2008/11/9 日曜日 陸奥新報
藤崎の白鳥まつり中止 鳥インフル感染防止で
県が野鳥などの高病原性鳥インフルエンザ感染・拡大を防ぐため、県内全市町村にハクチョウな
どへの餌付け自粛を要請する方針を示したことで、藤崎町で毎年2月に開かれていた白鳥まつり
(藤崎町商工会主催)が、今年度から中止されることになった。
白鳥まつりはハクチョウの町・藤崎をアピールしようと開かれ、前年度で30回を数える。前年度は
先着300人に無料でハクチョウの餌が配布されたほか、雪上運動会などのイベントが人気を呼び、
毎年1000人以上が訪れている。
町商工会の鎌田幸春事務局長は「毎年多くの方が来てくれるのはうれしいが、取り返しのつかな
いことになってからでは遅いと判断した」とし、「もし鳥インフルエンザが収束したとしても、今後、われ
われが主体となって祭りを行うことはないだろう」と述べる。
同町は県の餌付け自粛要請で、イベントが行われていた平川の白鳥ふれあい広場に自粛を呼び
掛ける看板を設置する。広場を管理する町の小杉利彦企画課長は「看板は近々設置する。町民の
楽しみを奪うようで申し訳ないがやむを得ない」と話している。
餌付けの自粛に加えて白鳥まつりが中止されることについて、白鳥を守る会の浅瀬石福治会長は
「とても寂しいが、町にはトキワ養鶏もある。最悪の事態を考えれば自粛は仕方ない」と残念そうだった。
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/11/4218.html あるある「人獣共通H5N1ウイルス感染」(笑) 人騒がせで罪作りな狼少年学者衆もいたものだな。