1 :
この子の名無しのお祝いに:
邦画には疎いんですが・・
サイレント期から現在まで
爆笑必至の日本喜劇映画があったら
教えてくださーい。
2 :
トコノイタンハ ◆WfuO0J/v7s :04/01/04 14:56 ID:Td9jUoA3
2
3 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/04 21:02 ID:8JGg5LMU
「拝啓天皇陛下様」
監督 野村芳太郎
主演 渥美清
4 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/04 21:07 ID:YypLnw4l
小林信彦の本にいっぱい書いてあるよ。
5 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/04 21:09 ID:UQNhCti/
>>3 笑えるかあ? 漏れはラストで大泣きしたぞ。
渥美清の映画で笑ったこと一度もない。
「男はつらいよ」は好きだし、微笑ましいとは思うが、あれはコメディなのか?
6 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/04 23:04 ID:8JGg5LMU
>5
戦時中の天皇に対する考え方を見事におちょくっていて、
あれこそ喜劇だと思うよ。
「戦争をもう少し長引かせてください」なんて内容の
天皇宛ての手紙を渥美清がしたためるくだりなんて
笑いがとまらない。
>5は喜劇とは何たるか知っているのか?
日本映画で笑ったのって金田一耕介ものの加藤武くらいかなあ。
十年ぐらい前に大阪で深夜放送されたという財津一朗の映画が
すごいって聞いたんだけど詳細分りません。誰か見た人いないかなあ。
見た人は「財津が驚いたりすると目玉がばりばりばり〜とかなって
すごいねん!!!」と、非常に抽象的な説明しかしてくれなかったので、
具体的に申し上げられないのですが。。
9 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/05 19:45 ID:vbqQVODe
岡本喜八の『ああ爆弾』
できればスクリーンで観てほしい。
10 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/05 22:23 ID:HAHnH73Y
「悪名シリーズ」「兵隊やくざシリーズ」なんかどうでしょう?
11 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/05 23:07 ID:dqNhLpsN
まあ現役の監督だと周防正行監督作品なんかどうでしょうか?
「シコふんじゃった。」
「Shall We ダンス?」
12 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/06 02:02 ID:pbxbj9mI
>>6 「背景天皇陛下様」が
>戦時中の天皇に対する考え方を見事におちょくっていて、
というのは戦争をまったく知らない世代のとらえ方だと思う。
そういう紋切り型の言葉でくくってしまうのは良くないよ。
うちの親父(終戦時に中学生)もテレビで見てて途中から延々とメソメソしてた。
渥美の手紙のくだりでもしんみりしてたよ。
世代によってまったく違う見方が出来る作品なんじゃないかな。
13 :
関西人:04/01/06 11:38 ID:D4svJbee
新年、初書き込み。
面白いと思う映画。
植木等主演「ニッポン無責任野郎」
「日本一の色男」「日本一の断絶男」
藤田まこと主演「てなもんや大騒動」
ザ・ドリフタ−ズ主演「祭りだお化けだ全員集合!!」
「舞妓はんだよ全員集合!!」
河島英五主演「トラブルマン笑うと殺すゾ」
8>十年ぐらい前に大阪で深夜放送されたという財津一郎の映画がすごい
たぶん「忍術 猿飛佐助 松竹」だと思います。
14 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/06 12:06 ID:ys/7Coc8
カモとねぎ
15 :
NK:04/01/06 14:34 ID:fUm/M8zm
渥美清なら東映の「喜劇 急行列車」がお勧め。瀬川昌治監督の演出と渥美のよさがマッチ。
ちなみに「ミスタールーキー」で橋爪功演じる瀬川監督はこの映画の監督が瀬川の弟子筋なのでつけたそうです。
16 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/07 17:38 ID:2sXJarAa
外国のスラップスティックコメディーが好きなんだけど
邦画であるかな?
17 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/07 23:24 ID:onHZNaFD
>>15 漏れは「喜劇 初詣列車」の方かなあ。
ロンゲでサイケデリックファッションきめて
決死の覚悟でサイケバーに潜入したものの、
薬漬けにされて逝っちゃった渥美の姿はトラウマになるw
見てしばらくの間は思い出し笑いが止まらんかった。
で、奥さんの中村玉緒や同僚の西村晃とのボケ・ツッコミも
息が合ってて見事だったし。
18 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/08 01:07 ID:8XEpxJCz
漏れは社長シリーズが好きだな、森繁上手いよ。
>>17 瀬川は旅行シリーズでもフランキー堺をトリップさせている。
「満願旅行」だったかな。
ついでにピンキラによる超へヴィサイケも聞ける。
作編曲はいずみ・たく。時代だね。
>>12 当時は、「軍隊の方がまだマシ」と本気で考えている人もいた。ところが、
それを直訴すると不敬罪になってしまう・・・。
日本における天皇というのは、貧しい者に軍隊という居場所を与える慈父でもあり、
また、戦争で国民を苦しめた厳父でもあった。
そうした、アンビバレンツな天皇論を描いた名作ですね。
21 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/09 09:48 ID:JY0uF458
喜劇にすることで逆説的に何かを訴えようとか、
そんなんじゃなくて、ただ単純に喜劇、しかも
今見ても面白いって、作品ないのかな?
