1 :
この子の名無しのお祝いに:
エド・マクベイン原作“キングの身代金"を小国英雄、
菊島隆三、久板栄二郎、黒澤明が共同で脚色、黒澤明
が監督した刑事もの。黒澤明監督の現代劇では最高傑作
と思われる。前半の権藤邸で繰り広げられる密室劇から
後半のジェットコースタームービーのような展開への巧妙
な転換が素晴らしい。内容的にも怨恨が目的でなく羨望、
嫉妬が直接の犯行原因になっている点が普通の誘拐事件
よりも一層恐ろしい感じがすると同時に事件に複雑さを
加味している。また、犯人、被害者、警察関係者のみなら
ずナショナルシューズの経営陣や債権者、捜査協力者達の
ディティールまでもが着実に描写されている事が超一流の
サスペンスドラマへと昇華した理由ではないかと考えさ
せられる。更に映像面でも疾走する急行列車の窓からの
鞄の投下、煙突の煙のパートカラー、伊勢佐木町根岸屋
の麻薬受渡し、黄金町の魔窟、靴屋のウィンドウ前での
権藤と竹内の邂逅、腰越の待伏せ等、非情に印象的な場
面を幾つも挿入している。これほど歴史的名シーンの多
い映画も珍しい。
この大傑作について語り合おうぜ。
3 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/22(日) 15:31:28 ID:HWidCqJ3
乙です。この際助かります。
|┃三 , -.―――--.、
|┃三 ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,,;;;;;;;;ヽ
|┃ .i;}' "ミ;;;;:}
|┃ |} ,,..、_、 , _,,,..、 |;;;:|
|┃ ≡ |} ,_tュ,〈 ヒ''tュ_ i;;;;|
|┃ | ー' | ` - ト'{
|┃ .「| イ_i _ >、 }〉} _________
|┃三 `{| _;;iill|||;|||llii;;,>、 .!-' /
|┃ | ='" | < 竹内!これで貴様は死刑だ!
|┃ i゙ 、_ ゙,,, ,, ' { \
|┃ 丿\  ̄ ̄ _,,-"ヽ \
|┃ ≡'"~ヽ \、_;;,..-" _ ,i`ー-  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃ ヽ、oヽ/ \ /o/ | ガラッ
次スレは立った。
だが、
>>2-5にはやりきれない思いが残った。
7 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/23(月) 10:26:50 ID:TV2diTKB
8 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/23(月) 13:03:43 ID:dLz2jvoz
「お父ちゃんお父ちゃん!」「何だい進一」「僕ここに書き込むことにしたよ」
9 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/24(火) 08:43:14 ID:EIU2wBTo
「ばかっ!2chなんかやってちゃダメだ!
おまえはおとうちゃんあとを継いで、権藤さんに
一生お仕えする身なんだぞ!」
10 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/24(火) 08:55:35 ID:aehg8eBo
「青木さん、そうお子さんを責めちゃいかんですな、え。それに進一君はここがどういうところか、しっかり理解してくれてますよ。」
>>6の台詞は予告編だね。
この映画は予告編見てるだけでワクワクしてくる。
12 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/25(水) 15:22:45 ID:ph5PXCDL
なんで犯人はあんな事してたの?
貧乏インターンとは言え、数年我慢すれば地位も金も得られたろうに。
13 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/25(水) 15:36:11 ID:u4jRyZ3A
だーかーらぁ
そういう考えのインターンだったら誘拐なんてしないって
「だーかーらぁ」っての流行ってるのか?
16 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/25(水) 19:32:06 ID:TB0hXEcr
>>12 「だーかーらぁ」なんて言うなら犯人の心理は手に取るようにわかるのか?
犯人の意図を教えてくれ。
>>12 番号を間違えた。しかし喜ぶのは早い。お前が質問に答えるんだ。
彼の爛れた人格は、きっと出自に問題あるんだと思う。
左朴全「絵空事とはっきり言え!」
20 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/26(木) 16:23:12 ID:xdgADzRV
21 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/27(金) 01:20:00 ID:dxAQ0OXm
権藤邸って横浜の浅間台にあるの?
今もあるかな?明後日横浜へ行くからついでに見てこよう
電話ボックスから見上げたり、煙突も見えるかな
病院も行こうっと
22 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/27(金) 02:34:27 ID:ngwAW8aO
素人考えなんだけど、人質の子供がギリギリまで
解放されないほうがスリリングだったように思うんですが。
人質解放後はストーリーの緊迫感が落ちるように感じました。
23 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/27(金) 02:35:43 ID:+Ui7DrjX
木村功の役者のランクにしちゃあ、あんまり見せ場のない役だ
>>21 この板のロケ地スレで、ロケ地紹介サイトが紹介されてた。
>>22 てか、人質解放後はその手の「スリリング」を求めるのとは違う話になってるんでは?
27 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/27(金) 09:23:26 ID:jyR6ckrr
前半は、「白痴」「どん底」「まあだだよ」などで特に目立った室内パーティ場面のバリエイションだろうね。
で、後半は、「生きる」の後半と同じシチュエイションで「野良犬」をリメイクしてみたということじゃないかな。
28 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/27(金) 11:05:06 ID:IiqByX0E
29 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/27(金) 12:04:50 ID:h2R5dE+R
で、ボースンの方はどうなった?
黄金町は少し前まで、映画を忍ばせる雰囲気持ってた事が凄いよな。
「映画を忍ばせる」に「違法コピーDVDの路上販売」を連想した俺がここにいる。
32 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/28(土) 09:59:13 ID:LI/xerIF
>>22 そんなことしたら「お父ちゃんお父ちゃん」の名場面がなくなっちゃうぢゃないか
>>32 確かに。「ボースンのその顔は、整形手術でもしなくっちゃね」もなくなるっつw
「もう遠慮はいらん! あの人のためにも、犬になってホシを追うんだ!」も。
そこでト全さんが「今まで遠慮してたのか!? お前!」ですよ。
予告篇で
>>6のセリフが流れてる時、権藤と戸倉が階段に向かってゆっくり歩いてるシーンがあるが
これは本編には無かったよな?カットされちゃったのかな?
画になってて格好良かったのに・・・
37 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/28(土) 23:48:19 ID:/+97BXFW
「天国と地獄」黒澤作品の代表作ですが、やや雑なところとこじつけがありますね。
あらさがしはわたくしの趣味なので;
1.こだま号へ電話でのコンタクトを予想だにしなかったのはもう論外。
1等車で功ちゃんとボースンも仲代ちゃんも仲良く慰安旅行してなさい。
2.呼び出しをするときは「ナショナルシューズの」と会社名は言わないで、
「横浜市の」と言うのが昔からの常識ですね。
3.犯人がかばんを職場のごみ捨てに捨てるなんてバカすぎる。アシがつくに決まってるわ。
(踊る大捜査線も家のそばで同じくバカすぎる。本等のバカだったが。「天国と地獄だ」と言わせたいだけ)
4.「カーテンを閉めてる」なんて言わないで。電話の位置なんか知らせちゃって。
他人の子なんだから警察呼んでないわけないでしょ。
5.医学生が金持ちを怨むというのは動機として納得性低いわ。
薬学知識が豊富でなければならなかったことに引っ張られちゃった。
6.横浜のシーン。尾行をまったく警戒しないなんて。
手紙をおとりと見れなかったの。あなた医者なんだから絶命確認したんでしょ。
7.地裁執行官は差し押え物件票を時計のあんな目立つ場所には張りませんよ。
8.いくら死刑囚の頼みでも、被害者があんなかたちで接見できるはずありません。
>>37 3とか6なんだけど、だから捕まったでしょう? 完璧な犯罪手口だったら逮捕できたら
むしろ不自然だと思います。
終盤、ショーウインドウ前で権藤と竹内が会って、仲代が「畜生だ」とか言ってますが
サッパリ意味が分かりません。誰か教えて(´・ω・`)
40 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/29(日) 02:58:06 ID:qYqDnFwy
>>36 カットされたラストですね。
拘置所での面会後のシーンです。
被害者たる権堂さんに加害者が素知らぬ顔して近づきタバコの火を借りるって
感覚が、厚顔無恥でサディスティックだから
権藤さんが見てるのは靴。会社から追い出され財産も失い苦労してるが、
靴作りへの情熱は失われていない。
それを見て犯人はしてやったりの訳さ。
ニュースでもたまにあるっしょ。本当は犯人の癖に、取材に対して
被害者に同情するような事言ったり、犯人に対する怒りを言ったりする奴。
42 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/29(日) 09:32:32 ID:mFanSIhH
>>37 1.については、電話での接触を予想していたからといって、あらかじめ何か手を打てたということもないだろう。
2.については、言われてみれば確かにおっしゃる通り。
4.のアラについて。
三船「そこから見えるのか?!」
山崎「どこからだって見えるよ。丘の上に御立派な家たてやがって」
っていうようなセリフがあったよね。
8.についてはどうなんだろう。
裁判中ならともかく、刑が確定した人の場合は「被害者だから」面会できないということもないと思うんだが。
死刑囚が出てくるアメリカ映画では、よくフリー・ジャーナリストがお手軽に面会している。
そっちの方が御都合主義で前から気になっていた。
帝銀事件の死刑囚・平沢氏の場合は、彼の無実を信じる市民運動家が面会し、養子縁組までした。
やはり死刑囚の連続射殺魔・永山則夫は、文通していた一般女性と面会し、獄中結婚までした。
これらは再審請求中だったから? だから有り得たことだったんだろうか?
親族ですらない者であっても、何やかやと建前を作れば面会できるのは確かなようだ。
その他の部分については、「ま、映画なんだからさ」と言っておく。
>>41 うわぁ凄い、そこまで分析してるとは。
よく分かりました。サンクス
44 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/29(日) 15:31:11 ID:uNMMsLH9
あいにく花を買いにいくようなツラはこのスレにはおりません。
45 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/29(日) 20:22:35 ID:Mz0Ljham
>>37 >2.呼び出しをするときは「ナショナルシューズの」と会社名は言わないで、
「横浜市の」と言うのが昔からの常識ですね。
携帯電話の普及に伴い一昨年に新幹線車内の列車電話呼び出しは廃止された。
今から5~6年前に呼び出しの際して名前に会社名を冠することを禁止し、住所地を
冠するように改められた、それまでは会社名や学校名などを関するのが常識だった。
しかし、企業名の宣伝効果を意図して、車内に呼び出す相手が存しないのに
企業名を連呼してもらうために呼び出しを申し込むといった本来の通信取次ぎ目的から
大きく逸脱したものとなったのを期に企業名から住所地冠に変更された。
>「横浜市の」と言うのが昔からの常識ですね。
制度変更後の話ですね。
制度変更後のことが「昔」に思える
>>41は厨房決定。
本スレ諸兄へ
37は、「砂の器」スレで粘着し、「新幹線大爆破」スレで門前払いを食った札付きですので
レスや反応といったエサを与えず、スルーの方向で、よろ。
48 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/31(火) 08:28:51 ID:Xvt0NLRI
翌年になると新幹線が開通するけど、ひかり号は洗面所の窓、開かないよね。
ギリギリ間に合ったわけかな。
>>48 なるほど、こだま開業(1958)~新幹線開業(1964)の間でないと成り立たない設定ですね。「うまく考えやがったなチキショウ。」ですよ。
ところで最近は「チキショウ」と言うと、小梅太夫と思われるのが orz なんだよなぁ
>>49 「チキショウ」と言えば昔から佐藤允ですよ(w
51 :
ゲン:2006/01/31(火) 13:28:54 ID:n4HHUHQ1
ちくしょう
ちくしょう
ちくしょう
52 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/05(日) 13:14:20 ID:5AFibTsn
このスレには通の人が多いなー
黒澤作品には、前編と後編が完全に2分されるような映画が多いね、
醜聞も、内容は忘れたけどそんな構成だった気がする。
しかし、黒澤監督は、偉大な監督ではあっても作家ではなかった気がする。
>>52 いかにも唐突で乱暴な論理展開に基づくネタ提起だが、スルーって事でOK?
「おれはおれの理想のDVDを作る。買いやすく、特典豊富で、しかも画質のいいDVDだ。
もちろん原価は高くつく、収益は少ないだろう。しかし長い目でみれば、そのほうが本当の利を上げるよ!」
東宝映像事業部の企画会議でぜひ出して欲しい意見。
お前達にも隠していたんだが、もう話してもよかろう。おい、俺の持ち株はな、
たったの13パーセントじゃないんだ。そのほかこの3年間にコツコツ集めた奴が
15パーセントある。その上、今の電話であと19パーセント手に入れる話が決まった。
〆て47パーセント…あの連中が親父と組んでも46パーセント…際どい勝負だが、
フジテレビは俺のものだ!
56 :
27:2006/02/06(月) 00:44:33 ID:w8AadptF
>>53 52のレスは多分、
>>27のことを言ってくれてるんだと思うけど、確かに前半後半がはっきり分かれる作品が多いと思うよ。
「七人の侍」傭兵集めから訓練までの前半、決戦の後半。
「生きる」主人公が死ぬまでの前半、葬式の場面に階層が織り交ぜられる後半。
「わが青春に悔なし」「まあだだだよ」戦前の前半、戦後の後半。
例は幾らでも挙げられる。
そして勿論、「天国と地獄」も。
>>52の「偉大な監督ではあっても作家ではなかった気がする。」の部分には、頷けないんだが。
>>54と
>>55には笑った。
あっ、変換が間違っていた。正しくは、「階層」じゃなくて「回想」。
権藤は昔の時代のホリエモン
>権藤は昔の時代のホリエモン
全然違うでしょう
60 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/06(月) 14:58:39 ID:XMXbTtXF
///
61 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/06(月) 15:02:24 ID:XMXbTtXF
>>56 どうも、そこまで深い考察を経て書いたわけではないんです・・・orz
>>「偉大な監督ではあっても作家ではなかった気がする。」
正直受け売り半分です、スマソ。
ところで、スレに書き込もうとするとき「公開PROXYからの投稿は受け付けていません!!(!)」
とエラーが出ることが多くなったんですが、何なんでしょうか?
62 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/06(月) 20:19:00 ID:PgTEh7qo
>「偉大な監督ではあっても作家ではなかった気がする。」
何となくわかる気がしますよ。この「天国と地獄」のラスト見ると特にそう思う。
どう言ったら良いのか・・・無責任と言うか・・・逮捕されるまでの過程が圧倒的に
おもしろいわりにはテーマをどーんと観る人に訴えかけるのが下手なんですよ。
ただ、「影武者」は「天国と地獄」とは正反対でラストがすごいとオモタ。
63 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/07(火) 12:21:30 ID:08mG3u5J
>>62 これもテレビで言っていたことなんですが、「影武者」を撮っている頃黒澤監督は
小津作品を研究していたらしい。
>>62 >どう言ったら良いのか・・・無責任と言うか・・・逮捕されるまでの過程が圧倒的に
>おもしろいわりにはテーマをどーんと観る人に訴えかけるのが下手なんですよ。
>ただ、「影武者」は「天国と地獄」とは正反対でラストがすごいとオモタ。
そりゃ、貴方の主観による強引な結論じゃないかなぁ?w
だとしたら「悪い奴ほど良く眠る」なんか、もっと無責任って事になっちゃうよ。
影武者で描きたかった事と、この作品で描こうと思った事が違うんだから、
それと比較するのは、いかがなものか?と思うんだが・・・。
もっとも、かく言う俺も「黒澤初体験」だった「七人の侍」鑑賞後、全ての黒澤作品に対して
「七人の侍と同等のインパクトと同質の感動をもたらさない黒澤映画は失敗作だ!」って
思っていた時期が3年ぐらいあったから、偉そうな事、言えないが・・・。
>>63 それって、NHK教育のドキュメンタリー番組での山田洋二監督の証言だったよね。
でもそれって、「乱」以後の亡くなる直前の話じゃなかったっけ?
「山本周五郎、極める」ってメモに書いていた頃の。
65 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/07(火) 15:40:05 ID:3TvbvFue
>>64 そうですね、記憶があいまいで申し訳ありません。しかし、黒澤作品は絵は派手だけど余韻みたいな物が
残らないような気がします。唯一秀作だと思うのは、「生き物の記録」で「地球が燃えている!」と叫ぶシーンかな?w
「東京物語」にしろ「雨月物語」にしろ、いつまでも頭に残っているような気がします。
66 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/07(火) 16:32:03 ID:9gzBysk5
「天国と地獄」はいい映画だけど、この映画のせいで
子供を誘拐して身代金を要求する事件が起こるきっかけを作ったからな
そういう意味では、罪な映画だ
67 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/07(火) 17:57:42 ID:DrBLdI/F
刑事たちのなかに一人、物凄いマッチョがいますね?
彼の存在不自然だけど。。
誰よ?
69 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/07(火) 22:26:35 ID:FC9CYrAR
土屋嘉男だろう。木村功が同僚たちにテープを聞かせる場面。
腕のムキムキっぷりが印象的。
70 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/07(火) 22:39:58 ID:OPTRXS9D
村綾乃という中学2年生の女の子が夜道を歩いていると男3人にレイプされました。
彼女は必死で抵抗しましたが男3人の力に勝てるわけでもなく、
まだ14歳という年齢で知らない男達に犯され、口封じとして殺されました。
男達は別に罪の意識など少しも、欠片もありません。
彼女は成仏出来ないまま、自分を犯した男達を探し続けています。
この話を全部読んでしまった人は必ず、他のスレ5個に同じ内容のレスを貼阨tけてください。
さっきも言いましたが、ここまで読んでしまったなら貼り付けるほか方法はないです。
殺されてもいい人は関係ない話ですが…。
・有村綾乃
・清中綾乃
・鈴鹿陽一
・村上綾乃
・畠山龍夜
・野口太一
・柴田美里
上の人たちはこのチェーンレスを貼り付けなかった為に殺されました
71 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/08(水) 01:08:39 ID:2DVU3Wbz
>>69>>68 そうそう腕ムキ男さんのこと。あの人役者さん?筋肉にしか目がいかないしあの当時であの肉体はすごい
土屋嘉男だとしたらモロに役者だ!
七人の侍とか用心棒でも印象的な役で出てるよ
73 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/08(水) 12:42:46 ID:iypqfvgx
>>72 七人の侍に?マジ?通行人とかではなくて?何遍も観てる映画なのにぜんぜn気付かなかった
>>73 つ 利吉役
ひょっとして、釣られたのか・・・
75 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/08(水) 14:01:37 ID:8CTrSTau
あああ 釣ったとか釣られたとか もういいよ。
利吉とマッチョ腕が同一人物だと言うことに気付かなかった
というだけのことだろう。
時代劇と現代劇だし、そうおかしいことでもないんじゃないか。
というか腕に目が行ったんだろうし
77 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/09(木) 01:14:12 ID:iVdEn5Zr
>>76 えぇええ????????????????????!
リ・利吉ぃが腕マッチョだったのぉ??????????!
マジでぜんぜん気付かなかったよぉお。
利吉の演技については七人の侍スレで賞賛のコメントを送った僕なのに。。
あんな役者が天国と地獄では台詞もろくに無い完全脇役に成り下がっているのはなぜだぁ????
ぜんぜん理解できんぞ
78 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/09(木) 10:56:24 ID:UpQ0T2Cw
>77
>あんな役者が天国と地獄では台詞もろくに無い完全脇役に成り下がっているのはなぜだぁ????
それを言ったら
勘兵衛役の志村 喬なんかもおなじ。
成り下がるっていうか
贅沢な使い方というか
80 :
77:2006/02/09(木) 12:11:27 ID:iVdEn5Zr
利吉を初めて観た時は驚いたよ。なんて目力がある役者なんだろうと思った。
表情の作り方にまったく芝居らしいモノを感じず自然で完璧な演技だと思ったの。
日本人にもこんな素晴らしい役者がいたんだなって嬉しささえ感じたよ。
ちょうどゴッドファザーパートI・IIのアルパチーノに共通する部分を感じた。
それなのに天国と地獄ではあの素晴らしい目力や自然な演技がまったく生かされていないのが残念。目に付くのは腕マッチョだけだった。
未だに利吉と腕マッチョがどう一人物とは信じられない。後でもう一度確認するよ。
七人の侍:木村(侍)、利吉(利吉)、仲代(名無しの通行人)
天国と地獄:仲代(捜査主任)、木村(部下)、利吉(腕マッチョ)
この逆転はいったい?黒澤に気に入られなかったのかな?
81 :
77:2006/02/09(木) 12:14:56 ID:iVdEn5Zr
>>78 シムラはあれで良いのだと思うよ。
彼は貫禄出演ということで。逆にあの役はシムラ意外に適役いないでしょ。
82 :
デブせん:2006/02/09(木) 13:57:00 ID:KiL8K5T4
石山健次郎:地のままで泣きながら熱演。よかったぜ、今は亡き。
83 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/09(木) 14:07:24 ID:iVdEn5Zr
>>82 又吉はインパクトはあるキャラだけど大根役者だと思う。
84 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/09(木) 15:03:53 ID:iVdEn5Zr
利吉って天国と地獄で台詞ある?
>>84 目は悪いし、耳は遠いし・・・・処置なしです(藁)
あの小さいガキ、ノンクレジットだけど、のちのフォーリーブスなんだね
当時からジャニーズにいたの?
87 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/09(木) 20:50:49 ID:oKGvIAWm
くれぢっとされてまつ。
88 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/09(木) 22:57:51 ID:iVdEn5Zr
野良犬の頃と天国の頃のキムラの顔つきがぜんぜn違うよ
89 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/09(木) 23:00:09 ID:iVdEn5Zr
>>85 いま確認しますた。その台詞の男は確かに利吉でした!
だけど彼と腕マッチョが同一人物かどうかは疑問。
90 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/10(金) 02:29:49 ID:6liN6N5y
この映画はカラーで撮影して欲しかったな。
「シンドラーのリスト」で、一部だけピンクの色が出てくるのは
この映画のオマージュなんですか?
うん。スピルバーグは黒澤信者だからね。
踊る大捜査線の映画でもパクってた
93 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/11(土) 01:50:50 ID:3/fATcwp
上役のがきなんかにでかいツラさせるな。
運転手さん ぺこぺこするな。
山崎努と結託して三船を脅せ。
「おれの倅が誘拐されたのはテメエのせいだ。金を出すのは当たり前。
もし俺の倅に万が一のことがあったら、テメエの悪行と乗っ取り策謀をバラす。」
と俺なら言う。それが倅を救うみち。
95 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/13(月) 11:13:34 ID:r/9NxItZ
すまんが誰か「野良犬」のスレをうpしてくれ。
以前ここにあったと思ったんだが見つからぬ・・
97 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/14(火) 06:34:53 ID:6r7qnejg
98 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/15(水) 14:11:46 ID:137SYJrB
>>98 まぁまぁ、落ち着け。
>七人の侍:木村(侍)、利吉(利吉)、仲代(名無しの通行人)
>天国と地獄:仲代(捜査主任)、木村(部下)、利吉(腕マッチョ)
>この逆転はいったい?黒澤に気に入られなかったのかな?
なんて、書き込み、可愛いじゃないか?
>又吉はインパクトはあるキャラだけど大根役者だと思う。
なんて的外れな書き込み、ラブリーじゃん?
これなんか、どう読んでもまだ「黒澤作品での役者ローテーション」に慣れていない
黒澤作品の鑑賞経歴が浅い人の書き込みだろう。
というわけで、暖かい目で見守ってやろうよ。
100 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/15(水) 21:34:58 ID:nGpzO8qP
>暖かい目で見守ってやろうよ。
ダメ! ダメダメ、ダーメ!
この映画、とにかく前半の息が詰まるような密室劇の展開がすごい。
黒澤映画は冒頭で物語の状況設定を登場人物に説明させることが多く、
不自然なセリフに閉口することが多いのだが、
この映画の冒頭に関しては、緊張感が勝っていると思う。
ってちょっとエラそうになりましたが私も皆さんと同じです。
大好きです。この映画も黒澤も。
102 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/16(木) 00:57:55 ID:Dov+TanT
あの犯人から初めて脅迫電話がかかってくるところなんか、緊迫感あって、かといって変に大げさじゃ
ないのが良いと思う。
いわゆる本格ミステリーを題材とした映画に名作なし
これは私の持論だが、この作品は数少ない例外である。
ミステリーの醍醐味は作中細かく張り巡らされた伏線が、謎解きで一気に昇華される処にある。
ところが、これが映画と相性が悪い。
さり気なくヒントを出すと気付かない観客を生み、大胆に出すとネタバレしてしまう。
読み返しの効く小説と違い映画は、この辺のサジ加減が非常に難しい。
この作品では戸倉警部とボースンの会話で“謎”の部分を上手く整理して観客に提示したうえで、直後に解答へと流れ込む。
「畜生、それで7㌢か!」の台詞と同時に客席の私も膝を叩いた。
『まんまと一杯食わされた!』
これは良質なミステリーと出会った時と同質のカタルシスだ。
駄文にて失礼
104 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/17(金) 22:33:05 ID:K5k/kNXZ
五目そば 150円 と書いてあった
山崎がヘロインを買おうと訪れたダンスバー キャバレー?
105 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/17(金) 23:45:07 ID:YGChLJqd
>>103 「天国と地獄」は、ミステリーのジャンル分けとしては、「本格派」ではなくて「警察もの」になる。
本格派というのは、最初に事件が起こって、その謎を捜査と推理で解決していく過程を描くもの。
コナン・ドイルやアガサ・クリスティの作品を思い起こせばいい。
誘拐を描いた作品は、最初の事件発生の後に身代金受け渡しの場面が必ずあるので「本格派」にはならない。
この題材で本格推理劇に近い構成になっているのは、高木彬光の小説「誘拐」くらいじゃないかな。
やはり「87分署」シリーズが原作の市川コン作品「幸福」が公開された時、
「最後に犯人が分かるところがあっさりし過ぎている」という批判があったが、
宇田川幸洋が「警察ものっていうのは、ああいうものだよ。
犯人探しが物語の中心というわけじゃないんだから」と言っていて、この人は分かってる!と思ったものだった。
107 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/18(土) 21:30:47 ID:eWMlwIf5
>>106 もし作った人がここを見ていたら私はこう言ってやりたい。「ワロタ」
108 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/18(土) 22:31:06 ID:TNzYbxaB
滝クリの間抜けズラは合わないだろ。オチてない。
俺もどこが笑えるのか分からんかった
111 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/19(日) 11:24:05 ID:CzNFgSzC
論争するほどのことだろうか?
