1 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
03/11/06 11:42 ID:fkNkDcm3 菅原文太は新東宝でデビュー、第二東映は時代劇の東映が 日活のアクション映画に対抗して設立するも直ぐにぺしゃる。
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/06 11:49 ID:QcS2jpTX
弐取團参上!夜露死苦!
3 :
1 :03/11/06 11:51 ID:fkNkDcm3
第二東映が日活に対抗して設立・・・は思い違いでした。 マイナーですが時代劇作品も多くあります。
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/06 12:31 ID:+as9ssE5
第二東映って格下の俳優が主演してたんだっけ? 松方ヒロキの父親あたりが出てたような
最近鬱病が快癒した高嶋忠男も新東宝出身。
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/06 18:00 ID:c1gTye83
新東宝といえば何と言っても「明治天皇と日露大戦争」(昭和32年) 畏れ多くも明治天皇に嵐寛寿郎が扮し空前の大ヒット、当時で、 配収五億四千万円を記録したが、四年後に倒産。
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/06 18:10 ID:c1gTye83
ゲテモノばかりの作品中「東海道四谷怪談」監督:中川信夫、主演:天知茂 は傑作中の傑作として今も語り継がれているが、残念ながら観ていない。 観た人の感想、評価をぜひお願いします。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/06 18:44 ID:c1gTye83
それにしても新東宝の作品リストを見ると、エロとグロのオンパレード それもそのはず、社長の大蔵貢は元々が見世物小屋の興行主、当時の 看板女優「高倉みゆき」とのスキャンダラスで「大蔵は女優を妾にした」 との記事に「俺は妾を女優にしたんだ」とうそぶいたというのは、有名な 逸話。大映の永田雅一といいあの頃は凄いキャラの映画人が多い。
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/06 18:46 ID:c1gTye83
>>8 スキャンダラス→スキャンダル
ゲテモノばかり、エロとグロのオンパレードというが、 大蔵体制になってから倒産までの話で、それ以前は設立時から 巨匠、スターを要して名作、良質作を作っていたのだが。
大蔵貢は見世物小屋じゃなくて活弁の弁士だったはず。 弁士で売れて儲かったんで映画館を買って興業主になった。 1960年ごろに新東宝とニュー東映の合併の話があったという説もあって 監督のレベルは新東宝の方が高い印象があるから、 合併してたら、演出部=新東宝、撮影所=ニュー東映という主導権で 深作欣二あたり、まったく映画を撮れなかったかもしれない。
12 :
8 :03/11/06 20:16 ID:c1gTye83
>>10 ,11
ありがとう、半可通なことカキコで面目ない。
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/06 22:41 ID:kiVsfDCH
ニュー東映と第二東映の違いは? 名前が変わっただけなのかな?
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/06 22:54 ID:hfrG1Yq5
ニュー東映の「煙りモクモク火山」が好き。 ここで訊くのはスレ違いかもだけど、各社の(東映なら波ザッパーン)映像って 何て呼称したらいいの?
>>14 もくもくのタイトル制作はウルトラマンのデザイナー、成田亨らしいね。
俺は第二東映は大好きだよ。知恵蔵のアマゾン無宿とか梅宮の第三次
世界大戦。健さんの花と嵐とギャング。なんか滅茶苦茶のプログラム。
花と嵐とギャングはリバイバル版しかないのかな。ビデオ、CS。
>>13 1960年の発足当初の社名が「第二東映」。
61年に「ニュー東映」と改称。
観客倍増を狙った東映の二系統分割は良い結果を残さなかった。
(東映ファンがバラけただけだった。)
よってこの年いっぱいで解消。「第二東映」「ニュー東映」は
60年、61年の2年間だけの存在だったんだね。
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/07 17:49 ID:GLkVrbnU
日活では裕次郎が颯爽とデビューして“タフ・ガイ”旭は“マイト・ガイ”と して売り出したが、新東宝は菅原文太、吉田輝夫、寺島達夫(元プロ野球選手?) 達を“ハンサム・タワー”で売り出すもパッとしなかった。タワーは背が高かった からなのかな?
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/07 19:56 ID:wQPl7XFh
>>14 >ニュー東映の「煙りモクモク火山」
これって里見浩太郎がでてる時代劇のビデオとかあさればみれますかね?
>>7 とにかく観ろ。DVDにもなっていることだし。
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/09 16:29 ID:e2kuUYi5
>>20 DVD買ってお岩さんの崇りがなければいいが・・・「四谷怪談」ものの撮影前には
必ずお祓いするらしいし、でも観たい。
「リュミエール」に撮影の西本さんのインタビューがあるよ。 それ読んだら、もう観るしかないよ。
23 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/09 17:11 ID:e2kuUYi5
キネ旬から出てる「日本映画作品全集」には 「古典的な様式美の中に、 斬新大胆な表現がひらめき、髪すきの場から大詰めまで息もつがせない 中川信夫きわめつきの傑作」と紹介されていますね。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/09 17:34 ID:c3M/QfIE
「東海道四谷怪談」のラストシーンは神々しいほど美しいね。
25 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/09 19:31 ID:3Jr1+r4i
>>22 撮影しはった方って、キンフーなんかの香港作品でも活躍したんだよね。
ブルース・リーも撮ってる(w
>>24 だよな。あのラスト、他の四谷怪談モノとは一線を画してる。素晴らしいっす。
>>21 は直ちに見るべきだぞ。あのお岩さんからは祟られることはない。
伊右衛門の死に様もいいな。 あれは死ぬ気だな。納得した死だな。
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/11 22:30 ID:VRIO1QjB
山城新伍の“代表作”「白馬童子」と「風小僧」は第二東映の作品。 テレビでも放映、この頃の少年漫画には絵物語の連載があり「少年画報」 では植木金弥が「風小僧」を絵物語化している。里見浩太郎は「桃太郎侍」 日テレの同タイトル時代劇も作者は同じ(たぶん)映画を語らせたらチョット うるさい山城の代表作が「白馬童子」というのも寂しい。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/11 23:02 ID:JDjGLHQH
>>29 山城は初期TV時代劇のスターだったが、いつから、脇のお笑いキャラにな
ってしまったのだろう? ヒネた人なので、ついつい役を崩しちゃうのかね?
以前、62年の「大江戸の鷹」を観たら、勝小吉(若山富三郎)を助ける若
き日の新門辰五郎が山城新伍で、愛嬌のあるいい役だったけどね。
乗馬・殺陣はできるし、司会もこなすし、呼ばれればどんな役でもやるし、
芸達者過ぎたんだと思う。こんなインタビューがあり(ページの下の方)
ttp://www.avanti-web.com/pastdata/20001202.html
>>29 風小僧も白馬童子も東映娯楽版で第二東映ではない。
七色仮面なんかもそう。東映娯楽版ってなんだか未だに
わからない。
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/12 01:10 ID:Vdhe1FbQ
>>31 白馬童子の配給は第二東映だよ。「東映娯楽版」でググったら、こんなサイトが出てきた。
ttp://members.aol.com/hajikeda4/p38.html 要するに、東映の子ども向け映画の総称だね。TVが始まると、TVと同じ
役者・スタッフで劇場版を製作するようになったということか。
東映版「月光仮面」は、TVとは役者が違うね。
第二東映(ニュー東映)は、作品数を増やして、取引できるコヤを一挙に増やそう、
というだけのバブリーで強引な発想だったので、破綻は目に見えていた訳だね。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/12 03:09 ID:FcQEYBUs
>>32 七色仮面東映娯楽版は東映の公式の記録がないんだよね。
ポスターは半裁、インサートともあるし、東映スコープなのに
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/12 04:08 ID:3XjojUq/
俺の家の近くにオークラランドというショッピングセンター(というのかな)がある。 ここは昔、新東宝の撮影所だったんだよね。
>>34 オークラランドの地下には撮影所解体の時に廃棄された
大蔵映画のフィルムが大量に埋まっているらしい。
34は今度、掘りに行ってみれ。神になれるぞ。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/12 16:20 ID:HzuS40wb
歌手の近江敏郎って大蔵社長の弟だっけ?
38 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/12 17:08 ID:HzuS40wb
>>37 サンクス。もう立派に映画監督といっていいキャリアですね。
39 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/12 21:41 ID:oszQsq5j
>>38 愚兄賢弟ってとこですか、大蔵貢氏は大変な女好きみたいに
言われていますがホントのところはどうなんでしょう。愛人
だった?「高倉みゆき」はバンプ(妖婦)役より高貴な役が
似つかわしい顔立ちの人で実際皇后役もやっています。
昔の女優さんは肉感的なタイプの人が多いような気がする。
40 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/12 22:51 ID:l0d0PfUx
>>39 それって「明治大帝と日露大戦争」ですか?
そうなら新東宝すごい!!
観客動員1000万人!!
日本映画新記録。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/12 23:45 ID:PPsPxvtq
>>39 恐らく、大蔵の出自や学歴に対するコンプレックスがそうさせたんだろうね。
俺の愛人は皇后女優だという満足感。成り上がり男にありがちな心理だな。
あの村西とおるも”お嬢様”という言葉に異常にこだわったし、自分の女にしたのは国立大出の黒木香だった。
そうそう、何年か前、高倉みゆきが川島芳子を演った映画を観たことがある。タイトル忘れたが。
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/13 00:00 ID:FLe8b5et
>>38 近江はド素人ですよ。歌手が趣味で映画を撮ってただけ。しかし、兄は毀誉褒貶
のある実業家、弟は歌手、凄い兄弟だ・・・。
>>39 実際は、大蔵が高倉に言い寄っていただけで、ヤってない、という説があるね。
高倉みゆきといえば「女死刑囚の脱獄」がイイよ。
ところで、丹波哲郎には新東宝時代からの愛人がいたそうだが、オレは高倉
みゆきか小畑絹子じゃないかと思っているんだが・・・。
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/13 00:14 ID:/eOynaGP
新東宝時代、丹波は「池内淳子の処女を守る会」の会長だったそうな(副会長が宇津井健)。 結成まもなく、池内は「奥様は魔女」のダーリンこと柳沢真一と結婚。まじでしょげかえったらしい。 で、ひと月もたたずリコーン。マザコン柳沢の変態趣味が原因では?という噂も立ったらしい。 その後、女優復帰を大蔵社長に求めわびを入れたら、「お前はもう傷モノや。汚れ役でもかまわんならやらしたる」。 その”汚れ役”こそ、あの花嫁吸血魔だったらしい。
>>43 花嫁吸血魔に関するその手の話は、ただの噂だったってのが最近の定説。
大蔵を快く思ってない当時の関係者ですら、そんな事実はなかったと証言している。
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/13 01:40 ID:nh+VEVIE
>>44 そうか、花嫁吸血魔=池内イジメ説というのはやはり伝説の類なのかにゃ。
でも、池内があれを喜んで引き受けたとも思えんし(笑)。
オープンカーをさっそうと運転すえる池内の顔や手からモジャモジャ毛が生えてくるシーンは本気で笑った。
めっけものは池内さんのレオタード姿かな。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/13 01:44 ID:74RWjCZ1
新東宝作品の権利って今何処が持ってるの?
47 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/13 01:55 ID:nh+VEVIE
>>46 国際放映じゃないかな。東宝の制作部門時代の作品は東宝だと思うけど。
48 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/13 05:17 ID:Qz18CiMX
新東宝のちゃちいセット萌え
発狂するほど良スレ
50 :
大門軍団 :03/11/13 11:34 ID:qCGoxULW
51 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/13 13:34 ID:71DVG3qK
>>40 高倉みゆきは昭和28年に東宝に入社、30年退社して東映に移ります。
東映では「紅孔雀」などに脇役で出演するも芽が出ず、32年に大蔵貢に
スカウトされて新東宝に入社しています。「明治天皇と日露大戦争」の
発表後の入社のはずですから、この作品には出演していません。
皇后女優の異名をとったは「天皇・皇后と日清戦争」(33年)で皇后役
にふんしてからです。翌年の「明治大帝と乃木将軍」でも皇后役です。
>>41 「戦雲アジアの女王」ですね。
>>42 「女死刑囚の脱獄」(35年)を最後に退社していますね。大蔵の「二号を
女優にしたんだ」発言で大騒動になり、それが原因なんでしょう。
>>43 >「お前はもう傷モノや。汚れ役でもかまわんならやらしたる」
大蔵貢は長野県の山奥の出身で、幼年時代に上京してるので
関西弁は使わないと思うよ(w 弁士時代は都内では五本の指に入る人気だったらしいし、
関西訛りがあるはずがない。(フンイキ的には関西人のイメージだが・・)
弟の近江俊郎のマルチタレントぶりも、弁士時代の兄の影響が大きいみたいだね。
53 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/13 15:19 ID:h2xRmRFx
>>34 あそこは電車がないから、三軒茶屋か上町からバスで通ってたらしいなあ。
55 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/14 03:55 ID:KSHd8lMg
43
>>52 すまんたい。自分の中で永田ラッパとキャラかぶってしまった部分ごわす。
若尾ちゃんに言った「お富士は高嶺の花やけど、お前は低嶺の花でいけ」、これ名言だと思うんでうけでね。
痛い田舎者がいるスレだな
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/14 10:32 ID:CzybPHPq
>>43 丹波哲郎が新東宝にいたというのは意外な感じがする。宇津井健は
新東宝のイメージに違和感なし。宇津井健といえば、「鋼鉄の巨人」
スーパージャイアンツ(一人でもジャイアンツ)、9作におよぶシリーズで
第1作から第6作は石井輝男が監督している。観た記憶はないのに、宇津井健が
飛行機の窓にへばりついているシーンだけは見た気がする(テレビの特番かな)
今観たらつっこみどころ満載の内容だろうが、案外、みうらじゅんあたりが
誉めまくるかもしれない。
58 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/14 18:19 ID:RJQXW+Wi
>>57 宇津井健=スーパージャイアンツ(新東宝)と
梅宮辰夫=遊星王子(第二東映)の
白タイツ股間モッコリ対決見たいね。
「マジンガーZ対デビルマン」のような夢の共演が実現しないかな。
59 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/14 18:57 ID:ZZA/fIda
若山富三郎「人形左七捕り物帖」
>>57 企画と脚本と主役はひどいけど、石井輝男はうまいよ。
ほんと、あれを観られる映画にする演出力は凄いよ。
悲しくなるくらい馬鹿な話なんだけどね。
>>60 宇津井健は酷くない!
芝居の硬さはともかく、当時から華のある役者だったよ。
そ、そうか… 確かに華はあるわな。 ただ、わしゃ"ハリケーンの政"とか見てられんのよ…なんか恐いよ… 「赤い」シリーズ辺りになるとだいぶこなれてきてるけどね。
63 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/15 05:38 ID:tYR6RHIq
あ、あれ、ハリケーンじゃなくて、 "ダンプの政"とか、"石臼の政"なら、あんまり違和感ないかも。
64 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/15 06:39 ID:N3vPBMoQ
>>58 スチール見比べたけど、モッコリでは完全に辰っあん負けたな……
65 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/16 13:23 ID:s8GQe5MX
新東宝といえば前田通子、三越の店員を経ての入社。「女真珠王の逆襲」で 日本初のオールヌード(但し後ろ姿だけ)になり大評判となった。以後肉体女優 のイメージが定着して、前田には其の手の作品企画が増える。しかし時代劇の 町娘役にふんしたときに、監督から着物の裾をまくれと指示され、拒否して出演を 取り消される。会社からはほされ、六社(この頃は六社)協定で他社出演もままならず、 その後地方のキャバレーやクラブで歌い、特に軍歌が上手く軍歌の前田の異名をとる。 72年ごろテレビの帯ドラマで復帰するも、その後の消息は不明。
66 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/16 14:00 ID:/JMGUo5N
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/16 14:23 ID:s8GQe5MX
>>66 情報有難う。晩年は不遇ではなかったんですね。勝手な思い込み
でした。なんかホッとしました。
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/16 14:30 ID:s8GQe5MX
しかし閻魔大王役とは、らしいと言えばらしいですね。
>>67 > なんかホッとしました。
じゃあ、『君美わしく』読んでみてよ。なかなかいい話だよ。
最近出た本だから本屋、図書館で良く見るよ。
あ、それから『地獄』のパンフにもインタビューが載っていて、
「迷ったがこういう機会を与えてくれた石井監督に感謝」と言ってました。
石井輝男は吉田輝男にも復活のチャンスを与えるし、いい奴だなあ。
70 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/16 16:24 ID:s8GQe5MX
>>69 石井輝男は新東宝で監督していたので、その繋がりで手を
差し伸べたのでしょうか。長いブランクのあとの映画出演で
感謝の念も一入でしょう。紹介された本ぜひ読んでみたいと
思います。
71 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/16 16:35 ID:gXf6SDF2
石井輝男は不遇な人に手を差し伸べることが多いよ。 ストーカー侵入事件でアイドル生命絶たれた岡田奈奈を引っ張りだしてきたり。
>>72 > 石井さんが旧知の役者とやりたがるのは、気心が知れているし、懐かしさも
> 手伝ってのことで、そんなに過剰に美談にするのもどうか?
だって、ずっと引退同然だった人たちだよ?
お金がないから、ということならあると思うが…
岡田奈々は確かに好みなだけだろうね。
あの年代にはあり得ない「主演女優」扱いで幸せだったでしょうね。> 『無頼平野』
# 『君美わしく』は文庫にもなってるよ。
74 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/18 11:25 ID:rQ1PdFpw
>>73 石井輝男は昭和32年に新東宝で監督デビュー(当時33歳)しているが
ニュー東映では深作欣二が「風来坊探偵・赤い谷間の惨劇」(36年)で
監督デビューしている。この作品の主演が千葉真一で、日活の「渡り鳥」
シリーズを真似た無国籍ふうアクションとなっている。千葉は日体大の頃
東京オリンピックをめざしていたというから、体操できたえた肉体は、荒唐無稽
のアクション映画にぴったりはまっている。深作(31歳)監督、千葉(22歳)
主演の作品は昭和36年に「風来坊探偵」や「ファンキーハットの快男児」で5作品
撮っている。因みにこの年は石井輝男が新東宝の倒産後、東映と契約して、ニュー東映
で「花と嵐とギャング」(高倉健主演)を撮っている。ニュー東映もこの年解散!!
75 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/19 17:20 ID:ooHMHLvt
76 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/19 17:32 ID:SmpPVCsb
江見さんて実は初代狂四郎なんだよね。 あまり知られてはいないが、特攻隊の生き残りだったそうです。 ご冥福を祈ります。
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/19 18:38 ID:yRlIV9mR
江見さんは時代劇の悪役やると、本当に憎憎しく、狡猾、好色な 役はぴったりでした。存在感のある役者さんが逝って残念です。 変な言い方になるが、昔はいい悪役が揃っていた。今は“悪役役者” がテレビのお笑い番組で笑いをとり、役とのギャップで良い人に なってしまう。プロに徹しきれない因果な世の中になっちまったね。
78 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/19 22:23 ID:76YV2AoE
79 :
大門軍団 :03/11/19 22:43 ID:8eYQNJFn
80 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/19 22:50 ID:RDRBU0AV
昔のフィルムはセルロイドだから土に還るね。
81 :
大門軍団 :03/11/19 23:32 ID:8eYQNJFn
>>80 でもフイルム缶の中に入っていたら、失われた大蔵怪談の原版も
でてくるっうことかな。30年も地中にあったら、フイルム同士
がくっついていて駄目か。
江見さんしんじゃったかぁ 知らなかったよ。合掌。
83 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/22 18:30 ID:wwj0YkbR
>>10 新東宝は東宝撮影所の争議に際し従業員の一部が第三組合を結成し、東宝が
協力して昭和22年に資本金百万円で設立されている。確かに大蔵貢が社長
になる前は、黒澤明「野良犬」や谷口千吉「暁の脱走」といった名作があります。
成功作との評価は乏しいが小津安二郎の「宗方姉妹」も同時期の作品。
余談だが、谷口千吉の奥さんは八千草薫、結婚当時は何であんな爺の嫁さん
になるんだとファンを落胆させたとか。
>>83 忘れちゃいけない溝口健二「西鶴一代女」も。
あと、個人的には清水宏「小原庄助さん」「母情」「しいのみ学園」、
内田吐夢「たそがれ酒場」なんかも忘れがたい。
85 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/25 20:12 ID:fMiTh7Zf
「しいのみ学園」とか「つづり方兄弟」とかは子役の演技が素晴らしく この手の作品は全国の小学校で上映されたらしい。
子役と言えば『おかあさん』も新東宝じゃん。 『おかあさん』の榎並啓子、香川京子、片山明彦は泣かせるねえ。 三島雅夫が反則的な役どころだし。
87 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/26 00:21 ID:z8dovVs6
『おかあさん』『母情』『いいのみ学園』はいずれもチーフ助監督が石井輝男だね。 『小原庄助さん』もクレジットでは内川清一郎になってるけど、大河内傳次郎の 大袈裟な演技を嫌った清水宏が傳次郎をいじめてて、監督と役者の板ばさみ になっちゃた内川が途中で逃げちゃったそうなので実際は石井輝男だし。 あと石井監督はデビュー作の企画に『続おかあさん』を持ってこられたそうだが、 畏れ多いということで固辞して流れたそうな。それまで自身が会社に提出してい た企画も成瀬・清水調のものが多かったそうだけど。
88 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/26 00:28 ID:z8dovVs6
×『いいのみ学園』 → ○『しいのみ学園』
>>87 > 畏れ多いということで固辞して流れたそうな。
へえ。それは知らなかった。
確かに第一作成瀬じゃちょとキツイね。比べられちゃうもんね。
けど、二番煎じでいいから受けておけば、スーパー・ジャイアンツやらずに済んだかも…
石井の監督昇進を会社に強く推したのは清水宏らしいね。 かなりお気に入りの助監督だったんでしょうね。
91 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/26 02:12 ID:AnSFqMBP
ハンサムタワーは文太と後二人は誰?
