1 :
MAKINO:
なんらかの理由で製作中止された作品や 監督や俳優が降板し当初の予定とは違ってしまった作品についてのスレです。
この監督&俳優だったら傑作だったのに!
あの作品が作られていたらなぁ
等々、色々語ってくだされい♪
ちなみに私は小津の「月は上りぬ」、後に田中絹代監督で制作されましたが。はじめの構想通り、小津監督の佐野周二、高峰秀子主演で観たかったです。
2 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 19:06 ID:eq2Vbav/
「トラ!トラ!トラ!」勝版「影武者」
撮ってる分のフィルムだけでも公開してくれんかいな
3 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 19:24 ID:AakmaFW6
有名な話だが「仁義なき戦い」の山守は 三国連太郎→金子信雄。
三国の山守も観てみたかった。
これも一部で有名だが「隠し砦の三悪人」の監督は 鈴木英夫→黒澤明。
結局、黒澤が自分で監督した。鈴木が監督したら、ただの東宝時代劇の1本として
終わったのか、それとも、鈴木の名がもう少し大きく映画史に残ったのか?
4 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 20:38 ID:MjaSbnOe
深作「蒲田行進曲」の銀ちゃん、最初は松田優作。
もちろん風間杜夫でよかったんだけど、
優作銀ちゃんも見てみたかった。
5 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 20:41 ID:DPOx/3Io
三隅研次のATG作品
企画段階で倒れて、そのまま亡くなったそうな
商業作品ではない、好きなように撮った三隅作品を一本ぐらい観たかった
6 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 20:51 ID:rMt4Toau
大島渚の「佐川君からの手紙」。原作唐十郎、脚本寺山修司、主演沢田研二というすごい企画。
佐川は唐の小説に食ってかかったが、映画の企画途中でキャストが変わり本人にオファーが来て大喜びだったそうだ。
単に節操のない変態男だな。
7 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 21:24 ID:GkmE5CKk
大島渚といえば、早川雪洲をモデルにした作品の企画もあったよね。
雪洲は教授がやる予定だったかな。
監督が体調壊したので流れたんだっけ?
8 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 21:25 ID:7crZs8Xt
佐川一政か
「スパルタの海」って見るとこできないのかな
10 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 21:50 ID:clhj7sMf
幻映画の王様といえばゴジだな
ちゅうか何やって生活してるんだ?
11 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 22:04 ID:7crZs8Xt
ゴジサイトみてみれば
12 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 22:22 ID:aNgI/oE9
「家光と彦左と一心太助」
沢島忠、錦之助コンビの一心太助シリーズで、何故だか、この作品だけ彦左衛門が進藤英太郎
悪くはないのだが、やっぱり月形龍之介で観たかったです。
13 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 22:43 ID:k/Y7eOF3
鈴木清順は日活を解雇されてから『悲愁物語』までの間、
いろんなボツ企画があったね。
『母に捧げるバラード』とか。昔の「映画芸術」に脚本が載ってた聖徳太子の物語とか。
「映芸」や「映画評論」に脚本が載ったのだけで、5本くらいなかったか?
あと、脚本だけということで有名なのは、
円谷プロ&ATG提携作品・実相寺昭雄監督『ウルトラマン・怪獣聖書』。
こちらは、物語からウルトラマンを省いて『ウルトラQザ・ムービー』になったけど。
14 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 22:46 ID:rMt4Toau
>>12 進藤英太郎は山田太郎のTV版「一心太助」で彦左衛門やってたね。
15 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 22:48 ID:k/Y7eOF3
>>9が挙げてるような「出来てるはずなのに公開されない映画」というと、
あと、高島弟が主演の『若大将・君の涙に恋してる』があるな。
「若大将」の著作権者・田波靖男の承諾を得ないで作ってしまったもの。
武智鉄二の『高野聖』とかのハードコア映画も、日本未公開のまま。
16 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 22:49 ID:Ogj7evdS
>7
違う。
たぶんお金の面で。
その頃の大島は元気だった。
>>13 >『ウルトラマン・怪獣聖書』
昔、大和書房から脚本が出ていたね。佐々木守らしく、創造社の世界にウルトラマ
ンが迷い込んだかのような話でムチャクチャ面白かったけど、ATGの製作規模で
は絶対に不可能な内容だった。流れたのはそのせいじゃないだろうか?
改編した『ウルトラQザ・ムービー』はクソだったな。
18 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 23:04 ID:k/Y7eOF3
昔の映画雑誌に脚本が載ってて、どうやら映画化が企画されたらしいけど、
脚本止まりになってしまったものでは、
小松左京原作・岡本喜八監督『さよならニッポン』
寺山修司原作・和田嘉訓監督『ああ荒野』
とかがあるな(タイトルはあってたっけな)。
あと、須川栄三監督の企画『罪と罰』は確か、須川・実相寺・和田・白坂の共同脚本だった。
19 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 23:21 ID:FF58DvBY
劇映画じゃないけど、「原子爆弾の効果 広島・長崎」を戦後再編集した
「広島・長崎における原爆の影響 医学用」は未公開。
「広島・長崎における原爆の影響 一般用」はNHK教育で
誰も見ていない深夜に一度だけ放映されたというが、誰か見た人いますか?
ポスターだけなぜか残っている菅原文太「丹下左膳」。
>>16 大島なら「日本の黒幕」も有名ですな。
21 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 23:44 ID:yH3kss8e
大怪獣ネズラ
太陽への挑戦
明日を創る人々
22 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/20 23:58 ID:ho2FY9RF
>>21 あげあしを取ってスマソ。
「大群獣ネズラ」だよね。
できれば、西村寿行の「滅びの笛」で再製作を希望!
勝新太郎関係では、
「将軍と子犬」という映画
「他人のそら似」のリメイク
勅使河原宏監督で「座頭市」の新作
が雑誌などで、制作が発表されているけど、結局ポシャってる。
24 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 00:23 ID:z7R7bD+K
「ギャング忠臣蔵 第二部」
昔はネットなんてなかったから、存在するものと思って探しまくったよ。
幾らなんでも酷すぎるよ>東映!
25 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 00:32 ID:byf36nJ0
井筒監督の「ガキ帝国・悪たれ戦争」。
監督の不祥事(酔って標識破壊)でお蔵入り。
26 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 00:37 ID:1ngzZEJ5
昔、東スポでよく、
美輪明宏、カルーセル麻紀、青江のママらニューハーフ・タレント総出演の映画「おかま忠臣蔵」が企画進行中とか煽ってたな(w
楽しみにしてたのに
>>5 「オイディプスの刃」だっけ?
見たかったね…
28 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 00:41 ID:BwM//uyD
>>24 そうした類の話では、「次郎長三国志・第十部」も製作されなかった。予告編だけ
は存在する。フィルムセンターで観た。
>>25 「ガキ帝国・悪たれ戦争」は、モ×バーガーを脅す場面がマズかったんじゃないの?
もちろん許可は取っていたが、公開後、一転、クレームがついたと聞く。
>>26 「おかま忠臣蔵」はVシネとしてリリースされた。
北陸代理戦争の渡瀬恒彦バージョン。
30 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 01:04 ID:vLx2b6IZ
晩年 伊藤大輔は「聖徳太子」の映画化を企画してたそうな
プロットだけで終わった(亡くなった)みたいだけど、あの時代の映画ってあんまりないから見てみたかったなり
31 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 01:09 ID:/KGwi3uW
高倉健:主演 山口組シリーズ
一作目「山口組三代目」二作目「三代目襲名」は観たけど
三作目は制作中止になったんだってね・・
32 :
ラジオ関東:03/11/21 01:13 ID:E7pn4NsR
高橋伴明監督・金子正次脚本・萩原健一主演「盆踊り」。86年ごろの企画、う〜ん見たかったな。
33 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 01:21 ID:CQJ3tMp8
「不夜城」の葉月里緒菜→山本未来にはカックリ
悪い女優じゃないけどヒロインやるには華がなさすぎ
あの頃、葉月はドタキャン多かったなぁ
一番良い時期を無駄にしたというか…
結局「写楽」の花魁だけか…
34 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 01:42 ID:dYHgg1ya
70年代の東映で日活俳優総出演の裕次郎主演作の企画があったと聞いた事がある。東映側はオープニングに日活のマークを出す事までOKしたのに、肝心の裕次郎が乗り気じゃなくて流れたとか、残念無念だ!!
>>34 70年代だと裕次郎はもう日活にいなかったよね?
東映が元日活の俳優陣を召集し、裕次郎が主演する映画を企画したってこと?
当時主力がロマンポルノに移っていたとはいえ「にっかつ」は存在していたわけだし、
いくら東映が××でも他社の褌で映画作るなんて、ちょっと信じがたい話だな…
36 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 02:14 ID:3/SvgXoR
東映は日活の「拳銃無頼帖」「霧笛が俺を呼んでいる」2本立て
をニュープリで公開したことあったんだよね。確か小林信彦の本で読んだ。
その頃のことじゃ?
37 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 02:50 ID:gVd2oS1d
RANPO2ってあったような無かったような...。
38 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 02:52 ID:y83VNpvP
>>35 浪漫工房〜長門裕之特集号のインタビューでその企画の事 話してはるよ。
岡田社長が直々に「東映で裕次郎主演の日活の良き時代のアクション映画を創ってはどうか」と長門さんに話を持ってきたそうな。
東映京都撮影所の日下部吾郎プロデュサーが全権をまかされて、予算も一億という話だったとか
でも、裕次郎が「予算が少ない、四億はないと駄目だ」といって流れたんだって
>>34 ネタでないとして・・・どういう製作形態だったかは不明だが、当時は大作ブーム
だったし、東映も実録の後が無い頃だったので、事実だとしても不思議ではない。
配給=東映 製作=日活・東映 スタジオ=日活撮影所 監督=舛田利雄あたり?
これなら成立する。
>>38 リロードしなかったのでスレ違った。スマソ。
そうでしたか・・・当時の一億なら、どれぐらいの規模の映画が撮れたんでしょうね?
41 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 03:05 ID:y83VNpvP
>>39 だから長門さんがインタビューで語ってはった言ってるじゃん…
この時始めて裕次郎と喧嘩したんだって>長門さん
42 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 03:07 ID:y83VNpvP
>>40 こっちもリロードしてなかったっす
すんません(-_-;
43 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 03:32 ID:bATeSMED
増村保造「千羽鶴」、雷蔵急死で平幹二郎に
三隅研次「尻啖え孫一」、雷蔵急死で中村錦之助に
共に面白くない事はないのだが、なんというか海苔の悪い作品になった気がする
44 :
35:03/11/21 08:07 ID:Xc989RTP
疑ってすみませんでした。70年代の長門さんて、プロデューサー業にも積極的だったんですよね。
逝ってきます…
45 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 12:27 ID:u5hHIRXD
長門裕之といえば黒澤明「赤ひげ」への出演依頼もあったそうだが、誰の役だったんだろう?
結局、別の仕事が合って断ったんだが、これがイマヘイの逆鱗に触れ、コンビ解消になったそうだ。
46 :
(´・ω・`):03/11/21 12:32 ID:1bVx6u6W
↑なんで今村が怒るんやの?
47 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 12:43 ID:u5hHIRXD
別の仕事ってのがTVだったのかな。「なんでそんな仕事の選び方をするんだ!そんな馬鹿な奴とは仕事できへん」って事だったみたい。BSで放送したイマヘイ特集で長門裕之が「失敗した」って寂しそうに語ってたよ
>>43 もうひとつ、雷蔵の急死で配役が変更になったのは
三隅研次「二匹の用心棒」が本郷巧次郎に。
本来は「関の弥太っぺ」だったのに、こんな題名になっちゃった。
49 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 13:34 ID:r/JRgNKG
赤木圭一郎の急死で配役が変わったのは「激流に生きる男」の他にある?
この作品は赤木→高橋英樹 芦川いづみ→吉永小百合になったんだけど、雰囲気のカナーリ違った作品になってた(撮影した部分を見比べる特番があったですよ)
50 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 13:59 ID:CjYs7l1P
日活といえば和泉雅子に「椿三十郎」〜姫様役のオファーがあったってね。五社協定で駄目になったみたいだけど
51 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 14:35 ID:dat9O0l+
日英(東宝&ハマー)合作娯楽超大作「NESSIE」
52 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 15:23 ID:AUyLcLOZ
市川雷蔵主演でシリーズ未完作品
「新鞍馬天狗」「かげろう絵図」の続編
53 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 16:25 ID:NGoViNWs
石井聡互「箱男」。
ベルリンでロケするためにキャストスタッフ
乗り込んでたのに中止。
キャストは永瀬、佐藤浩一、岸辺一徳、夏木ゆうな。
54 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 16:48 ID:HFY0m4de
五社英雄『御用金』
三船敏郎→中村錦之助
出演者の三船と仲代が酒飲んでる最中に黒澤監督の事で大喧嘩
三船は怒って作品出演拒否
困った仲代が以前親しくなった錦之介に話を持ち掛けて丸く収まりましたとさ
55 :
夏や技:03/11/21 17:13 ID:avWIik4Y
つ〜か、裕次郎は 日活と仲が悪くなってた頃じゃ。黒部ダム映画では、大手5社に
嫌がらせされてたし。
今度 渡哲也主演で 日活・東映で映画作るね。裕次郎が生きてたら、絶対
渡は、出れなかっただろうけど。(笑)
56 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 17:23 ID:gYqS2n7I
大森一樹「日本沈没」
松竹と共に撃沈
57 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 19:45 ID:eIwu/tpd
「ウォーターボーイズ」 周防正行→矢口史靖
逃げたか・・・
58 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 19:55 ID:/TrZFdVn
>>43 雷蔵の「関の弥太っぺ」、スチールは見たことがある。一部は撮影分もあったのかな。
59 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/21 21:43 ID:LUuwrkKA
溝口健二の「青電車」
「大阪物語」の次に撮影する予定だったとか
東京が舞台だったという点に興味を引かれます
山本薩夫監督・大映製作の「悪魔の飽食」
森村誠一のベストセラーの映画化で、単行本の帯にも「映画化決定!!」と
謳われていた。
製作中止の原因は、森村の20枚のインチキ写真発覚か?
61 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 02:20 ID:xlhAq8rc
「東京暮色」は岸恵子で見たかったYO!
豊田四郎の馬鹿!!
62 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 02:34 ID:1dEsYTsd
黒澤「白痴」のカット部分てシナリオ発表されてるんでしょうか。
読んでみたい。でも発売されてても高そうだ(笑)。
それと相米真二の捨てシーンも全部観てみたい。
63 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 02:39 ID:Wv/yiGRC
そういえば「白痴」の完全版が見付かったって話はどうなったんだ?
まだ所有者との交渉できてないのかな?
64 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 11:29 ID:rJPTABls
>>63 映画一般板よりコピペ
25 :名無シネマさん :03/05/27 23:41 ID:CbmGEaXa
>>23 小津はもういいよ。初期作はないんだろ?「エロ神の怨霊」とか(w
黒澤「白痴」完全版は存在しないんじゃなかったっけ?
吉田機銃か誰かがあるって言ってたらしいけど・・・。
26 :名無シネマさん :03/05/28 00:16 ID:SAdacmPJ
>>25 完全版「白痴」は無いけど、
現存しているやつより尺が長いやつを、コレクターが持っているらしい・・・
65 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 14:52 ID:HZdOWcnk
>>62,63,64
キネ旬の黒澤明追悼号で熊井啓が完全版の事を書いてるよ。
−−−−−−−−−
私は何としても完全版を探し出したいと思った。
短縮版を作る際にオリジナルネガは切られていても、常識として完全版ポジは、零号か初号としてプリントされたはずだ。
それがあれば完全版のネガを作る事は可能である。
それは一体、どこにあるのか。
探し続けてたところ、数年前、ようやくこの完全版ポジが日本の某所にあるという情報を得た。
それで、四国と中国地方の某市へ行き、情報提供者、所有者と会い、それが完全版ポジである事を確認した。
その際、可燃性ポジのままである事が非常に気がかりであった。
その後も努力したが、色々と事情があって、目下、所在は公表できない。
−−−−−−−−−−−
大々的に公表して、無理矢理奪ってこいYO!
燃えちまったらどうするんだYO!
66 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 16:00 ID:vZVFvP9z
黒澤といえば戦国時代に迷い込んだ西洋人が大活躍する「青い瞳」という
時代劇の企画がありスティーブ・マックイーンの主役を予定されていたと
だいぶ前に聞いたことがあります
今話題のトム・クルーズの「ラスト・サムライ」のモトネタではないのかしら
67 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 16:54 ID:wYJL+Hnc
>60
香港で作られた「黒い太陽七三一 戦慄!石井細菌部隊」は、「悪魔の飽食」が元ネタなんだよね。
日韓交流掲示板に行くと、この映画を知ってるのかー!と、煽ってる韓国人をよく見掛けますだ。(日本人が原作だよというと黙り込むけど…)
68 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 18:49 ID:Wr3p7ux8
白痴 完全版
持ってる人は要するに松竹からパクったってことでしょ
時効だろうけど著作権、上映権?とかあって
返せと言われるのがイヤだから決して名乗り出ることはないと思う
この人は他にもかなり「幻」のフィルム持ってるらしいけど
寿命を迎えてくれたら 遺族がまとめて出してくれることを期待す
69 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 19:04 ID:vZVFvP9z
そういう方は棺桶にまで完全版を持ち込む因業な人間なんだよ
70 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 19:49 ID:IYAOVT+U
山中貞雄や伊藤大輔の作品を持ってるという奴と同一人物か?
コレクターって奴は…
71 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 20:11 ID:rJPTABls
文化財を独り占めかよ
72 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 22:31 ID:ffqmMQLF
『秋津温泉』の長門裕之は芥川比呂志の代役だったそうだけど、これは変更になって逆によかったんでないかなぁ。
岡田茉莉子は今でも悔やんでるみたいだけどさ
「続・日本沈没」
ラインナップに乗ってるのを見ただけですが。
>>68 所有権は、著作権法では保護されません。
さらにフィルムを持って個人的に観ているだけでは、
著作権者の上映権の侵害になりません。
それからパクッたのは持っている人じゃなくて、松竹の人です。
どの会社にも小遣い稼ぎにプリントを売る人がいたんです。
責任を問われないためには、盗んだことは知らなかったことにして買えばいいんです。
>>72 俺もそう思う。
『熱愛者』みたいになって『秋津温泉』の味が出ない。
76 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 23:51 ID:uJurjtvs
>>72 茉莉子タンは悔やんでると?
漏れも長門裕之で正解だと思うが。
不細工な駄目男振りはこの人(長門)が一品!!
77 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/22 23:51 ID:AUR7aLJc
北野武は映画音楽に桑田圭介を起用としようと考えていたが、「稲村ジェーン」を観て取り止めたそうだ(ボロクソに叩いたので頼めなくなった?)。
時期的&作品的に「あの夏〜」かな
ちこっと観てみたかったかも〜♪
78 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/23 00:00 ID:4p5YE7EE
いつかギラギラする日の続編
非合法列島だったっけ?
79 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/23 00:29 ID:UbWDbtje
「仁義なき戦い」の深作監督&笠原脚本による「実録・日本共産党」
80 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/23 00:58 ID:4G+c4TK4
菅原文太の丹下左膳。トラック野郎の頃だつたかな。
>>79 まあ、なんつーか、冷静に考えりゃ無理な企画だわな(w
>>80 関根忠郎「惹句術」で知った。
深作は松田寛夫脚本で高橋お伝の映画化企画もあった。
昔のキネ旬に脚本だけ載ってた。
実話の映画化でいうと、あと、伊藤俊也の津山36人殺しの話も。
83 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/23 02:54 ID:N52SQmxm
>>79 週刊プレイボーイに連載されてた「噫!日本共産党」という漫画の映画化らしい。
>>82 津山36人殺しは「丑三の村」とは違う企画?
「ウォータームーン」だっけ?
工藤栄一が途中降板したの
86 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/23 09:58 ID:vs5hLGjB
渋谷実は亡くなる直前に新作の準備してたんだよね。
数十年振りの新作って事で本人も張り切ってたらしいのだが…
87 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/23 10:25 ID:Tt580UpD
「日本沈没1999」。
「ウルトラマンティガ」観たさに親戚の子供をダシにして見に行って、
そこで「日本沈没」のCMを観て、その子といっしょに見に行くことを約束したのに。
>>83 笠原のオリジナル脚本だよ。
笠原のインタビュー本読んでね。
89 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/23 20:37 ID:NlKziep2
黒澤明作品に手塚治虫がスタッフとして参加という企画もあったそうだ。
う〜ん残念
そういえば息子の手塚真はメイキング撮ったよね>「夢」だっけ?
90 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/24 00:37 ID:xrM4OQJ4
奥山失脚でお蔵入りになった企画は幾つくらいあるんだろう
91 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/24 13:14 ID:Hq9fXl6z
錦之助主演の「尻啖え孫一」は元々、雷蔵主演の錦之助客演という企画だった聞いた事がある
この共演は見てみたかったっす!
92 :
名無しのなの字もねえ奴さ:03/11/24 13:28 ID:umI8DjXS
もしも岡本喜八で実現していたら・・・
クレイジーキャッツ主演「日本アパッチ族」と石原裕次郎主演「馬賊」
(両者とも映画雑誌にシナリオが掲載されていたが)
「唐獅子株式会社」も企画していたようだけど・・・
93 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/24 17:47 ID:WWbqBABz
深作は「共産党」と同時に「怪人二十面相」の企画も練ってた。
文太の二十面相に、金子信雄の明智探偵。
どっちも頭悪そう。
94 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/24 18:02 ID:safAabtp
>どっちも頭悪そう
ワラタ!
95 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/24 21:17 ID:gE4i9Z/F
濱マイクシリーズの第三作「罠」
二作目についてた予告では、一、二作で佐野史郎が演じた悪役との最後の死闘!って感じだったのに、作られたのは前作と全く関係の無い番外編的な作品でした。
ファンとしては完結してなくて消化不良状態。
なんで内容変更したんだろ?
ってか、完結編撮ってくれ〜(>_<)/
96 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/24 21:30 ID:+jAw5dtz
>>78 「非合法大陸」だね。監督:下山 天、主演:又野 誠治、佐藤 信哉
バイク雑誌「Mr.Bike」誌上で出演者募集までしたのに、スポンサーが
集まらずポシャった。
97 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/24 21:52 ID:eVb2K0Tr
戸塚ヨットスクールを舞台にした伊藤シロウ主演の映画。校長が逮捕でOUT。
98 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/24 22:09 ID:fwnSaKQy
七人の侍の久蔵役は森雅之にオファーがあったが
スケジュールが合わず宮口精二に決まったと聞いたことがある。
宮口精二の演技は素晴らしいので文句は無いが
森雅之のファンなので森版の久蔵も観てみたい。
>>93 > 文太の二十面相に、金子信雄の明智探偵。
こんな映画は監督鈴木則文でよし!
100 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/24 23:52 ID:1gIRISIG
「敦煌」
小林正樹⇒深作欣二⇒佐藤純弥
小林か深作でやって欲しかった・・・
101 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/25 00:04 ID:7LC6d1wr
>>98 いや、最初ミフネが久蔵役で。
菊千代役は存在しなかったんじゃなかったっケ?
そんで、ミフネが侍でも農民でもない菊千代役になって、
久蔵役に三国連太郎がキャスティングされたけど、
ホモっぽい役柄にしようとして降ろされたみたいなの聞いたことあるけど。
103 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/25 00:45 ID:7LC6d1wr
深作版「怪人二十面相」は、初代二十面相に田村正和、二代目二十面相に
木村拓哉、明智探偵に佐藤浩市を晩年に考えてたそうです。
ケチなスニーカー泥棒の木村を正和が特訓して、二代目にするという話で、
バンデラス主演のゾロみたいな話を考えてたのかも。
105 :
?±?I`?q?I`?1/4?3?μ?I`?¨?j?¢?E´:03/11/25 01:07 ID:TbTnEfp0
私の人形は良い人形
中田秀夫がリングの後、日活で撮るはずだったホラー
製作準備もでき発表会直前だったのに
間抜けなことに日活さんは原作者の許可を得てなかった!
既に注ぎ込んだ大金をドブに捨て、あっけなく中止となったとさ
106 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/25 01:08 ID:k4eQIH9A
市川崑「細雪」の四女役は山口百恵を予定してたと聞いた事があるけど、ほんますか?
あの役は向いてないように思うけど ちょいと見てみたかったかも
107 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/25 03:28 ID:f7wpyZhU
>>105 日活は、出版社の許諾があったのでOKと思ったらしい。
誰かが原作者と会っていたら避けられた話だと思うが、作家・漫画家には、多忙なのか
面倒なのか、製作サイドと全く会わない人もいるようなので、勘違いしていた模様。
いずれにせよ、初歩的なミス。
>>106 市川崑といえば、つかこうへい原作「長嶋茂雄殺人事件」が、90年代に松竹
のラインナップに載ったこともあった。ミスターか巨人か、どちらかの許諾を
得ないままの企画だったので中止。
108 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/25 13:15 ID:Q74LxduJ
「仕掛人梅安」沢島忠の予定だったが、池波正太郎が「そんな監督しらん!」という事で、降旗康男に変更。
久しぶりの錦之助、沢島コンビ作だったのに残念だ
沢島も映画復帰のチャンスだったのに
細野秀昭監督、小嶺麗奈主演の「ア・ルース・ボーイ」は完成したにもかかわず、奥山失脚の影響でお蔵入り。
撮影した地方の映画祭で一度上映されたらしいが、監督は遣り切れないだろうなぁ
同じく奥山失脚でお蔵入りになってた行定勲の監督デビュー作「OPEN HOUSE」は「GO」のヒットで日の目をみたようだけど。
>>108 池波が沢島を知らなかった? まさかそれは無いでしょう。沢島は映画を辞めてからは、
商業演劇の演出家でもあったのに。恐らく、池波の好みでは無かったのではあるまいか?
主に変化球派と目されてきた沢島の、正統派ハード時代劇が観れたかも知れ
ないのですね・・・残念です。
111 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/25 17:15 ID:QYR7gc8B
「宇宙怪獣ギララ」を井筒監督がリメークするという話もあったよね。
確か脚本は市川森一。ギララがサーカスに入団とか、そんな内容だったと思う
どんなトンデモ作品が出来るのか期待してたんだが^^;
112 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/25 19:11 ID:pcK+InJM
市川崑は「木枯らし紋次郎 最後の戦い」という企画も流れたなぁ
今更 紋次郎?と思ったが、中止されると、どんな内容だったか気になる気になる
113 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/25 21:25 ID:TRttfTc9
東京オリンピック(戦前の奴ね)を映画監督協会で映画化しようと一部の監督達(鳴滝の連中)の間で盛り上がってたらしいYO!
(酒の肴に楽しんでただけって話もあるけどー)
得意分野を担当させろって事で
総監督→島津保次郎
開会式→溝口健二
蹴球→伊藤大輔
女子水泳→清水宏
男子水泳→山中貞雄
三段跳び→小津安二郎
女子飛び込み→斎藤寅次朗
マラソン→内田吐夢
リレー→梶原金八
百メートル走→マキノ雅弘
槍投げor砲丸投げ→稲垣浩
閉会式→衣笠貞之介
114 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/25 21:50 ID:FcwlPzvW
山本政志監督の『熊楠』はどうなったの?
俺、出資したんだけど… ←ウソ
>>113 > 百メートル走→マキノ雅弘
堀部安兵衛?
116 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/25 22:37 ID:h42Z+v0e
>>95 つーか、「罠」自体があやうく幻の作品になるところだったんだよ。
95年公開予定のはずがある方面への配慮で1年遅れた。
というのは、注射器使う殺人シーンがあってそれがオウム真理教の(ry
117 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 00:13 ID:RMSrJOLI
『日本侠客伝』マキノ雅弘
高倉健ブレイクの切っ掛けになった作品ですが、元々は中村錦之助主演だったそうですね。
撮影が、三、四世時蔵追善公演の稽古とかち合った為だそうで、錦之助は前から目をかけていた高倉健を推薦して、脇に廻ったそうです。
この撮影中にマキノと錦之助は喧嘩別れもしてますし、日本映画史のちょっとしたポイントになった作品かもです。
>>117 そもそも錦之助はヤクザが主人公の映画がイヤで、主役を断ってきた。
高倉健を助けるため脇に出るのは快く承諾。
119 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 00:32 ID:3wCLUE3v
幻の映画といえば、内田裕也が企画して没にした映画があったな。
ロックンローラーが都知事選に立候補したら当選して・・という脚本。
映画製作の為に内田が本当に都知事選に立候補してテレビの政権放送は、
すべて英語だやった。
結果がさ内田が10万票くらいか?とにかくすごい票を取っちゃって、洒落にならんで没。
120 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 00:33 ID:3wCLUE3v
マキノ一族も未だに芸能界では力を持っているな。
>>119 「今迄敵と思っていた井上陽水みたいな人も、『がんばって』と握手してくれた」
って、お前が勝手にフォークを敵視しているだけだって…
嗚呼、内田裕也の新作は一体いつになったら
122 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 00:52 ID:iHPJ3eOf
「太陽を盗んだ男」はショーケン→ジュリー(うろ覚えで自信無いけど…)
ショーケンでも面白そうだけど カナーリ雰囲気の違う作品になってた予感蟻
>>119 それは勘違いだな。
都知事選の内田裕也は予想通り全然票取れなかった。
鈴木俊一 229万2846票
いそむら尚徳 143万7233票
畑田重夫 42万1775票
大原みつのり 29万0435票
内田裕也 5万4654票
5万4654票。ドクター中松ですら後の都知事選で2回10万票以上獲得しているのに…
124 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 01:07 ID:/oJbi5i8
>>119 それって「魚からダイオキシン!?」とは別物?
125 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 01:13 ID:3wCLUE3v
>>123 10万かな?と言ったろ、5万4654票も集めたら洒落にならんだろ。
>>125 1位の1パーセントちょいしか集まらなかったのに洒落にならんとか
言われてもな。今で言えば秀吉に脅威を覚えるようなもんだ。
127 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 02:02 ID:AnSFqMBP
日本で「スパイダーマン」を映画化する予定があった(らしい)
マーベルコミックから権利買うてて制作する予定が、流れ流れて子供向きTVシリーズになったそうな
128 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 02:13 ID:3wCLUE3v
>>124 別じゃないかなあ。
選挙の映画になるはずだったと聞いてたから。(伊丹十三かよ!?)
選挙にお金使って、借金で、選挙の映画は作れなかったんでしょ。
あの島田陽子からも選挙事務所に差入があったはず。
130 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 02:52 ID:nAU8rmWZ
石原慎太郎の小説"弟"を映画化するって話も消えたね。
慎太郎が気に入る監督or裕次郎役が決まらなくてポシャったか?
なかにし礼の「兄弟」と勘違いしてないか
133 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 12:14 ID:RqIxWQuz
奥山失脚で潰れた「SCORE2」
「SCORE」観に行った時CMやってて無茶苦茶期待した。
BADGUYS ON STEEL!のコピーに燃えたのに・・・
どうせならこれ作ってから失脚して欲しかった。
134 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 12:29 ID:UTfaeZI2
135 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 12:59 ID:Zrna0kK1
>>134 それは元々「SCORE」とは別物で小沢が企画した作品。
本来の「SCORE2」がお流れになって数年後、投げやりに
「SCORE2 THE BIG FIGHT」のタイトルで
公開された。
136 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 15:08 ID:EA9qnN7V
奥山失脚の際、シネマジャパネスクで公開予定の作品は30本ぐらいあったはず。
そのうち何本が公開されたんだろうね。
企画だけで流れたのならまだしも、作り終えてお蔵入りになった作品は悲惨だ
137 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 16:04 ID:Zrna0kK1
「新宿25時」だったかな?
