【美姫】隠し砦の三悪人【黄金】

あの百姓娘と呼ばれてるのは、途中から同行した地味な娘のことかな？

あれは秋月家に仕えていた身分の低い武家の子女のようだが。

リメイク決定したね
三船は誰がやるのかな

俺は三悪人とは雪姫、真壁六郎太、田所兵衛の３人とみた。
又八、太平は道化の善人。

ラスト３人がドン・ドン・ドンとカメラに向かって歩みを進めるシーンが
その根拠。最後の最後で仲良く階段を下りてくる２人は悪人とは思えん。

「隠し砦の」には兵衛は入っていないが、これは最初は観客に真壁六郎太、
又八、太平の３人が悪人と思わせる黒澤のトリックとみた。

じゃぁタイトルは「隠し砦と三悪人」とすべきだったな。
ちなみに外国で上映されるときのタイトルは「hidden fortress」
「隠し砦」ってだけ。

テレビで「天国と地獄」を見て、オリジナル見てみようとレンタル行ったら貸し出し中。
仕方なく隣にあった「隠し砦の三悪人」借りてきました。ＳＷの元ネタとか聞いたし、まいいかって感じで。
黒澤作品はカラー映画（八月のラプソディ）しか見たことありません。
つーか、白黒映画自体、ほとんど見ない。

で見た。「隠し砦の三悪人」。

なにコレ？めちゃくちゃおもしろいじゃん！
いや正直、こんなにハラハラして笑った映画ははじめて。
最後の馬でかっさらうとこ、「裏切り御免！」で嫁と俺、拍手喝采ですｗ
嫁「こんなおもしろい映画みたことない！」
俺も同感だｗ

黒澤映画、難しそうだからと敬遠しててマジすまんかった。
これからまたレンタル行って、どっさり借りてきます。
おれ３２歳、嫁２８歳。
遅咲きだけど黒澤映画にはまりそう・・・

>>932
もしかして「七人の侍」も観てないの？
だとすればある意味 羨ましい…。
あの初見の感動をこれから味わえるのだから。

>>933
はい、観てませんｗ
テレビみなかったら、「隠し砦の三悪人」も一生観る事なかったかもしれないです。

今日は「椿三十郎」「用心棒」「野良犬」「酔いどれ天使」借りてきました。
嫁も俺も三船敏郎に参ってしまったもんで。
今さっき「椿三十郎」観終わったとこだけど、いやぁ〜おもしろかった！！
加山雄三だ、北の国からの五郎さんだ、と嫁とわぁわぁ言いながら観ました♪〜
ラストの対決は二人、瞬きもせず息を殺して観ました。すげぇー！！！

これから残りを一気に観ます。
嫁は夕飯作る間も惜しいと言うので、今日は出前でも取ろｗ
次回は「七人の侍」借りてきます。
スレチすんません。でわ〜♪
932
　　　嫁は三船敏郎を世界一かっこよくてセクシーだといってます。ま、仕方ないかｗ

う〜ん
「用心棒」→「椿三十郎」の順で見て欲しかった。

>>934
そうか、そんなに気に入ったか。

ちくしょう、おれなんだか嬉しくて泣けてきたぜ。

「七人の侍」「用心棒」「椿三十郎」、面白くて何度も観た。
これからもきっと何度も見返すだろう。

しかし、この「隠し砦の三悪人」は一度観たきり。
楽しくなかった訳じゃない。
つまらなかった訳じゃない。
ほんとはもう一度観たいんだけど、

上原美佐の声を聞くのが怖くて観られない……。

なんで怖いの？
あんなん怖がってて世の中渡って行けるの？

>>938
世の中は渡っていってるけど上原美佐のあの声は怖い。

世紀の金切り声。
しかも全編。

聞いてるのがツライだーよ。

よっく聞けぃ！
あの女の子は最後どうなったの？　

あの娘が本当の姫だったのじゃ！

確かに、「姫は私です！姫は私です！」と叫んではいたが・・・

>>934
そっか、そっか判ってくれたかぁ。
そこで観る「七人の侍」！内臓を鷲掴みされて揺さぶられるが如き感動
でっせ、旦那！

934です。
嫁が俺の留守中「隠し砦の三悪人」また借りてきて、義妹（つまり嫁の妹）と観ました。
で、六郎太が刀両手で持って馬で走るシーンありますね。
あのシーンで義妹（乗馬経験あり）は
「あのスピードで両手離し、中腰なんて素人にできるわけない！
　乗馬のプロの代役と合成でとったに決まってるでしょ！」
嫁「三船さん（さんづけですｗ）は物凄い俳優なのよ！海賊やろー（ジョニデップのこと
　義妹がファン）とは格が違うのよ！だいたい合成ってナニよ？」
と両者ゆずらず。
俺にんなこと判るわけねぇしー（ ´Д⊂ヽ

