佐藤勝の映画音楽について

黒澤作品をはじめとして日本の映画音楽をつくり続けた
佐藤勝さんについて語りましょう。

２ゲット！

やっぱり「三十郎のテーマ」だよねえ。
「ゴジラ対メカゴジラ」の「メカゴジラのテーマ」にも通じる
あの押しの強さがいい！

３にしてすでに脱線気味だけど、
「ＨＡＮＡＢＩ」での久石譲のスコアがあまりに佐藤的だと思ったら
佐藤って彼の師匠だったのね。
だからか佐藤は「ソナチネ」の音楽を遠慮なく酷評している。

ごめん、３ゲットできなかった。４でした。

佐藤さんは「鉄道員」の音楽を批判していた。

黒澤作品以外では
山本薩夫作品の日本映画ばなれした骨太のスケールとかっこよさ、
特に「戦争と人間」「金環蝕」がいい。
山田洋次作品はちとくさいなあ。
叙情的な美しさでは「五番町夕霧楼」を挙げとく。

遺族はタウンページのＣＭ訴えて下さい。

岡本喜八作品も絶品ですよ。
「斬る」のかっこよさったらないね。

>>8
ホント、どうしてあれが放置されてるのか不思議だよ。まんまパクリだもんね。

ゴジラの逆襲
日本沈没

黒澤と最後まで組んで欲しかったよぅ
三船と佐藤がいたらもっと・・・

サンプリングという名のパクリは許さん！

「陽のあたる坂道」「ある日私は」
青春映画の音楽やらせても、いい味出していた。

若者たちのメロディーも素敵だ。

サイン持ってるぞ
うらやましいか？

ぶっちゃけ黒澤作品以外は印象に残ってない。

倒れたところをＴＶで放送したのはビックリした。
そのまま帰らぬ人になってしまった佐藤先生。
貴重な映像というか何というか。

しかし>>1は数年前に出た「佐藤勝・映画音楽」ＣＤ全15枚ちゃんと所有しているのかな。
かくいう漏れもなんとか買ったのは半分ぐらいだが。
あえてベスト１選ぶとすれば、佐藤自身も認めている「野獣都市」。

>>19
会社が無くなって入手出来なくなってしまいましたね。

ひゃいひゃいとろひゃいとろろ〜〜〜

こばんのあめでもふればよい

くそっ俺立てようとオモテタのに先越されたっ！
ゴジラの逆襲、日本沈没、金環蝕、ゴジラの息子、美女と液体人間、

とにかく素晴らしい。
重苦しいだけの伊福部より好き。

http://www.mainichi.co.jp/life/music/cm/200312/1204.html

Q：クラブのママのような人たちが、飲み会のお店をiタウンページで検索している上司と
部下のところへ向かうNTT-BJタウンページのCMで流れている曲が知りたいのですが、
誰のなんという曲なんでしょうか？

A：ご質問の“二次会篇”CMは、オフィスに突如としてなだれ込むママさん達の迫力の行進を、
怪獣映画も真っ青のBGMで盛り上げます！後ろにずらっと控えたママさん達の緊迫感と対照的な、
部下と上司のやる気のなさそうな会話も可笑しくて、なんだかちょっとスリリングですよね。
こちらの曲は制作会社THIRTIETHによるCMオリジナルです。
作曲：川嶋可能、エンジニア：水谷央となっています。
CDなどはありませんが、THIRTIETHのHPでこちらの音楽を聴く事ができますよ！

THIRTIETH
http://www.30th.co.jp/j_index.html

御殿場を馬に乗った佐藤允が駆け抜ける！音楽はズバリというか西部劇風！
気持ちイイ！「どぶ鼠作戦」！

＞こちらの曲は制作会社THIRTIETHによるCMオリジナルです。
＞こちらの曲は制作会社THIRTIETHによるCMオリジナルです。
＞こちらの曲は制作会社THIRTIETHによるCMオリジナルです。

