身をひくべきだとの考えに至る。
そして結局は、また、元の『旅』暮らしに戻ってしまう(オープニング&ラストの場面)。
山田監督の意図したところは?
これで合っているのだろうか。
>>80 文章がわかりにくいところがあるが、
基本的に要所を鋭くついていると思うのだ。えらそうでごめん。
82 :
74:2006/06/11(日) 13:16:33 ID:1FQ/6u4g
>>71(
>>80)
何が「俺、あんまり頭がよくないから」だよ!
すげぇじゃねぇか!
難しめの文章だけどなんとなく「ソレダ!」ってのがあるよ。
ひとそれぞれ受け止め方は違っても、芯の部分はちゃんと伝わるように作ってあるんだな。
とにかく寅は奥深いね。
お誉めに預かり光栄です
寅に話した志村喬の信州での体験談に
全てが集約されていると感じました
84 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/11(日) 15:15:30 ID:8O8yVUcj
寅の旅暮らしに
「いいわねー」って感じで答えてたことに対し
寅が気づいたんだと思う
あ、それあるかも。
86 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/12(月) 03:21:29 ID:Z72LAcqi
87 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/12(月) 14:52:36 ID:P7V7Gdyq
88 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/13(火) 01:27:22 ID:fG56W46x
「男はつらいよ」の第一作を見たが、志村喬のスピーチで不覚にも泣いちまった。
チクショー!
89 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/13(火) 07:37:50 ID:JMAXBQIH
次は「恋やつれ」を見て、宮口のセリフで泣いてください。
その前に散歩先生で泣くのが筋だと思う。
各作品、各人の思い入れやおすすめ場面があるもんな。
あとはそれぞれのコダワリってやつかね。
今花子ちゃんをみました!楽しかった
ハナちゃんに惚れてしまったり。心配?やきもち!?
結婚を考えたり。・・
シリーズは全部みましたが。あとはるみ ちゃんがでたやつ
奮闘篇だね。「異色作」って言われることも多いけど、(テーマも重いしね)
俺もあれにやられちゃったクチ。
なんだかとらやの面々(さくらを除く)もこの時ばかりは寅が身を固めるのに
反対なんだよね。(ある意味当然なのかもしれないが、俺は悲しかった。)
「いっしょにしてやりてぇ〜〜」って思ったな。(それ言ったら全作そうなっちゃうんだけど。)
94 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/14(水) 00:52:06 ID:jxyNDVtf
沼津駅で寅が花子を見送るシーンがいい。
見るたびに涙が出る。
「かし・・・つか・・しばま・・った・・・の とら・・」ってくだりだね。
あの直前、渥美さんが一瞬ものすごい優しい顔すんのね。(改札くぐる直前あたり)
心配で、いとおしい、そんな感じで。
「そのへんにいる男はみんな悪い男ばっかりだからな。」ってとこなんか笑っちゃうけど
泣けちゃうな。
それにしてもお巡りさん(犬塚弘)や駅の改札係の人もみんなやさしいよね。
92です、ありがとうございます!楽しいですよね?
97 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/14(水) 13:00:50 ID:S4m4J5mm
>>95 >「そのへんにいる男はみんな悪い男ばっかりだからな。」ってとこなんか笑っちゃうけど
「かもめ歌」でも同じようなセリフがあった。
「奮闘篇」と「かもめ歌」は48作の中でもかなり好きなほう。
98 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/14(水) 13:15:32 ID:7vHMjGJC
>>97 よかった!奮闘篇って割と好き嫌い分かれそうな作品に感じていたので
あの作品が好きな俺としては同じ作品を好きだという人がいてホッとしました。
かもめ歌も奮闘篇ものちの「学校」シリーズにつながっていったんですかね。
>>92 楽しくって、ホロリとさせられるよ。
99 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/14(水) 13:37:52 ID:S4m4J5mm
>>98 「奮闘篇」では、怒った寅が、さくらを突き飛ばして とらやを出ていく。
寅が さくらに暴力を振るうのは、ほかでは第1作ぐらいだから、
「奮闘篇」は たしかに特異な作品なのかもしれない。
でも、寅と さくらがバスの中で再会するラストシーンで救われる。
このシーンも、見るたびに涙が出る。
100 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/14(水) 13:55:44 ID:7vHMjGJC
>>99 ですね。
ラストでさくらと2人って作品他にありましたっけ?
暴力シーンとラストシーンを併せて考えると他の作品より寅とさくらの
関係が綺麗ごとでは描かれていない、ということなのかもしれませんね。
ホントは死にたいくらいつらいのにやせがまんして
次に踏み出そうとしている寅、それを支える(見守る?)さくら。
それに花子は本当にあれで幸せになったんだろうか?なんて考えたりもします。
私は中期の作品を好んでみてるので奮闘篇は久しく見てませんでした。
上記の書き込みで又見てみたくなりましたよ。
突然話変わりますが、
本編最初の場面さくらが自転車に乗って現れますね。
どういう意図が有るかわからないですが、なんかいい感じがするんです。
半分以上の作品ではないでしょうか?
102 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/14(水) 23:57:32 ID:7vHMjGJC
>>101さん
奮闘篇、ぜひ見て下さい!何か新しい発見があるかもしれません。
私はどの作品も観るたびに何かしら発見があります。
さくらの自転車のシーン、言われてみれば確かにそうですね。
また新しい発見(じゃないか!)させてもらいました。
103 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/15(木) 04:41:41 ID:dwXV7mN7
さくらが、自転車ではなくスクーターに乗るのが たしかありましたよね。
104 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/15(木) 22:02:48 ID:vbpiEigX
そういえばあった気がしますね。(うろ覚えですみません!)
大昔ならともかく今時なら普通に主婦の人がスクーターに乗っているのだから当たり前なのに
何だかさくらがスクーターに乗ってるって意外な気がしますよね。
こまめに「今」を取り入れていた、ってことなんですかね。
これ・・・だれの・・・?
106 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/18(日) 12:25:49 ID:Wr/dWk0z
「サライ」の特集を見たけど、
山田監督と倍賞さんのインタビュー、その土地の名物など、
今まで見たのと ほとんど代わり映えしない記事だった。
もう新鮮なネタってないのかな。
>>106 その記事は見ていないけど、言えるかも知れないね。
従来路線の集大成、壮大なまとめは覚え書ノートがやっていて、
俺は個人的にはかなり楽しんで読んでるけど、
またその線かよ・・ って人は多いかも知れない。
まあ、ハスなんたらちゅう御仁みたいなヤブニラミ批評もどきも聞き飽きたし、
なんか、あっ!って見方が出てきてほしい気はする。
このスレなんか意外にいい線いってるときもあるし、なんかどこかで出てくるかも知れないとは思う。
繰り返すけど、俺はYさんの覚え書はかってるけどね。
恐れ入ります!テレビの漫画で寅さん達がのどじまんをやるのがありましたが
映画でもありましたら、何作か教えてください
>>108 喉自慢かよ・・ こないだうち放映してた前半分24作までにはなかったと思うけど・・
「テレビの漫画」ってコミック版をアニメーション化したっていうやつ?
俺未見だけど観た人いますか?
原作?コミックス書いた人って寅ファンだって聞いたことあるけど、
アニメは面白かったのかな?
アニメって寅が虎を擬人化したやつだよね。
漫画は高井研一郎のしか知らない。
>>111 そう。俺が読んだのもその高井研一郎って人の描いたやつ。
俺が読んだ巻にリリー松岡が柴又の町内ののど自慢大会の審査員
やって、とらやのメンバーものど自慢に参加する、ってくだりが出てきたんだけど
もしかしたらそれをアニメにしたのかな、と。
113 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/22(木) 18:57:38 ID:fHgfYD4X
ところでアニメ(漫画?)のことを訊いてきた
>>108はここ見てるのか?
114 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/25(日) 14:33:09 ID:hNPoZXUH
さくら「ねぇ、どうしたの?かばんなんか持って・・・。」
おばちゃん「あの、晩ごはん、晩ごはんだよ。さぁ。」
寅次郎「他人の不幸をあざ笑うような家庭で、メシなんか食えるか!」
博「兄さん、僕たちはそんなことで・・・」
寅次郎「黙れ!労働者やつれに何がわかる!」
↓
寅次郎出て行く
↓
直後、唄子さんから電話
↓
寅次郎、即戻ってきて変わり身
115 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/25(日) 19:57:48 ID:yWTMfS0M
「歌子」だよw
116 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/26(月) 14:24:20 ID:ZQTcNm9m
★米サッカーファン、ホテルの場所を忘れて途方に暮れる
>[ベルリン 23日 ロイター] サッカー・ワールドカップの試合終了から
>6時間経過してもホテルにたどり着けず、市内をさまよっていた米国の
>サッカーファン1名を、ドイツのハノーバー警察が保護した。
>ボストンからやって来た25歳の米国人男性は、ポーランド対コスタリカ戦を
>観戦しようとその日の午後にホテルにチェックインした。しかし彼は試合終了後、
>ホテルの名前、もちろんその住所も、とにかくホテルに関することは全て
>分からないことに気付いた。
>その後、警察は男性を連れ、彼のあやふやな記憶を頼りに公園周辺を何度も
>行ったりきたりしてホテルを探した。ホテルにたどり着いたのはそれから
>約1時間後のことで、夜明け直前だったという。
REUTERS
http://www.excite.co.jp/News/odd/00081151201125.html 寅さんなら、久美子ちゃんに助けてもらえるところだな。
117 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/26(月) 18:16:44 ID:5cKZM6Nf
初期の寅さんは随所にSLが出てくる
ファンとしては嬉しいよなあ
SLシーンだけ編集して放送してくれないかなあ
ちなみに「奮闘編」では只見線のC11だった
118 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/26(月) 20:51:24 ID:zL5hZPVR
>>117 「奮闘篇」の冒頭のシーンいいよね。
本当の地元の人なのかな?あったかい感じで俺は癒されるよ。
それとあのシーン渥美さんなんだかデカく見える。
岡山の伯備線のシーンだったかな。
8作と32作で、全く同じ位置から撮ってる場面があったと思う。
8作ではSLだったけど、32作では電化されてて感慨深かった。
ヲタ書き込みでスマソ。
>>119 そうなんですか!
全く同じ位置から撮っているのは何か考えがあったのかも知れないですよね。
ライトなファンの私は気がつきませんでした。
119氏のような熱心なファンに対して時の流れを感じさせる為の演出だったのかもですね。
121 :
117:2006/06/28(水) 00:04:23 ID:dzkpwNLI
>>118>>119 恋歌は、お墓の前の記念撮影で「ハイ、笑ってぇーーー」だったよね。
備中高梁は山田監督の思い出の土地らしいよ。
夢枕では、冒頭の枕の部分は中央西線のD-51重連、凄い迫力でした。
寅さん、渋柿食って「うーー渋いっ」
奮闘編ではみんな地元のエキストラだったからね。
学生服姿の中学生か高校生が純朴でよかった。
9作柴又慕情では石川県の尾小屋鉄道だった.....今は無き。
122 :
118:2006/06/28(水) 05:35:28 ID:9f4Np0wy
>>121(117)
「奮闘篇」の冒頭の駅のシーン、あれやっぱり地元の人だったんですね。
あの和やかな空気は多分プロ集めたら違う物になっちゃってたんでしょうね。
備中高梁って博の父の家がある所ですよね?
123 :
117-121:2006/06/28(水) 09:27:21 ID:dzkpwNLI
>>122 あの頃は製作費も少なかったからプロは使えなかったらしいですよん。
増額されたのは8作の恋歌からだったと、なにかで知りました。
備中高梁、........そうですよ。
奮闘編で、沼津駅前の交番が出てきましたが、いまはどうなっているんでしょうか?
地元の方ご一報を。いまは賑やかな「駅前開発」がなされているんでしょうね?。
青春18きっぷで沼津を通ることはありますが、途中下車したことはなく、乗り継ぐばかりです。
124 :
122:2006/06/28(水) 15:17:26 ID:9f4Np0wy
>>123 レスd です。
>あの頃は製作費も少なかったからプロは使えなかったらしいですよん
そうでしたか。
私の好きなあの空気は語弊を恐れずに言えば「怪我の功名」みたいな事だったんですかね。
そういえばどこかのサイトで「劇場パンフレットなどが充実してきたのは8作目以降」なんて
読んだ気がします。
あのあたりから松竹も本気で看板にする気になってきたってことでしょうか。
沼津駅のシーンはすごく好きです。
地方都市での、お巡りさん、寅さん、花子、それぞれがそれぞれの理由でそこに居合わせ、
偶然出会い、接触を持ち、互いを案じ、そして旅立つ者、それを心配しながら見送る者。
その前のラーメン屋のシーンの店主の言葉に毒を感じさせられた後だけにここで救われた気がしたりして
お気に入りのシーンです。
125 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/28(水) 17:39:38 ID:ZOcizwqI
でも、6作目も かなり金がかかってるように見える。
森繁久彌に若尾文子だから。
>>124 >私の好きなあの空気は語弊を恐れずに言えば「怪我の功名」みたいな事だったんですかね。
「怪我の功名」どころか、完全な狙いでしょう。山田さんは「故郷」みたいに
ドキュメンタリータッチを混ぜるのも好きだしね。
127 :
124:2006/06/28(水) 21:08:45 ID:9f4Np0wy
レスサンクスです。
>あの頃は製作費も少なかったからプロは使えなかったらしいですよん
という123氏の説も、
>「怪我の功名」どころか、完全な狙いでしょう。
という126氏の説も
どちらもそうだった気がしています。
私があのシーンを観て思うのはプロの役者じゃ出せないものを作る側が求めたように見えますが、
予算が少なかったから地元エキストラを起用したんだよ、と言われればそうも見えたりもします。
いずれにせよ私にとってもう存在しないあの時代の「ひと」のにおいがプンプンする
あの場面はこの先もずっとお気に入りでいると思います。
128 :
123:2006/06/29(木) 11:38:43 ID:Qh7i9dn8
山田映画の巧さは、地元のフツーの人々をごく自然にエキストラとして出演させる点だと思います。
中原理恵が出た「霧にむせぶ寅次郎」で、たまたま根室のロケにであいました。
駅前の公園をサーカス場に見立てて、アノ男優(名前度忘れ....)が中原の背後から声をかけるシーンでした。
多くの地元民を通行人に見立ててカメラの前を通行させていました。
カメラマンの高羽哲夫も監督以上に声をあげて演技指導をしている姿に驚くと共に、チームワークの良さに感心しました。
根室入りしていた渥美清をひと目みたくて、釧路に戻る気動車を一本遅らせて見入っていました。
私の出張中の体験談ですが、東京のサラリーマン役で「お声」が掛からないかと期待していたのですが、あてははずれました。
その役は、佐藤B作が演じていました。
監督以上にカメラワークの秀逸さも見逃せないと思います。
高羽氏の撮影は素晴らしいですね、叙情感が。
DVDでシリーズ見直して改めて凄いと思いました。
>>127 それはまたいいタイミングでいいところに出張しましたね。いいなあ!
字にはできない肌で感じる現場の空気みたいなものはその場所に居た者しか判らない「特典」(?)ですよね。
私が不勉強だから知らないだけかもしれませんが
>カメラマンの高羽哲夫も監督以上に声をあげて演技指導をしている姿に驚くと共に、チームワークの良さに感心しました。
なんていうことも127氏のレスで初めて知りました。
なんだか私までその場で見ていたような気分(気分だけなんですけどねw)にさせていただきました。気分の「おすそわけ」ですかねw。
>東京のサラリーマン役で「お声」が掛からないかと期待していたのですが
もしそうなっていたらファン冥利につきる話ですね。
131 :
128です:2006/06/29(木) 16:41:58 ID:Qh7i9dn8
>>130様
普段は閑散としている根室駅前がもの凄い賑わいでした。
当時、毎年5-6月に列車利用で北海道を出張していました。
現場で見た場面をスクリーンで改めて見ると、映っていない自分がそのシーンに
参加しているようで、ますます愛着を覚えてしまうものです。
根室で一番大きなホテルの前には、追っかけの人たちが大挙待ち伏せしていたらしいです。
情報通とオボシキ人の会話に「寅さんの出番は今日は無いらしい」というのを聞いたため、
後ろ髪を惹かれる思いで、根室を離れた次第です。
道東の「霧旅」は、随分体験しました。
132 :
130:2006/06/29(木) 22:14:46 ID:TAgR3b2V
>>128様
>現場で見た場面をスクリーンで改めて見ると、映っていない自分がそのシーンに
参加しているようで、ますます愛着を覚えてしまうものです。
他の誰かが同じシーンを観ていても普通にそのシーンに見えるだけですが
128氏には「その場に自分も居た思い出」も一緒に映ってるんでしょうね。
それって128氏だけの宝物じゃないですか。大事にしてください。うらやましい!
私なんかはその逆ですね。映画に出てきた場所を何かの折に見たりすると
「ああ、ここであの場面撮ってたんだなぁ。」って思って家に帰ってきてからDVDなどで
確認して「ああ、さっきここに行ったっけなぁ。」ってw
それにしても寅さん(渥美さん)に「追っかけ」の人ですか。
「追っかけ」って言うと若いアイドルの追っかけの人を思い浮かべてしまいますが
良く考えれば寅さんは広い層に受け入れられている「アイドル」とも言えますもんね。
133 :
128です:2006/06/30(金) 11:23:44 ID:KGfFS9lm
>>130.132様
いろいろありがとうございます。
追っかけではありませんが、自分の人生に酷似していて、今更ながら共感を覚えている次第です。
確かに、追っかけ紛いのことをしたこともありました。
ロケ地とされる場所に先回りして出かけたものの、地元の人曰く「今は大船だよ」。
がっかりしたこともありました。
8月4日は、渥美清没後10周年ですね。
当夜は「虹をつかむ男」を見るとしますか......?!
134 :
130:2006/06/30(金) 11:44:32 ID:ldlDaCvF
>>133(128)様
スミマセン!私の書き方が悪かったです!
>>132での私の「それにしても寅さん(渥美さん)に「追っかけ」の人ですか」は、
>>128様 の
>追っかけの人たちが大挙待ち伏せしていたらしいです
への答えだったんです!ゴメンナサイ!
決して128様のことを言ったのではありません。誤解を与えてしまって済みませんでした。
ところで、
>自分の人生に酷似していて
寅さんが内面に持つ「寂しさ」という面では私も共感しています。
私に限らず誰しもが心の奥にしまってある気持ちなのかもしれません。
それにしても時の流れは早いですね。
あれからもう10年も経つんですね・・・・・・。
135 :
133です:2006/06/30(金) 19:23:31 ID:KGfFS9lm
>>134様
いやいやお気遣い無く.......です。
いま鉄道の廃線跡を探索するのが静かなブームとか?
寅さん映画でも、寅さんとポンシュウが廃線跡を「俺は飛行機で行くか...」と冗談を飛ばしながら、ジャレ歩くラストシーンがありました。
たしか「寅さんの歩いた町」とかいう本が出ていたはず? (タイトル不詳)
寅さんが歩いた町をなぞって見たいとも考えていますので、134さんの「追っかけ」表現は大歓迎です!
136 :
134です:2006/06/30(金) 20:15:49 ID:ldlDaCvF
>>135様
よかった!スレ見ていてくれたんですね!
判っていただけて安心しました。
ポンシュウさん・・・・
そうなんですよね。映画のラストで寂しくとらや(くるまや)から旅立っていった寅さん・・・・・・。
でも旅先には旅先の友(テキヤ仲間)がいたりするんですよね。決して寂しくない。
TV版からの付き合い(?)の登も舎弟ですが仲間の一人なんでしょうね。
(結局、今川焼き屋の主人になってしまいますが・・・)
でも、旅がらす(渡世人)であるが故の悲しい末路を迎えてしまった仲間もいました。
花沢徳衛演じた病に倒れた元渡世人、旅先で立ち寄った旧家の田中絹代から聞かされた仲間の最期などなど・・・・。
そういう明と暗を背負ってのあの笑顔が私には寅さんの魅力のひとつでもあります。
ところで、どこで読んだのか失念したのですがハナ肇の「懐かしい風来坊」が男はつらいよの
プロトタイプだと聞いたことがあるのですがライトなファンの私にはそういえばそうなのかな?くらいにしか判らなくって・・・。
133さんはどう思います?
137 :
133&135です:2006/07/01(土) 12:13:27 ID:coHl9iiX
>>136様
「懐かしい風来坊」はおっしゃるとおりだと思いますが、結果として「試行版」とみなされてしまったのではないでしょうか。
時代考証は少々曖昧ですが、「風来坊」の頃、テレビでは「泣いてたまるか」(TBS)か、「男はつらいよ」(フジ)を放映していたはずです。
ですから、山田監督としては渥美清を、「いつかは映画で使いたい」と垂涎の目で見つめていたのではないでしょうか。
山田監督曰く「渥美清という天才的な俳優との出会いが男はつらいよを開花させた」と。
136さんは、おそらく新聞のインタビュー記事かテレビのインタビューでお知りになったのではありませんか?
私は新聞記事で読んだ覚えがあります。
山田監督は、駆け出し当時から「風来坊物・さすらい物」を撮りたいという欲求はあったようです。
そんな一方で、ハナ肇を使い続けていくことへの戸惑いもあったようです。
ハナ肇の使用は松竹の方針だったらしいです。
当時人気のクレージー。
東宝と大映では植木等と谷啓などを重用していました。例の無責任シリーズです。
「ならば松竹は.....」という覇権合戦が背景にあったのではないでしょうか。
山田監督と渥美清は、おそらくテレビドラマを介して出会ったのではと推察しますが、積年の恋人にめぐり合ったようなものなのではなかったでしょうか?
泣いてたまるかの最終回が「男はつらい」でそれが、フジテレビの「男はつらいよ」に引き継がれていったことは、ファンなら周知の事実でありましょうが。
ハナ肇作品も連載物、寅さんも連載物という共通点は、松竹側の後押しがあったからでしょう。
1973年ごろに日テレ(よみうりテレビ制作)で放送していた「こんな男でよかったら」(早坂暁 脚本)も、渥美はさすらい者を演じていました。
138 :
136です:2006/07/01(土) 15:16:26 ID:wztkd4KV
>>137様
こんなに丁寧にレスしていただいてありがとうございます。すごく参考になりました!
なにぶんライトなファンな私ですので昔、さほど興味の無かったころに見聞きしたことは
おぼろげながら薄っすらと、と言うくらいにしか記憶が無くて断片的に覚えている程度でしたが、
137さんのおかげでレスで断片と断片がつながってきました。
これも誰の発言か失念してしまっていて恐縮ですが(当時の関係者だったとは思うんですが・・・)、
インタビューで山田監督が映画化に際して尽力した理由を
「TV版見てるうちに(山田監督が)自分で撮りたくなっちゃったんじゃないの?」
と言っていた気がします。その頃には既に山田監督は俳優・渥美清に惚れ込んでいたんでしょうね。
インタビューといえば番組は忘れましたが偶然渥美さんのTVインタビューのOAを見たことがあります。
(薄れきった私の記憶なので絶対間違いないとは言い切れないのですが、)
「寅さんは最後どうなりますか?」というインタビュアーの問いに渥美さんは
「季節のいい時に縁側でひなたぼっこをしていて、気が付いたら眠るようにそのまま・・・・というようなものじゃないでしょうか。」
と語っていたように覚えています。
>「ならば松竹は.....」という覇権合戦が背景にあったのではないでしょうか。
ハナ肇の件はライバル社がクレイジーの他のメンバーを使うことに対抗したものだったんですね。
そう言えば「馬鹿が戦車でやってきた」では犬塚弘も出ていましたね。(犬塚氏は男はつらいよシリーズにも顔を出していますよね!)
余談ですがハナ肇は渥美さんが山田監督に重用されることに対して複雑な心境でいたようだ、とも聞いたように思います。
ところで、「虹をつかむ男」が渥美さんの命日に放映されるのはやはり渥美さんへの追悼なんでしょうね。
改めて「寅さん」が大看板だったことを思い知らされます。
139 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/02(日) 09:12:06 ID:C/iCr0s+
140 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/02(日) 13:40:37 ID:MIT8mS8w
>>139 有意義な情報、ありがとう。
しかし、CSchの「衛星劇場」(松竹子会社)が記念の特集を組まないことに失望した。
相変わらず韓国ドラマの放送に血道を上げている。
「パンシロンでパンパンパン」
って、何か 今 急に思い出した
何十年ぶりだろう
懐かしいね。
当時、俺の家じゃ「ほら!寅さんが薬のコマーシャルやってるぞ。」って言ってたな。
最近胃痛のためパンシロン飲んだが、こんなまずいとは思わなかった。でもちゃんと利いた。
寅さんのように旅に出たい。そうすれば胃痛は治るかも・・・・・
↑寅さんCMじゃ笑ってたのに・・・。パンシロンて本当はマズかったのね。
あの苦みの心地よさがわからないうちは子どもだぞw
十二分に大人なのに甘党な俺。
そういや寅さんは柴又に帰ってくるといつも酒盛りやってたね。
147 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/07(金) 20:37:03 ID:+9lxF8vZ
寅さんは煙草を吸わない。
渥美さんの身体上の理由からだと想像している。
でも、テレビ版の「男はつらいよ」や「泣いてたまるか」では吸ってるんだよね。
そういや映画で寅さんは酒は飲んでも煙草は吸わないね。
煙草の替わりかどうか知らないが時々長い楊枝や
草なんかをくわえてるな
150 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/08(土) 16:33:50 ID:NZYtGHAK
木枯らし紋次郎を山田流に気取ってみたのでは?
楊枝をくわえているおっさんって実際にいたし。
>>150 意外に真説かも。一時はとんでもないモノまで紋次郎のマネしてたしね。
あの時代のゴジラが映画の中で楊枝に見立てた電柱咥えさせられていたりとか。
153 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/08(土) 23:50:12 ID:NZYtGHAK
娯楽映画な訳ですから「山田流のパクリ」って結構ありましたよね。
今更ながら、当時の流行が思い起こされます。
154 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/15(土) 21:12:06 ID:6hEWaCFj
「寅次郎 かもめ歌」って なかなかいいですよね。
橋の上で怖じ気づく すみれを寅が励ますところなんか大好きです。
松村さんの試験監督に寅が無理矢理カネを渡そうとするギャグも面白いですね。
>>154 すみれがとらやへ朝帰りしたときの寅の反応も
他シリーズに比べて珍しい見所。
156 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/16(日) 00:43:44 ID:o8E4Ueu8
リリーみたいなツッパッてる女もいいけど、
すみれみたいな、頼りない娘も またいいね。
157 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/16(日) 10:29:26 ID:q7qoC69u
寅さんは、オープニングで江戸川沿いから帝釈天と経由して
とらやに帰りますよね?
