1 :
この子の名無しのお祝いに :
04/02/11 04:59 ID:Izw0AZ3n 素晴らしいですよね。 皆さんのお好きな武満作品を挙げて逝って下さいな。 ちなみに私は「どですかでん」「夏の妹」「他人の顔」などが 好きです。挙げて逝くとキリがありませのぅ〜
2 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/11 07:06 ID:guvSI9WQ
どですかでん最高!
4 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/11 07:58 ID:guvSI9WQ
どですかでんのメロディはマジ泣けるぜ
この板はロートルが多いらしく今どきまだスレタイを【 】で 囲んだ野暮なスレばかりだなw
6 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/11 16:28 ID:d3GrBIXx
早坂文雄スレも立ちそうだな
7 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/11 17:38 ID:0TutvJWu
斉藤一郎スレも立ちそうだな
とりあえず全集買っとけ
全集、編集がかなり雑だと聞いてるがどうなんだろ? おれは高橋悠治のインタヴュー目当てで買ってみようとおもうけど。
>>9 うーん、マスター音源が無い作品の場合
ビクターから出てた映画音楽集の音源をそのまま使ってたり
(怪談、砂の女も)してて、そこんとこ不満かな。
たしか「自動車泥棒」の音楽も武満だったよな
石川セリが歌うタンゴ調の「他人の顔」は最高! あのアルバム自体、最初から最後まで最高なんだけどね。
13 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/15 22:57 ID:qZJgPOnV
ところで武満徹が「他人の名前」で発表した歌謡曲にどんな曲があるかなんて 当てっこしてみませんか? 小林正樹の「燃える秋」は本人名義で、映画はツマラなかったけれども、曲は そこそこに売れたようですが(歌はハイファイセットね)
終戦後の服部良一作品のいくつかは武マンが書いてたらしいね
15 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/29 00:02 ID:DXDz+HKa
映画音楽CD全集持ってるけど、 やっぱ最高傑作は「青幻記」(成島東一郎監督)だな。 映画そのものとは関係なく聴くだけで胸打たれる。 これ、10数年前のテレ東土曜深夜の邦画劇場のテーマ曲で使われてたね。
16 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/29 00:42 ID:tOKc2UO4
乱れ雲を見た時は映画はもちろんだけど あの繰り返し流れるテーマ曲がすごい印象的だった
17 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/29 01:54 ID:4zcvC9xB
テレビの話で申し訳ないが 確か「赤穂浪士」を担当していた。これがまた 思いっきり不安を誘う不協な響きで 妙に心に残っている。
wowowで再放送してた「剣」も武満だったよーな。 でも、全集のリストには載ってないんだよな
>>17 大石蔵之介を萬屋錦之介が演じてるドラマだったけ?
それなら、その音楽覚えてる。去年スカパーで見た記憶が。
凄く心に残る音楽でした。
20 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/29 19:40 ID:hayeKWeB
「波の塔」なんて映画知らなかった。音楽は違くない? ドラマで「波の盆」ってのは間違いなく武満だけど。 中村登なら「古都」とか「紀ノ川」あたりだね。
21 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/29 20:52 ID:tOwhMLsd
「波の塔」は鏑木創だ。 ちなみに中村登映画が収められている全集CD第6巻では 「古都」〜「二十一歳の父」〜「紀ノ川」と続いていて すごくいい感じ。
22 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/29 21:00 ID:hayeKWeB
>21タソ そっかー、漏れは全集持ってないけど その流れはよくわかるわなあ。 漏れはVol.2の篠田監督編とVol.6だけ持ってる。 なかなかに、全部そろえることができなかったよ。
儀式いいな。
25 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/29 22:54 ID:hayeKWeB
ゴーストライターではなく映画音楽の共作っていうことなら 佐藤勝とのコラボで「狂った果実」とか芥川とで「太平洋ひとり ぼっち」があるけど代作って話はよく聞くけどほんとはどうなんだろ。
26 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/29 23:21 ID:PZ55xSeN
「食卓のない家」のサントラ盤完全復刻しろやぁ、ゴルぁーーーーーー!!!
>>24 たぶんホントじゃない?
岩城宏之がなにかの講演で、武満本人から聞いた話として
しゃべってた。
28 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/02 21:37 ID:ZzlSSi/o
今、中曽根の番組で「乱」使いまくり、あと池辺の「影武者」も。
30 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/23 20:48 ID:DTFtTuyT
武満の「どですかでん」の音楽は「ディア・ハンター」で 使われたクラシック曲、『カヴァティーナ』の模作だよね。
31 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/25 19:45 ID:6SHyXJTx
指揮者のサイモン・ラトルが日本にやってきたとき、武満と飲みに行ったんだよね。 その飲み屋にはカラオケがあって、配信曲リストを渡されるんだが、それを見た武満、 「あ、これ俺の曲だ」「これも・・・・」と笑っていたという・・。
32 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/25 22:56 ID:+DftOvhe
>>30 ネタでしょうか、「カヴァティーナ」は音楽担当のスタンリー・マイヤーズの
オリジナル曲です。「どですかでん」の方が先。
っていうか全然似てないし。
>>30 にとって、オーケストラを使った映画音楽は皆「ジョン・ウィリアムス風」
なんだろうか?