松田優作扮する刑事が凶悪犯と壮絶な追撃戦を繰り広げる話らしいが。
途中、ヤクザから覚醒剤強奪してフルチャージしたりとかなり凄そうだ。
「秘宝」で知った時、凄え観てぇ!と思った。
138 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 16:31 ID:2bRgfz/7
座頭市の記念すべき1作目「座頭市物語」は
本来は池広一夫が演出するはずだったが
師匠格である市川崑の監督作品を手伝うことになり
三隅研次が演出することになったらしい
>>137 丸山昇一脚本の「ドッグレース」→岸谷五郎主演の「犬、走る」
になったんだとばかり思ってた。
140 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 16:45 ID:Zrna0kK1
>>139 結果的に「犬、走る」にはなったけど、やっぱりオリジナルで
観たかった・・
141 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/26 20:29 ID:9e1Lzgfn
雷蔵の「炎上」、元々 監督の市川崑は川口浩で撮りたかったそうだ。
>141
でも永田社長が頑として認めなかったんでしょ、たしか。
「国宝に火ィつける役なんてとんでもない!」と。
で、雷ちゃんだとあっさりOK。
「雷蔵のほうがスターやのに…」と市川監督、納得できず。
確かに雷蔵は熱演だけど、俺のイメージとは違う。川口の方が合ってる。
145 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/27 15:43 ID:AckdzpLX
「真田風雲録」は、監督予定だった沢島忠が脚本家or原作者と喧嘩して加藤泰へ。
これはこれで正解だったかな。沢島版も見てみたかった気もするが
146 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/27 15:55 ID:Z0rqokqS
加藤泰と言えば、「好色五人女」。シナリオは傑作だそうだが……
でも、今、加藤泰が存命だったとしても、あのスタイルじゃ撮るのは難しかったろう。
147 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/27 16:40 ID:vAjuS6z1
>>146 「好色五人女」は、とにかくスケールが大きく、劇的イメージが奔放で、往
年の撮影所でないと撮れない話だね。
とくに、「ポンヌフの恋人」クラスの巨大な橋をセットで組む必要がある。
加藤の理想が、伊藤大輔のような壮麗な時代劇だったことがよくわかる。
まあ、撮影所以後は、クロサワですら、ただ退屈なだけの「影武者」「乱」しか撮
れなかったわけで、夢のままで終わって良かったのかもしれない。
90年代、プロデューサーの水野晴郎(実は加藤と昔から親しい)が、今度は市川崑
に撮らせようとしたけどダメだったね。誤魔化してスケールダウンすれば実現
できたのだろうけど・・・。今なら、CGやHD24P等を駆使した合成で、
背景や装置をカキワリの様式美で見せるとか、そういう方法があるかな。
148 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/27 16:57 ID:7DXfZ+Xy
>>145 ミュージカル風味の題材はたしかに沢島忠向きの企画だね
149 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/27 19:03 ID:VaT2EJan
>ただ退屈なだけの「影武者」「乱」
ふふふ
150 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/28 00:12 ID:Tv/Jf59p
日本のシンドラーと言われた杉原千畝の自伝映画はどうなった?
確か日米合作で役所コウジが杉原候補とか聞いたんだけど、流れたのかなぁ
『ビザと美徳』が作られたから止めたか
151 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/28 01:55 ID:g+ZSlmWH
日活版「青い山脈」。吉永小百合の相手役は当初、高橋英樹だったが、役不足として、浜田光夫へ変更。高橋英樹は浜田の友人役として出演する事になりました。この変更に高橋英樹は超ショックで映画俳優を辞めようかと思ったそうです。
152 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/28 04:11 ID:OFIY+n1n
「風林火山」黒澤明→稲垣浩
東宝が無理してでも撮らせてたらなぁ
154 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/28 05:27 ID:6XE6TWv5
黒沢は「影武者」でなく「黒地の絵」(脚本:井手雅人)を撮っていたらその後はどうなっていたか。
155 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/28 08:40 ID:Y7VfQNlW
黒澤明は「赤ひげ」以降「どですかでん」までの脂の乗り切った時期の
ブランクが痛い。この間.彼はトラブルつづき
やっと出来た映画が「どですかでん」では当時のファンはガッカリしたことだろう
『黒地の絵』は、黒澤じゃなくて野村芳太郎の企画だろ?
『どですかでん』は黒澤のターニング・ポイントとして、
当時、かなり注目され、評判も良かったみたい。
どちらかというと黒澤に冷たかった「映画評論」のベストテンにまで入ってる。
従来のファンは、以前の作品との肌合いの違いにガッカリしたかも知れないが。
157 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/28 14:43 ID:eLzHeNdW
>「どですかでん」
評論家に受けてもなぁ
客は入らなかったんだよね?(入ってたらスマン)
158 :
めちゃ有名だろうけど…:03/11/28 15:35 ID:JSsQbAx8
『天と地と』主演の渡辺謙がカナダロケ中白血病で降板、榎本孝明が代りを務めますた。
謙さんだったら劇場に行ってたかも…
>>106 へー、そうなんだ。長女が山本富士子を予定してたっていう話なら
聞いた事あるけど。。岸恵子大好きだけど、あれは山本富士子の
方が良かったかもな。。
熊井啓ってやたらぶち上げてるけど、
幻になった企画って多いよね?
161 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/28 17:54 ID:gJ48guFh
「祇園祭」伊藤大輔⇒山内鉄也
ゴタゴタが多い井作品でキャストなんかにも色々変更があったらしい
その関係か上映される事も少なくオイラも見た事ないっす。
出来は豪家出演陣を配慮した凡庸なものらしいですが、それでも観てみたいっすぅぅ!
後に三船が「水戸黄門」に出演したのは、この時の縁なのかな(監督が同じ)
163 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/28 18:23 ID:gJ48guFh
>>162 滋賀っすか、遠いっす…_l ̄l●
でも、情報サンクスっす!
山内監督は「忍者狩り」が面白かったです。もう少しチャンスを与えて欲しかったなぁ
164 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/28 19:07 ID:2VugFinX
黒澤だと『東京オリンピック』もありましたね。
市川崑で作品、興行共に成功したから、変更は正解だったんだろうけど、やっぱ残念だー!
165 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/29 19:49 ID:qgczxkXN
>>161 私が聞いた話では「祇園祭」のネガフィルムは中村プロが倒産したおり債権者の誰が
所有するかでもめて決着が付かず廃棄処分されたそうで、プリントが1本だけ京都に
寄贈されたそうですよ。本当ですか?
166 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/29 20:14 ID:bgmCe7xR
京都に一本だけ存在するという話は聞いた事がある>「祇園祭」
本当だったら、悲しい出来事だね・・・
167 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/30 00:14 ID:MzAswnmJ
実現して欲しかったといえば川島雄三の「写楽」でしょ!
ああフランキーが取り付かれてしまった企画だな。
169 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/30 12:01 ID:50nsYkzn
古い映画が消失して多くが幻となったのは、税金だか会計対策で定期的に
興業の終えたフィルムを廃棄処分していたからでしょ
170 :
大門軍団:03/11/30 13:05 ID:g3wVj4U6
>>169 そんな事務的な理由より、プリントは常温でも発火するし、今のように
二次使用など考えられず、保存するという概念がほとんどなかったため。
171 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/30 17:27 ID:yu2D0eGt
加藤泰の遺作「ざ・鬼太鼓座」
お蔵入り理由って何?
プリントも一本しか残ってないらしいし
>>171 当の鬼太鼓座のリーダーと加藤監督が揉めたんじゃなかったっけ?
まあ、映画祭でも上映されているし、ちょくちょく上映もされているから
お蔵入りとは言えないけどね。
173 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/30 18:12 ID:cfc0X4ht
>>167
「寛政太陽傳」のことですね。あれは川島監督が急逝しなければ確実に実現
していた(なにせその年の東宝ラインナップにのっていた)であろう企画だ
けに非常に残念です。
174 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/30 18:15 ID:POmXYdOf
>>166 「祇園祭」たしか今年上映されていたな
京都市が運営している文化博物館かどこかで
175 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/30 21:14 ID:5lSPCExD
「祇園祭」は萬屋悲願の作品で大物殆どノーギャラだったなんて話だった
岩下志麻との馬鹿長いキスシーンしか覚えてない
176 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/30 21:31 ID:QHk8k1sF
『ガメラ対双頭怪獣X』
ジグラの次回作。決ってたのはこれだけ。。
なんにもしないうちに大映つぶれますた。
177 :
大門軍団:03/11/30 22:15 ID:/Xbtm3wn
>>176 >>決ってたのはこれだけ。。
そのほかにも大映の下半期の番組で決まっているものがあった。
例えば日本列島沈没、新おさな妻、青い山脈など。
日本列島沈没は、後に東宝で映画化される。
178 :
大門軍団:03/11/30 22:18 ID:/Xbtm3wn
>>176 連続ですまないが、当時の大映宣伝部発表のプレスシートでは
『ガメラ対双頭怪獣W』になっとる。
179 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/30 22:30 ID:QHk8k1sF
>>178 言葉足らずですんません。
「決ってたのはこれだけ」って表現はガメラ次回作は名前しか決ってなかったって意味でつ。
『X』って表記は確か当時のスポーツ新聞記事に出てたのがそうだったように記憶してます。
180 :
この子の名無しのお祝いに:03/11/30 22:31 ID:bz8OBF0r
>>177 青い山脈のキャストは決まっていたのかな?
当時だから主演はやっぱり関根恵子だろうか(キャラが違うか)
181 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/01 00:10 ID:1a7CUDXO
「どら平太」
四騎の会で撮ってたらなぁ
182 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/01 00:41 ID:ts/fqd7d
>>180 渥美マリか八並映子でないことは確かだよw
渥美マリって大映の重役の娘なんだよね。
184 :
大門軍団:03/12/01 01:00 ID:nNQe095l
>>183 昭和20年代の大映で売れなかった役者夫婦の娘。
ちなみに加賀まりこ、池広一夫は重役の子供。
>>184 へぇ〜そうなんだ、マリさんの親父さんウソを言いやがったなw
186 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/01 01:37 ID:ts/fqd7d
>>180 松坂慶子でしょw
つーか、他に誰がいるのよw
主演男優は篠田三郎で、その他の役者は高校生番長から持ってくるしかないじゃんw
187 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/01 02:09 ID:8W60+nmH
石井ソーゴの「箱男」。
「暴走機関車」黒澤に監督して欲しかった。
て、これは邦画じゃないか。
190 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/01 19:02 ID:kY8RQjAK
191 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/01 20:09 ID:ek9HFjmd
>>187 緒川たまきが出演するはずだったのにね。
エロ看護婦役、見たかった。
肉の缶詰たべたかった。
押井守の「ルパン三世」。
193 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/02 05:28 ID:gEDUDrvv
>>111 「ギララ」のリメイクは雨宮慶太で進んでるような話を聞いた事があるが。
井筒の話ははじめて聞いた。
市川脚本に井筒?なんか見てみたかったかも。
194 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/02 14:55 ID:om7M+S9p
『暖流』、吉村公三郎は、水戸光子の役を田中絹代、三宅邦子、桑野道子の誰かで撮りたかったそうだ。でも、新人が贅沢言うなって事で売れない女優の水戸光子になったそうです。
これはこれで大成功だったんだけど、桑野道子版も観てみたかったかな。高峰、佐分利、桑野だもんなぁ
195 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/02 17:57 ID:MF3JfdQq
真保裕一原作「奇跡の人」を相米慎二でという記事を見た事あるよ。これも松竹クーデターの余波で中止?。それとも監督の体調の為かしら?
196 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/02 22:24 ID:mTRIabRn
197 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/03 00:11 ID:SNtKrUy3
198 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/03 03:02 ID:4c6qPv/i
>>179 「ガメラ対ジグラ」も企画段階では「ガメラ対深海怪獣X」でした。
>>183 大映は血縁関係多いですね。ガメラの湯浅監督も星ひかるという俳優の息子だし。
何かで読んだ記憶があるんだけど、黒澤にゴジラを撮らせようという話もあったらしい。
黒澤が「40メートルのゴジラを作れ」って言い出して、ポシャたんだって。
199 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/03 13:59 ID:ry8+rmPy
ふるいところで戦前に黒澤明監督で「敵中横断三千里」という企画があったそうな
200 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/04 05:09 ID:/W4sk71R
「めぐみ」ってさすがにお蔵入りだよね。
横田めぐみさんの北朝鮮拉致を扱った映画、ほぼできあがった頃に
北朝鮮が死亡説を流したのでストップ。その後、子供は生きてるという
ことでエピローグを変えるような話もあったけど、まだ死んでない!という
ことになって結局作れなくなった。
もともと横田夫妻が拉致問題を世間に認知し訴えるために協力した
映画だったのに、タイミングがまずかったな。
めぐみさんの帰りを待ちわびるオリジナルソングもラジオで聞いたこと
あるよ。
201 :
夏や技:03/12/04 09:18 ID:ldSpxupp
でも、ドラマは作られた。
黒澤の脚本を後で映画化してるのって、けっこうあるよね。
元々自分で監督するつもりで書いてた脚本が多いのかな?
203 :
(´・ω・`):03/12/04 13:59 ID:bg95p+g2
↑助監督時代、助監督の仕事で認められて監督に昇進するのは難しいので、毎晩夜半まで脚本書いては会社に提出していたらしい。
下宿で同室だった同僚助監督の谷口千吉がTVで語ってたよ。
黒澤と自分の差はそれで付いたと、黒澤の努力にはかなわなかったと
204 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/05 12:50 ID:lQP2OeD4
山田洋次が北朝鮮を舞台に一本撮る言ってたけど、これも無理だろうな
寅さんみたいな話だったようだけど、拉致問題が激変するまで北朝鮮を信じてた山田洋次ってある意味凄いなぁ
205 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/05 13:56 ID:iX0cRgX8
「ア・ルース・ボーイ」
できは期待してないんだが、見てみたい。
>>200 「MEGUMI」は、去年向井寛が、撮る、と宣伝ばかりしていたが、結局は
TVに先を越されたし、どこまで撮っていたかも不明のまま。
>>204 映画祭に出席したりしていたけど、山田の北朝鮮ルートってどんな人脈だったの?
日共は最近の北とは仲が良くなかったのでは?
90年代、経済状態の悪化で電力不足・物資不足下だった頃のピョンヤンを
舞台にしたラブストーリーと聞いた。誰も止めなかったのか?
207 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/06 02:40 ID:rwuxalYO
映画化発表してから五年は待たされた「星の陣」
来年公開らしいが信用して大丈夫かぁ・・・ 松竹だから信用し切れん・・・
208 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/06 23:35 ID:9m9QOox3
ジョンイルが男はつらいよ山田洋次
209 :
208:03/12/06 23:38 ID:9m9QOox3
書き込み途中で送信してしまった。
ジョンイルが「男はつらいよ」シリーズが好きだという話もあったので、
向こうから山田洋次へ要請があったのかもしれんな。
プルガサリの薩摩剣八郎のパターン
まぁ山田洋二にしろ、あの時代の松竹はサヨの巣窟だからなぁ。
もう亡くなったけど松竹出身の
某脚本家も連合赤軍に関わってたし。
>>210 洋次だった^^;
あと勿論ゴジの連合赤軍って意味ね。
212 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/10 01:54 ID:/jUYFhfs
>>212 このネタを本気にした人っているんかな・・・オレはした。気づくまでに半日掛かった。
作品自体がとほほな出来なんであれなんだが、
「キネマの天地」の藤谷美和子の降板は痛かったと思う。
「祇園祭」だが京都三条の京都文化博物館で年一回だけ上映されます。
ちなみに京都市でなくて京都府の建物。
オレも一度見てる。
確かに豪華キャストなんだが共産党の市議が原作書いてるだけあって
どこか変。
オレは竹中労が企画した「浪人街」が見たかった。
当時、脚本を書いた笠原和夫は赤牛を桂枝雀にやらせるつもりだったらしい。
>215
今年の夏に「祇園祭」見ました。
まさに、市民による自治組織の設立って感じで共産色プンプン。
でも、豪華キャストでしたねぇ。
>>203 東宝じゃなくて、大映とか他社での映画化も多くない?
黒澤脚本
218 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/11 02:24 ID:5rLsfI4+
>>206 向井寛は高橋三千綱の「オン・ザ・ティ」も権利とりながら
結局、漫画の本宮ひろ志に先越された。
駄ボラばっか吹いてこの体たらく。
219 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/11 16:30 ID:9LPPAQ7O
>>217 監督より先に脚本家として業界では有名だったらしいYO!。
>>195 まじっすか?みたいなー
自分的には「奪取」も映画化してほしい。
>>214 山田洋次に藤谷美和子のお守りができるわけがなかろう…
洋次の長考に美和子が付き合うわけもないし。
222 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/13 03:51 ID:Xm1D1N2P
「その男凶暴につき」は当初、深作欣二の監督で内容も
派手な爆破シーンを入れた激しいアクション映画となる
はずだったが、主演のビートたけしが多忙な時期で撮影
は隔週で行なわなければならず、深作欣二は降板し、た
けし初監督作品となった。
>>222 深作の降板には、たけしタイーホも影響している。
>>222 毅に監督やらせた奥山は偉いなあ。
アフォっぽいから好きじゃないけども。
ほんと偉いよ。産みの父だ。
225 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/13 10:34 ID:cA2WdPWm
>>222 脚本を読むと、全然違うんだよね。笑っちゃうくらい全然違う。
226 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/13 14:16 ID:h0gzQgB0
>>226 若干話がそれるけど、久石譲氏が「あの夏いちばん〜」の音楽を担当する事になり、
既に完成していた本編映像のビデオと脚本を渡され、確認してみると
想像とは違い、映像が脚本に忠実で驚いたそうだ。
実は完成した映像からおこされた脚本が渡されたのだが・・・
たけし監督の作品は2作目以降は脚本が無いらしい。
228 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/13 23:15 ID:QmaoJkcV
志穂美悦子主演で『キャッツアイ』映画化の企画があったという
話を聞いたことがある。悦ちゃんが瞳役だったんだけど、
3人姉妹の姉泪役、妹愛役に年齢的に釣り合って、しかもアクション
ができる女優がいないので中止になったとのこと。
内田、糊化、稲盛のものよりまとまなもにになった気がする
だけに残念。
229 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/13 23:38 ID:cA2WdPWm
志穂美悦子の異色アクションというと、
大林宣彦が武田泰淳の「十三妹」を、
志穂美主演で、武闘活劇として映画化しようとしたというトンデモ企画案があったな。
まあ、大林はいろんな企画を思いついては、
実現の可能性もないのにペラペラと喋り回るという悪い癖がある人なんだけどね。
>>228 それってドラマじゃない?
確か大幅にキャストが変わってO.A.された覚えあり。
キャストは忘れた。
もちろん、バー騙しの天才林海象作品の
ずっと前ね。
231 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/15 13:39 ID:JLrdHQK+
キャッツアイか。
志穂美悦子が次女役だとすると、三女はJACの後輩の森永奈緒美が
いるからいいとしても年上でアクションのできる女優は確かに
そういないな。
233 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/15 19:16 ID:ecyir5AH
三船敏郎は本多猪四郎監督で「孫悟空」を撮りたかったらしい
234 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/16 20:43 ID:jC/P9ISC
円谷英二「竹取物語」
235 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/18 21:50 ID:YDo0d07+
フランケンシュタイン対ゴジラ
236 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/18 23:40 ID:ZY2MLolX
ウルトラマン 怪獣聖書
製作:円谷プロ&ATG
すげーな すごいです
237 :
名無し三十郎(そろそろ四十郎):03/12/23 10:13 ID:Z+7rCbpj
「キング・オブ・デスラー」
238 :
この子の名無しのお祝いに:03/12/23 11:00 ID:wgpfXaKz
市川崑の『鹿鳴館』。
ちゃんと公開されたけど、市川がスポンサーの土建屋とモメて権利放棄。
ビデオも出なかった。
あぼーん
240 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/05 15:44 ID:CJT9E1UJ
「カンゾー先生」 三國連太郎病気で柄本明に、柄本も悪くなかったけど、ちょっと地味だったかも
241 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/06 17:31 ID:zkipOdMv
>>106 別冊映画秘宝『アイドル映画30年史』P30によると(文=馬海野元広)
市川崑も石坂浩二の金田一シリーズにオファーしたが断られた…
5作品のうちどれだったのでしょう?。
242 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/06 17:45 ID:q8wgno8T
幻 の 湖
これしか、ないだろ
243 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/06 17:48 ID:q8wgno8T
244 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/06 17:51 ID:q8wgno8T
砂の器をはるかに凌駕する映画、幻の湖
ぜひ見ることをオススメする
安易すぎ
>>222 深作が降りた本当の理由はたけしがテストを拒否したから。
たけし曰く、俺は芸人だから同じ演技は一回しかできない、と。
深作は一日中、テストばっかりやってる人だから当然、受け入れられなかった。
なお、元々はたけしの役は刑事役じゃなくて犯人の方だったけどあの事件で
刑事役に書き換えられたらしい。
248 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/07 08:20 ID:PYND3+p4
>>241 順当に考えると「女王蜂」で中井貴恵が演じたお嬢さんの役じゃないか。
でなかったら、「獄門島」で大原麗子が演じた島の娘の役か。
ああ、「女王蜂」、山口百恵ならいいな。
中井貴恵じゃあ、質素&地味すぎるよ。
幻の湖のどこがお蔵入り作品なんだ。
「幻の湖」って言ってみたいだけか?
251 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/07 18:48 ID:ZvAdtw7K
252 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/07 22:52 ID:tsaXy3jT
>>251 やっぱりスケジュールが一番ネックになってたんだと思うよ。
プロヂューサがそう言っているの読んだことあるし。
スケジュールの話の中で、
>>246みたいな話が出たのかも知れないけども。
あ、ちなみにBRの方は拘束期間をはっきり決めての撮影です。
>>251 正式に深作の降板が決まる前に事件を起こしてしまったため、深作に義理を返すため。
また、たけし自身も監督を経験し、映画制作の内情が理解できるようになったこともあるんだと。
千葉真一主演映画「やくざ刑事」の何作目かの毒ガスがらみの話が、
地下鉄サリン事件を連想させかねないとかで、それだけCS放送で飛ばされた
ことがあった。
256 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/14 01:04 ID:xk/dZ00N
>>225 オリジナル脚本ってどこかで読めるの?
野沢自身が小説化したとかいうのは聞いたことがあるが
257 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/15 12:23 ID:a4Tpyzvm
伊東四郎主演で戸塚ヨットスクールをモデルにした映画が撮影寸前までいったんだけど
戸塚が逮捕されてお蔵入りした事があった
監督は誰がやる予定だったんだろう?
258 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/15 12:33 ID:p3gHHxaN
>>257 「スパルタの海」監督は西河克己。完成したけどお蔵入り。
当時お気に入りだったB級アイドルが戸塚スクールの生徒役で出演しているっていうんで、
公開されたら見に行こうと思ってたけど、いまではそのアイドルの名前も忘れちゃったよ(笑)。
「若大将・君の涙に恋してる」
「人間革命(正・続)」
「ノストラダムスの大予言」
と組み合わせて、浅草東宝でお蔵入り映画オールナイトやってくれないだろうか。
259 :
258:04/01/15 22:03 ID:p3gHHxaN
…という書き込みをした後、リサイクル屋で『人間革命』のシナリオ本を入手。
いやにかしこまった池田大作の序文がオカシイ。中身は、これからじっくり読むことにしよう。
>>258 > 「人間革命(正・続)」
> 「ノストラダムスの大予言」
> と組み合わせて、浅草東宝でお蔵入り映画オールナイトやってくれないだろうか。
お蔵入りじゃないじゃん。
261 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/18 01:10 ID:FTv4J4dW
誰も書いてない?木下恵介の「戦場の固き約束」…
撮影直前までいっていたのに、あまりの制作費に、松竹を潰す気か!
と城戸四郎のストップがかかり中止に。
木下恵介はこれをきっかけで松竹を辞めたんじゃないんだっけ。
あぼーん
263 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/18 08:57 ID:sW7Km55h
10年くらい前だったと思うが、大映の「大魔神」のリメイク話があったが・・・
もう復活しないのか?
264 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/18 09:26 ID:Q5l9oXM+
>>263 筒井康隆の脚本だけ、先に本になっちゃってるね。
265 :
この子の名無しのお祝いに:04/01/30 23:14 ID:kF6+Ks0g
中国版ウルトラマン
脚本 佐々木守
主演 高倉健
マジレスです
266 :
笹川良二:04/02/01 18:27 ID:qD0CPlDA
山内鉄也監督の作品で萬屋欣之助とか出てる映画、京都の祭りで出たヤシ。
知ってる椰子いる?
267 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/01 21:28 ID:nB9t8NDl
小津の戦争映画「ビルマ作戦 遥かなり父母の国」
完成してれば戦意高揚にはならなかったかもしれないけど
戦争映画の傑作になったような気がする
270 :
笹川良二:04/02/03 15:12 ID:f1WKOpcf
「祇園祭」てタイトルでしたか。漏れは山内監督の大学の講義で全編見ました。
弓矢で撃たれても尚御輿に乗ってた所が印象にのこってますた。確かに現存し
てるのは京都府が持っているの物のみで市場には出回っていないといってましたね。
271 :
トップ屋ですねん:04/02/03 23:56 ID:s8g95RxP
東宝映画「地球戒厳令」・・・。
これって、「宇宙怪獣ドゴラ」の原題????
それとも、別の企画あったの?
272 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/04 00:13 ID:LmDzAD+4
>>257 伊東四郎が戸塚を演ったの?じゃ役名は三波?
監督は西河じゃなくて石原慎太郎だったらお蔵入りしなくてすんだかもね。
「魔法使いサリー」
主演 南野陽子
274 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/05 00:29 ID:+Ru+4HSI
ソフトオンデマンドでソニン主演の「一軒家プロレス」はお蔵?
>>273
林葉直子原作のミステリーも南野関係だと吹っ飛んでるね。
>>274 今のS0Dなら、無理に劇場抑えることもできるんだろうけど、
上映館募集って話題集めておいて、
ビデオスルー一本にする気じゃない?
276 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/06 05:21 ID:OcIrn0d2
長谷川和彦の「連合赤軍」ってお蔵入りしたの?
>>276 何回か既出のような。
でも脚本段階で頓挫したままの作品は「お蔵入り」とは言わないような
スタッフ集めて(w いたぞ!
『祇園祭』はBSで放映されたよ。
>>279 スタッフどころか役もないのに、役者にまで声掛けてたわけだがw
ゴジは室井の事実上のヒモ亭主
残念ながら脳内映画監督
284 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/08 17:59 ID:tBtHagku
>>258 それは多分横田ひとみちゃんですね。
私も同じ目的で見に行こうと思いました。
285 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/08 18:54 ID:KSgL72yT
増村保造の未実現企画
『斜陽』(大映倒産後、若尾文子主演で企画するも資金が集まらず断念)
『海と毒薬』(遠藤周作から映画化の許可を受けるも大映首脳部が拒否)
『蒼き狼』(『遊び』の次回作として企画するも大映倒産と共に消滅)
『モッキンポット師の後始末』(東京映画にて企画を進めるが、撮影直前に東宝より中止される)
辞退した作品
『札幌オリンピック』
『白い巨塔』
『現代任侠史』
『禁色』
『恋人たちの森』
『空海』
また晩年には『三島由紀夫伝』も考えていたらしい
「進め!ジャガーズ 敵前上陸」は当初はスパイダーズの企画だった。
もし実現してたら今ほどカルト扱いされてないかなあ。
敵役に三島由紀夫や大橋巨泉にオファーを出していたらしい。
287 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/09 21:24 ID:URcwEWPO
大島渚の『儀式』
佐藤慶がやった役(役名忘れた)は当初森雅之の予定だった
本人が乗り気じゃなかったため佐藤慶になった
森雅之で観たかった
288 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/12 19:45 ID:+3lUh6xQ
別板で『忠臣蔵外伝 四谷怪談』は仲村トオル→佐藤浩市とありましたけど本当ですか?。
それも、撮影初日での降板だったとか(深作さんが辞めさせたらしい)
>>288 たしかそうだったはず。他、当初、松竹サイドは歌舞伎系俳優重視のキャステ
ィングを考えていたらしいが、深作が拒否したとも聞く。
松竹は、この企画をフィルム歌舞伎として考えていたんだろうな、きっと。
予算の圧縮もあったらしいし、どうにもチグハグなデキなのは、深作と松竹が、
最後まで折り合わなかったせいなんだろうか?
>>287 タイプが全然違うね。
森雅之だとなんだか凄く弱そうなんだけど。
>>288 仲村みたいなモゴモゴ喋る役者が、
深作と合うわけないって松竹には分からないのかね。
松竹が無理強いしようとしたから、仲村が嫌な目にあったね。
「忠臣蔵・四谷怪談」は松竹迷走の代表だからなあ。
宣伝とかも、現場から追い出したはずの奥山に
頼っちゃったし。
293 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/13 16:37 ID:l5sY7GMF
でも公開当時、評論家受けは評判よかったよね。>「忠臣蔵外伝 四谷怪談」
何気に好きだったりするんだけど^^;
294 :
291:04/02/13 20:12 ID:/aZMxlvF
結果的に面白い作品になったと思うよ。
深作はこういう企画ものは当りハズレが激しいけど、これは当り。
>忠臣蔵外伝 四谷怪談
これって本編とは関係の無い「誠意大将軍」の芳賀研二がオチャラケTVCMをやっていて
津川雅彦が怒り狂ったんだよね。
おかげで興行成績もあまり良くなかった。
>>295 > 「誠意大将軍」
うっはー!なつかしー!
あったあった。
当時もまるっきり関係ないことしてるなぁと思ってました。
297 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/20 12:10 ID:Y5MY6G3T
違う話だけど、
ATGの「本陣殺人事件」って、
最初はATG+角川春樹事務所の提携作品になるはずだったらしい。
当時のATGが、監督のプロダクション以外との提携の前例がないってことで、
結果的に高林陽一プロとの提携作品になったとか。
角川側は、横溝キャンペーンとのタイアップ名目で製作費の一部を負担。
この時の縁が、後の高林監督の角川映画「蔵の中」につながった。
角川は、松竹の野村芳太郎監督「八つ墓村」でも製作に絡むはずだったのが、
松竹のお偉方が頭が固いのに腹を立てて、映画化権を売り渡すだけに止まったとか。
角川関係は、こういった立ち消え話が沢山あるよね。
まあ、松竹の頭硬い話に比べたら、大したことないが。
野村芳太郎は、よくぞ絶えて、傑作を連発したよ…
深作監督、優作主演『海燕ジョーの奇跡』。 海外迄ロケハンに行ったのに、優作が降りてボツ。
300 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/26 15:33 ID:l9otDZly
「大モンゴルの詩 スーホの白い馬」
「落陽」がこけて製作中止
…で、ホネフィルムに持っていかれた、と?
302 :
サンヤ:04/02/27 02:00 ID:FRVce7ee
岡林信康主演「きつね」('83松竹 霧プロ)
304 :
サンヤ:04/02/27 23:42 ID:FRVce7ee
初公開以来お蔵入りになってるとか,
エキノコック病が原因?
305 :
サンヤ:04/02/27 23:43 ID:FRVce7ee
初公開以来お蔵入りになってるとか,
エキノコックス病が原因?
306 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/28 01:05 ID:eP9jB48s
「きつね」は、中山美穂がオーディションで最終審査まで残ったが
顔が色黒だという理由で落とされた。
307 :
サンヤ:04/02/28 01:19 ID:UTVDp49c
製作の野村芳樹って芳太郎の近親者?
何本か一緒に仕事してるけど…・
308 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/29 14:38 ID:S5f7vSkK
ゴジラ対ピカゴン
光化学スモッグが出てきた時光化学スモッグ怪獣ピカゴンが計画されたが
その後駿河湾のヘドロが問題になり、ピカゴンでなくヘドラになり
ゴジラ対ヘドラになった。
309 :
この子の名無しのお祝いに:04/02/29 22:18 ID:/n+oYlBC
大友克洋の「スペースゴジラ」って、一度も映画化は検討されなかったのかな?
>>308 ピカゴン。
名前がヤバイねw
もし公開してたとして、ウルトラセブン12話みたくお蔵入りにされそう。
311 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/01 20:38 ID:c4rL8GSz
>>310
ゴジラ自身がピカドンを浴びてるという設定だからゴジラが問題に
なってないんだからピカゴンでも問題ない。
312 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/10 01:15 ID:9dcCw37Y
婆さんのセリフで。
「死んだ主人はオラのこと 酔ちゃ抱き酔ちゃ抱き しておら四人の子を産しただ。」
セリフは正確じゃないんですが、映画が思い出せない。
>>313 スレッド間違いだと思うけど、それ、『裸の十九歳』じゃないか?
>>304 未成年のセクース描写があるが、名画座では普通にかかってるのでお蔵入りではない。
単にヒットしなかったし、一般受けしない作風だから日の目を見ないだけと思われ。
316 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/16 04:06 ID:fJfMLQpe
日本国内に現存していない作品が多数、ジョンイル君の世界一のフィルム倉庫に多数眠っている模様。
角川春樹だったか奥山だったか、「天と地と」を病気降板した渡辺謙のために
映画「織田信長」を用意しているというニュースをキネ旬で当時読んだ記憶がある
318 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/16 15:14 ID:0bzrOFXY
筒井康隆のエッセイの中で『家族八景』を原田知世主演で映画化する話が出ている。
当然、知世が七瀬の役。
監督は、やはり大林宣彦になるはずだった?