112 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/19(日) 14:51:00 ID:dtvB2osE
114 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/19(日) 16:05:25 ID:IS1joLaY
「黒地の絵」
1964年 共同製作=東宝=黒澤プロ
10巻 140分 3840M 白黒 東宝スコープ
製作:田中友幸 菊島隆三
監督:黒澤明
原作:松本清張
脚本:黒澤明 橋本忍 菊島隆三 井上雅人
撮影:中井朝一 斉藤孝雄
音楽:伊福部昭 (初)
美術:村木与四郎
前野留吉:仲代達矢
前野芳子:香川京子
前野の職場 炭鉱の同僚:久保明
香坂二郎:池部良 (初黒澤作品)
死体処理班同僚A:田崎潤
死体処理班同僚B:加藤武
死体処理班同僚C:佐田豊
火葬場職員:藤原釜足
刺青の黒人兵:ロベルト・バルボン
黒人兵同僚A:ビンボ・ダナオ
黒人兵同僚B:ジョージ・ルイカー
警官A:加東大介
警官B:土屋嘉男
小倉署刑事A:木村功
小倉署刑事B:藤木悠
小倉署警部:藤田進
小倉署副署長:志村喬
米軍軍医:アンドリュー・ヒューズ
城野キャンプ司令:マイク・ダニーン
小倉市電運転士:沢村いき雄
新聞記者A:三井弘次
新聞記者B:田島義文
ナレーション:佐藤慶
↑誤爆スマソ
>音楽:伊福部昭 (初)
1964年なら初じゃないだろ。
117 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/19(日) 19:23:42 ID:+ApHpEd1
大映「静かなる決闘」のみ伊福部さん。
時期としたは服部正と早坂文雄の間の東宝を出ていた過渡期。
あと、その時期は池辺良使わないで、歯科医役は三船だな。赤ひげの前だし。
池部良の方がむいてるが。
118 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/22(水) 12:38:21 ID:cdVmK2la
さらわれたのが自分の息子じゃないと解るや稲や速攻警察に連絡する薄情な権藤さんw
貧乏育ちのせいか、どうも大金持ちは虫が好かん。
最初は厭な野郎だと思ったんですがねぇ。
>>118 大阪の映画館ではそこで笑いが起こったよ。
121 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/01(水) 05:05:14 ID:wyKNWhmO
あげ
122 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/01(水) 05:22:18 ID:6A/X4KY3
「一番先頭の機関車と最後尾の機関車の運動台から8ミリを廻せっ」って電車なんだから機関車なんて連結してないよっ
>>122 機関車っていってたっけ?機関室じゃなかった?
>>123 まだこの頃ぁ長距離電車が出来て日が浅いから、どうぞ大目に見てちょw
菅井きんは何処に出ていました?
ヤク中の「ジロジロみてんじゃねーよ」と言ってた人?
126 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/04(土) 06:15:47 ID:iSSM+thU
そうかも「今夜は、妙に変な奴ばかり来やがる」とも云っていたような
127 :
グルン ◆yqlqY47mjo :2006/03/04(土) 07:14:34 ID:DHCF4dE4
菅井きんをどうやった見逃す事が出来よう?
128 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/04(土) 07:38:03 ID:Jvc0kyPo
藤原さん、かばんを燃やすなよ。今だったら近所から苦情が・・・
>>125 権藤さんの奥さん役で出てます。
昔はこんなにお綺麗でいらしたのですね。
見逃してしまっても無理ないと思います。
はっはっ、ご冗談を
132 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/05(日) 09:49:20 ID:USXZaMpQ
天童よしみは何処に出ていました?
133 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/05(日) 11:21:36 ID:oh9pTM2m
天童よしみは当時はかなり痩せていた、伊勢崎町のダンスバーで山崎努と踊りながらヤクを受け渡していた。
134 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/05(日) 14:15:41 ID:E8cgxSag
昨日近所の文化センターの上映会で久々に大スクリーンで見てきました。
こだま号のシーンはやはり緊迫感ありました。
137 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/05(日) 17:20:18 ID:r4QS6F8Y
映画の終わり方が、何の意味もないような気がする。それが、この映画の
欠点だと思う。というかそれが黒澤明監督の全てだと思う。
そういう意味では、小津や溝口監督のほうが残っていくような気もする。
うわ出たw小津&溝口ヲタwww
溝口は論外として、小津も黒澤に比べたら大したことないじゃん。
秋刀魚の味と東京物語は素晴らしかったが。
wiki読んだ奴は勘違いして、黒澤より小津のほうが凄いとか思っちゃいそうだけど。
誤解される前に言っとくけど、俺は黒澤と小津のDVDをほとんど所持し、鑑賞した上で言ってるからねw
wikiも訂正してもらいたいもんだね。いくらなんでも誇張して書き過ぎw
Wikipedia 小津安二郎
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%B4%A5%E5%AE%89%E4%BA%8C%E9%83%8E 国際的に著名な日本人監督としては溝口健二と黒澤明の名前が良く挙げられるが、
小津が再評価され始めた1980年代以降は彼の国際的な評価が最も高くなっている。
敬愛ないしは影響を明言している作家としてはマノエル・デ・オリヴェイラ、ヴィクトル・エリセ、
ペドロ・コスタ(スペイン)、ヴィム・ヴェンダース、ペーター・ハントケ(ドイツ)、ストローブ=ユイレ、
ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー(フランス)、アキ・カウリスマキ(フィンランド)、
ジム・ジャームッシュ(アメリカ)、ホウ・シャオシェン、エドワード・ヤン(台湾)、ホ・ジノ(韓国)、
アッバス・キアロスタミ(イラン)など枚挙に暇が無く、
その影響の広さと深さは過去現在を問わず日本人監督としては他者を圧倒している。
これを読めば分かるとおり、みんなマイナー監督wwww
1980年代以降は彼の国際的な評価が最も高くなっている
その影響の広さと深さは過去現在を問わず日本人監督としては他者を圧倒している
1980年代以降は彼の国際的な評価が最も高くなっている
その影響の広さと深さは過去現在を問わず日本人監督としては他者を圧倒している
1980年代以降は彼の国際的な評価が最も高くなっている
その影響の広さと深さは過去現在を問わず日本人監督としては他者を圧倒している
中立的な視点で書いてないから削除対象ですねこれw
対して、黒澤明を尊敬、又は彼に影響を受けたと明言した監督
スティーブン・スピルバーグ ジョージ・ルーカス フランシス・F・コッポラ マーティン・スコセッシ
ジョン・ミリアス ポール・バーホーベン イングマール・ベルイマン
ジョン・ウー チャン・イーモウ アレックス・コックス サム・ペキンパー 宮崎駿
アンドレイ・タルコフスキー ホウ・シャオシェン 北野武 ウィリアム・フリードキン フェデリコ・フェリーニ
ヴェルナー・ヘルツォーク ジョン・フォード ジョン・ヒューストン シドニー・ルメット
ウディ・アレン ジャッキー・チェン スタンリー・キューブリック ジャン・ルノワール
数でもネームバリューでも小津信者の監督たちを上回っているのは火を見るより明らかw
小津信者哀れwww
小津は出征して戦場の悲惨さを知っている人間だし、そういう人間が
全てを隠して表現した小宇宙はとてつもなく穏やかで深い。
一方の黒澤は戦場経験ゼロ。
尊敬の意を表する監督達も同じタイプの子供っぽい「ケレン味」の同業者
ばかり。
真に過酷な経験の無い子供たちが、騒々しいジャリ向けアニメや怪獣物に
熱狂するのと同じレベル。
独り言ですか?書き込みに反論してみろよw
論破してやるからw
君は論破よりロンパールームの方がお似合いだね
小津の生い立ちや経験は作品に反映されてるでしょうけど、それが面白さに関係ありますか?
また、黒澤は戦場に立ったことがないとのことですが、あなたは戦場経験の有無だけで
人生や作品の面白さを判断する短絡的な低脳ですか?w
影響を受けた監督たちが子供っぽいとのことですが、
ではゴッドファーザーやスターウォーズやETやシンドラーのリストや2001年や十二人の怒れる男の
どこら辺が子供っぽいのか詳しく教えていただけません?
天国と地獄スレ住人の皆さん、スレ汚し申し訳ありませんでした。
146 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/05(日) 20:01:20 ID:HrHjHYyp
黒澤てなんで兵隊に取られなかったの?
あのガタイで徴兵検査失格はありえないんだが、どこか障害でもあったのか?
147 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/05(日) 21:27:30 ID:ZS96Bmuk
戦争経験者のほうが偉いというのなら現代では日本人は世界一ダメちゅうことになるんじゃ?
60年も戦争してないの日本人だけでしょ
おまえら、山中貞雄にあやまれ
149 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/05(日) 21:37:54 ID:rt5QTx7O
150 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/05(日) 21:42:47 ID:r4QS6F8Y
戦争に行かなかった引け目が創作のエネルギーに少しはなったかな?
その前から、将来は巨匠になるだろうと言われた人らしいから、下衆の勘繰りかもしれんが。
小津は戦場といってもロジスティックでしょ。
>>126 ㌧。やっぱそうでしたか。
おばあちゃんの菅井きんしか知らないので「?」という感じでした。
>>133 天道よしみもチェックしてみます。㌧。
黒澤の従軍云々については、自伝「蝦蟇の油」で告白しているので、興味ある人は読んでみれば?
>黒澤は戦場に立ったことがないとのことですが、あなたは戦場経験の有無だけで
>人生や作品の面白さを判断する短絡的な低脳ですか?w
激しく同意!
戦争従軍経験の一面だけをとらえて、良い映画作家の良し悪しを語るのはナンセンスだ。
154 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/06(月) 04:09:14 ID:CAe8UJUK
戦争に行って地獄を見たことのある者が
>>141みたいなことを言うのならまだ分かるよ。
>>141自身は「真に過酷な経験」とやらをしたことがあるのかね?
それに、大ヒットした怪獣物「ゴジラ」第一作の観客たちの中には戦争経験者が数多くいたに違いないのだが。
小津と黒澤の違いは「慎み深さ」があるかどうか。
小津は40代にしてすでに「大人(たいじん)」だったし、黒澤は
一生「ケレン味」がつきまとった騒々しい「餓鬼」だった。
それに尽きるね。二人とも偉大な作家だが。
156 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/06(月) 06:50:52 ID:RjXbqUKa
まあそんなところかな
小津のズルさを理解し、黒澤のバカさを愛せるようになったら一人前
157 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/06(月) 11:31:41 ID:zQmItCt/
戦争うんぬん・・
人を殺さなければ、良いサスペンス・ミステリが書けないってのと
同じ理屈ですね。
160 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/06(月) 20:06:11 ID:a2n3sxEl
「天国と地獄で」で山崎努がインターンやってた病院って
横浜市大で撮影したのかなぁ?知っている人いたらおしえて。
晩年の黒澤は小津やタルコフスキーのような境地に憧れてたみたいだが、
所詮「天国と地獄」(黒澤がタイトルをパクった音楽のほう)みたいに、中途
半端にドンチャン騒ぎで果てた
161はいつものだからスルーでね
163 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/06(月) 21:44:33 ID:jGshxalw
>>160 あれは全部スタジオセット。
リアリティー出すために、待合室の隣りにある出入り口は
東宝のステージの戸を開けた外に作って外光を取り入れた。
164 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/06(月) 23:52:44 ID:OQo/lUDQ
>>163 そうだったんですか。ありがとうございます。
165 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/09(木) 05:39:38 ID:/MukVnRg
犯人の動機について誰か解説して。
最後の告白だけじゃ弱過ぎると思うんだけど。
またか
んな事言ってたらヒッチコックの映画なんて観てられないぞ。
168 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/09(木) 11:17:52 ID:gJMg8aqG
本当の犯人はナショナルシューズの重役連だって。
馬鹿だな、おまいら。
169 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/09(木) 12:28:50 ID:Jn1hanLW
>>168 続編で全てが暴かれるはずだったんだが・・・
ボースンは伊藤雄之助に騙されたか買収されたかしたんだろう。
山崎努は被害者。
悪い奴ほどよく眠るの影のドンが、ナショナルシューズの
親父だったりな。
173 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/10(金) 09:49:21 ID:ETAty7bO
174 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/10(金) 17:29:36 ID:fJZ+8qhY
本当は自作自演の偽装誘拐。
伊藤雄之助はどう見ても悪人。
だから犯人。
176 :
ヤーレン:2006/03/12(日) 18:13:37 ID:1PocoGKj
いつも思うんですが、この犯人に極刑というのは厳しすぎません?
人質はちゃんと返したし、後半だって直接手を下したわけでなし…。
むしろ警察にはめられたわけですしねぇ…。
177 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/12(日) 22:18:33 ID:85cn06vC
>>176 おれも以前に同じ事書いた。ほんとに酷いね。
なにせ、死刑にしたいがためにわざと泳がせて殺人までさせてから捕まえるんだからね。
黒澤監督は誘拐犯に何か個人的に恨みでもあったのだろうか?
178 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/12(日) 22:24:48 ID:bhZoikFb
この犯人を擁護する奴は犯罪者
179 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/12(日) 22:54:07 ID:85cn06vC
>>178-179 /メ::::::::K|:::::,..へ、_;;;;;_,..へ;::::::::Kl::::::::::::i
Ki:::::::::::じ:/,,,,,,,,、`´´ ,,,,,,,,,,ヾ;;:じ::::::::::::l
ゞハ::::::::::/ノ ,二、ヽ ' ,二,ゝヽ:::::::::::::ノ
ヾ:_:::{ < (;;),> } :{ <,(;;)_> ヾ::::/
}ヾ. 二´ノ ヽ `二 リイ
lノ /r.、_n丶 しj /⌒) _ i⌒ーヽ f_ヽ、,、 /7
ひ i _,,,,,,_ i ト'┌-`‐  ̄ノノ /7. 〉 {, ヽj/ ! r--┐r‐‐―┐ / /
ヽ、 .|lF-―-ヵl| :/ └ー7 ./ ̄ し"/ / `/ / r三 |└‐―┘/_/
.ヾ {.ト、_ノ} i .:/ // ヽ_/ {_ ノ. 匚_」 ◇
_ ハ ヾ┴┴'ソ イ _
/ヽ\ヽヽ ` ニ ´ ノ ノ ) \
181 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/13(月) 00:51:40 ID:CadRvWwF
アオキの動きが寛平ちゃん。
182 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/13(月) 18:07:19 ID:zZUe5CP5
犯人は戸倉警部とボースンということでよろしいか?
後日の神奈川県警の不始末を予言した良心作。
183 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/13(月) 23:37:24 ID:CadRvWwF
>>182 そう。この映画の真の悪魔はその二人と県警の上層部。
184 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/14(火) 00:45:40 ID:T/c1j/fG
無意識にブニュエルになってしまった映画。
「ブニュエルだってさ」
「え?ブニュエル?プッ」
「さすがに、ありえねぇだろ、おま」
「シィー、ヒソヒソ、ボソボソ」
「(爆笑)」
「シィー、ヒソヒソ、ボソボソ」
「(大爆笑)」
186 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/15(水) 02:57:05 ID:amfIcU56
目を刃物で切る奴ですね、
あまり覚えてないけど、ナンセンスギャグと言うか不条理と言うか何というか
分かりましぇんでした。
187 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/16(木) 00:40:53 ID:DwEp4L+9
ブニュエルくらい見ろや。
「ブニュエルくらい見ろや、だってさ」
「え?まさか、黒澤の天国と地獄スレで住人している俺たちが、見ていないと思って・・・プッ」
「まさかぁ、さすがに、そんな低レベルの煽りはありえねぇだろ、おま、クククッ」
「シィー、ヒソヒソ、ボソボソ」
「(爆笑)」
「シィー、ヒソヒソ、ボソボソ」
「(大爆笑)」
189 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/16(木) 16:42:24 ID:4tRBDiZe
湘南で餓鬼が一瞬いなくなって焦るシーンの音楽がこわい
いなくなっているとみせかけて、
ろくでなしの薬中を殺して、証拠隠滅。
犯罪を全部竹内のせいに…
ガキは竹内とぐるだった。
そして黒幕は…
>>190 お父ちゃんお父ちゃん!やっぱりバレそうだよw
シンイチ!インイチ!!(実は犯人)
194 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/22(水) 00:01:12 ID:3FIBD2jN
電車内のシーンが一番迫力あっておもしろい
195 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/22(水) 08:44:31 ID:NVBqJpI4
天国と地獄ってのがどうもよくわからんね
あんな阿片窟みたいな場末は当時日本のどこにもなかったし
高台の豪邸暮らしを羨やんで誘拐までする日本人はいなかったろ
まして若い医学生ならなおさら
思うにそのへんのリアリティーはわざと荒唐無稽にしてあるんだな
196 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/22(水) 12:15:29 ID:2BvBT945
>195
君が知らないだけじゃないのか?
197 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/22(水) 23:51:44 ID:qS6T+uS/
>195
だから?
198 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/23(木) 19:58:36 ID:XUERiAUi
>>195 馬鹿だな。当時の横浜は山の手を天国町。
平地を地獄町といったんだよ。
これはペリーが横浜に来た際、市民が
山の上に逃げたから。
199 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/26(日) 05:20:07 ID:EdJ+mk9K
うp
>>195 あなたが黒沢の教訓主義を嗤うのならそれも理解できないではないが、
そもそもどんなリアルさがお望みなんだ?
俺のオヤジは横須賀の者だが、古い横浜のこともよく知っていて、
時々当時の話を聞く。
この映画の舞台背景は1960年くらいを念頭に置いているのだろうが、
「阿片窟みたいな」黄金町あたりは当時相当ひどいスラムだったそうだ。
掘っ立て小屋に日雇い港湾労働者と売春婦があふれていて、双方とも
朝鮮半島出身者多し。日本人が侵入して来ても女を買いに来てる客と
認識されている限りは、むしろ扱いが良かったらしい。冷やかしだと
わかると壊れた日本語で怒鳴られたりする。(笑
あと、当時はまだ「資本家と地主は悪い人」的な合唱を好むスターリ
ニズムがまだはびこっていた時期だし、うぶな学生がおのれの犯罪
行為を合理化する際にいわば社会的なものに安直に手を伸ばすのは
それほど不思議ではない。「悪いのは、社会だ!」的な、あれだ。
俺は別にある映画に「リアリティー」が欠如しようと一向に困らな
いが、この映画をリアルと見なすひとがいても不思議じゃないと思
う。
もうーっ!
何日にも渡る独り言の末に長文の作り話!
いい加減にしてくれ!
こういうのはどうやってネタだと分かるの?
つか、自分の知らない事実や、自分の知識や感性で「事実」として受け入れられない事実を、
片っ端から「ネタ」と決め付ける香具師は可哀想だね。
>>202 だって、デタラメだから。
掘っ立て小屋などと言っているところを見ると、飯場と木賃宿の区別もできていない。
在日韓国人と不法入国三国人をゴッチャにしている。
ここら辺は、別に浜っ子じゃなくても簡単に分かるでしょう?
他にも幾つもデタラメは指摘できるけど、少しだけ指摘しておくと、まず、日雇い労務者=港湾労働者ではない。
港の荷役作業は、荷物を扱う責任があるから、身元不確かな人間は雇えない。
寿町が元々は港湾労働者の町であったのは確かだけど、それはせいぜい昭和30年代前半まで。
港にクレーン設備が完備されて、積み下ろし作業に人の手があまり必要でなくなったという事情もある。
それ以降の寿町の労働者たちの仕事は、バスに乗せられて建築現場に連れて行かれるという内容がほとんど。
(現在の寿町の労働者たちは、原子力発電所の仕事をやらされたりして、
地元の反原発市民団体が「そんな仕事はやるな」と訴えて、斡旋業者との間にトラブルが起こったりしている)
現在でも根岸埠頭やかもめ町埠頭に、船から降ろされた荷物の仕分け所があるけど、
そこで働いているのは、ほとんどが人材派遣会社から来た学生バイト。
その派遣会社に登録するには学生証や免許証などの身分証明書が必要なので、日雇い労務者は登録できない。
ましてや、黄金町近辺の労務者たちは、元から港湾荷役とはあまり関係がない。
地図を見れば分かることだけど、黄金町と港の間にはけっこうな距離がある。元からテリトリーが違う。
確かに黄金町にも木賃宿はあったが、それは京急高架線の下の土地を不法占拠して作られていたもので、
掘っ立て小屋ではなかった。
掘っ立て小屋に売春婦があふれていたという言葉に至っては、どういう意味なのかも理解できない。
それに、初黄町の女性たちが、「冷やかしだとわかると壊れた日本語で怒鳴」ったりすることはなかったよ。
初黄町はソレばっかりの町だから、そもそも、冷やかしの人は入ってこない。
数え切れないくらいの数の「初黄町の女性たち」と話したことがあるけど、壊れた日本語なんて耳にしたことがない。
(ここ十数年は外国人が多くなっていたから、日本語が話せない人も多かったけど、)
>>200 >>203 嘘をつくには、それ相応の知識が必要。
飯場とドヤの区別も出来ないようでは、知識以前の問題。あきらめなさい。
息継ぎしないで一気に書いたけど、見直したら長過ぎた。
申し訳ない。
読み流してください。
>>204 長文、お疲れ様でした。
>>200の書いた内容を否定する204の書き込みでしたが、
>>195の書いた内容を肯定する内容ではなかったね。
>あんな阿片窟みたいな場末は当時日本のどこにもなかったし
そんな場所は当時日本に存在していた。それが黄金町だった。
黒澤がそこでロケを主張したが、ロケ隊が襲撃されるのは目に見えていたので、
警察から撮影許可が下りなかった。
かろうじてシナリオハンティングと撮影下見に警察の護衛同行で実施された)
で、ロケ隊のかわりに、リモコンカメラを東宝技術部に開発してもらい、隠し撮りを計画した。
が結局、このリモコンカメラがうまく作動しなかったんで、セットでの撮影に切り替えた。
(ソース「KUROSAWA・・・」)
あんな場所は当時、横浜に限らず、渋谷、新宿、池袋にも似たような所が存在した。今の綺麗な街並みからは想像も出来ないだろうけどね。
>高台の豪邸暮らしを羨やんで誘拐までする日本人はいなかったろ
>まして若い医学生ならなおさら
それは、195の主観にすぎない。
それにしても、195はずいぶんと幸せな人生を歩んできたんだな。
俺はずいぶんとドロと胆を舐めて生きてきたから、山崎努演じる犯人の苛立ちも
それが憎しみに変わり、丘の上の天国で生活している三船をからかう様に誘拐という
犯罪に手を染めてゆく気持ちはよく解る。
だから山崎努は「羨んで誘拐」したのではなく、三船を精神的に苦しめるために誘拐したんだよ。
それを「羨んで誘拐」と理解している段階で、195はこの映画を見誤っている。
この犯人の感情の変化が理解できなければ、貧しいが未来が約束されている若い医学生が
あんな犯罪を犯す事が、195に「荒唐無稽」と映っても仕方ないんだろうね。
それと似た感情の変化のプロセスを経て仲代の刑事が、悪魔に魂を売り渡してまで、
山崎努を死刑にするために追い詰めてゆくのだが、それも195には「荒唐無稽」なんだろうね。
(刑事としてのリアリティではなく、仲代の心情のリアリティの問題を論じている、念のため)
いまでは黄金町も手入れが入って、これから更に様変わりしていくんだろうけど、
川崎堀の内ソープ街の裏通りとかだと、まだ、ああいった毒々しい雰囲気が残っている。
通称「ざぶとん」と呼ばれる最下級の売春宿が現存しているし、街の取り決めで一度は禁止になったはずの呼び込みが横行していて、
その呼び込みの男たちの下品で野卑な売春勧誘ぶりはかなり怖い。
あと、ホモ映画館の上野世界傑作劇場も、日本の最下層という雰囲気。
>>195のような人は、そういった場所を一度見学してみると良い。
「天国と地獄」の世界がリアルに感じられるようになるだろうから。
>>203 香具師だって。
いつの時代の言葉だよ。
>>208 1.別に「香具師」は今でも普通に使われてるが?
2.「俺は2chで最先端だぜ」アピールかな?
3.頭悪くて反論出来ないからって言葉尻とらえてやがる。プッ
君のレスに対する正しい反応はどれですか?
俺的には「全部」だと思うんだが…
210 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/30(木) 22:20:36 ID:aZ0uRv0s
飯田奈月かわいいー!!
211 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/14(金) 07:26:39 ID:mSF6LO4r
天国と地獄の成分解析結果 :
天国と地獄の58%は理論で出来ています。
天国と地獄の23%は華麗さで出来ています。
天国と地獄の12%は鉄の意志で出来ています。
天国と地獄の7%は着色料で出来ています。
着色料!!!!!!
212 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/14(金) 20:26:58 ID:VYZCZyiw
213 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/16(日) 17:21:35 ID:w9sX0ZHx
不快指数100
214 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/16(日) 21:11:07 ID:UHA6miHc
俺なんかが書くまでもないけど、この映画は昭和38年(1963年)の公開。
もっとも製作されたのは前年の秋頃らしいとはいえ、モノクロ映画だと
いうのは当時としてはどうなんですかね。やや遅いのか普通なのか。
映画界の事情なんかには詳しくない者としては、東宝のしかも黒澤作品なら
他に先駆けてでもカラーをおごってよさそうな気もするんですが。たとえば
本作品とならんで俺の好きな『拝啓天皇陛下様』(松竹・野村監督作品)も
昭和38年の公開。ひょっとしてこっちは年末に公開されたのかもしれない
し、制作時期が1年近く違うかもしれませんが・・・
この板にはそういうエピソードなんかに詳しい人もけっこう居るようです
から、なんか教えてくださいな。
カラー全盛だったけど煙突からの煙のピンク色が思ったように出ないから、
白黒にしたって聞いたけどな。
なのでピンクの煙のシーンだけカラー。
216 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/17(月) 00:26:46 ID:vFUvpQvX
黒沢は70年代入るまでカラー撮ってないからね。
たんに嫌いだったんじゃないの?