まぁ、武満の音楽の原型はドビュッシーだもんな。 早坂はリヒャルト・シュトラウス、伊福部はストラビンスキーとマーラー。
>>33 シュトラウス??
マーラー???
ストラビンスキーはアリかもしれないけど
チョトとっぴでわ?
35 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/27 23:39 ID:IfEINCoE
「乱」はどうですか
「はなれ瞽女おりん」が忘れられない。
37 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/27 12:39 ID:r4AKykMg
昔、NHK夏の高校野球(甲子園大会)で 出場校の紹介のVTRに「サマーソルジャー」が使われていたのには笑った。
>>37 まあ確かにメロディを弾いてるのは
例の曲と同じフェンダー・ローズ(電気ピアノ)だけど・・・
すげえ合いそうじゃんw
39 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/28 22:47 ID:r/lzYsOn
>>38 そう、すごい合っていたんだけど「サマーソルジャー」って脱走兵の話じゃん。
NHK、題名だけで決めたなあ?って。
41 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/16 13:05 ID:zoE2ao6i
>>25 狂った果実は佐藤が主題歌担当、武満が劇中曲担当だったと記憶している。
太平洋の方は、芥川が監修みたいな立場だったらしい。
芥川が曲のイメージを与えて、武満が曲を作る、みたいな形をとったらしい。
芥川の指示に答えるために、幾日も徹夜で作曲に取り組んだということを
武満が書いていたのを覚えている。
この仕事で映画音楽製作について、かなりのことを学ぶことができたそうな。
42 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/16 23:13 ID:ZBgN6MOf
早坂にとっての黒澤みたいに、武満と相性がよかった監督って誰だろう。 武満は自分では発言してるのかな? 思い付くのって、やっぱ勅使河原だろ。それから篠田、大島、小林ってとこか。
43 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/17 00:29 ID:IpjR3Pdx
>>41 武満がメロディ書いて芥川がオーケストレーションしたんじゃなかったっけ?
そんで指揮も芥川
44 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/17 09:16 ID:BB9YkV2t
羽仁進「不良少年」、篠田正浩「沈黙」も良かったな。
45 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/17 10:53 ID:SEqjVRNG
>>41 しばらくしてその武満の下(?)に高橋悠治がついて、オーケストラ譜を
書いたりとかして、映画音楽についていろいろ学んだらしいね。
もっとも、高橋の場合はあまり役に立ってなさそうだけど。
46 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/20 11:59 ID:ccglOgmF
>>42 早坂はどちらかと言えば溝口作品の印象が強いかも。
武満の音楽は成島東一郎カメラマンの時が一番映像と合っている感じがする。
監督じゃなくてカメラマンとの相性で言えば、 早坂文雄―宮川一夫 武満徹―成島東一郎
48 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/20 15:53 ID:EKG6pMMJ
>>46 >早坂はどちらかと言えば溝口作品の印象が強いかも。
そう?使い始めたのも黒澤の方が先(というか、黒澤映画を見て溝口は使い始めたんだけど)だし、「羅生門」や「七人の侍」のような印象的な旋律がある黒澤作品にくらべると、溝口ではアンダースコアとして印象が強いよね。
>武満の音楽は成島東一郎カメラマンの時が一番映像と合っている感じがする。
それはなかなか面白い視点だね。成島東一郎って作品の数が少ないのはなんでだろ。
>成島東一郎って作品の数が少ないのはなんでだろ。 協調性のない変人だったから
>>48 早坂が邦楽器を最初に本格的に映画音楽として取り入れたのが溝口作品だったと思う。
『近松物語』で歌舞伎の下座音楽を使ったりして、武満徹も強い感銘を受けたとか。
武満―成島の組み合わせは中村登『古都』『紀ノ川』、篠田正浩『心中天網島』、大島渚『儀式』、
成島自身監督した『青幻記』など。
映像そのものに音楽的センスがあるよね。
音楽とのシンクロの仕方が半端じゃない。
51 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/23 19:41 ID:jAm0nlmh
クラシックは全然詳しくないのですが「写楽」の元ネタって ひょっとしてディーリアスとかですか?前から気になっているもので・・・ フィルムセンターで川本喜八郎の「火宅」「蓮如とその母」の二本立てがかかりますね。 とっても楽しみ・・・。
52 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/23 23:19 ID:/3ZPNl+I
「上を向いて歩こう」は実は武満さんの曲なんですよね。 このスレとは関係ないですけども。
「七人のサムライ」も武満の作曲だよな。 このスレとは関係ないが。
54 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/24 00:48 ID:xjQvU3hu
「乱」「嵐が丘」「東京裁判」・・・晩年の作品はどれもイマイチだったなぁ。 なんかみんな同じような曲に思えてしまって。 あ、あれがあった・・・「火まつり」。あれは素晴らしかった。
あんまり関係ないけど「火まつり」のDVDって画質どうなの?
ていうか、こいつはドビュッシーの日本版エピゴーネンだよ。
57 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/24 01:01 ID:rI8YxysH
>>54 晩年の酷い作品の極めつけは「ライジング・サン」だよね。
なぜに絵に描いたように陳腐なオリエンタリズムなんだろう?
