【ゴジラ】昭和東宝特撮SF映画総合2【円谷】

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935この子の名無しのお祝いに
昭和40年代前半、海外への販売が見込める邦画(輸出適格映画)に
対して、国庫からの融資が行われた。で、この制度を利用するために、
海外で人気のある特撮映画の制作が急増したわけ。
日活や松竹が急に怪獣映画に参入したのもそのせいだし、
「ガンマ第3号」や後期ガメラシリーズみたいに、
既存の特撮映画のラインでも海外向けに外人キャストが多くなった。

そう考えると、合作ということで最初から海外配給が前提となっていた
フラバラやサンガイは、通常よりも予算が上増しされてた可能性が高そう。


ちなみに、この件を調べるためにググってたら、
なんと当時の国会議事録が引っかかった。
国会議員が当時の怪獣・特撮映画の収支について
身も蓋もなく論議してるのは、けっこう面白いよ。

http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/063/0020/06304140020014c.html