1 :
この子の名無しのお祝いに:
2 :
1:2005/10/23(日) 23:20:09 ID:5j+5w70z
3 :
1:2005/10/23(日) 23:31:25 ID:5j+5w70z
・・・立てただけでは芸がないので
「望郷篇」のマドンナが「節子」、母親が「とみ」というのは「東京物語」へのオマージュ。
(原節子の義母が、東山千栄子扮する「とみ」)
「夜霧にむせぶ」のマドンナ小暮風子の姓は、おそらく小暮美千代にあやかったもの。
小暮美千代は「とんでる寅次郎」でマドンナひとみの母親を演じた。
「相合傘」で、さくらがリリーに結婚を申し込む場面のモデルは、たぶん「麦秋」で杉村春子が原節子に結婚を申し込む場面。
ちなみに前スレで話題になったように、メロン事件のモデルも「麦秋」に出てくる。
「木暮」だったorz
6 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/24(月) 00:43:04 ID:iuL7lAdk
オレはこの望郷篇かなり気に入ってる。
テンポがいいよ、なんてったって。
見ていて気持ちいいね。
浦安を自転車こいでる渥美さん似合ってるしね。
>>1 ちと早いけど、スレ立ておつ。
>「麦秋」で杉村春子が原節子に結婚を申し込む場面。
観ている人は分かるけど、観てない人には「どういうこと?」と疑問を抱かせるような文章だな。
よく言われていることだけど、この「望郷篇」でシリーズのパターンが定着したな。
おれも大好きな1本だ。
8 :
1:2005/10/24(月) 10:52:49 ID:5EdO5ukh
そうだねw「さくらがリリーに結婚を申し込む」は・・・さすがにわかるかw
「子守唄」の元ネタは多分「長屋紳士録」。笠智衆も出てくるし。
9 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/25(火) 14:32:45 ID:JGU/prjN
何かの本で、山田洋次が黒澤明を尊敬する反面、
小津安二郎を腐すのを読んだような気がするんだけど違ったかな?
10 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/25(火) 14:40:43 ID:uWJjxTuk
>>前スレ999
>ではあなたは「凡作」だと言いきることで、この作品に愛着を抱いている者を否定してはいませんか?
自分は、あなたのように否定はしようとは思いません。
「作品」と「その作品に愛着を抱いている者」はまったく別物です。
自分は「あじさいの恋」や「花も嵐も寅次郎」の2本を、質が高いとの評価はしませんが
「あじさいの恋」や「花も嵐も寅次郎」に非常に愛着を持っています。
そして、この2本を凡作だと断ずる人の感性を否定しようとなど考えたこともありません。
「人それぞれ」だからです。
>違った考えを持つ者への配慮がもう少し必要だとは考えませんか?
それが必要なのはあなた自身です。
>>11 やれやれ、まだやるの?笑
いったい私のどこが否定しているのですか?私にはあなたがたの「子守歌」への
批評のピントがずれていると思ったから、それに対して意見を述べたまでですよ。
>キャラクター造型、ストーリー構成が雑で伝わりにくい。
>それは他作品と比較して失敗しているということです。
それは要するにあなたの知性と感性が紡ぎだした判断で、真理でもなんでも
ないのですよ。それをいつしか前提であるかのように論を進めてしまっている。
もう一度虚心にあの作品を見てみて、そのキャラクター造形なりストーリー構成と
やらを全体との関係の中から見つめ直してみたらどうです。
決してあなたを否定しているのではないのです。ただ私はあの作品を本当に
味わい深い良品と感じたし、あの味わい深さが味わえないではもったいなと
思えたものですから。
このスレの住人、長文レスですげえ興味深いね。良スレ。
おれは最近寅さんにはまったクチなんだけど、
第1作を見た後、「みんなのシネマレビュー」サイトで1,2を争う高評価だった
「相合傘」と「夕焼け小焼け」を見ちゃった。傑作を先に見ちゃいけなかったかと少し後悔。
好きなセリフは、”カツシカ島”、”バカだねえ・・・”、”働け、職工!”
14 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/25(火) 17:33:57 ID:7kF8BC8O
望郷篇の節子は残酷だよね。
1作目の冬子、9作目の歌子もキツかった。
残酷なマドンナ・ベスト3
長文レスの応酬か。完全変態 vs RICEみたいになるとおもしろい
>>12 やめないなら、もうレスしなければいいんですよw
>いったい私のどこが否定しているのですか?
忘れているのか誤魔化そうとしているのか
あなたが前スレ997で書いた文章ですよ
>凡作なんて言う人の感性が疑われる。
何度観ても「子守唄」が他作品と較べ優れているとは考えないと思いますよ。
あなたが逆の意見でもかまいません。人それぞれですから。
凡作じゃないなんて言う人の感性を疑ったりましません。
わたしは。
>>16 凡作なんて言う人の感性が疑われる、と言ったのがどうして否定したことに
なるんですか?自分では理解できないのだから、他に言いようがないじゃ
ないですか。
とにもかくにも、あなたは人の文章をぱくるというその卑しい所行を
まず改めなさい。
話はそれからだ。
>>16 横レスで申し訳ないんだけど
>凡作なんて言う人の感性が疑われる。
この部分は作品の否定とかそういう問題ではなくて、いくら個人的に面白いとは
思わない作品でも、第三者がいる場所でこういう切って捨てるような書き方をする
のはマナーが悪いと言いたいんじゃないかな。
もうちょっと配慮があってもいいんじゃないかと(2ちゃんでいうのも何だけど)。
19 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/25(火) 18:38:25 ID:4STVWglv
>>13 >このスレの住人、長文レスですげえ興味深いね。良スレ。
なぁに便所の落書きみたいなもんですよ。
20 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/25(火) 19:04:26 ID:t0V1M3nz
オレにとっての、子守唄の最大の欠点はマドンナと寅の関係が
薄い事だな。
さくらとはあのあとも合唱団を通して繋がって
いったんだけどね。
上條恒彦はがんばってるし、春川ますみはいい味出してるし、
アコーディオンを使ったテーマ曲も哀愁があっていい。
赤ちゃんネタのギャグも大笑い。
弥太郎の告白もベタだが胸を打つものがある。
全体的にはバランスがとれた程よい作品だとオレなんかは思う。
>あなたは人の文章をぱくるというその卑しい所行をまず改めなさい。
どこを指している発言?
卑しいのは自分の書いた文章じゃないの?
>自分では理解できないのだから、他に言いようがないじゃないですか。
なら、そのまま「自分では理解できない」と書けばいいんです。
「凡作なんて言う人の感性が疑われる」というのは
相手の感性に疑問を持っているということ。
それが他人にとって肯定的な意味を持っているとは思わないでしょう?
わざわざ人を腐すような書き方をすることは、あなたの感覚では「卑しい所行」ではない?
22 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/25(火) 20:02:25 ID:/yxKUg7Q
〈子守唄〉で面白いのは、幼稚園でのコーラスを寅がブチ壊すところと、
そのあと喫茶店で さくらに叱られるところだな。
>>21 >私なんかにはむしろあなたがあまりにも表層的なストーリー展開だけを、作品の
>良否の基準にしすぎている感じがする。木を見て森を見ずとでも言うのでしょうか。
これは997で私が書いた一文だが、続いて998であなたが、
>私なんかにはむしろあなたがあまりにもテーマだけを掬い取ろうとして、
>そこに至までの全体像が見れていないのではないかという感じがする。
>木を見て森を見ずとでも言うのでしょうか。
と、書いている。こういう人を揶揄するみたいな行為を「卑しい」と
言ってるのですよ。
>「凡作なんて言う人の感性が疑われる」というのは
>相手の感性に疑問を持っているということ。
>それが他人にとって肯定的な意味を持っているとは思わないでしょう?
>わざわざ人を腐すような書き方をすることは、あなたの感覚では「卑しい所行」ではない?
これには999で述べた一文を繰り返す以外にないでしょう
ではあなたは「凡作」だと言いきることで、この作品に愛着を抱いている
者を否定してはいませんか?
「人それぞれ」だと言うなら、違った考えを持つ者への配慮がもう少し
必要だとは考えませんか?
要は物は言い様だということです。あなたの言う「凡作」の中に、それに
愛着を抱く者への「腐す」ニュアンスがないとあなたに言い切れるのか。
あなたが私の「感性が疑われる」に腐すニュアンスを感じたのなら、それは
私があなたの「凡作」の中に感じ取っていたものへのわたしなりの応答
だったのでしょう。
bYPp+y4Nはメシでも食いに行ってるのか?
浦安で豆腐売りをする寅さんのシーンが好きだ。
夏の終わりの夕暮れ時の切ない感じ。
高揚している寅さん。(「お前も吹くか?」は兄妹ならではのセリフ)
悲劇のフィナーレを予感しているさくら。(西日を受けた横顔が綺麗だ)
このシリーズの最上の部分がここにあると思う。
26 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/25(火) 22:13:32 ID:6wXJ83vS
>>22 オープニングで寅が川に帽子落とすところもw
27 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/25(火) 23:19:43 ID:OajHdDgE
>>23 もういい加減にしたら。
作品について議論するならともかく、言葉尻のことで粘着するのは見苦しいよ。
別に構わないだろうに凡作と言っても、愛着を持つこととは別のことだし。
28 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/25(火) 23:23:49 ID:fT3yeNmQ
bYPp+y4Nは反論をしないのか。
言われっぱなしで おまえは平気なのか。
>こういう人を揶揄するみたいな行為を「卑しい」と言ってるのですよ。
もちろん、それは「揶揄するみたいな行為」です。
でもここまで書かなければ、あなたはきっと先に自分の書いた文章がどれだけ思い上って
相手を侮辱した物か気がつかなかったでしょう。
しかしこんな事を書いているようでは、いまだに気がついていないのかもしれませんが。
999で書いた文を繰り返す前に、こちらの回答くらい読んでもらいたい。
時間の無駄です。
>あなたの言う「凡作」の中に、それに愛着を抱く者への「腐す」ニュアンスがないとあなたに言い切れるのか。
作品と、それを愛する観客は別物だと何故理解しないのですか?
「愛着を抱く者への腐すニュアンス」など感じたことはない。
そんな忌わしい行為は想像したくもない。
作品ではなく、それを「評価する者を腐すニュアンス」は、あなたの専売特許で
他人が同様の発想をしているとは考えない方がいい。
「凡作」の意味を調べてか考えなさい。
「愚作」ではなく「凡作」は平均的な出来栄のことです。
本来の意味に受け取らずに、これに否定的な匂いを感じるのは勝手だが
他人の感性が疑うことような、さもしい行為と混同しないでもらいたい。
>あなたが私の「感性が疑われる」に腐すニュアンスを感じたのなら、
>それは私があなたの「凡作」の中に感じ取っていたものへのわたしなりの応答だったのでしょう。
あなたがまず先に「感性が疑われる」発言をしたことを忘れずに。
こちらはその行為の後に、あえて「凡作」と書込んだのだから。
自分の都合のいいように事実をねじ曲げるのは、あまり格好のいいことじゃないよ。
>>28 仕事の合間に覗いてるんだから
こおこに張り付いてはいらんないんだよ。
「こおこに」→「ここに」
仲悪いみたいに見えるけど
「議論の噛み合ってなさ」が噛み合って話が続いているので
ここは気の済むまでやらせてあげたい。
すごく楽しそうだ。
タイガーVSキッドみたいな感じ
あまりに思考回路が似てるので、自作自(ry
>>12 > いったい私のどこが否定しているのですか?私にはあなたがたの「子守歌」への
> 批評のピントがずれていると思ったから、それに対して意見を述べたまでですよ。
それ、かなり否定行為に近いんじゃないの? ほとんど否定だと思うな、俺は。
しかし「子守唄」でここまで話が伸びるとは・・・
まあ主観だけど「子守唄」は起承転結がはっきりしているし
全作品の中でも上位に上げれる分かりやすい作品だと思いますよ。
まあマドンナとの結びつきや最後のサクラの別れのシーンは
物足りなかったというのは同意ですけどね。
>>29 > 「凡作」の意味を調べてか考えなさい。
> 「愚作」ではなく「凡作」は平均的な出来栄のことです。
凡作と聞いたらプラスマイナスなしの中庸と受け取るよりは
本来の語義からは離れているのかもしれないが、ややマイナスという印象を
受ける人が多いかもしれない。俺もそうかな。
> 本来の意味に受け取らずに、これに否定的な匂いを感じるのは勝手だが
> 他人の感性が疑うことような、さもしい行為と混同しないでもらいたい。
これには同意。
しかしまあ、顔も知らない他人様の書き込みを少し読んだぐらいで、その他人様の
「感性を云々」と書き込むのはちょっとまずいんじゃないの。
「感」なんていけませんよ。最近の国会でもよく言われてるでしょ、「カンからミンへ」って。
重要なのはミン、すなわち「眠」。ということで俺は寝るとするか。
38 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 00:32:58 ID:jiO8TiFA
>>33 確かに、言い回しや文章から滲み出ているものが酷似してるな。
このふたりが万が一同一人物でないとしたら、二人にとっては
心外だろうが、作品に対する認識が意外にどこかで似ているんだろうね。
似ているからこそここまで続くんだろうね。
言い争ってる二人(?)は名無しで書き込むのをやめてくれ
名無しじゃあぼ〜んもできねえよ
>>29 >でもここまで書かなければ、あなたはきっと先に自分の書いた文章がどれだけ思い上って
>相手を侮辱した物か気がつかなかったでしょう。
その前の思い上がった私の文章とはなんのことです?どこが相手を侮辱しているのです?
あえて揶揄するみたいな卑しい真似をしてまで私に言おうとしたこととは、なんなのです。
「凡作」に対して「感性が疑われる」と言ったのは確かにあなたではありません
でしたね。別の人でした。これに関しては私が混同していたわけだが、しかし
どう見てもあれが「凡作」とは思えない者にとっては、やはりその言葉に否定的な
意味、というか挑戦的というか、要するにデリカシーを欠いた物言いとして受け
取ってしまうのは当然でしょう。
私への直接のレスで使用された言葉でしたしね。
ですから私の「感性が疑われる」というのも、いわばそれに対する不快感の表れ、
言ってみれば売り言葉に買い言葉のようなものなのです。
あなたはこの程度のものを侮辱だとかなんだとか言ってるのですか?
>「愛着を抱く者への腐すニュアンス」など感じたことはない。
では愛着を抱く者へのデリケートな配慮という点ではどうでしょう。
>そんな忌わしい行為は想像したくもない。
こんなことを言えるぐらい清廉なあなたなら、なんであたかも挑戦するかのように
「凡作」を繰り返したり、揶揄するかのようなオウム返しのレスをするのです?
私にはどうもあなたの言ってることとやってることがバラバラに思えてしょうが
ありませんがね。
41 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 00:55:50 ID:mIZwKDYw
前スレでBS放映直後に「子守歌」をけなした香具師だけどさ
オイラ、十朱さん演じるいかにも”お嫁さんにしたい”的な女が苦手なんです。
こういう女って大概、裏があるからね。
で、リリーさんとか、この後出てくる木の実ナナさんのダンサーとか、ああいったヴァンプに魅かれるのよ。
だから、単純に「子守歌」は嫌いなの。
佳作、凡作じゃなくて、本能的に嫌いなの。
これは個人の本能的な嗜好だから、人それぞれによって感じ方が違うのは、当然です。
でも、もう少し人口に膾炙した意味合いでの、嫌悪点があります。
それが、繰り返して恐縮ですが、ストーリィには殆ど影響のない唐津おくんちの長廻し。
ここに、後年の「寅さんロケ誘致運動」に繋がる、商業ベースの萌芽が見て取れるのよ。
これが、とっても嫌なんですの。
>>41 >それが、繰り返して恐縮ですが、ストーリィには殆ど影響のない唐津おくんちの長廻し。
でも、こういうのは瀬川昌治・フランキー堺の「旅行」シリーズとかでもやってたからな〜。
まあ、後年はロケ誘致自体がお祭りになってしまい、作品性を歪めたのは事実だろうけど・・・。松竹と
してもタイアップで安く挙げたい意向だしね、今でも釣りバカで同じことをやってるわけだし。
感性を疑うとか凡作論はもういいから、そろそろ「男はつらいよ」の話に戻れよ。
どうせ結論なんか出ないんだから終わりにしたらどうだ。
とりあえず今後は初期と比べてお寒い仕上がりのが続くんだから
人の感想に対して「感性云々」と書き込むクズは消えてくれ。
そんな奴がいると「夕焼け小焼け」以降は、みんな文句が多くなるんだから
うるさいこと言われたくなくて書込み減少するぞ
んじゃまーこの際多数決で決めたらどーだい
寅次郎子守歌は佳作か凡作か
おらとは面白かったから佳作に一票だにゃ
こうゆう問題じゃねーのか
ま、いいや、すったもんだしてることだし
45 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 09:00:51 ID:Yk/3hXdU
凡作に一票。
しっかり者の看護婦さんや考古学の学者は、寅さんと相思相愛になるはずがないから、スリルがないんだよねぇ。
合唱団の場面は面白いけど、やや凡作かな。
46 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 09:09:22 ID:ovW/TKe3
最初は凡作だと思ってたけど、何回か見ているうちに良さが分かってきた。
全体的になんとなくのんびりしている感じがいい。
あれだけ長く続いたシリーズだし熱心なファンも多数いるだろうから
(自分もそのうちの一人だと思ってる)それぞれ一家言を持つのは当たり前
なんだよな。結局、各作品の評価なんて人によって違うだろうし、年齢・性別
社会的な立場など境遇が変わればまた異なる魅力が見えてくる作品もある。
それこそ人それぞれだが、多数決で評価の高い作品もあるわけでその代表が
「相合い傘」や「夕焼け小焼け」なんだろうけど、そういう相対的な名作以外でも
このシリーズは楽しい作品、面白い作品はいっぱいある。だからなるべく楽しく
語れるようにしようよ。凡作だ駄作だと決めつけるなんて悲しいもん。
48 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 09:54:41 ID:Yk/3hXdU
48ゲット
49 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 10:26:24 ID:FAe14fkI
>>47 あきらかに駄作、凡作はあると思うが、それと個人の思い入れは別のもの。
例えば自分は作品的には良い出来とは思わないが「寅次郎と殿様」なんかも好きだ。
アラカン先生と執事にのり平を起用した遊び心のあるキャスティングとエピソードが素直に笑えた。
ここはファンサイトじゃないのだから駄作凡作論、好きな作品どちらもおおいに語ってかまわないと思うよ。
そうじゃないと全面的に擁護する信者専用スレになってしまう。
但し「こんなの面白がるなんてアホですか?」「理解できないなんて池沼?」の類の、
2ch的な煽り文句はご法度でお願いしたいが。
直近の論争というか罵りあいなんかスレが荒れていく典型的な容だもんね。
自分の意見に否定的なこと書かれたからって中傷とかいって粘着する性質の人は、
こういうマッタリ系の板やスレには向かないから書き込まないでほしいよ。
論争に負ける→コピペ等で荒しとかにになったら最悪だから。
50 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 10:44:47 ID:NRZgH5YU
味付けに例えると、
〈子守唄〉は、軽く塩を振りかけた感じだし。
〈相合い傘〉は、醤油をたっぷり染み込ませたような感じかな。
俺はどっちも好きだよ。
リリーは嫌いじゃないけど、特に抜きん出たマドンナだとは思わない。
冗談言うなよ。オレがオマエと同じ気持ちになってたまるかぃ。
バカにすんな、このヤロウ。
オマエ頭悪いな、おい。
オマエとオレとは別な人間なんだぞ。
早い話がだ、オレが芋食ってオマエの尻からプーッと屁が出るか?
どうだ?
52 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 12:13:26 ID:FxnDX8e5
第1作の光本幸子もあんまり魅力ないし、寅との関係も希薄なんだよな
喋り方や声も下品だし
子守唄を否定してる人の理屈だと1作目から駄作ってことになるのかな
はいはい、信者おつかれ
だからそうやって、つまんない話すんのはもう止めようや。
『子守唄』を「駄作」とか言ってる奴なんかいないんだから。
あんたはあんたで『子守唄』は第1作と同じくらい面白いと思っていればいいじゃんか。
「○○と××なんて言う人は△△」とか書いて意味あんのか?
55 :
52:2005/10/26(水) 12:50:32 ID:FxnDX8e5
>>54 子守唄を否定してる人の多くは十朱と寅の関係の希薄さを指摘しいる
から、じゃぁ1作目のマンドナと寅との関係をどう見てるのか
その意見を聞いてるだけだろ
なんであんた発言を規制されなきゃならんのだ
あんたがここの管理人なのか?
2ちゃんねるに何を求めるのかも「人それぞれ」だという事を覚えたほうがいい
56 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 12:53:47 ID:YpxZ9Rfv
寅さん映画における相対的な評価の基準は単品として観たときにどうかってことだと思う。
あくまで個人的な意見だけど、
・シーリーズ作じゃないとしても良いと思えて他人にも勧められる作品=傑作
例、1、2、望郷篇など。
・シリーズを前提としてはいるが良い作品=佳作
例、夢枕、相合い傘、夕焼け小焼け、ハイビスカスなど。
・シリーズを前提としないと成立しない作品=凡作
例、子守唄など
・シリーズとしても低調でファン以外には勧められない作品=駄作
例、多数。20作目以降の殆ど。
再度断っておくがこういう評価と個人の好き嫌い思い入れは全然別次元。
57 :
いい:2005/10/26(水) 12:55:59 ID:bPscMORx
まぁいいよ
59 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 12:57:35 ID:vwYYEViG
寅とマドンナの関係が希薄だろうが、
寅とさくらの別れの場面があっさりしてようが、
観て面白ければそれでいいじゃん。
>>55 『子守唄』を面白くなかったと言ってるひとが大抵あげてんのが寅とマドンナの関係とストーリーの散漫さだろ。
それなのに寅とマドンナの関係だけ持ってきて、それなら第1作も愚作なのか?と問いかけるのは言い掛かりみたいなもんじゃん。
意見を聞いてるだけっていうなら「第1作はどう感じた?」って聞けよ。
『子守唄』をツマンネと言う奴が多いからってムキになんな。
「人それぞれ」なんだから、いいじゃないか。
>評価と個人の好き嫌い思い入れは全然別次元。
別次元の線引きが、万人の納得いくものだったら、それでもいいよ。
おれは個人的な趣味嗜好があってこその客観的評価だとおもうから、
あんたの傑作・佳作・凡作・駄作の振り分けなんて意味ないものだと思うし、
各作品を振り分けて、なにが愉しいのかもサッパリ分からんのだけど。
62 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 13:24:30 ID:cHmfFTfX
好きな作品とかあんまり好きじゃない作品とか私もあるけど、みんな同じ寅さんファンなんやから喧嘩なんかしないで。
(´・∀・)o♪
63 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 13:51:00 ID:FxnDX8e5
>>60 いや、子守唄を否定してる人がムキになってるだけだと思うよ
5年近く寅さん関係のスレを読んでるけど
子守唄がここまで否定されてるスレはここだけだよ
一般的に子守唄はそれなりに評価さてる作品だから
反論もたくさん出てくるわけ
もしこれが3作、4作や幸せの青い鳥だったら、ここまで議論が長引くこともない
>>62 自分も同じ気持ちだなあ。作品を自由に論ずるのは何も問題ないけど
相手に対しての配慮みたいのものがほしい。
そうじゃないと荒れるだけじゃないかと。
65 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 14:10:06 ID:vwYYEViG
最近、
特定の作品を「凡作」「駄作」と決めつける
とげとげしい書き込みが増えたね。
寅さんスレにふさわしい、
心に余裕のある、おだやかな書き込みが
以前は多かったのだが。
>>63 そうかな?
否定されてるとか言うけど、みんな「初期の傑作と比較すると落ちる」と書いているだけで
愚作、駄作と突き放した評価はほとんど無いように思ったんだけどね。
>一般的に子守唄はそれなりに評価さてる作品だから反論もたくさん出てくるわけ
その「一般的」とか「それなり」とかの基準がわからないけど、俺の認識では
「前期の作品群の中では特別に高い評価ではない水準作」なんだけど。
傑作だと思わなかったということは当然、不満点があるわけで
こうだったらもっと良かったのに…との、人の感想に噛み付いてくるって人は
シリーズ屈指の傑作だと信じているのかもしれないが
俺は「望郷篇」「柴又慕情」クラスだとは思っていない。
人それぞれだな
それにしても評論家的な書き込みばっかりだね。48本もあればそりゃこっちがいい
あっちがいいって意見は出てくるのは当たり前だと思うけど、俺はランク付けするん
だったらその作品への思い入れがどれほど強いかで決まっちゃうな。
多感な中高生時代に映画館で封切で観たやつはやっぱり思い出深いから上位になるとかね。
「寅さん」という一本の長い映画を観続けていたと考えれば回毎に「今回はよかった」とか
「あんまり面白くなかったな」っていうのがあるのも一興なんだよな。
ここは2ちゃんねるだからいろんな書き込みがあって面白いんだけど、もっとテンポいい
書き込みしてスレタイトルをBSの放送に追いつくようにしようぢゃないか。
・・ちょっと空気が読めなかったかな俺。
>>65 とげとげしいのは「凡作」「駄作」と決めつける書き込みだけじゃないよね。
「感性をうたがう」云々の書き込みもそうとうなもんだろ。どっちもどっち。
69 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 18:52:02 ID:SjHQQp2g
|
\ __ /
_ (m) _ピコーン
|ミ|
/ `´ \
('A`) 「佳作・凡作」というから荒れる。「松・竹・梅」は?
ノヽノヽ
くく
まあ、一般的評価でも個人的感想でも、どんな話してもいいんだろうけどね。
ただ、この2つを同じ土俵で話したら結論はでないよ。
例えばピカソの絵と、どこかの子供が書いた絵。どっちが価値があるか?
一般的評価で言えば、ピカソの絵の方がはるかに高いだろう。
でも、この子供の親から見たらどうだろう。
しかもこの絵は、子供が生まれて始めて書いた絵とかだったら。
親としては特別なものになるかもね。親としては断然、子供の絵だろう。
つまり、一般的な話と、個人的感想を同じに話たらダメ。結論は出ない。
それからここからは主観だけど、俺としては個人的感想の話をもっと聞きたい。
別に一般的評価の話を否定するわけではないが、
感想のほうが、人それぞれの見方が分かって面白いので。(あくまで主観です)
>例えばピカソの絵と、どこかの子供が書いた絵。
滅茶苦茶な例えだな。笑っちまったよ。
例えば製作スタッフとその身内に対して、身銭を切って観に行く
縁もゆ、かりもない一般観客、みたいな感じかな。
どちらがより作品に対しての愛情が深いか、みたいな感じかな。
ただの言葉遊びじゃないの。
やめようよ、ばかばかしいから。
子守唄についてだが、弥太郎の前夜の告白の後、
駅で京子が「ちょっと..あなたに、会いたくて…」と話しているすシーンが好きだ。
十朱幸代のあの表情がたまらない。
あのシーンが有るから俺にとっては好きな作品の一つ。
73 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 20:18:21 ID:hK5m7/5L
あの夜の告白は見ていてちょっと気恥かしいが、
なぜだか心に残った。
おばちゃんも、あとで
「あんなこと言われて心を動かさない女はいないよ」
みたいなこと言ってたね。
さすが年の功。
「子守唄」は他作品と較べて
おばちゃんの比重が若干大きく感じる。
おいちゃんの影が薄いだけか?
おばちゃん子供がいなかったからなあ。
そのくせリリーに子供できた?とか無神経に聞くしな。
おっとイカン、また話題がw
76 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 20:51:27 ID:uYNpqT7a
あのおばちゃん、いつもいつも脇役なんだけど、
子守唄では存在感あったね。
子供ができないおばちゃん。
子供が欲しいおばちゃん。
迷惑がりながらも赤ちゃんを可愛く
思っているところが切なかったね。
あの「子守唄」はおばちゃんの
物語でもあるんだろうね…。
そういう意味でも
しみじみといい作品だな、ってオレは思うね。
つねさんが印象的なのが「子守唄」だとしたら
竜造、さくら、しろしさん、タコ…で、
いつもよりピックアップされてる印象の作品ってある?
第1作を除いて。
78 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 21:12:40 ID:VOnehx3e
タコ社長なら、大地きわこと借金取り立てにいくのが印象的かな。あと、島根の温泉津についていってあげるのとか、とらや一家で九州旅行するときに寅さんの相手してあげるとか。
竜造、 新・男
さくら わが道
しろしさん 純情。口笛
タコ 純情
修正よろしく
しろしさん 恋歌。口笛
てめえで修正。
81 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 21:26:31 ID:Rr3334Tx
博が、存在感があるのはやはり第1作以外では、「純情篇」「恋歌」
あたりかな…。
タコ社長は確かに「恋やつれ」と「夕焼け小焼け」では
がんばってたよね。
特に駄目な事が分かっていてもなんとかしてやろうと
鬼頭に切々と訴えかける社長の汗だらけの顔を見ていると、
こういう気持ちにぼたんは最後救われるんだよな、って思えたよ。
あと「夜霧に〜」でもあけみの花嫁の父としてハレの日を迎える。
さくらは「春の夢」では愛を告白されて、戸惑い、悩む姿がある。
お兄ちゃんは社長さんより役に立つ人間だと思ってるの?
さくら強烈w
俺は
さくら「奮闘篇」
しろしさん「恋歌」
タコ「恋やつれ」「夕焼け小焼け」
竜造さんは考慮中
>>71 >>70 が言ってることは、何かしらの作品を楽しむ上での
大前提だぞ。一般的な普遍性を持つ価値が1つあり、
それとは別に、それぞれの人の気持ちと作品とのシンクロの度合い
その2つの相乗効果みたいなものが生み出す価値がある。
映画評の本で☆の多い作品ほど好きっていう人もいるかもしれないが。
俺にとっては七人の侍(前者)と時をかける少女(後者)は
同じくらいおもしろい!
85 :
84:2005/10/26(水) 22:08:22 ID:LHY81/gb
じゃあ俺の個人的感想。「春の夢」
唯一劇場で見た、母に連れて行ってもらった寅さん映画。
母は「あんまおもんなかった」って言ってたけど
ガキだった俺と弟には梅干しのあたりで大爆笑。
お母さんと俺たちっておもしろさの感じ方が違うんだなあ、と
ガキながらに思った。外国人の切なさもなんとなくわかった。
一番おもしろい、とは言わないけど、一番スキな作品。
もう一度母ちゃんと映画行きたいな。
……まだ生きてるけど。
86 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 22:19:37 ID:ZbYYBVj5
おいちゃんは、第1作から第8作まで存在感がバシバシ。
寅との大喧嘩も激しい。まあ、森川さんのキャラクターに
負う部分が多いんだけれどね。
第1作での喧嘩の際の啖呵がやっぱり一番かなあ〜!
第13作では歌子ちゃん親子の和解の際、
涙を潤ませながら「酒だ!酒の用意だ!」って言う
名シーンがある。
夕焼け小焼けでは2階のジジイに説教する貫禄も。
87 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 22:28:01 ID:LyxUOF36
俺はベタベタのさくらファンだから 出てればみんな好き
「子守歌」でいえば 寅:俺が赤ん坊の父親だと思ってたのか!?さくら!
「違 うんでしょ?」 違うの?から違うんでしょ?への素早い切り替え
こういうディテールなんか作中でいちばん好き
渥美の芸は文句なしだが 倍賞もカンがいいというか間がいいというか山田演出にはまってるというか
寅さんシリーズ以外でも出ずっぱりなのも当然かな いいなあ
88 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 22:29:42 ID:LyxUOF36
それを言えば山田作品はエピソードとディテールだけで成り立ってるともいえるのか
難しいことはわからんが とにかくおもしろいや
89 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 22:57:40 ID:7B5ct20g
細かいところを楽しめるのが、このシリーズの
奥深いところだよね。
演出が手を抜いていないので、よ〜く見ていくと
上手いな〜ってところが随所に出てくる。
全体を見ながら細部もしぶとく追いかける。
演出がきめ細かい映画はこれができるんだな。
ベテランの芝居のテクもあると思うけど、
ずーっと一緒に同じ家族やってると、自然と出ちゃうアドリブもあるんじゃないかなと
晩年の穏やかな渥美さんなら、森川さんの活きの良さは裏目に出るような気がするな。
初期のはちきれんばかりの寅だからこそ、森川おいちゃんとスイングしたんだと思う。
そういう意味では子守唄では、森川さんにガチンとやって欲しい場面があったと俺は思う。
この時期の寅は初期の粗暴さが残ってるから、下条おいちゃんでは手に負えない。すぐ博呼ぶし。
てめえあたま足りねえくせにえらそうなことぬかしゃがって! ああ森川さん好き…
それと春川ますみがいい味出してた。ああいう田舎臭い役やらせたら抜群だわ。
脳天からキンキン声出してダジャレ連発する十朱、俺はああいう女苦手です。
下條さんの間違い
93 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 23:12:58 ID:onHfUlki
春川ますみいいねえ〜!
第3作でもいい味出してたけど、「子守唄」は出色だったよ。
呼子の侘しさと上手くマッチしていた。
ラストでの寅との何気ない会話もしみじみ。
そうそう、あのラストで引き締まったね!
