1 :
この子の名無しのお祝いに:
面白かったよ
でも、高倉健はいらないな
おお、日本映画史に残る名作と言われる映画のスレが立ちますたね!
いや、自分も見たくて見たくて、今年になって初めて見ました。
白黒の映像から伝わる迫力というか殺気みたいなのが凄かったですね。
リアリズムいうかね。今の映画にはない混沌とした映像というか。
左幸子の印象も良かったし三國も伴淳も良かった、そういや健さんも
出ていたんですね。やっぱ印象薄いっすね。半年経過したら記憶にも残ってない。
期待が凄く大きかったので、期待以上の感触と正直、物足りなさが残ったのと
同時で、変な感覚が残っちゃった映画でした。
<ネタバレにつき、未見の方は読まないでくれ>
でも、結局、ひとつ分からなかったのは三國が最後、本当の真実はまた話す
ーどうのって全て自供する前に、ああいう劇的な最後になったでしょう。
自分なんか驚いたと同時に謎は一体どうなったんだーナニテ釈然としなかったり
するんですが、どうなんでしょう。
3 :
左幸子:04/12/09 01:21:53 ID:hKY7pdM5
誰が警察にホントのことしゃべるもんか!
しかもサバ折り状態で殺される。哀れ・・・
4 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/09 09:37:12 ID:uH2CFh2l
こないだ新世界で観ましたが、目が釘付けになりました
読経が響く大海原・・・
5 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/10 07:34:59 ID:nEyhwLCa
あってもいいようでなかったスレ立てオメ
衝撃のラストシーン!
今でも十分おもしろい
6 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/11 20:56:49 ID:ITf2fwRu
この映画の画像は当時「106方式」と呼ばれていたそうだが、
106は内田吐夢監督の名前から取ったんだとか。
三国連太郎と高倉健は内田作品に結構出てますよね。
「宮本武蔵」5部作では三国が沢庵、高倉が佐々木小次郎。
7 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/13 05:53:20 ID:AjBTLvmh
ホントのことって何だったんだ?
誰か教えて〜
8 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/13 06:54:06 ID:lzje3i9x
>7
もいっかい映画観なさいよ
最後にとった三国の行動がすべてを物語る
9 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/17 15:29:45 ID:duE9/NU0
すでに飢餓スレって飢餓スル
10 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/19 03:07:23 ID:cM21bypj
スレ伸びないね
人気ないのかね?
刑事の家の事件前と事件後の様子のシーンは
監督の実体験が生かされてる
泣ける・・・
12 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/19 07:37:18 ID:RveJBcAj
13 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/20 17:31:28 ID:+likUZb3
気掛かり今日
14 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/20 19:04:34 ID:gJIUMuTr
伴淳が浜辺で事件を一から考え直すシーンが好き。
それと左幸子の死ぬ瞬間の笑顔も印象深いものがありました。
うろ覚えだけど若山富三郎主演のドラマってなかった?
確かモノクロではなくてカラーだと思ったけど・・・
16 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/20 20:24:15 ID:KWoRAwlW
17 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/21 16:57:29 ID:K9JSAsl/
飢餓半島
18 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/18 07:56:16 ID:61seYP9x
飢餓スレ♪
19 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/18 15:23:36 ID:YJ7kuwYF
20 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/19 01:49:32 ID:y3ZWnT3C
乳首が見えるのに期待か?
再放送に期待か?
その両方か?
21 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/19 02:18:41 ID:8/UVEWu/
飢餓って誰が飢えていたんだろうか?
三國はぺろっともらったお握りを食っちゃったが、その程度の飢餓の話か。
22 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/30 14:01:45 ID:fbhuoyYO
飢餓スレって飢餓スル
23 :
犬飼多吉:05/02/08 20:30:15 ID:ydCI5m0V
しかし樽見京太郎は八重と自分の秘書をいっぺんにブチ殺すんだから緒形榎津拳も真っ青な殺人鬼ですな。ちなみに質屋を殺した二人のうちの片割れはジャイアントロボに出ているドクトルオーバーですよ!
24 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/14 11:53:02 ID:F9cme6eB
「犬飼」って苗字はまったくの仮名なの?
その割りに刑事も捜査しながらさかんにイヌガイと言ってたような気がするが。
樽見氏はやましいことをしてるのに、新聞にデカデカ写真載って不安じゃなかったんだろうか?
25 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/14 12:27:42 ID:bo+2fTlw
飢餓脱出アゲ♪
三國連太郎はそんなチンケな小物ではないぞ
26 :
24:05/02/14 12:28:37 ID:F9cme6eB
もう一つ良くわからなかったこと。
なんで左幸子の父親は、殺されたあと、被害者は自分の娘だとわかった(名乗り出た)んだったっけ?
27 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/14 12:46:20 ID:/67cG/kC
>>26 加藤嘉ですよね。何だったかなあ・・・・?
たしか三井弘次(置屋の親父)と一緒に出てきたかな
28 :
24:05/02/14 14:30:54 ID:+kcnZ3wF
おぉ。レスがついてる♪
>>25 そのわりに左幸子に名前を言われた瞬間に動揺してるぞ。
29 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/14 17:18:51 ID:bo+2fTlw
そこで起こした行動が衝動的なもんだしね
連ちゃんダメじゃん
突然目の前に現れた、「昔心寄せた男(恩人)の爪を後生大事に持ってる女」
当然今なら設定変わるわなw
30 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/14 19:45:17 ID:HNI9JoZw
?
31 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/14 20:24:31 ID:/67cG/kC
やっぱり三國さんの殺し方ってレスラーっぽくて怖い
32 :
26:05/02/14 22:36:26 ID:F9cme6eB
ビデオ見返しました。左幸子の泊まってた旅館の名前を警察が調べたんですね。
そうか泊まってたのか。直接樽見氏を訪ねたんだとばかり思ってました。
あの映画の○○○が○○って結末は警察の失態ですね。伴淳三郎につづいてあのあと高倉健も左遷されたんだろうね。
33 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/15 11:51:36 ID:VmIHK8JH
新聞の写真で左幸子は気がついたのに、警察関係者が誰一人気づかなかったのは不自然。
34 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/18 02:47:34 ID:lhxvZ4U2
最後三国連太郎が飛び降りた
その上を鳥がたくさん飛んでいるシーンが
すごかった
鳥肌たった
あれってどうやって撮影したのだろう
35 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/04 19:27:07 ID:k9YvZ0pf
>>34 左幸子が「犬飼さぁ〜ん」と爪で遊びながら悦にひたるシーンについて
36 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/05 21:57:33 ID:LGrAgw7N
左幸子に「ゲッ」と思ってる観客をさらに「グゲッ」とさせるエグい演出
37 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/06 00:08:47 ID:Syjh7Enw
>>36 すべてにおいて凄絶な人間ドラマに仕立てようとする製作者の意気込みを
感じますね!
「犬飼さんだやっぱり犬飼さんだあひゃあひゃひゃー」と
せまってくる幸子に対しナニしてしまうのも人間として当然か否か。問題作です。
38 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/01(日) 03:52:36 ID:QXcM7n1L
20年くらい前、NHK総合で朝の8:30ぐらいからやってるのを視ました
・・・・家庭が暗くなりました
39 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/01(日) 12:46:17 ID:XUSIbJbT
撮影の時、伴さんが苛められたんだってね
41 :
無意味な妄想:2005/05/01(日) 17:01:52 ID:HPVZbRRO
森&高峰の浮雲コンビでこの映画とったらどうなってたかな。
だいぶキチガイじみたものになるかな。
>>40 ちょっと補足。
バンジュンとしても、シリアスな役どころというキャリアの転機になる作品だった。
単に評判よかったから豹変した訳じゃない。
ラッシュで気づいたはずだけど、鈴木さんの本ではそのような記述はない。
43 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/16(月) 19:10:27 ID:bbVjeCqg
44 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/19(木) 17:46:57 ID:yzHe4BKj
飢餓
つたやのDISCAS無料期間を利用して見た。
3時間2分が長く感じないほど面白い。
ただし、藤田進
46 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/28(土) 04:55:06 ID:anFpBdEd
47 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/28(土) 08:46:02 ID:D0Nm2MMy
48 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/30(月) 21:46:09 ID:OojUX0ll
天国と地獄もなんかそんな役だったね 藤田進
49 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/02(木) 14:34:36 ID:MqiQvo8c
自分は青森県出身だが、下北半島の空気の表現が少し弱かったのではないかと思う。
恐山の不気味さはあんなものではないと思った。
でも日本映画のけっさくですよね。今まで見た日本映画の中で10本の中には入ります。
自分の選ぶベストアクターは三国連太郎です。「日本泥棒物語」「夫婦」での好演も
よかったと思います。
昨日溜池山王で観てきた。
そばで観てたじいさんが、開始15分くらいにもう寝てた。
左幸子の殺されるシーンの演技は、鬼気迫るという表現がぴったりだ。
健さんは存在感薄かったな。
左幸子は「五辨の椿」での役の作り込みも凄い。憎ったらしい。
52 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 02:05:04 ID:s5pgZsjC
保守age
53 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/01(金) 19:00:10 ID:kCWkuBFT
>>43 19のいった若山富三郎は伴淳の役。
で、犬飼(三國)の役が山崎努と。
同じTV作品です。
たしか八重は若き藤真利子が演じてた。
遅レスもいいとこですが。
54 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/03(日) 16:21:58 ID:UHg3+gBq
若山富三郎、山崎努のフジTV版
(今村昌平企画 浦山桐朗・恩地日出男が交互に監督 小栗も撮影監督)
もかなりいいですよ。長いけど(ビデオで全4巻)
藤真利子は多岐川由美の降板をうけての代役抜擢、原作の小太りな八重のイメージ
ではなかったが、薄幸な下北の女をなかなかの演技で演じてました。
オールロケで画面が重厚に仕上がっていて、終戦直後の雰囲気を見事に再現しています。
ギターのみの音楽も素晴らしく、水上勉の原作の持つ侘しさが良く伝わってきます。
砂の器のTV版がかなり落ちるのに比べると、映画をうまく咀嚼してるというか
やっぱりTVドラマも映画人が製作するといいですね。
55 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/03(日) 16:42:57 ID:H7ncmMQN
ゆむぃさかでぃす。
56 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/24(日) 23:20:51 ID:vJF4jWvS
今見終わりました。 左幸子が爪で遊んでるのに笑った。爪オナニーみたいだ。
57 :
この子の名無しのお祝いに:2005/08/12(金) 17:12:02 ID:VnU4n2lZ
今、見てます!
58 :
この子の名無しのお祝いに:2005/08/12(金) 17:34:37 ID:6qvhWWAF
>>54DVDも発売中です。
浦山監督の回のほうが面白いですかね。
役者が揃ってるので恩地監督の回もイケてますが。
テス
(゜ё`.)
61 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/23(水) 21:45:08 ID:tUp7izwz
イタコがなんて言ってるのか聞き取れなかった…。
気にしなくていい所ですか?
62 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/24(木) 07:24:37 ID:EgTyJ4G7
戻る道ない戻る道ない〜〜以外は聞こえなくても良いかと。
63 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/28(月) 15:29:31 ID:Sprpd3bH
ttp://flash24.kyodo.co.jp/?MID=DLT&PG=STORY&NGID=home&NWID=2005112801001181 鈴木尚之氏が死去 「飢餓海峡」などの脚本
「飢餓海峡」「宮本武蔵」五部作など日本映画黄金期の名作を多く手掛けた脚本家で前シナリオ作家協会会長の
鈴木尚之(すずき・なおゆき)氏が26日午前1時25分、肺がんのため東京都内の病院で死去していたことが28日、分かった。76歳。岐阜県出身。
葬儀は親族で済ませた。後日お別れの会を開く予定。喪主は決まっていない。
連絡先は東京都港区赤坂5ノ4ノ16、社団法人シナリオ作家協会。
東映助監督を経て脚本家に。1960年代に内田吐夢、田坂具隆、今井正監督らと組み
「五番町夕霧楼」「武士道残酷物語」など映画史に残る作品の脚本を担当した。
60年代後半から70年代にかけてはNHK大河ドラマ「三姉妹」やフジテレビ「白い巨塔」などのテレビドラマも多く手掛けた。
「飢餓海峡」だけでなく多くの素晴らしい脚本をありがとうございました。
鈴木氏は亡くなられても手がけた名作は残り続けます。・・・・・・(;-人-)
64 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/30(金) 22:19:39 ID:6kVcCADa
左幸子。
この人の演技力に今見ても脱帽。
三國が本当に北海道函館での事件で真実を語っていたのか、
語っていたとして、本土での成功と最後の殺人での過ちとの断絶を
どうとりつくろうのか、また刑事達はどうやって自白に至らしめるか、
という未解決な問題を残しつつ、三國は海峡へ・・・。
あのもどかしいラストシーンが「海峡」で隔てられたもののイメージを
浮かばせる。
今なら犯人から手錠をはずしたのは合理的、法的な観点から
警察の失態になるのだろうが、
当時はそういう追及は甘かったのだろう。
>>64 犬飼さんだぁ〜犬飼さんだ犬飼さんだぁー
ウヒャヒャヒャ犬飼さんだくぁwせdrftgyふじこlp
66 :
ななしスクリーン:2006/01/06(金) 20:50:20 ID:06R8OfiN
>>38 自分もおそらく同じ時にみましたよ(昭和63年だったかな?)