どこの駅で降りて歩いて来るんですかね?
柴又だと真逆になると思うんですが。
新柴又
>>157 さんざん語りつくされているんで、疲れるんだが、
金町駅から江戸川沿いをぶらぶらと、ってのが真面目な解釈かな。
あとはまあ、映画だからテキトーなのよ、とかね。
>>158 ワロタ 新解釈買う。
160 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/17(月) 22:45:08 ID:jfvsw5jm
>>159 俺も昔、そのルートで柴又入りした事がありました
故郷の我が家に直接帰りづらい寅さんとしては、仮に柴又で下車したとしても
回り道して江戸川で“酔い覚まし”をしてるのではないでしょうか
私も似たような体験がありますが「故郷の川」にはそんな思い入れがあるものなのです
162 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/22(土) 09:08:43 ID:NMsBgG3g
5作目。
節子と結婚できると寅が思い込むあたりから、
残酷な失恋シーンのあたりまで、
喜劇ではなく悲劇になっている。
163 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/22(土) 09:19:04 ID:u+/I8ZaX
で、社長の「寅さん花火見物かい?」で喜劇にもどる。
164 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/22(土) 18:07:16 ID:q+xSID1M
大豆を大鍋でこねながら喜びの絶頂の寅次郎の哀れな事といったら…
つうか節子さんは知ってか知らずか酷い事をしたなあ
165 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/23(日) 02:16:04 ID:nODdjSR7
俺は知っててやったとみてる派。
そう思ってみると「寅さんよかったなぁ。こんな腹黒い女なんかと一緒になったら大変だったぜ!」
って思える。そうでもしないと寅さんが可哀そうで・・・・・・・・・・。
166 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/24(月) 00:40:16 ID:DT32Gud6
おまいらデリカシーがないなあー
168 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/24(月) 19:42:28 ID:/h7NIsd7
江戸家小猫の恋愛のことで博達が河原で話すシーンは、
見ていて少し恥ずかしかったな。
「拝啓天皇陛下様」観た人いますか?おいら、この映画大好き。
明日は続編やりますんで、それもすっげえ楽しみ。
寅さん48作の再開に向けて、なにげに渥美さんシリーズ続きますよね。
今日やったの?観たかったな。
はるか大昔にTV放送した時に観たけどすごくよかった。
当時ラストの「拝啓、天皇陛下様、今日あなたの最後の・・・」
って出てきた時、俺は大泣きに泣いたな。
たしか「続」のほうは・・・・・・ネタバレになるから明日話すか。
じゃ、おやすみなさい。
171 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/25(火) 15:56:11 ID:2oRquruH
ヤマショウ(渥美)とカキウチ(藤山)の別れのシーンで泣いた。
172 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/25(火) 16:33:19 ID:UX8iiN5S
ものすごいいきおいで差別語カットしてたね。
藤山は続では呑んだくれの上官役でしたね、それでも結局はいい人でしたが。
前作と違って、戦友とのからみが薄いのが残念でした。
長門はほんとにいい味出してたなあ。
続は、なんとなくただ哀しみだけが残りました。
でも、俺の知らない昭和の20年代を見せられて、よくぞここまで豊かな国になったと
感慨ひとしおでしたが、精神的には貧しくなってきてますね、現代日本。
寅さんシリーズはもちろん大好きなんだけど、この続を観たあとだと
なんか軽いなー、訴えるものがないなー、とかも思っちゃたりして (´・ω・`)
174 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/25(火) 18:54:33 ID:76Z3nqnq
藤山、加藤両氏は「拝啓・」の方が遥かに良いね。
もうすぐ東劇であるよ。
175 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/25(火) 19:33:30 ID:76Z3nqnq
ボンボン外が煩いと思ったら葛飾の花火大会だわ。
フジテレビのドラマ「結婚できない男」で
阿部ちゃんが寅さん映画や帝釈天についての薀蓄垂れ流し。
続・拝啓〜は確か脚本に山田洋次が参加してるんだよね。
47作のサブタイトルが「拝啓車寅次郎様」なのはやはりこの作品を意識してるのかな。
>>176 俺そのドラマ見たことないけど予告CMで帝釈天の境内らしきものが写ったので
もしやと思ったがやっぱりそうだったのか。暇だったから見とけばよかったよ。
178 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/26(水) 00:33:40 ID:TtcuBLWC
画質をデジタル修正してるから綺麗杉
179 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/26(水) 01:39:20 ID:fzdhkx4p
源公の若い頃ってネゴシックスにそっくりじゃないですか?
180 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/27(木) 23:15:16 ID:usSk1TV6
佐藤我次郎、昔は晴海の公団に住んでいて、都営バスに女連れでよく乗っていた
オーデコロン、プンプンさせていたよ。
佐藤亮太とは親子だと最近知ったよ
>>181 俺はゴジラのDVDのコメンタリーで知った。
整備隊員の役だったよ。
183 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/28(金) 13:25:59 ID:KTeIATXZ
蛾次郎さんが撮影所で作るカレーが うまかったとか。
小食の渥美さんも よくお代わりをしていたそうです。
蛾次郎さんは銀座で飲食店を経営していて、
そのカレーも食べられるそうです。
銀座の店の中では かなり安いほうだそうです。
これから1週間、山田監督作品が怒濤のように続きますね。
倍賞さんの語る追憶番組もあるようだし、NHK、寅さん復活に力入れてますね( ´∀`)
185 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/29(土) 00:24:59 ID:vbE7LAUN
>>183 番地と店名、教えてください。行きます.......。
186 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/29(土) 08:58:08 ID:RqjlJDr5
昨日やってた「でっかいでっかい野郎」
寅さんの旅先での話って感じで良かったなぁ。
源ちゃんも出てたし。しかもアニキって言ってた。
187 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/31(月) 15:01:31 ID:hyZE+LKm
日本テレビで何かやってる
ぎりぎり見れた、ありがと
完全に見逃した。
何を放送してたの?
>>189 浅草時代からの付き合いの芸者が出てきて
渥美さんの思い出話。内容は割りと知られた事が
主だったかな
>>190 レスサンクス。
そういった番組が放送されるのも渥美さんの命日がそろそろだからなのかな。
新事実はなくともこの時期になるとそういう放送があることがちょっと嬉しいな。
ちょうど10年だしね。昨日は夕方にも「ミカサ」を紹介する番組もやってた。
NHKの知るを楽しむ辺りでやらないかな
今週は命日だから柴又へでも行こう
194 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/01(火) 17:24:48 ID:zqJgGFPD
第8作好きな人って少数派なのかな?
ほとんど毎日音声のみBGM代わりに流してる。
195 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/01(火) 18:23:35 ID:12XOQC0s
>>194 好きな人は多いでしょう。
傑作の一つとして知られているし。
48本の中から3本選べるなら入れるな。
8作目は前にもこのスレで話題になったね
寅次郎が旅立つ哀しさが際立った傑作だと思う
「そうですかねぇ…そんなに羨まし
がられるような物じゃねぇんですがねぇ…」
この時の寅次郎の表情の何とも言えぬ
寂しさに、見るたびに泣くよ
そのあと、とらやに帰ってからの寅の台詞「こんな暮らしが羨ましいか」への
さくらの返事も泣かせるんだよな。
この辺りから10作くらい傑作のオンパレードが続くな
個人的に歌子シリーズはいまいちだが
「この辺から〜」というより第1作〜17作(夕焼け小焼け)までの間は、ほとんど傑作だと思うけどな。
個人的には第3作『フーテンの寅』第14作『寅次郎子守唄』を除いて。
俺的主観では子守唄は傑作だと思う。
替わりに新男は〜、純情編、歌子シリーズが除。
まあ好きずきで言えばだけどね。ただ17作まで一定以上の
作品揃いなのは間違いないでしょう
↑俺も歌子シリーズはイマイチに感じた・・・。
203 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/03(木) 01:35:07 ID:kLfeC6uT
〈恋やつれ〉では、寅さんとタコ社長が一緒に旅をするシーンがありましたね。
ほかの作品でもありましたっけ?
タコの娘の美保純とならあるよね
205 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/03(木) 07:59:19 ID:YlncB1Di
>>203 ないと思う。旅先で偶然会うケースはあるけど。
ただ17作までの作品では3.4.14.17の4本が水準以下。
あとは面白い。
間違えた。3作、4作、14作、16作だった
「新」「フーテンの寅」「子守唄」「葛飾立志篇」の4本
208 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/03(木) 09:54:48 ID:nYUS5XrZ
3と4は人気薄か。俺は好きだけどな。
特に、4の、寅が とらやを出て行くシーンはいい。
寝たふりしている おいちゃん・おばちゃんに寅が
しみじみと語りかけるのを聞いていると涙が出てくる。
「フーテンの寅」「子守唄」「葛飾立志篇」は俺もあまり好きじゃないが
4作目は俺も好きだな。
>>208のシーンは泣けるし、前半のハワイの話は笑えるし
マドンナは印象薄いけどな。
まあ人それぞれだな。
俺は第7作「奮闘篇」がイマイチ好きになれないんだけど
似たような作風の「かもめ歌」(26作)は大好きなんだよね。
何でそうなるのか自分でも上手く説明できないけど。
因みに4作は俺も好き。
>>210 奮闘編は俺も微妙かな。かもめ歌の方が
すんなり寅の感情に共感できるし展開も丁寧だと思ったよ
212 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/03(木) 15:10:27 ID:XuvC9pFl
明日、東劇行ける人が羨ましい。
ずる休みしちゃいたいよ・・「拝啓・・」はいけそうだけど
トークショー行きたかったよ!
213 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/03(木) 17:48:57 ID:plmeP/BD
俺は「奮闘篇」好きだよ。
沼津駅で寅が花子を見送るシーンとか、寅とさくらがバスの中で会うラストシーンとか、何回見ても泣ける。
214 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/03(木) 18:23:36 ID:WhKepdPQ
またDVD期間限定価格2,800円始まりましたね。
今25作品持ってますが、またコツコツと買いますわ。
次買う予定は、殿様か恋愛塾かな?
>>213 同意。俺も「奮闘篇」好きだな。
>沼津駅で寅が花子を見送るシーンとか
「そのへんにいる男はみんな悪い男ばっかりだからな。」ってとこね。
216 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/04(金) 04:12:26 ID:VLxfDlwA
↑ いいねー、乙ですよ。
で、結局自分が一番悪い男だったりして・・・・・。
奮闘編は、山田監督の気合を感じるね。
217 :
215:2006/08/04(金) 05:07:48 ID:RBAsbnQ2
↑よかった!仲間がいたよ!
「奮闘篇」は異色作とも言われることがある作品だけに好き嫌いが分かれるんだろうね。
(俺はデパートでのウィンドウショッピングの場面も好きです。)
上のほうでもレスがあったけど「奮闘篇」は、寅がさくらを突き飛ばす場面があったり、
ラストも寅が柴又を去っていくのではなく、さくらと再会→(もしかして)一緒にとらやへ帰った?
だったりといつもと違っていたし、何か新しいことをやろうとしていたのかもしれないね。
何故かリリー一連の話題が全く無いな
既に過去ログで語り尽された?
219 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/04(金) 11:49:16 ID:28F077gq
「純情篇」の人気がイマイチなのは、
若尾文子の役柄が あまり活き活きしていないからだろうけど、
あらためて見て傑作だと思った。
森繁久彌と宮本信子のエピソード、博の独立騒動、
柴又駅での寅と さくらの別れのシーンなど、
見どころが たくさんある。
『純情篇』好きだぞ。
柴又駅での別れはシリーズでも屈指の名シーンだ。
寅の気持ちに鈍感過ぎた長山藍子の反動からか、今回の若尾文子の
寅の思いに気づいてヤンワリと断るマドンナという設定も嫌いじゃない。
放浪と労働の話『望郷篇』では前半の「政吉親分と機関士」エピソード
人らしい生活の話『恋歌』でも中盤の「リンドウ」エピソードが鍵になっていたように
故郷への想いの話『純情篇』では「森繁久彌と宮本信子」エピソードが効いている。
森繁が娘に言う「一度好きになった男なら〜」って台詞が、使い捨てじゃなくて
マドンナが夫とよりを戻すラストにまで活きているのも上手いと思う。
そろそろ10年
おもいっきりテレビで寅さん特集があったね
223 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/04(金) 16:22:30 ID:ESdIZpik
今日柴又行ってだんご食って来ました
BSでやってるね
226 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/04(金) 22:40:48 ID:FXS21H/S
南無南無
もう そんなに経つんだね
大船にお別れに行きました
227 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/05(土) 19:05:21 ID:vDefcu0M
放送再開age
228 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/05(土) 22:52:44 ID:S1eII3Yd
30作あたりから寅さんが明らかに衰弱してて
ちょっとつまらないんだよな・・
>>228 いまBSで放送していた「ハイビスカスの花」のラストシーンを観るに、一応は
あそこで終わってもいいようにはなってますけどね。実際はなかなか
終わらせてもらえなかったわけですけど。
230 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/05(土) 23:15:42 ID:S1eII3Yd
ハイビスカスの花でリリーと結婚すればよかったのに・・。
231 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/05(土) 23:26:23 ID:R1gDGVAu
232 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/06(日) 01:04:16 ID:XJ/HrINc
ハイビスカス見たけど、リリー一色の話だな。
冒頭からリリーから登場するし、寅と家族の喧嘩も
リリーのはがきに繋げるまでの、その場だけのもって感じだし。
その後は、寅とリリーの共同生活。
話の展開より、寅とリリーの存在感で見る話って感じだった。
悪くはなかったけど、他の恋愛話と比べるとかなり濃いな。
まあ、それがリリー編の魅力かもしれんけど。
>>232 今回も歌わせてくれるクラブを探して歩いたり、リリーの生活の苦労が滲んでますよね。まあ、こ
のシリーズは実はいつも背景で登場人物のそういう点を落としたことはないんですが。
山田さんも反基地のメッセージを込めたのか基地の島の現実を米軍機の往来で匂わせたり、寅もブ
ラブラしているのに「沖縄は暑い」とかブツブツ言ってるし、沖縄がいいところ
と理想化するだけではなく随所に相変わらず苦味が・・・。
所々に出てくるウチナーグチを使う人は、向こうの沖縄芝居の役者さんたちをわ
ざわざロケ先だけではなく大船のセットにも呼んで撮影しているようですね。東映の偽沖
縄映画「沖縄やくざ戦争」「沖縄10年戦争」とはさすがに違うw
最近からだが弱ってて、大きな音聞くと具合悪くなるんだけど、テレビでよかったよ。
映画館であのジェット機の音聞かされたら、叫び出しちゃうと思う。
映画作る人って、そういう配慮に欠けてるな。
もちろん戦争映画なんか見に行かないってのが前提ですよ。
まったりしに寅さん見に行くんだから。
>>233 一応寅さんもテキヤだからヤクザなんだが、
流石に沖縄県警&旭琉会から警告は来なかっただろうからなぁ。
>>236 沖縄でロケしているが、実際はそんなに観光映画にはなっていないんだよね。JAL・那覇空港と
寅がバイをする那覇市内(?)の市場や路地裏が描かれている程度か。
後半は本部町に移って、海洋博記念公園が出てくるぐらい。リリーがクラブを
回るのは名護市や沖縄市(コザ)のあたり?
青い海やのんびりした生活だけではなく、あの真昼間の誰もいない田舎町や殺風景な街並みの寂れ様もまた
沖縄の現実でもある。沖縄の時間の流れ方が緩い・人々が温かいというのも、万年不況の停滞した
雰囲気の裏返しでもあり、リリーがボヤくように「暮らしやすい」ことばかりでもない。
反基地運動もあるが、実際には基地が無いと困るのが沖縄でもある。
土地の人の描写もリアルだし、粘って綺麗な風景を撮るだけではなく、山田さんの
観察眼は本当に鋭いよねえ。
後年に奄美で撮影した「虹をつかむ男 南国奮斗篇」ではこのあたりを甘くしてしまったね。
恐らくは本当に撮りたいと思っていなかったせいだろうけど。
>真昼間の誰もいない田舎町や殺風景な街並みの寂れ様
どうでもいいことだが付記すれば、南の離島は暑いので、昼間は土地の人が必要以上に
外を出歩かないせいもあるのかもしれない。労働するにせよ、体力を温存するためかみん
な割とダラダラしている。そういう空気感もよく出ていた。
土地の青年(江藤潤)に「沖縄の悪口を言うな」と怒られるけど、水族館の女性と調子よく
仲良くなったりは相変わらずだが、寅はあの土地でも所詮は余所者なんだよな。
>>234 沖縄にも、からだが弱ってて大きな音聞くと具合悪くなる人がいるだろうに
毎日あのジェット機の音聞かされてるんだよ。
山田監督は娯楽映画の中でも、声高にならず静かに抗議の声を入れている。
「映画作る人の配慮が欠けている事」を問う前に、
「映画観る人の理解力が欠けている事」を考えた方がいいよ。
240 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/06(日) 13:28:41 ID:IXTu+tqx
239はバカだな
痛い所を突かれて悔しかったのはよく分かった。
242 :
234:2006/08/06(日) 15:55:16 ID:UhO7QfCV
>>239 あなたの言うこともわかるけど、映画館はボリューム調整できないからね。
ジェット機の場面でも、大きな音を出さずに表現する方法はあると思う。
ちなみに90年代から、TV-CMの音にはすべてコンプレッサーがかかってて、
ものすごくうるさくなってる。CMになるたびに音を下げないと頭が痛くなってくる。
CM見たくないわけじゃないのに、これは逆効果だよね。
だから山田監督にももっと静かな抗議の仕方があったんじゃないかと思うんだ。
243 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/06(日) 18:58:41 ID:dr5CqpA+
金払って見に来た映画で監督の抗議なんか見せられたら曳くな
東劇に行ってきたけど、空いてた。
>>242 当時の映画雑誌を読んでみると左派山田監督が沖縄問題をどう取り上げるのか?
というのが、かなりの関心事と記事になっているが
「バス中で寅が寝ているのは問題から目を背けているようでがっかりした」
「娯楽映画に入れてバランスを崩さないギリギリの描写として評価する」等の批評が出ている。
あれでも山田監督にしてみれば最も静かな抗議の仕方だったんじゃないか。
>>243 「踊る大捜査線」とか「ポケモン」を観るといい。
君は「男はつらいよ」はやめた方がいいよ。
いろんな意見があるんだな。
俺はなるほどそういう手できたか、と感心したクチだ。
沖縄を舞台にする以上、米軍基地は避けては通れないテーマ。
しかしそれを直接的に描くのは寅さん映画の水にはあわない。
だから居眠りしている寅さんの横を轟音のジェット機が飛んでゆくという描写は
さり気ない上にちょっぴり皮肉が効いていてかなりいい演出なんじゃないかなあ
と思った。
BS寅が、25作目で8月に再開させるというのは
そういうメッセ−ジ的な意図もあったというは考えすぎか。
248 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/07(月) 00:28:50 ID:7yEJi/ly
寅さんって池沼なのかな?
>>248 せめて何でそう思ったかくらい書いてから聞けよ
沖縄人に言わせると、「ハイビスカスの花」はヤマトへの怨念やら、
沖縄ナショナリズムがすっぽり抜けてるんで駄作なんだそうな。
本土の人間の俺にはさっぱりわからん世界だが。
男はつらいよでそんな事を求められてもな
沖縄人が沖縄側から描いた映画ならともかく『ハイビスカスの花』に
「ヤマトへの怨念」や「沖縄ナショナリズム」が盛り込まれていたとしたら
そっちの方が駄作になりそうなんだが。
「沖縄の悪口言うなら降りてくれ」で、俺は十分に感じとったけどな。
254 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/07(月) 03:19:59 ID:7yEJi/ly
あの男キモイよな。
部屋で一人でリリーでシコってそうな
キモさがある。
255 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/07(月) 08:43:50 ID:U0m3zxa4
〈ハイビスカスの花〉はあんまり好きじゃないから、次の〈かもめ歌〉が楽しみ。
256 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/07(月) 14:22:04 ID:SI6Ip7Vs
13万4400円
どの板でも、ウヨサヨの話はスレが伸びるな
どこかでお会いしたお顔ですが、どこのどなたです?
俺だよ、俺、俺
まくら、さくら取ってくれ
261 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/08(火) 17:22:19 ID:jI4xEo+N
かもめ歌好きだけどマドンナがマドンナっぽくない
花子のときは本気で結婚を考えたけど
すみれは保護者以上の気持ちはなさそう
だからちょっと物足りない
>>261 故人への義理立てと保護者的な情や
責任感が勝ってたんじゃないか?たまにはこういうパターンも良いよ。
榊原るみと伊藤蘭なら俺は後者が魅力的に感じる
花子、その後どうしたかねー。幸せになってるだろうか・・・
264 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/08(火) 19:22:07 ID:sUWtOhMY
花子は架空の人物ですよ
それを言っちゃあ、おしめえじゃねーか、よう、ぽんしゅう
だいたいおまいにはロマンてもんがないんだよなー
ん? ちょいと呑みすぎたか? それじゃ、今夜はお開きってことで・・・
酷いことを言うなぁ兄さん…
269 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/09(水) 11:36:40 ID:zwW4e10V
大丈夫だよ
花子はちゃんと龍野の志乃さん宅で
お手伝いさん(弟子)してるよ。
青観宅で小百合がお手伝いさんしてた頃ね
271 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/10(木) 05:06:32 ID:4PTzIfx0
バカだねー。あいつは本当にバカだねー。
おらーしらねーよ。
次の「かもめ歌」で中村はやと君とはサヨナラだっけ?
273 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/10(木) 12:45:21 ID:Nq1yL+F8
寅さんは童貞なのかな?
274 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/10(木) 14:32:13 ID:Le9Uq/Dg
いろいろ考えてみたんだけど、
寅さんの性格からして玄人の女性にも手を出さない気がする。
女性をある意味で、大事にするからね。
若気の至りってのが寅さんの場合ないんじゃないのかな。
そういう間違いのような甲斐性もないっていうか。
堅気の女性には例のごとく全く甲斐性ないし。
玄人であろうが堅気であろうが寅さんって若い時から
女性には限界がある人なんだろうな。
そういう人がいてもいいと思う。
275 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/10(木) 15:56:57 ID:Nq1yL+F8
甲斐性がないってどういう意味なのさ?
276 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/10(木) 23:53:44 ID:vR5oP81I
ハイビスカスで終わりにしてもよかった。
277 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/11(金) 00:57:01 ID:SmZvT8L0
27・28・29の3連作は、どうにも暗くて好きになれない。
280 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/12(土) 05:39:36 ID:RpZPz5kn
281 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/12(土) 07:01:49 ID:KHh9j/T7
>>276 ハイビスカスで終わりになったじゃん>特別編
あれは26作以降はなかったことにする山田洋治からのメッセージだろ?
今日はかもめ歌か。
中村はやと版の満男はこれで終わりだな。
あと夢のシーンによく出てきた吉田義夫も今回が最後の出演だ。
特別編は八代亜紀がテーマ曲を歌ったけど最低だった。
なんかこう、透明感とか剽悍さがない、湿った重々しいだけのテーマになって
しまった。
八代亜紀の歌は良かったけどな
まあ人それぞれなんだろう
まあ特別編見るなら普通にハイビスカス見るわな
リリー編で締めるのはアリだと思うけど
ハイビスカスは劇中でリリーのテーマが
使われないのが唯一の不満
286 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/12(土) 13:17:22 ID:KHh9j/T7
リリーのテーマってなんだっけ?
特別編ってどのへんが評判悪いの?
288 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 00:19:28 ID:iIudPlfc
〈かもめ歌〉は大好きだ。
一番好きなシーンは入学試験のところ。
一生懸命エンピツを動かす蘭ちゃんが かわいいし、
それを見守る松村さんの表情が良い。
寅さんがワイロを渡そうとしたり、
面接で おせっかいな説明をしたりするところで笑える。
>>288 「葛飾立志篇」に続き、勉強すること・学ぶことに対する山田さんの人生観が見えて興味深かった。
国鉄労働者の詩が紹介されるのは、80年当時、既に政治問題化していた国鉄の
分割・民営化に対する抗議の意志表示か? 振り返ると「望郷篇」(70)に
おいて既に国鉄労働者に連帯していたわけだ。
蘭ちゃんと恋人(村田雄浩)のセックスを暗示し、寅がそれにショックを受ける
というあたりはシリーズにしては珍しい直截的な描写か。細かいことを言えば他にもないことはないですが。
290 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 00:35:14 ID:lFJwPMUT
かもめ歌はつまらんかったな・・。
可もなく不可もなくといった感じの凡作。
波乱もないしインパクトのあるエピソードもない。
恋愛も中途半端。
ハイビスカスのほうがおもしろかった。
291 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 01:08:35 ID:EF+YyE1b
「かもめ歌」良かったな。親になる寅ってのは好き。
地方で東京に憧れてた女の子が、高校に受かり、最後は結婚まで決意する
蘭の成長みたいなもんが出てて良かったと思うけど。
最後、蘭が大人になったとき、寅は身を引いたってことなんだろう(たぶんだけど)。
恋愛のときの身の引き方と違って、こういう引き方も好きだな。
7作目の花子の話より良かった。
花子の話も、すみれの話も両方好きだな〜
点数をつけると7作『奮闘篇』=75点。26作『かもめ歌』=50点くらいかな。
さくらと蘭で3Pしたくなった
>>290 ハイビスカスはシリーズ屈指の名作だからな。
295 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 09:22:15 ID:c5UaOwM9
三船敏郎の獣医のやつはなかなかおもしろいと思うぞ。
「皇帝のいない八月」では最後にちゃんと生き延びてるから、寅次郎の失恋道中は大半が監視されてるってことかw
297 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 16:24:11 ID:ojIJQz87
うっかり口上の中でしゃべったりして
リリーのポスターの文句に泣かされました
うろ覚えですが
さくら、あんちゃん恋をしたけじゃねえ
ただあの人が幸せになってくれればいい、そう思っただけよ
あと都はるみがでたやつが楽しかったな、全然気付かなくて、
299 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 20:18:16 ID:TLaF30BZ
1980生まれですが、セブンイレブンが出てくるような時代まで男はつらいよは進んでしまったんですね。
「男はつらいよ」に711はなんか合いませんねぇ。
それと、今まで田中好子派でしたが・・・蘭ちゃん悩ましかった。
300 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 20:56:19 ID:c5UaOwM9
>「男はつらいよ」に711はなんか合いませんねぇ。
だな。
あれでなんか冷めちゃった。リアリティがなくなったよ。
だってコンビニのある時代に寅さん見たいな人間がいるわけがないし。
あくまで昭和中期っぽくやってほしかった。
301 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 20:57:02 ID:c5UaOwM9
小さなみやげ物やの看板娘って感じの仕事を欄にさせればよかったのに。
>>299-301 恐らくはセブンイレブンはタイアップでしょ。とらや(くるまや)の中はわ
ざとその時代から小道具などを数年遅れの雰囲気にしていたけど、元々、山田さ
んはリアルタイムの流行ものを入れるのは好きだよ。
303 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 21:06:01 ID:c5UaOwM9
なるほど。
タイアップだろうな。
でも山田監督が流行を取り入れるのが好きだとは思ってなかったよ。
タイアップですか・・・なるほど。
でもババアのいるタバコ屋の赤電話は出続ける。
305 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 21:22:00 ID:RpIkr1Tx
かもめ歌
定時制の生徒の中に、デビュー前の田中美佐子がいましたな
>>302 >元々、山田さんはリアルタイムの流行ものを入れるのは好きだよ。
山田監督は「『男はつらいよ』には流行ものや現代を感じさせるものは入れたくなかった」と語っているよ。
「世界観にそぐわないから最新のアイテムなどは排除した。あの世界には新幹線すら存在していない」と
書いていたのを読んだ。
その考えを改めたのは満男が成長したからだって。
「若者を描くのに流行ものは外せない。寅には許されないけど満男なら新幹線に乗ることも許される」だって。
それを読んだ時には
そのわりに飛行機には乗ってたじゃん…
と思ったよ。
308 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 21:41:34 ID:c5UaOwM9
こないだみた37作の寅さんは明らかに弱ってて
寅さんの持ち味である「精気」「覇気」がなくて魅力が半減してた。
何作くらいから弱り始めたの??