春川ますみがラストで出る出ない、寅が訪ねる訪ねないで、
あの作品はぜんぜん違った印象になる。
95 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 23:57:43 ID:6+uTcAT8
>>71 では、滅茶苦茶な例をもう1つ。
例えば、納豆を好きな人がいたとする(まあ、ニンジンでもピーマンでもいいけど)。
でも、納豆の世間での評価は「臭い」とか「まずい」とか、あまりいいものではない。
しかし、その評価により好きな人の味覚が変わるわけではない。
一般的評価がどうだろうと、個人の味覚は変わらない。こういうことかな。
まあ、映画と味覚は全く同じとはいえないかもしれないが、似てるものはあると思う。
勘違いしてほしくないのは、別に一般的評価が悪いってわけではない。
ただ、同じ次元で語れないってこと。
「納豆は世間での評価はよくない(一般)」「でも、俺は好き(好み)」
これじゃ結論でないしね。
>>72 十朱さんって、普段は元気な明るいイメージがあるよね。
「子守唄」の役もそういう感じの役。
そういう感じの人が、いきなり女っぽい表情を見せるからいいんだろうね。
十朱さんだから、あの役ができたってのもあると思う。
マドンナの性格、演じる人の性格、話の内容。
この相性も大事なのかも。長文失礼。
96 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/27(木) 00:03:57 ID:w/eT9unv
十朱さん(京子さん)のシーンで好きなのは、彼女が夜勤開けで、
アパートに帰ってりんごが届いているんだけど、それを
自分の部屋まで運んで、箱開けて、山形の母親に電話している場面。
あそこのトーンはキンキン声でなく、落ち着いていて臨場感もあった。
何気ないシーンだが彼女の日常が伝わって来た。
子守唄でのつねさんの描き方(山田演出)は、はっきり言って嫌い。
おばちゃんの目の前に突然あかんぼが現れたことで、
母性本能がスイッチオンしたような描き方では、おばちゃんが惨めだ。
おいちゃんのせりふもあまりに説明的で逆効果。
妻のさびしい気持ちをいたわる夫の心情をもっと肌理細かく演出する
ことが、山田監督なら出来たはずなのにと思うと残念。
まだやってんのかよw
>>97 所詮は「子守唄」なんだから、そのへんは大目に見てやれや
100 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/27(木) 01:45:33 ID:ZKvqLF5p
>>52 初期の寅はマドンナとの恋愛はメインのテーマではない、いわば刺身のツマ。
他に傑作との評価が一般的な望郷篇なども同じ。
だから光本幸子のキャラがどうだとか、寅との関係性がどうだとかは殆ど気にならないのよ。
マドンナとの恋愛がメインテーマにシフトした頃の子守唄と同列に語れるようなもんじゃない。
102 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/27(木) 06:47:33 ID:d1x/reXW
「ぼくの伯父さん」なかなか面白かったな。
主役が渥美さんから吉岡君に移っているから、
それが不満な人も多いんだろうけど、映画としての出来は悪くない。
まだ観ていなかった43作目以降をこれから観るつもり。
103 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/27(木) 11:20:21 ID:IXc6JDGJ
相思相愛のって、夢枕とリリーのシリーズのほかには何があったっけ?
>>103 いっぱいあるよ。
有名なところだと32作「口笛」の竹下景子。29作「あじさいの恋」のいしだあゆみ
これに限らず、後期以降は相思相愛のパターンが多い。マドンナ側が迫ってくるのに
寅さんがあと一歩の勇気が出せずに怖じげづいて逃げてしまう。絵に描いたように
見事に振られるのは41作「心の旅路」が最後。
>>74 おいちゃんの影は薄いね。
あの作品は森川、松村と演じてきた竜造というキャラを全くタイプの違う
下條さんになってまだ暗中模索の段階だろうから、それは仕方がないところ。
パチンコ好き、女好きの松村竜造はお気軽な下町親父だったけど、それは下條竜造には無理。
これ以降は、寅との掴み合いの喧嘩の役割もタコにバトンを渡して、次第に
おばちゃんに「この人は頭が堅いんだから」とか言われる新・竜造になっていくよね。
きっと寅の「出来の良い兄貴」が生きていたら下條竜造みたいな人になったんじゃなかろうか。
森川竜造はどちらかといえば「やっぱり親戚、寅と同じ血が流れているな〜」と感じたけど。
>寅との掴み合いの喧嘩の役割もタコにバトンを渡して
↑
まったく喧嘩をしなくなるってことじゃなくて徐々に減っていくってことね。
おいちゃんと寅が、お互いに歳をとったという理由も勿論あるだろうけど。
107 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/27(木) 18:57:03 ID:vcKdF+iW
どうでもいいことだが「相合い傘」からさくらのシャツがストライプになった
ような気がするが やっぱどうでもいいことだった
108 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/27(木) 19:22:33 ID:2UXt4gMV
いやいや、どうでもいいことだが、そういうことは実に面白い。
さくらのストライプのシャツはこのあたりの作品で頻繁に出てくる。
全く同じだったり、チョッと色が違ってたり。
ポスターを見てみるとこの頃のストライプを他の作品にも何作も
使ってる。
松竹さ〜ん、ほんと頼むよ〜。
下条さんのおいちゃん、私は好きですよ。なんかほっとするし落ち着いて
見ていられる。寅さんも丸くなってきていたし良い配役だったと思います。
地味だか腕の立つ和菓子職人の味わいだよね下條おいちゃん
森川さん、気風が良くていかにも商店街や消防団のご意見番みたいだな。
祭りになると妙に張り切るタイプ。そうよ、まさしく俺の親父みたいなやつよ!
松村さん頑固もんだ、ありゃ。なんか学者風情というか品のよさが感じられるんだな、
お調子もんの森川さんは酒飲んで話せばわかるが、松村さんはむずかしいぞ…
鷹揚に見えるが気に入られないとなかなか懐へ入れない。
俺ね東京下町で生まれて育ったんだけど、意外に思うかもしれねえが一番多いのは
下條おいちゃんタイプだったよ。森川さんタイプは目立つけど案外少ないんだなこれが。
背筋ぴーんと延ばして気が強いんだか弱いんだかわかんねえ、生真面目でそれでいて
短気で嫌な事があるとすぐほっぽり出す。あの弱弱しい風体が寅のことを心配してる
さまに重なって…ああ下條おいちゃん、いとおしいなあ。
中期〜後期は下條さんでよかったと思う。以上、実体験に基づく妄想でした。
112 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/27(木) 22:13:56 ID:jdXKx/OD
森川さんは確かに天使肌の役者。あのとぼけた味はたまりません。
渥美さんとの絡みも実に上手い。これは誰が見てもそうだろう。
しかし、
松村さんには松村さんの風が吹き
下條さんには下條さんの風が吹いていた。
結構オレなんかはそれぞれを楽しんでいる。
スケベでパチンコ好きの松村おいちゃんは憎めない
味があった。
下條おいちゃんは自分がしゃしゃり出ない分、
渥美さんをくう事も、とらやのイメージを壊す事もしなかった。
これも一つの才能だと思う。
さりげない地味で確かな演技も映画ではとても重要だ。
「かもめ歌」での下條おいちゃんが好きだ。
ヒロイン(蘭ちゃん)中心に 相談役ーさくら。教師役ー博。後見人(?)ー寅。
それを見守るおいちゃんとおばちゃん。この作品では
とらや一家のアンサンブルがとてもうまくいっていて
その中で下條おいちゃんの落ち着いた演技が輝きを増していると思う。
作品としても出色だと思っているのだが。
>>108 ポスターのさくらの写真は使い回しが多い
かわいそう(;´Д⊂)
初期の作品で
どおせおいらはやくざな兄貴のところを
やくざな男って歌っているのがあったんだけど
わざとに歌詞を変えているんだろうか
たまたま間違えたのをそのまま使ったのだろうか
5か7あたりだと思う
第4作は「どおせおいらは底抜けバケツ」なんだよな。
底抜けバケツってやつは確か一回だけだから新鮮な感じがするね
2番の歌詞が
あてもないのに♪っていうのもあまりないので貴重
あとハイビスカスの花特別編の八代亜紀の歌がとても好きです
118 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 02:22:36 ID:C3agVFBE
12作のポスターのりつ子さんを見よ
これは可哀想。。。(iДi)
初期のさくらの顔も。。。
結構いいのは第7作のポスター。
119 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 07:35:21 ID:XI84JPYj
第7作奮闘篇のはいいよね
それまでのってわざと下手な絵看板のタッチを狙ったみたいで
どうもいただけない
120 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 08:04:38 ID:N9dH5DGu
俺の好きなポスターは、
22作「噂の寅次郎」・24作「春の夢」・28作「寅次郎 紙風船」。
121 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 09:46:37 ID:dE5tyLe/
>>118 7作目がいいって?
渥美さんの笑顔は最高だけど、さくらの顔ひん曲がってるじゃねえか。
初期ポスターでさくらの映りが良いのは8作目。9作目も人気あるみたいよ。
あれ、さくらの話だよな今?
123 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 14:52:19 ID:C0a0c3T5
トラ 古里ってなーなー
サクラ え〜〜〜?
トラ 古里ってなーよー
サクラ え〜〜〜?
プワーン ガタゴトガタゴト・・・
望郷篇の名場面だったが
これって、ディビビエの「望郷」のパクリじゃないかと
ジャンギャバンが波止場で大声で叫ぶ 打ち消すように船の汽笛が
124 :
◆KyUpmG9.1. :2005/10/28(金) 15:07:30 ID:2vq3syP8
125 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 16:24:58 ID:Rx+yFqAm
純情篇な。
126 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 18:40:30 ID:C0a0c3T5
賠償姉妹にしろ叶姉妹にしろ
年齢を重ねるほど ええ女になるタイプがおるんじゃね
127 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 19:33:01 ID:x094wIjW
倍賞姉妹と萩原健一が共演してる〈離婚しない女〉という映画があるそうですね。
すごく見たい。
化膿姉妹ごときと比べるなよ
129 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 20:24:46 ID:h9DOANZH
化膿って ・・ あのグロかよ ゲっ 吐きそ
寅さんの啖呵で「国の始まりが大和なら」って続いていく奴で
「助平の始まりは小平義雄」とか言う場面があったけれど
あれはNHKではカットかな?
131 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 20:50:43 ID:OW/ph1rC
つうか いままでのBS2の放送でカットされたとこあるのかな?
けっこう きわどい用語も普通に放送してるよね。
「相合い傘」で寅がさくらに伝えるパパ宅の電話番号は、音声の一部が飛ばされてた。
スレで評判の良かった「口笛を吹く寅次郎」を初めて見た。
48作中まだ半分ぐらいしか見ていないけど
個人的には今まで見た中で一番面白かった。
さくらが坊さんになった寅さんを見て泣くシーンや
おいちゃんが、「これが本当の三日坊主ですね」と言って
御前様に怒られるシーンが特に印象的だった。
今まで一番好きなマドンナは「フーテンの寅」の栗原小巻だったけど
今回の竹下景子はそれ以上に良かった。
寅さんが博のお父さんの墓参りに行くシーンがあるけど
実際に志村さんは亡くなっていたんだね。
寅さんとの絡みが見られなくなるのは残念だ。
>>131 どこといわれて覚えてるわけじゃないけど、けっこうカットされてるよ。
エアチェック派の俺はそのたびに悔しい思いをしてます。
奮闘偏で森川おいちゃんがさくらに『あのふたりは足りねえ同士だからよお…』とか言う台詞。
ありゃ俺にとっては結構ツボだったんだが、まあカットは妥当かもしれねえなあ。
>>133 『口笛を吹く』は生徒に見せたら人気NO1だったと、どっかの粋な大学教授が本に書いてた記憶あり。
俺は柴又駅の別れのシーンが好きだわ。竹下景子は寅シリーズと相性良いな。
夕焼け小焼けの評価が高いですけど、僕はあまり感じなかった。
岡田嘉子のシーンは、自分の実人生に重ね合わせるようなセリフと
ともに何とも言えない静かな迫力を感じたけどね。
太地喜和子は顔に自信がないのか、アップではっきり顔が決まる
写し方をしてないように感じた。
夕焼け小焼けを高く評価する人には、どのあたりが良かったのか
教えて下さると、僕の寅さん鑑賞も深みが増すと思うんで、教えて
くれませんか。(あおりじゃないからね)
いっぽう、『口笛を吹く』は僕も大好きな作品です。
138 :
葛飾立志篇:2005/10/29(土) 11:21:05 ID:+dYrPwvp
放映日age
139 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 11:36:23 ID:AODxXHwE
うあー・・・ そんなにカットされてたんだ・・・
全然気づかんかった。 カットってどんな形でカットされてるんでしょうか?
不適切な表現やNG用語のとこは丸ごとシーンごとカットって形?
140 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 12:31:37 ID:iV4jahpC
たしか
第五作の社長「あの人は近所のキチガイで不良ですから」
→「あの人は不良ですから」という形でカット
今日、放映日なんだね。
でも俺としては、土曜より日曜のほうが合ってるな〜なんて思ってしまう。
雰囲気的に。
まあ、放映してくるだけでも、ありがたいんだけどさ
それにしてもあの子役はなんか、地味だよね・・
143 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 17:46:01 ID:yAcpY1j3
きょう、「女は度胸」のDVDが届いた。
森崎東監督の映画の渥美さんは、初期の寅以上に粗暴。
144 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 17:54:24 ID:OdvDmWBm
今日発売の「喜劇・一発勝負」(山田監督)のDVDを発送したってメールがきた。
明日は「葛飾立志篇」の録画を見返すのと両方で忙しい予定
145 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 19:35:32 ID:OdvDmWBm
パーフェクトガイド見てたら 今日の「立志篇」に
蛾次郎夫人の嫁入り姿があるとなっていたが
それって以前に放映されたときのにあったんじゃなかったっけ
146 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 20:49:40 ID:0gVYVaDj
「忘れな草」、渋谷のHMV、タワー・レコード、TUTAYAのどの店でも品切れだった。
笑うしかなかったな。
147 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 22:55:11 ID:/UKIRW19
葛飾立志篇は傑作だなぁ
やっぱり70年代の作品はハズレなし
安易にマドンナとヒゲ先生がくっつかなかったのが良かった。
傑作かどうかは別にして盛り沢山の楽しい映画だ。
いくつか不満もあるにはあるが。
150 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 23:20:01 ID:0T4VqXzH
樫山は綿引勝彦のカミさん 夫婦そろって好きな役者だ
そう言えば「おはなはん」の歌は倍賞が歌ってたんだな。
わしは紅白で倍賞が「おはなはん」を歌って、審査員席に招かれていた
樫山が手を振っているシーンをかすかに覚えているぞ。
どうでもいい話だがな。
152 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/29(土) 23:48:43 ID:5sPDujsq
ヘルメットかぶった、さくらに萌え
153 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 00:03:04 ID:j3w08G8L
「どうでもいい話」じゃありません。良い話。
そのシーンぜひ見たいですね。
「おはなはんの歌」は心にしみる名曲。
154 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 00:11:36 ID:E8xvPBca
「葛飾立志編」(75)の「田所」(小林桂樹)は、「日本沈没」(73)から
持ってきたキャラクターですね。
156 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 01:19:25 ID:7gWNGsjD
今日の葛飾立志篇は寒河江が風情があってよかったよ。
お雪さんとの思い出も、しっとりとしていたね。
順子ちゃんのためにみんなで写真撮るとこなんか
ほのぼのしていていい。
マドンナが寅さんのこと眼中にないのは寂しいが、
田所教授もふられたのでよしとするか。
田所教授はタバコ吸いすぎ。
ありゃあとで困るぞ。
ラストもふられたようなふられてないような…って感じで
気に入った。富士山いいねえ。
シンミリする話は好きでは無いので 立志篇は一番好きかもしれない 桜田淳子がとらやを訪ねて来たトコや 寅と博が眼鏡の件で 喧嘩してる場面なんざぁ笑えまさーねぇ
158 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 02:11:21 ID:DqHUg6GL
だるまじぇんし!
キュウネン!
あのへん笑いました。
寅:ふんどし
博:パンツ
君は僕の師だよ!
160 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 06:21:37 ID:E8xvPBca
>>156 あんまり書き込みがないねえ。「教養」や「勉強」について、好悪は別にして恐ろしく真面目で
啓蒙的なテーマを扱った映画だと思うんだけど・・・。
寅のような愛される「馬鹿」は、勉強に目覚めてもやっぱり利口になれない、とい
うあたりは、「労働」を扱った「望郷編」に通じるペーソスですね。
161 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 06:56:50 ID:nNd3/zab
寅が勉強するわけないよなあ〜。
しかし寒河江で学問しようとした時の「気持ち」だけは本物だったんだが…。
慣れない事はしないほうがいいねえ。
とらやのコーヒーはレギュラーだったなんて。。。。。
それにしてもいいラストだ。この「葛飾立志篇」悪くないと思う。
162 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 07:55:28 ID:jNSNIrCy
渥美が小林にくわれてた。
大滝秀治さんの和尚さんとのシーン、あの時の寅さんのしゃべり方っていいですね。
いつもだと渡世人気取ったり妙に優しいしゃべり方することが多いと思うんだけど
あそこでは普段とは違った寅さんだった。自分にしてみればシリーズ通してみても
強く印象に残るシーンのひとつです。
165 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 16:44:18 ID:aTsYWu2p
田所先生のラブレターがロマンチックで泣かせる。
でも振られちゃうんだよね。
最後に寅と二人で元気そうにしていて良かった。
地味な作品だけれど佳作です。
166 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 17:03:29 ID:AQG0o9MC
ラストの観光船の女性のガイドみたいな人、あれ、
岡本茉莉だよね。
167 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 17:04:22 ID:O3x8aHfl
今回は西部劇か。
しかし、吉田義夫はおもしれえな(w
168 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 19:37:26 ID:byNdQ2JB
俺は高校3年の正月に彼女とこの映画観る約束で待ち合わせして、直前にヤダと言われて「トラック野郎」観に行かされた、苦い経験有り。直後別れた。
169 :
168:2005/10/30(日) 19:39:34 ID:byNdQ2JB
後で知ったが、二股かけてた奴が桜田淳子のファンだった。納得!
170 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 19:39:36 ID:EPITw/a4
ってか、BS2でやってる寅さん、音質悪すぎじゃない??ウチBSデジタルで見てるけど、DVDと聞き比べると全然悪い。。
>>169 ああ、そっちの方と「寅さん」を観に行ったんだねw
172 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/30(日) 21:11:57 ID:rt6nHXfV
おいおい、二股かけられたのはしょうがないけどさぁ
高校生のデートが「寅さん」か「トラック野郎」はないだろ(w
当時だったら「小さな恋のメロディ」とか「フレンズ」だろ?
忘れな草のリリーが、頬の笑い皺のせいか老けて見える。
でも初期のハイソックスのさくら並みにカワイイ。
俺の両親がデートで「夕焼け小焼け」を観たらしい。高校生じゃなかったけどw
父親が渥美清のファンで、母親は「ヤクザの映画なんて」と嫌がっていたらしい
が、その時寅の洗礼を受けてしまったようだ。
親戚の高校生を毎土曜日に晩飯に呼んでいるんだが
いまどきの若者は「ダサくて貧乏臭い」とこの映画なんて観たがらないのよ
「このオバさんは『ハウル』に出てた婆さん?」ってくらいで
出演者は誰ひとり知らないし。
最初は「こんなの見るの〜?何か違うのにしようよ〜」とうるさかったが
数週間前にポツリと「博さんっていい人だよな」と言った。
先週は「タコっていつもタイミング悪いよな」と。
こいつも30本を越えるあたりから楽しんで見るようになるなと思った。
「新・男は〜(第4作)」では、栗原が部屋代を渡そうとするのを
「こんな汚い部屋で金もらうのは失礼」って言って、返そうとするけど
昨日のやつ(第16作)では、普通にもらってたね。
寅さんが少し常識的になってきたというか、丸くなってきたのかな。
初期は恋愛以外が中心だから、荒々しくてよかったけど
中期は、恋愛中心でマドンナと釣り合いとるため
少し常識的になってきたというか(メガネ買うってのはまだまだ常識外れだけど)。
前期の荒々しい感じが少し合わなかった俺としては、これ以降の寅さん(中期)が好きだな。
一般的に中期は不評みたいだけど
岡本茉莉さん「いなかっぺ大将」で声の出演してたのは
既出ですか。
前スレの岡本茉莉祭りの時に既出。
ちなみに現在は「岡本茉利 」なので注意
寅さんの母親の話、なんで映画で二回しか出てこないんだ?
結構重要だと俺は思ったんだけど
181 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/31(月) 13:43:13 ID:rm9CUgG9
「家にも余剰人員が一人いるんじゃないのか?」
っておいちゃんの言葉何作目でしたっけ?
>>181 80年代後半だよね。「幸福の青い鳥」かな?
こないだ2作目を見返したけど、ミヤコ蝶々の啖呵の迫力たるや凄いね
連れ込みホテルでの寅さんとの罵り合いは鳥肌が立ったよ(ラストも最高)
蝶々さんと渥美さん、もっと絡んで欲しかったなあ
184 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/31(月) 20:36:20 ID:oYYDG25i
第二作は壮絶な母子喧嘩のあと、ホテルのステンドグラスがうつされるのだが、ここに描かれているのが聖母子像という皮肉。
>>182 そんなあとじゃないんじゃ?
いや俺も思い出せねーんだけれども、社長がオフセット(印刷機)入れた
ときだったっけな。前は人手不足だったけど、今は機械がやってくれる
から人余りでさー、みたいな。
ミヤコ蝶々が生前に「いくつも歳の違わない(8歳違い)オッサンの母親役なんていやだった。
あんな四角くて可愛げのない顔の息子はいらない」と笑い話にしていたのはよく聞いた。
寅さんって、もしかしたら童貞なんじゃなかと思えてきたが
どうなんだろ? 2ch独身スレで見掛ける様な「魔法が使える」
状態みたいだ
189 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/01(火) 17:20:17 ID:BuPJFPbd
廉価版DVDで「口笛」を探しているんだけど、
たいがいの店では売り切れているよ(´・ω・`)
出来のいい作品はやっぱり売れているんだね・・。
予約入れとけばいいのに。
191 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/01(火) 20:40:02 ID:/5QmlCht
10/31で終わったのでは?>廉価DVD
192 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/01(火) 21:08:48 ID:ZkweMoMI
一日過ぎてるけど、通販サイトで検索したら一応出てくるね、廉価版。
自慢じゃ無いが、俺には君らが羨ましく思うであろう「いいこと」がことがある。
シリーズを45本しか見ていない俺は、まだあの評判のいい『口笛を』を見てないのさ。
これから、まだ見ていない「男はつらいよ」を観る機会があるという幸せ…
あ〜〜〜〜、楽しみ。
194 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/01(火) 21:29:39 ID:ZkweMoMI
20番台の作品はだいたい好き。
ただ27・28・29は苦手。
3つとも名作なんだろうけど、話が暗いので、
見たいという気持ちがあまり起きない。
195 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/01(火) 21:35:36 ID:8buL0u3f
『口笛を』の時の竹下景子ってあの寺(自宅)でふたりっきりとかに、
なったら俺、押し倒しそう。 それ位かわゆいよね、アン時の竹下。
竹下さんより、少し年下です。
>>193 口笛童貞か〜。大事にしろよ!
俺は実は拝啓だけまだ観てない。ずるずると11年…。
197 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/01(火) 22:40:56 ID:mB/FvULf
”三択の女王”の頃かな?
実際の景子タンは、名古屋弁丸出しでベラベラ喋るんで、かなり萎えるそうだよ。
個人的には「浪花の恋の寅次郎」の松坂慶子がダントツでエロイと思う。
寅と食事をするシーンで上着を脱いでノースリーブ姿になるところが堪らない。
「口笛を吹く寅次郎」の竹下景子は最も好きなマドンナだが
お嫁さんにしたいタイプだ。
「口笛〜」は物凄く面白い作品なんだけど最後が切なすぎる。
寅が列車に飛び乗って朋子と一緒に高梁まで行って欲しかった。
199 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/01(火) 22:50:27 ID:3luRkXw1
俺は「夜霧にむせぶ寅次郎」を ちゃんと見ていない。
テレビで一度、最後のほうをチョコッと見たんだけど、
風子が寅次郎を罵倒していて、見ていて気分が悪かったんだよね。
一度レンタルして きちんと見たいんだけど、
見るのが怖くて まだ借りてない。
うーんタイムマシンに乗って誰かひとり好きにしていいって言われたら
ふみさん(松坂慶子)だなあ。俺的にはあたま一つ抜けてるわな。
あの状況で雁之助はんの部屋で寝た寅は漢だなあ…抱かれる覚悟は当然してるだろうに。
前にも書いたが居間のテレビの上に『浪花の恋』のポスター貼って嫁に怒られたよ。
>>188 寅さんはマドンナには指一本触れてはいない。
風俗なんかにも絶対逝かない。
はちまきして、何時も一人淋しく女将相手に安い酒だよ。
最後のリリーの肩は惜しかったが。
>>201 >風俗なんかにも絶対逝かない。
画面外ではどうかわからんだろw 女性に「さくら」的な母性・聖性や愛情を求めるが余り、異性
に対して常に潔癖で博愛主義者であらざるを得ないところはあるだろうけどね。
203 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/02(水) 12:49:07 ID:RJlizNzV
ストリップは見に行くよね。
>>203 劇場が映ってたシーンがあったな。
もしかすると客になっときもあったかもな。
でも、その時の寅さんの目をしばたく表情がリアルに想像出来杉。
それに、あの年で、田舎の場末のひなびた劇場に昼間からいたら、それも悲し杉。
あき竹城あたりが楽屋から出て来て、なまりで寅さんに話しかけそうだな。
「純情篇」(マドンナ:若尾文子)を初めて見ました。
これは兄妹愛を強く感じさせる作品ですね。
柴又駅での別れのシーンでは思わず泣いてしまいました。
森繁さんの前で熱弁をふるう寅さんも非常に良かった。
「夏になったら啼きながら〜」は名台詞ですね。
寅さんはやっぱり詩人だ。
このシリーズはいい作品が多いな。
207 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/03(木) 22:08:37 ID:bo8beX9p
〈純情篇〉では、
「とらやの団子は鼻クソ団子」と寅が言って、
おいちゃんとケンカになったあと、
さくらが怒って帰っちゃうシーンがありますよね。
そのあと路上で寅が さくらをなだめるところにも兄妹愛を感じます。
208 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/03(木) 22:09:36 ID:LD6Oqvpf
206
このシリーズ最高の兄妹の別れのシーンだね。
さくらが自分のマフラーかけてやるんだよな。
寅が飯をむさぼり食っている時の、夕子(若尾文子)の表情がとてもいいんだな。
あの瞬間に寅の抱く好意に気付いたんだろうな…
ああいう配慮というか優しさが節子にあればw
210 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/03(木) 22:51:20 ID:/pPP5EKH
夕子さんはあまり魅力の無いマドンナだったが、
江戸川土手で寅と散歩した時
寅の優しい人格形成がこの風景や風土から来ていることを
肌で感じていた。これはなかなか繊細な感覚だね。
寅が仁義を切るその言葉の数々も心底素敵だと言っていた。
なかなかの人物だよ彼女は。
あの自暴自棄の夫が足をひっぱっていたね。
明日年に一回の柴又巡礼に行く。
しかし、寅さん記念館てのはお粗末だよな。
もっと工夫すべき。
212 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/03(木) 23:29:31 ID:bo8beX9p
柴又って観光客で混んでいるそうだけど、平日でも やっぱりそう?
214 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/04(金) 07:34:06 ID:az1f1LeE
純情篇で夕子が夫について行ったのは
寅の前から身を引く意味もあったのか
江戸川べりで寅がつんだ花束も受け取らなかったし
そのへんは彼女の行動は首尾一貫している
柴又の記念館のくるまやセットで階段の所に腰掛けて
「…聴いてたよ」のマネしたことある。
いよいよ明日は、真打の登場ですなぁ
楽しみです。
217 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/04(金) 22:16:56 ID:yRr0UG5a
オイラは柴又行くと、「記念館」には行かないが、「日曜庵」は必ず立ち寄るな。
ポタージュみたいな蕎麦湯に、塩かけて啜るのがたまんねぇ。
218 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/04(金) 23:08:56 ID:SVlFPDAc
明日は「夕焼け小焼け」について語ろうぜ!
それにしても小学館から出た予告編DVD付の新刊、
なんだかなあという内容だったので買わなかった。
なんか作品に対する愛が感じられない。
かわりに『泣いてたまるか』のシナリオ本を購入。
こっちのほうが面白かった。
219 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/05(土) 01:29:52 ID:LL4XWy++
桜井センリの市役所課長もいい味出してたよね
お座敷芸を披露する羽目になったときに、芸者のぼたんに「笑うな」と
あらかじめクギを差すあの真剣ぶりが微笑ましかった。
市役所課長と芸者との間に通うある意味戦友のような心の交流。
好きだなぁ、あのシーン。
おばちゃんのルンペン発言はカット必至か?
とうとうシリーズ最高傑作放映の日がきちまったか。
あとは落ちる一方だと思うと、ちょっとさみしいな……
まだ、口笛があるじゃないか。それ以降はアレだけど。
ハイビスカスと知床もあるよ。
夕焼けが最高傑作という人は多いね。
224 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/05(土) 09:35:08 ID:OZVV8JoD
俺は、1作目から12作目までの12作品が最高傑作だと思う。
10番台の作品ではほかに14・16・18がいい。
20番台では、21・22・24・26かな?
〈相合い傘〉と〈夕焼け小焼け〉はイマイチ。
もうわかったよ。
俺は釣られないぞw
俺も釣られないw
どうでもいい話題だが今日の作品から主題歌の2番が「あてもないのに…」ってのに
差し替わる。これは17〜19作でしか聴けないレア歌詞だ。
因みに「どぶにおちても…」が復活するのは22作から。
228 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/05(土) 11:43:59 ID:YPwud/oC
「夕焼け小焼け」は大嫌い。
汚いジジイが有名日本画家だとわかったとたんに卑屈になる とらやの面々。
返済の催促をタコ社長に手伝わせる ぼたんの どうしようもない甘え。
シリーズ中屈指の駄作。
おれ今日スイングガール見るわ
230 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/05(土) 13:53:50 ID:n7I/B9Tg
未見だが228のような見方もおもしろい それだけ傑作なのかもしれんし
>>228 薄汚くて無礼なおっさんが、有名画家だったら誰だって驚くし、その後の対応も変わってしまうのはしょうがないよ。
牡丹は一人で行くつもりで上京してきたんじゃなかったっけ。
タコ社長を行かせたのは寅でしょ。
今で言う1000万くらいを取られ芸者人生を送ってる女性を
「どうしようもない甘え」というのは厳しすぎるな。
>>231 同意。
金の交渉にはタコを行かせ、自分は画を頼んで断られる、
普段粋がってる寅が現実社会ではまるで使えない男という描写が残酷で悲しい。
だからこそラストシーンに救われる。
233 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/05(土) 17:15:33 ID:ItFIon4C
夕焼け小焼けの話題はもう飽きたから、
そろそろ最低傑作と呼び名の高い
夜霧と青い鳥について語り倒そうぜ。
賛否両論よろしく。
俺はトニーってキャラ好きだけどなぁ〜
234 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/05(土) 17:38:18 ID:UwoBbS6j
青い鳥傑作だよ。
長渕がいい味出してるじゃん。
いろいろな考えがあるねえ・・。
やっぱり今晩が楽しみだ。
>汚いジジイが有名日本画家だとわかったとたんに卑屈になる とらやの面々。
元ネタは落語「抜け雀」の宿屋のおかみさんだろ。
青い鳥はストーリーがいまひとつだったな・・・。
寅さんの出番が長渕夫妻より少ないような感じもある。
長渕の演技はTBSの「家族ゲーム」以外あんまり好きになれない。
「夕焼け小焼け」は有名画家に絵を描いてくれと頼む、寅の常識やぶりの行動が光る一作。
寅の馬鹿で常識のなさは、普段はとらやに迷惑をかけたり、失恋につながったりでマイナス。
いつもはその無力感や哀愁がラストに漂いながら終わるものが多い。
しかし今回は、その非常識が最後、牡丹を感情的に救うという形で見事プラスに描かれ、
寅の存在がプラスに光りながら終わる。恋愛一辺倒ものとは少し異質の作品。
239 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/05(土) 19:09:50 ID:jSEH2Zou
青い鳥は長淵と寅の絡みがほとんど無いのがね。。
さて、今夜は夕焼け小焼けか
個人的には純情詩集、寅次郎頑張れ、が最高傑作だと思ってるから
前夜祭的に楽しめるなぁ
溶けて流れりゃ、みな同じぃ♪
あと、一時間、ハァハァ(;´Д`)
241 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/05(土) 20:54:50 ID:C2OCzLa+
初めて「夕焼け小焼け」を見たとき、俺も
>>228と同じように思ったが、何度か見ているうちに好きになった。
242 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/05(土) 22:58:15 ID:up7miDSX
結局所帯もてたのか?
「いったいどこへ行ってたの?」と聞くさくらに
「どこへ行ってたっていいじゃね〜かよ。どうせろくなところじゃね〜や。」
とだけ答えて旅立つ寅。
「龍野でいろいろお世話になったから君にあげる」とだけ添えて
ぼたんに牡丹の絵を描いて送った青観。
二人とも粋だね。やっぱりいい作品だ。
244 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 00:03:15 ID:85kP4+Ez
うーん。久し振りに見たけど、オイラ的には最高傑作というよりは、異色作かな。
名シーンの連続ではあるけど、エピソードを詰め込み過ぎな感じだな。
しかも、余りにストレート。
ワンクッションおいた間接照明的なシーンが、男はつらいよの良さだと思うが。
No.6池内順子の悪徳不動産屋との電話でのやりとり>>牡丹と社長の借金取立て
No.10田中絹代の墓参り>>岡田嘉子の「後悔は...」
ただ、寅が青観宅に乗り込み、牡丹のためになりふり構わず「絵を描いてくれ」のシーンはいい。
前作で寅が田所教授に恋愛指南する「この人を幸せにしてやりたい。この人のためだったら死んだって構わない」
を実践してて、カッコよかったよ。
もう17作なの。
さすがNHKはどっかの局と違って早いねえ。
私は17作は苦手。寅さんには異質の真性悪人が出てくるし
結局は悪の前に無力な話。夢のジョーズも残虐すぎる。
246 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 01:41:47 ID:nesLvima
あの夢はどうもね
この作を通じて演出がわりとストレートというか
ややくどい印象を受けたけど どうせ何回も見なおすから
違う印象になるだろう
だいいち さくらをああ老け顔に撮るのもどうかと思うが
それも録画の画質が悪いのが幸い ソフトフォーカス 再見再見
夢のジョーズおもろいじゃんw
さくらの足もつくりもののっぽいし。
残虐とまでは思えないな。
248 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 05:17:32 ID:jEB2MfeI
>>242 「夕焼け小焼け」では、ぼたんは寅を振っていない。寅が先生のいる東京の方向に
何度も遥拝をして終わっている。
恐らく、あの後、寅とぼたんはしばらくは一緒に暮らしたんだろうな。どうせ
別れちゃったんだろうけど、たまには寅の恋が実った(であろう)という話。
249 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 06:00:54 ID:WGY5HSlI
♪私のラバさぁん xxx長のむすめぇ〜
250 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 07:41:57 ID:lksUNcmh
「寅さん完全最終本」を本屋で見た。
気になったのは写真。
モニターに映った画像をそのまま取り込んだような
ぼやけた写真がたくさんある。
251 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 08:30:51 ID:ozYnd309
>>248 そうそう、あのあと、ぼたんと何日かは楽しい日々を
送ったんではないだろうか。
そう思うとなんか嬉しくなる。
でも一緒には住んではいないだろうけどね。
そんな甲斐性は寅には無い。
この作品はなんといってもぼたんがいいよ。
寅さんとボタンの丁丁発止の楽しいやり取り
ロケ先の竜野の美しい風景
三味線風のぼたんのテーマ
青観先生や桜井センリ、岡田嘉子のキャラクター
シリーズ異例の悪党の登場に絡む金、情、芸の葛藤と鮮やかな結末
最後の解決は子供の頃は腑に落ちなかったが、
大人になって見ると製作者の強い思いが感じられます。
253 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 11:20:53 ID:xvUrcy4a
夕焼け小焼けでぼたんのテーマ曲として使われている曲、いいですね。
何だか聞き覚えのある曲に思えるのですが、あれ、この作品のオリジナル曲なのでしょうか?