本当にすごい映画でしたね〜(高倉健は若いなぐらいの印象・・ブレイク直前
の作品だからね)
身を投げた瞬間。やっぱおれもあーーーー!と思って
タマラナイ虚無感と絶望を感じたけど
同時にどっかで希望も感じたな。
贖罪行為へと駆り立てられた彼に人間の善性を感じて。
69 :
ななしスクリーン:2006/01/08(日) 11:22:57 ID:zLXKMyie
>>68
しまった暴力街とかがあったね・・・
ギャングものも当然やっていたが、
半年前に「ジャコ万と鉄」に「日本侠客伝」。
71 :
無頼庵:2006/01/08(日) 14:55:31 ID:mEup1DW4
内田吐夢はもっと評価されていいと思う。「大菩薩峠」も凄いよ。
72 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/10(火) 23:53:47 ID:b2l6y1D7
73 :
ななしスクリーン:2006/01/11(水) 23:47:45 ID:aYre6Pnk
>>71 「大菩薩峠」は以前見たときプリントが退色しているのでなんとかならないかな
と思った。(映画としては最高なんだけど)
左幸子をこの映画で初めて知ったんだけど、良い役者さんですね。
置き屋で三国と夜を共にするまでのシーンはぐっと来たもん。
こんな女にどうにかされてみたいとかおもた。
76 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/11(土) 23:57:38 ID:H1y5wY4H
77 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/12(日) 00:16:09 ID:p+mLoB2B
大田区の池上劇場で封切りの飢餓海峡を見たとき、
母が「犯人は死んだの」と父に聞いて「当たり前だ」と父が答えた。
今日ビデオで妻と見た。妻は「樽見は仏ヶ浦に泳ぎ着くかも」と。
女はやはり男と感覚が違うと想う。
78 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/12(日) 17:57:18 ID:NMKBBSBy
若村麻由美、ショウケンの飢餓海峡もあったよ。
79 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/13(木) 14:19:22 ID:LKRXlMqh
この作品のモデルになった「洞爺丸事故」は実際は昭和29年ですよね。
同じ時に岩内で大火事があったのも史実?
で、作品では昭和22年→10年後なのは何故なんだろう?
昭和29年+10年なら公開時期と合うのに…。
「終戦直後の混乱」を強調したかったのかな?
あと「層雲丸」って…あ、これは鉄道板で聞こう。
80 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/13(木) 22:17:49 ID:2yaEx8H6
レンタルでDVDで見ました。すごいね。
東映唯一の映画史的名作だね
82 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/26(水) 13:40:11 ID:8kQ1d5CA
>>79 岩内の火事はとんでもない大火だったが洞爺丸事件のおかげで新聞の片隅にしかのらずあまり国民の記憶に残ってないらしい。
そんで、それにスポットライトを当てたかったってのもあるんジャマイカ。
しっかし、俺が疑問なのは10年も前にちらっと見ただけの一刑事の顔をよく覚えてるなってこと
スーパーで見たオバサン並みに印象に残らなさそうなものだけどな
83 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/26(水) 15:42:02 ID:0qKzInmt
だが、たしかに娯楽映画の殿堂たる東映には、いわゆるベストワンとか作品賞とか
の該当作品は非常に少ない。
だからといって、エンタティンメント時代劇が「低く」て、小津や成瀬が「高い」
という価値観に拘束されなければ、何も哀れがる必要はない。
85 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/27(木) 11:17:16 ID:0qqdUFy3
>>84 >東映唯一
ってことはないでしょう。そんな言い方をされる東映が哀れだということ。
別に
>エンタティンメント時代劇が「低く」て、小津や成瀬が「高い」
>という価値観に拘束され
ている訳ではない。
東宝や松竹とベスト10入選本数を比べれば
>東映唯一の映画史的名作
というのも当たらずとも遠からずだが
>エンタティンメント時代劇が「低く」て、小津や成瀬が「高い」
>という価値観に拘束され
ているのはむしろ81のほうかもしれないな
87 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/28(金) 09:37:02 ID:ETF70Jyj
>当たらずとも遠からず
って、他の内田吐夢の諸作や、東映子飼いではないが今井正、田坂具隆の諸作はどうなる?
唯一どころではない本数が該当すると思うよ。
88 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/28(金) 11:17:29 ID:DXAHsxbe
横綱 『飢餓海峡』『仁義なき戦い』
大関 『血槍富士』『五番町夕霧楼』『十三人の刺客』『武士道残酷物語』
関脇 『米』『大菩薩峠』『浪花の恋の物語』『宮本武蔵』『冷飯とおさんとちゃん』『総長賭博』
小結 『越後つついし親不知』『反逆児』『飛車角』『関の弥太っぺ』『日本侠客伝』『遊侠一匹』『二百三高地』
前頭 『網走番外地』『昭和残侠伝』『893愚連隊』『花札勝負』『女囚さそり』『仁義の墓場』『新幹線大爆破』『楢山節孝』
89 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/28(金) 14:18:05 ID:SELpQcIx
「トラック野郎」はどこ?
長靴をはいた猫も入れてくだしゃい
91 :
浅次郎:2006/04/28(金) 20:49:32 ID:5F6ekmAk
三代目襲名も入れておくんなはれ
92 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/28(金) 21:44:47 ID:N74oaIGA
93 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/14(日) 18:39:15 ID:oLh1EKsn
今日、初めて観た。期待した以上に面白かったな。
なにしろ被差別部落出身の樽見を演じるのが、リアルBの三国だからなぁ
94 :
みむじ:2006/05/14(日) 20:59:12 ID:hJwR0Xrk
もし左幸子が出ていなければ こんな素晴らしい作品にはならなかったと思う
「にっぽん昆虫記」も凄かったけど この映画の中の役は見ていて可哀想になってしまいます
たった一言お礼を言いたかっただけなのに殺されてしまう 左さんが亡くなったとき
追悼映画でもやるのかと思いましたが何もなかった こういうのは悔しいです
生涯一度で良いから左さんにお会いしたかったな
>>94 犬飼さんだ犬飼さんだ犬飼さんだーftgyふじこlp;@
96 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/14(日) 22:49:28 ID:3wRRqIg/
井筒の邦画ベスト1らしく「佐藤浩市主演で映画化したい」と言ってた
『パッチギ2』なんか企画してないで、はやく撮れよな
佐藤浩市が犬飼こと樽見で、他のキャストは
杉戸八重が篠原涼子、弓坂刑事がいかりや長介、
味村刑事が仲村トオルとか。
いかりや長介て
それならお蔵入りやん
弓坂は志村けんにやってほしい
>>93 原作ではそうなってんの?
裏設定では充分に有り得ることだけど。
原作読むか・・・。
101 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/28(金) 23:08:41 ID:d0h22XPE
なんでこんなに人気がないんだ…
面白い話なんだけどなー
東映だからダメなのかな
高倉健がぶち壊してる気もするし
松竹で野村芳太郎に撮らせるか
東宝で黒澤、じゃなくてもせめて橋本忍脚本だったら
この板で2スレは行ってたと思うんだけど
爪でオナニーの所為だと思う…
103 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/29(土) 00:03:42 ID:QSpskiji
やっぱ松竹大船で、監督:野村芳太郎、脚本:橋本忍、音楽:芥川也寸志、撮影:川又昴でさあ
キャストはメインはほとんどそのままで、高倉だけ替えて仲代達矢で、その他の刑事役に西村晃
とか穂積隆信とか田中邦衛とかを加えてたら完璧だったんじゃない?
東映はチャンバラとヤクザ映画専門でやってればよかったんだよ。
104 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/29(土) 00:17:12 ID:OeaPMpDm
↑名作「新幹線大爆破」は東映だよ。
おまいら加藤泰を忘れてやしませんかってんだ
106 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/31(月) 21:07:01 ID:QR/Rylh2
黒澤も大好きだけど、この映画もスゴイよなー。
これこそ日本映画という感じ。
暗くて重くてジメジメという邦画にありがちな悪いイメージが
全部いい方向にいってる映画。
今DVDで売ってるやつはノーカット完全版?
109 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/16(土) 01:39:15 ID:KS+Pta1O
age
110 :
00:2006/09/16(土) 11:16:48 ID:SwxlH9qm
>>107 同感。
40年以上前、うちの母親は映画館で初めて見たとき「何これ?暗くてイヤ!」
と思って、すぐに出てしまったんだとさ。
→それを聞いた私の感想、「もったいない!」
探し人は誰ですか 見つけにくい人ですか?
日本の中も北朝鮮も 探したけれど見つからないのに
まだまだ探す気ですか それより米をよこしませんか?
米と金を 米と金を 援助したいと思いませんか?
ウフッフー ウフッフー ウフッフー さーあー!
抗う事は許されず 金出すことを迫られて
這いつくばって 這いつくばって いったい何をしようと言うのか
やっと探し当てた時 死んでることもよくある話で
忘れましょう! 米と金を 援助したいと思いませんか?
ウフッフー ウフッフー ウフッフー さーあー!
探し人は誰ですか 見つけにくいひとですか?
米と金を 米と金を 援助したいと思いませんか?
ウフッフー ウフッフー ウフッフー さーあー!
,r'⌒ ⌒ヽ、 ウフッフー 米と金をー
f ,,r' ̄ ̄ヾ. ヽ ウフッフー 米と金をー
ゞ‐=H:=‐fー)r、) ウフッフー さーあー!
゙iー'・・ー' i.トソ ♪
☆。:.+: l、 r==i ,; |' ♪
.. :. >==__,..-‐ ♪
/ ̄ヽ/,― 、\ o。。。
.:☆ | ||三∪●)三mΕ∃.
.:* \_.へ--イ\ ゚ ゚ ゚
+:..♪.:。゚*.:.. (_)(_) ☆。:.+:
☆。:.+::.. ☆:.°+ .. :
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112 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/01(金) 09:42:50 ID:at0p7nxj
来年1月日専若山山崎版飢餓海峡放送決定
113 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/03(日) 20:36:55 ID:nVLa2MTb
>>6 > この映画の画像は当時「106方式」と呼ばれていたそうだが、
> 106は内田吐夢監督の名前から取ったんだとか。
真ん中のOは英大文字のOで、
大川のOだと大川社長には言っていたらしい。
>>112 初めてみたけどすごく良かった。
藤真利子もよかったし、若山、山崎の存在感もさすが。
いまじゃ絶対につくれないだろうからリメイクなんかいらない。
映画版もみて見たい。
116 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/04(日) 18:40:01 ID:O7reARQI
>>115 TV版をこないだ見た。若山好演、浜村純もお約束の老人好演。
山崎と藤は思ってた通りの演技。
意外だったのは長谷川初範が若手刑事で初々しかったこと。
でも昨日DVDで三國・左の東映版見たら全然イイ。
尺は映画のほうが短いけど大泊での2人のやりとりは凄い。
三國ってやっぱり半端じゃないほど役に乗り移ってるね。
左幸子も伴淳も三國に劣らず素晴らしい。
内田吐夢ってこの1本とっても巨匠といっていいくらいだわ。
藤田進が出ていて存在感出してたのが驚き。健さんは普通かな。
117 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/04(日) 18:49:19 ID:bq/gz49O
子どものころ、両親とこの作品を大田区の池上劇場で見た。
(封切時は140分の短縮版だったとのこと)
母「犯人は死んだの?」父「当たり前だ!」
先日、DVDで見た。
妻「犯人は逃げたのか」小生「死んだに決まってる」
女はやはり男と感覚が違う!女は強い!
118 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/05(月) 16:17:15 ID:OXYNNbkt
エンディングにお経が流れるくらいだし、原作は読んでないが
樽見は死んだと思う。それも海中でヤエや竹部に足引っ張られて・・
ガクブル
しさし振りに見たんだが
・この左幸子のすばらしさっつうのはもうどうしたらいいもんか
・樽見になってからのミクニさんは演出の明らかなトーンダウンといきなりの関西弁も相まってどこか?
だが、八重を絞め殺す一瞬前にぐーっと抱き締めるんだよ!もうそこdふぇ号泣で
・ちょっこしネガポジ反転シーンを使い過ぎてネガ?
>>34 20年前には気付かなかったけどあそこは凄いねえ〜
120 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 10:37:05 ID:z6VYVT/W
オレはドラマ版のほうが良かった。
映画版は時間の制約もあるが、話が繋がってないような感想を持った。
121 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/11(日) 15:41:12 ID:dxQGLPvN
時間の流れからいったら映画のほうが短い(長いほうだけど)んだから
比べるのは無理がある。特に経営者となって成功した舞鶴での樽見は
ドラマのほうが描けたのは有利だし。
ドラマ版の樽見の妻三条泰子がいいな、ツンデレ的良妻。夫が階下で
ヤエを絞め殺したの死っててとぼけてるあたり能面のような冷たさで
山崎と互角。最後は毒入り弁当の差し入れで自分も自害。すごいよ。
樽見 「あんたも、貧乏なんやなぁ・・・」
123 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/03(土) 21:21:56 ID:/iiIu7+p
「飢餓海峡 それは日本の何処にでも見られる海峡である。
その底流に 我々は貧しい善意の人間の
どろどろとした 愛と憎しみの執念を 見ることが出来る。」
日本映画史上最高のナレーションである。
八名信夫がちょっと目立つ役で出てるな
125 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/19(木) 00:33:50 ID:zXYeMC8K
日本映画なんて馬鹿にしてたけど
これは中々良かった
126 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/17(木) 00:30:33 ID:z0nFu9Ay
これすんませんがのお、
爪がなして三國連太郎の爪だと分かったんだべや?
127 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/02(土) 22:33:24 ID:Xxsow1Wu
原作とどっちがいい?原作を超えてるなんて事ある?