だって、輝男、脚本も演出も旨いからね。
田中絹代第一回監督作品の時に、「成瀬が」助監督として派遣するくらいだもん。
>>91 菅原文太、吉田輝夫、寺島達夫。高宮敬二もね。
文太、吉田輝雄、高宮敬二、寺島達雄。
かぶっちまった。ちなみに寺島“達夫”だね。
95 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/26 15:42 ID:2bRgfz/7
丹波哲郎は同じ劇団のメイン役者だった山形勲が病気で倒れたため 代役として新東宝でデビューを飾ったそうな その後しばらくは新人のくせに生意気だとして干されつづけた 佐分利信が監督をつとめた「叛乱」で2.26事件の青年将校の一人という大役を久々に貰い 佐分利信が病気で倒れたため代役演出をした新東宝の大物監督・阿部豊に気に入られ だんだんと役が恵まれるようになったらしい
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :03/11/26 18:45 ID:XxOMud40
今から50年程前のこと、日本映画界では徒花のような存在だった 新東宝や第二東映について皆さんが詳しいことに、溜息が出ます。 関係者の方(相当高齢)がこのスレを見ておられたら、懐かしさも 一入かもしれませんね
97 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/28 19:09 ID:Czc2sk2V
>>23 民谷伊右衛門役の天知茂は有名だが、忘れてならないのが、お岩さん役の
若杉嘉津子、若杉一世一代の名演技とされる・・・乳飲み児を抱きながら
血を吐くような台詞まわしで伊右衛門を呪うシーンが秀抜・・・とある。
このシーンだけでも観てみたい。
「第二東映」は東宝サラリーマン物のパクリ企画 「黄門社長漫遊記」みたいなのも作っていたね。 社長が進藤英太郎で助さんに高倉健という珍品。
99 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/29 16:34 ID:w8GqzNJ7
第二東映のマークの出方を御存知のかたいませんか? やっぱり波と三角?
100 :
大門軍団 :03/11/29 16:43 ID:0mxC69t5
101 :
大門軍団 :03/11/29 16:44 ID:0mxC69t5
↑ ニュー東映
102 :
この子の名無しのお祝いに :03/11/29 17:19 ID:w8GqzNJ7
99です。大門軍団さまありがとう。 もう20年ぐらい昔、テレビで「はだかっ子」を見た記憶がありますが、 マークの出方まで覚えていなかったもので。いいお話だったと思いますが、 こういう地味な作品はDVDにはならないんでしょうねえ。
103 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/02 17:34 ID:OyMAtgCM
生誕100年小津安二郎特集[映]「宗方姉妹」(1950年新東宝)小津安二郎監督田中絹代 高峰秀子上原謙 山村聡高杉早苗 笠智衆堀雄二 斎藤達雄藤原釜足 坪内美子堀越節子ほか チャンネル: 49. NHK衛星第2 放送日時: 12月4日(木) 20:00-21:55
104 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/02 23:41 ID:WXTLiN3B
こんな板出来とったんやね。今日知った。新東宝結構好きなんですわ。 第二東映と新東宝の合併話は、かなり具体的なとこまでいったらしい。 新東宝側の株主が主導権握りたがってオジャンになったとか。 東映側としたら、倒産間際の会社助けたるつもりやったんやろうし、 新東宝側の人間からしたら、東映の「一部門」と一緒になるんやから、 一つの会社として存在してるこっちの方が上いう意識があったんかも。 第二東映いうたら、「黄色い風土」とか「真昼の無頼漢(やったかな)」も良かったな。 因みに(スレ違い失礼)、大藏の妹で、近江の姉は香取みほ子の芸名で、 昭和10年代に歌手やっとったんよ。ヒット曲殆ど無いけど。
105 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/03 16:13 ID:8HTq8K2k
合併話は初耳です。苦しい者同士の合併としては大映と日活で “ダイニチ”てのがありましたね。長くはなかったけど。
106 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/05 09:54 ID:wcBsnUXv
>>104 新東宝と第2東映との合併話は,大蔵が新会社の社長になることに固執したから
つぶれたんじゃなかったっけ?
>>105 ダイニチは,大映と日活の配給部門を一体化した会社でしたね。大映も日活も
自分とこの劇場で一年間公開できるだけの映画が撮影できなくなったので,苦肉
の策w びんぼくさいDNのマークが印象的。
107 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/05 10:27 ID:p7BItMYU
新東宝の「女競輪王」見た人いますか?映画館で1200円払う値打ちあります?
108 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/05 20:17 ID:SV8JxlqQ
新東宝は大蔵貢が仕切るようになって、作品タイトルに女○○○とか 女王蜂の○○とかいうのが増えた。「女競輪王」は前田通子が主演で 相手役は沼田曜一まではわかるが、内容は想像もつかない。前田通子 の太股を見せるための企画じゃなかったのかな。
109 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/10 20:10 ID:wYZKzFLc
>>107 いや別になんてことない健全な映画。
前田通子が,「私競輪をやります。」なんて宣言して競輪学校に入り,努力をかさね
一流の競輪選手になっていく,一種のスポ根もの映画だね。競輪シーンは,前田らが
ブルーバックの前で動かない自転車こいで,実写の競輪しーんと重ねたのが見え見え
で,今となっては微笑ましいw
>>109 DVD出てるよね、確か最初は魚屋の娘なんじゃなかったかなあ。
あんまり出回ってないけど他の新東宝作品もある。
111 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/11 14:23 ID:ZL3sUYRK
112 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/11 15:43 ID:/Qjav7H6
>>111 観たいなあ、でも関西在住、「東海道四谷怪談」が観れるなら
無理してでも行くんだけど。
>112 「東海道四谷怪談」はレンタルビデオでも結構あると思うけど、スクリーン派なのかな?
114 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/15 19:51 ID:aFn8BlMV
新東宝の女優さん達 三原葉子、久保菜穂子、高倉みゆき、池内淳子、小畑絹子 万里昌代、三ツ矢歌子、前田通子、若杉嘉津子 今でも頑張っているのは、三ツ矢さんと池内さんぐらいかな。
115 :
大門軍団 :03/12/15 21:14 ID:Qanq0HLk
116 :
* :03/12/17 21:06 ID:mKe+6KMY
新東宝のマークの出かたは鐘がガラーンガラーンと鳴るやつでしたな。
117 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/17 23:04 ID:pnDePwf6
>>116 レ二・リーフェンシュタールの「民族の祭典」にも
鐘が打ち鳴らされるシーンがあるけど、真似たのかな。
松竹みたいに富士山映すだけより良さそう。
118 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/18 09:55 ID:+gzXmkJM
小学生の頃、初めて洋画(アメリカ映画)を観た時、ライオンが 首を傾げてガオーガオーと吼えるの観て、いよいよ映画が始まるぞ と興奮したもんです。あれはメトロ・ゴールドウィンだけど、今風に 言えば、“つかみ”ってとこかな。
119 :
大門軍団 :03/12/18 17:52 ID:LEGoOAYN
昨日放送の「北の国から」で東映は壊れて外れていたが、新東宝も含めた 各大手映画会社のマーク掲げた映画館が出てきた。ちなみに新東宝は、 げじげじマークの方だった。
>>119 大蔵体制になってからのマーク(日輪?)ね。あれ、「趣味が悪い、品がない」と、
旧新東宝(旧・新、というのもおかしいがw)関係者の間でも評判が悪いようだ。
>>120 しかし、大型総天然色になった大蔵新東宝にはぴったりの
不気味で毒々しいマークで私にとってははお気に入りです。
あのマークが出ると「おお、大人の世界!!」という気分に(w
122 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/19 21:29 ID:WEVNKAoR
新東宝映画は「 〜 と 〜 」って題名がやたら多いね。 なんで? 大蔵社長のお好みだったの? この手の作品どんなのあったっけ?
123 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/20 12:36 ID:jo0uBT01
>>120 日輪マークのみならず,バックも毒々しい赤w
映画の内容と実によくマッチしてるね。
>>122 明治天皇と日露戦争,憲兵と幽霊 お産と梅毒 性本能と原爆戦
基本的に天皇,オカルト,エログロなんでもあり。
124 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/20 14:49 ID:ES5EkVdY
昭和45年ごろ東京12チャンネル(現テレビ東京)でやってた江戸川乱歩シリーズのドラマは モロ新東宝風の毒々しさで刺激的だったなぁw あれって再放送されたことないんじゃないか?
125 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/20 16:06 ID:Xl+9+5y+
>>91 ハンサムタワーという命名は前年完成した東京タワーに
ちなんでいる。この四人は新東宝倒産後そろって、松竹
に入社しているが、菅原文太は昭和42年に東映入社、
東映での第一作は石井輝男監督の「網走番外地・吹雪の闘争」
寺島達夫は東映フライヤーズに投手で入団、新東宝にいた兄の
急逝後に昭和33年に入社している。
>>126 >124しっかり読みなよ。お前さんがいってるのは天知茂主演の土曜ワイド劇場版だしょ?
124が言ってるのは、東映が製作した「明智小五郎」ってTVシリーズだよ。
再放送、なかったような気がする…
12チャンの方のシリーズはCSで放送されましたね。 東映チャンネルだったかな。原作の毒々しさと、 放送当時のギラギラ感がねちっこく絡み合ってました。
129 :
この子の名無しのお祝いに :03/12/22 19:46 ID:TGIK0Dg3
>>128 見たかった!
俺は当時の記憶しかないよ!
とにかく毎回毎回基地外のオンパレードだったね!w
130 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/10 16:48 ID:bhM0Mj7m
「花と嵐とギャング」!!
131 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/10 17:38 ID:ybl1CKg4
>>123 性本能と原爆戦は、レイミランド監督主演、アメリカ映画です。
当時、5本立てくらいで、日米取り混ぜて、上映されていたので、お間違いになったのでは。
尚、たびたび高倉みゆきの件が出てきますが、あれは、大蔵社長の妄言で、高倉側としては、
泥試合をさけるために、沈黙を守ったのです。高倉は、そのご、TBSの偉い人と、結婚して、
大蔵なんぞのての届かないところに行きました。
前田道子は、今赤坂のそばチェーンの店長をやってます。「女競輪王」では、
先輩の、阿部寿美子を訪ねる場面で、「お姉さま」を連発し、これだけが、印象に
残った作品です。
日比野恵子って知ってる?
133 :
123 :04/01/10 22:42 ID:bIh/j1gb
>>131 「性本能と原爆戦」は,お説のとおりレイミランド監督のアメリカ映画だが,
あれを買い付けて,日本で公開したのは大蔵。そして,日本公開の際に
「性本能と原爆戦」という題名をつけたのは大蔵。あんなまじめな映画に
こんな扇情的な題名つけるのはさすがに大蔵のセンスwというわけで紹介
した次第。
ちなみに前田道子は,石井輝男の「地獄」の閻魔大王役で一時的に銀幕に
カムバックしてますね。
134 :
123 :04/01/10 22:45 ID:bIh/j1gb
ちなみに,性本能と原爆戦の原題は 「panic in year zero」 どこをどうたたいたら性本能がでてくるんだw
135 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/10 23:20 ID:d7n9UEJJ
>>134 ちょい前、テレビ東京でどうでもいい時間に何回も放送してたねw
セコイけど面白かったw
>>133 前田通子、川本三郎のインタビュー本にも出てたね。
ええ話やった。必読。
137 :
131 :04/01/17 09:35 ID:s4L776wH
>>114 大空真弓も、お忘れなく。ライオンズのオーナーもついてます。
この前、息子の不祥事で、嘘泣きしました。
>>122 新東宝は、長たらしい題名が、好きなのかも。
高島忠夫、ジョージルイカーの「日米花嫁花婿入替取替合戦」
というのも、あった。
>>136 「前田通子」、一生男の庇護に、ある事ばかり考えてるのかも知れない。
最初が、間違えてたね。人の旦那「志村俊夫監督」、取っちゃいけないよ。
味方が付かなかったのは、そのせい。
>>137 前田通子の件、んなことないでしょ。
志村は自分の意思で、会社辞めたわけだし。
139 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/17 12:43 ID:s4L776wH
>>76 初代眠狂四郎は、鶴田浩二。相手の美保代役は、池内淳子。
江見俊太郎は、2代目です。相手役は、稲垣美穂子。
いか、市川雷蔵となるのですが、具合が悪くなって、松方弘樹に代わるのですが、
当初は、天知茂の案もあったそうです。
>>43 池内淳子の離婚の、真相については、柳沢真一の母親に、責めを求める説は、
むしろ少数のようです。多数説は、池内が、小野小町病(無膣症)だったというもの。
ずいぶん酷い説ですが、とにかく双方何も言わないのが、えらい。
池内淳子は、デビューのときから、スキャンダルが付きまとっていました。
戦前、大都映画(河合映画)というのがあり、そこのヒロインに、琴糸路という役者が
いて、とにかくそっくり。母子なのでは?というのもありました。
140 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/22 00:10 ID:W4hpLYRL
第二東映の「進藤の社長シリーズ」は 「次郎長社長と石松社員」が本筋。 進藤英太郎が社長で中村賀津雄が石松社員。
141 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/25 17:04 ID:iYYdqyQV
宇津井健に『スーパー・ジャイアンツ』の話をすると怒るらしい 石井輝男が言ってた(笑)
142 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/26 15:48 ID:L+BDtfXD
>>141 関根努だかだれかが、子どものとき見てましたっていったら
まねしてくれたってTVで言ってたけどね。
143 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/29 21:18 ID:vC9lgBih
ところで「性本能と原爆戦」のカントクはロジャー・コーマンじゃなかったですか? (いまひとつ、記憶があやふやなところもあるけれど……ファーストシーンがThe End という文字で始まったことはよくおぼえている。) そういえば、大蔵貢を「日本のロジャー・コーマン」と呼ぶ人もあるようですね
144 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/30 04:52 ID:oaHqgVHU
ところで、菅原文太が「本当に最初に」映画に出演したのは、杉江敏男監督、 江利チエミ主演の「大暴れチャチャ娘」(東宝1956)のラストシーンの踊り の相手役ではないかな? この映画は、鶴見俊輔も絶賛するコメディです。 クレジットタイトルには、文太の名前は出てはいなかったようだが……
145 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/30 05:23 ID:oaHqgVHU
>131 高倉みゆきの御亭主は、TBSではなくて日本テレビだよ。キネ旬の「日本映画俳優全集女優編」 ぐらいは見て書き込んどくれ! 大蔵貢のスキャンダル発言は、一向になびかないことに対する腹イセの可能性も高いようだが、 それでは、石井輝男の「女王蜂の怒り」の近衛敏明だね。
146 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/30 06:15 ID:gNmwVRHm
>>143 「性本能と原爆戦」の監督はレイ・ミランドだよ。
ただし、故佐藤重臣によると、レイ・ミランドではなく、実際に撮ったのはロジャー・
コーマンではないか? という説があるそうだ。
147 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/31 17:32 ID:mtcdl5KB
>>145 あの本を信用しないように。
TBSで正解。
148 :
大門軍団 :04/01/31 20:38 ID:8KZOmJnp
「日本映画俳優全集」シリーズは結構まちがっているね。 「日本映画俳優全集女優編」で一番凄い間違いで、訂正表が後にはさまれる ほど揉めたのが、確か高友子が大蔵貢と結婚したとされるところ。実際は 息子の満彦と結婚したんだけど。いくら義理の父でも妾発言するような人 と結婚したと間違われたくなかったんだろう。あと監督編も間違い多い。
149 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/31 21:20 ID:xuq9UcMF
このスレの雰囲気は独特(良い意味で)詳しい方が多いので半可通は恥をかく。 「日本映画俳優全集」は両編とも持っているけど、間違い記述が多いのか、 後生大事に持っていたのに、なんか残念な気分になったな。
150 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/31 21:52 ID:mtcdl5KB
前田通子はどうも引っかかるね。 赤坂のそば屋店長というのも、なにかKがパトロンで居るような気がするし。 昭和40年、日テレ昼メロに出たときは、まだふっくらして新東宝時代の おもかげはあったが、いや実は「地獄」見にいこうと思ったが、スチールでは あまりに年老いてしまったようなカンジで行けなかった。それにこの映画、 東京では封切りが、大蔵チェーンなのでちょっと割り切れない気もしたね。 でも、一所懸命に生きてきたのだろう。けちを付けてはいけないね。
151 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/31 21:54 ID:mtcdl5KB
おっと間違い。昭和47年だ。
152 :
大門軍団 :04/01/31 21:56 ID:8KZOmJnp
>>150 大蔵チェーンになったのは小林悟がpやってたからでしょ。
>>150 いやー、「地獄」の閻魔大王役、貫禄あって良かったですよ。
さすが昔の撮影所の俳優は違うなと思いました。
人の姿でも登場して、そこは和服姿なんだけど、それもようございました。
154 :
この子の名無しのお祝いに :04/01/31 23:08 ID:mtcdl5KB
150 ああそう。わかった。書いてよかった。 こんど、TSUTAYAいって、借りて見てみます。
155 :
145 :04/02/01 02:11 ID:x0uL2dq/
>>147 〜148
たしかに「日本映画俳優全集女優編」では、美鳩まりが名匠鈴木英夫監督の夫人となって
引退後、「長生き」とはいえないぐらいの年齢で亡くなられたことや、岸旗江の亭主が
山本薩夫の弟子でのちに大映の重役になった武田敦で、娘が絵本作家の武田美穂だなんて
いうことは、ちっとも分からないもんなぁ。
しかし、「日本テレビ出版部長」なんて細かい記述があると、つい、信じてしまうではないですか。
そういえば、「日本映画俳優全集男優編」の改訂版の方では、林寛(乃木大将)も大友純(宅悦)も
カットされていますね。国方伝なんて、どうしてるのかな?