カラッとした曲調で気分が明るくなります。
また、浴衣姿のぼたんや、竜野の古い街にもとても合っているように思えます。
今も同じ色、デザイン。高木屋さんの包装紙が随所で映えてます。
あっそれと以下の御二方も忘れちゃいけゃせんぜ。
1 本郷にて『おかえんなさいまし。奥様、先生がおかえりでございます』
2 龍野にて『先生、池ノ内様という方がみえてますけど』
>>249 えっ酋長カットされてたんすか?
昨夜みてねえもんですから。
256 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 11:56:19 ID:KXLvmFlh
岡田嘉子の弟子をやってた人は、榊原ルミに似てましたね。
でもクレジットされてなかったからちがうのかな。
257 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 12:13:08 ID:eJ8uUeei
おばちゃんの「ルンペンみたい」はそのままだった
258 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 12:24:55 ID:eJ8uUeei
「酋長」は「しゅう」のところがボカしてあった
259 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 14:41:21 ID:Rh5bR/3v
大雅堂の主人に「いくらで売るの?」と訊かれた寅さんが、及び腰な感じで
一本指を立てて答える場面があったけど、あれはいくらのつもりだったんだろ?
千円かな?百円てことはないよね
寅がさくらに「七万円だよ」と声を弾ませるシーンで、
タイゾーの「2,500万円ですよ」発言を思い出した。
261 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 17:19:21 ID:LVOLXRqj
寅さんのしてる腕時計のブランド(モデル)ってわかる人いますか?
くあしー人おせーて!
262 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/06(日) 21:12:16 ID:N+5yHRqW
龍野の公務員に聞きたい。
70年代は有名人が来ると
芸者あげて一緒に遊んどったんかい。
寅さん映画って、何でか夏公開のほうが名作だよね。好みは分かれるが
個人的には。
興行成績は正月だけど。
>>259 指を立てる前に「電車賃使ってきた事だし・・・」と言っているので、おそらく千円じゃないか。
あの大滝秀治とのやりとりは個人的にかなり好き。売値をめぐるやり取りもさることながら
「事もあろうに青観の名を騙るとは・・・」と笑いながら、もう一度画のほうに目をやると表情を一変させる
大滝も面白い。
265 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/07(月) 00:06:16 ID:hPML6pco
龍野芸者に惚れちゃった。。
266 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/07(月) 00:15:20 ID:j/4pAQMu
俺も好きな順にDVD買っていったら意識したわけじゃないのに夏寅ばっかだった
ラストで汗をかきかき氷をガリガリ削るおばちゃんが好きだ
11月6日(日)8:15〜9:50 WOWOW(アナログ)
「喜劇女は度胸」 (1969年松竹)
今日見逃してしまった…。悔しいので放映予定を貼っときますわ。未見の方はお薦めでっせ。
11月8日(火)14:05〜15:00 NHK衛星第二 Gコード(180972)
「俳優笠智衆わたしと松竹大船撮影所」 笠智衆ほか
11月11日(金)13:00〜14:40 NHK衛星第二 Gコード(86096324)
「故郷」 (1972年松竹)山田洋次監督 井川比佐志 倍賞千恵子
12月4日(日)08:15〜10:00(?) WOWOW(アナログ)
『拝啓天皇陛下様』
268 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/07(月) 08:53:32 ID:tAo6i5X6
11月6日にWOWOWでやった「喜劇・女は度胸」をBSデジタル放送で見た(BS-5chとデジタル191chは全く同じ番組を放送)んだけど。。。。あれは最悪でした。
WOWOWはシネスコサイズの映画も左右をカットせず、フルサイズで放送して、しかも女は度胸はハイビジョンでの放送。以前ハイビジョンで放送された仁義なき戦いの第1作がすごいキレイだったので期待してたが、
6日に放送した女は度胸は、左右をカットしてビスタサイズで放送、しかもハイビジョンなんてもんじゃない。VHSを見てるみたいだった。つい最近買ったDVDと見比べながら見てみたら月とスッポン。WOWOWの方ゎ黒なんか濃い緑みたいな感じ。
11月末にやる「男は愛嬌」、12月にやる「拝啓天皇陛下様」「ああ声なき友」「スクラップ集団」「白昼堂々」もあんな最低な画質で放送するのだろうか。。。
DVD買うと違ってタダなんだから我慢しろ
WOWOWもNHK-BSも、タダじゃないんですが
俺は山田監督の作品ほとんど見ているけど『故郷』は見逃していたので
金曜日が楽しみだよ。渥美さんも出ているんだよね。
272 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/07(月) 11:50:58 ID:L353SKNf
>>256 榊原るみ本人ですよ。
ちなみに清観の家のお手伝いさんは大空小百合こと岡本茉利さん。
273 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/07(月) 15:00:21 ID:pjuyAB5I
>>271 故郷はいい映画だよ。見終わった後爽やかな脱力感・・・。
いい映画だけど、赤ん坊と笠さんを殺す必要はなかった。
人が死ね山田作品は苦手です。
275 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/07(月) 20:57:37 ID:Aa1j6sTp
「夕焼け小焼け」大雅堂の店内での寅 書棚を見ながら小声で
ドフトフエフスキーカラマゾフの兄弟 と読むところも実に味があるなあ
ドフトフと間違えさせる脚本演出もいいし 渥美清ってほんとに味がある役者だ
ちなみに 昔はみんなドフトエフスキーだったけど
今はドストエフスキーが主流なんか よく知らんが
276 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/07(月) 21:31:43 ID:IWe6EpsN
渥美さんはやっぱり凄いと思う。
評伝とかによると、渥美さんと寅さんの共通点とは
「喋りが上手い」てだけだしね。それ以外は正反対。
病弱(片肺)なのにドタバタもやってるから凄いよ。
278 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/08(火) 19:14:02 ID:6cisqvr2
今度放映される第18作『寅次郎純情詩集』のマドンナ
である、壇ふみは綺麗でしたね。知的で美人で品がある。
今、こんな女性は殆ど居なくなったね。
前は年に1,2回しか会えなかったのに、今じゃ毎週寅さんに会える。
しかし今週はお休みだったのね。
昔は壇ふみと紺野美沙子の区別がつかなかった...
281 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/09(水) 04:12:32 ID:UHbuEAiQ
あ
282 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/09(水) 06:24:16 ID:RHomxNU4
>278
でしたねって死んだみたいな・・・
阿川と変なCMやってるけど料理なんてまるで出来ないらしい
283 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/09(水) 10:22:40 ID:veUV16P4
>278
ダンフミはマドンナではないw
284 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/09(水) 11:59:18 ID:JCoIb7rY
285 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/09(水) 13:38:08 ID:DoelmJnI
DVDのキャンペーンはがき6枚送った。当たるかな。
286 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/09(水) 14:06:42 ID:HFZRIO24
理屈を言うんじゃないよ
287 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/09(水) 14:38:31 ID:lmaz6A1P
お前なんかにな、中小企業の経営者の苦労がわかってたまるか!
「このタコ!自分の足でも食ってろ!」 ←ワロスw
289 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/09(水) 15:50:20 ID:mAVAjyGM
ちげえねえや!
290 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/09(水) 16:01:23 ID:qNs88IAU
だから生き物 飼うのイヤなんだよ俺。
檀さんは今でもおキレイ。18作の頃は「お嫁にしたいNO1」のころで
本当に輝いてる。
でも18作は嫌いではないがあまり観れない。マドンナを死なせるというのは、
寅さんの世界ではタブーだと思う。
test
さっきミニ番組を見て思ったこと。
ここで話されてた寅童貞説はありなのかな・・・
「あじさい」「口笛」「告白」の各シーンをまとめて見ると、そんな感じが益々してくる。
素人はどうだか知らないけど、
玄人相手に筆おろしは済ませてるんじゃなかったっけ?
>>293 素人童貞。1〜2作の雰囲気みると、かなり遊びは派手だった気がする。
296 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/10(木) 10:15:01 ID:iX2sz7OM
通信機器のことは、全く詳しくなくて、わからないのですが、
「光」を入れれば、寅さん各話を、自由にダウンロードして観られる環境をつくることができるのですか?(CFで、そんなこといってたような)
297 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/10(木) 12:41:29 ID:VYT70SdM
壇ふみって独身だよね?
298 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/10(木) 14:42:28 ID:Z56yrBgH
春川ますみと東北の安宿で一発やってるような気がしないでもない。
童貞の男なら、「純情篇」で宮本信子が脱ぎかけたときに、たしなめた
時のような落ち着きはでない。
「純情詩集」の綾さんは白血病だったのかな。
301 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/11(金) 10:12:54 ID:Z9VyFkz3
今BSで放送されてるけどやっぱり寅さんは満員の劇場で観るのが一番いいなあ。
俺がリアルタイムで観れたのは47作・48作だけだが、例えば48作の砂浜で寅さん
がリリーの肩を抱こうとして空振りするシーンなんかは劇場全体が震えるような
爆笑に包まれて凄かったよ。他者と共感しながら笑うのってホントいい。
それを言っちゃあ・・・
映画館では、寅が店の前を素通りするだけで場内が爆笑するからな。
観客が笑ってる最中に次の台詞を出しちゃうと、台詞の頭が聞き取れないから
寅が笑いをとった所は、次の台詞までの間を若干開けていると語っていた。
映画館でみんなと笑いながら見るのが前提の映画だから。
だからTVで一人で観ていると妙に間延びしているように感じる所が
あるんじゃないでしょうか…と山田さんが話していたのを憶えている。
アメリカのミュージカル映画で、観客の拍手の間を計算してある
というのと同じだね。
305 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/11(金) 14:15:45 ID:a5aJOsjI
>>302 たしかに…映画館の迫力といえば思い出すのが知床旅情。
DVDで観た時、何か肩透かし食った気分だった。
スクリーン一杯に拡がる知床の大自然の雄大さ、清々しさ。
あれを家庭用TVで感じ取れというには無理がある。
時としてあの作品の評価が分かれるのはやむをえないと思うな。
最近、人大杉でぜんぜん見れないwしばらくageで書き込みます。
306 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/11(金) 14:16:53 ID:a5aJOsjI
慕情ですたw
故郷ってなんか哀しい映画だね。
こういうのが興行として成り立つ時代だったんだ・・・
308 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/11(金) 18:59:41 ID:aflVnvO/
>>307 >故郷ってなんか哀しい映画だね
いやー、家族に比べたら・・・。
故郷は見終わってから静かな感動が続くよね。
309 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/11(金) 20:51:33 ID:XZGF0RrV
「故郷」もすごい映画だねえ。今日の録画していま見たところ。
ところで第5作「望郷篇」は録画しそこなってDVD買って見なおしてるが
どうにもあの冒頭の真夏のワンピースの動きにはまいってしまうね
山田ー倍賞ラインの悩殺カット やってくれるよ
石船の夫婦とはえらい違いだが、両方ともいい
昨日はまた瀬川監督の「旅行」シリーズ 「逆転旅行」で芸者の倍賞さんもみた。なんと源氏名が「さくら」(芸者っても格好だけだが)
こっちはもうひたすらおふざけでね 気軽にやってるこの旅行シリーズの倍賞さんもいいよ
310 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/12(土) 00:26:22 ID:UCt+Mir9
逆転旅行連日見てしまった。カメラが高羽哲夫だからってこともないだろうがよく撮れてる
これ、寅さん1作目とまったく同じ1969年8月の公開ってのもおもしろい
倍賞さくらが同時に2本誕生したわけだ もちろん格は寅さんに及ぶべくもないが
芸者さくらのほうもなかなか魅力的よ
311 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/12(土) 08:37:22 ID:tKdlh/cl
>>309 >故郷
山田さん本人としては、高度成長で地方の共同体や家業が破壊され、誰もが大資本の下請け
労働者にならざるを得ない悲哀を描いたのだろうが、いま見ると別の意味で興味深い。
主人公(井川比佐志)が尾道の造船所の下請け労働者への転職を決意するのは、
その方が実入りも良く生活が楽になるからである。
山田さんの意図とは別に、高度成長の光(地域社会破壊や、下請け化による労働者の買い叩きなども
存在したのは事実だが、それで暮らしが少しでも楽になった労働者も多かったのは事実)
の面も映画の中で記録されているわけですよ。
(もちろん、賢明な山田さんはここまで考えていた可能性もありますが。労働者としての
若干の生活の安定と引き換えに、彼の誇りまでを失わせてていいのか、と・・・)
現在のデフレ・構造改革時代に見直すと、色んな意味で複雑な感慨があるなあ。
いま、ああいう稼業の人間が、少しでも条件のいい転職をするのはまず無理だもんね。
確実に雇用条件も生活も悪くなるからなあ。
トラックで魚の行商をしている渥美さんがいい役なんだよね。立ってるだけで、
この人物が真面目に労働して生きてきた半生史までが匂ってくるみたい。
312 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/12(土) 10:51:36 ID:GZzZCGJp
なんだ、今日は寅さん中止なのか。
まあ、詰め込みすぎもよくないから、たまには一休みもいいかもな。
313 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/12(土) 12:24:29 ID:VnK77Hy+
BSで見てるがテレビの画面が上下4分の1づつ黒で結局半分しか映っていない。
ワイドテレビでも黒帯出る気ガス。
NHKはどんなテレビで見るように想定してるんだろか?
>>313 あれはオリジナルのシネマスコープサイズを尊重してトリミングしないだけ。
ワイドテレビはオートで適当に画面サイズを変えちゃうからな(シネスコだと
確かに黒帯は残るだろうね)
普通のTVはスタンダードかワイド(いわゆる映画でいう「ビスタ」)の二種
だけど、映画の画面サイズは結構ややこしい。
ワイドテレビが完全に標準になれば、作品毎の送出サイズはどう落ち着いていくのだろう。
数年前、CSの衛星劇場ではこのシリーズをビスタサイズにトリミングして
放送していたな。今はどうかしらんが。
今回、BS2の一挙放送では山田監督の要望もあってオリジナルの
サイズのまま放送しているとエロ監督が言っていた。
316 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/13(日) 19:16:34 ID:vzmOo87a
困った表情が多いさくらさんだが、
笑顔だけで癒される俺がいる。
どの笑顔が一番か見直してます。
>>311 なるほど。なるほど。
「l故郷」は、他愛のない話だけど、最後まで退屈せず見られた。やっぱり山田洋次は
優秀な監督ですね。
「時代の流れ」と言ってしまえば、それまでなんだけど、その裏には、様々な人間模様、
ドラマがあるわけだ。主人公の仕事への誇りや矜持には、胸に熱いものがこみ上げて
きましたよ。
松下さん、渥美清は脇役だけど、けっこう重要な役回りでしたね。
「船長は、船長だ」いいセリフだったなぁ。
風景の色彩は美しく、構図は完璧。高羽さんもいい仕事をしてましたね。
「下町の太陽」も なかなかイイ。
「下町の太陽」も なかなかイイ。
こもろ寅さん会館に行ってきました。
柴又の寅さん記念館は帰るときに名残惜しかったけど
ここはもういいや。一回行けば充分。
321 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/15(火) 15:10:18 ID:VTLYPmtS
男はつらいよの世界に触れたかったのに
展示品の半分くらいが「山田洋次の世界」で正直あまり面白くなく・・・
表彰状とかトロフィー等には興味が湧かず・・・
各作品のポスターや歴代マドンナのサイン色紙や
渥美さん自筆の手紙が見れたのは嬉しかったです
323 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/15(火) 20:34:23 ID:ZiPeNXKR
>>322 たしかに、表彰状だのトロフィーだのを見てもつまらない。
俺が見たいのは、撮影の合間に撮られた、出演者やスタッフのスナップ写真です。
こういう写真は、柴又の寅さん記念館や こもろ寅さん会館にあるんでしょうか?
324 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/15(火) 22:00:09 ID:vq9L1h3m
寅さん記念館に、寅さんの服が展示してあったけど
見た感じ、すごい小さい感じがしたな。
渥美さんってけっこう小柄な人だったのかな。
325 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/15(火) 22:10:54 ID:8rlVn4dO
寅さん記念館でポスターが買えると聞いたんですが、
映画公開時のものと同じデザインなんでしょうか?
値段はいくらなんでしょう?
326 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/15(火) 22:21:23 ID:Rabb9gK9
≫325
映画公開時のものと同じデザインなんでしょうか?
同じ。
但し復刻版なので、いわゆる「ねむい」印刷
(ちょっとボケている、ということ)。
それから、第1作だけはもう在庫が無いはず。
値段はいくらなんでしょう?
税込525円
327 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/16(水) 22:46:48 ID:1GjZMy26
「夕焼け小焼け」のラスト近く さくらが青観先生を送って帝釈天のほうへ歩いていく
江戸川はどっち? こっちですと帝釈天のほう(そうだよな たしかに)
青観が じゃあこっちが東か と右手を指す
いえ こっちです とさくらが左手を指す あれ?さくらさん それはどっちかっていうと北じゃない?
(そのあと ですから東京はこっちになります と後ろを指すのはその通りだよな)
まあ どうでもいいことであったスマン
328 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/16(水) 23:05:46 ID:o0bH8EL+
一作目ポスターは原則非売品です。
記念館ではDVD全集買った人に特典として付けてます。
たしか400円(20円)だったかな…作品によって紙質にも違いありやす。
記念館のポスター欠番は以下の通り(最新情報ではないので間違ってたらスマン)
1,5,9,10,11,15,16,19,23,25,27,29,30,38,42,45
増刷予定は無いのでお早めにどぞ。先日38知床が売り切れました。
んなことより、11月26日(土) 柴又記念館に於いて
倍賞さんが紫綬褒章を受章したということでお祝いの会が催されます。
ご本人倍賞智恵子さん、山田監督がお見えになります。
本日京成電車の吊り広告で確認しました。
10:30AM〜(10;45だったかな?)
お時間のある方は是非、柴又へさくらに会いにお越し下さいませ。
あっしは柴又在住の寅ファンです。情報なもんでageときます!
329 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/16(水) 23:10:57 ID:o0bH8EL+
忘れたてた!源ちゃんが来るという噂もあり。
これは確認次第書き込みますね。
>>301 小学生の頃、両親に連れられて
都はるみがマドンナだった「旅と女と寅次郎」を映画館で見たことがあるけど
寅さんが葛飾電器からウォークマンを盗んだという電話を受けた
おいちゃんとおばちゃんが「寅はそういうことをする子じゃない」と怒っているのを尻目に
寅さんがウォークマンを聞きながらとら屋の前を素通りするシーンがまさしくそうでした。
映画館でもっと見とけばよかったな・・・
331 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/17(木) 22:33:56 ID:NUzpbV4I
博さんはさくらさんを大恋愛で射止めたわりには、その後の
さくらさんに対する態度はそっけない。
あの夫婦に性的なものは感じられないな。
さくらさんも老けるの早い。兄貴と息子のせいか。
332 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/17(木) 22:47:07 ID:59YQq8ko
あ
333 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/18(金) 21:13:41 ID:1LrPH7SD
334 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 11:34:29 ID:ZZfXs+7r
「純情詩集」のラスト新潟の雪んなかで寅が雪駄はいてるのかと思ったら
ちゃんとゴム長はいてたんで笑った
ひとつの柱は寅の不能をマドンナの死で解決するところなんだろうな
しかし ほかにもいろいろ仕掛けもあるし あいかわらず見せてくれるなあ
335 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 11:53:23 ID:NPUN4y9S
「純情詩集」でのおいちゃんが寅に怒ってるシーンがあったが、
今回の怒り様はかなりのボルテージでしたね。
『相合傘』のメロン事件よりも迫力があった。
336 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 12:56:06 ID:8QfWno68
>>334 旅芝居の「不如帰」を伏線にして、全体の構造をメタ化するのはなるほどなあ、と思
った。「馬鹿まるだし」では「無法松の一生」だったけど。
冒頭の家庭訪問における教育論を「学校」シリーズでは真面目にやってみました、というわけか。
いくら病気だったとはいえ、ずっとすぐ近所にいたのにお嬢さま(京マチ子)と「とらや」の
面々がお互いに「まあ懐かしい」となるのは不自然だし、婆やがいたとはいえ、あんな世間知らずで
子育てが出来たはずもないのだが、あれも彼女の時間は少女時代のまま
止まっていた、という意図的な設定の仕掛けなんでしょうね。
一方で、既に離婚した夫から貰った財産は食い潰したのか、あの親子の経済事情が悪い(正直、
よろしくない)、というのがリアルで切実だったね。
源ちゃんを好き放題に使ったり、この頃はまだ人格のワガママや凶暴さも残っていて安心するなあ。
家庭訪問の場面で同じ稼業の人間のウワサをするくだりも、まるで森崎東が撮ったようだったし・・・。
>>335 自分も、あの「無銭飲食」はさすがにひどいと思う。ああいうバカをやっ
てこそ寅次郎なんだけどね。それにしても、あの架空の「柴又」における御前
様の顔の広さ、面倒見の良さは相変わらず凄過ぎる。
さくらが旅に出るシリーズいいなあ。
339 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 14:17:13 ID:yfXHe6b5
「純情詩集」
斜陽とはいえこの頃の映画界はまだ豊かだったんだなぁと痛感しますね。
綾さんといキャラクターに演技力云々を超越したところで説得力を持たせられる女優は今いないですもん。
娘の役も然り、今誰かが演じても単なるギャグにしかなりませんよ。
ラストに再会がある話はなんだか癒される感じがしていいですね。
登場人物のその後を想像できて楽しいですし。
まあ恋やつれのラスト大島に行かない寅の気持ちも良くわかりますがw
340 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 16:17:49 ID:tmHy5267
さくらが旅に出るシリーズってw
なによ?
341 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 16:28:49 ID:Bw1cs3ys
金がなくなった寅さんを さくらが迎えに行くのが いくつかあったけど、
そのことなのかな?
>>341 うん、寅を迎えに行くパターンのほかにも博の実家に行ったりお絹さんに会いに
いったりしている。さくらが旅行で移動しているときの表情がいい。
車窓からの眺めをみる表情、普段とはちょっと違う足早な歩き方など・・。
旅の目的が楽しいものではないことが多いから同情しながらシーンを見てしまう
んだよね。
343 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 18:32:48 ID:Z0wnQWhK
>>342 第7作では、寅さんのことを心配して青森県まで行っていた。
車窓を見る さくらの表情が暗い。
それだけに、パスの中で寅さんと再会するラストシーンに救われる。
344 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 19:10:09 ID:Fe3/ybS4
ほんとに みんなよく見てるなあ
11作「忘れな草」じゃ北海道の牧場まで迎えにいった
あのときは寝台車の朝のチャイム 髪に櫛をいれるさくら なんともいえん
345 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 20:04:36 ID:+7ERDOTS
壇ふみが演じた満夫の担任って「夕焼け小焼け」で
入学式で「寅さんの甥ごさんね」と皆の前で言ってさくらに恥をかかせたって設定だよね。
この話を聞いた寅が「その担任を外させろ!」って怒ってた。
でも最後には「先生の言うこと良く聞くんだぞ」と満夫に言っていたが。
さくらが寅さんを迎えに行くネタはこの先にもう一回あるから楽しみにしてるといいよ。
>>345 壇ふみが演じる教師がきているのは、本来の担任が産休の為。
>>346 留吉が出るやつでしたっけ?
旅行のシーンでは駅のホームで列車を待っていると近くの学校の校庭で
鼓笛隊の練習?をしている音楽が聞こえてくるっていうのもいい。
349 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 20:13:54 ID:yfXHe6b5
>>345 いやそれは違うでしょ。
その発言をしたのは産休してた先生の方。
350 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 21:19:18 ID:PwAKUnOj
>>348 21作は大好き。
深みは乏しいかもしれないけど、これぞ喜劇って感じで楽しめる。
寅さんが宇宙人になっている冒頭の夢もおもしろいし。
351 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 21:20:17 ID:TgXNmyhY
寅さんの「なかなかいい雰囲気の警察でしょ」という台詞と
おばちゃんの「うちじゃ無銭飲食の甥が帰ってくるんですよ」という
台詞がツボにはまった。
とら屋で京マチ子と久しぶりに再会した寅さんの
はにかんだ様な表情と子供言葉?も良かった。
こういう時の渥美さんの表情は絶品だと思う。
でも悲しい話だよな・・・
352 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 21:41:28 ID:zPUB9Gfb
353 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 22:15:33 ID:49pVtXkT
大空小百合「せんせい。くるませんせい。」
アクセントがビミョーに難しい。
354 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 22:22:24 ID:iPuNGyQ+
岡本茉莉さんの役を変えてほしくなかったね。
まあ人気では劣るけれど、
寅さんは固定ファンが多いので、上手く生かして欲しかった。
355 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 22:40:18 ID:Gh2xcwwc
「純情詩集」は、最後の柴又の駅でのさくらとの別れのシーンが
良かったね。この頃の作品はホントに充実してる。傑作の森って感じ。
さくらが芋洗う、寅とのからみでのシーン。
切なかったな。
あと、先生のお母さんが長くないことを悟っていたたまれなくなった
さくらが洗物をしに席を外すシーン。あの洗物をするシーンのアングルは
あの時だけなんじゃないですか?
・・連続カキコすまそ。
358 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 23:24:19 ID:TgXNmyhY
>>350 スレでほとんど話題に出ないので人気がないのかと思っていたけど
「わが道をゆく」を好きな人がいてくれたのは嬉しい。
無銭宿泊をした寅さんが、いつの間にか先生呼ばわりされて
直筆の掛け軸を飾られているシーンや
寅さんが一瞬だけまじめ人間になって博たちを喜ばせるシーンが好きだ。
何より杉山とく子、武田鉄矢親子がいい味を出しているのがいい。
寅さんの強烈な失恋がなければ尚更よかったんだが。
359 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/20(日) 23:36:11 ID:qPssEUOD
>>358 拙者も「わが道〜」大好きでござる。これでBSの寅さん録画も終わり!っと
思ってます。自然なノスタルジック気分最後の作品です。
360 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/21(月) 00:01:56 ID:yzggOCfX
>>358 渥美・鉄矢のコンビで、あと1つか2つ作品を作って欲しかったな。
361 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/21(月) 08:01:07 ID:HhtgU5XQ
>>359 そうかぁ、自分は公開時に劇場で観てなんだかがっかりした作品なんだけどね・・・。
そっからも我慢して通って、「かもめ歌」で決定的に駄目だなと感じて距離を置くようになった。
まぁ改めて観たらまた違う発見があるかもしれないし、今度の放送を楽しみにしておくよ。
362 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/21(月) 09:37:47 ID:5swzVRJG
確か同時上映の田舎のプレスリーの方が面白かったな。
「わが道」はSKDのシーンがつまらん。
思い入れがある人には貴重な映像だろうが。
木の実演じるマドンナは歴代のマドンナの中でも
最も感情移入できない1人。
364 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/21(月) 11:59:25 ID:WnUoxz9J
>>363 当時の浅草国際劇場が映っているので、映像資料的には貴重な作品。
別にSKDに思い入れがあるわけではないけど21作のレビューのシーン好きだな俺は
ラスト・シーンの木の実ナナの熱唱なんかは不覚にもジーンとくるものがある。
366 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/21(月) 12:35:40 ID:pn9GNs6E
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367 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/21(月) 13:06:31 ID:+0V/p1f0
とくに後半は木の実ナナが主役になっちゃってるし、
彼女は生き方に自信を持っていて寅さんが入り込む余地はない。
でも、この作品は好きなんだよね。
渥美清と武田鉄矢の絡みに、カラッとした可笑しさがある。
雪積もる新潟であの格好は寒かろう
寅が帰り道、「さっく〜らさ〜く〜らあ・・」って上機嫌で跳ね歩くのが
なぜか印象に残ってます。
370 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/21(月) 20:07:28 ID:Rp5rXG6B
>357 「純情詩集」でさくらが席をはずして台所の流しの前で涙する場面。
奥の風呂場方向からのショットで、座敷から半分くらい死角になる微妙な位置。
(座敷では、京マチ子にどんな店が似合うかで話がもりあがってる)
このカメラアングルはたしかに少ないよね。初めてではないと思うが。
俺が第18作まで見て覚えているのは(いま確認した)
12作「私の寅さん」で、岸恵子がとらやの座敷にあがって芋のおかわりをほしがり
寅が流しの前のさくらのところに取りにいく場面。手のひらを返したように
「絵を描く人に悪い人はいねえよ」
ここのカメラ位置が同じだった。
ちなみに、この奥の風呂場にカメラが入るのも同じ「私の寅さん」で
九州旅行から帰ってきたとらや一行と風呂を用意して待っていた寅のからみんところだよな。
>>370 検証(?)ありがとう。岸恵子のときにありましたか?そうですか。
台所の奥の風呂もあまり出てきませんね。九州旅行と夕子さんとき
くらいだし、そういえばトイレもあんまり出てきませんね。
372 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/22(火) 11:46:57 ID:p+ZHtdwy
寅さんを見たことのない若い子に最初に見せるとしたら何がいいんでしょうね。
30番台を見せたら「つまんない」とか言われそうだし。
42作目以降の満男シリーズか。それとも10作目あたりか。
373 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/22(火) 12:23:27 ID:QhSUr4Dc
374 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/22(火) 17:57:01 ID:xEOkEDNM
風呂場といえば第7作「奮闘篇」で榊原るみの(あっさりした)入浴シーンがあるね。
トイレといえば第3作森崎東監督の「フーテンの寅」で
寅好みの女性のからみで、おばちゃんを小用につきあわせるくだりがある。
山田洋次監督も食うこと排泄することがらみは大好きみたいだが
この森崎演出はちょっと違うような気がするなあ。
俺は嫌いなシーンだ。(ここのそれ以外の寅のアリアは好きだけど)
375 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/22(火) 18:03:36 ID:xEOkEDNM
連続カキコすまんが、森崎監督の「フーテンの寅」じたいは好き。「家族」の撮影でさくらの出番が極端に少ないのが不満だがしゃあない。
朝もやの江戸川べりとラストの和服姿でいいや。
「フーテンの寅」では女中3人もいい。冒頭の悠木千帆と
もみじ荘の年上の野村昭子と若い佐々木梨里。
376 :
ひろし:2005/11/22(火) 21:33:02 ID:a6moU7Fr
おはつ!いいねぇ寅さん。仲間にいれちくれ。
凄いね。公開時に観てるという人が多い。自分が生まれたときは
すでにマドンナが中原理恵。
劇場での共有感がわからんのが残念。
378 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/22(火) 23:03:31 ID:GCTH22VW
>>372 満男シリーズはやめなよ、若い子だからつてそんなとこに共感するとは思えんし、第一ツマラン。
1、5、8、10、17あたりならどれも知らん人間が観ても親しみやすいんじゃないだろうか。
とにかく老けた寅を見せるのは逆効果だと思う、作品以前にキモイとか言われそう。
リリーシリーズ(48以外)はどうかな。
俺は彼女に見せたら、一番面白いと。個人の好みあるけどね。
マドンナもやはり魅力的じゃないとね。
一桁台の作品は笑わせるけど、何か乾いてるんだ。
380 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/22(火) 23:45:51 ID:T0XZ5H/T
>>370
よく観察されてますね。
多角的な見方、描写シーンの把握力
感心しました。
寅さんファンは凄いの一言。
381 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/23(水) 02:02:59 ID:H3g2XFQz
age
382 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/23(水) 11:52:58 ID:O9vHOQFV
>>378第一作はヤクザの前で仁義切る場面とかあって、ちょっと引くのではなかろうか。
第二作を最初に、というのはどう?
若い人には26作(かもめ歌)あたりが見やすいと思うんだけどどうだろう。
17作や25作なんかは大作すぎて入門篇としてはちょっと疲れるんじゃないかな。
「かもめ歌」は逆に、実際に高校生やってる人が見ても楽しめないのではないか?