(ﾟ△ﾟ)ﾄﾞﾛﾎﾞｰ！

なんといっても「用心棒」でしょう。

黒沢の音楽の使い方が絶妙。

あの映画は佐藤の音楽なくして語れない。

映画が音楽のように流れている。
究極の芸術は音楽に行き着くというが、
あの映画はその神髄を垣間見せてくれる。

チャンバラ娯楽映画を芸術の域まで高めた究極の時代劇。
佐藤勝の音楽の凱歌！

>>24
盗作騒ぎでニュースにでもなれば、かえって佐藤先生にも注目が集まって、
廃盤ＣＤも復刻されるようになるかもしれない。
>>27
同感です。

川嶋可能さらしあげ。

この人、以前もCM音楽で坂本龍一そっくりな曲を書いてて
一部から失笑を買っていましたね。

なるほど常習犯か
しかしタウンページのはどこをどう「作曲」したというのか
突っ込まれたら撃沈だと思うんだが･･･

中平康「狂った果実」は武満徹が手伝っているけれど、あれもいいのではないかな？

細野晴臣が人生でもっとも衝撃をうけた映画音楽に
「用心棒」を挙げていたね。

「日本のいちばん長い日」もイイヨ

黒澤映画の音楽が全部入ったCDってもう廃盤になってしまったんでしょうか？

>>34
東宝ミュージックのネットショップで完全版が買えます。

黒澤さんとはなんで喧嘩したの？
勿体無いというか、あほというか、悲しいというか・・・

渋谷陽一ＤＪのロック番組でいきなり「用心棒」がかかったときは驚いた。

>>36
「影武者」のラッシュ時、映像に全て既存のクラシック曲がつけられており、
黒澤は佐藤に対して
「こういう曲を作曲して」
という指示をした。
　しかし、似て非なる曲を作るというのは作曲家としてはアイデンティーティー
を否定された気がして結構いやなモノらしい。（武満も同様なことを言っている）
　また、付けられたクラシック曲がまた映像にドンピシャリ合っていたことから、
結局佐藤は創作意欲をなくし、「影武者」を降板した。
（予告編にはそのクラシック曲が使われている）　
その後黒澤と組まなくなったのはこうした経緯があったことで何となく
気まずくなったのと、武満、池辺が黒澤にとって満足のいく仕事をしているので
あえて再び佐藤と組む必然性が無かったのではないかと思う。

　しかし会わなくなってもお互いに気にかけていたらしい、その両名と親しい
映画評論家の西村雄一郎が佐藤と黒澤家を訪問しようと持ちかけていたが
残念ながら相次いで亡くなってしまった。

>>35
有難う
覗きに行ってきます

佐藤勝全集は16枚プラス特典盤も持ってるぞ！
山田作品はクサイとあったけど家族だけは傑作だ
あの家族のテーマ曲欲しさにVAPから出た山田洋次作品音楽集も
買ってしまった口だ。
全集に入ってるのは前奏がないバージョンだったから
ゴジラの息子のエンディングとか日本沈没のエンディングとか
スケール大きくて大好き！
このスレ落ちないで欲しい

>>38
武満も、黒澤とは、『乱』の際にまったく同じ経緯で仲違いした。
『乱』の音楽がマーラーの「大地の歌」の露骨なパクリであるのは、
黒澤が武満に見せたラッシュ・フィルムにその曲が使われてたから武満がムカッとして、
黒澤への当てつけでそうしたんじゃなかったっけ？
で、黒澤は武満とも仕事ができなくなり、付き合ってくれる作曲家は、
佐藤や武満に比べたらずっと若輩の池辺だけになった。

>>41
「乱」については三ノ城の落城シーンで、
黒澤はラッシュ時にマーラーの「大地の歌」第６楽章「告別」をあてた。
武満も作曲したものをシンセサイザーで演奏したテープを同じシーンにかけたところ
２曲とも大変雰囲気が似ていたそうだ（個人的に露骨なパクリだとは全く思わない）

武満が反発したのは佐藤と同じ問題の他にダビングの際、黒澤が音楽を、
低音を強調させるために武満の許可を取らず勝手にいじったりした事も含まれる。

　ちなみに武満は「乱」で多用されたティンパニという楽器が実は大嫌いだそうだ。
もともと武満の音楽は黒澤の好みと全く違うので合わないのは仕方がない。
それでも「どですかでん」と「乱」の音楽は素晴らしいし、映画によくあっていると思う。