156 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/01 06:51 ID:lbXHUXl6
↑ 大友純は、黒澤明「用心棒」に出ていますね。
157 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/01 07:30 ID:lbXHUXl6
150 前田通子も気になるが、若杉嘉津子もそうだ。 この人の{毒婦高橋お伝」はよかった。お伝が何故、悪の道に入ったか。 亭主浪の助(松本朝夫)が病気で、薬代のために後藤吉蔵(丹波哲郎) にすりよるという風に、むしろ貞女に描いている。雨の中で、泣いている 場面が印象に残っている。病気は本当は、ハンセン病なわけだが、 これだと汚らしくなるので避けたと思うのだが、結核にしてあった。 こういう配慮は好きだね。監督はもちろん中川信夫。若杉嘉津子は 普段あまり芸が上手いとは思えない。演技が硬く、あごを突き出して しゃべる癖があって今一なのだが、中川作品ではいい。女の哀しさを よく表現できている。 石井輝夫が、東映に移ってとった映画で、「明治大正昭和 猟奇女犯罪史」 というのがありそこでは、お伝の亭主は史実に則り、例の病気で グロメイクだったことは、この板の「砂の器」スレで知りました。
若杉嘉津子はワイズ出版で本出てなかった? たしか、俳優辞めてクリスチャンになってボランティア活動だったと思う 輝男の『黄線地帯』でのくそばばあ扮装、 『憲兵とバラバラ殺人』での拷問シーンもいいね。 轍プロの作品が観てみたい…
159 :
南部十四郎 :04/02/02 20:02 ID:b0/tw9nb
>>158 「憲兵とバラバラ殺人」ではなくて「憲兵とバラバラ死美人」なり。
フィルムセンターの特集で、並木監督の戦前の傑作「樋口一葉」と続けてみたときには、
作品のあまりの質的な落差を楽しめましたな。わたしは、両方とも好きですが……。
ところで、「憲兵とバラバラ死美人」の若杉さんの役は、東京のエリート憲兵中山昭二
と結ばれることになる飲み屋の女将で、たしかに好演ながら、拷問を受けてるのは天知茂
なので、若杉さんの責めシーンを期待してる向きは、わざわざ追いかけないように!!
それから、若杉ファンは、今週土曜日からラピュタ阿佐ヶ谷で上映される「女死刑囚の脱獄」
の好演を見逃さないように注意しましょう。脱走ものの作品の評価としては
ジャック・ベッケル「穴」>中川「女死刑囚…」>土井通芳「地平線がぎらぎらッ」>ジョン・スタージェス「大脱走」
さて、ジャン・ルノアールの「大いなる幻影」と「網走番外地」第一作をどこに入れようか?
>>159 「アルカトラズからの脱出」も加えてあげて。
161 :
源ララ子 :04/02/03 01:49 ID:f2SFVPtV
>>159 おぢさま、土井通芳ではなくって、土居通芳よ!
遺作の砂塚秀夫主演「毘沙門天慕情」も、そこそこにしっかりした映画でしたわ。
162 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/04 11:28 ID:GCZlGh7y
オークラランドで穴ほりしていたけど、このスレのだいぶん前に書かれていた ジャンクフィルムでも掘り出しているんだろうか?
163 :
ハンサム1号 :04/02/04 14:43 ID:3x6IcdNf
今度、新東宝のDVDBOX一気に3つも出るみたい!スゲー!
既出の奴を組み合わせてBOXにするので油断大敵。
guest guest
166 :
たらま :04/02/05 20:17 ID:RDm373ym
157の続き 前田通子のほかに、若杉嘉津子も気になるというのは、生活のことだ(おおきなお世話だが) 立川に、真如苑という新興宗教の団体がある。新東宝の俳優が、生活の不安からか、大勢入っていたという。 先頭切っていたのが、この女優で幹部信者にまで出世したという。 何年か前、そこの信者に聞いたら、しらないと。 そんな折に、この女優の自叙伝が出たのだが、空白の数年間ということで、避けられている。 例の全集にも触れられていないし、2年ほど前の泉田洋志の本にも無い。 どういう事があったのか、しかしその自叙伝で、着物の会社にはいって、着付けの先生などして、 現在は安定した生活を営んでいるとあった。なにか、ホッとしたね。
167 :
たらま :04/02/05 20:40 ID:RDm373ym
若杉嘉津子のシャシンは、新東宝がつぶれてから数年たって、エロダクションの 国映で見た(激しい女たち)。女親分の役で、黒いスーツ姿。セリフは殆ど無く、 それでも強烈な凄みがあり、すでに扇町京子がこの分野で活躍しており、 この女優も、こっちの方面で行くのかなと思っていてが、その後まったく出ないじゃないか。 裸はイヤだったのかもしれないね。 昭和55年頃に、テレビになんと、中川信夫、天地茂、脚本の大貫正義らと、一緒に 「東海道四谷怪談」のおもいでということで、出てきた。映画のイメージとは違い、 ずいぶんよく喋るわ。座を盛り上げる為だったかもしれない。女優も巫女も 同じようなものだから。この時は派手な着物姿で、思えば着物の会社から調達して きたのかもしれない(悪い意味ではない)。顔は、新東宝時代のそれとあまり 変わら無かった。前記の本で、ファンのイメージを壊すといけないので、もう 表舞台には立ちたくないと言ってたが、ああいう顔立ちは年取ってもあまり 変わらないように思えるね。とにかく、あの本読んで、懐かしかった。
168 :
たらま :04/02/05 23:19 ID:RDm373ym
↑ どうも文章が酷かった。 申し訳ない。
169 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/08 09:02 ID:kAZMIU4I
ラピュータ阿佐ヶ谷行きたい。
170 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/11 07:12 ID:9U4nQ0AG
石井版「地獄」を見てみた。 映画の出来はともかく前田通子、元気なだけで安心した。凛とした和服姿で、 しかし往時と同じく優しい目元で、思い出したのは黒澤明が「椿三十郎」に、 入江たか子を出演させた件だ。三益愛子や溝口健二に散々苛められ、化猫映画に 出た挙句、水商売からやり直していた入江は、それですっかり名誉回復となった。 川本三郎のインタビュー本は、わたしも読んだが、泣いてばかりとあった。 そんな事は書くべきではない。裾まくり事件の監督、加戸野五郎は行方不明のままだ。 前田通子は泣くことなんかやめて、胸を張ってとことん長生きして貰いたい。 そういう勝利のしかたもあるのだから。
171 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/11 09:22 ID:lmTCoZLJ
裾まくり事件の真相って前田通子の異常な過剰反応と性格の悪さ、 加戸野五郎の奇異な物言いがミックスされて起こったんだって いう人がいるよね。川本三郎のインタビュー本は駄目だ。山本富士子 まで(ry。
172 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/20 17:48 ID:z1PAnrV2
第二東映(ニュー東映)の書き込みはさすがに少ないね。 第二東映といえば、南廣という俳優さんを思い出す。拳銃を ぶっぱなした後で、硝煙をふっと消し、にっと笑うのが印象的 だった。昨年か一昨年?かに物故された新聞記事を見かけたが
173 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/20 18:01 ID:GH4JHfOA
>>172 第二東映はすぐに終わった番線ですからね。話題も少ないのでは?
南廣、、、「点と線」とウルトラセブンのクラタぐらいしか知らない。
「点と線」では堂々と主演でしたね。
元々はドラマーだったそうで。音楽映画「乾杯!ごきげん野郎」にも出ていた
が、ドラムは叩いていたかな?
>>173 南廣さんは、鈴木清順監督の「殺しの烙印」で、最初の方で錠の助っ人になる
酒で身を持ち崩した殺し屋の役でも、大健闘しておられます。
南廣さんの殺し屋が死んだ場面の直後に、大和屋竺さんの上着をかぶりながら
死ぬきざな殺し屋のシーンが出てくるわけです。
175 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/20 22:49 ID:xCoUMOx5
>>167 若杉嘉津子は,新東宝の「怪談海女幽霊」では,新東宝流の海女姿をしてる
若杉さんがおがめます。しかも,泳いできたとの設定で水浸し。とても
色っぽくていいです。映画ではその後,おっさんにレイープされます。はげ
しい映画ですねw ちなみに監督は加戸野五郎。妙に尺が短い映画で,話が
猛烈なテンポで展開していました。
176 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/21 00:55 ID:i0Vaki0C
天津七三郎
177 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/21 12:39 ID:3Gl64PDn
三原葉子。新東宝の女王といっていいだろう。 前田通子が失脚して出てきたようなものだが、この人もそれまで干されていたくち。 20年くらいまえ、テレビのインタビュー番組で、最も気に入ってる作品は? の問いに「黄線地帯」とこたえていた。ダンサーで、赤いドレスのいかす女、 あれならうなずける。東映に移ってからは「緋牡丹博徒お竜参上」の、みかんを 食べ続ける女や、杉本美樹とからんだ「0課の女」での、おっぱい丸出しシーン (ああまで見たくもなかった)が有名だ。私としては、まだ若い頃の「人食い海女」 だったと思うが、夜の宴会シーンで丹波哲郎に「養女にしてやってもいいと 思ってるんだ」と、いい寄られる場面で、ケラケラわらっていなしてしまう シーンが面白いと思っている。
178 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/21 12:50 ID:3Gl64PDn
実はこの三原葉子はB。差別で書くわけではありません。 ユダヤ人が優秀であるように、この人も優れているのだろう。 利殖の才があり、早くから和泉多摩川に家を持ち、バブルの 頃に売り払い(あの辺では多寡がしれてるが)さっさとハワイに 移住してしまった。文字通り体を張って、男なんかに頼らずに 生き抜いていった様は見事といえる。 三原葉子と前田通子。対照的な生き方であり、いろいろ考えさせられる。
179 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/21 13:29 ID:eQYruPrU
>>177-178 アラカンは、素の三原葉子の人柄を「グラマーが過ぎてオデブちゃんやったけど、
優しいおなごでしたわ」と言っていたね。
「0課の女 赤い手錠」での脱ぎまくりも、野田幸男に頼まれて断れなかった
のでしょう。
>>177 > この人もそれまで干されていたくち。
フィリピンだかの映画祭に行った時に、英語が分からなくて遅刻して干されたんだっけ?
で、英語勉強したんでしょ。知っている人はみんな頑張りやさんだっていうよね。
さそりなんかでも文字通り体張ってる。
> 「黄線地帯」とこたえていた。
映画自体いいからねえ。
181 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/22 00:40 ID:f1oLLyDf
>>178 この「B」って、倶楽部をさかさまから読んだ言葉の頭文字ですか?
三原葉子さんは岩手県出身で、東北にはそのような地域は存在しないはずですよ。
(たとえ出自がそうだったとしても、そうでなかったとしても、女優としての
彼女の素晴らしさには何ら影響しないけれども)
彼女がヴァンプ役をやるとき、嬉々として、自分と正反対の性格を演じようとして
いるのが、スクリーンを通して伝わってくるのは不思議ですね。
それにしても、石井輝男と加藤泰の映画のときは、芝居が3割方うまくなるんじゃ
ないか?
二人とも、素直でかつノル俳優の方が好きだからじゃないかな。
183 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/22 09:24 ID:rOXAOMvV
葉子さんが優しい性格であった事は、泉田洋志の本にも載ってたな。
新東宝倒産後、独立プロの時代劇で、首をはねた鶏を並べる設定のところ、
葉子さんが、可愛そうだとぐずりだして、そのシーン変更になったとあった。
>>181 178は、なにも偏見で書いているのではないと思うよ。
むしろ偉いもんだと、感嘆してるように取れるんだが。
184 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/22 10:45 ID:I0/G6NaC
三原葉子、最近見かけないと思ったらハワイにいるのか。 もう70超えてる筈だが、結局戸籍上は独身を通したのかな。
185 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/24 05:29 ID:dyvoKrER
独身だけど実はBまでは経験済みのようだな。
>>178 のカキコによると。
186 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/25 08:54 ID:+/cuvKXS
通りすがりですけど、ニュー東映の映画は 進藤英太郎の「黄門社長漫遊記」しか見たことないです。 火山ドッカーンに笑いました
187 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/29 16:56 ID:X51tEyO+
柔道初段、万里昌代を忘れてはなるまい。 新東宝時代は、下町のおキャンな娘とか、あと三原葉子の妹分といった 役どころで、とにかくこの人が出てくると画面が明るくなるほどであった。 大映に移って役柄は一変、「座頭市物語」その正と続で、市を一途に 想うおでんやの娘「たね」を演じるのだが、これがよかった。この存在が あればこそ、映画が陰惨、殺伐にならないですんだのではないか (注、兇状旅にも出演しているが見ないほうがいい)。
188 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/29 17:13 ID:X51tEyO+
万里昌代が、雷蔵ととったシャシン「婦系図」のお蔦役であるが、 新東宝のヴァンプ女優が、よくこんな重要な役を?とどうしても 思われてくる。社長永田雅一の寵愛でもあったのか、そんなうわさも 飛んだことがある。 爛熟女優、中田康子が「アスファルトジャングル」で主役を張ったが これはもう永田康子とまで言われたくらい、有名な間柄であった。 京マチ子もうわさだけはあるのだが、逆に処女説もある。
>>188 その『婦系図』のお蔦役って、若尾文子の代役じゃなかったっけ?
代役にしたってすごい抜擢だなとは思うけど。
その映画観てないから何とも言えんわ。
若尾ちゃんのお蔦はまぁ想像つくけど、万里さんのお蔦って正直どうだったか
観た人に聞きたい。
>>187 兇状旅は悲しい映画だものね・・・。
>>189 『婦系図』は名作です。万里さんは頑張ってます。原作を知らないので、イメージ
通りかどうかはわかりませんが。
後年、TV「必殺仕掛人」のゲストで、色気ムンムンの年増を演じたときは、さすがに
トウが立ってましたね。そこがいいのですけれど。
191 :
この子の名無しのお祝いに :04/02/29 22:17 ID:X51tEyO+
188,189 わたしも未見。だけど新東宝の「婦系図湯島に散る花」は見ました。 お蔦は、あの高倉さんです。不忍池が出てくるのですが、なんと 向こうの岸に、ダットサンが走っているのです。 こういったところが、新東宝のいいところです。 相手役は天地さんでした。
192 :
187 188 :04/02/29 22:20 ID:X51tEyO+
今でもピンク映画を作ってる新東宝との関係を教えて下さい。>詳しい人
194 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/01 10:09 ID:Wj2x9zdo
>>193 <新東宝倒産後>
大蔵貢→自前の資産であるコヤを核に、「大蔵映画」を設立。
現場の撮影所→東宝の資本を得て、TV映画のスタジオ・制作会社「国際放映」として再出発。
例えば、往年の東宝製作のTV作品(「太陽にほえろ!」など)も、
実際は国際放映で撮影されている。
現在は完全に東宝の子会社になったはず。新東宝作品の権利を継承
したのもここ。
営業部の残党→配給会社・新東宝興業(現・新東宝映画)を設立。自前の営業ルートを
利用するために、名前だけ継承したので、資本関係は無い。
たしかこうだったと思う。
195 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/02 01:50 ID:gg0XUSwl
>>194 詳しい説明ありがとう!基本的には名前だけなのですね。
196 :
大門軍団 :04/03/02 09:42 ID:elGR2OQU
<新東宝倒産後> 大蔵貢→自前のコヤや新東宝から借金の肩に入手したコヤ・撮影所(第二・別称富士)を核に「大蔵映画」を設立。 新東宝株式会社→東宝・TBS・フジの資本を得て、製作部門はTV映画のスタジオ・制作会社「国際放映」として再出発。 例えば、往年の東宝制作の多くのTV映画(「太陽にほえろ!」など) は国際放映で撮影されている。90年代前半、TMCに衣替え。 現在は完全に東宝の子会社に。新東宝作品のほとんどの権利を継承 したのもここ。新東宝時代からのステージも一棟のみ現存 配給部門は「大宝」となったが消滅。NACは現在もある。 営業部等の面々→配給会社・新東宝興業(現・新東宝映画)を設立。自前の営業ルートを 利用するために、名前だけ継承したので、資本関係は無い。関西が強かった。
197 :
194 :04/03/02 13:26 ID:bgyPYHHx
>>196 補足、ありがとうございます。
>大蔵貢
結局、大蔵貢は新東宝を利用したんですよね。富士映画撮影所は、大蔵のキックバ
ックのための会社だったようですし。
大蔵で晩年まで撮り続けた小林悟、まだ撮っている小川和久(欽也)は、富士映画出身
ではなかったですか? 旧知だけに、大蔵サイドも切るに切れなかったのでしょう。
ピンクで撮影所を使っていたのは大蔵だけだと思いますが、この人たちは大蔵の撮影所
が無くなり、スタッフが数人になっても、まだ撮っているのが凄いですね。
小川さんの現場を見たことがあるけど、小川さん・助監督・キャメラマン・照明さん2人、、、
たった5人しかいないんですよ。
それで、小川さん、好々爺だけど妙に昔気質のプライドが高いし・・・気分だけはまだ、
撮影所で撮ってるつもりなんですよね・・・。
198 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/02 14:54 ID:YwRfWRcH
200 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/02 15:33 ID:Cl9O7fkg
質問 1、妖艶女優、宮田文子の消息はどうなったでしょうか。 2、前田通子と仲の悪かった女優はだれでしょうか。 (川本三郎の本に載っていた、前田失脚の折り、うれしくて 加戸野監督に電話を掛けてきた女優) 3、万里昌代の消息はどうでしょう。
>>199 新東宝第二撮影所(富士映画撮影所)→大蔵映画撮影所→閉鎖後、オークラランド
ではなかったですか?
>>200 1)宮田文子というと、どうも「地獄」の三ツ矢歌子の母親の教授夫人を思い出しちまうな。
2)桂千穂さんあたりを酔いつぶさせると答えが出てくるのでは?
3)じつは小泉キョンキョンは彼女の隠し子でありまして……といったデマを飛ばしたくなりませんか?
わたしは、なんとなくこの二人の雰囲気と魅力の質がよく似ているように思うのですが。
203 :
大門軍団 :04/03/02 20:41 ID:Fju8aEZr
>>197 勝手に補足スマソ
>>200 2は田中春男の娘か?
>>201 閉鎖後ではなくて、オークラランドが次第に撮影所を侵食していったん
じゃないかな。
204 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/02 21:30 ID:hPaODkeS
今日、浅草名画座で健サンの「いれずみ突撃隊」見てきた。 三原葉子サンよかったよ。金を貯めるのが生きがいだが侠気にあふれた従軍慰安婦の役。 東北弁はお手のものって感じでね。 64年の作品」だから彼女31くらいだろうけど、ふっくらした顔がとても愛らしかった…
205 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/02 23:11 ID:Cl9O7fkg
200 202、203様ご返事ありがとうございます。 1、宮田文子は、最も好きな、そして最も新東宝らしい女優です。 ぞくぞくっと来ます。抜いたことはありませんが。 2、宇治みさ子ねえ、代役になったわけだが、どうですかねえ。 川本さんの本では、「最近その人出ませんね」とあるので はっきり引退した人は省かれるのではないでしょうか。 明確に書いてないので、みんなを疑わなければなりません。 ああいう書き方いやですねえ。 3、KKに発声が似てるかもしれません。だけど私としてはむしろ あのビーバップハイスクールに出た、頬骨の張った女優(名前 忘れた)の方に似てる気がします。
206 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/02 23:17 ID:Cl9O7fkg
200 204様 三原さんよかったでしょう。なんだか地のままの役のよう。 わたしも見にいきたいです。
207 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/03 06:52 ID:rggkoJOO
20年位前、新聞の小さな囲み記事にあったのだが、 「新宿のスナックのママ死亡。新東宝の中堅女優だった人で、その時からの ファンも随分いて、別れを惜しんだ」とあったが、あれは誰だったんだろう。 あのときは、城実穂かなと思った。しかし他の人も考えられるからなあ。
208 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/05 17:31 ID:u+hZ0B26
「明治天皇と日露大戦争」の出演者の中に安部九州男の名前があって意外な 感じがした。安部九州男といえば東映時代劇の悪役のイメージが強い。 若い頃の安部九州男を見たことないが、案外美男だったのかな。東映に移った のを機に悪役に自分の活路を見出したのだろうか?いずれにしても4年後の 倒産で新東宝の監督、俳優は残る4社に散ったてことか。
山田五十鈴の父親の芸名も九州男だなあ。
210 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/06 07:03 ID:8BeUq/Zm
西鉄ライオンズにも田中九州男って選手がいたね。みんな九州出身なのかな。
211 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/06 12:13 ID:iLsTU/Hz
>211 それは田中久寿男だ
212 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/06 14:00 ID:KJDl+6hr
>>211 そういえば、そんな字だった。失礼しました。男ぽい顔を
していたね。最後は巨人に移籍したんじゃなかったな。
213 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/07 23:38 ID:IFsSOORU
大江健三郎の「セブンティーン」という、17歳の高校生を主人公にした小説がある。 その中に、「新東宝」というあだ名の同級生が登場する。 新東宝の娯楽映画ばかり見て、教室内で大声でエロ話をするひょうきんな少年なのでそういうあだ名がついた。 主人公はこの同級生に誘われて右翼団体の演説会でサクラのバイトをし、それが縁でその右翼団体の会員になってしまう。 会員たちが映画「明治天皇と日露大戦争」の話で盛り上がっている。 俳優のことを実在の歴史人物であるかのように語り合い、興奮している。 この映画も新東宝だが、あのひょうきんな同級生もこの映画を観たのだろうか?
