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ダムにまつわるゲーム
1．ひぐらしのなく頃に
同人ゲームとして2002年に頒布され、2004年頃からヒット。
ドラマCD、コミック、小説版、コンシューマ移植、アニメ化、実写映画化など
メディアミックスされ、原作も売り上げ10万枚を超すなど大ヒットした。

雛見沢村という合掌造りの残る山村にダム建設が持ち上がったところから話は始まる。
雛見沢ダムに対する反対運動の末期、ダム建設関係者が一人殺され、一人が行方不明になるという事件が発生する。
ダム建設はその後すぐに無期限凍結され、村は水没を免れることとなった。
以来毎年6月の決まった日になると、一人が死に、一人が行方不明になるという怪奇が4年連続で続く。
そして、5年目となる今年は・・・

前述の荘川桜でも触れた
御母衣ダム建設に対する「御母衣ダム絶対反対期成同盟死守会」が
モデルになっていると考えられる。

実際に、御母衣ダムから近い白川村や
御母衣ダムそのものも雛見沢ダム工事現場として写真が使われており
ファンによる巡礼のスポットとなっている。

2．僕と、僕らの夏
2002年発売。18禁レーティングの恋愛アドベンチャーゲーム。

自分にとっての、故郷とも言える村が水没することを知った主人公が
その村の最後の夏に訪れるところから物語は始まる。
ダムに沈む村の最後の夏、
その村で繰り広げられる若者たちの青春を描いた淡く切ない物語。

ダム建設と水没というテーマの比重が大きく、ダム好きにもお勧めできるかも

モデルとなったダムはわからないが徳山ダムなどが該当するのかもしれない。