1 :
この子の名無しのお祝いに:
昭和2年神戸市生まれ。
大阪外語大卒業後、新東宝入社。
昭和29年、日活に移籍。昭和33年『錆びたナイフ』で監督デビュー。
以後、裕次郎主演作を中心に日活アクション全盛時代のエースとして昭和45年まで活躍。
日活時代の代表作に
『赤い波止場』『完全な遊戯』『女を忘れろ』『青年の樹』『太陽は狂ってる』
『零戦黒雲一家』『花と竜』『太陽への脱出』『狼の王子』『人生劇場』『城取り』『紅の流れ星』
『無頼より、大幹部』『昭和のいのち』『地獄の破門状』『嵐の勇者たち』
日活の路線変更後はプログラムピクチャアから一本立て大作を次々にヒットさせる。
『トラトラトラ』『暁の挑戦』『人間革命』『ノストラダムスの大予言』
アニメーションの『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを手がける。
昭和55年から笠原和夫脚本で『二百三高地』『大日本帝国』『日本海大海戦、海ゆかば』『零戦燃ゆ』
の戦争大作シリーズは後期の代表作。
日活時代と大作後に賛否が分かれる巨匠である。
3 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/04 13:15 ID:Uzf+GOst
「大作映画」って、「人間革命」を撮ったからかな?
やはり、舛田利雄は日活の旭や裕次郎のシャシンがよいのだ。
『昭和のいのち』は全然期待しないで見たのだが、結構楽しめた。
DVD出たら買う。
5 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/07 09:11 ID:npPPgvKh
舛田さんの回顧録は読みたい。
6 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/15 10:50:43 ID:o6snBYnc
舛田利雄インタビュー
『わが映画人生』日本映画専門チャンネルで放送中。
7 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/17 21:32:14 ID:T4+ZcroO
日活アクション史の主要な作品、
ターニングポイントになった作品は舛田作品が多い。
無国籍アクション−−−『錆びたナイフ』『赤い波止場』『紅の流れ星』
任侠アクション−−−−『花と竜』『昭和のいのち』
戦争アクション−−−−『零戦黒雲一家』
社会派アクション−−−『太陽への脱出』『狼の王子』
ムードアクション−−−『赤いハンカチ』
ニューアクション−−−『無頼より、大幹部』
旭とのコンビは少ないがどれも傑作だ。
8 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/20 00:16:34 ID:YyLwstm6
『トラトラトラ』で黒澤の代打に声がかかったということは
当時の評価は高かった。深作には舛田から協力を頼んだらしいね。
>>7 未見作品も多いですが、日活斜陽期でも『無頼より、大幹部』が撮れるのが、舛田
の凄いところですね。澤田などは少し毛色が違うが、情感を込めていく演出に小澤啓一
は多大な影響を受けていると感じる。どれだけ師弟関係があるのかは知りませんが。
>>8 なんといっても日活の舛田天皇ですからね。撮影所内でも舛田組の威光は大変なもの
だったらしい。
「トラトラトラ」における舛田は、とにかく予算とスケジュールを治めてくれる監督として
期待されたのではないですか? 前任の黒澤がムチャクチャでしたからね。
現場では姫田キャメラマン、助監督の村川透の貢献が大きかったようです。
「愛・旅立ち」「ある愛の物語」「首都消失」で萎えた。
>前任の黒澤がムチャクチャでしたからね。
でも作品をムチャクチャにしたのは舛田のほうだけどねw
黒澤小国菊島の最強トリオが書いた脚本はいいのに映画は凡庸な出来になっている。
もし黒澤が完成させていれば日本最高の戦争映画になっていたのは間違いない!
12 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/13 22:52:54 ID:PKpLYy12
日活時代をリアルタイムで観ていた世代は若くても40後半ぐらいか。
80年代以降のつまらないイメージが強いのかな。
>>11 黒澤信者よ、その黒澤がどうしようも無かったから(不慣れな東映京都で撮らざるを得
なかったとかの悪い状況だったが)、引き取った舛田天皇が場を収めたんだろうが?
それにフライシャーが撮った場面もあるから、舛田さんのせいにするのは間違い。
黒澤が順調でも、フライシャーと揉めたのは必至と思われる。
この成功で、「大作の舛田」になってしまい、舛田さん本人にも不運だったのは事実だが。
創価だよね、この人
フライシャーの映像も糞だが舛田の映像も糞だった。
日米の二流監督が撮ればこんなもんか。
アメリカ側はデビッド・リーン
日本側は黒澤明
で撮っていれば究極の戦争映画になっていたはず。
舛田は宇宙戦艦ヤマトがお似合いw
「トラトラトラ」で黒澤監督が画面には映らない戦艦の裏側まで作らせたというエピソードは本当なんですかね?
