STOP八ッ場ダム・市民ネット
http://s35.gunmablog.net/ 本欄のもともとのテーマは、「八ッ場ダム」建設反対の立場から、その愚を伝えるコーナーにありますことは自覚しております。
昨今の原発問題へののめりこみ様、確かにすぎる傾向にありますが…… その事もまた認めております。
このことにつきましては、それぞれのお立場にての様々なご見解もありましょうが、前政権によって「国策」として強引に推し進められてきた、「原発」も「ダム」も、(厳密には、問題の質と大きさは異なるかもしれませんが)、その「骨格は同じ」と考えてのことです。
それゆえに、一人でも多くの方に、この破たんした原発行政のカラクリの例え、一端でもご理解願えれば、いずれ、本欄の究極の目的、「脱ダムの夜明け」への一助となれるものと信じております。
加えて、原発問題は現在、大変な危機に直面してます。
焦眉の課題です。
子どもたちの未来に及ぶ、命の存続にかかわりかねません。
その上、一か月経ても、震度5前後の余震に何度も見舞われ、群馬の平野部でも思わず戸外に飛び出す始末。屋内にいても揺れているような落ち着かない日々に見舞われています。心身ともに揺さぶり続けられてます。
さぞかし、震源地の皆さまは恐怖の谷間に座される思いのことと、思いはせる次第です。
ほぼ、終日、大規模余震にみまわれた昨日は、科学的解明の糸口もなかった平安時代からの、逃げまどう民衆の阿鼻叫喚の様を描いた絵巻物の世界が、久しぶりに思い浮かぶほどでした。
その意味において、今や、今般の未曽有の大事故には、政治・文化のあらゆるジャンルを含み超えて、この国の問いなおしが、内包されているものと思われます。
いわば、細部の技術的理論をこえての、国民的課題と申せましょう。
(その際、知識面にて、並みの専門家以上の知識があればあるにこしたことないでしょうが……)間違いとわかったら、学び直して認識を改めればよいことと存じます。
多くの国民が、戦時下の国民と同じく、無知であったからこそ、この愚かしい国策を許してしまったのではないでしょうか。
まずは原発問題への関心を高め喚起することにあるもの心得えざるを得ません。
ヒトは学びによって目覚めます。そして、最終的な方向性を定めるのは、その人なりの判断力にかかわるのではないでしょうか。
さて、写真は昨日からほころび始め、今朝は満開となった庭先のボケの花です。
見回したら山椒も芽吹き出して、これから、忙しくなりそう。
おもいっきり、布団も洗濯物も干し、早く春の野で安心して、山菜採りを存分にしたいもの……
八ッ場のセリはどのくらいになっているか、気持ちがもめてなりません。