超えているかどうかはしらんが、素晴らしい映画。
>>127 やはり原作かと
原作読んで映画見ると短か過ぎる感が強い
もう少し後半部に樽見の生い立ちを入れて欲しかったなあ
そうすりゃ「飢餓」海峡の意味も深まる
でも刑事の家族・犬飼・八重のまぐわい等
原作超えてる部分も十分あるので素晴らしい映画に違いはない
130 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/28(木) 03:09:23 ID:4rXldNB2
うれしいな、こんなスレがあるなんて。
左幸子が爪を大事にくるんでいるしーんがあったっけ。
時代劇がほとんどの内田吐夢のめずらしい現代劇だが、
間然とすることのない、長いのにちっとも長さを感じさせない傑作中の傑作。
なぜ、この監督の作品が外国で評判にならないのか、不思議だ。
TV版は見てないけど、原作も映画もいい
>>129の言うとおり、後半の展開は原作を知ってる方がより犯行動機が理解しやすいし、
真実も見える
原作にもアレレ?ってところはあるんだけど...
下北の森林鉄道、乗ってみたいなぁ
>>130 爪は、吐夢が「人間を感じさせるもので、身元が割れかねないもの」
というお題で鈴木尚之が考えたものらしい。鈴木尚之「私説内田吐夢伝」より
それから映画は設定を説明しすぎると退屈だから、
役者の風貌、演技、身なりでそれを感じさせる傾向がある。
三国連太郎はいかにも苦労してきた雰囲気がある。
これが山村聡じゃまずい。
三國連太郎はB出身と言ってるが捏造っぽい。
父親は実の父親と違うらしい。
ところで映画の撮影のロケを太地喜和子が見物に来てたらしい。
のちに昭和52年ごろ太地は飢餓海峡を舞台で演じてる。
左幸子はいいよね。「女中っ子」や「風船」でも彼女の魅力が楽しめる。
この人はインテリ男性に人気があるんだよ。
134 :
この子の名無しのお祝いに:2007/09/18(火) 12:55:15 ID:Pognx3j3
ageましょう。
昨晩数十年ぶりに飢餓海峡観ました。
1. 三国さんの京都弁、かの田宮二郎と声質といい雰囲気的にも近いものを感じた。
2. 被差別、暗い過去を背負う主人公は「砂の器」の原点?
3. 左幸子役の人生がせつな過ぎてやるせない気持になりました。
4. 藤田進カッケー、流石署長って感じ。
135 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/18(木) 21:24:21 ID:tJ1oztwR
内田吐夢はずっと昔から、過小評価されていると思う。
戦前にはとんでもない傑作があるときいているけど、フィルムがない。
「限りなき前進」とか「土」とか題名だけしか知らない。
戦後、日本に帰って東映で時代劇ばっかりを撮ったが、いずれもすごい。
なかに、ひょっこり現代劇があるけど、「たそがれ酒場」はいいとは、思わない。
それで、「飢餓海峡」が、ほとんど唯一の傑作の現代劇だと思う。
しかし、あまり、おおぜいのファンがいるとは、思えない。
136 :
この子の名無しのお祝いに:2007/10/18(木) 22:32:28 ID:7osaXd7M
若山・山崎・藤版「飢餓海峡」はリアルタイムでは毎週土曜10時放送。
当時9時からは田宮版「白い巨塔」も放送してた、えらく重厚な2時間だな。
フジテレビは今とは全然違って硬派な編成だったんだなぁ。
>135
そりゃ今は小津や溝口ほどには騒がれないけど過小評価ってことはないだろ。
全盛期の評価はむしろ過大ぎみといっていいような時期もあった。
138 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/19(月) 16:06:08 ID:ebmOJQ7W
最近南足柄市に10億円寄贈した婆さんもしかして・・・・
139 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/20(火) 16:19:29 ID:GxRaP6bv
藤田進が爪を見て、それは樽見の爪だと断定するところが
とても安っぽくなってるのが非常に残念。
実際の警察の捜査はもっと緻密なはずでしょ。
あと既出だけど、高倉健はほんとイラネ。
それ以外は神。
爪については
>>132を参照のこと。
後からの付け足しです。
しかしまあ科学調査は裏でやっていると考えればいいんではなのかな。
141 :
この子の名無しのお祝いに:2007/11/22(木) 14:52:34 ID:pJFTk9Qo
>>140 爪を小道具に使っていること自体はいいんです。
爪を用いたことで怨念的な要素が増幅しているわけですから、
むしろ効果的だったわけで。
>科学調査は裏でやっている
藤田進の演技にはそういうところを全く感じさせない
変にあっけらかんとしたものだったから残念だといっているんです。
藤田進自体が何か警察臭くないんですよね。
むしろミスキャストじゃないかと思うくらいです。
ウルトラ警備隊だからね。
科学を超越している。
これ白黒なのかー
いま原作読んでるんだけど、DVDのパッケージでカラーだと思ってた。
すこし落胆。まあよい。
144 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/05(火) 03:21:33 ID:EL+64B5Q
原作の飢餓海峡って雁の寺とどっちがいいの?
三国親子CMで共演。
佐藤浩一ってホントCMに弱いねw
146 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/16(土) 21:13:58 ID:1Ui6UcJU
葛城時子の家に来たパッとしない男は一体何者だったんだ?原作の話だけど。
伏線未回収ってヤツ?
けいよしゃこうせいじぎょうにさんぜんまんえんをきそう・・・
教育レベルを表現したんだろう
148 :
この子の名無しのお祝いに:2008/02/16(土) 23:08:41 ID:+v41jxuo
この映画が名作といわれるのは前半まで
三国を連行する際
列車内では手錠をしていたのに
船上では手錠をしてない
そこが不自然で「逃げるんだな」ってのか分かるのがね・・・
好きな映画だからこそ難癖つけちゃうのかもしれないけど
たしかに二度目以降に見ると突っ込みどころ満載ではあるね。
いい映画だけど
吐夢は勢いに任せるところがあるからね。
脚本直しも整合性がどうのこうのってではないようだ。> 鈴木さんの著書
152 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/19(土) 20:42:25 ID:/4yAI3vS
今日、池袋で初めて観た若者です。
砂の器とかなりダブるけど、雰囲気に圧倒されるまさしく名作。
153 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/19(土) 22:05:57 ID:adISZ08n
健さんどう見ても大根だろ。
154 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/20(日) 00:49:34 ID:ReQnhUmS
高倉健はよかったよ
ああいうキャラも新鮮だったし いつも不器用なわけないだろうしw
155 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/20(日) 00:55:03 ID:ReQnhUmS
たしかになんで左幸子を殺しちゃうんだろうなw
156 :
この子の名無しのお祝いに:2008/04/20(日) 02:50:35 ID:h4xVzg4d
この映画で改めて高倉健の大根ぶりがわかったな。
他の役者が上手いだけに余計そう感じる。
157 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/08(火) 15:58:41 ID:cAdKoNRP
高倉健に何が足りなかったと?
無難にこなしてたと思うが。
目立っちゃイケない役なわけだし。
高倉健=大根という名の利権
高倉に演技力を求めてる奴などおらん
160 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/10(木) 14:42:38 ID:x9ROCppx
映画はスターと役者がいる。高倉は前者。
どっちが欠けても映画は成り立たん。
161 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/10(木) 17:10:34 ID:FZ4st0gc
高倉はよかったよ
むしろ伴淳が最悪だった。全くやる気ねえだろ、あのジジイ。
これは酷い釣りw
164 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/10(木) 22:41:34 ID:2amEEV0j
目立っちゃいけない役なのに、
高倉みたいな存在感のある役者を
起用したのはミスキャストだったな。
165 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/10(木) 23:13:29 ID:F0pMBfiV
目立ってないと思うよ
伴、三國、左が目立ってる作品で
166 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/11(金) 00:22:29 ID:tVAHA/lP
安藤三男にもっと活躍してほしかった!
167 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/12(土) 17:54:16 ID:HPLlhe5b
犬飼を連行して取調室で刑事連中が、延々と自分たちの状況証拠からの推理を演説し、
「証拠はあるんですか?」と言われて爪を出してきたところ、まったく証拠になってないのが違和感があった。
そっからまた延々想像話を突き付けてくるわけだし。
あそこがもっと緻密だったら10点満点だなあ。
しかし映画は良かったが、音声がアフレコなので萎えたwwwwwww
昔の名画には多いよね。
同時録音の技術が乏しかったのかな・・・・
80年代ぐらいまではロケシーンは大概アフレコ
170 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/18(金) 03:37:10 ID:BF5ABgZg
トロッコを追いかけるときの三國さんの「待ってえや」って声が
この世のものとは思えない怖い声だ。
石川さゆりの曲になってるのを初めて知った。左幸子の気持ちで歌ってて、
爪をほっぺにチクチクしたりする。有り得ないw
天城越えの路線でやってみたのか?
172 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/18(金) 08:52:21 ID:6onR6tDf
>>171 「爪」のくだりは水上勉の原作にない、鈴木尚之のオリジナルなのに
堂々と歌詞に出てくる、ということでシナリオ作家協会が抗議して、
作詞家も認めて謝罪したのではなかったかな、たしか。
これだけは言える。
左幸子が清く貧しく美しく生きて「ない」ところが非常に良い!
ある種したたかに、綺麗ごとではなく生きて来た女がひたすら犬飼だけを思ってる所が
おらもう切ねぐで切ねぐで涙ぼとぼとーっと出たべっしゃ。
ここで泣かずば一体どごで泣ぐ?
174 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/21(月) 02:52:59 ID:GG12e+Rt
この作品は、内田吐夢のめずらしい現代劇で、もっとも認知度が高いのかなぁ。
名作だけど、「宮本武蔵」5部作とか「大菩薩峠」3部作は
とてもいい、と思うけど、見ている人も少ないし、だいいち見る手段がない。
飢餓海峡とちがって、時代劇にはリアリティを追求したというよりも、
ものすごい様式美を重んじたひとだということがわかる。
「花の吉原・百人切り」なんか、ストーリーさえどうでもよくて、
桜が舞い散るところをひたすら、刀を振り回して、つぎつぎときってゆく画面が
とりたくて、作ったとしか思えない。
海外でも、ついぞ内田監督の名前を口にする映画ファンはほとんどいない。
>だいいち見る手段がない。
?
連太郎が警察に捕まるまでの展開はとても面白かった。
177 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/21(月) 14:16:28 ID:yDgpRh7L
三国の鬼気迫る演技がいつまでも印象に残ってる。
わしも連れていってつかあさい、わしゃ、あそこのことをよーくしってまんのや、
つれていtってつああさい、犬飼はぁん!
自白をはじめた三國氏の演技は何故かどこか笑えてしまう事を告白しておかねばなるまい。
179 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/21(月) 19:46:00 ID:rA8cxWMT
最後、三国が豪快なクロールで遠ざかっていくシーンにはワロタwww
左幸子は美人じゃないが
この映画では凄くチャーミングだな
昭和38〜40年あたりは左の全盛期
やっぱこの作品いいな。
10年間おびえ続けてきた三国の気持ちもわかる。
左の切ない気持ちもよくわかるが
最後にちょっとしつこすぎたきらいもあるな。
184 :
この子の名無しのお祝いに:2008/07/24(木) 21:12:14 ID:Bj21eVyK
内田吐夢は「人生劇場 飛車角と吉良常」もよかったな。泣けた。
松方弘樹があんないい役者だとは思わなんだ。
戦前の「土」や「限りなき前進」も公開当初のバージョンではかなり凄かったらしいね。
186 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/02(土) 18:05:47 ID:FOPKpGVZ
左幸子がカワイソス
なんて声が多いが全然そうは思わん
連れ込み宿んとこから、ヤバいメンヘル臭がプンプンしてるし
つめでチクチクなんてこまわり君並の変態w
西条くんなら「ええかげんにせんか」ってふんづけてるぞ
あげく空気読まずに「犬飼さんだ犬飼さんだ、あひゃひゃひゃひゃ」って
三国じゃなくてもブチ殺すわ、あれじゃw
187 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/03(日) 01:58:59 ID:BOqBOi40
富田勲の音楽が怖すぎるな。
つーか、あの当時に富田を起用するなんて斬新なアイデア出したのは誰なんだ?
大川プロデューサーか?
