ダム文学

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1川の名無しのように
ダムに関する文学作品・ダムが舞台の文学作品について語りましょう。
とりあえず映画が有名な『黒部の太陽』と、安部公房の異色作『石の眼』あたりから。
2川の名無しのように
もまいら、ちょっと怖い話だから心して聞いてくれよ。
小学生のときさ、家に友達呼んでファミコンやるよな。ファミスタって覚えてるやついるだろ? 野球ゲームだよ。
普通は二人でプレーするんだが、4人プレイもできるのよ。守備とバッティングをそれぞれ受け持ってチームプレ
イするのさ。これが燃えるんだよな。守備でエラーしてしまうとさ、せっかくがんばって点取ってくれたバッティング
のやつに申し訳なく思う。まあ、時々”おまい何やってるんだ”ということで喧嘩にもなるんだが。まあそういうわけ
ででさ当時俺のクラスでは結構はやってた。その日は土曜の午後でさ、仲のいい友達3人ぐらい自分の部屋に連
れ込んでファミスタやってたのよ。土曜の午後って最高な開放感だよな。 ところが、ゲームが佳境に差し掛かっ
てきたところでちょっとうんこがしたくなってきたのよ。でもさ4人でやってるとなかなか抜けられないのだろ。待たせ
るのも悪いしな。 しかも小学生の時ってなんかうんこ行くの恥ずかしいじゃん? まあそれでしばらく我慢してたん
だが、とうとうほんとにやばくなってトイレに行くことにした。ゲームも中断させちゃったしウンコしてると思われたくな
くて超高速でウンコしようと思ったのよ。便座に座って満身の力を込めてウンコを押し出した。その瞬間悲劇はおこ
ったんだ。正直俺は何が起こったのかわからなかった。とにかく肛門に激痛。 激痛なんてもんじゃないぞ、熱い!
 肛門が熱いよ! 何なんだと思って両足の間から下を見ると一面血だらけ。しかもまだぽたぽた血がたれてる。 
そう、切れちまったんだよ、肛門が。普通肛門ってな、ウンコの直径よりも小さいのよ。で、ウンコが出て行くときにウ
ンコに押されて少しずつ大きくなるんだが、あまりにも勢いよくウンコを出そうとしたもんだから肛門の拡大が間に合
わなくて切れちまったのな。ただの切れ痔とおもうだろ? そんなもんじゃないぜ、血の量が。とりあえず立ち上がる
と足の太ももにまで血が滴ってくる。怖くなった俺はトイレにあったトイレットペーパーをありったけ尻に挟んでトイレ
を出るなり、俺の部屋にいた友達を追い出した。まあ友達もびっくりしたろうな、トイレからいきなり尻にトイレットパー
パーあてた下半身丸出しの俺が出てきて”帰れ帰れ”ってぶち切れてるんだから。おれのあまりの迫力に友達はあっ
という間に帰って行った。そのあともさ、出血がとまらないのよ。ちょっとふらふらしてきた俺はソファに横になったとた
ん眠りにおちた。何時間立ったろうか、、、”キャー”という叫び声で目が覚めた。高校生の姉が帰宅したのだよ。何時
間もたったような気がしたが時計を見ると実質30分もたっていなかった。ソファを見るとピンク色のカバーが血で真っ
赤! しかも俺の尻、足、背中、あちこちが真っ赤! まだ出血してるんだ。下半身丸出しの俺は姉に”ウンコしたら血
が出た”と告げると、また猛烈な眠気に襲われて眠った。姉は近くの総合病院の外科に連れて行ってくれたが肛門
科にまわされてそこで5針縫ったわ。しかもかなりの貧血状態ということで色々点滴もされた。 そう、眠くなったと思
ってたのは単に貧血で意識を失いそうになってただけなんだ。 姉が帰ってくるのがもっと遅かったらと思うと今でも
ぞっとするよ。いまでは笑い話にできるが当時はほんとに死ぬかと思ったぜ、まあ、もまいらもウンコするときはこの
話を思い出して、十分気をつけろってことだな。じゃあな。