宅配ピザがかかってます。このスレの判定には従うと申しております。
どなたか教えてください　m(_ _)m

ちなみに義妹にも「隠し砦」は大好評でした。

円谷特撮をみれば当時の合成の技術がよくわかるよ

>>934
喧嘩するでないぞ。仲良くググるのじゃ。

>944
ttp://jp.youtube.com/watch?v=IYk0q_wIOm0
↑
このシーンで三船に向けて飛んでくる矢は（首に刺さる奴以外）本物。
見ればわかるとおり、代役など使ってはいない。
望遠レンズで距離感をわかりにくくしてはいるものの、
射ち損じの矢がすれすれに刺さった事が何回もあった、と後年三船氏は語っている。

ここまでする監督があの乗馬シーンで代役など許すわけがない。

ちなみに、三船氏はこの矢のシーンや、例の乗馬シーンを撮影する時期、
恐怖とプレッシャーから連日深夜まで飲み続け、泥酔しては黒澤邸の前まで行って、
「黒澤明のバカヤロ〜！」と喚き散らす事を繰り返したという。

>>944
あそこまでやらせちゃうのが黒澤だったし
やっちゃうのが三船だったんダヨ

ちなみにあのシーンはジョン・ミリアスの「風とライオン」でパクられてる
（オマージュというべきか）
こちらはショーン・コネリーのダブル（スタントマン）が演じてるヨ

>>945-948
944(934）です。
やっぱり本人でしたか・・・すげぇもんだなぁ・・
嫁が鼻息荒く義妹にメールうってます。
豪華ピザが食えますｗ　ありがとうございました。

ＴＶの余波か、最近黒澤映画の貸し出しが多いです（自分らもそうだけど）。
お目当ての作品がなかなか借りられないので次回「風とライオン」、
借りてきます。
今日嫁は仕事が休みで、また「酔いどれ天使」を借りて観てました。
なんかものすごくはまってるみたいｗ

一応、当初の予定ではこの映画の乗馬アドバイザーだった流鏑馬の師範が、
三船と体格その他良く似てたんでこの人にスタンドインやってもらうはずだったのを、
三船氏本人の希望で自ら演じた、という経緯みたいですね。

「ｽﾀﾝﾄﾞ・ｲﾝもﾄﾘｯｸも使わず、三船自身が両手放しで馬に乗り、全力疾走させている。
三船は乗りやすいように自分で馬の鞍を締めていた」（黒澤明・夢のあしあとより）
‥だそうです。
944さん、奥様と私
年が近いけど、女はハマると凄いですよ〜

ただし樋口年子のほうはスタント。

>>950-952
みなさんありがとうございます。
俺みたいな黒澤初心者、馬鹿にされるんじゃないかと少々怯えてました。
質問もちょっとアレだしｗ
みなさん親切でとても感謝しています。
ありがとうございました。
９４４

>>953
あんたのレスこそ読んでて楽しかったし、嬉しかったよ
ありがとな！

スレ汚しスミマセン。９５４さん、ありがとうございます。
９５３です。ちょっと嬉しいことがあってので報告したくて。

「七人の侍」なかなかレンタルできないので、先ほど買って帰ってきました！
それもＢＯＸで！うひょ〜〜＾＾

いつか子供ができたら見せたいし、家宝にもなるから黒澤ＢＯＸ全5箱（大映とかも含めて）、
来年3月まで揃えましょうーと嫁が、あのド○チな嫁が・・・・ﾟ・(つД｀)・ﾟ・　　
でとりあえず「七人の侍」がはいってるのを購入と。
帰路、車中から義妹に自慢がてら嫁が電話すると、今からそっちに自分も向かうから
それまで見るな、7時ごろに着くからピザ何枚でも注文しといてくれーだってｗ
義妹は「天国と地獄（オリジナル）」を先日見たらしく（うちらはまだ未見）、ＴＶ版で興奮してる我々が
いかに哀れでおめでたいか、電話でえんえんと語ってましたｗ