まさか内田監督ではあるまい。
餓鬼海峡かとおもた
目撃したために殺されてしまった書生が一番気の毒
191 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/05(火) 01:02:40 ID:D6/Nbsg9
そうそうw
見たな〜、っておまえはお化けかw
つまんね
日本映画チャンネルで初めて見たけど、期待したほど面白くなかった。
ワクワクしたのは前半の1時間だけだったなあ。
三國が左幸子と出会ってから、少しだれますね。
東京の飲み屋や赤線で働いてた下りはもう少しすっきりと出来たような気がする。
後半は、三國が犯人だと断定できる重要な証拠がないし(爪だけじゃだめでしょう)、
ラストシーンもそんなにいいかなあ。
役者さんはいい人ばっかりなんだけどねえ。
映画に写ってる風俗が興味深かった。
オンリーとか客引きしてる様子とか。
195 :
この子の名無しのお祝いに:2008/08/13(水) 03:37:13 ID:23NyTIdi
ワキガ海峡
つまんね
197 :
この子の名無しのお祝いに:2008/09/04(木) 04:32:32 ID:wLGzoYVe
サスペンス物は今見たらちゃちいな
黒澤の刑事物とかも
198 :
この子の名無しのお祝いに:2008/09/04(木) 17:17:38 ID:Woj8bMJY
サスペンスてより人間の業の恐さだよな、この映画の魅力は。
喜劇人がシリアスな演技するのは嫌いだが、このバンジュンは好きだ。
199 :
この子の名無しのお祝いに:2008/09/04(木) 21:15:50 ID:SAnr8y/0
バンジュンはこの映画では全く精彩がなかった。
貧乏刑事〜看守に精彩がある方がおかしい
タイタニックと同じ技術で
青函連絡船洞爺丸の映画を作るとなると、
やはり、遺族のことを配慮しなければならないな。
その前に、映画を製作する予算がないし、
日本にはタイタニックを撮影できるだけの
撮影所もない。
日本でタイタニックを撮影する理由もない。
というか、洞爺丸フェチの映画人がいない。
204 :
この子の名無しのお祝いに:2008/09/12(金) 19:25:52 ID:vU+rUAOT
この映画、正直、砂の器と比べると長すぎてダレてきたし、
クライマックスのうねりも、砂の器の方がよく出来てるなと思ってたんだが、
最後の犯人が飛び込んだ後に海を走る船の映像と、ご詠歌にやられた。
映像と音楽の融合度って点で、俺の中ではあれが全映画の中でナンバー1
砂の器の「宿命」と親子放浪シーンの組み合わせもいいが、あれを上回る。
ラストで3時間の疲労も、全部吹っ飛んだ。
205 :
この子の名無しのお祝いに:2008/09/12(金) 21:04:55 ID:vTK+Bxpg
へぇ。
「砂の器」の方ががよく出来てるなと思って見てた人もいるんだ。
最初から最後まで比較するのもおかしいほど出来ばえの差は
歴然としていると思うが…
まぁ感じ方は人それぞれではあるけど。
「砂の器」は、森田健作のセリフ廻しのあまりの「見事さ」に、
映画館内が爆笑の渦だったのを思い出す。
数多くの映画を見てきたが、こういう緊迫したストーリー展開の
映画で、主演級俳優のシリアスな演技で失笑が起きたのは、
この映画の他には経験していない。
206 :
↑:2008/09/12(金) 23:14:11 ID:792zYnLz
バ〜カ
建作が下手なのは、他を引き立てる為。釣りって事よ。
オレも飢餓海峡の方が上だと思うが、砂の器の評価基準に
森田の駄目さを持ち出すはちょっと公平じゃないと思う。
そもそも森田、アレはただのパシリ役じゃん。
パシリ役のごときの演技で評価を下げるのもな。
いや。森田だけじゃない。
三國vs加藤、左vs島田、伴vs丹波。
主要な俳優を比較しても演技力に差がありすぎ。
「砂の器」のクライマックスでの丹波の「演説」は
妙に芝居がかっていて興醒め至極。
ラストの字幕は余計で、どうも感動の押し売りという
印象が強すぎて辟易した。
といって「砂の器」が駄作というわけではないが、
「飢餓海峡」と比較するほどの作品ではないと思う。
つーか砂の器ヲタはこっちのスレ荒らすなよ。
自分とこのスレが三木祭りになってまともな書き込みできないからってよw
時々「砂の器」と「人間の条件」がごっちゃになる事ってありませんか。
>>208 あーはいはい、分かりました。
俺もその意見には賛同だw
>>209 砂の器オタって誰の事だそりゃ。
いもしない奴を敵視してどうする。
伴淳三郎の演技は、お見事の一語に尽きる。
本当に素晴らしい。
彼の演技が、どれほどこの映画に深みと重みをもたらしているか
計り知れないほど。
喜劇俳優としての彼しか知らなかった自分にとって、
飢餓海峡の伴淳は衝撃的だった。
伴淳は吐夢からだいぶしぼられたらしいが、監督が最初から
伴淳のシリアス演技力を買っていたとしてら凄いことだと思う。
213 :
この子の名無しのお祝いに:2008/10/01(水) 15:18:59 ID:WH7SGh8q
ドラマ版で三条泰子が脱いでいるのは何話かご存知ありませんか?
214 :
この子の名無しのお祝いに:2008/10/04(土) 20:16:55 ID:DUb0BsFE
「砂の器」なんかどうでもいいけど、
この映画って終盤、フェリーニの「道」が少し入ってるよね。
自分が殺したのが少し頭はおかしいけど純粋無垢な女だったってことを知って、
愕然として自責の念にかられるあたり。
三國がアンソニー・クインに見えたよ。
太吉はザンパノよりは性格はいいと思うが、
ザンパノはキ印は殺したがジェルソミナを
直接殺してはないしなぁ…
まぁ五分五分かな。
216 :
この子の名無しのお祝いに:2008/10/17(金) 05:50:57 ID:r47psyAZ
この映画、役者に対しての知識が一切なければ、昭和30年、いや、25年の映画って
言われても信じてしまいそうだ。
扱ってる時代が戦後まもなくだから古くみえるってのもあるが、さすがに昭和40年
ぐらいになると、ここまで沈鬱なムードの重厚な白黒映画は少なくなってきていたし、
駅前シリーズや無責任シリーズよりも後で、なおかつウルトラQと同年とはとても思えん。
いや、これらを引き合いに出すのもなんだけどw
やっぱり監督が、戦前から活躍してた老巨匠ってのが関係あるのかな。
ザンパノはジェルソミーナを結局見殺しにした。
子猫、子犬のように。
そのシーンをフェリー二は描かない。
後年、うらぶれたザンパノは聞く。
女が歌ってみせる。
その子、飢え死にしたみたいよ。女は答える。
号泣するザンパノ
218 :
この子の名無しのお祝いに:2008/10/18(土) 01:36:00 ID:8Ir+l7iH
>>216 それはけっして君の気のせいではないのだ。
映画のオープニングに「東映W106方式」ってクレジットが出てくるでしょ?
あれは16ミリでわざわざ撮って、それを35ミリに引き伸ばす方式のことなのだ。
その結果どうなるかというと、粒子の粗い画像になって、
恐ろしく荒涼とした雰囲気が漂うことになる。
つまりあの雰囲気は意図的に十分計算されてなされたことであって、
そうした技術面の独創性という点でもは日本映画史上空前絶後の作品なのである。
頑張って終戦直後の、油膜ギラギラな腐臭に爛れた雰囲気(by辻真先)を、
出そうとはしてるけど、でも、ところどころ新しさが出ちゃってる所もあるな。
「酔いどれ天使」「野良犬」あたりの、本当にその時期に撮られた映画と比べると、
やっぱり同じ古いモノクロ映画でも、こっちの方が小奇麗だと思う。
フィルムの劣化度の違いもあるかもしれんが。
106の由来は吐夢からというのは本当?
そういや「東映W106方式」という大袈裟な
ネーミングの割には、この映画以外で
聞いたことがないなぁ…
ラスト、初見の時は本当にビックリした。
観直してみたら、誰かがちゃんと海に飛び込んでて、改めてビックリ
あれ、マネキンじゃなかったの?
>>222 あれは「何かを落とした」感じではない。
誰かが飛び込んでる
地味にいいシーンがけっこうある。
八重の父親といっしょに舞鶴に来た女郎屋のおやじが、
それまでとはまったく違う印象で、八重は心中なんかしないと語るシーン。
健さんに乞われて舞鶴まで赴くことになった老いた父をなじりつつも、
結局、なけなしのお札を弟に持って行かせる兄。
既出だけど、藤田進の署長もいいな。
東宝特撮や「ウルトラセブン」じゃ「棒読みのおっさん」なんだけど、
その無骨さが、ここではいい方に出ている。
225 :
この子の名無しのお祝いに:2008/10/21(火) 20:04:41 ID:BltzfbHn
最初の公開時にはかなりカットされてて上映時間そんなに長くなかったんだよね?
どの辺がカットされてたんだろ?
完全版でのリバイバルが大ヒットしたのが1975年。
もしかしたら前年の「砂の器」に触発されて、
先駆的作品として再評価されることになったのかな。
226 :
この子の名無しのお祝いに:2008/10/21(火) 21:06:21 ID:4rY1Hyaf
>>225 八重の東京での10年間じゃないの。
弓坂が東京に来たところとかも。
極端な話、八重が犬飼と別れた後、いきなり10年経って、
新聞の写真を発見するシーンになっても、繋がらないことはない。
それより吐夢が最初に繋げた
初号試写3時間12分を見たい
切られた9分間は
犬飼の生家の描写とかだったのだろうか
東映東京の倉庫の中には今も切られた映像と音ネガが
残されているのだろうか・・・
いくら昔の人&老け顔とはいえ、加藤嘉が当時52歳って信じられないんだけど、
あれは老けメイクをしてるの?
ついでに女郎屋の主人(三井弘次)の方が、加藤より3歳年上ってのも驚き。
加藤75 三井60くらいに見える。
三井が実年齢55歳ってのはまあ納得いくけど。
230 :
この子の名無しのお祝いに:2008/10/23(木) 05:20:44 ID:1CKgGpmk
内田吐夢というと、時代劇の監督のイメージがつきまとい、
彼の現代劇で、見たのは「たそがれ酒場」というどうにもならない映画だったが、
「飢餓海峡」には、心底びっくりした。
こんな傑作はない、とおもって、2,3日この映画にとりつかれたようになった。
ときとしてわざと画面の粒子をあらくした映像技術もさることながら、
左幸子の恋人の爪をずっととっておいて、いとしそうに触っている場面など、
正直、泣くしかなかった。
しかし、現代劇はこれがぽくにとっては、最高至高の作品で、その後はまた
時代劇にもどった。遺作の宮本武蔵も、佳作だったとおもう。
それにしても残念なのが、小津とくらべて、戦前の作品が散逸していること。
「大いなる前進」なんて、題名しかきいたことがない。
海外でも、小津、黒沢に比べると、ぱっとしない。
ただし、「飢餓海峡」はかなりのファンがフランスにいるようだ。
231 :
この子の名無しのお祝いに:2008/10/23(木) 13:27:38 ID:bbFcfIZ5
左幸子ってもう立派な大人の女という設定だけど、
なんで父親の加藤嘉と一緒に風呂入ってるの?
田舎の公衆浴場なんてそんなもん。
内田吐夢はそういうの好きだよ。「土」でも隠れ設定でそういうのあるらしいし。
>犬飼さんだぁ〜犬飼さんだ犬飼さんだぁー
>ウヒャヒャヒャ犬飼さんだくぁwせdrftgyふじこlp
ワラタ
2chに書き込むために一所懸命見たのな。カクイー
236 :
この子の名無しのお祝いに:2008/11/01(土) 03:22:52 ID:vKojy2rI
「ハワイ珍道中」見た後に、この映画の伴淳見ると効くわ〜w
238 :
この子の名無しのお祝いに:2008/11/23(日) 03:41:52 ID:cmRqx4IC
アジャパー天国 伴淳
文芸座に三國連太郎来るな。
240 :
この子の名無しのお祝いに:2008/12/18(木) 23:37:47 ID:ltjlXBbY
で、誰か文芸座行った?
文芸座行ったよ
生三國連太郎はカッコいいわ
トークはなにか目新しいこといっていたかなぁ
三國連太郎のイメージを崩すようなことは言っていなかったかな
ラストの飛び降りは巻き込まれないようにスクリューをとめて
ガチで飛び降りさせられたといっていたくらいか
あれ、本当に飛んだんだ・・・
そういや原作には「その身体はスクリューに巻き込まれ粉々になったであろう」とか
ご丁寧に書かれてたな。
244 :
この子の名無しのお祝いに:2008/12/21(日) 15:54:55 ID:O14Yupuv
あれ、高さどのくらいだったんだろうな。8〜10メートルくらい?
下の海も、あれ、本当に津軽海峡でロケしたの?
もしそうなら季節によっては死ぬな・・・
241ですが、トークでは三國と人形が一回づつ飛び降りたようです
着水する瞬間のやつはもちろん人形ですね
こっそり録音していたのでちょっと書いてみる
三國は現場で飛び降りろと命じられたとき「嫌だから監督が飛び降りろ」と返したら「馬鹿」と怒られた
乱暴だなぁと思ったが、泳ぎは達者の方だと思っていたから、遠くに飛び込めば大丈夫だろうとやった
東映から反対されたが、吐夢が三國以外だったら撮らない、といってくれたから出演できた
左を殺した技はサバオリ。残酷に見えない殺し方、らしい。
左との出会いのシーンでおむすびを食べたが、撮影では16個くらいでかいおむすびを食べさせられた
僕も大食漢だけどこのシーンの撮影はつらかった、とのこと
刑事からの追求をとぼけ通すのは自分の戦後体験が演技として生きた
吐夢から「一億人の映画ファンに対してそれでいいのか」と皮肉を言われ高倉健がしごかれた
脚本の鈴木は200枚くらい原稿書いていたが、吐夢の目の前で破かれて、書き直した
三國が戦地から帰ってきてはじめて見た映画が「羅生門」
246 :
この子の名無しのお祝いに:2008/12/21(日) 18:33:24 ID:naxvpw9H
三國はああいう性格だから
嘘や誇張も入ってるような気もする。
>>245 メチャクチャおもろー
吐夢は三国に惚れ込んでたんだネー
三国が後年「襤褸の旗」を撮ったのは
吐夢との出会いがあったからだろうなあー
前に新聞の三國さんインタビューで「宮本武蔵」沢庵の役作りで、
頭が青くならないように撮入半年前からスキンヘッドにして頭日焼けしてたって。
それでも現場で吐夢さんと大喧嘩して途中降板・・・(ラスト2作で復帰)
249 :
この子の名無しのお祝いに:2008/12/24(水) 21:06:52 ID:7ycV/Lrq
>>245 >高倉健がしごかれた
やっぱどうしようもない大根だったんだなw
>>245 >残酷に見えない殺し方
左さん、苦しまずにむしろ幸せそうに死んでいったよね
そこがスゴイ印象に残っている
しかしトークで、飢餓海峡についてこんなに語ってくれるとは、
よっぽど印象に残っていたのか。
それとも他の作品についても結構語ってたの?
他に代表作って浮かばない。本日休診か王将くらい?
