1 :
この子の名無しのお祝いに:
リアルタイムではなくレンタルビデオで見る懐かし邦画。
長年映画を見続けてきた方々とは違った視点で語れるかもしれません。
年配の方もぜひご指導ご鞭撻をお願いします。
というわけでテーマは黒澤映画からではどうでしょう。
10代20代で黒澤映画好きという人はいますか?
2 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/05 03:21 ID:BIaQKWet
用心棒
3 :
3船:04/05/05 03:25 ID:BIaQKWet
の三船敏郎
このかっこよさがなかなか周りにわかって貰えない
つまんね
扇子梨>1
このスレは伸びない
>3
三船敏郎、本当の名優だと思います。3は何歳?
あ、あまりにベタすぎる。。。
8 :
3:04/05/05 04:06 ID:43R9xxJc
>>4 2-3は1さんじゃないです。
>>1 21です。
懐かしだからベタにいったほうがマッタリできるかと
スレ汚してすいません。
こいつ本物みたいだ
10 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/05 16:24 ID:kCpyBBg7
内田吐夢の「飢餓海峡」を見ました、追い詰められた人間の心理を見事に描ききった傑作だと思いました。
三國連太郎若い!釣りバカのイメージしかないもので。タイトルの「飢餓海峡」というのは津軽海峡をさすと同時に
困窮の中を生きてきた主人公の心の中にある飢えや渇きを意味しているような気がしました。
11 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/05 18:56 ID:VaT8imAA
12 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/05 22:00 ID:kCpyBBg7
「血槍富士」は同監督のですね。なかなかレンタルビデオ店に古い邦画はないんですよね。
やっぱりBS2の小津特集だよ。
14 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/07 14:31 ID:966EyaCU
小津監督は何から見ればいいんですか。年配の方教えてくださいな
15 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/07 17:01 ID:vUKD8l2l
小津作品で原節子の出演作を年代順に教えて下さいな
16 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/08 09:35 ID:v+0RFPBM
>>15 1949(S24) 晩春 紀子
1951(S26) 麦秋 紀子
1953(S28) 東京物語 紀子
1957(S32) 東京暮色 孝子
1960(S35) 秋日和 秋子
1961(S36) 小早川家の秋 秋子
17 :
15:04/05/08 13:17 ID:MUAgC/zx
\ ∩─ー、 ====
\/ ● 、_ `ヽ ======
/ \( ● ● |つ
| X_入__ノ ミ ありがとうだクマ━━━━━━━!!!!!
、 (_/ ノ /⌒l
/\___ノ゙_/ / =====
〈 __ノ ====
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\___) \ ====== (´⌒
\ ___ \__ (´⌒;;(´⌒;;
\___)___)(´;;⌒ (´⌒;; ズザザザ
18 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/08 21:35 ID:R+d1q8Yd
>>14 年配じゃないが、「秋刀魚の味」から年代順にさかのぼっていくのがよいと思う。
19 :
23歳:04/05/08 22:48 ID:KjdoLYDj
今村昌平の「にっぽん昆虫記」を見てみます。
>19
やめといたほうがいいかも。
21 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/19 00:35 ID:YmyVfC9n
今村昌平と川島雄三あたりが好きだなあ
昭和30年代の風景がリアルタイムでうつってて
当時の風俗が良く分かるし
内容も面白い
22 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/26 18:06 ID:i6UHNN4i
黒澤監督の中では「天国と地獄」と「椿三十郎」が面白かった。
他の作品は時間があればでいいけど、この2本は必見!!
ベタかもしれんが「七人の侍」もやっぱ必見じゃない?
24 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/29 01:01 ID:LfT+rsQI
今日初めて「七人の侍」観たけど、長い尺にも関わらず
最後まで飽きずに楽しめた。
百姓達の面構えが最高。
今、ああいう顔の俳優さんって少ないだろうな。
25 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/29 19:48 ID:esGPPTbA
>>22 「椿三十郎」が必見ならば当然「用心棒」も見るべき!