武満さんとも仲違いしてたのか・・・
でも、そういう我を通すところが名作を作り上げたんだろうし、う〜む

伊福部昭が黒澤と一本限り（静かなる決闘）で以降仕事しなかったのは
当然という気がする。

>>44
むしろ、大親友の早坂がいたのになぜこの作品に限って伊福部と組んだのだろう？

早坂が病気だったからだよ。

>>46
じゃあ多分、早坂が推薦したんだろうね、早坂と伊福部も仲良かったそうだから。

東映アニメーション製作・恩地日出男監督の「地球（テラ）へ…」の
（原作・竹宮恵子）音楽も担当された事がある。
「戦争と人間」「日本沈没」「皇帝のいない八月」あたりと同じ雰囲気
だと良かったのに…と個人的に思った。
　「ブルークリスマス」がこの作品と一番近い感じだろうか。

山田洋次の「遥かなる山の呼び声」の音楽、そうですよね？
レコード買った覚えがある。

>>49
そうです。
山田洋次作品では他に「家族」「故郷」「幸福の黄色いハンカチ」

大阪万博のファンファーレもこの人の作曲なんだよね
なのに山田洋次の「家族」では…

佐藤勝の映画音楽のコンサートに行った事があるんだが
用心棒のオーケストラアレンジはまったくよくなかったなあ

オレは佐藤勝が指揮する伊福部昭映画音楽コンサートに行った。
伊丹映画祭でやったやつ。
アンコールに「用心棒」かなんかを期待したけど、なかったな。

>>52
用心棒は特殊な編成なのでそもそもコンサート向きではないところを
ファンの要望が強いため無理矢理オーケストラに移し替えたらしい。
また、オリジナルのスコアが紛失してしまったのが痛い。

「金環食」のラストがいいねー。
弔辞の朗読に合わせて盛り上がる音楽。

あと、「日本沈没」
不気味さを見事に醸し出していた。

俺は五社英雄監督との映画しか、劇場で聞いたことが無いな〜（若いから？）
【陽揮（←誤字ですが）楼】【極道の妻たち】【薄化粧】
【櫂】【吉原炎上】【十手舞】【女殺油地獄】・・・

どれも特徴的で、趣向が凝らしてあって、意欲的な音楽監督だったですよね。

「沖縄決戦」もよかった。サントラ盤ほしい。

おお、こんなスレを待ってました。
「連合艦隊司令長官　山本五十六」のﾗｽﾄｸﾚｼﾞｯﾄのバック。
「日本海大海戦」のタイトルバックと出撃（？）マーチ。
ﾀﾞﾌﾞりますが、「日本沈没」は最後もイイですね。
黒澤組との仕事は全て傑作と思いますが、書かれてないところで好きなのは
「隠し砦の三悪人」、出だしからもうワクワク感最高潮っすよ。
・・・トドメは「日本のいちばん長い日」、Vcソロから導かれる「あの」マーチ。
最後の鐘の音だけで泣きそうになったことしばしば。
>>38 >>41-42
最近出た新潮文庫「天気待ち」・・野上照代女史のエッセイにもその辺りの経緯が
詳しく載ってましたが、他に佐藤氏関連のエピソードも満載、ただいま読み耽っております。
ただ、氏が倒れたのが黒澤組のパーティ席上だったという話には慄然。

自分が勝手に思ってた事
監督になれた時、佐藤氏に音楽担当して欲しかったなあ
亡くなられた事を知った時、泣きそうになった
用心棒や日本沈没のパーカッションに聞かれる
氏、独特のリズムが不世出、だと思う

「沖縄決戦」の32軍司令部シーンにながれる音楽が好き。
ずん・ずんっっ！ずん・ずんっっ！！という低音がタマラン。

一度お会いしてお話したことがある
故人だから書いても迷惑かからないだろうから書くけど「どですかでん」を
「一番黒澤さんらしくない映画を作っちゃったね」と言っていた。
あと「黒澤監督は音楽にも貪欲だ」と言っていた。