七瀬は多岐川由美じゃなきゃヤダ。
320 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/18 10:07 ID:b6uRUPFD
松田優作は「海燕ジョーの奇跡」以外にも、伊藤俊也監督の「誘拐報道」や
伊丹十三監督の「お葬式」でも断ったり降板したり。我儘だなあ‥‥。
>>320 > 伊藤俊也監督の「誘拐報道」
断られた方がよかったじゃない。ショーケン+小柳は強力。
322 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/18 11:40 ID:gZtISQt9
俺も多岐川由美じゃなきゃ!って思ってたけど、渡辺由紀もOKだった。
原田知世の七瀬も観たい気がする。
323 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/21 21:50 ID:j/kxiO3k
80年代にドリフ映画が企画されていたが、流れた
長さん 合掌
324 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/21 23:02 ID:EE4JuoXr
>>261 かなり遅レスだけど、
自分が何かで読んだ話では、木下恵介の「戦場の固き約束」は、ホントは監督は従軍慰安婦の映画を作りたかったけど、内容がヤバイということで没にされたかわりに企画され、製作直前まで行ったけど、監督の死でお蔵入りになったって事だったけど…
325 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/21 23:08 ID:jVFpVMN4
>>324 いやいや、監督存命中(っていうか20年近く前)に既に映画化は断念されていた。
で、シナリオが出版された。
スケールの大きさゆえ、ペイできるはずがない、という理由じゃなかったか?
シナリオ本の中で木下自身が何かコメントしてた気がするが、手元にない。
326 :
325:04/03/21 23:12 ID:jVFpVMN4
レス先を読まずに書き込んだんだが、
>>261も誤りだね。
木下が松竹を辞めたのは60年代半ばだから、「戦場の固き約束」企画よりもずっと以前でしょう?
327 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/22 21:40 ID:+96tygbi
>>326 いや、『戦場の固き約束』の脚本執筆は1963年です。
『香華』の次回作として準備に入ったが、製作費の点で城戸によって潰され、
木下は松竹に絶望してテレビに去った。
1988年に、木下監督50本記念作品として日中合作で製作スタートするも、
松竹は最初から及び腰で、出資はわずか1億だけだった。
木下は主人公を助監督(本木克英!)に演じさせるなどで製作費を抑えつつ
ロケハンを進めるも、中国側がシナリオにイチャモンをつけ始めたため、
ついに製作を断念してしまった。
本木監督は『てなもんや商社』のロケハンで木下がロケハンした村を偶然訪れ、
感慨にふけったとか。
328 :
この子の名無しのお祝いに:04/03/22 23:05 ID:jT7sNAeC
>>327-367 「戦場の〜」はとりあえず、おいとくとして、木下はテレビの仕事した後、また松竹で映画撮ってるけど、あれはフリーの立場でなの?
そりゃ、契約してないからね。
330 :
この子の名無しのお祝いに:04/04/24 02:07 ID:121CvRXD
西村潔監督、中村敦夫主演「夕映えに明日は消えた」
映画は完成したのに、何故か上映されず。
332 :
この子の名無しのお祝いに:04/05/24 01:52 ID:8mkSJMKY
東宝ラインナップ1967年版の「エスパイ」。出演、三橋達也、佐藤允、浜美枝、若林映子。まんま「国際秘密警察」なキャスティング!
333 :
昌ちゃんファン:04/05/24 02:05 ID:nTmpXTSS
『人生劇場』
『昭和の劇』『将軍と呼ばれた男』によると、
脚本笠原和夫、監督山下耕作、飛車角=勝新太郎、吉良常=鶴田浩二で予定されて
いた。『昭和の劇』に笠原さんが書いた台詞が少し紹介されてるけど、勝さん、鶴
田さんの声が聞こえてくるような名台詞です。実現して欲しかった。
334 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/26 02:49 ID:dwttW9tG
335 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/26 05:20 ID:e4nBbELP
やはり『敦煌』は小林正樹監督で観たかったな。
できれば仲代達矢主演で。音楽は武満徹で。ああ。
336 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/26 10:19 ID:GkMgBUG9
昭和50年前後、東映映画館に入りびたりだった。その時目にした製作予定より。
『新仁義なき戦い・組長刺客十三人』ちょっとタイトル違うかも・・・
『こつまなんきん』由美かおる主演の文芸もの
『猛毒商売』松方弘樹。「暴力金脈」として実現か?
『無頼刑事』渡哲也、北大路欣也、伊吹吾郎。
これは松竹に企画をとられた。原田芳雄主演で「やさぐれ刑事」のタイトルで実現。
出来は良くなかった。高橋悦史共演。(チワワのおっちゃんも出てた)
『空手コネクション・忍者拳』当時量産された千葉真一の空手もの
『極悪坊主VS殺人拳』極道VSシリーズ。
『いつかぎらぎらする日』深作欣二作品。川谷拓三主演。これは観たかった!
当初は「実録・日本共産党」、主演菅原文太となっていたが、なぜ川谷に?
『オホーツク番外地』高倉健。共演は五木ひろし(!?)
『海軍横須賀番外地』高倉健、勝新太郎。勝主演、文太共演で実現「海軍横須賀刑務所」
***ほかにも色々あったが忘れてしまった。思い出したらまた・・・
『かい
337 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/26 14:30 ID:g2Ggaywd
大神源太の超大作は、まだ表に出せないの?
誰が管理してるんだろう。
338 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/26 16:53 ID:TvIy9WkV
>>334 >>330が作られたのは70年代はじめや。東宝の上層部が難色を示してオクラ。
この頃の東宝作品、同様に「脱出」(和田嘉訓監督、荒木一郎・石橋蓮司ら出演)が
公開直前にオクラ入りしていまだに陽の目を見ず。
>>336 >『新仁義なき戦い・組長刺客十三人』
それが『組長最後の日』になったのでは? と思うんですが、別の作品でしょうか?
88年頃に、当時、元気が出るTVで人気だったビートたけし+松方弘樹コンビで
「交番のウラは闇」が企画された。原作は当時、話題になっていた警察内幕本。
しかし、いつのまにか、黒木瞳+たけし+松方の「姐御」に企画がすり替わっていた。
しかも、「姐御」はつまんなかった・・・。
また当時、南野陽子主演の「魔法使いサリー」が企画されたが、これもいつのまのか「菩提樹」
になっていた。すでにアイドル映画冬の時代だったので、どうでもいい話だが。
340 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/26 19:09 ID:6rxP1CTU
ソーマイの「富士」「壬生義士伝」もソーマイで観たかったね。
341 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/27 04:29 ID:f0VZxoiL
アルゴのラインナップにあった黒沢清「河童」って「水虎」の事なのだろうか。
西遊記
孫悟空 三船敏郎
砂悟浄 仲代達也
猪八戒 高見山
三蔵法師 山口百恵
制作費50億
確かにこんな話はあった。
343 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/27 22:54 ID:OLo8OGtL
タイトル変更(改悪・・・)
「大阪脱獄囚・非常線突破」→『強盗放火殺人囚』
松方が「俺の映画に出ないか」と新人女優を誘った時、このタイトルを呪ったそうだ。
「無頼の墓場」→『やくざの墓場・くちなしの花』
今思うと随分無茶なタイトルである。主人公は刑事だし、くちなしの花は単なる客寄せの口実に・・・
>>343 昔のキネ旬の情報欄を見ると、消えた企画、タイトルや内容が変わった企画が沢山
ありますけどね。
キネ旬ではないけど、90年代前半、シティロードで邦洋の新年度公開予定ラインナップ
を見たが、東映など、実際には予定作品の半分も製作されていなかった覚えがある。
東映といえば、松田寛夫のオリジナル・シナリオ「赤い頭蓋骨」(だったか? のち
「天国の大罪」と改題)は、近年にない大型企画と大いに期待された。
吉永小百合と松田優作が競演とか、優作死後はゲストにチョウ・ユンファとか、いろいろ言われたあげく、
実現してみると舛田利雄(藁)で、しかもなぜかオマー・シャリフを張り込んだものだから・・・ry
斬新な企画が、寝かせてイジっているうちに意味不明なモノになっていく悪例のひとつですね。
345 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/28 09:12 ID:HLPpn4iU
深作欣二監督『ぎんぎら決闘録』(「浪人街」のリメイク。主演はピラニア軍団)
はなぜ消えた?シナリオは素晴らしかったのに・・・。
>>345 竹中労さんに文句を言おう、もう故人ではあるが。
どうしても許せないならお墓におしっこをしよう。
竹中さんなら笑って許してくれるはず。
347 :
この子の名無しのお祝いに:04/06/28 18:54 ID:tQp633nu
「荒神」原作中上健次
脚本丸山昇一
監督神代辰巳
主演松田優作
348 :
ラジオ関東:04/07/03 15:54 ID:nGVL3ZS9
349 :
-:04/07/04 20:18 ID:js1SOgUB
東映「新宿純愛物語」のヒロインは中山美穂で映画館で予告編まで見たのに
クランクインしたら一条寺美奈って知らない女の子で映画もコケた。
同じく東映「極道の妻たち」の初回岩下志麻の妹役は生きていれば夏目雅子だった。
350 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/07 23:41 ID:cfDiHp/z
「天城越え」の殺される大男の役は、室田日出夫だったのに、いつのまにか知らない奴が演じていた。
小山明子主演で「愛のコリーダ」を観たかったとつくづく思う
352 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/09 06:34 ID:nNqV75lv
田中康夫原作の松竹1981年作品「なんとなく、クリスタル」
主役のかとうかずこの相手役は、原作のモデルにもなっていたカシオペアの野呂一生。
しかし、彼は蹴り、次にYMOの坂本龍一に話が渡ったがこっちも蹴った。
製作側が役柄と同じく本物のミュージシャンを起用したかったからだが
カシオペアもYMOもどちらもアルファレコード所属で
当時A&Mレーベル(ポリス、ハープ・アルバート等所属)の国内版権も持つ
アルファにサントラを起用させ、そことの提携作品として視野に入れていたから。
結局、サントラと提携先はCBSソニーに転がり(ボズ・スキャッグス等が使われた)
かとうの相手役はCBSソニー所属のNASAというグループの亀井登志夫になった。
なお、パンフレットに寄ればサントラの権利に制作費3億円のうちなんと3千万円も。
映画は大コケしたため、サントラの権利がネックとなり未だ持ってビデオ化ならず。
むかし柴田恭平が「なんとなくクリスタル」という歌を歌っていたが……
あれは康夫ちゃんの許可はとってあったのかなあ?
>>353 10年程前に康夫と恭兵が同じトーク番組にゲストで出て
その話題で笑ってた。 どちらにとっても苦い想い出
だったようだw
355 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/21 22:24 ID:rDatpc/J
釈迦で始まる
大映の70ミリ映画
第三弾の戦艦武蔵は
第二弾の始皇帝が興行面で
イマイチだったため中止になったという
356 :
この子の名無しのお祝いに:04/07/22 01:51 ID:lWGMmuJa
>>353 あの歌のレコードの歌詞カードには、
ちゃんと『なんとなく、クリスタル』本編と同じように
脚注が打ってある。
358 :
この子の名無しのお祝いに:04/08/22 23:03 ID:hvKkDth2
>>320 伊丹監督+松田優作の企画では、筒井康隆原作「大いなる助走」というのもあった。
佐藤浩市主演で完成した作品とはまったく別の企画で、
確か「お葬式」に続いて伊丹プロ+ATG製作になるはずだったと聞いた。
(「お葬式」の完成後、その公開前に伊丹本人から直接聞いた人からの又聞き)
359 :
この子の名無しのお祝いに:04/08/26 01:53 ID:u4KSvikS
守谷香主演の「長い髪の少女」って企画あったな。
これが実現してたら、今みたいな守谷香はいなかっただろうに。
あと小川範子が主演映画決まったってコンサートで発表したのは
結局何だったんだろう。知ってる人いたら教えて。
勝新・たけし・宮沢りえ出演予定の映画の企画が進んでおり、「砂の女」を撮った監督(名前失念)が
メガホンを撮る・・・といった内容の記事を、10年位前の週刊誌の記事を読んだ記憶がある。
これ、本当の話だったんだろうか?(大分昔なんで、相当記憶違いがあると思う)
361 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/06 02:31 ID:/4NtB2GB
邦画じゃないけど、三船敏郎のダースベーダー、当時ルーカスがオファーしたが、
本人に断られた。ブルース・リーも勝新にオファーしたが断られた。
362 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/06 02:51 ID:3UJjPZ/w
押井守のルパン三世。二十年前、当時のアニメージュでかなり扱われていたが
突然消えた。
スタッフになかむらたかしも入っていた。
363 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/06 03:05 ID:/4NtB2GB
萬屋錦之介は、仮面ライダーのショッカー幹部役に、自らオファーしてたが、
製作サイドが、恐れ多いので断ってたらしい。
364 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/06 11:27 ID:1mrQoALs
>>363 出せっていったのは本当だが、悪の幹部なんてどこから出てきた話だ?
当時、錦之介の息子がライダーに熱中していて、「お父さんも俳優なら、仮面ライダーに出てよ」と言われて、
スタッフに相談したとのこと。
>>361 ベイダーじゃないゾ。チューバッカだ。
三船は「エテ公なんて出来るか!」と怒ってオファーを蹴ったんだ。
でも、映画は大ヒット。
三船は後悔して事有るごとに「あのときサルになっていればウパー!」と言っていたらしい。
>>361 >>367 恐らく99%以上の確率でネタだと思うが、ミフネへのオファーは、
正しくはアレック・ギネスが演じたオビワン・ケノービ役。
有名な話だから「まさか・・・」と思うが、念のため。
R2-D2だよ!
おれはむしろ
>ブルース・リーも勝新にオファーしたが断られた。
ってとこが笑いどころだと思った。
ブルース・リーって役名かよ。そしてそれを勝新がやるのかよ。
371 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 00:10 ID:XzW02A0O
>>370 >ブルース・リーって役名かよ。そしてそれを勝新がやるのかよ。
オマエ頭悪過ぎ!
>>371 じゃあ頭が良い人はどうこの文を解釈するんだ?
ブルース・リーが(自分の映画のなにかの役を)勝新にオファーした
と言いたいのなら、この文には主語がないのだが。
ルーカスが〜
ブルース・リーも〜
374 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 01:06 ID:am5tv/Yg
東映の実録シリーズ「沖縄進撃作戦」
375 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 02:53 ID:Ge4+tRXX
三池崇史、座頭市を撮るって新聞で読んだ気がしたけどいつの間にか北野武監督作になってた。
376 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 02:59 ID:08PEWX3X
>>361のコレ
少し前のテレビ朝日の番組で放送してたよ。
377 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 03:16 ID:/BoApCW3
>>375 後からたけしに取られちゃったんだろうな、おそらく
芸能界の力関係の差っちゅうやつやね
378 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 04:14 ID:lFvQ1JJ3
殺し屋の「イチ」と座頭の「イチ」を
誰かが混同して報じた、と聞いた。 多分ネタだろうが。
379 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 04:28 ID:OmwQRGOb
>378
それはネタでしょうね
雑誌のインタビューでも「今度座頭市撮るんですよ」って言ってたから<三池
>>372 普通の人なら「ブルース・リーが勝新に映画出演を頼んだ」とわかる。
頭の弱い人はわからない。
381 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 10:39 ID:dP20/saI
>>377 違うよ。
「座頭市」の映画化権所有者(勝プロの借金を肩代わりする代償に譲り受けた)は、
元の浅草ロック座の女社長で、勝新のパトロンとして有名だった人。
その人がたまたま、たけしの浅草無名時代の恩人でもあった。
たけしは以前から、その人の波乱の半生を通して戦後浅草の盛衰を描く映画を撮りたがっていたんだけど、
その相談をしてるうちに、「そんなことより座頭市を撮って、
私が肩代わりした勝さんの借金をゼロにして」と頼まれて撮ることになった。
たけしは「恐れ多い」と、最初は断ったらしい。
大衆向け娯楽映画も時代劇もまったく経験ないし、自由にやりたがる人だから、
座頭市という大看板は重荷に感じただけだったろう。
たけしは以前にも、やはり無名だった頃の新宿時代からの友人・小水一男監督に頼まれて、
彼の企画作品『星をつぐもの』に出資・出演したことがあった。
三池が座頭市を撮るという話があったことも確かだが、どうして流れてしまったのかは分からない。
ただ、三池の新作『IZO』にたけしが出演しているのは、
それと何らかの関係があるのではないかと思う。
もしかして「座頭市」の件で三池に借りが出来ていて、それを返すという意味があるんじゃないか。
『バトル・ロワイヤル』に出演したのも、『その男、凶暴につき』の時にわがままを言ってしまって、
深作に借りがあったからこそだった。
どっちにしろ三池がたけしに映画化を奪われたことに変わりはないような・・・
完全に流れた後、たけしに頼んだかもしれないじゃん?
三池は以前から座頭市を撮りたいと公言していただけで、
具体的な企画が動いていたわけではないのです。
385 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 11:09 ID:fWz3v8mh
>>383 それはさすがに無い。
たけしで流れて後釜に三池なら全然ありえるが。
386 :
381:04/09/08 11:17 ID:dP20/saI
最初は三池で決まりかけていたのに、映画化権所有者が最近の日本映画界にまったく無知な人だから、
「そんな、聞いたことも名前の人じゃダメ!」とか言い出して、
正式なルートとは別に個人的にたけしに頼んでしまった、…んじゃないかと想像しているんだが。
387 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 11:17 ID:RfX0NN1T
>>384 新聞で発表されたぐらいだから十分具体的だと思うがね
388 :
381:04/09/08 11:18 ID:dP20/saI
「そんな、聞いたこともない名前の人じゃダメ!」とか言い出して、
の誤りでした。
389 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 11:28 ID:lFvQ1JJ3
千葉ちゃんも、座頭市撮る、CGで勝サンと絡む、と
元の浅草ロック座の女社長から銭引っ張ってホッタラカシとか。
390 :
なんとなく、クリスタル:04/09/08 11:41 ID:HYzaQW0j
「なんとなく、クリスタル」1981年 松竹
これ見た人いる?
ビデオ出てないんだよね
ビデオに録ってて保管してる人いないかな
391 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 13:29 ID:3Xs5Y5Rm
「花と蛇」の主役は島田陽子の予定だったが杉本彩に替わった
と聞いたことがある
>>387 あの世界はいい加減だから。どこまで三池サイドが契約を詰めていたのか? ですね。
単純に、三池の話が流れたから武が出てきたんだと思うけど?
相米慎二が生前、松下竜一の「豆腐屋の四季」を撮りたがっていたそうだ。企画書とシノプシスは
出来ていたが、プロデューサーと松下氏が口約束をしただけで放っておかれて、しばらくして、
松下さんは相米の死亡のニュースを聞いて驚いたとのこと。相米とは会わずじまいだった。
その松下さんも亡くなったけど、意外とこんなものらしいです。口約束や、契約したけど
流れた話なんかいくらでもある。三池も気にしてないと思う・・・思いたい。
393 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/08 18:13 ID:Z3ekT2d9
394 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/09 02:36 ID:OV+i58aY
「復讐するは我にあり」の場合は、原作者の佐木隆三が口約束で、深作欣二、藤田敏八、今村昌平、
と、あともう一人(誰だったっけ?)に次々にホイホイと映画化を承諾してしまって、あとで大混乱になった。
この作品で直木賞をとるまで地味な純文学作家だった佐木は、
有名監督から連絡が来ただけで嬉しくて舞い上がってしまっていたらしい。
独占映画化権じゃなきゃどんだけ売ってもいいし(w
>>394 >あともう一人(誰だったっけ?)
たしか黒木和雄だったはず。日本は本当にいい加減だよ。深作といえば、福田
和子を映画化しようと思って、時効成立を願っていたそうだ。
さすがに時効成立したら誰も映画化しようとは思わないから、そこを探し出して
独占映画化するつもりだったんだと。
397 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/09 09:04 ID:kvCn3PHP
深作といえば何で敦煌の監督降ろされたの?
398 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/09 12:44 ID:go6OCLw2
市川昆監督の「長嶋茂雄殺人事件」もオウムの影響で制作中止になったな。
399 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/09 12:56 ID:n7uws632
ナベツネの反対じゃないの。
>>398-399 あれは市川さんが松竹サイド(奥山?)と勝手に進めていた話。チョーさんとは
口約束したらしいが、実際は巨人側はちゃんと確約した訳ではなかったので流れた。
ナベツネが直接、口出ししたのか否かは知らないが。
ゴジラ対アスカ要塞
大金持ちと自衛隊が組んで対ゴジラ用の要塞を作るもコンピューター
が暴走、オプションの巨大ロボットでゴジラに戦いを挑むと言う…。
自衛隊は協力してくれそうにないなあ。
あと徳間社長が平成ガメラの製作発表時に「次はガメラ対ゴジラを作
る。最後はガメラが勝つ!」とぶち上げて記者に受けていた。
>>401 >ゴジラ対アスカ要塞
昔の映画秘宝で読みましたよ。ネタを聞くと面白そうだけど、中野・川北で実写化
すると、しおしおな出来になってしまったことでしょうね。
徳間大映といえば、何度も大魔神をブチ挙げていたように思うが、結局は実現しなかったですね。
そして角川大映で「妖怪大戦争」ですからね。冗談みたいな話ですが。
403 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/13 00:11:42 ID:gw2ft7RS
今日買った、「座頭市」(89年)の特典ディスクに収録されていた
公開当時の特報に、完成作品には出演してない
「泉谷しげる」の名前があった。
降板なのか変更なのか分からないけど・・・
モスラ対バガン(バカンだったかも)ゴジラVSビオランテの続編として企画。
状況に応じて変化する(猿獣とかトカゲ体型とか・・・だったかな?)謎の怪獣
バカンとモスラとの対決に色んな謎(内容は忘れた)が絡んで最終的に日本
海沖で眠るゴジラも登場して「ゴジラ3」に続く(!)という物らだったしい。
大森監督もVSギドラじゃなくこっち作ってたらあんなに叩かれて監督しなくなる
なんて事は無かったかも。
バカン自体のアイディアはメカ逆〜84年ゴジの間に企画としてあったらしいけ
ど。その時の脚本は東映ヤクザ路線の村尾昭氏。
405 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/21 01:47:57 ID:Q23Zi0Yl
工藤栄一監督X池上金男コンビの企画した時代劇『狼』
集団抗争時代劇が予算の関係上製作出来なくなった事から、少人数の登場
人物で成立する物を、との事で、北町奉行所同心を中心に裏街道を生きる人
間が暗闘。逆転また逆転のストーリーだったらしいがお蔵入り。
後にカツシンが企画を買いたいといってきたのに何故か東映は断ったらしい。
作らないんなら譲れや( ゚Д゚)ゴルア!!
406 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/21 10:53:36 ID:697V5cP4
工藤ちゃんは、角川ノベルスから出ていた『流され者』という小説の企画もあった。
本の帯に「映画化決定! 監督・工藤栄一/主演・鹿賀丈史」と載っていたことがあった。
角川映画は、他にも幻の企画がたくさんありそうだな。
和田誠の「新人監督日記」を読むと、『麻雀放浪記』の企画も、
バーで和田と阿佐田哲也と角川春樹が偶然居合わせた際に、急に和田が言い出して、
その場で決まってしまったということだし。
翌日、会社で部下に「和田さんに映画一本撮らせることに決めたから」と平然と言ってのけたのだろうか。
角川という人は(テンションが高いときは)後先考えないで、行け行け!gogo!のようだ。
脚本が出来たりキャスティングが決定した後から心変わりしたり、
「予算立ててみたらやっぱ無理だったよ、ゴメン」ということも多かっただろう。
>>406 > 「予算立ててみたらやっぱ無理だったよ、ゴメン」ということも多かっただろう。
こういうことが少なくて、前売りを角川書店で引き受ける、
という噂を聞いたことがあった。
>>407 一定数の前売りまで角川で引き受けることで、強引にメジャーに制作協力・配給させてしまうわ
けですか? 今も昔もメジャーはカネでしか動かないからね。
春樹としては、出版とトータルで儲かればいい、ということなのでしょうね。社員は前
売を現物支給されて困り果てていたかもしれないが。
現在の角川ホールディングス・グループはどうなのだろう? ビジネス的には春樹時代とは比べ物にな
らないぐらい巨大化・高度化しているけれど、春樹的なロマンは感じない。
春樹は自滅したし他人に迷惑を掛けたし、いま再び大和で自滅しようとしているけど、映画を愛していたよ。
今の角川はどうも、ハリウッド・ビジネスの合理的側面ばかり真似ようとしているように
感じる・・・愛がない。妙な大作をブチ上げてはいるが。
>>408 > 一定数の前売りまで角川で引き受けることで、強引にメジャーに制作
> 協力・配給させてしまうわけですか? 今も昔もメジャーはカネでし
> か動かないからね。
> 春樹としては、出版とトータルで儲かればいい、ということなのでしょうね。
それはもちろんそうです。
それだけじゃなく前売り割り当て増量をしてくれることがあったとか。
> 社員は前売を現物支給されて困り果てていたかもしれないが。
まあ、社の業績に反映される形の事業だから我慢もできるでしょう。
最近の〜製作委員会でお金出している企業は
社長の道楽みたいなところも含まれてるから、たまらんでしょうけど、
>>409-410 メジャーだけじゃない。カネが絡むと何かと・・・な業界ですからね。
「幻」と言えば、東○本ハウスが社長の道楽で国粋映画を2本も作ったが、会社の業績が悪化
したので3本目(何が企画されていたかは知らない)は消えたそうです。
1本目が東映配給(京撮を使用)、2本目が東宝(インドネシアロケ)、2本目は
予算削減で監督交代劇もあったそうだが、さぞ高くついたことでしょう。
バブル期に澤井信一郎が撮った「福沢諭吉」も、企画した財界誌から財界に集金が回っ
たことで語り種になっているね(NHKのプロジェクトX商法みたいなもの)
澤井さんもカネの出処には内心は苦笑していたことだろう・・。
カリ城も最初はクラリス奪還成功してクライマックスはオートジャイロでの
追跡から逃げるルパン達…という構成だったというのをどこかで読んだ。
それだとクライマックスは冒頭のカーチェイス以上に凄かっただろうなぁ。
見たかった…。
414 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/25 09:00:33 ID:wL+fEj22
マルサの女2の敵は最初1作目の権藤(山崎努)が一度都落ちして宗教
の教祖になって復活すると言う話もあったらしい。
山崎さん好きなんで鬼沢的悲惨な末路を見なくて良かった。
415 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/25 20:44:34 ID:dCmg7+Cx
監督/村川透、主演/中山仁、松田優作の「オイディプスの刃」(76年・角川春樹事務所)。
本来、これが角川映画の記念すべき第1作になるはずだった。
フランスロケも済んでいたのに、春樹のツルの一声(イメージと違う!)で製作中断‥‥。
ソースは、今夏刊行された別冊ダ・ヴィンチ「金田一耕助 ザ・コンプリート」。
416 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/25 21:27:50 ID:33lgvCdU
「ファンシー・ダンス2」って特報でたのに何で作んなかったの?
>>415 実際、あまりうまくいっていないので、みんな「危ないな」と思っていたらしい。
撮影の姫田さんによれば、春樹と川口晶がデレデレで、川口がロケに遅れてくる失
態もあったそうで。姫田さんが春樹と川口を叱ったそうです。
川口はその後「犬神家〜」に出てますね。
犬神家のパンフ見ると、その後の角川映画ラインナップは
「オイディプスの刃」と「いつかぎらぎらする日(!)」が準備中となってた。
「八つ墓村」といい「オイディプスの刃」といい
角川第一弾の「犬神家」は紆余曲折の末生み出されたのですね。
ちなみに「いつかぎらぎらする日」は
東映「実録共産党」→角川「いつか〜」→松竹「いつか〜(タイトルのみ拝借)」
という流れだそうな。
>>413 ムルデカの最初の監督は長谷部安春。長谷部は昔から、同趣旨(戦後、インドネシアで
現地人とともに戦った残留日本兵)の映画の構想を持っていた。
東○本ハウスとどこで結びついたのかはわからないが、ムルデカは長谷部の構想を元
にしている。だが予算削減で企画を気に入らなくなった長谷部は降りてしまった。
TVではいかにも低予算の土ワイを撮っているのだから、我慢してやれば良かったんじゃないか? とも思うが。
警官や公安や機動隊をバンバン殺す「さそり」から、
伊藤「プライド」長谷部「ムルデカ」ってのも面白かったね…
423 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/27 11:59:00 ID:s0aZHqSZ
424 :
この子の名無しのお祝いに:04/09/28 17:19:08 ID:QkYBLXRJ
>>423 藤由紀夫は、大映出身。
劇映画デビュー作の「サンクチュアリ」の撮影した高間賢治が、「ムルデカ」で
再会したときに「(映画撮ってないときは)なにしてたんですか?」と聞くと
「競輪やってた」と答えたらしい…。
やっぱ仕事ないのかなあ〜?
>>424 「サンクチュアリ」がまあまあ面白かったので、藤さんのプロフィールを調べたことがあるが、
よくわからなかった。TVもほとんど撮ってない。検索してもわずかな作品数しか引っかかってこない。
スレ違いだけど、Vシネ系作品の監督ってのも不幸そうだなあ。日プロ大賞やヨコハ
マぐらいしか評価してくれないし、あんな場所で評価されても業界的に地位が上がるわけでもないだろうし。
昭和館でこの種の劇場公開作品のロードショー落ちをついでに観るのも楽しみだったけど、
もう昭和館も無いw
426 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/06 20:43:54 ID:Lfp3ukHL
勝新の「座頭市」の新作
殺されて終わりとか聞いたけど
427 :
TT:04/10/07 11:59:10 ID:mwV1umcY
20年昔、映画館に張られていた「ネッシー」・・・未だにありありと覚えています。
日英合作で、確か監督はブライアン・フォーブスと日本の誰か・・
>427
中野昭慶
>426
キネ旬の勝新追悼特集かなんかで市が激闘の末倒れるってラストの最終作
を氏が構想してたってあったけど、まあ具体的には何も決まってなかったんじ
ゃない?見たかったけど。
「ネッシー」のイメージ・イラストの先行ポスター、盗んでおけば良かったなぁ。
その隣に貼ってあった薬師丸ひろ子「ねらわれた学園」のポスターの方を盗んでしまった。
431 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/09 11:03:20 ID:whdlRV9Y
>>406 ワイズ出版の「光と影 映画監督工藤栄一」で、工藤氏は角川映画の企画に対して
以下のようにコメントしてます。
”喧嘩したってわけじゃないけど、角川さんとちょっとあったんだよ。自信過剰で
「これからの映画はこうじゃなきゃ駄目だ」って言うから、「元気がいいのはええ
けどな、話ししても調子良いってのはあまり信じられない」と言ってしまった。
彼もやっぱり人の子だからさ、顔が引きつってる。「ちょっと言い過ぎたかな?」
と思ったけどもう遅い(笑)。それにいろんな噂聞くからさ。”
432 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/18 20:59:34 ID:Wm/XX8Qk
工藤栄一にもっと映画を撮らせて欲しかったよ。
ゴショなんかに撮らせた松竹はあほ
433 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/19 08:01:02 ID:ZkZEJEll
「ナウシカ」の音楽は細野晴臣だった
主題歌を気に入らなかった為に変わったのかな?
434 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/20 12:50:29 ID:mTVvqG/l
大魔人の新作はいつ?
435 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/20 19:19:38 ID:u4vDg62q
実現しそうにないね>大魔人
>>432 五社(ごしゃ)英雄だろ?
五所平之助だったら許さんぞ!
437 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/20 23:09:26 ID:WBRMlotF
間違ってた・・・
すまん・・・
438 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/22 22:54:28 ID:yKCP+kt9
日本における北朝鮮のスパイ活動の内幕を描いた「暗号名黒猫を追え!」
製作資金提供したのが統一教会とかなんとかでかなり如何わしい映画らしいけど
観てみたいな・・・
439 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/22 23:19:15 ID:dJ2S4kQj
>438
監督:井上梅次 出演:本郷功次郎 久保明 柴俊夫 森次晃嗣…という特撮
出演俳優らによるスパイアクションという話をどこかで読みましたが
440 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/22 23:27:49 ID:ME3SRGHV
これは韓国映画だけど、統一教会が製作した戦争映画「仁川」も見てみたい。
三船敏郎が出演し、特撮スタッフには日本人も参加している大作だという…。
>>441 「暗号名黒猫を追え!」は、ここ2、3年、勝共系の団体が各地で上映会を行っています。
北朝鮮問題の映画という名目なので、勝共と知らずに観に行った人間もいるのでは?
(地元議員や地方議会の議長が挨拶したりすることもあるので、知らない人は信用する
だろうな。このあたりはつくる会などの右派人脈とかなり重なっている模様)
梅次さんの妻の月岡夢路が協会員ですからね(梅次本人も?) その縁で引き受けたのでしょう。
映画界は組合系の左派・心情左派が多いですから、「絶唱母を呼ぶ歌 鳥よ翼をかして」
「暗号名黒猫を追え!」と2本も勝共(統一協会)系の映画を撮った梅次さんの立場は悪くなったのでは?