22 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/09 12:34 ID:fF8tR5Yc
『キングコング対ゴジラ』は意外とよくできた喜劇だと思う
23 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/09 12:40 ID:qGdcQc2y
24 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/09 22:03 ID:Aqgi6ZZJ
敗戦直後の「東京五人男」、前に名画上映会で見たけど笑えた
植木等の無責任シリーズ
笑えるとはちとちがうが
無責任シリーズって、昔は面白いと思ったんだけど。
最近あらためて、みると植木のあのキャラが激しく、
むかつくんだよね。。。
27 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/11 02:12 ID:1P7irufZ
単純に笑えるのは「恋愛ズバリ講座」(61)の一話目と三話目、
「谷岡ヤスジのメッタメタガキ講座」(71)「特効任侠自衛隊」(77)など。
出てる俳優さんが面白かったのは「セックス喜劇鼻血ブー」(71)の左とん平とか
「お父さんはお人好しシリーズ」のアチャコ。
28 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/11 02:54 ID:4NaSJeOc
キートンみたい日本映画って
ないのかなー
30 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/11 03:09 ID:mrZDJqt6
由利徹のカックン超特急
映画なのにくだらなくて笑える
>>30 由利徹は「日本一の色男」で現れるやいなや
「何してけつかる!」と叫んだシーンが面白かったですね。
>>30 カックン超特急、とうとうテレビでやるんだよね、ワクワク。
しかし、本当に心からくだらないんだろうな。
33 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/11 15:51 ID:LTPOvjEq
00年10月に放送してますよ。
東京までの特急便を運転する事になる二人の男に途中いろいろあって
映画の小道具を届け、俳優と間違われ映画へ出ることになるという話。
34 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/11 18:59 ID:qGQQgr7C
「エロ将軍と二十一人の愛妾」の由利さんも最高だったな。
映画自体は悲劇だけど。
由利徹のいい意味でのB級感、たまりません。
お姐ちゃんシリーズってどうなんだろう?笑えるのかな。
確か明日放送があると思ったけど。。
>>35 「B級感」か、言い得て妙な表現ですね
クレージーの映画にもよく出ていましたよね
37 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/12 03:13 ID:o9jUBB6/
昔、エノケン
最近は、喜劇じゃないかもしれないけど、ウォーターボーイズが結構笑えた。
ペーソスとか“いい話”とか抜きで純粋に笑えるのって、
千葉真一主演の『直撃!地獄拳』と『直撃地獄拳 大逆転』が
双璧だと思います。湿っぽさゼロのバカギャグ連発映画。
39 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/13 01:19 ID:zGFkl69g
>>35 重山規子がセクシーです。笑えるかどうかは別ですが東宝喜劇らしいでき。
40 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/14 00:50 ID:LyKzig0z
1月17日、1月24日のスカパーの日本映画専門チャンネルで特集あるよ。
確認してみて。
41 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/14 02:37 ID:6JCKjlM3
>40
ホントだ!サンキュー
録画しまくるぞ
42 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/15 01:15 ID:RUATu8w+
兵隊やくざの立ち回りはほとんどプロレスののり。
スカパー今月はすごいぞ。
時代劇専門チャンネルと日本映画専門チャンネルとチャンネルNECOと。
でも「家庭の事情」や「落語野郎」や「おトラさん」等々各シリーズ丸ごとやってくれないかなー
とも思う。
あとWOWOWの「南蛮寺の佝僂男」がどんなのか楽しみ〜しっかし、よくやるよなWOWOWえらい!
44 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/15 15:42 ID:D/vW4Nnx
ウェブの匿名空間で2ちゃんねらーを名乗る人達は、自分一人
の自信の欠落やコンプレックスを徒党で誤魔化そうとしている点において
全て同じばか者であるということを認めた人達だということになります。
以上に基づき、ウェブの匿名空間で徒党を組まないと行動できないような
2ちゃんねらーに代表される人間のクズを排斥するというのは、ぼくの
ホームページの不変の基本方針ですので、2ちゃんねらーの皆様は全員、
ぼくのホームページから出て行かなくてはならないのです。ここはぼくの
ホームページで、ぼくは他のアーティストとは違いますし、同意見の人や
反対意見の人の人数の多寡等も全く関係ありません。
http://plaza.rakuten.co.jp/debu1957/diary/
45 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/16 20:29 ID:K/Str9bU
古澤憲吾「ニッポン無責任時代」
野村芳太郎「拝啓天皇陛下様」
小津安二郎「お早う」
( ゚∀゚)
<| |>
((< > ))
シミキンの映画は底抜けに明るくてイイネー
ロイドっぽいようなとこあるしね
どれもイイけど「スポーツ王」がオススメ
しかし斎藤寅次郎って、何本監督してるのかね?