>>306 >山田監督は「『男はつらいよ』には流行ものや現代を感じさせるものは入れたくなかった」と語っているよ。
寅の周囲から極力外したのは事実だけど、実際は結構入っていると思いますよ。
>>309 例えば?
今回の「かもめ歌」のセブンイレブンは、すみれが「男はつらいよ」の世界とは
別世代であるという意味であえて入れたモノだと思うんだ。
「男はつらいよ」に時代の流行物が出てくると、普通に出てくるだけなのに
必ずそれが風刺的というか批判的なものに見えるな。
ただ俺としては、そういう描写が逆に
寅だけは違う世界に生きてる感じを強調してるみたいで好きかな。
寅だけは本当のことが分かってるというか。
この辺が中期から後期の特徴だろうな。
>>310 第1作ではさくらがミニスカートを履いていたり、「フーテンの寅」(監督は森崎東だが)
「純情篇」ではテレビジョンが重要な役割を果たしている。
「望郷篇」「かもめ歌」では国鉄労働者に対する連帯を、「寅次郎忘れな草」では酪農労働者の厳しい現実を、
「ハイビスカスの花」では基地の島としての沖縄を、「かもめ歌」では定時制高校をと時代に即したジャーナリスティックな視線もある。
「葛飾立志篇」の田所(小林桂樹)は「日本沈没」から持ってきたキャラクター。
冒頭の夢の場面では「寅次郎夕焼け小焼け」はジョーズ、「寅次郎わが道をゆく」では「未知との遭遇」。
寅と「とらや」の周囲に何を配置するかはいつも思案のしどころだったのだろうが、
その時々の流行や社会問題も少しずつ取り入れている。「かもめ歌」でセブン
イレブンを入れたのは貴方の仰る通りの意図だと思いますが。
313 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/13(日) 23:22:03 ID:c5UaOwM9
セブン イレブンは冷めたな・・。
そういう俗世間の日常から逃れたいから寅さんを見てるのに。
寅さんの世界はおとぎの国であって欲しいよ。
>>313 苦い話も多いし、寅さんは決して「おとぎの国」なんかじゃないよ。
山田さんも内心では困惑していて、そこから合間に自分の撮りたい社会派
ものを撮るようになったような気がする。
>>312 そう言われてみると、
どの作品でも新時代のものって入ってるんですな。
そういうのを取り入れつつも、寅の存在感はいつもあるわけだから、
車寅次郎ってのは、普遍的な存在なんだろうなと思ってしまう。
それにしても、けっこうお詳しい方ですね。勉強になります。
まず、こちらの書き方がよくなかったのかもしれないが
山田監督の「流行ものや現代を感じさせるものは入れたくなかった」というのは
『男はつらいよ』がスタートした昭和中期の世界観をその後ず〜っと守る為には
後年のあまりに近代的な風俗を盛り込むことが良くないと判断したということ。
「ミニスカート」や「テレビ」はシリーズ開始時のごく普通の光景であって
「昭和中期の世界観を壊すモノ」には当たらないだろうと思う。
これは山田監督自身が「新幹線」なんて微妙な例(スタート時には開通していた)から
誤解さえやすいんだろうけど。
「国鉄労働者に対する連帯」「酪農労働者の厳しい現実」「基地の島としての沖縄」「定時制高校」に
関しては「昭和中期の世界観を壊すモノ」とは全く関係無いね。
むしろその世界観を表す存在だ。
夢部分に関しては、いろいろな物を持ってきてはいるが(東宝でゴジラ復活した84年にはギララ登場とかね)
物語進行と別世界だから同列には語れないと思うんだけど。
あくまで本編の中に最新型バイクやパソコン、ファミレス等のアイテムを登場させたく無かったことだからね。
コンビニネタを書いたものです。
自分の歳くらいじゃ、友人とかに寅さん好きな人はあまりいません。
でも僕が何故男はつらいよに魅力を感じるかというと、一番は懐かしさがあるからです。
自分が生まれてない時代の作品でさえもです。
男はつらいよ、トラック野郎、ビーバップハイスクール、僕の好きな作品は同年代には好きな人があまりいません。
これに共通する魅力(あくまで僕の主観)は懐かしさですね。
寅さんの立ち寄る茶屋、一番星が飯を食うドライブイン、さびれた港町や不良の溜り場の食堂。
そういやビーバップに711が出たときも萎えました。
チラ裏すみません。
318 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/14(月) 00:32:46 ID:BxGp2f/a
蘭ちゃんって改めて見ると、いなかっぺ顔なんだね。
役にハマってた。
蘭ちゃんは年下の男の子がヒットするまでは一番人気なかった。
一番人気があったから「年下の男の子」からセンターになったんだよ。
いんや、最初はスーちゃんメインのトリオだった。
ヒットが出なかったんで、んじゃ次は蘭にでも歌わせてやっか、と出したシングル大ヒット。
今現在、見るに耐えるのがスーちゃんだけだってことでもわかるだろ?
>>312 仔細に見てゆくとそういうのっていくらでもあるよな。
これから先の作品だと俺の覚えている限りでも
28作でゲームウォッチ、32作でパソコンが登場、37作ではJRの余剰人員の話題
41作で消費税の話題が出てくる。あとその年の流行歌なんかもよく出てくるね。
矢切の渡しとか躍るポンポコリンとか。40作でサラダ記念日を取り入れてみたり
最終作で阪神大震災を物語に組み込んだり、その時々で流行っていたことや
重大事だったことを反映させようとしているのがよく解る。お盆と正月に規則
正しく公開された映画だから時候の挨拶の代わりとして、こういう話題に
触れるのは有効だったんだろうと思う。
従兄弟がスクールメイツで「8時だよ!全員集合」に出ていたので
消防の頃にキャンディーズのサインとかもらった。
最初はスーちゃんメインだったが、テレビ出演が増えると
可愛いけどおっとりと鈍いスーちゃんよりも受け答えの反応がよく
笑いもとれるランちゃんの人気が上がって真ん中になったそうだ。
キャンディーズは知らないけど、かもめ歌の伊藤蘭はいいと思った。
朝帰りしてとらやで寅と「対決」するところなんか、
このシリーズでも一二を争う美貌マドンナじゃないかと、こっちが逆上して見てたよ。
演技も悪くないと思った。
「旅と女」の都はるみはハラハラして見てたけど、蘭ちゃんはいいや。
こういうところは山田監督がサラっとうまく(かどうか知らないが)演技指導するのか、
いい演技を引き出す雰囲気作りができてるのか、蘭ちゃんがうまいのか、
ごっついい感じの伊藤蘭だと惚れた。
話が飛ぶけど、あき竹城って女優も怪演女優だな。ラストの決まりようは感心したな。
325 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/14(月) 14:35:59 ID:h9Vmcbdp
伊藤蘭といえば、「かもめ歌」の翌年の「俺とあいつの物語」も良い映画だ。
326 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 01:45:08 ID:glVQGTE9
>>307 新幹線より飛行機の方が先に実用化されてたじゃん。
327 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 03:30:59 ID:q17B+QGf
『噂の寅次郎』
大原麗子 最高だな。。
「寅さん、私泣いちゃいそう。二階に上がってもいい?」
このシーンだけで飯が三杯食える。w
328 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 08:17:59 ID:oVPMjqCz
寅さんって軽度の知恵遅れだよね・・
>>328 一般人>寅>>>>>>>>>>>>>>>>>>ID:oVPMjqCz
これくらいかな。
330 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 10:33:09 ID:69ZzCBWl
>>328 寅さんは知恵満タンですよ
学校出たってあぼーんな輩がうようよしている時世
寅さんに学問はないかも知れないが、知識と知恵は満ち満ちている
学問を志そうとしてめがねを購入するあたりは“一般人”でもやりがちな事なのでは?
331 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 10:40:06 ID:tD+rJnSC
そのうち、まあ、
>>328は騙されて、バーだ、キャバレーだ、
あげくの果てにゃ、ストリップかなんかに売り飛ばされちまうんじゃないかな。
可哀想だな…。
332 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 10:52:14 ID:5KX/8FXQ
寅さんは知恵遅れだからおもしろいんだよ。
おそらくリーマンにはなれないだろ。
ケンカはするは、遅刻はするわ、さぼるわですぐ首だよ。
知恵遅れじゃねーよ。非常識なだけだよw
ああいう人を非常識と言っていいのかどうか
335 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 12:35:14 ID:69ZzCBWl
「知恵遅れ」とは具体的にどういった内容かな?
会社員でも、喧嘩が好きで遅刻常習でサボりまくってる香具師、大勢居るじゃあないか。
少なくとも「常識人」では無いような気がする。
こんなとき、小さん師匠ならどう「落ち」をつけますか?
小さん師匠「お客さん。あの子ね、ここがね少しおかしいね。目なんか変にこう間が抜けててさ」
初期の寅は完全な知恵遅れ。
見てて引く。
煽りで言ってるだけだろ
339 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 16:05:45 ID:wU/vg3uK
寅は旅先では人格者だけど、とらやに帰ってくるとバカになる。
340 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 16:30:54 ID:69ZzCBWl
小さん師匠、あっぱれ。見事な「落ち」でした。
煽りは無視で……
342 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 19:11:14 ID:5KX/8FXQ
>会社員でも、喧嘩が好きで遅刻常習でサボりまくってる香具師、大勢居るじゃあないか。
そんな会社員いないよw
寅は一度店番をさせられたことがあるけど、マンガ読んだり居眠ったり
タコ社長とケンカしたり、・・・店番すらまともにできないんだよ。
読み書きなんかも小学生レベルだしな。
343 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 19:11:52 ID:5KX/8FXQ
あと寺の掃除してる知恵遅れっぽいおっさんと波長が合ってるのを見るともう・・w
寅さんは落語世界から飛び出てきたようなキャラクターだからああいう性格なんだよ。
知恵遅れかどうかなんて議論はあんまり意味のないことだと思うよ。
シリーズ物のキャラクターなんてあんなもんだろ。
釣りバカの浜崎しかり、トラック野郎の桃次郎しかり。
よく出来た商売人なんて娯楽映画で受けるわけがないし。
>>342 それは「とらや」の中だからでしょ。
>>339が言うように、寅は外では立派に勤まっていることが多い。
>>345 桃さんは頼りになるでしょ。ハマちゃんも社内では好かれている。
347 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 20:33:49 ID:XIjUFRAf
↑つまんねえ奴だな、おまえは
348 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 20:43:28 ID:LipN86CL
お盆に無粋な話してるねえ。
百姓だな。
>>337 同意だな。
初期は話の内容以前に寅に引いてしまう。
350 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 21:33:45 ID:gaqlI90/
欽也「かっこつけてんじゃないよ北海道の百姓がぁ!」
351 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 21:38:48 ID:glVQGTE9
おいちゃんってなんで途中で代わったの?
352 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 22:03:47 ID:5KX/8FXQ
裸の大将と似たようなもんだからな・・。
353 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/15(火) 22:27:50 ID:YhMmpNFM
>>351 森川さんは急死したから。
松村さんは当初から数本で交代の予定だった。
ついにこのスレにも夏厨という奴が…
356 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/16(水) 19:00:43 ID:QNA1X1LA
裸の大将と寅さんってやってほしかったな。
かなりおもしろくなりうそう。
357 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/16(水) 20:35:23 ID:I8bJ0huu
つ浪花の恋の寅次郎
358 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/16(水) 23:27:48 ID:kjZqPwVM
浪花の恋の寅次郎の松阪慶子も〜う最高です。
359 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/16(水) 23:38:33 ID:kUcuK2kp
紅の花のラストを書き替えてくれないかな?
360 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/17(木) 00:36:41 ID:lTQXlEeP
正月にリリーからさくらに届いた手紙のナレーションだけ録音し直せばシリーズの結末をつけることできそうだけどな。
「・・・今度会う時は夫婦になれたらと思います。
奄美の浜辺にて
リリー」
361 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/17(木) 01:06:49 ID:Y2FcrTxZ
過去レスにあった
『奮闘編』
『恋かもめ』
『噂の寅次郎』
全部、貸し出し中でしたよ。。
みじめ〜。。
『恋かもめ』 なんて最初から無いぞ。
>>361 かもめ歌な。
望郷篇、恋歌、忘れな草、相合い傘、夕焼け小焼け辺りは見たか?
>>364 まだ見てません。レスにある作品は見てみます。。
有り難う
>>365 【注意】
最初から順番に全部観るのがベストだが
そうじゃなくてもなるべく順番に観ていく事を薦める。
シリーズを通じて緩やかに繋がっているエピソードやキャラクターがいるからな。
例えば、借りようとしている『奮闘編』には寅の母親が出てくるけど、彼女は
『続・男は〜』に出てくる重要なキャラだから、先に『続』を観ておくと楽しめると思う。
それと
>>364があげている作品を観る時は覚悟をしていおた方がいい。
シリーズベストともいえる作品群だから。
これしか観ないならいいけど、これを水準として他を観ると後がきついぞ。
367 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/17(木) 12:04:41 ID:KxtSUT2N
『夕焼け小焼け』はストーリーは それほど好きではないが、
ぼたんは、最高のマドンナの一人だと思う。
あとこの作品はラストシーンが すごくいい。
368 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/17(木) 12:08:07 ID:SGAyZfS0
リリーが一番お似合いだよ。
結婚すりゃよかったのに。
>>366 先輩 w のアドバイス通り、初回から借りていく事にしました。
三ヶ月くらいはこれで楽しめそうです。。
ハイビスカスの花で、寅がリリーに、一緒に風呂に入ろうと誘ってるよね。
あそこで一緒に入ってれば、なるようになってたんじゃないかな。
>>370 そんなシーンあったっけ? BSではカットされたんかな?
>>366 そうだね。俺も薦めておいて後からそう思った。補足サンクス。
>>369まあ変な先入観付けちゃってスマソ。でも最初に俺が薦めた作品+
ハイビスカスの花はまじで必見だから。何とかそこま
で頑張ってたどり着いてねw
373 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/17(木) 15:31:25 ID:glYd9k/2
冒頭の「夢」のシーンって評判いいようだけど、
俺はあんまり面白いとは思えないんだよね。
DVDで見るときも「夢」をとばすことが多い。
おもしろいのは「マカオの寅」と、
寅さんが実は宇宙人で、UFOに乗って帰っていくやつぐらい。
374 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/17(木) 15:34:00 ID:glYd9k/2
373だけど、補足。
夢のシーンでは、二作目の「瞼の母」と、おいちゃんが危篤の5作目もよかった。
375 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/17(木) 22:36:07 ID:Tvyddn/O
キャプテンタイガーとアラビアのトランスとタイガーキッドが好き。
松坂慶子とかジュリーが出てくる夢はイマイチだった
ジョーズは中々好きだ
377 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/18(金) 12:57:47 ID:zjNxc1og
ナンセンスと言う意味ではUFOが面白い。
名作と言う意味では海賊の夢かな。
夢も面白いが、予告編も見る価値あり。
378 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/18(金) 13:37:46 ID:iq5SS2CB
>>342>>347はここで議論する資格は無いな、程度の低い餓鬼だと推察する。
お母ちゃんのオッパイでも吸いながらアニメみてな。
森川、松村、下条、三人それぞれの想い出や好きなシーンは語られることはあっても
中村君は語られないよな〜、吉岡君ばかりで。
先週分で中村君乙だったんだから、みんな大いに語っておくれよ。
俺は特に無い。
中村君は今年で40歳?
中村ハヤタ
「馬鹿だねぇ・・・。」
初代おいちゃん大好き
383 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/18(金) 16:54:38 ID:GoVFawfZ
お味噌な〜らハナマルキ!
>>378 そういう設定なんだから、文句言ってもしょうがないだろうに
385 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/18(金) 21:12:46 ID:AohtHi/x
昨日カモメ歌みた。
すみれのバイト先のコンビニ(セブンイレブン)袋は、まだ紙袋だった。
すっかり忘れていたが、そうだったんだと時代を感じた。
>>379 吉岡くんは、映画(山田組)・TV(フジの「北の国から」の倉本・杉田コンビ)
と双方で持て囃された名子役だった。中村くんは元々が素人で役者になるつもりはなかった。
杉田成道も容赦のない人で相当に痛い目に遭ったらしいが、それでも降板しなかった。
そうした吉岡くんという達者なプロの子役を得たことで、満男に対する山田洋次のイマジネーション
と思い入れが強くなっていった。初めはそんなに膨らますつもりはなかったはず。
かもめ歌でセブンイレブンの2度の場面とも、長渕の順子が流れたいて、
俺としては、「あぁ、あの時代かぁ」と、当時の状況を一気に思い出せ
て、とても効果的たった。
もうちょいしたら、長渕出るし、山田監督は長淵の事、好きなのかもね。
やるなら今しかねぇ♪
389 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 00:08:22 ID:oWdpp5lS
>>385 >すみれのバイト先のコンビニ(セブンイレブン)袋は、まだ紙袋だった。
ヒント:生理用品
>>389 ネタなのかもしれないが、
コンビニもその当時はすべて紙袋だったって覚えてない?
ビニール袋になるのはその後少し経ってから。
コンビニをわざわざスーパーといってるセリフはなんなんだろう。
もしかして「コンビニ」という言葉がまだなかったのか。
うーん、まだコンビニという言葉は、少なくともAtokには収録されてなかったはず。
392 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 05:17:36 ID:RwSJYUyJ
>>368 結局リリーと一緒になれなかったことによって、寅は
われわれにとって永遠の存在となったのだ。
もしもこの映画が「失恋48連発」でなかったら、寅は
ここまで伝説的存在とならなかったであろう。
393 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 09:10:04 ID:pp98S5Wb
いや寅が結婚するところをみたかったな・・。結婚式だけで一本作れる。
いままでのマドンナが全員式に友人として出席したりとかさ・・。
そういうラストが見たかったな。
394 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 10:15:00 ID:oWdpp5lS
リリーとは結婚させてあげたかったよなぁ。
ところで「とらや」はなんで「くるまや」に店名かわったの?
395 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 10:53:11 ID:/T/l4XKM
ま た か
396 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 21:11:51 ID:tYgWxcwL
>>394 山田洋次監督の気まぐれです。
この監督さん、こういうサプライズを時々やりますね。
今年で23になる俺は、親父の影響で男はつらいよをちょくちょく見てました。
その中で、かなり後期の作品だと思いますが、ミツオがゴクミ(劇中の名前忘れた)を追い掛けて旅に出て、旅館で偶然寅さんに会うシーンがめちゃ好きです。寅さんはけして二枚目じゃないけど、なぜかカッコイイって思えるのは何故だろう?
はい、バター
新幹線のシーン。徳永の歌のシーンでなきました、号泣同じ方いらっしゃいますか?恐れ入ります
399 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 22:04:05 ID:pp98S5Wb
浪花、今見てるけどやけに暗い話だなこりゃ
なんか出会いからして取ってつけた感じだね。
確かに松坂慶子は色っぽさは尋常じゃないが。
401 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 22:51:25 ID:NEAD+kog
昔、正月に映画館で、満男が家出して、バイクで旅に出るヤツを、立見でみてたら横にいたオッさんが、「こいつ俺の若い頃と同じ事してやがんな!」と、禁煙ランプの下で、タバコ吸いながらつぶやいてたのを、今思い出したよ!
>>396 分かってる癖に釣るなよ。
>>400 劇中の寅は、夢で出てきた乙姫にソックリだからビックリしたんだよ。
この話も明らかに寅さんが悪いよね。おふみさんがホテルに訪ねてきた時、明ら
かに寅さんを欲しがっているのに、カッコつけて逃げ出したわけで。
翌朝、雁之助に遠回しに言われているけど。ラストではお互いに吹っ切って
仲良くしているので救われるけど、本当に好きじゃないとわざわざ自分で東京まで結
婚の報告には来ないよね。好きだから別れを告げに来たわけで。
403 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 23:30:41 ID:jYFGBuq3
>>399 次の28作目も、その次の29作目も暗いよ。
404 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 00:09:41 ID:d2nGf0aj
寅がセックスしないのはカッコつけてるというより
甲斐性なしなんだよな。
ヒロインとセックスしたら、シリーズが終わってしまいますがな。
『男はつらいよ』の対極を目指した『トラック野郎』でも、桃さんはヒロインとはセックスしてないし。
桃さんはトルコ嬢やジャリパンとは犯りまくってるんだけどね。
>>398 ミツオが単車で走ってる時にも、徳永の「夢を信じて」が流れてた気がする。
あ、ドラクエのエンディングテーマだ!と思った俺は当時厨房ですた。
多分男はつらいよの方がこの曲使ったの先なんだろうな。
>>406 徳永の歌がドラクエで使われてるんですか? そんなわけないでしょうに
源公って関西弁なんだね
409 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 02:34:21 ID:d2nGf0aj
浪花の恋でフネの旦那がアゴなのには幻滅した・・・。
なんであの男を山田監督は選んだんだ?
まじめそうな男前をチョイスしたほうがよかった。
>>407 アニメ版のドラクエね。
アベルが主人公の奴。
初期のエンディングテーマが徳永の「夢を信じて」。
今、僕の伯父さん見なおしたけど、どこにも夢を信じてなんて流れてなかったorz
勘違いで勝手に暴走してすまぬ。
>>397 23とは、けっこう若い方も来てるんですね(ちなみに俺は28)。
俺も晩年は好きだけど「寅次郎の告白」で、
色々あって家出した泉が、寅に偶然会って泣きつくシーンなんかは好きだな。
地味なシーンかもしれんが。
私も28ビデオを借りて前作みたが楽しいですね!
最後はみんな老いて、寅さんが元気なくなるのが切ないです
414 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 21:24:19 ID:d2nGf0aj
寅次郎物語って名作だと思うんだけどな。
ちょっと弱ってるけど・・。
415 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 22:23:12 ID:UcKDW5xO
俺26歳です。
松坂慶子の絶頂期は知りませんが、ありぁ・・・もうスターですね。輝きが半端じゃなかった。
寅さんが失恋したとき俺もかなりやられました。
416 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 22:30:43 ID:UcKDW5xO
観てる途中だったけど・・・
ちくしょーシャクレかよ!
417 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/20(日) 23:31:05 ID:uT9HnZhq
みんな八千草薫は嫌いなの?
はい
シリアスになる前の初期の寅さんが好きだった
420 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 11:03:52 ID:ioDH1d8F
20歳代の頃の八千草薫さん、めちゃくちゃ可愛かったぜ。
白蛇抄で山口淑子と共演していた。
421 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 13:08:53 ID:xDieSr57
『続 男はつらいよ』の佐藤オリエ
『夢枕』の八千草薫
『口笛を吹く寅次郎』の竹下景子
この三人が最高かな。
422 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 16:31:09 ID:cgBoI1LP
もし寅さんがリメイクされるとしたら
俺的に寅さん役は陣内孝則がいいと思うんだが…
異論はないか?
おれは線が細い気もするけど、柳沢慎吾かな
...吉岡秀隆以外ないやろ
425 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 19:07:51 ID:cgBoI1LP
柳沢慎吾ww
吉岡秀隆は2代目ひろしがいいんじゃないか?
426 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 19:10:24 ID:qfsOsVqK
岸谷五朗
427 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 19:25:48 ID:cgBoI1LP
10年後の江口洋介
村田雄浩
四角い顔だし
429 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 20:09:09 ID:Aeafi2gr
ガッツ石松かな。
430 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 20:13:59 ID:cgBoI1LP
>>429 台詞が覚えられるかが鍵
それとタコ社長との喧嘩のシーンは
ガッツが恐すぎて笑えない予感
431 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 20:27:33 ID:iBGCsUHD
ガッツは北の国からでいい演技してるけどなぁ。
>>430 タコ社長に輪島功一を起用するという奥の手。
白熱の喧嘩のシーン。
433 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 20:40:10 ID:NtHhNcmF
>陣内孝則
あのデフォルメ演技は演技に入るんか?
何をやっても陣内だし
柳沢ともども見ていて痛い
434 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/21(月) 20:50:04 ID:5bPaHjFZ
草だんご屋も寅さん終了後は経営も苦しいらしいな
>>430 >台詞が覚えられるかが鍵
腹かかえてワロタ
436 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/22(火) 00:01:06 ID:TzUIj8I/
故・たこ八郎が社長ならなぁ。
博は、やくみつる氏で
437 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/22(火) 04:06:00 ID:vuWcCB6D
>>434 元々、柴又は電車があの通りだし、バスは地元民にしか分からないし(まあ、バスに
限れば全国のどの土地でもそうですが)、アクセスが悪い土地。帝釈天の参道は
寅さんが無ければもっと早く寂れていただろう。逆に寅によって寿命が延びたと言うべき。
さらに今は景気も悪いし、どの観光地も苦戦してますよ。
地元の人も、今回のBSの放送で少しでもお客さんが増えればと願っているはず。
最近は地上波で余りやらなくなったが、本音を言えばまた数カ月おきにやって欲しいだろうねえ。
439 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/23(水) 08:52:05 ID:t7uP17Nb
きのう「桃太郎侍」を見てたら、
高嶋政宏が寅さんっぽく見えた。
440 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/23(水) 13:14:04 ID:jUiBw/Kt
>>439 雰囲気は似てるかもな
ただし、実際にリメイク版が造られるとして
もし高嶋が寅さんにキャスティングされたら
俺的にかなりがっかりすると思うw
441 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/23(水) 14:58:57 ID:9N8T2DX2
tp://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2006082301001363
関敬六さんが死去 脇役で活躍のコメディアン
ご冥福をお祈りします。
浅草芸人がまた一人…
442 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/23(水) 15:04:39 ID:xQ6BQ6qg
ポンシュウも逝ってしまいましたか
なんだかさみしいですね
444 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/23(水) 18:00:20 ID:pmuCb48I
関さんの訃報を聞いて飛んできました
ご冥福をお祈りします
俺にとって関敬六と言えば
「ぽんしゅう」と「ムッシュムラムラ」だった。
今週は出ないけど、来週の「あじさい」には
ぽんしゅう出るな。
残念だ。実に残念だ
オレも夜のニュースで知った・・・ご冥福をお祈りします。
土曜日仕事切り上げて告別式行こうか迷うなあ。
448 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/25(金) 00:55:51 ID:0llKSCE1
予告編と本編とは台詞違うよな。
みんな気付いてた?
>>448 過去スレでガイシュツ。予告編は、予告編用の別撮りカット・本編に使わなかった
NGカットで構成されている部分も多いため。
台本から、まだ本編を撮影していない場面の予告編に使いたい部分だけ先に抜き撮りしていることもある。
450 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/25(金) 03:00:49 ID:Kmq6cQ/L
(-人-)ポンシュウさんお疲れさまでした。
そっちの世界でも男はつらいよの撮影がんばってください。
ポンシュウというと三井の大黒か。
452 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/26(土) 23:32:47 ID:1yccSp97
音無さんが勤めていた旅館で髭を剃ってた人が関敬六さんぽかったな。
今回は冒頭の同窓会から始まり、誰にでも優しさを見せる寅さんも、実社会では現実には使いものにならん人間だと
あらためて描いてしまったな。前田武彦は「私の寅さん」とは別人という設定?
マドンナとの縁も薄いままに終わり、とくにこれといった盛り上がりもクライマックスも
なく、稼業の暗い側面も見せてしまい暗い一作。
夢の場面で「佳世子の仔猫の館」という台詞が出てくるのが時代を感じさせる。
岸本佳世子とチイチイの「あにいもうと」話で最後をホッとさせてオトすしかなかったようだ。
455 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 00:31:13 ID:x5iEQsBO
吉岡秀隆は今回のと「北の国から」で、どっち先なの?
なんか演技に慣れてる感じがあったな
457 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 00:41:51 ID:03urZSEd
458 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 02:48:28 ID:m9m8qSRg
子役の演技なんて大差ない物と思ってたけど、明らかに違うもんだね。
中村君には悪いけど。
>稼業の暗い側面も見せてしまい暗い一作
テキヤってのはやくざなんだから、本当はもっとドロドロしてるんだけどな
>>458 過去スレにもあったと思うが、中村くん本人はプロの俳優になる気は
なかった子。吉岡くんはプロ子役でしょ? 中村くんもそろそろ辞めたがって
いたとも聞くし、「遥かなる山の呼び声」で気に入ったから吉岡くんに変えたんだろうね。
結果的に満男の存在を膨らませることになったわけだが。
>>459 音無さんも「あんな亭主と一緒になっちゃって」とさくらたちにイヤそうな顔をしてたしね。
寅さんが理想視され過ぎてきたので、山田さんもここらで現実に戻そうと思ったのかも。
同窓会のエピソードは良かったよ。
本編そのものと合わせて今回は寅さんの影の部分にスポットを当てたって感じかな。
こういう趣向も悪くないな。
462 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 09:17:13 ID:W9i1qvaR
音無がくるまやでタバコを急に吸い出すのってどういう演出なんだよ?
非常識な女だなと思ってしまった。あれは疑問だな・・。
463 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 09:39:49 ID:schtrJ6B
音無のキャラがよくわからなかった。
内気で気立てがいい感じがするが
一方で、育ちの悪い粗野な部分ももってるっていうか。
はっきりしなかったな。
464 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 09:47:05 ID:W9i1qvaR
音無に悪っぽいキャラは無理だな。
どうしても上品になってしまう。だからわけのわからないマドンナになってしまった。
465 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 10:10:57 ID:D8qAdrFH
東八郎(クリーニング店主)さんが、酔った寅に、
商売の尊さを叱りながら説明するシーンは、
いつ見ても泣かされる。
466 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 11:34:54 ID:/ffeS/My
ポンシュウの死は遅ればせながら
昨日の放送の後。知った。
寅さん映画もどんどん人が亡くなっていく。
寅さん 御前様 タコ社長 おいちゃんは初代の森川さん松村さん下條さんまで死んじゃった・・
ゲストでは亡くなった人は本当に多い。
おばちゃんはまだ元気だよね。
なんか切ないねぇ・・・
467 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 11:35:07 ID:zm3Warn5
寅がクリーニング店主を侮辱するシーンは ちょっと耐えられない。
あのシーンはないほうがいい。
468 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 12:19:21 ID:L3eT1tHf
>>462 そりゃー、本人もさくらに打ち明けたとおり、昔ぐれた時期もあり
まー、その流れで結局はやくざ者と一緒になって今の私ですって
説明でしょ さくらみたいなまっとうな主婦と音無の立場の女の
ちがいを手っ取り早く説明できるし
それと、今の時代はたばこふかすシーンそのものが圧倒的に減ってるから
今現在見るとちょっと不自然にはみえるかもね
>>462 タバコを吸う描写ぐらい別に普通でしょう。
殊にヤクザの元女房という役柄でもあるし。
NHK「紙風船」のあとの「映画監督」と「支配人」の話を聞いていて、
噴飯はしなかったが笑ったね。
ラストの柴又駅のそばでの寅と光枝のやりとり。
カントクはこの映画をちゃんと見ていないんだろう。
ちゃんと見ていて「自立した女」なんて言葉が飛びだすとしたら、
そりゃあんまりアホだぜ。
あのラストは女の自立とは関係ないだろ。
強いて言えば、女の瞬間的諦念と寛容・包容力か。
まあ、それはそれとして、あそこは、緊迫感、切なさにあふれた
とても密度が濃くていいシーンだと思った。
時間空いてるのにかぶっちまった。恥ずかし。
まあ、俺も
>>468さんと同意見ということで。
>>470 確かにあのシーンは自立というよりかは寅さんにすがっている感じがしたな。
もう一押ししたら二人は結ばれたかもしれないという。
夕暮れ迫る年の瀬の風景が話の切なさとマッチしていて良かった。
前田武彦は「私の〜」と同じ「同級生・柳」なんだが
前は「デベソ」、こちらは「カワウソ」
以前はあんなに仲が良かったんだから「実は別人」と信じたい。
いや、俺はそう勝手に決めつけている。
>>455 「遥かなる山の呼び声」→「浪花の恋の寅次郎」→「北の国から」→「寅次郎紙風船」
473 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 14:33:27 ID:xX1bOudt
今日は男はつらいよの日
1969年8月27日に『男はつらいよ』シリーズの第一作が公開されたことに由来。
474 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 14:57:07 ID:INjOkShR
>>454 たしかにマドンナとの縁が薄かったな。
紙風船は強いていえば、2作目と似てるんだろうな。
マドンナの身近な人物が死に、その後、マドンナに寅がどう対応するかという。
2作目の場合はすでに医者の恋人がいて、それで完結してしまったが、
今回は寅がそれをどう支えるかの恋愛路線なんだけどな。
そこをもって濃密に描いてほしかったな。
音無の性格も、もっとはっきりさせてもよかった
475 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 14:58:52 ID:W9i1qvaR
だから寅さんはある種の池沼だっての。
適応障害の一種だと思う。
476 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 21:48:12 ID:N/B/5SsI
適応障害と池沼はぜんぜん違うだろ?
477 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 22:53:56 ID:W9i1qvaR
多動性注意欠陥障害だな。
最近、毎日のようにDVD借りてます。
TSUTAYAの店員さんに『寅』ってあだ名付けられそうな勢い。。w
479 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/28(月) 10:20:43 ID:bxEcLYrM
寅は旅先では人格者。
柴又に帰るとただの馬鹿だが。
480 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/28(月) 10:48:44 ID:6Aap46Mk
昨日の行列で武田鉄也が言うには、渥美さんが
「若い頃からオマンコが好きでなぁ、それで体壊しちゃったぁ。」
って、撮影現場を和ますことをよく言ってたらしい。
481 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/28(月) 11:30:30 ID:3URT2a+e
↑ほんとかよ!
じゃあ肝炎なんかで死んだのかな
肺癌だよ
483 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/28(月) 12:29:45 ID:3URT2a+e
そういやヘビースモーカーだったみたいだな・・。
じゃあ自業自得か。
渥美清は結核で右肺摘出手術を受けてるからタバコは吸わないよ。
「ヘビースモーカーだった」ってのはどこの情報よ?
485 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/28(月) 13:07:20 ID:P6FRoIAq
なんかいいかげんな情報…。
タバコ吸わないよ。
もうちょっとまじめに調べて書けよな
癌も肝臓から始まって、最後は肺への転移だろ。
一切タバコを吸わず、タバコを吸う人間と同席しなくても、肺ガンになることもある。
>>483はあまりにも短絡的。
487 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/28(月) 13:46:15 ID:BYBIqt1G
結核になる前は吸ってたんじゃないの?
若い頃は、夜明かしで酒を飲み、
酔った勢いで舞台に出ることもあったそうだから、
タバコも吸っていたと考えるのが普通。
488 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/28(月) 15:06:56 ID:hgVPGAMh
世の中には煙草を吸わない大酒飲みなんていくらでもいるが。
489 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/28(月) 16:25:10 ID:FojVr7Mc
気になっていたんだが、寅さん映画終了後、10分くらい
山本監督ともう一人で、感想を述べているが、監督の相手方は
どなたでしょう?
真面目そうな、物知りな方とお見受けしましたが。
>>489 ググレカス。
見上げたもんだよ!変わらぬ人気 渥美清さん没後10年
ttp://www.tokyo-np.co.jp/00/hog/20060804/mng_____hog_____000.shtml >「“達人”がこれほど多い作品はないね」。NHK衛星(2)で映画番組の案内役を務める渡辺俊雄さんは、
>渥美さんが主人公の車寅次郎を演じた「男はつらいよ」シリーズの特徴を、実感を込めて語る。
>衛星(2)では昨年八月から、「あゝ失恋48連発」と銘打ち、原則土曜午後九時の枠で、シリーズ全作
>品の放送を開始。今春までに前半二十四作品を放送し、視聴者から寄せられた便りは六千通に上る。
>個々の作品への思い入れの深さや、見過ごされがちな名場面のうんちくに、スタッフはびっくり。
>元アナウンサーで映画番組に長年携わった渡辺さんも「いや〜、発見がいっぱいありました」と舌を巻くほどだ。
>そんな渡辺さんも、寅さんを語りだしたら止まらない。「欲がないし、困っている人を見たら絶対助ける。人の
>話をきちんと聞いてあげて、恋の仕方もきれいでしょ…」
>NHKでは五日からシリーズを再開。第二十五作「寅次郎ハイビスカスの花」(80年)から最終第
>四十八作「寅次郎紅の花」(95年)までの後半を、来年一月まで、ほぼ毎週放送する。
>渡辺さんは毎回、映画の後、映画監督の山本晋也さんと作品のこぼれ話を語り合う「寅さんレビュー」の
>コーナーで登場。「寅さんシリーズは見終わった後、何か語りたくなる。一人でテレビを見ている人にもその気持ちや余韻を伝えたい」と、“通”の楽しみ方に導く。
>>487 >タバコも吸っていたと考えるのが普通。
普通か?
コメディアンになってから、肺結核になり肺摘出手術を受けるまでたった3年。
その間には、肺結核を苦に自殺まで考えたという実の兄を亡くしている。
そんな環境だったら俺は「タバコは吸っていなかった」と考えるのが普通だと思うんだが。
「普通」と感じる感覚も人それぞれってことだな。
492 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 01:05:00 ID:8CaFqbl7
特に晩年の十数年は自分の体調を考えて
酒の席でも自分は酒飲まないし
煙草も吸わなかったってなにかの本に書いてあったなあ。
無理をできるだけしないように心がけていたようだったって。
493 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 01:45:48 ID:wlk8cVQM
肝臓ガンってことはやはりオマンコのやりすぎで
ウイルス感染したのかな?
494 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 01:52:25 ID:caQG+Vwz
渥美清に愛人がいたって本当ですか?
495 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 01:53:57 ID:wlk8cVQM
そりゃいただろう。
ジャッキーチェンにもいたくらいだし。
496 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 12:54:01 ID:Drhj25op
あーあ、2ちゃんはこれだからな。まじめに書いてるヤツもいるが
こかしたり、けなしたり、質の振幅がありすぎだぞまったく。
松竹が寅さんを48まで続けなければ、渥美さんはもっと長生き
できただろうか。それとももっと早く死んだかな(気力の問題で)
紙風船、俺の地元付近キターーーー!!!
あの鉄橋と川のひっくい橋まだ変わらずありますよ〜。福岡県浮羽郡・・・現うきは市。
この作品だったのか。
ちなみに、その後くらいのカットで寅さんがバイやってるシーンの場所も変わってません。
原鶴温泉。画面左上の橋がそのまんまで感動しました。
まあ、二十数年くらいだから大したことはないすね。
500 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 16:51:11 ID:NYcBFkr9
よく渥美さんが寅さんをあんなに長くしないで他の映画にもっと出ていたら、
演技の幅がもっと出たのに惜しい。っていう評論家や役者がそれこそ
いっぱいいるけど、そういう人たちはこのシリーズ1作1作ちゃんと見てないね。
48作品みんな同じ寅さんだと思っている。まるでドラマの水戸黄門さんみたいに。
渥美さんはこの映画の中で新化していったと思う。
よおおく1作1作見ていけば、見ちゃいられないような最晩年の寅さんの中にさえも
新しい要素が発見できる。
渥美さん自身はもうそろそろ止めたいって迷っていたみたいだけど、
結果的にあの映画は渥美さんの素質を生かしていたと思う。
あの人ってそんなにどんな役でもできるってタイプじゃないんだよな。
「拝啓天皇陛下様」はもちろんだけど
やっぱりこの「男はつらいよ」も渥美さんの代表作だと思う。
でも、自分が辞退してボツになったっていう
尾崎放哉や種田山頭火の役だけは
なんとしても見たかったけどね。
「咳をしても一人」 って渥美さんの雰囲気だからね。
>>500 いいたいことはわかるが
それはあんたが熱烈な寅さんファンだからそう思うのであって
客観的に捉えてる者達からすると「惜しい」って意見に集約しちゃうのよ
でも渥美さんは体調の問題もあるから寅オンリーも仕方ないんだよな
一年の内の数ヶ月だけ我慢して寅を演じれば悠々自適の生活が得られた訳だ
体のことや安定を考えたら無理をしてまで新しいのをやろうなんて事はできなくなるもんだよ
502 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 18:30:55 ID:uCZbK37M
『鬼畜』の緒形拳さんの役を野村芳太郎監督は最初
渥美清さんでやりたかったそうですね。
「寅さんのイメージをこわしたくない」と
渥美さんが拒んだので実現しなかったとか。
503 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 18:45:15 ID:wlk8cVQM
>>502 らしいエピソードだな。
テレビに出演しなかったのもそのためかも。
>>502 その頃は既に「寅さん役を壊すわけにはいかないな」という自覚が出ていたのだろう。
>>503 渥美さんは1981年頃まではTVにもよく出ていた。TVに出なく
なったのも単純に体調のためだと思う。
渥美さんと寅さんでは話術が巧みという以外は共通してないからね。
渥美さんは「さしずめインテリ」で基本的に人嫌いだったらしい。
寅さんとファンを大事にしたという点では賞賛できる。
でも年相応で笑いなしの渋い役を演じてほしかったという気もする。
植木さんやハナさんみたいな。
>>500 尾崎放哉や種田山頭火は、早坂暁とやるはずだったという話でしょう?
結局は山頭火はフランキー堺がやったけどね。
89「山頭火 何んでこんなに淋しい風ふく」NHK 脚本=早坂暁 演出=早坂暁 主演=フランキー堺
尾崎については、早坂が脚本までは作ったが渥美さんの体力的にもう無理だったと言われているようだ。
>>505 >でも年相応で笑いなしの渋い役を演じてほしかったという気もする。
例えばその一つが早坂暁の「田舎刑事」ものなのだが。
508 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 19:13:14 ID:x8ixyEUp
>>504 イメージを崩さないためにテレビには極力出ないと言ってたよ。
実際に渥美の出てるテレビはほとんどないし。
NHKの「寅さんは生きている」くらいじゃないか?
そう言えば、金田一幸助 役やった事がなかっっけ?
寅さんをライフワークとしつつ他のアグレッシブな役にも挑戦してくれればベスト
だったと思うけど、まあ体調とイメージの問題で無理だったんだろうねえ。
それと前にもこのスレで話題になっていたが渥美清の個性は物凄く独特なので
下手な作品に出るとなかなか役が機能しないとことが多かった。寅さん役以外の
主演作品で成功したものといえば「拝啓天皇陛下様」と賛否両論あるだろうが
「ブワナ・トシの唄」ぐらいで、あとは渥美の魅力を引き出せなかった作品が多い。
山田洋次だからこそあそこまで渥美を映画で生かすことができたんだと思うんだよね。
だから寅さんに専念したのは最良じゃないにしろ、ベターな選択だったと俺は思う。
511 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 19:28:15 ID:DRHfC2XS
渥美さんが出ているテレビドラマで印象深いのは『ヨイショ』。
渥美さんは、百貨店の大食堂の主任という堅い役だった。
評判のいい29作目の頃に体調に異変が起きたらしいね。
この頃から完全に役者人生=寅と決意したのかな。
513 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 19:59:26 ID:LZUmnl78
渥美さんの出たテレビドラマで印象深いのは「あにいもうと」
室生犀星の原作だったかな。確か山田洋次監督が脚本だったような…。
倍賞さんと渥美さんの喧嘩は凄かったよ。
さくらとは違う気性の激しい一本気な妹だった。
>>508 >実際に渥美の出てるテレビはほとんどないし。
いや、だから81年頃まではまだ結構出ていたんだけど・・・。データとか調べない人?
>>512 その29作目こそが82年の『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』。
ちょうど他の仕事をほとんどしなくなった時期に符合する。
515 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 20:12:43 ID:x8ixyEUp
>>514 どんな番組よ?
ドラマは別だぞ。素の渥美清としてはNHKのやつくらいだと思う。
516 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 20:19:26 ID:Gxz1xhHn
こんなこと言っちゃ渥美さん嫌がるかもしれないが
山田監督が渥美さんを使う時だけどんなちょい役でも主役でも
成功していた気がする。山田監督も逆の意味で同じ。
あのふたり運命の出会いかね。どちらかが欠けてもだめだった。
だから体調不良のことがあるにせよ。あれしかなかったと言える。
正解だったんだよたぶんあれで。
517 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 21:48:19 ID:8jZ6xY3q
>>512 渥美さんの声が かすれ始めたのが その頃からのような気がする。
>>515 >ドラマは別だぞ。
なんだ、それを先に行ってもらわないとw 普通のTV番組についてはとくにこれといった
データもないし、当時の縮刷版を丹念に見ないと調べようもない。
519 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/30(水) 05:13:09 ID:08myEMSG
520 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/30(水) 05:26:00 ID:I4Gc+zag
>>509 渥美清って、ものすごい怖い顔してるんだよね。
でも怖い顔の人が面白い格好をすると、何倍も面白く見える。
それが寅さんらしい(何かの本に書いてあった)。
これで、怖いヤクザでありながら、面白く暖かい人物の二面性を出せる。
渥美清が演じてきた役って、このギャップを生かした役が多いけど、
渥美金田一は、渥美さんのもってる怖さや鋭さみたいなものを
うまく使った良い役だったと思う
518=519
48連発再開記念に後半戦の「いつもの」メンバーを忘れないよう記録しとく。
「=?」は「思い出せない」「気がつかなかった」「出ていないかも」
抜けがあったら教えてくれ。
谷さんなんかは出演しててもクレジットされてないことあるから、わからん。
1作品で何役も演じている場合はひとつだけ代表的なのを書き留めとく。
25●『寅次郎ハイビスカスの花』
杉山とく子=?
津嘉山正種=知念先生
関敬六=?
谷よしの=よもぎ売り
26●『寅次郎かもめ歌』
杉山とく子=国勢調査
津嘉山正種=ボクサー
関敬六=テキ屋の忠さん
谷よしの=仲居
27●『浪花の恋の寅次郎』
杉山とく子=?
津嘉山正種=自転車3人組
関敬六=ユニフォーム姿の客
谷よしの=とらやの客
28●『寅次郎紙風船』
杉山とく子=仲居
津嘉山正種=?
関敬六=宿泊客
谷よしの=仲居
関敬六も氏んじゃったね。
この前、「〜春の夢」を観たら、ポンシュー役が背の高い鼻髭のコメディアンだった。
なんちゅう芸名だったかなぁ。
小島三児だな、初代ポンシュウ。
女房に逃げられて子供連れてんのな。
526 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/30(水) 22:46:16 ID:doH8Wt+d
郡上八幡が舞台のドラマなかったっけ?
528 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/30(水) 23:27:02 ID:08myEMSG
527=528
530 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/30(水) 23:45:32 ID:/cyIsYif
ポンシュウが出てくると寅さんのうらぶれた
テキヤ家業の雰囲気がいきなりリアルに
見えてくるから不思議だ。
>>522 今週の「あじさい」は、津嘉山にとってシリーズ最高の大役ではなかろうか?
憎まれ役ではあるが。
>>531 それまでの冒頭の江戸川コントの
珍?演が報われたのだろうかw
533 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 01:34:33 ID:qxrigMGa
津嘉山さんといえば
沖縄の医者知念先生
泉ちゃんのママの恋人
あたりも捨てがたい。
534 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 06:02:32 ID:JwuedTeM
シリーズ第1作から10作あたりを見てると、当時の物価急上昇に驚かされる。
>>525 そうそう、トリオ・スカイラインの小島三児さん。
あの人も5年前に亡くなっちゃってるんだねえ。
女房に逃げられてたけど、エンディング近くには、新しい女ができてんだよね。
そして、寅さんが「やってられねーよっ」ってさ。
渥美清さんの演技力とプロ意識(私生活を見せない)はすごいな。
最晩年まで多くの人は実際に寅さんのような人だと思っていただろう。
私生活まで切り売りする今の芸人なんてのはダメだなあ。
537 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 11:43:40 ID:LtvRpQnw
私生活を見せない芸能人は多いけれど、
渥美さんほど それを徹底した人も珍しいだろう。
でも、それだから渥美さん関連の書籍も多いんだろうな。
いろいろ読んだけど、やっぱり渥美さんは凄いよ。
539 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 16:02:00 ID:p+MVFZJ3
「男はつらいよ」をもう一度つくるとしたら
西田敏行なんだろうけれど、やっぱり渥美さんとは
時代や人生が違うから無理だと言われてる。
さくらは田中裕子でいけるかな。
540 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 17:22:35 ID:zVgTzdzO
浅田美代子で。
541 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 18:32:22 ID:OlJiXnXF
>>536 でも、親友の関敬六さんや谷幹一さんでさえも
家族に会わせなかったというエピソードを聞くと、
「何故そこまで?」と思う。
542 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 19:14:58 ID:cBkbvUyE
別にそんなに極端な変な行動とも思えない。
数的に少ないだけで、おかしな行動とは思えない。
仕事の同僚がその友人の家や家族を知らないことなんて
ごまんとある。
会わせてもしょうがないとも思うし…。
和田アキ子じゃないんだから。
>>526 郡上は記憶にないなー。
ひょっとして鵜飼?
宿でとなり部屋の娘さんに鮎差し入れるやつ?
としたら愛媛県大洲市(肱川)。19作。
実は長良川の鵜飼は郡上八幡じゃなくて岐阜市か関市だそうな。
544 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 23:25:54 ID:JwuedTeM
なんで牡丹と所帯もたなかったの?
545 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 23:26:39 ID:JwuedTeM
なんで牡丹と所帯もたなかったの?
所帯持とうにも相手がよくわからん事故で死んでしまったからなあ
牡丹と所帯もつのはちょっと…
登に遠慮したんじゃあるまいか。
548 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 01:27:59 ID:8F5c2LCX
釣りバカのスーさんに遠慮したのかな?