釣りバカ日誌に決まってらぁ
254 :
この子の名無しのお祝いに:2008/12/31(水) 15:02:59 ID:mVuSDKt6
>>251 「飢餓海峡」の上映で来たんだから当たり前だろーが。
三國の代表作が「飢餓海峡」の他は釣りバカぐらいとか、おまえらアホか。
文芸座とトークとしか書いてないから、飢餓海峡の上映なんて知らんかったよ。
一年おさめの日までカリカリしなさんなや。
疑わしきは罰せよという法システムが生んだ悲劇ですね。
犬飼多吉は杉戸八重に札束やったけど
あれいくらぐらいあげたのすか?
今の金で300万くらいか
259 :
この子の名無しのお祝いに:2009/01/15(木) 10:05:01 ID:OeUh6vtG
>>258 一万円札の発行は昭和33年。
だから、渡した札束は千円札か百円札。
そんなに大金じゃないだろう。
犬飼と八重が出会った鉄道って何線ですか?
林鉄ファンにとって興味深いシーンは、ほんのわずかですが、
協三製4.8tDL?の走行シーン、エンジン音、タイホン、簡易客車内での走行中のシーンなどは、
実際に搭乗している雰囲気を味わえます。
この間、初めて原作を読んだんだが(水上勉の小説読むのもこれが初めて)、
映画があれだったので、もっと情念ドロドロの描写を予想してたんだが、
案外、淡々とした文体だったんで意外だった。
ストーリーは小説の方が分かりやすいし、さすがにいろいろ詳しかったが
やっぱりイタコや、あのエフェクト、さば折り殺しなんかの、映画オリジナルの
インパクトを知ってると、もの足りない印象が。
なにより映画は、三國のキャラづくりが凄かったんだなと。
264 :
この子の名無しのお祝いに:2009/01/18(日) 19:29:19 ID:x4pccIam
洞爺丸沈没事故の時に実際に身元不明の遺体が2体あって、
それにヒントを得て水上をこの小説を書いたんじゃなかったっけ?
あれほどおにぎりを美味しそうに食べる俳優は他に
座頭市の勝新太郎だけだと思った。
>>245 遅レスだが、鈴木尚之が200枚書いたのに、トムにその場で破られたってのは嘘だろう。
鈴木本人が、全部書いて持っていったら、その場では「いいんじゃないか」って言われたが、
あとで酒の席で酔っ払ったトムが「お前、あんなホンでいいと思ってんのか?
あんなのダメだ!」って本音をぶつけてきたので、書き直したって
「私説・内田吐夢伝」に書いてた。
その際、「どこがダメなんですか?」って聞いたら「そんなの自分で考えろ!
おまえホン屋だろ!」って言われたとかw
でも三國に海に飛び込ませたってのは、その本にも書いてあったので、
本当のようだ。
267 :
この子の名無しのお祝いに:2009/01/24(土) 17:13:11 ID:q+d+qbph
>>38 そうそう、朝からやってた。最初は何気に見てたのに
すぐに引き込まれて、終った後は呆然としている自分がいた・・・。
しかも自分の地元の舞鶴だし。
268 :
この子の名無しのお祝いに:2009/01/29(木) 00:02:10 ID:QU+Pjcjy
>>267 NHKで祝日に限って連続テレビ小説(いわゆる朝ドラ)が終わった
直後の朝8時半から邦画の名作を放送してたときが一時期あったね
ドラマ版がビデオ出てるみたいだが、レンタル店で見たことがない。
映画に負けないくらい名作らしいんだが・・・。
270 :
この子の名無しのお祝いに:2009/01/29(木) 06:29:16 ID:JJEO+ONo
>>269 うちの地元(けっこう田舎)のTUTAYAにはあったよ。
>>269 浦山と恩地のヤツね
若山の演技は臭いけど傑作だよ
三国って召集逃れか・・・ちょっとショック
樽見京一郎の妻はなんで足をビッコひいてんの?
満州からの引き揚げ者だけど
戦時中か混乱期に銃弾あたったかケガしたんじゃない?
樽見自身の贖罪の象徴だよ
風見章子のびっこは
東京に出てきて、やりたくない客引きやってる
杉戸八重の割烹着姿。
当時、ああいう女って東京の夜の街に沢山いたな。
昭和32年。
売春防止法施行前年の赤線の姿もよく描いてくれた。
杉戸八重みたいな男好きで、無防備で世話好きな女っているよね。
親指の爪に話し掛ける八重を演じる左幸子にもそういふところがあんたべか
いやはや名優だなや。
278 :
この子の名無しのお祝いに:2009/02/22(日) 02:47:28 ID:WPSs0Y7z
犬飼さんだぁ〜アヒャヒャヒャ〜のシーン、雷が光る演出が狂気を
増幅してて良かったです。
三国が留置場で灰をバンバンは原作にないオリジナルだが、三国の名演の
賜物ですな。
三国さん、確かに凄い
もちろん先に観たからだけど、マルサの女2を思い出してしまった。
映画としての評価は知らないが、あれも三国連太郎のオーラがほとばしってた。
伊丹監督は樽見京一郎のあの感じを欲しがってたんじゃないかな。
281 :
この子の名無しのお祝いに:2009/03/07(土) 20:47:57 ID:GB+JSFqk
ラストシーンは本当に飛び込んだらしいね。それ聞いて驚いた。
ところで、佐藤浩市がデビュー作の「デスパウダー」では犬飼多吉という芸名だったことについては、
どう考えれば良いのだろう。
数年前に和解するまで、父親とは犬猿の仲だったらしいのに。
283 :
この子の名無しのお祝いに:2009/03/08(日) 00:36:43 ID:RjnxyPqg
数年前ってことはないだろう。
20年以上前の「人間の約束」で共演してるのに。
必要最低限のこと以外は口をきかなかったらしいよ。
一人暮らしするより以前に、家庭内でどんなことがあったのか知らないが。
285 :
282:2009/03/08(日) 04:10:12 ID:vz6tUlrP
286 :
この子の名無しのお祝いに:2009/05/26(火) 22:24:30 ID:0Ra1wOFw
板橋で飢餓海峡殺人事件起こったね。
タンス預金の資産家強殺で放火。
287 :
この子の名無しのお祝いに:2009/06/08(月) 13:08:05 ID:JPPvAQUh
久々にDVDで見た。名作だと思う。同じく名作の「砂の器」と根本の部分
が似ているんだが。(当時は、問題になんなかったのかね)犯罪によって名声を得た
主人公の元に、過去を知る人間が来て・・殺してしまうという。まあ、「砂の器」
が好きなんだけど、人間の魅力では樽見京一郎かな。
ところで、感激して久々に原作読んだんだけど、あの刑事より先に親戚だと名乗って
八重を嗅ぎまわっていた男(刑事は、樽見が監視させていたというが、そういう事実はない)
って、誰だったの?単に、俺が気付かなかっただけかなあ・・。あれだけ頻繁にでてきたのに、
最後の刑事の謎解き、それを受けての樽見の自供シーンには書いてないみたいなんだけど。
伏線未回収ですね
公開されたのは完全版じゃなかったって聞いたことあるけど?
部分的にカットされてしまったんじゃないかな。
バンジュンも今年生誕100年だっけ?
「何も悪いことした金やあらへん、闇で儲けた金や…」
291 :
道徳 ◆0M5mKYppic :2009/10/13(火) 12:23:13 ID:WKyiOfSB
面白かった、ただ犬飼を追究するところでなぜ仲間の二人の額の傷のところを出さなかった
のか不明???
しかしこのスレ5年前からあるんだね
左幸子が役にハマりすぎ。美人じゃないとこがらしくてよい。
八重の存在がこの映画を名作にしてる。
健さんはなんか嫌な刑事に思えた。
293 :
この子の名無しのお祝いに:2009/10/27(火) 17:08:17 ID:SKXXs3g9
健さんはそういう役柄なんだからそれでいいんだよ
294 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/08(日) 02:15:39 ID:F0lCUXsP
TV板(飢餓)の多岐川すげ鼻血もんだ。
295 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/08(日) 04:55:29 ID:trqyGR98
TV版でイマヘイが藤真理子を無理矢理脱がせたんだっけ?
テレビ版とひとくちにいっても3本もある訳だが。
297 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/10(火) 19:59:53 ID:KmavwD38
そういや、これもどこかの局がまた再ドラマ化やりそう気がするな。
298 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/18(水) 11:01:38 ID:s3QNLhsa
いまWOWOWでやってる
若山版は78年なのに、おっそろしく貧乏臭い画面づくりだった。
カラーでも68年製作くらいに見える。
あまりに古臭いんで、長谷川初範が出演してるのが不自然なくらい。
でもそれが飢餓海峡の世界にハマってる。
300 :
この子の名無しのお祝いに:2009/11/18(水) 20:43:16 ID:ljkxQ8p7
あの三国さんが、青函連絡船から飛び込むシーンはどうみても、CGだよな。
というのも、本当に船から飛び込んだら100%助からないよ。
あぁ、その通りだ。
この頃のコンピュータは真空管式とリレー式だったから、あの短いシーン計算させるためだけに、
日本中のコンピュータを総動員しても2年かかったんだぜ、当時はたいそう話題になったモンだ。
あの海が、本当に津軽海峡で撮影したのかが気になるんだが。
303 :
道徳 ◆0M5mKYppic :2009/11/20(金) 12:14:39 ID:lcUUqXrW
多分違うんじゃないですかね、白黒映像だから、海の色がさらに不気味だ
304 :
道徳 ◆0M5mKYppic :2009/11/20(金) 12:18:37 ID:lcUUqXrW
>>95 なんかわろタ。
犬飼さんに殺されるときの気の狂ったようなシーンが凄いね
爪で遊ぶところとか
爪が犯罪を断定するための証拠たりえないものである以上、三國は世俗的な意味での破滅を悲観して
身を投げたのではないとおもう。
しかし、それでもあの爪は極めて重要だとおもわれ。三國はあれを見ていったい何を思ったか?
人間の神秘に関わる部分なのでうまく言い当てることはできんけど、少なくとも贖罪意識なんかじゃないな。
なんつーか、もっと不可解な、それでいて脳天をガツンとやられたような感覚に囚われたはず。
生き続けることの途方も無いむなしさに襲われる一方で、あーして生きてあーして死んだ、
いうなればアヒャヒャな、左のことが、ことのほか羨ましく思えて仕方がなくなったのだろう。
(死に際しての左の笑顔の意味はここにある。映画史における最も幸福な女の一人に数えても良いくらいだ。)
三國は、だから、ある種の憧れから左と同じところに無性に行きたくなったんだよ。
306 :
この子の名無しのお祝いに:2010/01/02(土) 19:48:37 ID:WnKRtX4X
今日「さんまのまんま」の新春スペシャルに三國出てたが、
例のシーンで左幸子のパンツ本気で脱がそうとしてたことを西田敏行に思いっきりバラされてたな。
307 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/22(月) 17:06:56 ID:naEeJh4S
若山版のドラマが運良くレンタル店にあって観れたんだが、
こっちもすごくいいね。
映画と甲乙つけがたい。
すでに78年なのに、映画版に匹敵するくらい、戦後のドロドロした
混沌が活写されてると思う。
長谷川初範が出てるのが、かえって違和感があるくらいだった。
308 :
この子の名無しのお祝いに:2010/02/22(月) 17:19:52 ID:naEeJh4S
ちょっと上みたら、
>>299も同じこと言ってるw
やっぱ、あの制作年のわりには重厚な画面に、
ウルトラマン先生は違和感あるんだなあ。
もう彼は「現代の役者」さんって感じだし。
若山のテレビ版が映画版に匹敵するという感想が
信じられん。
雲泥の差だよ。
若山は健闘しているが、映画の伴淳には及ばない。
ただ最も大きな差は杉戸八重の役者。
映画版の左幸子と比較しては可哀相だが、
はっきりいってテレビ版の女優さんは学芸会レベル。
演出もなにかダラダラしていてしまりがない。
比較にならないほどの差があると思うが。
310 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/11(木) 03:44:13 ID:212zeCOq
この映画の伴淳って彼の良さが全く出てないね。
監督が彼をかなりしごいたって聞いたけど、
それで萎縮しちゃって精彩を欠いてしまったんだろうな。
>310
こういう作品で見せられる伴淳の良さって何?