>>216 カラーは褪色で色が変わるからイヤだった。
218 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/17(月) 10:41:54 ID:vFUvpQvX
天国と地獄が好きな黒澤ファンに聞きたいのだけど、DVDは他に何持ってる?
おれは、
天国と地獄の他には七人の侍、野良犬、用心棒の計4枚です
>>218 天国と地獄 七人の侍 生きる 羅生門 用心棒 隠し砦の三悪人 酔いどれ天使 椿三十郎 赤ひげ
まだ全部揃えてないけど、三船とコンビ組んでた時代が一番好きです。
>>206 犯人の動機に納得出来ないものなんですが(生立ちに隠し設定あると思うけど)
その説明じゃやっぱ分からないなぁ
だって彼は更に更に下層の人を無碍に平然と殺してるだから。
ただ、これは「2ちゃんねらー」みたいに上のものに対しての嫉妬と
下のもの(として認識している)に対する蔑視の同居と同じで
人としてむしろ自然の事なのかしらん?
おぉ、今流行りの
「他人を見下す若者たち」か?
>(生立ちに隠し設定あると思うけど)
黒澤はこんな姑息な真似はせず
画面でわかるように撮ると思うな
>>221 206です。
ご納得いただけませんか・・・。
ここで俺が言葉で説明するより、もう一度映画を観てもらった方がいいのかもしれません。
>(生立ちに隠し設定あると思うけど)
「彼が生まれてから犯行に至るまでの人生」は鍵ですが、別に「隠し設定」ではないですが。
>>214 主な理由は、黒澤組のカメラマン、照明係の方の証言によると、次の2つのようです。
理由1
今では信じられないかもしれないけど、60年代はカラーフィルムは自然な発色が出来ていなかったんですよ。
それが黒澤の気に入らなかった。
理由2
当時、白黒フィルムは真っ黒から真っ白までの間に、大変豊かな表現が可能になっていた。
しかも「黒澤がパンフォーカスを使用→カメラの絞りを絞り込む→照明をガンガンに焚く→それでも露出が足りない
→増感現像」という流れが白黒フィルムでは完成されつつああったんです。
ところが、カラーフィルムでは普通現像でも発色が良くないのに、増感現像をすると
もっと発色バランスが悪くなるので、黒澤の撮影現場では使い物にならなかったんだそうです。
>>221 は一度不幸のどん底を味わえば
竹内の気持ちも理解できるようになるよ。
実経験でなくてもある程度想像力ある人ならわかるはず。
227 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/22(土) 03:36:03 ID:SFv74QAL
高みに居る人間を引き摺り下ろしてやりたいって言うのは理解出来ても
関係無い奴らを虫けらのように殺してまでやる事なのか?
目的と手段に・・・
関係無い奴らを虫けらのように殺してまでやる事だよ。
229 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/22(土) 16:52:24 ID:roG/w7jJ
浅間台の高台にあった権藤邸のセットがあった場所、今マンションなんですが
今日売りだしの広告がはいってた。1080万円なり。
見晴らしはもちろん良い。
築30年の中古マンションですが、天国気分を味わいたい方いかがですか?
230 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/22(土) 17:04:11 ID:BcNXrgCL
この映画の山崎努といい、昭和版「白い巨塔」(TV)の高橋長英といい、昔は
医者=金持ちという図式じゃなかったんだね。
>>225 俺は
>>214です。興味深い話をありがとうございます。その説明、非常に納得できます
(実は自分自身が写真カメラマンなもんで)。たしかに昔のカラーフィルムの色再現性
は非常にお粗末なもんでしたな。また、増感現像や減感現像でカラーの色味が変わって
くるのも確かです。これは今でも起こることです。それから増感するとコントラストが
高くなる(中間調の微妙なトーンが死にやすくなる)けど、一般にモノクロフィルムの
ほうが枯れてきてる技術の分だけ安定してるといえるでしょう。
何にしろ新しい技術は未熟な事が多く、そこを嫌がってなかなか移行しないタイプの
人はいますな。俺自身もプロ用のAFカメラが出始めの90年代前半は「自分の腕の
ほうがまだまだ勝っている」(実際に自分はピントの良さで売ってた)と思って機材を
換えなかったもんです。買い換える金がなかった、というのも大きな理由だったけどw
232 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/23(日) 00:12:01 ID:8Ip4p2XE
この映画にハウリング・ウルフと言うブルースの大物がカメオ出演していると聞いたのだが
本当かい?
233 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/23(日) 04:04:35 ID:8Ip4p2XE
天国と地獄→用心棒と観て 青木の豹変ぶりに驚いた・
権藤邸=天国・竹内部屋=地獄 なんだけど、
「天国と地獄」どっちに行くかってのは結局その人間次第なんだなあ
インターンなんだから頑張って医者になればいいのに犯罪を犯して死刑になる竹内
全財産を失ったものの小さな靴会社に入って上を目指す権藤
自意識過剰で暴走する奴は、最期は赤恥掻いて
身を滅ぼすわけだ
236 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/24(月) 23:42:02 ID:ZyN0I02t
>>230 黒澤明は「赤ひげ」とか「酔いどれ天使」の監督だからなー
237 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/25(火) 09:39:07 ID:q1PGfo3r
>>206 >仲代の刑事が、悪魔に魂を売り渡してまで、
ここが一番あと味の悪い部分だね。
黒沢も悪魔に魂を売り渡している。
>>230 >>236 大学病院研修医の月給は、漫画「ブラックジャックによろしく」で話題になって改善されるまで、
月給が5万円以下だったとか。
で、他の病院での夜勤バイト等をしないと生活不可。
同じ漫画で研修医の斎藤が、医局のボスの教授から
「私の方針に従えないのなら今日、大学病院を辞めてもらって結構。
もっとも、奨学金は即金で返済しなくちゃならんよ。
そうすると、サラリーマンのお父さんは、困るんじゃないのかな?」
と脅されるシーンがある。
「医者=金持ち」は、開業医とか大病院のベテラン医師、医学部教授。
最近までこんな調子なんだから、作品当時、山崎努の研修医は普通に極貧だったんじゃね?
>>237 「天使の様に大胆に 悪魔の様に細心に」は、黒澤の著書ですがw
239 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/25(火) 19:55:08 ID:ua6IOhCr
黒澤は「太陽がいっぱい」の主人公の気持ちがよくわかると言う人。
「野良犬」と同じく追うものと追われるものが実は似たもの同士。
職人上がりの権藤さんを挟んで、エリートのはずの二人が
自分の感情を抑えきれずに大暴走をする。
頭のよいはずのエリートがまともな人間とは限らないのは
最近の政治や事件を見ているとよくわかる・・・・・・・・・・・なんちゃって
240 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/26(水) 15:39:42 ID:rf76jVlW
最近の黄金町はどうなってるの?
>>238 >最近までこんな調子なんだから、作品当時、山崎努の研修医は普通に極貧だったんじゃね?
医学部はボンボンも多いけどな。親がカネを持ってない人は目指しちゃ駄目。ただし、
修行時代は薄給だが、その代わりに将来、勤務医等になれば手堅く稼げる。
山崎努のインターンは目先の欲望から自分の将来を捨てた。
>>241 >山崎努のインターンは目先の欲望から自分の将来を捨てた。
「目先の欲望」って、身代金の事を言ってるの?
権藤に対する嫉妬から、奴をどうにかして不幸にしてやろうという気持ちの欲望?
そんな矮小な理由なのかなぁ?
245 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/28(金) 03:55:13 ID:BOStVrFz
最近の黄金町は警官が見張ってます。
昔って、あんなにおっそろしい町だったんですか?
246 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/30(日) 10:59:49 ID:8ZxxvnVm
うん
これはあくまでも俺個人の意見なんだけど、
山崎努の根本的な犯行動機っていうのは、「自分自身を除く世間全部に対する激しい憎しみ」だったんじゃないか?って思うんだが。
彼の三船に対するラストシーンでの独白から考えると、それ以外に無いように感じる。
ターゲットになった三船の靴会社の社長さんは、あくまでも、彼の目の前に存在した手近な「自分より良い境遇の代表」として選んだにすぎない気がする。
この犯罪によって、彼は自分の優秀性を世間に示すとともに、自分を冷遇している世間に対して復讐したかったんじゃないか?
それを実現する為に、彼は三船に代表される金持ちと、官憲である警察を苦しめたかったんじゃないか?
だからその目的を達成した時点で、「自分の優秀性の誇示(警察の裏をかく)」も、「世間を苦しめる事(三船と失敗した警察を心身ともに苦しめる)」も達成できたから、人質の少年を簡単に開放したんだと思う。
人質を殺さなかったのは「この少年を解放しても、優秀な私を捕まえる事はできないよ」というメッセージだったはず。
山崎努が、犯行後、三船を讃える新聞記事を読んでブチ切れるシーンからも、読み取れると思う。
(つづく)
<467の続き>
その目的のためには、共犯や無関係のヤク中女を殺害する事になんら、ためらいは無かったろう。
だってそれらの人間も、彼にとって「憎むべき世間」の一部なわけだから。
上のような理由から、山崎努の動機を「上のものに対して嫉妬」「高みにいる人間を引き摺り下ろしたい」「自意識過剰」といったピンポイントではない、と思う。
この映画独特の後味の悪さっていうのは、ラストシーンの山崎の独白によって、
犯人山崎が観客である我々をも「憎むべき世間」の一部として憎んでいた事、彼に翻弄された三船もただの「世間における多数の中の一人」にすぎなかった事を思い知らされたからだ、と思う。
「こんなに俺は優秀なのに、どうして俺には金が無いんだ?どうしてこんな酷い環境で生活しなきゃならないんだ?」
と思い続けた結果、
「世間全体が憎い」という気持ちに発酵していったんじゃないかと思う。
それで、目に付いた窓から見える丘の上の豪邸の住人、三船を被害者に選んだ・・・と。
(この辺は、ラストシーンでの山崎の独白で語っていると思うけど)
特急こだまのシーンでは8台のカメラを同時に回して撮った話が有名だけど、
本当は7台で撮っていた。
1台は故障して使えなかったそうだ。
>>247-248 興味深く、面白く読ませてもらいました。
オレ自身、この作品は黒澤から世間への「誘拐犯罪に対する司法上での軽い罰則に対する啓発」と
その程度のメッセージと、捉えていましたので、あなたの「犯人の世間に対する怨嗟」という
視点は、新鮮でした。
このGWを利用して、この映画をもう一度見直してみようと思います。
オレはこの映画は劇場で3回M、ビデオで5回以上は見ていますが、今回はあなたの書き込みを頭において、ね。
見直せば見直すほど、その度に新しい発見があるのが、黒澤映画の良いところですね。
>>253 「君は全く駄目だね」と黒澤は一蹴した。
>>250 オレもその話を、某全3巻の有名な黒澤本の2巻で読みました。
あとボースン役の役者さんが緊張の余り、ぜんぜん動けなくなっちゃった話とか、先頭と最後尾で回していた
8ミリカメラのどっちかが壊れてしまって、撮影できなかったとか、
沿線の家を壊したは伝説で、家の屋根を一時的に撤去させてもらって、後で修復したとか...
この手の「伝説」ってスタッフが飲み屋で話したホラ話が、まことしやかに伝えられて
「真実」として伝わったことが多い、と某有名監督の奥様から伺ったことがあります。
自演だね。
もしも自演じゃないんだとしたら馬鹿が急に何人も湧いてきたことになるw
257 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/05(金) 12:54:55 ID:4ZJTAE78
テーハミングォ!
259 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/05(金) 21:12:04 ID:6Juzsa7G
テーハミングォ!
>>247-248 乙
お前に俺がアニメ板で拾った書き込みをプレゼントしよう。
655 :名無しか・・・何もかも皆懐かしい :2003/05/02(水) 12:15:17 ID:???
>>653 607でのご説明、ご苦労。だが「イノセント」ならともかく「2」が解らないバカにご丁寧に説明するお前は、
このバカと同程度のバカだという事に気がつけ。
いいか、あのバカが「2を見て解らない」って書いたのは、お前みたいな奴に説明して欲しかったんじゃなくて
「俺も、わからん」と同意して欲しかっただけ。
ところが、お前が明快に説明しちゃったために、あのバカのプライドはズタズタ、その結果、粘着しちゃたわけ。
わかったか?今度から注意汁!
263 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/09(火) 08:20:27 ID:l+oN46Xu
黄金町は現在は閑散としてるが
石川町駅の近辺にヤバイドヤ街があるのを知ってるかい?
264 :
前スレより:2006/05/09(火) 12:11:30 ID:FUvP66JB
868 :この子の名無しのお祝いに :2005/12/09(金) 01:27:11 ID:nufg95Hi
「~かい?」キチガイにご注意
>>263 「仁義の墓場」スレより
>33 :この子の名無しのお祝いに :2006/05/09(火) 08:26:20 ID:l+oN46Xu
>力夫は誰の遺骨を食べたんだい?
女房のだよ。何の意味がある書き込みなんだか。
良く耳を澄ますと聞こえる音なんだけど、
ピ~~~ピ~ピ~ピ~!っていう港で良く聞こえるあの雑音は何の音?
オープニングのクレジットで三船敏郎と出る時にもこの音が聞こえるしあぶない刑事でも良く聞こえた。
267 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/12(金) 22:13:23 ID:kmQYXRm5
ちなみにあげておく
268 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/13(土) 17:21:37 ID:/SOAoIT8
良く耳を澄ますと聞こえる音なんだけど、
ピ~~~ピ~ピ~ピ~!っていう港で良く聞こえるあの雑音は何の音?
オープニングのクレジットで三船敏郎と出る時にもこの音が聞こえるしあぶない刑事でも良く聞こえた。
270 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/17(水) 22:01:37 ID:cKV/j1H9
良く耳を澄ますと聞こえる音なんだけど、
ピ~~~ピ~ピ~ピ~!っていう港で良く聞こえるあの雑音は何の音?
オープニングのクレジットで三船敏郎と出る時にもこの音が聞こえるしあぶない刑事でも良く聞こえた
竹内がヤクを買う時踊りまくるシーンに使われている曲って何だかわかりますか?
>>271 漏れも木になっていたッス。
楽器の種類からして、バックバンド時代のブルーコメッツと日野皓正っぽくも聞こえないこともないが・・・
ただ、電気ギターは2本使っているんで内科医?
273 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/20(土) 06:03:52 ID:X2pyGXFp
進一が特急こだまから救い出された直後に権藤さんと熱い抱擁を交わすシーンで進一は何と言って権藤さんに飛びついてるの?
権藤「しんいち~~~~!!!」
進一「?????????!!!」
のところです。 ボクには「ジョ~~~!」って聴こえるんだけど・
274 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/20(土) 06:09:56 ID:ZdwdwcRF
細かいなおい。
275 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/20(土) 10:25:11 ID:X2pyGXFp
>>274 何を言われますか?
物語の構成を知る上でとても重要な質問ですよ。
276 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/20(土) 23:10:56 ID:Yz8Xx7tf
誰が社長なんだ。
独り言バカは「天国と地獄」を見てもいないんじゃないのか?
278 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/21(日) 00:17:25 ID:alaCJl/y
じゃあ何て言ってたんだよ
279 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/21(日) 01:54:12 ID:OKBAXIFW
280 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/21(日) 10:03:47 ID:mGRElsCt
誰かで字幕で観れる人いないの?
アソコは進一が権藤氏を何と呼んでいるのかわかる唯一のシーンだよ。
「おじちゃん」って言ってるよ。
一応DVDの字幕を確認してみたけどやっぱり「おじちゃん」って言ってた。
黒澤作品は音が聴き取り難いっていう人はヘッドフォンを使うと良いと思う。
全然違うよ。
282 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/22(月) 00:39:09 ID:tvyOvTRq
エキストラの数を倍に見せるために壁を全部鏡張りにしたそうだね。
283 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/22(月) 06:29:05 ID:Lw0njFgz
さっき、初めて見た。
ホシが、靴屋のショーウィンドウ前で、権藤さんからタバコの火を借りる
シーンで、一瞬、黒幕が、実は権藤さんだったのではって考えが頭を
よぎった。
権藤さん、よかったよ。ちょっと上のスレに出てる、子どもと抱き合うシーン
もそうだけど、部屋を出るとき、息子をかるがると片手に抱き上げるシーン
なんか、いかにも侍らしい豪胆な雰囲気の三船っぽくて、とても、靴屋の
工場長にはみえません。
結局、子どもを助けるためにお金をはらっちゃうんでしょ、って皆から
みすかされて(観客もそうだけど)、警察から「ウソでもいいから」って
ところを、すぐさま銀行に電話するシーンなんか、感激。
なのに、一瞬黒幕かっておもった自分に「ちくちょー」
黒澤映画で豪胆な役ばかり演じてた三船があたふたとして人間臭い役を演じ
ニヒルな役回りだった仲代が冷静だけど熱い刑事を演じ
ライバルをイメージさせる二人が電車のシーンで一緒に苦闘する所を見て
なんかグッとくる物を感じたんだよ。
286 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/28(日) 11:27:58 ID:8U1h77t5
わかるよ
287 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/28(日) 15:12:13 ID:9n7hyj7P
三橋が黒澤に
「いちいち眼鏡に手をやるな
眼鏡の役という不自然な芝居意識が残ってる証拠」(大意)って言われたらしいが。
なるほど今のTVドラマの芝居ってやたら眼鏡触るんだよなあ
289 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/29(月) 09:45:17 ID:trV+irGH
>>37 レスが遅くてなんだが、
電車に乗っていないのに電話をかけて社内名を案内で言わせて
宣伝に使っている会社があったのだ。
初期の新幹線は会社の出張でも認めないことが多かったし、
グリ-ン社なんか当然。
そこで、グリーン車にお乗りのxx社の○○様とかアナウンスさせると
乗客は、へーXX社ってスゴイ会社だなって感心するわけだ。
そんなこともあって車内アナウンスで社名を呼ぶのは中止になった。
キミは若いな。
290 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/29(月) 16:30:45 ID:qVJldsGN
当時のインターンは無給だったでしょう
大学病院からは全く給料が出ていなくて
奨学金やアルバイト、私立病院経営者の書生のなどして
歯を食いしばってやってたのさ
(苦学生から医師免許とったインターンは特にだが)
大学病院の世界は前時代的封建社会でインターンは人間扱いされていなかったよ
それが数年間続く
教授のご機嫌を損ねたらそれこそ未来はないし
まさに地獄
当時の時代背景を知らずに、今の時点の常識でモノを言っている人が多いな。
>>292 そもそもこの板の黒澤作品系のスレの中で「影武者+乱」スレ並みに
このスレの若い住人の質が最も悪いから仕方ない
294 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/30(火) 19:33:43 ID:pAQkX07C
権藤さんの作った鞄が欲しい。
白黒画面にいきなり現れる赤い煙と音楽は
ブラクラ的衝撃の元祖?
「丘の上にお高くお構えやがって!!!」
>>289 いちばん不可解な点は
犯人をすでに特定した警察が
犯人をあえて泳がせて、しかもその目的が犯人に殺人をさせることだったというのは
問題がありすぎます
こんなの法廷で被告側より突っ込まれるのは必至
黒沢さんに言わせれば
誘拐犯への刑罰が軽いのがガマンならんというところなのでしょうが
いくら犯人が卑劣な人間であっても
ああいう捜査法は現実には許されません
映画だもんよ。んな現実に置き換えられても
>>297 鬼の首でもとったみたいな鼻高々なカキコ、乙
この映画はリアリスティックに警察を描く事を念頭に置いた映画じゃないのは過去ログを読めばわかるだろうに。
当時の状況ってもんもあるしな。
権藤君は、暇を言いに来てくれたんだねぇ。
>>301 この映画には総理大臣も出ませんし、笠智衆さんも出演しませんし、
そもそも岡本喜八監督作品じゃないんですがwww
なにそのツッコミ
「日本のいちばん長い日」を知らないのか。
305 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/31(水) 06:57:12 ID:pl/PEvYc
>>297 公開の翌日から言われていた話だが。
泳がせて殺人をさせたわけじゃないし無問題。
>>305 この犯人を今捕まえても懲役数年でおしまいです
これでいいんですか
というやり取りが劇中になかっただろうか
あと、ごんどーさんが気の毒だー気の毒だーの大合唱はしらける
権藤=黒沢明ですよね
『まあだだよ』でも
ひたすら先生偉い先生偉いの大合唱だったが
この頃から明さん自画自賛の芽はあったのね
>>306 どっちの殺人の話をしているんだい。
手下に雇った夫婦のほうか、
それとも
黄金町の売春婦の方か。
混同してるんじゃないかい。
308 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/31(水) 17:12:14 ID:NshRhvu/
少年は解放された後、ずっと土手の上で待っていたのか?
熱海からじゃ相当時間がかかるだろうに。
第二こだま号は鴨宮に臨時停車。そこから権藤さん達が
警察の車で向かった、と何年も考えているオレ。
309 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/31(水) 18:15:05 ID:xXXXQY7T
事件は終わった・・・。しかし、被害者の権藤にも担当警部の戸倉にも
何か割り切れぬうそ寒い気持ちだけが残った。
>>307 いいですかいいですか
実験台にされたあの二人については
警察は手の打ちようが無かった
でも、ばいすんふについては
警察が死なせたのです
犯人を極刑にするために
こんな捜査ありか!
封切り直後から話題になった話で、
いまさら何を新発見みたいに言ってんだかだな。
>>311 だったらそんなにムキにならんでほしい
黒沢ヒューマニズムの限界がここにあるのだから
野武士やらヤクザやら売春婦やらヤク中やらがどうなろうと
それで普通に生きてる一般人が守られりゃそれでいいよ
>>312-313 黒澤のヒューマニズムの限界?
この映画のどこがヒューマニズムをうたっているんだ?
提示されていないテーマを持ってきて「限界」とかいってるんだから笑っちゃうね
つか「黒澤のヒューマニズム」にしてもどこかから聞きかじったネタを書いた事がバレバレですな
このスレの若い奴って、教えてクンと逆切れクンしかいないんだな
315 :
313:2006/05/31(水) 22:14:37 ID:tJ566SH8
俺もか!
>>313 その単純思考にはうなずきかねまする
時代劇では許されても
現代劇でやっちゃいけません
>>314 権藤さんを救え!の連発には白けます
世論って実際にはもっと下世話で野次馬なものなのに
ああ、もっと世論が白けてて、警察は適当で、
犯人は捕まらなくて、権藤さんはもっと中途半端な悪人で、
とかいうクソ面白くもねえクソリアルな映画をご所望ですか?
白けるんではなくて
励ましの裏に野次馬&家政婦は見た!根性がみえかくれするものではないだろうか
みのもんたが手術で入院したとき
彼、けっこう醒めたことを言っていました
励ましはいっぱいもらったけど、それはもっと別のものの裏返しだ、と
犯人がつかまらなくては映画にならない
しかし、すでに犯人を特定しているのに
あえて再犯を期待するような捜査法にカタルシスを感じてはイカンと
思いますです
>>319 >白けるんではなくて
>励ましの裏に野次馬&家政婦は見た!根性がみえかくれするものではないだろうか
現実はどうあれ、それがこの映画で黒澤が描きたかったものではないから、描かなかっただけです
黒澤作品でそういう描写が観たいなら、この映画ではなく「醜聞(スキャンダル)」をお勧めします
>あえて再犯を期待するような捜査法にカタルシスを感じてはイカンと
>思いますです
この映画を観て、どう感じようとあなたの自由です
ただ黒澤がこの映画で描きたかったモノがあなたに伝わらなかったのは事実のようですね
もっとも、かく言う黒澤映画大好き野郎の俺も、映画の良し悪しに無関係に自分の「好み」に合わない黒澤作品や、
理性では理解できているのだが心の深い部分で納得できていない黒澤作品もあります
ですから、あなたもこの「天国と地獄」に執着することなく、自分の好みに合った黒澤作品を見つけてください
>>312 黒沢ヒューマニズムの限界?
違うだろ、
組織としての警察の非情さを描いているんだろうが。
当時の東映の警視庁物語なんか柔さと比べりゃ分かることだ。
>>329 >それがこの映画で黒澤が描きたかったものではないから
描きたくなかったものですよね
だって、それが醜い現実なのだから
>黒澤がこの映画で描きたかったモノがあなたに
俺が正義だ!という傲慢さとセンチメンタリズムを感じました
>>321 >組織としての警察の非情さを
非情、なのかな
月にかわっておしおきしてくれる
ヒューマンな組織さんですよねぇ
ヤク中女のひとりやふたり死んだって
正義の鉄柱をくだすためにはOKと考える
それはそれは柔軟な国家権力さまであります
>>322 >俺が正義だ!という傲慢さとセンチメンタリズムを感じました
と他人の指摘をしてますが
むしろ322の書き込みの方から322こそ「俺が正論だ」という傲慢さとセンチメンタリズムを感じました
>>295 「パートカラー」というものを知らないの?