アメリカを舞台にした「ホゼ・トーレス」みたいな秀作もあるのに。
59 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/25 21:54 ID:RvbIGnfy
>>52 いや、真面目な話。それに坂本九のCDを年代順にじっくり聞けばその違いに気づくと思うよ。
>>59 妄想
自分の名前では「燃える秋」どまりのソングライターが
あの曲を書けたとは思えません。
だいたい証拠もないのにそんなこと書くのは八大に対して無礼きわまりないと思う。
62 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/28 19:30 ID:+wd/01aH
映画「切腹」の没コピー。 「切腹もタケミツ、音楽もタケミツ」ってほんとかいな?>(戸板康二)
>62 「ちょっといい話」に書いてあったね。 宣伝部の内輪話って感じだと俺は思ったけど。
64 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/28 23:42 ID:acWUMwp7
武満って 全然センス無いよな。この人の音楽暦2,3年くらいじゃないの? こんな低レベルな音楽作る方が難しそう 武満に感動したとか言う奴は死んだ方がいい。
>>64 誰も「武満に感動した」なんて言ってない。
“感動”みたいな陳腐な言葉使ってるのはacWUMwp7だけ。
66 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/29 22:06 ID:14kyTpJe
>>54 嵐が丘は知らんけど、乱と東京裁判の音楽はたしかに似てるかも。
そしてつまらん映画で長ったらしい所も似ている。
東京裁判をぶっ通しで見ようなどとすると、
映像に出てくるA級戦犯より先に逝ってしまう。
>>65 そいつは、色んなスレでアホ発言を繰り返しているよ。
黒澤明総合スレ2を見てみ。acWUMwp7の発言集があるから。
68 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/29 22:51 ID:SLCmzZ6C
武満といへども晩年は衰えたってことかな オペラは聴きたかったが、発表されてたら毀誉褒貶がすごかったのでは
>61 八大にはあんな繊細な曲かけないよ(プゲラ
>>68 衰えたっていうか、メシアンとかドビュッシーの影響を
隠さなくなってた気がする。オペラは少なくとも團伊玖磨よりは
好意的に迎えられたんじゃないかな。陰口は叩かれまくりだろうけど。
71 :
この子の名無しのお祝いに :04/07/01 20:34 ID:FFlEILE/
自分はなんのために作曲しているのか?ということを考えた時、 結局、自分の音楽なんてそんなに多くの人たちに必要とされてる わけじゃないから、じゃあ自分のやりたいような曲作りをとことん やろうじゃないか、という風に気持ちの持ち方を変えたみたいですね。 だけど、甘美な晩年のオケ作品は特にあわせるのが大変だったと聞いています。 あの「系図」でさえ、ものすごくやりづらい個所があったとか。 そんな彼がオペラを題材にしたらどうなったか・・・・・・ 変なテキストを選ばなければ、それなりに評判になったでしょうね。 思いっきり調性音楽に走っていたりしてね。
72 :
この子の名無しのお祝いに :04/07/03 00:58 ID:i3Oi2qSV
武満の変態ジジイって いいよな パクリで同じ曲ばかり書いて何億だもんな 世の中不公平だよな
74 :
この子の名無しのお祝いに :04/07/03 01:56 ID:1049vDjP
>>72 そんなら、伊福部昭はどうなんだ? 怪獣映画の音楽をダム工事の記録映画に
使いまわしても、やっぱり凄いぞ!
しかし、晩年の武満は、インタヴューを見ると、雰囲気が大滝秀治に似ていたよなぁ。
76 :
グレタ :04/07/15 23:59 ID:dgT+2EyK
ジャック・リベット監督の「修道女」で、明らかに「切腹」あたりの音楽に 影響を受けたと思われる武満チックな音が流れていた。 映画の舞台と場違いな感じで、余計印象に残ってしまった。 「卑弥呼」のエンディングで流れるエレキギターの爆音がカッコよかった。 映画が映画だっただけに、最後の空撮と音はすごい解放感だった。
77 :
この子の名無しのお祝いに :04/07/16 01:06 ID:1RJpkr5X
「プラトーン」のジョルジュ・ドルリューのスコアも あきらかに「乱」の影響を受けているよね。
>>77 「プラトーン」のジョルジュ・ドルリューのスコアなんて、どこにあったかというくらい印象が薄いけど、どの部分の音楽を指しているの?