テレンス・ヤングの反共大作「仁川」については、内容はよく覚えていないが、統一協会の宿敵
である日共の山田和夫の本に詳しく書いてありましたよ。
さすがにスポンサーの関係で、反共に寛容なアメリカでも大々的に上映できなかった
みたいです。世界中でほとんど上映されてませんから、プロパガンダとしては失敗ですね。
いくら映画界がうさんくさいとは言え、スタッフ・キャストは大恥を掻いたのでは?
検索すると、撮影=ブルース・サーティーズ、音楽=ジェリー・ゴールドスミス という豪華スタッフ(苦笑)
ttp://www.jmdb.ne.jp/1982/df004350.htm
向井さんの「MEGUMI」は進展しているとは聞かないですね。どうなったのでしょう?
向井さん、郷里の鹿児島ロケで、「同窓檜」という全く別の老人映画を撮ってる始末。ここ数年、
トシ取って名誉が欲しくなったのか、やたら「良心的」な映画を自主制作しているが、向井さんは業界
でもガメツイので有名な人らしい。巧いのは認めるが偽善の塊だよ、ホントw
445 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/25 08:23:37 ID:o/A6nwvI
>>443 テレンスヤングなんで断れなかったのかな…>三船
446 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/25 11:41:01 ID:dgJqpTMv
>>445 「ローレンス・オリビエも出てるし・・」とかもありそう。
統一教会作品に出演することにメリットはないから、
通常以上の出演料は出ている筈だよね。
円谷プロ製作、東宝配給の
「ゴジラ・レッドムーン・エラブス・ハーフン 怪獣大奮戦」
製作:円谷のぼる 淡豊昭
脚本:金城哲夫 満田禾斉
監督:東條昭平
特殊技術:佐川和夫 中野稔
音楽:冬木透
>>438 企画時は「仁川上陸作戦」
特撮は円谷プロの高野宏一が撮る予定でした。
449 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/25 21:39:13 ID:UhKVLBH9
淡島千景+山田五十鈴+池部良の東宝版「おはん」
>>443 その本はオレも読んだ気がする。「偽りの映像」とかってタイトルじゃなかったっけ。
日共系では今井正の拷問映画『小林多喜二』が幻と化しているな。
あと「Inchon」はサントラは出てた。
ライナーに「映画はカスだが音楽はベリー・ゴールドスミス」と誉めてあったよ。
451 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/25 22:26:59 ID:vth34QG1
>>448 それ、いつごろの企画ですか?
もしかして、「ダイゴロウ対ゴリアス」の次の「チャンピォン祭」用として考えられていた?
ゴジラと円谷プロの組み合わせというのは凄い。有り得ない。
だから実現しなかったんだろうけれど。
レッドムーン・エラブス・ハーフンは、怪獣の名前?
何かの本で、その企画についての詳細は読めますか?
「満田禾斉」に、ちょっと笑った。
452 :
450:04/10/25 22:28:09 ID:+ZZH87Ma
>日共系では今井正の拷問映画『小林多喜二』が幻と化しているな。
ごめん。スレの趣旨違ってた。
山本薩夫の『悪魔の飽食』に差し替えってことで。
>>451 『ゴジラ画報』に割と詳しく載ってた。連投スマ。
454 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/25 22:36:49 ID:QYGO4kMX
455 :
449:04/10/26 21:31:59 ID:RLOB40Cu
>>454 豊田四郎監督が予定されてたらしいです。
456 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/26 22:12:56 ID:BV23LABi
>>451 レッドムーンとかは察しの通り怪獣の名前。舞台は沖縄の予定で、一部のネタがメカゴジラに転用されたんだとさ。
458 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/28 20:34:25 ID:t4nWuPnP
加山雄三特集。
昭和41、2年頃に企画があがってた「竜馬が行く」。
成瀬巳喜男の「ひき逃げ」、「社長学ABC」、「台風とざくろ」なんて予定もあった。
菅原文太がやった「黄金の犬」も最初は加山が予定されていた。
上原謙が水野晴郎閣下との対談で話していたが、「純愛物語」で江原真二郎がやった
役は、まだ学生だった加山にオファーがあったけど、上原が息子は芸能界には入れない
ってことで断ったそうだ。子供のときからそういうオファーはいっぱいあったから、
まだ他にも出演してた可能性のある作品があったかも知れない。
岡本喜八が「紳士同盟」を映画化する予定だったころに、加山が「徹子の部屋」に
出て、「今度詐欺師の役で映画を撮るんです」って言ってたけど、それが「紳士
同盟」だったかも。
黒沢が亡くなる2年ぐらい前にキネ旬の小さな記事で、加山が「どら平太」の映画化
を予定していて、黒沢、市川、木下、小林の4監督から了承を取り付けたってのが
あった。
あと、これは絶対にありえなかっただろうけど、武智鉄二が「三島由紀夫の首」で
三島役に加山を予定してたそうだ。
459 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/28 20:55:56 ID:t4nWuPnP
460 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/28 21:43:04 ID:ifhCJVTH
>>458 「どら平太」は誰が撮る予定だったんだろね。
あの頃だと・・・思いつかないや
461 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/28 22:00:55 ID:7xuXIbv/
>>459 ここに、もっと詳細が。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=JOM&PG=STORY&NGID=home&NWID=2004102801003452 自分も随分前(25年くらい前)に、「ロードショー」誌のニュース欄でこの企画を読んだことがあった。
当時既にマスコミに話が流れていたくらいだから、ある程度は企画が進行していたはずで、
>黒沢監督の遺稿の中に下書きとして残されていたものを、
というのは嘘じゃないかな、と、ふと思った。
実は黒澤の原稿は「下書き」というようなものではなく、ちきんと脚本としての体裁の原稿になっているが、
それが久雄の目から見ても完成度が低いので大幅に書き直しすることになった…。
というのが真相じゃないかなと思った。
或いは、もっと商売になりやすいように派手な内容に脚色し直した、とか。
それが明らかになると、従来の黒澤ファン、年配の映画ファンから反発を買うことになるので、
「下書き」だと言い張っているような気がした。考え過ぎだろうか?
ところで、コーエーの社長の襟川恵子って、映画評論家タレントのクロの本名と同じだな。
一瞬、同一人物かと勘違いして驚いた。写真を見ると、明らかに別人。
462 :
この子の名無しのお祝いに:04/10/29 00:22:51 ID:KVXEuuLN
>458
「竜馬が行く」は堀川弘通監督が登板予定だったそうな。
「殺人狂時代」のお蔵入りに憤慨した岡本喜八監督が藤本P氏に直談判したと
き、堀川監督の「竜馬」と小林正樹監督による「日本の一番長い日」を東宝創
立35周年企画として製作すべきだと、合わせて批判したら「じゃ、お前撮れ」と言われて岡
本監督が「日本の〜」を担当する事になったとか。
岡本監督がインタビューでそんな事を仰ってました。
『殺人狂時代(なめくじに聞いてみろ)』は日活版が観てみたかったなあ、
仲代が好きでないので岡本版にはノレない。
関係ないが田宮二郎の『イエロードッグ』、どこかでやらないかなー。
464 :
この子の名無しのお祝いに:04/11/02 20:10:33 ID:9ZGtTqvI
小林正樹の「敦煌」が観たかったよ
「樺太1945年夏 氷雪の門」無料上映会
(本文)
昭和49年製作。昭和二十年八月二十日、ソ連軍の攻撃にさらされる樺太
西海岸真岡の町で起きた九人の電話交換嬢の悲劇を忠実に再現したもの
の、製作当時の政治的事情から封切り直前になって上映中止に追い込まれ
た幻の名画がビデオになって蘇りました。
平成16年11月23日(勤労感謝の日)19時より、武蔵小金井北口徒歩7分。
小金井市上之原会館で、同作品のビデオ上映会を行います。
地図、予告編など↓
http://sakurakaido.kt.fc2.com/uenohara.htm 漏れも見たけど、結構面白いよ。
成田亨が特撮やってんだよね >樺太
>465
以前読んだ「征途」という架空戦記に、この電話交換嬢の逸話が書かれてました。
その時はてっきり作者の創作と思ってたんですが、史実だったんですね。
大神源太のフィルムは誰が管理してるの?
470 :
この子の名無しのお祝いに:04/11/18 17:52:12 ID:Jip9IGzA
>>469 モナコかどっかの映画会社だったと思う。
源太映画は薬草探しの奴を見たけど ス ゲ エ つまらなかった、
嗤おうにも笑えないたちの悪い自主映画でたーだたーだ長い。
でもアクションものの方は見てみたいね、
ピアノ線で吊した拳銃がクルクル飛び回るのだけ見たい。
あっちはまだ笑えそうだ。
472 :
この子の名無しのお祝いに:04/11/19 23:47:50 ID:BMStMiGX
「日輪」が観たい
473 :
この子の名無しのお祝いに:04/11/20 12:36:01 ID:w5PKM04V
>274
お正月公開決定! シネマミラノ系です
474 :
467:04/11/20 22:09:00 ID:X5wdglaR
結局、別ルートから入手して観ました>>氷雪の門
思ったより陸自全面協力の戦車シーンが地味で少し…
成田特撮はそこそこ頑張っていたと思いますが。
あと、ビデオに付随して色々と送られてきた資料(笑 によると
当時ソ連の圧力で上映中止、ってことになっていたけれど、
実際には東宝が配給放棄した後、東映洋画系で一応劇場公開はされてんだよね。
ともあれ、本作の復活に尽力した新城監督はじめ関係者の人たちの熱意には
敬意を表したい。
475 :
466:04/11/21 00:55:16 ID:ezo36ZNU
>474
情報ありがと、劇場公開されていたんだね。
チョロッと既出だけど
町田康が南方熊楠を演じた山本政志の「KUMAGUSU」って
撮影途中で制作資金が底をつきw 一般に資金提供を募るチラシ撒いてた。
是非見てみたかったな・・・もうムリポ
477 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/04 02:28:36 ID:otVzT6u3
>>476 撮影済み分の粗編集フィルムを上映し、監督自ら出資を呼びかけるイベントもやった。
誰か、そのフィルムを見たことある人はいないだろうか?
>>477 ガイシュツかとは思うが、NHK−BSで断片の一部分だけ放映したことがある。森の
ロケが凄まじい美しさだった。
河蟹が川岸を這うカットなども、かなり撮影に時間が掛かったのではないだろうか?
479 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/04 19:07:20 ID:MBRIGGYd
NEP21みたいな大会社だと、「こりゃモノにならないな」、
と見切った時点で製作費を出しかけでも本当に打ち切っちゃうんだね。
小さな会社だと無理してでも完成させて元を取ろうとするんだが。
『熊楠』はとにかく山本に責任があるだろ。
480 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/05 19:51:08 ID:2jOn4KKb
三池が撮ったのとごっちゃになってた
別のなんだ
483 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/10 03:19:33 ID:KeCemODf
題名忘れたけど、深作欣二監督が生前「CG使うなら撮らない」と言って中止になった巨大熊と逃亡犯の映画。結局、同時に企画してたBRUが遺作になっちゃった…。
CG無しで強引に撮ってたら
別の意味で遺作になってたかもな
485 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/12 15:56:27 ID:g+nVTeW1
>>483 昔監修やった千葉真一監督「リメインズ」みたいな作品ですね
あれは自分で撮りたかったのかな
>>485 マンガが原作の「ワールド・イズ・マイン」。「リメインズ」と全然ちゃう(w
「テアトロ」という演劇雑誌に元ATGの葛井欣士郎さんが「花ざかりの交友録」という
エッセイを連載しているのですが,この12月号は「黒澤明監督のこと」というタイトル。
読んでみると,「四騎の会」結成頃,黒澤監督が山本周五郎の「その木戸を通って」を
ATGで撮るという話し合いが葛井さんともたれたというお話ではありませんか。
もちろん,この企画は幻に終わったわけですが,一般的には(いや,私としては)ATGとは最も距離があると
考えられている黒澤監督だけにとても興味深いお話でした。
まだ,書店にあるかも知れませんので,興味のある方はどうぞ。12月号P74,75です。
488 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/13 00:09:32 ID:AHXW+Lx7
へー
でもATGの予算では…
内容的に予算のかからない作品だったのかな
489 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/13 00:27:09 ID:+dXk7Lb+
その話、昔から「そういう企画があった」という噂は何度も聞いてたけど、眉唾モノだった。
やはり、本当だったのか!
黒澤は『虎の尾を踏む男たち』や『羅生門』のような、こじんまりとした話も撮れる人だから、
ATGでも傑作を作れたんじゃないかな。
ATGといえば、『もっとしなやかに、もっとしたたかに』の脚本家、
小林竜雄の監督作というのも、ラインナップに出ていたことがあったんだが、実現しなくて残念だ。
同じ城戸賞出身の大森一樹の『ヒポクラテスたち』と同時期のことで、
『街角にキックオフ』というタイトルだけは発表されていた。
>>487 「その木戸を通って」は、90年代に市川崑がTV用にハイビジョンで制作している。
フジテレビ作品だが、TVではBSでしか放送したことがないらしい。他、キネコや
プロジェクターで特別上映・ホール上映されているようだ。崑さんは「どら平太」も使ったね。
491 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/18 22:53:37 ID:lgWgBK9J
邦画じゃないけど、加藤雅也主演で企画されてた「ゴールデンサムライ」
幕末、英国に渡ったサムライが大活躍つー「レッドサン」風味の活劇らしくて
期待してた。(監督ジョン・ギラーミンってのが不安要素だったけど)
観たかったな・・・
492 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/19 04:05:28 ID:/gUy8mXE
ジョン・ギラーミンに加藤雅也なら作んなくてもいいんじゃね?
ギラーミンと加藤雅也って絶妙なカップリングだと思うけどな。
激安コンビ。
加藤雅也が巨大リモコンなら見ても良い。
ギラーミンらしい企画だな
496 :
この子の名無しのお祝いに:04/12/20 21:28:48 ID:pclghBmE
確か、加藤雅也の妹役で南野陽子が予定?されてて
「スケバン刑事には荷が重いだろ・・」とか勝手に心配してたが杞憂だったw
もし仮に「ゴールデンサムライ」が作られてたら加藤も「破壊王」の悪役とか
婆になったジャクリーン・ビセットと共演とか、「ゴジラ」の漁師とか
しなくて済んだかも・・
497 :
ラジオ関東:04/12/22 16:35:29 ID:roZL2FMO
加藤雅也の役者人生は超大作やその企画に翻弄されてるイメージが強いな。
そんな加藤の新作は「最後の晩餐」。
原作は「湘南人肉医」……。
499 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/01 10:48:39 ID:vQgUstTZ
出てきた時はオォ!とおもったもんだがな・・・>加藤
500!!!
笠原和夫脚本による「昭和の天皇」。
東映は超乗り気だったが宮内庁の許可が取れずお蔵入りした幻の企画。
昭和60年の公開を目指していた。
監督は舛田利雄。
音楽は山本直純。
180分間の超大作だが読んだ感じでは195分くらいある。
神田の某映画専門古書店で入手した企画書を晒そう。
>>501 晒してくれ晒してくれ!!!!! 頼むーーー!!!!
503 :
この子の名無しのお祝いに:05/01/02 16:26:57 ID:Mr21ynxZ
邦画でなくても可でしたら、
黒澤の撮った「トラ・トラ・トラ」の
洋上給油シーンが観たい。
20世紀フォックスの倉庫に寝てるのか?
504 :
ラジオ関東:05/01/04 00:48:51 ID:9JGlYRdp
加藤雅也の出演作はあんまり見てないからえらそうなことはいえないが、彼のカッコよさが光る代表作は
TVドラマ「ジュニア・愛の関係」かな。
91年ごろ、東映ラインナップに載っていた『花の慶次』
東宝の高島弟主演の『若大将』のリメイク
『ゴールデンサムライ』は侍がアフリカ大陸を横断する・・・・
話だったような気がする(ポスターも制作されてたのにねぇ)
>>505 > 東宝の高島弟主演の『若大将』のリメイク
笑っちゃうくらいセンスのない企画(w
507 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/10 21:38:30 ID:koQx3GRV
あったら観に行ってそうだ...>若大将
508 :
(T人T)合掌:05/02/20 07:37:36 ID:2h4q4Kvb
「幻燈辻馬車」 監督&脚本:岡本喜八 主演:仲代達矢
509 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/25 04:10:29 ID:LvhpBZoz
笠原の『日本共産党』も観てみたかった。
やぱり、彼の「群像劇」は最高だ。
最近、NHKや徳間から『仁義なき戦い』関連の本が出ているが
天下の国営放送(系出版社)が『仁義なき戦い』を評価してくれてることは
笠原和夫、深作欣二の偉大さが認知されたことでもあり
誠に嬉しいくて、ほんのちょっとだけ悲しい かな。
徳間の『訓録/仁義なき戦い』は書き手が猛烈な「仁義・笠原」ファンだね。
結構、四十代後半の人で『仁義なき戦い』は特別な存在のようだ。
以前の上司が「俺にとって「仁義」はビートルズだ」といっていたが
それは ちょっと なんか ねえ。
510 :
この子の名無しのお祝いに:05/02/25 11:22:02 ID:WROWM7UR
「薔薇の葬列」がDVDになってて驚いた、よくフィルムが残っていたもんだ。
1969年に制作されてるから残ってると思うが
512 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/12 03:30:05 ID:yjulSYSZ
坂上二郎監督作品「パイナップル巨人軍」
曾根中生監督作品「デンセンマン」
513 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/12 14:53:43 ID:q4WgfGt+
「悶絶海女 ふんどし祭り」などの、日活裸海女シリーズはビデオにならないね。
514 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/12 15:58:10 ID:KrPaVwK8
>>509 共産党は生前も没後の今現在も
深作監督の事となると正気を失う。
特に「バトル・ロワイヤル」は集中攻撃の格好の対象。
子供たちを汚染する退廃文化、なんだそうです。
515 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/12 16:08:37 ID:JwD8iTgK
渋谷実が破壊した小津&野田脚本「大根と人参」。小津が演出してたら
全然違う映画になってたんだろうが…
あと、今となっては成瀬巳喜男の復活傑作で、林芙美子原作とのかかわりはじめ
とされる「めし」は、千葉泰樹が監督する予定だったが成瀬が代役したらしい。
516 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/12 16:11:19 ID:KrPaVwK8
黒澤明監督 エドガー・アラン・ポー原作
モスフィルム製作
「赤死病の仮面」
ロシアのシェークスピア俳優総ざらえ
美術特別スタッフとして手塚治虫
「デルスウザーラ」を巡るその後のトラブルでおじゃん。
517 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/12 22:14:39 ID:lxngPZo+
その後のトラブルって、…何かあったの?
518 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/13 01:32:17 ID:Pik95DAv
>>517 ロスケが完成フィルムを
監督に断りも無く
カットしよったんじゃろ。
なんか国際映画祭参加版とかで。
そんで大喧嘩。編集権はこっちにある。そんな、全部任すと言ったじゃないか。
言ってない。いや確かに聞いた。ウンヌンカンヌン・・・
ソ連崩壊後、モスフィルムが謝罪してケリがついた。
519 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/13 17:20:48 ID:Pik95DAv
邦画ではないが・・・・・・
ハリウッド版「黒蜥蜴」 主演-シガニー・ウィーバー
520 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/13 19:10:32 ID:pvbfmst5
そんな企画があったのか・・・
521 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/13 20:12:26 ID:5DPJHXf9
皆さんよくご存知ですね・・・。
桜田淳子さんがハリウッドに進出するはずだったデビー・ギブソン
主演映画企画がかつてあった、と聞いたことがありますが、詳細ご
存知の方、います?山口百恵さんは高倉健さんの「冬の華」にもオ
ファーされていたんでしたっけ?
522 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/14 23:26:34 ID:qsPRaAft
押井守の「G.R.M.-ガルム戦記」
攻殻の次回作になるはずだった異世界大叙事詩
実写+アニメ+CGのアイディアは「マトリックス」に先んじていたのになあ・・・
情報呪術部族なんてワケわからんモノがいっぱいでてくる、
映画好きの元SF少年にとっちゃあ夢の企画・・・。
523 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/15 02:33:30 ID:Um7zsjzh
アニメも出していいなら、「蒼きウル」もエヴァの次の作品だと言われてPR的にゲームも出てた気がするのに、いつからか制作状況も聞かなくなった。
524 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/16 13:12:26 ID:tN4WZzve
劇画「ゴルゴ13」の原型になったという「モンテの砦」って映画は(主演は宍戸錠の弟)
名作らしいけれど、どんな内容ですか。
525 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/16 14:10:12 ID:IuHAOcd7
>>524 郷瑛治さんは基本的に主演映画はないはずですよ。
526 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/16 14:23:09 ID:IuHAOcd7
渡 哲也の代役は多い・・
「八甲田山」代役 北大路欣也
「大脱獄」代役 菅原 文太 チョイ役で用意した役の代役 小池朝雄
「人間の証明」代役 松田 優作
「仁義なき戦い」代役 菅原 文太 文太の役を松方 弘樹
「野性の証明」代役 松方 弘樹
「皇帝のいない八月」代役 渡瀬 恒彦
テレビでも「忍法かげろう斬り」途中降板 代役 渡瀬 恒彦
「勝海舟」途中降板 代役 松方 弘樹
面白い代役。
「ブラックレイン」小林桂樹がキャンセルした為代役 若山富三郎。
527 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/17 00:56:14 ID:XOCkEeEe
竹中直人の秀吉での人気にあやかって舞台版・織田信長
いざと言う時のために渡瀬は常時スタンバイしてたんだって。
528 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/17 01:04:24 ID:qpucVjW0
仲エエのに兄弟共演映画ってない・・・よね?
529 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/17 13:06:36 ID:R0cMEACD
小林多喜二の「党生活者」って、ハウスキーパーにされた女性の、共産主義者
に輪姦され、特高や憲兵に拷問されて、街娼に身を落とす、悲劇の生活を描いた
映画があるらしいですが、ビデオになってないんでしょうか。
530 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/17 13:42:45 ID:v2NFTdOg
「バトル・ロワイヤル」で実際人殺ししたガキがいたがな。
531 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/18 23:55:44 ID:oQqTkMuZ
椎名誠が
自作の「アドバード」か
「武装島田倉庫」か、どっちか映画にする気
だったらしい。
532 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/19 22:57:47 ID:CKQhzv0+
クリント・イーストウッド主演
「さよならジュピター」
533 :
この子の名無しのお祝いに:05/03/19 23:15:11 ID:ydQGAINZ
ハラ軍曹=緒形拳、ヨノイ大尉=沖雅也による「戦場のメリークリスマス」
オーソン・ウェルズ出演
「さよならジュピター」
535 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/23(水) 14:01:23 ID:mPhOAq0n
「肉体の防波堤」って映画が企画されてたそうですが、元女子挺身隊の高等女学校
の生徒さんが、徴用先の会社の寮から、全員拉致されて、米軍相手の淫売にされる
内容で、娼婦の性病検査とか、パンパンの狩り込み、留置場での裸体身体検査など
の場面は、米軍が撮った実写カラーフィルムを使うって触れ込みだったんですが、
だれか、なにかご存知ありませんか。
536 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/23(水) 18:55:15 ID:/jVZczzD
仲代、藤谷美和子の「道」て中森明菜だったんだよね。「この愛の物語」も明菜が演じて
ほしかったんじゃないかな?つかさん。
537 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/23(水) 19:28:54 ID:g+u5jBYJ
その仲代の役当初健さんだった・・
538 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/23(水) 21:55:52 ID:UH2p9cgb
三船敏郎 = 大黒屋光太夫
エリザベス・テイラー=エカテリーナ2世
「おろしや国酔夢譚」
539 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/24(木) 17:29:44 ID:vuRjoS/9
東方見聞録だかジパングだったかお蔵入りした記憶が・・・・
緒方直人だっけ?高嶋兄だったけ?
「テニスボーイの憂鬱」
原作:村上龍 監督:大森一樹 脚本:荒井晴彦 主演:時任三郎
541 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/24(木) 18:08:34 ID:vuRjoS/9
「千年の恋ひかる源氏物語」の藤壺の役、当初黒木瞳だったんだよね。
相手が天海だから蹴っただよね。マジ宝塚になっちゃう!
542 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/24(木) 19:02:08 ID:++EGc2FL
>539
東方見聞録です。
でもビデオにはなっている。
70年代終わりか80年代初頭に
「ネッシー」というポスターを見たことある。
確か東宝?松竹?どちらか
543 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/24(木) 19:32:02 ID:jl4dkXr9
東方なんでビデオオンリーだったのかな?良作じゃないがあれより
駄目な作品なんて一杯あるのに・・・
544 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/24(木) 21:41:47 ID:zhSskd81
>>543 エキストラの事故死で公開したくても出来ない状態になって
仕方なくビデオで出したんじゃなかったかな。
545 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/24(木) 22:13:27 ID:dRmzvIEC
あれでディレカン潰れた、東方見聞録
撮影現場をレポートしたワイドショーをみた覚えあるけど、
井筒監督威張り散らしてたなあ
546 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/24(木) 22:44:57 ID:+ntNFnX9
>>544 公開予定はあったが、ディレカンが倒産したので中止になった。ちなみにCSなどでも
普通に流れているので、どこかが押さえて売買しているのか、ソフト化・T
V放映の権利は普通に流れているみたいだ。
547 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/24(木) 23:12:25 ID:4S6Pd9j8
えぇ、あれはディレカン製作だったのか
>>533 当時のワイドショーでヨノイ役は沢田研二にオファーがあったと言っていた記憶があるが?
で、カンヌの大賞を争う位の出来と知った沢田が、断った事を悔やんでいたとかいないとか。
549 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/25(金) 00:18:51 ID:7CBFWHTh
小松左京=古田武彦 原案・ストーリー
東宝映画
「邪馬台国」
>>548 勝新太郎+沢田研二
で最初企画されたが、
↓
緒形拳+沖雅也
この二人で顔合わせまでしたものの製作延期に
↓
北野武+坂本龍一
なおデビッド・ボウイだけは企画当初から変わっていない。
551 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/25(金) 20:45:25 ID:4vO0Zd8b
勝新+ジュリー版も観てみたかったけど、勝新が監督通りに演じるとは思えないし
552 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/25(金) 22:16:59 ID:95MDDwQZ
>544
そんなら息子が真剣使って役者さんを死なせてしまった平成版座頭市
はどうなんだ〜!息子は玉緒さんのマネジャーでもやってんのかな?
>>550 大島自身の言葉によると、三浦友和とか、他にもいろんな人に声をかけたらしい。
最近、ヤフー・オークションに「石坂浩二様」と宛名書きされた準備稿が出てた。
554 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/26(土) 00:20:16 ID:/dnjQXb2
>>546 あれ?俺が聞いた話だと、配給会社を決めないまま制作したら、
撮影中に死亡事故が起こった上、賠償金問題とかでかなりもめてしまい、
ダーティなイメージと出来の悪さからまったく買い手がつかなかったとのこと。
要するにディレカンが潰れたから公開できなかったのではなく、
この作品が公開できなかったのでディレカンが潰れたということ。
あと「光る女」の大失敗も倒産理由のひとつらしい。
555 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/26(土) 00:55:58 ID:2oCf6PrA
「光る女」も「東方見聞録」も大失敗だったけど、どれが決定的要因というわけではなくて、
倒産は積もり積もった累積赤字の結果だよ。
(その二作品だけでなく、ディレカン後期は失敗続きだった)
「光る女」よりもずっと後に、所属監督ではない君塚の「喪の仕事」や村上修の「真夏の地球」を撮ったりしてるし。
最後は、やはり社外監督の石井隆作品「死んでもいい」を製作中に、どうにも首が回らなくなって倒産。
資金がなくなって同作品の撮影は一旦中断。
ディレカンの名を外して製作再開され、完成された。
石井聰亙の箱男中止の理由は何ですか?
558 :
546 :2005/03/26(土) 01:29:23 ID:PdpqD5d0
>>554 「東方見聞録」は公開予定はあったよ。間違いない。当時のキネ旬でも引っくり返してみれば?
>>555 「東方見聞録」を公開していても潰れた。途中から会社の態を為していなかったらしい。
博報堂出身の宮坂進氏の営業力はかなりのものだったらしく、CMやVP、TV、アイドルの
イメージビデオ、文化映画・教育映画など、精力的に作品を入れている。
会社的には手堅かったのだが、やはり劇場用映画での赤が痛かった。途中から、会社にカネを引
っ張るために企画を売る状態と化していた(インすればカネが入る。自転車操業)
当然、もっとも会社に打撃を与えたのが「光る女」「東京上空いらっしゃいませ」の相米。
「死んでもいい」でも現場にカネが回って来ず苦しい状態だった。中断を伊地智氏が救った。
相米のワガママと、会社まで作ったのに映画を撮れないゴジさんの無能さだけが極まっていたね。
559 :
546:2005/03/26(土) 01:39:49 ID:PdpqD5d0
>>557 スマソ。リロードしなかったので。一時は公開予定はあったよ。ポスターも見たし。たし
か東映洋画系だったと思う。公開させるつもりがないと完成させないでしょ?
「事故で公開できず」は少し違う。公開中止が決まったのは倒産の前か後、どちらだっけ?
いずれにせよ、ディレカンの経営状態が悪かったことがネック。債権者にネガを差し押さえられた。
劇場公開はできなかったが、なぜかソフト化はされたしCSにも売っているのは上にある通り。
560 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/26(土) 01:45:00 ID:2oCf6PrA
いや、ネガは差し押さえられていないんだよ。
倒産の前の日の深夜、社員と某映画評論家が二人してディレカンのオフィスから運び出した。
561 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/26(土) 01:51:29 ID:a8bI9CUW
わしもポスターを見た記憶あるな
ビデオもでてるんでてっきり公開されたものと思ってたよ
東方見聞録のポスターは生頼センセイだったな。
「ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃」
バラゴンを含む登用怪獣達の組み合わせのバランスの悪さが最初気になったが。
後になって、案の定、護国聖獣は、最初は、アンギラス バラン バラゴンの
組み合わせだった事がわかり、余りにも安易安直 目先の派手さのみを求めた
東宝側の刹那的な姿勢に心底腹が立った。アンギラスとバランの折角の復活のチャンスを奪い
一方、もはやウンザリなモスラやキングギドラを安易に安売りされた事にも腹が立った。
アンギラスはその後復活したが、今のままではバランが余りにも浮かばれない。
脇役だが魅力的なキャラだけに。また、アンギラス バラン バラゴンの
組み合わせは実にバランスが良いだけに、安易に切り離された事も残念。
564 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/27(日) 19:35:37 ID:uex9B1Fb
「ゴジラ対プレスリー」
565 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/27(日) 19:51:25 ID:Fo8w1j1g
『釈迦』『秦・始皇帝』に続く、
大映のオールスター70ミリ大作第3弾として企画されていた
(けど金が掛かり過ぎるのでポシャッたという)
『戦艦武蔵』が見てみたかった・・・
566 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/27(日) 22:55:34 ID:MNKpiurP
戦争映画と言えば、東宝が1960年に「われ今日も大空にあり」という大作を
企画していた(特撮はもちろん円谷英二)でもノモンハンの戦闘場面に予算が
かかりすぎるということで、駄目になった。何と1964年に題名だけが
無断借用されて、夏木陽介主演 古沢憲吾監督の航空自衛隊PR映画として
完成した。全くヒットせず。
「いつかぎらぎらする日」って題名も全然違う内容の没企画だったっけ。
568 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/29(火) 01:09:37 ID:JUjanE1P
安倍公房 原作
堀川弘通 監督
東宝映画
「第四間氷期」
569 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/29(火) 01:43:08 ID:JUjanE1P
ジェームス三木のシナリオ作家デビュー作
「アダムの星」
恒星間世代宇宙船を舞台にしたSFドラマで、これを田中友幸の製作、円谷英ニの特技監督、
そして監督に恩地日出夫という布陣で映画化する事になっていた。1970年公開予定だった。
しかし「緯度0大作戦」の興行的失敗から怪獣の出て来ない本企画にケチがつき、円谷監督は大阪万博の仕事に(実は恩地監督も)
忙殺され、しまいには円谷監督の急逝でトドメをさされた。
ジェームス三木はゴジラの添え物「コント55号宇宙大冒険」でお茶を濁すことになる。
以後SF物は書いていない。
一方、10年後恩地監督はアニメで「地球(テラ)へ・・・」を作って、復讐戦を果たした。
570 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/29(火) 02:19:53 ID:JUjanE1P
庵野秀明 監督
「風の谷のナウシカ2」 もちろんアニメで、です。
前作で完全オミットされた土鬼(ドルク)戦争を前面に打ち出し、オデッセウス=クシャナの
”血塗られた道”を大スペクタクルとして描く。
一方のナウシカは腐海の深部へ赴き、蟲使いや森の人と出会い、”黄昏の世界”の奥義を
より深く窮めようとする。
「ふしぎの海のナディア」を終えた庵野は92、93年と宮崎駿をかき口説くことに費やした
が、映画の続編はやらない、勘弁してくれという宮崎監督を説得するのは叶わず、
結局「エヴァンゲリオン」をTVでつくる事になる。
571 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/29(火) 22:31:34 ID:xFpCa1GN
>>569 デビュー作というより、新人シナリオコンクール入選作。
20年ほど前に、「ビックコミック・ゴールド」で劇画化された。それ、持っているよ。
それにあわせて月刊シナリオだったかキネ旬だったかに三木のエッセイが掲載されたんだが、
映画化企画が潰されたことへの悔しさが真に迫る筆致で綴られていて、読み進めながら胸が痛んだ。
572 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/29(火) 23:55:10 ID:1ScHHYRv
>>567 河野典生の同名小説の映画化が駄目になって、後にタイトルだけ
流用されたんだっけ?
