福島第1原発3号機は■核兵器■で爆破された、と確認?

このエントリーをはてなブックマークに追加
1日本に3度目の■核爆弾?■原発爆発は攻撃だ!?
(0). 3月14日に「キノコ雲」を伴う大爆発が福島第一原発3号機で。次のいずれかである:
1)燃料棒破壊を伴わない爆発「事故」,2)燃料棒破壊を伴う爆発「事故」,3)人為的「爆破」

(1). 1)は、a)水素爆発,b)その他の爆発、だが
1)a).水素爆発単独で当該事態は、爆発の規模と質から有り得ない(※1.超高温)。
1)b).水素爆発以外のメカニズムの指摘もあるが、やはり規模と質で有り得ない(※.2)。

(2). 2)は、a)核爆発,b)水蒸気爆発、c)水蒸気爆発や水素爆発で誘発される核爆発。

2)a).核爆発のみで起きた「事故」、ではもとよりありえない(∵不可能)。
 核爆弾は燃料棒より桁違いに高濃度に精製したものを(さらに衝撃で圧縮し)起爆する、
 燃料棒だけでは最悪でもメルトダウン再臨界するのみ、圧縮されねば爆発しない(※.3)。

側面から閃光が出ており格納容器内で起きたなら容器が破裂していなければおかしいが、
3号機は水棺を検討し得る状況でしかない。故に使用済み燃料プールでしか起き得ないが、
2)b).メルトダウンから水蒸気爆発、のみではありえない。
 最初にオレンジ色の閃光、のため水蒸気爆発のみでは有り得ない(※.4)、規模も不可能。
 そもそも3号機の燃料プールはメルトダウンするような直前の状況でないし(※.5)、
 仮にメルトダウンした核燃料が水に触れ水蒸気爆発したら、その核燃料は爆散する。
2)c).水蒸気/水素爆発の衝撃で核燃料が瞬間的に圧縮され核爆発(即発臨界?)、について。
・水蒸気爆発が起きる前提の、メルトダウンするような直前の状況でないし(※.5)、
・一部で言われる水素爆発(か水蒸気爆発)で核爆発(即発臨界?)を誘発の推定は(※.6)
 「格納容器外で」臨界事故など観測中性子線が微弱なので起きていないはずだし(※.7)、
 仮に格納容器外で(未知の)核反応爆発なら相当量の核燃料が蒸散(※.8)。
つまり、2) は「直後に核燃料の大規模な飛散」が確認されてやっと"万に一つ"考え得る選択肢。

然るに、14日に福島第一で放射性物質の大規模な飛散は起きていないと報告された(※.9)。
これは広域の測定器をほぼ網羅したデータ(と現地の風向風速)に拠り、翌15日には放射性
物質の飛散を確認しており、ほぼ疑問の余地が無い(尚、15日の爆発も飛散を伴っていない)。
従って 2) も有り得ない。

(3).よって、3月14日3号機の爆発は、3)人為的「爆破」 以外では有り得ない。
(0)〜(3)は客観的事実と論理に導かれるもので、ほぼ議論の余地は無い。
「誰が」とか「目的は」とか、常識的な疑念から結論を疑問視するのは、論理的に間違い。

そもそも、「未知の核反応が起きた」でなく「想定外の攻撃を受けた」と推定が常識的。
多くの論者は、3) の選択肢を(意図的に?)排除し盲点のようにしてしまっているため、
起きたはずのない選択肢 2)c) を起きた事にしようと思考の迷路に嵌り込んでいる、
そんな暴挙に出なくとも「1)も2)も無いから3)」と即断すれば良いだけなのである。
(※.9)の指摘は、自ら迷路に嵌り堂々巡りを続けるそのような暴挙に終止符を打ち、
「やはり 2) も無い」
と、あたりまえの正論に回帰させるだけのものでしか、そもそも、ないのである。

「人為的爆破はないから2)」と主観的結論から逆に「想定外の核反応」など追求するのは
議論ではなく暴論空論の類でしかないのである。

3)a).核兵器による爆破、3)b).核兵器でない通常爆薬などによる爆破、
どちらによるのかといった部分から以降に議論の余地があるだけでしかも、

 3)a).核兵器 を否定する材料は現状で乏しい:
 (V).半減期の短い核反応生成同位体が直後に検出されなければ否定材料になる、が
  検出された(核実験監視施設なので小型核兵器由来でも検出する)(※.8)(※.10)。
 (W).14日の爆発規模に相当する核兵器の存在が確認されなければ否定材料になる、が
  「スーツケース核」「バックパック核」と俗称される超小型兵器が実在したと広く報道されて来た。
  この超小型核兵器は起爆時 x).中性子線を発し、y).Puが飛散、とされる事から(※.11)、
 (X).中性子線が観測されなければ否定材料になる、が観測された(※.12)。
 (Y).Puが周辺で検出されなければ否定材料になる、が検出された(※.13)。
 (Z).超小型核兵器の核分裂物質は数kgであり、放射性物質の大規模な飛散の形跡が
  なくとも否定材料にならない(※.14)。