白黒映画で、ごく一部だけカラーになるというのは
当時の映画ではよくあるパターン
スピルバーグ監督の「シンドラーのリスト」でもパクっているじゃん
326 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/01(木) 16:40:11 ID:yIQOIW8Q
>>295 昔のピンク映画は予算がなくてね。
どうでもいいシーンは白黒。
肝心なエッチなシーンだけカラーというのがよくあったんだよ。
お若いの。
場末の映画館でオールナイトの3本立てを見ていた兄ちゃんは
白黒のときは居眠りをしているんだが、カラーになって場内がざわつくと
パッと目を見開いたもんだ。
>>324の手前勝手さに
黒沢信者のセンチメンタリズムを感じますた
というわけで粘着してるのは信者信者と言いたがる例のバカでしたとさ
つかこのスレの粘着って傾向が一緒だからすぐわかる
このバカ粘着がいるから「教えてクンは逝ってよし」という古典的なレスが
このスレで書かれちゃうんだよね
330 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/02(金) 01:23:50 ID:izw5Dd4U
「天国と地獄」はもう少しで「絞首刑」になった作品だ。
戦前生まれの黒沢には、この題材は厳しすぎる。
331 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/02(金) 07:18:44 ID:GW5EZraS
正真正銘の畜生だ
332 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/03(土) 09:56:44 ID:JvaAyJGY
これは黒澤映画で一番好きだもしれない。
前半の構成が素晴らしいし三船が最高。
夏になると不思議と観たくなる。
333 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/04(日) 08:16:53 ID:MDkJhHua
スコセッシが一番好きな黒澤映画
334 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/04(日) 20:05:31 ID:KmEvC9pb
この映画で皆が疑問とするのは、犯人がインターンであるということじゃない?
医者=高収入 という思いがあるので、何故犯人のインターンが金持ちを
憎んで犯罪に走らなければならないのか?
何年かすると高収入を貰えるのに、何故それまで辛抱できなかったのかという
疑問がでる。
高島屋のボンネットトラックカッコイイ!!!
当時の医者は高収入ではなかった。
高収入だと犯罪を犯さないかというとそんなことはない。
ホリエモンや村上をミロ。
>>338 あいつらは高収入になるため犯罪を。
まあ悪い奴ほどよく眠るが。
まだ判決が出たわけじゃないからな。
あの程度の犯罪ならやってない経営者やコンサルを探す方が大変。
当時のインターンは限りなく無給。多くのインターンは他にいくつもバイトを
しないと喰っていけなかった。
このインターン制度から離れる(脱落するとか、闘争参加によって処分を受ける)
のは即、医者への独立を断念することだった。
1967年からの東大闘争の発端は、医学部卒のインターン生による待遇改善
闘争だった。
>当時のインターンは限りなく無給。多くのインターンは他にいくつもバイトを
しないと喰っていけなかった。
数年我慢すれば高給が待ってるのに、という疑問が湧く。
勤務医なんて今でもたいしてもらえないよ。
儲かるのは開業医か、メーカーから金が入る教授クラス。
研修医の現状を知りたいなら、
マンガ版でもドラマ版でもいいから「ブラックジャックによろしく」を鑑賞しろ
ちなみに、この作品のおかげで研修医の給料が「若干」は改善されたのがつい3年ほど前のこと。
>数年我慢すれば高給が待ってるのに、という疑問が湧く。
犯罪を犯してつかまる位なら、真面目に働いていようと
普通の人は思うけど、そう思わない人も少なからずいる。
我慢するのが嫌な人もいるんだよ、坊や。
346 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/25(日) 09:18:48 ID:KbAYU63O
山崎努が初めて出てくるシーンでかかっている音楽ってクラシックだと思うんだけどなんていう曲ですか?教えてください。
これ夏になると不思議と見たくなるんだよな。
前半のプロットと三船が素晴らしすぎる。
プロットというのは骨格のことだから
ここではストーリーにしとくべし
349 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/26(月) 01:12:40 ID:1JuVAOea
ケチつけるようなことじゃないと思うが
350 :
この子の名無しのお祝いに:2006/06/26(月) 02:52:53 ID:DDUB/HXT
>>346 シューベルト「鱒」
本当はブラザーズ・フォーの「グリーンフィールズ」を
使いたかったが金額が高すぎて断念。
この曲が使われていれば映画の印象が変わったはず。
この映画に触発された誘拐事件がまた起きてしまった・・・
353 :
この子の七つのお祝いに:2006/06/28(水) 21:22:38 ID:ihAcalf+
だろ!
354 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/02(日) 20:40:06 ID:uG6+MR5Z
だな!
355 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/02(日) 20:59:02 ID:AKizwKUx
>>347 おれは横浜を実際にさまよってしまうが。
356 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/03(月) 21:48:20 ID:nQGbuKh0
仲代が極刑に拘らなかったら、債権執行に間に合ってたのでは?
357 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/09(日) 12:05:32 ID:tmR3jkM9
直接この映画と関係ないけど・・・
アイデアの元になったエド・マクベイン作『キングの身代金』
なんでキングなんだろうと(原作を読んだこともないのに)
思っていたが、king's ransom って英語の慣用表現なのね
358 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/09(日) 12:13:43 ID:TZ6R59KL
この映画のゆうかい犯人役でデビューした宝田明の演技には
圧倒された。
俺はお前に圧倒されたよ
360 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/09(日) 18:03:57 ID:BN2XFd91
捜査会議の場面が凄く面白い
やくをくれ くれなければなにもかもバラすぞ おまえのいうことはもうきかない
362 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/09(日) 19:47:06 ID:35xqBgJI
宝田明はこの映画で新人賞を取ったわけだが
現在でもNHKの夜の番組で活躍している
ところを見ると年来の精進がうかがわれる。
363 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/09(日) 21:06:25 ID:lGXO4Ycc
↑
???
364 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/09(日) 21:13:53 ID:IDiXwhiu
そっとしておけ
宝田と同じカ●ラでも使ってる信者だろう
365 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/09(日) 21:16:08 ID:35xqBgJI
私としてはやはり黒沢監督の人を見る目の
確かさに一目置かざるを得ない。
ああわが青春に悔いないといったところですな。
三船もうまかった。
>>133 あの女は天童よしみじゃないでしょ。
57年生まれだから当時6才だよ。
超遅レススマソ。
367 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/19(水) 23:34:49 ID:7RECBH2g
犯人を医者のインターンにしたのは深い意味ないでしょ
薬物に関する知識を持っていること
「頭が良い」という設定に無理がない職業であること
ってことで医者にしようかなと考えたら貧乏っぽさが出ないから
じゃあインターンでどうだ、ぐらいの思いつきだと推測する
368 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/20(木) 01:36:46 ID:TanQnlUI
>366
随分遅く釣られたね。
369 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/20(木) 02:38:14 ID:Tgo/vdaq
>367
原作の設定はどうなってるの?
読んだ人いる?
370 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/20(木) 02:57:44 ID:TanQnlUI
>369
犯人の職業には言及されていない。
もっとも原作読んだわけじゃなくて、テレビの87分署を観ただけ。
刑事(ロバートランシング)と権藤役が共に犯人を追い詰めるアクション仕立てだった。
刑事の奥さんをやったのがグロリアのエーとなんだっけ、とにかく
あまり面白くは無かったね。日テレで昔やってたよ、昭和40年代前半。
>>370 グロリア・スコット
グロリア・エステファン
あとはエーとなんだっけ?
372 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/21(金) 10:08:46 ID:CdSiq7NP
>371
あとはグロリアスワンソン。
グロリアは、この女優の名をもじった映画の題名。
ジーナローランズがよかった。
87分署では夫を愛するいんあ者の役。
眼技を覚えている。
373 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/21(金) 10:13:40 ID:CdSiq7NP
>366
ヤクを渡す女は岩崎トヨコ。
用心棒で、女郎のひとり。
下品で、ふてくされた表情がいい。
374 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/21(金) 12:35:48 ID:2U/w6XEG
愛称は、ケメコ
376 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/27(木) 22:36:44 ID:xtQ0aHXR
DVD買ってみた。黒澤映画は羅生門しか観た事なかったのだが、買って良かった。一見の価値ある。最後はアレだが、見せる(のめり込む)展開で脚本が素晴らしい。
378 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/28(金) 20:48:12 ID:rJ/AqHhp
>>347 俺は夏といえば『野良犬』だな(『天国と地獄』も好きだけど)
379 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/28(金) 21:04:26 ID:f7MpFCGg
♪パッパラー パッパラー パッパラーーー♪
この音楽の鳴るシーンは全て好きだな
380 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/28(金) 21:07:29 ID:XxFhgKk1
というか、前半はそれ以外の音楽って全くないし。
381 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/28(金) 22:27:50 ID:78do1FLh
多分コレってリメイクされるの必死だと思うんだが・・・・
特急「東海」あたりをかわりに使えば
384 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/30(日) 00:35:52 ID:xoptAdeJ
あの身代金受け渡し方法は変えて、新しいアイデアでやらないと駄目でしょう。
観客はみんな既に知ってしまっているし。
その他の部分も、携帯電話が普及してしまっている現代ではいろいろと無理がある。
私有地内の焼却炉というのも、現在では規制があるんじゃなかったっけ?
いまどき身代金が3千万じゃ少なすぎる。
3億円くらいにしないとダメだろう。
そうするとこだまの窓から投げ落としているうちに静岡に着いてしまうと。
386 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/31(月) 21:48:59 ID:Br8tZnkT
残念ながら、誘拐という大きな犯行に比べると、犯人の動機がちゃちい。
大山鳴動してネズミ一匹。あの程度の動機なら、夜中に家の中にウンコでも
投げ入れてやればいいんだよ。見せ方は面白い映画だけど、中身はカス。
387 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/31(月) 23:56:25 ID:+Ppz5h1c
>>386 殺人までは計画に入っていなかったのでは?
あくまで頭脳戦で権藤をいてこましたろ思うて、
せしめたカネは寿町ドヤ街に診療所開設の為の
費用だったのかもよ。
388 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/01(火) 00:15:12 ID:/TaZjE04
>>386 普通はそういう風にウンコを投げ入れてやりゃいいと思うが、たまにこう言う
気違いが居るということ。
389 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/01(火) 00:40:14 ID:hoZ2pe5B
>>384 踊る大捜査線でも焼却炉は設定していた。
それより ①江ノ電のポールが無い、
②伊勢先町にダンスホールなんかない
③黄金町に麻薬街など公然と存在しない
④横浜高島屋は直営のトラックでは配送しない佐川便なので戸倉らは権藤邸に潜入できない
が~~~ぺ
391 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/23(水) 19:35:00 ID:ePvG3QnD
ファーストシーンでみんなすでにぐったりしてるけど、それまでなにを話し合ってたのか。
テーブルの上にハイヒールが散乱してるから、やはり靴論議をしてたんだろうか。
392 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/23(水) 19:51:19 ID:2aHjIfuE
「腰越別荘」の近所の高校に通ってたけど、
別荘下の切通は今でもそのまんまだ。
別荘上の住宅分譲地は石垣以外殆ど面影がない。
腰越の魚市場とやらも、今は漁協があるだけで市場はないな。
>>389 今は大気汚染がうるさいので、私設焼却炉は公に使いにくくなっている。
>④横浜高島屋は直営のトラックでは配送しない佐川便なので戸倉らは権藤邸に潜入できない
これ、ずっと疑問だったのですが、実際の警察の誘拐捜査では、被害者宅にど
うやって張り込むんですかね? あんな映画みたいな方法を本当に使うんでしょうか。
>>393 あれは、被害者の邸宅が丘の上にあって、犯人がどこからか見張っていると思われたから
ああいう方法をとっただけで
普通の住宅なら、車で行くだけ(覆面パトカーとかで、サイレンは鳴らさず)
395 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/24(木) 03:23:14 ID:TWWP8qLz
↓畜生!それで7センチか!!
「お父ちゃんお父ちゃん!」
「どうした進一?」
「ぼく、エッチなこと考えてたらティムポがこんなに伸びちゃったよ」
「な、7センチもあるじゃないか!」
397 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/24(木) 16:13:09 ID:lRopn/jT
「あなた、淳も同じ7センチよ。」
「そんなことを言って、わしは出さん。出さんと言ったら出さん!」
ちょっとだけスレが伸びてると思ったら・・・
399 :
三井弘次:2006/08/25(金) 08:07:28 ID:O2kFXW0k
権堂さん、ナショナル・シュズの株を400万株押さえました。
401 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/26(土) 22:15:52 ID:z8M3MCmQ
お父ちゃん、僕あそこでオナヌーしたよ
402 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/26(土) 22:51:54 ID:YRCc9/vU
ブリキは燃えねって言ってんだょ!
403 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/26(土) 23:23:32 ID:tcChrAYE
「くっせぇなおめぇ、何食ってんだよ?」
404 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/26(土) 23:25:05 ID:ay5iHvuy
まあまあ田淵くん
405 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/26(土) 23:32:14 ID:z8M3MCmQ
あいにく、花を買いに行くような面はこのスレにはいません!
406 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/27(日) 09:32:30 ID:2KAWXxWE
ここにいるぞ
407 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/28(月) 13:19:02 ID:1CaLYEuZ
ジャーン ジャーン
げぇっ
ボースン
409 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 07:58:27 ID:nVxJ9EQ6
腰越の別荘で死んでた共犯のうち、男の方は横浜駅駅員・沢村いき雄(52)だよね。
江ノ電沿線に住んでるって言ってたし、あの説明ぶりはヤク中みたいだったもんね。
410 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 13:23:37 ID:p3hYUbly
>>407 クソッ、それで俺の○○は7cmかっ・・・
411 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 21:30:01 ID:McInYEWb
>>409 うまい。自分も世間に目立とうと思って警察に喋ったんだろうね。
で、女の方は権藤邸の女中とか?
412 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 21:44:47 ID:i9wcuJtJ
今日、腰越別荘の横をチャリ押して上がった。
滅茶苦茶きつい坂だ…撮影機材やカメラ抱えて上がるのは大変だろう。
別荘自体はもうないけど、面影はあるね。
予告編収録とのことでDVD購入した。戦後最大の誘拐と言われる
吉展ちゃん事件は、この映画の予告編を見てヒントにしたとされている。
しかし、収録された最初の予告編(特報)では「この映画公開後刑法が改正され
誘拐犯罪の刑罰が重くなった…」とまるでリバイバル上映時のような紹介の仕方…。
これは被害者が亡くなったという最悪の犯罪を誘発したことに対する、現在の黒沢プロ
側の言い訳的構成に思える。63年公開時に「特報」としてあの内容は不可解なのだが…。
だれか詳しい人、解説してくれ。付け足したのか?
それは1978年に東宝系封切館でリバイバル公開された時の予告編だね。
何かの公開予定が延びての穴埋めだったはずだけど、モノクロ映画のリバイバルとしては有り得ないほどの大ヒットをした。
ちょうど、「デルス」から「影武者」の間の、黒澤映画空白期。
古臭くて堅苦しい映画を撮る旧世代監督という見方をされていた黒澤が、このリバイバルで若い世代らも一挙に再評価されることになった。
いま第一線で活躍している監督たちの中には、このリバイバルを見た人が多いんじゃないかな。
吉展ちゃん事件が影響を受けているという、もっともらしい噂は、眉唾ものだ。
犯人の小原ナントカ(だったよね?)は確かに予告編を見ていたかも知れないが、見ていなくても事件は起こっただろう。
リバイバル公開の後にも、身代金受け渡し方法を真似た誘拐事件が起こったが、それも、方法を真似ただけのことだ。
メディアが犯罪者の心理に与える影響というのは、そんなに単純なものではない。
>それも、方法を真似ただけのことだ。
しっかり影響与えてるじゃん
417 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/30(水) 08:13:56 ID:NerpEYhN
>>411 いや、犯罪を企むいき雄のカアちゃんといえば本間文子だよ。
「三百万、三百万・・・」
418 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/30(水) 17:29:43 ID:0t6u628J
この映画のせいで喜展ちゃん事件、狭山事件、島津貴子さん誘拐未遂事件
が起こったのは否定できない事実。
黒澤映画の影響力でしょう。
>415
あの誘拐事件については、たくさんのノンフィクションが出版されている。
それらに目を通した上で「もっともらしい噂は、眉唾ものだ」と言うのか?
まあ、中には映画本編そのものが影響を与えたと大ざっぱな書き方をしてい
る本もあるが…。 風説や噂の類いではない。平塚八兵衛に落とされたあとの
犯人は洗いざらい供述している。その中に出てくる事実さ。
>414 解説ありがとう。この点はパッケージに記載してほしいな。不親切だ。
>416 同意
>418 知らなかった。こうして都合の悪い事実は隠され、消されていく。
最近だとキムタクヤのテレビ番組で彼がバタフライナイフを使った影響で、
起こった事件も、40年経てば「もっともらしい噂は、眉唾ものだ」か…。
420 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/30(水) 23:12:16 ID:0zlFchZp
421 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 00:27:21 ID:XIDLtJgj
422 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 15:01:59 ID:0WB6qsFp
平塚八兵衛は最終階級・職名は警視庁警務部理事官 警視正か?
423 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 15:10:12 ID:0WB6qsFp
八兵衛と言えば、上野に平兵衛と言う、とんかつ屋さんがあるが、超低温で時間をかけてじっくりと揚げる、衣は真っ白 で旨いのだ。
424 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 15:42:00 ID:R3GC3Sml
靴底には「シャンク」ってモノが仕込まれてる
ってこの映画で初めて知った
特急車内で椅子に正座してる着物の婆さんがいた。
昔はちょくちょく見かけたよね。
425 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 17:58:07 ID:iQCU08LM
三船が電話で株の買い付けを指示している相手はだれか?
片腕である三橋よりも信用している腹心の部下。
それは東野英治郎を措いてほかにない。
426 :
415:2006/08/31(木) 22:12:40 ID:KFGg3b7n
>>419 「吉展ちゃん事件が影響を受けているという、もっともらしい噂は、眉唾ものだ。」と書いたけれど、訂正したい。
「吉展ちゃん事件が影響を受けているということは有り得ない。あるはずがない。」
小原保が何と言っていようが、そんなことは一切関係がない。
被疑者というのは、「××に影響を受けた(自分は本来こういうことをする人間ではない)」
とか「酒に酔っていたせいだ(気が大きくなっていたんだ)」などと言いたがるもので、そんなのを真に受けるのはバカそのものだ。
警察だって、その言葉をメディア規制の材料にしようと狙っているから針小棒大に言いふらしているだけのこと。そんな言葉を真に受けているわけではない。
真に受けているとすれば警察官はバカだということになるが、彼らはそうではない。
バタフライナイフが使われた事件も、木村拓哉のTVドラマのせいではないことは、40年経たずとも明らかだ。
猿のクループが敵グループと抗争を始めたのは、太い骨が武器になることを発見したからではなかった。
刀剣や銃器が作られるようになる前から戦争はあった。
だいたいだね、「天国と地獄」が誘拐犯罪を引き起こすような危険映画だというのなら、上映禁止運動、レンタル禁止運動をすべきだろう。
いま直ぐにでも黒澤プロに抗議しに行くべきだろう。
>>419が何故そうしないのか、不思議でしかたがない。
427 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 22:18:42 ID:3zH6PfKI
電車からカネを落とせというのはいいアイデアで、
グリコ森永犯も参考にしている。
黒澤プロに抗議に行くなんてのは筋違いもいい所だ。
それなら、よく出来た犯罪映画は作れないという理屈になる。
428 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/31(木) 22:33:39 ID:/EQqxBDn
というか『天国と地獄』以前に三好徹のミステリで使われたトリック。
映画公開当時、ミステリマニアは「黒澤がパクった!」と悪口を言ったものだ。
>428
それは全くちがう。「天国と地獄」の脚本は三好の本が出版される
より前に完成していて、昔は映画の台本は関係者の他にマスコミ
にも配付されてたんだが、そのとき三好は週刊読売の記者で、
その台本を映画が出来る前に読める立場にあったんだよ。
それで菊島が抗議文を出したんだが、三好が逆切れして名誉毀損
で逆に黒澤を告訴したからマスゴミが面白がって書き立てて
話が余計こじれたってこと。
>>428 その話は小林信彦のエッセイで読んだことがあるけど、書名までは出ていなかった。
何というタイトルの小説なんだろう?
>430
乾いた季節
ありがとう。記憶しといて古本屋で探してみよう。
>>429 ミステリ業界の見解は(例 佐野洋「ミステリーとの半世紀」)はまったく逆だな。
マクベインの名作を理解できないダメ監督・黒澤が安直にトリックをパクった挙句、
東宝が逆ギレして三好がパクったとの声明を出したため、
名誉を守るために三好が告訴したとなっている。
434 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 00:35:20 ID:EH6/1SH7
>>425 東野英治郎が権藤の密名で買占め担当をしていた事は
前々作の用心棒での腹心的役割りからして明らかである。
権藤の新たに起こした製靴会社(ナショナルシューズに負けない)
にも職工として移っており、運転手青木も同じ職場に居る。
ついでにいうと、女中等は全員クビ。
真似た犯罪はリバイバル公開時?
正規公開時の直後にあったと思うが。
>>434 そうか!
で、いき雄は首でもくくりなと三船に言われたのを根にもって、
山崎努の計画に荷担したんだな。
437 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 14:50:02 ID:DjaRTRJo
東野は昔食うに困って誘拐人質事件を起こしその際通りかかった
志村刑事に重傷を負わされたのだが軍医をやっていた三船に助けられた。
背中を踏んでいたのは止血のためで、ワッハッハッと笑って治療が
うまくいったのを見逃している映画評論家が多数なのは遺憾に耐えない。
それは鋭い見解だが、その後軍医の三船は
銃で撃たれて死亡した様に見うけられるのだが…
>433
「業界の見解」とか「誰それがこういってた」なんてのは、どうでもよくて
事実を調べれば結論はハッキリしている
・黒澤ら、熱海の旅館に缶詰めで「天国と地獄」執筆 ~62年4月
・「天国と地獄」脚本初稿印刷 62年4月5日
・「天国と地獄」脚本マスコミに配付 62年4月30日
・「週刊読売」に「天国と地獄」についての記事が掲載される 62年5月5日
(この時点で三好は「週刊読売」編集部に在籍)
・「乾いた季節」初版発行 62年12月20日
・菊島が会合で「乾いた季節」の存在を知らされる 63年2月5日
・東宝で抗議文が検討される 63年2月中旬
・新聞に盗作問題の記事が載る 63年2月20日
・三好が東宝と黒澤プロを告訴する 63年2月21日
・映画「天国と地獄」封切 63年3月1日
・黒澤プロ、三好に抗議文を出す 63年3月5日
・黒澤側は専門家に鑑定を依頼し、「乾いた季節」が「天国と地獄」の盗作
であると鑑定書を受け取る 63年7月5日
440 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/01(金) 23:55:49 ID:w4UBSbb6
伊勢崎町のキャバレーに麻薬密売で現れた女は以前群馬県の
売春宿に居たのだが抗争事件で組がやられ自由の身になったのはいいが
ああしかしいったんあのような境涯に落ち込んでしまったせいで
その後ハマに流れて来てすさんだ生活を送っている。しかし
さすがに踊りは上手い(?)。
パクッタどうのこうのはどうでも良くて、
表現者としての価値
黒澤>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
(越えられない壁)
>>>>>>>>>>>>>>>>>三好
黒澤はパクリ盗作の常習犯w
443 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 15:12:44 ID:BPOvOvnh
レスヲクレ
レスヲハヤクヨコセ
レスヲクレナケレバスレヲアラスゾ
444 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 21:53:29 ID:jVzWWMJh
伊勢崎町 OR 伊勢佐木町 ・・・・本当はどっち? DVD字幕では前者だったが。
445 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/02(土) 22:12:29 ID:GGTjykqE
446 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 14:30:20 ID:JSXxBuxu
>>445 もしもしっ!もしもしっ!もしもしっ!・・・ くそっ・・・
447 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 16:58:43 ID:x0lB9JEm
>>440 だから昔の天童よしみ、だよ凄く痩せていたろう
448 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/03(日) 18:53:04 ID:31rRp07I
あまり知られて無い事実だが岡本喜八監督暗黒街の対決で
冒頭と最後の列車のシ-ンで三船刑事の前に座る流しの
ストリッパーとそのマネージャーが馬目の宿の女郎と番太。
二人はその後横浜まで流れ着きいき雄は当スレの作品で描かれた
如く哀れな末路を辿り、女の方はけなげにも持ち前の歌曲で身を
立て現在は天○よ○みを芸名とする歌い手として成功をおさめて
いる。
449 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/09(土) 13:20:49 ID:1qaPE6Xh
権藤邸に泊り込んだ警察陣は夜中に一度外に出て、また帰ってきたわけだが
あれはどこに行ったんだろう?飲みに行ったってこと?
どうもわからん。
ナショナルシューズは非上場の社員持株会社か。
たいしたことないな。
451 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 10:40:13 ID:Dpvi0GfN
当時の靴屋なんてそんなもんだろ。
450は時代背景の分からないバカ
452 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 14:37:04 ID:ivf/hWp7
マジレスです。
権藤がどのようにしてナショナルシューズの常務取締役になれたのか?
誘拐事件のあった後、会社を起こしその後どうなったのか?
本当に知りたいです。
戸籍の交換とかだろ
権藤は現場のたたき上げ出身。
会社の偉いさんに認められて、娘を妻としてもらった。
そのあとはとんとん拍子で出世した。
最初は秘書だったけど、副総裁の娘を妻としてもらったので出世した。
456 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/11(月) 10:17:55 ID:A36Vka/Y
で、その妻は家が無くなって精神を病み
小石川の病院で療養を余儀なくされた。
457 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/11(月) 14:27:08 ID:abIST98h
>>456 小石川に来る前は貧乏長屋でも発狂してたぞ
年老いてからも太陽見て発狂してたぞ
今のままじゃせいぜい15年の刑か…。よし、もう一人殺させようっ!
…ってオイオイ、犠牲者を出さないのが警察の仕事じゃないのか?
461 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/19(火) 17:34:15 ID:cE8lkkot
権藤邸における人物配置の何たる妙!
現実にはありえない構図も見られる。
462 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/19(火) 17:47:11 ID:ubWDuCEz
明日の朝、特急第2こだまに乗れ。
どこまで逝くんだ??
乗れば分かるよw権藤さん。
ガチャッ
もしもし!!!もしもし!!!!