385 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/23(水) 12:28:54 ID:qzhHUSsA
俺はリリーシリーズは4作品でワンセットという考え方。
25はとっつき易いが11,15を観れば更に味わい深くなるのではと思う。
48もしかり。
386 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/23(水) 17:21:21 ID:qBvRs30E
>>382 2作目も大変に結構な作品で自分も大好きなんですが、
やっぱり男はつらいよ、俳優渥美清の魅力がたった1時間半の中に凝縮されている1作目がいいんじゃないかと。
初めての帰郷、さくらの見合い、博との対決、奈良の旅、失恋、名シーンの連続だし、
後のシリーズを支える重要な要素がみんな入ってて、初めての人にも世界観が伝わり易いんじゃないかと思ったので。
>>383 あくまで個人的な感想だけども、
「かもめ歌」は面白いつまらない以前にシリーズの中でも嫌いな作品。
なんか彼氏と朝帰りしただけで、あっさり放りだしてしまう寅がどうにも嫌な人間に見えてしまう。
さくらに「面倒みてやれよ」というセリフなんか、おいおい無責任にも程があるぞと。
旅立つのは単なるお約束にしかすぎないわけだけども、
所詮下心だけなんじゃねえの?という気がして、後味が悪すぎるね。
夜間高校のくだりなんかは良いと思うんだけど。
387 :
383:2005/11/23(水) 18:14:53 ID:LrxupEW+
>>386 >なんか彼氏と朝帰りしただけで、あっさり放りだしてしまう寅がどうにも嫌な人間に見えてしまう。
>所詮下心だけなんじゃねえの?という気がして、後味が悪すぎるね。
確かにあの行動は無責任だと言われても仕方がないと思うけど、自分はもうちょっと違う解釈をしてる。
テキヤ仲間の娘を守ってやれなかった(寅さん自身はそう思っているはず)という無念、
結局自分はすみれにとって「やさしい他人」程度の扱いでしかないという裏切られたような思い
に加え、保護者的意識の中に隠れた恋愛感情まで踏みにじられて、寅さんとしては
旅に出るぐらいしか鬱憤を晴らす手段がなかったのだろう。幸いにもすみれの後始末は
とらやの面々がしてくれるわけだしね。寅さんはいい加減な面が凄くある人間だから、
父親を気取ろうとしても結局は無理なんだ、という意味に受け取った。
388 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/23(水) 18:53:38 ID:2gxGwtcM
>>370 >>九州旅行から帰ってきたとらや一行と風呂を用意して待っていた寅のからみんところだよな。
このシーンの、さくらの透け乳首ハァハァ
389 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/23(水) 18:58:13 ID:ySrpkWmZ
今の若者の中の寅さん像って、やさしくて、自由気ままで、頼りになる
「親」みたいなイメージが強いような気がするな。
もしそうなら、40作目以降の満男中心の話もいいかもしれないな。
満男の恋愛は、一番現代的で入りやすいだろうし、
寅さんもやさしく包んでくれるような感じがあるし、
また見てる人に何らかのメッセージみたいなものは残す。
もしこれに興味がもって「寅さんってどんな人なんだ?」って思えれば
昔の作品にも興味もつような気がするけど。
初期もいいんだろうけど、少しきついかも。
晩年のならスナック感覚で入れる感じがするけど。
390 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/23(水) 20:50:00 ID:qBvRs30E
>>387 あなたの仰るような寅の気持ちは自分にもわかります、
ただ、この部分
>幸いにもすみれの後始末は とらやの面々がしてくれるわけだしね。
とらやの面々にとっては幸いでもなんでもないし、すみれだって気まずいだろうに。
面倒のツケを全てとらやの人間に押し付ける寅の甘えはいつも最低だなと思う。
これはその最たるもので、シリーズ全体は好きだがとても寅のその部分の人間性まで肯定できない。
いってみりゃ、シャレになんないよってこと。
作品としても寅の生き様を肯定しているわけじゃないけど、あんまり陰惨なのは勘弁してもらいたい。
後期寅さんは、台詞や演出で「いい人」というイメージ
を持たせようというあざとさがあって好きじゃないのだが。
何でマドンナや満男らがあそこまで慕うのか?自慢の声も悪くなり
作り笑顔で無理してる渥美清の雰囲気からは出てこない。
むしろみんなから後ろ指を差される厄介者。だけど根は純情な男。
自然にそういうのが伝わる初期のほうが今の若者にもリアルだと
思うがね。
まあ先にも言ったが個人の好みだが。自分としては後期は
山田の悪い面がでた偽善映画にしか見えない。
392 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/23(水) 23:26:54 ID:WqqRa6vV
>>391 でも、世間での「寅さん」のパブリック・イメージは、その後期の「いい人」過ぎる寅次郎なんだよね。
393 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/23(水) 23:35:59 ID:GMQqNV7S
TV版の男はつらいよのビデオがあったので借りて見たけど
結末が悲しすぎ。
でも映画版とは結構、設定が違うので全話見たいけど無理なんだろうな。
何とかしてくれよ、フジテレビさん。
>>392 俺はその後期の「いい人」の寅さんが大好き。
初期のDQN寅を好きな人が多いこのスレは、2ちゃんの異端?
395 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/24(木) 01:04:59 ID:vc4rcHF/
>>391 全面的に激同!
寅の魅力って、居ないとこでさんざん悪口言って肴して、でも最後はちょとしんみり。
そんなようなキャラ作りにあると自分は思う。
>>394 自分も初期の作品が好きなくちだが、別にDQNな寅が好きなわけじゃないよ、寧ろ嫌いな面が多い。
けど後年作られた「いい人」ってイメージはもっと嫌。
あんな自分勝手で我侭で、怪しげなスーツ着た男がどこの誰にも好かれているなんてどう考えてもおかしもん。
でも「男はつらいよ」を楽しむことと、寅さんが好きなことは別でも構わないだろう?
396 :
389:2005/11/24(木) 01:15:31 ID:oaltpsQz
個人の好みによってけっこう変わってくるから何ともいえないが、
若い人が見るんなら中盤〜晩年が入りやすいかなと思った次第。
「こんな伯父さんいたらいいな」的な感じで入れるんではと。
初期はけっこう荒々しいし、いい伯父さんって感じでは入れないから、若い人にはきついかと。
結局、どういう寅さん像を求めるかだろうな。
初期の子供っぽい寅、晩年の「いい伯父さん」、それとも中期か。
ちなみに俺は20作前後ぐらいからが好き。
397 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/24(木) 01:26:25 ID:6oqNY+rj
初代おいちゃん好きな俺としては、どうしても初期を勧めたいわけだがw
398 :
394:2005/11/24(木) 01:39:26 ID:SlyIHHjf
>>395 なるほど、初期の作品が好きってのと初期の寅が好きってのは違うよね、納得。
中期の寅って人間が円くなって、だけど最後期ほど生気抜けてなくて、
俺的には一番ハマれるんだよね。
リアルでテキ屋やってる人でも、歳とって落ち着いてきて、
若い衆の揉め事収めたりする人いるじゃない? あんな感じで素敵♥
>>391 中期以降寅さんが急速に「いい人」になったのは確かだと思うけど
それを山田の偽善と捉えるのは違うんじゃないかな。
山田自身20作台から既に渥美清の変調を察知して、寅さんを以前のような
荒々しい男として描くのが難しくなってきたと語っていて、それならば
いっその事やくざ男が失恋を重ねることによって人間的にも角が取れて成長
していく様を描こうということになったらしい。
別に寅さんが極道出身だからといってそういう「いい人」になっちゃ
いけないというわけではないでしょう。初期と中期以降のどちらが好きか
ってのは個人の好みの問題だろうけど。
400 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/24(木) 13:21:24 ID:uazscFY9
>>397 オレもだなw
やっぱり森川のおいちゃんと渥美の寅とのやりとりは、初期の作品の見所でもあるしね。
「バカだね、ありゃ〜」このセリフだけで、笑ってしまうよ。
402 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/25(金) 02:03:33 ID:lgOIZXUD
>>399 なるほどそういう事情があるのかもしれない。
作品中の寅が成長していって「いい人」になるのもまあしかたがない(個人的にはつまらないと思うが)。
ただね、なんか後年できた世間での寅のイメージを作品世界にも持ち込んでいる気がしてどうにも白けるんだよな。
どこに行っても誰にでも愛されている寅、ここに非常に不自然な物を感じる。
元々寅のキャラクター自体デフォルメされたものではあるが、中期以降は絵空事って気がするなぁ。
>>402 絵空事かもしれないけど、ああ、昔の日本はこんなに人情味にあふれてたんだなって、
なんかすごく懐かしくて暖かい気持ちになれるんだよ。
70年代くらいの田舎は、あのくらい素朴で、他人を疑わなかったと思う。
404 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/25(金) 03:10:39 ID:0USosN37
俺は今20歳ですが、初期の寅さんが好きです。
やっぱなんというか若い奴って過激な作品の方が
好きだと思いますよ。初期のを見て後期を見ると物足りない。
後期の見れば「ああこういう作品なんだ」と思う事はあっても
それ以上はまるような事はないかと。けど初期のは今見ても
なんか凄い寅さんに圧倒されるんですよ、そして泣けて
本当に面白い。おいちゃんも初代の人がいい味出してて好きです。
1作目、2作目、5作目、辺りが若い人に薦めるのがいいと思います。
自分は後期しか知りませんでしたが、何年か前に
テレビ東京の一挙放送で初めて1作目を見てはまりました。
405 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/25(金) 08:18:12 ID:C5FTHggO
初期の作品では渥美さんも元気があるから。
夜中の3時ぐらいまでの撮影にも渥美さんは参加していたらしい。
>>402 >>どこに行っても誰にでも愛されている寅
これは要するに柴又と旅先の対比だろう。「知床慕情」が象徴的だけど、柴又では
基本的には役立たずの厄介者である寅が旅の途上では魅力的な人物に見える(他人には)。
しかしそれはあくまで旅人としての寅で、そこに定住すればいずれは破綻が
待っている。それを恐れて振られる前に自分で身を引くという展開。
寅はたまに会うには楽しいやつだが、居座られればやがて鬱陶しがられるという
悲しい存在と位置付けているんだろう。
407 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/25(金) 10:48:20 ID:heq0qmcs
後藤久美子4部作も入門編としては悪くないと思う。
43作の夏木マリとの道中が好き。
>>404 ああ、嬉しいねぇ、1、2、5の良さを分かってくれるなんざ・・・涙が。
5作目の、額に汗して働く事みたいなテーマは、滑稽で悲しく描かれているけど、
今のフリーターやプーやってる若者にも十分伝わる事があるように思うけどねぇ。
>>406 う〜ん・・・あなたの仰るようなことがあまりにも予定調和すぎて白けるって事なんだけども。
つまり柴又以外の登場人物が最初から寅に好意的でありすぎる気がするんですよ。
終盤に至っては特に破綻もなくて、何で旅立ってしまうのか理解できないものもある(ストーリー上)。
なんか予め存在する寅さんファンにおんぶにだっこって気がしてね・・・。
>>408 興行なんだからお客さんの望む方向にもっていくのは当たり前。
その方向を模索している初期に革新的な作品が多いのも当たり前。
芸術だけじゃ食っていけないんだよ、とよく言われる俺 (´・ω・`)
20年以上も飽きられないのはストーンズとサザンと寅さんだけ。
その意味をよく考えてね。
>>408 なるほどねえ。気持ちはよく分かるよ。最後の方は寅さんが仏様みたいな存在になるからね。
ただ、続き物である以上寅さんも多少なりとも変わらざるを得ない。第5作のラストのセリフで
「徐々に変わるんだよ」と言っていたけど、まさにそれ。1作から順番に見てると寅さんが
少しづつ成長しているのがよく分かる。個別にみれば自分も初期から中期の作品が好きだけど
後期の初期からのいろいろな経験を経てのやさしいおじさんぶりもそれはそれで説得力が
あるんじゃないかなあ、と思う。まあこれはシリーズ開始当時から1作ずつリアルタイム
で見た人にしか分からないことかもしれない。
>>409 興行的にも終盤なんかは釣りバカ人気に支えられていただけなんだが。
きついこと言えば寅のファンだけが過去の幻影を求めて通っていただけじゃないかね。
少なくとも満男シリーズなんかは、もう寅が出てきただけで笑っちゃうような人がでないと、
あんまり楽しめないと思うがね、コアなファン以外がいい映画だと思うとも思えない。
自分がまあ楽しめたのは25作目までが限界、別にマンネリがどうとかいう理由じゃないよ。
>>410 好きな作品だけに、根本的に言ってしまえば途中で止めて欲しかったのが本音。
いくらシリーズといっても一話完結なんだから一見さんが楽しめそうもないようなのは見てて悲しい。
渥美さんの体調とか出演者の老化とか関係ない、なら止めてくれよと・・・。
そういうの神格化してありがたがるのもちょっとどうかと思う、出来た物が全て。
>>411 同じことをいってるだけだが、理解できないのか?
新規の客を大量獲得できない事象について語ったわけだが (´・ω・`)
そして、それでもいいというおなじみさんが(かなり多数)いることについても。
一人でやってるわけじゃないんだから、ある程度利益が出るうちはやめられなくなる。
そういうもんだよ、興行って。
>>411 う〜ん別に神格化しているわけじゃあないんだけどなあ。
シリーズを続行するという条件の下ではじき出された結論がああいう展開だった
ということではいけないんだろうか?自分は「寅さんはこうでなければいけない」
という固定化された観念は持っていないのでそこら辺の気持ちはわからない。
山田洋次も惰性で作っていたわけではないことは実際に出来上がった作品を見れば
明らかだし。
俺にとって寅さんの魅力は、社会じゃ徹底的に役に立たない人間の価値とか
おもしろさみたいなものを描いているところにあるんだ
しろしがよく言うように、食うだけ働くだけが人生じゃない、人間はもっと
いろんな喜びや楽しみを感じて生きてるんだ、ってのを体現してるのが
初期の極道で無責任だけど愛情いっぱいの寅さんだと思うんだよ
だから、そいつが成長して仏様みたいになったところ(後期)には興味ないし、
そういう映画を見たけりゃ他にあるような気もするし・・・
でも、48作やりきった渥美さん達には素直に敬意を表したいと思うよ
>>411 俺はあなたと同じ気持ちを共有してるようですね。
何ていうか、痛々しいんですよ。後期の寅さんは。33作目くらいから
渥美清は半病人だったわけでしょう?40作目台になると演技してる時
以外は寝たきりみたいな生活。それなのに寅さんだけ歳を取らない(?)
という設定でシリーズを長期化させたことはよかったことばかりなのか?
服装で若く見せてるが、アップになると歳は隠せないんだしね。
晩年なんてものすごい蝋人形のごとくメイクだ。
何か寅という存在だけが「人間じゃないもの」として浮いているように
さえ感じるんだ。
渥美が殉死するまで寅さんシリーズを長引かせたことで、松竹は延命、
山田は国民的監督、渥美は国民栄誉賞となったのであるが、
渥美清という優れた役者にとって、寅さんに縛られて歳相応の渋い役と
かができなかったし、山田もいろんなことに挑戦できなかったのも事実。
俺が後期寅さんに感じる違和感は、寅が神聖化されつついたわられる
存在になっていることだ。先にも言ったが、渥美清の演技から出る
寅=いい人ではなく、登場人物が「寅さんってこんなにいい人」と
洗脳してるような映画なのだ。吉田日出子さんという敏感な女優さん
はリアルタイムでこれを感じ取ったらしいが。
>>俺が後期寅さんに感じる違和感は、寅が神聖化されつついたわられる存在に
>>なっていることだ。
そこは俺も同じことを感じていた。周りの登場人物がもてはやすほど寅はいい人
なのか、と。もし安易にこんなセリフ言わせていたとすれば、脚本のツメが甘い
といわざるを得ないし、作り手が寅を聖人みたいな存在にしたいだけじゃないか
とも取れる。寅さん関連書籍を沢山出している大学教授の吉村英夫も同様のことは
語っていた。しかし、そのことを後期作品群の評価に即座に結実させるのは浅はか
だろう。失恋を何度も経験し、分別のついた寅は、もう本気で恋なんか出来ない。
その思いを若い満男に託すことしか出来ない。そういう寅がいたって別にいいん
じゃないかと。昼にも書いたけど、どっちが好きかといえば俺だって初期中期の方
が好きだ。だけど後期は後期なりに、ダメ男がダメ男なりに角が取れて落ち着いて
いく魅力があるわけだ。「そんな寅さんに興味ない」と思うのはその人の勝手
だけど「第○作からはつまらん」と決め付けることに一体何の意味があるというのか。
本当にちゃんと見た上での発言なのかなあと疑問に思う。
417 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/26(土) 00:53:22 ID:37bhAxdp
寅さんを現実世界と捕らえるか、それともメルヘンとかファンタジーと捕らえるかってことだろうね。
今の多くの若者は「寅さんみたいな人がいるわけない」と思う一方で
「でも、いたらいいな」とも考えてる人が多いと思う。現実と離して見てる人が多い思う。
晩年の寅は、現実からは浮いてきてしまったけど、
でもそれが結果的にメルヘンみたいな位置に行って「夢」みたいな位置に行ったんだと思うけど。
だから若い人からすれば、渥美清が老いてるとか、あんな服着てるやつはいないとか、
そんなのはどうでもいいんだろう。「夢」として捕らえてるわけだから。
一方で、初期から見てる人は、現実社会とガチンコしてた頃の寅が好きなわけだから、
晩年の寅をつまんなく感じてしまうんだろうか(現実とのギャップとか)。
別にどっちの見方も悪いとは思わないし、いいと思うけど。
ちなみに俺は28だけど、初期も晩年も好きだよ(まあ、中期が一番好きだけど)。
後、晩年の寅が神格化されたのは、時代が乱れてきたってのもあると思う。
今は、家族のコミュニケーションも希薄だし、本当の恋愛ってのもよく分からなくなってきてる。
そういう物を考え直すきっかけとして、「寅さん」って名前が出てきて
いつのまにか神格化されてるって感じにも思える。
神格化ってことば使ってる人たち、寅のどういうとこを指してるの?
的外れを承知で言えば、渥美さんが病人になったのと、山田監督から左翼臭が薄れていくのがリンクしちゃってた気が・・・・
神格化。
色々な理屈をつけてつまらない作品まで肯定しようとすること。
これは非常に言いにくいけど・・・。
渥美さんの病気をおして撮影したことをあまりにも美談にしていること。
そりゃ具合が悪いのを隠して最後まで元気な姿を演じていたなら涙物だけど、
最終作なんか、殆ど一歩も動かないし、あとは座ってるか寝転んでいるだけで病人にしか見えない。
これで次回作まで準備していた松竹と山田監督は神経疑う、守銭奴としか思えない。
山田監督程の権力があれば、限界だと言って止めることはできたはずだし止めるべきだったと思う。
繰り返すが神経疑う、あんな寅でもファンは本当に見たかったんだろうか?
421 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/26(土) 06:58:49 ID:1DRqdxxd
46作を見る前、渥美さんの痛々しい姿を目にするのを覚悟していたのだが、
結構元気そうで病人には見えなかったし、映画自体も楽しめた。
47作はどうなんだろう?
46作が平気だったなら47作もおそらく大丈夫ですよ。
>>420 渥美さんも自分から辞めると言えないのよ。「寅次郎のイメージだけにな
っちゃった」と批判されるけど、内心では余りシャカリキに仕事をしたくない渥美さんとしては、
寅さん中心のペースで仕事が回っているのは正直有難い。
そのまま晩年までズルズル来ちゃったんだろうけどね。山田さんとしても、寅
さんが続いている間は、自分の寅さん以外の企画も通せる。
お互いに「もう辞めようよ」と言い出せないままに来ちゃったんじゃないかしらね。
以前、たけしの誰でもピカソという番組で
男はつらいよシリーズの特集をやった。
その時、47作目の撮影風景が紹介された。
とら屋での渥美さんの台詞のシーンを映していたけど
台詞が出てこずしばし沈黙、もう一回取り直してくれと言って取り直すが
再び台詞が出てこず沈黙というシーンがあった。
渥美さんが苦渋の表情を浮かべている上に
明らかに現場の雰囲気がピリピリしているので涙が出たよ。
その前に紹介された8作目「恋歌」の台詞合わせが
和気藹々としていかにも楽しそうだったので尚更、辛かった。
だから自分も
>>420の気持ちがよく分かる。
やっぱ同じ失敗繰り返す進歩しない馬鹿だったから面白かったんだよ。
だからこそ、森川おいちゃんの「馬鹿だねえ、ほんとに馬鹿だよ」って
愛情溢れる台詞が栄えるんじゃないか。
426 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/26(土) 08:36:28 ID:iEdVe2Cb
異例の長寿・人気シリーズになったことで、
大抵のレンタル屋で全48作が置かれているし、
はやくDVDを買わないと廃盤になるかもしれないと心配する必要もないから、
この映画が好きな者にとっては ありがたいことだ。
仮に第5作あたりで打ち切られていたら、
ハナ肇の「馬鹿シリーズ」や「一発シリーズ」と同じような地位に
なっていただろうから。
でも、「泣いてたまるか」での渥美さんの多彩な表情を見ていると、
この人が、「男はつらいよ」以外の映画に主演しにくくなったことの損失が
いかに大きかったかがわかる。
>>420 当時の松竹の状況を考えればシリーズ打ち切りなんて考えられないことだったんだよ。
寅さん・釣りバカ以外に興行の柱となる作品がなく、まともな映画(しかも商業的にも
はずさない映画)を撮れる監督が山田しかいないという惨状では渥美や山田の一存で
シリーズを止めるのは非常に難しいことだった。現に寅さんシリーズが終了すると
後を追うように鎌倉シネマワールドが閉鎖、大船撮影所ですら売却されてしまった。
松竹にとって寅さんがいかに大きな存在だったかは今更言うまでのことではないだろう。
失敗が許されないという状況で山田も渥美も相当の重圧があったんだろうと思う。
今夜は「殿様」か……
後半、急にパワーダウンするやつだな。
>>427 そういう事情もあるのは百も承知。
だけど作品を語るのにそういうことまで慮って考える必要もないだろう?
それに男はつらいよにしがみついていたのは松竹でも一部の人間じゃないかな。
もっと早くに止めていれば、色々な可能性を模索できたとも言えるし。
山田監督のお陰で割を食った人も沢山いるはずだよ。
>まともな映画(しかも商業的にも はずさない映画)を撮れる監督が山田しかいないという惨状では
ここの部分、おおいに疑問。
430 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/26(土) 10:12:56 ID:vAtmdljW
殿様は前半はすげえ面白いと思うけどなぁ〜
1から見てたら後期も意義はあるんやろけどな。
1作で生まれた満男が「寅によく似てる」とか言われてたことを
思い出して、ゴクミシリーズなんて感慨深いものだろう。
だが過去作品と切り離せば、寅さんという権威を借りた
ゴクミ主役の青春映画にしか見えないんです。
>>429 疑問といわれても…事実だしなあ。大島渚はとうの昔に辞めちゃったし
森崎東も前田陽一もいない松竹で誰が屋台骨を支えてきたかぐらいは分かるだろう。
あなたは寅さんをもっと早い段階で止めて、他の可能性を探った方が良かったと
仰るが、もちろんその考えは正しいかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
要するに仮定の議論であって、何がどうなるなんて誰にも分からないじゃないか。
ただ、結果論として渥美さんが亡くなるまで寅さんが続いた、続ける必要性が
当時の松竹にはあったということが厳然たる事実として残っているだけじゃない。
殿様は私もあまり好きやない。
真野さんのマドンナの存在感も薄い。
この頃からとらやVS寅さんの冒頭の喧嘩も
くだらん理由の子どもじみたものになっていく。
観客動員がなぜかこの作品から急に下がったんよね。
>>432 だからそういうのも含めて神格化といっているんだが。
あなたがあげた森崎や前田がなぜいなくなったか、なぜ新しい人が育たなかったのか。
そうしたことも考えたみた方がいい、山田組の被害を受けた人間も多いはず。
なんだかスレ違いっぽいんで、ここまでにしとね、ゴメン。
>>433 殿様は、嵐勘とのり平が感動もんだが、やっぱ作品としてはね・・・嫌いにはなれないけど。
作品のパワーダウンに反比例して国民的映画に祭り上げられてしまったのは悲劇だね。
435 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/26(土) 11:29:44 ID:Ml7DWq8h
理屈をこねまわして騒ぐ人がいるなあ。
ツマランと思うなら観なければいいだけだろうが。
子供じみていると言うけど、
殿様の冒頭のケンカネタはやっぱ笑えるよ。
>>434 どうも話が噛み合わないなあ。神格化がどうこうなんて一観客としてはどうでも
いいことなんだよ。山田に匹敵する人材が出てこなかったのは明らかに不幸だが
まさかそれを全部山田のせいにするかい?山田王朝が続いたから後続が出なかったとでも?
そんなこと言ったら木下や小津が活躍していた時期に入社した山田や大島はどうなるんだい?
そういう巨匠と対峙しながら作家として力をつけていったんじゃないか。
偏狭な批評家じゃないんだからそんな幼稚な批判して自己満足するのは止めてほしい。
周りが「国民的映画」ともてはやすとすぐこういった種類のへそ曲がりが出てくる
から困る。シリーズ映画として一作一作積み上げていったものを忘れちゃいけないよ。
何だかなあ、山田監督が偽善だなんだ左翼がどうしたのこうしたの。
要するに一般庶民や貧乏人を描いて成功を収め財を成した人間に、
素直に賛同できないということだろ。
>ああ、嬉しいねぇ、1、2、5の良さを分かってくれるなんざ・・・涙が。
これぞまさに偽善の涙なんだが。
>>437 自分でもうざいと思うのでと思うので本当に最後にするけど、
>シリーズを止めるのは非常に難しいことだった。現に寅さんシリーズが終了すると
>後を追うように鎌倉シネマワールドが閉鎖、大船撮影所ですら売却されてしまった。
>ただ、結果論として渥美さんが亡くなるまで寅さんが続いた、続ける必要性が
>当時の松竹にはあったということが厳然たる事実として残っているだけじゃない。
こういうのは一面では正しいのかもしれないが、それが全てじゃない。
寅が最後まで松竹の屋台骨を支えたわけでもなく、終盤は釣りバカ人気でやっと数字を保っていたにすぎない。
松竹が拘ったとすれば邦画の松竹=寅というイメージなのではないだろうか。
誰も引導を渡せる人間がいなかったという理由も大きいと思う。
撮影所はずっと会社のお荷物であったのだし、ブロックブッキングも遠の昔に限界だった。
シネマワールドはハナから集客の見込める代物じゃなかったから潰れて当然。
それでも山田監督が寅を大船で撮っているいる内は撮影所潰すことはしにくかったはずで、
寅の終わりと共に全てなくなったのも偶然ではないとは思うが。
>まさかそれを全部山田のせいにするかい?山田王朝が続いたから後続が出なかったとでも?
>そんなこと言ったら木下や小津が活躍していた時期に入社した山田や大島はどうなるんだい?
全部山田監督のせいだなんて思わないが、そういう側面もあるということ。
小津や木下がいた頃みたいな全盛期とじゃ比較しようもない。
>周りが「国民的映画」ともてはやすとすぐこういった種類のへそ曲がりが出てくる
そんななんでも一からげにしてレッテルを貼らないでよ。
シリーズ全体を否定する気なんて全くないし、ただどれもこれもいいわけじゃないから、
そういうものまでありがたがる必要はないと思うだけ。
シリーズとして積み上げたものなんてそれこそ一般の観客に関係ないでしょ?
440 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/26(土) 13:23:10 ID:J7ar9CCN
>>438 あなたもつまらないレッテルを貼るねぇ。
別に偽善だとかそんなことは言ってないし、どうも思わん。
できた作品が面白ければそれでいいじゃない。
ただ面白くないものは素直に批判したいだけ。
441 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/26(土) 13:55:56 ID:zGo3yWi3
このシリーズは桁はずれに膨大だしね いろいろ問題 批判も出るわな
それを乗り越えて支持されてるのも事実だし
実際おれもそうとう映画みてきたけど こんなおもしろいシリーズはないね
このシリーズ以外の山田作品のレベルも滅茶苦茶高いしね
監督として非凡であることは間違いない
でもねえ、初期〜中期を見ずして男はつらいよを語ることは不可能だよ
だが逆に後期を見てなくても、その魅力の本質を掴むことはできると思う
好みの問題だとかいうけど、初期〜中期の寅さんが嫌いで、後期だけが好き
なんて人がいたら、同じ寅さんファンとして語り合うことは出来ないよ
また、後期の寅さんも認める、みたいなのも不思議だわ
松竹がどうとか関係ないじゃん、単に観客の目から見て、その二つは別物だよ
443 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/26(土) 14:24:36 ID:J7ar9CCN
>>442 いいこといってくれた。
自分もそう思います。
444 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/26(土) 14:39:06 ID:KtzpS2ho
>>442 同意、背後の事情なんかはどうでもいい。
一番重要なのは「作品の面白さ」なんだから。
後期なんて満男が主役みたいだしさ。
未見の人は1から見ることを薦めるね。
一種の大河ドラマだから。
>>439 俺も昨日から張りついて何遍もレスしているのでこれで最後にする。
関係のない人にはうざいだろうが許してくれ。
>寅が最後まで松竹の屋台骨を支えたわけでもなく、終盤は釣りバカ人気で
>やっと数字を保っていたにすぎない。
これは確かにその通りなんだが、かと言って寅さんの興業収入が極端に落ちた
わけじゃない。現に釣りバカとのコンビを解消して「サラリーマン専科」と
二本立てにした最終作「紅の花」は170万人も動員している。これは第18作
「純情詩集」とほぼ同等。全盛期と比べてもそれほど劣るものではない。
>全部山田監督のせいだなんて思わないが、そういう側面もあるということ。
>小津や木下がいた頃みたいな全盛期とじゃ比較しようもない。
山田がヒット作を作りつけた反作用としてこういう現象が起こるのは仕方が
ないのではないか。ことさらに山田が後輩の進出の邪魔をしていたわけ
ではないのだし。
>>439 (つづき)
どうもあなたは思い込みによる印象批評的な独断が過ぎる。
後期の寅さんが気に食わないのはあなたの自由。昨日指摘が
あったように吉田日出子が異を唱えたのも後期の「いい人」化
した寅さんに対する反作用としては的を射たものだ(事実彼女が
出演した44作は後期の中でもイマイチな感が強い)。また
初期中期の方が傑作が多いのも事実だろう。少なくとも俺は
そう思っている。だが、後期は後期としていきなり出てきたものじゃない。
人間が年齢を加えるかのように、1作1作少しづつ変化を遂げていって
できたものだ。リアルタイムで見ていた俺にとってはこの寅さん
の変わりぶりは別段おかしいこととは感じなかった。むしろ変化
するのが自然であって年を取っているのに変化しないほうがおかしい
のではないか。大人しくなった寅さんがどんな恋物語を繰り広げる
のか、ということはシリーズ映画として見ている人間にとっては
それなりに魅力があるんだよ(この考えでいくと48作なんて大傑作
と呼べる出来だろう)。あなたは1作ごとに切り離した評価しか
したくないみたいだけど実際にシリーズ映画なんだからそういうマクロ
的視点でみるのだって正しいはずでしょう。そういう視点に目もくれようとも
しないで山田は守銭奴だとか、挙句の果てに渥美さんが病気をおして
寅さんを演じていたのを美談にしてるとか…
一体、どんな悪意があったらこんなことが書けるんだい?
>>446 自分が本質的に語りたかったことは
>>442がすぱっと言ってくれたので、
その件で自分がこれ以上駄文を書いてまで言いたいことは何もない。
悪意は毛頭ないが、気分を害した方もいると思うのでその点お詫びする。
スイマセンでした。
51 :この子の名無しのお祝いに [sage] :2005/10/26(水) 12:03:45 ID:pmSO2M1S
冗談言うなよ。オレがオマエと同じ気持ちになってたまるかぃ。
バカにすんな、このヤロウ。
オマエ頭悪いな、おい。
オマエとオレとは別な人間なんだぞ。
早い話がだ、オレが芋食ってオマエの尻からプーッと屁が出るか?
どうだ?
学生の頃四国を旅行した。昭和53年12月のこと。
寅さんで知った伊予大洲の町を見たくて行ったような旅でした。
風で飛ばされた寅さんの500円札を拾った殿様にお礼にラムネをご馳走する
シーンがあったが、それを撮ったお店を尋ねあてることができた。
お店のおばあさんが撮影のときの様子を話してくれました。店の前にある縁台を
指してこれに二人が腰掛けてラムネを飲んだとか、一つの演技を何回も時間をかけて
撮っていたとか・・。
今夜の放送を楽しみにしていました。あの時の貧乏旅行を思い出しながら観たいと
思います。
おいらも中期あたりの作品が好き。
寅さんが中心で渥美さんもそこそこ元気。
寅さんが残酷に失恋しない。むしろ逃げる恋。
とらや一家との喧嘩なんかも、気を使うもの使われるものの心理描写
が落語の名人芸のごとく絶妙。
マドンナの人生模様が主題になり、ドラマに深みがある。
エンターテイメントとしてバランスがとれていると思う。
>>442 >でもねえ、初期〜中期を見ずして男はつらいよを語ることは不可能だよ
>だが逆に後期を見てなくても、その魅力の本質を掴むことはできると思う
>単に観客の目から見て、その二つは別物だよ
抽象的すぎてよくわかんね。
初期と晩年が別ものなら、それぞれ見ないと分からんでしょ。
寅さんの位置的なものも違うし。
俺は寅次郎と殿様が最高に笑えるので一番好き。
次に知床。
454 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/26(土) 23:28:05 ID:Jf39awSa
455 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/26(土) 23:54:01 ID:1O3aODei
BS見終わって楽しい余韻で来たのに。。。
なんだか険悪なスレなのね(-.-;)
馴れ合いはつまらんもん。
愛すればこその批判ならいいやん。
批判をタブー視するのも良くない。
盲目的に寅作品を全肯定するのも気持ち悪くない?
457 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 00:33:14 ID:fVcvPOUx
満男がさくらのエプロンの紐ほどいてた。
スケベなガキだ。さすが甥。
458 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 00:55:19 ID:hXPdltYo
あれをやらせた山田監督もさりげなくスケベ
459 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 00:57:57 ID:R2tIEMsA
>>457.458
おまいらの方がスケベだと思われ
中村はやとって本当に不細工で可愛げのないガキだね。
よくぞ辞めてくれたよ。
吉岡のおかげでシリーズは延命できたわけだし。
たしか10作〜20作あたりの作品だと思うんだけど
マドンナに恋してる寅さんに対する町の噂の事で
おいちゃんが社長に問い詰めてるシーンがあった。
社長が、「怒るなよ、オレが言ってるんじゃなく
町の人が言ってるんだからね…」
「寅さんは、○○○さん(マドンナの名前)
の○○○だって」
おいちゃん「よくもそんなことを…」
みたいなシーンがあったんだけど、社長が何て
言ってるのか聞き取れなかったんだよなぁ
おいちゃんの怒り方からして相当ひどい事だと
思うんだけど、あれは何て言ってたんですか?
>>461 >「寅さんは、○○○さん(マドンナの名前)の○○○だって」
恐らく、 「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」。「寅さんは、リリーさんのヒモだって」
と言っていたと思う。この頃はまだ毒が残っている。
近所の女将さんたちも、リリーを見て「カタギじゃないね」とか呟くし。
「寅次郎と殿様」は、アラカンの素晴らしさに尽きるね。殿様の息子が平田昭彦
というのもよく出来てる。平田さんもお武家さん・お公家さんみたいな顔をしているからな。
真野響子も民芸出身なんですね。この頃は綺麗だったな。
真野響子・あずさ姉妹は、昔はそんなに似ていると思わなかったが、段々老けてくると顔が同じになってきたね。
ただ、「トメ」が三木のり平というのがねえ・・・。三木さんもいい役者だけど、
アラカンはもうこの頃には「トメ」られなくなっていたんだな。
主演を降りて以降は、他の映画でもクレジットの位置はそんなに良くなかったけど、今回は事実上の
ゲスト主役だけに、「トメ」にしてあげて欲しかったな。
「泣いてたまるか」めっさ面白い
渥美さんファンなら見て損なし
464 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 10:07:17 ID:2efW0D/B
お取り込み中、失礼します。以前、柴又記念館のさくらイベントを告知した者です。
倍賞さん、本当に素敵な女性でした。物腰が柔らかく上品、言葉の端々にも知性をにじませて…
紫綬褒章をお受けになり菊の御紋の入ったドラ焼きをもらったそうで。それをどう食べるか
迷った挙句、これは多くの人と分かち合うべきだと考え、20等分にして冷凍保存したとのこと。
その後、客人が来られる度にそれをお出ししたという逸話が印象に残りました。
進行も整然としており、警備のお兄ちゃんの話では礼儀正しいファンに驚いていました。
男はつらいよファンは素晴らしい。さくらを見つめるひとりひとりの表情が本当に良いんですわ!