スレ違いですまんが。
18 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/09 16:00:36 ID:eZMztS4P
日活末期の怪作、慎太郎原作、裕次郎、若尾文子、渡出演の
『スパルタ教育、くたばれ親父』がチャンネルネコで放送。
プロ野球の審判役で裕次郎がハッスル!
ダイニチ映配繋がりで渡哲也が東京オリオンズ選手役で出演。
19 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/09 16:32:52 ID:uH2CFh2l
20 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/06 20:49:08 ID:aorWR1nO
『わが心の歌、艶歌』も舛田利雄作品。
劇中の『艶歌の竜』の記録映画は楽しめたよ。
21 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/07 08:05:40 ID:135sUlfD
青年の樹 もだが、あの原作の救いようのないくだらなさを、舛田はどう料理したのか?
22 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/07 13:33:31 ID:UCVsFSpm
昔、普通のパパが撮った子供の運動会のビデオを、舛田利雄が編集してタイトルを入れて、
「作品」として完成させるという企画をTVのバラエティ番組でやっていた。
(機材はパパの私物のビデオデッキ。作業場所はその家の居間)
出来上がった作品は見事に舛田作品になっていて、徒競走や玉入れ合戦が手に汗握る大迫力場面になっていた。
しかしだな、「トラ!トラ!トラ!」まで撮った人が、そういう企画に乗っかってしまって良かったのだろうか。
まあ、舛田らしいと言えば舛田らしいんだけれど。
「愛・旅立ち」のようなトンデモ映画まで節操なく撮ってしまう人だから。
http://that3.2ch.net/test/read.cgi/rmovie/1079511364/
日本史上、いや、世界史上で有名な日露戦争を題材にした映画である。実は、私はこの映画を最後まで見ることが出来なかった。
余りにも醜悪な出来であり、見続けることに耐えられなかったからである。誰が何の目的でこんなに酷いものを作ったのだろうか、というくらいメチャクチャである。
まず、テーマ自体が理解できない。二百三高地といえば、日露戦争で死者5万人と言われるなかで、2万5千人もの死者を出した、最悪の激戦区である。
この2万5千人の死者という規模で、最初の方で、兵隊にとられる太鼓持ちや、ヤクザ、農民、教師が登場すること自体、テーマとのギャップの深さにイラただしい。
太鼓持ちやヤクザが登場する時間なんて1秒も必要が無いであろう。二百三高地の歴史的事件を愚弄しているとしか思えないのである。死者にお詫びのしようも無い映画だ。
http://www.geocities.jp/ine_papa/essay/video/video011.htm
24 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/09 00:14:40 ID:q17zVolB
日活時代は好きだ!
でいいじゃないか
「宇宙戦艦ヤマト」の監督を担当した経緯ってどんなの?
26 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/23(土) 21:40:03 ID:gFUXeFki
『闘牛に賭ける男』はメロドラマの佳作。
裕次郎、三枝の最後の共演。
27 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/02(月) 00:35:45 ID:UUkU0G4n
太陽は狂ってる なかなか良かった。
28 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/02(月) 00:42:07 ID:6PoM4Q2a
29 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/02(月) 23:31:50 ID:QZwzqpmH
>>25 武器武装で捕まった
プロデューサーと親交があったのでは?
丹波哲郎がムチャクチャ喧嘩が強い監督って評してたな
けど、丹波さんとは気が合うらしい
30 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/03(火) 09:20:45 ID:7rxkTfzu
アニメ初期は邦画の名匠を作品の格付けにクレジットしていたんだね。
現在は立場が逆転した。
31 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/03(火) 12:23:34 ID:jHQPfbIC
『闘牛に賭ける男』は、俺も好きだ。
山田信夫の本もよかった。
32 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 00:36:09 ID:Up3DHyHS
舛田、松尾といった日活アクションの主流派の評価が何故低いんだろう。
再評価を惹起する若手評論家とか出ないかな?
皆さんはどう思いますか?