戦後はどれも水準程度っつーか、演者のキャラ重視で作品的に突出したものが無いのもある意味すごいが。
今日の深夜一時からカックン超特急やりますね。
楽しみ。
50 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/25 22:52 ID:tnmjGxk3
「丹下左膳余話・百萬両の壺」・昭和10年製作・山中貞雄監督
戦前とは思えない新鮮な面白さに爆笑
51 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/31 00:41 ID:8GDI/ket
昭和46年「セックス喜劇 鼻血ブー」について知りたい。
>>51 左とん平の一連のシリーズものの一本。
ぬるめの艶笑喜劇。
「メッタメタガキ道講座」のほうが、バカ度、破壊力ともに数段上。
>45
ヘタレ映画>小津安二郎「お早う」
55 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/03 13:24 ID:5yycwT4G
喜劇・とんかつ一代
川島雄三監督で、顔触れは社長・駅前シリーズ混成の
いつもの東宝喜劇なんだがかなり笑える
葬式から帰ってきた山茶花究が自分のセリフが終わり、
他の役者に芝居が移って後ろでピントがぼけてからも
延々と自分に塩をかけ続けてるのが笑える
エンディングもとんかつ屋主人森繁の
♪とんかつを食おうよ〜という主題歌をみなで合唱
クロレラきちがいの三木のり平もいい
こんないいスレッドは落ちて欲しくないね
57 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/03 14:16 ID:WtEWMwSC
「エレキの若大将」は面白いよ。
加山雄三にも若大将シリーズにもそんなに興味ないんだけど、
この映画だけは何度も見ちゃうな。
58 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/14 17:38 ID:+W3wTaUZ
家庭の事情・馬っ鹿じゃなかろうか
トニー谷、千葉信男は相変わらずだが、宝塚の伊吹友木子に萌え〜
脇に回ってからは下手なおばさんだと思っていたが、あの人にも
イイ時代があったのね。
重山規子もこの映画が最初の頃の作品。
日劇所属だが宝塚歌劇団を相手に回して、良い度胸の演技を見せた。
59 :
山茶花究は面白い役者:04/03/15 16:20 ID:o6OG9UUz
55>>喜劇・とんかつ一代
山茶花究…いい役者ですね。元アキレタボーイズなのに硬派な役も上手い。
劇中、泉鏡花ばりに「バイキン上よくない」と脱脂綿にアルコール含ませて
「夫婦善哉」で競演した淡島千景の手を必死に拭こうとしてましたね。
劇最後、朗々と山茶花究、酒焼けした声で歌ってましたね。
森繁久弥と。
60 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/16 03:38 ID:fJfMLQpe
斉藤寅次郎の戦前の喜劇で現存する
『子宝騒動』は、スラップスティックの名作です。
戦後だと、
『初笑い寛永御前試合』がオススメです。
他の監督だと
金子修介の『みんなあげちゃう』
川島雄三の『愛のお荷物』
沢島忠の『殿さま弥次喜多』
内藤誠の『不良番長出たとこ勝負』
中平康の『危いことなら銭になる』
マキノ雅弘の『鴛鴦歌合戦』
森崎東の『喜劇女は男のふるさとヨ』
山田洋次の『馬鹿が戦車でやってくる』
61 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/21 19:22 ID:j5/5nDK3
喜劇映画ぢゃなくってスマソですが、最近ドバっとでた大映「悪名」シリーズ。
勝新・田宮の絶妙コンビに加え、上田吉二郎やら藤田まこと、脇役陣も多士済々。
懐かしの大阪漫才師も沢山出てて、蝶々の脂の乗り切った啖呵やら・・・枚挙に暇無し。
もう笑いっぱなしです。
鈴木則文監督「伊賀野カバ丸」を忘れてないか?
全編ストーリーとは関係ない脱線系のシュールギャグに彩られた怪作だど。
クレージー映画の中では「大冒険」がおもしろい。
斎藤寅次郎は「東京五人男」が笑えたが、
見たいのは「熊の八ツ切り事件」。誰か見た人いる?
63 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/30 21:29 ID:b2oOxWUt
個人の好き嫌いは別として、鈴木則文監督作品は笑える作品が多いです。猥雑でエネルギッシュな喜劇観れます。
あと、個人的にですが那須博之監督の「ビーバップ・ハイスクール」シリーズ好きです。
卒業旅行ニホンから来ましただよ。
65 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/29 20:31 ID:K6Ks7hdL
神代辰巳監督『悶絶!どんでん返し』をお忘れなく、とだけ言っておこう。
66 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/03 10:05 ID:Ikohi4tz
「幕末太陽伝」みたが、あまり笑えなかった。
68 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/03 16:56 ID:jmXztfLL
初期の「男はつらいよ」。
喜劇に分類するのはアレかもしれんが「椿三十郎」。
ウォーターボーイズだの三谷作品だのを「面白い」と言う奴は信用できん。
小林信彦のコメディ関連のエッセイは、資料としては役に立つ部分もあるけど
小林の感性は若いオンナノコみたいで、面白いか面白くないかという判断には
使えないと思ふ。
小林はDTを認めない点は買える。
70 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/03 17:55 ID:l4vj5KVs
71 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/03 19:37 ID:jmXztfLL
DT=ドリフターズ
嘘。ダウンタウンだな。
72 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/03 20:06 ID:l4vj5KVs
小林はドリフについても、「笑いが薄い」って批判してなかったっけ?