山田監督も来館され、ファンにはたまらないひとときであったと思います。
サインを頂戴しまして舞い上がり 『さくらあ、いつでも柴又に帰って来いよお!』って叫んだら、
振り向いてニッコリ。柴又からさくらを送りだすのは変な気分で、おいちゃんの心境になりましたw。
その後、御一行は高木屋さんで食事されたようです。日本国民の妹、倍賞さん、益々のご活躍を。
博『こらあトラ、庭でウンコなんてすんじゃないよ!』股間に視線を落とす寅、最高!
465 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 10:47:41 ID:UeBW8TsX
終わりのほうの作品では、太宰久雄さんの衰えを見るのもつらい。
顔が痩せ細ってしまって、タコというアダ名が似合わなくなっていた。
466 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 10:49:56 ID:939Yabkx
それにしても、喫煙シーンが目立ちますよね。
おいちゃん、博、たこ社長。
非喫煙者の寅、さくら、おばちゃんは堪ったものではないな。
受動喫煙の被害者ですよ。
寅さんが昨日言ってたろ。
「理屈じゃないんだよ、好き嫌いってのは」って。
軽く流しそうな言葉であるが、これこそ名言だと思う。
寅さんがウナギ嫌いなの、初めて知りましたw
天ぷらも嫌いだって言ってたよね。
好きなのは、芋の煮っ転がしとがんもどきの煮たのw
470 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 12:56:51 ID:S5lrtwaR
おれはウナギが大嫌いだろ?お前はウナギが大好きじゃねえか
これも歴史の流れか?
ってのワロタ
471 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 12:58:12 ID:Kx1SiotR
472 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 16:09:09 ID:n4e9tq7m
昨日の、寅さんがゲン公と「まり子捜し」で近所を聞き込みしてる時の
ゲン公の持ってるアイスキャンデー(青/ソーダ味)が
直後にくるま屋前のセットに変わった時はピンク/イチゴ味?
に変わってましたね。
駄レス失礼…(´・ё・`)
473 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 16:23:33 ID:bc1wQT3G
たしかにそうね 何本もキャンディーくって歩き回ったのね
帝釈天に尋ね人の貼り紙 一時停止にしてみてみたが
「薄謝を〜いします」 〜のところがイマイチわからんのよ
そのあと 貼り紙禁止の貼り紙が
まったく笑えるシリーズだなあ 傑作
474 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 18:53:09 ID:fVcvPOUx
「鯉のぼり騒動」や「父と娘の和解」(今回は義理の親子だが)と
いささか二番煎じの感はあるものの、それでも充分楽しませてくれるのは流石だね。
ウチにも寅ちゃんていう立派な犬が・・w
475 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 19:12:31 ID:YayGEbuk
おいちゃんが座敷からおっぽり出す手つきが笑えたが あの犬はただものじゃない
476 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 20:22:59 ID:YayGEbuk
寅さんが私を好きになるなんて そんなことがありうる?
考えらんないわ
寅さんにそんな資格がある?
まあ 故意に悪くとればそういうことだわな マドンナにふられるケース
寅には私に恋する資格がない つまり 生きる資格がない
死の宣告
残酷! そういう残酷さを秘めていて なお笑える
これは傑作だ
477 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 20:51:44 ID:gHhaneLi
>>468 でもどっかから長旅してきたあと、柴又でウナギを貪り食ってたよなぁ。
>>462 「ヒモ」って言ってたのか〜すっきりしました
どーもです!
ところで昨日の「寅次郎と殿様」に出てた、大洲の
伊豆屋旅館の女将さんは有名な女優さん?
479 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/27(日) 22:31:50 ID:YayGEbuk
特に有名ってことはないでしょう?
女中さんの谷よしのさんは ここでも話題になった
ウルトラ常連 ある意味有名な女優さん
とらやの人々の寅さんに対する気の使いようが面白い
博の「思いもかけず立派なピアノを頂きまして」と言う発言なんて特に。
あと寅さんが意外に体力がない点も面白かった。
オープニングの江戸川のシーンで鯉のぼりがチラッと映ってたね。
相変わらず芸が細かいなあ。
殿様笑った〜三木のり平最高
夕焼け小焼けやあじさいもだけど、寅さんが偉い人を単なるじじいと
勘違いして優しくしてやるパターン大好きw
ただ、マドンナ真野響子は吉永小百合と同じく鈍重な感じで弾まないなあ
しかし、この頃の作品まさに傑作揃いだね・・・
江戸川の土手道がすごく荒れてて、びっくりした。
あそこまで荒れてるのって、殿様以外であったっけ?
>>481 季節感を出す演出として普通に誰でも考えつくことでしょう。
それほど感心するようなことでもないと思う。
>>483 よくゲストを見送る時に土手沿いの道の入り口に縞々の柵が映るけど、
あれいつも無粋だなぁと思う、なんでどけなかったんだろう。
>>484 いや、後に起こる喧嘩ネタの布石としてよく出来ているなあと思って。
些細なことだけど、このカットのおかげで喧嘩の感慨もひとしおになったなあ。
>>462 >ただ、「トメ」が三木のり平というのがねえ・・・
自分も見てて「あれ?」って思った。花を持たせてもよかろうに。
>>479 谷さんは旅館の女将でなく仲居さん(鮎の塩焼きは別料金)の方だよね
鰻が嫌いって劇中で話してたけど、無銭飲食で“警察ホテル”に泊まったときには
寿司、鰻重、ざるそばの出前を頼んでるんだよね。不思議だw
487 :
486:2005/11/28(月) 16:35:16 ID:jJiIdGNv
479さんの、「女中さん」ってちゃんと書いてあったね。ごめん。
リリーに置いてけぼりにされて沖縄から柴又に陸路帰ってきた時も
すきっ腹で鰻重を貪り食ってたw
さくら「お兄ちゃん死んじゃうわよ!」
489 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/28(月) 18:47:14 ID:LkZ27ceN
昨日昼のフジのザ・ノンフィクションで、赤字に悩まされる
柴又の草団子屋親子の奮闘を追っていた。
やはりというか、シリーズ終了後の約10年で柴又のお土産
屋さんは軒並み苦境に立たされているらしい。昔ながらの頑固な親父
と、新機軸を打ち出す若旦那との葛藤と和解が見所だった。
草団子はな、その日に食べてしまわないといけないから
お土産に向かないんだよ。
>>486 タイトルやポスターからしてアラカンがメインゲストなのにねぇ。
もう単なる昔の大スターくらいの扱いだったんだろうけど、松竹も無粋だよね。
もしかしたらのり平のギャラでも値切ったのかもしれないね、割とそういうとこは露骨だから映画会社は。
それとのり平にはまた世話になるかもしれないけど、アラカンはまぁ二度と出ないだろって考えmあったのかな。
のり平が東宝だから、他社出演の文字通り「ゲスト」待遇なのではないかな。
アラカン先生は松竹にとっては身内同様だから。
若尾文子に(大映)が付いていたのとおんなじ。
>>492 >アラカン先生は松竹にとっては身内同様だから。
どういう意味? アラカンは新東宝を離れて以降はフリー同然の身。事務所もマネージャーもなく、ほとんど
仕事も自分で決めていた。映画・TV・舞台、話があれば基本的にはどんな役でも断らなかった。
(元スターの身の処し方としては、大友柳太郎に似ている)
単純に、当時の芸能界でのアラカンとのり平の「格」の差が出ちゃったんだろうね。
のり平は舞台の演出家でもあるので偉かったのでしょう。
494 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/29(火) 23:15:22 ID:ObYB3LFr
誕生日あげ。
今、「葛飾立志篇」見ておばちゃんが言ってた。
おばちゃんもさくらもウナギ嫌いなのね。血筋だなw
寅さんは何気にラーメンも好きだね。
外で食う時はいつもラーメンって印象がある。
496 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/30(水) 15:15:22 ID:xW0NnowM
でもナルトは嫌い。
>>489 それ見た
大変なんだね、帝釈天だからボロ儲けしてると思ってた
あの並びの団子屋の中では一番美味いと思うんだが
寅さんのイメージで他店に流れちゃうんかな
おれは御土産で必ずこの店のを買ってるよ
498 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/30(水) 19:47:32 ID:zQd5siKx
その店の名前教えてけれ
499 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/30(水) 19:57:43 ID:zQd5siKx
たしかに寅さんのラーメン食いはよく見るな うまそうに食う
正当派ラーメンさばきって感じがいいな
立志篇で淳子(順子)にごちそう食わせるところね
さくらがウナギ嫌いってのは意外だった
ただし、さくらはたぶんおじちゃんのほうの血のつながった姪だとおもわれ
おばちゃんとは姻戚だろう それは寅も同じ
寅さんとラーメンといえば、上野駅のわびしい食堂だな。
一作では登が食べ残したのを食うという場面もあったな。
あの店はお気に入りなんだろう。
しょうゆ味かな。
軽食としてはあんぱんも好きみたい。
501 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/30(水) 20:19:27 ID:8wfRUyWR
>>498 亀家本舗。帝釈天から一番近い店です。
そもそも団子通なんてあまりいないと思うけどホムペでも見てみ。
>>496 見ていると目が回るので嫌いとおばちゃんに言ったような気が
>>501 第5作でおばちゃんの台詞に名称が出るね。
儲かってる印象があったが、やはり「高木屋」が強いか。
高木屋は寅さん公認って感じだもんな。
いわくつきの「とらや」さんも儲かってるんでしょうねえ
506 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/30(水) 22:13:14 ID:8wfRUyWR
そういやあ、亀家がビルにして云々ってありましたなあ。
あそこは観光客や団体が多いから、寅さんシリーズ打ち切りでもろ影響被った。
今は再放送してるからかなり客足戻っているのではないかな。
高木屋の中にロケ写真がいろいろ貼ってあります。もうそれ見てるだけでほんと楽しい。
特に34作の大原麗子が綺麗過ぎてめまいがする(22作目よりイイ女)
そんな写真を見たいが為にいつも食いたくもない団子買う羽目になるw
507 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/30(水) 22:21:44 ID:1f5TJcYb
『信州信濃の新そばよりも
あたしゃ、あんたのそばがいい』
これで彼女をゲットしました。
再放送って・・!。
仮りに、今、まだ山田監督が元気なうちにということで、「新・男はつらいよ(とりあえず5作位をめどに)」を撮影するとしたら、配役は誰にするのだろう?
以前話題になってた「寅さん完全最終本」を本屋でみてきた。
巻末の各話紹介、なんで途中からモノクロ印刷にしたんだろう?
あれで買う気が失せてしまった。馬鹿な編集だ (´・ω・`)
511 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/01(木) 14:08:17 ID:P3WG7/rR
付録のDVDはよかったよ。
単発ドラマとかで、北野武の寅さんを妄想したことはある
浅草芸人の系譜とか、小気味良い東京弁と極道だけど根に愛情や照れや詩を
感じさせるキャラという点で・・・
そうするとさくらは岸本加代子になってしまいそうだが、それは絶対駄目だ!
いや、全部自分の妄想の中の話だけどねw
>>512 たけしは芝居が出来ない芸人だからな〜。全て雰囲気だけ。でも、「菊次郎」って、本
来は絶対に初期の寅次郎的な人物だったに決まっているのだが。
林隆三は体育会系暴力オヤジ過ぎるし、陣内はコミカル過ぎてなあ。
真偽は分からないが、「二代目寅さんに片岡鶴太郎!?」とかいう無茶苦茶な話もあったな。
やはり渥美さんは余人に代え難かったんだなあ。
>>513 >やはり渥美さんは余人に代え難かったんだなあ。
俺は森川さんもそうだったと思ってるよ。
515 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/01(木) 16:51:41 ID:DuoUIOsu
>>509 寅さんを村田雄浩、さくらは松たか子あたりかなー。
>>514 三代目の下条正己の「おいちゃん」になると、キャラクターが全然違うものね。もちろん、俳優としての下条さん本人
が悪いのではなく、山田さんがそういう「おいちゃん」を望んだわけだけど。
寅さんはテレビ放映でしか見てない世代だけど、森川時代の作品があまりテレビで
放映されなかったせいか、以前は松村おいちゃんに親しみを感じてた。
下条おいちゃんは優しそうな印象。
でも、今改めて一作目から見直してみると、森川おいちゃんのなんと味わい深いこと!
寅さんとの「血続き」を見事に表したその演技、きついセリフなのに嫌らしくない、
もうびっくり。
反対に、下条おいちゃんは優しそうなようで、結構キツイ。下條さんが嫌がるときって
本当に嫌そうな顔に見えて、ちょっと怖い。「バカ!」の一言もぐさりと刺さる。
松村おいちゃんはやはり独特な味わい。
518 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/01(木) 22:15:55 ID:ay1EM8EC
>>517 松村さんは、おいちゃんていうより、寅の遊び仲間って感じだな。
でも、上品で、どことなく侘しさが感じられて。
知らね〜よ、おりゃ
馬鹿だね〜ホント〜にあいつは馬鹿だね〜
あ〜頭が痛くなってきた、おりゃ寝るぞ
おい、まくら!さくらを取ってきてくれ
>>519 「あ〜〜〜、イヤだ、イヤだっ。」ってのもあるね。
>>517 「血続き」って、ホントそうだよね。
何だかんだ言っても寅は身内ってことがセリフ以外のところでわかる。
森川「おじちゃん」で好きなシーンは
兄(寅の父)の命日を忘れたうえに仏壇の手入れもしてない、
さらにおばちゃんがそこに隠したヘソクリ見つけて夫婦喧嘩をして、
御前様に叱られるシーンと、寅に「女系図」語って聞かせるシーン。
博の父親を相手に緊張して気を紛らそうとして、
それとは知らずに「どっかのバカが寅に余計な入れ知恵をして」と本人に言っちゃうシーン。
>寅に「女系図」語って聞かせるシーン
これよかったね。情感たっぷりに語るおいちゃん。おいおいと泣く寅。
それを「なにバカやってんだろうね、この2人はw」って感じでおばちゃん達と
同じ視線で見ていられるのが楽しい。
522 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/02(金) 19:14:59 ID:j3PglwLM
そこ第4作小林俊一監督の「新・男はつらいよ」ではいちばん好きなところや
ただし「女系図」ではのうて「婦系図」 読みは「おんなけいず」でいっしょやな
523 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/02(金) 21:55:43 ID:vXYfawxl
この場面が松村さんなら・・・・本当にしんみりしそう。
下条さんは・・・・ちょっと想像がつかないw
第八作を観たけど、森川さんの演技は半年後に
病気で死ぬ人とは思えない。
この人の全盛期は凄かったんだろうね。
525 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/03(土) 00:16:39 ID:UHYBpX9O
「や…やい、と、寅!
てめえはよ、よくもこの俺をこ、殺しやがったな!!」
526 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/03(土) 01:26:07 ID:6Zz2hUrX
バカ!死んだのはこの俺だ!
今日はBSで「寅次郎頑張れ」。地上波のテレ朝では、これまた大船出身の山田太一の
「終りに見た街」だ。どっちを観ようか思案中(いや、裏はビデオに録ればいいんだけどね)
今日のは中村雅俊のきたない犬食い2連発でもうムリ。
この人はグルメ番組でも店に注意されたのにスパゲッティをズルズル
すすり続けたらしいねイタリアで。
>>528 へぇー、ナイスミドルになったいまでもそうなのかな?
まあそれでも女なら誰でも528より中村雅俊を選ぶだろうが。
>>530 そんなイヤミ書き込まんでさ・・。
おれはあんなワット君を「こういうやついるいるっ」てな感じで観てたけどね。
というよりワット君自身になりたいというか・・。
で、大竹しのぶについてはどうなの?
僕は「かわいいなぁ」と思いましたが。
533 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/04(日) 00:56:46 ID:SJGgnzrv
あんなかわいい子がなんでさん○なんぞとくっつくのか
この世は不思議に満ちてる
かわいいのは顔だけで、頭おかしいから、あの人
ドロドロの略奪愛だった最初の結婚に比べれば
さん○との再婚は微笑ましかったと思うんだが
そうそう、おれもさんまの方が被害者とおもた
537 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/04(日) 02:38:17 ID:9m42I1tX
シットに満ち満ちた書き込みが続いてますな。
538 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/04(日) 02:54:10 ID:vL9jKCrN
まあ、俺達に出来るのはオナニーだけだ
539 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/04(日) 04:03:23 ID:NniJ1F+n
二代目寅さんは千昌男って事で。
>>534 素も変わり者らしいけど、今の大竹しのぶは、舞台女優としてはかなり評価されてるじゃないですか?
ただ映像ではちょっと・・・昔から作りが見え過ぎで「クサイ」人ではあったけどね。
この頃は中村雅俊がいちばん人気があった頃じゃないの? この人の素の人間性は知らないが、
「坊っちゃん」などで組んだ前田陽一が亡くなった時、スケジュールの都合で通夜や葬儀に参列できず、仕事の合間を縫って焼き場
に駆けつけてきた・・・この話を聞いて以来、個人的に嫌いになれない俳優。ずっと恩を忘れなかったんですね。
「寅次郎頑張れ!」は、映画としてはちょっと薄味だな。この頃から馬力が無くなってくるのかな?
ただ、ワットくんから「姉がいる」と聞いた途端に目の色を変えるあたり、まだまだスケベだね寅さん。
541 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/04(日) 09:30:39 ID:Avvocgdv
このころは可愛かったな〜という「男はつらいよ」三大アイドル女優の一人。
あとの二人は桜田淳子と杉田かおる。
542 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/04(日) 09:55:31 ID:HVVt2Anq
藤村志保もええな 菊の御紋みたいな大島か よく似合ってる
なで肩美人 だけど平戸でのウールっぽい洋装普段着もよかった
543 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/04(日) 09:58:55 ID:HVVt2Anq
連続スマン 恒例ラストの正月さくら着物姿
髪型を変えて左右の髪をこめかみのほうに下げていたね
これ、もしかすると「キネマの天地」(おれ見たのは予告編だけど)のと似てるのか
老けた感じもするが悪くないね
雪の庭からの窓際のカットでは日本髪っぽく見えた
東北人から言わせるともっと喋り方うまくできなかったのかなと・・。
次は1月1日か。
「タイマー録画がきちんと機能できてるか」
という不安からしばらく解放される・・・。
546 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/04(日) 11:01:49 ID:7m6F0Cxk
BSで不定期に放送されてる『寅さんの愛したマドンナたち』と『寅さんの愛した懐かしの日本』は
それぞれ何種類あるんでしょうか?
547 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/04(日) 16:25:51 ID:EK3nTAPI
恋愛に不器用な中村がアドバイスを乞う様子は、例のナントカ男を彷彿とさせるが、
中村の不幸はアトバイザーが寅さん一人だったことだ。
最終的に結ばれたんだから別に不幸じゃない
さくらと博も同じく
しかし1作目におけるさくらの見合いぶち壊しはひでえw
さくらの旦那が太一郎になってたら、すっげえおもしれーシリーズになってたんだろうな。
お義兄さんったら、そんなこと言っちゃたりなんかして〜、このチョンチョン。
551 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/05(月) 01:42:57 ID:wj/ce9Oi
頑張れ公開の77年の松竹は黄色いハンカチに八つ墓村か。
かなりの増収だったんだろうな。
この20辺りから 前半は面白いんだけど後半は少々眠くなっちゃう、中だるみ傾向に入るんだよな ま、個人的意見です 残りの中では 24,26,28,29,32,34, この六つは好きです
(´-`).。oO(読みづらい
頑張れのマドンナは、よく知らないんだけど、
キリッとした知的美人で、かなり好みでした。
中学生くらいの頃は正直馬鹿にしていた。
「こういう映画を喜んで観る大人にだけはなりたくないな」と。
20代も後半になって、急に「寅さん」にはまった。全部観た。
何か世の中が世知辛くなって、嫌な事件、嫌な人間を多く見るにつけ
何か寅さんに会いたくなる。寅さんが若かろうが老けてようが好きな
DVD作品を寝る前に引っ張り出す日常。自分語りスマン。
木の実ナナがマドンナの時、躁病を思わせる超ハイテンション演技の木の実を
倍賞さんが軽く引き気味にいなしてるのが面白かった
というか、倍賞さんは誰を相手にしても受けが物凄く上手いよねえ
週イチの楽しみが奪われた今後一か月は
レンタル頼りになりそうだわい。
俺はとりあえず今まで撮り貯めた分を見直すよ。
「頑張れ」はメインディッシュ(中村、大竹、藤村)は以前より味が落ちたなあ、
ちょっとずつ盛られた副采(杉山、石井、桜井)をもうちょっと食べたいなって感じだった。
>>555 俺も同じだな。
特に中盤から晩年あたりのやつ。
最近になって、良さが分かってきた。
全作品を何度も見返している俺は全然気がつかなかったんだけど
シリーズを2.3本しか見た事がない友人と先週の「頑張れ」を見ていたら
最後の坂東鶴八郎一座と大空小百合を「なに?誰?こいつら」と言われたよ。
そういわれれば単発で見てる奴らには判んないよな。
1、2、4作は予告篇を見ただけで涙が出てくる
563 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/06(火) 10:35:16 ID:hBytwyOI
第五作の予告編には
渥美「帝釈天なんて犬小屋みたいなもんですよ」
杉山「そんなことないでしょ。江戸川の前にあって」
渥美「江戸川なんてどぶ川みたいなもんですよ」
杉山「あら、節子も褒めてたわよ」
渥美「ナニ、節子なんて・・・」
という、本編では使われなかったクスグリが出てきます。
>>563 それって例の最終完全本の付録DVDですか?
3800円の価値あります? まだ迷ってる (´・ω・`)
ちなみにいま図書館から、男はつらいよ大全というのを借りてるんですが、
これが上下巻+セリフCD1枚のセットで58000円です ┐(´ー`)┌
中身は公開当時のパンフレット集なんですが、こういうの誰が買うんだろう?
連投スマソ
ちなみにBSでやってる次回予告は、公開当時のものなんでしょうか?
普通に考えて公開時以外に予告編を作らないでしょw
567 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/06(火) 12:45:58 ID:AbolsDlo
テレビ放映の予告はその都度編集しているはず。
第一作をレンタルしてきて見た。
かなり密度の濃い作品。
第一作製作時は、シリーズ化を前提にしたものだったのだろうか?
あの悟りきってるような御前様でも、寅の気持ちを把握できていない。
それにしても、的屋の寅、違和感ないね。
他作品だと、なんか浮いてるんだよね。
的屋としての寅のいでたちが。
昭和40年代でもね。
>>568 >第一作製作時は、シリーズ化を前提にしたものだったのだろうか?
その頃の一般的な映画の作り方は、「当たればシリーズにするが、外れれば放ったらかし」
という程度のもの。有名な話だが松竹は当初はそんなに乗り気ではなかったわけで、
山田さんも「当たれば続けたいねえ」ぐらいでしょ?
もともと東映やくざ映画や仁侠映画等のパロディ的な要素を持っている作品だから
その意味では第一作から既に的屋としては現実離れしてるけどね。
30日に2時間半の特番があるな。BS。
573 :
563:2005/12/07(水) 09:40:35 ID:TL8CMxIR
>>564 私が見たのはレンタルビデオです。
たとえば第六作だと予告編には、宮本信子が渥美清と傘さして城を歩く場面とかあって、けっこう楽しい。
>>567が正解のはず。
NHKの映画担当が製作しているものでしょう。
他の洋画と同じ事。
575 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/07(水) 10:16:58 ID:qjot4gw+
質問の仕方が悪いよ。
製作は昔、編集は今。
だって予告編は3分くらいあるもんね。
テレビのは数十秒ですし。
>>569 なるほど。第一作それ自体で、完結しているわけですな。
寅には活力がみなぎっていて、次作が期待されたのがわかる気がする。
>>570 同業他社の作品を意識したつくりでもあったわけですか。
でも、あまり現実と乖離してしまうと、
かつてはどこにでもあったんだが、今はほとんど失われてしまったものが、まだここにはあるんだよ、ということ(作品のテーマの1つだと思う)に対して、「この作品は架空の物語です」、との断りをいれられてるような気がしてチョット気分が萎えてしまう。
>>568 第一作はテレビ最終回の結末から反響を受けて製作。
しかし、松竹は乗り気ではなく3ヶ月間お蔵入り。
初期の作品のいくつかはテレビのネタを膨らませた内容。
岸恵子「私の寅さん」のラストシーン(別れの曲云々)は
テレビで佐藤オリエとの別れに使われたものそのまま。
さらに香川京子「春の夢」の設定もすでにテレビで放映済み。
(外国人が現れてさくらに惚れる、という内容)
>>573 ありがとうございます。そういえばレンタルDVDにも予告編が入ってました。
ビデオやDVDに入っているものが当時の予告編なんでしょうね。
BSの予告編はNHKの編集ですか、なるほど。尺の関係かな?
>>576 わたしはいい歳のおっさんですが、寅さんを観たのは数年前のテレ東が初めてでした。
おもしろいとかそういうことより、自分の子どもの頃を思い出す懐かしい感じがよくて、
はまってしまいました。だから、とても架空の話とは思えません。
自分は満男とほとんどタメだから、一目瞭然で何歳頃の作品なのかわかって
興味深いやら懐かしいやら
こないだ都はるみがマドンナの作品を見返してたんだけど、
寅さんがでかいウォークマンしてて、爆笑しつつもしんみり懐かしかった
御前様が寅さんに中耳炎にでもなったか?と問いかけるやつだね。
あれは笑った。
あの電機屋の店員が妙に気になる。31作はここ5年ぐらい見てないんだけど
「おかみさん、電話してくださいとらやに」ってセリフのイントネーションを
今でも覚えてるよ。
582 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/08(木) 03:53:23 ID:DblbcP1U
布団の中でノートPCでIMDB散歩しててワロテしまた
渥美清がTora! Tora! Tora!にコック役で出ているそうな。
>>582 日本版だけのシーンに出てたね。確か松山英太郎ととぼけた掛け合い
(日付変更線がどうのこうの)をしてた。
「頑張れ」を見直した。寅さん、大竹しのぶに一目惚れしなかった。
さすが寅さん、危険な匂いを察知したかw
31作、密かに名作だよねえ・・・自分は口笛より好きだな
都はるみの演技には実感がこもってるし、美人じゃないけど玄人っぽい魅力が
いかにも寅と合ってる
とらやで歌う京はるみをじっと見つめる寅さんの表情は、今までにないほど
真剣でせつないものがあって、グッときたのを覚えてるよ
>581
その店員は俺も妙に印象に残ってるけど、さすがに俄かに名前は思い出せないw
585 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/09(金) 13:20:16 ID:lKr1T0zj
お寺の階段ですれ違った女性に寅さんが一目ぼれする内容は良かった。
レンタル店行くと、どれを見たかわからなくなってきてます。
586 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/09(金) 15:44:51 ID:zdBRGJsB
竹下景子、32作口笛だと思われ
587 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/09(金) 18:16:28 ID:jspfyVKR
31作「旅と女と…」
確かに毛並みが違う作りですね。偉大なる番外編といってもいいくらい。
89年頃にシリーズ全作(当時の時点での)を二本ずつ週替わりで上映する企画があって、
その時初めて観て異色作だけど面白い!と思いました。併映の「口笛」はあまり期待せず観たらこれまた大傑作でw
二度美味しかった。
588 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/09(金) 22:24:25 ID:cpUEcGE8
こないだの「寅次郎頑張れ!」ボソボソ青年中村雅俊ワット君が
「姉さん 寅さんと結婚する気あっとね」以下藤村志保に切り込むところよかったな
前に第3作「フーテンの寅」で 弟役の河原崎建三が新珠三千代に
「姉さん ハッキリしないと罪作りだぜ」みたいなジャブをかますところはあったけど
ワット君のほうのこのストレートパンチはなかなか威力があった
「夜霧〜」が好きなのは俺くらいだろうな。
渡瀬さんが好きなこともあるが。
寅が風子を迎えに行って、トニー(渡瀬)とかけあう場面は
おそらく若い頃はヤクザ者として修羅場をくぐってきたであろう
寅の凄みがある。
それにしても寅さんは、大切な人には真面目な真っ当な生き方を
願う優しい人である。
590 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/10(土) 02:06:38 ID:TG+AE/eh
588
藤子さんは、寅の好意に気づかなかったってワット君に言ってたけど、
そんなわけないよな。絶対うすうすくらいは気づく。
それと、寅が心のきれいな人だ、とも藤子さんワット君にあの時言い訳みたいに
言ってたけど、それならよけいに寅の親切な行為を断らなければならないと思うよ。
第5作の節子さんもそうだけど、気づかないわけ無いんだよな。
普通に暮らして見てりゃ、分かるのにね。
そういう意味ではワット君の言った「気持ちを利用してるだけだ」って
意味のことはオレもスカッとしたよ。
第3作の志津さんや第6作の夕子さんなどはうすうす分かってはいたね。
おばちゃん!おばちゃん!
何やってんの?そんなところで 労働意欲がないな〜君は
僕たちお茶飲んでいるんでしょ 早くお茶菓子持ってらっしゃいよ
ああ団子は駄目だよ
あのおばちゃん、お茶菓子というと団子しか思いつかないんだ
自分の団子っ鼻でも見ていろってんだ ハハハハハ!
知らね〜よ、おりゃ〜
『男はつらいよ』休んでまで韓国ドラマの特集をやる意味があるのか?
受信料払わんぞ、NHK!週末の楽しみを奪うな!
2階からしょんべんしてもいいかしら?
594 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/10(土) 11:21:51 ID:h3wNEj9a
昨日、念願の柴又に行ってきた。
東京は初めてで、渋谷や新宿なんかも見てまわったけど
九州の田舎ものの俺にとっては柴又のマターリ加減が合ってた。
爺さん婆さんの寅さんファンに混じって寅さん記念館や帝釈天などゆっくりまわって
帰りには高木屋の茶飯とおでんと草だんごを堪能した。
そのあと柴又駅でイタリア人のおばちゃんが電車の乗り継ぎで困ってたので
俺も乗り換えがよくわからなかったが、尋ね尋ね浅草まで連れて行った。
道中いろんな話をしたんだが(お互い片言の英語)、どうも詩の交流会かなんかで
日本に来てついでに観光してるという話だった。
夜、九州の家に帰ってきて何気にググってみると、そのおばちゃん、有名な詩人だった。
英語の伊語訳本も出してて、今思うと、片言の英語も俺に合わせてくれたのかな。
寅さん映画みたいな展開だったので思わず書き込んでしまったが、柴又は最高だったし
東京の人もみんな優しかった。また行きたいと思う。
595 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/10(土) 14:24:55 ID:7PoM623c
最高だったね
山盛りのおしんこ
今日ラジオで永さんが、
「ゆっくり食ってると口の中でウンコになっちゃうよ」
とか言うのは職人の言葉なんだって言ってたが、
寅さんも言ってたなぁと思った次第です。
598 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/10(土) 18:25:15 ID:aA2yN0Mx
もう10年以上前のことなので、不確かなのだが、渥美さんの体調かなにかで、過去の映像をデジタル合成して一話を作成したとかいうのを耳にした憶えがあるのだが。
それって、正しいですか?
もし、その記憶に誤りがなければ、それは何話に当たるのでしょうか?
>>594 そうですか柴又楽しんでくれましたか!
よかったよかった。
601 :
594:2005/12/10(土) 20:36:13 ID:h3wNEj9a
思ってたより参道が小さくてびっくりしました。
劇中で寅さんが自分の家を説明するときに参道にあるって説明するけど
あれならすぐにわかりますね。
周りは住宅地で、あの辺りだけ別の空間という感じ。
実際、帝釈天に行ってみるとブラウン管でみた風景が広がってて感動。
写真をとりまくりました。
寅さん記念館は1時間以上いました。中で上映されてる名場面のギャグで
他に来てた爺さん婆さんと爆笑。
高木屋は団子も旨かったけど茶めしも美味しかったです。
店のおばちゃんに頼んで店内の写真をとらせてもらいました。
いや〜柴又最高!!来週も東京に行くのでまた行こうかな。
>>599 そんな作品は存在しない。渥美さん没後の「虹をつかむ男」及び「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花 特別編」
における渥美さんのCG出演の件と混同していると思われる。
603 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/11(日) 02:38:08 ID:X7dpNQg/
>>601 来週も来るなら、帝釈天脇のうなぎ屋行ってみ。
第6作・池内淳子の喫茶店の今の姿だよ。
当時の写真とか、飾ってあるよ。うなぎ自体も普通に美味しい。
寅同様に、うなぎ大っ嫌いなら、うなぎ屋の通りを江戸川方向に少し歩くと
「日曜庵」という蕎麦屋がある。本格的で、かなり美味しい。
イタリアの詩人に一筆したためてもらった詩が神田の古本屋で(ry
という後日談はなしですか?
>>602 どうやら、誤解していたようですね。
これで、長年の疑問を解消できました。
ドウモ アリガトウ
ハイビスカスの花特別編の冒頭、駅でしょぼくれてる満男の前に現れる
CG寅さんに不覚にも涙してしまった
>>607 ハイビスカスといえば満夫がまだ子どもの頃ですよね?
本で読んだところ、リーマンの満夫が駅で・・・と書いてあったのですけど、
時間軸はどういうふうになってるのですか?
