ロシアは昨夏、観測史上最高の高温熱波にみまわれ、小麦生産量全体の1/4にあたる耕地が壊滅し大規模な森林火災に見舞われたがその森林火災真っ只中
のモスクワを脱出し、北極海上の島にある露独共同研究所を訪れ研究者たちと温暖化問題について意見交換した。
プーチン氏は2003年に「2℃から3℃の温暖化は、ロシアにとって望ましいことだ。毛皮のコートは必要なくなるし、農作物の生産も向上するだろう」と
述べて科学者らを驚かせた過去がある。
マンモスの絶滅についてのエピソードで気候変動に対応するためマンモスが離島へ移住したことを例にあげ、「われわれはどの島へにげたらよいのか、
教えてもらえないかね」と冗談まじりに尋ねた。
ロシアは既に日本固有の領土であった北方四島にロシア国民を移住させている。
今は亡き橋本前総理とエリツィン前大統領が北方四島変換の交渉を始めたのは西暦2000年になる数年前の頃のことだっただろうか。
エリツィン氏は幾度となく「ロシアへの投資が進んでいないではないか!」と声を荒げ、結局北方四島は返還されなかった。
何か心に引っかかるものがあるなと思いつつこの世紀の会談を眺めていた。
ロシアの領土的野心については歴史を見れば明らかであり、果たして経済協力などのような一定の経済援助と自国の領土とを天秤にかけるものだろうか
という疑念を抱いていた。
もしかするとロシアの真の目的は、まさに移住先ひいては自国民の海外殖民戦略として日本を狙い定めていたのではないだろうかという疑問が浮かんで
くる。
開国以来因縁の関係であった両国が突然領土返還交渉をし始め、とんとん拍子に変換が実現すれば自分のように何か"ウラ"があるのではないかと勘ぐる
人もいるだろう。
そうでなくとも現実問題として今現在北方四島に住んでいる住民の問題や、それに関係する様々な軋轢が起こり得るであろう事は容易に想像できる。
もしかするとだが、現段階では変換するつもりなのではなく、この因縁の関係にある両国の首脳が直接会見して領土返還について話し合っているという
事実を全国民に周知することこそに本当の目的があっ
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