214 :
中川しのぶ :04/03/07 23:58 ID:63PN2kc6
いまでは、女相撲パリ興行やキャットファイト関係でもっぱら語られる中野貴雄 監督の「超過激本番 失神」という映画は、新東宝へのオマージュとパロディに 満ち満ちた怪作である。(1992年 新東宝)これに比肩し得るものというと、 ピンク映画の科白がすべて小津の映画の借り物という周防正行の「変態家族兄貴の 嫁さん」 あたりだろうか。 冒頭のタイトルバックで、アラカンの「明治天皇と日露大戦争」ポスターが大写し になり、「女体渦巻地帯」を舞台に、大蔵貢時代の新東宝映画のイタダキが満載。 探偵は「海は広いな」の歌を小林旭の「渡り鳥」のメロディーで歌い続ける。 これは、きっと製作の数年前に大井武蔵野館で何度かにわたって組まれた新東宝 特集に、監督が何度も通って構想を練った結果に相違ない。
漏れの厨房時代にも「にっかつ」て仇名の香具師がいたな。 工房の頃には「オレ通」になってた…
216 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/12 20:03 ID:r8CSOFTP
「戦艦大和」の特撮場面が「軍神山本五十六と連合艦隊」に 使いまわされていた
217 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/15 00:15 ID:Qhv0K8ww
>207 城実穂といえば、映画ではないが「快傑ハリマオ・第五部」で 満州の部族長の妹役ははまり役だった。 最初は敵対するが、だんだんとハリマオに心引かれていく役。 頭に巻いた白いターバンのような頭巾が似合って可憐だった。 そういえば宣弘社制作のテレビドラマにはよく新東宝の役者が出ていた。 「快傑ハリマオ」「恐怖のミイラ」「隠密剣士」などなど。 「恐怖のミイラ」などは内容も含めて新東宝テレビドラマとでもいっていいくらい。主演の松原緑郎をはじめとして三条魔子、若杉嘉津子、三原葉子、泉田洋志という豪華ラインアップ。
218 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/15 07:39 ID:9zI+froP
↑第四部・南蒙の虎だった。
219 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/15 09:39 ID:3nrRDovT
>>217 観直したくなりますね。“ハリマオとはマレー語で虎のことである”
主題歌を三橋美智也が歌う、内容は子供向けなのに、歌詞はしぶい。
高垣眸原作の「ジャガーの眼」も宣弘社で主題歌は三船浩だった。
「ジャガーの眼」の後が「怪傑ハリマオ」で昭和34年〜36年の作品
なんだけど、新東宝の倒産の時期と微妙にダブっている。
北沢典子さんが家のそばに住んでます。 ちっちゃくてかわいらしいご婦人です。
ほう
222 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/17 13:34 ID:J0Fpg2SS
>>220 旦那さんはプロ野球選手じゃなかったかな。元大洋ホエールズの近藤氏。
223 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/18 21:10 ID:IhCaHt5J
>>220 昔の映画スターってほんとみんなちっちゃい。
数年前、渋谷パンテオンで石井輝男の「地獄」プレミア上映会で
前田通子が閻魔大王の扮装でロビーの脇を通るのを見かけたが
新東宝映画の中では比較的大柄に見える前田でさえ
150cmあるかないか。
>>223 でもねえ、年とると縮むからねえ
淡路恵子、公称163cmだけど
実際はそこまでなかった
公称の時点で嘘だったらなんにも言えないけどさ
225 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/19 20:20 ID:RfzpPpSu
新東宝、悪役男優陣だが、見慣れた顔が何人か居るであろう。 いかにも凶悪犯の泉田洋志、抜け目ない小悪党の高村洋三、いかつい新宮寺寛、 これらがいずれも、三流の役者で芸も下手糞なところに、新東宝の好さがあるのだが、 それはそれとして、私としては「沖竜二」を推したい。 ギャング役専門、東映に移ってからは、やくざ役ばかりだ。上記三人とは違って なんとも上手い。自然な演技で、セリフが明晰かつ粋なのである。例の菅原某の如き、 いきがって大仰なところは全くなく、むしろ等身大の凄みを感じさせた。 この人は昭和41年にTVで、梶山季之原作「夜の配当」の主役、映画では田宮二郎が やった役を演じたのだが、はるかにいい。人を食ったような、妙な存在感があった。 気弱な私なんかの、憧れの役者だったが、いい人は早世してしまうのかもしれない。 昭和43年頃だったか、エロダクションの映画撮影中、手錠のまま激流を渡るシーンで 相方と共に事故死してしまったのだ。 生きていれば、「仁義無き戦い」あたりで売り出せたかと思うと残念でしょうがない。
226 :
大門軍団 ◆Qy2LDEjKWE :04/03/19 23:10 ID:pVdEme0x
>>225 沖竜二が死んだのは昭和39年じゃない?
227 :
大門軍団 ◆Qy2LDEjKWE :04/03/20 01:13 ID:LoeUyQwu
↑沖竜次か。
228 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/20 01:22 ID:xx5I6hgl
石井輝男の東映第一作『花と嵐とギャング』は沖竜次の代表作。 鶴田、高倉相手に健闘。
229 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/20 04:21 ID:GnLbj7q7
>>220 ということは中西 野人 学 の義理の母ちゃんか
230 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/20 06:52 ID:ah7MV7Cb
225
沖竜二を知っている方がいらしたとは、感慨のいたりです。
>>226 ,
>>228 様 レスありがとう。
231 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/20 10:40 ID:vJEvEEEL
石井輝男曰く「あん時ね、俺の映画に誘ってたんだよ。でもむこうは 主役だったんでそっちに行っちゃった。俺のほうに出てれば死なずに 済んだのに」
232 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/20 12:35 ID:PyI6mp8+
>225 嘘ばっか
沖竜次が死んだのは若松孝二の映画だね。 「俺は手を汚す」に詳しく出ている。 若松孝二も、助けようと川に飛び込んで溺れている。 ところで、「女巌窟王」の沖竜次は次元大介のようだな。
234 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/20 16:26 ID:MMAP8/2H
>>222 近藤昭仁氏は現在TBSの解説者、北沢典子の同期には三ツ矢歌子、万里昌代
原知佐子がいる。原知佐子は東宝に移っての「黒い画集・あるサラリーマンの証言」
が印象に残っている。コケティッシュな女優さんだったな。
その野人中西もたまに見掛ける。デカイ! 実家の近くに住んでるらしい。しかしデカイ!!
236 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/24 13:54 ID:f9z4kzN+
宇治みさ子のことはあまり(全然?)語られていないね。田中晴男の長女、 新東宝でデビュー。一時東映に移り東映時代劇の娘役をしていた。顔立ちが 和風というか日本髪が良く似合っていた。その後新東宝にもどるけど、やっぱり 東映時代劇の記憶が強い。楚々とした美人も大蔵路線では太股チラチラは已む無し ってとこかな。
237 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/24 17:50 ID:5T0eqFV9
238 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/26 01:52 ID:+lvro9ov
三ツ矢さんの訃報で、スポーツ新聞で宇津井健、池内淳子、テレビで丹波哲郎と、 新東宝時代の仲間がコメントしていた。
240 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/28 10:42 ID:uW/bVTiE
日本映画新社ってどういう会社?
241 :
大門軍団 ◆Qy2LDEjKWE :04/03/28 11:47 ID:FfzWbSmQ
242 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/29 13:06 ID:xfJWdEs4
その日本映画新社、経営的にはどうなの。かなりのリストラをやって、まるで仕事がないとのうわさが。
>>242 なんでその会社の話題をここで?
適当なスレッドがあるでしょう?
244 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/30 12:17 ID:9TU5ztuR
245 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/30 14:09 ID:B6wPDr2q
>>244 このスレには釣り師はいないか、いても他スレに較べれば少ない。
あなたが記憶違いと思うなら、その部分を指摘すればいいわけでしょう。
40年前のことで記憶違いもあるでしょう。キネマ旬報社から出ている
全集物にも記述ミスが散見されるという指摘もあるくらいですからね。
半可通でないあなたに、これから誤謬訂正をお願いしておきます。
246 :
この子の名無しのお祝いに :04/03/30 21:21 ID:CANRDFXi
>>245 吊りにそんなレスをすると荒れる原因になるので、あなたにはこれから吊り氏を
無視するようにお願いしておきます。
247 :
244 :04/03/31 00:48 ID:aKyeLMLq
>>245 訂正する前に勘違いかどうかを
>>225 >>236 に聞いただけです。釣りかと聞いたのは書きすぎだったかも知れないが、
思い出をいきなり訂正するのも申し訳ないと思ったので・・・。
248 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/01 23:57 ID:W92kZnaJ
>245 藻前が最大の釣りだなと釣られてみる 藻前の最後の一文が不要なんだ
249 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/02 13:50 ID:H9Iv26kx
日映新社はどうした!
>>250 現実にはこの手の映画のオールナイトって、睡魔との戦いだったりするな。
嫌いじゃないのに、連続して見せられると、どうしても…
252 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/05 04:49 ID:x68RIaoZ
>>250 次はこんなのを期待する。
中川信夫特集
ひばりが丘の対決/エノケンの馬車物語/雷電(正・続)/悲しみはいつも母に
中川信夫特集 第2弾
さすらいの旅路/ほらふき丹次/阿修羅三剣士/若様侍捕物帖/鬼姫しぐれ
巨匠名作特集
野良犬(黒澤)/宗方姉妹(小津)/西鶴一代女(溝口)/おかあさん(成瀬)
253 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/05 19:29 ID:FCW6CG+x
海女のポーズが、やたらキマッてる!ちょっと見たいかも。
254 :
通りすがり :04/04/05 20:36 ID:GyzKs+iF
うちはNECO入ってるからDVD-BOX買わないつもりなんですが、 特典の予告編集がすごく気になります。 見た人どうだったか教えてください。特典のためにBOX買うべきですか? てーか、予告編だけでDVD出してくれると嬉しいんだけど…
255 :
225 :04/04/06 13:42 ID:v65U592d
>>232 ,244
どこが嘘だというのでしょうか。
二と次の違いですか? 二で表記しているものもあります。TVがそうでした。
また、私の間違いだとしても非難されるほどのものではない、と思いますが。
256 :
225 :04/04/06 13:55 ID:v65U592d
232、244、247さんよ 例の「全集」、前田通子の誕生日を見てごらん。 ああいうものを、指摘してみな。
257 :
大門軍団 ◆Qy2LDEjKWE :04/04/06 17:15 ID:c2ZzH0sj
>>254 NECOでも前に裕次郎の予告編特集やったみたく、新東宝の予告編
もやってくれればいいんですけど、系列が違うので無理かな?
>>255 沖竜次が死んだのって若松プロの作品で、昭和39年頃なので232
さんはそのあたりを間違いだと言っているのでは?あとその流れで
昭和40年代のTV出演はないのではと指摘したいのかな。
あと236の書きこみは田中晴男→春男程度の間違いだと思います。
まあ芸能人の誕生日は指摘しないほうがいいでしょう。いくつも持っている
人もいるのでw。西田尚美も確か・・・
258 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/06 18:16 ID:v65U592d
225 レスありがとう 1、最後の作品は、人生劇場(1963)だったと思いますが。 2、存在しない日が書かれているのです。かわいそうじゃないですか。 今後もよろしく
259 :
236 :04/04/06 23:17 ID:Ta82ZPBj
>>257 ご指摘の通りです。戦後の一時期新東宝の青春映画に脇役で
出ていたこともあり、その縁で娘を新東宝に入れたんでしょう。
260 :
大門軍団 ◆Qy2LDEjKWE :04/04/06 23:27 ID:DfwvGvSf
>>259 親父が戦前から渡辺邦男監督と仲良かったから預けられたんじゃなかった
ですか。それで渡辺邦男がらみで新東宝に入ったり、東映に行ったり、そして
また新東宝他に出たり。
261 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/07 06:39 ID:wPvTFudP
>>258 2、について、前田通子は、1934 年2月29日生まれ、となっており、
うるう年でもないのに、これはおかしいです。
抗議して、かえって妙な評判がたっては、と本人が我慢して
いるのかもしれません。
262 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/11 14:36 ID:TWUtmkRy
>>255 大間違えやないか!謙虚
いけよ。「232、244、247さんよ
例の「全集」、前田通子の誕生日を見てごらん。
ああいうものを、指摘してみな。」なこと書くなや。
263 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/13 20:02 ID:sJidSbC4
↑ 馬鹿じゃねえか、こいつ。日本語もおかしい。映画ファンじゃねえな。 事案を整理するとこうなる。 昭和39年1月 国際放映「夜の配当」完成。演出三輪彰 キャスト高須賀忍、松村達夫、広瀬みさ。 ところが繊維会社のスキャンダルを扱ったもので、スポンサーがつかず、お蔵入り。 39年9月 日本フィルムシネマ「誤審」撮影中、高須賀忍と赤尾関三蔵が水死。 監督若松孝二は業務上過失致死容疑で会津若松署で取り調べられるが立件されず。 40年9月 俳優死後1年たって、東京放送で前記テレビ映画を放映。 42年5月 前記事故の示談金支払い完了(ひとり170万円)。 同年同月 再放送。
264 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/13 20:12 ID:sJidSbC4
>200 2、についてですが、前田道子失脚の折り、加戸野五郎に「クビニシテヨカッタ」の 電報を打ったのは、若杉嘉津子です。姐御肌なのですが、裸で売り出した前田を こころよく思っていなかったのでしょう。 高倉みゆきが高給もらっていて、ヒスを起こしていたのもこの女優です。
265 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/13 20:36 ID:sJidSbC4
2号呼ばわり事件については、高倉みゆきはもらっていたプレゼント品を 風呂敷に包んで社長室にぶん投げてやめていったわけですが、法的措置を 執らなかったため、世間では本当であるかのように、確定してしまったのです。 親友だった魚住純子は、高倉の件で学習したのでしょう、後年、週間実話に 私生活を嘘八百書き立てられ、敢然と刑事民事両面で闘いました(勝訴)。 仲良し3人組のもうひとりが、三原葉子。高倉にくっついてデパートに行って 大蔵に指輪など買ってもらっていたようです。これも若杉に誘われて、 新興宗教、真如苑にはいって、しっかり宣伝映画にも出ています。 新東宝倒産後、少し浪人していた時期にも、大蔵映画にでています(劇映画ではない)。 えらくしっかりした女優でした。
前田通子を前田道子と書くのが流行っておるのう。 若杉さんは新東宝崩壊後、轍プロでやっているけど観てみたいのう。
267 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/13 23:15 ID:sJidSbC4
高倉みゆき=和田道子だったので、混同。
268 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/18 20:11 ID:DatRnIaW
>>200 1、宮田文子は倒産後、九州に帰り、結婚して業界人ではなくなっています。
2、万里昌代は、このスレの166と、出身地とをあわせて考えれば答えが出ます。
会えるかもしれないが、ああいうところはおカネがかかるのでは。
>別スレ「あの人は今」の、大門殿。
269 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/19 01:08 ID:kA7NFHI6
>>252 昭和の終わり頃だったか大井武蔵野館でその手の特集やったね。
あの時ずいぶんまとめてやったな。
だけど雷電の時だったかな。
お客は俺含めて3人しかいなかったな(ww
>>269 新東宝作品は、80年代までは映画館でもけっこう上映していたし、地上波でも放送していた。
その頃にビデオも出た。大井や映画ライターが煽るほど、幻ではなかったはず。
(もっとも、実際にわざわざ「観た」好事家は、そんなにいなかったかもしれないが)
しかし、当時、あるトラブルが発生し、国際放映がフィルムを出し渋るようになった。
(具体的な理由を聞いたが、書いていい話か否か迷うので、書かないでおきます)
だから90年代はほとんど上映されなくなり、今度は本当に幻の映画群になってしまった。
もっとも巨匠の作品については、以前から東宝が押さえていたので無問題。
ここ数年は再び解禁され、普通にCSで放送されたり、DVDも出るようになりましたね。
昔日を思うと隔世の感があるね。
>>270 しかし逆に「九十九本目の生娘」みたいに完全に封印されてしまった写真もある。
もっともあれは八十年代に大井でかけた時から観客の間で
「この映画は山手線の内側で上映するのは無理だろうなぁ…」
と囁かれていたけど。
>>271 タイトルもヤバイし、やはりあの部落の描写がマズイのでしょうかね?
内容は普通に面白いと思うけどね。
「九十九本目の生娘」は、以前出たビデオで観たことがある(のち、恐らくは同じマス
ターでキネマ倶楽部からも再販された)
かつて上映されていたプリントにはあった三原葉子の責め場面が、カットされていたらしい。残念。
>>272 「九十九本目の生娘」、キネマ倶楽部から出てたっけ。
新東宝が安ーいパッケージで、新東宝傑作選みたいな形で10本くらい発売した中の一本だったね。
友達に貸したまま、返ってこねえ。
このとき一緒に出た「明治天皇と日露大戦争」はシネスコ版ではなく、
同時に撮影したスタンダード版がソフト化された。
DVDもシネスコ版だったから、このバージョンは貴重。
>>273 たしかに以前出ていたビデオでは、なぜかスタンダード版が収録されていましたね。
伝説の作品だが、内容は・・・ですが。
明治天皇さえ出ていれば、当時はああいう紙芝居みたいな映画で良かったのですかね?
川本三郎によれば、大蔵貢時代の新東宝の映画は、格落ちのコヤでしか上映していなかった
らしいですね。本当に路地裏の楽しみでしかなかった。
>>274 > 大蔵貢時代の新東宝の映画は、格落ちのコヤでしか上映していなかった
> らしいですね。
というか、格落ち社長大蔵貢の格落ち映画館でしょ(w
東宝経営陣に裏切られて、映してくれる小屋がなくなったから、
小屋を持っている大蔵貢に来て貰って、それを系列にしたんだから。
> 明治天皇さえ出ていれば、当時はああいう紙芝居みたいな映画で良かったのですかね?