609 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/11(日) 16:51:44 ID:Lo9GKnAX
で、イタリアのご婦人がぜひお礼にって言うから、食事をご馳走になったわけよ。
まずはぶとう酒。お次は山盛りのスパゲッチー。あと肉団子をケチャップで
煮たやつ。くぅー、お前らに食べさせてやりたかったねぇ。
611 :
594:2005/12/11(日) 20:05:43 ID:VVmC3Rcc
>>603 うなぎや行ってみます。今日柴又の写真を写真屋からとってきたけど
リリーのレコードジャケットの写真だけつぶれてたけどあとは綺麗にとれてました。
>>605 柴又のあと来たときと同じくモノレールで羽田空港に行くつもりだったんですけど
浅草の行き方聞いたときに柴又の駅員さんがくれた紙に京成の羽田空港行きが
浅草通るって書いてあったので、おばちゃん一人で乗り換えとか大変そうで心配だったんで
じゃあ一緒に行こうかって感じで連れて行きました。
列車内でおばちゃんが日欧現代詩フェスティバルとかいうやつの
進行表みたいなの出して「これ私」って言ってたので
「へ〜(この時点でただの趣味のサークルかなんかと思ってた)」
って感じで話してました。
気になって帰ってググったら画像とかめちゃ引っかかって「あのおばちゃんやん!」てかんじで。
メアドがあったらとおもったけどイタリア語はさっぱりわかんなかったので
その日欧現代詩フェスティバルのメアドに
浅草の後の目的地は乗換えが複雑すぎて俺もよくわからず説明できんかったけど
大丈夫でしたかというのとおばちゃんによろしくお伝えくださいって送ってみますた。
同盟国とは仲良くしたいもんですな
614 :
sage:2005/12/11(日) 21:55:45 ID:ozXXv2FK
寅さんキャンペーンで葉書7枚応募したら 浪速の恋のDVDが当たったよ
締め切りから一ヶ月以上経ってたから諦めてたけど ちょっと早いクリスマス・プレゼントだ
名前をsageちゃったよ あーこっぱずかしい
616 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/11(日) 22:12:53 ID:NEAeFq7e
あら俺たしか3枚だしたはずだが・・ハズレか
617 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/11(日) 23:06:16 ID:NEAeFq7e
「寅次郎頑張れ!」ラストでさくらに新潟の弥彦に行くと言ってたが
なんか暖国みたいな感じだった。
そこへ一座の車が・・ これが軽トラに大空小百合ちゃんら座員3人だったので
あれ?と思ったが あれは宣伝中で座員全員ではないのか
これはいつものことだが トラックの荷台に人間を載せるのはいかがなものか・・とは言わない いいよ
結婚決めるの早すぎだよ〜。ワット(中村)とさっちゃん(大竹)。
シリーズの男たちは、性交渉もしないうちからプロポーズしちゃうんだな。
山田的つうか大船的世界なんかな。
>>618 現実社会ではどうか知らないが、昔の映画・ドラマなんかそんなもんでしょ?
周囲がくっつけちゃうと、もう結婚することになってたりするしね。そんなもんかな? と思うけど。
「寅次郎子守唄」にせよ、弥太郎(上條恒彦)と京子(十朱幸代)は、付き合っ
てたった一ヵ月程度で結婚を決めている計算になる。
あの二人は実は前からお互いに好きだったようだし、恐らく画面外でセックスはしたんだろうけど、早過ぎ。
頑張れ!」公開時、自分は厨房だったんだけど、
中村雅俊と大竹しのぶの恋愛話はさすがにアナクロすぎて引いたのを憶えているなぁ。
二人のパーソナリティにはぴったりの役柄ではあるし、今見ると古きよき時代のお話として、
笑って許せる面もあるが・・・山田監督のこの辺の朴訥な青年観の押し付け(言いすぎです)は、
あんまり好きになれない部分ですね自分としては。
作品としてはやはり寅とマドンナの関係性が弱すぎるのが終盤盛り上がらない原因かと思います。
こういう脚本だと藤村志保さんも少々やりにくかったのではないでしょうか?
見所は二階爆発の衝撃と桜井センリの名演でしょうかね。
>朴訥な青年観の押し付け
後半の満男青年期なんて見ていて照れくさいなんてレベルを超越してる
次の21作では武田鉄矢が朴訥とは正反対の軽薄でスケベな若者として出てくるな。
黄色いハンカチと全く同じキャラだがかなり笑える。
しかし翌年に金八先生を演じるとはとても思えないなあ。
山田映画の武田鉄矢に限っては掛け値なしにグレイトw
そうだねえ、自分も後期寅さんに煮えきれなさを感じるのは、
寅やその周囲の人々(満男とか)をダメだけど善良な良い人の枠に押し込むのに
腐心してるように感じるからだなあ
ダメはダメなままでカッコ良い!と堂々と主張してたような初期とは違ってね
>>618-621 みんな歳いくつなのか知らないけど、そういう感じ方の人多いのか?
もしかしてみんな若い?
俺にはなんの違和感もないな、ちゅうかすごくいい感じだ>朴訥
頑張れ、見直してみて気づいたんだけど、
タコ社長が歯にはさまった栗の皮(?)を取る演技(というか)、
これはもう至芸と言っていいほど凄いぞ。
俺なりに、初期と中期の境目って「メロン事件」な気がする。
寅はリリーに大人気ないことを注意され、家を飛びだしたけど
それでもリリーを嫌うことなくその後も付き合う(傘もって迎えにいったり)。
寅なりに反省したんだと思う。
これ以降から、寅が少し人間的に丸くなって、やや常識的になり
マドンナとも釣り合いが取れるようになってきたというか、
丸くなったことで失恋の無力感とかも出せるようになってきた。考えすぎかな。
一方で、中期と晩年の境目はよくわからんな。後藤久美子の登場かな。
中期って言っても広いからなあ。
627 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/12(月) 18:19:30 ID:p7BMLCID
625
あの演技は見ていて鳥が肌が立ったよ。
さくらがずっと見ているんだけど、
何度リハーサルしたのかなあ…。
あの手の演技出来る人と、出来ない人がいると思う。
太宰さんの奥深さを見たよ。
チョット質問させて下さい。
レスの上の方に出てた「ハイビスカスの花〜特別編」を見てみたいのですが、それってレンタル店に行けば、普通に見ることができますか?
この特別編というのは、満男が自殺志願者と間違えられた話でしょうか?
629 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/12(月) 21:25:07 ID:ySnyVQuf
>>「ハイビスカスの花〜特別編」を見てみたいのですが、それってレンタル店に行けば、普通に見ることができますか?
レンタル店に言って 借りれば 見れる。
>>この特別編というのは、満男が自殺志願者と間違えられた話でしょうか?
それは紅の花だろ。
>>626 俺の区切りだと
初期 1〜7 フーテン寅次郎
前期 8〜24 旅人寅次郎
後期 25〜36 世捨て寅次郎
末期 36〜48 メルヘン寅次郎
末期w
俺的に末期は42作ぼくの伯父さん以降。
632 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/12(月) 23:31:05 ID:nhiUe0st
>>631 胴衣
20周年御祝儀としてのウィーンの後の作品、矢切の渡しに乗ってくる寅の
背中に最終章の開幕を感じていた。
36がダブってる・・・ 末期は37〜48 ですね。
>>630を訂正します。
自分が37作の「青い鳥」を選んだのは、もう全編に漂う「寂しさ」と、
マドンナ上京の切欠にはなっているが、ストーリーの本筋に寅次郎が影響を及ぼす力を
失ったとしか思えない作品を作っちゃった・・って点です。
青い鳥はほんとにどうしようもないね
でもまあ、駄作は48作中のほんの2作だけだからね、ゆるす
「幸福の青い鳥」は山田洋次にしては珍しく演出が空回り気味なんだよね。
区役所に行くシーンなんか特に。「キネマの天地」の影響で初めて製作に1年の
間を置いた作品なので感覚を取り戻せてなかったということなのかもしれない。
旅役者一座との交流の後日談になっているところは嬉しい設定なんだけどね。
>>633 おそらく山田監督は作家志向の強い人だから、例えば水戸黄門のような偉大なるマンネリを作ることを、
潔しとはしなかったんだと思う。
その結果寅自身にテーマを見つけられずに脇筋に活路を見出していったことが、
ある時期からの失速感に繋がっていくんだと思う、観る側の感覚とのギャップというかね。
具体的には「子守唄」の京子と弥太郎にその原型が既に見て取れる。
ただこれは渥美氏がまだ元気だったこともあり、やや作品として薄味程度で重大な傷には至っていないけれど。
637 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/13(火) 14:05:55 ID:8d1LK+OD
年取ってから「純情詩集」の良さがわかってきた。
>673
あ、自分も「純情詩集」何ともいえず大好きです
上でいろいろ語られてるけど、あの一件(マドンナ死んじゃった)も
寅をひとつ大人にしたのかも…
世間知らずゆえに、人を社会的な立場や見てくれで判断することのなかった
京マチコさん(演ずるマドンナ)が寅に寄せた純粋な愛情…泣けました
また、しっかり者の娘壇ふみさんも可愛らしかった
639 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/13(火) 15:38:50 ID:i8gb6/h7
自分は
初期:1〜8作
前期:9〜18作
中期:19〜41作
後期:42〜48作 かな。「末期」じゃ癌みたいだよ
>人を社会的な立場や見てくれで判断することのなかった
これ、誰かさんと同じだね。根っこは同じ気質同士ってとこかな。
でも、ああいう別れの後だから、次の作品では誰かに恋するより
誰か自分そっくりな不器用なカップルの間を取り持つような展開のほうが
個人的には良かったなって思った。
リリーしゃんです
642 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/13(火) 20:52:42 ID:02d3ZTMV
リリー松岡といえば 木下恵介「カルメン故郷に帰る」のヒロイン(高峰秀子)は
リリイ・カルメンだった オマージュってこともないだろうが
643 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/14(水) 13:36:12 ID:Yt3o3LNR
BSでの25作以降の放送はいつからですか?
644 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/14(水) 17:58:21 ID:mIHAQmeZ
NHKの番組表映画でも24作1月7日放映としか発表されてないし。
まあ2月最初の土曜からだろうな。
645 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/14(水) 18:54:39 ID:R6NJh0uU
30日夜たしか七時半から九時までかな特番再放送あり
646 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/14(水) 19:07:36 ID:R6NJh0uU
スマンBS2 30日夜7時半から10時までだった
山田監督倍賞さんも出るらしいが再放送とある 詳しいことはしらん
>>646 クマさん「ドカタ」発言の特番?
小堺一機司会の。
どこがカットされるのか、楽しみ(´-`)
春の夢はあんまり好きじゃないなあ
日本語も全く勉強せず飛び込みで薬売ってる姿を見ても
全く同情できないし
マドンナも印象が薄い
なにせ一時間もカットだからなあ。
監督とサトエリの柴又訪問、冒頭のくまさんの部分。
これは消えると見た。
夏に3時間再放送バージョンもあったよね。
春の夢はSKDな倍賞さん・愛の告白にゆらめく倍賞さんが堪能できるから好き
それだけで好き
653 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/15(木) 22:08:03 ID:/bD3ViEl
>>643,644
BSの放送は2年間に渡って全作の放送という触れ込みだから、
もしかすると夏まで放送ないかも?
654 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/15(木) 22:40:04 ID:PKN41sNv
だれか賢くてえろい人に教えてもらいたいのはロケとセットのこと
いつでもどこでもあるんだが、たとえば第11作「わすれな草」の冒頭
帝釈天の門前で御前様とさくらがツバメの巣を見上げて話をしているのはロケでしょ?
そのあと、参道を歩いてくるさくらと満男。ここの参道もロケだよね?まさかセットってことはないよね
で、とらやの店内に入ってくるところ。ここのとらやはセットだ。
表の参道の一部もふくめて。
で、いつも疑問というか感心しているのは、ここのロケ(柴又)とセット(大船でしょ)
のあいだで絵にまったく違和感ちゅうか齟齬がないんだよな
いっつも感心しているんだが、ひょっとして単に俺がバカなのか。
655 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/15(木) 23:16:08 ID:jhJZSnZG
いやいやバカではない。
この映画、セットとロケの違和感がないようにとても細かいところまで
気が配られているので感心して当然。
それでも、やはり撮影時期がずれるのでゲストの髪型や、ふたりの距離感などが
ずれたりしてしまう。これはしょうがないこと。
656 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/16(金) 07:37:48 ID:C1P+DEZY
うんうん。自分も感心してます。
657 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/16(金) 08:35:45 ID:VGgW+J9t
俺は4作目が一番好きだ。
特に、前半のハワイ旅行騒動は理屈抜きで楽しめる。
最後のほうの、寅が とらやを出て行くシーンもいい。
寝たふりをしている おいちゃんおばちゃんに
寅が しみじみと別れの言葉を掛けるのを聞いていると
涙が出てくるよ。
4作目は監督が違うっていうのが分かりやすいよね
社長の回想シーンとか
異質って感じでよい
ハワイ旅行騒動はマジで寅が気の毒だからなあ・・・対処法はマヌケだけどw
しかし後期の寅さんは皆に労わられて、「お兄ちゃんはそのままでいいのよ」
なんて優しくされてるけど、この頃(初期)は容赦ないね
もちろん愛情はたっぷりなんだけど、基本ほんっとに迷惑でダメな人扱いだ
4作目の泥棒は、当初小沢昭一が予定されていた。
>>659 確かに気の毒なんだけどみんなといっしょに万歳三唱したり
おいちゃんの帽子が潰れたのを見て嬉しそうに笑うところは
寅さんらしくて好きだ。
嫌なことがあっても長く引きずらない寅さんの性格は羨ましくもある。
紅白の審査員に山田監督決まったけど、BSの宣伝とかで何かやるのかな?
歌子さんの出演も決まってるけど。
>>660 へぇ〜そうなんだ。初耳。
あの人「紙風船」に特別出演してたね。妙に重い演技をしてたような記憶が…
まあ、「紙風船」自体なんとなく重い、密度の濃い作品だったけどね
664 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/17(土) 14:01:31 ID:4Miz7M7z
「紙風船」は暗い。
紙風船は振られ方が鮮やかだったなあと思う。
口笛の振られ方の原型と言えるだろう。
666 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/18(日) 02:29:50 ID:IRLVWQNB
「紙風船」は、それまで清純なイメージの役だった音無マドンナが
とらやの座敷で煙草を吹かすシーンで
酸いも甘いも噛み分ける侠客の妻という雰囲気を漂わせたのが印象深い。
667 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/18(日) 06:04:36 ID:SPvjZBwo
東八郎の同級生を寅が侮辱するところはつらかった。
668 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/18(日) 08:48:35 ID:soP/0hcj
とらや店内の貼り紙に「次の庚申は〜です」みたいなのをみかけることがあるね
庚申塚(こうしんづか)なんて言葉を知ってるだけで詳しいことはなにも知らんが
これ「こうしん」と読むの?「かのえさる」でもいいの?
要するに縁日みたいなものかな
今でも帝釈天が賑わったりするんだろうか
寝ちゃいけないんだっけ?
670 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/18(日) 09:37:41 ID:soP/0hcj
それ庚申講ってんだね いま辞書と検索で見た
帝釈天 庚申 で検索したら縁日らしい 今でもやってるらしい
俺は映画の寅さんで見かけるまでまったくそういう縁日は知らなかった
671 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/18(日) 17:27:29 ID:mF0VAGJR
何作目か忘れたけど、おばちゃんが『こうしんの縁日だから』とか何とかいう場面があった
672 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/19(月) 19:43:57 ID:7ZFN97YX
元旦からの3連発に期待して年末はストックしたのを楽しむ
673 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/20(火) 15:35:50 ID:AvV/p16f
的屋の寅は、煙草吸わないの?
渥美サンは?
片肺の渥美さんが煙草を吸うわけがない
675 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/20(火) 19:34:06 ID:P32+WG1h
タバコ吸ってて親父にぶん殴られて家出。
それ以来吸わない。
676 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/20(火) 20:13:27 ID:ZBW1BqbX
テレビ版「男はつらいよ」ではスパスパ吸ってたよ。
677 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/21(水) 07:30:55 ID:+V9i9OL9
全48作+特別編を長〜い時間をかけてようやく観終えました
ほんのりしみじみ、まさに日本人的醤油味なこの映画
人の優しさ、悲しさ、愚かさ、情けetc..すべて笑いと涙を通して教えてくれます
正に人生の教科書です
最後の特別編は個人的な思い入れもあり、涙なくては観れませんでした
ようやくすべて観終えて嬉しいような悲しいような、とにかく完無量です
日本人である限り、いつの時代でも心に染み入ってくるであろうこの長篇大作
この映画に、いや、あなたに出逢えてホントによかった
寅さんどうもありがとう!
678 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/21(水) 11:23:28 ID:EuX77qbJ
あぁ・・・。
満男・・・
寅さんがひげそってる場面ってあるかね
681 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/21(水) 14:35:52 ID:AwZDCf5m
鼻毛抜いてるとこなら
682 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/21(水) 15:32:01 ID:mud3biOJ
歯を磨いてるシーンって3作目だけかな?
683 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/21(水) 15:44:59 ID:AwZDCf5m
1作目の寅さんが帰って来た翌日の朝のシーンでも歯磨いてるよ。「お兄ちゃん、忙しいんじゃない?」「う〜ん、忙しいったってね、歯磨いてるだけなんだけどね」
684 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/21(水) 16:07:31 ID:4qGh+Z7q
大変だ!
満男が離婚したぞ離婚!
責任者だせ責任者!
なんかリアル寅みたいな離婚の理由だよね。
ロケとか旅続きで、温かい家庭が作れなかったって。
第一報(
>>679)で、シンミリしていたところに
ワンテンポ遅れたタイミングで来て騒ぐ
>>684がタコみたい。
年末の手形は大丈夫か?
687 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/21(水) 23:17:11 ID:WQ5CP1B4
黒板純もここでは諏訪満男。いしだあゆみと共演がなつかしい。。。
688 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/21(水) 23:24:11 ID:WQ5CP1B4
寅さんの愛は深い
マタ〜リ大人の愉しみ的スレに厨臭いのが来たな。
691 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/22(木) 13:15:57 ID:YDuTHF1j
>>679のどこが報だ? これだけで状況がつかめるはずもない
おまえが勝手にしんみりしてただけ
679=686=690
お兄ちゃん、その言い方は良くないわ
謝りなさい
マタ〜リ大人の愉しみ的スレに厨臭いのが来たな。
木村っておみゃ〜あげな男のどこがよかか?
男は面か?
吉岡が後藤久美子と結婚して離婚したってんならこのスレも盛り上がるんだろうけど・・・。
まあ「奮闘努力の甲斐もなく」といったところか。
696 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/22(木) 18:40:44 ID:UNLDZ0y3
キネマ旬報1月号を見たけど、
「知床慕情」の7位に驚いた。
コレそんなに面白いか?
697 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/22(木) 19:13:47 ID:D/UKApmP
上のほうで喫煙の話が出ていたけど、ほんとに昔の映画って派手に吸うよなあ。
倍賞千恵子の「お兄ちゃん」を古本で入手して(版元品切れらしい)読んだけど
渥美清のエピソードと倍賞の自伝的な部分がうまく混じっていておもしろかった。
そのなかで、
「その病院で、私は二人の付添婦のおばさんたちと友達になりました。
病棟の廊下の隅っこでタバコを吸っているうちに仲良しになったのです。」
ってところがあって、おや?倍賞さんタバコ吸ってるのか、吸ってたことがあったのか?
ちょっとイメージがわかなかった。
>>697 昔は禁煙志向は無かった(薄かった)からな。それにしても、女優がプライベー
トでの喫煙を認めちゃうのも凄いな。普通は隠すもんじゃないか? そうでもないか?
本当は俳優・スポーツ選手・ミュージシャンといった職業の人はタバコを
控えた方がいいんだけどね。心肺が弱るので身体能力に響く。
声質が変わるからって昼弁当を食べないとか、
待ちの間は程良く湿らせたタオルを首に巻いている人は多い。
そんな神経質な役者ほど、煙草はプカプカ吸うし、
仕事終わった後は毎晩呑みに行くんだよな。
700 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/23(金) 11:04:30 ID:jQDzw2IY
BSで連続放映が始まって以来、このシリーズを中心に関連作品を毎晩繰り返し見てるから
もう延べにすると100本以上見てる。けど、飽きない。
それでいろいろつまらないことにも気がつくという話で
だからどうしたと言われるとつらいものがあるという話。
「望郷篇」の「寅さん(いてくれてありがとう)パーティー」ね(豆腐屋の黒板にそういうメモあり)
残酷にして大笑いの山場で、渥美清の迫真の演技にも舌を巻くけど
つまらん話というのは、そこで長山藍子の節子さんが着ている浴衣ね
ブルーで紅葉の葉っぱを散らした柄だけど、この浴衣あるいはこの柄の浴衣は
前年公開の同じ松竹「喜劇逆転旅行」で倍賞千恵子さんが着ていた浴衣とまったく同じ
葉っぱの散らしかたまで詳細に検討したから間違いなし
だからどうしたと言われるとつらい
703 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/23(金) 13:02:03 ID:Hg1NO5hL
>>700 一時停止を頻繁にやるとプレーヤーの寿命が縮むよ。
リリーさんに聞かせてあげたかったな〜今の話
>>700 関連作品まで観ているのなら、ぜひ、三船敏郎版の「無法松の一生」も観て欲しい。
「男はつらいよ」シリーズが「無法松の一生」を下敷きにしていることは有名ですが、
今日、BSで観て気づいたのだが、山田洋次たちが実際に参考にしたのは、戦後に残された
阪妻版ではなく、むしろ伊丹万作のオリジナル脚本・もしくはこの三船版の方だろう。
何度も映画・TVでやったり劇化されている作品ではあるんですが、様々な事情で不完全品
の形でしか残っていない阪妻版では、松(寅)の片思いの話にはならない。
伊丹万作・稲垣浩の本当の思いが出ているのは、作品としては残念ながら未完成に終わった阪妻版で
はなく、実はリメイクされた三船阪であることは間違いない。
教科書的に阪妻版だけが名作と聞かされて実際に観てみると、恐らくはこれが
「男はつらいよ」に繋がっている、と言われてもピンと来ないと思う。
さらに言わずもがなだが、無法松のパターンを最初に使ったのは、ハナ肇主演の「馬鹿まるだし」
(脚本=加藤泰、山田洋次)の方ですけどね。あるいは初めに「無法松を使おうや」
と言い出したのは、山中貞雄の甥であり戦前時代劇に思い入れが深い加藤泰の方だったのかもしれません。
706 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/23(金) 22:30:48 ID:2NJAF5uO
「馬鹿まるだし」では劇中劇で無法松を使う入れ子構造になってるね。
難しいことはわからんが、今日の稲垣浩監督「無法松の一生」はかなりおもしろかった。
シチュエーションは第8作「恋歌」の子持ち未亡人池内淳子に似ているが
無法松の相手(高峰秀子)が陸軍大尉未亡人であるという「身分の差」はある。
この点ではむしろ第1作の御前様のお嬢様(光本幸子)との関係にに近いか。関係ないか。ようわからん
707 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/23(金) 22:36:57 ID:2NJAF5uO
で、この身分の差というものが、吉岡大尉未亡人の場合は
ある段階までは松五郎をそばに近づけても安心であるという保証になってる面があるかな。
それにつけて気になるのが、寅さんのマドンナの寅に対する無防備、安心、甘え、ある時には「侮り」あなどりだ。
この人は恋愛対象にはなりえないのよってね。
(ケースによる。たとえば第10作「夢枕」みたいに例外がある)
このマドンナの心理というのが俺にはひどくおもしろいんだが、ようわからんからもっと考える。
708 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/24(土) 11:36:36 ID:4kHGItfL
>>707 >寅さんのマドンナの寅に対する無防備、安心、甘え、ある時には「侮り」あなどりだ
寅が毎回失恋するのは作劇上のお約束であるから、あまり深読みしても仕方が無い部分もあるけれど、
キャラクターづけや寅に対する心理が上手く描けている作品とそうでない作品がありますね。
マドンナが上手く描けている作品はやっぱり人気作でもあるし評価が高いものが多いと思う。
直近でBS放送された「頑張れ!」の藤子、「殿様」の鞠子あたりは正直何を考えているのか理解に苦しむ。
鞠子にいたってはとらやに訊ねてくる理由さえご都合主義以外に見当たらない。
いかに山田洋次といえども毎回マドンナに説得力を持たすのは難しかったんだなぁと思う、それなりに面白い作品ではあるけれど。
自分が最も好きになれないのは吉永小百合演じる歌子ですけどねw
鈍感で残酷で寅が利用されているだけって感じがしてしまう。
709 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/24(土) 13:14:02 ID:U2Kk3jJX
12作のりつ子はさわやか。
面と向かって寅を振ったのはこの人だけ。
鈍感の極みは望郷篇の節子。
寅が豆腐屋を辞めた後も事態を飲み込めず
どうして急に辞めたのか?とさくらに聞くほどのボンクラぶり。
当然コイツがダントツに嫌い。
711 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/24(土) 15:34:03 ID:E4vgXIis
来年は渥美さん没後10年か 8月
712 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/24(土) 15:42:56 ID:E4vgXIis
言われてみれば「殿様」の鞠子さん(真野響子)がとらやを訪ねてくるのは
どうみても根拠薄弱もいいところだった
これまでのところ
第3作の女将(新珠三千代)だけがとらやに現れないわけか
やっぱり さくらはじめとらやの面々と顔合わせはほしいな
>>710 節子さんが気づいてないはずないでしょ? 気づかないフリをしてるだけですよ。
714 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/24(土) 15:44:50 ID:/wg4bJdo
長山さんはテレビ版でさくら役だったのに、
望郷篇では憎まれ役をやらされて、かわいそうだな。
715 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/24(土) 15:46:32 ID:E4vgXIis
710 713
それ前にも話題になったね
俺も、若干のうしろめたさ、悪いことしたなあって思いながら
トボけていると解釈するけど、いろいろありかな
716 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/24(土) 17:21:34 ID:wASon9V2
長山さん、渥美さんのことをお兄ちゃんって呼んでたみたいね。
寅さん大全での語りより。
717 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 00:28:41 ID:Ft5gpGOl
テレビ版の新聞広告には「渥美清・長山藍子の男はつらいよ」って書いてあった。
ビックリしたのは博が医者という設定と御前様が出ないこと。
「続・男はつらいよ」がテレビ版の主なダイジェストだったんだね。
俺は卑怯の極みが旅館の女将(新珠三千代)だと思うよ。
最後なんて、車中からみかけたのにスルーだもんな。
ま、寅が立ちションし終わったとこってのもあるけどw
718 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 03:27:22 ID:IuH8XXGS
ニャンニャンしてえなー、女優と
720 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 05:27:07 ID:flozF3RA
佐藤オリエはいい。
マドンナでは、この人と八千草薫が最高かな。
721 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 22:10:16 ID:Kmp16YLk
1作目のラスト御前様邸でさくらの赤ん坊のお披露目。さくら初の着物姿。きれいだなあ。
って指くわえてもしゃあないが
そのとき恒例の寅のはがき「風のたよりに 妹さくら出産の・・ 」知ってたのね.
でも、2作目の冒頭で「なんだいそりゃ・・ 生まれたのか?!」
知ってたんじゃねえのか。いやいい。それくらいの間違いは愛嬌。
しかし、1作目2作目あたりのさくらってのもすごい美人だねえ。まいるね
722 :
サンペイチャン:2005/12/25(日) 22:11:23 ID:j2nKl/Or
723 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 22:46:08 ID:3OTmoSVy
寅も、3人のおいちゃんも、タコ社長も死んだのに、
おばちゃんも、マドンナも二人を除いて生きている。
女のほうがやっぱり元気なんだね。
724 :
サンペイチャン:2005/12/25(日) 22:57:07 ID:j2nKl/Or
太地喜和子と誰だっけ・・?
725 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/25(日) 23:42:40 ID:Ly10A5U+
新珠三千代さんだね。
お志津〜〜!
新珠三千代はもう死んじゃったんだな
京マチ子や八千草薫はまだ元気なんだな
727 :
タマクロウ:2005/12/25(日) 23:47:24 ID:aqCiOaJa
3代目おいちゃんが、おばちゃんに”なによカマキリみたいな顔して”って何作目だったっけ??
728 :
タマクロウ:2005/12/25(日) 23:52:34 ID:aqCiOaJa
あと、タコ社長の名前、桂梅太郎のはずですが、4か5作で博の独立騒動の時、社長が寅に”鈴木梅太郎、一生のお願い”としか聞こえないんですけど・・・
間違いでしょうか???
フリークの皆様、教えて
729 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/26(月) 00:08:29 ID:hEyDOtBj
ご指摘の場面は第6作「純情篇」だが
おれの録画したやつではハッキリ聞き取れない。桂とはいってないなたしかに 鈴木とも聞こえないが
もっともおれは、桂梅太郎と正式によんでるところもしらないんだが
730 :
タマクロウ:2005/12/26(月) 00:12:40 ID:Yl8D4DCp
>>729 DVDで検証しましたが正直言って判読つきません(鈴木といってるような気がしてます)
確かに桂と正式にいってる場面は見当たりません
731 :
タマクロウ:2005/12/26(月) 00:37:30 ID:Yl8D4DCp
732 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/26(月) 08:51:53 ID:8WfyCOPE
すべては、さくらの白いハイソックスだな
733 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/26(月) 17:29:32 ID:eHHqqKgq
『男はつらいよ』をネットで検索すると
タコ社長は桂梅太郎となってるね。
俺も最近知りました。
734 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/26(月) 23:47:04 ID:NASjNh+u
BS年始一発目放送が「噂の寅次郎」なんだけど、これってどう?
志村喬とピン子が出るんだよね。大原麗子のマドンナって暗そう。。
735 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/27(火) 00:06:48 ID:8KkaIYDL
「噂の寅次郎」がどうかは後にして とりあえず元旦は「わが道をゆく」だよん
で、二日が「噂の寅次郎」で三日が「翔んでる寅次郎」
736 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/27(火) 00:09:22 ID:NeGtsSuL
なお いずれも夜9時じゃなくて7時30分からだから間違わないように
737 :
タマクロウ:2005/12/27(火) 01:09:42 ID:VGZPSwzQ
桂か鈴木か???????????????????
738 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/27(火) 04:17:20 ID:ywgx2g2E
739 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/27(火) 10:57:51 ID:aFtrfGNy
740 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/27(火) 19:41:29 ID:d7BUF+Gr
女難の相が出ていますな
734さんへ 志村喬がいい感じで、俺は面白いと思います。あと、大原
麗子嬢のマドンナは絶品!!ホントに綺麗だし、可愛い役ですよ。「私、寅さん好きよ!」
とか、とらやで、最近の明るい話題を話してる時ハイって手を上げて「寅さんと出会えた事」
とか可愛いセリフ満載ですよ。
742 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/27(火) 21:21:45 ID:ywgx2g2E
私も大原麗子は別格だと思う。
「少し愛して。長〜く愛して。」
743 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/27(火) 21:26:19 ID:pfb37Wx0
俺的には第6作のタコの部屋での場面はどう聞いても鈴木とは聞こえないな〜。
何度聞いても『つつみ』堤?と聞こえる。
桂は後に山田さんが自分にゆかりのある山口県出身の桂小五郎の兄かなんかの
名前(桂梅太郎)をとったらしいね。第6作の時点ではまだ決めていないって感じ。
映画の中では「梅太郎」と言う名前は2回ほど出てくるが、
確かに「桂梅太郎」は一度も出てこないね。
パンフやシナリオ上の名前だけ「桂梅太郎」で映画だけ見てるかぎりは
???のまま。
昔テレビのクイズでこれあったけど、ああいうのもちょっと問題があるかも…。
なんせ『映画本編』では桂という名前は出てこないのだから。
744 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/27(火) 21:30:37 ID:tj5TiMHz
仮病の寅が救急車で運ばれるシーンで笑った、22作。
745 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/27(火) 23:16:23 ID:d7BUF+Gr
「荒川さん!」
「…水野よw」
746 :
タマクロウ:2005/12/27(火) 23:25:42 ID:VGZPSwzQ
おにいちゃんは、奄美大島でハブに噛まれて死んじゃったの
寅の幽霊シーンもありました
望郷編の親子がテレビ版のおばちゃん、さくらで・・・
やっぱりおばちゃんは映画のほうがいいかな
747 :
タマクロウ:2005/12/27(火) 23:31:20 ID:VGZPSwzQ
やっぱ音声研究所かなんかで調べんと分からんな???
タコの苗字
748 :
734:2005/12/27(火) 23:43:57 ID:qruKietR
>>741,742
サンクスです。大原麗子絶頂期ですよね。2日の放送楽しみだ。
749 :
タマクロウ:2005/12/28(水) 00:38:40 ID:V5qEDqpv
2代目おいちゃん(松村)が学校の先生で出てくるの、何作目やったっけ??
>>746 紅の花だったかで、おばちゃんが「ハブに噛まれて死んじゃったんじゃないの」って言うシーンは、
やっぱりそれを意識してるのかな。
751 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/28(水) 05:48:39 ID:+3QmE5vm
「堤梅太郎一生の願いがある、どうか聞いてくれ...」
山田洋次著『男はつらいよ』第2巻、立風書房、昭和51年版、281頁より
>>751正解です。
ちなみに「梅太郎」は、吉田松陰の兄の名前。
753 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/28(水) 08:58:54 ID:ECnB0MiZ
754 :
タマクロウ:2005/12/28(水) 09:56:27 ID:V5qEDqpv
>>746 >望郷編の親子がテレビ版のおばちゃん、さくらで・・・
博士も忘れるなよ
博士?・・はかせ?
