◆　裕次郎にはさすがの俺も負けるな

「懐かし」でも「邦画」でもないが、「弟」やっぱりorzな出来だなぁ…とここで憂さ晴らし。

「弟」、かなり美化されてておいしいんでは？
見ててむかつきますが。

>>288
日活なり裕次郎にまるで関心無かった人が観る分にはいいんだろうけどね。

ちゃんと愛人宅で倒れるのだろうか…

>>289
慎太郎・裕次郎兄弟にとって都合がいいだけの再現ドラマだからね。ほとんど見てないけど、視聴率はいいらしい。

慎太郎の本にはどう書いてあるか知らないが、裕次郎の放蕩の真相は、たんに慶應高校でナメられない
ためだったのでは？　今も昔も企業家・大学教授・医者など、経済的・文化的にはアッパー層が多く、独
特の階層で動いているのが慶應。
たしか慶應に高校から入り、母子家庭になってしまった裕次郎はカネを使ってミエを張らないと
相手にされなかったのだろう。
この兄弟には、うわべのカッコよさとは裏腹の、コンプレックスにまみれた青春を感じて仕方がない。

母とわかりあえず、芸能一家の才女（北原三枝。モデルは渡辺美佐）との関係もどこかもどかしい。
「嵐を呼ぶ男」に顕著だが、裕次郎の不良っぽさとは、そうした素の拗ね者的な性格の
露出そのものだったのではないだろうか？

>>291
原作もそんな感じの事が書いてあるよ。
ドラマはそこら辺を強引に脚色して綺麗に纏めちゃってるから面白くない。

>>292
裕次郎の佳作というと、そうした「拗ね者」「甘えん坊」的な側面が活かされた作品
ということになるのだろうかね？　

お妾さん（新珠三千代）の弟で、貧乏で苦労人だがお人好しのしっかり者「乳母車」、
廃れた博徒一家を建て直そうとする次男坊「明日は明日の風が吹く」、女子高の人気者の
教師だが、同僚でお互い憎からず思っている浅丘ルリ子に頭があがらない「若い人」、、、

たちどころにいくつか思い浮かぶ。やはり往年の日活映画は面白いので、「弟」を見た人が
ついでにそこまで観てくれるといいのだが・・・。

何といっても、渡役の坂口健二が酷すぎて酷すぎてアチゃー