東映『組織暴力』の音楽、映画に凄くマッチしてた。
あの映画で菊池俊輔や八木正生じゃ合わないもんね。

うまく表現できんが、満腹感を得られる曲が多いな

用心棒の音楽に関し,どなたか次の真偽をお知りの方いらっしゃいませんか．
　1 当時高校生のツトムヤマシタが打楽器で参加している．
2 アメリカで,あまりにも評判になってサントラがレコード化された．
　
次は私の妄想です.
　3 YARDBIRDS(+GOULDMAN)がこの音楽をモチーフに“FOR　YOUR LOVE"を作った．

>>64
2はなんかの本にジャケットが載っていた。
歌舞伎の隈取りみたいなヘンな三船の絵のジャケ。

>>64
２も本当だと思う。

4　この音楽をタウンページでパクった。
　　あのＣＭ未だに放映されている。

＞倒れたところをＴＶで放送したのはビックリした。
＞そのまま帰らぬ人になってしまった佐藤先生。

１２ｃｈ、野上女史のドキュメントね。
パーティーの最中、突然グッタリされたのを、ＴＶカメラが追う。
衝撃的だった。

これ買った？
http://www.toho.co.jp/music/st-shop/sound_theater.html
やっぱり佐藤氏の音楽はスタジオ録音の事も考え抜かれて
書かれてるから違和感はあるけど
音がいいのはいいね

用心棒はオスカー作曲賞にノミネートされたはず。

>>69
ヘンリーマンシーニが「ハタリ!」で受賞した年です。

ノミネートの予備ノミネート段階まで。
アカデミーに楽譜送付せず、正式ノミネートにはならなかった。

佐藤は音楽文法を無視した管構成のスコアを公表するのをためらったためらしい。

「ハタリ」はノミニーにもなってないんじゃないの。

>>68

解説陣がイイね。

>>68
感想は？

　 ∧＿∧
　（´.・ω・）
　（　　　　）
　｜ ｜　|
　（∩_）＿）
　　| |_∧|
　　| |ﾟДﾟ)　　リフティングあげ！
　　| 　　|
　　|　　 |
　./| ∩ |
　　Ｕ　Ｕ

ゴジラ対メカゴジラ

>>71
楽譜は送ってるそうだが

「用心棒」は楽譜が紛失したそうだけどアカデミーに残っていないのかな？

・・・・若い頃、どんなにムチャ云われても頑張れたのは
「自分のやりたい実験も交えながら、なおかつ自作を直ぐに世に問うことが出来る・・
こんな環境、ほかにありますか？自分はつくづく恵まれてると思ってましたよ。」
心に染みる述懐だったなぁ。

新作映画の話ですが、「ゴジラ FINAL WARS」で
伊福部、佐藤両氏の曲が使われてました。
しかし、タイトルクレジットに名前があるのは伊福部氏のみ。どーゆーこっちゃ！

>>77
じゃあ正式にノミネート落選ですか。

独立ぐれん隊の歌のCDが欲しいです

ゴジラ対ガメラ

ゴジラの息子の主題曲、好きだなぁ

>>81

http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m8193787

上のは>>82でした

岡本喜八集

>>86
あれには映画サイズしか入っていない
シングルバージョンが欲しい

　　　　　　　　　　　 ええじゃないか
　　　　ﾂﾏﾝﾈ　　　　　　　＼　ええじゃないか／
　　　　　　　　　　　　 ∫ 　　＼　　＿＿＿＿_／
　　　 ∧＿∧　　　riii=　　　 　　　|┌──┐|￣|-、
　　　（　　　´_ゝ　「　ﾉ　　 　 　　　|｜　 　 ｜|　 |　]
　　　/　　　⌒＼/ /───┐　　|└──┘|　」 /
　　/ ∧　　　＼　/￣￣￣￣`・、[￣￣￣￣]￣￣|
　 (　二＼　　　`'| 　　　　　　 　 X|　　　　　 |　　　OO
　　〜〜ー⌒￣~〜〜--〜〜-〜"~~￣￣￣　　￣￣