73 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/03 21:56 ID:ofVPHMPd
初期の「男はつらいよ」だと、第一作より「続男はつらいよ」と「新男はつらいよ」が好きです。
でも「ラヂオの時間」も好きなんだよなぁ・・・。
74 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/03 22:05 ID:RJVRC3j0
【テンプレ】 これまでの経緯
1.ナンパで人生を変えようとするが、予想通り失敗。追い込まれる。
2.ボクシングジム宣言をするが、実はフィットネスクラブであることが発覚。
嘘をついたことによる怒りのカキコで、ますます追い込まれる。
3.2ch卒業をするが失敗。次々にコテを生み出し、自作自演が悪化。
本人も躁鬱病のかげりがあることを認めだす。
4.トリを晒して本気の2ch卒業を宣言。数日姿をくらますが、新トリで復活。
5.ジョギングマン宣言をするが、ジャージをもっていないため断念
6.起死回生のヒッチハイク計画は吐き気、胃痛、悪寒のミックスで断念
翔太少年は沢山お酒を飲んで眠ったのだった。若干の反省の後、逆切れして復活。
※現在は 翔太 ◆8x8z91r9YM です
http://love3.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1086262101/
75 :
ともさん:04/06/04 09:18 ID:Ve4lwJmA
クレージー
「日本一のほら吹き男」
小林信彦はとんねるずは面白いと言ってたな。
小林は萩本欽一の番組を面白いと評した時に
自分の娘(当時小学生)も「面白い」と言っていたから、
とか書いてた。呆れた。
「お笑いに敏感なウチの娘が誉めてるくらいだから面白いのだ」
みたいな感じだったかな。
世間知らずっちゅーか、なんちゅーか・・・
78 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/09 00:33 ID:m3OmXFSi
79 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/27 06:07 ID:f0VZxoiL
たけしの受け売り。
80 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/27 11:44 ID:8XPM/gM2
木村家の人々
81 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/18 13:14 ID:W9Rw6AOe
エノケンの映画で一番面白いのを教えてくだちゃい。
兵隊やくざシリーズ、ダイナマイトどんどん
83 :
81:04/07/28 02:15 ID:d/gmVFZC
いまどきエノケンなんか見た奴生きてないか...
そういえばチャップリンのスレすら無いな
84 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/02 08:19 ID:DhKEeYUk
>>83 エノケンの晩年ならテレビで見た世代ですが何か?
85 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/17 01:00:53 ID:f+lQ+U2Q
森繁の「黄綬褒章」
森繁が背広、ネクタイで出勤・・・作業着に着替えると・・・黄色い車が・・・
谷崎潤一郎が関わっている戦前の白黒映画で、
水着美女が登場したり、なぜか鎧を着た青年が泥棒を追っかけたりするやつ
タイトル忘れた…
>>83 チャップリンスレなら映画作品板にあるよ
キートンも
88 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/18 18:12:28 ID:w/ru/Lu9
小林桂樹が秘書、三木のり平が庶務課長だった「社長シリーズ」は相当面白い
よ。小林信彦は三木が降りてしまったことが痛かった、と言っているが、
むしろ、小林桂樹がいなくなったことの方が大きいと思う。のり平の面白さは、
ストーリーと関係ないが、小林桂樹は森繁社長とからむことでストーリーの
根幹だったからね。黒沢には、小林の代役は、まるでできなかった。
>三木のり平が庶務課長だった「社長シリーズ」は相当面白い
禿堂。宴会芸のシーンは、彼等のアドリブだそうだ。台本に細々書くより、好き勝手にやらせた方が面白いんだから。
90 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/19 18:43:54 ID:LwD2XE6x
川島雄三の「貸間あり」今は無き「並木座」が大爆笑の渦でした。
91 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/04 22:56:07 ID:J0zRqOnE
>>88-89 宴会で「白虎隊」のレコードに合わせ、(あの容貌で少年剣士の本格的扮装)
剣舞を演ろうとするんだが、そのレコードに傷があって同じところが何度も繰り返しになる。
んで、止めりゃいいのに、踊ってる三木も同じ所作をエンエン繰り返す。
・・・もうホント、窒息するくらい笑い転げましたね。
いやぁ、あれもアドリブだったんですか(ただ驚嘆)。
LPレコードに傷があるときのリバース現象なんて、もはや若い方は分からんでしょうね。
92 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/15 21:06:26 ID:pmG6QqkM
>>68 「椿三十郎」は、たしかに面白い。太った女房が、三十郎の背中を踏み台
にするところとか、危険を知らせる椿の花が大量に流れてくるところとか、
槍をかついだ侍が、必要以上、大量にやってくるところとか。
93 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/29 21:54:18 ID:Im2ctUUM
昨日、深夜テレ東でやってた植木等主演の「大冒険」を
見てビックリ!
邦画じゃ珍しい体を張ったスラップスティックコメディーじゃん
植木等見直したよ。
>>86 亀レスだが其れは「アマチュア倶楽部」です。
ちなみに原作があの谷崎潤一郎!
