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ハクチョウの餌付け お断り 福島市要請に野鳥の会
10月31日6時12分配信 河北新報

 鳥インフルエンザ感染防止策として今冬、市民にハクチョウの餌付け自粛を求める福島市から、群れの分散を
防ぐための餌付け実施を要請されていた日本野鳥の会福島支部が要請を断っていたことが30日、分かった。

 市が餌付けを求めていたのは、毎年1000羽ほどのハクチョウが越冬する阿武隈川のあぶくま親水公園。餌付
けを全面的に中止した場合、ハクチョウが分散し、感染確認時の状況把握が困難になることなどが理由だった。

 福島支部には自主的に行ってきた餌付け自体に反対の会員もおり、「万が一会員が感染したらどうするのか」
「これを機にやめた方がいい」などの意見が続出。理事会の協議で中止が決まり、27日に市へ伝えた。

 これにより、親水公園の餌付けは全面中止となる。公園のハクチョウが市内のほかの場所に移動する可能性
があるため、市は各所に感染注意を喚起する看板を設置する。

 福島支部の鈴木滋事務局長は「餌付け中止の声は以前から上がっていた。今後は本来の自然保護団体として
飛来地の環境整備に取り組むなどして、見守っていきたい」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081031-00000003-khk-l07
81Nanashi_et_al.:2008/11/02(日) 21:54:21
鳥インフルエンザ:感染防止へ、餌付け・接触を制限−−ハクチョウ飛来地 /福島
11月1日14時0分配信 毎日新聞

 県内各地の白鳥の飛来地で、鳥インフルエンザ感染防止のため、餌やりを禁じたり、柵やロープで池など
への立ち入りを禁じる動きが広まっている。

 白河市表郷梁森の「大池」では、同市が立ち入りを禁じる看板やロープを設置した。大池には84年以来、
白鳥が飛来し、多い年で約500羽が羽を休め、市民が餌を与え白鳥に親しんできた。今季は10月15日に、
15羽の初飛来が確認された。

 市はこのほど開いた鳥インフルエンザ対策の庁内会議で、「野鳥に直接触れ合うことによる感染の恐れを
否定できない」とし、白鳥に近づかないよう呼びかけることを決めた。担当者は「万が一を考えての措置で、
給餌は市職員らが分担して続ける」としている。

 また福島市は、「あぶくま親水公園」(同市岡部)で白鳥の餌付けの中止を決め、阿武隈川沿いに柵を設置
した。同公園では20年以上前から、白鳥への餌付けが行われ、多い時は約1000羽に上り、昨冬は約16
万人が公園を訪れた。

 今季は公園利用者と白鳥の接触を避けるため、川沿い約150メートルに高さ約80センチの柵を設け、餌の
自粛を求める看板も設置した。

 矢吹町の大池公園でも、町が積極的には餌を与えない方針を決め、町への餌の提供申し出も今年は断わ
っているという。

 日本野鳥の会福島支部の鈴木滋事務局長は「鳥インフルエンザの発生が国内で確認された以上、餌付け
の中止はやむを得ない措置。ハクチョウとの接触は極力避けてほしい」と話している。【和泉清充、西嶋正法】

11月1日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081101-00000158-mailo-l07