今までとは違う面を出すためにしごいたんだと思うけど。
312 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/11(木) 23:21:18 ID:212zeCOq
だからあの役は彼には合ってないってことだよ。
まあキャスティングミスだろう。
別にミスキャストじゃないよ。渋い演技じゃないか。
監督が狙った通りでしょ。
伴淳は、この映画で始めてシリアスな役で賞を貰って、
大変感激して、内田監督のことを「先生」と呼んでいた。
撮影中はしぼられて愚痴っていたけれど。
一般的には伴淳の持ち味をいかした上で、
新境地を拓いたいい配役と考えられている。
>>312がそういう感想を持つのは個人、感性の自由なので構わないが。
315 :
道徳 ◆0M5mKYppic :2010/03/12(金) 12:16:41 ID:C4FX71Z9
左幸子はもっと評価されるべきだ。
316 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/13(土) 05:12:34 ID:9QzgVj9L
>>312 俺もこの映画の伴淳って嫌いだね。
伸び伸び演技してないし、単なるしょぼくれたジジイになってる。
しょぼくれたジジイを演じているわけだから、しょぼくれているのは当然だ。
ラストだけ鞍馬天狗のカッコしてたら笑えるな。
犬飼が海に飛び込んだら驚いて「アジャパー!」と叫ぶのが、いちばんありそうなオチだと思うが。
320 :
この子の名無しのお祝いに:2010/03/14(日) 10:31:38 ID:3puEQ7tl
糞わろたwww
321 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/23(水) 16:28:11 ID:/bh4aQOT
>>309みたいな他作品誉める話題を叩かずにはおけない信者は若い奴に多いのだが、還暦過ぎにもいるんだなあ
伴淳に関してはあのみすぼらしいヨレヨレが執念を燃やす老刑事の姿に見えて
この上ない適役だし、それが結果的に薄幸ながらも逞しい生気を放つ八重との対比になる。
したがって
>>309のいう事も分からんではない。
なんたって捜査打ち切りの悔しさでトンボを切る和歌山刑事は元気が良すぎる。
これでは対比が成り立たず八重がただの不幸な女に見えてしまう。
庶民、貧乏人はただ不幸だね、というありきたりな物語になってしまう。
ドラマ版はその類型から逃れられなかった。かように思います。
※鰐淵晴子はエロかった。
○思い入れがある方を面白いと感じる
○先に観た作品の方に思い入れを持つ
○先に観た作品のキャストこそ最高
無意味な比較は意味なし
その通り。俺はテレビのほうがずっと良かった。
再度ドラマ化するほど有名にしたのは映画の方。
映画の方は評価が確立している。
326 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/24(木) 18:11:00 ID:Cx8p2yHj
結局自分が好きな作品が一番なんだから、子供みたいなことはやめようぜ
327 :
この子の名無しのお祝いに:2010/06/26(土) 01:14:40 ID:CWt3wG+2
「飢餓海峡」をみて邦画にも凄みのある映画があると思った。
ひと言でいえば「混沌の映画」。
飢餓と混乱の敗戦直後という時代を、犬飼の犯罪をとおして描いた傑作。
くれぐれも「砂の器」などと比較してはいけない。
328 :
322:2010/06/26(土) 16:32:18 ID:DLupvpU8
>>326 それはその通り。しかし一言言いたいのもムベなるかなと。
浦山さんは八重のその後より刑事と犬飼、その妻の側を描く事に比重を置いた訳だが
その結果八重の印象が薄れたと。
一種の退廃したブルジョア批判になってしまってるんじゃないか。
329 :
この子の名無しのお祝いに:2010/07/19(月) 20:47:14 ID:YeaBKx0n
330 :
この子の名無しのお祝いに:2010/07/20(火) 08:49:49 ID:Anu1RNH1
だれか、もう書き込んでいるかも知れないが、
最後のほうだと思ったが、伴淳が船から海へ投身するシーンがあったろ?
あのとき、ああ〜と驚いたな。
この映画の伴淳は渋くて良かったな。
アジャ・パーって知ってるヤツも少なくなったろうな。
ハハハハ ハハハハ
伴淳じゃなく若山がトンボを切って飛び込むんだろ。
333 :
この子の名無しのお祝いに:2010/07/21(水) 07:36:36 ID:tNZ19znQ
そうだった。ああ〜と叫んだのは伴淳だった。
突然海に身を投じる伴淳
犬飼「え゛?」
エンドロール
完
突然海に身を投じる健さん
犬飼「え゛?」
エンドロール
完
336 :
この子の名無しのお祝いに:2010/07/22(木) 09:31:24 ID:v9KI2vdU
ショパンも落ちた〜
そもそも、この映画にエンド・ロールはないんだが。
338 :
この子の名無しのお祝いに:2010/07/25(日) 09:06:49 ID:GLG6u3DI
山崎努の蓮根池のシーンとか演説シーンが印象残ってる
このシーンは映画もありますかね
すぐ隣に釣りバカスレがあると微妙な気分になるな…
340 :
この子の名無しのお祝いに:2010/08/18(水) 00:14:04 ID:ONUfd7Iu
山崎さんのやつレンタルされてる
三國版だけ観たことあります
どろぼうが後に名士になってって、なんかジャンバルジャン物語みたいなとこありますね。
三國が、尋ねてきたオナゴを殺す動機がよくわかりませんでした。
ゆすられるとでも思ったのかな。
この映画ちょいと話題に出たことがあって、「これって松本清張だっけか?」と言い出したのがいた。
そのときは「そうだったかなそうかも」で終わってしまったのだが・・・清張ではなかったw
342 :
この子の名無しのお祝いに:2010/08/18(水) 20:55:11 ID:6xInLvJW
左幸子はオナヌしてるのか?
343 :
道徳 ◆0M5mKYppic :2010/08/19(木) 11:55:27 ID:FftGWpRO
犬飼さんの爪でしてるじゃん
344 :
この子の名無しのお祝いに:2010/08/20(金) 13:56:54 ID:iROydIb4
左幸子は、この映画のほか「にっぽん昆虫記」「幕末太陽傳」「真昼の暗黒」といった
日本映画史に残る傑作、名作で主演もしくは重要な役どころを演じているのに
大女優といわれない
若尾文子と対照的だ
若尾文子は当時を知らなくても美人だが
左幸子は当時を知らなきゃブスだからな
いま東映チャンネルでやっているね。
ガキ海峡
プッ
舞鶴がひとつのポイントになってるが、『炎上』という三島由紀夫原作の
金閣寺放火の映画も主人公は舞鶴のうらぶれた寒村の出身。
裏日本にイメージがなにか共通してる。
349 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/03(日) 02:02:09 ID:Y9mbuvlV
この映画、室田日出男が何処に出ているのかいまだにわからん。
左幸子は当時も美人には見えない
年取ってからはその辺のおばさんよりブスだった
351 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/05(火) 21:12:42 ID:pbn/lOOu
日本映画五指に入る大傑作
人が ふと気まぐれにかけた情けによって
追い詰められ、情けによって破滅させられ
るという 日本人にしか書けないであろう
脚本。
若いとき 名画座で見て打ちのめされたの
は良い思いで。
352 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/05(火) 22:24:07 ID:KAOS99dy
左幸子の壮絶な人生を知ると、その人となりも演技も見る目が変わる。
この映画のトリックは不可能って言われてるらしいが、どの辺りが不可能なんだ?
そもそも手漕ぎボートで青函海峡を渡れるものなのか?
354 :
この子の名無しのお祝いに:2010/10/31(日) 02:57:19 ID:PfjKJjlG
この映画、全体の雰囲気がなんか取り憑いてる感じだろ。
>>351 正に打ちのめされますね。
旧邦画的情緒に疎い嫁に見せたら号泣してました。
>>345 いくら増村保造が色っぽく撮っても
若尾文子とヤリたいとは思わないけど
この頃の左幸子ってセクシーなんだよな
批判覚悟で書くけどAV女優の友崎亜希に似てるんだよ
357 :
この子の名無しのお祝いに:2010/11/10(水) 07:18:57 ID:f3CwD3kd
ラストががっかり。
俺がもし撮るなら
犯人が必死で泳いでる(逃げる)シーンで終わらせるなw
358 :
この子の名無しのお祝いに:2010/11/10(水) 12:14:19 ID:tpcLY7q2
高倉健がヒョロいw
359 :
この子の名無しのお祝いに:2010/11/10(水) 13:10:02 ID:IcBstSAP
今ではDVDでのクレジットなど、三国主演、健さん共演になっているが、
本来は三国主演、共演筆頭伴淳、次に左、健さんはその次位の位置だよな
>>357 俺なら空のヤシの身を詰めた袋に?まらせるね。
更にそれをダイバーに支えてもらう。
>>356 > この頃の左幸子ってセクシーなんだよな
> 批判覚悟で書くけどAV女優の友崎亜希に似てるんだよ
>
検索したけど確かに似てますね。
363 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/10(月) 01:25:10 ID:m803WDku
仮釈放した囚人がまたすぐに強盗殺人犯すなんて、
刑務所側の失態だろ。どう見ても。
この映画、泣くのを我慢するのが大変だったw
365 :
この子の名無しのお祝いに:2011/01/30(日) 02:17:18 ID:pikzbFgr
三國があの二人を殺した時、金はどうしたんだろうな。
普通に考えれば、金持ってた人間と一緒に海に沈んでしまったはずなのだが。
もどるみち、ねえど〜
かえるるみち、ねえど〜
10年後
犬飼さんだ〜 キャハハ
井筒が邦画マイベスト1
つげ義春が第2位
に挙げてる。
井筒いわく、「昭和の闇を完璧に描いた作品」
つげいわく、「圧倒的な暗さに感動した」
∧∧
/(*゚Д゚) 帰る道、ねえど〜
/ У~ヽ 戻る道、ねえど〜
(__ノ、__)
↓10年後
ヽ(゚∀゚ )ノ 犬飼さんだ 犬飼さんだ
( ) やっぱ、犬飼さんだ、
く ノ アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ
ソープ嬢とかでたまにああいうメンヘル女いるよな。
371 :
この子の名無しのお祝いに:2011/02/05(土) 16:08:54 ID:NUvYPE82
香川京子のスレで「最初は佐久間良子がキャスティングされてた」ってカキコされてるけど、
>>369みたいな芝居は左幸子じゃないと絶対無理だろ。
結果オーライだった。
>>370 そういう女にお願いして、金払ってして頂いてるクセにw
リメイクの話があるらしいけど…。
左幸子の場末っぽさがよかった。
テレビの藤真理子は、綺麗すぎて現実味がなかった。
(あんたなら吉原か川崎の高級店だろう、と)
若村麻由美
377 :
この子の名無しのお祝いに:2011/02/22(火) 03:28:56.09 ID:EPA5FRBi
戯れるシーン
爪のシーン
なんだろう
異常に記憶に残ってしまって、怖いくらいなんだけどw
左幸子は化粧するとすごい美人。しなくてもそれなりにいい。
冒頭のナレーションは不要だ
381 :
この子の名無しのお祝いに:2011/04/13(水) 18:50:15.64 ID:URUpx+Rg
>>380 自分はむしろあれで盛り上がった。
暗く激しい海峡の波にあの重々しいナレは神コンピ。
382 :
この子の名無しのお祝いに:2011/04/16(土) 15:40:09.58 ID:e08i8P+E
東北大震災のどさくさで犬飼太吉みたいなことやってる奴いるんじゃねーか?
身元不明の遺体なんて誰も怪しみはしないし。
昨日の○○な話でジュニアがwww
飢餓海峡=石川さゆり
彼の脳内では小説も映画も存在してないwww
飢餓海峡って小説、映画、ドラマ、総て世間的には忘れ去られてるんだな、あれを見て思った。
というか、あれはジュニアと現場スタッフの無知を露呈しただけの
お粗末な内容だった。
その番組は知らないけど、忘れられてると云うより無かった事にしたいんじゃなかろか。
高度成長期以降、日本に飢餓・貧困が存在した事は徹底的に忌避される事になったと思う。
80年代も終盤になるとその空気はD通の力もあってヒステリックなほどだった。
そんなこといったら邦画黄金期もしくはそれ以前の庶民を描いた作品の大半が
無かったことにされてしまうw
あれは○○な話の制作サイドが単にアフォなだけでしょ
388 :
この子の名無しのお祝いに:2011/04/27(水) 17:06:15.50 ID:reIQUBNL
暗い映画の印象しかない、ラストシーンにお経なんか流したりしてさ。
どうせ数十年前に観た記憶だろ
最近見たけど概ね満足、あのラストだけは陳腐
11月に廉価でDVD発売されるね。放送ないし買おうかな・・・。
392 :
この子の名無しのお祝いに:2011/09/16(金) 01:04:49.02 ID:DFmehaXc
「砂の器」の今回のリメイク案の定しょぼかったなあ。
たぶんテレビ屋は佐藤浩市主演でこれのリメイクも狙ってるんじゃないかと思うんだが、
佐藤は絶対引き受けないだろうな。
393 :
この子の名無しのお祝いに:2011/09/17(土) 02:58:59.39 ID:opiqebxy
終戦直後を描いた映画では屈指の傑作ではないのかな
今これほどの映画もテレビも撮れないだろうね
スタッフも役者も劣化していると思うよ
ともかく見てみ、すごいから
見てみって誰に言うとんねんワレ
395 :
この子の名無しのお祝いに:2011/09/17(土) 07:05:03.04 ID:dMkBEd+X
昔の邦画って情念の描写がハンパないよね
>>391 うん。おれもこの間何の気もなく検索してて初めて知ったよ
俺には珍しく買っちゃうことになると思う
買っちゃえ!買っちゃえ!
398 :
この子の名無しのお祝いに:2011/09/19(月) 01:27:20.08 ID:B733ae3D
アマゾンのDVDレビュー、30人近く書いててほとんどが星五つって異常だろ。
>>
392
!!
うん、いかにもありそうだ。
あら、ズレた
すごいズレ方だなww
402 :
この子の名無しのお祝いに:2011/09/27(火) 10:10:19.74 ID:tanOGOQG
本編には適わないけど、若山・山崎のTV版もなかなか良かった
映画でもTVでもリメイクしなくていいよ
超えられっこないから
403 :
この子の名無しのお祝いに:2011/10/10(月) 23:32:16.50 ID:EFcI7hu5
俺は映画版よりTV版のほうが良かったけどね
TV版ってどれ?
ガキ海峡
なんてな
ショーケンと若村の奴
若村の乳目当てだろどうせw
若村麻由美はイイオンナだったなぁ(遠い眼)
今度東映チャンネルで放送するね
忙しくてDVDを申し込む時間と服がない
今度スカパHDーで放送あるね。ブルーレイに落とそう。
最後で樽見が海に身投げしたことの責任は誰にある?