>>76 エロワか。
日本好きだからありかもしれないけど、微妙かな。
>>77 「プラトーン」を見た時、同じ事を思って「リュミエール」の365日間映画日記に
投稿したなぁ〜 載らなかったけど・・・
大島渚は「儀式」てぜ中村敦夫が演じた満州男の役を武満に依頼したそうな・・・
実現していたらと想像するのも楽しいけれど、
大島としては、武満が受けるはずはないと分かっていて依頼したのかも・・・
>>79 満州男を演ったのは河原崎建三。
「儀式」は、あのシリアスな音楽とブラックな笑いたっぷりな
演出の落差がたまらなく好きだよ。
どですかでん良かった
>65 “感動”みたいな陳腐な言葉使ってるのはacWUMwp7だけ。 あと小泉純一郎とかいう変人がいるぽ。
83 :
この子の名無しのお祝いに :04/09/28 19:04:51 ID:sgyyZHB1
「食卓のない家」を聴いたとき、稀代のメロディ・メーカーだと つくづく思った。
武満の映画本はいいなあ。 ハスミとの対談本なんか、本当に楽しい。 武満の音楽は正直みんな同じに聞こえる。 だけど、大江健三郎とか滝口修造とか縦横無尽の交友関係はすごいな。 すごくあこがれる。
85 :
この子の名無しのお祝いに :04/10/01 18:36:50 ID:E/Mt5egl
「化石の森」に出てくるジャズ・ピアノがかっちょいいんで 採譜して弾いてみようと思ったけど、結構難しいね
86 :
この子の名無しのお祝いに :04/12/07 18:33:04 ID:ZE1XuX1E
「他人の顔」の音楽いいね
>>48 亀レスでスレ違いだが、
カメラマンでもロケハンから付き合う人は多いけど、
成島東一郎は脚本段階から一緒にやることがよくあったそうだ。
だから拘束(?)期間が長くなるんだね。
そういえば、武満も篠田の作品の脚本に参加してるよな。
89 :
この子の名無しのお祝いに :04/12/24 18:28:38 ID:XRCq7xC8
『乱』の音楽は好きだ。 中一でこの映画を劇場で観て、武満徹という作曲家を記憶した。 それからハイファイ・セットの『燃える秋』もいいけどなぁ。 「も〜え〜る〜あ〜き〜」と観たあとしばらく口ずさんでた。
>>84 武満は自分より有名な人間に近付いて、一生懸命つきあって、自分が追い抜いたとみると
捨てる人でした。滝口さんは晩年武満から冷たくされていました。滝口に近しい人は、
なんてやつだと怒っていました。
>>90 俺も武満は講演とかで話をよく聞いた程度の経験しかないけど
それはなんだかありそう
ただし、彼の人間性に絡めてあの業績を貶めるつもりはない
芸術家なんて人間のくずでもあってもいいんだし
ところで、ケージの印象はとてもいいひとだったなあ
映画観る時間が惜しかったんじゃないのか? もう用のない人と会うのは(w
瀧口と疎遠になったあたりから曲名の付け方がダサくなった って吉松隆が言ってたけど、そう言われてみれば・・・・・。
武満批判を書こうと思ったけど、90のようなやつと同類と思われたくないので止める
>>95 90は批判というよりも実話でしょう。秘話というべきかな。
巨人ファンには冷たいのよ。
98 :
この子の名無しのお祝いに :05/02/18 03:43:21 ID:WDYW7UcH
『砂の女』のなが〜くなにかをひっかいてるような音楽が好き。
99 :
この子の名無しのお祝いに :2005/05/04(水) 00:03:04 ID:zMrr9Ybc
もうすぐ 「化石の森」出るね
100 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/10(日) 23:22:59 ID:d1XFpYGm
「乱れ雲」の音楽も武満だったね
101 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/11(月) 00:38:39 ID:kqcPMcKk
武満で切腹する映画があったね。
102 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/11(月) 03:03:15 ID:vC6F7Ojf
103 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/12(火) 00:36:28 ID:92KyMmbX
全集ほしいよ
104 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/13(水) 16:22:51 ID:VS/NV3Xw
1987年にTOKYO MUSIC JOY "FILM MUSIC NIGHT"と銘打ち、武満の映画音楽をライブ演奏したことがあった。
井上陽水、日野皓正などが演奏、指揮は林光、ゲストに淀川長治という豪華な顔合わせで、TV放映もされた。その後ビデオ・LDもリリースされたようだが、これ何とかDVDされないかな。
詳細はこちら。
ttp://aidisc.hp.infoseek.co.jp/vision/
武満と組んだ監督をただ一人あげるなら、やっぱりテッシーかねえ。
俺は篠田かな。
篠田作品は多いね。 篠田は撮影といい音楽といいスタッフに恵まれてた(アト奥さんも)。 人柄がいいのかな。