>>542 たしかにそうだけど、でもなんか壁を感じてしまうな。
親友だったら、家族ぐらい紹介してもよさそうなものだが。
少し病的な感じがする。
550 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 10:14:12 ID:54C9ZsO8
関さんが、「家に行って、奥さんや子供たちに会いたい」と頼んでも、渥美さんは拒んだそうだ。
551 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 11:22:56 ID:WClm3rll
うん、確かに渥美さんはどこかでしっかり厚い壁を作っていると思う。
関さんの家族とは血縁のように付き合ってって、自分のほうは会わせない
わけだからね。偏ってはいるしある意味不公平だと言われるかもしれない。
しかし、役者の感覚を磨こうと思う時とるべき方法の選択肢の一つだとも思う。
渥美さんは渥美さん流の「自分の感覚を守る」術だったんだろうね。
何かを一人で極めていきたい人はちょっと一般の人から見ると理解しがたい
普通じゃないところはあるとは思う。
もちろんそのこと自体はいい悪いでもなく、
当たり前だが威張ることでもない。どちらかというとその逆。周りの人たちを
困惑させたり、振りまわすことも多々あるだろうね。
でも病的と言ってしまうと世間的には語弊がある気もするな。
まあ、天国の渥美さんは「そうです、私は病的ですよ」って平気で
言っちゃうとは思うけど。
>>551 う〜む、お互い親友でありながらも
役者という境界線は守っていたということですかね。
家族の合わせないということも、役者である関さんだからこそ
理解できたということでしょうか。
逆に言えば、関敬六がそういう気持ちの理解できる役者であると
渥美さんが認めていたということなんでしょうか(考えすぎか・・・)
いずれにしても、素人には分からんなあ
>>547 そういえば
ぼたんと登は夫婦だったんだっけな〜
すっかり忘れていたけど
家族に対する思いやりもあっただろうな。
とにかく田所の人たちを「渥美清」に巻き込みたくないという。
関さんとかだと、悪気はなくてもどういう家族か他にも伝わる可能性
もあるし。
自分の役者としての向上心捨てても「男は〜」に専念したのも
家族のため。病弱な体でも1年に1〜2作品で高額な生活費が
保障されるんだからね。
555 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 19:11:54 ID:vdiRz1Vh
>>554 (家族のためって)あんたさー、天下の渥美清を家族のために月給を
運ぶ小役人みたいにとらえるのはどうかと思うね (生活費が保障される)
とか アーティストだろ 金なんかどうにでもなる、あとからついてくる
位にしか思ってないよ、あのクラスになれば 食うために病弱な体に
ムチうってとか、そういうレベルの人間じやないだろ あそこまでいけば
556 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 20:32:43 ID:3ZHcsiTt
557 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 21:28:27 ID:G5PEksR0
>>526 「こんな男でよかったら」(73年)
共演 ミヤコ蝶々 倍賞美津子 財津一郎 他
ですね。
>>553 ぼたんと登が夫婦って、どこから出てきたの?
560 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 22:03:58 ID:NRMmUgfO
>>559 どこって、誰でも知ってるだろ?
超短い夫婦生活だったらしいけどな。
そうか、すまん。もう一度、17作を見てみるわ。
562 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 23:32:19 ID:34iSWy+Y
17作は関係ないでしょう。
秋野大作と大地喜和子が一週間ほど結婚していたってことですよね。
563 :
561:2006/09/02(土) 00:25:10 ID:lC1A+2ev
>>562 ああ、思い出した。そういえばそうだったですね。
「登」と「ぼたん」が、っていうので、混乱してました ○| ̄|_
>>557 川又登出演作
1『男はつらいよ』
2『続・男はつらいよ』
4『新・男はつらいよ』
5『望郷篇』
9『柴又慕情』
10『寅次郎夢枕』
33『夜霧にむせぶ寅次郎』
>>562 それ、マジっすか?
知りませんでした。
>>564 寅さんの殴られ役として貴重な存在だったが、寅さんが国民の
アイドルになるにつれ役割を終えた感じ。
たぶん登を消すことで、寅さんのヤクザ臭を消したかったんだろうね。
寅ってヤクザなのかよ
569 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 11:12:11 ID:ZADOe4Sn
>>568 おまえヤクザ=暴力団だと思ってないか?
570 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 12:16:23 ID:1tRJj+KA
テキヤ(露天商)というのはちょっと微妙な位置にあるんだよな。
しっかり地元を仕切っている親分関係の人にも挨拶はするがちょっと
距離も置いているそうだ。本に書いてあった。
一般には暴力団とは関係がないそうだ。
571 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 12:18:36 ID:Wa+VyUpw
映画の中でヤクザと接触するシーンってある?
親分に挨拶してるとかさ。
572 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 12:20:37 ID:1tRJj+KA
地元の親分衆に仁義を切っているのは第1作。
政吉親分とは第5作。
573 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 12:36:03 ID:ArraPWVP
どおせおいらはヤクザな兄貴 わかっちゃいるんだ妹よ
いつかお前が喜ぶような 偉い兄貴になりたくて
奮闘努力の甲斐もなく 今日も涙の
今日も涙の陽が落ちる 陽が落ちる
574 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 12:36:47 ID:t24XgFdX
>>570 的屋(露天商)なんてモロやくざじゃん。
堅気の仕事だと思ってたのか?
575 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 12:48:03 ID:LGSroI+d
浅草辺りにいるテキヤは一応組員でしょ。
でも組員だからといって、詐欺や恐喝をしているわけではない。
露天商で食っている。それだけのことだ。
>>555 あんたアーチストって言うが歌手じゃないんだよ
二次報酬はビデオ、レコード、寅さんの顔を使った肖像権くらいだ
今みたいにDVDだCDだって出回ってる時代じゃない
グッズだって記念館ができる前に亡くなってるから現在より少ないだろう
ただ少ないっても出演料と契約料は半端な金額じゃないだろう
おそらく全盛期の裕次郎ひばりクラスはもらってるに違いない
彼らより仕事量は少ないから単価にしたら彼らを上回るかもしれん
男はつらいよの最大の特長はロケ地誘致で金になることだからなー
寅さん歩けば新観光地になるんだから御当地は必死だ
だから渥美氏が寅止めたら大変なことになるんだ
ちょっと筋道ずれたか、すまん
>>572 >地元の親分衆に仁義を切っているのは第1作。
祝い事レベルで親分がわざわざ寅さんの家へ行くのはありえないyo
常識からして若頭の代理人(ワカ直属の弟分か3番め4番目あたりの人物)で
あの場面の前に寅さん自ら柴又を縄張りにしている一家と
柴又の縄張りを取り囲む圏外の一家への仁義を済ませているはずだ
テキヤとヤクザは全く違う、ヤクザな兄貴は本業のヤクザのことではない
ただ繋がりはある
それと的屋は時代劇に出てくるようなヤクザの伝統を大事に守っていて
火消しの一家の流れも組んでいる
登ると牡丹が夫婦だったと書いてる香具師もいるが
二人が夫婦だったなんていつの話を穿り返してるんだいい加減にしなyo
離婚後登るはすぐ再婚してる
相手は台湾の女優で向こうじゃそれなりに知られている実力派と聞いてる
その後子供たちは芸能関係の仕事をしており登も孫と遊ぶお爺ちゃんだ
だいたいテキヤが勝手気ままに全国旅できるなんて不可能だからね。
まあ、寅さんだけは御伽噺の人だからいいんです。
最終作近くでも40歳代という設定(さくらとの年齢差がだんだん近く)
だったくらいですから。
>>576 頭固いのか頭悪いのか知らないが、おかしな事ばかり書いてるぞ。
まず「アーティスト=歌手」じゃし、誰も二次報酬の事なんて言ってない。
祝い事レベルで親分が寅の家へ来るなんてことも誰も言ってない。
登と牡丹が夫婦だったと話してた件で
「いつの話を穿り返してるんだいい加減にしな」と空気の読めない発言してるが、
それを言うなら自分だって、裕次郎らより仕事量は少ないから単価にしたら上回るなんて
「いつの話を穿り返してるんだいい加減にしな」って話だぞ。
まず「アーティスト=歌手」じゃし、
↓
まず「アーティスト=歌手」じゃ無いし、
580 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 17:15:21 ID:ptPmvCdN
>>576 レノンやピカソの分野だけがアーチストじゃない 例えばスポーツ選手でも
偉大な選手の中にはアーチスト呼ぶにふさわしい人はいる
突出した技術だけではない、なにかをかもし出す偉大な功績の人ね
そういう意味で役者、コメディアン、俳優、アーチスト、とどういう
風に呼んでも違和感のない存在じゃないのかな
まー、今の時代あゆ(浜崎)でもアーチストらしいからアーチストという
言葉もたいした意味はないけど(特に日本では)
渥美さんはもっと金を稼ごうと思えばいくらでも稼げたと思うよ
581 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 17:27:55 ID:6szkYCmQ
俺にとっての最高のマドンナは、17作目の ぼたんだな。
とくに、寅と再会するラストシーンがいい。
582 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 18:23:18 ID:sFVWq/Vu
去年、偽札を作ったやくざが正月の露店で使用する事件があった。
やくざ、暴力団よりも立場が弱いのかなと感じた。
ぼたんねえ。寅さんの嫁さんはさくらさん的なタイプがいいと
勝手に思う。
俺が寅さんだったら、10作目で八千草薫と一緒になって
シリーズ終了だな。
584 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 20:26:31 ID:2De8yMsz
横槍をいれて申し訳ありませんが、
知人から教えられてやってきました。
みなさん凄いですね。
>>576 あなたの言いたいことは理解できますが、話題が飛び過ぎて誤解を与えると思います。
自分で語りたい、論じたい、のであれば555さんへのレスの部分に書くべきでは
ありません。
裕次郎発言については私は576さんが何を言いたいのかは納得しています。
スーパースター同志で比較対象して語ることは、悪いとは思いませんが、
その時代を知らないファンもいるのです。
寅さんファン全てがリアルタイム世代とか日本映画ファンとは限らないのです。
<男はつらいよ>は世代を越え時代を越えて愛されてる作品です。
その辺を理解した上で書かれた方が良いでしょう。
でないと誤解されますよ。
>>578 「祝いごと」についてですけど、正しいですよ。
寅さんが二十年ぶりに故郷へ帰ってきたことへの祝いなんですよ、あれは。
だから大変律儀なんです、あの世界の方々は。
それでも「祝ごとではない」と捉えるのなら、どう解釈されるのでしょう。
男はつらいよは終わってから十年経ってるのですから、
人によっては日活アクションも寅さんもレトロな扱いになるものです。
そして裕ちゃんも渥美ちゃんも同じに捉えちゃうんですよ。
そういうものなんです。
笑って済ませましょうよ。
そんな目くじら立てなくても良いと思いますよ。
>>580 アーチストは歌手だけじゃないですよね。
様々なジャンルに当てはまります。
しかし576さんの場合は違う意味で言ってるのではないでしょうか。
どんなに素晴らしいアーチストでも金に関しては、
やはり行動しないと懐に入ってこないだろうと、
たぶん、そういう意味で言われてるのだと思いますよ。
そうでなければ、576さんは違う世界へ行った方が良いと思います。
あじさいの冒頭は、落語の「ネズミ」か
昔、円楽の話をラジオから録音したら
落ちの部分が切れて取れなかった。
未だに落ちが解らない。
586 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 23:25:03 ID:Wa+VyUpw
寅はリリーが一番お似合いだよ。
587 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 00:39:06 ID:9zMTmtq2
あじさいのいしだあゆみの色気が異常だと思ったよ。
そこまでスタイルがいいわけじゃないのにさ。なんなんだろうね。
少し色気を分けてほしいと思った16歳の自分○| ̄|_
かがりが、たった半日かそこらで寅に恋したのがわからない。
京都にいたときは、好意はもっていても眼中になかったわけだよな?
いったいどういうわけだ?
失恋で落ち込んでる時に、心から心配し励ましてくれた異性に
惚れてしまう。俺は経験あるなあ。
590 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 01:12:11 ID:d8aMR6Ej
寅はそういう打算があって、
かがりさんに会いに行ったという解釈で良いですか?
591 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 01:48:58 ID:GVRKV/22
かがりはもう何年も男に抱かれていない。
つまりセックルしたくてたまらなかったわけw
592 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 02:33:24 ID:t+Usq5+c
>>576 的屋とやくざはまったく違う?
博徒または的屋がやくざだろうが。
勉強仕直してこい。
(やくざ=暴力団ではないけどな。)
593 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 02:46:46 ID:iFMh10k8
>>591 でも、そーなんだな。
中学生のとき観て、その辺がわかんなくて暗いなーと思った。
久しぶりにBSで観たら、深いね、いしだあゆみが上手い。
ふーん、そういうものなんかね。
うちなんてもう5年くらいセックルレスなんだけど、
女房がよく「涼しくなったらだっこしてくれる?」っていうのはそういうことなのかな。
俺はメンドイんで、モナニーで十分なんだけど。
寅さん、この間はごめんなさい。
私はとても恥ずかしいことをしてしまいましたけど
寅さんならきっと許して下さると思います。
今は夏休みで私も機織の合間に
民宿の手伝いに借り出され忙しい毎日です。
母も娘も元気で手伝ってくれています。
寅さんは今、どこかしら?相変わらず旅の空かしら?
風はどっちに向かって吹いていますか?
丹後の方には向いていませんか?
今度、寅さんが来たらこの間のような間に合わせでなく
美味しい魚の料理を腕をふるって
お腹いっぱい食べさせてあげたいと思います。
寅さんの楽しい話を聞きながら・・・
あじさいのしっとりとした雰囲気は好きだな。
描写も細かいし、寅もいつもより大人に描かれてる感じだった。
>>591 いや、官原(?)って人とそれなりのことはやってたんでないの?
最後にフラれただけで。
なんでもセックスにからめて解釈するのも面白いかもしれないが、
寅に関しては、あんまり効果はないよ。つまらんこと。
>>597要領を得ない書き込みでごめん。
強いて言えば、セックス不能、広い意味でのインポちゅうことなら、
話が少しはふくらむか。
まあ、それもつまらん気がする。
寅さん素人童貞じゃないかしら
600 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 10:56:26 ID:+HkRxP6Z
いや寅は童貞だよ。
セックスになりそうになると逃げるし。
影でシコってるタイプだな。
601 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 11:57:59 ID:9zMTmtq2
>>596 しかし恋煩いになったときの寅さんはどうも大人とはいいがたいwww
かがりはさ、旅先の寅を見て、「自分と同じ」だと思っちゃったんでしょ?
ところが柴又での寅は、家族の愛情タップリに囲まれてた。
寅だけは自分の気持ち解かってくれるんじゃないか?って思ってたけど、
解かってくれるのは、旅先で寂しい想いをしてる「寅」限定だった。って気付いちゃった。
愛というよりも、慰め合えるかもしれないと思ったのかも。。。。。。あれこれ
そういう解釈もありかもな。
しかし、丹後から柴又までわざわざ出てきて、ああも簡単に冷めるもんかね・・・
丹後のかがりの部屋で、かがりがふとんのそばにひざまずいたとき、
寅は手をのばして握ってあげればよかったんだよ〜
大人なんだから女の肌淋しい気持ちもわかってやれよぉ
605 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 13:19:10 ID:VA3IpNmM
>>603 あじさい寺に、満男。。。。で、色っぽい感情が引っ込んじゃったんじゃない?
やっぱ、そのときだけでもいいから、自分だけに向いてて欲しいじゃん。
607 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 14:56:38 ID:EXCggbya
内容:
あじさいは、かがりの心境の変化が分かりやすいね。
最初の方は、寅も行ってたように、無愛想で変わってる女って感じだったけど
寅に下駄をもらたった後、少し心を開きだして(少し笑顔を見せたり)
さらに先生に「気ばかり使って、イライラする」と説教されて、
後半は寅に対して積極的にアタックしだしたり。
前半と後半で、心境が変わってく過程がわかりやすい。
あれ、「内容」ってのまで入ってる。一行目はなしで。
前半のダークでシリアスな雰囲気と後半の対比が面白かった。
610 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 16:52:29 ID:qf1fELEm
>>602 >>607 う〜む…ちょっと教えてくれよ
江ノ島の海の見える店で、かがりは沈んだ表情をしている。そして「今日の寅さんは、
なんか違う人みたいやから」と言うよね。あんまり話ができないって。
そして、会いたかったのは「もっと優しくて、楽しくて、風に吹かれるたんぽぽの種
みたいに自由できままで…、でもあれは旅先の寅さんやったんやね」という。
今は家にいるんやものね、あんなに優しい人たちに大事にされて…」
そして、涙をふくよね。
わかんないのは、この涙の意味なんだよ
この涙は寅との距離感というか、もっと心を通じあいたいと願っていたのに
寅の不器用さもあって、そうできなかった悲しみなのかな?
あるいは、丹後で話していた自分の悲しいおいたちと寅のうらやましい家族
を比べて感情が発露してしまったのかな?
611 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 18:17:13 ID:vu6YVcpP
かがりさん孤独だよな。
でも孤独なだけだったら泣かない。
寅に心を許して甘えているから
泣いちゃうんだね。
満男はつれていっちゃいかんよ
さすがに。
やっぱ寅さんは熱い日本茶すすりながら観てしまうね
なるほど。かがりの孤独を中心に据えて考えると、ストーリーの筋が通るね。
孤独であるがゆえに、寅がわざわざ丹後まで来てくれたことが、腰を抜かすほどうれしい。
孤独であるがゆえに臆病になっている。
孤独であるがゆえに、心をあけてくれた人には依存して「はずかしいこと」をしてしまう
/\___/\
/ ::\
| :|
| ノ ヽ、 :|
| (●), 、 (●)、.:::|
\ ,,ノ(、_, )ヽ、,, ::/
/`ー `ニニ´一''´ \
さくら すまねぇ
>>611 それそれ!
甘えたかったんだよ。かがりは。
色っぽいって言っちゃったけど、なんて言うか・・・抱きしめてもらいたいみたいな
気持ちじゃない?
616 :
607:2006/09/03(日) 22:39:33 ID:wbktuJQ+
>>610 レスどうも。
う〜ん、どう解釈するかってむずかしいけどね。
前半は、家族から離れた自由で楽しい寅と、家族の生い立ちで心を閉ざしてるかがり。
後半は、家族のことから心を開いたかがりと、家族の中に逃げてしまった寅(手紙の前後で変化)
・・・って感じでしょうか。
だからまず、あの涙は、家族の中に逃げ込んで心を通じ合ってくれない寅への涙だと思う。
さらに二次的な感じで、その原因になってる家族の良さを
生い立ちの悪いかがりはよく理解できない涙(orあこがれの涙)。
だから、あの涙は両方への涙じゃないかな(あくまで自分の解釈)。
あのセリフの前半は寅をふってしまう言葉だけど、後半はあこがれみたいなもんを感じる。
美作滝尾の駅に行ってきました。
駅舎はともかく、この時の渥美さんは限界だったんでしょうね。
「おじさんはね、高い崖の上に咲いている花のように、手の届かない
女の人には夢中になるんだけど、その人がおじさんを好きになると、
慌てて逃げ出すんだよ」
鎌倉に同行し、一部始終を見た幼き満男くんに、44作ではこう言われちゃう
わけですね。
寅さんてのは、「放浪者であるがゆえに、定着して女を幸せにすることは
できないと」頑なまでに思い込んでるから、愛してて、かつ愛されたと
気がついたときには逃げるしかないわけですよね。
お互いすれ違うことしかできない間柄だと気がついたから
双方涙の別れになったと思います。
いつ見ても哀しい作品です。
>>576は支離滅裂で頓珍漢な奴だったが
必死に自演している
>>584でも頓珍漢だな。
何がいいたいのか相変わらず不明瞭。
>>522 27●『浪花の恋の寅次郎』
杉山とく子=?
津嘉山正種=自転車3人組
関敬六=ユニフォーム姿の客
谷よしの=とらやの客
マキノ佐代子=弟の婚約者・信子
29●『寅次郎あじさいの恋』
杉山とく子=かがりの母
津嘉山正種=蒲原
関敬六=テキ屋仲間
谷よしの=食堂のおばちゃん
マキノ佐代子=女子大生
マキノ佐代子を追加してみた。
彼女も「ゆかりちゃん」役でレギュラーになる以前から
いろいろ出ているんだな。
621 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/04(月) 13:42:58 ID:ZTD0Q8Dh
マイケル・ジョーダンって、80年当時現役選手だったの?
マイケル・ジョーダン年表
1977年→E・A・レイニー高校入学
1978年→高校のバスケットボールチームに入る。
1979年12月28日→『男はつらいよ 寅次郎春の夢』公開
1981年→ノースカロライナ大学(UNC)進学
1982年→NCAAチャンピオン
1983年→ネイスミス賞とウッデン賞を受賞
1984年→ドラフト全体3位でシカゴ・ブルズに指名される。
1985年→新人王獲得
1988年→シーズンMVP獲得
1991年→ブルズNBA優勝
623 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/04(月) 17:40:15 ID:ZTD0Q8Dh
すげえなぁ。
高校時代から日本の映画で名前使われるほど有名だったんだ。
どちらがどれだけボケてるのか、それともマジなのか
わからないまま手探り状態の会話が恐い。
そんな緊張感に耐えられない俺がいる。
625 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/04(月) 18:16:32 ID:ZTD0Q8Dh
俺はもう2度とこのスレへもどって来ねえ〜と、そう思ってもだ。
気持ちのほうはそうは考えちゃくれねえんだよ。
アッと思うと俺はまたここへもどって来ちゃうんだよ。
本当に困った話だよ。
627 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/04(月) 21:34:16 ID:LEo2qYi3
TV版の男はつらいよ見てみたいよ。
なんでDVD化されてないの?
628 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/04(月) 21:43:20 ID:cctMBEsW
>627
たしか初回と最終回以外テープがのこってないからだと思う
629 :
>>576 :2006/09/04(月) 22:48:38 ID:SZ4/4yrA
所詮MK−UはMK−Uということか・・・・・・・・・
老兵は去るのみ迷惑カケタ
スマソ
630 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/04(月) 23:46:30 ID:dJeQjbTw
>>627 ビデオソフトは出たのにDVDは出んのだよな。
出たら絶対買うのに。
631 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/05(火) 00:17:02 ID:qJGQ9SD4
>>628 第一話と再終話だけでかまわないからDVD化さて欲しい。
>>522の形式で書くと
TV版●『男はつらいよ』
杉山とく子=おばちゃん
津嘉山正種=?
関敬六=?
谷よしの=?
マキノ佐代子=?
だな。
昨夜のNHKで渥美さんの特集をしてましたね。
初めて見たTV版、私も見てみたいなあ。
VHSならレンタル屋にあるよ
1話と最終話だけだけど
渥美さんが亡くなった直後にフジで流したんだよな
1話と最終話
636 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/05(火) 13:19:33 ID:wp5jgwf9
フジが勝手に消したってことか
松竹も怒ったことだろう
>>636 制作当時の事情(VTRテープは高価で二次利用の環境もない)を無視したレス乙。
松竹はTV版とは直接には無関係なので別に怒らない。自社の映画版さえ儲かればよいので。
テレビ版の制作はフジテレビだもんね。
松竹専属の倍賞さんとかは映画(松竹版)になってからだね。
車寅次郎:渥美清
さくら:長山藍子
車竜造:森川信
車つね:杉山とく子
鎌倉ミチオ:横内正
諏訪博士:井川比佐志
坪内散歩:東野英治郎
坪内冬子:佐藤オリヱ
冬子の恋人:加藤剛
川又登:津坂匡章
雄二郎:佐藤蛾次郎
映画の「博」と違ってTVの「博士」は医者だから
タコ社長どころか裏の印刷所からして存在しない。
639 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/05(火) 14:20:33 ID:RjErnrbz
博士が医者ってのがどうしてもひっかかる。さくらは医者夫人ってことか
TV板の最終回は哀しすぎる。
つか、とらやまで再開発の波で潰れてしまうという。
寅はさくらを女としても愛したんじゃないかなあ。
641 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/05(火) 21:14:14 ID:qJGQ9SD4
>>638 TVと映画を通してフル出演は渥美清と佐藤蛾次郎だけ?
642 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/05(火) 23:50:05 ID:gRBdFdDp
>>637のいうとうり。
VTR初期のTVドラマは、名作といわれた作品でも全話残っていることはない。
フイルム撮りの作品は別だが・・・
>>641 佐藤蛾次郎はTV版の1stクールには出ていない。
TV版の後半になって弟(自称)雄二郎役が追加された。
映画も『恋歌』には出演していない。
TV〜映画皆勤賞は渥美だけ。
つか、みんなガチでDVD全巻持ってたりするの?
ん〜スゲーよ。ウラヤマシス。。
645 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 04:11:26 ID:AlxScNIG
>>644 持ってないのか?
金正日ですらビデオ全巻持ってるんだぞ。
金がないならBSで録画すれば良かったじゃん。
647 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 09:13:15 ID:8qPmByYr
俺も貧乏人。
財布に500円しか入っていない寅さんをあんまり笑えない。
648 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 09:54:08 ID:9dUF0kZc
どこのビデオ屋にもあるから、無理にそろえなくても大丈夫だと思う。
オンラインレンタル各社でも揃ってるしな。
650 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 15:38:50 ID:Kvz7G1hQ
最近DVDレンタル安いよなあ。
半額レンタル期間とか100円期間とかが
しょちゅうあるから大丈夫。
まあ、BS録画が一番安上がりだけどね。
流れぶった切って悪いけど
>>643を読んで気になったので数えてみた。
同じ役者が同じ役柄を演じた回数。
映画版だけに限れば皆勤賞は5人いた。
48回【車寅次郎】渥美清
【諏訪さくら】倍賞千恵子
【諏訪博】前田吟
【車つね】三崎千恵子
【桂梅太郎】太宰久雄*1
47回【源公】佐藤蛾次郎
45回【御前様】笠智衆
35回【車竜造】下条正巳
34回【中村君】笠井一彦
26回【諏訪満男】中村はやと
22回【諏訪満男】吉岡秀隆
19回【ポンシュウ】関敬六*2
18回【ゆかりちゃん】マキノ佐代子
9回【三平ちゃん】北山雅康
8回【車竜造】森川信
7回【あけみ】美保純
7回【川又登】津坂匡章
*1=タコ社長の名字は作品によって「桂」ではない作品もある。
*2=26作での関敬六の役名は「忠さん」だけど、俺が勝手に「忠さん=ポンシュウ」と判断した。
24作のポンシュウは小島三児が演じたのでカウント外。
652 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 17:28:29 ID:1j9E+c2g
タコって監督の設定的には中期以降【桂】なんだけど、
映画の本編中一度も桂って名乗っていないよな。
【つつみ】って名字を第6作で自分から言ってるけど。
あとは梅太郎って名前の方だけ言ったり言われたりしているだけ。
中村君すげー。
寅さんからしたら「職工」か「労働者諸君」としか呼ばれてないだろうに。
654 :
(注)を追加:2006/09/06(水) 17:51:54 ID:KKjACd2w
7回【あけみ】美保純*3
*3=6作で、寅が社長の家へ行った時に子供が何人か写っている。
きっとどれかが【あけみ】なんだろうが美保純が演じてないのでカウント外。
NHKの渥美さん特集は面白かったけど、早坂さんの
「渥美さんは寅さんに飽きていた」発言は、寅さんファン
は信じたくないんだろうね。
いや別に。飽きて当然だと思う。
657 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 22:29:51 ID:W4Pe489q
マイコーさんを急に思い出した
インポシブル。
658 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 22:36:00 ID:1sZfhq7O
『男はつらいよ』は好きだけど、
渥美さんには ほかの役も もっとやって欲しかったよ。
NHKの番組の中で、
前田陽一監督が、渥美さん主演の映画の企画を何度も
松竹に出したのにも関わらず却下された話が出てきた。
とても残念なこと。
>>651 中村君、ゆかりちゃん、三平ちゃん
こいつらは背景キャラであまり物語に絡んでこないから
いくら登場回数が多くても印象薄いな。
せめて登、あけみ、小百合くらい出番があれば印象に残るけどさ。
>>658 松竹は完全に守りに入ってたから仕方ないね。
渥美さんの体調と神格化された寅さん像を大事にして
確実な収入源を守るしかなかった。
当時の依存体質のツケにやがて苦しむのですが。
>>659 中村君やゆかりちゃんは同意なんだけど
俺は三平ちゃんは印象に残ってるなぁ
鈴木美恵が演じた女店員「かよちゃん」も何故か強烈に印象に残ってる
3話くらいしか出演してないのに
「とらや」から「くるまや」に屋号が替わりましたが、どういった事情なのでしょうか?