26 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/30 13:40 ID:xmq7hQWg
「椿三十郎」って、やっぱ「用心棒」観てからの邦画
楽しめるのかな?
27 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/30 16:52 ID:iLkM/wki
28 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/30 17:04 ID:XUG6Q8AO
今、30オーバーの年齢だが大学生の頃黒澤映画にはまったなー。
日本の教育制度では日本の伝統文化とか全然教えられてこなかったから
黒澤映画を通して日本の文化を学んだって感じ。
それに昔の女優さんは日本語が綺麗で萌える。
ふむむ
30 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/30 19:15 ID:S4EyzkQf
「天国と地獄」よかった人は、「悪い奴ほどよく眠る」もオススメです。
>>26 「用心棒」は「椿三十郎」の続編みたいな感じだよ。
>>31 それじゃ逆
「椿三十郎」が「用心棒」の続編みたいな感じ
>28
黒澤作品に限らず、昔の女優の言葉遣いの美しさ、所作の華麗さには
ただただ感心しますね
34 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/05 22:19 ID:Sy2h2rhl
懐邦ビデオを観ていて、何が嫌って
セリフが聞き取りにくいのが我慢できん。
まあ、原盤の保存状態云々という問題なんだろうけど。
そういや懐邦DVDって、日本語字幕の入ってるのは
あるんでしょうか?
35 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/06 05:18 ID:t4p0BQ3u
レンタルで黒澤DVD見たけど日本語字幕入ってたよ
36 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/06 06:14 ID:sQ2zpU0z
>>6 最近名優マーロン・ブランドが逝去したが、彼は若い頃に同じ飛行機に三船が
乗ってると知ったら、挨拶しにいったそうです。
さすがは世界の三船。
37 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/06 08:10 ID:YnK48AYe
>>34 さいきん姉が買ってきた山中貞夫とかいうえらい昔のひとのDVDには
字幕がはいっていました。
ふつうの時代劇でたいしておもしろくなかったけど。
38 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/06 11:15 ID:D5bja6/2
>>1 まず、「赤ひげ」までの黒澤作品を全部見ろ。
小津、日活、作品は見る価値無し。
39 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/06 11:33 ID:ALa3p55F
ちょうど30を超えたところだが、学生の時に観て衝撃的だった
懐かし邦画を挙げると、
『生きる』黒澤明
『日本の悲劇』木下惠介
『人間の條件(全6部)』小林正樹
『ああ爆弾』岡本喜八
『神々の深き欲望』今村昌平
などなど、いったところかな。
溝口、小津、成瀬はここ数年でその魅力がだいぶ理解できてきた。
40 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/30 16:27 ID:L6nyXEYJ
内田吐夢監督の『飢餓海峡』ってお薦めですか?
41 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/30 16:45 ID:RR1TuUBX
『飢餓海峡』俺には今ひとつピンと来ないんだが、貧困の不幸の味を知る苦労人なら
倍は凄い映画に見えると思う。
42 :
この子の名無しのお祝いに:04/08/10 01:35 ID:m2nhTSq5
保守
>>39 > 『日本の悲劇』木下惠介
大島のデビュー作「愛と希望の街」は続編みたいな話だな。
望月優子も出てるしな。
44 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/04 20:01:57 ID:Ai88P3dH
age
45 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/04 21:53:35 ID:yZX8hkkA