757 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/28(水) 16:46:28 ID:Ms1zAqZG
ということは、映画の中だけにかぎって言えば
タコ社長の姓は「堤(つつみ)」だということだね。
なるほどね。
山田洋次監督も、もし第6作以降どこかで「桂梅太郎」に直したのであれば、
一度どこか映画の中で桂姓をだせばよかったね。
世間一般では監督の裏の意向を反映して桂梅太郎になっているので、
パンフとか見ないで映画だけを観ている人とは微妙な不具合がおこってる。
今後この手の質問が出た場合は、
映画的には「堤(つつみ)」が第6作で出て来た。
スタッフの設定的にはそれ以降変更があって「桂(かつら)」になったようだ。
しかし、桂とは映画では一度も言ってはいない。
映画の中だけでこだわって考えたい人→「堤梅太郎」
総合的にスタッフの設定などの資料も含めて考察したい人→初期「堤梅太郎」 後に「桂梅太郎に変更」
って言うことになりそうだ。
758 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/28(水) 17:22:37 ID:/T0h0l3M
博士(ひろし)はテレビ版の名前。
テレビでは博士は医者。
もし映画でも博が印刷工でなく医者だったらこんなにもいい映画には
ならなかったかもしれないし、こんなに長くも続かなかっただろうね。
へぇー、医者かぁ。
じゃ、さくらさんは玉の輿にのっちゃうわけね。つまんねー
760 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/28(水) 20:04:17 ID:xIPnhCa1
すいかのめいさんち〜♪
761 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/28(水) 21:04:56 ID:/NoT2KXo
「続・男はつらいよ」の山崎努が、テレビ版博士の設定。
ちなみに結婚相手は佐藤オリエじゃなくって長山藍子(さくら)。
東野英治郎の散歩先生と佐藤オリエの冬子(映画は夏子)親子はテレビ版レギュラー。
映画版の槙村は医者、演じていたのは山崎努
テレビ版の槙村はバイオリニスト、演じていたのは加藤剛
テレビ版の佐藤蛾次郎は源公ではなく
寅次郎の腹違いの弟(名前はゆうじろうとだったかな?)役を演じていた。
763 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/28(水) 21:58:38 ID:zQuvE35s
テレビ版のビデオ映像を捨てたフジの罪は大きい。
764 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/28(水) 22:03:14 ID:VRp+1hKc
NHK出版のパーフェクトガイドに蛾次郎さんのインタビューものってるけど
縁があってテレビ版に出ることになって、当時脚本の山田洋次が蛾次郎のために
寅の義理の弟で裕次郎というキャラをつくってくれたそうな
寅と沖縄にいって、最終回では例のハブに咬まれて死んじゃったという報告をする役だったらすい
765 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/28(水) 22:05:17 ID:VRp+1hKc
>763捨てちゃったの? 見たことはないんだけどビデオは売ってるみたいだね
766 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/28(水) 22:05:34 ID:/NoT2KXo
ついでに、映画にも出てた登(津坂匡章)はレギュラーで出演。
博士は腹痛で病院に運ばれた寅を盲腸と誤診し、手術をしてしまう。
それ以来寅にとって博士は敵同然という設定。だからさくらとの結婚はかなりもめる展開に。
767 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/28(水) 23:00:53 ID:pxnyD1J5
『歴代マドンナ名曲集』というサントラを買ったんだけど、いいねこれ
マドンナごとにテーマ曲があるのは知っていたけど
改めてじっくり聞くと名曲揃い
年賀状のシーンで流れる曲は、さくらのテーマだったのか
知らなかった
>>765 ガイシュツだが第1話と最終話のみ現存。言わずもがなだが、昔のスタジオドラマは基
本的には消耗品であり、まだ大変に高価だったテープは使い回された。
フィルム作品の方が圧倒的に残っている状態。
多媒体化した現在と違い、まだ地上波での再放送ぐらいしか二次利用の
ルートが無かった時代の話である。
そう考えるとTBSで放映された「泣いてたまるか」が
全話残っていたのは奇跡なんだろうか?
770 :
タマクロウ:2005/12/29(木) 00:34:24 ID:hgWlWedA
山田監督ってデコが好きなのか???
長山愛子然り・・・
でへっ 美保純
>>769 「泣いてたまるか」はフィルム作品でしょ? フィルム撮りTV映画は結構
残っていますよね。
結局、テープは使い回しできるから昔は何度も使っていたんだよね。
フィルムとテープってどう違うの?
写ルンですとカセットテープの違い
774 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/30(金) 02:49:01 ID:gWJkDG7r
第一作の櫻の美人さにびっくりした
吉永さゆりとかもそうだが、昔の女優ってマジ綺麗だったんだなあ
775 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/30(金) 03:20:24 ID:L22tCzSY
まぁ人にもよるけど、それが昔の邦画を観て発見する楽しさの一つでもあるわな
今の自称女優の今のテレビタレントとは品が違うわな
実際はどうかしらんが、少なくともスクリーンの中では、ね
776 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/30(金) 07:09:49 ID:PEThgyqU
うんうんまったくだ いいよなあ
777 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/30(金) 08:59:59 ID:PEThgyqU
第1作撮影時の倍賞はたぶん27歳。こないだの20作「頑張れ!」で36歳か。
おれの今年の邦画の楽しみは、このシリーズを見ることと
倍賞の若いころの映画を見ることにかたよってたなあ。いかったいかった。
倍賞さんは不思議な女優で、必ずしも綺麗に綺麗に若く若く撮らないんだよな。
それでも、ぞっとするほど美人のときがある。たまらんね。
778 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/30(金) 10:36:48 ID:Co0jcB5Z
いわゆる、華と凄み、昔の銀幕のスター達はスクリーンに登場した時に、
インパクトが違った。男優でも女優でも。
779 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/30(金) 12:26:19 ID:nTjbGNuj
初期のさくらと「家族」の民子さんは
同じ監督作品で髪型もほぼ同じなのに
まったく性格が違うんだね。民子は倍賞さんの地が出てる気がする。さくらのような女性はそうそういない。
780 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/30(金) 16:58:04 ID:+khPYzBR
まるごと寅さん再放送age
781 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/30(金) 17:51:36 ID:xGEqdVT8
「家族」の民子に倍賞千恵子の地が出ているかどうか考えこんでしまったけどね
まあ 俳優なんだから「地」だけでやってるわけはないんだろうが
それにしても倍賞さんはあんまり役をつくって熱演しているようには見えないところがすごい。
「駅STATION」の桐子みたいな役でもそうだ。地でやってるように見えるもんな。おもしろい。
ちなみに、「家族」の民子さんに関して細かいことを言えば
髪型はさくらと同じだろうね。
眉がさくらより太い。さくらが決してしない赤い口紅をしてる。それである種のダサい感じを出すのに成功してる。
旅行中着ているスーツね。あれ、ほうぼう探して歩いたらしいけど
民子役にあれほどぴったりのスーツもないね。
賠償千恵子は、松竹がスターとして選び、育てたエリートだったんだから
美人なのは当然であるといえば当然なんだろうけどね。
783 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/30(金) 19:08:17 ID:xGEqdVT8
松竹がやさしく育てたというよりは手荒に育てたって感じがするけど
みごとに生き残った
そこいくと渥美清は浅草から這い上がったというか成り上がったというか
あるいはやっぱり浅草が育ててくれたのか そんななまやさしいもんでもないだろな
いずれにしても渥美もすごいよな
この二人がぶつかるこのシリーズってものは これはやっぱりすごいよ
BSでやった「寅さん大全集」凄くよかった
「純情篇」と「相合い傘」が激しく見たくなったので今から借りてきます
785 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/30(金) 23:12:31 ID:qkKXXXYy
いっといで
1月7日以降は、4月までやらないの?
そりゃねーぜ、NHK。一気にやってくれよう。
787 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/31(土) 00:19:40 ID:gfMsk/a1
ところで、NHKスタジオパーク行った人いますか。
男はつらいよのセットが見られる。
>>784 >「寅さん大全集」
さくら七変化!
「あの子にそんな勇気ないわよ。
だってあなたの息子ですもの。」
789 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/31(土) 12:19:12 ID:3FWcVWZg
ガンダムが松竹で(再編集されて)映画化されたとき、
アムロのおかんの声を倍賞千恵子がアテレコした。
当時から寅さんを観ていた中学生の俺(もちろんガンダムも好き)は、
(ああ、【わかりやすい宣伝・話題づくり】だなあ)と思ったのだが、
実際に観てみるとあまり違和感が無かった。
現在DVDになっているバージョンでは、池田昌子
(999のメーテル、オードリー・ヘップバーン)で
さらにアテレコし直されているので観る事が出来ない。
だから、先日のNHKでの放送はうれしかったよ。
790 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/31(土) 16:38:10 ID:6vdmlVjI
>>783 >松竹がやさしく育てたというよりは手荒に育てたって感じがするけど
ホント、その通りだね。
岩下志麻とは正反対の育て方だったけど、その分地力がついた感じ。
791 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/31(土) 17:46:49 ID:jHAMqI1V
2006年5月21日、渥美清の喜劇列車シリーズ3作品のDVD発売決定!!!!!!!!
792 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/31(土) 21:56:28 ID:d8gOSeGE
良いニュースだ
793 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/31(土) 22:02:26 ID:9Olmj6GM
まったくだ 東映エラい
そっちのスレに書いたけど越境して書いてしまうスマン
松竹はフランキーの「旅行」シリーズできれば11作すべてDVD出せよぉ
794 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/31(土) 22:40:23 ID:HvEjE54Z
佐久間良子にも「男はつらいよ」に出てほしかった。
795 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/31(土) 22:42:45 ID:HvEjE54Z
松竹は「かあちゃんと11人の子ども」も出してほしい。
左幸子さんと渥美清さんが夫婦で、倍賞千恵子さんが娘の一人。
796 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/01(日) 00:09:03 ID:Gcj0qQBo
24作「春の夢」は新春7日土曜だね
一足先にDVD見てたら、吉例寅の年賀状のかわりにマイケルの英文ハガキで笑った。
寅と同じこと言ってやんの
797 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/01(日) 00:54:43 ID:U5K5Grvv
マイケルに梅干し食わせるところ強烈だった。
あんな酸っぱそうな梅干し、何も知らずに三つも食わされたら誰だって半狂乱になるよ。
新年明けましておめでとうございます。
昨年中は私こと思い起こせば恥ずかしきことの数々
今はただひたすら反省の日々を送っております。
末筆ながら旅の空から
皆様の幸せを心からお祈りしています。
車 寅次郎 拝
799 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/01(日) 01:12:45 ID:XKeIKqL/
寅さんはどうしていますか?
……相変わらず旅の空でしょうか。
…会いたいなあ!!
↑マドンナ年賀状フォーマット
800 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/01(日) 08:58:23 ID:CAKB3kKC
元旦の柴又は賑わってるんだろうか
いっつも正月のとらやはお客で大にぎわい、書き入れだもんな
「暮れから正月は俺たち渡世人にとっちゃ書き入れどきよ」
おいおい とらやだって書き入れなんだから手伝いなよ
ってなあ 出て行くためのただの口実だよな
いつも同じセリフ、同じ言い訳で出て行くけど、考えてみりゃちっともおかしくない。
こういうセリフが違和感なく定着しているのはほかにもある。
まったくうまくできた映画だな
801 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/01(日) 22:18:18 ID:6dboEpi5
>寅次郎わが道をゆく
木の実ナナがいる劇場のステージ裏や稽古の場面など、執拗に「労働」を感じさせる
カットを入れるのが、いかにもいつもながらの山田洋次だな。木の実ナナのだらしない妹とかリ
アル過ぎ。普段はオブラートに包んでいるが、本当に山田さんの庶民観察眼は容赦がないね。
浅草国際は昔はあんなだったんですね。初めて見ました。寅さんがバイをしているのは、
今は無き東京クラブ・浅草松竹の裏手なのかな?
思ったほど浅草ロケが多くないのは、浅草寺周辺は観光客が多いし、それ以外は寂れ
ていて治安的に危ないしで、やはり何かとロケがしにくかったせいでしょうか?
78年当時で、既にあのあたりはお世辞にも環境がいいとは言えなかったと思うし・・・。
802 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/01(日) 22:40:13 ID:X8m8RzXU
この懐かし邦画板にある映画館in浅草スレ見てると、そうとう環境悪化しているようだが
まあ 日本にロケができないほど治安の悪いところはなかったんじゃないの。気楽すぎるか
しかし、>801ご指摘の山田監督の視線はたしかに厳しいわな
その厳しさ、リアリズムかいな、それとシリーズのファンタジックな柱がうまいことかみ合ってるね。
803 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/02(月) 08:23:08 ID:OsPGbK7s
きのうの「わが道をゆく」でおばちゃんがさくらに
(あんたが希望通り)SKDに入ってたらどうなっていただろうねぇ
って意味のことを言ってたんでちょと笑えた。
倍賞さんはいちおうSKDに入団して国際劇場のステージにも立ったんだよな
だけど松竹映画に引っ張られてなかなかステージに立てない。
大船から江ノ島に出て、海に向かって「撮影所のバカヤロー」って怒鳴ったと。
結果的には映画が忙しくて退団せざるをえなくなったらしいね。
まあ 国際劇場も取り壊しが決まっていたから、この映画の舞台にしたってこともあるんだろうけど。
(国際劇場のあとが浅草ビューホテルになってる。
その通りが国際通りだったわけだけど、劇場がなくなって通りの名前をどうするか
まだハッキリしてないんじゃなかったっけ
しかしなあ 小月冴子もカッコいいなあ
804 :
801 :2006/01/02(月) 15:04:17 ID:sMJ0bf86
>>802 >その厳しさ、リアリズムかいな、それとシリーズのファンタジックな柱がうまいことかみ合ってるね。
日本の映画・ドラマに出てくる人たちって、普通に働いているようには見えないこ
とが多いじゃない? 今は完全にひどいけど、昔もそういう傾向はあった。
山田さんのそういう方面の描写ってやはり特異なんだよ。「とらや」やタコのいる朝日印刷にせよ、
団子をコネたり印刷機を動かしたりちゃんと働いているし、毎回、登場人物の
日常描写が必ず入りますからね。寅の存在がファンタジックなだけ、そういう面は気をつけている。
「寅次郎わが道をゆく」でも、何げないカットだが杉山とく子はちゃんと畦道の草を普通に刈るしね。あれは絶対に現場で「杉山さん、農婦なんだから
ちゃんと刈ってみせて下さい」とやってるに決まってるわけ。杉山さんも古い役者だから普通に草狩りぐらいは出来るんだろうけどね。
TVだと鴨下信一もこういうリアリズムにはうるさいと聞く。倉本總+杉田成道
あたりとなると、本当に役者を走らせたり無茶苦茶やってたそうで、ここまで来るとさすがにどうかとは思うけど。
805 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/02(月) 17:50:43 ID:gZwh/5Os
おれは山田作品(に限るわけではないかもしれないが)の
そういうところは大好きだなあ
さくらの家事さばきのうまさも大好きだ
「黄色いハンカチ」で一行が夕張の炭住に行くかどうかで迷うちゅうかもめてるときに
手前で農婦が田植えの苗を運んでる(たぶん有名な)シーンもあるよな
こういうリアリズムは、少なくとも作品が丁寧に作られていることの証明であって
かなり好感のもてるところだな
806 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/02(月) 17:53:17 ID:gZwh/5Os
とらやの品書きで気になってたのが「磯乙女」
きのうの「わが道」では「磯乙め」となってたな。
ググってみたが正確にはわからず。海苔をまぶした醤油味焼き団子らすい。
海苔みたらし でしょうかね
モデルになったあそこの団子屋に売っていないかな?
映画の中ではあんまり団子作ったり餡煮たりするとこがないのが
残念だな
808 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/02(月) 22:38:44 ID:AIfKVyvL
もう団子だってね、一個づつこねこね作ったりしない!
オートメーションでコトン、ポロポロ、コトン、ポロポロ…
「わが道をゆく」は、斜陽のSKDのテコ入れで造られたんだろうか。
それが結果的に、国際劇場の貴重な記録映像になってしまったのは皮肉だ。
劇中で出てきた「河金」と云うとんかつ屋、
うちの母親が「国際の帰りは、よくあそこで食事した」と言っていた。
そのせいか、今日の夕食はとんかつだった。
>>808 昔ながらの、手作りの濃厚な香りの草団子を売ってる店もあるよね。
大きいから、二個も食べればお腹一杯。
高●屋とかは俺は食わん。コトンポロポロだから。
「噂の寅次郎」
この頃の大原麗子って30代前半だよね?
美人というか変な色気があるよな。
寅さんが身を引く理由も分かるし脇役の志村喬、室田日出男もよかった。
なかなか面白い作品だった。
812 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/02(月) 23:51:49 ID:AIfKVyvL
南無観世音寅地蔵尊
813 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 01:13:19 ID:gPSV8esy
大原麗子は映画公開時でたぶん32才だね
たしかに美人で色気あるのは認めるが、今昔物語のあの話を持ち出すこともないような
今日のところは、「恋歌」の例のリンドウの話よりわかりにくい。そのうち。
室田日出男の「おにいちゃん」とはいとこなのか。
どうも今日みた限りではひっかかるところがある。
しかし、いいシーン満載ではあったなあ・・
814 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 01:20:39 ID:mW34uK8O
おおはら、でいこです。
確かに魔性の女だわな。男にとってはタマランわ。
アチ〜アッチッチ〜
地味だけどいい映画だな>「噂の寅次郎」
「明日話すよ」「また明日ね」でウルッと来る。
で、旅立つ寅さんが駅と逆方向に歩いて行ったのに気づいた?
寒風吹きすさぶ、江戸川の土手を歩いて去っていく寅さんを想像して、また泣ける。
816 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 01:53:56 ID:EODvXyNH
先日初めて柴又へいきました
JR金町から江戸川の土手を歩いて行ったのですが
結構遠いですよね
寅さんは柴又へ帰るときは江戸川を歩いてきて
るようですがこのルートなんでしょうか?
旅に出るときは柴又駅から
っていうのがおきまりのようなので
これも真似しました
時間的に記念館には行けなかったのが残念です
「噂の寅次郎」は脇役がいい味だしてた。
志村喬で全体が締まった感じになったし、泉ピン子もいい味だしてた。
大原が地味な女性を演じてたから、寅と大原の恋愛だけじゃ弱かったかも。
その分、脇がうまく盛り立ててた。
マンネリとか言われた時期だけど、この頃の脇役の存在は大きいな。
818 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 07:56:34 ID:myNl2Vi6
大原麗子が寅を誘惑して、寅がドギマギするところを見たかった。
819 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 09:31:50 ID:AmPVx99z
「寅さん 好きよ」
このあとの渥美の新聞紙芸で楽しもう817
820 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 09:32:52 ID:AmPVx99z
スマン818やった
「ああっ!博のおとっつあん!」
この車中のシーンが大好きです。
822 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 10:54:09 ID:/SpBFNvf
「翔んでる寅次郎」の感想を読むのが怖い。
823 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 11:47:43 ID:/SpBFNvf
824 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 13:40:52 ID:aDDKOT1u
年末年始封切り版でのおいらの楽しみのひとつはラスト正月さくらの和服姿なのだな
いつも目を楽しませてくれるけど、一例あげれば「夢枕」での
八千草薫との双美人。
八千草が「あたし寅さんとならいいわ」
こないだの「頑張れ!」では雪の庭から満男がさくらに雪つぶて
昨夜の「噂の」じゃ小樽からの年賀状読んでたな とにかく風情がある
1作目では、正月じゃなくて赤ん坊の満男をつれて御前様のところここが綺麗な和服姿で、おいらはひろしの給料じゃたいへんだなあと心配したが
そこはよく言われるファンタジーなんだからいいよな
正月とらやの店先で働いてるさくらを見ると
あれはとらやの広告宣伝費でおとせると思ってるが
税務署が許すわけない?ファンタジーだから許しておくれ
しかし、タコ社長はなにかというと銀行か税務署行ってるが
銀行はいいとして、それほど税務署に行くか? いいよ お話だから許す
825 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 14:26:18 ID:DEcYW7/e
大原麗子の時のサブタイトルがなんで「噂の寅次郎」
だったんだろう?誰か噂したっけ??
826 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 14:29:43 ID:/SpBFNvf
20作目なんか「頑張れ」だし。
827 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 14:33:55 ID:/SpBFNvf
とらやの一家団欒の場で寅が講釈する場面がいい。
第10作での恋愛論とか、第12作での芸術家論とか。
「どうかね社長?」
「さあ?俺は見合い結婚だからね、申し訳ない」
「帰れタコ」
「さくら、おまえ芸術家だよ」
「だから とらやの団子は芸術じゃねえじゃねえか」
828 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 14:48:23 ID:jOgSHK8d
あんちゃんはいつだって、わが道を行くだもんな、さくら。
そうだよな、さくら。
よっ、さくら。
元旦の昼にWOWOWで「未知との遭遇」放送してたんだね。
830 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 16:20:15 ID:yUeOBl1U
昨日の映画で今昔物語を知ってるひとがいたら、なんて話か判らないので
教えてよ
今度読んでみようとおもって
>>822を読むと今日のはあまり期待しないで見たほうがいいのかな
俺の今のところのお気に入りはリリーの2本と八千草薫の回、正月の
2本も結構楽しめてる。
832 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 18:16:24 ID:FOeYzlzV
桃井かおりの
「トゥ〜ララ〜イ♪トゥ〜ララ〜イ♪・・・」っていうテーマは耳に残ってる。
あと湯原昌幸。戸川京子。
自分は布施明がカップヌードル食ってるシーンが印象に残ってます。
834 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 19:15:09 ID:/w7nvr1X
寅「ねえちゃん、何してるんだい?」
桃「アタシ?おすぃっこしてたのぉ〜」
っていう予告編があったよねw
835 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 21:06:16 ID:RaBUAgpW
>>830 自分もわからない。
妻の死後、死体と口付けしたら臭かったので失望、という話はあったんだが・・・
836 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 22:31:18 ID:/uEdwX/T
映画のなかでは角川文庫が出てたようだね 詳しいことは知らない
837 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/03(火) 22:35:42 ID:/uEdwX/T
今日の「翔んでる」はさあ、しょっぱなのシモネタでちょっといやな予感がしたんだが・・
どうも最後までなんていうか、テーマとかストーリーの柱が弱かったようなキガス
あいかわらず細部は冴えてるところがあるけどね
今度の土曜の24作「春の夢」は、たまたま暮れからこっちDVDでなんども見たんだが
個人的にはかなりしっかりした作りになってると思ってる
メチャおもろい
漏れは結婚式で泣けたなあ(;´Д⊂)
るーららー♪
「翔んでる寅次郎」
源公が御前様にお仕置されるシーンや
普段、俺はユスリやタカリじゃないんだからと言っている寅さんが
軽いユスリを働いているシーンが面白かった。
湯原昌幸のキャラも可笑しくていい。
でも桃井かおりや布施明のキャラに魅力を感じないためか
今まで見た作品(1〜22作)の中では一番、面白くなかった。
メインとなる結婚式のシーンも第一作とは違って感動を受けなかったし
(これは仕方ないか)。
山本監督が「春の夢」はある意味、さくらがメインの作品と言っていたので
期待しています。
>>837 俺も特に後半に向かってストーリが自然に転回するというよりも
作者が力ずくで進めているような感じがした。
シモネタも同感、序盤のシーンとは別にも、最後の方での再会では、
作者が頭の中で何を狙ったのか想像はできるものの、婦女暴行未遂の男をこちら側の
人間として描かれてもな、という気分も残る。
ラストシーンが良くなくって意外だった。
御前様の余興は素晴らしいわ。
本当に本当に見事だわ。拍手しちゃった。
タコ社長のなれそめが面白かった。
845 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/04(水) 01:54:33 ID:EKPuHY8I
い、インポッシブル!インポッシブル!!
次回はマイケル・ジョーダン登場かw
847 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/04(水) 04:42:50 ID:LpPCQGUz
木暮実千代がおもしろかった。
いいところの奥様なんだけど、
寅が娘の結婚相手だと勘違いするところなんか妙にヒョウキンだ。
>>847 これは「とらや」ファミリーも桃井も湯原も布施も戸川京子も木暮も基本は善人だから成立する
「いいひと。」ファンタジーだからな。どう考えてもみんながあの二人にあんなに親切にするはずがないのに。
今回は確かにちょっと強引ではあったが、マドンナの結婚にまで立ち会わなければ
ならなくなる寅次郎がやりたかったんだろうね。きちんと最後まで面倒を看る寅次郎。
歌の場面まで入れてもらって、布施明は人気あったんだな〜。最後の泣き出す
場面も現場では時間が掛かったんじゃないかと思う。
849 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/04(水) 07:15:39 ID:lWGWA3uA
うん 旅に出ようとするところをさくらにとめられて
「つれぇところだ」で結局残るところがよかった
仲人よりはるかに立派な挨拶でした
寅さんの後で山本“監督”の顔を見ると気分が盛り下がる
昔撮ったビデオ見てる。
今、浜ちゃんが店の前を通った。
853 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/04(水) 19:21:41 ID:Ki2qDnHX
とらやの品書きで磯乙女がどーたらってときに検索していてぶちあたったサイト
「男はつらいよ覚え書ノート」
管理人は吉川孝昭ってバリで絵をかいてる人らしいが俺は絵のことはまったくしらない
すくなくとも男はつらいよシリーズに関しては、この人はそうとうの寅キチだね
桃井の演技がキモ過ぎ
大女優扱いされてるのがすごい不思議
現在の桃井かおりならともかく、当時の桃井は素人同然。
演技なんてもんじゃないね、あれは。
856 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/04(水) 23:02:27 ID:EKPuHY8I
結婚式の場面は、小5くらいの時初めて見て泣いたな。
「♪大切な、何か・・・(歌をやめ、うつむく)」
寅、着物に手をつっこんで紙を取り出す。
「あ・・、さくら、紙、あったよ・・・!!(涙)」
「もういいのよお兄ちゃん(涙)」
20番台の作品は20年くらい前に次々にTV放映されたのを録画で何度も観たので
思い入れがある作品が多いな。
「翔んでる寅次郎」は最後、寅が結婚式に最後までいないで
途中で抜け出して、旅に出るってほうがよかったような気がするな。
そこをさくらに見つかってしまい引き止られるが
「もういいだろ、さくら」みたいな感じで旅にでる。
寅のうしろ姿と、華やかな結婚式の対比がけっこういいと思うんだけどな。
桃井かおり VS 岩下志麻の「疑惑」は凄いぞ。
原作の脚色も神レベルの出来栄えだ。
>>858 あそこらへんまでがキャリアのピークだったと思う。
861 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/05(木) 14:43:56 ID:XAb1jjYc
>>859 クマ子ね。さしもの志麻姐さんも若干押され気味だったような。
地で芝居しているだけで、演技云々を語れるようなレベルじゃないだろ
桃井かおりはNHKの「花へんろ」で、やっと演技するってことを覚えたんだよ
863 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/05(木) 16:36:10 ID:XAb1jjYc
地でも地じゃなくても桃井のひとみちゃんは支持したいな。
類似のマドンナが見あたらない。
>>862 この人は女優としては毛並みが良過ぎるぐらい。タレントが「地」でやってる
はずないだろ。ああいう「芸風」なの。
桃井はお嬢さま。父は防衛庁勤務→国際政治評論家の故桃井真。兄は元脚本家(現在は飲食店経営)の桃井章。
母親は宝石デザイナーだったそうなので、少なくとも貧乏な家庭ではなかった。
才能に限界を感じたのか挫折したものの、バレエダンサーとしては、ロイヤルバレエアカデミー→東京バレエ団
という華麗なるキャリアを持ち、俳優としては文学座養成所出身。
バレリーナとしても俳優としても最低限の基礎的な修練はみっちり積んでいる。
付け加えれば、素の桃井の上記のようなキャリアを山田・朝間がフィクションの
キャラクターに取り入れたのが「翔んでる寅次郎」のひとみという言い方も出来る。
(「男はつらいよ」では、マドンナ役の女優さんのこれまでの芸歴や経歴を意識して映画
内のキャラクターを作ることはよくやる)
865 :
862:2006/01/05(木) 18:36:29 ID:aiKc6lBs
>>864 桃井かおりのプロフィールくらい知ってるよ。
>>865 だからタレントが「地」でやるはずがないの。みんなキャラは作ってるよ。
なにが、だからだ。抜け作が。
おまい、良家の子女ってもんに変な幻想もってるだろ?
>>864のようなのと議論したって不毛なのはわかってるけど。
桃井かおりが演技を始めたのは80年代以降。それまでは、素の芝居だった。
人気先行だったから、周囲からは軽くあしらわれ、さんざんバカにされていた。
滑舌は悪いし、エロキューションは滅茶苦茶だし。
それで奮起して、「花へんろ」のころから芝居を作ることを始めた。
とはいっても、俺がもし当時プロデューサーだったとしたら、桃井を使っている。
芝居はできなくっても、時代を体現しているキャラクターだったからな。
器用で上手い芸達者よりも、ああいった体当たり演技のほうがウケた時代だった。
完全にマンネリ化していた「男はつらいよ」だったから、新しい何かを模索していた。
そこで桃井の起用ってわけだ。
一方、「男はつらいよ」のレギュラーメンバーは芸達者がズラリと顔を並べているわけで、
桃井の下手な芝居をよりいっそう際立たせてしまった。
玄人集団のなかで一人浮いている素人だ。
現在の桃井かおりは抜群に上手い役者だから、すんなり「男はつらいよ」の世界に
入っていけると思うけどね。
桃井主演の単発テレビドラマで、なんかすごく残酷なのあったよね?
気になって眠れない。スレ違いで申し訳ないが教えてください。
869 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/05(木) 22:38:09 ID:asjdEv+1
翔んでる女、ていうかタダのDQNオンナだな。
80年代初頭は、あんなのが本当に持て囃されてたのか?
オイラは観てて、不快感しか感じなかった。
シリーズ中最悪。
次回のハゲのアメ公が出てくるヤツも、かなり嫌い。
「ア、ラビュー」
「イ、インポッシブル...」
つまんね。
870 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/05(木) 23:03:04 ID:Aa2lUhdt
まあ、「翔んでる寅次郎」は公開当時からあんまり評判良くなかったからね。
一応「男はつらいよ」10周年記念作品なんだけど気合がちょっと空回りしてしまったか。
俺は別段嫌いな作品じゃあないんだけどね。
でも、マドンナの考え方が甘すぎると言われても仕方はないかなとは思う。
>>869 次の「寅次郎春の夢」は俺結構好き。
寅とマイケル、二人の対比から浮き上がってくる情感が何ともいえない。
シリーズの中でも「寅次郎と殿様」と並ぶ、キャラクター勝負のイベント編で
傑作じゃないけど佳作だと思う。
871 :
866 :2006/01/05(木) 23:14:49 ID:by7CaONF
>>867 色々教えて頂いて恐縮ですが、それは初期の桃井の芝居が技術的には未熟だったとい
うことであって、決して「素人同然」「素」「地」ということにはなりませんよ。
「素」「地」でやってるタレントなんか誰もいません。
872 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/05(木) 23:15:52 ID:8fUoNvYD
桃井かおりは同時期につくられた 神様のくれた赤ん坊
が好きだなあ。寅さんの第23作の同時上映作品として
早々に完成してたのに、その23作目のマドンナに桃井が起用されてしまって、
公開が4ヶ月遅れてしまった。自分の幼少期に見た城の原風景をたずねて歩く娘の役。
とんでる寅次郎の気まぐれ娘よりもよっぽど心情移入できるよ。
>>871 概ね同意。
勘違いされがちだけど、キャメラの前で本当に素や地で演技できたら天才です。
どんな名優と言われる人でも、私生活での会話と同じようにセリフを喋ったりするこはなかなかできるもんじゃありません。
素人同然だとするならなおさら不可能でしょう、平常心でいることすら難しいのですから。
上手い俳優とは自然に、一見地であるかのように演技する技術を身に着けた人のことだと思います。
ただあなたの言う「タレント」という言葉はちょっと気になります。
日本で一般的にタレントとは俳優や歌手、芸人などの範疇に入らない人を指す言葉だと思いますから。
桃井かおりは女優であってタレントではないですね。
874 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/06(金) 00:02:42 ID:CdmLUFAP
キネマの天地にも蒲田撮影所を視察する皇后役でワンシーンだけ出たね。
「皆さん、国民に、勇気を、与えるような、映画をつくってください・・・」
875 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/06(金) 00:24:07 ID:CWHuylOe
俺はBS特集で『男はつらいよ』にのめり込んだ。
放映では飽き足らずレンタルで48話見たが本当に面白い。48話全部DVDで
手に入れるつもりでいる。
でも さびしいんだよねぇ〜 主要な俳優さん殆ど亡くなっちゃってるんだもの。
結構好きだった初代おいちゃんなんて、俺の生まれる前に亡くなっちゃってるし・・
876 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/06(金) 00:32:59 ID:j6tGRTD1
まったくね〜
877 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/06(金) 00:36:23 ID:j6tGRTD1
すまん送ってしまった 俺はね
逆に、古くてもう生きていない人や年とってしまった俳優が出てること
このことがなんか安心感というか結局は懐かしさなんだろうな
そういう感じで好きなんだけど さびしいってのと両方だな
878 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/06(金) 00:44:18 ID:wFv1g8MZ
俺もそろそろDVD全部揃えてひきこもろうかな(・ω・)
879 :
875:2006/01/06(金) 00:59:28 ID:CWHuylOe
>>877 そうそう、この映画見るとなんか安心感というか、懐かしさというか
なんとも言えない安らぎ感を感じる。
結構仕事がハード(年明け早々残業で先ほど帰宅(涙)でストレス
溜まり気味で、なかなか寝付けなかったんだけど、布団に入ってから
この映画見てるとリラックスしてよく寝付ける。
おばちゃんの優しさが出る場面なんかでは、なんか涙流しちゃったりとかさ。
本当にあったかいよ この映画は
880 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/06(金) 01:17:26 ID:/bloO2W9
旅先で流れてるクラシックのタイトル教えてください。
俺は4作目で、
おいちゃんが寅に「婦系図」を語るシーンが大好きだー。
882 :
868:2006/01/06(金) 01:30:07 ID:PCkVlMiX
解決しました。80年放送の小児病棟です。
原作が良いせいもあるんですが、良い演技をしてたと思います。
いわれるほどひどい女優じゃないと思いますよ。
このスレでは初期作品が評価高いですけど、中期以降の好きな俺は
5月以降がほんとに楽しめる失恋24連発です。
男の人生一人旅、泣くな嘆くな。
泣くな嘆くな影法師、影法師。
誰が泣くか馬鹿つД`)
週一回の楽しみが土曜以降新年度まで無いのか・・・orz
>>883 その歌詞好き。でもCDには入ってない…
886 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/07(土) 04:58:34 ID:Yu6xsdkq
家出先で告られて帰って来てから、さっぱり音沙汰なしのミホジュンって
どうなったのよ、ええ?
ああ、漏れももっと美保純みたかったなあ _| ̄|○
見合いをドタキャンしたり、寅って非人情な奴だな。
889 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/07(土) 16:42:43 ID:YfUXz1vM
>>872 漏れも彼女の出演作では「神様のくれた赤ん坊」が一番好き。次いで「もう頬づえはつかない」「夕暮れまで」で
「翔んでる寅次郎」は彼女の出演作の中では、あまり印象がない。渡瀬とのコンビも○。
劇場で見たけど結構笑いが出てたし、お袋さんの過去が分かるあたりではジーンときちゃったし。
もしかしたら〜♪で始まる主題歌も良かった。
890 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/07(土) 18:31:28 ID:Tm6Olz8v
先日、夕焼け小焼けのラストシーン、「本当は東京はどっちなんだろ」なんて思いながら
ビデオを観ていました。
ヒグラシが鳴いているから夕方だろう、ということは東京は太陽と反対方向だろう、ということで
路地に落ちる影に注意して観ていたところ、寅さんが樽の上にのっかるシーンと、
その後酒蔵の人達が出て来てあっちだこっちだ言っているシーンで影の向きが異なってました。
後半の方が本当の夕方だと仮定すると、最初に向いた方が正しかったということかも知れませんが、
まあ、どうでもよいことですね。失礼しました。
891 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/07(土) 19:11:19 ID:336H6dPK
ありゃまあ 確認したがホントに影が反対だねえ 朝と夕方に撮ったのかな
俯瞰でひいていって上のほうに河がうつるけど、あれが揖保川なんだろうな
俺は土地勘がまったくないが、あのカットで方角はいちおうわかるんだろうね
ちなみに、寅が青観と再会して市役所の車でせまい路地を走る俯瞰
(あそこはもっとスピードを落として徐行しろよと言いたくなる)
あの路地とラストのぼたんの路地は同じみたいだ
892 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/07(土) 20:42:41 ID:CjWiP26o
893 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/07(土) 20:56:39 ID:3wEVEJqv
春の夢 直前age
48「連」発とか言ってんじゃねーぞバカヤロコノヤロメー
さくらさんがMrs.なのを承知で
I love youだぁ?
とんでもねぇ毛唐だな
まいこさんは姿格好は寅さんの方だけどキャラでいうなら1作目の博とかぶるね。
でも反省手紙の英語版は好きだ。
897 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/08(日) 00:54:52 ID:W17arvmi
アメリカロケした甲斐があった
あの給油所の若造もなかなかいい演技してたな
さくらの写真をみて、DVDではインディアン女か?
今日の放映では、原住民の女か?にかえてあった
原住民っていわれたほうが、なんかやだねー
さくらに頼られる寅はいいね。
失恋はしたが、何か心地よい終わり方だった。
900 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/08(日) 08:37:53 ID:MePlXfvm
そうだ 寅に甘えて、これでよかったでしょ?って確認してるような
許しを請うような、なんかやるせないいい雰囲気だった
なかなかない光景だった。いいよな
そのあとの寅からの電話でも、いいかヒロシに言うんじゃないぞ
さくら黙って涙ぐむ
こういう状況にさくらを置けた構成はほかにないんだろうし
これは大成功だったキガス
901 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/08(日) 09:06:01 ID:MePlXfvm
(898さんスマン訂正)
昨夜のNHK放映版字幕では、原住民ではなくて「先住民」となってた。
(当然、「先住民」を使うよな。まあ原住民と似たようなもんだが)
給油所の若者は(繰り返しになるが、この人ウマいね)Indianと言ってる。
何度も見たが、この「春の夢」は名場面満載だな。ラストも目白押し。
明け方の上野駅ガードしたなんか、普段はどうしょうもない殺風景なところだが、
あの場面に流れる雰囲気はいいなあ
飛行機の上と下の江戸川からのカット。雪の正月とらや。アリゾナロケ
俺にはたまらないシーンの連続でした 感謝
BS−2、次の放送(25作目以降)は
夏とか言ってたね、昨日の「寅さんレビュー」で。
ところで、皆さんの中で満男の家へ行ったことのある方はいらっしゃいますか?
本当に、柴又界隈の江戸川べりに存在した家で、ロケをしたものなのですか。
↑行ったことはないが、尾崎豊の親戚の家らしいね。
それ以来、吉岡と尾崎の付き合いが始まったらしい
北の国からの『i love you』も吉岡の推薦だし。
(嘘)
林寛子ちゃきちゃきしててめちゃ可愛かったなあ。
なんで今みたいになっちゃったんだろ・・・。
あと、日本男児の寅さんが最後に「インポッシブル」と言ってオチつけるシーン欲しかったなあ。
「は?」と言ってる誰かを尻目に颯爽と去っていく寅さん。
舞妓さん役の俳優は、もうちょっと良いのがいなかったのか。
あの人も悪くはないんだけどね。
906 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/08(日) 15:40:24 ID:WRCFMxPE
俺は、マイケルがああいう商売やってる設定なんで、
全然売れないマイケルのビタミン剤を、
寅が持ち前の才能を発揮してアッという間に完売しちゃう
みたいなスカッとするシーンがあるかと思ったが、無かったな・・・。
>>906 マイケルのセールスは、ビタミン剤のサンプルを出して伝票で注文させる方法。
たまに薬局に置いてある青汁みたいなもんだと思う。
普通に考えてアメリカからわざわざ飛び込みセールスにやってくるなんて有り得ない設定だし、
実際、劇中でもうさんくさく思われて注文は取れていない。
どうも寅次郎は、「俺らの商売も甘くないからな〜」とか言ってたので、
自分のような啖呵売の即売でもやっていると思っていたのだろう。
マイケルの格好も有り得ない・・・というより、寅と対称させるためにわざと
ああいうラフな格好にしているのだろう。
909 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/08(日) 18:34:46 ID:GPG3jQZu
「春の夢」のネタって、かつてTV版で放送したみたいだね。
TV版ではさくらが独身だから、細かいところが違うんだろうけど。
910 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/08(日) 20:45:35 ID:gMUiFcnR
春の夢で寅がポンシュウの子供に札を握らせてアメでも買いな
そのあとおあつらえに落ち葉が弁当の上に・・
あれは糸で引っ張ったのか トリック撮影だと思うがいいな
911 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/08(日) 20:49:13 ID:gMUiFcnR
そいから 葡萄がしょっぱいとか甘いとか
梅干し三つも・・そりゃしょっぱいよ
2回も酸っぱいことをしょっぱいと寅が言ってた
おいら東京ながいけど酸っぱいのをしょっぱいって言うのは聞いたことがなかった
912 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/09(月) 11:17:07 ID:O6KBtB9O
「春の夢」の最後にあらわれて寅から香川京子をさらうタンカーの船長さん
さっき「恋歌」見てたら、葬式でいっしょになるひろしの長兄だった。
梅野泰靖(やすきよ)って人らしい
913 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/09(月) 12:14:59 ID:UlXLEy+k
>912
タンカーの船長=ひろしの兄
そういえば、米倉斉加年さんは10作『寅次郎夢枕』の時は、大学教授
16作『葛飾立志篇』の時は、お巡りさん
34作『寅次郎真実一路』の時は、マドンナ役(大原麗子)の夫であり、証券マンだったな。
米倉さんもいい味出してたなー。
914 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/09(月) 16:01:25 ID:aTT/C8wm
そうそう とにかく芸達者の多いシリーズだけど米倉さんもうまいなあ
15作「相合い傘」の冒頭の夢にも出てる。
長いキセルふかして、左目になんか義眼みたいのはめたおかしいやつ
相棒は上条恒彦だな
夢の常連 吉田義夫もうまいなあ
あの旅回り板東鶴八郎だっけ、あの劇中劇もいい
「春の夢」のピンカートンもだけど(直立不動で岡本茉利のアリアを聞く姿勢なんか感動モノ)
こないだ特に感心したのは18作「純情詩集」での「不如帰」ホトトギスの武夫の役
・・きっと治る いや治してみせるこの僕が・・
名調子だったし、あのトシでなんか若い声出して、
ハハって泣き笑いしてもそれが気持ち悪くないし、とにかくいいね
>>914 「春の夢」でセミレギュラーの一座をああいう形で出すのは巧いよね。
客が殿山泰司というのも上手い配役。
916 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/09(月) 20:33:57 ID:fguoRhtZ
リクエストなんか取らずに全作を深夜枠でもう一回放送すればいいよ。
相合い傘はメロンで喧嘩をするときに地震速報の字幕が入って録画に失敗したし…。
当分、地上波、BSでまとめて観られる機会はないと思うから。
NHKは2年以内に全作品2回放映で放送権買ってるんだし。
リクエストは単なる話題作りだよ。
>>912 うっわー、そうかどこかで見たと思ったら。
大工の棟梁やってたクレイジーキャッツの人なんか
もうレギュラーだよね
>>917 全作品2回放映権てことは、もう一度全部放送できるってことですか?
それだったら深夜にでも全作品再放送してほしい。
雨や速報にやられた回があるから(;´Д⊂)
>>908 逆じゃないか?当時の話では
ハーブ・エデルマンが「男はつらいよ」シリーズが好きで、さくらのファンだ。
という話が伝わってきて、そこから仮に出演してもらえるなら
アメリカ人の寅が出てくるというストーリーはどうだ?ということになって
脚本にレナード・シュレーダーが呼ばれたという記事を読んだ記憶があるぞ。
>>908 >昨日のカントクは「ジャック・レモンやウォルター・マッソーぐらいの役者が
>欲しかった」と言っていたが
この時の理由付けとか聞いてないんだけど、なんかベタな発想というか
ちょっと賛成しかねるな。ただでさえ異質な印象を受ける外国人を
レモンやマッソーが演じたらますますひとりだけ浮いた存在になって、
リアリティのない「有名スターの顔見せ」映画になってたんじゃないだろうか。
そういう1点豪華主義?は少なくともあの映画の世界には馴染まない気がする。
922 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/10(火) 11:16:29 ID:UPaKmXqZ
>>920 ドラマ「男はつらいよ」の第6回あらすじ
寅次郎がヘンな外人を連れて帰ってきた。
櫻は、兄が連れてくるような外人にロクな者がいないと頭から決め付け、
全く問題にしなかった。
それでも高校時代、『英語弁論大会2位』の実績を買われ、
通訳を頼まれると櫻は一同の見守る中で喋り出した。
この外人は髭モジャの顔で、服はボロボロ。
名前はマクナマラ(マーティ・キナート)という。
櫻は、この外人がとても好感の持てる青年とわかって仲良くなった。
彼は路上で自分の絵を売ろうとして、ヤクザに絡まれた所を寅次郎に助けられたのだ。
そのうち散歩先生が登に伴われてやってきた。
散歩先生は、昔々の英語でマクナマラに話しかけるのだか…。
マクナマラがアメリカに帰国する時がきた。彼は別れ際、櫻に絵を贈った。
その絵にはマクナマラの想いが込められていた。
923 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/10(火) 20:30:11 ID:4OGD4tcm
ちょと邪魔するが、「春の夢」の京都の劇場ね、あれはおもろいところにあるね。住宅地みたいなところ。
一瞬むかし前を通った(どうでもいいことだが中は知らん)DX東寺かと思っちゃったよ。
蝶々夫人は最高だが、エデルマンと殿山の二人ハゲもいいよな。
で、あの薬局に出てるノボリ「ポリタンC」には笑った。リポビタンはDか。
あのノボリわざわざ作ったのかいな。
とにかくあの劇場は最高やった。
第1作に広川太一郎が出演者で名前が出ていましたが
どの役がそうなんでしょ?
このころは声優じゃないの?
「春の夢」も良いシーンがたくさんあるのだけれど、寅とマドンナのかかわりの薄さが根本的に作品を冴えないものにしているなぁ。
「夕焼け小焼け」以降は毎度そんな感じだね。
本当に一番見たかったのは寅のハッピーウェデイング。
春の夢は、寅が失恋以外のものを残したのが良かったんだと思う。
929 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/11(水) 12:26:45 ID:/8WmpYsS
寅とマドンナのかかわりって、両思いかどうかって話しでしょ
それは好みの問題であって作品の質とは全く関係ないよ
両思いで毎回フラれる方がおかしいわけで
広川太一郎、野沢那智etcこの頃の声優って
舞台役者たちのアルバイトだったんだよ。
いい声といえば、津嘉山正種も結構色んな役で楽しませてくれてるよね。
後期迄。
>>929 「寅とマドンナのかかわりの薄さ」と「両思いかどうか」は全く関係ないだろ。
朝日タコーズ
933 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/12(木) 11:09:02 ID:zKJ+viDq
>>931 両想いではなく、寅とマドンナの関りが深い作品ってどれ?
具体例を挙げてよ
初期の傑作群のほとんどが『春の夢』と比べりゃ
寅とマドンナの関りが深いでしょ。
935 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/12(木) 13:35:54 ID:n7/FYPsm
初期作品と「春の夢」を比べても関わりの深さ自体には差はないと思うけどなあ。
アメリカ人の描写に時間を割いた分、マドンナの印象は薄いとは思うけど。
本当に関わりが深い相手と言えるのはリリーぐらいじゃない?流れ者同士なわけだし。
936 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/12(木) 15:07:22 ID:AqiYSttW
ヤフーによると男つらHPは5本もあるらしい
俺なりの批評をしてみよう
@ニコニコ山田村
男つらHPの中でも老舗中の老舗でリーダー的存在
渥美清のデーターもあり面白い
管理人自らマニアックと評価してるのが痛いところだ
Aさすらいの月虎
ここが一番内容が良いところだろう
掲示板を毎日眺めるだけで寅博士になれそうだ
B男はつらいよ覚え書きノート
全作の台本化を狙ってる無謀な男つらHP
紹介の仕方が面白く愛情が感じられて面白い
映画版だけでなくテレビ版の情報をさらりと
いれるなど管理人の博識ぶりも伺えてよい
毎日更新されてるのも楽しい
唯一の欠点は掲示板が無いことだろう
C江戸川寅次郎
俺が来たときには終わってたので内容不明
DTV版寅さんサイト通信
男つらHPのなかでもテレビ版を研究してるのが珍しい
主題歌・男つらの誕生秘話が細かく書かれているが
山田村と食い違う内容が多いので統一すべきだろう
男つら研究家(吉村・佐藤忠・佐藤利・切通・秋山)を批判しているのは如何なものか
掲示板はあるが管理人が出過ぎて入れないのが痛い
非営利の個人サイトをあげつらうのは、良くないよ。
さくらが蛾次郎と浮気してたら萌えるのに。
タコとおばちゃんの不倫も萌えるな。
香川京子とは、ほんとに薄いな〜と感じたよ。
941 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/13(金) 00:01:05 ID:9MbZ4BAK
春の夢で24作だもんな 気が遠くなるような数だ
だからなにをやってもマンネリと言われたと思うが
俺はよくやったとほめる というより楽しんでる
その課程で、寅の盲目的恋の名場面、からみの場面が減ったのは確かだな
春の夢ではアメリカ寅とさくらの関係が押し出されるとか
しかし、寅とマドンナのからみも変化しながら生きてると思う
18作の「純情詩集」なんか、ある意味強烈なシリアスな関係
今は閉鎖されてるけど確か5年ほど前に膨大なテキストの寅さんロケ地探索日記を
公開していた人がいたけどまたあれを読んでみたいです。誰か知りません?
943 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/13(金) 01:13:20 ID:H4yzD//F
>>933 関わりが深いかどうかは両想いだとか出番が多いとかってことじゃなくて、寅自身の物語である主筋やテーマにどれだけ絡んでいるかってことだと思うよ。
例えば「望郷篇」の節子は出番は多くないし両想いじゃないけど、労働の尊さに目覚めた寅を(下心つきだが)打ちのめしてしまう役だから印象強いし関わりが深く見える。
「夕焼け小焼け」のぼたんは芸者ということもありはっきりとした恋愛描写さえないのだけれど、詐欺のエピソードは強烈で印象強い、役柄としても十分魅力的。
逆に「純情篇」の夕子「立志篇」礼子などはとらやに下宿していて一見関わりが深そうに見える役柄だが、
実際は寅の生き様との接点が殆ど感じられず、ハナからもしかしたら感がないので印象が薄い。
「わが道をゆく」の奈々子は本人のパーソナリティを活かした役柄で魅力的な女性として描かれているんだが、
マドンナの生き様を描くことに終始してしまって、寅との関わり合いが薄いどころか作品の印象まで薄くしてしまっている。
>>940 全マドンナ中でも最上位クラスの大女優なのにもったいない話ですね。
寅の世界観に嵌れる役柄がなかったのかもしれないけど。
ジョーダンの、あの外見と朴訥な感じはいいね。
もっとカッコよかったらいい作品にはなってなかったでしょう。
945 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/13(金) 12:34:29 ID:PpShHxJZ
946 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/13(金) 20:44:05 ID:YqVudROu
よく言われるけどおわりのほうの寅は声もかすれてきて聞いてるのがつらい。
顔もめっきり老けてしまうし。さくらがまたそれに付き合わされたのか
倍賞千恵子のいきかたなのか、老け顔を平気で撮らせるしな。
やっぱり前半のいきのいい二人が見たいな俺は
満男だって自意識希薄なガキのときがいいよ。無害付属品みたいでさ。
でかくなって恋なんぞするようになると邪魔くさい。引っ込んでなさい。
そう思って「知床慕情」みなおしたんだけど、やっぱり同じ思いもしたんだが
三船、竹下なんか見てるうちに、これはこれでやっぱりおもしろいとも思った。
でもなあ、初期の見れば、やっぱりこれだよなあの思いも強い。
俺の寅中毒は当分つづくな。
947 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/13(金) 21:00:40 ID:1sEmimVd
>>943 「立志篇」は礼子と寅の生き様に接点が無い事がミソなんじゃん
愛情はあっても住む世界が違うことに気づいた寅の寂しさ切なさが
よく描かれている。片思いの失恋ってそういう事がほとんどだし。
田所教授みたいに同じ世界で同じ生き方をしていてもフラれる
学問だけでもダメ、寅みたいに恋愛だけでもダメ
人生はもっといろんな経験や勉強をしなければならないという
この作品のテーマを、寅、田所、礼子の3人の生き様を通じて見事に
表現している
「わが道をゆく」は夢と結婚というマドンナの葛藤にスポットをあてることによって
寅も寅なりに我が道を行っている、寅の人生も自分で決断した結果だ
ということを現している。だから「寅次郎わが道をゆく」というサブタイトルをつけたわけだ
この2作品はテーマがしっかりあって、マドンナとの関りとか失恋のプロセス
がどーたらとかは関係ないと思うけどね
48作全体からみても良作の部類でしょ
948 :
942:2006/01/13(金) 21:34:10 ID:LWZbGEOF
>>945 ありがとうございます。でもそこのように写真とかはなくて、ほぼテキストだけの寅さん
ロケ地の旅日記だったです。そこの管理人さんはウイーンを除く全ロケ地を回れてたん
じゃないですかね?めちゃくちゃ読み応えがあって自分のバイブル的なサイトでした。
保存しとけばよかったなあ・・・
949 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/13(金) 21:38:07 ID:YqVudROu
943・947 おめえらさしずめインテリだな
950 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/13(金) 23:58:36 ID:PpShHxJZ
昨夜未明、無許可営業で警視庁に逮捕されていた「寅さん」こと車寅次郎被
告(年齢不詳)が、二束三文で手に入れた2000円相当の運動靴を、デパートで
3000円相当と偽って顧客に販売したとして、警視庁により再逮捕された。
警視庁は余罪がまだあると見込み、調査や尋問を続ける予定。
証拠となった葛飾区内のレンタルビデオ店で大量に発見された車被告を撮影
した映像からは、苦学生のふりをしていかがわしい商品を売りつけたり、衣料
品と雑貨を抱き合わせで販売している犯行シーンが発見されているほか、京成
電鉄が起訴していた金町線の運賃を払わずに柴又駅の改札を通過していた事件
の証拠映像も発見された。
いずれの犯行もにこやかで、反省の余地はない様子だという。
テープは50本近くにのぼり、現在も証言の獲得などのため被害者の身元特定
のため調査が続いているが、手がかりとなる犯行現場について、車被告は「四
谷赤坂麹町、チャラチャラ流れる御茶ノ水」と都内山の手一帯を示唆している
反面、ビデオテープ48本分にわたる犯行記録映像には日本全国津々浦々が映っ
ており、返品などに応じることも難しいのが現状だ。
車被告は96年に現行犯逮捕されて以来、妹や叔父叔母夫婦が身元引受人を拒
否したことからずっと拘留されており、シリーズ物の主演映画の続編は撮影
されていなかった。一連の事件について、車被告は「結構毛だらけ猫灰だらけ、
お尻のまわりはクソだらけ」とコメントしている。
刑期を終え次第、再び旅に出る可能性が強い。
おもろ
952 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 00:21:43 ID:kNPP1J17
しーのたまーは
トップクラス
浅丘ルリ子、竹下景子、京マチ子、大原麗子、
名ジョバー
太地喜和子、岸恵子、松阪慶子、いしだあゆみ、栗原小巻
塩
中原理恵、志穂美悦子、桃井かおり、三田佳子、真野響子、藤村志保
結局、寅とマドンナの関係は、何かを伝えたいがための1つの駒って感じかな。
全体の主義・主張次第で、マドンナとの濃さも変わってるから、
濃ければいいってことでもないし、薄けりゃ悪いってことでもないだろうし。
例えば、初期みたいに、家族を中心にしてマドンナとの関係を見るのと、
中期みたいに、寅との恋愛をが中心にしてマドンナを見るんじゃ、また違うだろうし。
955 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 08:51:52 ID:KVSr38Vy
>>936 〈TV版寅さんサイト通信〉というサイトの管理人は倍賞千恵子のことも侮辱してるね。
さくら役は長山藍子が素晴らしかったのに、なんで倍賞なんかに替わったんだと?と、
自サイトの掲示板でシンパ達と盛り上がってるよ。
956 :
たか:2006/01/14(土) 11:45:05 ID:feEwsbh1
957 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 12:52:09 ID:pInTVvh1
>>947 >「わが道をゆく」は夢と結婚というマドンナの葛藤にスポットをあてることによって
>寅も寅なりに我が道を行っている、寅の人生も自分で決断した結果だということを現している。
>だから「寅次郎わが道をゆく」というサブタイトルをつけたわけだ
奈々子の生き様にスポットあてすぎなんですよ、その葛藤が物語の主体であるはずの寅と全然からんでこなくてバランスが悪い。
あくまでマドンナは寅という人物を際立たせるための存在であるべきなのに、これは途中から奈々子という女性のストーリーになってしまっている。
それとレビューの追っかけをやる寅なんて、色きちがいにしか見えなくて設定自体がちょっと無茶すぎて素直に笑えない。
こういう単なる唐突な寅の一目惚れパターンにあまり良い作品はないように思う。
マドンナの方でも寅という人間に惹かれる部分が多少なりとも見て取れて、失恋するにせよ恋愛の過程がきちんと表現されていないと物語としての深みがなくなる。
「わが道をゆく」を良作にカウントする人は少数派でしょう。
>>957 同感。この作品は、マドンナの生き方が強調され過ぎている。それを上手く寅との恋愛
に絡めていたら、いい作品なんだけどね。
そして、レヴューの場面は、今となっては資料的価値があるのだろう。
けど、私にとっては、退屈極まりない。
留吉がシンポジウムのため上京する。そして、寅屋を訪ねてくる。ここで、寅が留吉
に上京した理由を訊く。
「トルコ?キャバレー?」
この後の留吉の狼狽ぶりの場面が好きなんだけど、見事にカットされてましたね。残念。
「トルコ」は、放送コードに引っかかるのでしょうね。
959 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 17:04:08 ID:gSKk4ZZG
>>957 「〜わが道をゆく」は公開当時の評価は高かったよ。
キネ旬のベストテンでもランク外ではあったけど、結構いい順位だったと記憶している。
(まだ権威があったころとはいえ、キネ旬が全てとは言わないが)
良作だと思っている人が少数派だなんてとんでもないよ。
マドンナが寅を圧倒しているというのはこの作品が元々そういう趣向であっただけの話で
(
>>947が書いてる通り、奈々子の生き方を写し鏡にすることで寅自身の「わが道をゆく」
姿をひとつの価値観として位置付けているところに意義があると思う)
シナリオ上の大きな穴があるわけでもないものをあなたの好みにそぐわなかっただけ
で一般論的に駄作扱いされても困るよ。
断っておくけど、私はこの作品が特に好きというわけではない。
48作品中、真ん中より少し上ぐらいという感じ。
レビューの女性に恋ってのは、どうなんだろう。
やっぱ、寅が恋をする女性はリリーや牡丹みたいに同じ風来坊の女性か、
とらやの雰囲気と合うような、飾り気が無い素直で純粋な女でないとだめなんかな。
寅かとらやの、どっちの生活感で結びつかないと、この作品じゃ扱えないような。
寅の恋自体に無理があったんだろうか。
まあ、わが道をゆくってテーマに沿ってはいるけど。
寅との相性って言うより「コメディー映画」って観点に立てば
寅と正反対のキャラの方が良いでしょうな。
>>959 >シナリオ上の大きな穴があるわけでもないものをあなたの好みにそぐわなかっただけで
>一般論的に駄作扱いされても困るよ。
957は駄作扱いなんかしていないし。
彼の好みにそぐわなかっただけじゃなくて、シナリオ上の欠点も指摘していると思うが?
俺もこれがシリーズ平均点以上だとは思わない。
『男はつらいよ』シリーズ全体でみれば、やはりこれを良作だと思っている人が少数派だよ。
以前にどこかで集計したリストによるとシリーズ中で最も人気がない作品の1本だった。
そのリストは見つけられなかったが
某映画サイトによると、シリーズ48本でファンによる評価点が低いのは以下の5本。
『寅次郎わが道をゆく』『旅と女と寅次郎』『夜霧にむせぶ寅次郎 』『寅次郎恋愛塾』『寅次郎の青春』
963 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 19:24:28 ID:pInTVvh1
>>959 >シナリオ上の大きな穴があるわけでもないものをあなたの好みにそぐわなかっただけ
>で一般論的に駄作扱いされても困るよ。
いやマドンナの方を強調しすぎて寅と絡んでこない脚本に穴があるんじゃないかと言ってんだが、
穴じゃないと勝手にきめつけられても困るのはこっちだよ、キネ旬等のランキングなんて関係ないし。
表面上成功しているとも思えない製作者側の意図やテーマをわざわざ慮る必要もないし、根本的に大して面白くない話じゃない?
第一、あなた自身が中の上くらいにしか思わない作品を良作という気持ちが理解できない。
「寅次郎わが道をゆく」
キネ旬云々は別として、封切り時はあまり良い評判なかったなあ。
あくまでも、俺の周囲での話だけどね。
965 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 19:31:49 ID:pInTVvh1
966 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 19:32:42 ID:c7FVTYHZ
リリーのシリーズや「夕焼け小焼け」はよく出来た作品だと思うんだけど好みじゃないんだよね。
そうだ、思い出した。
これの数ヶ月前に封切られた「愛と喝采の日々」との比較で、
華麗だけど過酷な芸道に生きるか、それとも慎ましい家庭におさまって
平凡ながらもし倖せな人生をおくるか……女の選択。
寅さんの世界に無理に持ち込まなくても、同じテーマの映画やりたかったら
単独で製作すりゃいいのに、って話してたんだ。
968 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 19:53:01 ID:mnqBR9O/
それにしてもいつも思うこと
おばちゃん(三崎千恵子)より顔の悪い女優さんているのかな・・・
あのひとの若い頃から変ってないw
969 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 19:55:49 ID:c7FVTYHZ
杉山とく子とはいい勝負なんじゃない?
新旧おばちゃんで悲しい勝負させるなよ。
二人とも綺麗だよ。
971 :
959:2006/01/14(土) 20:13:57 ID:gSKk4ZZG
>>962 >以前にどこかで集計したリストによるとシリーズ中で最も人気がない作品の1本
>だった。
このリスト見たことないので何とも言えないけど、そういう人がいることに文句
をつけているわけではないよ。ただ、私はこの作品が不評一辺倒ではないという
客観的事実を示したかっただけです。そのためにキネ旬を持ち出したわけなんだが。
シナリオ上の欠点というのはよく分からないなあ。寅がマドンナに惚れている描写も
キチンとあるし、茶の間のシーンでそれぞれの幼少時代の夢を語り合い、寅と奈々子が
その点において同質の存在であることを示して上手く物語をまとめていると思う。
その上で、そんな夢を追う生き方の挫折と誇りを二人の対比で見せている。これは
結構簡単で分かりやすいテーマだと思うんだが、まあ面白くないと思う人がいても
おかしくはない。むしろそういう人がいて当然。ただし、この作品を好きな人が
少数派だと決めつけている点は理解できない。
>>967 当時寅ヲタの厨房だった自分は向かいの劇場の「宇宙戦艦ヤマト」の長蛇の列を華麗にスルーして友人と二人で封切日に観ました。
併映の「俺は田舎のプレスリー」も何だかトホホな内容で二重にがっかりしたと記憶しております。
わりと笑えたのは「黄色いハンカチ」そのままの武田哲矢が演じる留吉の部分だった気がしますね。
>>968 高橋とよがぶっちぎり。
973 :
959:2006/01/14(土) 20:25:57 ID:gSKk4ZZG
>>963 >第一、あなた自身が中の上くらいにしか思わない作品を良作という気持ちが理解
>できない。
このシリーズはハイレベルな作品が多いので、たとえ中の上でも良作と呼んでも
遜色がないと(個人的に)考えているからです。寅とマドンナが絡んでこない
とのことですが、それはあくまで表層的な面で、少なくともシナリオのテーマ的
にはガッチリ噛み合ってると思いますよ(これも個人的にですが)。
これは無理矢理慮らなくても分かりやすいテーマだと思いますけど、見た人が
どう受け止めるかは全くの自由なのであなたの感想自体には私も何ら異論はないです。
一般論、既成事実みたいに語るから荒れるんだよ。。
自分が好きか嫌い、それでいいじゃない。
自分はつまらなかった。
上にもあったけど国際劇場の歴史的資料としては面白かったけど。
武田鉄矢が最後まで絡んでこないのはなんで?
975 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 20:38:14 ID:c7FVTYHZ
>>974 特に荒らす意図もないし、荒れているとも思わないが・・・。
好きとか嫌いだけじゃ話に深まりがないし、中には全部好きって人もいるし。
>武田鉄矢が最後まで絡んでこないのはなんで?
これは脚本のバランスが悪いからだと思いますよ。
普通に考えたら留吉が帰郷していないのが判明した時点で、寅と何らかのエピソードがあってしかるべきなんだけど、
マドンナの方に比重を割いちゃってるから描ききれていない、面白いキャラなのに勿体ないね。
二本立て作品ってかなり厳密な完成尺数の縛りがあるから、余裕がなかったんでしょうね。
977 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/14(土) 21:45:20 ID:ZUXEtu6a
留吉はいいなあ。
寅を師と仰いでいた留吉が、恋に落ちるとあっさり寅から離れる
弟子としていた留吉をあっさり見限る寅
この脚本はいいと思うけどね うまいと思うよ
三崎千恵子みたいな味のある女優はいないよ。
顏もかわいい。
979 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/15(日) 01:36:00 ID:kaRw0HId
三崎とか太宰とか、あのそれほど演技力があるともいえない・・
なんて言い方されることがあるけど、とんでもないね
演出が引き出したのかどうかはおいて、味も力もあるよ
980 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/15(日) 01:39:30 ID:kaRw0HId
留吉が寅に出会い、師とあおぐ
「〜〜ゆえあってこの宿に滞在しています。夜分にでも話しにいらっしゃい」
いやあ、ここはひっくり返ったね。ここはすごい。アナクロというか
明治の小説に出てくるようじゃないの
こういう寅がしっくりくる、違和感なくおさまるところも
このシリーズはすごいよ
981 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/15(日) 08:42:21 ID:123aWyjo
おれ980だけど上の書き込み酔ってた。だけどあそこはおもしろいよ。
ひっくり返ったつのは、大笑いしての意味ね。
今日は二日酔いだ。
982 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/15(日) 19:33:50 ID:JP9ZLeuC
ああいうアナクロってか大時代なふざけたセリフがまた似合うんだよ
寅ってのは、もともと時代を超越したというとなんだかカッコいいが
要するに時代音痴、浮世離れした存在 ファンタジックな存在そのもの
しかし、とらやを介して同時代とかろうじてつながってるわけで
そこんところのあやうい感じも好きだ
まぁ歌子さんには賛否両論というか批判が大半かも知れんが
「柴又慕情」「寅次郎恋やつれ」を久しぶりに観た。
喜劇パートのクオリティはシリーズ中かなり高い作品だったと
記憶があったが、改めて見るとホントに笑えた。
とらやの住人の会話の間が絶品。このころの松村達雄のオイちゃんが一番好き。
このシリーズが自分の笑いのセンスを養ってくれたんだと再認識した。
984 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/15(日) 20:29:24 ID:3YZVQpo3
歌子さん(吉永小百合)は人気上位のマドンナですよ。
批判が大半って何故?
あの歌子さんのテーマ曲も、人気がある。
985 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/15(日) 21:13:46 ID:JP9ZLeuC
実は俺も歌子(吉永小百合)は苦手なほうなんだが、アンチ組が大半てのは言い過ぎだろ
しかしあれだね、「柴又慕情」での松村おいちゃん「お駒での社長の屁」ギャグ
あれはなんど見ても最高に笑える。
あんなベタなギャグがあそこまでおもしろいというのはもうなんとも言いようがないほど素晴らしい
笑いという点では、「恋やつれ」より「柴又慕情」で俺は笑うところが多いな
で、これはもう脚本の勝利、神がかり的演出。喜劇映画史上最高のシーン(俺が勝手に決めてる)
「柴又慕情」寅の「この娘(歌子の写真もって)に誰かいいムコいないかよ」
あそこのシーケンスは奇跡としか思えん。
さくら「あたしの前にいるでしょ」
寅「僕でしょ」
ここで最高潮。もう息ができんほど感激
タコ社長「トシなんか関係ないんじゃない?」
とたんに寅が社長のほうににじりよって「会社の経営なんかたいへんなんでしょ」以下まで
すごいもの作ってくれたよな 感謝感謝
986 :
983:2006/01/15(日) 22:00:56 ID:i2deWmrQ
スレの最初の方で歌子さん残酷みたいなレスがあったもんで、、
いやぁ、実は僕はこの二作が一番好きだったんで
久しぶりに見直したわけです。
因みに歌子さん好きです。
>>985 「柴又慕情」のとらやシ−ンは芝居の間からスクリプトまで
確かに奇跡とも言える面白さのような気がします。
自分も昨晩は大爆笑でした。「コレコレ!!」
987 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/15(日) 23:45:00 ID:3oFiW3Yf
上の方で誰かも書いてたけど江戸川の堤防で別れたりやってきたりを柴又を
知らず見てたときは、てっきり江戸川を通って柴又駅に行くのかなと思ってた。
金町からのルートだったんだね・・小さな事だけど松戸在住になって知った
喜びです。
このあいだBSの寅さん特集で、
「どうしてとらやの来客は、土手を歩いて帰るんでしょうか」という視聴者の質問に、
山本監督が「映画には嘘の部分もありますから」と答えていたが、
常磐線で帰ろうとする人が、土手を散策しながら金町まで向かうのは有りえる話だ。
「いい加減な事言うんじゃねーよ」とTVに向かって怒った俺は金町住民。
商品引き上げが激しい廉価版
とある店の売れ残り状況
「私の寅さん」「旅と女と寅次郎」「夜霧にむせぶ寅次郎」「寅次郎の青春」