【七人の侍】橋本忍の脚本は、傑作の森!【幻の湖】

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138この子の名無しのお祝いに
おもしろかったね。
体調悪いのに良くあんな力作が書けるね。

自作「幻の湖」は不条理、不自然、無理な失敗作と断じてあってワラタ
小國英雄に指摘されていた強い筆力で強引に辻褄を合わせる欠点が出たと分析。

小國曰く、シナリオライターには二種類、指先に挟んだ筆ですらすら書くタイプ、
手のひら全体の力で書くタイプ、ほとんどこの二種類。橋本は肘で書く、腕力で書く。
その腕力でお前にかなう人間は日本にいない。腕っぷしが強すぎるから、
無理、不自然なシチュエーションを作る。うまく行けば拍手喝采だが失敗しやすい。
シナリオは、冬があって、春がきて、夏がきて、秋がくる…こんな風に書くんだよ。

実際「複眼の映像―私と黒澤明」も凄い力作だ。
思いつくまま書いてあるんじゃなくて、ちゃんと構成してある。