初歩的な質問ですいません。
663 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 11:57:39 ID:X93sl9ZQ
「とらや」という名前の店が柴又に実際にあって、
「うちの店の名前を勝手に使うな」というクレームが
あったとかなかったとか。
うわさで聞いただけですが。
逆でしょ。
柴又屋とかいう団子屋が、「男はつらいよ」に便乗
して「とらや」に改名して
松竹が「うちの映画を利用して儲けるなボケ」と警告したが
いつまでも変えないんで、松竹のほうが「とらや」を捨てたんじゃ。
商標絡みか。
>>662 とらや改名問題は再三出てくる話題なので詳しくは過去スレを参照されるといいでしょう。
実際に撮影隊が使っていたのは「高木屋」だから…
「とらや」だと羊羹で有名な「虎屋」と間違える…などと、いろいろな俗説があるけれど
ファンの間で一般的に「正解」と言われているのが
>>663の理由です。
「柴又屋」がスタッフの置いていった映画用看板『とらや』を利用し商売を続け
映画の人気に便乗して屋号を変えてしまった件。
再三の警告を無視しされた松竹側は39本の映画で使用した屋号を捨て
第40作『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』からは「くるまや」に改名しました。
不本意ながら改名しなければならなくなった山田洋次は、
その『寅次郎サラダ記念日』で御前様にこんな台詞を言わせています。
「近頃は金儲けしか考えん人間がこの門前町にも増えてきましたから、
寅のような無欲な男と話をしてるとむしろほっといたします」
団子屋「高木屋」のHPには渥美清、山田洋次の名前から寅のイラストまで紹介されていますが、一方
「とらや」のHPを見ると「映画でおなじみ」「1作から4作まで実際に映画の撮影に使用した」などを
宣伝文句としているわりに「男はつらいよ」「寅」など具体的な言葉は一切使用が許可されていない
状況をみると松竹側との関係は良好とは言えないようです。
667 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 13:10:37 ID:g41tEiyn
その直後の寅さん映画で御前様がそのことをチクリと言ってる。
あれが山田監督の気持ち。
一番肝心な部分を間違えていました。
すみません。
ファンの間で一般的に「正解」と言われているのが
>>663の理由です。【誤】
↓
ファンの間で一般的に「正解」と言われているのが
>>664の理由です。【正】
>>666 なるほど、ありがとう。
分かりやすい説明、感謝します。
670 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 14:27:18 ID:4C69hBc6
てか山田も心が狭いよな。
別に損害が出るわけでもないのに儲けさせてやってもいいじゃねえか。
山田も「柴又」でかせいでるのにさ。
こいつの映画を見てても思うけど典型的な偽善者って気がするな。
たいした苦労もなく育って幻想の中で生きてるおぼっちゃんって感じ。
本当の人間のドロドロした部分や苦労や苦悩をまるで知らなさそう。
山田監督の創造物であり、一部ファンにとっては理想郷である
「とらや」という架空の存在を守る為には止む終えない判断だったんだろね。
映画の効果で柴又全体が潤うことを喜んでいた山田監督だからこそ
不当行為で一個人だけが甘い汁を啜るのが我慢出来なかったのだろう。
それが理解できない視野の狭い人もいるみたいだけど。
672 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 15:04:34 ID:4C69hBc6
別に一個人じゃないだろ?そこの従業員も潤うし周辺の店にも
当然波及する。柴又全体が潤う。
666が事実なら山田は本当に狭量な人間だよな。
こいつは柴又から「勝手に名前を使うな」と
クレームがきたらどうするつもりだったんだろ。
やってることは同じなんだが。
673 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 15:09:55 ID:Zvr2davY
別に山田個人がそんな事できないだろ 松竹に文句つけるのなら
わかるが クリエイター側はそんな事どうでもいいと思ってるかも
しれんし
山田監督が本当に狭量な人間だったら、駅前の寅の像や監督の碑
それに寅さん記念館もなかったろうから柴又は大変だっただろうね。
当時から「男はつらいよ」の効果で柴又全体が潤っていた。
そこに「とらや」と騙って自分達だけが他店を出し抜こうとした。
そんな行為を許さなかったんだね。
>やってることは同じなんだが。
まったく違うことは承知の上で書き込んでいるんだろうが
事情を理解しないまま書いていても恥をかくだけだから
ちょっと状況を勉強してから出直して来た方がいいよ。
675 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 15:28:55 ID:4C69hBc6
別に「とらや」って名前使っても山田にはなんの損害も出ない。
民事裁判でも無罪でしょ。
もうちょっと勉強してから出直して来た方がいいよ。
>別に「とらや」って名前使っても山田にはなんの損害も出ない。
そうだね。
柴又の他の団子屋には損害が出ても山田監督自身には金銭的損害は無い。
だからこそ「損得」じゃないモノを守りたかったということが判るわけだね。
「近頃は金儲けしか考えん人間がこのスレにも増えてきましたから、
寅のような無欲な男と話をしてるとむしろほっといたします」
ってことだね。
677 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 15:39:11 ID:4C69hBc6
他の団子屋に損害が出るってのも間違い。
だって他の団子屋も「とらや」って名乗ればいいわけだから。
つまりどこにも損害は出ないわけだ。
678 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 15:49:25 ID:xHxpcOnr
677は子供だな。
679 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 16:02:14 ID:4C69hBc6
器の小さい山田が一番子供。
680 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 16:30:08 ID:tsFYwHav
俺の器は高級品だけど。
チンチロリンのポーリポリ〜♪
お土産買って帰るからね じゃあバイバイおならブーだ
682 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 17:42:33 ID:9m47wQJ+
寅さんなら「いいよいいよどんどん使ってくれ」って言っただろうな。
映画にドロをぬったエピソードだね
>>666
683 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 17:55:39 ID:zJhIjXFP
どっちも柴又で儲けてるんだから仲良くしろや。
山田が批判したのは、個人主義が許せなかっただけだろ
685 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 18:20:35 ID:YHo9o80R
「1作から4作まで実際に映画の撮影に使用した」
↑こんな ものすごい価値を持っている店なのに惜しいことだ。
686 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 19:00:39 ID:H99X5/vP
渥美清スレと同じだな
悪口ばっかり
687 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/07(木) 19:11:05 ID:u1A6rgRC
このくらいが普通だよ。
今までは美化しすぎ
検索しろよ。
寅さん好きは普通柴又屋で団子買うよね
691 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 00:56:46 ID:yXBhWJSD
とらや(柴又屋)はあの名前変更のおかげで儲けたろうなあ。
ま、そのかわり一部の人々たちから嫌われ者になったが
屁でもないんんじゃないか、お金儲け第一。
店に入ったことあるけど機械で食券買うんだよな、あそこ。
692 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 01:12:01 ID:H8H00P0X
渥美さん、なんだかんだ言われてるけど、取り組んだ、あるいは取り組もうと
した作品を知るとやっぱりただ者ではないなと思うな。
ほとんどやくざみたいな世界から役者になって、肝も座ってたのに芸能界で安
泰とせずに、ひたすら役者として生きようとした姿勢は関心する。
バラエティとかで楽にギャラ稼ぐ方法もあっただろうに。
693 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 12:47:17 ID:9JKe4ls5
この板に確実に存在しているしスレタイも単純明快なのに
なぜ見つけられないのだろう
696 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 14:05:33 ID:WWlo+HrP
山田監督ってそんなに器の小さな人間だったのか・・。
ざんねんだな。
697 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 14:08:22 ID:HfrpJbDg
山田洋次の冷酷さを示す一例が、松村達雄を〈おいちゃん〉役から外したこと。
山田監督インタビューで渥美さんが「役名で呼ばれるようになった事を喜んでました」
と何度も繰り返してたのがね・・・やっぱり内心反省してるんだな。
「役名で呼ばれる役者は世界中で渥美さんだけ、名優の証」と山田さんは焦った感じで
やたら早口で言ってるのが笑えた。
実際世界で名優と呼ばれている人は色んな役をこなしているからこそ名優、なわけで・・・
んな名優の定義なんてないだろ。
存在感のある俳優こそが「名優」だと私は思う。
論破されたアンチが自演で繰り返し出没する件
701 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 15:10:28 ID:WWlo+HrP
山田の「学校」とか「息子」とか見てると何も世間を知らない人間なんだなって思うね。
登場人物にリアリティがない。真の苦労も貧乏も社会の底辺を体験したことがない
人間が想像で作ったって感じ。
トヨエツやディップのように、あちこちの作品に出るのもいいが、
じっくりとシリーズ作品に取り組むのもアリだろ。
703 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 15:32:14 ID:rlIDcy+q
>>697 はずしたのではなく、初めから何本という契約だった
その証拠にその後も客演で登場している
美保純もまた然り
ハイビスカスの花を見てみよう、と
思うのですが、
旧版と新版どちらが
おすすめですか?
705 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 19:42:29 ID:XvgONXIJ
>>704 旧版。
その前に「相合い傘」とか「紅の花」とかは見てるよね?
いや「忘れな草」「相合い傘」を見ていれば「紅の花」は後でいいんじゃないか?
707 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/08(金) 21:34:43 ID:XvgONXIJ
>>704 です。
ご心配ありがとう。
"忘れな草"、"相合い傘"、すでに視聴済みです。
オススメの通り、
明日、旧い方を借りてくることに
決めました。
709 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 00:11:25 ID:Efj3F2P2
柴又慕情一作だけに出た満男役は可愛い子
そうだね。やれば出来る子。。
711 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 03:52:30 ID:73uow6WL
「忘れな草」「相合い傘」「ハイビスカスの花」
一気に見ると涙が出ます。
そして「ハイビスカスの花」のラストで救われます。
712 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 05:32:34 ID:/Dr8y0N7
>>711 あれでシリーズ終了でよかったような気がする。
>>712 自分もそう思う、てぇかそうさせてあげたかった、25作で区切りもいいしね。
この後どんどんパワーダウンして凡作ばかりになっていくことを考えると・・・。
監督も渥美さんもしんどかったなだろうなぁ。
俺は27作、29作が好きだな。男女関係の深さを感じさせ、単なる喜劇ではない
人情の機微を楽しめた。
まあ48作まであったから、ここまで特別な存在になって
いろんな人が初期の作品も観る機会が増えたんだろうけどね。
初期作品が好きな自分も、「男は〜」の世界に入るきっかけ
はゴクミでした。
25作で終わっちゃ不味いだろう。
寅さん映画ってのは一本一本独立した存在でありながら時系列がしっかり繋がった
長い一本の絵巻物でもあるんだから。寅さんが老齢に差し掛かるまでしっかり描かないと
尻切れトンボになっちゃうよ。
で、48作以降、寅さんはどこで何してるんでしょうね?
にいさん、それをいっちゃあ、おしめえよ
>>716 そんな後からとってつけたような理屈は贔屓の引き倒しというもんだよ。
シリーズを支えた大半の客は序盤の寅さんでバカ笑いできたイメージで通い続けただけじゃないのかね。
例えば舞台ならば森光子が10代を演じようがそれはそういう芸を楽しむものだから構わないと思うが、
わりと現実が映ってしまう映画においてはビジュアルだけでも結構しんどいものがある。
あのタイヤのCMは評判悪かったと聞くよ、なぜって素で老人の渥美清がはっきり映ってしまったからねぇ・・・。
さらに最終作なんて渥美さんの具合がよほど悪かったのかやたら寝転んだ芝居ばかり。
そんな体も満足に動かせないよな寅をファンは本当に観たかったのかね?
基本的には笑う為のプログラムピクチャーだったはずなのにさ。
言葉は悪いがあまりにもいろんなことを神格化しすぎてないかい?
個人の考え方・受け取り方の違いなんだからそんな強弁されても困るよ。
26作以降が凡作だと思うのはあなたの考えであって一般論じゃない。
もちろん俺の考えが一般論だとも思わない。あくまで個人的な感想。
ただし10作を越えるあたりから1本の長い大河物語にしようとの構想が
スタッフ・キャストの中にあったのは事実で人気が続く限り作り続けようという
覚悟が48作まで続いたという結果となって表れたわけで、25作でスッパリ
終ってしまうのは映画の性質上不自然だと申しあげたまでさ。
今日は田中裕子で、イクとするか。
俺が寅さんを好きになったきっかけはこの作品。
田中のセクシーさと安心院温泉の雰囲気がたまらない。
そう、26作以降の作品もそうやって新規ファンを作っているよな。
若い世代に一番人気がある作品は32作目だとも聞くし。
今日は、今は亡き谷津遊園の雰囲気を楽しむことにする。
>>716 25作で終わってくれればシリーズとして後味が良かったとは思う。
(その後の作品が凡作とは思わないけど。)
それと48作にしてもリリーからの手紙で喧嘩別れした云々は省いて欲しい。
寅は相変わらず旅に出ているとだけ告げてくれれば十分。
(ナレーションだけ差し替えれば済むのだから、浅丘さんが元気なうちにぜひ録音をしておいて下さい。)
>>719 >そんな体も満足に動かせないよな寅をファンは本当に観たかったのかね?
>基本的には笑う為のプログラムピクチャーだったはずなのにさ。
>言葉は悪いがあまりにもいろんなことを神格化しすぎてないかい?
ぼくは老人の渥美清もみたかったのだよ。
たとえ病気で寝込んでいても、笑いがとれないみじめな姿でもいいのだよ。
なぜなら、寅次郎はある意味で理想のおじさんだったのだから。
725 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 19:47:50 ID:8ewclyte
てかほんとうの病人がでてきたらひくよ。
吉本新喜劇でも老人役は若いやつが演じてるしな。
本当の弱ってる老人を使うと喜劇にならない。
アメリカ映画のトムクルーズが出た「マグノリア」を見たことありますか?
トム・クルーズの父親役のジェイソン・ロバーズは本当に末期の肺癌だったそうだよ。
死にながら演技をした姿には圧倒された。もちろん最後の出演になった。
「男はつらいよ」を一つの絵巻物のような長いドラマととらえるのは
よくわかります。
だがそれとしても、後期の作品は、渥美さんの歳にそった「寅じいちゃん」
にしたほうが自然だったと思う。特殊メイクせず寒くない格好させてもよかった。
とってつけたように恋する必要もなかった。
無理に「いつまでも変わらない寅さん」にしようとしたから不自然だった。
とらや一家も柴又の環境も時系列にそっているのに、寅さん1人だけ
サザエさんの世界みたいに浮いてたように思うんですよ。
728 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 22:02:12 ID:qJ/+wX3n
途中で打ち切るってのは、あの時代の空気からして無理だっただろう。
笑点がよほどのことがない限り続いていくのと同じ。
突然楽しみを奪われると年寄りが凹むって理由じゃないのかな。
渥美さんがギブアップしなかったから続いたんだろ。
いずれにしても相当深刻な病状だったらもう出演してなかっただろう。
ブラックレインの松田優作も相当きつかったらしいけど、まだ動けたからやれた。
あれから数ヶ月後だったら出ようにも出られなかったと思うよ。
729 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 23:09:08 ID:8ewclyte
最後寅さんが結婚して今までのマドンナが
結婚式に出席。それぞれのエピソードを絡めながら・・っていうのが見たかったな。
タコ社長のあいさつなんかもおもしろそうだし。
松竹のかんばネイがだから辞めるにやめられなかったのかもしれんが。
>>721 「花も嵐も寅次郎」の野心的な点は、本作にはほとんど作劇上の起伏が存在し
ないところ。寅が実は蛍子(田中裕子)を好きなのは分かるのだが、それはあくまで後景で
あって、蛍子と三郎(沢田研二)の日常を客観的に描写することに徹している。
専業主婦である母親・それなりの企業でそれなりの位置にいそうな父親・浪人なのか
台詞のない何を考えているか分からない弟と、とらやと対比した蛍子の家庭のいたたまれ
ない空気もリアル。山田洋次は本当にああいう冷たい感触の雰囲気を作るのがうまい。
第30作といえば普通はもっと劇的な映画にするだろうに、そうした盛り上げを避けてあくま
でアンチクライマックスな作り方になっているので非常に驚かされる。
田中裕子とジュリーの芝居が巧いので間が持つんだよね。田中裕子はこの頃は27歳
ぐらいだったようなので、劇中設定もそのぐらいか?
山田もそういうつもりで撮っているのだろうが、ほとんど直截的な描写はないのに、
随所にセックスが匂うんだよねえ、この人は。
寅に「あたし、十九や二十の娘じゃないのよ」というあたりはちょっとドキっとするもんね。
話ぶったぎって悪いが、ハイビスカスの花特別篇の評判がいまいちなのは、
冒頭の回想シーンに名場面をつめこみすぎてるから?
今日、見たんだけど、なかなか味わいあると思ったけどな。
俺が吉岡好きだってのもあるかもしれんけど。
732 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 23:52:36 ID:lJDdaobO
まあ前作のあじさいの恋が重苦しい作品だったんで、今回は少しほっと出来る作品。
734 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 00:37:07 ID:6owIsfEO
私はまだ中学生ですが寅さん大好き。渥美清さんが生きていればな…
735 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 02:16:41 ID:1BBV4Nxc
アッー
このスレってジジイが多そう
30作は、前作ほどのせつなさがなかった。
せつなさを感じさせるには、結構高度な演出が必要な気がする。
739 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 11:17:27 ID:LkeC3zNb
田中裕子の芝居が切ない。前半、ジュリーのことに話が及ぶと、
は?よく分かんない、関心ない・・て顔するのがなんとも。
ああいう顔されると男として身につまされてつらい
あれは芝居じゃなくて、素の女の表情って感じ。
740 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 11:41:39 ID:TDflXtpJ
次回の都はるみってどうよ?
マドンナにしては顔が・・・。
寅さんがほれるようなタイプとは思えない。
741 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 11:45:24 ID:gIMUG99M
↑渥美さん個人が都はるみのファンだったから出たんじゃないの?!!
山田監督もこの頃は長いスランプだったのかな。
シナリオは薄く、話題づくりに逃げてた気がする。
743 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 14:13:39 ID:y6Wdwwvo
>>738 相手のため思っての行動なのに、
それが相手に理解されないほど切ない・・・って感じでしょうか。
しかもマドンナに必要とされてればされてるほど、寅の最後の行動がせつない。
たぶん、二人で一緒にいたい気持ちの強さと
「自分=ヤクザである」という別れなければならないという部分が
拮抗してるほど最後の別れがせつないのではないかと。
戦争映画で、二人は相思相愛なのに、男は戦争にいかなきゃならならないという
そういうのと似てるかも。
くっつく理由と、分かれる理由が同じ強さで存在してるというか。
だから、マドンナの寅への必要性が強ければ強いほど切ないのかも。たぶんだけど。
エピローグの寅と蛍子の電話のシーンも一見さらっと演出してるようにみえるけど
よく見ると相当に上手いなあ。蛍子が電話とってから三郎と上手くいっていること
を伝えるまで一気に喋らせておいてそこからカットバックして正月の風景に繋ぐ
BGMが切り替わるタイミングもいい。職人の手練の技術みたいで流石だ。
公衆電話が映った瞬間、またとらやの近くからかけてんのかよw
と一瞬勘違いしてしまった。
>>730 なるほどねぇ、いろんな見方があるもんだと感心するな。
自分は封切りで観てがっかりしたクチ、今回久々にBSで観たけどやっぱり同じ感想。
>蛍子と三郎(沢田研二)の日常を客観的に描写することに徹している。
中盤以降の作品を楽しめる人ってこういうのを許容できる人なんだろうね、自分はとても・・・。
さすがに山田演出だけに見所は少なからずあるけど、作品全体としてはストーリーが弱弱し過ぎてね。
マツタケでの喧嘩あたりにしても以前と比べて面白みに欠けるし。
ここのところBS放送後の書き込みが少ないのも、作品的にあんまり語るべきとこがないからなんじゃないかなぁ。
否定的な感想書くと叩かれるしね。
>>743 「せつない」は純粋な魂の感情だと思う。
世俗にまみれ、割り切ってしまうと、もう感じることのできない心の動き。
死ぬほど求めながら、しかし決して手が届かないことを知っているとき、
人はせつない気持ちに圧倒されるような気がする。
>>620 30●『花も嵐も寅次郎』
杉山とく子=? (多分出演していないと思われる)
津嘉山正種=? (多分出演していないと思われる)
関敬六=テキ屋仲間(もうそろそろ「ぽんしゅう」と言えるかも)
谷よしの=「とらや」に来る花売り
マキノ佐代子=? (多分出演していないと思われる)
749 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 23:59:56 ID:0MuBjgjl
渥美清がマドンナ女優で唯一ぼたん役の女優を嫌いだったのは本当ですか?
自分的には、ぼたんは好きなマドンナなのでちょっとショックです
750 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/11(月) 00:06:36 ID:Re3v6Gv5
渥美清って妻帯者だったの??
妻帯者で子供さんもいますよ
752 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/11(月) 00:22:27 ID:0gCXDLIr
太地喜和子とあわなかったというのは本当みたいですね。
27「浪花の恋」のふみさんの相手役ね、顎のながい人。
冒頭クレジットのコントに出てる自転車男、
津嘉山とケンカしてる、あれ同じ人に見えるんだけど、
違うか。
ぼたんと言えば、彼女もとらやにきた芸者さんだった。ふみさんと同じ。
ふたりとも博にビールつぐんだけど、
ぼたんのときは大笑い。あそこ好き。
755 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/11(月) 00:26:23 ID:Re3v6Gv5
渥美さんは上品で静かな芝居をする人が好みだったらしい。
吉永小百合が理想だったとも。
そのほうが自分の芝居がしやすいから。
寅さんと違って難しい人なんすよ。
>>756 そんなことはない。
渥美のお気に入りは朝丘ルリ子。
いつもは撮影準備が整ってから渥美をホテルに呼びにいくのが
リリーの撮影だと、いつも自ら早くから来てルリ子と談笑していた。
他作品とは渥美清のノリが違うのはすぐ分かった。
と、助監督が書いていたよ。
758 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/11(月) 00:46:02 ID:Re3v6Gv5
おめこしたのかな
759 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/11(月) 12:07:18 ID:bVKTskF8
>>753 最後に松坂と結婚した男は斉藤洋介
>>755 あんたがたまたま知らなかっただけ 葬式の時も長男が代表で
挨拶してるのを(当時)よくTVでやってた
ニッポン放送の社員(長男)
>>747 それは言えるかも。
純粋な気持ちや、子供な気持ちに近いものが妨げられたとき、切なさを感じる。
不純なものが妨げられても、切なさはあんまり感じないしね。
だから、寅の恋の部分は純粋でなければならないってことでしょうか。
そうしないと、切なさが作りにくいですから。
寅の純粋で楽しい部分は、人に愛されやすいが
寅のヤクザな部分は、別れなければならない最大の理由ってことなのかも。
この二面性が切なさを生むのかも。
とらや家族も、この二面性に振り回されて心理描写するんでしょう。
そうそう、履歴書に父親の職業を「俳優」と記したんだが、面接した会社の人は
田所という苗字から思い浮かぶ俳優がいなくて、マイナーな俳優なんだろうと
しか思わなかった・・というような内容のエピソードを見た記憶がある。
>>761 最終的には身許調べはするから、実際は渥美の息子さんだとは分かって
いたはず。ただし初めからコネは使わなかっただけ。
>>762 せっかくレスしてもらったのに悪いがなんかピントがずれてないか?
三郎青年に軽く、いや、かなり嫉妬。そして寅さん・・・。
田中裕子最高。ことばでは言い表わせない。
でも寅さんが、「三郎青年の〜」て語りながら二階に上がるところに激しくワロタ。
今の若い人は沢田研二知ってるのかな。
この頃は歌謡曲全盛でした。
本当にその時代の旬の人出してる。
それぞれの年代の人が、それぞれに琴線に触れるシーンに出会うのが男はつらいよ。
だからきっと「自分の好み」しか評価基準はないのかもしれない。
「多くの人が評価する」とか、専門家の評価が高いとかいう評論は無意味なのかもですね。
767 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/12(火) 01:47:00 ID:OWvr6u3f
ニッポン放送で新入社員の父兄参観のようなものがあり、
渥美清がお出でなすって社員一同たまげた、ってアナウンサーが言ってた。
768 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/12(火) 14:25:35 ID:E4eUxU5v
倍償千恵子さんて独身?
769 :
764:2006/09/12(火) 14:47:55 ID:MpExgpLu
>>765 自分は26歳ですが、若い人に入りますか?