463 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/19(火) 17:50:21 ID:M8yQEhxw
>>460 俺はそこが脚本の妙だと思っていたのだが。
犯人の狂気にひきずられるようにして、警察が常軌を逸していく課程の恐ろしさはスゴかったぞ。
なんだかこの映画の登場人物って全員何かに憑かれてる。
「これで貴様は死刑だッ!!」
そんなこんなより黄金町の大掃除をした方がいいな。
そしたら立派な子供の公園が出来ると思うんだけどねぇ
横浜市役所の市民課長が胃癌にならなきゃ無理
>>467 それに、マスゴミがナショナルシューズを叩かないで、市の助役を叩くのがオチ
469 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/21(木) 19:01:41 ID:PK+qJmwM
まったくギョだわ
>>466 いまではもう、随分と掃除が進んだ状態だよ。
一部の店が営業再開しているけど、ごく普通のスナックになっている。
ついさっきまで、初黄町のお巡りさんたちとお喋りしてたんだけど、最近はイザコザもほとんどなくなったって。
昨日は、あの町の浄化運動に協力している芸術家グループが小学生たちと一緒に、
ウォール・アートのイベントをやったらしい。
町が変わったのを知らずにやって来た地方の人が、酔った後に女を買おうとして、
「もう売春はやってない」と断られて、怒って、店のママに殴りかかって警察沙汰になったことがあったとか。
黄金町のチョイの間街が浄化されて寂しいね。
「買う・買わない」とは関係無しにあの通りをブラブラ歩くのが好きだったんだけど。
一度大雪の深夜に出掛けてみたら、厚く降り積もった雪の上に足跡が殆ど付いてない状態。
で、その雪にピンクの蛍光灯の明かりが映えて何とも言えない美しさでございました。
>>471 横浜で大雪の深夜というと、今年の1月中旬ぐらいの話?
>>471 2年前までは、川の若葉町側を深夜に通ると、店々の真っ赤な灯りが川の水面を照らしているのが見えて、
それはそれは毒々しくて美しかったんだけどねえ。
で、どの店も扉は開けっ放しだから、女のキャハハッって下品な笑い声が聞こえてきたりして。
>>472 いや、もっと前の話。10年前後前だったんじゃないかな。
寒くて客も通らないから客引きもいない。
あの通りがひっそりと静まりかえっていて、雪だけがしんしんと降り続け
遠くから車の音だけが微かに聞こえるような夜だった。
そしてピンク色に染まった雪。カメラ持たずに出掛けたのを後悔したもんだ。
>>473 そそ。川向こうからの風景も良いんだよねぇ。
桜の頃も良いけれど、うだるような熱帯夜の川面を薙いでくる生暖かい風と
川向こうの密かな熱気にピンク色の灯り。石のベンチに腰掛けて眺めるのが好きだった。
でも、あそこでずっと座っていると後ろから南米の女性に誘惑されちゃうのよねん(w
ハリウッドでリメイクする話があるとか
476 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/04(水) 10:38:32 ID:Dm/dyTHI
>475
黒澤存命中から企画有り。
スコセッシが撮りたがっていると
インタビューで応えていた。
477 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/04(水) 13:34:46 ID:P4Heb8Kl
>>470-474 うまいね。
伊勢崎町根岸屋をモデルにしたあの場面、
山崎勉を相手にヤクの売人を演じた女優さん
どうなったのかなあ
>>478 富田恵子でしょう?
草笛光子の妹だと聞いたけど、顔、あまり似てないねw
大ちゃん数え歌も唄っていた
481 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/05(木) 08:05:25 ID:ppbEMCRi
天堂よしみは昔やせてたね
482 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/11(水) 01:55:48 ID:sGgbGmC8
>>42 亀レスだけど、アメリカでは基本的に死刑囚への取材は自由だったはず。
前に特命リサーチ200Xでも普通に死刑囚のインタビューやってた。
483 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/11(水) 02:01:10 ID:m4XYdsko
シンドラーのリストの女の子の服だけが赤いのってこの映画からパクったのかな?
484 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/11(水) 09:04:24 ID:HuCwBLtb
「おとうちゃんおとうちゃん!」
「どうした進一?」
「ぼく、おじちゃんとここに来たよ」
「ここは黄金町じゃないか! 危ないことはなかったか?」
「おねえちゃんに気持ちいいことしたもらったよ」
「なに? だめじゃないか! どうしておとうちゃんも呼ばないんだ!」
「だっておとうちゃんには、ぼくがいつも気持ちいいことしてるじゃないか!」
「そうだったな、うっかりしてたよおとうちゃん。ごめんな進一、お前はいい子だ」
>>482 元レス書いた人は自分では頭がいいと思い込んでるお馬鹿さんだから
マジレスする必要ないよ。
>>485 (淳)ママ~っ!・・・
(怜子)あら、淳。どうしたの?何で泣いてるの?
(淳)・・・だって進ちゃん、この頃ちっとも気持ち良い事してくれないの(泣)
がまんなさい、淳。ママだってね、もうずいぶんパパに気持ちいいことしてもらってないのよ。
パパったら、ずっと河西さんといっしょに部屋にこもりきりなんですもの・・・
489 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/11(水) 21:00:44 ID:m4XYdsko
「おとうちゃんおとうちゃん!」
「どうした進一?」
「ぼく、おじちゃんとここに来たよ」
「ここは黄金町じゃないか! ちょっと前まではエロい外人のおねえさんのお店が何百軒も並んでたのに今では一軒もなくなってしまった。もう少し早く来ていれば・・・!!」
「このスレにはきちがいが一人いるだけだ!」
「490でつね」
仲代が犯人を捕まえないで泳がして以降は正直しらけた
それ以前はとても面白かった。
あそこで捕まえてとっとと終わっとけばよかったのになと思いました。
以上感想でした。
カットされたラストシーン見たかったなぁ、武田鉄也いわく
金持ちから無一文になった(天国から地獄に落ちた)権藤にわびる戸倉に、
権藤が、金持がら天国で、無一文が地獄では無いと言うような感じの
ラストシーンが有ったと言ってた様な?
私が思うに、ナショナルシューズの時よりも、今の方が、本当にやりたい事
が出来る(今が天国)というラストシーンだったのかな?と思う。
ちなみに、犯人を捕まえずに、泳がせて居た事に批判が有る様ですが、
警察は、新たな殺人をさせる為に泳がせたのでは無く、共犯者殺人の動かぬ
証拠を取る為犯人を泳がせていたはずです。
494 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/21(土) 19:28:12 ID:Gl/mnpE/
あ、レス期待したage
あったじゃん>新たな殺人
497 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/22(日) 07:38:07 ID:IyYP97uh
>>493 権藤は無一文になったわけではない。
犯人の麻薬購入代を差し引いてそっくり戻ってきている。
退職金もあるし、今まで蓄えた株も手中にある。
>>493 そんなしょうもないものがあったら、マルサの女みたいな駄作になっていたさ。
499 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/22(日) 10:21:31 ID:4oSxN1Hn
493ですが、495~498レスありがとうございます。
権藤が無一文と書いたのは持ち株10数%だった権藤が、
事件前にはすでに家や財産を抵当に入れて、持ち株30数%保有していて、
事件時に持ち株50%以上にする為に無理な借金したから、
お金が返って来ても無理な借金の返済に充てるものと思い込んでいました。m(__)m
レスありがとうございました。
そうですか、ラストシーンが無い方が良かったカモですね。
500 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/22(日) 10:30:39 ID:4oSxN1Hn
あれ、考えてみたら社長や役員も株保有してた訳だから50%以上っていうのはオカシイなぁ、
俺勘違いしてたかな?
501 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/22(日) 12:56:17 ID:IkDvi5hP
>>500 50%じゃなくて、社長+重役三人を合わせても権藤一人でそれを上回る
持ち株ではないのか?
502 :
500:2006/10/22(日) 13:39:56 ID:4oSxN1Hn
》501
サンクス納得しました。
503 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/22(日) 14:39:01 ID:d/4MycFS
>>493 武田テツヤの妄想だろ。
三船「何時かまたお会いしたいですなあ・・・」
仲代「私みたいな職種、会う機会無いに越した事無いですよ・・・」
大体コンナ感じだったような。俺の妄想か?
504 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/22(日) 21:58:54 ID:CcXVSQ6r
>>503 シナリオではそれだったな。
拘置所の門を背にして二人が歩いてくるシーンで「終」。
三船「何時かまたお会いしたいですなあ・・・」
仲代「私みたいな職種、会う機会無いに越した事無いですよ・・・」
三船「(いきなり)あばよ!」
用心棒のテーマがズンチャチャチャ・ズンチャチャチャと鳴り始め
肩をゆすって去っていく三船。
仲代、それを呆然と見送る。
「終」
>>505 “仲代、血を噴き出して倒れる” に訂正。
白黒なのにその血だけ赤く着色してあるんだよね
508 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 03:49:07 ID:X7uNqXM4
ラスト。
三船と山崎ガラス越しの面会。
山崎言うだけ言うと
突然自分の手首噛み千切って鮮血がドバーっと迸る(パートカラー)
ってのはどうだ?
以上、ときめきに死す のジュリーから頂戴しました。
509 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 08:50:09 ID:E5w9Ff7Y
ボースン=甲板長=boatswain=ボートの色男
どうでもいいけどだけど
511 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 10:10:02 ID:iKs4eQMh
513 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/23(月) 10:42:37 ID:dJq9Gixk
カラー
昨日みた面白かった。
靴屋の親父が、権藤は職人肌みたいな事言ったシーンすき。
ムカついてた権藤を一気に好きになった。
ラストで三船と山崎の顔が、仕切りのガラスで意図的にオーバーラップされて
いるところが何とも意味深長。同じ立場に立たされた二人の人間がいて、
一人はそれを克服し、一人は押し潰される。何か、こういうテーマが黒澤に
はあるように思える。「酔いどれ天使」「静かなる決闘」「野良犬」etc...
「羊たちの沈黙」でのレクター博士初登場場面。
ガラスを使った演出は、絶対に「天国と地獄」の影響を受けていると思う。
517 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/26(木) 12:32:19 ID:KYH3ZVDE
>516
メイキングではそのような話は出てこなかったよ。
結構、檻のすきまに気を遣ったと入っていたけれど。
518 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/29(日) 12:56:22 ID:mEBmhfjQ
519 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/01(水) 12:31:27 ID:ZmypsNpq
戸倉警部は、犯人を泳がせて犯行を再現させる、とか言ってるけど
これってとんでもない事じゃないかい?実際に新たな犠牲者を出さずに逮捕するならまだしも
薬中とはいえ人間一人無駄に殺されたわけでしょ?
警察ってあんな無謀なやり方して何も問題は起きないの?
起きない。
映画だから。
522 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/01(水) 22:18:18 ID:KPCkKjZn
町山智浩はそのあたりを指して「国家権力賛美の映画」と批判してた
あんまり同意しないが
三船「何時かまたお会いしたいですなあ・・・」
仲代「私みたいな職種、会う機会無いに越した事無いですよ・・・」
三船「(いきなり馴れ馴れしく)しかし、ホシを死刑にするためにゃあ、手段選ばずか。
あの野郎もワルだったが、おめえも相当ワルだったな、え、警部さん」
仲代「は?」
三船「(ニヤリと笑い)あばよ!」
ズンチャッチャチャ、ズンチャッチャチャ、と用心棒のテーマが鳴り始め
肩をゆすりながら去っていく三船。
それを呆然と見送る仲代。その胸から噴水のように血が噴き出る。
スローモーションでゆっくりと倒れていく仲代。
「お見事!」という山崎の声がオフで聞こえ
「終」
おもろない
525 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/05(日) 15:18:51 ID:+w0hqDT7
犯人が権藤の子を誘拐しゆする動機や背景が、俺にはよくわからんけど、
『どですかでん』に似てないか?浮浪者の親父が、子供を引きづりまわ
して、死なせる犯罪(虐待だろ)。あれもありえない豪邸を怨望してな
かったけ?
ま、両作とも凡人な俺にはまったく理解できない世界なんだが。
526 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/08(水) 22:01:41 ID:Gch+gP7X
>>86 まさか江木俊夫を知らないとは...
ジェネレーションギャップだ...
マグマ大使~~い
ピャラヒョロピャー ピャラヒョロピャー ピャラヒョロピャー
♪ア~~スが生んだ 正義はマグマ~~
地球の平和を守るため~~
529 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/10(金) 00:04:14 ID:GskBwsY2
江木
後に自分ン所の所属タレント
武田久美子カクわ貝殻ビキニ写真集ギャラ払わないわ
女のカクテルにシャブ入れて逮捕されるわ・・・・
子役仲間だったロス事件三浦といい、
ちと新しくは大悟朗は殺人で無期
子役あがりは滓だなあ。
530 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/13(月) 00:22:34 ID:ut0h2nKD
最後の方で犯人言ってなかったっけ
「夏は暑くて眠れない冬は寒くて眠れない
そんな部屋から見上げるあなたの家は
まるで天国みたいでしたよ(略)
だんだんあなたが憎くなっていった
しだいにそれが生きがいみたいになっていった」
見たいな事を、うろ覚えだけど。
スラム街で這い蹲るように生きてきた青年にとって、
成功している権藤はもうそれだけで憎しみと嫉妬の対象で、
それが蓄積されて歪んでしまって、日に日にどうすればこの人が一番苦しむか
っていうことばかりを考えた結果。こうなった、みたいな。
言ってたよ
憎悪は憧れの裏返しか
>>534 (早口で)この音特徴がある。専門家に聞かせれば分かると思う。ちょっと行ってくる。
536 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/15(水) 15:11:48 ID:o9DsmBGk
>>531そうですね。犯罪動機の心理的な説明としては、それで辻褄があう
とは思うのですが、監督というか創作する側としては、なんでありえな
いような成金で悪趣味豪邸で憎悪や嫉妬を演出したんでしょうか?
凡人の俺だったら、世間的に浮きすぎの、成り上がり金持ちなんて嫉妬
や憎悪の対象にはならないような。自分に身近なほうが嫉妬しやすいで
す。
それかむしろ、最初から運転手の子供を狙いますね。
犯人の言うことが全部本心だと思ってるやつはばか。
538 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/15(水) 17:13:00 ID:CC9aTVP3
>>536 最近はそういう細々したドラマが多いと思うので、
その辺ご覧になったらいかがですか。
いったいおめえたちは犯罪者をなんだと思ってたんだあ?
仏様だとでも思ってたか。
へっ、笑わせるぜ。
いいか、犯罪者ってのはなあ、うそつきで・・・・(以下略)
541 :
540:2006/11/15(水) 22:41:23 ID:cfhrNW0G
<山崎努を救い上げて>
「これは俺だぁ!、俺もこうだったんだー!」
542 :
540:2006/11/15(水) 22:54:06 ID:keh5E6eB
>>536 >なんでありえないような成金で悪趣味豪邸で憎悪や嫉妬を演出したんでしょうか?
黒澤だから、だろうね。
「自分に身近な存在に嫉妬して犯罪を起こす人」を描く監督なら、他にいくらでもいる。
日活ロマンポルノのレイプものなんて、ほとんどがそういった内容だった。
黒澤は「大きいことはいいことだ」と思ってたんじゃないかな。
(映画のスケールの話ではなく、登場人物たちのココロザシや、その人間としてのスケールの話)
だから、みみっちい犯罪は描かなかった。
日本で、犯罪映画というと、大島渚が代表的監督の一人だと思うけど、大島の世界は黒澤にはさっぱり理解できなかったと思う。
(「愛と希望の町」の詐欺、「少年」の当たり屋稼業などなど)
ふと思ったんだが、麻薬を打っているときは天国で、あの女みたいに禁断症状が出ちゃうと地獄ってことで
「天国と地獄」にかかっているっていうのもあるんですかね
ない
548 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/28(火) 20:44:18 ID:Gsqd/l5y
ついさっきまで「白い巨塔」を20年振りに見直してたんだが、ボースン(財前のオヤジ役)の芝居が凄い。
「あっちが権力ならこっちは金やっ!」と怒鳴る迫力に圧倒された。
「天国と地獄」ファンだったら、こっちも必見だな。
スレ違いやめれ
550 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/28(火) 21:47:34 ID:+n17OQR2
二時間サスペンスから踊る大捜査線の柳葉にいたるまで、刑事ものに必ずといってよいほど、若い優秀な警察エリート幹部が現われるが、その元祖が「天国と地獄」の仲代。猛暑に汗拭き拭きの捜査会議も未だにマネされてるよね。みんな「天国と地獄」が最初だよ。
野良犬だろ
553 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/02(土) 23:37:17 ID:uD9W5XUR
『天国と地獄』が好きで、何度も見ているうちに簡単に犯人を捕まえる方法を思いついた。
ただし、この方法だとやばいと感じた犯人が金を持って逃亡する恐れがあるが、どういう方法だか、このスレの住民は是非当ててみて下さい。簡単すぎる方法だが、桃色の煙が上がらなかったら、これしかないと思われる。多分脚本執筆段階で黒澤も気付いていたのではないか。
555 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/03(日) 21:46:01 ID:0GwEey1e
私犯人を捕まえる方法考え付いちゃいました。
携帯電話を電車の中で遣えば言いと思う。
予めボースンに保安官の格好をさせて西部劇ごっこをやらせれば良かったのでは。
問題は子供と間違えて誘拐する犯人がいるか、だが。
コーヒー噴いた。
>>553 カバンの中に隠れて電車から飛び下りる。
くだらねえなあ…
560 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/04(月) 09:29:40 ID:QViIdUXz
553の者だが、推理小説を読まない僕でも思いついたのだから、もう少し皆さんに、犯人逮捕の方法を考えてもらいたいです。
宇津井健がテレビで呼びかける
てかオマエが560で、オマエいつもの荒らしだろ
566 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/04(月) 21:00:24 ID:o3/yQW6Z
おれの部屋も夏は暑いし冬は寒い
ブルジョアに嫉妬する気持ち少しわかります
舞台になった豪邸どこら辺だろう
10年前黄金町から見える高台に住んでた家賃2万円
568 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/04(月) 22:41:01 ID:QViIdUXz
犯人を捕まえる方法を書きます。間違っていたら申し訳ない。第一に、犯人の住居は横浜市の西区か中区の権藤邸の見える地域ということだから、
かなり限定されている。第二に、犯人の脅迫電話の声は、何度も録音されている。テレビかラジオで、この声や話し方に聞き覚えがありませんかと、何度か放送すれば、
世間の関心は非常に高い事件だから、必ず竹内だと気付く人が出てくるはずです。人質は戻っているから危害が加えられる心配はない。
国内で逃亡しても全国指名手配すればすぐに捕まるし、当時は海外渡航は珍しく、竹内は貧乏でパスポートは持っていないはずだから、すぐに海外に高飛びも無理だ。
この方法でほぼ確実に逮捕できると思うが、なにか問題がありますか?
>>566のレスを読んで思い出したこと
実は「嫉妬→憎悪」の感情と言うのはあまりに自分とかけ離れた相手に対しては起きにくい。
つまり極端な例を挙げれば
ビル・ゲイツがどんな豪邸に住んでてどんな美味いモンを食っていようが「良いだろうなあ」と羨ましく思うだけで
「憎悪」の感情までは起きにくい。
逆に自分と同じようなボロアパートに住んでるのに、輸入車 乗ってて可愛い彼女もいて、そのくせ生活に苦労している様子もない
いつもフラフラしてるようなバカボン大学生なんかが身近にいようものなら憎悪の炎メラメラだろ?
この映画は俺も大好きで、何回も見返してるくらいなんだけど、その感情の持ち方だけがちょっと不自然だとオモタ。
570 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/05(火) 02:06:10 ID:/g1CCne3
>ビル・ゲイツがどんな豪邸に住んでてどんな美味いモンを食っていようが
「良いだろうなあ」と羨ましく思うだけで
知識として知っているのと、自分の目で見るのとはずいぶんちがうぞ
>>569 なぜビル・ゲイツが羨ましいだけで、バカボンだ学生は憎悪の対象なのか
よく考えてみよう。
>>568 犯人は捕まるかもしれないが、竹内なら捕まる前に金を焼くだろう。
権藤さんのことを考えろ!
豪邸が毎日目に入る位置に建ってたらそりゃ嫌だよ。
その意味で、子供解放の後突然挿入される犯人視点はすごく上手い。
狭いアパートの内部から、山の上の豪邸を見上げるあの構図。
口で説明しなくても、犯人の動機が絵でパッと理解できる。
こういうところが黒澤の一流の映像作家たる所以だと思う。
おれ、この映画最初に見たとき
犯人は絶対過去に権藤となにかあって恨みを抱いてんだろうな。
きっとそのなぞが明かされたとき、あっという展開になるんだろう、わくわく。
と思ってみてたら最後まで何にもないんでやんの。
575 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/05(火) 16:17:53 ID:KHhUemy5
>574
2時間サスペンスの見過ぎ。
>>575 二時間ものだったら最後のシーンの後に留置所の近くの歩道橋の上で
戸倉警部が権藤に竹内の母親か誰かの写真を見せて
「ところで権藤さん。この女を知ってますか?」とか訊くんだろうなぁ(w
犯人逮捕のシーンは崖っぷちで。
578 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/05(火) 20:04:37 ID:UzAvHFIG
確かに犯人が金をどうにかする恐れはありますね。
しかし、桃色の煙が上がらず、万策尽きて迷宮入りするよりはずっと良い。
竹内が犯人だと分かる確率は極めて高いし、
視聴者から電話があり次第犯人の住居に直行すれば金も無事取戻せると思う。
犯人がなぜ3千万要求したのかは謎ですね。
>実は「嫉妬→憎悪」の感情と言うのはあまりに自分とかけ離れた相手に対しては起きにくい
そんなことはない。
たとえば2ちゃんねるで叩かれていない有名人はあまりいないだろう?
実業家だろうが政治家だろうがプロスポーツ選手だろうがタレントだろうが人間の屑扱いされてるぞ。
>>580 それは「嫉妬」の感情とは限らないだろう?
政治家だったら思想的にまったく同意できない奴だとか、タレントとしてまったく才能を感じられないのに売れてるとか。
まあ、でも2chあたりだと自分の「分」もわきまえずに「今もてはやされてるあいつと俺は才能に差がないはずなのに」とか
根拠レスに自信過剰で意味不明的にやっかんでそうなキチガイもいそうだから… わからんけどな。
大の大人がしゃんじゅーえん要求したらおかしいから
>>579 あのカバンに入る金額が3千万円だったからでは?
あれより大きいと窓から投げられないし、
カバンの数を増やしたら、投下場所を過ぎちゃうから。
カバンは厚さを指定しただけで、大きさは自由でしょ。
権藤側は見つかりやすいように特徴ある柄のカバンを選んだくらいだから。
当時の常識で誘拐の身代金は50万くらいだった。
その後おこった誘拐事件でもそんなものでした。
それにくらべて異常に多い金額。
だいたい3億円事件が起こるまで、そんな金額が
犯罪で出てくることはなかった。
権藤が会社を乗っ取ろうとしていたのは極秘だったはずだし
誘拐で子どもを間違えるくらいだから、犯人はそれほど詳しく
調査していたとも思えない。
で、フシギ。
厚さ7センチ以下でも縦横70センチ角の大型カバンだったら洗面所の窓を通らないぞ。
竹内ってバカだな。
>>586 確かに、たまたま乗っ取りを計画していたから手元に金があったけど
普通はほぼ全財産をキャッシュで払えたりはしないよな。
1.とりあえず多めに要求しといて、無理だと言われたら金額を下げる予定だった
2.あんな豪邸に住んでるんだから3千万くらい持ってるだろと楽観していた
>>588 だから「お前の家であるその豪邸を手放せ」ってことじゃないのかな?
「豪邸を出て、俺んちみたいな狭くて夏暑くて冬寒いアパートに住んでみろ」と。
浅間台のあの豪邸なら抵当に入れれば銀行は当時でも3000万くらいは融資するでしょ。
>>589 それは無理。
銀行の融資の決定は1ヶ月はかかる。
591 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/09(土) 22:03:29 ID:3nMam2CA
>>590 抵当権がベタベタ付いてるんだから、土台無理な話じゃ?
>>591 家が抵当に入ってるのは乗っ取りの資金にするためで
犯人はそのことを知らない。
>>589-590が話してるのは、あくまで犯人の視点での話。
593 :
権ちゃん:2006/12/11(月) 09:06:13 ID:jUnn8TXc
>>592 おれは会社を乗っ取りたいんじゃない! 理想の靴を作りたいだけだ!
594 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/15(金) 08:09:56 ID:vdcTGYDT
>>581 大卒しかもインターンが、職工あがりに嫉妬するかな?才能や思想も含めて?
やっぱり、あの豪邸が、インターンの自己顕示誇大妄想のビジョンを一手に
引き受けたんじゃないかなあ…
と提案してみる。
>職工あがりに嫉妬するかな?
職工あがりだということを
竹内が知ってたの?
大卒インターン生"だからこそ"の異様なプライドの高さ+貧困があっての計画犯罪ですから
当然嫉妬ありき、と考えるのが自然でしょうね。
富に執着する戦後日本のアンファンテリブルVS叩き上げの親父。
あくまでそれが基本ですね。
豪邸はシンボルですよ。
いわゆる「学歴」のない黒澤の、学歴あるエリートに対する嫉妬(とまで言っていいのかは分からんが)
の裏返しってのは、うがちすぎだろか?
うがちすぎでしょうな
たとえば三十郎と若侍とか、赤ひげと安本とか、経験豊富な実力者と口先だけの青二才という
よく出てくるパターンのバリエーションではあるよね?
600 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/16(土) 05:51:26 ID:ey2AsUot
the seven temples
>>599 まあ、経験豊富な青二才とか口先だけの実力者ってあまりいないから分類類型にはならないなあ。
対立軸がなくて、実力者だけとか、青二才だけじゃ映画にならんだろ。
603 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/19(火) 08:48:00 ID:QOD6sv0h
経験豊富な実力者同士とか、青二才同士の対決とか、おもしろくない?