青函連絡船の船長に決まってるだろ、ボケ。
415 :
この子の名無しのお祝いに:2012/01/17(火) 14:44:14.98 ID:yTirYBRN
左幸子は当時30代半ばなのに、10代の少女のようにふっくらした感じの手がかわいかった
416 :
この子の名無しのお祝いに:2012/03/30(金) 03:14:38.69 ID:6ZKc2f+k
おにぎり作ったよ
7月はスカパーでいらんていうほど放送するね。
日本映画専門チャンネルのを観たが
あんまり画質よくなかった
ピザとか喰いながら観てたけど暗い画面にだんだん食欲無くなっちゃった…
16mmで撮ったものを35mmに拡大してわざとザラザラの画面にしてるからねえ
逮捕された犯人が投身自殺という、市川昆金田一・人間の証明・そして二時間サスペンスで嫌というほど繰り返される黄金パターンはこの映画が始祖と言っていいのではないか
犯人が投身自殺の元祖は昭和36年のゼロの焦点。(この映画は昭和39年)
サスペンスの王道、断崖で犯人が告白というシーンもゼロの焦点が元祖。
423 :
この子の名無しのお祝いに:2012/08/31(金) 23:58:06.98 ID:vL64p+MG
親父の為に身銭を切るのはゴメンだ
424 :
この子の名無しのお祝いに:2012/09/05(水) 19:29:56.13 ID:+NtcsykV
全ては恐山のせい
三國の関西弁ひどすぎ。
この程度のつくりこみの映画でも昔は傑作呼ばわりされたのか。
左幸子かわええ
>>425 でんがなまんがなに時々京都弁の〜えがあって
終盤のつかあさいでとどめを刺されましたw
割烹着があんなに色っぽいとは
430 :
この子の名無しのお祝いに:2013/03/29(金) 22:26:59.39 ID:fWeLgMl6
この映画を見て、愕然とした。
言語化できない。映像にこもっている凄まじさに震撼とした。
理屈とか整合性とかふっとんだ。
三国、内田吐夢両者の背負ったものをはじめとして、
出ている役者の演技を超えたものが迫ってきて圧倒された。
昔の日本映画は、監督や役者の人生経験が半端ないから
どうしても演技や演出を超えて、画面ににじみでてくる。
それを感じるほど、ものすごく疲れる。
そういった映画の中でも、これは凄まじかった。
高度成長期以降に生まれた身としては、いくら当時のことを聞かされても
読んでも、ああいった体感できないはずなのに
引っ張られて、巻き込まれてしまう。
ラストのご詠歌(?)のような音が流れる中、延々と続く船の波しぶきを
呆然とみつめながら、思わず合掌してしまった。
431 :
この子の名無しのお祝いに:2013/04/15(月) 11:18:46.02 ID:3ps1pxjC
432 :
この子の名無しのお祝いに:2013/04/15(月) 13:50:09.37 ID:3XeYZzhp
bsあたりで追悼放映するとしたら、コレだろうね
433 :
この子の名無しのお祝いに:2013/04/15(月) 13:57:12.92 ID:fjO3Cz/x
おれは三國さんの演技がうまいとは全然思えないんだよなあ
いつも同じじゃん
アーウーとかうなってさ
434 :
この子の名無しのお祝いに:2013/04/17(水) 04:14:59.48 ID:G6gHaCET
俳優の肉体だろ、演技って言葉や筋だけでないべや
本日休診の演技なんかすごいよ。こんな役者はいなかった。
436 :
この子の名無しのお祝いに:2013/04/18(木) 09:21:32.57 ID:zn7nlf0O
なんかデーモンというか、いうにゆわれん悪魔的なエネルギーが
人間を突き動かす衝動性、ああもどかしい、今の能天気で草食化した日本人ではない
かといって肉食系のアホとも違う、こういう人間を表現できた大俳優だったなあ
>>430 >どうしても演技や演出を超えて、画面ににじみでてくる。言語化できない。映像にこもっている凄まじさに震撼とした。
そうなんだよ、デーモンなんだよ
437 :
この子の名無しのお祝いに:2013/04/18(木) 21:38:45.88 ID:NcfQYDoc
なに分け判らんことゆって、その気んなってんの、わらわいるよ
なんだよデーモンて、バカでか
438 :
この子の名無しのお祝いに:2013/04/19(金) 15:00:14.66 ID:l3dZ3TAJ
伝衛門は昭和には降りましたけど、平成には逃亡したのか都合があって
降りらんねー、オラみたのが降りても邪魔にされるんだそうでございます
なんでも平成の人間は身体がないからだそうでして、頭しかないないんだそうです
439 :
この子の名無しのお祝いに:2013/04/19(金) 17:53:12.72 ID:BA4BWHcd
まった、訳わからんバカ湧いちょる
今の邦画界ではとても作れそうにない映画だった
『飢餓海峡』の主要出演者で生きているのは健さんくらいか〜、と思っていたらなんと、風見章子さんがまだご存命だった。
存命どころかまだ役者として現役だからね。
最後、泳いでたら大間の山本さんに救われたらしいな
444 :
この子の名無しのお祝いに:2013/09/03(火) 18:54:27.78 ID:ByStDslL
人って殺しちゃいけないの?
お前の事って頃してもいいの?
446 :
篤郎:2013/09/04(水) 12:55:30.90 ID:55MuU87u
来いよ
なんか他のスレで騒がれてるけど、
風見章子さん、今日の徹子の部屋に出たらしいな。
この映画のことなんか話したんだろうか。
伴ジュンの旅費ぐらい警察で負担しろよ
449 :
この子の名無しのお祝いに:2013/10/26(土) 23:27:27.50 ID:0aztuwdZ
おい、この映画であんな大根芝居やってた高倉健が文化勲章かよ!
まあまあの芝居だったよ<健さん
451 :
この子の名無しのお祝いに:2014/02/19(水) 15:44:27.54 ID:i3K/frx/
伴淳が演技うまい。
452 :
この子の名無しのお祝いに:2014/02/20(木) 14:31:16.35 ID:MVlnNyPk
あの女脅迫してきたわけでもないのに
殺すの唐突過ぎじゃないか?と思って
正直女殺した後はあまり好きじゃない
サウナの中で読む用にブクオフで原作本も買って読んでるんだが、原作も面白れーわこれ。
奇画家異郷
455 :
この子の名無しのお祝いに:2014/04/14(月) 20:23:03.90 ID:je76Db+M
4月16日13時〜 BSプレミアムにて放映!!
456 :
u:2014/04/14(月) 21:10:47.11 ID:LNaSlNxM
政岡大裕死ね。なんでまだ生きてるんだよ。早く死ねよ。
457
ハイビジョンだとと逆に画質が下がる稀有な映画
八重が殺されるシーン、本当に物凄い力で絞められて死ぬかと思った
ってエピソードが三國さんが亡くなった時にTVで紹介されてたんだけど
どこで語られたものなんだろう。
赤い運命はこの映画に影響されているのだろうか?
それは間違いないだろうな。
やたら繰り返されるソラリゼーション処理、この頃は最新映像技術だったんだろうけどねぇ…
犬飼と八重の怨念を考えたら
あのラストの青函連絡船も
沈没してほしかった
464 :
この子の名無しのお祝いに:2014/04/17(木) 23:39:16.29 ID:xtWv/Xgm
山下敦弘監督の「マイ・バック・ページ」も35ミリ引き延ばし技術使って撮ってるんだけど、
カラーだとなんか違うんだよな。
>>463 八重は怨念を持って死んでいないと思う。
犬飼=「人に信じてもらえず、自分も人を信じなくなった」
八重=「人に信じてもらえないが、自分は人を信じる」
この対比こそ、この映画の核。
八重の東京での人生経験を、かなり長い時間かけて描いている。
最初はどうしてこんなに長い時間をさいたのか疑問だったが、あれは必須だった。
八重も又警察には信じてもらえないだろうと思い、逃走をする。
「自分のような人間は信じてもらえない」という点では犬飼と同じ。
しかし八重はその後も犬飼という人間を信じ続けた。
この二人の人生の対比を明確にするためには、八重の東京での人生経験をしっかり描く必要があった。
467 :
この子の名無しのお祝いに:2014/04/18(金) 08:02:29.65 ID:kmdUsc3b
犬飼と八重
どちらが主人公?
ここは10年スレでしたか。
主人公はやっぱり犬飼だと思う。犬飼が悪の根源。八重は犬飼の悪に触発された。
八重が人を信じたからといっても、犬飼=悪、八重=善 ではない。
犬飼「人に信じてもらえないから、自分は悪いことをしてもいい」という悪の論理。
八重「人を信じているから、自分は悪いことをしてもいい」という悪の論理。
だから二人共不幸な死に方をした。
八重は自分がもらった金を守るために警察に嘘を言った。
人を信じることで気づかずに自分の悪を正当化した。
470 :
この子の名無しのお祝いに:2014/04/19(土) 09:39:44.80 ID:rCOFrFti
韓国の沈没船も身元不明の死体だらけ。3人どころでは無い。
飢餓半島・・・
犬飼は八重に犬飼さんだぁ〜と抱きつかれて、
それまでは殺意なんぞなかったのに
あの瞬間に衝動的に殺してしまったのか?
それとも八重が目の前に現れたときから、この女を生かしておいてはマズイ、
という意識はあったのか?
意図的な殺意は一貫してなかったと思う。
親指の件で「もうとぼけることはできない」と逆上はしただろうが、
気づいたら馬鹿力で殺してしまっていた、という感じだろう。
>八重が目の前に現れたときから、この女を生かしておいてはマズイ
と初めから思っていたなら、もっと計画的にやっただろう。
竹中にお茶を持ってくるよう命じた後に殺すようなことはしないはず。
474 :
この子の名無しのお祝いに:2014/04/21(月) 10:18:16.70 ID:L4PHt7fP
原作通りなんだろうが、
邪魔な存在の八重と全く殺される筋合いもない書生を殺したのは自己勝手な犯罪だから、
それなら大悪人として仲間を殺した強盗放火事件の事件の主犯に仕立てたほうが良かった。
犬飼=極悪人に設定してしまうなら、映画の筋そのものを全くの別物にしないと
>>471 その後我に返って「八重さん!」と呼びかけるシーンがあったよ
もう少し主人公の生い立ちが詳しく描かれていれば、その辺の執念とか
行動の意味が理解しやすかったんじゃないかと
>>474 そんならただの大悪人が人を殺しただけの内容で、面白くも何ともないだろw
何も考えさせられるものがない、そんな映画をわざわざ作ることはないだろw
映画としては素晴らしいのだが、原作を読んだ者からすると
主人公の幼少期を刑事たちの会話で『人格を変えるほどの極貧』
的な表現のみでしか描いていないのがもったいない感じですね。
あと10〜20分長くてもその部分を見せて欲しかった。
478 :
この子の名無しのお祝いに:2014/04/22(火) 08:55:02.42 ID:YJ3j4bk2
雁の寺と似ている。
幼少期の極貧
羽仁進くずっすなあ
山崎版はどん底貧乏の生家描写あったな
481 :
この子の名無しのお祝いに:2014/05/24(土) 01:08:11.14 ID:+f8RERFv
この映画の左幸子は「エロかわいい」のさじ加減が絶妙なキャラだった。
風呂のシーンも見えそうで見えないのがいい。
正統派美人がやってたらつまらなかっただろうな。
テレビは丸出しだったなw
484 :
この子の名無しのお祝いに:2014/06/01(日) 06:07:31.78 ID:GSkrErHC
戦争中に製作の
加藤隼戦闘隊を今、ようつべで見たところ。
隊長は飢餓海峡の
荻村利吉東舞鶴警察署長:藤田進
だったとは。
藤田進って黒澤作品はじめ若い頃は主演作たくさんあんだろ。
年経るにつれて扱いが軽くなって、最後はウルトラマンでたまに出てくる
科学特捜隊の幹部とかだったけどな。
486 :
この子の名無しのお祝いに:2014/06/01(日) 17:12:42.35 ID:Q/c6MWxu
原節子と何本も共演してる。2,3本しか見たことないけど。
487 :
この子の名無しのお祝いに:2014/06/01(日) 20:59:42.57 ID:rYj/b003
>藤田進
いかついから、軍人とか警察幹部に合ってる。
488 :
うじ虫:2014/06/09(月) 17:30:59.76 ID:/p9OCFgw
水上勉の代表作は「飢餓海峡」なの? 世間ではみんなそう言うけど、
直木賞とったのは「雁の寺」だよね?
鳥すらしらない固定もどきに返すレスなどあるものか
別にどうでもいい
>>490 俺たちも永遠じゃない
やがては誰もが死んじまう
ただ花と違うのは考えることだ
もっと沢山の栄養を吸収したい
もっと太陽の光を浴びたい
できれば一人で独占したい
嵐が来て他人が流されても、同情はするが助けることはない
俺たちは同情が好きだ
俺たちは他人の不幸が好きだ
俺たちはいつもいつも自分を他人と比べている
いつもいつも小さな不満がある
孤独で、自分の無力を嘆いている!
…もうそんな生き方は辞めよう
初めからやり直すんだ
ただ自分の足元と空を見つめるだけでいい
ただそこに咲いている花みたいに…
「ちんこを掻いた指先を嗅いだら酸っぱい臭いがして」まで読んだ
493 :
この子の名無しのお祝いに:2014/07/17(木) 20:54:15.96 ID:E3vrzMLa
邦画でこれは名作だと2ちゃんで見たので見てみたけど
そんなに大した事なかった
砂の器、切腹よりは落ちるな
494 :
この子の名無しのお祝いに:2014/07/17(木) 22:23:13.73 ID:96vVYlx1
自分も初見では推理物として見てたから大したことないと思った
でも2度目は人間ドラマとして見て傑作だと思ったね
495 :
この子の名無しのお祝いに:2014/07/17(木) 22:36:51.24 ID:E3vrzMLa
八重が過剰すぎだね
あそこでああいう愛情表現するかね、八重のキャラクターが大げさすぎて感情移入できなかったかな
496 :
この子の名無しのお祝いに:2014/07/18(金) 02:28:39.61 ID:nQ5dwvQe
柴崎勇太(開智高校、明治大学出身)は死ね。なんでまだ生きてるんだよ。早く死ねよ!!!。早く死なねーと殺すぞ!!!!!!!