まあ、昔は直接観ることさえ出来なかったお方ですから。
「南極物語」まで興業記録破られなかったんでしょ。すごいよね。
276 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/20 07:38 ID:XjqVOxsO
>>274 「明治天皇と日露大戦争」は、鶴見俊輔が見て感涙に浸ったという伝説があります。
(御当人も、どこかのエッセイでちゃんとそのことを書いているらしい。)
こういうことを悪びれずに書けるとすれば、鶴見さん、「さしずめインテリ」にしては、別格だね。
それから、戦争を体験している世代は、 いくら日露戦争の話と言っても、戦争物に対する見方が違うからね。 どうしても自分の体験を投影してみることになる。
>>274 漏れは幼少のみぎり映画館(一番館!)で鑑賞しますた。
浪花節に徹した渡辺邦男の演出、
そして圧巻の特撮シーンに心を奪われてしまい、
ビデオが発売されてからは何度見返したか分かりません。
好きな人にはたまらない映画ということで…
>>276 大宅壮一ですら「不覚にも泣いてしまった」と語っております。
279 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/23 15:10 ID:4JxBkWS2
>>274 「川本三郎によれば」、というのは中央公論、昭和52年11月号の記事の
ことかな。あれは、数字と人の話ばかりで、あいつ自身がさっぱり
映画見てないことが、わかるね。
あんなものに比べれば、中村誠二「幻の怪談映画を求めて」洋泉社、の方が
ずっといい。大蔵に傾斜しているきらいはあるが、映画製作の情熱というか、
熱気が伝わってくる。怪談ばかりで、エロがないが。
「明治天皇 」は、東劇でもやったんじゃないかな。松竹が貸したみたいだ。
280 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/23 16:19 ID:4JxBkWS2
>>270-273 「九十九本目の生娘」は、一人の出演女優がイヤがった作品です。
ポスターの逆さ吊りの写真の件ではなく、映画の舞台が、北上上流の
特定される地域だからで、労組の黒田委員長にも訴えたくらいです。
おどろおどろしく面白い作品で、それだけに差別を助長しまっている。
この女優は、ハワイに移住して、モロカイ島にある難病施設で、介護の
職に就いたのだが、つくづく偉いとおもうね。ヴァンプでは先輩の
木暮美千代も、福祉の活動をしていたというし、人間の出来が違うね。
281 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/23 22:08 ID:4JxBkWS2
訂正 >279 中村誠二→山田誠二 >280 木暮美千代→小暮実千代 申し訳ない。
>>279 私が読んだのは中公ではありませんけどね。川本さんが実際には観ていない? かどうか
は何とも言えません。
山田さんの本は、現在の大蔵映画との関係でやむを得ないのでしょうが、大
蔵貢を美化し過ぎで、資料としてはともかく、粗い本だと感じました。
・・・いや、「色欲怪談 江戸の淫霊」が面白かったら、文句は言わないのよw
>>282 山田本は素人に近い視点なんで、とっつき易いってことはあると思うけどね。
ただ、同人誌っぽい切り口だったな。
>・・・いや、「色欲怪談 江戸の淫霊」が面白かったら、文句は言わないのよw
高い志に対して、本当に残念な出来映えだったね…
284 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/28 12:34 ID:u14mfT9C
>>279 新東宝にはめずらしく,松竹の洋画系の劇場で大々的に上映させてもらった作品
ですね。大蔵が,ラッシュもって,松竹に飛び込んで直談判したらしい。
たしかに,劇場が大きくないと,あれだけのヒットにはなりませんね。
285 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/28 19:20 ID:NBZ/hnbH
↑ あそこで、皇太子(当時)、高松宮、吉田茂、鳩山一郎らを招いたのだから、 大変なものですよ。 池袋文芸座、渋谷前線座なんかでもかかっていた。 昭和32年の5月ゴールデンウィークにぶつけたわけで、何年前か計算するの 面倒だからしないが。 俺が見たのは、神田の銀映座。新東宝の常設館で大蔵の持ち小屋。小学校の 時だが、クラスで海戦場面の話で持ちきりだった。ビューンと砲弾が飛んできて 海に落ちて、水しぶきが上がるのだが、そんなものかと、思ったね。 それに203高地争奪戦で、敵が機関銃撃ってくるのだが、機関砲「ホー」と 言っていて、あれ?と思った。 田崎潤の東郷平八郎、阿部九州男の伊藤博文その他、そっくりさん大会も、面白かった。 まあ、いい時代だったよ。
286 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/29 00:11 ID:g0NA9Cgz
>>270 >新東宝作品は、80年代までは映画館でもけっこう上映していたし、地上波でも放送していた。
80年代初め頃はテレビ朝日の平日午前中に邦画枠があって、そこで放送されてたが、カラー
作品ばかりだった記憶がある。最終封切作「北上川悲歌」もやってた。
287 :
雪城忠太郎 :04/04/29 03:01 ID:kUFOmyi/
>>270 ,286
国際放映が新東宝のプリントを貸し渋るようになったのは平成2年頃。
大井武蔵野館の平成元年秋の特集以降は、大蔵時代のゲテモノ群は、久しく見ることが
できなかった。1980年代の初め頃は、新東宝の映画は、怪談もの以外はあまり名画座に
かからなかったので、大井では後発の名画座として特徴を出すために、’84年頃から
オールナイトで市川崑特集、巨匠特集、怪談特集などを組み、然る後に昼の番組で新東宝
特集を精力的に開始したのである。大井のプログラムで特筆すべきは、しっかりとした批評性
があったことで、濫作された「面白くない喜劇映画」(喜劇王斉藤寅次郎の抜けがら的作品等)
は、ほとんど上映されなかった。石井輝男の初期作品をまとめてみることができたばかりではなく、
山田達雄、小野田嘉幹、三輪彰、土居通芳、石川義寛といった才能に比して恵まれない境遇の監督
たちの優れた娯楽作品を大量に見ることができ、また撮影の西本正や平野好美、美術の黒沢治安や
音楽の渡辺宙明のスゴさを知ることができた。これを「大井の煽り」とは、ちと言葉がすぎますぜ。
テレビ朝日午前中の放映枠で、わたしにとって一番よかったのは1980年暮れの中川信夫の
「かあちゃん」で、これは中川監督のベストスリーに入る大傑作で、来年の中川信夫生誕百年祭には
ぜひとも大々的に扱っていただきたい。
288 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/29 08:35 ID:LxDseZzI
「かあちゃん」。いい映画だったですね。 伊藤雄之助が、後の今井正「橋のない川」につながる演技をしています。 これと、「地平線がぎらっぎらっ」もそうですが、大蔵がいなくなって 、とたんにまともな作品を作るようになったうちのいっぽんです。 両方とも亡くなった、沖竜次=高州賀忍が出ています。 映画会社が危なくなると、良心作を作るようになりますね。RKOや戦前の 大都映画もそうでした。
289 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/29 09:04 ID:g0NA9Cgz
290 :
この子の名無しのお祝いに :04/04/30 01:30 ID:ur/2wZ08
>>288 怪作にして傑作「地平線がぎらぎらっ」の面白さを、未見の人にどう説明してよいものか、
さっぱりわからない。こればかりは見て頂くより他ない。
助監督はその後、NHKに入社する深町幸男ですね。
>>290 農協や日教組がキップを買ったからじゃないですか? あるいは組合のプッシュとか。
292 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/01 17:10 ID:9d/U8os/
チャンネルNECOで25日に一挙放映した、新東宝作品 観た人いますか? よかったら、感想スレ求む!
293 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/03 13:29 ID:fvbdRbwq
けさ猫で「白線秘密地帯」見た。カナーリ面白かったよ。 赤線廃止後の地下売春のアイデア、よく考えられてるよね。 ただフィルム切れ切れで浅草東宝で見るような感じ。 72分の作品が正味60分弱。クライマックスの大事なところが大幅にトンでいた。 こういうプリントしか残ってないんだろうな。ソフト化できない理由が理解できた。
>>291 組合との交渉の場で「じゃあ、そういう映画を作ってみろ」
公開してから「客が入らんじゃないか」くらいはやりそう…
295 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/03 21:28 ID:UOJpm7Fi
>290 山本薩夫が大蔵をうまく丸め込んだと思う。 大映で「忍びの者」を撮影するときも、原作が赤旗連載小説だったので、 永田に説明するときには「ある地方紙で連載中なので、本になったら持 って来る」と言ってごまかしたそうだ。
>>293 と同じ感想です。やっと見ることができた「白線秘密地帯」!
ラインシリーズと銘打つからには,ここまでやらないとね。さすがNECO。
完全な尺のものが残ってたら,石井監督の傑作が1本増えたのに…
東映の「警視庁物語」に対抗するために制作されたらしいですね。
だからラインシリーズでは,一番正統的な感じがしました。
でも,他の会社ならたいてい事件の裏にあるのは「麻薬組織」だけど,
新東宝はいつも「売春組織」だね。
NECOの「地帯シリーズ一挙放送」のCM、なにげにカコイくない? 葉子タソにぞくぞくするでつ。
298 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/04 09:16 ID:FvqFWRCH
武部弘道の「火線地帯」は、面白さイマイチなんだよね。 しかし、本編がこれ一本だけで終わったらしいのは武部監督の不運である。
299 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/05 06:50 ID:luJAAYNp
出題です。 1、高倉みゆきが全国的に知られるようになった映画の正確な「題名」は? 2、「大蔵貢」はなんと読むのでしょうか? 一つしかできなかった人は「半可通」と認定します。 二つともできなかった人は、unkoして寝てください。
300 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/05 11:55 ID:LXvilguz
>>299 半可通でないあなたに、解答をお願いしておきます。
というか、問題が面白くなさ過ぎ。 マニアックにとはいわんから、面白くして。
302 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/06 00:57 ID:5nFlIwlf
「汚れた肉体聖女」は意外な出来に満足。 「白線秘密地帯」の文太兄ィに、東映ヤクザ映画の伏線 を見てしまうのは『おいら』だけ? 新東宝作品の今後に期待したい!
見そびれていた中川信夫版「地獄」をWOWWOWでやっと見た。 登場人物全員死亡並びに地獄行きの強引さには呆れを通り越して満足。 がっ!地獄巡りシーンのカットのつながりが妙に不自然なんだよ。 だいぶカットされたのか、それとも元々あんなもんなのか?
こーこはどーこのほそみちじゃ
>>303 妙に不自然にカットがつながってるのが
あの映画の魅力だと思うよ
中学時代にホラー映画好きの友達に
すすめたら
「訳がわかななかった!」と不機嫌そうだった
でもあの映画はそういうとこが気持ちいい訳で…
中川信夫「地獄」のあらすじ紹介などに、天知茂を「某仏教大学学生」としているが、 ハッキリ「駒澤大学(がモデルらしい)」と書いたらどうだ? 沼田耀一が泉田洋志をひき殺した翌日の新聞には、「世田谷区上馬4丁目何番地」と 報じられているから、これは、状況証拠でそうなるのではないか? ここは、ぜひ川本三郎先生あたりの御意見を拝聴したいものですな。
307 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/09 01:12 ID:8AgfVvVV
「地獄」の田村役はなんといっても、沼田曜一だけど。 もしも丹波哲郎だったら、霊界宣伝マンとしてのキャリア に一花咲かせたかもしれんと・・・「牛頭」の丹波さん を観ながら思った。この映画で丹波さんが終わりの頃、 ちらっと出てくるんだけど、ただ出てくるだけで、妙な 説得力があり、絵になるんですね。「セリフ」も同じこと を何便も繰り返してるだけで・・・笑える。 セリフもその場で丸暗記してるのが、よくわかる丹波さん らしさが出ているシーン 。
308 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/09 09:53 ID:gOKc3MEP
ここは、ぜひ半可通ではないあなたの御意見を拝聴したいものですな。
おおくらみつぐぃ
310 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/09 14:35 ID:XsCsQEPH
>>306 後半はひたすらぐるぐる回っていてめまいがするねw
俺がみたバージョンは,天知が子供を助けたのか助けないのかわからないうちに
地獄のシーンがばさっと切れてんだが,あれは,最初からああなのか?
ちゃんと助けないと,ラストシーンとうまくつながらない気がするんだが・・・
311 :
306 :04/05/09 21:13 ID:4a1HF8Ko
>>310 わたしが過去四半世紀の間に何度も繰り返して名画座で見たヴァージョンはすべてそうです。
子どもを助けようとして助けられないもどかしさの中でもがいている天知茂と子どもの両者に
「永遠の女性なるもの われらを引きて往かしむ」というゲーテ「ファウスト」の最後の一節
を象徴する三ツ矢歌子のユキコ=サチコが「魂の救い」をもたらすというのが、監督の意図です。
「つながらない」といえば、赤ん坊の乗っている回転する丸い板に飛び乗ろうとして乗れてしまう
というシーンのつながりの方が、さらに不自然だとは思いませんか?
312 :
310 :04/05/09 21:20 ID:XsCsQEPH
>>311 なるほどファウストがモチーフになっているのか。
沼田曜一はメフィストフェレスなんだな。
なんとなく理解できました。ありがとう。
東海道四谷怪談のラスト、全ての悪業を許すかのように微笑む 「岩」の描写にも通じる女性(母性?)による救済のイメージ の双璧かな? グロテスクな描写を積み重ねた果てに、魂の浄化を暗示するか のようなラストシーンを提示する「中川信夫」不思議な映画作 家だった。
314 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/09 22:56 ID:LLURImEE
石井輝男監督のギャング映画初期作品観たんだけど。
315 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/09 23:01 ID:LLURImEE
314です。 すいません、訂正です。 観たんだけど→観たいんだけど
結構ビデオになってるよ。
317 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/10 04:13 ID:9ltQF2eS
地帯シリーズなら今月のチャンネルネコで大特集。
318 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/11 00:51 ID:4JZDbTr4
>>314 あなたのような半可通はこのスレには(ry
319 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/15 06:45 ID:zUmQO0Kd
こんなスレがあったとは、当時が思い出されます。 中卒で荒川区の食肉工場に集団就職し、つらい仕事、寮でのいじめ、慣れない 都会生活の中で、私のたった一つの愉しみは、映画を観ることでした。 そんなある日、浅草の千代田館で、故郷信州の大先輩「大蔵貢先生」が舞台挨拶 をされました。「新東宝はエログロばかりだといわれているが、実際はほとんど 勧善懲悪ものです。皆さんもがんばってください」と。そのあとアトラクションで、 三原葉子先生のスネークダンスがあり、有意義な一日でした。 現在は南千住で、ホルモン料理店を営んでおりますが、社員教育としてビデオの、 「東海道四谷怪談」「地獄」、ほか成功談として「女真珠王の復讐」なんかを 見せております。 当スレの、半可通といわれはしないかビクビクしている皆さんも頑張ってください。(w.
320 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/15 08:17 ID:zUmQO0Kd
>>299 について
1、高倉みゆき、とくれば殆ど「明治天皇と日露大戦争」の皇后役と来ます。
たいがい引っかかります。
2、正解は309の通り。ふつうは「みつぐ」と読むでしょうね。
それでは、今回はマニアックな問題を。
1、前田通子が脱いだせいで、社風がいやになって、他社へ移った大女優の
名前は?
2、高倉みゆきは、大蔵からたくさんプレゼント品を貰っていました。多くは
日本橋高島屋で買ってもらった、指輪、ネックレスの類の装飾品ですが、
ほかに何があったでしょう? カネというのはだめですよ。でもこれ、あんまり
むずかしいので、3択とします。
A,日本橋三越での「日本刀」
B,秋葉原での「電気洗濯機」「テレビ」などの家庭電化製品。
C,神田神保町での「エロ本」
いいんですよ。出来なくても。映画はハートで観るものです。知識を誇るものでは
ありません。いたずらに、「字が違う」とか、「嘘だ」とかいう馬鹿がいますが、
そう言う奴が、一番映画を知らないのです。
好いと思えばそれでいいのです。
321 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/15 08:47 ID:zUmQO0Kd
>>291 「地平線がぎらぎらっ」のはねっかえり「ゼンガクレン」役の
ジェリー藤尾がいいですね。さいごの「柿が食いてえ」のせりふが
なんとも。黒澤「用心棒」、増村「偽大学生」とともに、この時期
よく大監督に抜擢されたものです。
「地平線」は、脱獄囚の逃避行を描いたもので、はらはらドキドキものですが、
バーテン役沖竜次が、女房の万里昌代の浮気癖を心配する演技、というか眼技も
が印象に残ります。
>>314 石井監督が東映に移ってからですが、「花と嵐とギャング」なんか、どうですか。
粋なピカレスクものです。沖竜次も出ています。
322 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/15 09:16 ID:FYgC6w15
>>320 映画は目で観るものです。知識を誇るものでは
ないと書きながら、誰でも知っているような問題の
解答をぐだぐだしてみたり、挙句の果てにクイズを出
すとはなかなか滑稽な半可通ではない方ですね。
>>319 > 社員教育としてビデオの、「東海道四谷怪談」「地獄」、
> ほか成功談として「女真珠王の復讐」なんかを見せております。
これはどうなんだろう…
従業員の反応やいかに…
324 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/15 15:34 ID:pDdW0GC+
>>320 > いいんですよ。出来なくても。映画はハートで観るものです。知識を誇るものでは
> ありません。いたずらに、「字が違う」とか、「嘘だ」とかいう馬鹿がいますが、
> そう言う奴が、一番映画を知らないのです。
> 好いと思えばそれでいいのです。
あなたの言いたいことはわかりますが、間違いを間違いのまま通さない
ことはとても大事なことだと私は思います。
325 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/15 21:57 ID:HIoapvCp
>312 「地獄」は本当はファウストをモチーフにして企画を立てたが、 大蔵が認めなくて「日本の地獄極楽ならよい」ということで、 ああいう作品になったそうだ。
326 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/16 01:03 ID:aY8pPSX9
>>320 誤解かもしれませんが、高倉みゆきは「明治天皇と日露大戦争」には出ていないのでは?
皇后役で出演は「天皇・皇后と日清戦争」ですが。
以前、CSのチャンネルNECOで見ました。
327 :
雪城忠太郎 :04/05/16 01:18 ID:Tk/Wb41A
>>320 で、299の1の方の正解は何なのさ?
野村浩将カントク「戦雲アジアの女王 ザ・ラストクイーン」でいいのかい?
>>319 そういうホルモン料理店にはぜひとも行きたいが、「成功談」が「女真珠王の復讐」なんか
でいいのかな? わたしなら斉藤寅次郎の「誰よりも金を愛す」の方がいいと思うがな!!
差し支えなかったら、店名と住所を教えてほしいものだ。
328 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/16 01:32 ID:22wwWc4n
>>319 昭和40年ごろですが、南千住駅前に映画館2館ありましたね。
大蔵エロ映画やってました(w
山谷の仕事あぶれた労働者のみなさんで盛況でした。
若い人はわかんないと思うけど当時の映画館ってのはとにかくしょんべん臭かった。
場末の大蔵映画やってる小屋には冷房なんかなかったね。扇風機だよ。
みんな貧乏だったけど、日本中希望に満ちてる雰囲気だったなあ・・・
329 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/16 14:11 ID:/qLiDChG
>>326 >>327 お前ら、俺のメッセージが分からないのか?
映画はハートで観るものなんだ。知識を誇るものではないぞ。
お前らみたいな細かい所を突いてくる馬鹿がいるが、 お前らこそ
一番映画を知らない連中なんだ。 俺が「明治天皇と日露大戦争」
が高倉みゆきの代表作だと思っているんだからそれでいいだろ?
