榎木英介
(NPO法人サイエンス・コミュニケーション代表理事)
http://www.seikawakate.org/cuvette/2004/kenkyuhi6.html 若手研究者向け研究費の問題点
先日、Science誌から 取材を受けた。
だが、こうした研究費が研究室全体の資金に加えられ、研究費を取得した若手研究者自身が
自由に使用できないケースが多いという[詳しくはJapanese system buries the individual researcher(壇 一平太 : Nature, 423, 221, 2003) 参照]。
また、ポスドクの所属によっては科研費などに応募できない、COEのポジションが非常勤扱いのために
研究費の応募資格を失ってしまった、などという制度的な使いにくさを指摘する声も多い。