>>495 頭に来ると自演始めるのか
想像力もなないなら本を読んだり映を画見ても無駄だろ
>>485 スレチだけど「冬の華」の風格はなかなかのものだったよ
左幸子はなんか昔のことでネチネチストーカーしまくる役が似合うなあ。
この前「軍旗はためく下に」見たら、またそんな役だったよ。
三國さんじゃなくて丹波さんだったけどね。
三國は三國でずるい男の役が多いね
501 :
この子の名無しのお祝いに:2014/07/28(月) 21:33:36.95 ID:VXse0t/L
水上勉の原作読んだ人いませんか?
誘惑や風船の頃の左が好き
60年代から演技がくどい
503 :
この子の名無しのお祝いに:2014/07/29(火) 20:14:57.92 ID:GhEIUUa3
反日だから
504 :
この子の名無しのお祝いに:2014/07/29(火) 20:25:16.69 ID:rP4LSIHQ
>>503 頭に来ると自演始めるのか
想像力もなないなら本を読んだり映を画見ても無駄だろ
505 :
この子の名無しのお祝いに:2014/07/30(水) 18:54:26.88 ID:5pIK2H85
布団一枚で男女のエロを想像させるなんてさすがに巨匠は違うな
507 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/01(月) 16:43:21.49 ID:wHEJWrWm
今日、初めて見たが素晴らしい
508 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/01(月) 17:41:54.50 ID:kiXTp1/G
久々に最後まで見てしまった
前半は伴淳が主役、後半は高倉健が主役、藤田進は貫禄充分
左はああいう役が似合ってるし、悪役の三国も同じことがいえる
高倉は最後まで脇や
ノーカットでよくぞ放送した
これ全部アフレコなのかなぁ?
セリフ以外の物音、足音、空気音、外のガヤがほとんど無くて
なんか違和感を感じるんだよな
日本のレミゼラブルだね
>>511 この時代の映画でアフレコじゃない映画なんてまずない
最近の映画でもアフレコなしの映画は少ないよ
原作と違って、犬飼(樽見)の人生を描ききらないところがいい。
山崎努のドラマ版だとある程度は描かれてるな
こっちも傑作
最後に犬飼が海に飛び込まないのが不満だけど
516 :
5+1=6:2014/09/01(月) 23:46:06.31 ID:l0VhFBdr
[東映W106方式]
518 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/02(火) 06:20:43.27 ID:dp2b/89y
若かりし頃の力石徹がチンピラ役で出てたんで驚いた
519 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/02(火) 17:50:55.65 ID:2dZMvjUy
犬飼も八重に歩調を合わせればあんな悲惨な結末にはならなかったんだ
八重は金目当てに来たんじゃないんだから
そんなに過去のことを気にしていたのか
八重の心情を見抜けなかったんだろ
10年の歳月が目を曇らせて見抜けなくなってしまった
521 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/02(火) 18:53:36.08 ID:qGnMrOkD
犬飼の言い訳は本当か?嘘か?
海に飛び込んだということはやはり後ろめたさがあったからだろう
内田吐夢が満映で何をやっていたのか、よくわからないし、本人も語ろうとしない。
内田吐夢自身は、満映時代の自分を知っている人に会うのを、避けていたのだろうか?
523 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/02(火) 20:39:03.76 ID:ZYmSco0m
>>518 力石徹は明日のジョーに出てくる漫画キャラクターだろ?
三國は本当に船から海へ飛込んだと云うが。
525 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/03(水) 04:14:07.69 ID:zP2OKEcp
>>523 こいつバカ
説明するのもアホらしくなってくる
526 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/03(水) 07:38:51.03 ID:o9EWGeSn
>力石徹
w
528 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/03(水) 18:49:00.43 ID:6jMbV7PQ
亀石征一郎は貴重な悪役専門俳優だったが、すでに他界したんだろう?
八名信夫はかなり目立つ役だが、室田日出男は何処に出てきたのか未だにわからない。
530 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/03(水) 22:44:58.14 ID:SbHiypbh
亀石征一郎は健在。今年の夏だと思うが、小林旭ショーに出てた。
亀石征一郎って人が、力石徹なの?
532 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/04(木) 01:55:15.52 ID:N6IyjnLm
誰か教えてくれろ。
室田日出男はどこに出てくる?
亀石征一郎の弟分の役者はなんていう名前の人?
533 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/04(木) 06:29:06.24 ID:veYXIlo6
>>531 亀石征一郎はあしたのジョーの実写版で力石徹役で出てたろ
ジョー役が石橋正次、段平役が新派の看板役者だった辰巳柳太郎
534 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/04(木) 07:49:32.48 ID:FOWKfeqb
亀石征一郎は時代劇の悪代官役のレギュラー俳優
シルバー仮面の兄ちゃんと言ってくれ
536 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/07(日) 17:48:52.36 ID:sJxTM+BH
>>1 今日、飢餓海峡見たんだけど、三国連太郎のほうが高倉健よりも人間的に見えて
高倉健のほうが悪者に見えた。高倉健と比べて三国は演技上手い。当たり前かもしらんが。
まあ役のせいもあるだろうけど。
後半、さっそうと高倉健が登場して、雰囲気が変わるところ、好きですよ。
それまでの登場人物にはなかった、エリート臭があって。
後年のヤクザ映画の健さんを知っていると、エリートには見えないかもしれないけど。
538 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/07(日) 18:39:16.83 ID:4zH/0pf4
兄貴が弟にお金を渡して持って行ってやれ、というシーンはやはり親子なんだなと思う
あれほど批判的な態度だったのに
539 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/12(金) 13:01:10.04 ID:WadrXUAo
冒頭、台風のシーン
コンクリートの波消しブロック(なみけしブロック)
にあたって砕ける波のシーン
昭和22年にそんなブロックがあるか!
凄まじい左幸子の演技の前半に尽きるな、三國の取り調べから普通の刑事ものだった
印象的なラストで凡庸さを誤魔化した感じがする
541 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/17(水) 09:56:42.27 ID:uXrCU1wn
秀しく胴衣
田畑智子に似てる
543 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/17(水) 13:08:36.17 ID:XAsASaM6
左幸子といえばオッパイを吸わせるヘンな映画に出てたな
544 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/17(水) 20:07:58.47 ID:rrazT2Fu
545 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/26(金) 17:04:21.05 ID:MYs69E8X
直接は関係ないけど、洞爺丸事故から六十年だそうで。
546 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/26(金) 21:08:17.62 ID:NjEP8GqY
洞爺丸事故は昭和29年
朝鮮特需のあと
飢餓海峡の舞台は昭和22年
占領下で引揚者受け入れ中
朝鮮人大暴れの最中
かなり違う
547 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/27(土) 09:43:17.90 ID:byxXdk/S
洞爺丸事故から物語着想したんじゃなかったか?
うん
549 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/27(土) 18:50:24.27 ID:InNXTrVm
常識
550 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/27(土) 18:51:10.49 ID:InNXTrVm
岩内の大火も同じく実在
常識w
洞爺丸事故で実際に身元不明の遺体が二体あったからね。
553 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/28(日) 06:33:04.03 ID:058JEH33
身元不明どころか行方不明が何名出たと思ってるんだ。
うるさいよ
555 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/28(日) 07:56:06.50 ID:A+qW0tEn
伴淳の渋い演技が印象に残る
556 :
この子の名無しのお祝いに:2014/09/28(日) 09:11:06.10 ID:S8mKTeOZ
ぼけ
557 :
この子の名無しのお祝いに:2014/10/12(日) 23:36:36.88 ID:qn0ayU38
関山耕司の顔の大きさは得なのか損なのか
558 :
この子の名無しのお祝いに:2014/10/13(月) 09:13:46.94 ID:LLexZH0G
汁か
時間の長さを感じさせないな
後半の伴淳は老けて出てきたのに左幸子はずっと同じ歳に見える
561 :
この子の名無しのお祝いに:2014/10/14(火) 21:58:25.76 ID:QzesDXu2
>>522 戦況悪化で映画撮影どころではなく、撮影機材の疎開場所を探すという調査の言わば残務処理。
「吐夢さんはただ満映に遊びに来ただけですな」 by 北川鉄夫
帰国後に中国時代の人との交際を避けたり、語ろうとしなかったのは
満映の後身の東北電影公司で人が余って精簡という強制労働をするメンバーが選ばれるとき、
日本人同士で足を引っ張り合う密告や裏切りがあったからというのが定説。
562 :
この子の名無しのお祝いに:2014/10/15(水) 00:18:40.67 ID:RTgcj5hg
最初の予定では左幸子の役は佐久間良子がやるはずだった
そうだがどちらがやった方がよかったかな?
佐久間良子が天真爛漫な女に見えるか?
564 :
この子の名無しのお祝いに:2014/10/15(水) 13:53:53.58 ID:4GTVjYsu
佐久間良子にパン助は無理
左は飢餓海峡以前は可愛かったな
飢餓海峡や昆虫で開花したのに、妹に旦那寝取られておかしくなっちゃったなあ
羽仁も離婚直後に妹と結婚するか普通
566 :
この子の名無しのお祝いに:2014/10/16(木) 23:22:45.05 ID:DGDECwI5
アカは糞
567 :
この子の名無しのお祝いに:2014/10/17(金) 09:10:44.36 ID:joba5Pn4
>>563 >>564 佐久間良子は「五番町夕霧楼」みたいな映画にも
出ている。「飢餓海峡」もやれない事はなかった
と思う。もっとも左幸子とはかなりイメージが
変わっていたかもしれないが。
上品な売れっ子娼婦になっちやうな
569 :
この子の名無しのお祝いに:2014/10/25(土) 17:27:12.90 ID:8jOzxg7H
犬飼は関西人の設定なの?
関西訛りがあるとは言ってたけど。
関西では「つかあさい」とは言わないんだが。
お、いいとこ見てるじゃないですか
あじゃぱー
「しとくれやす」とか 「してもらえますやろか」とかじゃね
くんなましって商売女しか言わないような気がする
吉原の花魁ですか?
「和式はいやでありんす、洋式にしてくんなまし」ってかw
「つかあさい」は広島方面の方言じゃなかったかな
こらえてつかぁさい!
うわあ
579 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/02(日) 12:10:25.26 ID:0MP/ZQZn
そうじゃ→そうや→そうだ
テレビドラマのジジイ役しか知らないから伴淳のシリアスな演技初めて観て感動
野獣刑事の刑事もいいでよ
582 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/13(木) 09:38:40.87 ID:Et5W29/j
「つかぁさい」って『悪魔の手毬唄』で使われていたね。設定が岡山県。
方言として使われているのは岡山県総社あたりから山口県あたりかな?
確かに、アジャパー
583 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/13(木) 12:48:13.55 ID:iEo7ePih
岡山弁といえば
じゃけんのう
そうじゃが
586 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/14(金) 07:33:28.70 ID:8bZ3VQ5Y
広島だろ。
岡山は広島の出先
587 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/14(金) 07:52:05.43 ID:htg9kM2t
『竜馬伝』でも竜馬(福山雅治)が「つかぁさい」を言ってた気がする。
時代考証しているでしょうから高知でも使われていた?
昔よく使われていたんじゃないかな?
588 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/14(金) 10:52:51.22 ID:Ez8qpVaA
どうでもいいよ
おえりゃあせんのう
爺乙
カッパかおぬし
595 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/15(土) 16:43:01.78 ID:WAeqklwM
刑事「樽見京一郎の本籍地ですが、ふかわおっかんばやし村大字くまぶくろ
というのが彼の本籍地ですが、そこは丹後山地を入り込んだ何とも言えん貧乏村でした」
596 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/15(土) 22:10:34.87 ID:BA44GpNX
598 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/16(日) 17:31:00.15 ID:uD3DDkqz
おえりゃあせんのう〜
601 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/17(月) 08:14:23.88 ID:n8yndi0v
602 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/17(月) 15:28:52.45 ID:ajheVQyU
「弓坂さん、あなたのお経を聞いてると坊主は失業ですわい」
603 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/18(火) 12:05:02.33 ID:5d+Xp31q
>>1 いらないは言いすぎだろう…
といまさら突っ込んでおく。
これで主要な出演者全員死んだか
風見章子さんがまだ生きているというのがすごい。
健さん東映では任侠ものより、こういう映画にもっと出たかったんだろうな
607 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/18(火) 21:35:23.01 ID:bCqql5jw
健さんが唯一かすんでみえる映画なんだよな
若造の役回りだもんな
この映画の健さん、好きだけどな
イメージが固まってからの健さん映画はよく分からない
611 :
sage:2014/11/21(金) 00:18:38.13 ID:c4uszrCh
左幸子さんの娘さんも亡くなったな。
合掌
612 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/21(金) 00:42:23.03 ID:k8pfJY2C
三國と左幸子と伴淳に囲まれたらどう見ても健さんは分が悪い
>>611 五十才、肝不全とのこと。
若いなあ。小学生の頃からお父さんとよくTVに出ていらっしゃった。
お悔やみ申し上げます。
614 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/21(金) 10:29:59.72 ID:RTYAe1LX
>>613 義務教育を拒否したとか話題になってたね。
この映画の健さんは、昭和世代の若者
幸子の娘の育ての母は妹
617 :
この子の名無しのお祝いに:2014/11/21(金) 17:32:37.81 ID:NirGzTTO
葉に節子
風見章子さんは『網走番外地』では高倉健のおっかさんなんだな。
お堅い評論家が選ぶ映画で健さん唯一の出演作。でも映画そのものには貢献してない。
しかしお堅い評論家が選ぶ、邦画男優ベスト10には絶対入る健さんのパワーは凄い。
あの役は別に健さんでなくても…
江原真二郎でも南廣でも特に問題ない感じ
後年の活躍を知っているからかもしれないが、本作後半に颯爽と登場するときのかっこよさは高倉健ならでは。