そうだってさ。 他には、宮川さんは「これほどロケハンをする人はもうほとんどいない」ってことで、 ロケハンから一緒に映画を作るのを楽しんでいたらしい。 実際うまくやりすぎて分かりづらいけど、 ロケでの美術による既存建築物の化粧が凄い。 で、ロケハンで車を一台潰しちゃうとか。 武満関係だと、脚本参加は、「心中天網島」だけでしょ。 映画の本出すくらい映画好きなんだから、こういうのは嬉しいんじゃないだろうか。
109 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/22(金) 13:24:19 ID:BEhlI66I
>>104 ライブ演奏に合わせて、その映画のスチルや実際の場面を編集。
新日本フィルの演奏もよいが、ヒノテルらが参加した「からみ合い」のジャジーなムードがよし。
ゲストの淀川さんが「こうして音楽だけ取り出すと、映画よりもええな」というと、
ズルッとコケてみせる武満の姿もみられる。
>>107 山登りするような協調性のあるいい人なんだが
いかんせん才能がなかった。
>>109 確かに淀川さんが好むような映画が一本もないね。
1960〜70年頃の『古都』『砂の女』『紀ノ川』『乱れ雲』『心中天網島』『どですかでん』がよかった。 前衛的な『砂の女』や『心中天網島』より、文芸映画の『古都』『紀ノ川』の方が更に武満の個性 が出ていたような・・・
日本映画専門チャンネルで「夏の妹」放送中 オープニングのエレピがカッコよすぎ
114 :
この子の名無しのお祝いに :2005/11/06(日) 20:29:19 ID:NkC8hHVa
保守
116 :
AGE男 ◆9ZsPktrH52 :2006/02/06(月) 00:48:11 ID:AKGF4p+u
∧ ∧ <*`ω´ *> 良スレアガレ ( ) v v ふぁびょいんっ 川 ( ( ) )
117 :
この子の名無しのお祝いに :2006/02/18(土) 10:23:16 ID:40yhXWSh
>>107 映画が駄目なのに
本人にはものすごく人気があったり
もてたりする不思議な人。
118 :
この子の名無しのお祝いに :2006/02/19(日) 02:42:32 ID:qayIq9pS
1986年から映画の本数が減ってるけど、これは他の作曲が忙しくなったことが大きいのだろうか それとも、依頼自体が理由はともかく減ったとか、ギャラの問題とか? 86年以降ってjmdbから写すと 1986.01.15 近松門左衛門 鑓の権三 松竹=表現社 1987._._ ヒロシマという名の少年 菅田事務所 1988.05.28 嵐が丘 西友=西武セゾングループMEDIACTU... 1989.05.13 黒い雨 今村プロ=林原グループ 1989.09.15 利休 勅使河原プロ=松竹映像=伊藤忠商事=博報... 1992.04.11 豪姫 松竹=勅使河原プロ=テレビ朝日... 1995.02.04 写楽 Sharaku 西友=TSUTAYA=堺総合企画=表現社... これにライジングサンを入れたのがすべて こうやってみると、おそらく吉永小百合がらみの反戦物であろうヒロシマはともかく、篠田、吉田、今村、勅使河原と、旧知の監督ばかり ただし、篠田がこの頃必ずしも武満は使ってないのはちょっとびっくり(少年時代、舞姫) こうやってみると、勅使河原はやはり武満以外の作曲家などありえなかったことがわかる 嵐が丘と黒い雨は悪くないが、ライジングサンや写楽は、聞くのが痛々しいような出来 利休と豪姫は印象がない
119 :
この子の名無しのお祝いに :2006/02/19(日) 20:53:04 ID:8RlVaL84
>>118 篠田は、体調悪いの知っていれば、
仕事を頼むのをひかえるような気配りの人。
早坂文雄のことも知っているわけだし。
それから
>>108 もあって信頼関係は強いはず。
121 :
この子の名無しのお祝いに :2006/05/07(日) 17:14:42 ID:9BPDY2iy
東京オペラシティに行った奴はいないのか?
122 :
この子の名無しのお祝いに :2006/05/07(日) 17:17:49 ID:oY6yeHN6
作曲家になったキッカケは「聞かせてよ、愛の言葉を」を聴いたこと
123 :
この子の名無しのお祝いに :2006/05/18(木) 06:30:05 ID:00+Gze91
武満展行ったよー 映画のポスターもたくさん貼られてた(展示されてた)。 美術や文学の世界と違って、映画は何かおどろおどろしい世界に 思われたが、武満さんは映画好きだったんだね。 「スター・ウォーズ」や「風の谷のナウシカ」も観てたのかね。 ジブリ作品は、「魔女の宅急便」くらいまでは欠かさず観ていた、と 思いたい。
>>123 「スター・ウォーズ」は観てるに決まってるでしょ。だって音楽が…
125 :
この子の名無しのお祝いに :2006/05/19(金) 00:44:52 ID:fdOErQ4v
ジョン・ウィリアムズ→ボストン・ポップス→ボストン交響楽団/小澤征爾 とつながっていくのかな。じゃあ仮に興味なくても友情で観てた可能性は 高いね。
126 :
右左千夫 :2006/06/21(水) 23:35:28 ID:o/cJwQJT
「しあわせ」音楽は前から聴いていて、「あこがれ」にも負けない良い音楽でしたので、 見たい見たいと思っていました。この間ようやく見ることが出来たのですが、期待外れ。 音楽ばかり良くても、ちょっとねー。