3千万も謎だけど、
1万円札で千枚、5千円札で3千枚、千円札で5千枚という指定も
よくわからないな。
会社乗っ取りの話は、妻にも腹心の川西にも内緒だったんで、
知っているとすれば大阪の代理人だけだろうから、そいつが
共犯なのか。
605 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/19(火) 09:24:57 ID:bzaYD2Qa
>>602 笑った。
経験豊富な人間を誰も「青二才」とは呼ばないし、口先だけの人間も「実力者」とは呼ばれないでしょう、ふつう。
>>603 >経験豊富な実力者同士の対決
椿三十郎vs室戸半兵衛
>青二才同士の対決
「野良犬」の三船刑事vs木村功の犯人
>>605 「対立軸」の方に反応してくれるかな。
>経験豊富な実力者と口先だけの青二才
では対立軸が見えないということを言いたいわけだ。
椿三十郎vs室戸半兵衛:異なる陣営の雇われ人
「野良犬」の三船刑事vs木村功の犯人:刑事と犯人
対立軸を際立たせることでキャラは立つし、映画にメリハリもでる。
観客も感情移入しやすくなる。
>>604 俺も、初めて観たときは、手元に大金があることを知っている
乗っ取りの関係者が犯人だな、とか推理しながら見てたんだけど
全然関係なかった。
「対立軸が見えない」って言うけど、黒澤における実力者と青二才には
もともと「対立軸」なんてないじゃん。
保本や若侍たちは経験をつむことによって青二才でなくなりうる存在、つまり潜在的な実力者。
経験を積まず、実力者の凄さっちゅうもんを知らないから青二才の境涯にとどまっているだけ。
最初は実力者に漠然とした反感を持つが、次第に実力者の凄さに触れることで
自分の小ささを知り、自分も実力者への一歩を踏み出すっちゅうのが、
黒澤映画における実力者と青二才の基本的なパターン。
つまり黒澤における青二才とは、将来の潜在的な実力者として祝福された存在であり、
両者は対立してんじゃなくて、同じ存在の過去と未来の姿なのだ。
そこんとこは権藤さんが「君はなぜ自分たちを憎みあう両極端と考えるんだ?」と言うとおり。
黒澤が、互いの顔を刑務所のガラスに二重写しにして二人の同一性を暗示してみせたとおり。
で、この映画は、本来実力者になりえたはずの青二才が、実力者の凄さに触れることなく
青二才の最悪の形(犯罪者)に転落してしまったという悲劇。
なぜ彼は、道を誤った青二才に成り果てたのか?
豊かな資質に恵まれつつ、実力者の凄さに目を開かれることがなかったのか?
竹内が割り切れぬ存在としていつまでも心に残るのは
その疑問に対する答えが映画の中で、はっきりと与えられてはいないからだろう。
おそらく黒澤もその理由を分かっていないんだろう。
芸術家の直感としてこういうキャラを造形したというだけで。
・・・長文スマヌ。
>>608 2ちゃんでは5行以上の文章は誰も読まないということを知れ
ああ、ごめんなさい。スルーしてください。
>>608 602への回答のつもりなら見当違いだ。
最初の2行に書いてあることは602で書いてあることだ。
613 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 22:28:25 ID:n6uFuuc/
もし知っている人がいたら、教えてください。
身代金を渡した後、犯人がかけてきた公衆電話を探す捜査の際に
劇中のラジオ放送が始まるのですが、その時の音楽の曲名を知りたいのです。
CM等で使われていたこともあるのですが、わからないのです。
よろしくお願いします。
614 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 22:54:01 ID:/enOVWLZ
どこの場面?
615 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/07(日) 23:13:26 ID:JEEoOVA0
犯人のインターンやってる俳優って誰?すごくいい味出してる。
昔、ど新人の女性歌手がバックの寺内タケシのギターを聴いて
「いい味出してるじゃん」と言ったそうだ。
617 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/08(月) 00:41:20 ID:lCLuGc7j
当時は新人じゃなかった?
618 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/08(月) 00:52:49 ID:7nqvZzaV
あのファンファーレ全部で何回使われてるか数えた人いる?
映画の内容よりもあのファンファーレが頭からこびりついて離れない・
620 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/08(月) 07:53:51 ID:loAgghjQ
>615
「宝田明」さんです。
なぜそんな嘘を...
622 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2007/01/12(金) 03:47:20 ID:HPTFrgE1
俺もボースンと呼ばれてみたい・・
その前に就職を
625 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/12(金) 21:54:27 ID:vWceRvYl
ボースンって田中軍司令官だったのね。
626 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/13(土) 08:28:42 ID:STaRdmQm
しかし、罪を重くするために犯人を泳がせるってのは
どうなんでしょう
そのためにシャブ中が死んでるし
警察はそんなことしていいんでしょうか???
よくないし
これでは犯人を死刑にはできない
628 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/13(土) 08:39:49 ID:VdujEYMt
>>626 当時、誘拐犯に対する罪が著しく軽かったという
社会的な背景を理解しないといけない。
典型的な後知恵ですな。
629 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/13(土) 09:07:40 ID:U/9QLmcb
>>626 やっぱりダメだよね。
今時の俳優さんでリメイクしてもらいたいけど、無理だろうなぁ。
630 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/13(土) 10:42:51 ID:STaRdmQm
>>628 そういう背景があったから「いい」ということですね
どうもありがとうございました
罪を重くするために泳がしたんじゃないよ。
共犯者2名の殺人を証拠立てるために、操作継続とマスコミに対する
報道の協力を要請しただけだ。
竹内が殺人犯なのは事実だろうが。
泳がせて証拠を掴もうとするところまでは良いけど、その過程で
警察が監視するなか人一人殺されたのは完全に捜査班の過失。
仲代、あの後クビか左遷じゃないか?
映画だからあの後などない
635 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/13(土) 17:26:23 ID:STaRdmQm
それヲいっちゃ~
糸冬
>>632 >罪を重くするために泳がしたんじゃないよ。
これ、そんなふうに思い込んでる人が多いよね。
この映画に批判的な佐藤忠男の批評もそんな論調だった。
>この映画に批判的なの批評もそんな論調だった。
俺、左翼だけど佐藤忠男は嫌い。
「ゲド戦記」も誉めてたしw
「赤ひげ」の批評はもっとひどいぞ。
江戸の庶民は「赤ひげ」の指導保護がなければ
生きていけないみたいに
描かれてるとか。
ホントに映画見てたのか?
>>633 これ、いま観ると仲代の捜査班は社会正義の名の下に完全に一線を踏み越えた
捜査を行っているので驚かされる。
黒澤なりの警察批判と見るべきか、それとも仲代のような万能型の人間に
対する憧憬か?
原作のせいなんじゃね?
>>637 佐藤忠男は左翼じゃないよ。飽くまでも穏健派で健全志向のリベラリスト。
だから、時には保守層世論の先頭に立って、東映エログロ路線映画を批判したりもする。
642 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/14(日) 07:47:52 ID:HPQjbUH+
>>638 水戸黄門を見て、
今の時点観ると黄門があんなに人殺しを指示するのはけしからん
というようなもんだ。
黄金町ロケ、決行してほしかったなぁ。
本編のセット撮影もいいんだけど、暗黒街が日本から消滅した今となっては
実際にはどんな街だったのかを生の映像で見たかった。
>これ、いま観ると仲代の捜査班は社会正義の名の下に完全に一線を踏み越えた
捜査を行っているので驚かされる。
警察は今でも同じ事やってるよ。
正義の為には犯罪のデッチあげもやりかねない人の集団でもある。
俺も去年ひどいめにあった。
警察は嘘付きだし、人相が悪い奴が多いのも
ホンと。
> 俺も去年ひどいめにあった。
kwsk
647 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/21(日) 19:01:52 ID:rNtHrVit
ぱっぱぱ~
ぱっぱぱ~
黒澤「はい、そこで煙りを赤く!」
649 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/21(日) 20:54:24 ID:5/t740yH
650 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/21(日) 21:00:04 ID:v+0c6f6g
年末の文春で有名人の年末にオススメする映画みたいなコーナーで蒼井優が『天国と地獄』を勧めていた。
黒澤作品にはいつも圧倒されます、ともコメントしていた。
黒澤映画好きな若い女優をあまり見たことないんで新鮮だったな。
そういう人が増えてくれれば良いがね。
黒澤に限らず、モノクロとか昔の邦画ってだけで後ずさりしちゃう人多いから。
俺も友人に勧められるまで食わず嫌いでバカにしてたもん。
652 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/22(月) 15:27:23 ID:M5fwqCQd
21世紀版キャスト
権藤・・・渡 哲也
警部・・・渡辺 謙
竹内・・・オダギリジョーor安藤政信
うーん、ちと線が細いなあ
>>652 時代背景が現代とはまるで違うからリメイクはどうかねえ…。
役者を誰にするにしても、エピソードとか脚本をよほど練らないともの笑いの種映画になりかねない。
古い時代背景のドラマを現代に置き換えて見事に成功した例に、ドラマ「唐沢版・白い巨塔」があるけど、
あれくらい脚本・キャスト・演出・音楽に気を使わないと。
655 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/22(月) 17:45:18 ID:z6uEavvY
>>654 「恵まれない者の恵まれた者への嫉妬」「裸一貫から叩き上げた主人公が自ら
能動的に活躍して犯人と対峙」という「天国と地獄」のモチーフは、ロン・ハワードの「身代金」(96)
が実質的にリメイクしたに等しい。
鉄道を使った身代金受け渡しのアイデアはリー・タマホリの「スパイダー」(01)が地下鉄に置き換えて上手くリメイクしている。
今はケータイやネットなども出てきたし、TVメディアなどの事情も変わってきているし、警察捜
査も近代化しているし、相当にお金を掛けないと日本でのリメイクは無理でしょ。
アメリカでもスコセッシがウォルター・サレスに「天国と地獄」のリメイクを撮ら
せる企画があったらしいけど頓挫したのか実現していない。
リメイクするときって時代設定は現代じゃないと許可されないの?
>>656 今放送中の華麗なる一族は、時代設定、変更してないね。
>>652 現金と子どもの交換に列車を使うというのが、原作にない秀逸なアイデアで
みんなあっと驚いたもんだ。
そのあと実際の事件でも何度も真似されてるし、高速道路から一般道に
投げ下ろすといった亜流も出ている。
これを超えるアイデアがないと再映画化は無理だね。
だれかいいアイデア持ってないか?
659 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/22(月) 22:56:55 ID:H2Rvkjtk
はじめて見た。
黄金町の描写に萌えた。
さらにヤク中を演じているのが菅井きんだと知ってさらに萌えた。
>>604 亀だが。
投げ落とすときの重さの調節と、あとは使う際にアシがつきにくいようにするためじゃないか?
千円札なら、回り回って銀行で番号チェックされるまで長いだろうし、使ったときの印象も残らん。
661 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/25(木) 18:47:19 ID:6Rgph7ID
腰越の別荘でラジオが鳴っていたのは何故?
既に死んでいる管理人夫婦しか居ないはずなのに。
まさか張込んでいた刑事達が暇なのでラジオ聞いてた?
663 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/26(金) 21:39:56 ID:vvYQIfQh
>>661 死体発見の時には、ラジオはついていなかったから、
夫婦が生きているかのように刑事達が偽装したのでしょう。
腰越の別荘で夜なのに日が照っていたのは何故?
昼間撮影したから
667 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/28(日) 18:14:54 ID:+AUPTgMB
>665
月明かり
669 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/28(日) 23:08:19 ID:w/R3L4zk
670 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/29(月) 15:23:41 ID:MumRowPL
>>670 確かエルビスの「It's now or never」 のインストです。原曲はイタリアの名曲「オー・ソレミオ(私の太陽)」です・・・・ よね。
英題を直訳すると「今だっ!」「今しかない」等々らしいです。
恐らく監督もあのシーンにはまさに「これしかないっ!」と思ったのでしょう。
672 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/29(月) 18:16:49 ID:gcXOiwGe
>>671 エルヴィス・プレスリーの原曲そのまま使ってるの?
佐藤勝が「オオ!ソレ・ミオ」を映画用にアレンジしたもの?
どっちだろう。
ほんとはエルヴィス・プレスリーの原曲そのまま使いたかったけど
著作権料が高くて断念。
プレスリー風にアレンジしてもらった曲。
実は「鱒」も、ホンとはブラザーズ・フォーの曲使うつもりだったのが
著作権料が高くて使えなかったから。
黒澤久雄のつてで彼らが黒澤家に泊まった時に
「知ってたら只で使わせてやった」といわれたらしいけど。
674 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/30(火) 10:07:12 ID:BKJ38DVX
675 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/04(日) 08:45:35 ID:YqpPUh0E
「シンイチ!ageなきゃダメじゃないか!」
「青木、やめろ」
676 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/04(日) 10:37:03 ID:GRInoFpw
いつか横浜方面に行く機会があればぜひ、黄金町に寄ってみようと思ってるけど
最近の黄金町はどうなの?映画当時の面影はいくらかは残っているのかい?
678 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/04(日) 12:53:50 ID:GRInoFpw
>677 ㌧!
ボースンって撮影中トチりまくって黒沢にこっ酷くしかられたらしいな。
だが歳はボースンのほうがずっと上なんだな。そうは見えんが
同じ時代の写真で比較してるか?
>>676 映画はセット撮影だぞ。
京急のガード自体は戦前から変わらず。
しかしその周辺の風俗街は、ここ数年の浄化作戦で壊滅にちかい。
娼婦の代わりに、ちょんの間の廃屋と工事用フェンスを延々眺めるゾーンです。
松林宗恵監督版「天国と地獄」
権藤:森繁久彌
河西:小林桂樹
戸倉警部:三木のり平
ボースン:加東大介
権藤夫人:久慈あさみ
「あたしゃね、身代金なんてね、そんなもなぁ
払いませんからね!」
「いやいや、権藤さん。ま、ここはひとつ、今夜あたり
新橋のきれいどころを集めて、パーッと・・・」
>>681 なんだよ…ネタかよ。
「そんなのがあったのか?」と思ってググっちまったよ。
くだらねえ…。
683 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/06(火) 02:55:11 ID:CRs2s/AE
この映画凄く好きなんだけど、個人的には一点だけ修正してほしいがある。
それは竹内が病院で囮メモを受取ってからの展開なんだけど、前半であれだけ
権藤氏を嘲笑うかのような狡猾な行動をとった男がアッサリと網に繋りすぎという
感が否めない。出来れば、再殺人の為に麻薬を入手するという決心をするまでの
竹内の懊悩や実行に移る前の姿(例えば一大決心を実行する前にビンボー
な竹内が不相応な豪遊をするとか・・・)が描かれていれば完璧な映画だったように
思う。
>>680 >しかしその周辺の風俗街は、ここ数年の浄化作戦で壊滅にちかい。
まあ仕方ないかな・・・防災的にも何とかしなければという懸案だったようだし・・・。松
沢も中田もタカ派だからな。政経塾系はサイボーグなので人情が全く無い。
選んでから後悔する、でもイメージだけで再選する、この繰り返し。
根岸家が現在でもあったら中田は取り壊しを命じそうだしね。
医大裏庭の焼却炉も撤去しろと言い出しそうだ。
しかし、庶民派ぶっている(当人は庶民派のつもりでいる)んで、市民はコロッと騙されてしまう。
>>674 根岸家は矢作俊彦&大友克洋の「気分はもう戦争!」でも描かれているし、
去年の記録映画「ヨコハマメリー」では重要な舞台のひとつになっいた。
矢作監督のアンソロジー映画「アゲイン」に収められている日活作品(題名は忘れた)
の中にも根岸家が登場する場面がある。これのみ、実際の店内のロケっぽい。
他にも、何かの劇画に描かれているという書き込みを見掛けたことがあったが、何だったろう?
>>683 そうでもないだろ。
当時は珍しかったマスコミを通じたニセ情報で犯人を引っ掛けたんだから、
あっさりとは言えない。
この映画では竹内はチョイ役なんだからそんなに描き込む必要はない。
>>684-685 やっぱ、今の首長さんたちは「家電製品」なのかな。ヘソに「○anasonic」ロゴがあったりして。
ところで権藤氏や捜査陣、第二こだまには横浜から乗ったのか、東京からだったのか・・・
車窓から藤沢付近の小田急線と思しき架線柱がチラッと見えたようだけど。
唯一の不満は仲代達矢に人間味が無さ過ぎるところかな。
香川京子を盗み見しながら秘かに己の股間をまさぐる、ぐらいのシーンがあっても良かった
それに気付いたボースンが仲代に(やめなさい)と首を振るとか、そういう演出
があればより深みが増したんじゃないか。そう思うのは俺だけだろうか。
ばかじゃねえの?
690 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/07(水) 01:00:55 ID:dZmpb9oK
>>688 今日、周防の「それでも僕はやってない」を観て思ったんだけど、現職の刑事は
凡そ人間的な配慮は皆無。知合いの刑事もそうだけど、事件解決の為には総ての手段は正当化される。
例の独り言バカだろ。
692 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/07(水) 12:54:38 ID:sNdENckW
誰も追及しない様だけど、"逆探知は時間がかかる"という虚はこの映画が
発端なんだよね。逆探知は通話時間に関係なく出来るとNTTの人に10年位前に聞いた。
尤も、その人も昭和三十年代はどうだったか知らないけど。
以降、現在に至るまでの映画、TVでも『できるだけ電話を引延ばしてください』
という刑事のお決まりの文句が出てくる。
黒澤は"この映画にはウソのシーンがある"と真夏の富士山のことを
ばらしてたけど逆探知シーンもそうなのでは?
「警察が逆探知に時間がかかったのは、『クロスバー交換機』という
アナログ式の電話交換機が使われていた頃の話です。
これだと電話番号を調べるのに、交換機の扉を手で開け、相手の回線が
どこから来ているか目で確認しなければならなかった。
市外局番だと複数の電話局をまたぐので膨大な作業が必要で、失敗も多かった。
ところが現在は発信から着信先まですべて『デジタル交換機』です。
携帯電話の画面に相手番号が表示されるのと同じ要領で、相手が
どの電話からかけたかは1秒以下で判明します」
ゲンダイネット
http://gendai.net/?m=view&g=wadai&c=050&no=16492
他にも列車内の呼び出しで
会社名を出すのがおかしいとか
得意げに指摘して恥かいてた人がいたな
695 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/07(水) 15:44:57 ID:p1ihLj4O
>692
いまでも電話を引き延ばすのは
あながち嘘じゃないよ。
出来るだけ現行犯で捕まえたいからだよ。
市外通話は交換手を通さないと
駄目な時代ですよ。
そのNTTの人は、若い人なんだろうけど
昔にデジタル交換機があるわけないだろ
ぐらいは想像できなかったのかな。
ゆとり教育世代かなw
697 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/07(水) 16:11:35 ID:zqce5v0O
まあ、想像力が欠如してるお山の大将なんだろ。
しかし変な文節切りの人は、いつもどうでもいい枝葉末節に拘って因縁を付けとるな。
作り物のドラマなんて、見ないほうが精神衛生上いいんじゃない?
>>694 え?会社名って大丈夫だったの?
俺じゃなくて会社の同僚が経験したことだが、
むかーし、新幹線に乗ってる下請け担当者の呼び出しを頼んで
「○○(会社名)の××さん(名字のみ)を呼び出していただけますか」
「フルネームでお願いします」
「フルネームはわからないんで○○(会社名)の××さんでお願いします」
「会社名は放送出来ない規則になってるのでフルネーム以外は受け付けられません」
って言われたってよ。
「緊急の用事だから呼び出し頼んだのに…」っていつまでもブツブツ言ってたから
実際にあった話しみたいだったけどなあ…。
>>698 >むかーし、
この映画の公開されたはるかに後の時代の話だろ。
もうひとーーーーつ言っておくが
「天国と地獄」に出てくるのは「新幹線」じゃねえんだよ、ボケが。
>>698のどこを読んでも、『「天国と地獄」に出てきた「こだま」は「新幹線」だ』
と書いてあるようには見えないんだが。
>>700 君の日本語読解力に問題あり。
国語の成績悪かったでしょw
>>699が言ってるのは
「天国と地獄」は「新幹線」もまだ走ってないような
昔の話だよという意味。
あなたが正しいということにしておいてあげるから、もう出てこないでください。
(ばかバカと昨日言われたばかりなのに、よくまた出てこれるね)
会社名については
>>45に書いてあるよ
昔は会社名で呼び出すのが普通だったんだけど、宣伝に使われるんで禁止されたんだってさ
>>703 かまってあげると付け上がるから、放置しなくちゃダメだってば。
>>703 >>698ですけど、
>>45を読んでまたわからなくなって来ました…。
(ちなみに「天国と地獄」で出て来た「こだま」が新幹線でないのはわかってます。)
1)昭和30年代 「天国と地獄」の舞台
*昭和62年 国鉄→JR
2)昭和63年頃
>>698のエピソード
3)平成14年頃 会社名の車内呼び出し禁止
1)の時代は会社名がOK で、2)の前後の時期は禁止、その後一旦はOKになったけど
3)で再び禁止された
…と言うことなのでしょうか?
それとも「新幹線と在来線では会社名呼び出し禁止の扱いが違った」と言う事ですか?
>>704 きみは何でそんな頭に血がのぼってるんだ
シャワー浴びたり洗面所で顔洗ったりして冷静になれ
と書いて、二回も三船が水を浴びるシーンがあったことに気がついた
効果的だからいいけど
「おとうちゃんおとうちゃん!」
「どうした進一?」
「ボク、ママがいないのに、どうやって生まれてきたの?」
つまらんよ、下ネタローター君
709 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/08(木) 19:57:58 ID:zig57pXo
オレは何と言っても病院の焼き場でのボースンと藤原さんの会話が好きだ。
焼き場のおっさん役は藤原さんしかいないと思わせる演技と雰囲気は凄い!!
何度見てもあのリアルさに感心する。
710 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/08(木) 22:25:13 ID:QemaM5Ml
711 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/08(木) 22:29:33 ID:+5skhRkH
>>709 普通「焼き場」といえば遺体を焼くところだぞ。
>>705 質問の前提がそもそも間違っているからレスが付かんのだ。
>>711 そりゃ確かに「洗っても使えない」・・・けどなぁ
714 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/09(金) 15:04:03 ID:uZ8CtDsA
>>711 そーでもないよ。うちの地方では昔学校にゴミを焼く設備があった。
そこを「焼き場」と呼んでいたよ。
715 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/09(金) 15:23:09 ID:uZ8CtDsA
>>705 いつ制度が変わったか正確には知らんが、昔は住所でも会社名でも呼び出しはOKだった。
「天国と地獄」が撮影された時代もOKだったはず。その後新幹線が開通したが、新幹線
でも当初はどちらでもOKだった。しかし企業名PRが目立つ様になり、住所地などに変更
されたと思う。だから会社名呼び出しOKが禁止になっただけで、規則変更が前後するこ
とはなかったと思うけどね。
>>714 あなたの地方のローカル語です。
普通は絶対そんな言いかたはしないので、東京に来た時は恥を
かくのでつかわないようにw
>>716 黒澤が「赤ひげ」の脚本執筆中の井出雅人に
保本の台詞「だのに」は「あなたの地方のローカル語です」という様なことを
いったらしい。(小国も同意見)
?と思った井出は辞書で方言ではないと確認したものの
直接反論したりはしなかった
ずっと後になって
黒澤は「あれは、”だのに”でもよかったんだ」と
つぶやいたという。
井出本人はすっかり忘れていたため、何の事かしばらく
わからなかったそうだ。
井出は「多分、あの後黒澤も自分と同じように辞書で調べて
間違いに気づいたのだろう。でも、それを言い出せず、ずっと気にしていたのか」
焼き場は通常
>>711だが、違う場合も普通にあるよ。
やき‐ば【焼き場・焼場】
1 物を焼く場所。2 火葬を行う場所。火葬場。
719 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/10(土) 09:53:58 ID:W94bz0G4
>>716 オレは
>>714(
>>715も) だか、
「普通は絶対そんな言い方はしないので・・」
2chの世界で絶対なんて書くなよ。自分の意見の押し付けはルール違反だぞ。
オレは「うちの地方でって・・・」 書いてるだろうが。このスレを見ている人なら
"病院の焼き場"で意味が通じると思ったから書いたんだが、オレの言葉が足りなかっ
た様だ。"病院のゴミ焼却場"に訂正させて頂きます。
>>718 を良く見ろよ。言い方なんてそれぞれだよ。書くなら
>>717 の様に書く
のが礼儀だと思うがな。
東京で恥じをかく? おどれ喧嘩売っとんのか!! こら!! われ!!
これもローカル語です。
721 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/10(土) 12:48:14 ID:X6TSzopk
捜査報告会議の妙に和やかな雰囲気が好き。
722 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/10(土) 14:07:28 ID:W94bz0G4
>>721 ↑オレも好き。
皆それぞれの持ち場で頑張る。そして協力し合う。チームワーク重視の日本的な捜査
会議が良いし、雰囲気が和やかなところもあって良い。
>>720 もういいからスレタイに関係ないことを書くなよ、しつこいぞ!!
>>719は訂正してるだろうが。ほんまになめとんかこら!!
竹内は第2こだまに通話するのに、10円玉を何枚消費したんだろう。
そのころは国電2等初乗りが10円だったと聞いたが。
724 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/10(土) 17:49:29 ID:W94bz0G4
>>723 現在だと列車から10円で6.5秒通話可能。一般電話なら東京から神奈川県で20秒くらいか?
その差約3倍。当時の差が5倍だと仮定しても、一般電話で当時3分7円くらいだから、権藤氏
へ用件を伝えるだけの電話なら1~2分もあれば十分だったろう。
電話料金がカウントされるのは権藤氏が電話に出てからだと思うから、電話代としては20円
とかせいぜい30円なんじゃないのかな?
だれか詳しい人フォローして!!