573 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/30(水) 00:57:08 ID:ABOTIbj7
角川&深作&笠原の企画「実録・共産党」
→河野典生の同名小説から拝借して「いつかギラギラする日々」と改題
→共産党映画の企画はボツに
→深作&奥山&丸山でアクション映画の企画が持ち上がる。ただし、タイトルが決まらず
→奥山が角川の了解を得て「いつかギラギラする日」というタイトルに決定
574 :
この子の名無しのお祝いに:2005/03/30(水) 15:42:50 ID:TX7X6rv6
ビーバップハイスクールのミポリンから立花に変わったのはミポリンが降板?
それとも自然の流れ?(毎度おさわがせ〜レコ大新人賞:TBS)
575 :
この子の名無しのお祝いに:映画暦110/04/01(金) 20:19:06 ID:od6z0zxy
自然の流れじゃない?ただの予想だけど。
映画の本かなんかで中山はやんちゃな子が多い撮影現場が怖かったらしい。
576 :
この子の名無しのお祝いに:映画暦110/04/01(金) 22:27:50 ID:xNxb8HUL
「映画って、一度出演したら病み付きになるよ」って事務所のみんなが言ってたんで
楽しみにしてたんだけど、なんか、バカみたいだった。
退屈だし、スタッフはイヤな人が多かったし、もう二度と出たくない。
・・・とは、「ビーバップ・ハイスクール」からしばらく後の中山美穂自身の弁。
たしか、「明星」のインタビューでの言葉。
アイドルなのに凄いこと言うなあ、こんな記事が事務所のチェックをよく通過したなあ、と驚いたので、いまでも記憶している。
「新宿純愛物語」降板が話題になったのは、そのちょっと後のこと。
さもありなん、と思った。
まあビーバップの現場はマジモンの不良がわんさか導入されてて
かなりスゴかったらしいからなあ。
578 :
この子の名無しのお祝いに:映画暦110/04/02(土) 00:22:20 ID:jpd5n8tk
確かに中山は映画にあんまり出てないな。ビーバップ後遺症か・・・
>>578 んなぁ、ことはない
岩井俊二作品「ラブレター」で主演してる
ドラマの毎度お騒がせしますとビーバップだけは掘り返されたくない過去だろうな
580 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/06(水) 14:10:31 ID:1K+Y2H4O
>>579 それに「東京日和」も。
10代の頃はテンパってたからねえ、彼女。
ビーバップ後遺症が治るのに時間がかかったのかもね。
アイドル歌手出身は年齢を重ねてから急にいい女優になることあるな。
小泉今日子もそう。
中森明菜に期待しているんだが…。
581 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/06(水) 16:19:01 ID:PFmkVzRE
>579
ソレぐらいは知ってまんがなw
582 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/06(水) 21:45:13 ID:bgzOglag
薬師丸ひろ子主演の「紳士同盟」。相手役は時任三郎だったが
当初は明石家さんまが予定されていた。結局さんまのスケジュール
調整がつかず、時任に変更。
さかのぼれば、「紳士同盟」は山口百恵&三浦友和主演でも企画
されてた。薬師丸版以上にコンゲーム描写に力を入れ、和製「スティング」
を目指していたらしいが、「恋愛描写」が殆どなかったため没に
583 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/07(木) 02:15:28 ID:paqxfzDU
>相手役は時任三郎だったが
>当初は明石家さんまが予定されていた。
その話、聞いたことある。
小林信彦の小説「悲しい色やね」を読むと、その辺りの事情が何となく想像できるよ。
あの小説の主役のモデルは明らかに明石家さんまで、
映画「唐獅子株式会社」に自分を売り込むセリフが出てくる。
映画「悲しい色やね」が公開された時、宣伝の為に「さんまのまんま」に主演の仲村トオルが出演して、
さんまに「さんまさんがモデルでしょう」とストレートに尋ねていたが、
さんまは「へぇ、小林先生の小説が原作なの? 知らんかったー」とおおげさに誤魔化していた。
仲村のストレート過ぎる質問に一瞬たじろいだ感じがあったので、「これは間違いないな」と感じた。
584 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/07(木) 02:24:17 ID:paqxfzDU
言葉足らずで、理解しにくかったかも。
小説「悲しい色やね」は、小林信彦自身が語り部で、「唐獅子株式会社」映画化前後の物語。
大阪で、人気が出る直前の芸人と知り合い、
彼の口から親友(銀行員から暴力団組長に転身する)との奇妙な交流関係を聞かされるという内容。
(森田芳光の映画「悲しい色やね」は、「銀行員から暴力団組長に転身する主人公」のキャラだけをいただいた別物)
明石家さんまがモデルと思われる男の過去の女性関係なども赤裸々に描かれているので、
さんま自身としては、(公式には)自分がモデルだとは認められなかったんだろう。
「さんまさんがモデルでしょう」と尋ねた仲村トオルは、当時、まだガキっぽくて無邪気過ぎた。
「さんまのまんま」を見て、「あっ、なんてことを聞きやがる!」と思ってハラハラした。
585 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/07(木) 10:32:42 ID:jbOfn2Ti
さんまつながりで、ひとつ。「どっちもどっち」で森口の役は当初、井森美幸
だったのになんで降板したんだろう?確か本人も定岡のファンだったと記憶
しているが。後、ミポリンの「どっちにするの。」はあることになってるのか?
586 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/07(木) 11:27:02 ID:XvIBDPAc
東宝で企画された「紳士同盟」は喜八っちゃん。
「唐獅子」も喜八っちゃん。
>>573 >河野典生の同名小説から拝借して「いつかギラギラする日々」と改題
河野典生の小説は「いつか、ギラギラする日々」だけど、角川春樹事務所のラインナップ発表のときは
「いつかギラギラする日」もしくは「いつかぎらぎらする日」になっていた。
588 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/08(金) 10:04:27 ID:cCcayZd/
角川映画「Wの悲劇」の三田佳子役は当初浅丘ルリ子だった。
浅丘が「薬師丸ひろ子って誰?知らない人の映画に何で私が出るの?」って
断って急遽三田に・・・
589 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/08(金) 11:01:52 ID:SRuP+vnI
三田佳子は、いっときは昼メロのヒロインや新宿コマのタレント芝居の相手役まで成り下がってたのが、
「Wの悲劇」で復活したようなもの。
物語上では薬師丸の引き立て役、しかも汚れ役(汚い台詞もある)なのに、大熱演で彼女を喰ってしまって高い評価を受けた。
三田も、最初は断るつもりだったらしい。
‘監督は最近注目され始めた新鋭らしいし、とにかく話だけでも聞いてみよう’と沢井信一郎と待ち合わせしたら、
目が合った瞬間に「あっ、監督って沢井ちゃんなの〜っ?」とビックリ。
もともと東映のアイドル女優だった三田の活躍当時、沢井は助監督で、昔馴染みだった。
あまりに久しぶりで名前も忘れていたのに、顔を見た瞬間に思い出したとか。
「沢井ちゃんの映画だったら、そりゃ出るわよ。昔から仲良しだったんだから」と、出演決定。
まあ、これは飽くまでも三田自身のコメントで、ネタっぽいんだけれども。
相当なギャラが用意されたんだろうし、台本の改変要求もあったかもしれないし。
590 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/08(金) 11:07:04 ID:SRuP+vnI
>>598の言葉は、それはそれでルリ子っぽくて、スター女優っぽくて良い。
かつて小林旭も「何でショーケンが主役で俺がワキなんだ」と出演依頼を蹴ったとか。
あれは、何の映画の時の話なんだろう?
「その後の仁義なき戦い」? あれは当初、萩原健一主演の予定だったらしいし。
591 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/08(金) 11:07:55 ID:SRuP+vnI
592 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/08(金) 13:08:08 ID:cCcayZd/
>>590 「前略おふくろ様」小林旭の代役に梅宮辰夫。
旭といいルリ子といい日活のスターはサスガにスターっぽい。
しかし日活の俳優の代役が東映の俳優に何故か?多い・・
渡の代役に松方。「勝海舟」
安藤昇の代役に藤竜也「愛のコリーダ」
593 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/08(金) 13:13:40 ID:UGdNEUPY
「ショムニ」は当初はテレビメンバーで企画だっんだけど、江角が断って
だめだったんだよね〜江角、唐沢の映画が大コケだったんで江角が映画
出演ビビッタんだよね!
594 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/08(金) 13:57:28 ID:5TJHtM5x
「不思議少女ナイルなトトメス 劇場版」
宣伝用スチールカットも出来ていて、見たこともあるから、それなりに
撮影は進んでたんじゃないかなあ?
幻と化したのは、金の問題なんだろうか?それとも映画版は
かなりダークな話でトトメスが悪魔に敗れてSMチックな
拷問受けちゃうみたいな話だったらしいから、当時清純派アイドル
だった堀川早苗サイドとの問題だったのかもしれん。
595 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/16(土) 00:05:44 ID:0/yZGi14
市川昆の「細雪」の音楽は
当初、ヴァンゲリスに依頼する筈であったが
「南極物語」に先を越された。
596 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/16(土) 02:05:13 ID:RyyNhmdv
「シベリア超特急3」
晴郎は「2」公開頃のイベントで、酒井和歌子から次回作出演の了承を得たと
言っていたが、結局出演ならず。
以前に別板でも書いたネタだが、
高倉健主演「ホワイトアウト」
健さんにオファーの際、監督は誰と組みたいかと尋ねたところ、健さんが挙げたのは、以前「ブラックレイン」で一緒に仕事をしたヤン・デ・ボン(当時撮影監督)。
で当時既に監督デビューを果していたヤン・デ・ボンに打診してみたところ、数億だか数十億だかのギャラを要求され、話しは立ち消えになったらしい。
598 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/18(月) 07:51:06 ID:wfuFpOSW
「ホワイトアウト」は岡本喜八にオファーが行ってた。
若い頃は「銀嶺の果て」や「獣人雪男」の雪山ロケで大活躍した助監督だったからかもしれないが、
70過ぎてそれは無理やろ。
>>597 ヤン・デ・ボンとは仲良くなったらしいからね。ヤン・デ・ボン版の「ゴジラ」に健さんが出演
する話もあった。ヤン・デ・ボンが撮るなら、日本映画の予算では収まらないでしょ? そりゃ無理。
「ホワイトアウト」は例によって降旗さんが撮る話もあった。結局は健さんも降旗さんも降りたね。
これは96〜97年頃の話で、降りた降旗さんが空いたスケジュールで撮ったのが奥田瑛二主演の「現代任侠伝」らしい。
>>598 岡本さんにも話が行ってたのですか? 結局、織田裕二と親しい若松節郎(共同テレビ)
という、面白みも何もない人選に終わった。
こういう大作には、技術スタッフのノウハウ蓄積として以上の意味は何もないね(逆に言えば、
技術の蓄積が存在するとすれば、どんな失敗作・駄作にも制作の価値はある。
いつかは出てくる?傑作を信じて、延々と愚作に付き合わされる観客はたまらないが)
600 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/18(月) 19:42:39 ID:vOZga6ah
>>599 奥田瑛二は望月六郎に東映で撮らせることを条件に「現代任侠伝」出演を引き受けたとか。
健さんがハリウッドゴジラの、スクリーンテストだか打ち合わせだかのために渡米したという記事を
スポーツ新聞で読んだ記憶がある。
601 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/18(月) 20:20:41 ID:b6uDsIq6
望月六郎監督で「マフィアの盃」って映画も何故か?流れちゃったな。。
主演=加藤雅也 共演=小林旭 安藤昇。
602 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/19(火) 01:50:49 ID:PetAzCVR
「パールハーバー」の山本五十六役は当初、高倉健を想定してたらしい。
とりあえず台本は読んだ健さん。
元帥が悪役なのは置くとしても、あまりのナマクラぶりに一読ゲンナリし、
丁重にお断りしたという。
603 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/19(火) 12:17:10 ID:6mgLhsje
604 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/19(火) 12:23:29 ID:6mgLhsje
島田陽子が団鬼六原作の、敵討ちモノの時代劇に出るって噂を聞いたことある
武家の娘が父かなにかの仇にSM調教され、敵討ちが出来なくなるって話
本当かどうか知らん
606 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/19(火) 21:44:18 ID:d20DT/1W
杉本彩なら実現しそうだな。でも東映が金掛けないか・・・
607 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/19(火) 22:01:16 ID:r0doOhaO
>>600 その健さんの記事は俺も読んだ。
黒澤「乱」で油井昌由樹が演じた役も健さんにオファーがあって、決まりかけていたとか。
ラストの長セリフなど健さんにピッタリの感じもするんだけど、周囲に反対する人がいたのかね。
608 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/20(水) 00:50:31 ID:g35qnaaX
>>607 油井さんの役じゃなくって井川さんの鉄じゃなかったっけ。
609 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/26(火) 10:48:36 ID:PTQKW9ct
「007は二度死ぬ」ブロッコリと藤本真澄がカンヌで合作について話し合い、
藤本は日本側監督に岡本喜八を想定して本人にも提案したが、
岡本は「ゴメスの名はゴメス」を企画中で断った。
「100発100中」はそのプロトタイプ?
もー喜八っちゃんたら、勿体無い!
浅草東宝、トム・コタニのトークショウより。
610 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/26(火) 10:52:34 ID:bkzL811+
「007」で思いだしたんだけど、森川美穂のボンドガールってどうなった
の?決まって海外へ行く様子がテレビに映しだされたけど。何年前?
611 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/26(火) 10:55:52 ID:PTQKW9ct
ほんの一瞬出ててもボンドガールだから、探せばどこかにワンカット出てるかも。
612 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/26(火) 19:39:15 ID:vQ0E38sR
>>610 カジノのシーンで一瞬だけ出てくるけど、単なるエキストラ。
613 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/26(火) 19:46:44 ID:J+YBj85m
ボンドガールって言わばヒロインじゃないの?エキストラで出ただけでも名乗れるの?
614 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/26(火) 21:24:12 ID:siUwJVOw
あれだ、松田聖子が東映製作でスタッフはアメリカの人を起用したVシネマに
出たのを「松田聖子ハリウッド進出!」ってやるようなもんだ。
サイモン・ツエー・・・・
そういえば、西門杖ってどこに行ったんだろう。まだ日本で仕事してるのか? 謎の人物だったな。
616 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/27(水) 17:27:46 ID:clFfUEey
よくある「海外で評判!」って記事も話半分に聞いといたほうが無難
617 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/27(水) 17:41:34 ID:cCYurGNj
「ノストラダムスの大予言」の画質のいいの、どこかにありませんかね?
nyのはひど過ぎw
618 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/27(水) 19:01:42 ID:yDuFzMNg
私持ってますよ。
タイムも入ってないやつ。
619 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/27(水) 21:11:28 ID:NOO5XglH
>615
確か「人間の証明」に企画かなんかで名前でたね。
最近じゃ614の松田・中条きよし主演のアメリカ製Vシネマのプロデューサー
だったと思う。
620 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/27(水) 22:25:09 ID:iXtbsk40
>>614 「Vアメリカ」wってレーベル名だったよね。仲村トオルの「ニューヨークUコップ」、
菅原文太の「復讐は俺がやる」とか。実態は確かに「アメリカで撮った東映Vシネマ」。
千葉真一の「ザ・サイレンサ−」、加藤雅也の「クライムブローカー」「北斗の拳」、
松田聖子の「サロゲート・マザー」あたりは劇場公開したね。
石橋稜の「ヤクザVSマフィア」の共演者は今をときめくヴィゴ・モ−テンセンだった。
サイモン・ツェー フィルモグラフィー
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0009100.htm 「示談屋 竜次」って……。そんな仕事までやってるのかよw
621 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/27(水) 22:42:51 ID:OhpxqxIx
サイモン・ツェーのような人は映画界の裏側をよ〜く知ってそうだな。
映画界の裏仕事師のような感じがする。
622 :
ラジオ関東:2005/04/28(木) 00:15:38 ID:p5z4MPXX
>>620 高校の頃、封切りされた「アメリカンブルーパーズ」って「名プレ、珍プレ大百科」なんて情けない副題がついてたのか、もっとも単なるそんな映画だったけど。
>>607 スケジュールの都合。
そもそも、黒澤には高倉の方からラブコールしてたんだから。
>油井昌由樹が演じた役
山崎努だったけど撮影延期になったので降板。
寺尾は本当は馬を引く役だったのが、おかげで
太郎役がもらえた。
624 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/29(金) 04:08:10 ID:T2rRELe9
亀レスですが・・・。
山口百恵&三浦友和の「紳士同盟」っていうのは東宝の
企画で岡本監督、という線だったのですか?それは時期
でいうといつごろなんでしょう・・・?何か見てみたか
った気がする・・・。
625 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/29(金) 10:09:51 ID:0Ld1yR/w
>>624 原作の単行本が発行された後、80年前後。
しかし、山口百恵&三浦友和コンビで、というのは聞いたことなかったな。
岡本監督が東宝に出した企画書の中に、そう書いただけのことでしょう。
(そう書けば検討される可能性が出てくる、と期待したとか)
あの当時は、他にも、長谷川ゴジや前田陽一も映画化の名乗りを挙げていた。
ゴジの場合はどれだけ本気でやりたいと思っていたのか疑わしいが、
(当時、大友克洋の「童夢」映画化やエスパー清田少年のドキュメンタリーも、
企画していると言ったっ切りで、結局は放り出していた)
彼も原作者の小林信彦と確かに会って交渉はしていたらしい。
626 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/29(金) 13:57:28 ID:wgHLy09C
長谷川和彦は「唐獅子株式会社」の方ではないですか?
小林信彦の80年ごろのエッセイを読むと
唐獅子の映画化権があっちこっち移動していたようなことが書かれています。
627 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/29(金) 16:27:12 ID:CVh/4upO
>>624-625 つか、岡本喜八、長谷川和彦、前田陽一がこの頃映画化したがっていたのは、
>>626のいうように、「紳士同盟」じゃなくて「唐獅子株式会社」だろ。
>>627 それはその通り。ただ、岡本喜八は「紳士同盟」も考えていたはず。どこかのスレで
読んだが、プロット(脚本?)に恋愛要素が少ないので流れたらしい。
コンゲームの話なので、恐らく喜八さんとしてはオールド・ハリウッドのロマンチ
ック・コメディーみたいにしたかったのではないか、と推測。
629 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/29(金) 17:18:16 ID:CVh/4upO
>>628 サンクス。ちょっと混同してるみたいだから、いったん確認しておきたかっただけ。
岡本企画の「紳士同盟」は初耳だったな。だけどこれ、どこまで進んでたの?
小林信彦は岡本、長谷川がそれぞれ「唐獅子」の原作権を預けてみたものの、
両者ともに企画を放り出して「英霊たちの応援歌」「太陽を盗んだ男」の映画化にかかったことに
気分を害していたようだった(前田企画については不明)。
岡本「紳士同盟」に原作者は協力的だったんですかね。
630 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/29(金) 17:29:12 ID:W10LLj9P
小林信彦&喜八ファンですが
喜八版「紳士同盟」は聞いたことがありません。
小説は79年連載、80年出版だから
80年山口百恵引退を考えると無理だと思います。
また原作は中年の男が仲間と一緒に詐欺をするのですが、
とても百恵&友和で映画になるような話ではありません。
唐獅子と勘違いされていると思います、
話は少しズレますが、続紳士同盟に出てくる
あるコンゲームは、邦画好きならたまらないエピソードです。
631 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/29(金) 17:43:05 ID:Kbv5NV0q
>>630 邦画好きのコンゲーム。
黒澤の「姿三四郎」だよね。
あれは。
あと、オーソン・ウェルズだよね。
第一作の監督のモデルは。
632 :
625:2005/04/29(金) 22:37:40 ID:0Ld1yR/w
ゴメンなさい! 寝惚けた状態で書き込んでしまっていた。
>>631 小林の「姿三四郎」への執着は可成り強くて、エッセイ集「つむじ曲がりの世界地図」の中には、
あの作品の幻の欠落部分についての長い記述がある。
これを先に読んでいると、「紳士同盟」の中のあのエピソードの印象が違ってくる。
633 :
この子の名無しのお祝いに:2005/04/30(土) 20:24:09 ID:J6hTz8lQ
サイモン・ツェー 何か如何わしくて好きだな。
後、ミュージアムのプロデューサーか何かで「許殷瓊」ってのがいるけど、
ツェー以上に如何わしい雰囲気がタマラン。絶対カタギじゃないと思うw
634 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/01(日) 10:28:11 ID:1vLyaaLq
635 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/01(日) 21:12:34 ID:Sb1pU2Ww
>>632 それを言うなら「笑学百科」所有の
「ニューヨークでの出来事」の方が笑える。wwww
636 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/01(日) 23:05:58 ID:42Dq2clp
百恵&友和の企画で「幻」になったものって「紳士同盟」では
なさそうなのですね・・・ほかにはどんな企画があったんでし
ょうか。
637 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/08(日) 01:07:42 ID:/vFZAWPR
喜八で紳士同盟か
そりゃ観たかったな
>>594 これって、監督、脚本は鈴木清順関係者がやる予定だったのかね。
悪のりしすぎの脚本は、TV版の脚本家、『結婚 陣内・原田御両家篇』の浦沢義雄?
>636
友和とのコンビじゃないけど、市川崑×三船×百恵で時代劇映画を撮る話があったってのはガイシュツ?。
○○の花嫁ってタイトルだったような。
640 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/08(日) 23:26:19 ID:omxYYore
吉川英治・原作「牢獄の花嫁」。
その映画化企画の話は聞いたことがあったけど、三船×百恵が主演する予定だったのか。
641 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/08(日) 23:49:01 ID:BceTDboO
三船の企画ってのもいろいろあったんだろうなァ…
>>381 三池の「IZO」に出たのは、奥山との?がりから。チームオクヤマだからね。
つまり、たけしと奥山は今でも交流があるという事。
「BR」にたけしが出たのは、「BR」の出版元が太田出版だから。
たけしは太田出版設立に関わっている。
当然、たけし出演で映画化になれば部数も伸びる。実際、伸びたしね。
>奥山との?がりから
この「?」は機種依存文字なのだろうか?
この文脈で入りうる機種依存文字とかあるか?
644 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 02:02:49 ID:1mS+AlUM
うーん、三船×百恵の「牢獄の花嫁」。見たかったなあ。。
やはり友和も共演する必要があったのかな。。。
645 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 11:59:51 ID:fu5ntPW+
健さん主演の「冬の華」は百恵をイメージして倉本聡が書いて当初は百恵の
出演予定だったらしい・・
646 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/10(火) 13:29:33 ID:4H7ovSxr
そりゃ無理な話でしょう。
当時のホリプロが東宝以外と組むはずもない。
倉本だって、そんなことは百も承知だったはずだけど。
647 :
642:2005/05/10(火) 17:09:06 ID:JLTeHFT3
>>642 奥山が絡んだのは、映画が完成して公開を決める段階になってから。
製作時にはチームオクヤマは入ってなかった。
大田プロ時代の節税対策で太田プロの副社と立ち上げた太田出版だけど、
今は全く関係ない。たけしの出演を切望したのは深作の意向。
「その男、凶暴につき」で実現できなかった役者たけしと一度は是非に、と。
649 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/11(水) 06:39:38 ID:wXgPyiUr
既出「ドッグレース」楽しみだったのになあ。でも、監督/小池要之助
主演/松田優作、片桐竜次で、『優作が!竜次が!なんたらかんたら(忘れた)』
とかいう惹句をポスターで見たとき、なんか現実味なかったんだよねえ。
優作いまさらアクションすんのかよ、って。
650 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/12(木) 02:08:22 ID:5txyrEkK
>649
何時ごろの映画だったかな?
651 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/21(土) 21:31:15 ID:BemZ03j1
上のほうにあったような
652 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/21(土) 23:13:24 ID:CsKG5zfJ
70年代後半、大人気の菅原文太を起用して丹下左膳を作ろうとしていた鈴木則文。
ポスターまで作られていたが、中止になった。
653 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/22(日) 02:44:29 ID:QpADZOas
山口百恵&三浦友和で没といえば、横溝作品の「女王蜂」ですな。
ヒロイン智子役に山口百恵、智子を助ける謎の青年・多門に友和。
金田一には石坂浩二という布陣だったとか。
監督は勿論市川ね。
ホリプロと東宝が用意した案では、完全に百恵&友和映画になっていて
金田一は松竹版「八つ墓村」のポジションだったそう。
市川監督は反対し、中井貴恵を抜擢したとか。東宝も化粧品会社と
タイアップして、ヒロインの知名度不足(親父は有名だけどね)を
補おうとした。
・・・という話をどこぞの雑誌で読んだことがあるんですが
654 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/22(日) 11:56:34 ID:as1ygS6F
>>652 それ文太が東映を離れる遠因になってそうだな。
>>652 あれは完全に企画先行で、ポスター以外は何も出来ていなかった。岡田さんが「いまさら左膳か?」
と言ったので流れた。作品的・興行的には失敗作になったかもしれないが、意欲作として
やってみる価値はあったと思う。
>>654 文太さんも70年代の酷使で疲れ果ててたしね。トラック野郎全盛期のインタビューでも、
「こんなスケジュールでええんかいな、というのはあります」とか言ってたし。
「そろそろ変わったものをやりたい」というのは、「ボクサー」「ダイナマイトどんどん」「総長の首」
「太陽を盗んだ男」「炎のごとく」、TVの「獅子の時代」あたりで物凄く強く見えた。
>>655 当時から今でも、トラック野郎には特に否定的だからねぇ…
「ただ恥ずかしいだけだった。毎回、キンキンに説得されて渋々だった」
>>656 文太さんもヒットしてること自体には上機嫌だったんだよ。本人もそれはそれで嬉しい。
数字が下がってきたので、結局は岡田さんが止めちゃうんだけどね。
惜しむ声もあったが、無理して引っ張らずにまだまだいい時期に止めたのは結果的に英断だったと思う。
文太さんと言えば、80年代に自分で企画した井上ひさし原作「吉里吉里人」もあった。
名前が上がっていたのは長谷川和彦や佐藤純弥。一時期はクランクイン間近、と言わ
れていたんだけどね。脚本がうまく出来なかったので流れたらしいですね。
文太さん、89年頃にTVの「龍’sBar」で、村上龍とゴジさんの話をしていたなあ。
ずっとゴジさんのことは気に掛けていたんだけどね。
658 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/22(日) 17:41:36 ID:HRaiN72Z
トラック野郎は最後の10作目までヒットしつづけたよ。
トラック野郎は必ず邦画の年間興行トップ10にはいっていたはず。
あのまま続ければ80年代も東映は松竹の寅さんのような柱を持てた。
文太兄いは、東映で同じようなヤクザや運転手の役ばかりやるより
NHK大河の獅子の時代をやりたかったと思われ。
その後、東映は黒沢年男と梅宮でトラック映画を作ったが客席は閑古鳥。
シリーズ化どころじゃなかった。
659 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/22(日) 18:55:10 ID:Bnu6kvqy
>>658 ダンプ渡り鳥w 哀川翔もデコトラ物やってたけど、あれは一発
ネタだろうな。
72年頃、ATG企画「伝説・北一輝」
製作:現代映画社 監督:吉田喜重 脚本:別役実 主演:滝沢修
661 :
この子の名無しのお祝いに :2005/05/22(日) 22:33:13 ID:1G1q1uXS
昭和の終わり頃 三船プロ製作「孫悟空」
悟空:三船 猪八戒:高見山 沙悟浄:忘れた
世界市場を睨んだ企画だったそうな。
662 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/22(日) 22:33:33 ID:UbRLhB7K
>>657 文太が「さんまのまんま」に出た時、「吉里吉里人」の企画の話を熱く語ってたなあ。
「さんまちゃんの役も用意するから出てよ」「大阪弁でもいいですか?」なんて会話があった。
>>659 工藤静香のデコトラものもあったなあ。一応の固定客はいるんだろうね。
デコトラ雑誌とかとのタイアップも見込めるし。
ただ、「トラック野郎」のように、固定客以外の客層にまで観客を獲得できなかった。
>>660 それ、「戒厳令」でしょ?
北役が三国連太郎が演じたの。
663 :
657:2005/05/22(日) 23:02:35 ID:9p41gVaY
>>658 >あのまま続ければ80年代も東映は松竹の寅さんのような柱を持てた。
最後の方は落ちていたよ。地方や場末の封切館ではガラガラの所もあった。もちろん、それ
でもまだまだ数字は上々だったのだが、岡田さんが「もういいやろ」と止めさせた。
ボロボロになる前に止めさせたのはいいのだが、仰る通り、以後の東映が迷走したのも確か。
80年代に大ヒットしたのは「ビー・バップ」ぐらいしかない。「極妻」もビデオが売れるから続けただけだし。
>>662 静香や哀川のデコトラものは、ビデオセールスがメインじゃないの?
664 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/22(日) 23:24:26 ID:RoASclOE
最後のトラック野郎の客足が伸びなかったのは脚本やマドンナ役に難ありだったから
長くシリーズをやっていれば浮き沈みはある。
トラック野郎より人気シリーズを作れると思った岡田もモウロクが始まっていたね。
665 :
661:2005/05/22(日) 23:35:13 ID:MWqM1dWN
>>663 興行収入が10億を割り込んだと指摘され,文太も怒って幕になったと聞いたことがあります。
>>661 思い出したので自演します。
沙悟浄:サミー・デービス・Jr
666 :
657:2005/05/23(月) 00:03:55 ID:AlP6JfO7
>>664 トラック野郎を止めたこと自体はいいんじゃないの? シリーズが潮時だったのは事実。
>>665 最後の「故郷特急便」が79年12月封切。「獅子の時代」が80年1月スタート。
79年後半〜80年前半はNHKにかなりスケジュールを取られ、ほぼ並行して時間を調節して
則文さんの「堕靡泥の星 美少女狩り」(79年10月)のチョイ役、「故郷特急便」、
公開は81年になったが「炎のごとく」「青春の門」に出演している。
長丁場で時間的な拘束がキツい大河を受けたということは、スケジュール的にも内心では
トラック野郎は止めるつもりだったのかもしれませんね。
667 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/23(月) 00:11:03 ID:9gwohhTy
まだヤクザ映画のイメージしかなかった頃に大河ドラマ、しかも主役の話があったら、
誰だって他の話は蹴ってそっちを優先させるでしょう。
しかも、あの当時の大河ドラマの主役というと、現在よりももっとステイタスが高かった。
668 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/23(月) 00:25:52 ID:F1/hibJP
加藤剛と菅原文太って、子供心にかなり「濃い」キャストだなと思ったw
669 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/23(月) 00:29:07 ID:1uv8d8aS
主題歌を探しているんだが売ってないね>獅子の時代
670 :
この子の名無しのお祝いに:2005/05/23(月) 02:08:54 ID:08UIMtu4
あのままトラック野郎続けても寅さん同様、丸いキャラになっていったろうね。
時代の流れもあるし、寅さんと被っちゃう。
当時は角川セントラルアーツの映画がはやってたから強気に製作中止できたん
だろうね。今ならVシネマにしてでも続けるだろうな。
「犬笛」だったか電話がかかってくるシーンで
奥さんに心配させまいとして「え?間違い電話?」ってわざとらしく言うトコが
桃さんになってて「このままだとやばい」って心配したのを覚えてる。
672 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 11:17:40 ID:ojuKp9ux
長谷川和彦のディレカン時代に企画された映画。
東映製作、長谷川和彦監督の青函トンネルもの。
田村孟脚本で、昭和史を泉谷しげるの土工を中心に描いたもの。
東宝との競作で話題を煽ろうとしたが、あまりに破天荒な内容でボツ。
(これはディレカン前)
「ロンゲストヤード」のような、ラグビー映画。
西岡琢也脚本は完成。田舎の駄目な高校のラグビーが日本一になるまでを描くと言うものだったが
長谷川が自ら取材し、熟考した挙句「そんなことはありえない!スポーツは努力の蓄積だ」と自ら企画ボツにする。
「Phy」山元又一郎製作、中森明菜、近藤真彦主演のハードSFもの。
大森一樹曰く今まで読んだ脚本の中で一番の傑作と言われる。
数十人の高野山の坊主が天空に浮かんで、念力を発揮するシーンがあったのは知っている。
予算の嵩み過ぎで、監督降板。舛田利夫で大きく路線変更されて完成。
「童夢」大友原作。当時の筑波博の建物を、実際に壊しながら撮影できると言う妄想
で企画。それができないと知るや、なぜか企画そのものがボツに・・・。
「禁煙法時代」黒沢清、井筒和幸と共にオムニバス映画の一本と企画される。
近未来に煙草が麻薬のように禁止された世界を、「未来世紀ブラジル」のように描く。
と言うことになり、オムニバスの映画としては成立せず。
奥山和由がプロデューサーを買って出て、原田芳雄主演で成立寸前までこぎつける。
が、脚本が難解すぎて中止。
「吉里吉里人」
最期に吉里吉里国と、自衛隊の対決を、「史上最大の作戦」並の上陸作戦の規模でやると言う内容で
当然予算が下りずに中止。
「連合赤軍」田村孟の脚本は10数年以前に完成。現在も形を変えて企画中。
>>672 『禁煙法時代』は伊藤克信で撮ってたんじゃなかったっけ?