浅香さんのインタビュー読むと、晩年も映画の仕事やりたがってたみたいね
ヒマだから監督ごとにまとめてみた。 【篠田正浩】 乾いた湖 | 1960 涙を、獅子のたて髪に | 1962 暗殺 | 1964 乾いた花 | 1964 美しさと哀しみと | 1965 あかね雲 | 1967 心中天網島 | 1969 沈黙 | 1971 化石の森 | 1973 卑弥呼 | 1974 桜の森の満開の下 | 1975 はなれ瞽女おりん | 1977 近松門左衛門 鑓の権三 | 1986 写楽 | 1994 【小林正樹】 切腹 | 1962 からみ合い | 1962 怪談 | 1964 上意討ち 拝領妻始末 | 1967 日本の青春 | 1968 いのち・ぼうにふろう | 1971 化石 | 1975 燃える秋 | 1978 東京裁判 | 1983
【勅使河原宏】 砂の女 | 1964 他人の顔 | 1966 燃えつきた地図 | 1968 サマー・ソルジャー | 1972 アントニー・ガウディー | 1984 利休 | 1988 豪姫 | 1992 【中村登】 朱と緑 | 1956 土砂降り | 1957 危険旅行 | 1959 斑女 | 1961 古都 | 1963 紀ノ川(前編・後編) | 1966 【恩地日出夫】 素晴らしい悪女 | 1963 女体 | 1964 あこがれ | 1966 伊豆の踊子 | 1967 めぐりあい | 1968 【大島渚】 東京戦争戦後秘話 | 1970 儀式 | 1971 夏の妹 | 1972 愛の亡霊 | 1978
【羽仁進】 不良少年 | 1961 彼女と彼 | 1963 ブワナ・トシの歌 | 1965 【黒澤明】 どですかでん | 1970 乱 | 1985 【吉田喜重】 日本脱出 | 1964 嵐が丘 | 1988 【川本喜八郎】 火宅 能「求塚」より | 1979 蓮如とその母 | 1981 【堀川弘通】 白と黒 | 1963 最後の審判 | 1965 【1作品のみ】 もず | 1961 渋谷実 二十歳の恋 | 1962 いろいろ 裸体 | 1962 成沢昌茂 太平洋ひとりぼっち | 1963 市川崑 自動車泥棒 | 1964 和田嘉訓 四谷怪談 | 1965 豊田四郎 けものみち | 1965 須川栄三 弾痕 | 1969 森谷司郎 青幻記・遠い日の母は美しく | 1973 成島東一郎 天平の甍 | 1980 熊井啓 火まつり | 1985 柳町光男 黒い雨 | 1989 今村昌平 ライジング・サン | 1993 フィリップ・カウフマン 精神〈こころ〉の声 | 1995 アレクサンドル・ソクーロフ
漏れてた。 乱れ雲 | 1967 成瀬巳喜男 つか、小津とも組んでほしかったな。 「東京暮色」なんか相性よさそう。
132 :
この子の名無しのお祝いに :2006/06/22(木) 23:57:10 ID:KcHxe+zP
小津は黛には、あきらかにタチ風の音楽を書かせてた
武満が小津をやってたら、ギターとバイブをどう使ったか興味があるな
>>130 そのソクーロフはちょっと意味が違うような
こうやって並べてみても、やっぱり篠田と勅使河原は量も質もまとまってるね
恩地のように新人のときからあって、それが続いたのは、何か事情でもあったのか
それとも、互いにうまがあったのか、興味がある
133 :
この子の名無しのお祝いに :2006/06/23(金) 00:38:18 ID:RV5xvUtS
小林正樹の「切腹」と「からみ合い」は順番が逆だよ。 それと「食卓のない家」(1985)が抜けている。 篠田作品では、「異聞猿飛佐助」(1965)、「処刑の島」(1966) 勅使河原作品では、「ホゼートレス」(1960)、「おとし穴」(1962)、 「白い朝」(1965)、「ホゼートレスII」(1965) 中村登では、「つゆのあとさき」(1956)、「噛みつかれた顔役」(1958)、 「春を待つ人々」(1959)、「いたづら」(1959)、「二十一歳の父」(1964)、 「甦る大地」(1971) 恩地日出夫では、「太陽の狩人(1970)、「しあわせ」(1974) 羽仁進では、「充たされた生活」(1962)、「手をつなぐ子ら(1964)、 「予言」(1982) 市川崑は、「京」(1968) こんなあたりが漏れています。
134 :
131 :2006/06/23(金) 20:32:42 ID:+Vtxl0UB
>>132 >>133 指摘どうもでつ。修正して少し追加しました。
【篠田正浩】16
乾いた湖 | 1960
涙を、獅子のたて髪に | 1962
暗殺 | 1964
乾いた花 | 1964
美しさと哀しみと | 1965
異聞猿飛佐助 | 1965
処刑の島 | 1966
あかね雲 | 1967
心中天網島 | 1969
沈黙 | 1971
化石の森 | 1973
卑弥呼 | 1974
桜の森の満開の下 | 1975
はなれ瞽女おりん | 1977
近松門左衛門 鑓の権三 | 1986
写楽 | 1994
【中村登】12
朱と緑 | 1956
つゆのあとさき | 1956
土砂降り | 1957
噛みつかれた顔役 | 1958
危険旅行 | 1959
春を待つ人々 | 1959