33 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 13:47:02 ID:4H7ovSxr
>>31 「闘牛に賭ける男」は、俺も大好き。
北原三枝がフラメンコを踊るところを撮った望遠カットが、目に焼きついた。
>>32 松尾はともかく、舛田は評価され続けていると思うけどね。
ただ、「主流」っていうのは雑誌記事のネタになりにくい。
よほど変わった切り口を考えないと、平板になりがち。
清順、中平康のようなヒネクレ者の場合だと、ただ紹介するだけで面白い記事になるんだが。
34 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 18:07:09 ID:hu02PPOJ
>>32 渡辺や西脇の著書のような資料は出ているが、近年の多チャンネル時代になるまで、
実際は余り現物を観る機会がない映画も多かった。
また、舛田は日活後の仕事で評価を下げた。松尾もほとんどTV映画しか撮れず、
本編での功績を忘れ去られた。
>>33 清順や中平康は作品に癖があるし、ライフストーリーも面白いですからね。
日活時代の舛田には、ジョン・スタージェス、ラオール・ウォルシュ、ハワード・ホークス
といった悠々たる往年のハリウッド監督の風格がある・・・と言ったら誉め過ぎか?
「トラトラトラ」の後の日活のポルノ化は痛恨だった。
ライバル深作が「仁義なき戦い」シリーズで決定的な評価を得ている間、
「人間革命」と「ノストラダムスの大予言」では相手にされない。
以後、アニメと大作戦争映画中心になり、日活時代のファンは去っていった。
撮影所全盛期の量産体制映画に愛着の深いマニア達にとって、
一本立て大作で「堕落」した監督の代表のように認定されてしまった。
「赤い波止場」「紅の流れ星」「無頼より大幹部」の孤独なアウトロー達を支持していたファンは、
国家、忠誠心を前面に打ち出した戦争大作シリーズをどう受け止めたのだろうか。
36 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/17(火) 23:18:33 ID:vhwmBq4H
ワイズ出版で自伝を出して欲しいな。
ワイズは東映系が多いけれど…。
>>35 当時の状況を考慮すると、企業としての日活のロマンポルノ化はやむを得なかったと思う。ロマンポルノと他
社の本編やTV映画の受注・スタジオレンタルという方向に行くことで、辛うじて撮影所は守られた。
プログラム・ピクチャー型の監督である舛田さんは、本来はそうした映画ばかり撮れればい
ちばん良かったのだろう(実際に日活後もその種の企画を撮ってはいる)
だが他社に出稼ぎに行っても、主にそうした企画は生え抜き監督が撮るわけで。しかも
プログラムピクチャー的な作品の枠もどんどん少なくなる。
スキマ的にTV映画と大作・アニメ、という方向に行かざるを得なかった。よく生き残ったと思う。
深作にせよ、80年代以降は大作的な構えが多くなり苦しくなっていったからね。
38 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/18(水) 10:32:14 ID:U87HSIOc
シナノ企画、西崎義展、山本又一郎といったうさんくさいとことの交流も豊富。
「二百三高地」のラスト、
仲代達也と三船敏郎が向かい合うシーンは
「椿三十郎」へのオマージュでは?
「ああ、黒澤さんがトラトラ譲ってくれたんだなあ」
ってなカンジで。
んなアホな!
40 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/16(木) 23:04:17 ID:n0wfvchX
日活時代の娯楽作品は佳作ぞろいだけれど
映画史に残るような決定的な作品が無いのかな?
41 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/17(金) 00:25:03 ID:0lKhtI0E
人間革命のビデオ手に入らないかな?舛田監督の映画
42 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/17(金) 08:46:27 ID:ob/L++Ax
「紅の流れ星」は決定打だと思うが。「完全な遊戯」も、初めて観たときの衝撃は凄かった。
43 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/17(金) 10:13:43 ID:dmLdH6qp
>>40 一か八か?の深作と違い常に興行成績を担わせられる映画会社商業主義
のお手本的器用貧乏が強烈な名作を残せなかった日活のエース監督。
似たタイプに東映の山下耕作・小沢茂弘。
難しいけれど大手マスコミの感覚では『二百三高地』が代表作に挙げられるだろうね。
映画好き以外の一般メディアで日活アクションの評価が低い。
日活を支えていた舛田、松尾、斎藤、山崎、江崎よりも
今村、清順、浦山、熊井、神代が語られるんだよね。
45 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/17(金) 20:21:27 ID:RaDtQsvr
>>41 学会に電話すれば、すぐ前金か代引きで送ってくれるよ。
ただ住所を教えるとその後、勧誘が… それは覚悟してね!