そんなもん
726 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 22:20:43 ID:gMJd3nS0
>>719 このスレの皆、焼き場でシーンは分かる。
が、「焼き場」というと通常、火葬場のことだ。
「ゴミ焼き場」といえば皆問題なし。
727 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 01:32:00 ID:VWCZ4ITy
差別は止めて下さい。
文章だけで何かを伝えるのは難しい場合
特定領域の使われ方ではなくて、共通の使われ方のほうに
バランスを置いたほうがいいよ。
731 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 13:46:42 ID:F9yLgUYu
>>709 だが、
そもそもオレが焼き場と書いたことが悪かったよ。だから
>>719で訂正したんだがもう勘弁
してくれよ。ただオレは絶対しないとか東京で恥をかくとか言われると違和感を覚える。
それこそローカルだろ。東京こそ地方出身者が多く色々な表現を理解出来ると思うがな。
>>730の様に言われるとごもっともだと思うよ。以後注意しますとなるけどさ。
いずれにせよ映画の話題に戻しましょう。すんませんでした。
732 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 14:23:42 ID:86HPabSA
竹内君は天国に棲む権藤氏を困らせてやりたくて犯罪を犯したのに
何故、腰越の管理人達を殺す必要があったのだろう?
あの二人は麻薬さえ与え続ければ(今より簡単に手に入りそうだし)、
自白する事はなかっただろう(第一、自分達も共犯だし)。
勿論、麻薬調達には金は必要だが、それも犯行趣旨から考えると
身代金を調達費用にする事は出来た筈。
あの二人さえ殺さなければ捕まっても死刑はないだろうから、何年か経てば
社会復帰できる。
733 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 14:46:42 ID:F9yLgUYu
共犯と言えどその存在が邪魔だったからだろう。将来医者になる竹内と、将来の保証のない
共犯者・・・一生強請られることも考えられるし、共犯者が道連れになる気なら竹内をいつ
でも警察に売れる。地位などなく麻薬常習の共犯者に薬が切れる以外に怖いものはないだろ
うからね。殺さなければ一生麻薬代を強請られたかもしれない。
実際竹内は事故死にみせかけて共犯者を殺すことに成功している。
ただその後確たる証拠が欲しい警察のおとりにひっかかってしまった・・・
けどあんな警察のやり方法的にはどうなんだ? 今だと裁判を維持するのも難しくはないか?
あれは映画だけの話なのかな。それとも当時はOKなのか?
734 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 15:38:40 ID:gE05BuHg
>>730 だから、ここでは
「天国と地獄」の話をしてるんだから
焼き場で通じるでしょ?
>>709が勘弁て言ってるんだからもうやめてやれよ
焼き場どうこうは映画本編と関係ない。もはやスレ違い
736 :
726:2007/02/12(月) 23:05:22 ID:kkYEStrO
「ゴミ焼き場」と「焼き場」でググってくれよ。
一発で分かるぞ。
勘弁してくれ。アラシと同じだ。
ブリキは燃えねえってんだよ!
739 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/15(木) 01:44:49 ID:W6ZMuQd1
セットだからな
741 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/15(木) 14:41:39 ID:WcWp4owA
前から思っているのだが、山崎努を極刑にするために
泳がせた揚げ句、ヤクチュウとはいえ無関係の人間を
死なせてしまった警察、特に仲代達矢は責任を問われな
いのだろうか?
あのね、それは散々既出。
なにをいまさら。
>>742 ごめんね。
で、今更で恐縮なんだけど、どういう結論になったのここでは
744 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/15(木) 15:17:58 ID:kSquXdL0
仲代は元々、極刑を望んでいたわけだから、一人被害者が増えた事は
ウェルカム。責任問題はと云うと"すいません、そこまで読めませんでした"
勿論上司は"ゴミが一人排除できたし、まあ良いか"ってマスコミには口外せず。
戸倉警部、竹内の最高裁判決確定後に権藤と共に面会に出かけた時には、既にいくつか他の部署へ移動していた鴨な。
>>741 二人も殺した殺人犯を死刑に追い込むのは当然だろ
>>746 それは悪くはない。
しかし、それによって無関係の人間を死なせたのは
大失態だって言ってるの。
結論は
これは映画。
>>747 どの辺が失態だったのか教えてもらおうか
具体的にどうすればよかったのか書いてみな。
750 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/15(木) 20:40:44 ID:J9jfctYQ
まぁ戸倉警部の責任問題にはならないにしても失態は失態だな。薬中とは言え事件に無
関係な人間を死なせてしまった。しかしまさか竹内が人体実験するとは思ってなかった
んだろう。現に尾行中も薬を入手した竹内がドヤ街に入っていった理由が最初わからな
いでいた。気付くのが遅かったがな。子供は無事に帰っているし、身代金の大半も取り
返しているからよしとしよう。
751 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/16(金) 00:07:01 ID:Izanejng
何事も全部上手く行くものではないってことで、いいっすね。
752 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/16(金) 06:27:44 ID:/qfFYTbE
週刊文春の書評日記レギュラーの山崎努、今回初めて「キングの身代金」を読んでみた。
アプローチは違うが、映画も原作もどちらも古くなっていない、と。
>>750 >まさか竹内が人体実験するとは思ってなかった
じゃあ、失態じゃないだろう。
不可抗力というのだ。
754 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/16(金) 09:05:14 ID:ImLneB03
「まさか、ちょっと飲酒したくらいで人を轢くとは思ってなかったんです」
「じゃあ、失態じゃなく不可抗力だな。無罪!」
755 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/16(金) 09:27:59 ID:PpgxBDrM
>>750 敏腕警部なのに"まさか竹内が人体実験するとは思ってなかった"という事が失態。
"不可抗力だから失態ではない"とは云い切れない。
>>754 例えがアホ杉
>>755 敏腕だから失態って、個人の能力で判断される話ではない
失態というのは、刑事が尾行中に犯人に逃げられたといったときに使う言葉だ。
捜査ミスだとか、あるいは物語上のミスだとか考えるよりは、
竹内に対する憎悪が暴走したものだと考える方が面白いと思うんだけどね。
ヤク中の末路なんて闇から闇へだろうし、「こいつらならまあ死んでもいいか」
みたいな消極的な悪意があったんだと思うよ。
警察はあくまで竹内の敵として出てくるだけで、別に正義の味方として描かれてる
わけじゃないだろう。そこに失態だとか言い出すのがそもそもズレてんじゃないか?
>消極的な悪意
その解釈はいくらなんでも無理やりすぎ
暗黒街に入っていったとき、警察はあいつ何をする気だとずっといぶかしがってたじゃん
竹内の意図を予想していたとは思えない
759 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/17(土) 11:25:03 ID:2GeKCrle
確たる証拠が欲しいことで、竹内を泳がせてもう一度共犯者を殺させようとしたことは確
かだ。しかも使われてもいない身代金の一部が使われたと新聞記事の捏造までしている。
ここまでは映画の世界でもまぁ良いが、余計な殺人が行われたことに違和感は感じるな。
人体実験のシーンは無くても良かったか? 結果的に警察のやり過ぎと竹内の更なる残虐性
を感じてしまうよな・・・そしてあのクライマックス・・・
天国と地獄と言うタイトルからすると、やはりこの方が良いのかな? どうなんだろう・・
戸倉は確かに権藤に肩入れしすぎだ。逮捕寸前に記事を捏造までさせて
竹内を泳がせる奇策を上層部がよく許したもんだと思う。万が一感づかれて
逃げられてたらそれこそ戸倉の大失態になってた。
>竹内を泳がせてもう一度共犯者を殺させようとしたことは確
かだ
すでに死んでる人間はどうやっても殺せませんw
762 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/17(土) 15:30:39 ID:2GeKCrle
>>761 おまえあほやろ。共犯者を竹内に殺しに行かせる行為のことを言ってるんだよ。
竹内は生きてると思って殺しに行くんだよ。このスレ見てる連中は知ってることだろ?
この程度理解出来んのか?
おまえだよ。
死んでる人間はどうやっても殺せないから
戸倉の作戦はこの点では非難される筋合いはない。
普通に考えれば、誰も危険にさらされる事はないはずだから。
お前はこの策略自体をけしからんと非難してるんだろう?
764 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/18(日) 00:00:54 ID:N8GD+k7z
>>763 つかれるわ・・・
誰が死人を殺させることを非難してるんだよ。無関係の人間が殺されたことに違和感を
感じると言ってるんだ。ひっかけ作戦そのものはオレは「まぁ良い」と書いてるだろが。
余計な殺人が行われたことによる戸倉警部の失態はあるが、人質を無事に取り返したこ
とでよしとしようとカキコしたのもオレだよ。
「人体実験のシーンは無くても良かったか?」と問いかけてるんだよ。オレは違和感を
感じるが皆はどうだと聞いているのだがな。誰もけしからんとは言ってない。
わからんのか? だとしたらオレがあほなんだろう。すまんこってすわ。
>>764 失態とは言えないだろう。
あの状況では竹内が人体実験をすることなんて誰も予想してないんだから。
俺は戸倉警部の「しまった!奴は女をモルモットにする気だ!」って台詞さえ余計だった気がするがね。
いくらなんでも推理が当たり過ぎだよ。
766 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/18(日) 11:32:27 ID:hIe+1b8/
現代でこれと同じ事件が起こったらどうだろうな。マスコミが協力するとは思えないが、
もし協力したとして、結果的に犯人逮捕に繋がってもひっかけ捜査や余計な殺人は警察
も非難されるだろうな。記者会見で捜査責任者が「やむを得ない」とか言って、マスコ
ミが「最後の殺人は想定出来なかったのか?」とか「捜査に行き過ぎはないのか」とか
言われそうだな。当時ならわからんが・・・
767 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/19(月) 08:45:36 ID:IeuskN5J
>>竹内が管理人殺しの犯人だということは明白。
もう一度、犯行に向かわせるよう仕向けなくても取調べでゲロさせられなかったのかなあ?
所詮、竹内は一寸頭が働く程度で根っからの犯罪者でもないし、強烈に脅せばすぐゲロしたと思う。
>竹内は一寸頭が働く程度で根っからの犯罪者でもないし
むしろ単純な根っからの犯罪者の方が簡単にゲロするよ。
オウムの神様先生とか呼ばれてた人の例見てみればわかるけど
頭の良いプライドの高い人に強圧的な脅しとかは
かえって逆効果だよ。
竹内はあの時点では誘拐犯としても逮捕できるかどうか疑問だよ。
物的証拠は何もないし、
子どもの証言なんて裁判では証拠にならない。
770 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/20(火) 08:37:54 ID:WdIP2032
>>頭の良いプライドの高い人に強圧的な脅しとかは かえって逆効果だよ。
は暴力を伴わない脅しの場合。
>>竹内はあの時点では誘拐犯としても逮捕できるかどうか疑問だよ。
は麻薬取引の現行犯で別件逮捕して吐かせる。
と思う。
771 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/20(火) 08:59:39 ID:PEm2Hukv
773 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/23(金) 05:58:27 ID:oHJMQPGr
冒頭ナショナルシューズの重役紹介の説明セリフで激しく萎えた
とにかく臭い
こういうのに違和感感じない人しか黒澤映画って楽しめないよなw
昔はあれでよかったんだよ。
時代劇として見れない人はこの映画は無理。
775 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/23(金) 15:54:31 ID:Q9vCHaBw
「・・・ぜ。」とかいうセリフが多いよね。
いい年したオヤジたちが使ってて、やっぱり違和感は感じるけど
昔はみんなあんなしゃべりかただったのかね。
それとも黒澤映画の特徴なんだろうか?
776 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/23(金) 15:59:35 ID:15/Am6bb
俺は酒呑んだ方が頭よくなるんだぜ(用心棒)
というのもあったね。あとなんだっけ?
777 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/23(金) 17:05:00 ID:7AChL1+w
どのへんなんだぜ
>>775 「・・・ね」というセリフがこのスレでは多いぜ。
いい歳をした子どもが使ってて、違和感、感じるぜ。
ところで、「違和感を感じる」と「違和感をおぼえる」ってどっちが文章として正しいの?
780 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/23(金) 20:14:29 ID:oJfs3WpF
冒頭の説明セリフというのには、悪い印象は持たなかったな。
最初の場面(のセリフだけ)で一挙に、スピーディに状況説明してしまうというのは大変な技術だよ。
そして、これは、黒澤のお得意のテクニックでもある。
「白痴」「わが青春に悔いなし」の冒頭の字幕、「生きる」の冒頭のナレーションが代表的。
「七人の侍」もファースト・シーンの野武士と百姓たちのセリフで一挙に状況説明をしてしまっているし、
「隠し砦の三悪人」でも冒頭の凸凹コンビのセリフの応酬の中である程度の状況説明を済ませてしまっている。
「影武者」のファースト・シーンもそう。
>>774「昔はあれで良かった」ということはない。いまでもあれで良いんだよ。
ドラマの進行に折り混ぜる形で人物描写をしていったら、それだけで時間をとられてしまう。
そういう脚本だったら、それはそれで
>>773は「テンポがのろい」と文句を言うんだろう。
(「スターウォーズ」の冒頭の字幕は、黒澤の影響かも)
「赤ひげ」も「椿三十郎」もそうだろう。
ってか、ほとんどの映画はそうでもしなきゃスタートラインには立てない。
773はそんなことをいってるんじゃないだろ。
小津は粋、黒澤は野暮
だけど、黒澤には誰にも負けない「思い」が有った
「思い」だけでいろんな壁を越えていった
>>780 「トラ・トラ・トラ!」の冒頭の会話もそうだぜ
黒澤が書いた脚本だってのがあの会話で歴然としてるぜ
784 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/16(金) 08:41:57 ID:I3jnZ1Lf
『椿三十郎』もリメイクしたんだから『天国と地獄』もリメイクして欲しいな。
列車のシーンは無理だろうけど・・・・・・
リメイクは無理。
誘拐されて破産した富豪のために、犯人の罪を重くするために泳がせて、
結果よけいな殺人をさせるなんていうのは今は無理。
設定を変えるとぐだぐだになるし。
あんまり放送されないのも、倫理の問題だろうね。
>>785 CSで年に1ヶ月は定期的に放送されてるよ。
こういうバカ相手じゃリメイクは無駄だろ。
黒澤が一気に冒頭で設定を説明するのは、能やシェイクスピアなど、舞台劇の影響だと思う
能だと、まず最初に登場人物が「これは○○にて候。さても~」と、ナレーション代わりに
観客に向かって自己紹介と設定の説明をする。シェイクスピアも(観客に話しかけはしないが)
大体最初の1、2シーンの登場人物の会話で、設定が理解できるようになっている
昔ながらの舞台劇はみんなそんな感じだけど、それらを好み脚本を研究していた黒澤は
映画でもそういう古典的な出だしを採用するのだろう
お客のことすごく意識してんだよね、あのひとは。
お客が混乱しないか、話にちゃんとついていけるか、いつも気にしてる。
「これはお客にわかるかな」っての、撮影中にもよく言ってたそうだし。
単純に傑作だよこれは
前半の密室劇と特急内撮影、ラストの重厚感が実に素晴らしいな
とにかく三船がいいんだ
790 :
780:2007/03/24(土) 23:00:34 ID:/7aLmWg8
>>787 そうだ、その通りだ。
シェイクスピアで言うと「ハムレット」。
あれの冒頭の番兵のセリフで状況説明をしてしまうところなんかは特に、黒澤のタッチにそっくりだ。
791 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/29(木) 22:15:54 ID:EGqr5J+I
この映画、黒澤作品の中でも大好きなんだが、一つだけ違和感を感じるところがある。
現金の受け渡しが終わった翌日の、竹内(山崎)が新聞を眺めながらほくそ笑む場面。
ラジオのニュースでのアナウンサー
「権藤さんへの賞賛の声は日増しに高まり…(中略)…私はこれを聞いている犯人に言いたい。今度は権藤さんがキミを笑う番だ!」
アナウンサーがニュースでこんな事言うか?普通…。
>>791 あれ、アナウンサーじゃくて、みのもんただよ。
あの頃はキャスターとか報道アナとかの職能が未分化だったので
アナウンサーが犯人を煽るようなコメントをしても
別に不自然じゃなかったんだよ
な、わきゃ、ないか
確かに不自然だけどいかにも全盛期の黒澤らしいアツさがあるね
794 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/30(金) 01:06:05 ID:TeNAMqYH
若い頃の 天童よしみ が出演しているらしい。 今より かなりほっそり していたとのことだが どのシーンのどの役なんだ?
そのネタ、もう飽きた。というか、最初から面白くも何ともないし。
バカは消えてくれ。
>>792 あ~、このあいだテレビでやってたな~w
>>791 あのアナウンサーの声はずっと鈴木 史朗だと思っていた。
ソックリなんだよ。
でも、オープニングのロールに名前が出てないから違うみたいだけど。
798 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/30(金) 18:06:30 ID:9J+dSJxj
幕政成立の初段階において北条時政の功績が大きかったことには異論がない。
え?
800 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/01(日) 00:36:54 ID:MlDiCR0t
今現在の夜の山下公園やイセサキ町はあんなに賑ってなんかない!
801 :
www.sakutv.com:2007/04/01(日) 00:58:17 ID:0vZI6Lnn
802 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/01(日) 01:38:13 ID:Z3vsvhgm
>>794 根岸屋のシーンに出てる。
踊りながら山崎努扮する犯人に金と引き換えにヤクを渡す役。
803 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/01(日) 01:52:15 ID:MlDiCR0t
踊りながら薬と現金を引き換えるとき 船員に扮した刑事達が 踊りながら近寄ってくるのは あまりにもわざとらしかったな!
分かりやすくていい
805 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/01(日) 06:53:31 ID:j3OUKSEh
根岸屋のシーンで当時来日中のハウリン・ウルフが出ていると聞きましたが
別にこの映画が悪いとは言わないけど
どん底のほうが洗練されててずっとよく出来てるとか思わない
↑
×思わない
○思わない
↑
×思わない
○思わない?
809 :
タブレット:2007/04/01(日) 21:28:35 ID:ndjKzk+6
この時代簡単にヘロ手に入って良いよな
810 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/02(月) 00:31:42 ID:blOyF8rn
根岸屋で天童よしみ にダンスの相手をして貰おうとして 断られる役だろう!
812 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/05(木) 00:50:37 ID:0m5a34OM
根岸屋のメニュー
タンメン
寄せ鍋
親子丼
813 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/05(木) 01:02:53 ID:xaI2U7OA
薩摩さんは時代劇俳優になりたかったけど訛りがどうしても抜けなくて駄目だった。
それで体力勝負の仕事に。庭師とは「ラストエンペラー」「チャンス」「バカボンパパ」か。
AVの清水大敬は「影武者」に出たとき落馬して負傷し時代劇俳優に挫折。
ゴジラ初代中島春男は東宝が経営するポウリング場の店員をしていたとか。
なにかしら失敗や問題を抱えていてスターにはなれなかったのでしょう。
俺は普通のラーメンだけ食ったことあった。
なんか知らないが、髪の長い兄さんがギター鳴らしながらフォークソングを歌ってた。
かなり末期の頃。
815 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/05(木) 22:16:59 ID:UxcDe9Pz
>>813 東宝バイプレーヤースレの書き込みが何でここに?
お隣さんだったもんで間違えちゃったんだね。
816 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/06(金) 00:49:45 ID:HIkCAqij
犯人からの電話の背後に電車の気になる音がすると 横浜駅か車掌区かに録音テープを持ち込んで車掌達に聞かせるシーンだが あんな大人数が詰め所に休憩しているのだから国鉄は大赤字なんだな!
これは映画ですから
818 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/06(金) 01:54:45 ID:+S0YP2m0
>>811 共同通信社あがりで極左の田英夫なら富豪の権藤さんが苦しむのを見て
犯人に喝采を送るはずだ、とマジレス。
共同通信がなんで関係あるのやら。田英夫は社会党時代も右派だった穏健派だよ。
ともかく、そういう話にむりやり結び付けようとする書き込みは止めてくれ。
>>818 ちゃんと調べてからカキコしようね、とマジレス。
821 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/07(土) 13:21:36 ID:Dvs5sgcn
>820 何だよっ
822 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/07(土) 13:37:16 ID:ZbB8r526
黒澤映画のセリフは、聴き取りにくい訳だが、
こういうナレーションの部分は聴き易いね。
野良犬、生きる、にしてもそうだ。
してみると、セリフの聴き難さはワザとなのかと思えてくる。
たまーに、役者のセリフを聞いてる俺よりも、字幕で見てる外人のほうが
ちゃんと筋を理解できてるんじゃないかと思うときがあるw
>こういうナレーションの部分は聴き易いね。
そりゃ、オンマイクで録音してるんだから。
黒澤は自分の視界にマイクが入ってくるのを
嫌がるから録音部の人はすごく苦労してるよ。
それから、何故かワイヤレスマイクも嫌い。
「夢」で笠の台詞をワイヤレスで録音してるんだが
それも黒澤には秘密。
無声映画でもとってやがれって言ってやれ
826 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/07(土) 22:02:10 ID:fppp8vG8
夜に捜査本部で行われている捜査会議で、新聞記者が刑事に扮して会議に潜入
最後部の席に陣取り捜査状況を記録していた、たまたま隣に陣取っていた
本物の捜査員が、メモを取る鉛筆の芯がなくなり、隣のニセ刑事〔新聞記者〕に
鉛筆を借りようとした、ニセ刑事がしぶしぶ自分の鉛筆を差し出したが
借りた刑事がしげしげと その鉛筆をみると「○○新報」と名入りだった
ため ブンヤが潜入していると 大騒ぎになったシーンはリアルだったな
>>826 それは、・・・「帝銀事件・死刑囚」じゃなかったっけ。
828 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/07(土) 22:42:53 ID:w1eEefah
>>782 スレ違いだけど、小津って粋か?
誰が見ても「小津が撮ったな」とわかる撮り方をするのは粋とは言わんと思うんだが
829 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/07(土) 23:56:03 ID:Dvs5sgcn
クライマックスの捜査会議で 捜査主任が犯人の逮捕状を請求したことを告げ
犯人の悲惨で哀しい生い立ちを説明し その悲惨さに自ら涙し 他の捜査員もつられて涙したときは 見ていた私も貰い泣きしたのを思い出した。
その後 犯人逮捕に向かった。
832 :
827:2007/04/08(日) 00:57:54 ID:JDpVSqDg
>>829 それは、・・・「砂の器」じゃなかったっけ。
(そろそろ止めなさい)
一切音楽使わない前半1時間がいい
やっぱり力がある作品
あの、運転手と子供が勝手に腰越に捜索に行って、刑事たちに見つかった後に
「こどもはどこだ?」の時のすんごい不気味なBGM(…というか効果音)は
何度聴いても背筋がゾゾゾ~ッとするよね。
835 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/08(日) 22:39:52 ID:/KHvu1ds
都倉警部の無線指示で、ボースンと木村功が車で京浜有料道路から腰越へ急遽
向かうことになった時、料金所のブースがまだ数十メートル先なのに ボースン
は窓に向かって 警察手帳を示していたのは 合成撮影だからなのか?
料金所の係員もわざとらしく敬礼していた。
アメリカ映画のサブウェイパニックでは 元地下鉄運転士の高速料金所の係員に事情聴取する時なんざ
「ごまかされないよ、ただじゃ通さないよ!」と悪態を付くくらいなのに!
836 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/09(月) 00:42:36 ID:Z+NPwe4Z
ヤクをくれ くれなければ 何もかもバラすぞっ もうオマエの言うことはきかない
837 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/10(火) 00:33:19 ID:bt5+ieaB
捜査方針を決めるまとめの捜査会議で、志村喬刑事部長が「それでは、今後の捜査方針だがっ、一課長!」藤田捜査一課長「都倉警部っ」 仲代警部「はい、それでは~~」
と一課長は都倉に振っていたが、映画なんだから部長から直接 都倉に振ってもよかったんじゃないか?
映画なんだからどうでもいいんじゃないか
そこが黒澤のリアリティなんじゃないの
「生きる」の冒頭のお役所たらい回しシーンを提案したのは黒澤自身だそうだけど
それと同じで、上のものが下のものに直接声をかけない、警察の封建的体質を表現してるんじゃ
警察や会社の組織運営の上ではそれで正しいんだけどね。部長が現場の人間に直接命令しちゃうと、
現場監督者としての課長の権限が侵されて、組織の統制を乱すことにつながるから
840 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/10(火) 09:40:41 ID:0i9YxHBr
>839
成程。
あそこは、役者に仕事を与える場面だと思っていたが。
841 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/11(水) 00:01:49 ID:YoR/yC8c
神奈川県警の人員は万単位だろう?
伊勢崎町の街路で犯人を尾行して 覆面パトカーから指示していた都倉達を 白バイが来て「もしもし、ここは駐車禁止ですよ」と
注意しようとしたが 都倉が顔を車から出した瞬間に 白バイ員は小さく敬礼して立ち去ったが 捜査一課警部はそんなに顔が売れているのか?
というより 覆面パトカーのナンバー(ひらがな一文字)を見りゃ 警察車両だとすぐ解るだろうに
警察手帳見せてない?
「天国と地獄」見てないのか。
っていうか
>>841を読んでないでレスしてんのか?
だから質問に答えてよ
>>841 警察手帳見せてるね。
「もしもし、ここは…」の警官が白バイだってのがミソで、
違法駐車だらけの繁華街じゃあ、歩きやチャリンコの巡査ならともかく、
白バイ警官はいちいちナンバープレート確認してるヒマなんかないだろう。
>>841 ×伊勢崎町
○伊勢佐木町
この時点で主張に説得力がなくなるw
847 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/11(水) 23:49:56 ID:YoR/yC8c
2ちゃんねる で説得力と言われてもねぇW
848 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/12(木) 00:20:00 ID:ON/wDWNX
アングル「私は真実よりも真実らしいほうが好きだ」
849 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/12(木) 00:27:23 ID:6QwQWiVB
高度成長期にさしかかった時期とは言え、
白のカッターシャツとダーク系ズボンと官帽を被った いかにも「船員」 がそのままダンスホールへ繰り出すのか?
あのころはいたよ
>>849 昭和38年は、高度成長の終わりの頃だよ。
20年くらい前までは、大桟橋埠頭のところにあった海員生協の立ち食いソバ屋でソバを喰ってると、
「あんた、船員さん?」と声を掛けられたりしたな。
あの頃まではまだ、そういう雰囲気があった。
最近、この映画の粗探しみたいな書き込みばかりなのは何で?
ネタ枯れ
853 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/12(木) 08:35:33 ID:XG81gQ3Q
宇奈山宏さんは、なんで自殺なさったのですか?