９５１さんも仰ってましたが、女性はハマると凄いです。
味噌汁が少し薄いと言うと「・・・おめぇ、命が惜しかねぇか・・？」と凄み
ケンカしてる子供（知らない子）を見ると、「どいつもこいつも可愛いツラしてやがるぜ」と呟き
「仲良くあそぶのじゃ。ケンカはならぬぞ！」と一喝（おれ恥ずかしい・・）
支払いでは「本当に良いお金は財布の中に入ってるものなのよねぇ・・・」と嘆き
この間の可燃物のゴミの日には「よぅし！燃やすぞ！」と叫んでゴミ袋抱えて走って行きました・・・

義妹が来たようです。みなさんのお陰ピザもそろそろ着くでしょうｗ
長々とスレチすみませんでした。
では、御免！　　　　　　　　　　　　　　　　　　９５３

何かオモロイ夫婦だねw

>>955
ってー事は、今は「七人の侍」を鑑賞中って事ですかい、旦那！

>>955
見たヤツ、全部報告してくれ〜い!!!
なんかもう忘れてしまった初見の感動が甦って来る感じ♪。

「七人の侍」みた。
すげぇ・・・・　　　
９５５

奥様の感想も聞きたい！しかし、いいなぁ〜‥955さん夫婦が本当にうらやましい。
私の主人は呆れ返って、この間 ﾌﾟﾚｲﾔｰごと捨てたんですよ‥

なんか良いなぁ…一連のレスを読んで、黒澤にハマり始めた時期を思い出した。

職場の先輩に勧められて、初めて『用心棒』を観てから、週末になると２〜３本まとめてレンタルして観てた…

そのうち、テレビの画面じゃ物足りなくなって、液晶プロジェクターに50インチの専用スクリーンまで買って…

それで、液晶プロジェクターの大画面で初めて観たのが『隠し砦の三悪人』だったよ。

両手放しの乗馬シーンを観たときに「高かったけど、プロジェクター買って本当に良かった！」って思ったよ。

追いつめられて六郎太が雪姫に短刀を渡すシーンがあるが、あれも自決強要って事になるんやね沖縄人にとっては。

>>961
おれも思い出すなぁ。1976年の七人の侍のＴＶ放送、翌77年の天国と地獄の
リバイバル上映で、ハマってしまい、78年の用心棒、椿三十郎、隠し砦の三
本立てが決定打。ビデオなんて一般的で無い時代で、田舎から横浜に就職
し、週末は池袋文芸坐や浅草東宝でオールナイト上映を観倒したんだ。入り
易いこれらの映画を経て、段々と生きものの記録、羅生門、白痴とうれしい
深みの第二弾にハマって行くんだよ。もちろんその次の第三弾もあるんよ。

黒澤映画あんまり詳しくないし、とってつけたようなヒューマニストっぽい
セリフを登場人物に言わせたりするところがあんまり好きじゃないんだけど、
この映画はそんなことを感じることもなく、純粋に楽しめた。大好き。

七人、隠し砦、天国と地獄、蜘蛛巣城、どん底、悪い奴、酔いどれ、乱、生きもの
ここらへんはふとしたときに見返したくなる
将来子供にも見せるつもりならBOXで揃えたほうがいいのかもな

>この映画はそんなことを感じることもなく

そう？ぷんぷんにおってくるぜ。

「姫は私です。」とか黒澤だなと思うけど。

黒澤あまり見てないから感じないんだろうな。

姫の歌は正直どうよ？

あれ歌なのか？
語りかと思ったが

それにしてもへただが

俺は好きだな
よく頑張ってあそこまでやったと思うよ

途中からくっついてくる百姓の娘、「天国と地獄」で藤原釜足の娘役やってた。
葬式のシーンでちょっと登場。黒澤組かな？

はぁ？「悪い奴ほどよく眠る」では？

焼却場のおじさんに娘がいたんだ。知らなかったw

椿三十郎ではキリッとした腰元だったよね。

釜足さんの名場面を語りだしたらキリねぇよ

よく考えると不自然なシーン
初めに又七と太平が泉のところで姫に会うとき、姫はひと言も喋らないで逃げるだけ
普通だったら「キモいジジイ、見てんじゃねぇよ！」くらいは言いそうだけどな

＞974
位の高い者は下人とはしゃべらないんだよ。

>>974>>975
牛じゃ、牛娘じゃ！

「蜘蛛巣城」の特撮を黒澤は気にいらなかったというわりには、
「隠し砦」では銃弾が地面に当たるところとか
お粗末な部分が多かったな。