いたづら | 1959
斑女 | 1961
古都 | 1963
二十一歳の父 | 1964
紀ノ川(前編・後編) | 1966
甦る大地 | 1971
【勅使河原宏】 11
ホゼートレス | 1960
おとし穴 | 1962
砂の女 | 1964
白い朝 | 1965
ホゼートレスII | 1965
他人の顔 | 1966
燃えつきた地図 | 1968
サマー・ソルジャー | 1972
アントニー・ガウディー | 1984
利休 | 1988
豪姫 | 1992
135 :
131 :2006/06/23(金) 20:33:58 ID:+Vtxl0UB
【小林正樹】 10 からみ合い | 1962 切腹 | 1962 怪談 | 1964 上意討ち 拝領妻始末 | 1967 日本の青春 | 1968 いのち・ぼうにふろう | 1971 化石 | 1975 燃える秋 | 1978 東京裁判 | 1983 食卓のない家 | 1985 【恩地日出夫】 7 素晴らしい悪女 | 1963 女体 | 1964 あこがれ | 1966 伊豆の踊子 | 1967 めぐりあい | 1968 太陽の狩人 | 1970 しあわせ | 1974 【羽仁進】 6 不良少年 | 1961 充たされた生活 | 1962 彼女と彼 | 1963 手をつなぐ子ら | 1964 ブワナ・トシの歌 | 1965 予言 | 1982 【大島渚】 4 東京戦争戦後秘話 | 1970 儀式 | 1971 夏の妹 | 1972 愛の亡霊 | 1978 【堀川弘通】 2 白と黒 | 1963 最後の審判 | 1965 【吉田喜重】 2 日本脱出 | 1964 嵐が丘 | 1988 【市川崑】 2 京|1968 太平洋ひとりぼっち | 1963 【黒澤明】 2 どですかでん | 1970 乱 | 1985 【川本喜八郎】 2 火宅 能「求塚」より | 1979 蓮如とその母 | 1981
136 :
131 :2006/06/23(金) 20:34:52 ID:+Vtxl0UB
【1作品のみ】 狂った果実 |1956中平康 明日への盛装 |1959深沢猛 もず | 1961 渋谷実 二十歳の恋 | 1962 いろいろ 裸体 | 1962 成沢昌茂 自動車泥棒 | 1964 和田嘉訓 四谷怪談 | 1965 豊田四郎 けものみち | 1965 須川栄三 乱れ雲 | 1967 成瀬巳喜男 弾痕 | 1969 森谷司郎 青幻記・遠い日の母は美しく | 1973 成島東一郎 錆びた炎 |1977貞永方久 天平の甍 | 1980 熊井啓 気 |1980松本俊夫 火まつり | 1985 柳町光男 ヒロシマという名の少年 |1987菅田良哉 黒い雨 | 1989 今村昌平 ライジング・サン | 1993 フィリップ・カウフマン 【武満の曲を使用】 「弦楽のためのレクイエム」→スパイ・ゾルゲ (篠田正浩2003) 「弦楽四重奏曲『A Way Alone』第1楽章」→AK ドキュメント黒澤明 (クリス・マルケル1985) 『ア・ウェイ・ア・ローン』(弦楽合奏用に編曲した『ア・ウェイ・ア・ローン2』)全曲演奏 →水俣の図・物語(土本典昭1981) 『海へ2』第1楽章〈夜〉 全曲演奏 →水俣の図・物語(土本典昭1981) 弦楽オーケストラのための『涙』Lacrima for String Orchestra → 予言(羽仁進1982) TVドラマ『波の盆』サントラから「波の盆」 →告白(ソクーロフ1998、日本未公開) TVドラマ『波の盆』サントラから「波の盆」 →精神の声(こころのこえ ソクーロフ1995)
乙 1985年の「食卓のない家」あたりまでの全盛期はやっぱり凄いね テッシーは全作武満かと思ったら、数作違う人がやってるんだね 恩地は第三作から武満。それまでの二作は間宮。太陽の狩人って知らなかったが、万博の展示映画なんだ。 恩地は、太陽としあわせの間に二作他の作曲家が入る。 くわしくは知らないが、アモスギタイの映画かドキュメンタリーで顔を出してるらしいね
>>136 「精神〈こころ〉の声」のアレクサンドル・ソクーロフ監督の「太陽」っていう、
天皇裕仁が主人公の映画が8月5日から銀座シネパトスで公開されるけど、
武満が生きてたら音楽やってたのかもね。
139 :
この子の名無しのお祝いに :2006/08/18(金) 23:26:29 ID:FQZqLV2k
>>136 松本俊夫とは『銀輪』(1955)もやってるよ。
2年前にラピュタで上映したね。
PR映画ということでリストからは外れるのかもしれんが…。
>>132 小津作品については、坂本龍一との雑談で
「それにしても音楽はひどい」と言って盛り上がっている。
>>139 「銀輪」は結局、フィルムが見つからなかったので、その時は上映していない。
去年、フィルムセンターで上映された。
141 :
この子の名無しのお祝いに :2006/08/21(月) 02:12:56 ID:UJMwQJ6G
>>132 小津映画の音楽のよさが分からない武満は糞以下
142 :
この子の名無しのお祝いに :2006/08/21(月) 20:27:21 ID:tPghVlzG
そういえば今、最高傑作の呼び声高い「青幻記」、NHKBSで放映してるね。
>>142 >最高傑作の呼び声高い「青幻記」
高いか?