>>329 良くない。あんたが一番映画をわかってない。
331 :
雪城忠太郎 :04/05/17 01:36 ID:RzkM0Qng
>>329 クイズの正解の答え合わせを要求することが、その出題者から「一番映画を知らない」と断定される
に至るのは、論理的飛躍以外の何者でもありません。これはトンデモ本筆者のよく使う手ですな。
クイズを出題したり、本を出したりするのでなければ、記憶違いは記憶違いのままでいいのですよ。
332 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/17 19:05 ID:KGCciOfy
>>325 いかにも一般大衆へのサービス優先の大蔵らしいエピソードですねw
あの,「地獄」の不思議なオープニングもやっぱりサービスのつもりなの
ですかな。本編と全然関係ないとこがほんとにシュールです。
「東海道・・・」の端正でみごとなオープニングと個人的に双璧です。
333 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/17 20:50 ID:cO7Zu2kl
>332 その「東海道・・・」のオープニングにも大蔵のごり押しがあった。 最初、義太夫の場面があるが、あれは大蔵の支持。 中川監督は夜道のシーンから始めたかったらしい。
334 :
333 :04/05/17 20:52 ID:cO7Zu2kl
「地獄」や「東海道・・・」のエピソードは、この本に詳しく載ってる。 「地獄でヨーイ・ハイ!」鈴木健介 ワイズ出版
335 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/17 22:21 ID:McjuCLsz
>>331 すまん、何を意図しているのかわからん・・・
336 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/20 18:52 ID:iHWUXKqS
「地平線がギラギラッ」を 私は ほんとーに小さいころ見たんですが 何でか心の奥のほうに 残ってるんですよ あのテーマソングの ジェリー藤尾の ♪ギラギラ〜ギラギラ〜あの地平線が光ってる あそこにオイラの 夢がある〜・・・♪ というメロディと 仲間の何人かが 女をレイプしようとしたんだけど ヤバイことが起こり 途中で物陰から ズボンのチャックを上げながら 出てくる所とか・・ 小さいながら なんか おぼろげに開眼したというか・・・ 強烈なものがキットあったんでしょう
337 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/22 01:16 ID:jV4ByUjw
「地平線がギラギラッ」の音楽は松村禎三で、クラシック畑でも凄い人である。 この人は、中川信夫の「女死刑囚の脱獄」にも印象的なギターの曲をつけている。 TVの特撮ドラマやアニメのテーマで有名な渡辺宙明は、大蔵貢時代の新東宝を 代表する作曲家で、ひとつひとつの曲のレヴェルがたいへん高い。 美空ひばり主演五所平之助「たけくらべ」のテーマは芥川也寸志だが、この曲は その後、NHK大河ドラマの忠臣蔵に使い回しされている。 使いまわしといえば伊福部昭! 怪獣ものの戦車の行進のときの曲が佐久間ダム の工事風景や馬に乗って走る光源氏やモダンダンスの練習をする京マチ子の課題 曲になったりしているのに、いずれもその場面にぴったりとはまってしまうから たいへん不思議である。しかも、武満徹だと四つ音が出てくるまでタケミツだとは わからないのに、伊福部昭は最初の和音だけでそれとわかってしまうから、天才 と言う他はない。ここは伊福部スレではないが、藍川由美「伊福部昭全歌曲」に 収録されていない映画の中に使われた歌曲もCD化を望みたい。ゴジラの芹沢博士 に秘密兵器を使う決心をさせる女学生の合唱や「神坂四郎の犯罪」で轟夕起子が フランス語で歌うヴェルレーヌの「巷に雨の降るごとく」など、名曲ではないか! (新東宝映画の話題からそれて御免!)新東宝の映画での伊福部昭の曲では 中川信夫の「深夜の告白」のテーマと劇中のピアノ曲がすごく印象深かったな。
338 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/22 01:25 ID:f3X6P+QB
>>337 「地平線がギラギラッ」の音楽は松村禎三で、クラシック畑でも凄い人である
↑
ほほう・・・
そんなに すごい方などとは 露知らず・・・
339 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/22 15:27 ID:0bed3RSw
新東宝つぶれたの昭和36年でしたがその後数年に渡りテレビに作品放出されて放送されてたような記憶があります。 当時は映画は格が上で、テレビなんぞはゲスなもんだという雰囲気があり、いわゆる「本編」の名作はテレビじゃあんまりやんなかったね。 新東宝のどうでもいい喜劇をどうでもいい時間にやってたな。
来週、BS2で中川信夫・若山富三郎の「番場の忠太郎」を放映。中川のおおらかで 優しい一面がよく出ている佳作、未見の方はぜひ!
341 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/22 23:05 ID:L7WC1MuI
若山富三郎の 【人形左七捕り物帳】は新東宝でしたか? 晩年の 良いおじいちゃん風の 容貌からは 考えられない 眉毛の引き方でしたが・・・
「人形佐七捕物帖 鮮血の乳房」というタイトルのヤツは、ただたんに、被害者の 若い女性が胸を刺されて殺されていたというだけの話だったな。
343 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/23 10:50 ID:zZuXXAmx
若山富三郎って あの当時 子供の目から見ても 大根でしたよ 弟のほうが ずっと良かった 晩年になって 味出てきた でも あんまりうまい俳優だったとは 思えないけど
344 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/24 01:31 ID:ZH0WS2rz
>>343 しかし、東映ヤクザ映画の熊虎親分なんて、最も魅力的なキャラクターではないか?!
345 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/24 09:03 ID:zqBrh6Cf
た・たしかに・・・ 白塗りの富三郎が こーなったか とびっくりした のを覚えてる
物心ついた時にはああでしたが…
347 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/24 10:39 ID:9Hzm88AC
ホルモン店店主敬白その1 レスありがとう。 レベルが高い方ばかりですね。とてもかないません。 >320の2、「高倉みゆきが、大蔵から貰っていたもの」については、宝石類のほかに、 「エロ本」が正解です。といっても風俗誌の類いではなく、枕草紙、枕絵、谷崎や荷風の 初版本、きこう本です。高倉の母親が、「嫁入り前の娘にこんなものをっ」と怒っていた そうです。その母親が他界した通夜の席で、大蔵は2年越しの2号契約の申し入れを尚も して、やっぱり拒否され、例の「妾発言」になったのです。次の日、高倉はまなじりを けっして、貰っていたものを風呂敷に入れ、日本橋箱崎の自宅からタクシーで本社に 乗り付け、社長室にぶん投げていったそうです。以上は新東宝の社員だった人物から 聞いた話です。 (参考)新東宝本社は、東京駅八重洲口を出て左へいったところ、「鉄鋼ビル」にありました。 名前の由来は、上階に八幡製鉄、中階に小野田セメントがあったからで、新東宝はここの 2階にありました。
348 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/24 11:21 ID:9Hzm88AC
ホルモン店店主敬白その2 ほかの問題については、調べれば判ります。 そもそも出題なんて、僭越な事をしたものです。お許し下さい。 しかし私にはかねてから、不思議に思っていることがあるのです。 つげ義春の漫画って、新東宝の映画に似通っていません? 1、つげさんの初期作品「4つの犯罪」「7つの墓場」は、石井輝男の「5人の犯罪者」と 題名が似てるような。 2、「沼」の冒頭、猟銃による鴨撃ちは、高倉最後の作品「女死刑囚の脱獄」と同じ。 以上は、内容は異なります。しかし、 3、「海辺の叙景」は孤独な青年が、グラマーな美少女との出会いで、母親の呪縛から逃れ られるという物語ですが、少女の初登場の場面に足がない、雨の中少女を待つ青年の 後ろに葬式写真用の黒いリボンが掛かっている、最後の水泳のページの空が荒天過ぎる などの理由で、あの少女は実は亡霊で、あのあと青年は溺死してしまう、という怪談的 解釈が発表直後からありました。そうなると一連の「海女もの」と通じるのではないか。 おなじ房州の、岩場のある海岸でもあるし。 4、難解「ねじ式」と「地獄」との相似性もあります。 死出の旅路か男根か、フロイト的象徴を思わせる蒸気機関車、単線の線路、ぐるぐる回る 果ての無い苦しみ、ねじの如き巨大な回転盤、そして何より少年の顔は映画の中の、沼田庸一に そっくりのような。あの少年の役回りは、われわれをいざなうメフィストフェレスだったのかも。 石井監督がつげ作品を映画化してるのは、このような縁由があったからかもしれません。 これ以上の解析は、頭の好い君に任せましょう。
>>348 > つげ義春の漫画って、新東宝の映画に似通っていません?
どちらも貧乏臭い。以上。
350 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/24 11:57 ID:9Hzm88AC
>337、映画音楽お詳しいですね。 渡辺宙明、「黄線地帯」でのギターの後ろを叩いているようなバラード風のやつ、いいですねえ。 大映で「忍びの者」もやってます。 芥川也寸志、使いまわしの件ですが、雷蔵の「破戒」の曲が「八つ墓村」でも。 伊福部昭、「座頭市物語」でもこの人ですね。佐久間ダムの方は知りませんでしたが、黒部ダムの ニュースフィルムでは、佐藤勝が「用心棒」の元になった曲を使っていますが、これは 有名過ぎですね。 なお、ホルモン店店主を名乗ることはこれ以降はしません。一介の名無しでやりますので、よろしく。
351 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/24 12:03 ID:9Hzm88AC
>349 お前が一番、貧乏臭い。 ついでに口も体も。 ふっ。
353 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/27 00:33 ID:Ftp3bpOu
>>352 ワロタ!!!!!
349は的を得ていると思うがな。
354 :
イヤホ :04/05/27 01:36 ID:e5KV6tNR
それを言うなら「当を射る」だろ
355 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/27 11:26 ID:LUNyRDbP
357 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/28 10:32 ID:W7k+qazv
お前の店のホルモンが一番、貧乏臭い。 ついでにお前もも前の書き込みも。 ふっ。
358 :
この子の名無しのお祝いに :04/05/29 08:36 ID:p18K0LyS
ネタにマジレス
359 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/06 00:15 ID:tIY1XgHP
そろそろCSチャンネルNECOで「地獄」放送age
360 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/21 21:14 ID:AqXTbZQJ
6・24のNECOで「男の世界」をやるよ ハンサムタワー4人全員がそろう唯一の作品だよ。
361 :
この子の名無しのお祝いに :04/06/25 06:44 ID:IXfGB20x
高宮敬二って、どうなったの?
7月の東映チャンネルで放送 『第三次世界大戦 41時間の恐怖』
363 :
この子の名無しのお祝いに :04/07/06 03:21 ID:FihfJQoW
最近出た「最恐ホラー大全 邦画編」とかいう本に石川義寛監督の インタビューがのってるらしいんだけど、読んだ方います? 家の近所の本屋探しても売ってないんで、面白そうならアマゾン かなんかで買おうと思ってるんだけど。
364 :
この子の名無しのお祝いに :04/08/07 12:51 ID:tEep4IJ3
>>362 けっこう面白かった。いかにも低予算ではあるんだが
やっぱり出演者が第二次大戦を知ってるせいなのかなんなのか
リアリティがあるな。加藤嘉とかさ。核戦争起きてますって顔してるよ。
>>365 特撮すごかった?
成田亨氏の本で金門橋が大爆発してるスチルは
見た事あるんだけど、あれが映像になると
どうだったんだろうかと
世界大戦争の各国被爆カットよりはよかったんじゃないかと
思うが
凄いというかなんというか特撮ショットは少ししかないよ 特撮が見たいのなら『世界大戦争』の方をお薦めする
↑オレ365さんじゃないんだ 365さん、366さん、申し訳ありませんでした
369 :
この子の名無しのお祝いに :04/08/11 22:46 ID:LIkdTOEw
新東宝版「戦艦大和」、特撮は当時としてはがんばってる方かな。 思いっきりオモチャ的なミニチュアだけど。
370 :
この子の名無しのお祝いに :04/08/25 18:41 ID:Zyg65h2P
以前、あがた森魚がアルバム「第七東映アワー」の発売を記念して 自身が監督した「僕は天使ぢゃないよ」と「第二東映」作品の上映 を大阪・扇町ミュージアムスクエアでやっていた。「第二東映」に 特に愛着をもっていたあがたの企画だったらしい。「花と嵐とギャング」 なんか上映してた記憶あり。
371 :
大門軍団 ◆QjIAvzsDzo :04/09/02 03:45 ID:QSQTEHvm
>>201 新東宝第二撮影所(富士映画撮影所)→大蔵映画撮影所→閉鎖後、オークラランド
新東宝第二撮影所と富士映画撮影所は別物です。富士映画撮影所は
貸しスタジオだったが、大蔵が乗込んだ後に本格的に製作を開始。
さらにこんな証言も。
ttp://forum.nifty.com/fmovie/studio.htm >『大蔵映画撮影所』
>あのピンク映画の雄・大蔵映画は、元は新東宝であったので、自前の撮影所を世田谷の桜に持っていた。ここで三島由紀夫
>の「憂国」が撮られたのも有名な話。が。ここは解体され、「オークラランド」というスーパーマーケットとボーリング場になってい
>る。筆者が助監督の時、「大蔵映画で打ち合わせがある」というので行ってみたら、そのスーパーマーケットの用務員室に通さ
>れて、カメラがコンクリートの土間に置いてあって……思わず唸ってしまいました。
話が前後して申し訳ありませんが、ちなみにこれが現在の国際放映(東京メディアシティ、TMC)
すっかりTVスタジオに変貌してしまったようです。いまやTV映画の需要もありませんからね・・・。
ttp://www.kokusaihoei.co.jp/studio/about-tmc.html 結局、富士映画の現在の跡地状況は不明のまま・・・。
375 :
786 :04/09/02 11:11 ID:ZSbVyiBF
なんでもネット上の資料だけで探すから不明のままなのです。 富士映画撮影所なんかとっくに解体されていますよ。
376 :
大門軍団 ◆QjIAvzsDzo :04/09/02 20:45 ID:3Ays0QUp
>>375 そのとおりですね。ということで手元にある資料を
見てみましたら、キネマ旬報NO132号に富士映画撮影所
の紹介記事があります。これの前後には独立系撮影所も
紹介されています。
377 :
この子の名無しのお祝いに :04/09/09 10:06 ID:iekQD78Q
↑ 大門さん、この前立川駅で万里さん、見ましたよ。きれいな和服姿で何人かと (いずれも女性)歩いていて、やせた感じで、そのまま歳とったといっていいんじゃ ないかな。
378 :
この子の名無しのお祝いに :04/09/10 23:06:34 ID:4/3ZoUyQ
ああ〜、 necoで「九十九本目の生娘」デジタルリマスター版でも放映してくれないかな。 何度もリクエストしたんだけど(-_-メ)
379 :
大門軍団 ◆QjIAvzsDzo :04/09/13 21:53:08 ID:v/iBrBOQ
>>377 前にどこかのスレに書いたことを覚えておいて下さった
のですね。感謝しております。私も一度でいいから
あってみたいですよ。
371の訂正 初代富士映画撮影所→売却 新東宝第二→二代目富士映画撮影所→大蔵映画撮影所 「太平洋戦争と姫ゆり部隊」が製作着手したころはまだ富士映画として製作。 その後、配給網整備のため大和フィルム(大阪支社だけは更迭) を富士映画傘下に収める。そして「太平洋戦争と姫ゆり部隊」が できたころには大蔵映画となっていた。
381 :
この子の名無しのお祝いに :04/09/16 10:00:09 ID:b0uiVEvS
382 :
この子の名無しのお祝いに :04/09/29 21:08:12 ID:PsLpjXcU
大蔵映画ってまだあるの?
383 :
この子の名無しのお祝いに :04/09/29 21:35:04 ID:l4L/t/Zw
大蔵映画というピンク映画があるね 今は大蔵貢の息子が社長で 全国興行協会の会長。 自民党の橋本龍三郎とは慶応大学剣道部の先輩後輩で懇意
>>383 いつも疑問なんだが、今でも大蔵はそんなにコヤを持っているのか? 大蔵は
不動産で手堅く経営しているから、映画は足の出ない範囲での道楽でしょ?
(何かと祝儀は振る舞うが肝心の制作費は渋いのが、貢時代からの伝統w)
今の大蔵を実質的に仕切っているのはすでにお孫さんでは? 若旦那になってから
撮りやすくなって、大蔵のピンクから佳作が出るようになったと聞く。
小川などは昔なじみのお情けでいまだにしがみついているそうだが。
映画は税金対策でしょうね。
387 :
この子の名無しのお祝いに :04/09/30 23:23:46 ID:s7szjjpm
ホモ映画の大蔵映画は関係ないんですか?
こないだCSで放送してた「スーパージャイアンツ」に國方伝が刑事役で出演。 道三重三として出演していた「恋文」のときより顔がでかくなってた。
389 :
この子の名無しのお祝いに :04/10/16 14:31:29 ID:n0/R89lt
「エノケンの石川五右衛門」見たが、戦前のエノケン映画よりあまれキレがなかったように思えるのは自分だけ?
>>388 それにしても国方伝って、何してるんでしょうねぇ?
「恋文」以外では、小森白の「東京湾の突風野郎」の「マカオのハリマオ」の怪演
ぶりが突出していたように思いますがね。
>>389 それは足の手術後に撮られた映画だからではないですか?
391 :
この子の名無しのお祝いに :04/10/25 21:28:24 ID:UTNM3toq
来月NECOで放送される「犯罪捜査シリーズ」短編群だが、
日テレのドラマを新東宝が買い取って映画館で上映したということなのかな?
jmdbを見ると「製作=日米映画=NTV」になっていて、出演者も新東宝の
俳優は別にしても、殿山泰司・近藤宏・谷幹一・太宰久雄をはじめ、声優と
して知られる山田康雄・大塚周夫や森山周一郎の名前がある。
>>390 上記の短編群の1本「強奪された拳銃」は国方伝が主演?
http://www.jmdb.ne.jp/1958/ch003350.htm
>>391 あのあたりのTV映画は新東宝がカネを出して独立系のスタッフ・監督に作ら
せていたんだと思う。もちろん、最初からTVと劇場の二重売りが前提。
大蔵のことだから深く考えずに「TVも映画もどっちにも売れるからいいじゃないか」
とやっていたと思われるが、TVムービーの先駆的発想とも言える。
さすがに映画界では問題になったそうだが。そんな映画まで発掘してくるとはNECOは凄い。
なんか知らんが、国方伝の消息が気になる
国方伝は「チャンピオン太」「アッちゃん」「忍者部隊月光」などTV出演も していたようです(ググッただけですが)。
>>391 「脱衣室の殺人」の山田康雄は何だか「気弱なルパン三世」という感じだったが、
のちにルパン三世役の声優を決める際に彼の舞台を見た監督が「イメージ通り」
と彼に決めたのが分かるような気がした。大塚周夫も刑事役で出ていて、ルパン
三世と(初代)石川五右ヱ門(またはクリント・イーストウッドとチャールズ・
ブロンソン)が共演しているという点では声優ファンには面白いかも。
「悪魔と拳銃」の方では森山周一郎と大塚周夫の組み合わせが見られた。こちら
の大塚周夫は一転して悪役。
396 :
この子の名無しのお祝いに :04/11/16 18:35:58 ID:xV4B20Ct
新東宝といえば中山昭二の憲兵シリーズがすきだったなぁ、しみじみ。
397 :
この子の名無しのお祝いに :04/12/11 00:20:52 ID:cJq0vcOy
CSでなにげに「黒線地帯」とか「スーパージャイアンツ」とか見てるうちに、新東宝の映画に 惚れますた…。で、とりあえず、「新東宝名画傑作選 DVD−BOX6 怪奇ホラー編」を購入。 面白い!池内淳子、三原葉子、瀬戸麗子。いいですね…w
398 :
この子の名無しのお祝いに :04/12/11 17:46:54 ID:72wTTlx6
新東宝の女優さんて皆肉感的なタイプが多い気がする。 細身の女優さんが思い浮かばない。大蔵貢の好みか。
399 :
この子の名無しのお祝いに :05/01/04 00:20:05 ID:u3dFj5g7
池内淳子は?
田原知佐子(現・原知佐子)も細いと思われ 而して400ゲト
401 :
この子の名無しのお祝いに :05/01/31 23:38:03 ID:uLwdZCKt
原知佐子は東宝作品「黒い画集ーあるサラリーマンの証言」で 小林桂樹の愛人役を演じたが痩せぎすの身体が妙に色っぽかった。
402 :
この子の名無しのお祝いに :05/02/01 13:33:49 ID:L3f9hVTv
北沢典子とか矢代京子とかは、どうなんだ? 中川信夫の「粘土のお面より かあちゃん」の先生役の北沢典子が相手なら、 すべてをささげても惜しくないぞ!
403 :
この子の名無しのお祝いに :05/02/02 18:14:34 ID:7UESjkWg
大蔵以前の新東宝は結構良い作品があります 市川昆の夜香香とか、中山昭二主演の憲兵なんか 古関裕二のBGMですし、ないしろ自由の鐘が鳴り響く 新東宝のトレンドがすきでした。
404 :
この子の名無しのお祝いに :05/02/04 00:58:25 ID:wkF6oiSJ
新東宝時代の市川崑には、やはり駄作もあります。「果てしなき情熱」なんて、ちょっとねぇ。 大蔵貢以前の新東宝の喜劇もまた、どーしよーもない作品が結構多い。斉藤寅次郎監督だって 20分〜30分程度の映画でちょうどよいぐらいのギャグの量を1時間半に水増しした喜劇を 撮っていました。 大蔵時代は、エログロ低予算路線となったことで評判が悪いようだが、生え抜きの若手助監督 を大量に昇進させ、それなりに面白い映画を量産したことも、一方の事実であります。 中川信夫に「東海道四谷怪談」を撮らせ、成瀬や清水宏の弟子であった石井輝男にアクション ものに適性があることを自覚させたことだけでも、大蔵貢を大プロデューサーと称するに値する 軌跡と言えるのではないか、と思います。
405 :
名無シネマ :05/02/10 11:56:22 ID:03to1mQC
今日午後1時、BS2で「大天狗出現」が放送されるよ。
406 :
この子の名無しのお祝いに :05/02/10 19:42:31 ID:odKBgsmV
「早春の泉」観たいのです。 10年以上前から探してます、無理ですか?