46 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/18(土) 19:01:58 ID:ITUslq2N
>>44 『二百三高地』が代表作ではあまりにもサビシイな。
おれは『赤いハンカチ』になるんじゃ」ないかと思うが、、、
本当は『紅の流れ星』『狼の王子』くらいを挙げて欲しいが、まあ無理だろうな。
ホ−ムランは少ないが、アベレ−ジは物凄く高い職人監督。アメリカでは評価もうひとつのイチロ−みたいなもんだな。
でも、日活映画自体の評価が低いので社会人野球の首位打者くらいの扱いになってしまう。
47 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/18(土) 19:51:05 ID:PmGvNxSG
舛田さんは存命なのかな。
48 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/19(日) 00:25:04 ID:jQsmsEdy
49 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/19(日) 12:29:53 ID:1YkvalB7
>>47 存命です。
今年NHK出版から出た、仁義なき戦いの本にインタビューと写真があります。
「トラトラトラ」の時点では戦後にデビューした娯楽活劇系の監督
ではトップを走っていたと思う。深作、岡本よりも評価が高かった。
日活のポルノ化以降、積極的に企画に関わる機会を失って
プロデューサーから受けた企画の枠の中で良い作品を作る事に集中したようだ。
フリーで生き残る為には止むを得なかったんだろうね。
50 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/19(日) 23:37:38 ID:RB7u/wrX
>>45 電話したらありませんと丁重に言われました。45が思っているイメージはない。
>>39 あんがいそうかも
丹波さんがTVで暴露していたけど
三船さんは酒を飲むと人格が豹変する
高地のときも飲みだしたとたん
仲代きさま影武者で主役なんかしやがってちくしょうちくしょうとからみだしたそうだ
翌朝しらふになった三船氏、仲代さんにひら謝り
でもこういうところが憎めない三十郎であった
52 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/25(土) 01:42:54 ID:ubvcPCLi
このあいだ、BSで「喧嘩太郎」を放送したが、これがなかなかの佳作。
「実際にそんな奴はいねーよ」という、現代の青年誌の漫画にも通じる源氏鶏太的サラリーマン・
コメディを臆せず描き切り誠に快調。
上で舛田を山下耕作や小沢茂広に比す意見があったが、プログラムピクチャー時代の舛田
や西河克己、井上梅次はこの程度の佳作は毎回平気で撮っていそうなのが大変に
恐ろしいところである・・・。巧いよなあ、本当に・・・。
山下、小沢よりは明らかに打率が高いよね。
日活時代はアクション、青春映画、時代劇、任侠映画と何をやっても
安定して高い水準の作品を提出している。
54 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/04(日) 18:07:49 ID:r1q6N+5P
舛田山って知ってる人いるかな?
55 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/04(日) 18:18:08 ID:niD6ake1
そういや、いたな。
だけど、舛田利雄とも日活とは無関係だろう?(笑)
56 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/15(木) 15:01:50 ID:OjDZWFk1
舛田監督の娘・紀子、女優として「大都会2」に
石原裕次郎が医師をしている病院の看護婦役で
レギュラー出演していた。
>>56 ちなみに、息子さんの舛田明廣はフジのディレクターだった。息子さんももう
結講なお年のはず。最近名前を見ないが、今は何をしてらっしゃるのか?
他、佐藤純弥(日テレ・佐藤東弥)、伊藤俊也(日テレ・伊藤響)と、本編の大物も
自分の子息はキー局に入れているのが面白い。結局、同じ現場仕事とはいえ、映画界は不安定
だし自分と比べられて気の毒、まだTVの方が・・・ということか。
完全なスレ違いだけど、山田太一も娘さんを某局のディレクターにしているし、出版やメディア界には
業界の大物のコネ入社は本当に多いようだな〜。大変な仕事なのに、やはり自分の見知った業界に入れておいた
方が安心、同じ激務の現場仕事でも、下請けや外注で苦労させるより発注元の方に入れておきたい、というのが親心なのかね〜。
58 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/15(木) 21:08:54 ID:dE5I3Uvc
>>56 そういや
長谷部早苗とか、香苗とかも出ていなかったっけ??
59 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/16(金) 00:18:37 ID:d+/ARUJh
日活のスターのデビュー年を教えてくれ
ヤマトは松本零士に全部任せてほしかった。
舛田不要!!
61 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/16(金) 15:11:02 ID:U8ejtJog
>>58 >長谷部早苗とか、香苗とかも出ていなかったっけ??