 3)b).通常爆薬 では当該規模の爆発を起こす量(TNTでd単位)を秘密裏に持ち込めない
という現場の事情も考慮すれば、

3)a).核兵器による爆破、なのもほぼ確実、なのである?(指向性の技術は議論が要る。)
(※.1)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2408 週刊ゲンダイ4月11日
3号機の異変は水素爆発ではなかった。福島原発の基本設計を担当した人間は実名で
こう語る。「何かもっと重大な事故が起きている。報告されていないか、あるいは
正確な事態を把握できていないのかどちらかだ」。実はすでに20人以上が大量被爆、
あふれ出す高濃度放射性物質のプール、そして新たな危険が迫る。
◎データは信用できない
「これは・・・驚いたね」福島第一原発の基本設計を担当した米GE社の元設計士・菊地
洋一氏は食い入るように写真を見つめた。菊地氏は福島第一原発6号機('79年運転
開始)工事の現場監理も務めた、原発建屋建築のプロだ。
「同じ原子炉なのに、壊れ方がほかとまったく違う。3号機だけが熱でグニャグニャに
曲がっているでしょう。アメ状に折れ曲がっている。これは、明らかに水素爆発ではあ
りません。何らかの理由で鉄骨を溶かす800度以上の超高熱にさらされ、鉄骨の骨組み
が溶けた。水素爆発では、ここまでの事態にはならない。何かもっと重大な事態が起き、
それがいまだに報告されていないか、誰も正確に事実を把握していないのでしょう」

(※.10)
「高崎に設置されたCTBT放射性核種探知機観測所における放射性核種探知状況(4月23日時点」
http://www.cpdnp.jp/pdf/110427Takasaki_report_Apr23.pdf
3月15-16日の観測 記録中に、高濃度のI-132(半減期2.3時間)、I-135(半減期6.6時間)、Te-129(半減期69分)

(※.12)
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110323-OYT1T00534.htm
中性子線検出、12〜14日に13回

(※.13)
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/28/kiji/K20110328000521720.html
福島第1原発 敷地内土壌からプルトニウム ― スポニチ 2011年3月29日

(※.14)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E6%AE%8A%E6%A0%B8%E7%88%86%E7%A0%B4%E8%B3%87%E6%9D%90
特殊核爆破資材 SADM
(※.2)
http://rightaction.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/3-79a5.html
(略)
1号機の爆発でとても気になる点が一つあるのですが、2分32秒の映像で、爆発の瞬間、
白い円盤のような煙が凄い勢いで爆発の中心から飛び出したところが見えます。
これについて「ソニックブーム」ではないかとの指摘 もあるようです。ソニック
ブームとは、戦闘機が音速を超える際に発生するもので。音速を超えるような空気の
圧縮が生じるには、その前に巨大な圧力がかかるのだそうです。
1号機のように垂直的にソニックブームが生じるのは、縦向きに長い圧力を持つ圧力容器
のふたが飛ばないと、直後にソニックブームが起きるほどの爆発は起きない
という指摘があるそうです。もしもこの指摘通りであるならば、1号機は既に炉心の蓋が
飛んでなくなっており、発表されるデータ以上の大量な放射性物質を排出していること
になりますが、この部分について、私は自分で判断できる情報を持ち合わせていません。
(略)
1号機建屋破壊のメカニズムを推定しました。あくまでも仮説です。
1.使用済み核燃料プールから露出した燃料が核分裂 キセノンやセシウムが気体となって
放出される。
2、建屋上部に溜まる
3、キセノンはセシウムに崩壊して、冬の冷気で冷えた天井に雲のように溜まる。
4、水の蒸気が雲のなかで氷の結晶=雪を生成するようにセシウムが固体に
5、雪が降るように固化したセシウムが大量に使用済み核燃料プールに落ちる。
6、水と激しく反応して爆発。
動画サイトでアルカリ金属の爆発で検索して見れば、煙の上がりかたがほぼ同じですね。
問題は弱い建屋上部を余裕で吹っ飛ばしても 使用済み核燃料プールの浅いほうの厚い
コンクリートをぶち壊す力があるのか?という問題です。