当時「たけしの元気が出るテレビ」に撮影リポートをゴジ本人が出てやってたよ。
もちろん途中で企画が消えたけど…
674 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 12:31:09 ID:ghkeWh0p
俺も、それは見た。
撮影したフィルムに「カッパ」が映っていたというアホらしいレポートだった。
製作宣伝の一環だったんだろうが…。
前から気になっていたんだが、「禁煙法時代」はやっぱり筒井康隆の「最後の喫煙者」が原作だよね?
ゴジが降板したせいで『危ない話』はオクラになりかけ、高橋伴明が代わりの短編を撮って完成、公開。
伴明のエピソードは、いかにも、
「ピンク映画の脚本からとりあえずエロ場面をカットして無理やり一般向け短編にしました」という感じが濃厚だった。
それにしても、伊藤克信はどこにきえたんだろう。
10年くらい前までは、グルメ番組のレポーターなどをやっていたが。
本業の旅館経営業に収まったか。
675 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 12:52:35 ID:ojuKp9ux
当初は杉本哲太と原田芳雄主演だった。
杉本哲太の麻薬捜査官ならぬ煙草捜査官が
密造煙草の行方を追っていくと、製造工場が謎の島だとわかり
その島に乗り込むと、「地獄の黙示録」のカーツ大佐みたいにカリスマ化した松尾芭蕉の
末裔の原田芳雄が支配していて、哲太自信も影響を受けておかしくなっていくとか言うものだった。
結局、空飛ぶ円盤が出てきたりして無茶苦茶な話になっていた。
676 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 15:07:20 ID:9YMtJ9f9
「愛旅立ち」ってゴジが撮る予定だったのか(@_@)
677 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 17:10:15 ID:Qgw1wcMk
いいともTショッキング にゴジが出た際
連絡先ヒリップ持って
こんど超能力映画撮るから、超能力保持者は連絡汁
とか言ってたなあ。
タモリは華麗にスルー。
既知外しか集まらんだろ・・・と思った記憶。
678 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 18:07:17 ID:DDMfC3GT
半分はネタとして言うんだが、
ゴジは「太陽を盗んだ男」の後、今村昌平組にもう一度戻れば良かった。
(吉田喜重がヌーベルバーグの後に木下恵介組に出戻ったように)
変につけ上がらせる人たちがいたから、調子に乗って潰れたんだ。
企画も、自分自身も。
679 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 19:10:31 ID:4h6dSWqP
ゴジは今でも室井滋と同棲してんですかね?
室井の稼ぎで暮らしていましたよね。今でも?
680 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 19:30:09 ID:3K6xcIOa
>>672 >「ロンゲストヤード」のような、ラグビー映画。
これ、京都の伏見工ラグビー部がモデルだよね。
>>676 「Phy(ファイ)」が流れて、全く別の形でデッチあげたのが
「愛・旅立ち」だから、ちょっと違う。
「童夢」の前NIも、大友克洋と組んでオリジナル企画の映画をやろうとしていた。
この頃、「SFイズム」という雑誌で「『幻の湖』みたいな映画がコケると困るんだよな」と語っていたw
681 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 21:02:05 ID:3TqrvSuV
井筒と西岡琢也脚本のヤクザもの
が、すぐに三代目狙撃事件が起きてお流れ
682 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 22:10:26 ID:8dmzJznl
>>674 「元気が出るテレビ」の映像はロケハン時のもの。ある沼にロケハンに行った時に
撮ったビデオに正体不明の生物が映っていた!? とかいうヤツ。
恐らくスタッフの中に、元気TVの方に知り合いがいたんでしょうね。
ネット上の長谷川和彦全発言で読めますが、チーフ助監督とプロデューサーが「これじゃ
予算にハマりません」とイン直前に泣きを入れてバラしたそうだ。
ゴジさんはそれだけ信用がなかった。実際にインしてもヤバかったかもしれない。
ボンはピンク出身だけに予算オーバーはしないからね。あくまで決まった枠内で頑張る。
683 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 22:34:23 ID:8dmzJznl
>>678 本人はよく冗談で「何かと徹底して粘り、撮り直しを重ねる今村組で映画を覚えた
のは失敗だった」とか言っている。
今村本人があらゆる人的・物的な犠牲を厭わないコッポラ的・カーツ大佐的なところがある。
ゴジさんのインタビューや資料を見て思うのは、豪放だけど内心は恐ろしく慎重で
繊細な人だなあということ。「悪魔のようなあいつ」で久世光彦と知り合ったのだから、
TVの売れっ子ライターに収まっても良かったのに、TVの制作体制を批判しそれもしていない。
(実際当時は、映画屋出身でも要領のいい人はTVのライターになったりTV映画の監督に収まっていた)
後年(90年代)、久世さんは自分のドラマ(テレ東の日本名作ドラマの「雁」だったか?)にゴジさ
んを俳優として呼んだみたいだね。久世さんは気にしてなかったみたいだわ。
ゴジさん本人だけが「俺は映画屋だ」「下手な仕事はできない」「TVなんかやるか」と
ふんぞり返っている。じゃあ「世界わが心の旅」でキューバに釣りになんか行くな、という話だがw
>>672 連合赤軍は去年位にまた暗礁に乗り上げていなかったか?
685 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/07(火) 23:18:20 ID:8dmzJznl
>>684 宣伝代わりのスタッフ公募まではやったけどね。これも派手に集めておいて「素人を実際に現場に
入れるのは無理。制作部・演出部に数人が限界」とか言い出すのだから詐欺そのもの。
意見交換と称してゴジさんのメル友・飲み友達を集めただけに終わった。
前にも出た話だと思うが、90年代後半にフジの河井真也が「ゴジさん、撮りませんか?」と声を
掛けて「連合赤軍」と鈴木光司原作の「ループ」を持ち出した頃が、いちばん新作実現の
可能性は高かった。天下のフジだから実現すれば金銭面はある程度は心配はなかった。
ボンや原田眞人に同じ題材でやられちゃったのでは・・・。
連合赤軍については若松孝ニも撮りたいと言ってるね。
「突入せよ」を見て奮起したらしい。
687 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/08(水) 11:46:16 ID:3KzemgCb
>>672 「Phy(ファイ)」は、当時話題になっていた清田少年の話だと効いた記憶があったが…。
清田っていうのは、林海象の「イデア」に出ていた奴。
688 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/08(水) 12:23:50 ID:yhlEixqV
奥山はディレカンと組んで「禁煙法時代」と根岸吉太郎「明智小五郎と二十面相」をメインに造りたかったんだが
肝心のメイン企画は遅々として進まず、訳のわからないバーター作品「真夏の地球」とかに出資させられて怒って
降りてしまった。
>>685 俺もその辺までは件の応援サイトで見ていた。
このスレか「太陽を盗んだ男」スレかで見た意見だったけど、ゴジ氏は現場の勘を
取り戻すためにも、匿名で何本かVシネでも撮った方がいいと思うな。
スレ違いの話題スマソ。
690 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/08(水) 22:07:18 ID:9mcEHoL4
「俺が選んだ女」児玉進監督
これってオクラ?
691 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/08(水) 22:37:20 ID:9mcEHoL4
俺の選んだ女
でした
>>688 「真夏の地球」のスポンサーは奥山だったのか。この頃は宮坂さんも「インすればカネが
入る(当座はしのげる)」という発想だけで考えていたそうだし。もう末期的。
>>689 ゴジと相米は、決まった予算と日数で撮り上げることを至上命題とするロマンポルノの現
場にいたにも関わらず、自分が監督になると平気で予算・スケジュールオーバーをする鬼畜w
この2人がしっかりしていれば(宮坂任せでなくゴジにもっと才覚があり、相米も無
茶はしない)、ディレカンは潰れなかった。制作会社としてはVPとかTVとかCMとか色々
手堅くやっていたし、映画も実際は現場的には赤を出さずに済んだ企画が大半だった。
諸悪の根源は相米の暴走と、どこからカネを引っ張ったのか謎の末期の大型企画「東方見聞録」か?
>>690 jmdbには載ってるから公開されたのでは?
693 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/09(木) 21:32:04 ID:AtkVGQ6X
>>692 すいません。やってました。
オクラはオクラらしいのですが。
694 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/10(金) 04:12:48 ID:yNwmlpYP
藤田敏八監督・原田芳雄主演で東宝で準備されていたアクション「逃亡者(仮)」
って「赤い鳥逃げた?」のこと?
>>687 >「Phy(ファイ)」は、当時話題になっていた清田少年の話だと効いた記憶があったが…。
そうだ、エスパー清田の映画だったね、確か。すると、「愛・旅立ち」の前の企画の題名は何だったのか。
>>695 >ラグビー映画「スクール・ウォーズHERO」は結局関本郁夫さんが撮ったね。
関本郁夫は伏見工OBだよね。中島貞夫がラグビー映画を撮れと言われて
優勝した伏見工に取材に行ったけど、会社からは「アカン、そんな落ちこぼれがモデルの映画は」
と言われてオリてしまったが(映画は「ラグビー野郎」として別の監督で完成)、
伏見工と言い出したのは、たぶん中島の助監督だった関本の提案だったんだろう。
相米の暴走で、伊地知啓とか山田勉とか日活系の現場プロデューサーたちが次々と去っていかざるを得なかったのもディレカンにとっては痛かった。
倒産直前は、まともなプロデューサーがいなかったからね。「東方見聞録」なんか、まともなプロデューサーがいたらクランクインさせていなかったろう・・・。
俳優事務所から流れてきたマネージャーとか、自主映画しかプロデュースしていない奴らに仕切らせざるを得なかったのが崩壊の原因でもある。
黒沢清の「水虎」とか見たかったけどねえ。
>>698 山田さんは知らないけど、伊地智さんは 日活→キティ・フィルム→ケイ・ファクトリー。
相米作品を手掛けてはいるが、ディレカンに直接関わったわけではない。それでも最
後の「死んでもいい」はこの人がどこからカネを借りて来たのか、引き取って後始末した。
現在はケイ・ファクトリーも離れてフリー。最近ではあぶ刑事の最新作をプロデュースしている。
今はなぜか鹿児島に在住。仕事でよく上京しているらしいですよ。
岡本と言うインチキプロデューサーがディレカン潰した一番の癌なんだよ。
誰もが反対した「東方見聞録」を無責任にプロデュースし、適当な企画(真夏の地球)とかを
ディレカン作品として押し込んだ。
富樫森、成島出、佐々木浩久なんかはこの会社が潰れなければもう少しデビューが早かったろうに。
伊地知さんはディレカンは「光る女」だけでしょ。相米以外も。
で、相米とは「お引越し」「夏の庭 The Friends」「四姉妹物語」でコンビ復活してます。
702 :
この子の名無しのお祝いに:2005/06/26(日) 17:56:36 ID:TYYjXZgu
門田泰明のトンデモアクション「特命武装検事 黒豹」
鹿賀丈史主演で映画化されるって話があった。 文庫版のカバーにもそんな事
書いてあったからかなり具体的なトコまで話進んでるんだろうと思ったが・・
結局実現せず。 やっぱり春樹が捕まったからお流れになったんだろうな。
アニメだけど美樹本晴彦の「舞夢」
当時のアニメ雑誌等で大体的に製作発表を行っていたけど
いつの間にか製作中止になってた
>>703 監督は河森正治。大作を任されたプレッシャーで心神喪失状態に陥り、あぼーん
705 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 13:07:17 ID:cVKVXUQl
「日本沈没」が草薙と柴咲でリメイクされるらしい。 監督は樋口真嗣。
頼むからお流れになってくれ・・・orz
706 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 16:25:18 ID:CI0qPNBm
リメイクばっかだな・・・
707 :
北京原人:2005/07/05(火) 16:32:04 ID:ktk0yGn0
俺は15分で映画館から出てきた・・・
しばらくは、「金返せとーーーー」と内なる心で叫んだものだ。
いったいあの映画はなんだったんだろうと今も自問するも答えは出ない。
ああ〜北京原人が懐かしい・・・・・
708 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/05(火) 16:35:07 ID:JmLgWk5q
709 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/07(木) 10:32:55 ID:1GAIFYuK
信頼できる筋からの情報。
石井輝男は、次回作として「怪人二十面相」を構想。丹波哲郎に主演を依頼したらしいが、
金はもちろん、スタッフが集まらず、とても具体化しそうにないとのこと。
結局「盲獣VS一寸法師」が遺作となるのか?
>>709 丹波ちゃん本人は快く受けてるでしょうけどねえ・・・。石井さんは90年
代以降はTVも撮れなくなっちゃった。90年代の復帰がまさに奇跡的なものだ
ったのでしょうね。内容も撮れば撮るほど自主映画になるばかり。
自分も一度お会いしたことがあるが、そんなに悪い印象はなかったけどね。
まあ部外者やファンには調子はいいんだろうな。だが付き合った人はみな「作家
としては好きだが、仕事はしたくない」状態になってしまう。
「ねじ式」までは周囲も応援ムードだったのに、「地獄」以降はどんど
ん人が離れてるなあ。60〜70年代はあんなに偉い監督だったのにねえ。
監督ってのは時代に取り残されるのも早いからねえ。よくやった方かな?
711 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/07(木) 12:37:23 ID:puapC9ZP
菱美ゆり子(アンヌ)で「愛のコリーダ」観たかった・・・
712 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/09(土) 10:06:48 ID:SLpPGJje
「ねじ式」と言えば、浅野忠信の前に川井博之という俳優が主演として発表されていた。
確かスチールも出回っていたはず。この降板劇も石井輝男ならではの裏事情があると
思われる。なお、この川井博之という俳優はその後姿を消した。
713 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/09(土) 12:36:20 ID:6ye5LmS0
「ねじ式」は、漏れが、高校時代に文化祭に出品するために撮った
ヤシもある。石井・浅野版より早かった。スレ違い、スマソ。
714 :
破戒僧:2005/07/09(土) 15:50:22 ID:7LzL0AnN
1980年ころ、松竹の年間ラインナップ(キネマ旬報)として、毎年、
妖星伝(半村良原作)
を挙げていたのだが。どうなっちゃったんでしょうか?
原作のほうは、やっと完結したが(後半があんなことになるとは・・)企画当時の連載内容であったら、
鬼道衆による殺戮や妖術をどの様に映像化するのか、
また、
日天・清海・天道尼・外道皇帝等のキャスティング
等々、連れと楽しみにしていたのですが、毎年ラインナップとして挙がっているだけで、今だ実現していない・・・
ある年には、
監督 市川 昆
とまで書かれていたのに・・・
何で実現しなかったのか、どなたか、知ってます?
>>712 川井博之は、「無頼平野」や「七星闘神ガイファード」に出ていた俳優。
事務所はオスカー。いちおうは期待の新人だった・・・らしい。
デビュー作が「無頼平野」なので、一時期、石井さんが面倒を見ようとしていた
らしい。素の川井さんを一度見掛けたことがあるけど、柄が悪かった。まあ、俳優って
素も独特の空気・迫力があるけど、あれは明らかにヤンキー系のオーラでしたね。
「ねじ式」は、出資社が降りたりして、結局は石井さんが自分で製作している。
その頃、川井さんやオスカーと何かあったと推測(川井の代わりに? 同じオスカーの
藤谷美紀や藤森夕子が出演している)
川井さんが消えたについては、オスカーの内部事情だろうから何とも言えない。
どうでもいいが「ガイファード」はそんなに悪い作品ではなかったのだが。
確か浅野忠信が二週間体が空くことになって、
それで急遽撮り始めたという説明だったけど、
最初、浅野忠信のスケジュールが抑えられなくて諦めて、
川井博之で始めたのかな?
>>716−717
当初の主演候補の1人ではあったでしょうが、偶然、浅野さんが使えるように
なったのは事実でしょうね。ただ、浅野さんが出てきたから川井さんが降ろされた、
という訳ではないと思うのだが?
オスカーとは色々縁があったのか、代わりに(?)別のタレントが出てはいるけど。
それとも、浅野が出るなら協力する、カネを出す、ソフト化権・放映権を買う、
コヤを空けるとか様々な駆け引きがあったのでしょうか?
この「ねじ式」の企画自体が、当初の企画者や出資社が降りたりして少し揉め
ているんですよ。当初は「無頼平野」のワイズ出版が、次は石井さんのつげ義春ものを
作りたいと言っていたはずなんですが、それは無くなりました。
(ワイズ出版は後年、03年に山田勇男で「蒸発旅日記」を製作)
ふゅーじょんぷろだくとが製作する話もあったのですが、これも流れました。
結局は石井さんが自分で製作しました。川井さんの降板はこうやって企画が二転三転
していた時期のことで、浅野さんは関係ないと思いますよ。
川井さん、なんで消えちゃったんでしょうね? オスカーと何があったんでしょうか?
「ガイファード」のファンサイトにも全く触れられていないし・・・。
検索してみたら
川井博之氏、バンドで復帰を試みているとか。
宇宙船(今年休刊)の05年2月号にインタビュー掲載されているらしい。
720 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/12(火) 02:00:00 ID:s1rTuzfA
川井博之は「無頼平野」に、昔なら藤木孝がやるような役で出ていて、注目していたのですが…。
ところで、10年以上前に郷ひろみがハリウッドの超大作SF映画に主演というニュースがあったと
思うのですが、この件で何か覚えている方はいらっしゃるでしょうか? 私の記憶が確かなら、
郷はこの件で国内で記者会見をやっていたはずです。もちろん、その後この話は立ち消えになっています。
>>718 > それとも、浅野が出るなら協力する、カネを出す、ソフト化権・放映権を買う、
> コヤを空けるとか様々な駆け引きがあったのでしょうか?
そういう感じのことを「映画魂」で話してる。
体が空いている時間が少ないことを話されて、
「そういう風に撮るから大丈夫」と答えて、クランクインにゴーサインが出たはず。
>>721 「石井輝男映画魂」の発行は92年。「ねじ式」の公開は98年。別のインタビューでしょ?
Vシネ「ザ・ヒットマン 血はバラの匂い」(91)では、スタッフに
使えない半素人みたいな人が多く、相当に参ったらしい。
にも関わらず、以後は予算的な制約からどんどんメイン以外は素人や学生を使うようになる。
それでも撮れるんだから凄いが(しかも早撮り)、「地獄」「盲獣VS一寸法師」
ではついに、照明技師以外はほとんどまともなスタッフがいないという異常事態となった。
そして、いまや誰もついてこなくなった・・・。
>>722 > 別のインタビューでしょ?
確かに。
東京新聞編集局編「映画監督50人-自作を歩く」でした。
724 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/12(火) 10:41:22 ID:s1rTuzfA
「修羅の群れ」「最後の博徒」前後に松方弘樹主演で「九州やくざ戦争」というのも企画されていた気がします。
ところで、郷ひろみのSF超大作、憶えている方やっぱりいないですかね?
725 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/12(火) 10:52:26 ID:rzygK2Lx
'86、7年ごろだったか。キネ旬のラインナップに深作欣次で「ヴィヴィアン・リーの生涯」というのがあったと思います。
当時、やはり古い映画好きの友人と「ヴィヴィアン・リー役は誰?」と盛り上がってました。
どなたか詳細ご存知の方いましたら・・・
726 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/12(火) 13:07:09 ID:/kGtLIqa
そりゃ、「蒲田行進曲」だって。
「蒲田行進曲」の初演の時のサブ・タイトルが「ヴィヴィアン・リーの生涯」。
もちろん舞台版もヤス&銀ちゃん&小夏の物語なんだけど、
それでも「ヴィヴィアン・リーの生涯」の話なんだって。つかこうへいに言わせると。
「蒲田行進曲」を書くとき最初に考えたストーリーが、
「引退した往年の名女優が、自分の生涯を顧みながら、自分にファンレターを書く」
って話だから。
原節子をモデルにしてるわけで、それでタイトルも「蒲田行進曲」。
原作にも映画にも蒲田撮影所は出てこない。舞台版にはそういうシーンがあるバージョン
も存在すると聞いたことがあるけど。
多分、その辺から副題が「ヴィヴィアン・リー〜」かと・・・
728 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/13(水) 01:02:37 ID:tMHaAXUh
1982年頃、梶原一騎の三協映画が、当時人気絶頂だったプロレスラー初代タイガーマスクの主演映画を企画。
タイガーの恋人役を一般から公募していた。
ただ、一方で梶原先生はこのタイガーの恋人役に、その頃女子大生タレントとして人気だった川島なお美を
考えていたという説もある。
729 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/13(水) 23:43:34 ID:6W5DfkKU
1976年頃、大映映画「生贄」。
原作:梶山季之 製作:徳間康快 監督:増村保造
デヴィ夫人がモデル。小川真由美、浅丘ルリ子らがヒロインの候補に上がったが、
デヴィからの抗議で原作が名誉毀損だとして裁判沙汰となり原作は絶版、映画も中止。
>>729 デヴィ夫人のエピソードは、77年に「日本の首領(ドン) 野望篇」
の中にフィクションとして取り入れられた。
ここでアジアの要人に見初められる金沢碧は元看護婦という設定になって
いるように、あくまでエピソードの中のヒントという扱いだが。
731 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/14(木) 00:08:52 ID:E+fhFtJ/
アジアの要人っていうか、ガルダネソス国のアナンタ大統領。
演ずるはユセフ・トルコですが。
>>727 つかは結構書き換えるから、徐々に内容が変っていった可能性があるね。
>>728 タイガーの相手は川島なお美って発表があったはず。
ソースは梶原原作の漫画「プロレススーパースター列伝」
>729
例えば現時点で「若くして総入れ歯である事を利用した歯茎フェラを得意とするホステスが、
海外のVIPに夜の接待で気に入られ、母国にお持ち帰りされ第2夫人まで成り上がる」
ってシチュエーションの映画かドラマが企画されたら彼女は抗議するのだろうか?
735 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/16(土) 00:35:09 ID:8HlDQtnQ
ですが、間違いなくタイガーマスクの恋人役(実際は梶原先生のセフレ)は公募されていました。
なぜなら、自分はそのチラシを持っているからです。
736 :
ラジオ関東:2005/07/16(土) 00:47:44 ID:8XZDqnzQ
懐かし漫画板からの拝借ネタですが、
松本零司原作・「男おいどん」郷ひろみ・主演。
脚本は完成してたが、松本の「郷は、全く正反対のキャラ、いやだ。」で企画は頓挫。
郷は70年代の山根作品で結構貧乏な若者の役ハマってたからイイ企画だったのではって気がするんだけどね。。
737 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/16(土) 01:59:52 ID:5Qi2gAOp
松本零士の漫画原作映画なら「四畳半何とか物語」っていうのがあった
よね。
ジュリーっていう名のヤクザを前川清、あとラビット関根(現・勤)
がオカマ役で出演。
>>7>>16 流れたのは脚本の寺山修司が亡くなったためです。
今更のレスすみません。
>>738 ちゃうよ、製作のジェレミー・トーマスの資金不足。
他の作品がこけてお金がなくなった。もう撮影所も決まっていたとか。
大島がはっきりそう書いている。(「戦後五十年 映画百年」収録)
ジェレミーからは「延期」という申し出だったけど、
大島は過去の経験から中止になることが分かったそうだ。
>>738 寺山が亡くなったのは83年だが、寺山さんが関わっていたのはいつ頃の話?
「ハリウッド・ゼン」が最終的に流れたのは、当時(この企画の話が教授主演
という形態で持ち上がったのは80年代後半〜90年代前半だったと記憶)、プロデューサー
のジェレミー・トーマスが経済的に苦しくなったのが原因でしょ? 資金繰りの目途が立たなくなった。
もっとも、トーマス本人は再起していまだに映画を作ってますけどね。
>>740 たけしのBROTHERなんかもトーマスだね。
山本薩夫は菅生事件を題材にした「囮」を、
1/5くらい撮ったところで資金不足で中止しているな。
独立プロなのに800万使っておしゃか。
743 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/16(土) 10:18:44 ID:8HlDQtnQ
結局、郷ひろみのSF映画を憶えている方はいないのでしょうか? 残念。
744 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/16(土) 10:28:46 ID:svoCMSk3
>>742 「BROTHER」でのトーマスは、友情出演ならぬ友情製作で、単なる名義貸しみたいなものでしょう?
寺山当人が暖めていた映画の企画、実現してたら傑作になってただろうね。
いろんなインタビューや対談で何度か口にしていた「助監督」とか、
歌舞伎俳優を主役にした現実と舞台がごっちゃごちゃになってしまう物語とか。
745 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/16(土) 11:01:36 ID:/kpJuCca
>>743 フィリップ・K・ディック原作でイメージイラストとか出来てた奴でしょ?
ヘルメットかぶって光線銃持った郷の画。
746 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/16(土) 13:19:14 ID:8HlDQtnQ
↑そう! それです。
「スペースサムライ」とかそんなタイトルだった気がするのですが…。
747 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/18(月) 11:25:57 ID:7lqutrM6
その昔、大島渚が横浜銀蝿を主演に映画を撮る話がありました。
この話、ご存知の方いますか?
748 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/18(月) 12:32:11 ID:sdZeSHb9
明らかに実現意図の無い 詐欺行為 も入れるんですか?
郷ひろみのなんざその部類でしょう。
漫画『花田少年』(日テレでアニメ化された奴)
一色某で映像化されるの決定されながら、作者が
「なんで主役が…」の一言で、カナリ進んだ段階
で取り止めに、スポ紙のベタ記事になっていた。
750 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/18(月) 23:22:17 ID:Hp/dlT/i
>>749 それは96年頃の話だったと思うが、制作中止になったのは「花田少年史」だったっけ?
いわしげ孝の「花マル伝」じゃなかった?(紛らわしい)
既にインしていたのに、東映の大泉のセットに原作者が現れて「なんだこれは? 約束が違う」
と怒り出して中止になったんでしょ? 既に原作を売っているのに(良くも悪くも原作と違う映
像化など山ほどあるのに)、一原作者にそんな力があるのか?
原作者は具体的にいったい何に怒ったのか? 詳細は伏せられて要領を得なかった。ちなみに当時、
同時上映になるはずだったのが、今は亡き那須さんの「地獄堂霊界通信」。
ちなみに「花田少年史」は現在、あらためて映画撮影中。
ttp://www.city.takehara.hiroshima.jp/sintyaku/eiga.html
752 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/19(火) 18:49:06 ID:pS5T7NxZ
あらま
>>751 > 既に原作を売っているのに(良くも悪くも原作と違う映
> 像化など山ほどあるのに)、一原作者にそんな力があるのか?
どうせいつものごとく、まだ契約してなかったんじゃないの?
契約してなければ、著作権保持者の財産刑の行使が優先だよね、法治国家では。
権利者が社会的信用失うことになってもさ。
754 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/19(火) 23:05:49 ID:4X1UnX/J
>>753 日本の映画界・TV界はそういうトラブルが多いですね。正式契約せずに制作を
開始して揉める。ここ数年だと中田秀夫の事件が有名。
>>105 >>107 昔、連ドラで「奇跡の人」ってのがあったけど、あれも真保裕一の知らない間に
勝手に出版社の人が契約していたとか。真保が知った時は既にオンエア直前。
真保の原作クレジットを外すことで決着した(恐らくカネも動いた)
ちなみに、懐かしの月曜ドラマランド(フジ)も、出版社と局(制作会社)が勝手
に契約して、原作者は「聞いてないよ〜」ってことが多かったんだとさw
いちおう原作料は入るとはいえ、もう無茶苦茶。
まあ、元祖なあなあは出版社だからなあ。
あそこは閉鎖社会だし、出版は映画ほど製作費がかからないからね。
>>754 確かに月曜ドラマランドの原作軽視ぶりは酷すぎた。
そういう裏話があったんだね・・・。
板違いスマソ。
>>756 スレ違いだが、無断で制作見切り発車は論外にせよ、いったん売ってしまうと原作者の
権限は本当に弱いそうで。アニメなどはまた違うみたいだけどね。
清張が野村芳太郎と霧プロを持っていた頃は、映像化企画はTVも全て野村さ
んがシナリオをチェックする条件でやっていたとか。
原作者の取るべき態度としては、「初めから売らない(とはいえ、場合によって金額の大小はあれど、
少しでもお金が入るのは嬉しい。だからこれを貫徹するのは難しい)」
「売ってしまったら映像化は映像化、関係ない。とキニシナイ」
「自分の本の宣伝と割り切る(西○京太郎や内○康夫みたいに)」
「大物となり制作側と仲良くし、何かと協力する見返りに影響力も行使する(最近の
福○晴敏や大○オフィスのように)」
「親しいプロデューサーや監督・脚本家といったプライベートな人々にしか渡さない」
とはいえ、原作者が大きく関わったばかりにかえって駄目になるケースもあるので、映像化は難しいのである。
やたら映画化権持ってるプロデューサーや会社も多いよね。
ミステリー小説なんか2時間ドラマとは別に出版社が売ってるから・・・
こういうのもみんな幻の映画になっちゃうんだろうけど。
759 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/23(土) 01:38:32 ID:NnjisTDL
「香港パラダイス」は、斉藤由貴と井森美幸(バラドルとして絶頂期)のダブル主演的な予告編
が劇場で流れていた。ところが、公開されると井森は友情出演程度にとどまり、
彼女がやる予定だったと思われる役は相原勇がやっていた。
だが、斉藤由貴の役に比べるとかなり出番が少なかった。
当時は井森よりランクが下の相原が演ずることになった時点で、
役自体を小さくしたのだろう。
>>759 スレ違いだけど変な映画だったな。「香港パラダイス」と言ってるのに途
中で日本に帰ってきちゃうし。香港じゃないじゃん。全編を香港で撮るお金
がなかったのが見え見えだった。
井森の役の変更(スケジュールが取れなかった?)や相原起用(これもスケジュールは
苦しかったはず。香港に行く時間もなかった?)となった絡みで予算縮小となり
内容が狂ったのかもしれない。あるいは当初は全編、香港で撮るつもりだったのかも。
金子さんはにっかつ出身らしく器用ではあるんだが、結講こういう苦しい映画も多いね。
761 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/23(土) 09:00:56 ID:NnjisTDL
でも、交渉人なのに、交渉しない某映画よりマシでしょう。
あと、処女がどこにも出てこない「処女監禁」とか。
以上、スレ違いでした。
762 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/23(土) 10:07:22 ID:yTXc+Aka
黒部の太陽。
1回でいいから見てみたい。
大阪で映画会とかないかね。
>>761 水谷俊之のデビュー作「女子大生・教師の前で」
ヒロインは確かに女子大生だが、教師はちっとも出てこない。
ヒロインがバイトしてオナニー姿を客にみせる「覗き部屋」の店長・大杉蓮のことを指して、
「元・学校の先生だから教師ってアダ名なの」というセリフがあって、客席は爆笑の渦に。
高橋三千綱原作のハローマイラブ
2度流れた。
2度目は撮影、編集終了後のお蔵入り。2,3年前
1度目は金銭トラブル。十数年前
監督はどちらも渡辺さん。
766 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/24(日) 01:10:46 ID:Lh0XSVNI
「愛という名のもとに」も福山雅治、桜井幸子で映画化が企画されていたんだけど
誰か詳しい情報知ってる人いないですか?