長谷部安春監督の娘・長谷部香苗は、舘・柴田コンビの『あぶない刑事』で
婦警役でレギュラー出演していた。
ちなみに「大都会2」には白川望美、後の志麻いづみ(ロマンポルノでお馴染み)も
看護婦役でレギュラー出演していた。
62 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/16(金) 23:02:38 ID:JQHhoO/w
63 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/17(土) 01:07:21 ID:rhAAsVTf
必殺5!黄金の血
なぜ突然必殺に登板されたのか謎。
これまで必殺を一本も撮ったことが無いにも関わらず。
そういえば、撮影は先だったけど同じ頃に
「江戸城大乱」も公開されて種
>>63 強いて言えば、配給・製作の松竹サイドがビッグネームがあり早撮りできそうな監督を望んだ
→共同製作の朝日放送や京都映画もその要望を飲まざるを得なかった? と推察してるんだけど。
舛田さんはその91年、3本の映画(「動天」「江戸城大乱」「必殺!V 黄金の血」)が
公開、その合間にTV作品まで撮っている。「必殺」の現場には余り来なかった?(かなりの部分を監督補の津
島勝や撮影の石原興で撮った?)、舛田さんは1本も映画・TVの「必殺」を参考に観ようとしなかった?
(1本も観ずに撮ってしまった?)という真偽不明の噂も聞いた。
京都映画の人間は工藤や深作並の凝りと粘りを覚悟していたのに、5時で終わって
すぐに帰ってしまうので拍子抜けしたらしい。舛田さんがプロデューサー(松竹サイド?)に気を
遣って予算とスケジュールを守ることばかり考えていたのは明白。
さらに、ただでさえ「激突!」やTVスペシャルの撮影も同時期に相前後し、細切れのややこしい
スケジュール。だからそんな場所になぜ不慣れな舛田さんを入れるのかと・・・。
65 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/17(土) 21:37:33 ID:2Jvqaedi
>>64 ありがとうございました。
結局登板の理由は謎ということですね。。。
でも、その後、京都映画製作の日テレ時代劇『父子鷹』でメイン監督を
務められたので京都映画スタッフからの評判はそれほど悪くなかったのでは
と思います。
それにしてもTVシリーズを一本も撮らないまま映画を撮らせるとは
謎の多い大胆な起用。。。殉職もあるストーリーだというのに、従来の必殺を
知らない監督に撮らせるのはかなり無理があるような。
あの独特の世界観を知らなかったから、あのような結末になったのか???
いずれにせよ「必殺5!」は評判の悪い映画ですが、個人的には好きです。
舛田監督の登板も「赤いハンカチ」が好きな僕にはうれしいニュースでした。
>>65 すいません、
>>64 は結局は何も言ってないと同じですね。
>京都映画スタッフからの評判はそれほど悪くなかったのではと思います。
舛田さんはその後、「父子鷹」「八丁堀捕物ばなし」をそれぞれ1話づつ
監督されているようですね。うーん、TVの場合、監督の人選は基本的にキー局や元請け
制作会社のPの意向が優先されますからねえ・・・。
「父子鷹」は日テレ=松竹、「八丁堀捕物ばなし」はフジ=映像京都だったと
思いますが、京都映画はあくまで下請け(孫請け)ですからね。しかも、スタジオは
京都映画でも、「必殺」系以外の人がスタッフに入っていることもあるし。
正直、やはり舛田さんは余り合わなかったんじゃないかと思います。
舛田の作品が「宇宙戦艦ヤマト」以外つまらない件について
68 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/18(日) 14:48:36 ID:nj3JbXIy
俳優の久米明氏は『トラ・トラ・トラ!』にて黒沢明監督と後任の舛田利雄監督の演出を受けた
唯一のプロの俳優だったそうです。
海軍軍人役に素人起用した反面、黒沢監督が起用したプロの俳優陣(滝沢修、宮口精二、辰巳柳太郎、山崎努、
中村敦夫氏ら)がほとんど降板した中、久米氏だけがどういうわけか、また同じ役(奥村駐米一等書記官役)で
出演依頼があったそうです。
69 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/22(土) 02:36:27 ID:ZS/9v2vc
>>61 >「大都会2」には白川望美、後の志麻いづみ(ロマンポルノでお馴染み)も
>看護婦役でレギュラー出演していた。
全く知らなかった…orz
70 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/22(土) 19:23:41 ID:5WVqXSWh
もう映画は撮られないんでしょうか?2時間ドラマでもいいから
良質の題材を映像化してほしいな。
>48
西崎って層化関係だっけ?