144 :
この子の名無しのお祝いに :2006/09/14(木) 12:20:18 ID:dj3JSWzd
CDが出ると結構買ってしまう。
145 :
この子の名無しのお祝いに :2006/11/06(月) 17:43:40 ID:S9eVYoeq
楽譜も出版してほしいな。 オペラシティの武満の展覧会にいろんな映画やドラマの音楽のスコアも 出品されていた。 もっと見たかった。
146 :
この子の名無しのお祝いに :2007/03/12(月) 08:02:46 ID:sxVUpjsB
3月13日(火) NHK教育 知るを楽しむ・私のこだわり人物伝
ttp://www.nhk.or.jp/shiruraku/200703/tuesday.html 朝5:05〜5:30 「音の魔術師・武満徹」(初回の再放送)
22:25〜22:50 「武満徹・日本の音を探る」
自然の中にある濃密な官能性を音で表現した作曲家、武満徹さんの音楽の世界を、
40年にわたって16本の映画でコラボレーションした映画監督の篠田正浩氏が
ひもといていくシリーズの2回目。
映画音楽が武満さんに与えた大きな影響が「日本」への視線である。
彼は日本の映画に音を付けるためには日本ならではの音が必要と考え、
尺八や琵琶などの邦楽器を積極的に取り入れた。それらの試みの中から、
音楽史に新しいページを開いた「ノヴェンバー・ステップス」は生まれた。
147 :
この子の名無しのお祝いに :2007/03/12(月) 08:09:48 ID:C1LX+0zi
サマーソルジャーのオープニングテーマがたまらなく大好きだ 美味く言えんが、青春の臭いがぷんぷんするテーマだ
>>146 おお、忘れるところだった。ありがとう。初回撮り忘れた。
149 :
この子の名無しのお祝いに :2007/03/14(水) 04:03:38 ID:E2d47HWp
「知るを楽しむ」2回分観た。 実にすばらしい。 西洋に歩み寄るばかりでなく、逆に西洋に興味を持たせこちらに引き込む。 青い目の外からの間違った知識や奇異な視線よりも日本人が実際にやってみせて 肌で感じさせたほうがそのすばらしさはわかる。これは何も音楽に限ったことではない。 日本文化を学びにくる外人がよく「日本人はバカだ」と異口同音で言う。 自身の持つすばらしい伝統に見向きもしないでむしろ蔑み西洋文化ばかり追うのを 見ての本音である。 次々と変わるファッションやブームもいいが、もっと真摯な態度で自らを考える、 これこそ真の国際化であると改めて思ったよ。 氏が短命であったのが非常に悔やまれる。 坂本教授もアメリカで文化人きどってないで、日本で啓蒙活動、個人よりも 国の文化のために貢献しようとするサムライ魂持つやつはもう日本にはいないのか? こうした点でみると西洋礼讃は明治期から何ら変わっておらず、戦後さらに加速して 減速することを知らない。こうした意味で精神の「戦後」はまだ終っていない。
武論尊とよく間違われる
151 :
この子の名無しのお祝いに :2007/03/19(月) 11:36:11 ID:PD8zBQV0
3月20日(火) NHK教育 知るを楽しむ・私のこだわり人物伝
朝5:05〜5:30 「武満徹・日本の音を探る」(第2回
>>146 の再放送)
22:25〜22:50 「武満徹の愛した“うた”」
自然の中にある濃密な官能性を音で表現した作曲家、武満徹さんの音楽の世界を、
40年にわたって16本の映画でコラボレーションした映画監督の篠田正浩氏が
ひもといていくシリーズの3回目。武満さんは生涯"うた"にあこがれを持ち続けた。
軍国主義一辺倒の時代に耳にしたシャンソンが
「音楽=自由」への限りないあこがれを彼に植え付けた。
反戦の意志や自由への希求を歌に込めた武満さんの心に迫る。
152 :
この子の名無しのお祝いに :2007/03/19(月) 20:50:19 ID:2TTnZfLI
つーか今月チャンネルネコで勅使河原宏特集やってるんだよな。
153 :
この子の名無しのお祝いに :2007/05/22(火) 21:48:35 ID:BX8WXTcf
154 :
この子の名無しのお祝いに :2007/05/29(火) 09:10:33 ID:TE9s8H/J
5月30日(水) 朝10:05〜10:30 NHK総合 知るを楽しむ選 「私のこだわり人物伝・武満徹・音の森への旅“映画という実験室”」 ※全4回で5月30日(水)〜6月1日(金)&6月4日(月)の同時間帯にて放送
155 :
この子の名無しのお祝いに :2007/05/29(火) 21:14:04 ID:22DilIRc
>>154 dクス!このスレまだあったんだ。
たまたま発見したおかげで番組予約できた!
156 :
この子の名無しのお祝いに :2007/05/30(水) 11:56:36 ID:6rk79xkR
うpしてくれ(´;ω;`)ぶわっ
157 :
この子の名無しのお祝いに :2007/08/03(金) 20:09:47 ID:n+k19oEc
158 :
この子の名無しのお祝いに :2007/09/02(日) 05:19:20 ID:uJoqB7me
「めぐりあい」の主題歌いいですね。何度も繰り返しきいてしまう。 荒木一郎の歌と詩も良い。このコンビでの作品、もっとききたかった。
>>146 >>151 篠田は、亡くなった後もこういうのに付き合って偉いねえ。
いくら引退したとはいえ。スタッフに恵まれるわけだ。
>>132 小津の映画では、黛のようにあまり個性は発揮できなかったのでは。
どですかでん
>>132 黛に言わせると、あれはモーツァルトだったそうだ
test
あげ
165 :
この子の名無しのお祝いに :
2008/05/05(月) 12:49:59 ID:4r69mUVR 切腹でいい仕事したね