【捏造・詐称】アニリール・セルカン9【疑惑噴出】

このエントリーをはてなブックマークに追加
949Nanashi_et_al.
「Y」氏について、近年になり内科専門医会誌等で名前を頻繁に目に
し、彗星のごとく現れた行動に疑問を感じ、調べたところ不審点多々あ
り、参考までに連絡する。氏は平成2年に医籍登録されており、同年より慶應大学病院にて研修
を行っていたようだが、研修は強制的に辞めさせられた。原因はアスピ
リン喘息患者での誤診であったそうだが、それが直接の原因ではなく、
そのカルテを隠匿したことが医師にあるまじき行為として処分されたと
の事。母校の藤田保健衛生大学の呼吸器科にて更に一年研修を行い、その後
、同学の基礎医学系大学院へ入学し平成9年に同大学院を卒業。大学院
在学中、横浜のアオキインターナショナルとの紳士用品店にて、産業医
として勤務する傍ら、同会社の社内診療所を健康管理センターとして登録
し、院長として勤務。平成9年に同社の派遣社員として、米国ハーバード大学へPostdoctal
fellowとの身分で所属。客員講師との事実は無し。氏の行動に関して最も疑問を感じた点は、以上の経歴において集中し
て臨床研究、もしくは症例報告が英文のみにてなされている事である。
1996年以前の論文は大学院在籍中のNagatsu氏指導による論文である事
は明白である。 1998年以降現在に至るまで、短期間の間に氏の第一著者としての報
告が多数あるが、その中に、慶應大学もしくは藤田保健衛生大学の指導
者らしきものの名前が見当たらない。名前を連ねているのは、氏と同年
代で呼吸器とは関係の無い者ばかりである。アスピリン喘息の患者の症
例を集めるのに、企業の診療所だけでは不可能に近く、ましてやロイコ
トリエン等の測定も不可能である。アスピリン喘息と言えば、氏が研修
を行った藤田保健衛生大学の呼吸器科から報告が多いが、医局在籍中に
一方も報告が無いのは極めて不自然である。更に不自然な点は、199
7年に藤田保健衛生大学大学院を卒業しているにも関わらず、その後の
論文で自らの所属を藤田保健衛生大学にしている。仮に在学中に溜め込
んだ症例としても、所属していた研究室のNagatsu氏の名前が無いのは不
自然。