そんなこと当人にしか分からん。
>>851 高度成長も解釈によるだろうが、辞書では
50年代半ばから70年代初め、特に73年の石油ショックまで、
としてるものが多いね。
>>849 昔、横浜の近くの港町で殺人事件が起きた。
凶悪事件なんて起こったことがない町だったので、所轄の警察は張り切った。
マドロスパイプに横縞のシャツとか、ポパイとか日活アクション映画か
という格好で街で捜査した。
床屋で頭を刈っていたら、理髪師のねーちゃんが、あの人も刑事さん、
この人も刑事さんと指摘する。
どうして変装が分かるのと聞いたら、船員は外仕事が多いから、腕は
日に焼けている。あの人たちは内勤だから腕が真っ白。
それで分かると推理してみせた。
そんな話を思い出したね。
あの店はモデルが伊勢佐木町にあって根岸屋というんだけど、
怪しい人たちもたくさん出入りしていたよ。
なんたって釜足が最高!
あれが出来る役者はそうはいない。
ブリキぁ燃えねえってんだよ!
今、ラジオで午前0:00~
ミッドナイトミュージックなんてやってないよっ
竹内銀次が刑事達に取り押さえられて ヘロインを口にするシーンは 最初から諦めている感じだったな。口に入れこもうとしたら 出来たんだろうな
>>846 赤箱DVDに「伊勢崎」町って焼きこんじゃってるからなぁ・・・ 青江美奈のため息が聞こえそうw
倉本聰が書いた「冬の華」の脚本(キネ旬に掲載された)でも、イセザキ町は数十箇所すべて「伊勢崎町」と表記されてしまっている。
863 :
頻尿:2007/04/14(土) 00:45:35 ID:HUlOqvWV
そうそう
864 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/15(日) 00:22:08 ID:TOQa1fGL
こだま号に権藤あての電話がかかって来たとき 都倉はボースンに様子を見させるため ビュッフエでコーヒーでも飲んでこいと言ったが 結局 都倉自身も ビュッフエへ赴き コーヒーを注文して 飲まずに 代金も支払わず にビュッフエを後にしたが
代金は先払い。
都倉が出て行った後、ボースンが2人分払ったじゃねーかよ
本日10時40分より横浜のららぽーとで一回切りの上映。
まだ間に合う近くの人は集まれ。
868 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/15(日) 10:17:43 ID:ntC+GMPG
>864
あの場面のボーイは素人さんだろうね。
>>868 「椿」の若侍で見たような・・・松井鍵三だったか?
870 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/15(日) 19:40:04 ID:JymvldZP
列車の次の停車駅は熱海なわけで、権藤や刑事はそこから酒匂川まで戻ったのだろうか?
小田原に緊急に停めた、と見るのが妥当だろうね。
そうだとしても車はどう都合をつけたのか?
すぐ所轄に連絡して、子供の保護をしなかったのか?
871 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/16(月) 00:11:59 ID:+YHuh8j0
よく見なよ あれは権藤氏所有の乗用車だよ 運転手の青木さんが一緒だったろ
872 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/16(月) 01:14:38 ID:+YHuh8j0
>868 コーヒーを差し出していたのは ボーイじゃなくコックだよ!
>>870 犯人がいるのに事情も知らない所轄の警官なんか派遣したら何が起こるか分からん。
警視庁の事件を神奈川県警が担当することもないし。
874 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/16(月) 12:47:08 ID:+YHuh8j0
>873 ショカツをないがしろにしたら青島俊作や田中美佐子が怒るよ!
細かい部分に突っ込み入れるのはいいが
映画をよく見てない奴多すぎ。
警察手帳見せてるのすら気づかない奴が
何ごたごた言ってんだか。
ゆとり教育の成果ですか?
なにかというとゆとり教育ってことば使いたがるやつっているよな。
そういうやつって自分が他人からあったまわるそ~って思われてるって気づかないのかな。
↑…と、ゆとり教育の被害者がつぶやいております。
ってか、
>>875がどのレスに対して言ってるのかわからん。
他人を煽りたい、見下したいならアンカーの打ち方くらい覚えてね。
880 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/16(月) 22:37:10 ID:+YHuh8j0
ゆとり教育のおかげで 真夜中に必死にDVDをRepeatして 何度も 警察手帳を示していたことを確認してから「しっかり映画を見てから書き込めよ」と宣う
私らスクリーンでしか観ない者にとっては理解できない
>私らスクリーンでしか観ない者にとっては理解できない
悪いな、DVDでなんか見たことないぞ。
スクリーンオンリーの人間ですわ。
初見時から警察手帳見せてるのわかりますた。
めくらかてめー
882 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/16(月) 23:06:11 ID:+YHuh8j0
>881 凄いお方だっ
最後の言葉で あなたは既に終わっている。
883 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/17(火) 00:56:06 ID:9rREO/a1
強烈な差別用語を平気で用いる人ですね。
>>883 「七人の侍」「椿三十郎」見たことないですか?
まぁ、平に平に
まぁまぁ田口君。
887 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/20(金) 22:03:41 ID:s+/PLh0p
作品の表現の為に用いるのと自ずと異なる。
全く酷いスレッドになったものだ。
888 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/20(金) 22:14:39 ID:5ZUHFACz
889 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/21(土) 13:33:47 ID:9SK3SivE
上野はウイルスですか?
890 :
腰越の住人:2007/04/22(日) 02:42:45 ID:DD4vCBKz
いかすデザイン、手ごろなお値段 !
891 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/30(月) 10:40:21 ID:1oFv6CVC
酒勾川畔の「お百姓さんの証言によりますと あの車は白ナンバーだったと言っていました。 犯行に自家用車を使う奴っあ、いませんが」
なんなんだ この台詞?
白ナンバー=自家用車じゃないのか?
緑ナンバー=運輸商業車だろう?
>>891 その「自家用車」は「自分が所有しているクルマ」と言う意味合いだと思われる。
つまりは「盗難車だろう」ってこと。
これって、作品中で台詞として説明されてなかったかなあ…。
つ盗難車
894 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/30(月) 12:33:28 ID:lwL579it
デカが、「お百姓さん」というだろうか?
現代なら「農家の方の証言によりますと」とか言うだろうけど、
当時のデカならお百姓さんでいいんじゃないか
百姓は七人の侍の時代からその呼び方しかないが。
897 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/30(月) 14:56:47 ID:ySnxcIF7
ひょうきん族 ガチョーンの牛飼い吉田君のお父さんが
俺は黒澤映画に出た と死ぬまで自慢してたらしいが、
それが「お百姓さん」なのかね?
しかし二人の死を隠しただけで
はたして主犯は
二人が生きてると思いますかね
↓
(札出たよ記事でも)思いません
>>899 しかし二人の死を隠しただけで
お前何見てたの?
ヤクをくれ、ヤクをくれ
901 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/09(水) 00:07:24 ID:qUvV2odb
横浜・黄金町 買売春ゼロなお遠く
最盛期は250軒近い「特殊飲食店」が並び、半ば公然と買売春がおこなわれていた横浜
市中区の黄金町地区で、伊勢佐木署は7日、スナック経営者の松尾智恵子容疑者(65)=
横浜市磯子区=を風俗営業適正化法違反(禁止地域営業)の疑いで逮捕した。調べに対し、
「昔から来ていた客に頼まれて断れなかった」と容疑を認めているという。県警は2年前から
違法営業の取り締まりを強めているが、いまだに買売春をしている店があるとみている。
(三輪さち子)
調べでは、松尾容疑者は4月7日から14日の間に、男性客2人に対して、店内で性的な
サービスをした疑い。
家宅捜索のため、署の捜査員約15人が7日午後、店に入った。捜査員が「昔みたいなこ
とやっちゃだめだって知ってるだろう」と話しかけると、松尾容疑者は「なんでうちだけ」と語った。
店は、以前は特殊飲食店として営業していた。店内には、3席のカウンターテーブルと、
店の奥に2階に続く階段がある。
■「借金返すため」
署によると、松尾容疑者は土地を約10年前に購入し、店を建てた。違法な営業を続けた
理由について「店を売っても当時のような値段では売れない。借金を返すため、警察の取り
締まりが弱まるのを待って細々と営業を続けていた」などと話しているという。
署によると、土地や店の値段は最盛期に比べ、10分の1ほどに下がっているとも言われ
ている。
■県警、監視継続
周辺の京浜急行の日ノ出町駅と黄金町駅の間の高架橋わきに並んでいた特殊飲食店は、
ほとんどが空き店舗になった。わずかに居酒屋やスナックとして営業する店が残ったが、県
警は高架橋下に警察官が常駐する「現地指揮本部」を設け、パトロールを続けている。
県警の担当者は「買春や性的サービスを受けるために黄金町を訪れる客はまだいる。買
売春が完全になくなるには、まだまだ時間がかかるだろう」と話す。
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000000705080003
あの町の店々のうち10数軒くらい?だったかな、ほんの数年前にけっこうな金を掛けて建て替えしてるんだよね。
ボロ屋だったのが、小奇麗なプレハブ仕立てになっていた。
建て替え経費の返済もまだ終わってないだろううちにあんなことになって、正直言ってちょっと可哀そうだとは思っていた。
それでもまだ町の雰囲気は残っているから、「見学」したい人はお早目に。
|┃三,.、 ,r 、
|┃ ,! ヽ ,:' ゙;
|┃. ! ゙, | }
|┃≡゙; i_i ,/
|┃. ,r' `ヽ、 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|┃.i" ゙; < 竹内、これで貴様は死刑だ!
|┃:!. ・ ・ ,! \____________
| (ゝゝ. x _,::''
______|┃= ,::`''''''''''''''"ヽ.
|┃ | r';
|┃ ゙';:r--;--:、‐'
|┃≡ ゙---'゙'--゙' ガラッ
特急こだまの実質的な活躍期間ってほんの数年なんですよね。
新幹線って昭和39年の開業からもう40年以上も。
偶然と言うか映画産業の戦後の短い繁栄の後期に、特急こだまは走っていたんですねえ。
ビジネス特急なんて呼ばれていた記憶があります。
歌もありましたねえ、確か。「僅か3分停車では~」(違ってたらゴメンナサイ)
庶民にとっては憧れだったんですよ、「特急こだま」
905 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/22(火) 10:56:17 ID:MpBP9RQt
先日TV東京系であっていた「スパイダー」って映画、
ダイヤの受け渡しがモロ「天国と地獄」の現金受け渡しをパクっていたような・・・。
906 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/22(火) 11:53:07 ID:xtrhtXUI
>905
スパイ-ダーマンじゃないか?
女優がいい。老け顔だが。
907 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/22(火) 12:18:48 ID:MpBP9RQt
>906
モーガン・フリーマン主演の「スパイダー」。
人質と引換?だったかな→ダイヤを水筒に入れ列車に乗れ→
刑事も尾行して一緒に乗る→車内で受け渡しか?→
電話で引き渡し場所を指定。→●●を過ぎたら窓から投げ落とせ→
しかし窓は開かない。→どうすればいいのか?→
この流れがスリリングに進むアタリです。
しかしこの後が→(犯人)考えろ!→
モーガン刑事、拳銃で窓を撃っち割り・・・・。
この辺がちょっと「え~」的な感じでした。
かつてのグリコ犯事件の名神高速・栗東IC付近での身代金受け渡しも、このやり方に近いような。
909 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/30(水) 19:26:35 ID:EhAP+br4
「しかし特急の窓は開きませんよ!」
「どうしてそんなことを…ボースン、君は鉄ヲタだったのか」
910 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/30(水) 20:13:51 ID:JEkuVhrM
>>909 しかしトイレの窓が7センチあくのは知らなかったw
運転席の側面窓も開くんだけどね
>>912 「警察に知らせちゃダメよ」って前提なんだから一般乗客が運転席に入る術はあるまい
金槌を買って電車に乗るんだ、いいな。
916 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/03(日) 22:09:08 ID:hKOZg9mh
現実の犯罪では、連続射殺魔の永山則夫が泳がされ、結果的に被害者が増えたという説があり、
裁判の時に問題にされていた。
まさにその永山が潜伏していたのが黄金町。
918 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/04(月) 00:19:44 ID:i4IEUMQk
犯人が新庄に見えて仕方ないのは俺だけだろうか
おそらく
920 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/05(火) 08:05:27 ID:E05TI1w+
334 :名無しさんは見た!@放送中は実況板で:2007/06/14(木) 08:17:09 ID:ewIF0IvU0
>308
エキストラさんのブロク見つけますた。
テレビ朝日系SPドラマ
「天国と地獄」
キャスト:阿部寛、鈴木京香、佐藤浩市、妻夫木聡
えーと、
権藤:佐藤浩市
権藤の妻:鈴木京香
戸倉:阿部寛
竹内:妻夫木聡
ってことか
925 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/20(水) 13:40:44 ID:YcfHnr8N
今から観に行く!ああ、スクリーンで観れるなんて幸せだ~!
へ~ドラマSPになるのか。黒澤映画をTVドラマでやってもしょーもない代物にしか
ならんだろう。いちおう観てみるが(^-^;)。
キャスト的には大きな問題はないと思うな。
上戸彩が出てきた暁にはオワルが
927 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 07:35:27 ID:PWu10zLt
928 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 11:24:37 ID:Vo6e2WXv
>923
設定が現代らしいけれど
列車を使っての受け渡しはどうするのかな?
929 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 11:43:17 ID:yzsUWBxb
>>924 今考えられるベストのキャスティングかもしれんね。
鈴木京香いいな。
でも設定変えたらgdgdになるのは目に見えてるんだぜ...。
竹内:妻夫木がどこまで頑張るか。
つうかBJのイメージを払拭できるか、か。
個人的には成宮寛貴かなんかだったら「ぉ!」と思ったかもしれん。
931 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 12:59:47 ID:lQTIXz6c
今は携帯電話の時代だし、その辺の変更も必要だな
932 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 13:36:16 ID:m8C2acVG
小樽には地獄というえるようなすさんだ場所はないな。
>>927-932 まあそのヘンは制作側の力量の見せどころだよな。
たとえばドラマ「白い巨塔」の原作の舞台は昭和30年代だが、唐沢寿明 主演のフジテレビ45周年記念の2003年版は
脚本・演出・効果・キャスティングなどそれぞれが素晴らしいアレンジをし、「名作」と呼ばれるに値する出来に仕上がった。
携帯電話や最新の医療技術、舞台装置、小道具類などが劇中に効果的に使われている。
知名度の高い「田宮二郎 版」がかなり原作に忠実であっただけに、
原作や「田宮版」に馴染みの深いファンにはあまり評判が芳しくないようだが、俺は2003年版が大好きだ。
「天国と地獄」にしても昭和30年代を現代に置き換えるのだから、ある程度の思い切ったアレンジを行わないと
必ずどこかで破綻すると思う。
テレ朝ドラマチームのお手並み拝見、といったところだね。
「天国と地獄」自体が原作を当時の日本に置き換えたんでしょ。
936 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 19:07:16 ID:J1L1EB/N
>>息子死ね
銀行から借金しまくった
親父にいえよw
937 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 19:22:05 ID:vIen3FKB
>>934 これはエド・マクベインの側にもお金を払わないといけないはず。クレジットには
「原作=エド・マクベイン 潤色=黒澤明・菊島隆三・久坂栄二郎・小国英雄
脚本=××××(リメイク版の脚本家)」と出るだろう。
>>935-936 リメイク版「椿三十郎」にはテレビ朝日も出資しており、「製作」には早河洋の名がある。
恐らく、今回の「生きる」「天国と地獄」はテレ朝の早河洋専務直々の企画。
「椿三十郎」のキャンペーンとしてTVでやるんでしょう。
いくら払ったのか不明だけど、黒澤プロもお金がないんだよ。「生きる」は脚本=市川森一、
「天国と地獄」は演出=鶴橋康夫 なので、そんなに極端にひどいものにはならないと思うよ。
そういや、黒澤プロの名刺使って仕事してる胡散臭いオッサンがいるな。
939 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 20:01:00 ID:sDXZJHtA
ふんふん、つまりクロサワの臭いを出来るだけ消しておきたい訳か。
で、クレジットは潤色に留まると。
で、黒澤プロもそれを飲んだと。
他には?
940 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 20:10:06 ID:eR3SBA/5
>>939 他に嬉しいのは、天童よしみが出る事ですね。
酒場で竹内に薬を渡す薬です。昔と同じです。
楽屋オチでしょうが、嬉しい配役です。
本人も感慨があるでしょう。
>>940 げ…マジすか…
なんか一気に観る気が失せるんですけど… 火曜サスペンスとかそのヘンのノリが目に浮かぶ
942 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 20:57:59 ID:m8C2acVG
もうやめてくれって感じだな。
金かけて新規に作るより、映画を再放送してくれた方が楽しめると思うぞ。
943 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 21:01:19 ID:fkhlmkhZ
竹内役が妻夫木君なのは本当ですか?
映画は当時まだ、山崎努さんが、一般的には無名の頃でさ。
だからこそ、前半は電話の声だけ、
後半は顔だけでセリフなし、
ラストの権藤との対決シーンで初めて声と顔が一致する
という演出が生きたのに…
945 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 22:41:22 ID:QtV5Pq0L
「しかし特急の窓は開きませんよ!」
そもそも電車ってどれでもそうだけど、運転席の窓は開くんじゃないのか?
>>945 だから、警察に知らせちゃいけない前提なんだから、一般乗客は運転席には入れねえだろうが。
…ってこれ前にも同じ事書いた記憶がある。
次からテンプレにFAQ作ってそこに入れない?
948 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/25(月) 23:47:13 ID:o9zFET7H
全盛期の締めにこれを撮ったのはやはり力があるな
見ないからどうでもいいですよ、ほんと。
951 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/26(火) 07:53:39 ID:BKjWIs7b
952 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/26(火) 16:23:15 ID:A0MWJTXP
なんだか嬉しいですね。
映画と同じ配役で、天童よしみさんが出るとは。
主題かも歌うんじゃないですか。
違うよ。大ちゃん数え歌だよ。
954 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/26(火) 18:46:44 ID:BKjWIs7b
ひとつ人より畜生で ふたつふるさと後にして 花の横浜でインターン
みっつ未来の犯罪者 銀ちゃんアッチョレ人気者 てんてん天国と地獄~
955 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/26(火) 19:13:26 ID:gk3b9ZoH
>>949 ちょっと疑問だが
中居テレビ版でのリメイクで野村芳太郎の扱いは全くのスルー?
中居版での演出方法とか多少なりとも影響はあったと思うが
>>955 有名な例だと、市川金田一登場以降の金田一はほとんどが市川崑の演出のイメージのトレース。
清張ものも野村が当初のイメージを作ったものが多く、以後の映像化は野村版を実質的に
下敷きにしているに等しい。実際に野村が監修に立ってリメイクされた作品もある。
こうなってしまうのは、
(1)オリジナル(もしくは決定版的な作品)はやはり良く出来ていることが多く、
プロデューサーが脚本家・演出家に下敷きにした作品のイメージの踏襲を求める。
(2)脚本家・演出家もよく出来た先行作品のイメージで使えるものは遠慮なく使った方がいいと考える。
(3)それでも脚本はオリジナルの脚本家を何らかの名目でクレジットすることも多いが、演出ではまず行われない。
これは台本・スクリプトという実体としての著作物を持つ脚本と異なり、
演出は著作権を主張しにくいため。監督協会が演出も著作物として認めろと主張しているが、
気持ちは分かるがそうなると「監督」も「この演出は自作の剽窃だ!」と言い張れて
しまうので、相当に混乱した事態が起こるだろう。
「砂の器」の場合は、「原作=松本清張」とするだけでも構わないのに、野村版のイメージを
使うためにTBSは橋本忍・山田洋次にだけはギャラを支払った。野村さんにも挨拶して話だけは通したんでないかな?
957 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/26(火) 23:38:16 ID:A0MWJTXP
でも、NHKは黒澤にカネを払わなかったね。
>>957 「武蔵」裁判のことなら、あれは引用やオマージュの範囲内なんでないの? 「演出」に著作
権はないので、脚本そのものの剽窃を認めさせない限り、黒澤プロに初めから勝ち目はなかった。
で、裁判所はそれを認めなかった。
パクリを指摘するのはいいが、何でもかんでも訴えていたら演出的な引用すら不可能になる。
久雄が欲ボケしたか、もしくは外野の見えないところでNHK・鎌田敏夫とこじれていたのだろう。
「シチュエーションを借りるなら挨拶ぐらいしてこい」ってことなんでしょ。君塚
良一はわざわざやったわけですからね。
黒パソ、なんで権利売りまくってんだろ?
パパの作品、大事にしてやってよ・゚・(つД`)・゚・
作品を大事に思うんなら、むしろ権利を売って、どんどんリメイクをさせるべき。
オリジナルが好きだからって一切リメイクを許さなかったら、若い世代に知られないまま
ビデオ屋の旧作コーナーで忘れられてくだけ
「白い巨塔」みたいに、リメイクされて初めて若い世代に名前が認知されるってことがあるわけだから
リメイクされるっていうのは、黒澤とその作品の名前を定期的に宣伝してもらうようなもので、
そう悪いことじゃない。出来の良くないリメイクでも、原作の存在を知って/思い出してもらうだけで価値がある。
961 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/27(水) 09:15:48 ID:ldAxaNUy
それはそうだが、リメイク作品が糞だと、黒澤イコール糞としか思われない。
>>961 逆じゃねえ?
リメイク作品は、脚本/キャラクター/プロットなど、多くがオリジナルを踏襲することが多い訳で、
それら素材を同じくしてロクなモンが出来なかったとしたら料理人の腕が悪かった、という証明になる。
つまりは黒澤の腕は本物だった、という事になると思うけどな。
リメイクの方が上だったらどうするんだ!
964 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/27(水) 12:16:47 ID:jwpY0cTO
基本的にリメイクが上ってのはありえない
ザ・フライより蝿男の恐怖の方が上ですか、そうですか。
966 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/27(水) 17:31:53 ID:bR6FcUTf
>「武蔵」裁判のことなら、あれは引用やオマージュの範囲内なんでないの?
NHKはオマージュすら認めていない。
「七人の侍」が引用した江戸時代の文献を参考に創作したもので
原典が同じだから似ただけという主張なんだよ。
ちなみに久雄の方もアメリカで認められている「フェア・ユース」という概念で
オマージュは著作権侵害ではないとも言ってる。
そもそもHNKは武蔵の番組広報で「七人の侍」に言及して
宣伝にも利用しるんだが。
似てるのはただの偶然ですだって。
蠅男の怖さが分からない訳ですね?
968 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/27(水) 18:57:58 ID:ngarXIcK
なんにしろ、画が濃いのはいいよ
リメイクはたぶん面白いと思うけど、この画の濃さは出せないと思うよ
969 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/27(水) 18:58:30 ID:SiBl7IWs
>>963 リメイクのほうが上だったら、めでたい事じゃん
めでたしめでたし
971 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/27(水) 20:50:52 ID:5Lqom9Pc
天国と地獄~愛の流刑地篇
何か違う…絶対に違う。
972 :
961:2007/06/27(水) 21:29:28 ID:ldAxaNUy
>>962 黒澤監督作品が優れている、という認識の人、あるいはオリジナルを見ていて評価している人ははそうかもしれません。
でも、そうでない人は、「黒澤明が昔書いた脚本のドラマ見たんだけどさー、すげえ糞だったよ」となり、さらには
「何で安易な恋愛なんか入れるんだよ、黒澤って馬鹿?」と黒澤脚本にない部分まで、黒澤のせいにされてしまうのでは?
ドラマまだだちゅうに今から糞の心配してどうするだあ。
>>972 そんな奴ぁいねーよ。
もし万が一そう言う奴がいたとしても、
オリジナルも見ないで「黒澤がクソ」なんて短絡的な結論出す奴ぁ
そうとう頭が悪いんだから、勝手に言わせとけば?
「脳みそが不自由なんだねえ…可哀想に…」とでも思ってりゃいいんだよ。
そんなノータリンDQNを相手にオリジナルの良さを説くだけ時間の無駄だ。
>>973 上手いw
975 :
961:2007/06/27(水) 23:20:50 ID:ldAxaNUy
黒澤の脚本のドラマで、その脚本自体(実際は改変部分)が糞なのに、黒澤イコール糞って思われないっての?
>>975 だって脚本は黒澤の脚本そのまんま使うわけじゃあるまい。
踏襲するのは登場人物、プロット、あらすじ くらいだよ。
こうなるともう別ものだよ。
気にし過ぎだっつーの。
そんな事を考える奴なんかほっとけっつーの。
ドラマ版
エントツから色つきの煙があがるのを目撃した阿部ちゃんがこう言う
「あ、天国と地獄だ!」
978 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/27(水) 23:51:13 ID:jwpY0cTO
むしろ黒澤ファンはドラマが糞になることを願ってそうだがな
ほら見ろって感じで
979 :
961:2007/06/27(水) 23:52:18 ID:ldAxaNUy
黒澤脚本をそのまま使わないことを前提に意見を書いてるのに、なぜ会話が噛み合わないのだろう…
なんか疲れたからもういいや。
980 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/28(木) 02:21:47 ID:heA2nWVW
「天国と中国と地獄」
981 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/28(木) 02:26:13 ID:4rXldNB2
水を差すようでわるいんだが、かなり設定に無理があると、おもった。
ただし、技術的な点では完璧。それは認めざるを得ない。
カメラの移動、ひとりひとりの表情のとらえかた、どれもすばらしい。
問題はプロットで、犯人が特定された段階からおかしくなる。
犯人をおよがせて、犠牲者をだしてしまうというのは、本末転倒ナ感じで
ぼくにはものすごく抵抗感があった。
2度目にみたときの素直な印象だ。
982 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/28(木) 02:39:23 ID:hLHu+Seg
>981
薬中なんか何人死んでも無問題
映画だから無問題
>>981 殺人犯としての証拠がなかったので逮捕できなかっただけ。
よく映画を見るんだ。
誘拐犯として逮捕すりゃあいい