をいをい谷崎・・・は書いてるだろ?漏れもそれ知って驚いたけど(ry
確か監督が栗原トーマスとかいう胡散臭い名のヤシダタカナ?
96 :
この子の名無しのお祝いに:04/11/14 21:38:32 ID:U+P2HvpI
つかこうへいの、蒲田行進曲とか熱海殺人事件はどうですか?
97 :
麦こがし:04/11/15 01:38:35 ID:ivkCCNm/
>>94,95
『アマチュア倶楽部』って、フィルム残ってるの!?
あるんなら是非観たいなー。
谷崎はチャップリンみたいな下世話な芸人じゃなくて、
キートンやラリー・シモン等、粋な芸人のことをエッセイで書いてるからね。
ラリー・シモン大好き。
『アマチュア倶楽部』って、
マック・セネットのベイシング・ビューティーを模して水着美人が艶やかに色採りを添えて、
義妹の葉山美千子(「痴人の愛」のモデル)が主演してたって作品ですよね。
淀川さんも褒めてた。
98 :
この子の名無しのお祝いに:04/11/15 02:58:34 ID:q7/J3KAV
栗原トーマスったら、青木鶴子や歌舞伎出身の玉木某なんかと一緒に
「日本人がアメリカ映画に初めて進出した1912年」を飾った俳優さん。
「アマチュア倶楽部」の監督は、トーマス・H・インス譲りの演出術を
日本で試みたもの。名前がトーマスだからって、ちっとも胡散臭くないよ。
99 :
この子の名無しのお祝いに:04/11/16 14:51:40 ID:6MlyCPb6
そりゃあもちろんコレでしょ
「生まれてはみたけれど」
「みんな〜やってるか〜」
にっぽん美女物語
「丹下左膳餘話 百萬両の壷」
70年前の作品だがセンスの良さが抜群
BS放送で何気なく観てショックを受けた
102 :
この子の名無しのお祝いに:04/11/18 03:12:59 ID:zuk8MfCH
黒澤明『醜聞』
並木座で観た時、場内爆笑に次ぐ爆笑だった。
黒澤映画でこれほどおかしなコメディはないと思う。
あぶにゃー。じつに、あぶにゃー。
104 :
この子の名無しのお祝いに:04/11/19 17:10:45 ID:twato60O
二等兵物語。
ちと古いかな?
アチャコ、伴淳の迷コンビの息の合った演技が笑える。
ホロッとさせる場面もあり、懐かしく思い出している。
105 :
この子の名無しのお祝いに:04/11/19 21:53:21 ID:bHroZVx3
>103左卜全か?
106 :
この子の名無しのお祝いに:04/11/19 23:11:57 ID:TBcF+UaF
「みんな〜やってるか〜」だな北野武の最高傑作
菊地桃子主演の映画に出てた竹中直人で爆笑したよ
108 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/09 19:28:01 ID:wel4rS1S
『青春デンデケデケデケ』。
喜劇映画というより青春映画だけど。
109 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/09 20:30:03 ID:BPihzMaM
小津「彼岸花」
俺は「丹下左膳余話・百萬両の壺」に持ち点全部ドン
屑屋の高勢実剰がいい。
111 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/28(月) 18:55:55 ID:fs7IYByJ
たけしが登場して笑いの質が変化した。
毒舌で人をあげつらうような嫌味な笑いになったと思うよ。
以後はその路線が主流だね。
映画からはやや外れるけれど…。
112 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/28(月) 19:25:38 ID:eNcquKtj
その前のドリフターズも、
人をいじめて笑いをとっていたような気がする。
113 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/28(月) 20:06:11 ID:81Y5Mmz0
キリスト教の国じゃないけど、キリスト教的倫理感と仏教的倫理感の
独特の人情話しがあったよね。人はみんな善人として生まれてくるみたいな。
喜劇も笑いとペーソスの世界だったのが、あたかも人間の本音は残酷なんだと
言いたげな笑いに変わってきた。まあ本当のところは両面があるから、
受け入れられたんだろうけど。何も知らない世代は、この悪い面だけを
受け継いでいるような印象があるね。いじめって昔もあったけど、
ガキ大将のいじめで、さらっとしてたもんな。
114 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/29(火) 07:20:44 ID:ob7JQ5ed
エノケンの名がほとんど出てこないのが面白い。確かに伝説の人である割に
は、今残っている映画で本当に笑えるものはあまりないんだよね。でも「頑
張り戦術」は別。テンポもいいし、笑わせてくれる。
エノケンとは関係ないのだが、クライマックスに出てくる「慶応大学水上ス
キー部」には、一瞬呆然とし、そして爆笑。
115 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/29(火) 17:12:42 ID:o+OzYcLY
小林信彦の「日本の喜劇人」文庫版を読んだ。
同世代の渥美、植木、寛美以後の喜劇人への関心は薄いように感じた。
