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Nanashi_et_al.:
東北大は4日、初代の「ディスティングイッシュト(優れた)プロフェッサー」に教授25人を任命し、
片平キャンパス(仙台市青葉区)で辞令を交付した。25人は東北大の「看板教授」として、大学のPRに一役買う。
任命制度は、専門分野で卓越した業績を挙げ、大学の評価を高めた教授に贈る称号。業績に見合った評価と処遇で、
優秀な人材の確保と組織の活性化を図ろうと導入された。
認定教授には月額10万円を支給するほか、研究費の配分で優遇する。任期は原則として3年。
各部局長の推薦を受けた教授を、理事や外部識者による選考委員会が審査。加齢医学研究所の川島隆太教授(48)
=脳科学=や、電気通信研究所の中沢正隆教授(55)=超高速光通信=らを選んだ。
井上明久総長は「教育研究の推進と社会貢献において先導的な役割を期待したい」と激励した。辞令を受けた医学系
研究科の大隅典子教授(47)=神経発生学=は「専門の脳科学の研究で、東北大の名を発信できるよう頑張りたい」と
述べた。
3氏以外の教授は次の通り。(敬称略)
浅川照夫(高等教育開発推進センター)内田龍男(工学研究科)大谷栄治(理学研究科)大野英男(電気通信研究所)
岡芳知(医学系研究科)小林隆(文学研究科)小柳光正(工学研究科)佐藤英明(農学研究科)佐藤滋(国際文化研究科)
佐藤源之(東北アジア研究センター)寒川誠二(流体科学研究所)庄子哲雄(工学研究科)辻村みよ子(法学研究科)
寺崎哲也(薬学研究科)照井伸彦(経済学研究科)平間正博(理学研究科)前川禎通(金属材料研究所)
水野健作(生命科学研究科)水原克敏(教育学研究科)宮下徳治(多元物質科学研究所)
宮本明(未来科学技術共同研究センター)吉野博(工学研究科)
2008年04月04日金曜日 河北新報