A、理屈はわかりますが納得できません
Q、爆薬や原爆,水爆の音速を超える爆風は衝撃波を伴います。この二つの力で破壊的な
被害をもたらします。が、火薬や水素爆発の爆風は音速を越えません。よって建屋があの
ように破壊される事はありえません。だからこそ理科の実験で実演出来るのです。
また保安院は23日に3、4号機の近くで毎時9百ミリシーベルトの瓦礫を発見したと24日に
発表しましたね。地震と同じで想定外のことが起こったのです。
(※.3)
http://www.wdic.org/w/SCI/%E6%A0%B8%E7%87%83%E6%96%99
核燃料 ‐ 通信用語の基礎知識
自然界にある同位体組成のままのウランを「天然ウラン」といい、核燃料として
使われるウラン235の濃度を高めたものを「濃縮ウラン」という。濃縮ウランも
濃縮率によって区別され、原子力発電では数%程度に濃縮した低濃縮ウランを、
原子爆弾には6N(99.9999%)まで濃縮したもの(高濃縮ウラン)を使用する。

(※.4)
http://africa.ti-da.net/e3377246.html
海外の報道によると、福島第一原発3号機の爆発は、核爆発だったとする見解が多く見られる。
その理由はいくつかある。
1、はじめに閃光が見え、明らかに「何らかが」爆発している。
2、水蒸気爆発と比較すると、噴煙の立ち上る速度と高さが明らかに異なる。
3、何かが爆発したことは明白だが、原子炉は傷ついていない
4、はじめに見えた閃光は建屋側面である
5、側面の爆発=燃料プールからの爆発と推察される
というものだ。

(※.5)
3月15,16日に水が残り、14日に3号機使用済み燃料プールでメルトダウンは有り得ない。
http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/zatsukan/026/026.html
 3号機の使用済み核燃料プールは、危険な徴候を示していた。3月14日、原子炉
建屋で原子炉から大量に放出された水素が原因の大規模な水素爆発を起こした後、
翌15日午前6時14分煙が発生、午前10時22分建屋付近で400ミリシーベルト(0.4
シーベルト)という高濃度の放射線量を検出した。ほぼ人は近寄れない。
3月16日には午前8時34分、10時と連続して大きく白煙が噴出。この時点では
格納容器爆発の恐れも懸念された。10時45分、共用の中央制御室から作業員に
対して退避命令が出された。(「報告書」9/64pから10/64pによる)
 11時14分、白煙については原子炉からのものではなく、使用済み核燃料プールから
の蒸発が多いものと判定されたが、このことは3号機使用済み核燃料プールが危険水域
(人が近寄れなくなるほど危険な放射線量の充満)に近づきつつあることを示していた。
(※.6)
http://25237720.at.webry.info/201104/article_30.html
>...Fairewinds Associates 提供の Gundersen氏のビデオによる解説を見た。
>それは3号機は、はじめに水素爆発が起り、それの衝撃波によって使用済み燃料プール内の
>核燃料の「prompt criticality」が起ったという説明である。
>わたしには十分に聞き取れないところが多いが、一つの重要なポイントは、3号機の爆発では
>衝撃波が音速よりも速く走るデトネーション(detonation)が起っているのが観察されるが、
>デトネーションは水素爆発では生じないものだという点である。
>また黒煙は、ウラン、プルトニウムの核爆発で観察されて来たものだという説明も納得が行く。
>このGundersen氏の説明、どなたかにきちんとした日本語字幕をつけてもらえれば大変ありがたい。
>ともあれ、以下、ぜひご覧いただきたい。
>
>Gundersen Postulates Unit 3 Explosion May Have Been Prompt Criticality in Fuel Pool by Fairewinds Associates
>http://vimeo.com/22865967
>http://www.universalsubtitles.org/ja/videos/2TnNJkefdfyZ/ja/72595/ (日本語つき)
>Fukushima reactor 3 explosion (HD March 14 2011 -Japanese nuclear plant blast)
>http://youtu.be/haUawwm7l4k (オレンジ色の閃光)