「戦争と人間」の予告編をイヤと言うほど聴いた＠三百人劇場

海外でも有名なのって用心棒とゴジラの逆襲だけ？

黒澤作品はどれも評価されてるでしょ。

いや、用心棒だけが異様に知名度が高い。何でか知らんけど。

用心棒や隠し砦はいいけど、椿や天国と地獄はイマイチな感じがする。

まあだだよは最高傑作っすよ

天国と地獄でオーソレミオが流れるシーンはイタリア人を感激させたそうだ。

岡本喜八監督「殺人狂時代」でもオーソレミオが何度もかかっていたね。

先日戦争と人間みて、この人にはまった。昨晩中古屋のぞいたら作品集の13、つまり黒澤明作品篇を見つけた
まずは用心棒から聞いてるけど凄いわ。
重厚で豪快だけどクールで軽妙。民謡的なリズムの
使い方の上手さはどさんこの出自から？
サンプリングしたらYMO風になりそうな曲やラロシフリン風とか、すげーや。
今晩寝られないよ

>>95-96
「殺人狂時代」の「オオ！ソレ・ミオ」は「天国と地獄」からの流用。
ほかに「ああ爆弾」の音楽なども使われている。低予算ゆえ、音楽費の節約かと。

民謡的なリズムの
使い方の上手さはhayasakayuzuridaro

「皇帝のいない八月」
ゾクゾクくるね。

東宝から発売されているサントラ「男たちの戦記」
「日本海大海戦」の軽快な音楽、「日本のいちばん長い日」（ステレオじゃないけど）
最高ですね・・

佐藤勝って、東宝と日活の作品を多数手掛けているけど、意識的に曲調を
変えていない？というか、日活作品は、いわゆる佐藤節というか、黒澤作品や
岡本作品で聞ける佐藤らしさが全く感じられないんだけど。あと、斎藤一郎は、
成瀬作品と大映時代劇では、ぜんぜん違うように聞こえるけど、アレンジが
違うだけで、メロディーラインは同じだね。

佐藤勝音楽担当映画リスト

http://www.jmdb.ne.jp/person/p0126910.htm

>>101
「日本の一番長い日」・・最後のマーチね。あれ、何回聴いても泣きそうになる。
あと、「連合艦隊司令長官　山本五十六」のラストシーン〜エンドロール。
これも泣きそうになる。

日活「戦争と人間」3部作のオープニングテーマ曲もよかった。

>>１０４
ＳＬＣの佐藤勝第１４集に収録されてるね（自分はこれ１枚しかもってない
・・・集めとけばよかった）
「戦争と人間」音源はステレオ（第二部、完結編はモノラル）だけど本編はすべてモノラル・・・
ステレオ収録しているは公開時はステレオということなのかな？
映画のデータベースでも音源について解説してるの少ないしな・・

「用心棒」のテーマ
オープニングで街道を歩く三十郎を後ろから撮ったシーン
あの曲のメロディーを奏でている楽器はバスクラリネットでしょうか？
ご存知の方いましたらお教え願いたく、

>>105 ＞SLCの全集　
邦画ファン・佐藤ファンじゃないくせに、友人が全部揃えてる。
小生保有は「戦争映画篇」「黒澤明篇」「五社英雄篇」「SF篇」の4枚だけ。
たんびに自慢しやがって・・・くっそ！

>>106
確かにバスクラ、次いでチェロのように聞こえますね。
たしか↑の黒澤篇に詳しい解説があったように思いますんで、帰宅したら調べてみます。

最近、ＤＶＤ化された「ルパン３世/念力珍作戦」なんかの音楽も担当。
本当に幅広くやっていたんですね。

>>107
４枚うらやましいな・・
東宝ミュージックで再発売してくれないかな・・・

氏の音楽は効果音ギリギリのものや、
キャラクター心理描写に踏み込んだものがとても多い。
(こんな音楽家、他にもいたはずだぞ･･･)と思っていたが、
最近になってようやく気付いた。

