【疫病】NIID 国立感染症研究所【伝染病】A

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524Nanashi_et_al.
■ようやく麻疹排除?
【感染症と人の戦い】国立感染症研究所情報センター長・岡部信彦 2010.3.10
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100310/bdy1003100405000-n1.htm

>ところが、その“1000年来”の付き合いに、間もなく終止符を打てるかもしれない。
平成21年、日本の麻疹罹患(りかん)者数が、おそらくは史上初めて1000人を切り、
741人となった。日本ではつい10年ほど前には20万〜30万人もの発生と、年間
100人前後もの死亡があったと推計される。当時すでに南北アメリカ、隣国の韓国で
は麻疹排除を成し遂げており、「日本は自動車だけでなく麻疹も輸出する」と何とも
不名誉な揶揄(やゆ)を受けてきた。

>ただ、ここで油断してはいけない。麻疹は空気感染で広がり、感染力は強い。予防
接種を怠る人が増えると、すきができ、再び感染が広がる。毎年、95%程度の接種率
を保てば、患者発生はほぼゼロに抑えられる。SSPEの親の会の人は言う。
「皆さんの予防接種がこの先、子供や孫の代がSSPEになるのを防ぐのだ」と。

>今、公費接種できるのは1歳と就学前の5〜6歳、中学1年・高校3年生相当の年齢だ。
特に高校3年生では3〜4人に1人が今年度はまだ受けていない。対象年齢の人は、
3月中に駆け込みで、ぜひMRワクチンを受けていただきたい。その接種が、自分の身
だけではなく、クラスメートや恋人、ひいてはまだ見ぬわが子も守るのだから。


抗体保有(感染経験済み)に関係なく、ワクチン接種しろってさ。