(※.7)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1261751472
核爆発とはなんですか
いま、福島第一原発3号機の爆発は水蒸気爆発ではなかったのではないかと言われています。
(略)
>プルトニウム240が引き起こした即発臨界なのかを検証すると、いくつかの矛盾点が生じます。
>確かにプルトニウム240は自発核分裂で中性子源として成立しますが、残念ながら水と言う
>減速材がなければ次の核分裂にいたる核に取り込まれにくくなりますので分裂を継続できる
>濃縮度を達成していない燃料では臨界を継続する事は不可能です。
>さらに万一私の考えをはるかに越える現象で臨界爆発にいたったとしたら、福島第一は
>高速中性子線の嵐です。
(略)
>もし福島で臨界が起こっているとしたら、完全に全員即死です。
>即発臨界でなかった事は中性子線照射が無かった事で証明が可能です。
(※.8)
http://blogs.yahoo.co.jp/mxx941/3984150.html
EU放射線委員会委員のクリス・バスビー教授インタビュー
>司会:水素爆発ではなくて核爆発だったとしたら、それはどのような意味をもつのですか?
>バスビー教授:大きく変わるわけではないですが、問題となるのは、
> 爆発と同時に膨大な放射性燃料が蒸発して拡散していまったということです。 ←←
> だから周りは非常に高い放射能濃度になっていることでしょう。
> またメルトダウンの問題がありますね。そしてまだ核分裂し続けていると
> 我々は理解しています。もしかしたら容器自体に裂け目があるのかもしれません。
> 一日に100テラベクレルの放射性物質が放出されているのです。
> これは本当に深刻な問題です。チェルノブイリも核爆発でした。
> 数週間前にベルリンで報告されていますが、キセノンの同位体の測定量から ←
> して、今回のも水素爆発ではなく核爆発であるということが示されています ←

(※.11)
http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0405_2.htm
原水禁ニュース2004.05号 ウラン核爆弾とプルトニウム核爆弾
★現在の技術ではどれくらいの核物質が必要か
...中程度の技術でも、1.5キロで核爆弾が製造できることが明らかになった
とのことです。高濃縮ウランも3キロで核爆弾が製造できるとの計算です。

http://www.asyura2.com/0601/war81/msg/285.html
小型核爆弾の起爆にはFCG
...ウラニウムを使った小型核爆弾というのは、瞬間的に複雑な「元素転換」を経て
破壊力を発揮するということのようです。 そして、起爆には「水爆」反応とFCGs
(Flux-Compression (explosive) Generators)を使って中性子線を発生させると。
FCGというのは、やはり「電磁爆弾」の起爆メカニズムです。これには、レーザーは
必要なかったりします。威力はまた、この文によれば「数トンから数百トン」で
「燃料」の大きさは「ピンポン球」程度とあります。このような小型核が使われた
としたら、トリチウム濃度が上昇して、一時的に大出力の電磁波と中性子線が出て
周辺の電子回路や生き物にダメージを与えるでしょうね。
しかし、同時にプルトニウムの濃度も上昇するということでしょう...
(※.9)
http://plixi.com/p/97983710 3号炉を核爆発で(マテ
>【3月14日に3号機で核爆発は起きてない】
> 福島第一の放射線モニターで検知されず,当時北風にもかかわらず,
> 福島第二でも検知されていない.こんなに「こっそり」と核爆発は起こせない


(3月14,15日に第一原発敷地外で感知された空間線量は、爆発でなく、ベントによる)

http://blog.livedoor.jp/hn33jp/archives/51601569.html
不定期通信 : 3月14、15日に二号機で何が起こったか? (1)
...14日午後から15日の朝にかけて、下図に示した4地点での空間線量率を...
(図)
第一原発から約20km離れた第二原発で第一波の放射線が感知されるのが、15日の午前
0時であり、第二波のピークが同午前2:30分、第三波のピークが同午前4時である。午前
0時の福島原発近辺では、地表の測定で、無風か1m/s程度の弱い北風しか吹いておらず、
第二原発にたどり着くまで2時間程度はかかっていると推定される。
 二号機において、爆発があったと報告されているのが、午前6:15分であるので、この
放射性物質の放出は明らかに爆発によるものではない。 ←
6:15分の爆発による放射性物質の放出は、第一原発敷地内では甚大な線量を発生させて
いるが、周囲ではこの爆発に由来すると考えられる空間線量の増加は私が調べた範囲
では見つけることが出来なかった。つまり、気体状態で放出され関東一帯に広がった
放射性物質は爆発に由来するものではなく、それ以前の何かによって放出されたものである。 ←
http://blog.livedoor.jp/hn33jp/archives/51603742.html (2)
...福島第一原発からは、3月14日の深夜から15日の早朝にかけて、気体状の放射性
物質の大きな放出が3回あったと考えられる。これが関東地方で3月15日に認められた
空間線量の増加の原因
...この放出された放射性物質は、当時の弱い北風に乗って、福島第二原発周辺をそれ
ぞれ15日の午前0時、午前2:30と午前4時頃に通過している。
 一方、福島第一原発ではドライベントが15日の午前0時頃から数分間行われたと報告
されているが、これによる放射性物質の放出ピークは、当時の風速から考えると福島
第二原発を午前2:30に通過したもの...