ハンナ&バーベラ時代の「トムとジェリー」の音楽を担当していた
スコット・ブラッドベリーだ。

幸福の黄色いハンカチのラストで健さんがハンカチを見つけたときの
「チャ〜〜〜〜〜〜ン♪」
って感じの高音が一瞬寅さんのイントロに聴こえてしまうw
リリーフランキーも書いてる有名な話だけど。

佐藤勝の初体験は新宿武蔵野館で見た「日本沈没」
オープニングの良さは当時厨房だったので解らなかったが、エンディングの
哀しいメロディーから、徐々に力強いテーマへ移行して、ダイナミックに
盛り上がって終わる曲に、身体に感動が駆け巡ったのを今でも覚えている。

彼の師匠作曲の｢七人の侍｣に洗脳されていたのでw、｢用心棒｣OPの良さに気づくまで
1年ぐらいかかったな。
が、今では、早坂文雄の侍のテーマ、伊福部のマーチ群と並んでベストだな。
あのOPを超えるカッコイイOPテ−マを、聞いた事が無い。

｢皇帝のいない八月｣の交響曲(交響楽？)「皇帝のいない八月」も良かったなぁ。
あれに匹敵する邦画の映画音楽は、｢砂の器｣の｢ピアノのための交響楽ｰ宿命｣
ぐらいしか思いつかん。

　

　

　

>>112
＞哀しいメロディーから、徐々に力強いテーマへ移行して
それだ。
ベタって云えばベタかもしれんけど、この＜転調＞が佐藤の真骨頂だと思ってます。
ぱぁッと陽が射すみたいに、ある種「救われる」感じがするよね。
自らの仕事に忠実たらんとする職人の誠意、円満な人格が偲ばれる。

>>117
書き込みを読ませてもらって、ピンっときたんだけど･･･

その力強いメロディって、考えてみたら、首都を巨大地震が襲って
丹波哲郎演ずる首相が頭を抱えて執務室のデスクにうずくまっているシーンの絶望的なBGM、
富士山噴火のなか藤岡弘、の小野寺がいしだあゆみを探しに火山灰の降る中を
駆けてゆくシーンの力強いが諦めのイメージのBGM、
みんな同じテーマのアレンジなんだよね。

俺は作曲法なんてわからんから、この手のアレンジを聴かせられると、魔法のように感じる。

でも、これって彼の師匠の早坂文雄さんが「七人の侍」の侍のテーマでやった手法と同じなんだよね。

･･･今頃、伊福部先生を囲んで、早坂さん、佐藤さん、芥川、黛、本田監督、円谷監督といった先輩や仲間たちと
おいしいお酒でも飲みながら、歓迎会を開いているのかな。

今晩、関東地方ではテレ東系で「雨あがる」が放送されたんで観た。

俺個人的には、佐藤勝さんの「雨あがる」系のソフトで明るい曲調の映画音楽は
今まで苦手で、どちらかというと「用心棒」「赤ひげ」「日本沈没」「皇帝のいない八月」と
いったドロドロ系の作品が好きだった。

でも、今晩聞いて、はじめて良かったって感じた。素直に嬉しい。
よい音楽を、ありがとうございました。

>>118
みたようなことをいうない
おめーはあの世をみてきたとでもいうのかっ！









だっけか七人の侍での
菊ちゃんのせりふ

>>120
平八　「ばあさん、心配するな。あの世は苦しみも野武士もおらん」
菊千代「へ、お前、自分で見たことがあるのかよ」
平八　「おい、何でお前はそうやって、いちいちつっかかるんだ？」
菊千代「俺は、こういう可哀想な奴を見るとムシャクシャするんだ」

･･･じゃなかったかな？ビデオが手元に無いから、うろ覚えだけど。

「戦争と人間（第一部）」のラスト前の
高橋英樹と浅丘ルリ子のベッドシーンの音楽

戦争と人間では、第二部永田少将暗殺(相沢)事件がベストかな。同じ第二部のが加藤剛の逮捕シーンやチイチイの遊撃隊の哀愁あふれるテーマもよかた

>>123
ホントだね。負傷した明福を背負って雪原を行くところと、
「明福、腹が減って背負っていけないんだ。」は感動的でしたな。
DVDに付いてたサントラを聞いただけであの場面が浮かんでくるよ。

保守