やっぱり「紅の流れ星」になるのは理解できるけれど
「狼の王子」は慎太郎=田村孟のアンヴィバレントな傑作じゃね
72 :
この子の名無しのお祝いに:2005/11/28(月) 00:56:19 ID:lJjM8gk9
もう引退したの?
この人の作品は職人技でしたね。
舛田紀子は今主婦でもなさっているのでしょうか?
「大都会」シリーズの看護師は良かった。
73 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/08(水) 10:52:24 ID:ZGV3Yfev
今後はこの手の個性のあるタイプの職人監督は出てこないだろうな。
74 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/16(木) 21:34:56 ID:+gz3wiWq
75 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/17(金) 21:08:27 ID:keGvee/6
再評価されてもいいよね。
回想録の出版の企画を出して欲しい。
76 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/10(金) 07:04:55 ID:eQeiADqJ
まだ現役なん?
77 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/20(月) 00:53:22 ID:D/bFi6so
名前全く聞かないね
79 :
この子の名無しのお祝いに:2006/03/28(火) 22:44:47 ID:KdiQUb6H
トラトラトラのフライシャー監督死去。
>>74 アニメスタッフが劇場用にTV版の再構成を検討していたが、ストーリーを追って行くとどうしても軽く4時間以上になってしまう。
そこで西崎Pが個人的に付き合いのあった舛田監督に意見を伺う。そこでドメル艦隊戦を中心にした構成を提案されたそうだ。
81 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/08(月) 19:53:15 ID:4mfhH2nc
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1934485/detail?rd >今では大御所となった高橋さんですが新人時代、映画「上をむいて歩こう」で坂本九さんと共演した時には、
>とんでもない差別を受けたのだそうです。
>監督は坂本九さんがNGを出しても笑って「いいよいいよー。九ちゃんいいよー」と言っていたそうですが、
>高橋さんがNGを出すと豹変!!「高橋このやろー!フィルムはただじゃねーんだ!!」とこっぴどく叱られたそうで、
>「なんだこの差は!?」「どういう扱いなんだこれは!?」と悔しい思いをしていたのだとか。
この映画の監督が枡田大監督。
どうやら上には媚び諂い、下へは苛め抜くという、性格のとても悪い人みたいですね。
巨匠だかなんだか知らないけど、最低だな こいつ。
82 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/08(月) 20:01:21 ID:/7iydfTf
>>81 おいおい、この話が実話だとしても、
>どうやら上には媚び諂い、下へは苛め抜くという、性格のとても悪い人みたいですね。
>巨匠だかなんだか知らないけど、最低だな こいつ。
これは飛躍のし過ぎだろ?
でも、ちょっと失望した。
自由主義で、大らかで陽気な人だと聞いていたが…
83 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/08(月) 20:12:05 ID:4mfhH2nc
たしかに身内の日活の俳優である新人だった高橋さんに厳しくて
外様でお客様待遇の坂本さんに優しいのはある程度は理解できるんだけど、
でもあの温厚な高橋さんが未だに悔しい記憶として残るのは、
この監督が少しも情の感じない、八つ当たりみたいな仕打ちをしたからでしょ。
俳優を物としてしか見ていないからこういう仕打ちも出来るんじゃないの。
もっとおおらかな人と聞いていたから、この陰湿な話読んでその二面性に気分悪いです。
84 :
この子の名無しのお祝いに:
英樹は舛田とは初期数本組んだのみ。
舛田は裕次郎専門で渡に引き継がれて行く。
後半売れてきた英樹は旭とセットで舛田映画出演。
あの温厚な英樹にとって舛田はトラウマだったんだろう・・
渡は紅の流れ星〜無頼・大幹部〜嵐の勇者たち〜スパルタ教育・くたばれ親父
〜暁の挑戦〜さらば掟〜人間革命とコンビを組んだ。
英樹は松尾昭典・野村孝とは未だにコンビを組んでいる。
日活「地獄の破門状」は裕次郎が蹴ったタメ旭が主演して旭役に英樹が抜擢。
元々裕次郎・旭・渡・錠・ルリ子映画だった。
日活オールスター映画「嵐の勇者たち」も旭・英樹以外総出演。
今考えると英樹・舛田は色々とあったんだろう・・