80年代のフジテレビ的な笑い
『おれたちヒョーキン族』『笑っていいとも』
への批判的視点を打ち出す事は難しかったのかな。
小林さんは映画評もたくさん手がけている人だけれど、
放送作家的な笑いの感覚が強くて、距離を感じる事もある。
映画ファンはテレビ的な笑いに抵抗があると思うのですが…。
116 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/30(水) 23:40:07 ID:TioMebA+
筒井康隆原作「文学賞連続殺人事件(大いなる助走)」最高。
佐藤浩一出演。
117 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/31(木) 13:06:41 ID:kXZRMkdz
フランキー堺のラーメン大使が好きだったなあ。
日本はやはり人情喜劇って感じだよね。
118 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/06(水) 23:05:13 ID:mwyO1l4q
>>6 あれを「天皇に対する考えをおちょくる」と見るようでは青い青い。
119 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/07(木) 01:26:27 ID:qSkqh1+L
>>115 小林信彦の『日本の喜劇人』新潮文庫版の初版は1982年11月で、これはその11年前に
晶文社から出た『笑う男:道化の現代史』という本の増補改訂版である。
しかも、この本のコアをなす部分は、さらに10年ぐらい前のヒチコックマガジン編集長
時代に書かれている。
一方、「ひょうきん族」のスタートは1981年で、「笑っていいとも」は1983年である。
1982年時点のビートたけしは「マンザイブーム」の中で、星セントルイスやオール阪神
巨人よりも少し頭を出してきたかなという、とても面白い漫才師にすぎなかった。
「80年代のフジテレビ的な笑い」が笑いの質を変えたとしても、82年の夏にそれに対
する展望を示すのは至難のわざである。
もしあの本について小林信彦を批判するのであれば、20年以上経過した今日的な視点に
たつ改訂版を出さないこと、そして(いくらかの偏りはあるとはいえ)あの名著に手を
入れる企画を新潮文庫編集部が持たないことのいずれかがポイントになるはずである。
120 :
名無しよ名無しよ名無しさん:2005/04/07(木) 02:28:20 ID:V3pPFju4
もうとっくに出たかな・・・
幕末太陽傳
121 :
86:2005/04/11(月) 20:57:25 ID:e9tDXLpt
遅くなりましたが、タイトルを教えてくれた人ありがとう
直撃地獄拳
小林信彦の笑いの理想は,小さい頃丸の内で見た古川ロッパの舞台なのだから,
それを基準に喜劇人を考えるのは個人の限界として仕方ないのでは。
「ひょうきん族」は当時爆笑の連続だったけれど,今DVDで見ても若い層は笑わないと思う。
渥美清を書いた「おかしな奴」を読むと,「日本の喜劇人」で小林に意見している喜劇人がほとんど渥美清であることが分る。
あの1冊で,小林信彦は最後の大きなネタを使ったしまったな。
小林信彦云々ではなくて,あの本に活写されている渥美清は面白い。
でも,やっぱり渥美清は「寅さん」だと思う。
124 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 08:51:22 ID:/37p9UFq BE:87170764-###
1980頃の「熱海殺人事件」仲代達矢・風間杜夫 竹田高利? おもろかった
>>119 「日本の喜劇人」は「笑う男」の増補改訂版じゃなくて、
72年に出たハードカバーの「日本の喜劇人」と「定本日本の喜劇人」だろ。
もともとは演劇雑誌の「新劇」に連載されていた原稿がベースだったか。
「笑う男」はエッセイ集で、別モノ。
126 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 18:29:53 ID:4H7ovSxr
確か
>>125が正解のはず。
その後に出た小林の「笑い」に関する本は(評伝を除いたら)、
「笑学百科」「道化師のためのレッスン」「日本人は笑わない」だけかな。
漫才ブームの後は、とんねるずと、あとSMAPのコントについて言及しているくらいだから、
もう本気で「笑い」を論じようという気はないだろう。
とんねるずについてだって、井原高忠とのつながりがあるから一応の気配りをしているだけで。
小林さんのたけしへの評価は微妙だ。たけし支持からあまり触れなくなった。
喜劇人を切れ味鋭く論評し、歴史的に位置付けてきた小林さんにとって
たけし評価は最大の難問であり、失敗だったといえるのではないか。
たけしが歴代喜劇人の中でも稀な観念的、批評的資質の人間であった事や
団塊世代の学生の屈折した嫌らしさへの認識が甘かったようにも感じる。
それまでの基準で測れない唯一の存在がたけしだったといえる。
笑いが毒舌、シニシズム化、仲間内の馴れ合い、素人いじり等へ
加速する事にもっと積極的に発言して欲しかった。
フジテレビ横沢や糸井重里等、軽佻浮薄な80年代的人物を
左翼系社会派への反発で高く評価しすぎたのではないだろうか。
横山やすし伝は形を変えた、たけし批判と感じたが、どうでしょうか?
128 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 19:52:44 ID:slTPWKX2
三宅裕司が人気が出始めた頃に積極的に評価しているのを見て、
そのあたりからズレを感じ始めた。>小林信彦
とんねるずにしろ、三宅裕司にしろ、たけし以降に小林が褒めた人はみんなコントから離れて、
バラエティ番組の司会者になってしまった。
>>127が言うように、たけしを分析し切れなかったことが、彼の喜劇評論家としてのつまづきだったんだろう。
129 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 20:24:19 ID:d9RkEk+3
>>127-128 小林さんがTV界に深く関わっていた頃(主に60年代)は、黎明期ですからね。TV放
送自体が日本では53年に始まったわけで、まだ若かった。
バラエティにせよスタジオドラマにせよ、作っていた人間たちも20代〜30代で、元演劇青年・
音楽青年・映画文学青年みたいな人も多かった。当然、世代的にこの人たち自身はTVっ子
ではない。TVで育った訳ではない人間たちが、何もない所からゼロから作っている面白さですね。
そのTV第一世代後に入ってきた、まさしく主にTVで育った世代は、非生産的な劣化コピー
ばかりしている訳で、忸怩たるものはあるのではないかな?
かつては小林さんの仕事仲間だった人も、TVマンとしては偉大かもしれないが、管理職・
経営陣としてはTV堕落の張本人であるわけだし。
一方でTVメディアの残酷さと虚構を語りつつ、一方では愛着を語るわけで、この人も分裂
しているというか、愛憎が深いなあ、と思う。
130 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/19(木) 17:49:28 ID:G4LrULmt
東京ふんどし芸者は笑えるよ。
131 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/21(土) 21:43:43 ID:eFp26EHQ
映画はみたことなくて、筒井康隆の「不良少年の映画史」で知っただけだけど
エンタツ・アチャコって無茶苦茶面白そう。
最近のさんまやダウンタウンがやってるようなボケとツッコミを既にやってる。
132 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/21(土) 21:57:45 ID:8vStjX5L
シネマアートンで駅前シリーズたくさんに上映してますね。
133 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/03(日) 03:37:12 ID:xN6NjSz4
>>116 激しく同意。ああいうコメディは日本では珍しいですね。
石橋蓮司が良かった。筒井氏本人もゲスト出演。
あと、テレビ版の「遊びの時間は終わらない」は、
私が今まで見た古今東西のコメディの中で一番面白かった。
映画版のほうそれ程好きではない。「ラヂオの時間」が好きな人は
これも好きでしょう。
134 :
133:2005/07/03(日) 03:47:26 ID:xN6NjSz4
>>133 (訂正)遊びの時間は終わらない=>遊びの時間は終らない
あと
>>116 正確には「文学賞殺人事件 大いなる助走」
みたいですね。
便所が三つもある家を建てたんだぞーーっ
戦前日本の無声映画は約9割が永遠に失われてしまったと聞きました
傑作な喜劇映画もいっぱいあった事でしょう…
でも、残されたシナリオやレビューをもとに今の役者(芸人?)を使って同じものを作っても
いまいち面白くはないんでしょうね
渡瀬恒彦、桃井かおり共演の「神様のくれた赤ん坊」今でもレンタルでたまに見返してる。
自分はプッと吹き出せるような笑いが好きなので、
黒澤「椿三十郎」
小津「彼岸花」
成瀬「石中先生行状記」
千葉「大番」
山嘉次「綴方日記」
が好きだね。「地獄拳」も好きだけどね。
森繁やフランキーはあまり好きじゃなくて、有島一郎や山茶花究が好き。
木村「狸御殿」とか。
>>119 > 1982年時点のビートたけしは「マンザイブーム」の中で、星セントルイスやオール阪神
> 巨人よりも少し頭を出してきたかなという、とても面白い漫才師にすぎなかった。
板違いで亀レスだが、この人の感覚は古いね。
「THE・MANZAI」は1980/4にスタートで、2年もかからずに、
B&B、ザ・ぼんち、島田伸介・松本竜介、西川のりお・上方よしお、
春やすこ・けいこ、ツービート、という人達が人気トップに踊り出ていた。
初期は古い人も出てトリを取ったりしたけれど、人気なかった。
> 星セントルイスやオール阪神巨人
は、まあ面白いと言えば面白いけれど、同時代的ではなかった。よって人気少し。
140 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/30(金) 17:09:54 ID:btw3TopX
川島雄三監督の「人も歩けば」はおもしろいと思う。
141 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/11(火) 02:04:39 ID:jj9NzLhq
マキノさんが吉本新喜劇を嫌っていたり
加藤泰が『蒲田行進曲』に怒ったり、こういうエピソードは楽しいね。
撮影所の気概が感じられて嬉しい。
映画人には80年代以降の笑いの風潮を拒否する姿勢を見せて欲しい。
>>141 80年代半ば、吉本新喜劇は泥臭い関西風の一発芸の連続と、余りに幼稚な練りの
足りない人情風味が飽きられたのか、潰れかかっていた。ところが、あのキッチュな芸風が東京発の
電波で妙に受けて芸人たちが全国区になってしまい、寛平ちゃんなどのスターが生まれ存続してしまった。
>映画人には80年代以降の笑いの風潮を拒否する姿勢を見せて欲しい。
もう無理。矢口某のギャグにも何にもなってない映画が持てはやされているようじゃ・・・。
三谷も、いかにも作りものめいた人情とウイットが見ていてしんどい。あの人は
良くも悪くも生身の人間を描けないんだ。
(まあ三谷程度まで否定したら、今の日本にはほぼ鑑賞するに値する脚本家は消えてしまうだろうが)
143 :
西町市場:2005/10/20(木) 14:51:39 ID:A6WKLQXk
喜劇映画ファンのみなさん。
この場を借りて、ちょっと宣伝させてください。
昭和30年前半に人気を博した松竹映画「番頭はんと丁稚どん」が
45年振りに特別上映されることになりました。
平成17年度日本喜劇人協会爆笑公演
「番頭はんと丁稚どん」
(出演:大村崑、芦屋小雁、芦屋雁平、芦屋雁之助ほか)
「続・番頭はんと丁稚どん」
(出演:大村崑、芦屋小雁、芦屋雁平、芦屋雁之助、ザ・ピーナッツほか)
上映日:11月3日(木・祝)
開演時間: 昼の部:午後12時30分より2本立
夜の部:午後5時より2本立
(入れ替え制)
入場料: 当日¥2,500/前売¥2,000(自由席)
会場; みらい座いけぶくろ(豊島区東池袋1-19-1)
TEL: 03-3984-7601
お問い合わせ:(社)日本喜劇人協会 TEL: 03-5227-3038
この機会にぜひ「昭和上方喜劇」の醍醐味をご堪能ください。
ありがとうございました。
144 :
?:2005/10/28(金) 09:14:28 ID:UnAfRi0r
144
145 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 13:03:07 ID:NWmptui4
純粋な喜劇映画となると・・・なかなか難しいねぇ。
同時代性が失われると観賞にたえないものが多い気がするし。
アドリブ満載の社長、駅前シリーズあたりはなにが面白いのかさっぱりわからない(好きな人にはスマン)。
そんな自分が何度も繰り返し見てDVDも持ってるのが
・「幕末太陽傳」
・「仁義なき戦い・代理戦争」
・「豚と軍艦」
・小津のカラー作品
・「兵隊やくざ」
・「トラック野郎・望郷篇」w
幕末以外は喜劇俳優が主演じゃないし、そもそも喜劇という括りじゃないものも多いが、
シチュエーションと会話の妙で笑える。
網走番外地シリーズにもコメディ色の強いものがありますね。
146 :
西町市場:2005/11/03(木) 11:00:43 ID:V0Wch0+m
今日の上映会をお見逃しなく!(レス143を参照ください)
よろしくお願いします。
147 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/24(土) 20:43:33 ID:CmgCcwpt
『恐怖奇形人間』だな。
>>145 成瀬の「石中先生行状記」も向いていると思うがどうよ?
149 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/14(火) 14:56:30 ID:QJs6zQD0
age
150 :
この子の名無しのお祝いに:2006/02/15(水) 14:33:37 ID:137SYJrB
柳屋きんごろうの「おとらさん」スカパーでやっていた。
>>150 ぜんぜん面白くなかった orz
NHK-BS2でやっていた「銀座化粧」の方が笑えた。
昔深夜にやってたのを見たんですが研ナオコが主役かほぼ主役の作品ってわかります?
ブスな女の子の役なんですがケメ子(?)みたいな変な名前だった記憶があるのですが。
喜劇ものを深夜に連続でやっててその中の一作品なんです。
昔ってたぶん15年くらい前です。
フランキー堺の記憶もあるんですが、連続でやってた他の作品だったかもしれないので
確かじゃないです。
154 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/22(土) 03:44:51 ID:/5a7Vr3g
豪傑一代男、エノケン笠置のお染久松、歌うエノケン捕物帖、
エノケンのホームラン王、 エノケンの拳闘狂一代記
DVDで出てるエノケン映画。どれが面白いですか?
155 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/22(土) 12:53:22 ID:6jPJVVMN
>>154 どれもつまらん。エノケンは戦前の映画でないとダメ。
そうですか。ありがとう。
157 :
♪:2006/04/23(日) 06:31:56 ID:HGW/rQ2s
肉弾(岡本喜八)の冒頭,鬼軍曹田中邦衛に詰問される士官候補生寺田農
<<152
松竹の「美女」シリーズでしょ?
160 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/30(日) 08:37:10 ID:jHZMVolm
アチャコ・伴淳の「二等兵物語」が面白い。
161 :
この子の名無しのお祝いに:2006/04/30(日) 08:49:22 ID:ijf2Z2mR
「直撃地獄拳 大逆転」←ありふれてるかもしれんが・・早くDVDでないかなあ
「濡れて打つ」←金子修介の。
「巨根伝説 美しき獲物たち(??だったっけ)」
↑三島をパロった薔薇族映画。衝撃的なオカシさだった。
162 :
喜多嶋:2006/05/22(月) 20:25:14 ID:77aK+RQT
「日本人のへそ」がおもしろかった
丸山明宏が、一生懸命に男になりきって演じたいと思っているのは、わかるの
ですが、どうしても地が出てしまいます。そこが面白い。かなり笑えます。
私は時々浅草に行きます。死んだ人には会えないけど
ご祝儀やおひねりの習慣も残っていて、酔っ払いも沢山いて
面白いです。上演中に食事しても誰も怒らないし、不思議な
空間です。