407 :
この子の名無しのお祝いに :05/02/11 00:25:51 ID:BuLjwR4w
中川信夫の「思春の泉」のことならん? 数年前にフィルムセンターでもやりましたぜ
408 :
この子の名無しのお祝いに :05/02/12 00:47:29 ID:K0h6DEbI
あっ、そうです「思春の泉」です間違えました。 うー知りませんでした、見落とした残念! 再び上映される日を待つわ。あるのか? あれがとう。
409 :
この子の名無しのお祝いに :05/02/12 00:51:12 ID:K0h6DEbI
>407 ありがとうございました。
410 :
この子の名無しのお祝いに :05/03/06 18:17:53 ID:cJ4E7o4v
子供の頃、神社の境内で観て暫くは独りで便所に行けなくなった映画。 曖昧な記憶ですが、出演者で憶えているのは嵐寛のみ、内容は藩主の 圧制をお上に直訴した百姓の代表(嵐寛)が磔になり家族も処刑され その恨みが藩に及ぶといったもので、怪談物で嵐寛主演なら新東宝かな と思ますが、この映画の題名を存知の方は居られませんか?
411 :
この子の名無しのお祝いに :05/03/06 19:10:07 ID:wbaRQ4F1
>410 怨霊佐倉大騒動 と思います
413 :
410 :05/03/06 21:29:27 ID:6rGeOlKp
>>411 、412
有難うございます。長年気になっていたことがすっきりしました。
かなり古い作品ですね。再見出来れば良いのですがチャンネルNECO
なんかで観れるかもしれないですね。
414 :
この子の名無しのお祝いに :05/03/07 14:45:32 ID:u2ri2ZtR
ビデオで「憲兵」みたけど、岸 恵子って綺麗でスタイル抜群ですね。
415 :
この子の名無しのお祝いに :2005/03/21(月) 12:29:57 ID:+biuWaW2
女王蜂シリ-ズ
416 :
この子の名無しのお祝いに :2005/03/21(月) 22:40:30 ID:TZTyzhDi
<手りゅう弾爆発>解体処理作業中、男性作業員死亡 北海道 21日午後2時50分ごろ、北海道美唄市光珠内の北海道日本油脂で処理作業中の 手りゅう弾が突然爆発した。下請け作業員の古賀秀樹さん(52)が出血多量で死亡 し男性社員(58)が右足などに軽傷を負った。 美唄署や同社によると、手りゅう弾は陸上自衛隊補給統制本部(東京)が爆破処理 を委託した4個のうちの1個。テント内に設けた直径3メートル深さ3メートルの円 形プール内に固定した手りゅう弾に爆破用雷管をセットし、爆破の際は作業員はテント 外に出る仕組みだが、古賀さんらはテント内のプールの脇に倒れていたという。美唄署 は手順に問題がなかったか、関係者から事情を聴いている。 同社は今年1月陸自と契約し手りゅう弾の爆破処理を初めて請け負った。【山田泰雄】
417 :
この子の名無しのお祝いに :2005/04/05(火) 18:18:01 ID:fb24TknK
今週、NECOで「海女の戦慄」やりますね。 前田通子に期待。
418 :
この子の名無しのお祝いに :2005/04/06(水) 00:19:11 ID:pT0t4KF8
海女り期待しすぎないほうがいいぜ!
419 :
この子の名無しのお祝いに :2005/04/09(土) 19:18:01 ID:qIXE/uy6
大蔵時代の新東宝、憲兵物が多かったね、それなりに楽しめたけど。
420 :
この子の名無しのお祝いに :2005/04/10(日) 17:44:35 ID:RIOV3qq5
大蔵映画は、まともな映画って「太平洋戦争とひめゆり部隊」と「明治大帝御一代記」 もっともこの2作も出来は最悪!「明治大帝・・・」なんか新東宝時代の(明治天皇もの) を下手に繋ぎ合せて、新たに安く撮った場面を少しクッツケタだけ!
>>419 それなりだと!(怒
中川信夫の「憲兵と幽霊」がそれなりかい!
お前とはもう口をきかん!
きかん!きかん!
>>421 そんな『憲兵と幽霊』来月NECOで放送☆
初見なので期待大。
424 :
この子の名無しのお祝いに :2005/04/24(日) 02:41:58 ID:xd2guS4M
>>417 前田タソ、メチャクチャ美人(;´Д`)
今もお元気なのかのぉ・・・
425 :
この子の名無しのお祝いに :2005/04/24(日) 07:50:58 ID:vmqfOpmo
>>421 そうそう権柄ずくに言うもんではないよ。
最初の3分の2とラストシーンのチープでとってつけたような展開は、「それなりに」のちの
日活ロマンポルノの傑作群を予感させるような味わいではないか! しかも、天知茂の芝居も
この当時はかなりのムラがあって、あまり出来のよくない方の映画だね。
あの映画は、もっぱら、黒沢治安の美術の冴えを味わうためにあるようなもので、中川信夫の
功績はどうしようもない題材を何とか鑑賞に堪える作品にしたところにしかないんじゃないか?
「 海 女 の 戦 慄 」
427 :
この子の名無しのお祝いに :2005/05/02(月) 00:30:53 ID:ShKgsqwN
アイドルDVDに関わっています。 扇情的なキャッチコピーが飛び交うパッケージ・・・ 大蔵イズムは僕の中に受け継がれている。 (指摘を受けたこともあるしorz)
メーカーどこよ?
430 :
この子の名無しのお祝いに :2005/05/27(金) 23:18:07 ID:tflC03Du
若山
とりあえず保守、NEKOの放送でしか見れんのでな・・・
432 :
この子の名無しのお祝いに :2005/06/27(月) 21:34:46 ID:BINLvjHq
「恐怖のカービン銃」(蟻プロ)、「鉄血の魂」、「女王蜂」を撮った田口哲さんが、 日活時代に撮った「将軍と参謀と兵」をラピュタで見てきました。 新東宝時代と違って凄まじい予算を欠けた映画でした。 で、演出が巧いね。
NECOの「海豹の王」が楽しみ。 あざらしの辰……ってスゴいネーミングだな。
>>433 見逃した…
しかしその次にやった「女間諜 暁の挑戦」は観た。
おもしろかった。セットもいいね。
矢代京子さんは現在は色んなCMでお目にかかれます。通販のカタログなんかにも出てます。 最新は緑効青汁のCM。OA中です。昨日観ました。
436 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/18(月) 11:22:08 ID:fPyubNmC
一般の見方では、新東宝映画は安っぽいだけといったところだろう。しかし、それだけでは無い。 エロとグロ、インチキ臭く、おどろおどろしいまでに「妖しさ」を漂わせた作品ばかりである。 影の芸術ともいうべき映画の持つ、コクというものがあり、ファンは相当に鑑賞眼が高いのかもしれない。 この手の映画は、場末の映画館で観るのがよく、直営館で最も高級だったのが、例の新宿昭和館だった。 地獄、東海道四谷怪談、黄線地帯、と不思議なエネルギーが満ちていた。 東銀座の東劇は松竹の持小屋だが、明治天皇と日露大戦争はここで上映し、今の天皇陛下まで 見に来たのだから、たいしたものだと言わざるをえない。 国際放映が全フィルムを持ってるらしいが、ケチケチしないでテレビに出してもらいたいね。
437 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/19(火) 01:20:59 ID:rd1KiXSC
>国際放映が全フィルムを持ってるらしいが、ケチケチしないでテレビに出してもらいたいね。 って、新東宝倒産時は、TVの放映に回すことで負債をある程度償却したのではなかったか? また、「差別用語」の関係で、あんまり放映できないという事情もあるだろう。 曲谷守平の「九十九本目の生娘」をノーカットで地上波で放映する蛮勇の持ち主はあるかな? ところで、大蔵貢時代も、「エロとグロ、インチキ臭く、おどろおどろしいまでに『妖しさ』を 漂わせた作品ばかり」ではないことを強調しておきたい。大蔵貢時代の映画で現在鑑賞に堪える ものは、そうした「ゲテモノ」が大部分であることは事実だが、ちょっと整理してみよう。 (数字は記憶で書くが、正確には「文化の仕掛け人」(青土社)という本を参照のこと) 東宝争議から新東宝ができて製作された映画は、15年で約450本。そのうち、大蔵貢時代 の映画は、約150本から200本の間だろう。 そのなかで、中川信夫、石井輝男のほか、時代劇の並木鏡太郎、山田達雄、大蔵社長お気に入り の小森白、土居通芳、デビューすぐの倒産で本数の少ない小野田嘉幹、三輪彰、石川義寛、 渡辺祐介といった面々のめぼしい作品を拾っていくと約50〜60本いくかどうかである。 (その中には、中川信夫の「青春無銭旅行」「思春の泉」「ほらふき丹次」等の名作は含まれない) それ以外は、泥臭くてギャグの数が異常に少ない「喜劇」や支離滅裂な展開のメロドラマなど が、結構多いのである。「新日本珍道中 西日本の巻」(近江俊郎、曲谷守平)なんか、 「新東宝10周年記念映画」だが、わざわざTVで放映せんでもよろしいんとちゃいますかな。
438 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/19(火) 06:45:00 ID:4X1UnX/J
>>436 ガイシュツかと思うが、国際放映は新東宝作品を80年代までは普通に劇場や地上波にも出していたし、
ソフトも出ていた。だが諸事情が起こり(権利関係のトラブルが起こったと聞く。
また原版も、「プリントのみ現存」という作品もあり、ネガ・プリントの状態を総点検
する必要があった)、余り外に出さなくなってしまった。
90年代には都内でもスタジオamsぐらいでしかやってなかった。amsは無理を
言って高いプリント料を払ってまで借りていたという。
ご存知の通り、小津・溝口などの有名監督の作品はずっと東宝が所有している。
現在、諸問題もクリアーされたのか、国際放映もDVDやCS等に出すようになってきたでしょ?
関西の地上波では、去年だかにライン・シリーズも深夜に放送したらしいし。
439 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/19(火) 07:05:03 ID:4X1UnX/J
>>437 新東宝の全製作・配給作品は、「写真で見る映画史 懐しの新東宝」(ノーベル書房)
に全リストがあったと思う。
大蔵以前の新東宝は、中堅の良質な娯楽作品・文芸作品を手堅く製作し配給する会社だった。
それでは立ち行かなくなり、大蔵が乗り込んで以降は大蔵好みのわかりやすい速成の
娯楽映画が主流となってしまった。(中川信夫の異色作「かあちゃん」なども、企画段階では
「泣ける映画」ということで通してしまったのだろう。山薩の「人間の壁」
は日教組が切符を買うから)
アラカンのチャンバラにせよ、安手で出来には疑問符がつくものもある。
あくまで、伝説の名作佳作怪作以外の愚にもつかない作品も多かったのである。
>「新日本珍道中 西日本の巻」(近江俊郎、曲谷守平)
観たよ。死ぬほどつまらなかった。大蔵貢と近江俊郎というのも凄い兄弟。
大蔵が才能もない近江に映画を撮らせていたのは、自分の弟に監督ギャラとして
小遣いを渡すためだったんだろうね。
近江でも由利徹のワンマン映画「カックン超特急」などは面白いらしいけどな。
サイトを見るとわかるが、今の国際放映は、TMC(東京メディアシティ)の運営、
スタジオレンタル、TV番組・TVドラマの制作が主業務。
主要株主にも東宝・フジ・関テレ・電通等が入っている。
新東宝時代からの古いステージももう一棟しか残っていないそうだ。
ttp://www.kokusaihoei.co.jp/ 昔を知ってる古い人も、もうほとんどいないのでは? 最近でこそキー局が「コンテンツ、
コンテンツ」と目の色を変えているが、普通の制作会社にとっては、映画・TV
の過去作品の番販なんかあくまで副業務でしょ?
捨てる訳にもいかないし、倉庫に積んでいても倉庫代や税金が掛かるので
売ってるだけ。やってる社員自体は大半はマニアじゃないしな。
それを考えると、近年、封印が解けて再びあちこちに出すようになってきた
だけで奇跡的というか、有難いことだと感じます。
過去のコンテンツ事業は、どの会社でも優良部門ですよ。
>>441 スレ違いですが、確かにNECO(日活)や衛星劇場(松竹)は儲かってるらしいし、キー局各局・NHKも最近は
色々な媒体でのコンテンツ販売に力を入れてますけどね。
キー局や代理店が映画の出資・制作に熱心なのも、コンテンツを押さえるためだしね。
とくに映画は当たれば興収に加えソフト化や各媒体への販売で二倍三倍に利益が膨らむ。
ただ、これは後学のためにお伺いしたいのですが、自社・関連会社でチャンネル
や販売経路を大きく押さえている会社は強いと思うんですよ。
また、自社他社作品含め、幅広いソフトを用意できる会社も強い。CSも狭い
番組しか用意できない泡沫チャンネルは全く伸びていない。
そうではない、普通の制作会社や権利を持っている会社、メーカーははそんなに儲
かるものなんですかね? どうもここがいつも疑問なんですけどね。
例えば邦画各社とCSの場合、東宝・角川は日本映画専門チャンネル(日本映画衛星放送)
に出資、松竹は衛星劇場、東映は東映チャンネル、日活はNECOという関係になっていますね。
今日、中川信夫監督生誕100年の集いが東京国立近代美術館フィルムセンターでありました。 丹下左膳の上映がありました。 若杉嘉津子さん、北沢典子さん、矢代京子さんらがいらっしゃいました。
話が脇に外れるけど、東京ムービーは国際放映の関連会社だったらしいね。 TBSがアニメ制作のために設立した東京ムービーが あまりのザル経営で1作目の「ビッグX」でものすごい赤字を出して 国際放映に再建を依頼したらしい。 そういう経緯があって、東京ムービーの初期の演出家は 当初の母体となった人形劇団系と、新東宝系の実写畑系という 2つの系統があるそうな。 (東映動画も撮影所から出向した演出家が多い)
>>443 まじぃ!関係者のみ? 告知なかったよね?
わしら↓までおあずけかよ!
http://www.momat.go.jp/H17/H17FC.html 11月19日(土)―11月27日(日)
第6回東京フィルメックス生誕百年特集 映画監督中川信夫
Nobuo Nakagawa Retrospective at his Centenary
2003年の清水宏監督特集、2004年の内田吐夢監督選集に続いて東京フィルメックスと共
催し、怪談映画の傑作『東海道四谷怪談』(1959)をはじめ、国際的な評価の待たれる
映画作家・中川信夫監督(1905- 84)の秀作を英語字幕付きで上映します。
446 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/21(木) 20:26:37 ID:sUDFdq8E
先日ラジオで池内淳子さんが化け物の役を演じた映画があったらしいがそれは池内さんが当時男と遊んでいたか何かで仕事をすっぽかしたらしくそれに激怒した偉いさんが罰として化け物役をやらしたと言ってました。「わしの逆鱗に触れたらこういう目にあうぞ!」と言う意味で。
447 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/21(木) 21:06:47 ID:aAVz0yGu
新東宝といえば数年前ぜんじろうプレゼンツで映画を一本作ってたが、あれでメジャー入りでもする予定だったのかなあ?
それは「花嫁吸血魔」の事かな。 あの熊の化け物のような毛むくじゃらメイクの裏にそんな真相があったとは。
449 :
なかがわ しのぶ :2005/07/22(金) 01:28:25 ID:wxbnjncm
>>446 それは、柳沢真一さんとの電撃結婚→スピード離婚のことを指しているのでしょう。
「当時男と遊んでいたか何かで仕事をすっぽかしたらしく」では、不正確にして失礼ですぞ。
>>445 なんで中川信夫だけが「フィルメックス」なんだよ! ひどい冷遇ぶりだね。
稲垣浩、豊田四郎、成瀬巳喜男に比して、ずいぶん手薄な特集になってしまうじゃないか!
中川ファンとしては、次のような試みが最低二つは行われなければ、納得できないね。
@ 右太衛門プロやマキノ・トーキー時代の幻の作品の発掘活弁つき上映
A 「エノケンの頑張り戦術」の74分ヴァージョン(フィルムセンター所有あり)による公開
B 昭和20年代の東映作品の秀作発掘「旗本退屈男 唐人街の鬼」「恋風五十三次」
「いとし子と耐えてゆかむ」「今日は会社の月給日」「江戸の花道」等
C 新東宝作品で20年以上東京の名画座でかかっていないものの公開「さすらいの旅路」
「阿修羅三剣士」「風雲急なり大阪城 真田十勇士総進軍」「ひばりが丘の対決」
D 新東宝崩壊後に大映で配給された「悲しみはいつも母に」発掘上映
E キワモノ・ドキュメンタリー「日本残酷物語」「にっぽんを叱る シャッター0」上映
F 村田英雄や高橋英樹が主演するヤクザものの上映
フィルムセンターなりフィルメックス事務局で、この程度のことは可能ですかね?
>>444 山崎敬之氏の『テレビアニメ魂』にそのあたりのことは載ってましたね
>>449 なぜフィルメックスに回されたかはわからんが・・・。こういう場合、原則として
センター所蔵のプリントしか出さないんだっけ?
まずはセンターにどれぐらい収蔵されているのか? そこが分からないからなあ。
Aこっちのバージョンには英語字幕が入ってないでしょ? だからよく掛かってる短い版(こ
っちは既に字幕が付いている)になっちゃうのでは?
Bこれもまずはセンターにあるか否かだな。ただし、この時代の東映作品の大半はもう残ってないんだけどね。望み薄。
CDEこれらもセンターにあればいいんだが・・・ネガがあれば焼けるが予算はあるか?
F「さくら盃 義兄弟」なら、日活にネガはあるんじゃないかね?
あんまりニュープリする予算もなさそうだし、センター所蔵プリントと各社が持っている
プリントを掻き集めて格好をつけるんじゃないかな?
Aについて言えば、今は字幕はプリントに打ち込まなくても、スライドで出せますね。 だから74分版の上映もやろうと思えば出来る。 他の作品についても、「英語字幕付上映」とあるが、わざわざ字幕を打ち込んだプリント を作らなくても、既存プリントを集めることで充分に対応できる。 「センター内外にどれだけ上映可能なプリントがあるか」+「スライド字幕翻訳費 をどれだけ付けられるか」が鍵になる。当たり前だが。 中川さんは作品数は多いがどれだけ現存作品があるかははっきりしていない。ただ戦前のものも ポツポツ残ってはいるし、戦後も50年代の東映作品を除けば(この時期の 東映作品の大半はネガも残っていない)、ネガ等はあるはず。 新東宝作品でもソフト化されているものもあったし・・・問題はどれだけの 作品がプリントに起こされているのだろうかね?