ジュリーの全盛期は知りません。
田中裕子はメリットシャンプー時代から惚れてます。
770 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/12(火) 17:37:27 ID:c6I2X74Z
倍賞さんの今の夫は今の大河ドラマの音楽担当している小六禮次郎(れいじろう)さん。
「みんなのうた」でもふたりのコンビの歌が流れることもある。
コンサートもいつもいっしょにおこなってる。
今の夫は二人目。93年に結婚。
一人目は俳優の小宮守さんで76年から80年までの4年間。
子供はどちらにもいない。
高倉健とのことはよく分からない…。
高倉健とのこと…なら
田中裕子と旅をしていた児島美ゆき
山田監督の監督史が倍賞さんの役者史だよな。
付き合ってた時期とかないのかな。
>>772 映画では主演させてあげられないから、TVでは何本か脚本を書いてあげているし・・・
まあそりゃねえ・・・。
774 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/13(水) 16:37:53 ID:rUyb8b1l
キリよ
セックスネタは自分の本でやれや
775 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/13(水) 19:56:42 ID:aT5hAukN
>>771 意味が分からない
倍賞千恵子って意外?にヤリマンなん?
776 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/13(水) 21:03:37 ID:00vhin/o
倍賞さんって、年下が好みじゃなかったっけ?
777 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/13(水) 21:40:04 ID:82u6wgWJ
賠償って尺八がうまそうだな
778 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/13(水) 21:53:10 ID:00vhin/o
吉岡クンに手を出したってことは、まさかないよいね。
779 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/13(水) 22:10:17 ID:aT5hAukN
良いね、吉岡の童貞喪失が倍賞千恵子(10代)
ちなみに、倍賞千恵子って星野真里に似てね?
2chだからしかたないけど、ハァー…
781 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/14(木) 00:22:38 ID:HBD6FJ7D
と2chネラが申しております
倍賞美津子もマドンナで出してほしかったな。
岩下さんとかも。
話題性だけで都はるみや中原理恵(欽ドン)出すよりも。
783 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/14(木) 01:30:34 ID:nmmXiOj7
泥の中から一輪の花を咲かせる。
2ちゃんでの生き方だ。
泥やゲロは覚悟せにゃならん。
なんんでもありを黙認するから空間が広がって風が吹きぬけ
花が咲く隙間がときたまできる。
慣れれば泥はさほど気にならん。
花を咲かせるためにはこの方法しかない。
と私2chネラが申しております。
784 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/14(木) 03:23:07 ID:yBlUr3RK
都はるみはまだしも
中原理恵は歴代のマドンナと比べても浮いてるよな
どんな経緯があったんだろう
785 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/14(木) 03:31:05 ID:HBD6FJ7D
都晴海萎え萎えなんだが・・。
もうちょっと美形の演歌歌手で同じ物語やったほうが
よかったんじゃない?
>>783 ですね、了解。
そういえば、泥の中にもぐって蓮の身を取る夢を見ました。
清清しい涼風を吹かせるべく留意しましょう。
787 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/14(木) 17:20:51 ID:XMR5j/2j
トラック野郎のマドンナとかぶってる人っていないよな。
あべ静江とか由美かおるとか、マドンナ向きだけどなあ。
>>787 夏目雅子、原田美枝子もありだわなぁ。
トラック野郎最終作のゲストは石川さゆりだったね。
はるみよりはよっぽどまし。
渥美さんが好きだってもんはしょうがねえだろ?
790 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/15(金) 07:35:55 ID:cWoxLoQg
しょうがねえ。
しかしなんだな。
あの娘がいい、あのマドンナにふるいつきたい、
こうやっていろいろ見くらべて楽しめるこの長いシリーズってものは
俺みたいな女好き、ただしスクリーン上だけの女好きには
たまらねえな。
791 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/15(金) 20:04:52 ID:1Ua7gmCb
渥美さんがやりやすかった女優は竹下景子
渥美さんが気合が入った女優は浅丘ルリ子
渥美さんが出てほしいって頼んだ女優は吉永小百合
それにしても都はるみはマドンナってのは似合わないな。
友人だろうな普通は。
792 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/15(金) 20:39:22 ID:X7NAue4s
トラさん版ローマの休日って言ってたけど
都はるみじゃなあ・・・
若いころの美空ひばりならピッタリなんだけど
793 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/15(金) 22:33:59 ID:BwDHq7Sf
渥美さんが亡くなった後、奥さんはチケット二枚買って都はるみのリサイタルへ行ったそうです。
大好きだったみたいですよ渥美さん…
寅さんが男と女として一番緊張したマドンナは、かがりさん(いしだあゆみ)
その次が、ふみさん(松坂慶子)かなぁ…
旅と女と寅次郎は、あまり評判良くないみたいですが、私はとても好きですよ。ローマの休日より
実はシリーズ中一番最初に買ったDVDがこれでした。
797 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/15(金) 23:40:37 ID:cwTR1/Be
31作、マドンナ都はるみは…??だけど、
満男の運動会騒動は見ごたえあった。
寅さんの最後の満男への書置きと500円が悲しかった。
798 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 00:49:55 ID:ynFyK9Bu
渥美が小百合を嫌う理由を教えてちょんまげ
31作は分かりやすい作品だよね。小難しくなく安心して見てられる映画。
そう、笑い所は少ないですが安心して見られますね。
801 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 02:56:27 ID:AmVjOSCu
今の女優がマドンナになったらどういう作品が生まれていた
だろうか、などと空しい想像をしてみる。
緒川たまき
とか
菅野美穂
とか
802 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 14:04:05 ID:085kN4cn
やっぱりマドンナがマドンナやってくれたら最高だよな
803 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 14:08:20 ID:LB71bkB2
外人のマドンナが一人ぐらい居ても良かった。
ギャラが3桁違いますから( ´∀`)
>>801 親子みたいなもんだからキューピットバリエーションにしかならない。
やっぱ寅次郎の相手なら「生まれたのが1953年以前じゃないと無理」だと
俺は自分で勝手に決めている。
俺ルール。
806 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 15:44:51 ID:yQUbwCet
まあ、寅がいまでも50歳くらいだとして、マドンナは
今の田中裕子、宮沢りえあたりがいいなあ。
二役で倍賞千恵子って手もある。
さくらそっくりの人に出会う。
これは誰もが一度は見たいはず。
それにしても本当の娑婆ではダボシャツ腹巻雪駄の50歳おじさんに
そんな美人たちは惚れないってw
それを言っちゃあおしめえよ…てか。
807 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 16:04:37 ID:bxhs2105
>>806 >これは誰もが一度は見たいはず。
べつに見たくもないが?
俺も見たくない。
このシリーズの真のマドンナが「さくら」だってのは、見ていれば分かることだと思うし
もう一人、血の繋がっていないさくらが出てきたらシャレにならないと思う。
じゃ、倍賞美津子のマドンナで
『男はつらいよ 寅次郎一発大冒険』とか。
810 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 17:52:02 ID:IiGyea5f
俺は、大地喜和子と木の実ナナが一番よかった。
美人じゃないけど。
811 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 17:52:28 ID:zAcZ6cvF
ぜんぜんちがう性格ならさくらにうりふたつの倍賞千恵子がでてきても
おもしろいかも。寅さんちょっとタジタジってなる。
812 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 20:58:41 ID:5/buA5ny
31作で京はるみが、最後舞台で歌う曲名を教えてください。
813 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 21:04:46 ID:bxhs2105
>>811 それもつまんなそう。
倍賞美津子なら許せるけど。
814 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 21:05:19 ID:085kN4cn
沢たまきと山本リンダと久本雅美と柴田理恵がマドンナだったら嫌だ。
815 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 22:44:58 ID:B+X0lCGZ
倍賞美津子っていい女優だなって思えるけど寅さんにはあわねえな、
なんとなくだが。
森崎東監督の原発ジプシーの映画では好演してたけど。
816 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 23:41:28 ID:ynFyK9Bu
817 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 23:55:52 ID:XgE+xkEk
さっき終わった都はるみのやつ 何回見てもつまらない
リアルタイムでも見てるが、いつか面白く感じるかなーと思い
ながら、もう、何回も見たがやっぱりつまらなかった
中北千枝子さんが地味に出てた。自分が久々見ての感動はそれだけ。
都はるみは演技が下手。
>>817 放送後の解説にもあったが、当時は都はるみが引退宣言の前後でいちばん人気があった頃でしょ?
他にも細川たかしが少しだけ出てきたりしますね。
>>818 中北さんが保険のセールスさんの役で出てくるのは、あれはニッセイとの
タイアップなんですかね? ヘッドホンステレオはソニー?
地方ロケ自体が毎回、協力先とのタイアップだけど、結構細かいタイアップが多いね。
820 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 00:25:45 ID:wW0Jjwpf
きょうはじめて都はるみのを見たけど
今の都はるみが人気ないから現実離れしてて
つまらなく感じたな
都はるみがいなくなっても誰も騒がないし。
現代版マドンナだったら
まぁいい悪いは別として
山口智子、綿貫薫、夏川結衣、鈴木京香
高島礼子、宮沢りえ、黒木瞳、天海祐希あたりかな
個人的に夏川結衣のマドンナが見たい
亭主と死に別れて女手一つで子供を育ててる薄幸美人
という設定で
822 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 01:40:33 ID:ZJPjp9BB
30番台以降で、それなりに面白いのは、
32「口笛」・34「真実一路」・39「寅次郎物語」・41「心の旅路」ぐらいかな。
>>822 「心の旅路」以外は同じかな。それと「知床慕情」はダメかい?
824 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 03:14:10 ID:wW0Jjwpf
たとえば小泉首相は過去に無職期間が一年あったのと
清掃業の期間が一年あったのではバレたらどっちがダメージが
大きいと思う?
825 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 04:34:19 ID:GlRrbnge
なぜ日本人女性は韓国男性に憧れるのだろうか。
まず韓国人男性は紳士的な振る舞いをします。
そして女性を大切に扱います そして情熱的です。
このような韓国人男性の振る舞いに日本人女性はコロリと落ちるのです。
日本人のような幼児的な男性にあきあきしてる裏返しの行動でしょう。
韓国人男性に憧れる日本女性は週末になるとソウルを訪れるそうです。
ソウルで運命的な出会いを期待しての訪韓です
ソウルでは毎週末にお見合いパーテーが開かれています
日本女性と韓国男性のお見合いパーテーです
日本女性の参加者が圧倒的に多く韓国男性を集めるのに苦労するそうです。
日本女性は婚前交渉に積極的だと聞きました。 韓国では婚前交渉はタブーです。
お見合いパーテーで知り合い、その日のうちに関係を持つカップルが多いと聞きます。
「日本人女性は優秀な遺伝子を求めて韓国で股を開く」と韓国のWEBサイトで話題になっていました。
韓国では不道徳なものは、東から来ると言われています。
韓国は日本から多くの不道徳を持ち込まれています。
すべて事実だ。 日本の女は淫乱で男はまったく魅力がないインポ。
かわいそうな劣等民族
もし寅さんが生きてても、満男の出番が長くなるから
かたせ&牧瀬の時のようなダブルマドンナになっていったのかな?
828 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 09:15:08 ID:tbYT3i/O
>>286 幼馴染みとは、小学1年生より前からの知り合いで、お互いの家を一分以内
に行き来出来、さらに昼飯や晩飯を相手の家でご馳走になっても、特に親が
お礼を言わないくらいの家族ぐるみの関係を築いている相手のことだ。
文句ある?
829 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 09:41:30 ID:OO3McNeT
>>820 自分もそう思って期待していなかったんだけど、はるみさんの孤独感に
共感できて、じんわり涙が出ました。
有名人には、市井の人間にはわからないものがあるんだろうなと想像できたよ。
ところで、さくらはあの指輪をどうしたんだろう?
831 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 10:19:38 ID:OO3McNeT
>>830 エメラルド?の指輪ね。
俺も29作あじさいの恋の加納作次郎作三彩碗みたいな
オチがあるのかと思ったが、なかったね。
で、旅と女のラストコントでは、佐山俊二とケンカ。
佐山との喧嘩ギャグは、前にもあった。
最初が9作の柴又慕情だった?
そこでも、佐山俊二が博に抱えあげられて、
とらやの勘定台にのせられてた。
細くて軽そうだなあ、佐山さん。
この旅と女では、運動会ギャグもいいし、
あたしは冒頭の寅の夢も好き。
佐渡の金山から逃げてきた柴又無宿寅次郎。
とらやの若奥さんさくらがかわいいのよ。
寅に縄をかける博。新派大悲劇。それほどでもないか。
833 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 10:46:16 ID:UwB/rVd8
あぁ、備後屋(越後屋の時かなぁ?)相変わらずバカか?
でケンカになった人ですか。
そ、そ。その人。
ただし、9作柴又慕情のときは不動産屋。
兄ですから。兄でもなんでもあたしゃビジネスですから。
手数料6千円。で、もめる。
出るとこへ出ましょ。
なに言ってやがんでぇ。出るものが三日も出ねえようなツラしやがって。
・・・ (セリフは正確ではない)
個人的には、9作で一番好きなのは、
この「貸間あり」騒動だな。
寅の不動産屋めぐり。などなど。
さくらが松村おいちゃんを、
知らないわよ。ホラ、ジャマよ、そんなとこに。
で、邪険に払いのけるとこなんか、ほかにはない場面。
あとは、寅の柴又「三十年ぶり」のウソ芝居。
個人的には、さゆりちゃんのところはそれほど好きでない。
私は変わり者?だから、後半では33作が好きだよ。
寅さんと渡瀬さんとの対峙シーンは最高じゃないですか。
ただ、渡瀬さん好きだから、もっといい役にしてほしかったな。
次の32作は、渥美さんが元気で「のってた」ので面白いね。
一時的に体調が戻ってたのだろうか。
836 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 11:41:05 ID:dsF1agww
32作「口笛を吹く寅次郎」
俺としてはベスト3に入る好きな作品。
備中高梁の景色も美しく、さらには竹下景子(マドンナ)さんが
輝いていたな。
あ、それから中井貴一と杉田かおるが恋人同士というのも新鮮。
837 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 12:36:52 ID:Wa3XuFle
竹下景子も結構何回かマドンナやってるのね。
でもリリィと違って全く別人として。
838 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 13:11:22 ID:NWjZypqh
やっぱり渥美の体調に依存する作品だよな。
都晴海のはあきらかに弱ってた。
弱ってるときは喜怒哀楽が乏しい。
839 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 13:34:40 ID:kPmhiyS+
スターにはスターの苦労もあるんだろうけれど
一般大衆から見ると恵まれた人だから、感情移入はしにくいよね。
いろいろ試行しているんだと思うけれど。
けっこう評価が分かれてるな、今回のやつは。
何というか、古畑にイチローが出てる感じというか、
一緒にいるんだけど違う世界にいる雰囲気だったような。
こういうスキャンダルなやつは寅の世界には合わんのかな。
やっぱ中期好きな人は、
さりげない日常にこそ意味があるって人が多いのかと。
841 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 15:31:13 ID:5em56/zQ
とらやでのはるみの指輪の話途中、寅さんがさくらの手を握った時、ドキッとしたのは俺だけではないはず。
>>841 うん。そうだね。
俺はすぐに博の顔を見たよ。特に演出はなかったな。
強いて言えば、さくらがちょっと面はゆそうな顔をしていたようにもとれた。
843 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 17:19:10 ID:NWjZypqh
考えすぎだろw
妹の手を握るなんて普通のことだよ
>>840 まあ、役者以外の人が入ってくるとそういう感じはしてしまうな。
別に悪くはなかったけど。
あと、寅と演歌スターって設定だから、
最後はくっつくかもって感じでは見れなかったかな。
やっぱ寅の相手は一般市井の人がいいのかも。
846 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 19:11:49 ID:k156xEoL
>>846 「ローマの休日」を目指したっていうのは、考えすぎだろうか。
>>846 そもそも引退宣言前後で人気絶頂だった都はるみを出したいのが目的だったでしょうからね。
このシリーズではその時々に人気のある女優を出す主義ですから、「ローマの休日」
のイメージも入れてはいるでしょうけど、キャスティングから話を作っただけでそ
んなに深くは考えていないでしょう。
後年も松竹が「サラダ記念日」の映画化権を獲ったものの、どうにもならなくて
「男はつらいよ」に仕立て上げたりもしてましたからね。
(「サラダ記念日」は元々は別の映画として作る予定だったはず。結果的に「男はつらいよ」にしてしまった)
山田監督も一番苦しかった時期でしょうね。ギネスを塗り替え
多くの人に期待される。松竹の命運を全て握る。
しかし、肝心の渥美さんは最初の病以後芝居がはずまない。
老いた寅さんを残酷に失恋させるのも酷。とらやの面々も高齢化。
そのため毛色の変わった人を出したり、流行に迎合することも
仕方なしだったかも。
長渕剛カップルを本当に出したかったのかどうか・・
松竹はPが無能だからなぁ・・・
特にこの時期はいいにしろ悪いにしろ奥山ジュニアが台頭してきて、
他のPが功を焦った、って話を聞いたことがある。
山田洋次は基本的に松竹の要望には全部応えてるんだよね。(昨日でいえば細川たかしの登場とか)
851 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 22:44:44 ID:NWjZypqh
渥美の死ぬ間際のドキュメンタリーみたけど
ロボットみたいに硬直してたな・・・。
よほど弱ってたんだろうけど。
>>748 31●『旅と女と寅次郎』
杉山とく子=? (多分出演していないと思われる)
津嘉山正種=? (多分出演していないと思われる)
関敬六=チンドン屋
谷よしの=飯屋のおばちゃん
マキノ佐代子=ゆかりちゃん
853 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/18(月) 19:39:29 ID:TkQhbk73
縁側でファンサービスをしている京はるみを
悲しげに見つめる寅が印象的だった
854 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/18(月) 19:43:08 ID:t3RRLy90
徳永の音楽が流れる頃以降のはたぶん一生見ない。
>>853 あそこ、とらやの店内から開口部を経て縁側のはるみをうつすところ、
なんだか不思議な感じがした。
一種のイベント会場なんだから当然かもしれないけど、
大げさに言えば、いつものとらやとは違う異次元の空間にいるような感じ。
>>855 確かに不思議なカットだったね
画カク一杯にいろんな要素を詰め込んでたんで
それぞれ目で追っかけたんだけど
その結果、まるで時間の流れが止まったかの様な
不思議な映像に見えたなあ
857 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/18(月) 23:50:07 ID:FcRhSwF+
別に不思議でもなんともなかったが。
都晴海の回は凡作。
語るところもないし深みもない。
おいらはわりとおもしろいと思ったけど、
演歌が苦手なので歌のシーンが長くてつらかった (´・ω・`)
それと、さくらとひろしが公演見にいくくらいなら、
おいちゃんおばちゃんとげんちゃんに行かせてやれよとおもた。
859 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/19(火) 01:11:45 ID:GrxEqgp5
ラストがなんの脈絡もなくて意味不明と思わない?
テキヤのおっさんがネズミに似てたって話
都晴海と全くつながってないし、たいしておもしろくもないしな。
あれは意味がわからん。
860 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/19(火) 14:34:01 ID:7cLKqGR7
>>859 あの場面で寅の悲しみが伝わらなかったのか?
君にはこのシリーズは向いてないと思う。
861 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/19(火) 15:04:37 ID:GrxEqgp5
なぜあのシーンが悲しみにつながるんだよw
862 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/19(火) 16:16:09 ID:Otqk/It/
有名人と旅行したとか、秘密を打ち明けられたって
普通は人に言いたいもんだけど
寅はそれをしなかったってことが言いたかったんじゃないか。
寅の中では、京はるみが有名人ってのはどうでもよくて
自分と同じような、ひとりの悲しい女性ってことなのでは。
そういうのを内に秘めてる感じを出したかったんでないの。
今回のテーマは有名人、スターの孤独や不自由だもんね。
スターだって恋愛もすれば孤独な気持ちになったり傷ついたりもする
ひとりの人間に過ぎないということをどれだけ想像できるか、がポイントじゃないかな。
864 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/19(火) 19:40:03 ID:GrxEqgp5
美空ひばりならわかるんだが、都はるみクラスじゃな・・・
飲み込み悪いな。「都はるみクラス〜」じゃなくて、
あれは「大スター京はるみ」なんだぞ。
今なら倖田來未が失踪したようなもんですか。
>>864-865 今はピンと来ないだろうが、あの頃の都はるみは本当に人気があった。
ひばりは既に大御所に上がっていたのでそんなに熱い人気はもう無かった。
>>863 現実の都はるみのスケジュール上の都合もあったのか、出てくる場面も少ないし
そんなにキャラクターが描き込まれているわけでもないしね。
リアルでは大スターの渥美さんが、自分(寅)とスター(京はるみ)の立場の
違いを知り悲しい気持ちになるという役であることは面白い。
どうせはるみもしばらく経てば寅のことなどすぐに忘れてしまっただろう。
>>866 これも今はピンと来ないだろうが、あの頃はタコ社長が見ていたような
スタンダードなスタイルの歌番組が普通だった。
今はトークやゲームが多く、歌が中心なのはNHKの歌謡オンステージ
やテレ朝のミュージックステーションぐらいだが。
そういう時代のスターさんという設定。
作品の中で、京はるみがものすごい歌手にされればされるほど、
それを気にしない寅ってのが光るんだろうね。
ラストで普通の寅を出すってことは、そういう効果があるんだろう。
871 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/19(火) 20:30:27 ID:7zuStAPi
佐渡の民宿のおばあちゃん演技上手かったなあ。
やっぱり、マドンナは、美人で性格もいいのに
どういうわけか不遇な人生を送っている人。
そういうパターンが一番いいのかも。
渥美清って、実は在日で北朝鮮に送金してたんだよね。 実際、インタビューで
>>金日成主席が大の寅さんファンだと知ると「役者としてとても有り難いですね。
>>そうやって熱心に見て下さるのは。もし、自然に、うまく、いい機会があれば、
>>朝鮮に行ってみたい」と嬉しそうだった。
>>朝鮮の統一問題に話が及ぶと「朝鮮民族は賢い人たちだから、
>>何が大切かということをよく知っている。昔からあったその力と
>>情熱がやがて実を結ぶでしょう。どうぞみなさん、幸せになってください」と語った。
>>さりげないが、思いやりの込った言葉が懐かしい。
って、言ってるし。 幻滅したよ。 こんな人を「寅さん 寅さん」とか言って
愛し続けたんだからさ。 お人よしだよ、ほんとww
ああ、くだらん
>>873 おまいだってある程度の立場になってインタビューされたら、これくらいのこと言うだろ。
馬鹿?
>>871 まさか、いままで北林谷栄を見た事ないとか?
んなわけないか。
877 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/20(水) 04:52:21 ID:vha76M0A
唐突だが、田代まさしって寅さんと絡んだら結構面白かったんじゃないかな。
今となっては悲しい話だがな。
それだとNHKが欠番扱いで放送しなくなってしまうw
『ハイビスカス特別篇』ばりのCG合成で田代の顔を関啓六に挿げ替え
>>873 >>金日成主席が大の寅さんファンだと知ると「役者としてとても有り難いですね。
>>そうやって熱心に見て下さるのは。もし、自然に、うまく、いい機会があれば、
>>朝鮮に行ってみたい」と嬉しそうだった。
役者生命賭けて、独裁者ヒトラーと戦ったチャップリンと大違いだなぁww
北朝鮮に行きたいってww 拉致被害者が聞いたら激怒するコメントだ
北朝鮮憎しは分からんでもないが
当時の渥美が詳しく知っているわけでもなし
下手なことは言えるわけないし
そこまで言うほどのことか・・・
>>880 しつこい釣りですねw 拉致問題が明らかになったのは渥美さんが亡くなったあとですよ。
どんな人であれ、自分の作品に感動してくれた人を悪く言えるわけないでしょ。
寅さん48作で女性の裸は一度も出てないの?大したもんだよ蛙のしょんべん。
あれって「もう脱がない」宣言したあとじゃなかったっけ?
887 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/20(水) 22:23:06 ID:96HDWxKu
歓楽街でのロケ。
若い成人女性の裸の「写真」(オッパイ丸見え)だったら2秒くらい
しっかり映ってたよ。寅さんのある作品で。
これが分かる人いたらかなりマニア。
888 :
888:2006/09/21(木) 00:48:38 ID:HguMqzNN
マニアになるにしても、そんな知識よりもっとタメになる知識が欲しい。
889 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/21(木) 02:03:31 ID:NMJADhOk
>>873 >渥美清って、実は在日で北朝鮮に送金してたんだよね。
本当なのか?ソースは?
今日、『はるちゃん』の再放送見てたら、寅さんのソックリさん出てた。
それだけ。。
先週の
第31作 旅と女と寅次郎で、
佐渡に渡る前に、佐渡が日本で一番大きい島だと漁師が言っていたが、大嘘。
日本で一番大きい島は「本州島」
本州北海道九州四国を除いても、「樺太島」、または「択捉島」
北方領土を除いても「沖縄島」(昭和58年だから沖縄は返還されている)
北方領土はともかく、捏造で沖縄県に喧嘩を売っているのか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B3%B6%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7 > 1 択捉島(北海道) 3182.65 km2
> 2 国後島(北海道) 1498.56
> 3 沖縄島(沖縄県) 1206.49
> 4 佐渡島(新潟県) 854.29
> 5 奄美大島(鹿児島県) 712.35
> 6 対馬(長崎県) 696.29
> 7 淡路島(兵庫県) 592.17
> 8 下島(熊本県) 574.01
> 9 屋久島(鹿児島県) 504.88
地元の漁師が言っていた自慢話に
データを持ってきて反論するのも大人気ない。
893 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/21(木) 11:10:13 ID:DIuVPeva
894 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/21(木) 14:47:02 ID:MIsMWmk+
2ちゃんねるで、こんな記事を見ました。非常に怒っています。寅
凶悪少年(当時18才と16才)が女子高生を足立区綾瀬の少年の
自宅に誘拐、監禁して暴行、殺害した。監禁中41日の間に仲間を集め、
女子高生を全裸で踊らせ 陰毛を剃った。手足にオイルを塗り火を着けた。
遺体は栄養失調でやせ細り、顔面は殴打により陥没し、全身火傷であった。
性器と肛門は異物が挿入されていた。 しかし、同居していた少年の両親
(現在、京*市伏*区在住)は、「気がつかなかった」と無罪であった。
女子高生コンクリート詰め殺人事件
事件の検索キーワード:リンチ,膣には小瓶2本が押しこまれたまま
「旅と女と寅次郎」から、ゆかりちゃんがレギュラーになったわけだが
シリーズに彼女を登場させた意図はどこにあったのか?