桜井は保奈美の役で間違いないだろうけど福山の唐沢だったのか?江口だったのか?
気になるもので。
余談だがこの映画の企画が流れた後、福山と桜井は月9で共演。
そのときの共演者が椎名キッぺー、今田耕治、他は忘れたけどひょっとすると愛という名のもとに
に出演が予定されていたキャストだったのかな?って気もした。
福山=唐沢、椎名=江口、今田=チョロといった感じで。
767 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/24(日) 01:19:52 ID:ZzAzBFwD
高橋三千綱で思い出した。
いわく付きの映画「真夜中のボクサー」と同時期に公開が予定された渡辺徹の初主演映画の
タイトルが「真夜中のランナー」というものだった。だが、あまりにもかぶり過ぎるためか、
クレームがついたのか、公開時には「夜明けのランナー」というタイトルになっていた。
768 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/25(月) 16:57:05 ID:tF3VldQe
長嶋一茂が引退し芸能界入りした直後、一茂主演で刑事モノを撮る企画があった
が立ち消えに。 (たしか松竹だったと思う) 内容は
「殺人事件を目撃した被害者と護衛刑事のロマンスを絡めたアクション」だった
らしいが、完成してたらバカ映画の金字塔になってたかも知れないw
769 :
この子の名無しのお祝いに:2005/07/26(火) 16:43:12 ID:K4XigEHt
一茂はその後東宝で野球映画出演していなかったっけ?
タイトル度忘れしちゃったけど。
配給会社、内容は変わったにせよ一成主演映画の企画だけは動いていた
ってことかな?
>>769 ミスタールーキーだな。覆面ピッチャーの話。
772 :
この子の名無しのお祝いに:2005/08/25(木) 16:21:57 ID:dId78X+2
「流れる」の高峰秀子の役は最初なかったんだってね
キネ旬のインタビューに載ってた
原作にないからね。
774 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/06(火) 01:44:08 ID:zZD3WBdV
>松本零司原作・「男おいどん」郷ひろみ・主演。
>脚本は完成してたが、松本の「郷は、全く正反対のキャラ、いやだ。」で企画は頓挫。
確かにマンガのキャラとは正反対だがルックスはふわっとした感じとか
なんか雰囲気が近いところはあるな。
郷ひろみとおいどんは。
黒ぶちめがねかけてさるまた姿の郷ひろみは意外とハマッたかも。
あとマンガの映画化で企画はあったがどういう経緯か知らないが流れたものとして
あまり知られていないが土田世紀の「俺節」がある。
キャスティングは永瀬正敏、佐野史郎、原田芳雄だった記憶が・・・。
775 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/06(火) 12:04:45 ID:7TVYfZZC
>>764 高橋三千綱は、昔、和泉聖治の助監督をしていたことがあって、
直木賞をとったしばらく後に調子に乗って「ピンク映画を撮る!」と宣言したことがあった。
(和泉聖治・製作で)
スポーツ新聞の芸能面で主演女優を募集していた。
そういえば、田中康夫も人気作家だった頃に調子に乗ってアダルト・ビデオを監督する企画があったが、
止めといて正解だったな。
古井由吉と対談した本で自分のSM遍歴を自慢げに語っているが、
あれも絶版になって当人はほっとしているだろう。
>>775 田中康夫は自分の性歴を隠さない方だから、どちらでもいいんじゃないかな?
まぁ、新党の発起人になってしまった現在では分からないけどね。
康夫、知事になってからも「PGとはセックスを行なったということです」って普通に答えてたもんな。
大したタマだよ。
778 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/18(日) 16:30:13 ID:Lu1SIutR
「新宿鮫 毒猿」。
監督、キャストは未定だが田中陽造脚本で製作が予定されていた。
恐らく1作目の「眠らない街」の続編ではなく別映画会社の製作で
装いも新たに作る予定だったんだろうな。
ただ1作目が予想を大幅に下回る成績、作品の評価ももう一つだった
こともあり却下になったんだろうな。
ただ鮫シリーズでは2作目が一番、実写化には適しているという評判で
ただ1作目の汚名挽回の意味でも是非、映画化してもらいたかったものだが。
しかし鮫以外にも大沢在昌原作モノはもっと映像化されても良いと思うのだが
意外に少ないのはやはり1作目の失敗が響いているせいだろうか?
他にも高村薫もそうかも知れない。
「レディジョーカー」なんかもほとんど話題にならなかったし。
>>778 汚名挽回→汚名返上・名誉挽回でしょ。
原作物事情
出版社がマルチ展開で出版物(掲載Or連載雑誌・単行本)の認知度売り上げアップ
を目論む場合多しかな、今は亡き講談社『ミスターマガジン』はそれで失敗した口
佐竹の「1・2の三四郎2」って怪作ありましたし。
>>778 高村薫と宮部みゆき作品の映像化作品にゃーあたりなしですよ。『マークスの山』
と『模倣犯』(これは宮部が中居起用に癇癪起こして認めてないみたい)が双璧
ですな。『レディジョーカー』も寸前までお蔵入り作品だったし、早い段階から
単行本の帯に映像化決定が付いてるのありましたけど、例のクレーム事件で頓挫
しそうになったみたい…。
帯だけ告知って一杯あるような気がします。
>高村薫と宮部みゆき作品の映像化作品にゃーあたりなしですよ。
「理由」はよかったけどね、個人的に。
「火車」は2時間ドラマの視聴率と評判が悪くて、映画化が頓挫したって話を聞いたことがある。
ある脚本家がプロットの段階で相談受けたって話だし。
781 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/20(火) 01:57:57 ID:yzwWJ3xF
「模倣犯」は評価も成績もボロボロだったけど「理由」は一応の評価は得たよね。
このところ不振気味だった大林宣彦もこの作品で一時のスランプを脱した感もあるし。
「理由」は数あるベストセラー小説の映画化の中では成功作と言ってよい方だと思う。
それから「マークスの山」は賛否両論あったけどキネ旬ベスト10にも入ったし失敗作と
一言では評せないところはある。その後の警察モノに多大なる影響を与えたのは事実だし。
あと「OUT」は評価は高かったけど悲しいくらい話題にならなかった。
「OUT」と言えば当初は原田真人監督、鈴木京香、中谷美紀出演で当初、松竹で
映画化が企画されていたけどこれは流れちゃったんだよな。
出来ればこっちのスタッフ、キャストの「OUT」が観たかった。
平山秀行はソツはないが「OUT」にしてはちょっと口当たりが良すぎ。
キツイ言い方すれば面白いことは面白いが観た後、何も残らないというか。
この辺がまあ平山の限界なんだろうな。
782 :
ちょっとスレ違いだが:2005/09/20(火) 02:18:34 ID:yzwWJ3xF
安達哲の「さくらの唄」なんか実写化すれば問題作になると思うし映像化向きだと
思うんだけど企画はなかったんだろうか?
あと「お天気お姉さん」のVシネ化は残念だった。
それなりのスタッフ、キャストを揃えて大手映画会社で映像化すれば絶対、ヒットしたはず。
テレ朝でTVドラマ化した際も結構な視聴率稼いだくらいだからちゃんとやれば
大ヒット望めたと思うんだけどなあ。
金子修介とか滝田洋二郎とか彼等が本気でこの題材に向き合えば傑作になったはず。
下手にVシネなんかで映像化されたお陰でこの原作が単なるお色気コメディーみたいに思われてる
のがつらい。
783 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/20(火) 02:25:37 ID:q7nEJcO9
「OUT」の企画が流れた後、原田真人がTVのワイドショーに出て、プロデューサーの悪口を言っていた。
とどのつまり、「企画が流れたのはプロデューサーのせいだ」という愚痴。
・・・しかし、喫茶店にいる時に店の片隅のTVで見ていたので、原田がどんなことを言っていたのかよく分からなかった。
見ていた人いないかな。
>>783 きわめて不当な理由で映画を流されたことに怒っていた。
遠因は奥山騒動にあり、自分は奥山シンパとみなされたがゆえに映画が潰されたのだと。
そりゃ奥山プロデュースで羽田美智子出演の映画、
あれだけ撮ってたらシンパと思われてもしょうがないわなw
786 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/21(水) 10:50:05 ID:v2/7Ly/S
奥山に見出された室賀も松竹から追放された様なモンだな。 正直、奥山失脚さえ
なかったらVシネマで燻ってる事はなかっただろう。
実際「SCORE2」の予告には燃えたしw
>>785 原田はバリバリにハリウッド・コンプレックスの強い男で、「『コラテラル』は俺の
『KAMIKAZE TAXI』の無断翻案だ」と半ば本気で言い出すくらい電波が強い。
もちろん実際は向こうには相手にされていないので(映画ジャーナリストとして関わった知友がいる程度か)、
国内でタニマチを見つけてはごっこ映画を撮っている。
まあ、あの大口さえなければ、普通の商業映画監督としての限りでは評価していい人ではあるんだが。
「栄光と狂気」は、カナダ在住のクロード・ガニオンに現地制作を下請けさせ、
ギャラが安い二流の職業俳優を集めて、奥山と原田の「海外進出」のエゴ(もちろん、もれなく羽田美智子
がついてきますw)を満たすためだけに制作された。ハルバースタムにいくら支払ったのだろう。
>>786 どうかな〜室賀も奥山の子分として使い捨てられたような所はあるよ。「大統領のクリスマスツリー」が
「Directed by Team Okuyama」になっているのは、奥山本人は多忙もあり現場に余りおらず、実際は奥山の指示に
基づいて原田眞人・室賀厚・月野木隆の3人で撮ってるからだってw
ハリウッド的な(?)シナリオやストーリーボードに基づいた分業スタイルで
撮りたかった・・・らしい。
その意味では「あ〜なるほどこういうことがやりたかったのか〜」という映画ではある。
撮影監督の佐々木原保志氏などは、向こうでアメリカ型の撮影スタイルの実験ができたのは
よかったんじゃないか? つーかその程度しか制作意義がない。
そういえば奥山は亡くなった鷺沢萌にもチンポ突っ込んだらしいな〜、2本(「大統領のクリスマスツリー」
「F」)も原作に使ってるし。
789 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/21(水) 18:52:05 ID:8nueA3nZ
三船、裕次郎、錦之助、勝新、プラス仲代の五大スター共演の
スタープロ作品、及びそれに準じる大作が精力的に作られていた頃の企画。
三船プロ「孫悟空」三船、勝新主演。
大映「斬られの仙太」仲代主演。滝沢英輔作品の再映画化。
東宝「日本怨霊記」「地獄変」に続く錦之助主演。
そういえば、当時の奥山がTVで「『大統領のクリスマスツリー2』に起用する」「第2の原節子にする」
とか言い出して、新しい愛人(・・・じゃなかった、女優)を発掘していたけど、
あれはどうなったんだ〜? それともこの話は激しくガイシュツか〜?
実現しなかったが、全く当たっていない映画の「2」を作るとか確かに正気じゃなかったんだろうな〜。
あの頃は奥山に寵愛されれば映画が撮れるということで、松竹はもう会社の態を為していなかった
ようだな。今のシネコン時代ならともかく、シネマジャパネスクもちょっと早過ぎたな。
そうしたスキマで立ち回ってとりあえず映画を撮った監督たちの方が一枚上手だったってことかな?
奥山も、個人的に親しい意外な大物監督の出馬とかも考えていたらしい。この人は独裁者で商魂逞しいが一方で
永遠の映画青年みたいな所もあり、それが凡作と佳作を繰り返す波の激しいフィルモグラフィーとなって体現されているのだな〜。
室賀は「ガンクレイジー」続けるとか言ってたから、
検索したら出会いサイトにドメイン取られてましたw
あれも最初は奥山絡んでたはずだよね。
>>791 >あれも最初は奥山絡んでたはずだよね。
いちおう「企画」に名前がありましたね。
チラシの裏で申し訳ないが、「SCORE」の美術をやった人が昔の知り合いだったと最近分かった。
クレジットだけ見て「まさか」とは思っていたんだが。
最近はああいう界隈から足を洗って海外に住んでいるらしい。Nさん、懐かしいなあ・・・。
793 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/25(日) 03:18:11 ID:2j+Ca1/F
室賀厚はでもやっぱり限界はあるな。
あと「SCORE」は売れなかったようだけど低予算だったから
ビデオやらDVDやらで最終的にはトントンくらいにはなった
んじゃないかと思う。
だからまあUの話はまんざらホラでもなかったと思うよ。
少なくとも赤にはならないだろうし。
あと奥山はマスコミ、評論家も含め映画関係者のなかでは悪く言う人はいないね。
一方では確かに意義のある仕事はしてるしね。
もし仮に90年代の日本映画で奥山和由がいなかったらと思うと大変なことに
なっていたとすら思う。
70、80年代は角川、そして90年代は奥山と色々批判も多いが彼等の存在が
なければ日本映画は更に衰退していたはず。
残念なのは奥山以降、物議を醸すようなプロデューサーが生まれていないこと。
そろそろ出てもらいたいものだが。
>>793 「SCORE」は95年の封切ではガラガラ。Uはなんと、「SCORE」封切時に特報が流れていた。その時点では
制作予定はあったのですが、いつのまにか潰れていました。
それでも室賀は「大統領のクリスマスツリー」の演出部の仕事は出来ましたが、その後、
98年に奥山が失脚、孤立無援に・・・そして現在に至る。
「SCOREU」は制作されませんでしたが、99年にタイトルだけ頂いた小沢仁志監督の
「SCORE2 THE BIG FIGHT」がヤケクソのように封切られました。
>あと奥山はマスコミ、評論家も含め映画関係者のなかでは悪く言う人はいないね。
好きな映画を撮らせてもらった監督たち、何かと便宜供与を受けていた業界人にとっては、
悪く言う理由がないですからね。週刊誌やタブロイド紙が意地悪く書いたけど。
奥山は色々と悪評も多いし、それで松竹を追われたわけだが、関わってきた企画
を見るとお分かりの通り、根は良くも悪くも永遠の映画青年なのよね。
>残念なのは奥山以降、物議を醸すようなプロデューサーが生まれていないこと。
ある意味、日活の中村雅哉や、元サンセントの仙頭武則などは、「物議を醸した」プロデューサーだった
と言えるかと。とにかくワンマンの中村氏に気に入られさえすれば出資が受けられると
いうことで、日活の社内は大混乱に陥ったらしい。中村時代の出資・制作本数は尋常ではなかったですからね。
さらに仙頭がいくらWOWOWに損害を与えたことか。まあこういう連中を
騙してでも撮った監督が勝ち! ということですよ。
他にもシネカノンの李鳳宇とかも頑張ってるんじゃないの? 他、いちいちは書かないが、今は邦画界が
プチバブルで大変なことになってますな〜。
日活を買収したインデックスがどんな無茶をやってくれるかのう。
796 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/25(日) 10:48:10 ID:sgR4Yggs
奥山を悪く言う人は山ほどいるでしょう。
渡辺文樹は真面目な人だから、「サザンボ」の企画の時に製作経費横領を持ちかけられて激怒していた。
(そういう真面目さが、あの人の限界点)
あの話が事実なら、まあ事実なんだろうけど、他の映画の時も同じようなことをやっていたはずで、
相当、松竹の金を喰っていたんじゃないだろうか。
「エロティックな関係」の時のパリでの内田裕也の豪遊ぶりは現在でも語り草になっているが、
あれを許した奥山だって、同じように金を抜いていたんだろう。
というわけで、幻の邦画、チーム・オクヤマ製作になるはずだった「ザザンボ」。
松竹封切館の入口前に、渡辺のマジック殴り書きコピー付きポスターが張られるのは、
見てみたかった気がする。
797 :
この子の名無しのお祝いに:2005/09/25(日) 19:39:14 ID:rQXJsPZx
ただ明らかにトラブルになりそうな文樹の映画プロデュースするとは
奥山は並のプロデューサーではないと思うよ。
文樹もEXテレビにこの映画の宣伝で出演した際、奥山に対する怒りをあらわには
していたがただ「自分の映画をプロデュースしてくようとした点は感謝している」と
言ってたし、奥山に対してはなんか愛憎半々って感じだったな。
ただ金に関するトラブルは勿論、映画のことは真剣に考えていた人だったようには思うね。
>しかし映画は今は邦画界がプチバブルで大変なことになってますな〜。
映画は本当に不況に強いジャンルだよね。逆に奥山全盛だったバブル期は少なくとも邦画に
関しては瀕死の状態といって良いほどダメダメな状態。
洋画だってUIP以外は苦戦していたくらいだし。
ホント、映画は不況に強くて好況に弱いと痛感させられる。
バブル期より製作本数も多いし、撮れない状況が続いた監督たちもわりかし容易に
撮れる状況が続いてるし。
>>797 いやいや、今のコンテンツ・バブルは様々な時代的要因が重なった偶然ですよ。
別に「不況に強い」わけじゃない。主にこの2点に尽きるでしょう。
※興行のシネコン化・ミニシアター化、多媒体化(DVDや多チャンネル、
ブロードバンドなど)により、コンテンツ特需が生まれた。
※ビデオ・フォーマットの汎用性が高まり、低予算による制作も可能になった。
新作邦画の場合、出資・企画しているキー局や東宝、代理店の巧みなパブリシティとマーケティングにより、
以前とは違った広範囲な客層を取り込むことに成功しつつあるのは事実ですね。
ま〜来年以降はどうなるかは分かりませんがね〜(何度も「邦画復興」には騙されてきたからな〜w)
最近、少し面白いのは個人サイトやブログですかね。大半はつまらないけど、
ポツポツ色んな方面に目配りを利かせたものが出てきていますね。
>>797 奥山が文樹を担ぎ出そうとした時点では、文樹もまだアマチュアの雄。
商業映画を監督することで化けるアマチュアも珍しくなかったわけで、奥山もその辺を期待していたんだろう。
文樹が特に悪化したのって、ザザンボ以降だし。
>ただ明らかにトラブルになりそうな文樹の映画プロデュースするとは
>奥山は並のプロデューサーではないと思うよ。
しかし実際、現場には殆ど顔を見せず、上がってからケチつける「後出しジャンケン野郎」だからねぇ…
ソナチネ、RANPO、ザザンボと、監督とのコミニケーションがキチンと取れていれば、起こらなかったトラブルばかりだし。
企画屋で終ってた人だと思うわ
800 :
796:2005/09/26(月) 00:00:20 ID:sgR4Yggs
「ザザンボ」騒動の最中のある日、東銀座の裏通りで渡辺文樹とバッタリ。
「おい、今日の朝日新聞は見たか」
「いや、見てませんが」
「これから面白いことになるぞー。今日はその件でこれから松竹に行くんだ。じゃあな!」
慌てて駅に戻って売店で朝日を買ったら、
渡辺監督が「ザザンボ」の松竹での映画化企画を自分からキャンセルしたのに、既に支払済みの製作費を返済しないので、
松竹が告訴する・・・という記事。
あの時、渡辺監督は松竹に喧嘩を売りに行ったんだろう。
あとを追って覗き見してみれば良かった。
>>800 なんや、文樹の知り合いかいなw
>>799 >商業映画を監督することで化けるアマチュアも珍しくなかったわけで、奥山もその辺を期待していたんだろう。
実際、「家庭教師」「島国根性」までは結構期待されていた。「ザザンボ」「罵詈雑言」までは、
劇場と交渉して自分で全てリスクを負う形で正規の劇場公開もできた。
今は完全に既存の興行・配給の世界からは締め出された。渡辺を持ち上げていたジャーナリストや記者
たちも離れてしまい、柳下のような連中にしか相手にされない。
>ソナチネ、RANPO、ザザンボと、監督とのコミニケーションがキチンと取れていれば、起こらなかったトラブルばかりだし。
確かにそうですね。それにしてもあの業界は、黛りんたろう、三枝健起といった
NHKの裸の王様(ドラマはまだ良いのだが、映画は駄目)に甘いよなあ。
黛なんかその後もなぜか「すずらん」とか撮ってる。2人とも局内・業界内での政治力は凄いのだろう。
出向しているNHKエンタープライズを根城にやりたい放題らしいし。
(ちなみに2人とも、親族が有名人。黛は故黛敏郎の長男、三枝の兄は三枝健起。三枝はともかく、黛は完全にコ○入社組と思われる)
奥山について言えば、松竹第一興行が奥山家の持ち物であったらしく、ここを
トンネルに様々な資金操作が可能だったとか。
悪評は多いし、実際そうだとは思うが、企画屋としては支持したい。最後は
自分の趣味に走り過ぎて潰れた。近年、シネコン化で是非は別として実質的なフリーブッキング状態が
近づいている状況を見ると、シネマジャパネスクは数年早過ぎたのだろう。
訂正
×三枝の兄は三枝健起
○三枝の兄は三枝成彰
三枝兄の政治力も凄いらしいからのう。三枝兄は儲からない作曲業に業を煮やして、
タレント・文化人として収入とステイタスを追い始めたらしいが。
>>802 松竹富士(富士映画)も奥山系だよね。
落合恵子映画でで大失敗して、一時期松竹から松竹富士所属にされた。
確か松竹を追い出されたあと「これからは富士映画で映画を作る」
って言ってた様な。しかし一本も作られず、会社も解散。
805 :
800:2005/09/26(月) 01:19:55 ID:GHr2jdg+
知り合いというほどでもないけど、渡辺文樹の名誉の為に言わずもがなのことをあえて補足しておく。
「ザザンボ」の製作費返済の話がこじれたのは、
××氏が(渡辺氏の知らないところで)既に××していた分まで含めた額を松竹から請求されていたせいだろう。
806 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/06(木) 16:55:30 ID:AMAh2NVO
浅野ゆう子はヌードを拒否して『陽輝楼』を降板したって本当?
で、温子になったの?
807 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/06(木) 21:34:43 ID:plCvPUsu
面白い
黒の天使
809 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/23(日) 06:02:57 ID:GBXjIRYY
「10月満月に一番近い土曜日」トライアスロンの映画
観てみたかった。
810 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/25(火) 19:54:46 ID:ND3DPHoK
人気絶頂のマッチと明菜の共演映画。結局、ほかの監督で
製作されたが、最初監督候補に長谷川和彦の名前が
挙がっていたよ。当時は冗談じゃねいぞ!と思ったけど
今から思うと・・・
>>810 あれは明菜主演で大友克洋の「童夢」をゴジさんが映画化するという企画だった。流れ流れて「愛・旅立ち」になったのだよな。
812 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/26(水) 17:00:30 ID:Hc31PBnC
ゴジが「青春の殺人者」の前に撮ったけど、
制作費が無くなって未完で終わったピンク映画について
詳しくご存知の方いませんか?
本人曰く「90%は撮り終えていた」そうなのですが。
814 :
通りすがり:2005/10/28(金) 20:49:31 ID:+HBUbg6j
>>720、
>>743 昔、それと同じ質問を映画作品板のP・K・ディック総合スレでしたら
それは後の「スクリーマーズ」だって答が返ってきますたよ。
815 :
この子の名無しのお祝いに:2005/10/28(金) 22:25:23 ID:koHB9QqJ
既出かな?
「破れ太鼓」高峰秀子 → 小林トシ子
「女王蜂」山口百恵 → 中井貴恵
「病院坂の首縊りの家」山本富士子 → 佐久間良子
「日本橋」京マチ子 → 淡島千景
817 :
この子の名無しのお祝いに:2005/12/24(土) 17:20:52 ID:DmOHkP1q
オクラ映画ってどのくらいあるのかな?
>>816 このネタ、よく出来てるよな〜。いまだにたまに本気にする人がいるし。
>>818 作者の中村犬蔵んとこにフジテレビの制作スタッフから問い合わせが
あったそうな
>>819 (・∀・)東宝好きの笠井アナの手の者か?
822 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/18(水) 23:01:58 ID:6taeJUY+
大昔の話だけど三橋達也の『爆走』(本田宗一郎をモデルにしたバイク
レースの話らしい)
当時、三橋の面倒をみてたプロデューサーが持ち込んだ企画だったけど
堀社長を通してなかったので怒りを買ってしまった。当然、企画は没に
なり三橋も移籍せざるをえない状況に。
三橋移籍は『勝利者』問題が表向きの原因とされているが実際はいろんな
状況がからんでいた。裕次郎の出現で居場所が無くなったのは確かだが。
823 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/24(火) 07:24:34 ID:j/mir0jq
>>820 これもいまだに本気にする人がたまにいる。
>>821 スレ違いだが、笠井さんは確かに映画好きなのだろうが、お台場映画王の挨拶に
「キー局に入れば試写状手に入り放題で映画見放題だよ〜」てな趣旨の特権意識丸出しのことを
平気で書くような人。アナとしちゃ優秀なんだろうが、さすがキー局正社員らしく人間的にはクズっぽい。
それよりも、あの「スパルタの海」って戸塚ヨットスクールのサイト経由で購
入すれば実は観れるんだよ、知ってた?
ttp://totsuka-yacht.com/eiga.htm
824 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/24(火) 11:37:45 ID:gN/3KqT+
アナとしても中の下。
825 :
この子の名無しのお祝いに:2006/01/30(月) 23:09:15 ID:Y9qcvl9k
「小林さんが、念願としていた、「敦煌」が撮れなかったことは、残念でならない。
映画の商業主義というのは、残酷なものである。
他のひとによって完成された「敦煌」を観て、小林さんがこれを撮らなかったのは、
やはり、間違いだと思った」
−武満徹(88年「小林正樹ノ世界」プログラム)
対象スレ: 【中止】【幻の邦画について語れ!】【降板】
キーワード: トラック野郎
656 名前:この子の名無しのお祝いに[sage] 投稿日:2005/05/22(日) 13:43:56 ID:UDShtIth
>>655 当時から今でも、トラック野郎には特に否定的だからねぇ…
「ただ恥ずかしいだけだった。毎回、キンキンに説得されて渋々だった」
655 名前:この子の名無しのお祝いに[sage] 投稿日:2005/05/22(日) 12:25:15 ID:24Io3Qne
>>652 あれは完全に企画先行で、ポスター以外は何も出来ていなかった。岡田さんが「いまさら左膳か?」
と言ったので流れた。作品的・興行的には失敗作になったかもしれないが、意欲作として
やってみる価値はあったと思う。
>>654 文太さんも70年代の酷使で疲れ果ててたしね。トラック野郎全盛期のインタビューでも、
「こんなスケジュールでええんかいな、というのはあります」とか言ってたし。
「そろそろ変わったものをやりたい」というのは、「ボクサー」「ダイナマイトどんどん」「総長の首」
「太陽を盗んだ男」「炎のごとく」、TVの「獅子の時代」あたりで物凄く強く見えた。
658 名前:この子の名無しのお祝いに[] 投稿日:2005/05/22(日) 17:41:36 ID:HRaiN72Z
トラック野郎は最後の10作目までヒットしつづけたよ。
トラック野郎は必ず邦画の年間興行トップ10にはいっていたはず。
あのまま続ければ80年代も東映は松竹の寅さんのような柱を持てた。
文太兄いは、東映で同じようなヤクザや運転手の役ばかりやるより
NHK大河の獅子の時代をやりたかったと思われ。
その後、東映は黒沢年男と梅宮でトラック映画を作ったが客席は閑古鳥。
シリーズ化どころじゃなかった。
664 名前:この子の名無しのお祝いに[] 投稿日:2005/05/22(日) 23:24:26 ID:RoASclOE
最後のトラック野郎の客足が伸びなかったのは脚本やマドンナ役に難ありだったから
長くシリーズをやっていれば浮き沈みはある。
トラック野郎より人気シリーズを作れると思った岡田もモウロクが始まっていたね。
666 名前:657[sage] 投稿日:2005/05/23(月) 00:03:55 ID:AlP6JfO7
>>664 トラック野郎を止めたこと自体はいいんじゃないの? シリーズが潮時だったのは事実。
>>665 最後の「故郷特急便」が79年12月封切。「獅子の時代」が80年1月スタート。
79年後半〜80年前半はNHKにかなりスケジュールを取られ、ほぼ並行して時間を調節して
則文さんの「堕靡泥の星 美少女狩り」(79年10月)のチョイ役、「故郷特急便」、
公開は81年になったが「炎のごとく」「青春の門」に出演している。
長丁場で時間的な拘束がキツい大河を受けたということは、スケジュール的にも内心では
トラック野郎は止めるつもりだったのかもしれませんね。
670 名前:この子の名無しのお祝いに[] 投稿日:2005/05/23(月) 02:08:54 ID:08UIMtu4
あのままトラック野郎続けても寅さん同様、丸いキャラになっていったろうね。
時代の流れもあるし、寅さんと被っちゃう。
当時は角川セントラルアーツの映画がはやってたから強気に製作中止できたん
だろうね。今ならVシネマにしてでも続けるだろうな。
>>826 何この糞レス。
「天城越え」
当初、ハナ=大地喜和子と土工=山崎努で、
「鬼畜」の併映作として、企画にGOサイン。
その後会社の都合で中止。
その後企画が再始動。岩下志麻、夏目雅子がハナ役を希望。
ハナ=田中裕子と土工=室戸日出男で撮影開始。
室戸日出男、少年に殺されるシーンで負傷、そして一方的に降板。
三村晴彦「『天城越え』と加藤泰」より
828 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/11(木) 00:12:47 ID:2OVt2OAN
深作欣二+笠原和夫 東映「実録・共産党」の無期延期→中止
時代を現在に変えて、不破哲三が大邸宅で料理人を抱える一方、
下部党員が新聞「アカハタ」を抱えて腹を空かせる「実録・共産党」
を映画化すべし。
829 :
この子の名無しのお祝いに:2006/05/11(木) 08:13:12 ID:SZ4yKM1d
「大激闘 マッドポリス80」に出てた堀川まゆみが、武智鉄二の本番ポルノの「華魁」主演予定だったらしいけど…
見たかったなあ…
tes
831 :
恋の家畜:2006/07/06(木) 23:59:21 ID:Zgu6WsmZ
いまリメイクで賛否両論wの「日本沈没」は昭和49年に
今回と同じ東宝によって初映画化されましたが、
実はそれより3年前、大映京都撮影所の新人監督、太田昭和が
原作者の小松左京の大学時代の学友だった関係で、
太田監督は会社のために一肌ぬいで間に立って交渉、
大映が先に映画化権を獲得してたのですよっ!!
昭和47年度製作予定作品に「座頭市」「ガメラ」と並んで
「日本列島沈没」として名前が挙がりましたが、
年を越せぬうちに昭和46年の暮れに大映は倒産してしまったのでした…
もし、大映版「日本列島沈没」が実現していれば、
永田雅一製作・増村保造監督・湯浅憲明特撮監督とゆう構成で
久々の大映オールスター大作映画として製作されたはず。
女優陣なら主役級に若尾文子・藤村志保・江波杏子・安田道代が挙がり、
サブに渥美マリ・関根恵子・八並映子・川崎あかねなどが回って豪華だったのでは。もしかしたら、松坂慶子もその中に入れたかもしれない。
ただ、肝心の男優陣がねぇ…
市川雷蔵が逝き、田宮二郎が追放された当時の現状ではどうだったのかしら?
主役級に勝新・船越英二・本郷攻次郎、サブなら峰岸龍之介(現・徹)と
篠田三郎ぐらいしか思い浮かびません。
ああ、また「千羽鶴」の悪夢が…orz
832 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/07(金) 02:59:32 ID:mnfHSdw7
千羽鶴、好きだけどな
833 :
恋の家畜:2006/07/07(金) 03:21:10 ID:DlH2NOsc
>>832 「千羽鶴」こそ、主演の市川雷蔵が降板しなければ、
もっと風格ある作品に仕上がったのではと思う。
代役の平幹二朗には申し訳ないけど、ミスキャストでした。
あと梓瑛子も。
>>831 大映末期のラインナップに「日本列島沈没」があったのは知っていますが、やはり
原作は小松のものだったのですか。
小松の原作がベストセラーになったのは73年のことなので、刊行前に既に大
映が原作権を獲っていたことになりますね。いずれにせよ制作資金的に不可能だったとは思いますが。
キャストは社外から呼んだ俳優で補充するつもりだったんだと思いますよ。
835 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/07(金) 08:07:04 ID:MUczo/7K
増村で『日本沈没』!
そいつは観たかった
生きていたら溝口が監督って事もあったのか?
溝口の「日本沈没」はあんまり…
ワンカットで日本列島が沈むんだろうな、きっと
839 :
忠臣蔵:2006/07/08(土) 09:07:24 ID:9X25Lx2T
あるいは沈没始まる前に映画が終わるか。
840 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/17(月) 08:57:57 ID:MhB4aUas
841 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/22(土) 21:56:00 ID:wErbqQpx
石黒耀原作の「震災列島」が大森一樹の監督で映画化されるという話
その後話がとんと聞かなくなったが
浜岡厨好みのストーリー展開に皆どん引きして
スポンサーが見つからなかったか
842 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/22(土) 22:24:58 ID:9tUbZuMQ
邦画じゃないかもしれんが、コッポラが三島の「春の雪」を映画化する予定だったらしいね
『MISHIMA』でダメになったのかな?
843 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/22(土) 22:31:51 ID:rt63LFnT
上でも書かれてるけど、黒澤の「乱」はライフワークみたいだと
本人が語る大作でありながら、演じているのは根津、隆、当時ポッと
出みたいなものだった寺尾、宮崎。これで本当に監督は満足なのか?
と思っていた。
あとになって井川比佐氏の役が高倉健、油井昌由紀の役が山崎努の
予定だったと聞いて愕然とした。だとしたら三兄弟ももうちょっと
違っていたろうし、全然別物の「リア王」になっていたのかもしれない。
844 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/23(日) 11:43:00 ID:dDzxfh0i
「マルサの女」で大地康雄が演じた査察官役は"川谷拓三"だった。
製作発表記者会見にまで同席したのに途中で突然、不機嫌になり監督の
伊丹十三も当惑したらしい。いつたい何があったのか?
替わりに大地が悪役路線から脱皮できて二時間ドラマの主役まで
はれた分けだが。
845 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/23(日) 11:52:55 ID:AGq74jep
マルサの女日記に詳細がでてる。
>>844 もともと二時間ドラマの主役は貼ってたけどな。
「深川通り魔事件」まあ、これが原因で受難の時代が続いたわけだが。
847 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/24(月) 22:01:56 ID:15jyygjY
>>465 「氷雪の門」ラストで必死で投降を勧めるトマリオル局長って北村和夫じゃなかったかな。知ってる方教えてください。
848 :
この子の名無しのお祝いに:2006/07/24(月) 22:15:25 ID:7gpESzHn
>>842 去年大映のプロデューサーだった藤井氏がその件についてトークショーで
「コッポラの「春の雪」は私も見たかった」と語っていたよ
『MISHIMSA』は三島未亡人と藤井氏との約束をシュレーダーが破ったのを
怒ったらしいけど、コッポラの映画化計画との関係は言及しなかった
残りの三作品は日本人監督(大島渚とか)に任せる予定だったそうだけどね
藤井氏は今後も続けて映画化するらしいけど、実現できるんかいな
849 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/07(月) 00:35:27 ID:E5VKJM7T
80年代に三船主演作の企画とかなかったのかなあ
850 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/07(月) 17:42:16 ID:95IxViyi
シャタラーがあるじゃないか
851 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/10(木) 20:32:09 ID:bdC5RcXF
井上梅次監督裕次郎主演の「鷲と鷹」元々は鶴田浩二が気に入った脚本らしい
もし実現すれば鶴田は裕次郎の役か三国連太郎の刑事役かどっちだったのか?
852 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/10(木) 22:06:04 ID:boqojz35
853 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/10(木) 23:23:42 ID:xAQ9/QLD
「白昼の死角」
主演:松方弘樹→夏八木勲
「やさぐれ刑事」
配給:東映→松竹
主演:渡 哲也→原田芳雄
伊吹吾郎→高橋悦史
北大路欣也→清水章吾(チワワの人)
854 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/11(金) 06:09:08 ID:xXCy8cSp
「白昼の死角」こそ
主演:渡 哲也→夏八木勲
855 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/11(金) 06:53:00 ID:fgMcS8IW
渡哲也は、ワルの役をやるのに一番最適だった時期に体を悪くしたのがイタかったな。
あの時期に角川や深作ととことんまで付き合っていれば、彼の役者人生は大きく変わっていただろう。
日本映画史も変わっていたはず。
裕次郎の病気リタイア後に、石原プロの仕切りに関してコマサの尻に敷かれることもなかったろう。
856 :
:2006/08/11(金) 14:07:22 ID:ix4lTys8
「新幹線大爆破」 宇津井健→高倉健
「野獣刑事」 管原文太→緒方拳
>>855 当時、渡主演の企画が夥しくあったが、実現したのは僅か。
作品的に成功したのは更に少ない・・・
渡には他の俳優にはない何かが確かにあった。
>>855 元々、渡は石原プロ解散させるつもりだったのを、
コマサが存続を決め、無理矢理社長にさせられたようだけどな。
>当時、渡主演の企画が夥しくあったが、実現したのは僅か。
>作品的に成功したのは更に少ない・・・
渡はテレビ出杉。
テレビでタダで見られるのに、わざわざ金払って映画館観にいく
物好きな客がそんなにいるわけない。
これじゃ映画が当たらないわけだよ。
>>856は「当時」と言ってるじゃん。
「当時」の渡はTV大河ドラマの「勝海舟」まで病気降板している。
後継の代役は松方弘樹。
復帰後にTVに出まくったのは、石原プロの維持の為に仕方なく、という面もあった。
861 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/16(水) 13:01:22 ID:G3WI0kyK
44 :この子の名無しのお祝いに :2006/07/31(月) 19:41:15 ID:zuo3e+YA
八甲田山の欣也の役が当初は渡の予定だったとか。
45 :この子の名無しのお祝いに :2006/07/31(月) 20:28:02 ID:aS1ye9tE
>>44 裏事情は業界人じゃないのでよく解りませんが
実際の話、番外地の生みの親石井輝雄監督で「大脱獄」高倉健・渡哲也
主演で企画されたが渡病気の為、大幅に内容変更され代役に文太。しかし
それでも共演を望んだ渡の為にワンシーンだが重要な役を用意したがそれでも
出演出来なかった。その代役に小池朝雄。
>>44氏ご指摘通り東宝超大作「八甲田山」も当初の企画は高倉健・渡哲也共演
だった。が渡の代役北大路欣也。角川映画「人間の証明」も渡哲也主演鶴田浩二
三船敏郎共演の企画だったが渡テレビドラマ主演の為代役に松田優作。
角川映画第二弾「野生の証明」も高倉健主演渡哲也で企画されたが・・
渡側からオーケーが貰えず代役に松方弘樹だった。
東映俊藤プロ作品「冬の華」は高倉健主演共演渡哲也・山口百恵・三船敏郎の豪華版
だったが渡ドラマ出演の為代役に北大路欣也。百恵役に池上。三船役に藤田進。
健さんと渡は数度に渡って共演実現寸前でご破算になってる。
その借りを返すように最近の渡は俊藤プロ・松方主演「修羅の群れ」に友情出演。
昨年の角川春樹復帰映画「男たちの大和」に出演。
後は健さん・欣也に借りを返すか?
862 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/17(木) 10:59:14 ID:XJdoxGO4
それにしても東映の俳優・・欣也・松方・文太から優作・弟の渡瀬まで・・
70年日活路線変更後、渡はモテモテだったんだな・・
東映映画出演は「健さんと共演出来るから・・」と何かで呼んだ事がある。
渡の脳内は裕次郎・健さん以外他の俳優はメジャナイって事か?
これだけ降板して自身が代役を引き受けたのは裕次郎不在時の太陽出演か?
渡・裕次郎・健さんの共通点が礼儀と聞く。
渡の舎弟分舘も始めて東映へ入った時、各先輩スターに挨拶廻りしたが
殆どが碌な挨拶もしてくれなかったと聞く。
勝海舟で借りをつくった松方映画に出演した渡をさんまの番組で松方が
さんま「どんな方が出るんすか?」松方「今度のシャシンは渡のてっちゃんも
出るのよ・・」と笑顔で言った松方の顔が印象的だった・・
因みに「修羅の群れ」には丹波・旭・文太等の大物も出ていたんだが・・
東映 昭和40−45年
「特攻・暴力団」
ヤクザが不法三国人を叩きのめす作品。
脚本も完成していたのにお蔵入り。
864 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/18(金) 07:07:02 ID:4AC8DcvV
和製ジョーズ「大白蛇」深作欣二+千葉真一 息子を喰われた海洋学者の復讐!
865 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/18(金) 07:12:38 ID:4AC8DcvV
岡本夏生の映画版「さそり」監督が石井輝男 村川透と二転三転してポシャった。ロケ地に香港の刑務所を押さえてあったのに、岡本が男に走ったとも。
866 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/18(金) 07:15:21 ID:4AC8DcvV
ロバートレッドフォードとマツケンサンバの元嫁の共演作
867 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/18(金) 07:18:33 ID:4AC8DcvV
黒澤明+フェリーニ「赤き死の仮面」合戦を黒澤、城の中のシュールな描写をフェリーニ
868 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/18(金) 07:23:21 ID:4AC8DcvV
アービンカーシュナー「忍者」浅野温子等キャストも決定していたが、監督が日本で、大事な書類をタクシーに忘れたとかで、ポシャった。
869 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/19(土) 10:10:21 ID:G0fQYGRZ
勝新太郎・松方弘樹主演「戦争と平和」共演には錦之助・旭の名前も挙がってた大作。
クランクイン前日九州抗争事件が発覚し撮影中止に・・
870 :
ラジオ関東:2006/08/20(日) 11:01:29 ID:Tb85VAhV
>>865 岡本夏生の「うらみ節」は聴いてズッコケタもんだった。タランティーノにも
聴かせてあげたい。
871 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/26(土) 13:36:21 ID:WEY7wM68
>>861 男たちの大和の渡哲也の役は最初高倉健が予定されてたと京都で聞きました。
実際プロモーションにも健さん周辺の人間が多数係っていた形跡が有ります。
これって渡哲也の義理返しなんだと思います。
872 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 08:20:25 ID:5Ap3DiOt
ミュンヘンオリンピックの記録映画。
世界各国の有名監督に声をかけ、フェリーニ、ルルーシュ、ポランスキー、
アーサー・ペン、ジョン・シュレシンジャー、トニー・リチャードソン、市川崑など。
各自6〜10分、題材は自由・申し込み順。
崑は陸上100メートル、脚本に谷川俊太郎を予定。
「東京オリンピック」とは逆に、10秒の勝負を10分間で描いてみたい、と構想。
873 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 09:07:26 ID:v6W4QM4v
>>871 健さんは主役しか基本的には受けないからな。
もし受けていたら仲代と初共演だった。
渡出演も当初の記者発表から遅れて発表されたね。
健さんと仲代は妙に因縁深いモノもある。
「二百三高地」「道」の仲代役は実は健さんだった。
仲代は健さんの代役。その仲代が今回も?と思ったが
渡役だったとは?確かに健さんの役に相応しい役だったと
思うが・・東宝「連合艦隊」では鶴田浩二が演じた役だった。
「大和」は小林稔侍にいい役を用意できなかったから、高倉健が蹴ったらしいな。
というか最近の高倉は稔侍を口実にオファーを断っている。
875 :
この子の名無しのお祝いに:2006/08/29(火) 11:35:16 ID:v6W4QM4v
>>874 結局、主演じゃなきゃ受け付けないのが健さんの本心じゃないか?
奥田瑛二のヤッタ艦長役を稔侍。渡のヤッタ長官役に健さんでまるく収まった。
角川・東映からのオファーを軽々しく断る事が出来なかった健さんの手段が
稔侍を口実にか?(笑)
もう健さんの脳内自体が監督・降旗。撮影・木村大作。共演者稔侍の三点セットが
インプットされてる限り国内出演は皆無だろう・・
876 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/06(水) 18:57:18 ID:zzwl1j4a
人間の証明の優作の役は渡哲也が予定されていたから角川春樹への義理返しかな?
高倉健と長渕の2ショットは見たかった。
877 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 07:12:56 ID:aHDXNV1d
やはり黒沢清の「水虎」が観たかった。
>>877 黒沢は才能はあるのかもしれないが、いつも口ばっかりでちっとも商業映
画になっていないことも多い。映画よりもエッセイや座談の方が面白いのはまずいだろ。
それでもあれだけ撮らせてもらえるのはやはり予算を守るとか人徳がある
とかそういう何かがあるのかもしれない。
「水虎」も企画会議だけ聞いて内容をイメージしているのがいちばん楽しいと思う。
たぶん実際に出来上がるとガッカリした・・・かもしれない。
879 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/10(日) 23:01:50 ID:GMNNi26h
>>872 誰も突っ込んでないが、それって「時よ止まれ、君は美しい」でしょ?
880 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/12(火) 08:31:10 ID:UFTXdtkY
>>876 春樹への恩返しもあるが、東映からの強烈なアプローチもある。
「水虎」って、どんな話?
882 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/17(日) 08:40:13 ID:y1CCc/mU
ワニガメが襲撃してくる「ジョーズ」+「トレマーズ」みたいな話。「秘宝」には「グエムル」を先取りした(?)とか書かれていた。
キネ旬での脚本家高橋洋との往復書簡(単行本「映像のカリスマ」に収録)に詳細が。
黒沢清には「復讐 運命の訪問者」というストレートな活劇の大傑作があるのでいまだにこの企画の実現を待望している。
883 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/18(月) 00:25:42 ID:hml1ItRb
>>880 東映岡田との関係が大きいんじゃないか?
宮沢賢治モノもタダで出演して俊藤映画
「修羅の群れ」も岡田の後押しがあったから・・
マア確かに春樹からのオファーを数本断って
いたのも事実だが・・
「水虎」って伴明監督だった筈の企画が米米素人監督の「河童」にすり替わったってヤツじゃないの?
885 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/18(月) 21:24:31 ID:shAE621R
チラシも作られてた「ノストラダムスの大予言」の続編。
886 :
この子の名無しのお祝いに:2006/09/29(金) 16:55:29 ID:LkrpcZQZ
原作者主演予定だったらしいね。
888 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/06(金) 23:55:00 ID:9nc8GzPB
888get!
889 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/15(日) 05:20:08 ID:u7a1Ertg
北島三郎の「ばくろう一代」
890 :
この子の名無しのお祝いに :2006/10/16(月) 03:27:55 ID:sq2wlHGn
「ガメラ 大怪獣空中決戦」のもともとの大映側の企画は「大魔神」のリメイク
金子修介が時代に合わないと断りガメラの復活に至る。
大魔神リメイク(但しハリウッド版)の話は本で見た覚えがあるが、
それが流れて平成ガメラになったのか
ハ、ハリウッド版!?
きっと土人モノになってたんだろうな・・・
893 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/19(木) 08:45:36 ID:i0GRDCfg
石井ソーゴは企画倒れが多いな。
894 :
この子の名無しのお祝いに :2006/10/19(木) 19:24:06 ID:/ZL57bAk
マーロン・ブランド主演の『侵略』っていう映画があるんだけど、
ブランドと親しくなる東南アジアの指導者役に、丹波哲郎にオファーがあったらしい。
結構いい役だったけど、衣装が気に入らなくて断ったとのこと。(丹波氏談)
ブランドと絡む丹波哲郎が見たかったなあ。。
大魔神リメイクの脚本(原案?)は筒井康隆の予定だったよね。
896 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/21(土) 23:15:19 ID:Afs0tGxv
>>890 「大魔神」が駄目になったんで「ガメラ」になったんじゃなく、元から別々の企画だったはず。
金子修介に「大魔神」の企画が持ち込まれたことはあったみたいだけど。
>>895 予定も何も、映画化が断念された時点で単行本になって出版されている。
897 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/21(土) 23:15:52 ID:Afs0tGxv
898 :
この子の名無しのお祝いに:2006/10/22(日) 00:00:29 ID:VvNT8Prj
今度の映画化も流れたりして・・・
大魔神のハリウッド版の話は、今は亡き宇宙船と言う雑誌に、「泣き、笑い
女性に恋をする」ってあんまりな情報が出てたので、やらなくて良かったと
思う。マグロ喰ってる駄目な奴の例もあるし。
901 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/14(火) 00:32:41 ID:XR1vavNM
またなんたらシーガルが絡んでたのか
902 :
この子の名無しのお祝いに:2006/11/15(水) 11:43:04 ID:pjror1hZ
アリの巣コロリってあるじゃん。
蟻の行列にポンと置くと、一瞬ビックリして列が乱れる。
邪魔だなと言わんばかりに迂回する列が出来る。
そのうち好奇心旺盛な一匹がアリの巣コロリに入る。
そいつをマネして何匹も入る。
毒とも知らずにツブツブを運び出す。一匹が一粒づつ。
いつのまにか行列はアリの巣コロリが折り返し地点になる。
黄色い粒と黒い蟻が作り出す模様は綺麗で見てて楽しい。
一匹が一粒づつ、丁寧にせっせと毒の粒を運ぶ。
せっせと、せっせと、せっせと、せっせと。
蟻さんって働き者だなと思う。俺も頑張らなきゃなと思う。
次の日、あれほど沢山いて俺を困らせた蟻が一匹もいない。
ほんとにいない。探してもいない。泣きたくなった。
このレスを見た人は4日後にあなたの大切な人がいなくなるでしょう・・・・
それが嫌ならこのレスを5つの板にコピペしてください。
信じるか信じないかはあなた次第です。
優作とデニーロの共演が見たかった…
904 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/17(日) 02:18:47 ID:QfvDc8R+
ホヨ!
905 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/17(日) 11:55:02 ID:WfWGwisx
「ネッシー」
「火炎人間対透明人間」
「火星兵団」
倉本聰脚本「ゴジラの復活」
大森一樹版「鉄腕アトム」(実写)「日本沈没1999」
大森一樹www
907 :
この子の名無しのお祝いに:2006/12/27(水) 16:01:06 ID:wcR2m6OJ
「トラ!トラ!トラ!」勝版「影武者」撮ってる分のフィルムだけでも公開してくれんかいな
ネッシーは黒澤明が撮るとかなんとか
今平は「にっぽん昆虫記」の主演に
美空ひばりを希望するも、ひばりに
「芸術映画は・・」と断られる。
910 :
この子の名無しのお祝いに:2007/01/04(木) 00:52:20 ID:jYmDFp8p
確かにあの女のイメージにひばりはバッチリだけど主演してたら大失敗だったろうなァ
ひばりさんは賢いです。
912 :
この子の名無しのお祝いに:2007/02/12(月) 21:06:55 ID:VS/PTCSv
ひばりは60年代までの歌手としての活動はたまらん好きだけど
それ以外はどーもなあ
「真夜中の弥次さん喜多さん」
クドカン脚本・監督で制作されたけど、当初は別の人がやるはずで、いきなり降ろされたらしい。
914 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/28(水) 21:03:38 ID:Q5gWlSUY
吉永小百合自主制作(実際は親父がやるんだろうが)・主演、内田吐夢監督の野麦峠
915 :
この子の名無しのお祝いに:2007/03/28(水) 21:12:46 ID:0zByv5kk
東映作品でお馴染笠原和男による「人間革命第三部」実録創価学会とも言うべき作品。
前二作は橋本忍。東宝の大作という感じでよくできていたが、笠原脚本はどんなかんじだったのだろう?
>>914 結局吉永←→親父が揉めてぽしゃったんじゃなかった?
親父がアイドル映画風にまとめるのを主張したが、
吉永、内田はリアリティ路線で。
918 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/05(木) 22:19:20 ID:RtFTECN2
>>916 ああ野麦峠をアイドル風でつくるって、親父何考えてたんだろう?
>>915 実録 新興宗教版仁義なき戦い。
戦後最大のオルガナイザー・池田大作が闇金融業から悪辣な手段でのし上がって行く様や、
学会内部の権力抗争や粛清を描く予定だったらしい。
仁義なき戦いというか、
日本暗殺秘録 、二百三高地、実録共産党のノリなんだろうね。
921 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/06(金) 02:16:31 ID:qjOe7OFd
>>914 >>916 熊井啓が「忍ぶ川」を小百合ちゃん主演で撮る企画も、父親の横槍でぽしゃった。
で、代役に栗原小巻。
922 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/06(金) 23:54:11 ID:/Gc45aym
結局「キューポラ」以外の名作がないんだよな。日活以降はどうでもいいような映画ばかりで。
吉永小百合、最近は女優と言うより運動家って感じだな。
出る映画は外ればっかだし・・・
924 :
921:2007/04/07(土) 01:02:32 ID:PsLPhPTl
>>922 本当に小百合ちゃんの映画を見てる?
日活時代は他にも「拳銃無頼帖 不敵に笑う男」「青い山脈」「若い人」「泥だらけの純情」
日活以降も「男はつらいよ」「青春の門」「細雪」「おはん」「外科室」「夢の女」
と、傑作秀作は多いよ。
925 :
921:2007/04/07(土) 01:05:34 ID:PsLPhPTl
>>923 浦山桐郎や野坂昭如に感化されてか、確かに平和運動に肩入れしてたりっていうのはあるけれど、
しかし運動家と言うほどのことはないと思うんだけど。
926 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/07(土) 01:40:38 ID:jFOXrCHL
外科室や夢の女を傑作秀作なんて云うヤシのセンスが正しいわけない
927 :
922:2007/04/07(土) 01:48:06 ID:SWuAjqBs
八割がた見てるよ。「泥だらけの純情」とか大好きだし。
ただ代表作(主演作品)となると名作と呼べるようなものは少ないと思う。
市川崑監督作品は比較的良作だと思うけど。
928 :
922:2007/04/07(土) 01:54:56 ID:SWuAjqBs
>>924 八割がた観てるよ。個人的には「泥だらけの純情」とか大好きだし。
ただ主演作品で名作と呼べるようなものはほとんどないと思う。
市川崑監督作品は比較的良質だとは思うが。
929 :
922:2007/04/07(土) 01:56:06 ID:SWuAjqBs
連投スマン
中平の光る海とか泥だらけの純情とかは傑作だと思うんだけどなぁ。
931 :
922:2007/04/07(土) 07:15:32 ID:SWuAjqBs
他にも「愛と死を見つめて」とかあるし、日活以降は「映画女優」とか。
あえて名作をあげれば無いこともない。ただあれだけの大女優でありながら
そこらへんの評価が定まらないというか、人によって挙げる代表作が変わってくる。
傑作・秀作があることは否定しないが名作となると限られると思う。
アイドル路線を貫くが故についぞそこから抜け出ることが出来なかった。
932 :
921:2007/04/08(日) 01:48:38 ID:JDpVSqDg
確かに、「外科室」や「夢の女」までもを名作と呼ぶつもりはないけどね。
アイドル路線を貫いた(貫いている)というか、根っからのアイドルなんだよ。
だから、エロ場面を演じてもちっともエロくならない。
彼女が主演すると、どんな映画もアイドル映画になってしまう。
「外科室」「夢の女」は、アイドル映画として秀作だと思う。
話がズレてしまつたので、軌道修正を。
20年くらい前、石井聰亙監督が大竹まこと主演で、幼稚園を舞台にした作品を撮ろうとしていたらしい。
大竹が幼稚園の保父さんを演じる予定だったということは聞いた。
ところが、クランク・イン当日、ロケバスがロケ地の幼稚園に到着したら、
先に来ていたプロデューサーが「製作費融資の話がキャンセルになった。このまま解散してくれ」と言って、
それっ切りで、その企画は終わってしまったとか。
かなり「最初から流産」っぽいけど、吾妻ひでおの漫画「やけくそ天使」が映画化される話を
当時の漫画専門誌で読んだ事がある。
「今回はいけそうですよ!」というコメントまで載っていたけど、内容が内容である事もあって
周囲はみんな「まさか」だった。
(原作に忠実に映画化すれば「バロン」の数倍はお金かかりそう)
万一実現していれば、成功したかどうかはさておき、後々まで話題になったろうなw
935 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/16(月) 21:01:07 ID:aZpKZeyB
黒澤明の「平家物語」だな
936 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/16(月) 23:32:07 ID:rOoSAJsV
クレイジー映画を撮りたがった有名監督とは誰なの?
市川崑
938 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/20(金) 15:50:35 ID:Bn0zbufm
大脱獄
939 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/20(金) 20:27:15 ID:0yF9Hsk9
「クレイジーの日本アパッチ族」
原作 小松左京 監督 岡本喜八
940 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/20(金) 23:23:18 ID:dIwcTXG6
941 :
この子の名無しのお祝いに:2007/04/30(月) 08:52:42 ID:LbvzR54r
円谷英二が特撮監督の「竹取物語」
942 :
この子の名無しのお祝いに:2007/05/04(金) 11:16:29 ID:PLAFeGeF
木寸 川 透 版 荒神
943 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/14(木) 21:36:49 ID:DS7Gg/Gj
>>941 あの時代だったら誰がかぐや姫だっただろうね
東宝だから司葉子かな
944 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/14(木) 22:47:05 ID:sDeYBQss
あの時代のかぐや姫って言ったら南こうせつだろ
ミカドゾンビ
947 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/18(月) 00:31:03 ID:B0dEoQ27
HP9999
948 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/18(月) 11:43:10 ID:FHq9dvgm
黒沢清の海洋パニック映画「水虎」は見たかった。
シナリオは出来上がっていたはずだが?
>>948 面白そうですね。
どっか、詳細分かるトコありませんか?
950 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/18(月) 15:24:06 ID:fTO74yBO
鹿賀丈史主演で「特命武装検事 黒木豹介」
文庫の帯にも映画化!ってでかでか載ってたのに・・・
952 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/18(月) 20:40:19 ID:FHq9dvgm
>>949 凶暴化したワニガメガが水陸で暴れ回る話だったようです。
ネットで検索すれば情報は見れますよ。
953 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/18(月) 20:52:43 ID:aRY96cFx
>>952 「アリゲーター」ものですか? 今ならミニチュア・CG・実物大ギミックの
組み合わせで撮れるかもしれんが。
ただ黒沢さんの演出力で本当に撮りきれるの? という感じなんだけど。
955 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/20(水) 23:55:50 ID:ZjuYNlIE
「幕末太陽伝」の裕次郎の役は元々三橋達也
だったけど裕次郎で良かったというか
裕次郎の代表作になったし
まえにも「水虎」の話題が出てたけど
水門まで追い込み挟み込んで退治した巨大ワニガメをみんなで食べるって落ちなんだよね。
傑作「復讐 運命の訪問者」の高橋洋の脚本だからきちんとした娯楽映画になりそうなんだが。
957 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/23(土) 10:13:41 ID:P5Mpf8gO
>>956 「発狂する唇」の高橋洋でもあるのだぞw
958 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/23(土) 10:37:02 ID:VHusmz04
発狂と血を吸うは狙いはともかく小演劇系の客層に媚びた感じと内輪ノリが不快。
ああいうのは洒落が通じないような俳優でやらないと意味が無い。
959 :
この子の名無しのお祝いに:2007/06/24(日) 11:38:44 ID:1F35/++m
坂上二郎初監督作品「パイナップル巨人軍」
大橋巨泉が撮る予定だったトランスフォーマーはハリウッドに横取りされた模様。
一瞬、「大橋巨泉が演る予定」に見えたよ。
巨泉は「プロゴルファー猿」のミスターX以外の何者でもない。
あれって覆面にサングラスだったと思うが。
誰がやっても同じ
欽ちゃんのシネマジャックってもう観れないの?
特に2が観たいんだけど、ソフト化してないみたいだし。
965 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/12(木) 20:33:19 ID:YHuesr+0
奥山追放の煽りをくってお蔵入りした作品って全て公開されたんやろか
966 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/12(木) 21:27:37 ID:dcHjclVS
>>965 完成作品はほとんど公開されたはず。ただしいまだに正式に封切られていない
映画もあるらしいけど、ちょっと思い出せない。
以前にぴあで奥山インタビューやった時にリストアップされてたよ。
ぴあにしては意外な、思い切った記事だった。松竹がよく圧力をかけてこなかったものだ。
>>964 「TVで稼いだ金は映画ですべて消えた」と萩本自身がインタビューで語っていた。
そりゃそうだ。
「シネマジャック2」の中の黒沢直輔の短編なんてやりたい放題、とてもじゃないけど商業映画とは呼べない。
(日活時代の「夢犯」よりもっと渋い本格ハードボイルド。個人的には大好きな作品だが)
欽ちゃんの映画だからと見に来ていたオバチャン連中は唖然としていたものだった。
大コケにコケたのも当然だ。ソフト化は無理でしょう。
失礼。黒沢直輔が参加したのは「1」の方だった。
しかし、なんで又、黒沢直輔なんかに声がかかったんだろう。
「2」の中では山本晋也の短編が出色の出来で、久々に彼の本領が発揮されていた。
970 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/13(金) 02:52:49 ID:r25JnSOT
>>969 あれは橋爪功が「女がいちばん似合う職業」(90)で黒沢直輔と親しくなったから呼んだだけ。
その後もずっと橋爪が黒沢さんをTVに呼んであげているでしょ。
971 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/13(金) 12:17:14 ID:P3pNHKn3
>>969 ええええええええ!??
山本晋也酷かったよー!
欽督のもひどかった。コント55号時代に撮った監督作品も「ああ、ねむいなァ」という主題の一貫性しか感じ取ることができなかった。
奥山関連の頓挫した衛星劇場映画
・田原俊彦主演でひっそり三作作られた必殺始末人の続編
小林稔侍、ともさかりえといった出演者も決まり、脚本もできたが、奥山騒動で立ち消え
>>971 むむ。山本晋也のには、けっこう笑った記憶があるんだけど・・。
他のがあまりにひどかったんで、浮き上がって見えただけだったのかな・・。
しかし、山本晋也の作品で現存しているのは末期(?)の痴漢電車シリーズくらいで、
ほとんどジャンクされてしまっているようだね。
「大色魔」というのがシリアス路線の秀作だという噂があるが、それももう見られない。
ある意味、「幻の邦画」と言えるかも。
>>972 萩本監督作品は、確かに目も当てられなかった。誰か止めようとしなかったんだろうか。
本人に監督指向があったわけでもないだろうし、そもそも何であんな企画が持ち上がったのかもわからない。
身も蓋もない話だが、
本人がやりたくて、本人が金持ってるからでしょ。
欽ちゃんのシネマジャックは、たけしがボロクソに書いてたな
>>964 >>968 どうでもいいが、「シネマジャック」は「1」も「2」もビデオにはなってるぞ。
「1」と「2」の全作をシャッフルして、何本かずつまとめてるので、
「1」とか「2」とかいう区別は(ソフト上は)されてないだけ。
たとえば、「欽ちゃんのシネマジャック ほのぼの編」には、「1」と「2」で萩本が監督した3作品が収録されてる。
すでに廃盤かどうかは知らん。し、レンタル屋に置いてるのもあまり見たことないが。
欽シネを劇場で風紀理事に観た人に訊きたい。
暴動とか起こらなかったの?
日比谷シャンテシネでは、欽ちゃん自ら売り子役を買って出て、休憩時間に「おせんにキャラメル、水飴はいかがですかー」とやってたよ。
ああいうのが受けると思っていたんだろうか。
開映ブザーが鳴ると、「さあ、次の上映が始まりますよー。みなさん、ごゆっくりお楽しみください!」と叫んでいた。
それで見せられるのが黒沢直輔の、ATG映画なみに地味で超渋い本格ハードボイルドだったりするんだから、何ともイヤハヤ。
場内には寒々しい空気が漂い、観客たちは暴動を起こす気力を失っていた。
あァ、この人の時代はもう終わったんだなァと実感させられた体験だった。
シネマジャックは欽ちゃんのブレーンだったパジャマ党の大岩賞介の発案ジャマイカ?
981 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/17(火) 23:05:02 ID:3n6VuBhX
シネマジャックの頃の欽ちゃんて既に表舞台から去った人だったけどな
982 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/17(火) 23:15:32 ID:jqO1tUQi
>>974 欽ちゃんは昔から自分でプロデュース・演出までやりたい人。映画監督・ドラマ演出もやったことがあるし、
TV番組も全て自作自演。なぜ映画でなくてはならなかったのかは不明だが。
>>980 欽ちゃんファミリーというのも独特だよね。よくドリフ・欽ちゃん以前と以後の作り込まない
笑いの差異が語られるけど、実は人脈的には「以後」を作ったのも欽ちゃんに近い人たちが多い。
983 :
次スレ:2007/07/17(火) 23:46:51 ID:cxC6nBnz
984 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/17(火) 23:59:01 ID:GiQzpzVh
>>982 欽ちゃんファミリーから君塚良一も出てきたわけだしな
985 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/18(水) 23:17:15 ID:rr/wLh1A
「黒部の太陽」もある意味幻の映画か
熊井監督の追悼特集でも上映されないくらいだし
>>985 石原プロは出したいらしいが、旧三船プロの人達との権利関係の調整がうまくいかないらしい。
987 :
この子の名無しのお祝いに:2007/07/19(木) 11:03:06 ID:k23Za18h
>986
じゃぁ、スクリーン以外での上映は禁止って裕次郎が言ったってのはガセ?
ソフト化には日活と東宝との権利関係も調整しないとね。
石原プロ的にはあまり美味しい所は残っていない。
>>987 裕次郎の遺言云々は生前そう言っていたのレベルで遺言書に書いてある
訳では無いとの説もある。
遺言書に書いてるわけないだろう
スクリーンで上映出来るなら文芸座にかけろよぅ・・・
ベーロックの太陽