453 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/22(金) 21:56:14 ID:faObePqv
うちの近所のビデオ屋さんに、昔出たらしい新東宝作品のビデオが ずらりと並んでいて(クラリオンビデオって最初にタイトルが出て きます)、結構、見てます。 いちばんショックだったのは、「大虐殺」という映画(ビデオパッケ ージでは何故か「暴圧」と改題)。関東大震災から大杉栄虐殺事件 を経て、大杉の弟子たちが爆弾テロをはかる筋書きですが(テロリスト 役は天知茂)、何しろ、「朝鮮人虐殺」が画面に出てくるんですから。 警察に裏庭や河原に何百人(?)の女子供を含む朝鮮人を並べてお いて、機銃掃射。しかも、憲兵隊が地震騒ぎに紛れて、アナーキストと 朝鮮人虐殺を「組織的かつ計画的」に実行したように描かれているわ けです。 映画の冒頭には「製作・大蔵貢」とでっかく出てきますし、監督は 「天皇・皇后と日清戦争」の小森白。 大蔵さんはてっきり「尊皇家」(はっきり言えば右翼)だと思って たんだけど、よくぞまあ、こんな企画が通ったものです。 ちなみに大杉栄は細川俊夫、甘粕大尉は沼田曜一でした。
454 :
こもり でもしろう :2005/07/23(土) 01:20:29 ID:R+gBm6PP
>>439 中川信夫の「かあちゃん」は、「大蔵追放後の良心的映画」というスタンスで企画された
作品で、中川監督のベスト5には入る大傑作です。木下忠司の音楽もいいね。
>>449 Bの「恋風五十三次」は、昭和の末に文芸座地下で特集上映が組まれた際に「個人蔵の
16ミリ」を借り出して上映されたことがありますな。これは、見る側の心が温かくなる
傑作。脚本は伊丹万作、主役が河津清三郎と伊藤雄之助で、金語楼のテケレッツのパー
という踊りも秀逸。
Fの「さくら盃 義兄弟」は、20年ぐらい前、横浜野毛のピンクの小屋のオールナイトに
ピンク三本と抱き合わせで公開されたのが最後ではなかったかな。(この時は見逃した)
むしろ、わたしはTVの「牡丹灯篭」(戸浦六宏の悪役が極め付きの名演)や1時間番組を
千カットで撮った「プレイガール」など、テレビ作品も見てみたいと思うね。
>>453 右翼と非共産党の左翼は、実は意外と仲がいいのであります。
>>453 クラリオンはイイのを揃えてましたね。とりわけ『大虐殺』は快挙。
他に『皇室と戦争とわが民族』『静かなり暁の戦場』『姑娘と五人の突撃兵』……
そう言えば1作目の『憲兵』も未DVD化。
456 :
石川技官 :2005/07/24(日) 02:39:31 ID:Q52QoTHC
フィルメックスでの中川信夫特集の「もっとも安直な作品の選び方」を予想してみよう。 昨年の内田吐夢特集で上映されたのは13本、一昨年の清水宏特集では10本だ。 今年は15〜16本上映されるとして、いま、どんな作品が最終候補になっているかの予想である。 まず、怪談ものとして@ 東海道四谷怪談 A 地獄 B 怪談累ヶ渕 の三本は フィルムセンターでも所蔵している「定番」として落とせない。しかし、「亡霊怪猫屋敷」 「憲兵と幽霊」「女吸血鬼」の三本と東宝の「吸血蛾」は、5年前のフィルムセンター所蔵映画 目録には載っていないので、微妙なところ。「怪談蛇女」も、5年前のキネカ大森の回顧上映で ニュープリントされているが、おそらく当落線上である。 つぎに、遺作としてC 怪異談生きてゐる小平次 は、あえて落とさないだろう。 怪談物以外の側面として、まず、D エノケンの頑張り戦術 は、防弾チョッキ人体実験ギャグ がカットされた1時間に満たないヴァージョンが、「英語字幕入りである」という理由で選ばれる だろう。エノケンものとしては、戦後のE エノケンのとび助冒険旅行 は、原作がバニアンの 「天路歴程」だから外人にもわかりやすいだろうという理由で選ばれる。 それから、「文芸もの」として、漱石のF 虞美人草 とG 三四郎 の二本、石坂洋次郎の H 草を刈る娘(思春の泉)I 石中先生行状記青春無銭旅行 豊田正子のJ 粘土のお面より かあちゃん も有力候補である。 チャンバラものとして、K 新編丹下左膳 隻眼の巻 L 八百万石に挑む男 の他は、 M 若様侍捕物帖 謎の能面屋敷 や橋蔵のN まぼろし天狗 現代劇では丸山誠治と共同監督の O 兄さんの愛情 やP 高原の駅よさようなら あたりが有力ではないか。 おそらく、全体構成の7割以上は、このセレクションをはみ出すことはないはずである。
457 :
436 :2005/07/24(日) 11:16:02 ID:JT0vPuK0
盛り上がってきましたねえ。つたないレスによく、応えて下さっています。 実はわたし、>>319のホルモン店店主でございます。 高校時代、随分観ましたよ。不思議に元気が出る作品ばかりです。 「宮田文子」いいですねえ。いつもちょい役ですが、「女死刑囚の脱獄」では、かなり長く艶姿を診せてくれます。 「怪猫亡霊屋敷」での妖艶さといったら、もうゾクゾクしてきます。 2作品とも、中川先生の映画ですよね。 あの「大友純」が、黒澤「用心棒」にでたとき、散々どなられたらしく「黒澤のにはもう出ない、中川さんの方がずっと上だ」 と、怒っていたらしいですね。 ところで、「地獄」の中の、果てしなく続く「線路」の場面はどこで撮ったのでしょうかね。予算があるはずもないので、 千葉県、八日市場くらいでしょうか。 「つり橋」のところは奥多摩だということは分かるのですが。
458 :
436 :2005/07/24(日) 11:23:35 ID:JT0vPuK0
>>453 >うちの近所のビデオ屋さん
新東宝作品をたくさん置いているとは、そこは、どこですか? 社長は相当、映画の面白さを知っている人だと思います。
いいですねえ。
459 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/24(日) 23:38:41 ID:Q52QoTHC
449=454=456だろ? あのコテハン(捨てハンか?)は中川信夫、小森白、石川義寛のもじりじゃねぇか! 次は「Oh noだ!嘉幹」とか「どいみ ちよし」とか「もうりま さき」なんてやる んじゃないか? 456が見落としているフィルメックス上映候補の中川作品を三つばかり挙げてやる! Q 恋すがた狐御殿 ひばり主演で観客動員が見込め、岡崎宏三追悼という理由もたつ。 R 番場の忠太郎 主演は若山富三郎。「小平次」やるならこちらのほうがずっといいぞ! S 月下の若武者 長谷川一夫主演の戦前の作品で、失敗作という評判だが、プリントは現存する筈
460 :
453 :2005/07/24(日) 23:42:45 ID:M+nY4NuW
>>455 『皇室と戦争とわが民族』もぶっとびました。いきなり神武天皇の
東征ですもん^^。で、いきなり昭和時代に切り替わる唐突さと
森師団長を暗殺する青年将校の濃さ(宇津井健、天知茂、菅原文太)。
>>458 西武池袋線大泉学園駅前のサンセットというビデオ屋さんです。
461 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/26(火) 15:58:09 ID:HI7vhB0K
449様へ ラジオのパーソナリティ(確か竹内義和氏)の言葉をそのまま記載したのですが確かに失礼な表現でしたね。申し訳ありません。
462 :
この子の名無しのお祝いに :2005/07/27(水) 01:33:52 ID:1ayoomAg
>>459 きみのIDは456と同じだね。語るに落ちるとはこのことだ。
要するに449=454=456=459なんだろ。
ただ、こうしたアンチ・フィルメックスの粘着的な書き込みで、少しでも企画がマシに
なればいいんだけどね。
>>437 >>439 新日本珍道中などテレビでやってたか?
ところでこれってやるのはいつも西日本ばかりだが「東日本の巻」はすでに存在しないのか?
「明治天皇と日露大戦争」、始めてみたが、 やはり撮影と美術はしっかりしているな。
465 :
この子の名無しのお祝いに :2005/08/15(月) 04:55:50 ID:hY+bXSr0
466 :
この子の名無しのお祝いに :2005/08/15(月) 19:05:40 ID:6MrkSbOl
新東宝は貧乏なわりに美術は凄くうまいよな
468 :
この子の名無しのお祝いに :2005/09/04(日) 10:55:55 ID:yPF1UmA4
子供の頃初めて観た怪談映画が「怨霊佐倉大騒動」、映画のタイトルは 全く記憶になかったが、ちゃんねるNECOの番組表でこの映画かと合点 がいった。神社の境内で上映され、帰りに墓場沿いの道を通ったが その怖さといったらなかった。史実にあたると佐倉惣五郎のとった 行動とその顛末は正に映画向きで単なる怪談映画じゃない感じだ。 その霊をまつる霊堂は年間100万人をこす参詣者でにぎわうとか。
469 :
この子の名無しのお祝いに :2005/09/06(火) 20:54:35 ID:zfci3pcZ
470 :
この子の名無しのお祝いに :2005/09/06(火) 23:24:07 ID:gsf0YCri
それにしても新東宝のDVDのリリース数は異常だよな。 採算とれてんのかな?
471 :
この子の名無しのお祝いに :2005/09/07(水) 00:21:42 ID:lKgflxtn
石井輝男がシンだから花と嵐とギャングのノーカット版見てえなぁ。
472 :
この子の名無しのお祝いに :2005/09/12(月) 02:04:13 ID:Y+5iNR+T
だいぶ前のレスに日映新社のことを聞いてた人がいたけど、日映新社のスタジオは元々、東京映画のスタジオだったが、1960年代半ばに日映新社に売却され、千歳船橋にあった、連合映画スタジオを東京映画が買収した。
474 :
この子の名無しのお祝いに :2005/10/03(月) 03:05:40 ID:OVunp6Ce
11月のフィルメックスの中川信夫特集は、あんまり期待できそうにないな。 プログラムの12本のうち、今はなき大井武蔵野館で見ることのできなかったのは、 「さすらいの旅路」と「妖艶毒婦伝 人斬りお勝」の二本のみじゃないか。 支配人の小野善太郎さんの目の確かさは、いまさらのようにスゴかったのだなぁ。 それでも「女吸血鬼」上映の際に和田孝や国方伝が舞台挨拶でもすれば、多少はマシかな? こちとらぁ、「私刑」や「かあちゃん」のニュープリントに期待するだけだな。
475 :
この子の名無しのお祝いに :2005/10/03(月) 03:46:03 ID:MjhZA21i
高木彬光原作、伊藤大輔脚色、森一生監督の 「刺青殺人事件」を見たことのある人は誰かいませんか? 名探偵神津恭介こそ登場しないものの、かなりの佳編だったそうですが。
476 :
この子の名無しのお祝いに :2005/10/04(火) 03:10:19 ID:VV0SRuXH
フィルメックスの中川信夫特集で舞台挨拶が期待できるゲスト 池内淳子、香川京子、久我美子、北沢典子、三原葉子、宮下順子、矢代京子、山下明子、若杉嘉津子 池部良、泉田洋志、宇津井健、高島忠夫、丹波哲郎、沼田耀一、 石川義寛、桂千穂、黒澤治安、小森白、鈴木健介、曲谷守平、宮川一郎、渡辺宙明 ただし、これはあくまでも可能性であって、事務局はそんなめんどくさいことやらないかな?
477 :
この子の名無しのお祝いに :2005/10/05(水) 00:14:12 ID:p8IqDlf2
>>476 センセ、川部修詩や国方伝、和田桂之助を忘れてもろうたら困りますがな。
NECOで11月から中川信夫の特集やるなあ。
今日はNECOで 18:00怪談 かさねが渕 19:20影法師捕物帖 21:00雷電 22:30続雷電
雷電、ロケの撮影も素晴らしいと思ったら、西本正さんでした。
「粘土のお面より かあちゃん」は主演の二人が演技過剰だなあ。くさい。 NFCの終映後もあちこちでクサイとの声が。
NECOの新東宝最近いいのがあまり無い、個人的趣味だが
出かけてまで見る気にならないものをやってくれて楽しいぞ、俺は。
486 :
この子の名無しのお祝いに :2005/12/25(日) 01:01:55 ID:YXMxDulp
溝花久子 佐々木高丸 久我実子 ・・・・・・・・
>485 他の2本は無問題なだけに変だw 中和伸郎→中村伸郎/高橋稔→高田稔なのだろうけど… 1月にCS衛星劇場で「東京のヒロイン」を放送するようですね
「細雪」 洪水のシーンの特撮が結構リアルだ
NECOで放送した「危し!伊達六十二万石」は歌舞伎調。 1957年だから当時もこういうの少なかっただろうけど、 今見るとかえって新鮮だな。
490 :
この子の名無しのお祝いに :2006/03/04(土) 14:57:06 ID:ZLsu3nS6
ラピュタ阿佐ヶ谷の次回特集は、中川信夫の特集ですよ。 映画は、昨年フィルメックスで上映した作品とほぼ同じなんだけど、 目玉は、大蔵映画で撮ったゲテモノドキュメント『日本残酷物語』! よくプリントがあったな〜。3月23日から3日間しか上映しないのが ちょっと残念だけど…。他にも『ウルトラマンレオ』『プレイガール』 といったTV作品も上映するみたい。トークゲストも、若杉嘉津子、 北沢典子、渡辺宙明、宮川一郎、桂千穂と豪華。楽しみだな〜。
>>489 >「危し!伊達六十二万石」
原田甲斐の立ち回りの場面が「赤西蠣太」に似ていて失笑した記憶あり。
監督の山田達雄としてはオマージュのつもりだったのだろう。
>>490 「日本残酷物語」は大蔵映画の作品じゃないぞ。しばた映画プロ製作、新東宝興業配給だぞ。
沼田曜一さんが亡くなりましたね。 僕が観た新東宝作品では、 「地獄」で天知茂の悪魔のような学友、 「黄線地帯」での吉田輝男の上司で新聞社の編集長役(ちょっとしか出ないが) が印象に残ってます。あと何にでてたっけ?
>>493 昨日テレビで見ました。
映画でしか見たこと無かったからか、テレビの紹介画像は年取ってましたね。
でも、あの目線は若い頃と変わりない。今日「地獄」DVD買ってきました。
ご冥福をお祈りします。
>>493 ウルトラQ にも出てた。
トラックを乗り逃げされた運転手役でセミ人間を銃で撃っちゃうのね。
496 :
この子の名無しのお祝いに :2006/05/28(日) 12:03:30 ID:gWzTID88
age
497 :
この子の名無しのお祝いに :2006/05/30(火) 14:30:09 ID:cHbqNdom
>>493 大蔵貢退陣後に「恋愛ズバリ講座・第二話弱気」「契約結婚」「風流滑稽譚・仙人部落」に出演(「仙人部落」では主演)していた。
498 :
この子の名無しのお祝いに :2006/06/04(日) 15:12:37 ID:e4v2Yb8m
しかし、「恋愛ズバリ講座・第二話弱気」の沼田さんの出番は、最後に一瞬、飲んだくれの 高級官僚役として車から降りて来るシーンだけじゃろうが! 「契約結婚」の野球コーチ役はよかったね。
「スター毒殺事件」でも天知茂に突き落とされて殺された>沼田さん
ぬめぬめと、セリフ回しがよかったね。
501 :
この子の名無しのお祝いに :2006/06/05(月) 18:19:27 ID:AP56qOcw
ブラック将軍(丹羽又三郎)とドクトルG(千波丈太郎)も新東宝出身だっけ
丹羽氏は55年「身代り紋三 地獄屋敷」、千波氏は60年の「大虐殺」でデビュー。
丹羽又三郎といえば「ジャイアントロボ」の敵役スパイダーも有名だが、 ユニコーン東支部長の伊達正三郎も新東宝のスターだったね。
504 :
この子の名無しのお祝いに :2006/06/10(土) 19:12:22 ID:GmGY2gFu
>>503 「ジャイアントロボ」には、鳴門洋二もゲスト出演していたよ。
505 :
この子の名無しのお祝いに :2006/06/12(月) 22:44:47 ID:Lz0Ynkd2
キャプテンウルトラのムナトモ博士(伊沢一郎)も新東宝作品によく出てたね。
506 :
この子の名無しのお祝いに :2006/06/14(水) 08:22:31 ID:Pyt27i8v
今月のNECO「闘争の広場」、好青年然とした若き日の沼田曜一さんにビクーリ
507 :
この子の名無しのお祝いに :2006/06/22(木) 13:43:04 ID:0jeh7D+D
現在、品川区大井町に住んでいるものです。 何年か前までは「武蔵野会館」で子供時代に見られなかった映画を楽しく観賞させていただきました。 嵐寛の鞍馬天狗や千恵蔵の多羅尾伴内などはほぼ全巻見終えました。今では「閉館」されて寂しい思いでおります。 どなたか、武蔵野会館に替わる映画館をご紹介ください。勝手なお願いでスミマセンが宜しくお願いします。
508 :
この子の名無しのお祝いに :2006/08/31(木) 11:40:49 ID:9EWGQuN7
\ 沈んだスレを〜引き上げろっ! クマー♪/ ___ ◎ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)三三( |\\ ∩_∩ ∩_∩||||| || ∩_∩ ∩_∩ | \\ ( ・(ェ)・) ( ・(ェ)・)|||| || ( ) ( ) | \\ (( | ̄U ̄U ̄ U ̄U |||| || ̄c⌒ ̄ ̄c⌒ ̄| )) | \\  ̄UU ̄ ̄UU ̄ ̄|||| ||  ̄ UU ̄ ̄ UU ̄ | | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∩_∩ | ( ・(ェ)・) | ( ̄ ̄UU ̄) | 定 期 A G E  ̄UU ̄ ̄ | :: | 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
509 :
この子の名無しのお祝いに :2006/08/31(木) 15:41:39 ID:/V/s7pl4
>>507 阿佐ヶ谷のラピュタや渋谷のシネマヴェーラとか文芸座。
下北沢にもなんかあったな。
ラピュタは一本づつの入れ替えだから割高。
見る環境を気にしないなら浅草。
510 :
この子の名無しのお祝いに :2006/09/03(日) 19:13:40 ID:PavuGGXq
一昨日TVのワイドショーで 今度舞台で共演する池内淳子との事聞かれた宇津井健が 池内さんとは新東宝のころから良く知っている人ですからと言っていたのが記憶に残った。 地上波で新東宝の名前が出るなんて・・・
511 :
この子の名無しのお祝いに :2006/09/03(日) 19:15:38 ID:x6wJW4UB
512 :
この子の名無しのお祝いに :2006/09/16(土) 22:47:50 ID:b6NU0S7t
ピンク専門の今の新東宝が旧新東宝の社員だった並木さんの設立した会社だから、 間接的な関係があるとは言え、当時、国際放映あたりからクレームはつかなかったんでしょうか? 今でもそうですが、やはり紛らわしいですもんね。 ちなみに、今の新東宝の第1作目の作品と監督、ご存知の方、いらっしゃいますか?
>>512 「日本残酷物語」(1963年)監督 中川信夫
新東宝興業配給 しばた映画プロ製作
514 :
この子の名無しのお祝いに :2006/09/26(火) 06:23:21 ID:eyoBEv/E
丹波さん亡くなられたんですね。 合掌。
515 :
この子の名無しのお祝いに :2006/09/30(土) 11:29:01 ID:PnOSNxls
新東宝出身のスターで存命なのは宇津井健くらい?
菅原文太。新東宝時代はスターじゃなかったけど
高島忠夫
518 :
この子の名無しのお祝いに :2006/09/30(土) 23:11:23 ID:hufdwUGc
金田一の女王蜂を借りたはずがDMMからは新東宝の女王蜂が送られてきた まあまあ面白かったし雰囲気もよかったんだがお話はしょぼいし薄っぺらいねw
高島忠夫ってのは本当に魅力のない役者だな 根っからの善良性の役者というか
521 :
この子の名無しのお祝いに :2006/10/14(土) 15:48:16 ID:L7WWTbKx
509教えていただき有難うございます。お礼が遅れました。 阿佐ヶ谷は一度行った事があり、渋谷に行ってみたいと思います。
『地獄』のクライテリオン盤が発売されたね。
523 :
この子の名無しのお祝いに :2006/12/05(火) 17:17:18 ID:EEW625jC
ニュー東映
524 :
この子の名無しのお祝いに :2006/12/05(火) 20:07:34 ID:Mn0xnntt
中村竜三郎は元気にしてるかな?
>>522 画面中央がずっと白飛び気味になってるし、
粒子も粗くて画質がいいとは言えない。
ただし、予告編と関係者インタビューは貴重だ。
526 :
この子の名無しのお祝いに :2006/12/10(日) 23:45:30 ID:EfVb98cW
直営館を思い出してるのだがどうも記憶が定かではない? 東京だと、用賀新東宝、浅草千代田館、上野にもあったはずだが・・・ あとどこあったかなぁ・・・?
527 :
この子の名無しのお祝いに :2006/12/11(月) 01:59:37 ID:KqQptc8Z
神田銀映座、神田角座(この地区では昭和33年頃上映館が変更) 立花新東宝(墨田区)、 立石ミリオンプラザ(当時の名前は思い出せない) あと早稲田(高田の馬場)にもあったな。 新宿昭和館もそうだが、大蔵の資本ではないと思うが。
528 :
この子の名無しのお祝いに :
2007/01/24(水) 11:19:01 ID:jkhSFg7i 文ちゃん