教えてちょうだい。
>>894 このコピペを繰り返す人間の意図がいまだに分からない・・・。
>>895 さあ? プロデューサーか誰かにマキノ雅弘に恩があった人でもいたんじゃないの? あるいは
他のメインキャストと事務所が同じで「頼みます」となったとか。
マキノ佐代子ってプロフィールを見ると1962年生まれなんだよね。マキノの
娘の割にはかなり若いのでビックリする。マキノ正幸は異母兄。
897 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/21(木) 17:42:32 ID:lEbHY7GK
渥美の主演の拝啓天皇陛下様もおもしろいよ。
>>896 だったら今まで通り毎回違う役で起用し続けてても良かったような気もするんだけど…
でも、どうもサンキュ
ツライヨ。
>>889 永六輔が某雑誌の阿川佐和子との対談で暴露してた。山田も気が付いていたらしい。
しかも、葛飾柴田や浅草という土地そのものが、戦前・戦後に在日が多く住み付いた場所。
901 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/21(木) 19:17:09 ID:uN1p3nn3
902 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/21(木) 22:09:11 ID:M3+wZueP
さくらは痩せているのに手はふっくらしている。
白魚のようなのもいいが、白子のようなのもいい。エロい。
903 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/21(木) 22:32:21 ID:sJ+2FxWf
さくらって色気も糞もないけどな。
尻も胸もペチャンコだし。
904 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/22(金) 00:30:38 ID:V9lRe11f
いや、でもミニスカからのぞく脚はむっちりしてエロいよ。
ヒロシの親父の葬式?ん時の喪服から出てる脚はたまらない。
>>904 そんなアナタに、『白昼堂々』
盗賊の妻(倍賞千恵子)が
浴衣姿で、突然、立て膝をする。
あれはエロい。
まぁ、渥美清が倍賞千恵子に
抱きつく場面もあったりして、
それも驚きだが。
906 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/22(金) 09:42:29 ID:CpgOCaCc
さくらの入浴シーンが一つぐらいあってもよかったな。
>>906 さすがに山田洋次も倍賞さんにそこまでの色気を出させるのは忍びなかったのだろう。監督
によっては付き合っている(気に入っている)女優のヌードや濡れ場も平気で撮る人もいるが・・・。
倍賞さんは「離婚しない女」(86)で、寅さんで優等生主婦しかさせてもらえない恨みを晴らしている。
>>907 「離婚しない女」見たくて、ビデオ屋いったけど無かった。
あんまりメジャーな映画じゃないしなあ。
909 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/22(金) 10:52:36 ID:CpgOCaCc
7作目で榊原ルミが とらやの風呂に入ってるのと、
36作目で美保純が露天風呂に入ってるのと、
ほかに、女優の入浴シーンってありましたっけ?
>>908 「買え」と言おうとしたが、DVDは出ていないですね。こまめにレンタル屋や
中古ワゴンを探せば見つかるんでないかい?
CS(CATV)や地上波深夜枠で掛かることもあるよ。
>>909 「花も嵐も寅次郎」の田中裕子。
911 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/22(金) 12:20:33 ID:zblSeiEQ
>>909 かもめ歌の伊藤蘭
風呂場に入ってたが入浴シーンはなかったかな?
912 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/22(金) 12:44:48 ID:VydFt280
前のスレでお尻の映る場面は寅さんには合わないという書き込みがありました。
第何作だったかは忘れました。
明日のBSの寅さん、見所をおしえてちょうだい
>>913 全部。
シリーズ中でも上位に食込む傑作だから
心して見るように。
32作は、「喜劇役者渥美清」としては最後の作品だったかもね。
そして、杉田かおるさんは演技上手い。
916 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/22(金) 18:18:11 ID:nbQMvqCl
ただし、寅さんが坊さんに化けるシーン以外は、ほかの30番台作品と同じように退屈。
917 :
913:2006/09/22(金) 18:22:40 ID:di7k1/ty
>>914-915 おお、ありがと。期待して楽しみます。
ところで俺はさぁ、寅屋の茶の間シーンを見ていると、いっつも涙が出て来るんだよ。
どうしてだろう…
喧嘩になるときもあるし、みんなして泣くときもあるし、寅のことを本気で心配するときもあれば馬鹿にする
ときもある。
他人のタコ社長でさえ土間に腰掛けて、家族のように一緒にうなったり、喜んだりする。
みんな心の本能の気持ちを素直に発露させているからだろうな…
演技とはいえ、偽善のない演出が心地いいのかなぁ。
>>917 このシリーズでは「とらや」の外の御近所さんはほとんど背景としてしか存在し
ないんだよね。ほぼエキストラ程度にしか出てこない。
現実の参道前のどのお店も贔屓できない-あくまで背景として平等に扱う-都合上もあっ
たのだろうが、ロケで現実の参道の商店街がじっくり描かれたこともないんじゃないの?
あくまで寅さんが歩いたりといった背景として使われるだけ。
あの柴又は駅→とらや・朝日印刷→帝釈天→土手 の四箇所しか存在せず、場面場面で時空
間がワープしているように見える。あの街でもとらやだけが取り残されている。
しかも地元では寅さんは厄介者で嫌われているという設定も少なくとも中盤までは生きていて、
おいちゃん夫婦・さくら夫婦だけが一生懸命寅をかばっている。しかも今時、TVも点けずにみ
んなお茶の間で座って丸く向き合いながらご飯なんか一緒に食べないでしょ?
満男だけが勝手に育って学年も上がっていくけど、あそこではとらやファミリーだけで時間が止まっているんだ。
920 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/22(金) 19:14:50 ID:QKyvo+lU
>>917 寅ぐらいの非常識な人間が家族にいると、できれば相手にしたくないよな。
でもそんな非常識な人間でも、とらや家族は真剣に考えてくれる。
寅が脱線することがあっても、諦めるのでなく更正させようとする。
寅のはみ出し方がでかい分だけ、それを戻そうとするところに暖かさを感じるな。
どんな異常な犯人も情で説得してしまう、「はぐれ」の安浦刑事に似てるかも。
俺が好きなのは、夕食のシーンかな。
家族が一人一人がその日あったことを、みんな話す。
面白ことがあればみんなで笑おう。嫌なことがあればみんなで解決しよう。
あの雰囲気は好きだな。
寅という変わり者を受け入れてる分、
家族全体に説得力と暖かさを感じる(すまん、また長くなってしまいました)
非常識とか変わり者という以前に、寅はやくざですから。
>>920 おいちゃん夫妻・さくら夫妻の愛情の深さは異常。おばちゃんもおいちゃんも
本気で寅をかばうし心配している。
>>921 山田洋次が偉いのは、「寅さんの教育論」とか語る癖に、実際は寅は柴又の
地元ではロクデナシで嫌われ者だという本質を外さないところ。周囲が
寅に困ったり寅の悪口を言っておいちゃん夫婦が怒ったりかばったりする場面を何度見たことか。
寅が好かれるのは寅のことをよく知るとらやと朝日印刷の人々、御前様と源公、
それと旅先や出先で出会う人々や稼業の仲間内だけ。
日常の中で落ち着いた人間関係を作ることはできない。
923 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/22(金) 20:41:24 ID:7eDftqri
別に地元で嫌われてるわけではないでしょ?>寅
924 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/22(金) 20:43:24 ID:6S3aPAvN
さくらは痔のはなしおいちゃんは屁のはなし
>>923 相当に嫌がられている演出は随所にあるんだが・・・。
寅ちゃんは地元に帰ると特にダメ人間になっちゃう。
自分はとらやファミリーと喧嘩して不貞腐れて出て行く毎度のパターン
は嫌いなんですが。あれは中期以降でも必要だったのかな。
927 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/22(金) 21:11:13 ID:7eDftqri
好かれてる演出も随所にある。
嫌われてるっていうのも心底嫌われてるというよりも
仲のいいもの同士のじゃれあいみたいなもの
>>925 なんで寅が地元で嫌われてると思うのかがわからん。
寅を嫌ってる人間なんていないでしょ。そこが寅の
魅力なんだし。
>>927 リリーと寅に対する近所の人々の冷ややかな視線や「寅次郎紙風船」
での同窓会の一幕をお忘れ? 純粋に好かれてはいないよ。
>寅を嫌ってる人間なんていないでしょ。
観客が好意的に誤解してくれるだけで、寅を無条件の善人にしてはいけな
いという縛りは毎回ちゃんとあるよ。
渥美さんが衰えて、演技から寅さんの魅力が出せなくなってからは
台詞や演出で寅さん=善人というイメージにしようとする監督の
意図が見える。
初期のほうが人間らしかった。普通は完璧な善人なんていない。
930 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/22(金) 21:49:27 ID:wzpnDPup
初期の寅は面白いけど狂人だよな。
常識人は付き合えない。
比較的善人な寅のイメージがあったので最初のほうの893な寅に驚いた
こち亀で1巻見た時のような感覚に近いかな
寅はいわゆる常識というベールをかぶせて、表面上の穏便さだけを装うことはしない。
こどもが遠慮なしに物事の真髄を突いてしまうように、寅も世俗的で無難なことを言わないのだよ。
嫌う人にはそこが嫌われる。
でも旅先ではじつに人格者だよなあ。なんなんだろうな、あれ。
純情きらりの杉冬吾みたいな感じ。
934 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/23(土) 00:33:49 ID:PS0KQzC5
「純情篇」でも、旅先で宮本信子に親切にする人格者ぶりと、
とらやに帰ってきてからのバカっぷりとの差が激しい。
寅さんではなく、とらやのみんながどれだけ傷心のマドンナを癒しただろう。
寅の知り合いというだけで「ごはんをたべていきなさい」とか「泊まっていきなさい」
なんて裏腹なく素朴に言ってくれる人なんて、どれほどいるだろ。
936 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/23(土) 00:45:47 ID:f5hWfjCi
池ノ内正観と、京都の陶芸家の有名な人にも好かれてたね。
あとは歌子お父さんの宮口精二さんか。
ああいう芸術家に好かれるのかな。
他にもマイコーさんとかが居たね。
岡倉先生はどうだったんだろう。
男でも寅さんに癒される人はいるね。
男でも、って、俺たちみんなそうじゃねえか 。・゚・(ノД`)・゚・。
寅が人格者で、偉い人だったら、俺らは癒されないんだよな。
バッカだなぁと思ったり、こうしろよ、と思ったりしながらも、
なんつーか、世俗的な欲のないところ、裏腹のないところが、いいんだろうかなぁ…
寅さんは善人だけど、ピュアすぎて、付き合うのが
結構難しそう。かけひきしちゃダメね。常に本音じゃないと。
変に気を使いすぎると、メロンのときのように怒らせちゃう。
流れぶった切ってスミマセン…
「幸福の青い鳥」で、出川哲郎が出てるシーンってどこなんでしょうか?
>>940 参道を大声出して走ってた様な気がした....
>>931 個人的には、初期の「凶暴で、ヤクザな男。キレると何するかわからない」
寅のほうが好みなんだけどね。 テレビ版男はつらいよの寅もこんな感じだそうだ
943 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/23(土) 12:42:47 ID:UL/pL7hf
>>919 川千家さんの事も、たまには思い出してあげて下さい。
944 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/23(土) 14:56:39 ID:F6BEil2d
寅さんに救われたなあこの人はと思ったのは
まず、坂口兵馬。あれは生きかえった感じだったな。
それとやっぱり松岡清子さんだね。彼女には寅さんは運命の出会い。
彼女の悲しみを分かるのは寅さんだけ。
945 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/23(土) 15:21:20 ID:c4WNl7v4
寅とおいちゃん、おばちゃんの続柄って何?
947 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/23(土) 15:26:42 ID:c4WNl7v4
親なの?
>>947 , イ)ィ -─ ──- 、ミヽ
ノ /,.-‐'"´ `ヾj ii / Λ
,イ// ^ヽj(二フ'"´ ̄`ヾ、ノイ{
ノ/,/ミ三ニヲ´ ゙、ノi!
{V /ミ三二,イ , /, ,\ Yソ
レ'/三二彡イ .:ィこラ ;:こラ j{
V;;;::. ;ヲヾ!V ー '′ i ー ' ソ
Vニミ( 入 、 r j ,′ <仲良くなってくれ
ヾミ、`ゝ ` ー--‐'ゞニ<‐-イ
ヽ ヽ -''ニニ‐ /
| `、 ⌒ ,/
| >┻━┻'r‐'´
ヽ_ |
ヽ _ _ 」
ググレカス [ Gugurecus ]
( 2006 〜 没年不明 )
949 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/23(土) 16:09:20 ID:0QS/MhBP
満男にとっておいちゃんおばちゃんは「おおおじ」「おおおば」
キク
‖-----------次男 車寅次郎
|-兄 車平造
| ‖-----------長女? 諏訪さくら
| 某 ‖------諏訪満夫
車某 | 略---諏訪博
‖-----|
車某 |
|-弟 車竜造(弟)(おいちゃん)
‖
車つね(おばちゃん)
ズレてたらごめん
ズレまくりorz
952 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/23(土) 23:24:21 ID:HSWbNY4i
しかし、馬鹿だよね寅さん。
せっかく美女が秋波を送っているのに、
おれがそんなこと本気にする訳ないよで チョン。
一緒に電車に乗っていきゃよかったんだよ!
953 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/23(土) 23:33:34 ID:ctFZZDBT
確かに朋子(竹下景子)さんは、寅さんと一緒に暮らしたかった。と思う。
寅さん「おれがそんなこと本気にする訳ないよ」
朋子「わたしの錯覚?」
俺はこのシーンで切歯扼腕、地団駄を踏んだことか。
女性にそこまで言わせておいて。
普通の男なら、OKで結ばれるのだろうが、
瘋癲の寅は、相手のことを考え、ストイックを貫き通したな。
なんと切ないものなのか。
954 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/23(土) 23:37:07 ID:HSWbNY4i
あと、オヤジさんがでもどってきた娘に対して、 次結婚するなら寅さんみたいな男はどうだ?
って聞く話はこれからも出てくるよね。
柴又駅のホームで、マドンナがアプローチしているのに寅さんが冗談に紛らわせてしまうってパターンも..
>>953 ストイックじゃないでしょ。いつもと同じで単に臆病なだけ。美人とは
仲良くは出来ても、対等に恋愛したり結婚したりはできないんだ。
>>952 とらやでも柴又駅でも、朋子さんが妙にソワソワして落ち着かないのがね・・・。
竹下景子が巧いのか、山田洋次の演出なのか、女性も男性と同じで好きな
異性の前で何かを言い出せない時はああいう態度を取るよね。上手いなあと思ったよ。
寅さんは、マドンナを高嶺の花にして それをウットリ眺めているのが好きなんだな。
高嶺の花が自分に近づいてくると途端に怖気づいちゃう。
唯一、対等に好意を持ってたのがリリーなんだけど、それでもうまく行きそうになると引いちゃうしさ。
958 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 00:22:57 ID:CcUO/8ih
寅さんは結婚をしたがっているくせに
心の底では自信ないし、それ以上に面倒くさいし、
結婚生活って退屈そうだし、わくわくしないし、
結局こういうギリギリのところで逃げることが第10作から
はじまって幾度となく繰り返されている。
それゆえ、女性の方はそれなりに傷ついてしまうんだなこれが。
48作によると朋子さんは(失恋の痛手から立ち直って?)、
その後再婚したらしい。
>>958 > 48作によると朋子さんは(失恋の痛手から立ち直って?)、
> その後再婚したらしい。
あれ? そんな話あったっけ?
>>955 寅さんを好きになった美人は、不幸ってこと?
そんなぁ〜
朋子の泣き顔みたら、つられて泣きそうになった。
961 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 01:15:09 ID:Yi/esym8
三田佳子の女医さんも、彼女の方からアプローチしてきたよね。
962 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 02:35:28 ID:hBuLT2Nv
竹下景子かわええ
寅はマザコンとみた
>>959 リリー&満男と奄美で再会して酒飲みながら寅が惚れた女の名を挙げてくんだよ
「口笛を〜」昨夜のBSで初めて見た。
好きな人には悪いが評判ほど面白くはないなぁというのが自分の正直な感想。
寅が坊主になるというアイデア意外は殆ど以前の作品のエピソードがパワーダウンした形だし、
しかも寅の出番が存外少なく、演出というかシナリオが裏に裏に回りこんでる印象。
若い二人の恋愛なんか描いている暇があったらもっと寅を見せてくれよと言いたくなった。
多分これが10番台までの作品だったら最高に面白い一本になったんだろうけど、
渥美さんの衰えとか、マンネリ化への危惧とか(イメージの枯渇かもしれんが)があって、
監督も寅一本で押していくストーリーにできなかったんじゃないかなぁと思うと悲しい。
若い二人の恋愛との二重路線ってのは、確立された枠組みって感じもするけどね。
個人的には、中井貴一の「写真家」志望ってのがどうにもまいった。
あんまり素人くさいカメラの構え。
967 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 12:15:56 ID:We2uxqQ1
中井貴一の写真家志望ってこともあってか、かなりカメラアングルにこってた。
高梁、そんなに美しい町かな?
968 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 12:43:36 ID:NSTWGAkE
>>965 寅とマドンナの関係はいろいろあるけど
今回みたいに、寅が魅力ある女性に一目惚れして
マドンナの周りをコミカルに動き回るのは王道パターンだよね。
逆に「かもめ」や「あじさい」みたいに、最初は何の魅力のない女性なんだけど
寅と出会って成長していくのは、全体的にシリアスになる。
今回は、前者のパターンを最大限に利用したんだろうな。
寅の恋の病が、坊主にまで変身させるっていう、喜劇色をフルに出した感じ。
マンネリを大いに使ったっていうか。
あと印象的だったのは、寅が墓の前で報告してるシーンだな。
第8作で、ひろしの親父が話した「りんどうの家」の家族を
寅は今でも追い求めて、実現できないでいるんだよな
最後の最後でダメ寅まるだし。
以前似た状況で音無美紀子にこっぴどく振られたからかなあ。
渥美清がもう枯れてて、見ててつらい。ジュリーの回までとは、目が違う。
次スレ立てたよ
971 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 13:39:55 ID:FH9SQdL9
972 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 13:40:37 ID:LIDoB+66
なぜ寅は最後の最後で引くのかがどうもわからない。
結婚が面倒とかなら、結婚したくてたまらないような
とらやでの演出の意味がわからん。
結婚がいやならそれをにおわされた時点でひくはず。
相手のためを思って身をひいてるわけでもなさそうだしな。
973 :
965:2006/09/24(日) 14:48:27 ID:0BbtLPUp
>>968 >寅の恋の病が、坊主にまで変身させるっていう、喜劇色をフルに出した感じ。
>マンネリを大いに使ったっていうか。
それも中期以前のように渥美さんの芝居や演出に切れがないんだよなぁ。
昔の寅なら柴又に帰った後、もっとむきになって坊主になるためにひと騒動起したはず。
それがお茶の間でさらっと語った後は御前様の口から修行を放り出したことが語られるだけ。
だから柴又駅での朋子との別れも、それ自体は悪いシーンじゃないんだけど、
寅の必死さが描かれていないからどうにも伝わってこないというか、単なる予定調和にしか見えない。
その朋子にしても最初からわけもなく好意的であり、いったい寅のどこに惚れたのかも曖昧にしか描かれていなしね。
>>969 このあたりから、渥美自身、作品に飽きちゃってたらしいからな。
体調が悪くなるのも、この辺の作品だし。
>>969 振られたと思ってるのは、山本晋也と同じ受け取り方だ。
音無美紀子のあの時の表情、もう一回見て欲しい。
>昔の寅なら柴又に帰った後、もっとむきになって坊主になるためにひと騒動
確かに、森川信なら、受けられるだろうし、
津坂匡章と佐藤蛾次郎の2人体制なら、支えられるだろうけど・・・
シリーズも48本にもなると映画も変化していくしさ。
ファンもいろいろだと思うんだよな。
初期の寅には熱いものがあった。短気でもっと攻撃的な男だった。
俺のように初期派には「それが寅」なんだが、後期派は「乱暴で嫌だ」という。
後期になると物わかりのいいオジさんになっていく。
俺のような初期派は「枯れたな」と寂しくなるが後期派は「それが寅」という。
初期の作品には寅の失恋以外にも大きな哀しみが漂っていた。
流れ者の望郷の念や定着出来ない男の哀しみ。
俺のように初期派には「それが『男がつらいよ』」なんだが、後期派は「暗くて嫌だ」という。
後期の作品には寅の失恋も全体もライトな仕上りになっていく。
俺のような初期派は「物足りない」と思うんが、後期派は「それが『男がつらいよ』」という。
初期派の俺にとっては『望郷篇』や『恋歌』が傑作だったように
物わかりのいいオジさんのライトな仕上りが好きな後期派にとっての傑作が『口笛』なんじゃないかと思う。
978 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 16:14:23 ID:HpoETBzd
11作?の八千草薫
16作?の大地喜和子
32作の竹下景子
38作の竹下景子
がお気に入りの俺は
初期派でしょうか、後期派でしょうか?
>>957 言葉尻をつかまえて言う程のことでもないんじゃないかね・・・。
それを言ったらBSの失恋48連発ってのも看板に偽りありってことになるし。
後半になるにつれ寅失恋→旅立ちってのは単なる映画を終わらす為の決め事でしかなくなっていくわけで、
恋愛描写自体が殆どないのに無理矢理失恋した形になって終わるものもある。
>>977 なるほど、まさにその通りかもしれませんね。
>初期の作品には寅の失恋以外にも大きな哀しみが漂っていた。
>流れ者の望郷の念や定着出来ない男の哀しみ。
>俺のように初期派には「それが『男がつらいよ』」なんだが、
それに加えてはったり、やせ我慢、様子のいい兄貴を気取りたいがなり切れない惨めさ、
「男はつらいよ」って正にそれを端的に表したタイトルだと思う。
このスレ見てると後半が好き派、後半も好き派の人って作品に癒しを求めている人が多いように思う。
自分は初期のひりひりする感じが好きなんで、あんまりピンとこない、確かにほっとする部分はあるけど。
980 :
968:2006/09/24(日) 17:48:13 ID:NSTWGAkE
>>972 たぶん、結婚と自分の素性をいつも天秤にかけてるんだと思う。
寅はマドンナの役に立とうとするけど、その役に立ってた部分が、
身分の違いや自分のマイナス部分を越えて、結婚までいけるかっていう。
今回でいえば、寅は、坊主になればうまくいけるのかもと考えたんだろうし
マドンナも、一緒にいると楽しいと寅を求めていた。
でも、最後で自分の素性の悪さを断ち切ることができなかったんだろう(あまり描かれてはなかったけど)。
今回で言えば、マドンナが寅に求めてるものがあまり強くなかったから
寅もそんなに悩まなかったし、最後はけっこう明るかったのかも。
>>973 今回は、寅もマドンナも、悪い部分はあまり詳細に描かれてなかったな。
寅と家族との喧嘩シーン、寅が修行を投げ出す場面、マドンナと元夫との細かい部分とか。
寅の荒さや、マドンナの悲しい部分はあまりなかった。
だから、ちょっと2人の結びつきは弱かったね。
あったのは、恋の病と寅坊主という設定の強さ。極力、明るく描いたってことだろう。
細かくはなかったけど、でも俺としては、こういうアカ抜け過ぎてるのも好きだったりするんだなあ。
>>978 分類できないと思う。
俺は比較的、中期が好きだけど、晩年もよかったりする。
また一方で、森川おいちゃんも好きだったり。シリアスもよかったり喜劇もよかったり。
結局、分類できないんだよな。あまり派閥にこだわらない。
>>980 >たぶん、結婚と自分の素性をいつも天秤にかけてるんだと思う。
そこのところだけ、取り出すけど、許せ。
他のところは触れない。
俺は寅にはそういう計算とか理性的な判断はないと思う。
別にバカとかそういうことではなくて、
大げさに言えば、寅の不能は根源的なもの。
理性が出てくる(あればな、とか言うな)前に
瞬間的に本能的に引いてしまう。そこがおもしろい。
982 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 18:31:29 ID:bA0D0zL4
誰か寅が結婚の寸前で引いてしまうのを理論的に説明できるやついない??
結婚がいやならなんで結婚の話が出てくるとうれしそうに
ワクワクしてるのかがわからん。
983 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/24(日) 18:46:12 ID:NSTWGAkE
>>981 寅は生い立ちが悪い分、一般へのあこがれがものすごい強いんだと思う。
でも、あこがれは強いんだけど、一般の幸せがどんなもんか分からない。
だから、マドンナに好意を持たれると、
その部分だけで結婚までいけると思ってしまう。
だから正確には、計算と言うより、生い立ちの悪い奴が
自分の知らない、一般の幸せを追い求めてる感じかな。
はっきりしなくてスマンけど。
>>975 わーい、前スレの終わり見逃したから、一度音無さんのシーンで語り合ってみたかったんだよね。
音無さんが、「あの話、本気にしてないよね?」みたいに聞いて、寅さんが、「そ、そりゃおめえ話し合わしただけだよ」
というシーンだけど、これは、普通に見れば、とても残酷なふられかただと思う。
すっかりその気になってる男を、一発で奈落の底へ突き落として、
しかも男自身のの口から諦めることを宣言させられるわけだから。
もし、音無さんの表情に微妙なものがあったとすれば、それは、寅さんへの「連れて逃げてよ」的な
訴えではなくて、寅さんに大変失礼なことをしてしまうことへのためらいではないかと思う。
少なくとも、昨日の竹下景子のような、明らかな訴えのシーンはなかったような。
このシーンの前後、とらやでの音無しさんの独白と、人を猫か犬をやるみたいに言っちゃってさ、
と本気で(と私は思う)毒づくさま、を考え合わせると、寅さんにすがるつもりはなさそうに思われる。
先日見た記憶の範囲での、自分の感想はこんな感じで〜す。
今度見る機会があったら、じっくり見てみます。といいつつこのスレも1000近いナ・・
>>984 うん。是非もう一度見てもらいたい。
ひどく勘違いされているようだ。
>>983 それと別に描かれてはいないけど、寅は素人童貞なんだと思う。
だからヨタ話できゃっきゃいってるうちはいいけど、いざって時はどうにもできない。
いい歳して誰にも打ち明けることもできないし、その部分の負い目も大きいんじゃないかな。
まぁ「トラック野郎」の一番星は堂々とカミングアウトしてたけどなw
>>985 勘違いっていうのはどうかなぁ。
どっちともとれる曖昧な演出だと思うんだけども。