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この子の名無しのお祝いに:
20年くらい前、築地本願寺境内で蜷川幸雄・演出の野外劇「オイディプス」を見た時、
開演前に境内の片隅でロゴス役の衣装を既に着てスタンバイ中の山谷初男氏を発見。
「『胎児が密猟する時』、大好きです」と声をかけたら、
「ほおーっ、君のような若い人がどこで見たの?」と質問されて、
「名画座で、です。いまでもよく上映されてますよ」と答えたら、
「そうなの? うれしいねえ」と語られたことがあった。
更に20年後の現在もスクリーンで見られるというのは、本当に素晴らしいことだな。
(自分はその後、大陸書房版のビデオを買ったんで、それで時々見返しているけど)