>>38 小津、日活、作品は見る価値無し。
ばっさり切り捨てたな。じゃあ東映、大映はどうだね。
たいそうな自信家サン。
>>45 東映は・・・・・
『反逆児』『花の折鶴笠』『妖刀物語花の吉原百人斬り』『里見八犬傳』
『柳生武芸帳』『徳川家康』『大菩薩峠』『浪花の恋の物語』『緋ざくら大名』
『幕末残酷物語』『武士道残酷物語』『五番町夕霧楼』『関東緋桜一家』
この中で、超お勧めは、『徳川家康』
>>45 大映は・・・・・
『ジャン・有馬の襲撃』『濡れ髪剣法』『新撰組始末記』『薄桜記』『斬る』
『忠直卿行状記』『弁天小僧』『剣鬼』『眠狂四郎無頼剣』『眠狂四郎人肌蜘蛛』
『座頭市物語』『座頭市地獄旅』『ひとり狼』『鬼の棲む館』『新・平家物語』『浮草』
『羅生門』『雨月物語』『維新の曲』『狼火は上海に揚る』
この中で、超お勧めは、『新・平家物語』『狼火は上海に揚る』
>>41 『飢餓海峡』は見といて損はない。左幸子という綺麗な女優の代表作でもあるよ。
>>19もだけど。
今でもベスト邦画10が開かれたら、常連に入る人気作。
ちなみに、左幸子といえば『大江山酒天童子』を忘れてはいけなかった。大映に追加。
49 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/05 11:24:16 ID:dul+G7F+
>>38 日活にも傑作、佳作がありますよ。( )は公開年度
『警察日記』(55)『ビルマの竪琴』(56)『狂った果実』(56)
『幕末太陽伝』(57)『キューポラのある街』(62)『にっぽん昆虫記』(63)
『赤い殺意』(64)『けんかえれじい』(66)『八月の濡れた砂』(71)
『四畳半襖の裏張り』(73)etc 藤田敏八の作品なんかは若い邦画ファンにもウケるのでは。
50 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/05 18:17:01 ID:SWFxBdt0
「人情紙風船」 1937年、前進座&P.C.L.作品、監督、山中貞雄。
良く晴れた日、江戸の貧乏長家に浪人の首吊りが発生、役人が調査に訪れる所から物語は始まる。
どこか落語の登場人物を思わせる長家の連中、大家を焚き付けて酒を確保、通夜でおおいに盛り上がる。
そんな長家に住んでいる、これまた貧乏浪人の海野又十郎は妻にせかされ、毎日、江戸勤めになったかつての父の知人に近付こうとするが、いつも体よくあしらわれてしまう。
毎日のように接近を試みるが、ある雨の日、とうとう、二度と姿を見せるなと引導を渡されてしまう。
一方、又十郎の隣に住む髪結いの新三は、やくざの源七に睨まれながらも、懲りずに自分の賭場を開いていたが、気付いた源七の子分達に賭場を潰されたため、金に困り、髪結いの道具を質屋の白木屋に持ち込むが相手にしてもらえない。
又十郎が引導を渡された同じ雨の日、傘を持たず一人雨宿りをしていた白木屋のまな娘、おこまと出会った新三、彼女を自分の長家に連れて帰ってしまう。
そんな事情を知った白木屋、源七らを使って、長家におこまを引き取りにくるが、当のおこまは、妻が外出中だった隣の又十郎の部屋に隠されており、新三は啖呵を切って源七らを追い返してしまう。
その後、大家の計らいで、おこまは無事、白木屋へ帰され、大家と新七は50両の大金を得、その夜、またまた長家仲間と共に祝宴をあげる事に…。
一見、のどかな物語に見えるが、その背後には、暗く貧しく、先がない民衆の絶望感が見えかくれする。
ラスト、飲めない酒を飲んで帰宅した叉十郎がかどわかし事件に加担した事や仕官に失敗した事を知った妻がとった行動は…。
また、酒宴が盛り上がる中、源七に呼び出された新七に待ち受けていた運命は…。
全体が、どこか明るいタッチで描かれているだけに、この救いのないラストは強烈である。
夭折した監督が残した、現存する3本の作品の中の一本。
どこか、現在の閉息的状況とダブる内容が哀しい。
51 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/19 21:03:47 ID:/eByvDio
【馬】馬鹿者が懐かし邦画を語る【鹿】
と言えるほど詳しくないのでしたage
黒澤やオズの信者中高年さんはご遠慮ねがおうぜ
53 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/20 20:44:48 ID:qHh2bq+8
オヅ信者、粘着質&謎解きばかりやってる。
100周年で盛り上がったからって図に乗りすぎだ。
54 :
この子の名無しのお祝いに: