「清兵衛ぇ、おめーはきたねぇ」って言ってたのが三年前?
同じ人とは思えない。
ローマの休日も荒れてるが、ここも詰らんことで長引くな。
いきなり斬りつけたら双方命に関わる果し合いと認識しているわけではないので、
おそらく辻斬りとみなされて、引廻しの上、斬首でしょう。
>>953 ワロタww ジェラートとかどうでもええわww
956 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/03(金) 21:28:11.89 ID:zxWMNP9V
息子が死んだときのもとめの嫁の「あああああ・・・」って声がリアルだった
岩下志麻姐さんですわ。
958 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/04(土) 09:33:39.45 ID:6o/ZNkKc
>>914 >>915 そうじゃなくて、
「家老の命令で家臣たちが武士道にふさわしくない行為に走ってしまった」
という表現だよ。
「武士道」「武士道」と言い張って、困窮状態の浪人に竹光の切腹を強いていながら、
この連中はなにをやってる!?
と、訴えるための演出だと思うね。
「軍国主義批判」とまでは考えすぎだと思う。
刀や槍で勝てないから鉄砲を使うのは理にかなっているじゃないか。
武士道は騎士道じゃないんだから。
そもそもあの人数でかかっていること事態、決闘としては卑怯だ。
まあ受け取り方は人それぞれということで・・。
でも、戦前の軍の中身のない精神主義のバックボーンは
武士道にあったわけで、その武士道を中身の無いハリボテと
して見せることで軍国主義批判へのアナロジーとするのは
ありえるのじゃないかなあ。
961 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/04(土) 10:41:49.34 ID:STf2/SHa
>>958 どうも見当違いの解釈に思えるなあ。つまり君は彼らが「真の武士道精神」を守っていない、
という様な考えらしいが、この映画のメッセージはそうじゃないんだよ。真の武士道精神な
んかない。武士道の本質は、結局のところこういう汚いものに過ぎない、ということだと思
うな。つまりは、あれが武士道なのだよ。
「秩序」「体制」「組織」「権威」といったものを維持していくのに都合の良い様に、権力
者が作り上げただけのもの=武士道・軍人精神・サラリーマン精神ということなのさ。「会
社員だから、プロだから、給料貰ってるんだから、身を粉にして働き給えよ!」「はい!」
なんて頑張っても、不景気になったら簡単にリストラ。ということさ。
そうだよね、武士道なんて建前でしかないハリボテだと暴いてゆくところが面白いと思うんだ。
963 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/04(土) 12:39:46.73 ID:STf2/SHa
でも考えてみれば、彦九郎たちも可哀相だよね。藩の利益のため、ご家老たちの意を体して
動いた挙句が、高々髷を切られたくらいで詰め腹切らされるんだから。武士道の不条理さと
しては、こっちの方がよく体現しているかも。
964 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/04(土) 12:51:34.83 ID:8WT314Yz
結論。
すべて丹波が悪い。
965 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/04(土) 13:28:09.00 ID:STf2/SHa
確かに。あの会議のやり取りは
三島「適当にあしらっときましょう」
丹波「徹底的にやり込めてやりましょう」
三国「(実はそこまでやろうと思ってなかったんだが、この流れだから)腑抜けたことは
考えてないぜ。苛め抜いてやる」
って感じに見えるから、まあ言わば、部下の丹波が上司の点数かせぎに過激なことを言い、
三国が乗せられて引くに引けなくなった、とも言えるもんね。戦争中なんかも、軍の会議
では過激な主戦論が通りやすかったと言うけど、状況としては似ているね。
つまり、丹波は自業自得ってことですか?
求女は妻子のために刀すら捨てたんだものね。
半四郎は娘、婿、孫という刀よりずっと大切なものを失った。「武士の常識」ために。
丹波らが体面のために詰め腹切らされたのは半四郎の自省と被っているのでは?
ageるなよー
>>963 あの3人が進んで切腹を強要した訳じゃん。
藩の利益というか個人的な考えに基づいてるだけだと思うな。
勘解由も言ってたが井伊家の家臣でありながらどこぞの浪人者に髷切られたら恥さらしもいいとこ。
補足すると683年の結髪令から日本人はずっとちゃんまげを結ってたから、当時の日本人にとっては魂みたいなもんだよ。
明治になってちょんまげ廃止されたらすげえ猛反発があってちょんまげ一揆とかもあった。
だから「不面目。不始末。死をもってさえあがない得るかどうか」となる。
>>965 まぁ自業自得といえばそうなのかな。
でも沢瀉は点数稼ぎというか自分の考えを押し通しただけじゃないか。
求女に竹光切腹を強要したのも「武士でありながら刀を売るとは言語道断」という論理に基づくもの。
まぁ髷切られたら自分から進んで切腹して責任を取ってるから、矢崎や川辺と違って一応筋の通った行動をしてる訳だ。
968 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/04(土) 14:30:32.97 ID:STf2/SHa
そうだ。確かに彼は他の二人よりも筋を通している。それだけ深く「武士道」に染まってる。
つまり、それだけご家老や藩にとって都合の良い人間になっている。ご家老が鬼のように冷
酷な人間だとしても、部下に切腹を命じるのが良い気分のもので有るはずはない。自分から
切腹したと聞いて、きっと有りがたく思ったろうね。
武士道武士道って言っている人は武士にも首代あったの知ってるの?
挑発するかのようなものの言い様はお控えくだされい。
「求女」という名はこの時代の武士につける由緒ある名前なの?
「女を求める」って、なんか勇ましい武士らしくない名前だと思うんだけど。
なんか女中を募集している求人広告の張り紙みたいじゃない?
それともなにか武士らしきいわれがあるのかな?
三代目市川左團次の当たり役で"烏帽子折"求女ってのがある。
実は藤原鎌足の息子、藤原淡海で美男子の設定。
他の演目でも見た記憶がある。
973 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/06(月) 18:23:50.79 ID:HVBN3Mfj
切腹みたいな傑作時代劇って他にない?
重厚なやつがいいんだが
岡本喜八の「侍」、内田吐夢の「大菩薩峠」シリーズ、今井正の「夜の鼓」、稲垣浩の「風林火山」
今井正「武士道残酷物語」(東映)
今井は「仇討」もいいね。
脚本も橋本だし。
自分は娯楽性もある「十七人の侍」と
「忍者狩り」を推薦する。
失礼「十七人の忍者」だった。訂正。
>>976を読んで「十一人の侍」の書き間違いかと思って、
「集団抗争時代劇から一本というのなら『十三人の刺客』だろう」
と書こうと思ったところだった。
同じ集団抗争時代劇でも、忍者映画は重厚感よりもスピードを重視してて、
>>973さんが求めてるモノとは違うと思うけどな。
「風林火山」も、明朗すぎる。
>>974 自分のオススメは、加藤泰の「幕末残酷物語」。
公開時にパクりを指摘したのは小林信彦一人だな。
脚本が橋本の弟子の国広威雄なので何らかの了解はあったんじゃなかろうか。
深夜に何気なく見たらビックリしたよ。
982 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/07(火) 14:26:17.16 ID:n5yrnPa+
>>974-981 ありがとうございます、いきなり質問したのにこたえてくれて。
挙げてくれた中では十三人の刺客だけ大昔に見たことある
ただ殺陣シーンが長すぎて途中で飽きてきてしまったのを覚えてるかなー
個人的に、幕末残酷物語、武士道残酷物語ってのがすごい気になる
他もレンタルから見始めてみます
侍、斬る、暗殺、大殺陣みたいなシンプルなタイトルな映画って昔の傑作って感じがしますw
983 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/07(火) 14:43:40.21 ID:n5yrnPa+
>>981 あー、仇討が凄い気になる
表面の写真とタイトルがかっこよすぎる
しかしこれ海外のアマゾンっぽいな…
後、東映時代劇傑作DVDコレクションっていうのが出てたのか
これは安いし、買いまくる!
大殺陣と十一人の侍はこないだNHKBSでやってたな
>>983 仇討と御用金は国内盤DVD出てないからね。
あとVHS借りるぐらいしか手がない。
>>984 仇討もやった。
986 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/07(火) 18:36:55.58 ID:rWZiCQJ7
>>985 仇討と御用金ってどない感じの映画なの?
国内版はなぜ出てないんだ?マイナーだから?
「御用金」は期待して観に行ったけど豪華キャストの割にはイマイチだった。
最後の決闘が終っても映画はダラダラ続いてるので何処かの爺様が喚いてた。
五社の時代劇なら「人斬り」がいい。
「大菩薩峠」は雷蔵版や仲代版より知恵蔵版がいいと思うけどな。
机役はたしかに雷蔵が最も適役だと思うが、映画の出来はやはり知恵蔵版。
どうせリメイクするなら「十三人の刺客」より「大菩薩峠」を作ってくれんかな。
知恵蔵は千恵蔵の間違い。
千恵蔵が一発変換されないところが悲しい。
御大はドラえもんより下なのか。
>>983 >>627以降のレスも参照
>>986 『仇討』中村錦之助が神山繁と些細なことから口論になった挙句、決闘。
倒したはいいが今度はその弟の丹波哲郎から付け狙われ・・・。
錦之助が段々身動き取れなくなるという悲惨な映画。
『御用金』海沿いの小藩の家老の丹波は財政窮乏のため幕府の御用船の積荷-御用金の強奪を画策。
そして神隠しと称し口封じのため村の住人を皆殺し。
丹波の部下の仲代はやり方に不満を覚え脱藩したが、再び神隠しが行われると聞き・・・。
仲代・丹波・錦之助が出てくる娯楽時代劇。
>>988 『人斬り』も立ち回りはいいがダラダラした展開だからなぁ。
五社英雄ならやはり『三匹の侍』
>>989-990 スレチだが俺も千恵蔵の大菩薩峠好きだよ。無常感はあれが一番よく出ている。
喜八の大菩薩峠は全くベクトルの違う面白さがある。あのハチャメチャさがいい。
三隅研次のはあんまり特徴ないな。もうちょっと後に撮れば雷蔵の演技にも深みが出たと思うけど。
グーグル日本語入力なら片岡千恵蔵も一発変換できるぞ。
岡本喜八の「大菩薩峠」は、仲代‘陰’vs.加山‘陽’の対比が如何にも喜八らしい。
内田吐夢の「大菩薩峠」は、ひたすら‘陰’の情念劇で、これも如何にも吐夢らしい。
同じストーリーなのに、まったく違う映画のようだ。
994 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/08(水) 23:49:32.51 ID:kIk6ssX0
小林監督ってあまり実生活の話聞かないが、夫人は一般人?
木下の門下生というのに美人女優紹介してもらえなかったのかな?
996 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/09(木) 07:52:12.14 ID:30Hle5Qv
997 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/09(木) 09:52:32.10 ID:51+eMD0Q
そういえば「人間の条件」の新珠美千代の役を香川京子がやっていたらどうだったかな。
つまらないだろうね。まじめすぎて。
999 :
この子の名無しのお祝いに:2011/06/09(木) 12:35:01.83 ID:bS80FZFH
「用心棒」よりは「切腹」の方が良いのは事実。
馬鹿が一人で書いてるんだもんな
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